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ビジネス戦法！メガコーポ買収！

作者：バロ

●悪徳メガコーポによる被害
　1人の一般人である男性のサイボーグが金色のもふもふに土下座する感じで何かを訴えているその男性の様子からして金色のもふもふに助けを乞うような様子が感じ取られる。
「あのメガコーポさへ無ければ…妻は生きていたのに…！」
「そっかそっか〜…」
　リケ・ヴァッハ（「太陽」を司る小さな聖女神・f35566）はうんうんっと彼の話を聞いていた。
　話の経緯はこうだ。彼は自宅にとあるメガコーポの商品が間違えて届いたという名目を使って郵送代を始めとする様々な料金を請求、そしてヤクザウォリアーを駆使して嫌がらせをされたりなどで妻がストレスて自ら命を絶った。そんな話を聞いてリケが黙ってるはずはない。
「やり口が遠回りすぎて逆にイライラするわぁ…そのメガコーポの名前わかる？」
「はい…『エレブ・サービスセンター』です。どうか…どうかエレブ・サービスセンターに報復をお願いします！お金なら…少ないですが全財産叩いても出します！ですから…お願いします…。」
「…よく私に頼ってくれたわね…あんた、無茶してそのエレブ・サービスセンターに突っ込んでたら死んでたわよ。」
　かと言ってリケは予知していたをこのまま放っておいてもいずれ殺されると。
　リケはさっそくグリモアベースに伝えに行く。
「エレブ・サービスセンター…そこのメガコーポをぶっ潰しに行くわよ…でもやり方としてはなーんか突っ込むだけじゃ芸がないわよねぇ…そうだ！」
　リケはポンっと手を叩いて。
「私らがサイバーザナドゥに事業立ち上げて儲ければいいのよ！エレブ・サービスセンターよりいい商品をお客さんに提供して人気が出ればやつら動くと思うわ！…そんでもってエレブ・サービスセンターが動くと思うわ！そうと決まればあんたら動くわよー！」
　目を＄マークにしてリケははしゃぎ出すのであった。

第1章 日常 『サイバーな商品を提供する』

POW   :    ●『食事を作る』：合成肉、怪しいサプリ、うどん…etc SPD   :    ●『ドリンクを作る』：蛍光色のドリンク、物騒な名前のアルコール…etc WIZ   :    ●『薬品を調合する』：おどろおどろしい漢方、サイバータバコ…etc 👑5 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​

　エレブ・サービスセンター…それは通販を主としたネット販売を行うメガコーポだ。
　その品揃えの多さにはサイバーザナドゥや他の世界にも魅了されるものばかりだった。だがサイバーサナドゥではあまり目立っていなかったエレブ・サービスセンターだったが一部の悪質な組織には有益な商品を送っていて、一般人にはその悪質さで着々と名が広まりつつある。
　その手口は間違った商品を送って郵送代から始まる押し付け商法や品が届いても違うものや欠陥がほとんどだ。
　だが、自分に利となる者には立派なビジネスを行う「犯罪ネット販売会社」として動き出したのだ。
　その被害のせいで家庭を失った者や人生を崩された者が続出している。


　あらゆる方法で金を巻き上げる悪徳商業エレブ・サービスセンター。その支部社を潰すためにはより画期的な商品を作る必要がある。
　スピネル・クローバルド（家族想いな女の子・f07667）は商品作りになにかないかと考案していた。彼女の思いはただ悪徳商法が許せなかった。そして、スピネルはある商品を思いつく。
「ハーブを使ったらアロマテラピーの商品！…このストレスの多い社会では、このような商品が需要が高いと思うのですよ」
　早速スピネルは素材の質を見抜きながらハーブを採取してそれを調合していく。リラックス効果、ストレス解消、安眠効果に効果的なアロマオイルの作成はそんなに簡単ではなかった。
　なんども作っては匂いや効果などを試しながら作り直したりと苦労の数も多々あった。
　そうしているとようやくスピネル特製のアロマテラピーが出来た！
　後はこれを世に広めるだけ、苦労が報われ人々に人気の商品になればいいと願いを込めて出品をするのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

