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恋染めの冬景色

#カクリヨファンタズム #猟書家の侵攻 #猟書家 #灯籠に照らされし夢魔・お露 #東方妖怪

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●冬の季節の恋煩い
 カクリヨファンタズムのある東方妖怪の村の噂が立っていた。それは「恋を煩った者はいなくなる」というもの。
 その村の人々は誰に恋したのかということがわかっていない…なぜならもう生きてはいないのだから。
 冬の寒い季節、また東方妖怪が何人か消えてしまった。それだけではない今度は違う世界からの種族も何人が消えてしまった。
 彼らは誰に恋をして、どこへ消えてしまったのだろうか。そして、恋をさせてしまった人はどんな人だろうか。
 まだ恋の犠牲者になっていない村人が不安に煽られ落ち着いた生活が出来ていないものや、好奇心から自らその恋を探して戻らぬままの者までいるという。

●恋した後の行き先
「さっむぅ〜…確かに恋するのにはうってつけな季節だね」
 崔・勇基(サイコキラー・f35550)は体を摩って東方妖怪の村の近くにある雪原を眺めていた。恋の感情に疎い崔は「なんで惚れるかねぇ」と一言呟いた。
「恋して消えていったやつらはみんな独身や恋人のいない者ばかりなんです、既婚者や恋人のいるものはなぜか消えてなくて…」
 村人が崔にそう言って「ふーん…」っと興味なさげに聞いていたがこれもグリモア猟兵の仕事の一環として聞いてある策を思いついた。
「じゃあその恋して消えた人達がまだ生きていたら逆にこっち側に恋させてみようか…」
「はっ!?」
 崔の大胆な作戦に村人は目をギョッとさせて驚きを隠せていなった。
「ということで聞いてたよね猟兵さんたち?」
 崔はワイヤレスイヤホン通話で猟兵たちに語りかけてきた。
「問題は村人が恋して消えたこと、多分消えたイコール死んだと思っていていいよ。だから、まだ生きてる魅了されてる村人がいたら恋させて目を覚まさせてあげよっか…そしたら大元焦って出てくるかもね。じゃあ僕帰るからよろしく〜」
 崔は通話を切って村人の民家に泊まらせてもらおうとして勝手にお邪魔した。


バロ
 お疲れ様です!バロです!
 今回のシナリオは魅了された村人を逆にこちら側へ恋するようにして解放してやるというシナリオとなっています。
 第1章は日常で冬の雪原の中、村人を探してこちら側に恋をさせて目を覚まさせてやることです。ステータス行動は気にしないで好きにやって貰っても構いません!
 第2章は人を魅了して生霊にさせてしまうというボスとの戦いです!崔は死んだと言っていますが生霊化から解放してあげることで正気に戻るのでここも好きな描写をしてもらっても大丈夫です!
 プレイングボーナス:恋愛アプローチで東方妖怪達を振り向かせる(生霊化から解放された時点で彼らは正気に戻るので、演技でもオッケー)。
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第1章 日常 『終わらない冬の空』

POW   :    火を起こし暖をとる。

SPD   :    走って身体を温める。

WIZ   :    暖かそうな場所を探す。

イラスト:雨月ユキ

👑5
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​

種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

茜・皐月
「寒いの…とっても…とっても寒いのね…」
少女人格、ぷるぷる震えてしょんぼり。暖かそうな場所を求めて彷徨い歩く。
魅了されかけてる人を見つけたら近寄って涙目で見上げてみようか。
「優しそーな人…暖かいの…ちょーだい…?」
薄化粧が雪光に煌き【誘惑】するように。かわいそうな女の子、助けてほしいって縋れば、ときめきくらいはするでしょう?

実は、そんな娘人格の作戦のもと。
別に寒さなんて堪えちゃいないんだけども。

離れた見えない所ではUCで具現化した娘人格が、他の魅了された人へアプローチ。
『双子の妹とはぐれてしまったの、一緒に探してくださる…?』
煌く瑠璃の瞳が同じく【誘惑】するように。此方を見てくださいなって。



