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【サポート優先】キマイラを野球から連れてって(作者 背腹かえる)
#キマイラフューチャー
#猟書家の侵攻
#猟書家
#ドーラ・ワルダー
#キマイラ
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これはサポート参加者を優先的に採用するシナリオです(通常参加者を採用する場合もあります)。
●
キマイラフューチャーのとある一角。
幾重にも並んだ観客席に、まばらな感じで座るキマイラたち。
その眼下のマウンド、怪人たちが何かの試合をしていた。
「食らえ! 魔球・ナインピンストライク!」
怪人の投げるボーリング玉がピンをなぎ倒しながら地面スレスレを飛翔。
「ピンによる攪乱など我がディフェンスの前には無意味!」
怪人が独特の構えを見せると、その手の中にボーリング玉が吸い込まれ――。
「見よ! スリーポイント打法!」
重量のあるボールが綺麗な弧を描き、観客席を粉砕する。
大きな電光掲示板が輝くと、3点分の得点が入ったことを映し出す。
壊れた席から転げ落ちたキマイラ。擦り傷など気にも留めず興奮した様子で叫ぶ。
「にゃー! 生で見る野球はすごいにゃー!」
……野球?
そう。
このキングブレイン球場では、新規怪人野球チーム『ドーラボンテージ』の試合が行われていた。試合なのに1チームしかいないしそもそも野球のルールもめちゃくちゃだがそれを指摘できる知識を持ち合わせた者はいなかった。
「ゆけい、『下僕怪人』ども! 試合を盛り上げてキマイラどもを集めまくるのです!」
対戦相手のいないベンチに、監督の高笑いが木霊した――。
●
「みんなは野球に詳しい? ちなみに私はよく知らないけど雰囲気で応援する!」
フェアリーのグリモア傭兵ネミ・ミミーニーズ(f00595)は、お手製の応援グッズを振り回しながらグリモアベースを飛び回っていた。
それはそれとして、事件だ。
様々な世界に侵攻する『猟書家』たち。
キマイラフューチャーにて、幹部の1人『ドーラ・ワルダー』はキマイラたちを攫って悪の怪人へと改造しようとしている。
「今回の怪人は『スポーツ観戦』でキマイラたちを集めて大量誘拐を企んでいるわ!」
スポーツ観戦なんて動画配信でいいじゃん、というキマイラたちを言葉巧みに野球場に誘い出し。観客席を埋め尽くすキマイラたちを一気に下僕怪人にしようというわけだ。
既に怪人たちの手によって野球場は占拠され、ばら撒かれたチラシでキマイラたちが集められ、今まさに野球の試合が始まろうとしている。
「怪人たちは野球場に陣取って野球の試合をしているわ?」
『球技ボーイズ』たちは専用のユニフォーム、という名のボンテージ風衣装で野球風のパフォーマンスを行っている。一般的な試合とはだいぶ雰囲気が違うが盛り上がってキマイラ集まれば敵の作戦が成就してしまう。その前に割って入り、怪人たちを排除するのだ。キマイラフューチャーなのでキマイラたちを盛り上げるように派手に戦った方が優位に立てるだろう。
怪人たちがやられると。
今度は『ドーラ・ワルダー』が乱入してくる、――ベンチから。
「計画を邪魔されたドーラはなりふり構わず無差別級野球で猟兵たちを打倒してキマイラを誘拐していくつもりよ!」
鞭でホームランくらいなら打てるらしい。普通に戦ってもいいし、雰囲気に合わせて野球っぽく戦っても構わない。
「野球のルールとかおかしいけど気にせずぶっ飛ばせばいいわ! 審判とかいないし!」
雰囲気で野球する戦場に向けて、ネミは転送の準備を始めた。
背腹かえる
これはサポート参加者を優先的に採用するシナリオです(通常参加者を採用する場合もあります)。
プレイングボーナス(全章共通)……キマイラに応援される(ちなみに戦力はゼロです)。
野球っぽいことをするとキマイラたちは盛り上がってくれます。(ちなみに野球のルールはわかっていません)
●ご挨拶
背腹かえるです、よろしくお願いします。
