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【最終決戦】ミストレス・バンダースナッチ!

#ヒーローズアース #猟書家の侵攻 #猟書家 #ミストレス・バンダースナッチ #オウガ・フォーミュラ

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●ヒーローズアース
「そろそろ、私も潮時か。これ以上、私が存在する意味などない。いまは、ただ彼の『続き』をやっているだけだしな」
 オウガ・フォーミュラ『ミストレス・バンダースナッチ』が何処か遠くを見つめながら、深い溜息を洩らした。
 いっそ、このまま消えてしまいたいと思ったが、それすらも面倒に思えてきた。
「だからと言って、このまま猟兵達に倒されるのも馬鹿らしい。わざわざ彼の命を奪った相手に、命を差し出す事など、愚か者がする事だ」
 ミストレス・バンダースナッチが紫煙をくゆらせ、嫌悪感をあらわにした。
「ならば、殺すか。ひとり残らず……。彼が出来なかった事を、私の手で……! そうすれば、彼も少しは浮かばれる……」
 そんな事を考えながら、ミストレス・バンダースナッチがジャバウォックの姿を脳裏に浮かべるのであった。

●ガジルからの依頼
「ミストレス・バンダースナッチの居場所が分かったんだよ!」
 ガジル・コリアンダー(キマイラのスカイダンサー・f00907)が猟兵達を呼び集め、今回の依頼を説明した。
 今回の目的は、ミストレス・バンダースナッチの撃破。
 骸の月の沈黙と共に、ミストレス・バンダースナッチの潜伏場所が照らし出されたため、そこに向かって欲しいという事だった。
 ただし、ミストレス・バンダースナッチは猟兵達の存在に気づくと、次々と場所を移動していくため、彼女の後を追いかけながら、必ず撃破して欲しいという事だった。


ゆうきつかさ
 これは『猟書家最終決戦シナリオ』です。

 第1章は、ニューヨークの地下に広がる『ダストブロンクス』で、量産型クライング・ジェネシスと戦います。量産型クライング・ジェネシスは、ミストレス・バンダースナッチの煙草から吐き出された紫煙によって、本質無き怪物『スナーク』に変貌したバイオモンスター達で、元は善良な人々です。
 なるべく致命傷を与えず、身体からスナーク現象が出るまで待てば、元の姿に戻るようです。

 第2章は、センターオブジアースで、地上から人類の一掃を企む神(力の神)と戦います。力の神はビッグパワーに変身し、猟兵達に勝負を挑んできます。
 戦いに勝利する事が出来れば、バンダースナッチの転移先を予知する事が出来ます。

 第3章はアトランティスの海底ドーム都市で、ミストレス・バンダースナッチと戦います。
 ミストレス・バンダースナッチはドームの中を紫煙で満たし、ドーム内の全住民をスナーク化しようとしています。
 そのため、時間が掛かれば掛かるほど、アトランティスの住民達が次々と『スナーク化』して、襲いかかってきます。
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第1章 集団戦 『量産型クライング・ジェネシス』

POW   :    GAOOOOOH!
全身を【原初の炎に包まれた姿】に変える。あらゆる攻撃に対しほぼ無敵になるが、自身は全く動けない。
SPD   :    BAOOOOOM!
【簡易型骸の海発射装置】により、レベルの二乗mまでの視認している対象を、【相手と同じ姿と能力の幻影】で攻撃する。
WIZ   :    THEEEEEEND!
【簡易型骸の海発射装置から放つ『過去』】が命中した対象にダメージを与えるが、外れても地形【を『神々の時代』の火で包み】、その上に立つ自身の戦闘力を高める。

イラスト:yuga

👑11
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種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

ヴィオレッタ・エーデルシュタイン
「致命傷は避けないといけないのね?」
それならキャバリアの出番。
【ゲファレナー・エンゲル】を操って空から【へクスベーゼン】に乗って接近。
合わせてユーベルコード【ダミードール】。
ダミーを作って相手の攻撃をおびき寄せるわ。

後は【へクセンシュス】でマヒ攻撃か【叩き砕く戦槌】で気絶攻撃。

「私は貴方からスナークが抜けるまで殴ることをやめないわよ?」


ティファーナ・テイル
SPDで判定
*アドリブ歓迎

「神様に不可能は無い!」
『スカイステッパー』で縦横無尽に動き回り『ゴッド・クリエイション』で厄病貧乏神を創造して災厄を敵に招き『ガディスプリンセス・レディース』で従属神群を召喚して『神代世界の天空神』で避けれ無い攻撃を空間飛翔して避けて『天空神ノ威光・黄昏』で敵のUCを封印/弱体化させます!
『ジェットストリーム・ラヴハート』でSPDを強化し『セクシィアップ・ガディスプリンセス』『ガディス・ブースト・マキシマ』『ガディスプリンセス・セイクリッド』で♥ビーム/♥弾で攻撃して『ヴァイストン・ヴァビロン』で金銀財宝を散財し効果を成功率を上昇させます!