　マリーノフカ・キス（竜星のコメットグリッター・f01547）は苦悩していた。どうせなら女性に人気のある商品を作りたいと試行錯誤をしてエレブ・サービスセンターに対抗出来る品物をいかにしたものかと。
「かわいい系のコスメ…いや、グッズがいいかな…」
　紙を見つめながらペンをくるっと回して商品の企画を練っていた。そこでマリーノフカはあるものを目にする。それは、服だった。
「僕がデザインした服を提供出来れば女子うけが出来そうだ！よーし！」
　早速紙に服のデザインを書いてみるマリーノフカ。キャラクターの絵が書いてあるTシャツは若い層に気に入るだろう。ラフなワンピースなどは大人なレディーに対して人気が出るはず。
　次々と思いつくデザインをとにかく紙に殴り書き気味に書いていきこの場のみだけマリーノフカはデザイナーになっていた。
「僕のレディーに似合うようなアイデアはエレブ・サービスセンターの商品を遥かに凌駕するはず！」
　目を光らせながら没頭するマリーノフカの机には紙がいっぱいになっていた。

成功 🔵​🔵​🔴​

「さて、いかなる商品を作りましょうか…」
　ルーン・エルウィンド（風の翔剣士・f10456）は赤嶺・愛（愛を広める騎士・f08508）と共にエレブ・サービスセンターに対抗するための商品を考えていた。
「やっぱり私は女の子に人気が出るような商品がいいかなぁ？…たとえばぬいぐるみとかそういうの！」
「ですがそれでは偏りが出来てしまいます…老若男女、より幅広い層に人気の出る商品を送らねばいずれはブームが過ぎてしまいます」
　2人は「んー…」っとしばらく考える数分の沈黙が続いた。そこで赤嶺はある提案を思いついた。
「花！お花はどうかな！？それならいろんな人が喜んでくれるし花を贈る理由とかいっぱいありそうだもん！」
「なるほど…それはいい提案ですね…サイバーザナドゥには花が少ないイメージ、だとしたらあらゆる世界に咲いてある花などを集めた花束などを商品化するとウケるかもしれません」
「だとしたら早速…」
「ですが花を集めるための時間も要します。効率化を考えなければいけません」
　赤嶺はルーンの言葉を聞いたあと「そっかぁ」っと呟いて机に突っ伏す。そこでルーンもある提案を思いつく。
「サイバーザナドゥは幸いにも化学が発達している部分もあります。栄養剤などを取り寄せて栽培の場をもうければ早い効率で花を育てることはできるかもしれません…栽培所を設けましょう」
「いいアイデア！でも〜…栽培所ってどうやってつくるの？」
　ルーンは頷いたあと冷静な口調で言った。
「時間は今すぐではないのでサイバーザナドゥだけではなく他の世界からの素材も利用しましょう。機材はクロムキャバリアなど、花の種はサクラミラージュかアリスラビリンスなど」
「なるほど！それなら最初は時間かけても栽培所さへ作ってしまえば簡単ね！」
「そうと決まれば実行に移しましょう…その前にエレブ・サービスセンターについても調べる必要はあります…支部の情報を確かめましょう」
　赤嶺とルーンはお互いに頷いた。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

第2章 冒険 『メガコーポを調査せよ』

POW   :    騒動を起こした隙に突入 SPD   :    こっそり忍び込む WIZ   :    関係者を名乗り潜入 👑7 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

　商品の考案や作成に没頭をしているもの達がいるとエレブ・サービスセンターは知る由もなく着々と悪徳商法をしていた。
　そんな中猟兵たちは予めグリモア猟兵から指示を受けていた…それはエレブ・サービスセンターの内部情報の捜索だ。
　エレブ・サービスセンターでも空いた穴があるはず、そこを調べて弱みを握れば支部社の崩壊は目の前だ内部は厳重な警備と武装した悪徳警官がいた。
　警報センサーなども施しており潜入するにはかなり手間がとるかもしれない。