キマイラフューチャー猟書家戦。フラグメントは集団戦、ボス戦。
第1章、集団戦『球技ボーイズ』。
マウンドに立って野球っぽいことをしています。
野球せず通常の戦闘で排除することも出来ます。
第2章、ボス戦『ドーラ・ワルダー』。
キマイラの大量誘拐を狙う猟書家幹部です。
今回はキマイラを集めるために野球をしています。
プレイングボーナス(全章共通)……キマイラに応援される(ちなみに戦力はゼロです)。
それでは、よろしくお願いします。
第1章 集団戦
『球技ボーイズ』
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POW |
●野球怪人・ウェポン
【野球兵器】で対象を攻撃する。攻撃力、命中率、攻撃回数のどれを重視するか選べる。
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SPD |
●バスケットボール怪人・ジェノサイド
【バスケットボール攻撃】を発動する。超高速連続攻撃が可能だが、回避されても中止できない。
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WIZ |
●ボウリングピン怪人・リフレクション
対象のユーベルコードに対し【ボウリングピン】を放ち、相殺する。事前にそれを見ていれば成功率が上がる。
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👑11 |
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴 |
種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
大成功 | 🔵🔵🔵 |
成功 | 🔵🔵🔴 |
苦戦 | 🔵🔴🔴 |
失敗 | 🔴🔴🔴 |
大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
ルドラ・ヴォルテクス(サポート)
それは亡霊。
オブリビオンを狩りに現れ、狩が終わると忽然と姿を消してしまい、捉える事はできない。
もう肉体的な終焉は迎えた筈だが、その意志が、平穏な世界を破壊する者に終わりを告げに再臨させているのだと言う。
戦闘は嵐のように激しく、されど、無言のまま、生前のものと思しき武器やUCが振るわれる。
復興の妨げになるものがあると、力を振るい障害を破壊するが、たちまちの内に砂塵の向こうに消え、言葉を発する事はない。
主な武器は生前所持していた武器類、ユーベルコードは制限なく使用可能。
※ 他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
どこか虚ろな気配を纏う猟兵、ルドラ・ヴォルテクス(終末を破壊する剣“嵐闘雷武“・f25181)。
呑気に野球観戦と盛り上がっていたキマイラたちも、ルドラ放つ不思議な空気に静まり返る。
そんな空気を打ち破るよう、ピッチャーマウンドに立つバスケットボール怪人が叫ぶ!
「よく来たな猟兵よ! これからお前と俺で世紀の野球対決を行うのだ!」
熱い叫びにも無言のまま、ルドラはバッターボックスへと進む。
バッターボックスに立ったルドラは、『タービュランス』を構える。『タービュランス』、乱気流を意味する風の機構剣。その気になれば、怪人もろともボールを粉砕することも容易い。だが、ボールが消えてしまっては野球にならない。今回は定められたルールでの戦いに合わせ、力を調節する。
「生命よ――」
ルドラが小さく囁く。その声が聞こえたかはわからないが、怪人は大袈裟なアクションでバスケットボールを取り出す。
「俺のドリブル魔球。その奇妙なバットで捕らえることが出来るか!」
いうが早いか怪人はボールを投げるのではなく、ドリブルしながらルドラに突進。
野球なのかバスケなのかわからない状況! だが細かいことは気にするな! ボールさえ打てば点が入る!