「勇者は決して敗けない!」




 猟兵達はニューヨークの地下に広がる『ダストブロンクス』で、オウガ・フォーミュラ『ミストレス・バンダースナッチ』を追い詰めた。
「やれやれ、まさかここまで追ってくるとは……。そんなにしつこいと嫌われるぞ。いや、そもそも猟兵自体、嫌われ者か。正直、関わりたくはないのだが……。まあ、いいさ。それじゃ、別の奴に頑張ってもらおうか」
 ミストレス・バンダースナッチがゴミを見るような目で、猟兵達をジロリと睨みつけ、自らの煙草から吐き出した紫煙を散布した。
 それと同時に、地下に住むバイオモンスターが苦しそうに鳴き声を響かせ、本質無き怪物『スナーク』に変貌した。
 その姿は量産型クライング・ジェネシスに酷似しており、猟兵達に対して激しい敵意を向けていた。
「今はこんな姿になっているけど、元は善良な一般人もいるようだから、とにかく致命傷だけは避けないと……」
 すぐさま、ヴィオレッタ・エーデルシュタイン(幸福証明・f03706)がゲファレナー・エンゲル(サイキックキャバリア)に騎乗し、へクスベーゼン(空を舞う茶色の剣)に乗ったまま、【ダミードール】を発動させ、人そっくりの人形を作り出した。
「だったら、なるべく傷をつけないようにしないとね!」
 その気持ちに応えるようにして、ティファーナ・テイル(ケトゥアルコワトゥル神のスカイダンサー・f24123)が【スカイステッパー】で縦横無尽に動き回り、【ゴッド・クリエイション】で厄病貧乏神を創造し、量産型クライング・ジェネシスを不幸のどん底に突き落とした。
「BAOOOOOM!」
 次の瞬間、量産型クライング・ジェネシスが簡易型骸の海発射装置を起動し、人そっくりの人形を作り出して、攻撃を仕掛けてきた。
 それを迎え撃つようにして、人そっくりの人形達が殴り合いの喧嘩をし始めた。
「私は貴方からスナークが抜けるまで殴ることをやめないわよ?」
 その隙をつくようにして、ヴィオレッタが一気に間合いを詰め、へクセンシュス(拳武器)で量産型クライング・ジェネシスを殴り飛ばした。
「ぐぬっ! ぐぬぬっ!」
 その拍子に、量産型クライング・ジェネシスが尻餅をつき、悔しそうに唸り声を響かせた。
 そこに追い打ちを掛けるようにして、ヴィオレッタが叩き砕く戦槌(メイス)で、量産型クライング・ジェネシスの意識を奪った。
 それと同時に、スナーク現象が消失し、髪の長い女性の姿に戻って、その場に倒れ込んだ。
「こっちの敵も元に戻してあげないとね」
 一方、ティファーナは【ガディスプリンセス・レディース】で、レディース(従属神群)を召喚し、量産型クライング・ジェネシスの相手をさせた。
 その間に、ティファーナは【神代世界の天空神(エデンズ・ラビュリストン)】で天空宮殿の神代の神々と共に、ヴィオレッタの元にテレポートした。
「……どこだ、何処に消えた!」
 その事に苛立ちを覚えた量産型クライング・ジェネシス達が、慌てた様子で辺りをギョロキョロと見回した。
「それじゃ、行くよ」
 その隙をつくようにして、ティファーナが【天空神ノ威光・黄昏(テンクウシンノイコウ・タソガレ)】を発動させ、威光、後光、天空神護光を放って、量産型クライング・ジェネシス達のユーベルコードを封じ込めた。
 その間に、ティファーナが【ジェットストリーム・ラヴハート】で飛翔力を増加させ、【セクシィアップ・ガディスプリンセス】で豪華絢爛な扇情的で魅惑的な容貌・装飾に変身すると、【ガディス・ブースト・マキシマム】で神々しい勇姿と闘志から神様ビーム砲/従属神群ビーム弾を放ち、量産型クライング・ジェネシス達を蹴散らした。
 その途端、量産型クライング・ジェネシス達からスナークが抜け、みんな元の姿に戻っていった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

尾崎・ナオ
最終決戦って良い響きだよね~。
ぶっちゃけこの世界の戦争とかオウガ・フォーミュラとか知らんけどさ、ドンパチやるのは嫌いじゃないよ。決して主力にはならないが、舐めてかかると痛いタイプのナオちゃんが、ヒーローのお手伝いをしてあげよう~。ナオちゃんったらなんて健気で可愛いんだか!