 灰色の空にひらひらと舞うようにふる雪の中に少女がいた。寒そうに身体を震わせて暖かそうな場所を求めてさ迷っていた。
「寒いの…とっても…とっても寒いのね…」
 少女、茜・皐月(多重人格者のウィザード・f05517)は人を見つけた。その人の目はどこか虚ろで何かを求めているようだった。茜はその彷徨う人に声をかけた。目に涙をうかべ、か弱い声色でその人に懇願した。
「優しそーな人…暖かいの…ちょーだい…?」
 その人はそのか弱い少女に見とれた数秒後、我に返り周りをキョロキョロしていた。
「あぁ…可愛らしい女の子…ありがとう。私は危うくお露に騙されるところだった。村に帰って暖をとろう。」
 茜の計らいでその人は無事たすけたと同時に確かに喋った人の名は「お露」。手掛かりが掴めた。その一方で双子の姉…基、茜のもうひとつの人格がまた違う人を誘惑しお露とやらの呪縛を解こうとしていた。
『双子の妹とはぐれてしまったの、一緒に探してくださる…?』
 瑠璃色に光る瞳は大人気のある落ち着いた声色だった。また魅了されたその人は我に返りぼんやりとする頭で茜を見ていた。
「あ、あれ?おらはいったい…たしかお露の屋敷に行こうとしていたところまでは覚えていたけろ…」
 茜が聞いた「お露」と「屋敷」…これでほぼ元凶にたどり着けそうなところまではいった…はてさて、どう攻め込もうか。

大成功 🔵​🔵​🔵​

雁野・リジ(サポート)
青い毛の狸。青い以外は普通の狸に見える。
でも片言の人語を喋る。
自分はふわふわでとても可愛いと思っている。
可愛いから捕まえられそうになるのも仕方がないが、
毛皮や狸汁にされるのはごめんなので敵には容赦しないことにしている。
敵じゃなければ撫でてくれたり、抱っこしてもらいたい。



 青い毛の狸、雁野・リジ(たぬき・f34917)は雪原の中を歩いていた。
 そこにどこか虚無の方へと視線を向いてさまよっている人がいた。雁野はその人の方へと走りよっていき、足元までやって来ると人の言葉で話しかけた。
「君、これ以上先に進むと死ぬよ?」
 雁野は警告した。なぜなら此度の失踪事件の元凶がお露だということを知っていたからだ。
「お露に会わないと…おら、ダメなんだ…」
 完全に魅了されているその人を見て雁野はやれやれと首を振る、そしてその人の顔に飛びつくように抱きしめてやる。お露の美貌よりももっといいもの、それはもふもふだった。この寒い環境の中に柔らかい毛並みに思わず抱きしめてしまうその人は寒かったのか暖かそうにしていた。そしてその人は魅了の呪縛からとかれて我に返る。
「あれ?…おらどこへ向かおうとしてたっけ…あ!待って!」
 その人が我に返ったのを確認すると雁野はお露の元へと走っていった。その目は静かな怒りを感じさせるようだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

ハイパー・マン(サポート)
『来たぞ、私が、ハイパーマンだ!』
 神のスーパーヒーロー×ミュータントヒーロー、39歳の男です。
 普段の口調は「男性的(私、~くん、だ、だな、だろう、なのか?)」、敵には「高圧的(俺、貴様、言い捨て)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
スーパーヒーローとしてふさわしい振る舞いを意識し、依頼の成功に全力を注ぎますが、何より周りの誰かを助けることを優先します
パンチはニュートラルパンチ、キックはブリッツキックと叫びながら攻撃します



「カクリヨファンタズムで謎の失踪事件が起きているようだな…むっ?あれは…」
 ハイパー・マン(神のスーパーヒーロー・f16472)は上空から1人の村人が何かに引き寄せられるように虚無の目をしていて歩いていた。これは普通じゃないと思ったハイパー・マンは颯爽とその村人の前に現れて目をじっと見ている。
「何かに魅了されているな…言葉は喋れるか?」
 その問いかけにガラガラ声で村人は呟いた。
「お露に…会いてぇ…」
「お露…そいつが今回の元凶か…」
 ハイパー・マンは村人の肩を掴み目をじっと見ていた。
「正気に戻るんだ」
 ハイパー・マンの正義の力で村人の正気を引っ張り出して我に返らそうとした。村人の目からは徐々に光を宿していきハッと村人が現実に帰ってくる。
「お、おらはなにを…」
「君は誰に魅了されていた?」
 村人は目の前の謎の男にびっくりしたがまずは状況を説明した。お露という者が次々と人々を魅了して自分の屋敷へと誘うことを。
「ありがとう…君は村に帰るんだ。」
 それだけをいうとハイパー・マンはその屋敷へと飛んでいくのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​