ルドラはボールに狙いを定め、振りかぶった。刃が風を斬る音が響くも、その太刀筋がボールに触れることはなかった。
空振り――? のはずが、ボールがキャッチャーミットに吸い込まれることはなく。突如マウンドに巻き起こった暴風がボールを包み込み、その軌道を捻じ曲げてしまったのだ。
「ば、ばかな!? 風の力だけでホームランにでもしようというのか!?」
驚愕する怪人。しかし、打球はまだホームランと決まったわけではない。
「ゴール前にカットすればいいのだ!」
怪人が自慢の脚力でマウンドを走るボールの影に追いつき、跳ぶ。そんな怪人の背後で、ルドラは再びタービュランスを握る。そう、今度は戦闘の構えで。
「――我が敵を討つ意志よ! 今こそ破滅と死を象らん!」
ルドラは、【解き放たれし力(アストラ)】の力を開放する。狙うのは、怪人。ボールと、ボールの頭部を持つ怪人が、荒ぶる風に舞いあげられる。
「ボールは捕った! あとは……、あとは着地するだけ……! うおおおー!?」
怪人はボールを抱えたまま飛んで行き――。球場にはホームランを告げるアナウンスが響いた。
湧き上がる観客に見送られ、ルドラは静かにベンチへと消えていった。
成功
🔵🔵🔴
川村・育代(サポート)
バーチャルキャラクターの悪霊×ゴーストキャプテン、12歳の女です。
普段の口調は「 年相応の少女口調(あたし、~くん、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、偉い人には 慣れない敬語(あたし、あなた、~さん、です、ます、でしょう、でしょうか?)」です。
普段は明るく元気な性格で年相応の考え方、行動をします。
戦闘では自分から積極的に攻撃するよりは呪詛で自爆させたり、同士討ちさせるなど、相手をおちょくるような戦い方を好みます。(Sっ気があるようです)
ユーベルコードは状況に応じて使用します。
エキストラ感覚であらゆる状況で使い倒して頂いて大丈夫です。
描写に関するタブーは一切ありません。
多数の怪人がひしめく危険なマウンドへ。不釣り合いな1人の少女、川村・育代(模範的児童・f28016)が、歩みを進める。
あまりにも多勢に無勢。こんな状態で試合になるのだろうか、と観客たちが見守る中、育代は1つの提案を行う。
「ちょっといいかな?」
「なんだ? 命乞いか?」
圧倒的に優位な状況。怪人たちは余裕を見せている。
「野球はチームでやるものだよね?」
「チーム……?」
育代の言葉。野球といえば9人対9人のチームで対戦するのが一般的だ。だが育代は1人、それに対し怪人は9を遥かに超える大人数が待機している。
なるほど。なるほどなるほどつまり……。
我々怪人チームで1人の猟兵を囲んで――。
「そっちはいっぱいいるから、あたしのチームに9人来てね」
「なにぃ!? なぜ我々がわざわざお前のチームに行かねばならんのだ!?」
「なんでって、あたしたち同じチームでしょう」
「……そうでしたっけ?」
「そうだよ」
上手いこと育代に言いくるめられてしまい。怪人チームと怪人チームの試合が行われることになってしまった。
「さあ! 相手チームを甲子園球場の砂にするのよ!」
「うおおー!」
新しい監督の元、妙なテンションで暴れだす育代チーム。
「待て! 野球とは思えない物騒な煽り文句が聞こえたぞ!」
「平和な試合じゃ盛り上がらないよ!」
「そうだ! 俺たちの監督の言うことにケチつけようってのか! いい度胸だ!」
声を上げた相手怪人に対し。育代チームの怪人はグローブを捨てながら駆け寄り、ボールの形の頭を力いっぱい殴りつける。
「おおっと、相手チームの暴言に選手がキレたー!」
先ほどまで監督としてチームを率いていた育代。いつの間にか撮影用のドローンを片手に怪人を囃し立てる。
「いくら野球でもいきなり殴るのはおかしいだろう!?」
「乱闘も野球の華だよ! 暴言には拳だよ!」
勢いのままに、暴力に訴えようとする育代チーム。
「ええい! こうなってはこちらもやるしかない! この殺人ボーリング魔球で――」
「凶器はダメだよ! 乱闘は拳で!」
「なにー!?」
勝手に乱闘にされた上に、武器まで取り上げられて一方的に殴られる怪人。
や、やってられねえ!
何が野球だ!
こっちも拳でスポーツマンシップ見せたらぁ!