複数の敵を前にして、依頼内容を復唱するよ。致命傷与えたらいけないんだったっけか。元は善良な一般市民だっけ。ん~~、どこ狙おっかな~。
距離を取って、UC【ナイフいっぱい☆】を展開。空中に100本以上のナイフを浮かべてドヤ顔。近場の1本を手に取って、アイテム『毒薬の瓶』から猛毒を垂らします。
致命傷。首から上や、太い血管のある太ももはダメだね。じゃあ、足元と、鎖骨辺りか。肺より上を狙っていこう。

敵との距離を十分にとり、場合によっては仲間を盾にして、ナイフの雨を降らせていくよ。

手には猛毒の瓶、もう片手にお気に入りの黒い拳銃。
万が一接近された場合は、攻撃を中止して距離を取る事に専念。
安全圏で攻撃と回避行動を取っていくよ。




「最終決戦って良い響きだよね~。ぶっちゃけ、この世界の戦争とかオウガ・フォーミュラとか知らんけどさ。ドンパチやるのは嫌いじゃないよ。だから、この状況も嫌いじゃないかな~」
 一方、尾崎・ナオ(ウザイは褒め言葉・f14041)は、量産型クライング・ジェネシス達に囲まれ、絶体絶命のピンチに陥っていた。
「クククククッ……、いくら強がっても無駄だ」
「どう足掻いても、死から逃れる事など、出来ないのだから……!」
 量産型クライング・ジェネシス達が殺気立った様子で、ジリジリと距離を縮めてきた。
 普通であれば、命乞いをしても、おかしくないような状況ではあるものの、ナオはまったく気にしていなかった。
「それじゃ、決して主力にはならないが、舐めてかかると痛いタイプのナオちゃんが、ヒーローのお手伝いをしてあげようかな~。ナオちゃんったら、なんて健気で可愛いんだか!」
 それどころか、ナオが黒いナイフを握り締め、ウットリとした表情を浮かべていた。
「カーッカッカッカッ! 本当に何も分かっていないようだなァ!」
「この状況で、何をやっても、無駄だというのに……。それでも足掻くつもりか!」
「ならば、理解させてやろうじゃないか。俺達の恐ろしさを知れば、そんな軽口を叩く事なんて出来なくなる!」
 量産型クライング・ジェネシス達が高笑いを響かせながら、簡易型骸の海発射装置を一斉に起動し、沢山のナオ(偽ナオ)を出現させた。
「えっ? ちょっと待って! こんなに可愛い子達を殺せる訳ないじゃない……って、よく見ればナオちゃんだった! これはウッカリ!」
 ナオが大袈裟に驚いた後、恥ずかしそうにテヘッと笑った。
 だが、偽ナオ達はナオの言葉を遮るようにして、次々と黒いナイフを投げてきた。
「……あれ? 似せているのは、見た目だけ? どうせナオちゃんに似せるのなら、腕前も似せてほしかったなぁ。……とは言え、致命傷与えたらいけないんだったっけか。ん~~、じゃあ、どこ狙おっかな~」
 ナオが偽ナオの投げたナイフを軽々と避けながら、【ナイフいっぱい☆(ナイフ)】で黒いナイフを11O個複製すると、ドヤ顔を浮かべて念力でバラバラに操作し、量産型クライング・ジェネシス達の足元や、鎖骨を狙って斬りつけた。
 その拍子に、量産型クライング・ジェネシス達の身体から、スナーク現象が飛び出した。
 それと同時に、偽ナオ達の姿が消え失せ、量産型クライング・ジェネシス達が元の姿に戻っていった。
「ぐぬぬ、小賢しい真似を……!」
 その騒ぎを聞きつけた別の量産型クライング・ジェネシス達が、殺気立った様子でナオの前に陣取った。
「この状況で、まだヤル気なの? だったら、相手をしてあげないとね」
 そう言ってナオが黒いナイフを握り締め、毒薬の瓶から猛毒を垂らした後、お気に入りの黒い拳銃を構え、量産型クライング・ジェネシス達に攻撃を仕掛けていった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ミルケン・ピーチ
褐色ボディのアカリで出撃

にがさねーっすよミストレス・バンダースナッチ!

まずは量産型クライング・ジェネシスに単騎で突撃!
【怪力】や【グラップル】で大暴れしつつ【悪目立ち】して【存在感】を見せつつ、敵に囲まれることで【ジャスティス・ペイン】発動!
大パワーでの大暴れでダメージを与えつつ【恐怖を与える】ことで敵がUCを使うように仕向けるっす

発動してくれたらしめたもの! そのまま【パフォーマンス】的に派手な攻撃をすることで、敵がUCを解除しないようにしつつひたすら攻撃を継続
こちとら【継戦能力】にも自信あるんすよ!

UC発動前に蓄積したダメージと時間経過でスナーク化が解けるまで粘ってやるっす!