　そびえ立つエレブ・サービスセンターの支部社。3人の猟兵は警備の少ない裏口へと回り込み作戦を考える。そんな中、カルマ・ヴィローシャナ（波羅破螺都計・f36625）はドローンのジェネシスXQで撮影の準備をしていた。それを見ていた桜井・乃愛（桜花剣舞・f23024）は不思議そうに見ていた。
「なにしてるの？」
「ライブ配信の準備♪エレブ・サービスセンターの裏側を見た！っていう題目でこの会社の秘密を拡散しようとね♪」
　二人の会話の間に天城・千歳（自立型コアユニット・f06941）は裏側の入口のパスコードにハッキングしてドアを開ける。
「ドアが開かれました…中にも厳重な警備が張られているので注意してください」
　天城が注意喚起してる中、カルマはジェネシスXQの撮影に問題がないことを確認してライブを始めた。
「これから悪徳なメガコーポ、エレブ・サービスセンターに潜入するにゃ〜♪」
　3人は支部社の中へと進むと武装警官などが配備されていた。
「やはりこのままでは各部屋への調査が困難ですね…どうしたものでしょうか」
「だったらカルマちゃんにおまかせにゃー！」
　カルマはユーベルコードを発動させて109体のも分身を出して支部社内を混乱させた。
「侵入者だ！何人もいるぞ！」
「これでカルマちゃんの知名度もアップにゃ♪」
　こちらに近づいてくる警備員は桜井と天城が応戦する。桜井はブルーミング・ファイアを足を狙い、近接には銃による打撃の気絶攻撃を繰り出して倒していく。
「桜井ちゃんの銃技かっこいいにゃ！カルマちゃんも今度チャレンジしてみるにゃ！」
　一方天城は警備兵を重たい一撃によるカウンターなどを織りまぜた関節技で相手を沈めていく。
「天城ちゃんは次々に重い一撃でバッタバッタ敵を薙ぎ倒していくにゃー！」
「カルマさんはこの状況でもライブ配信なんですねぇ♪」
　そんなカルマを見た桜井は自分も楽しげに笑いながらジェネシスXQにピースをしてみた。
「突破口が開かれました、走りましょう」
　天城がそう合図をすると3人は一気に社内を走っていく。天城の情報収集能力による社内の構造と部屋の位置を把握して覚えていく。
　桜井は迫ってくる警備兵をブルーミング・ファイアで応戦。死なせないように手や足、武器などを撃って無力化していく。
　カルマはジェネシスXQによる映像記憶とそれぞれの役割を果たしつつエレブ・サービスセンターの物的証拠や書類などを集めていく。
「これだけあれば充分ですね…ここから脱出しましょう…！、実力のある警備兵の集団がこちらへと向かってきます…迎撃の準備を」
　桜井はブルーミング・ファイアの弾を充電して構えながら走る。すると装備が強化された警備兵と鉢合わせになる。
　天城はブラスターライフルを桜井はブルーミング・ファイアで範囲攻撃の一斉射撃を行い制圧していく。
「すごい銃撃戦にゃ！」
　カルマも熱くなってやや興奮気味で実況をしているのであった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

　4人の猟兵は少し遠くの方からエレブ・サービスセンターの支部社を眺めていた。見るからに警備は厳重でどうにかして入れないかと考えていた。スピネル・クローバルド（家族想いな女の子・f07667）は少し考えたあと自分の行動を言い始めた。
「私が気づかれないように中へ潜入を試みます…恐らくエレブ・サービスセンターは売り上げてきた私たちの商品を調べているはずなので忙しさで侵入者への対処が手薄になってるはずです。」
　高階・茉莉（秘密の司書さん・f01985）は不安そうな表情でスピネルに問いかけた。
「でも、手薄になっているとしてもあの警備を掻い潜るには少し難があると思うのですが…大丈夫でしょうか？」
　雛里・かすみ（幻想の案内人・f24096）はポンッと手を叩いて明るい笑顔を見せた。
「じゃあ私が表口で騒ぎ起こすよ！商品のいちゃもんとか口実つけたら表の警備集まるでしょ？」
　夜鳥・藍（宙の瞳・f32891）は雛里の提案に続くように後付けた。
「そのまま警備を崩してしまうのはどうでしょう？少し暴れてしまえば内部の警備も出てくるはずです」
「それいいね！夜鳥さんと一緒に暴れちゃおっか！」
「なら私と高階さんその隙をついて裏口から潜入します。お二人共怪我をなさらないように気をつけてくださいね？」
　4人はそれぞれの行動を決めあったあとエレブ・サービスセンターへと赴いた。まずはスピネルと高階は裏口へと回り込んで騒ぎが起きるのを待つことにした。その間に雛里と夜鳥は表からエレブ・サービスセンターに乗り込もうとしたが当然警備が立ち入り禁止の忠告を入れる。
「あのね！あなた達の商品が欠陥すぎて抗議しに来たんですけど！あんな使えない加湿器売りつけるなんてどういうこと！？」
「それに他にもあなた方によっての被害があるそうですね…真実を広めてもいいですか？」
　警備がぞろぞろと雛里と夜鳥の元へとやってきて無理やり追い返そうとする。
「へぇ…強引に追い返そうとするんだぁ…」
　雛里のその言葉の合図とともに夜鳥は星の力を武器に纏わせて警備の2人を攻撃を仕掛ける。それを見た他の警備は武装を構えるが雛里はブラック・コメットで威嚇射撃を仕掛けて警備を無力化していく。当然警備兵の1人が応援要請をして社内の警備もぞろぞろと表へと出てくる。
「始まりましたね…では私達も中へ侵入しましょう。」
　次に動いたのはスピネルと高階。スピネルはオーラを放ち周囲と同系色の見えづらくしてフォレストスナイパーを構えながら進んでいく。高階が途中でスピネルの肩を叩いて曲がり角に身を潜めながら指をさした。その方向を見ると2台の監視カメラに残っている警備兵の3人がいた。視力が強い高階は敵の行動パターンと監視カメラの動きを読んでスピネルにこちらの方向には意識が行っていないことを伝える。スピネルも視力がよかったため敵の行動に合わせてフォレストスナイパーを構える。そして敵の2人を狙撃してマヒをさせて無力化。残った警備兵が慌てふためく中背後から高階が呼び出した絵本の悪魔が首を絞めて気絶させる。スピネルは監視カメラを撃って破壊させる。
「上手く行きましたねぇ〜♪」
「気付かれずに何とか無力化は出来ましたね」
　スピネルは警備兵の装備をチェックしている。それを見た高階は首を傾げて何をしてるのか見ていたら。そしてスピネルはあるものを見つけた。「身分証明書」と「カードキー」だ。
「ほらあった♪これでここのこと色々調べれるでしょ？」
「さすがスピネルさん！」
　一方で雛里と夜鳥は大騒動が無くなりつつあり死んではいないが警備の死屍累々の中を堂々とあるいて表口から侵入に成功した。
「あれだけ暴れてのしてしまえば意外と表口から入るのも楽だったね！」
「でも少し疲れました…警備もだいぶ手薄になってるのでゆっくり歩いて進みましょう」
「そうだね！私もまだ熱冷めてないよ〜…」
　っと戦いの後の余韻に浸りながら2人はスピネル達と合流するのであった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