あれよあれよという間に。猟兵と怪人による野球の試合は、いつの間にか怪人だけが入り乱れる大乱闘へとすり替わっていた。
そんな争いを、育代は安全なベンチから撮影していたという。
成功
🔵🔵🔴
ロザリア・ムーンドロップ(サポート)
オブリビオンの脅威から戦後世界を守ることを主軸としてグリモア猟兵の活動をしているため、自らも機会があれば依頼に出向きたいと考えています。
「この事件を解決すれば、また一歩世界の平和に近づきますね!」
「せっかく取り戻した平和を脅かすなんて許せません!」
UCは全て設定しています。
技能・装備はご自由に。
基本的に頑張り屋。戦闘スタイルは魔法をメインに使いますが「困った時は殴ればOK」とも思ってます。
なので接近戦も案外こなすオールラウンダー。
ぷるぷるしたもの(スライムとか)はとても興味を示します。
葛藤しながらも事件解決のために我慢して攻撃するでしょう。
ただしエロ・グロ系はNGで。
「この事件を解決すれば、また一歩世界の平和に近づきますね!」
ロザリア・ムーンドロップ(薔薇十字と月夜の雫・f00270)は、愛用の杖『クレセントブレイカー』の先を観客席に向ける。
「ホームランで試合を盛り上げますね!」
ホームランを予告する可愛らしい少女。ちょっと不安そうに見守る観客。それもそうだろう。何せバッターが構えているのは野球のバットではないのだ。
「ハハハッ、そんなおもちゃじゃホームランはどころか内野ゴロにも届かないだろう!」
ロザリアの手にしているのは、三日月の魔法石が目を引く魔法の杖。きちんとホームランが打てるのかどうかは疑問の残るところである。
「打てますよ! 」
懸命にアピールするロザリア。どんなに可愛くアピールしても、打率がよくなるわけではない。そう、スポーツの世界では結果が全て。実際にホームランを打ってみせるしかないのである。
「なら見せてもらおうか! 魔法の力で俺のストライクを打ち取るところを!」
ボーリング怪人はストライクパワーを野球ボールに込め、投げた! 高速で回転するボールから白いオーラが放たれ8つのピンが現れる。
「9つのピンを全て打たねば9アウト! 3回裏まで消し飛ぶがいい!」
「大丈夫です! ボールがいっぱい飛んできたならいっぱい打てばいいのです!」
1つの杖でも9回振れば9ヒット、簡単なことだ。しかしそこで問題になるのは9回杖を振る時間。
ロザリアは飛んでくるボールに向けて【サイキックブラスト】を放つ。高圧電流に晒されたボールたちは、その場で一瞬動きが止まる。
「行きます! 全力ホームランです!」
魔法の杖がいい音を響かせ、止まったまま宙に浮くボールを打ち上げる。続けて、野球のヒットとは違う音を響かせ、ボーリングのピンも次々と観客席の向こう側へと飛んで行く。
「これで一気に大量得点です!」
「1打席で9点……、いやこのスコア表示はストライクの……!?」
驚愕する怪人の視線の先。
得点を示す電光掲示板には、野球の試合では見られない不思議なマークが表示されていた。
成功
🔵🔵🔴
大豪傑・麗刃(サポート)
一人称は『わたし』『麗ちゃん』
右サムライブレイド左日本刀(試しで使ってみたがやはり刀はエンパイア産の方がすぐれているのだ)の二刀流+随行大剣
スーパー変態人時は右サムライブレイド+日本刀、左バスタード+ヒーローソードの四刀流
それらを持っていなければ適当に
大軍を前にいろいろ考えるが結論は「全員やっつければ(斬れば)いいのだ!」
ユーベルコードは基本MS様にお任せだが決まらなければ
ネタ可なら優先度高い順に
ネタキャラとしての矜持>鬼殺し>変態的衝動>絶対零度氷河期到来>わたしのネタを聞け>ギャグ世界の住人>自爆スイッチ>もっと愉快に追いかけっこ>鬼面フラッシュ
ネタ不可なら
剣刃一閃>スーパー変態人
「野球?」
大豪傑・麗刃(23歳児・f01156)は、ベンチで神妙な面持ちをしていた。どう見てもまともに野球をする顔ではない。
呼び出されてここまで来たのはいいが、いろいろ考えるのは面倒だ。スポーツとかややこしすぎる。もっとシンプルにいこう。
「知らん! 全員やっつければいいのだ!」
そう叫んで、明らかに戦闘用な獲物を手に、マウンドへ上がろうとしていた。
「おい! これは野球だ! 」
怪人が麗刃を呼び止める。
「いいのだ! 盛り上がればそれでいいのだ!」
麗刃の叫びに、面白ければ何でもいいキマイラたちが賛同する。
「ぐ……。でも野球要素は必要だろう!」
何とか食い下がろうとする怪人。
「そう言うと思ってこれを用意したのだ」
そんな野球要素のために麗刃が用意したのは、とある特徴的なオープンカー。ボールやバットなどの目立つ装飾に、1段高い後部座席が存在感をアピールしている。野球の試合で選手を送迎するために使われるリリーフカーという乗り物だ。
「これに乗って斬る、野球要素」
座席に立ち乗りで刀を構える麗刃。
「それは、本当に、野球要素、なのか?」
麗刃と、サムライブレイドと、剥き出しの闘志と、リリーフカーを順番に指しながら怪人は問う。しかし、車が発進してしまうと、観客席のキマイラたちは勝手に盛り上がってしまう。面白ければ細かいことはいいのだ!