「にがさねーっすよ、ミストレス・バンダースナッチ!」
 そんな中、ミルケン・ピーチ(魔法少女ミルケンピーチ・f15261)が褐色ボディのアカリで出撃し、ミストレス・バンダースナッチの行く手を阻んだ。
「やれやれ、本当にしつこいな。私も暇じゃないんだ。邪魔をしないでくれるかな」
 ミストレス・バンダースナッチがウンザリとした様子で、量産型クライング・ジェネシス達を嗾けた。
 それに合わせて、量産型クライング・ジェネシス達が、ケモノのような唸り声を響かせ、ミルケン(アカリ)に襲いかかった。
「だったら……みんな、まとめてやっつけるっす!」
 すぐさま、ミルケン(アカリ)が怪力やグラップルを駆使して大暴れすると、悪目立ちして存在感を見せつつ、【ジャスティス・ペイン】を発動させ、量産型クライング・ジェネシス達が恐怖するほどの勢いで攻撃を仕掛けてきた。
「ぐぬぬっ!」
「コイツは……」
「ヤベェェェェェェェ!」
 その事に危機感を覚えた量産型クライング・ジェネシス達が、全身を原初の炎に包んで身を守った。
「そんなことしても、むだっすよ!」
 次の瞬間、ミルケン(アカリ)がド派手な攻撃を連続的に繰り出し、量産型クライング・ジェネシス達の危機感を煽った。
 そうしているうちに原初の炎の効果が消え、蓄積されたダメージが量産型クライング・ジェネシス達の身体を蝕み、辺りに呻き声が響き渡った。
 その途端、量産型クライング・ジェネシス達からスナーク現象が消失し、みんな元の姿に戻ってグッタリと倒れ込んだ。
「……チッ!」
 その間に、ミストレス・バンダースナッチが、いずこかに姿を消すのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第2章 ボス戦 『ビッグパワー』

POW   :    ビッグパワーナックル
単純で重い【渾身の力を籠めた拳】の一撃を叩きつける。直撃地点の周辺地形は破壊される。
SPD   :    バリアブルマッスル
自身の肉体を【異常なまでに柔軟な筋肉】に変え、レベルmまで伸びる強い伸縮性と、任意の速度で戻る弾力性を付与する。
WIZ   :    バイオレントフォース
全身を【筋肉を鋼の如く硬化させ、強化するオーラ】で覆い、自身が敵から受けた【負傷と、傷つけられたプライド】に比例した戦闘力増強と、生命力吸収能力を得る。

イラスト:かげよし

👑11
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

ヴィオレッタ・エーデルシュタイン
「柔軟な筋肉の鎧をまとっているのね」

どちらにしてもこういう暑苦しそうなのには近づかないに限るわね。
それなら[迷彩]を施しつつ、[目立たない]ようにしながら物陰に隠れて距離をとる。

できれば暗いところがいいかしら。
[暗視]で敵を確認しながら、10秒の集中からユーベルコード【千里眼撃ち】。
[スナイパー]+[誘導弾]で筋肉のない・少ない顔や向う脛を狙い撃つわね。
後は別の狙撃場所へ移動して射撃を繰り返す。
それから他の猟兵がいればタイミングを合わせて効果を高めるように努めるわね。

「神話の時代にさかのぼっても100%完全な鎧はないのよ?」


ティファーナ・テイル
SPDで判定
*アドリブ歓迎

「どんな敵にも勝つぞ!」
『スカイステッパー』で縦横無尽に飛び回り『ゴッド・クリエイション』で爆弾魔神を創造して伸ばした敵の肉体に吸着させます!
『神代世界の天空神』で敵の避けれ無い攻撃を空間飛翔して避け『天空神ノ威光・黄昏』で敵のUCを封印/弱体化させます♪
『ジェットストリーム・ラヴハート』でSPDを強化して『ガディスプリンセス・レディース』で従属神群を召喚して、機会を見て『セクシィアップ・ガディスプリンセス』『ガディス・ブースト・マキシマ』『ガディスプリンセス・セイクリッド』で♥ビーム/♥弾で休み無く攻撃を連続で仕掛けます!

『ヴァイストン・ヴァビロン』で成功率を上昇!