第3章 ボス戦 『オブリビオン・カンパニーマン』

POW   :    キャリアアップ・プログラム 自身の【メガコーポ社内での出世】の為に敢えて不利な行動をすると、身体能力が増大する。 SPD   :    メガコーポ式交渉術 対象にひとつ要求する。対象が要求を否定しなければ【論理的思考力】、否定したら【冷静な判断力】、理解不能なら【オブリビオンへの注目度】を奪う。 WIZ   :    メガコーポ・アーティラリー 【砲撃部隊への通信】を合図に、予め仕掛けておいた複数の【発信機】で囲まれた内部に【メガコーポ私設軍による砲撃】を落とし、極大ダメージを与える。 👑11 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

　猟兵たちが潜入したエレブ・サービスセンターの最上階に行くとある人物が予めここに彼らが来るのを計算していたかのように立っていた。
　窓からサイバーザナドゥを見下ろすその人物は猟兵たちに体を向けず余裕な佇まいでいた。
「この支部社を破壊したところで何も変わりはしない…無駄足だったな」
　そう言ってようやく猟兵たちに体と視線を向けると待ち構えていた警備兵が出てきて包囲してしまう。
「残念だが君たちはここで終わりだ…」


　囲まれてしまうスピネル・クローバルド（家族想いな女の子・f07667）は鋭い目付きで兵隊を纏めているオブリビオン・カンパニーマンのみを捉えていた。
「随分と余裕に待ち構えていた様ですね、しかしその余裕も、私達の実力を目の当たりにすると直ぐに打ち崩れる事になるでしょうね。」
「ふっ…その余裕もいつまで続くか見ものだな」
　砲撃部隊への通信を合図に、予め仕掛けておいた複数の発信機を起動させる。オブリビオン・カンパニーマンはニヤリと口角を上げてスピネルを見つめていて勝利の確信を着いていた。
「次の合図で砲撃が貴様を撃墜するだろう」
「その前にいまの「この場」の状況を把握していますか？」
「なに？…！？」
　発信機は木々が伸ばした蔦や根が絡みついて破壊していた。オブリビオン・カンパニーマンはスピネルに視線を戻そうとしたがそこには「いなかった」。
「さぁ、これでエレブ・サービスセンターもお終いです！」
　森の中から弾が飛んできてオブリビオン・カンパニーマンの左胸を捉えてそして敵の主将が倒れる。
「ふ、ふふ…これで終わると思っていたか…所詮はここは支部社…氷山の一角に過ぎないさ」