「どけどけどけどくのだぁ~!! 三者凡退になりたくない奴は引っ込んでるのだ!!」
運転手不在のリリーフカーが急加速。ユーベルコード【ひき逃げ】の力だ!
「こうなっては仕方ない! ディフェンスフォーメーション・外野!」
野球怪人が守備に就く。外野いっぱいに展開し個々の怪人の距離を開ける、1体がやられても他の怪人がフォローする構えだ!
「無駄なのだ~!!」
リリーフカーの勢いを乗せたサムライブレイドがバット諸共怪人を真っ二つに斬り割く。その攻撃、麗刃の硬直を狙って背後から別の怪人が迫る。
「甘いのだ!」
リリーフカーの反転に合わせて日本刀で背後の怪人を迎え撃つ。あっという間に2アウトだ!
「接近は危険だ! 別の手で行くぞ! あいつがピッチャーマウンドを離れた隙にボールを確保しておいた!」
思い出したように野球要素に戻る怪人。ピッチャーが暴れていても、ボールさえ打ってしまえばこっちのものだ!
「今更遅いのだ。もう何もしなくても麗ちゃんの勝利は確定なのだ!」
麗刃との攻防に気を取られた怪人たちは知らなかった。その背後から自動で敵を斬るもう1つの刃、随行大剣が忍び寄っていることを――。
「落ちてるボールでも打ってしまえばホームラ――」
ボールを打つ直前、背中を斬られ、崩れ落ちる怪人。
3アウト!
成功
🔵🔵🔴
バルタン・ノーヴェ(サポート)
「バトルの時間デース!」
雇われメイド、バルタン! 参上デース!
アドリブ連携歓迎デース!
普段の口調:片言口調(ワタシor我輩、アナタ&~殿、デス、マス、デショーカ? デース!)
得意な技能:【一斉発射・焼却・武器受け・残像・カウンター・受け流し】デスネ!
遠距離ならば、銃火器類の一斉発射や各種UCによる攻撃が有効デース!
近距離戦闘なら、ファルシオンで白兵戦を挑みマース!
敵の数が多いor護衛対象がいるならば、バルタンズをお勧めしマース! 数の有利は得られるデショー!
状況に応じて行動して、他の猟兵のサポートに回っても大丈夫デス!
迎撃、防衛、襲撃、撤退戦。どのような戦場でも参戦OKデース!
頑張りマース!
「試合の時間デース!」
自前の野球チームを引き連れてやってきたのは、バルタン・ノーヴェ(雇われバトルサイボーグメイド・f30809)。
連れてきたチームは、『ミニ・バルタン』9体のバルタンズ。これで野球が、出来るのかなぁ? だいぶサイズが足りないように思えますが。
バルタンズの1体が、バッターボックスに立つ。
「フ……、そんな小さなバッターが俺の球を打てるもんかよー!」
野球怪人の鋭い投球。ボールはバルタンズの頭上をすり抜け、キャッチャーミットに突き刺さる!
そして――。
ボールッ!!
どこからとなく、そんな声が響いた。
「ボールが高すぎるデース! もっと低く投げるデース!」
ストライクゾーン。野球の投球は所定の空間を通過しなければならないことになっている。本来であれば、真っすぐ投球すればよい。だが、今回のバッター、通常サイズなバッターの膝下ほどの身長しかないミニ・バルタンのストライクゾーンは極めて狭く、そして地面スレスレなのだ。ストライクの難易度高いのではないでしょうか?
「え……? あ、ハイ」
事態を把握した野球怪人は困惑の表情を浮かべる。
ここで、ピッチャー交代。野球怪人を下がらせ、ボーリング怪人がマウンドに立つ。
「そちらがその気ならこちらも合わせよう! ボーリングならレーンを転がってもストライクになる!」
「なんデスと!?」
野球の投球は地面についちゃいけないけどボーリングなら転がるものだししかも重いボールならあの小さいバッターのおもちゃみたいなバットじゃ打てないはず!