「まさか、ここまで来るとは……。まあ、いいさ。ここは頼むよ。私は別の場所に行く」
 オウガ・フォーミュラ『ミストレス・バンダースナッチ』は、力の神の転移術によってセンターオブジアースに姿を現し、そこで猟兵達に遭遇した。
「……予知しやがったか」
 その事に気づいた力の神がチィッと舌打ちしながら、ミストレス・バンダースナッチを別の場所に転移させた。
 力の神は筋骨隆々で、闘気がマグマの如く、溢れていた。
「さて……。後は、お前達を始末するだけか」
 次の瞬間、力の神が雄叫びと共に、全身の筋肉を隆起させ、ビッグパワーに変身した。
「例え、どんな敵であっても、必ず勝つぞ!」
 すぐさま、ティファーナ・テイル(ケトゥアルコワトゥル神のスカイダンサー・f24123)が【スカイステッパー】で空中を蹴って移動し、【ゴッド・クリエイション】で爆弾魔神を創造した。
 ティファーナによって創造された爆弾魔神は、そのまま急降下すると、ビッグパワーの身体にピタッと吸着した。
「なんだ、これは……!」
 その事に違和感を覚えたビッグパワーが、爆弾魔神を振り払おうとしたが、まるで身体の一部の如く密着し、決して離れる事はなかった。
(こういう暑苦しそうなのには近づかないに限るわね)
 そのドサクサに紛れるようにして、ヴィオレッタ・エーデルシュタイン(幸福証明・f03706)が目立たないようにしながら物陰を移動し、暗がりの中に身を隠した。
「それじゃ、行くよ」
 一方、ティファーナは【神代世界の天空神(エデンズ・ラビュリストン)】で天空宮殿の神代の神々と共に、ヴィオレッタがいる場所に移動し、【天空神ノ威光・黄昏(テンクウシンノイコウ・タソガレ)】を発動させた。
 それと同時に、威光、後光、天空神護光が放たれ、ビッグパワーのユーベルコードを弱体化させた。
(どうせ狙うのなら、筋肉の少ない顔や、向こう脛ね)
 続いて、ヴィオレッタが【千里眼射ち】で矢を放ち、ビッグパワーの顔を狙い撃った。
「ふんがァ!」
 その事に気づいたビッグパワーが自らの肉体を異常なまでに柔軟な筋肉に変化させ、顔面に突き刺さった矢を跳ね返した。
 しかし、ユーベルコードが弱体化している影響で、少し矢が刺さったらしく、鼻から大量の血が流れていた。
「まだまだっ!」
 それに合わせて、ティファーナが【ジェットストリーム・ラヴハート】で飛翔力が増加させ、【ガディスプリンセス・レディース】で従属神群を召喚し、ビッグパワーに攻撃を仕掛けていった。
「HAHAHAHA! この程度の攻撃で、俺を倒せると思ったら、大間違いだ!」
 ビッグパワーが全身の筋肉を隆起させ、豪快な笑い声を響かせた。
 一応、ダメージは喰らっているようだが、痛くないと思い込む事で、痛みを軽減しているようだった。
「随分と調子に乗っているようだけど、神話の時代にさかのぼっても100%完全な鎧はないのよ? 要するに、柔軟化する前に、狙い撃てばいいんだし……」
 その隙をつくようにして、ヴィオレッタが再び【千里眼射ち】を発動させ、ビッグパワーの向こう脛を狙い撃った。
「グハッ!」
 その拍子に、ビッグパワーがガックリと膝をつき、悔しそうな表情を浮かべて、ギチギチと歯を鳴らした。
「これで終わったと思ったら、大間違いだよ」
 次の瞬間、ティファーナが【セクシィアップ・ガディスプリンセス】で華麗に変身すると、【ガディス・ブースト・マキシマム】と、【ガディスプリンセス・セイクリッド】を発動させ、様々なビームをビッグパワーに放って、爆弾魔神を爆破した。
「はあはあ……」
 そんな中、ビッグパワーが全身血塗れになりながら、荒々しく息を吐き捨て、殺気立った様子で猟兵達を睨みつけた。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

火土金水・明
「オーガ・フォーミュラに協力する神ですか。この世界に平和を取り戻すために倒させてもらいます。」「念のため、同じ戦場で戦う味方に少しばかり回復を。」
【SPD】で攻撃です。
攻撃は、【継続ダメージ】と【鎧無視攻撃】と【貫通攻撃】を付け【フェイント】を絡めた【巷に金色の雨の降るごとく】で、『ビッグパワー』を【2回攻撃】します。相手の攻撃に関しては【見切り】【残像】【オーラ防御】で、ダメージの軽減を試みます。
「(攻撃を回避できたら)残念、それは残像です。」「私の役目は少しでもダメージを与えて次の方に繋げる事です。」
アドリブや他の方との絡み等は、お任せします。


ミルケン・ピーチ
引き続きアカリで出撃っす

こっちは急いでんすよ、どけ筋肉デブ!

【悪目立ち】しつつ【挑発】して敵のUCを誘うっす
あえて敵に先手を譲りつつ、その攻撃をギリギリまで【見切り】、かつ【フェイント】も混ぜて躱すことに注力するっす

敵が撃ってきたらジャンプして相手を【踏みつけ】後ろに回り込むっす
背中を取ったらそこに渾身の【ミルケンインパクト】!
敵が壊した地形にはまり込むよう吹っ飛ばして【地形の利用】で動きづらくするっす

その間に【早業】でスーパーロボット『ゴールデンハヌマーン』に搭乗!
壊れた地形に嵌った相手を【踏みつけ】で【重量攻撃】でとどめっす!