第2章 ボス戦 『灯籠に照らされし夢魔・お露』

POW   :    わたしの唯一人の味方・お米
【骸魂と化した黒い霧の体を持つ侍女】の霊を召喚する。これは【黒い霧から伸びる白骨化した手足】や【手に持つ牡丹の灯籠から吹き出す炎】で攻撃する能力を持つ。
SPD   :    愛しいあの方との想い出
自身の【恋愛体験を包み隠さず語ること】を代償に、1〜12体の【語りに登場した過去に魅了された者達の生霊】を召喚する。戦闘力は高いが、召喚数に応じた量の代償が必要。
WIZ   :    魅惑の下駄の音
【自分が履いている下駄】から、戦場全体に「敵味方を識別する【歩くたびカランコロンと鳴る足音】」を放ち、ダメージと【時間と共に重みが増す使用者への恋愛感情】の状態異常を与える。

イラスト:おきな

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主はルネ・シュヴァリエです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 猟兵たちがたどり着いた屋敷の外には魂を抜かれた村人たちが倒れていた。その屋敷に踏み込むと綺麗な着物を着た女性が生霊を連れて座っていた。
「新しい人が来たわ…あなたも私のことを求めに来たの?」
 生霊を操り、いいように扱うその女性の名はお露。
 生霊を連れているお露は立ち上がり猟兵に不気味な笑みを浮かべた。
「さぁ…こちらへ来て?」
茜・皐月
「お姉さんが…村の人達をこんなふうにしたの…?」
少女人格、真っ直ぐ女性を見据える。
こんなに綺麗で笑っているのに、怖いなんて変なの、と小さく思った。
まず手始めに、【高速詠唱】を試みる。放つ【全力魔法】は閃光。敵の視覚を一時阻害できれば。
阻害できれば【空中浮遊】で天井の際まで退避した上でUC幻想悪夢を発動しよう。
阻害できずともその閃光を囮に【ダッシュ】で距離を詰め【だまし討ち】を。少しでも怯んだすきに同じくUCを発動。
敵が恋愛体験を語るなら、それを追想させる夢に誘おう。
そうして生霊を封じ込められたなら、おのずと村人達を生霊化から解放できるかもしれないと。

「人の心は無理矢理奪い取るものじゃないのね」



 屋敷の奥の間にいるその美しい女性、お露は目の前にいる女性を見てクスっと笑った。まるで幼い少女を見てるかのようだった。
「お姉さんが…村の人達をこんなふうにしたの…?」
 少女の様な喋り方でお露に話しかけた茜・皐月(多重人格者のウィザード・f05517)は不思議そうな表情でお露を見ていた。何故こんなにきれいな女性が恐れられているのだろうと。
「可愛いらしい子…こっちへいらっしゃい。」
 お露は茜を誘惑しようと手招きをするが、茜が出した答えはノーの全力魔法による閃光だった。
 お露が一瞬ひるんだその隙に天井の際まで退避した上で幻影、幻覚、錯覚を作用されるユーベルコードを放つ。「キャ!」っと声を出したお露はその場で手で払い除けるような素振りを見せた。そして茜は続け様に一気に距離を詰めてだまし討ちをしかけて怯んだ隙をついてまた幻覚、幻影、錯覚を見せる。
 すると生霊たちは元の肉体へと戻っていき解放されていく。
「人の心は無理矢理奪い取るものじゃないのね」

大成功 🔵​🔵​🔵​

ドゥルール・ブラッドティアーズ
共闘×
グロ描写×
WIZ

猟書家のお露様、貴女に恋焦がれて馳せ参じました。
私はドゥルール。ルルとお呼び下さい……♪

『救済の黒朱雀』で黒炎を纏い、愛欲に比例して戦闘力増強。
加えて、彼女の下駄の音による魅了は時間経過で効果が増すから
私の戦闘力も無限に高まり【呪詛耐性・狂気耐性】も相まって
受けるダメージは急速に減少。
お露様に【ダッシュ・ジャンプ・捕縛】で抱き着き
抵抗しても【激痛耐性・怪力】で離さない