「ナラバ! バルタンズ! 年俸アップデース!」
バルタンの宣言。その瞬間――。
「バルーッッ!!」
バッターのバルタンズが叫ぶ! ついでに他のバルタンズも集まってくる! 凄まじい気迫がバッターに集い――。
「1人では打てないボーリング球も、9人集まればより強固になるデース!」
「おい! バッター9人ってなんだ!?」
「ボーリングデース!」
「なにぃ!?」
9体のバルタンズが、1つの打球を打つ。鈍い音を響かせ、ボーリング球が重力から解き放たれた。
重量級のホームランが観客席を破壊する一方、もう1つ衝撃の展開が発生していた。
「まてまてまて、9人走るな!」
先ほど集まったバルタンズが、みんな一緒にベースを1周しようとしている。
「バルバルー!」
みんなで打ったのでみんなで走ります。と、言わんばかりの抗議。
「あ、ハイ。もうそれでお願いします」
この回、猟兵たちの謎の大量得点で締めくくられたという。
成功
🔵🔵🔴
リカルド・マスケラス(サポート)
『正義のヒーローの登場っすよ~』
装着者の外見 オレンジの瞳 藍色の髪
基本は宇宙バイクに乗ったお面だが、現地のNPCから身体を借りることもある
NPCに憑依(ダメージはリカルドが請け負う)して戦わせたりも可能
接近戦で戦う場合は鎖鎌の【薙ぎ払い】と鎖分銅の【ロープワーク】による攻撃がメイン
遠距離戦では宇宙バイク内臓の武装で【薙ぎ払い】や【一斉発射】。キャバリアもあります
その他状況によって魔術的な【属性攻撃】や【破魔】等使用
猟兵や戦闘力のあるNPCには【跳梁白狐】で無敵状態を付与できる
また、無力なNPCが大人数いる場所での戦闘も彼らを【仮面憑きの舞闘会】で強化して戦わせつつ身を守らせることも可能。
「野球は見るより参加するものっすよ~」
――と、リカルド・マスケラス(ちょこっとチャラいお助けヒーロー・f12160)が緩い挨拶をしていたのは少し前のこと。
キマイラたちを野球に参加させるべく、事前にユーベルコード【仮面憑きの舞闘会】で仕込みを行う。
「これ何なのにゃ?」
リカルドの分身である狐面を頭に乗せ、不思議そうな顔をする一般キマイラの皆さん。
「野球観戦にはこういうグッズも必要なんすよ~。それに今ならなんと! これをつけたファンのみんなも試合に参加出来る特典付きっすよ~」
「にゃんと!」
言葉巧みにキマイラたちをスカウト、もとい狐面を渡すリカルド。この面を渡しておけば、一般のキマイラでもリカルドと身体能力を共有して怪人たちと野球を行うことが可能となる。
「さあ、楽しい宴の始まりっすよ!」
リカルドの力を宿した狐面のキマイラたちが、野球に参加すべく続々とマウンドに雪崩れ込む。
「待て待て待て多い多い多い」
観客の乱入は、百歩譲って許そう。だが野球は通常1チーム9人で行うものだ。なんだそのキマイラたちは! 優に100を超えているぞ!
「そうっすね。これだけ多いと折角参加したのに打順回ってくるまでお待たせすることになるっすから、今回はみんなで守備をよろしくっすよ~」
「待てといったのはそういうことではな――、ああもういい! やってやる!」
向こうが大人数で来るならこちらもボールを増やす。一部は防がれようとも全て凌がれなければこちらの大量得点だ!
「奥義! 超増える打球!!」
野球怪人が打ったボールが、空を覆わんばかり勢いで分裂する!
「皆さん、ボール取り放題っすよ~」
「わーい!」
キマイラたちは我先にと、ボールに飛びかかる。大勢のキマイラが好き勝手に飛び出すのを、リカルドは仮面を通して器用に制御する。
「あれだけのボールをすべて防いだだと……」
「まだボール取ってないにゃ! 追加にゃ!」
「ええい! 言われなくとも!」
追撃の野球ボールの雨! 追いかけるキマイラたち!