お前に構ってる暇はもうないっす、待てこらバンダースナッチ!




「筋肉は決して俺を裏切らなァァァァァァァァァァァァイ!」
 次の瞬間、ビッグパワーが雄叫びを響かせ、全身の筋肉を隆起させた。
 そうする事によって、全身の傷が急速に治癒したように錯覚しているらしく、ケモノの如く勢いで突っ込んできた。
「あなたがオーガ・フォーミュラに協力する神ですか。この世界に平和を取り戻すため、ここで必ず倒します……!」
 それを迎え撃つようにして、火土金水・明(夜闇のウィザード・f01561)が、継続ダメージ、鎧無視攻撃、貫通攻撃を付与した【巷に金色の雨の降るごとく(ゴールドレイン)】で戦場全体に金色(こんじき)の雨を降らせた。
「ぐぬっ!」
 その事に危機感を覚えたビッグパワーが、金色の雨から逃れるようにして飛び退いた。
 そこに追い打ちを掛けるようにして、虹色の稲妻が降り注ぎ、ビッグパワーの身体を傷つけた。
「俺は負けん! 俺は力の神であり、戦いの神なのだから、敗北など許されない!」
 ビッグパワーが殺気立った様子で両目を血走らせ、自らの肉体を異常なまでに柔軟な筋肉に変え、飛び跳ねるようにしながら、明に襲いかかってきた。
「残念ですが、貴方が狙っていたのは、残像です……!」
 すぐさま、明がビッグパワーの攻撃を見切って、オーラ防御を展開し、残像を駆使して素早く避けた。
「まだだっ! 俺は負けん! 絶対に負けん! 負ける訳には行かんのだァァァァァァァァァァァ!」
 ビッグパワーが自らの怒りを拳に込め、再び殴りかかってきた。
「こっちは急いでんすよ、どけ筋肉デブ!」
 その邪魔をするようにして、ミルケン・ピーチ(魔法少女ミルケンピーチ・f15261)がアカリのボディで口汚い言葉を吐き捨て、ビッグパワーの注意を引いた。「なんだと、貴様っ! ならば、まずは貴様からだっ!」
 その言葉を耳にしたビッグパワーが、はち切れんばかりに筋肉を隆起させ、鬼のような形相を浮かべてアカリ(ミルケン)に殴りかかった。
「本当に当てる気あるんすか? まるで止まって見えるすよ」
 アカリ(ミルケン)がギリギリのところで攻撃を見切り、フェイントを繰り出しながら、ジャンプでビッグパワーの頭を蹴り飛ばし、そのまま背後に回り込んだ。
「えいっ!」
 次の瞬間、アカリ(ミルケン)が【ミルケンインパクト】でヒップアタックを繰り出し、早業でスーパーロボット『ゴールデンハヌマーン』に搭乗すると、ビッグパワーを踏みつけ、重量攻撃でトドメをさした。
 そして、猟兵達は完全に力を失って元の姿に戻った力の神の亡骸を調べ、ミストレス・バンダースナッチがアトランティスの海底ドーム都市に向かった事を知るのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第3章 ボス戦 『ミストレス・バンダースナッチ』

POW   :    紫煙の狙撃手
自身の装備武器を【紫煙のバレットXM500(対物狙撃銃)】に変え、【あらゆる障害物を貫く狙撃】能力と【紫煙に触れている対象の位置を捕捉する】能力を追加する。ただし強すぎる追加能力は寿命を削る。
SPD   :    紫煙の格闘家
自身のオリキャラ「【紫煙の格闘家】」を具現化する。設定通りの能力を持つが、強さは自身の【周囲の戦場に満ちる紫煙の量】に比例する。
WIZ   :    紫煙のスナークシールド
自身の【煙草】から【紫煙のスナークシールド】を放出し、戦場内全ての【敵が行う攻撃】を無力化する。ただし1日にレベル秒以上使用すると死ぬ。

イラスト:machi

👑11
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

ヴィオレッタ・エーデルシュタイン
ここが最後の戦いね。
他の人と連携して行動するわよ。

右手に拳銃【平和を作るモノ】、左手には短剣【揺らぎ逸らす刃】。
あまり接近戦向きじゃないから距離をとって遮蔽物の影へ。
遮蔽物ごと貫通射撃でバンダースナッチを狙い撃ちするわ。

格闘家が出てくるみたいだけれど、接近戦を挑まれないように逃げ足でアウトレンジ攻撃。
そしてバンダースナッチと格闘家を両方レベルメートル内に収める位置に移動したら、ユーベルコード【蒼き刃の円舞】。