大成功 🔵​🔵​🔵​

　オブリビオン・カンパニーマンの合図によって警備兵が現れて4人の猟兵を取り囲む。口角を上げて不敵な笑みを浮かべるオブリビオン・カンパニーマン。
「お前たちの運命もここまでだ…努力が水の泡だな」
　警備兵な銃を構えて、同時に発信機が作動されて砲撃部隊による撃ち方準備をする。
　フロート・オブ・アムールを隠し持つように準備をしていた狐々愛・アイ（愛は優しさ、愛は力・f36751）。その撃鉄の音を合図に数宮・多喜（撃走サイキックライダー・f03004）はユーベルコード【荒唐無稽の体現者（シャインラジカル・ドレスアップ）】を発動。本来はあまりなりたくない魔法少女の姿になるが今回は訳が違う。
「抵抗など無駄だ。撃て！」
　オブリビオン・カンパニーマンの合図とともに警備兵による銃撃と発信機による砲撃の嵐が飛び交う。その砲撃を受けまいと禍沼・黒絵（災禍の輩・f19241）はユーベルコード【呪われた霧の肉体（カースド・ミスト）】を発動して自らの体をいを纏った霧に変異する。
「鉛玉が当たらないようにしてあげる…」
　その呪いの霧は場の周囲を取り囲み警備兵の視界を無力化する。子豚・オーロラ（豚房流剣士・f02440）はその視界の悪さを利用して次々と警備兵を押さえ込んで無力化。その際に警備兵の1人が子豚の乳を掴んでしまいユーベルコード【
揉揉乳練（ジュウジュウニュウレン）】を発動してしまう。
「何するの〜？変態〜♪」
　掴んできた警備兵を怪力で掴みあげて地面にたたきつけて気絶させてしまう。あとは残っているのは砲撃を放っている発信機のみ。狐々愛がユーベルコード【跳ね回る愛情（リフレクション・アフェクション）】でハート型の射撃攻撃を仕掛けて無力化、だが砲撃が運悪く数宮の左脚に当たってしまい蹲ってしまう。
「くっ！やられた…」
　すかさず自身に当ててきた砲撃の発信機に弾幕で破壊。その様子を見ていたオブリビオン・カンパニーマンは小さく微笑んで見下していた。
「足でまといが出てしまったな？」
　医術の心得がある禍沼は霧の中に数宮を包み込み受けた左脚の応急処置でなんとかして一時的に治療する。
「ごめんよ！助かったよ」
「気にしないで…残りはあいつだけだから一気に押しましょ」
「私のお乳を揉んだからには上司であるあなたにお礼を言わせてもらうわね♪」
「猟兵ならではのぼくたちのチームワーク、見せつけちゃお！」
　4人は結託してオブリビオン・カンパニーマンの打倒を決意した。
「無駄なあがきということにまだ気づかないなんてね」
　またオブリビオン・カンパニーマンの合図で発信機が作動されて大砲を4人に向けた。
「さっきのお礼、させてもらうよ！」
　数宮は弾幕を張って発信機を壊していくが多勢に無勢、いくら壊してもまた新たに発信機が追加されるばかり。
「本体を倒せば済む話ね…」
　禍沼はそう言って霧になった体でオブリビオン・カンパニーマンを囲んだ後生命力を吸収していく。オブリビオン・カンパニーマンは舌打ちをしながらその場から走って逃れようとしたが子豚が待ち構えていた。
「逃がさないわよ〜」
　子豚は双丘剣・右房でオブリビオン・カンパニーマンを通りすがりで一太刀入れる。
「くっ！ふざけやがって！」
「猟兵の力を舐めるんじゃないよ！」
　そこへすかさず数宮の火と風による属性攻撃で畳み掛ける。オブリビオン・カンパニーマンは最後の抵抗をしようと発信機に合図を送ったが発信機は全て壊されて出せない状況になっていた。
「ふふ、ぼくがすべて壊しておきました！」
　狐々愛のユーベルコードによって発信機の砲台はなくなり攻撃手段も無くなったオブリビオン・カンパニーマンは為す術もなく社長の席に背を持たれて座り込む。
「これで終わりだと思うな…エレブ・サービスセンターなこの会社は所詮支部社…氷山の一角に過ぎないんだからな」
　そういって目を閉じて意識が途切れるオブリビオン・カンパニーマン。
　エレブ・サービスセンターとの戦いはまだ続きそうだ。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

最終結果：成功 完成日:2022年04月17日