試合よりもファンサービス。そんな攻防が幾度となく繰り返され――。
「はあ……、はあ……。皆様お楽しみいただけたでしょうか?」
ようやく、参加したキマイラ全員に野球参加記念のボールが行き渡ったらしい。
「野球楽しいにゃー♪」
笑顔のキマイラ。それを見て静かに何かを悟る怪人。
「野球の……楽しさを――」
力尽きた怪人が、砂となってサラサラと崩れ去っていった。
こうして、猟兵と怪人たちの野球パフォーマンスは好評のうちに幕を閉じるのであった。
成功
🔵🔵🔴
第2章 ボス戦
『ドーラ・ワルダー』
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POW |
●わたくしにひれ伏しなさい!
【鞭】が命中した対象に対し、高威力高命中の【踏みつけ攻撃】を放つ。初撃を外すと次も当たらない。
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SPD |
●下僕達、やっておしまいなさい!
戦闘用の、自身と同じ強さの【力自慢の下僕】と【テクニック自慢の下僕】を召喚する。ただし自身は戦えず、自身が傷を受けると解除。
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WIZ |
●こうなったら奥の手よ!
自身が戦闘で瀕死になると【巨大なびっくりメカ】が召喚される。それは高い戦闘力を持ち、自身と同じ攻撃手段で戦う。
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👑11 |
🔵🔵🔵🔵🔴🔴 |
種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
大成功 | 🔵🔵🔵 |
成功 | 🔵🔵🔴 |
苦戦 | 🔵🔴🔴 |
失敗 | 🔴🔴🔴 |
大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠ガジル・コリアンダー」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
歓声を上げて盛り上がるキマイラたち。
スイッチ1つで地下に落とされて下僕怪人に改造されるとも知らずに。
猟書家『ドーラ・ワルダー』が、ベンチから立ち上がる。
「――って何やってたんだいアンタたち!」
怪人たちがいない。キマイラたちを盛り上げるだけ盛り上げて、猟兵に負け、甲子園の砂になって消えてしまっていた。本来の目的を忘れて、野球だけして消えてしまったのだ。
「まったく、そんなことだからいつまで経っても故郷に錦を飾れないのですよ!」
ドーラは手にした鞭を振るう。弾かれたボールが飛び跳ね、誰もいないピッチャーマウンドへと落ちた。
「野球の時間は終わりです! キマイラも猟兵もまとめて連れ帰って改造して差し上げましょう!」
レパル・リオン(サポート)
こんにちは!あたしはレパル!またの名を『魔法猟兵イェーガー・レパル』よ!よろしくね!
お祭りとかイベントとか友達と遊んだりとか、とにかく楽しい事大好き!
あたしが戦うのは、怪人(オブリビオン)から人々と平和を守るため!そのためなら、ケガをしたってかまわないわ!
(強敵相手だと少し怯えるが、表には出さないように努める)
得意なのは肉弾戦!ダッシュで切り込んだり、ジャンプやオーラ防御でよけたり、激痛耐性でガマンしたり、怪力パンチ&キックでぶっ飛ばしたりするわ!
ユーベルコードに怪人の弱点属性を組み合わせてパワーアップさせたりもするわよ!
頭を使うのは苦手かな。でも、パワーとスピードでなんとかするわ!
「あたしはレパル! またの名を『魔法猟兵イェーガー・レパル』よ!」
何者かの声が響く。
「誰だい!?」
自分しかいないマウンドで、ドーラ・ワルダーが猟兵の姿を探す。
次の瞬間――。
マウンドにスポットライトが集まり、炎の輪が出現する。その輪をくぐり、炎の中からレパル・リオン(魔法猟兵イェーガー・レパル・f15574)が出現する!
【変身(レパル・トランスフォーム)】でライオンへと姿を変え、臨戦態勢での登板だ!
「ハッ! 勇ましいライオンちゃんじゃないか! チームのマスコットにでも起用してやろうかしら!」
ドーラは、鞭の一撃でレパルに向けてボールを打ち出す。レパルはそのボールを正面に捕らえ、両手でがっちりと受け止める。
「あたしがマスコットの野球チームを作ってもいいけどそれはあなたを倒してからよ!」
レパルは、全力でボールを投げ返す。返されたボールの勢いを巻き付く鞭で殺し、ドーラはその手にボールを収める。
「キャッチボールが出来るくらいで調子に乗るんじゃないよ! これならどうだい!?」
今度は鞭で回転を加えたカーブショットをレパル――ではなく、観客席に向けて打ち上げる。ホームランか? いや、犬とキャッチボールのつもりだ!