「貴方たち皆に不幸を上げるわ」

紫煙ごと蒼い巨大チャクラムで切り裂いてあげるわね。


ティファーナ・テイル
SPDで判定
*アドリブ歓迎

「とうとう追い詰めたぞ!」
『スカイステッパー』で縦横無尽に動き回るも、紫煙が纏わり付いてイライラし「腹立つなぁ!」と『ゴッド・クリエイション』で魔獣アバドンを創造して紫煙を無限に吸い続けて貰い『神代世界の天空神』で敵の攻撃を空間飛翔して避け『天空神ノ威光・黄昏』で敵UCを封印/弱体化させます!
『ガディスプリンセス・レディース』で従属神群を召喚して『ジェットストリーム・ラヴハート』でSPDを強化し『セクシィアップ・ガディスプリンセス』『ガディス・ブースト・マキシマ』『ガディスプリンセス・セイクリッド』で♥ビーム/♥弾で一斉総攻撃を仕掛けえます!

「キミを必ず倒すんだ!」


ミルケン・ピーチ
引き続きアカリで出撃

やっと捕まえたっすよ、もう逃がさないっす!

まず群がってくるスナークたちは、【2回攻撃】や洗脳光線の【範囲攻撃】で弱めの攻撃を広く当てて無力化
その間に迫ってくる格闘家は【グラップル】から【怪力】で遠くに放り投げて時間を稼ぐっす
あらかたスナークを元に戻せたら【サーバントオブザピーチ】で雉の羽根を生やして飛翔、羽を思いっきりはばたかせて風の【属性攻撃】で辺りの紫煙を【吹き飛ばし】っす!

それで弱体化した隙に【空中戦】を格闘家に仕掛けて【暗殺】、守りのなくなったバンダースナッチに突っ込んで【全力攻撃】の【捨て身の一撃】で一気に仕留めるっす!

ヒーローズアースから出てけっす!




「本当に、しつこいな。ウンザリするほどに……。まあ、それだけ死にたいのであれば、止めはしない。私は、私のやるべき事をやるだけ」
 アトランティスの海底ドームに逃げ込んだオウガ・フォーミュラ『ミストレス・バンダースナッチ』は猟兵達の姿に気づき、力の神が敗北した事を悟った。
「まあ、いい。邪魔者は排除する。ただ、それだけだ」
 ミストレス・バンダースナッチが深い溜息をと共に、ドームの中を紫煙で満たした。
「ぎゃああああ!」
「助けてくれぇ!」
「嫌だっ! だ、誰か!」
 次の瞬間、ドーム内の住民達が悲鳴を響かせ、次々とスナーク化していった。
「ウ、ウ、ウウウ……」
 スナークと化した住民達はゾンビのような姿をしており、両目をギラギラさせながら、猟兵達に襲いかかった。
「いよいよ、最後の戦いね。なるべく、住民達を巻き込みたくないところだけど……」
 ヴィオレッタ・エーデルシュタイン(幸福証明・f03706)が複雑な気持ちになりつつ、右手に拳銃【平和を作るモノ】、左手には短剣【揺らぎ逸らす刃】を持って、スナーク化した住民達に視線を送った。
 住民達はスナーク化した事によって、それまでの記憶を失っており、猟兵達を敵として認識しているようだった。
「だったら、無力化するだけっす!」
 ミルケン・ピーチ(魔法少女ミルケンピーチ・f15261)がアカリのボディのまま、流れるようにして、スナーク化した住民達に攻撃を仕掛け、洗脳光線を広範囲に放って、次々と無力化していった。
「ま、まだだっ!」
 それを目の当たりにしたミストレス・バンダースナッチが、紫煙を撒き散らして他の住民達をスナーク化させていった。
「そんな事をしても無駄だよっ! 絶対に逃がさないからねっ!」
 すぐさま、ティファーナ・テイル(ケトゥアルコワトゥル神のスカイダンサー・f24123)が【スカイステッパー】で縦横無尽に飛び回り、スナーク化した住民達の注意を引きつつ、【ゴッド・クリエイション】で魔獣アバドンを創造し、無限に紫煙を吸い始めた。
「それじゃ、行くっすよ」
 続いて、アカリ(ミルケン)が【サーバントオブザピーチ】で雉の羽根を生やし、羽を思いっきり羽ばたかせ、風の属性攻撃で紫煙を吹き飛ばした。
 そのおかげで、残りの住民達が紫煙を吸って、スナーク化する心配も無くなった。
「そんな……馬鹿なっ!」
 ミストレス・バンダースナッチが悔しそうにチィッと舌打ちをした後、紫煙の格闘家を具現化させた。
 しかし、周囲に満ちたいたはずの紫煙が消え失せてしまったため、紫煙の格闘家は対して強くなかった。
「必ずキミを倒す!」
 その事に気づいたティファーナが【神代世界の天空神(エデンズ・ラビュリストン)】で紫煙の格闘家が放った蹴りを防ぎ、【天空神ノ威光・黄昏(テンクウシンノイコウ・タソガレ)】でバンダースナッチのユーベルコードを弱体化した。
 その間に、ヴィオレッタが物陰に隠れ、拳銃【平和を作るモノ】を構えて、遮蔽物ごとバンダースナッチを撃ち抜いた。
 続いてアカリ(ミルケン)がグラップルを仕掛けて、紫煙の格闘家を力任せに放り投げた。
「……クッ! こんなはずでは……!」
 バンダースナッチが苛立ちを隠せない様子で、傷ついた肩を押さえながら、紫煙の格闘家に駆け寄った。
「貴方たち皆に不幸を上げるわ」
 即座に、ヴィオレッタが【蒼き刃の円舞】(ブルーブレイド・ロンド)で、青金剛石のチャクラムを巨大化させ、紫煙の格闘家もろともバンダースナッチを攻撃した。
「……クッ!」
 次の瞬間、バンダースナッチが紫煙の格闘家を身代わりにして、その場から素早く飛び退いた。
「ヒーローズアースから出てけっす!」
 それと同時に、アカリ(ミルケン)が紫煙の格闘家を暗殺し、空を飛びながら、バンダースナッチに突っ込んで、捨て身の全力攻撃を繰り出した。
「こっちは通行止めだよっ!」
 そこに追い打ちを掛けるようにして、ティファーナが【ガディスプリンセス・レディース】でレディース(従属神群)を召喚し、【ジェットストリーム・ラヴハート】で飛翔力が増加させ、【セクシィアップ・ガディスプリンセス】、【ガディス・ブースト・マキシマ】、【ガディスプリンセス・セイクリッド】で♥ビーム/♥弾を放ち、バンダースナッチが反撃する機会を完全に奪った。
「ま、まだだっ! まだ死ぬ訳には……!」
 そう言ってバンダースナッチが荒々しく息を吐きながら、恨めしそうに猟兵達を睨みつけた。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ジャスパー・ドゥルジー
いいや、あんたはここで終わりだぜ
ミストレス・バンダースナッチ