私の目的はオブリビオンの救済。
魅了されても【気合い】が漲るだけです♪

纏った黒炎も際限なく規模を増し
やがては戦場全体を覆う【範囲攻撃】となるけれど
殺傷力は無く、あるのは極めて強力な媚毒効果。
妖怪達の恋心が燃え上がり彼らの生霊化が解けたら
私もろとも お露様を【結界術】に閉じ込める

さあ、愛し合いましょう……♪

結界内に凝縮された媚毒の黒炎と
【誘惑・催眠術・全力魔法】で彼女を魅了

燃え盛る黒炎の中
二つの影は身を寄せ合い、仰け反り合う。
甘美な嬌声を上げながら幾度も【慰め】合い
やがて影は一つとなる【生命力吸収・大食い】



「猟書家のお露様、貴女に恋焦がれて馳せ参じました…私はドゥルール。ルルとお呼び下さい……♪」
 甘く誘惑するような声色でドゥルール・ブラッドティアーズ(狂愛の吸血姫・f10671)はお露に言った。
 お露は目を細めながらゆっくりとドゥルールに近づいた、下駄の音が場に響きその音が更にお露の誘惑の力を強めた。ドゥルールの頬を撫でてお互いが誘惑し合う最中ドゥルールの全身から黒炎が溢れ出して2人を包むドゥルールがお露の腰に手を回して愛おしいものを手放さないようにと抱きしめる。
 ドゥルールの愛欲の黒い炎がお露も自身も包み込んでいる。それはまさにドゥルールの愛がお露を飲み込もうとしているかのようだった。
「なんて激しい黒い炎なの…こんなの初めてだわ…」
 お露もだんだんと目に光を失い、黒い炎のような色へと変わっていく。頬を赤らめドゥルールの愛へと溺れていく一方だった。そんなドゥルールも目を細めて真っ直ぐお露を見据える。
「さぁ、愛し合いましょう……」
 そっとお露の頬を撫でて黒い炎の範囲は広くなる。館を飲み込みそうなほどの勢いを増す黒い炎は2人のいる部屋が愛浴の色へと満たされていく。
 黒い炎に包まれる部屋の中2人は抱き合ったまま。唇と唇がふれあいそうな程に近い距離の顔がお互いの視線が混じり合う。
 お露の身体が黒い炎に包まれる…だが苦しむ様子はない。
 ただただ、ドゥルールの愛欲に溺れその快感を味わっているお互いの身体が仰け反りあった瞬間、お露の身体は完全に黒い炎に飲み込まれた。
 その飲み込まれた黒い炎はドゥルールという愛する体の中に吸い込まれていく。お露は「食べられた」ことにすら気付かぬまま愛欲の感覚を胸に抱きしめたままドゥルールの中で眠りにつく。
 まだ微かに残ってる黒炎をドゥルールはそっと抱き寄せて自分の体の中へと押し込む。まるで愛おしそうなその様子は満足気のようなものもあった。
 屋敷が黒い炎に包まれ、生霊は蛍のように散っていく…もとの器に還るようにと。
 崩れきった屋敷には誰もいない…ドゥルールを1人雪原の中歩いているのを目撃したと村人の噂が立っていた。

大成功 🔵​🔵​🔵​

禍沼・黒絵(サポート)
『クロエと遊んでくれる?』
 人間の人形遣い×ビーストマスター、13歳の女の子です。
 普段の口調は「無感情(自分の愛称、アナタ、ね、よ、なの、かしら?)」、独り言は「ちょっと病んでる(自分の愛称、アナタ、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

一人称はクロエ、人からクロエと呼ばれると喜ぶ。
ちょっと暗い感じの無表情なキャラ
武器は装備している物を自由に使って構いません。

 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


天日・叶恵(サポート)
私なりの、お狐さまの矜持としてささやかなお願いがあればついでで積極的に叶えたいです
例えば、探しものを見つけたり、忘れ物をこっそり届けたり、道をこっそり綺麗にしたり、といったものです
それ以外では、オブリビオン退治に必要であればできるだけ違法ではない範囲でお手伝いしたいと思いまーす

戦闘については、昔は銀誓館学園で能力者として戦っていたので心得はありますー
補助や妨害といった動きが得意ですねぇ
あとは、白燐蟲へ力を与えて体当たりしてもらったり…術扇で妖力を込めたマヒ効果の衝撃波を出したり、でしょうか?