「舐めないで!」
レパルは身体のバネを使い、跳ぶ。スクリューするボールを捕まえるも、勢いに飲み込まれレパルの身体ごと回転してしまう。でも、負けない! この回転を見切る。空中で回りつつ、地上の一点を目掛けてこのボールを投げ返す!
「ここよ! きっちりキャッチボールしてあげるわ!」
野球的にはそのままボールを保持しているだけでドーラのアウトだったはずだけど投げ返してしまった! 巨大な竜巻に乗ったボールが、ドーラの頭上に降り注ぐ!
鞭で受け止める? いや、勢いが強すぎる。 両手で止めるか? いや、それは美学に反する!
「まったくやんちゃな子猫ちゃんね! オーッホホホ!!」
ボールの直撃を選んだドーラ・ワルダー選手!
吹き飛んだーッ!!
成功
🔵🔵🔴
陰日向・千明(サポート)
「このあと用事があるんで、さっさと地獄へ堕ちるッス」
◆口調
・一人称は「うち」、二人称は「あんた」、くだけた敬語をつかう
◆性質・特技
・マイペースで合理主義
・雨女
◆行動傾向
・特権階級者の車に轢かれ事故すら揉み消された女子高生の悪霊
・地元を鎮守する竜神の力を借りて受肉を果たした
・利己主義で秩序や慣習にこだわりはなく、勝つためなら手段を選ばないしたたかさを備えているが、なんだかんだで面倒見はよい
・神器化したスマホで霊界通信サービス「天孫(あまそん)」に武器を注文して戦う
・一度死んだ経験から死に対する恐怖心がなく、戦闘をゲームのようにとらえている。敵にも当然慈悲はない
陰日向・千明(きさらぎ市の悪霊・f35116)は愛用のスマホを取り出し、慣れた手つきで指を滑らせる。
「このあと用事があるんで、さっさと地獄へ堕ちるッス」
「随分な口を利く小娘だね。ってあんた! 話をするならこっちを見なさいよ!」
敵であるドーラ・ワルダーを見ないまま、スマホをいじり続ける千明。そんな千明が霊界通信サービス「天孫(あまそん)」で注文したのは、野球道具一式。スワイプひとつで購入完了&現地に配達だ。
千明がユーベルコード【幽界からのささやき】の力を発動する。その姿が虚ろになり、千明の憑依したバットやボールがふわりと浮かび上がる。
「それじゃあ千本ノックいくッスすよ」
打者のいないバットが、勝手に浮かび上がるボールをドーラに向けて打ち出す。
「面白いね! 全部受け止めてやりますわ!」
「どんどんいくッスよー」
鞭で器用にボールを受け止めるドーラ。すかさずバットが次のボールを打つ。と、守備の結果も見ずに更に次のボールを打つ。
「その程度の打球で! ってまたスマホ弄ってますわね!」
連続の打球を鞭の一振りで押さえ込みつつ叫ぶドーラ。千明は自分のペースでスマホをポチポチしている。
「追加のバットとボールを注文、と」
繰り返す千本ノックを早く終わらせるには、数を増やして打順を早めるのが一番だ。千明が次の用事に急ぐために最適な解決方法! 打球のペースはどんどん加速する!
「勝手なことをやってくれるね! 下僕達、やっておしまいなさい!」
千明の手数に対応するため、ドーラも下僕を呼び出して手数を増やす。
四方八方から次々襲い来るボール。下僕の1人は素早い動きで捕捉し、もう1人はその大きな身体で受け止める。敵もなかなかやるものだ。
「手数に気を取られてこっちを見てないッスね」
攻撃を繰り返していたはずの千明、いつの間にかスマホ弄りをやめていた。
ドーラも下僕も、目の前に来たボールを受け止めるのに手一杯だ。
千明の半実態の手がバットを握る。ユーベルコードの力が流れ込み、バットから山羊のような角が生えてくる。数任せの先ほどまでとは違う、強力な一打。
「まあ、これで終わりッス」
「次のボールは――、ってアンタたち! 正面だよ!」
最後の剛球に反応しきれていない下僕2人の首根っこを掴んで盾にしようとするドーラ。
やめてくださいご主人様!
そんな風に引っ張られたらボール止められない!
下僕の必死の抵抗も空しく、剛球の直撃を受ける3人。
みんなまとめて夕日に向かって飛んでいけー!
成功
🔵🔵🔴