自分の腕に歯を立て血肉を貪ると同時
全身から炎が噴き出す
【ジャバウォックの詩】
炎で傷を塞いだら
真っ直ぐに女の元へと飛翔する

スナーク共はいちいち相手してたらキリがねえ
多少攻撃してこようが【激痛耐性】で無視だ
つーか俺の場合ご褒美ってね?
それよりも警戒すべきはあの狙撃銃
どんなに距離を取っても遮蔽物を挟んでも無駄なら
さっさと近づいて本体を叩くしかねえ
急所だけ護りつつ接近して
全身から燃える炎で女を焼き尽くす

いい加減、逢いに云ってもいいんじゃねえのか
とびきりの美人が想い人に見せるツラ
見れねえのはちょっとばかし残念だけどよ




「いいや、あんたはここで終わりだぜ、ミストレス・バンダースナッチ」
 その言葉を否定するようにして、ジャスパー・ドゥルジー("D"RIVE・f20695)が自分の腕に歯を立て、血肉を貪るのと同時に、【ジャバウォックの詩(ジャバウォッキー)】を発動させた。
 次の瞬間、オウガの封印が解放され、全身が黒い炎に覆われた。
 その途端、激しい痛みが腕に走ったため、黒い炎で傷口を塞いだ。
「……面白い事を言うじゃないか。まあ、この状況では、そう思われても仕方がないが……。だが、そう簡単に倒されるつもりはないんでな」
 ミストレス・バンダースナッチが持っていたキセルを、紫煙のバレットXM500(対物狙撃銃)に変化させ、視界を遮っていた壁を貫き、ジャスパーの左肩を撃ち抜いた。
「だったら、お互い遠慮ナシだな。それに、この状況じゃ何処に隠れても、意味がねえしな! さっさと近づいて、本体を叩くしかねえか。それに、この状況……俺にとっては、御褒美だしな」
 それと同時に、ジャスパーが傷つく事も恐れず、ミストレス・バンダースナッチに攻撃を仕掛けていった。
「ば、馬鹿なっ! し、死ぬ気か!」
 ミストレス・バンダースナッチが信じられない様子で、再びジャスパーの右肩を撃ち抜いた。
 その一撃を喰らっても、ジャスパーは立ち止まる事なく、ミストレス・バンダースナッチの顔面を掴んだ。
「いや、死ぬ気はねぇよ。死ぬ気で戦っているのは、間違いねぇけどな。それに、そろそろ、いいだろ。あっちで待っている奴もいるようだしさ。まあ、とびきりの美人が、想い人に見せるツラ、見れねえのは、ちょっとばかし、残念だけど……これ以上、待たせるのは酷ってモンだぜ!」
 そう言ってジャスパーが黒い炎で、ミストレス・バンダースナッチの全身を包み、悲鳴を上げる余裕すら与えず、消し炭に変えるのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2022年02月27日


挿絵イラスト