他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも公序良俗に反する行為はしません。



「私に惚れて来てくださったのですね…あなた達も私の虜になって一緒に住みましょ?」
 目の前にいる2人の女性に対して手招きをしながら近づいてくる今回の事件の元凶お露。それに対して光の無い瞳、無表情でお露を見すえてる禍沼・黒絵(災禍の輩・f19241)はクマのぬいぐるみ「クローム」を抱きしめて冷たく言い放つ。
「いやよ、誰もあなたの事を愛したくもないし…それより生霊たちを解放して…さもなくばどうなるかわかるよね?」
 天日・叶恵(小さな神社のお狐様・f35376)は続けざまに少し遅めの口調でお露に忠告した。
「生霊たちを解放してあげないと、お仕置しますよ〜?」
「うふふ…あなた達の私に対する敵意もまた愛なのね…いいわ、愛でてあげる。」
 お露は下駄の音を鳴らしながら2人に近づく。その下駄の音は不思議とお露に対しての魅力に惹かれそうになるも黒絵は自分の手首に刃物で切り傷を作りその血をお露に掛けた。
「……!」
 咄嗟にお露は袖で顔を隠して飛んでくる血を防いだ。だが、それが仇となった。
 血をかけたことによって無数の呪術の刃がお露を襲う。お露の着物は刃によって切り刻まれて切り傷と共に肌を露出してしまう。そこへすかさず天日は白燐虫を黒絵に纏わせて能力を強化していく。さらに敵への不幸の力も増して刃をいなしていたお露は足がもつれて転んでしまい柱の角に頭をぶつけてしまう。
 ぴくりとも動かなくなったお露を見て天日は近づいてお露の頬に手を添えてみた。
 するとお露の体は蛍の光と共に体が徐々に消えていって昇天する。いや、彼女が死んだのか否かはわからない。
 また、いつか現れて生霊を集めてしまうだろう。その時はまた退治すればいいと天日と黒絵はアイコンタクトでそう悟りお互いに頷く。
 屋敷からは解放されていく生霊達が蛍の光の如く散っていって元の器へと帰っていく。その様子を屋敷の中から出た2人は見ていて、夜の中の雪原に青い光が綺麗に照らされている光景に癒しを覚えた。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

グレナディン・サンライズ(サポート)
『ここはこの年寄りに任せてもらおうかね?』
『こう見えても、まだまだ衰えちゃいないよ』
年齢3桁の婆。
スペースシップワールド出身の元宇宙海賊。
主な武装はフォースセイバーとブラスター。
戦闘スタイルは基本的には前衛遊撃。敵を翻弄するような戦いを好む。
グルメではない酒好き。
年齢なりの経験を積んでいるので、冷静さと余裕をなくすことはない。
口調(あたし、あんた、だね、だよ、~かい?)



「お婆様も私に会いに来てくださったのですね…とても嬉しいわ」
 お露は気の強そうな老年の女性グレナディン・サンライズ(永遠の挑戦者・f00626)にうっとりとした目で見ていた。
 だがグレナディンはそんのお露に対して馬鹿にしたような目線で見ていて「ハンッ!」と鼻で笑う仕草をする。
「なめんじゃないよ、わたしゃあんたみたいなガキンチョには興味は無いのさ…さっさとあんたをのして生霊を解放させるかね」
 ブラスターをお露に向けて睨みつけるグレナディン、そんな老婆にお露はより一層自分のものにしたいと思い骸魂と化した黒い霧の体を持つ侍女を召喚する。
「私は体を動かすのは苦手なの…この侍女が御相手なさるわ」
「好きにしな…」
 侍女は手に持つ牡丹の灯籠から吹き出す炎でグレナディンを攻撃する。グレナディンは年相応とは思えない素早い動きで炎を避ける。それと同時に何かを投げた。炸裂する攻撃的なオーラの塊、それを侍女とお露の間に投げると爆発しこの場の部屋が破壊に近い有様になりお露は消えていた。
「……逃げられたかい…まあいい、また見つけたら狩るまでさ」
 グレナディンは屋敷の外に出て振り向くと青い光を放つ蛍が飛び交うように生霊が解放されていく。
 それをしばらく見つめたあとグレナディンはその屋敷に背を向けて歩き出す。

成功 🔵​🔵​🔴​



最終結果:成功

完成日:2022年03月29日


挿絵イラスト