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【猟書家】超千代古令迷宮的な?(作者 硅孔雀
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#アルダワ魔法学園  #猟書家  #猟書家の侵攻  #ヴァルサリッサ・アフトクラトラス  #ファーストダンジョン  #ダンジョンメーカー  #プレイング受付中 


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●To The One I Love, xxx
 アルダワ魔法学園『ファーストダンジョン』の隠しフロア。
 薄闇に包まれ静謐に満ちたその空間に靴音と、楽し気な少女の声が響く。
「『ダンジョンメーカー』発見! 流石最高に最強な超魔王の私。迷宮攻略も楽勝ね!」
 漆黒のドレスに身を包んだ少女──幹部猟書家「ヴァルサリッサ・アフトクラトラス」。とある壁の前で足を止めたヴァルサリッサは芝居がかった仕草で懐から「災魔の卵」を取り出した。そして災魔の卵をダンジョンメーカーに埋め込む。
 次の瞬間。
 魔力が渦を巻き、奔流となり、水が上から下に流れる理に従い迷宮を包み込む。
 迷宮はより奥深くに広がるようその姿を変え。
「ダンジョンメーカー、超魔王に相応しい迷宮の姿を見せなさい。そして……ん?」
 小首をかしげると、更にそれは強く感じられ。
「なによこの甘い匂い」
 ただ甘いだけじゃない。甘さの中にビターな風味があって。
 口に含むと滑らかに蕩けてしまうようなそれは──。

「チョコレート?」
『正解よお嬢さん。あなたチョコはお好き?』
「は!?」

 チョコレートの甘い香りと共に災魔『迷宮ショコラティエール』が迷宮に召喚された。
 災魔は突然の事態に驚くヴァルサリッサの顔を覗き込み、返答を待つ。
「……まあ、嫌いじゃな」『それは良かったわ!』
 ショコラティエールがぱっと顔を上げ全身で喜びを表すかのように跳ね飛ぶ。
 すると迷宮の姿が更に変化した。
 チョコの川が流れる。
 フォークやスプーン、皿のトラップが次々に迷宮に張り巡らされ。
「ちょ、これ」
『今チョコレートって言った!?』
「言ってない!」
『あらー。チョコが食べたくなるような迷宮に改造してみたんだけど』
「……あー少し理解できたわ。実力はあるタイプなのね」
『勿論。チョコを美味しく食べてもらうための努力は惜しまなかったわ!』
「あっはい」
 ショコラティエールがにっこりと笑うその横で、ヴァルサリッサはミルクチョコレートやダークチョコレート、ホワイトチョコレートと数種類のチョコが噴き出す巨大なチョコレートファウンテンを何とも言えない表情で眺めていた。

●グリモアベース
「皆集まってくれてありがとう。幹部猟書家ヴァルサリッサ・アフトクラトラスが活動を開始したから皆に退治を頼みたいんだけど……ね、チョコレートは好き?」
 グリモア猟兵カバンシ・サフィリーン(ギャル系宝石人形(妹分)・f10935)は呼びかけに集まった猟兵達を見回すと、少しの苦笑いを浮かべ予知した状況を皆に説明する。
「ファーストダンジョンの隠しフロアにある『アルダワ最初の魔法装置』ダンジョンメーカーを幹部猟書家が災魔の卵を使って改造しちゃったんだ。彼女の目的は魔導蒸気文明の災魔化。大魔王を超えた超魔王だなんて自称しているけど、単独で迷宮を踏破した凄腕の魔術師だから猟兵の皆にしか倒せない。
 ダンジョンメーカーは強力な災魔をあえて強制召喚することで災魔退治を行うことが出来る装置だよ。その代わりさらなる迷宮を作り出しちゃうんだけどね……えいっ」
 カバンシは指を鳴らし、周囲の風景を自分が予知した迷宮の光景へと変化させる。

 綺麗に掃除された迷宮の壁から噴き出すのはチョコレートの川。
 トラップ代わりに仕掛けられているのは調理道具。
 お皿やテーブルまで完備されている。

「……うん。迷宮ショコラティエールというチョコレートが大好きな災魔が召喚された。そして、迷宮はチョコレート溢れるキッチン兼リビングみたいなトラップでいっぱい」
 隠しフロアに新たに作られた迷宮にしてはほんわかしたイメージのものであるが、仕掛けられたトラップの殺傷力は強力だとカバンシは猟兵達に伝える。
「幹部猟書家を退治する前に迷宮ショコラティエールを倒さないといけないし、迷宮の探索も必須。で、迷宮の構造に詳しい魔法学園の学生がみんなをサポートしてくれるよ!」
 名乗りを上げたのはアルダワ魔法学園魔法料理研究同好会のメンバー達。チョコレート迷宮(仮称)の入り口の安全確認と共にチョコレートの試食を実施し。
「チョコレートは無害。しかも美味しかったんだって!」
 毒等人体に悪影響を与えることはないと確認されたチョコレート迷宮に流れるチョコ。
 猟兵達を最深部に送り届けるために同好会のメンバーはチョコの回収も担当する。
「余裕があればその場でチョコレート料理も作れるかもね。
 迷宮ショコラティエールはチョコの良さを布教するため活動する傾向があるから、油断を誘ういい手段になるかも?」
 戦闘能力は大きく猟兵達に劣るが魔法料理の知識や実践、そしてダンジョンのマッピングに優れた同好会のメンバーと協力することで迷宮踏破を容易に行うことが出来るだろう。

「そういえばバレンタインももうすぐだね。
 チョコレート迷宮に生まれた新魔王の退治、応援してるよ!」
 カバンシは笑顔を浮かべ、新迷宮への転送ゲートを開いた。



『ねえヴァルサリッサちゃん。あなた好きな人とかいる?』
「うぇ!? プライベートなことは超魔王答えないわよ!」
『あら残念。わたし、恋する乙女にはちょっと優しいのよ~』
「あっはい」





第2章 ボス戦 『ヴァルサリッサ・アフトクラトラス』

POW ●不滅進化~超魔王には同じ手は通じない~
【受けた攻撃の属性に耐性を持つドレス姿】に変身する。変身の度に自身の【攻撃に付与される属性】の数と身長が2倍になり、負傷が回復する。
SPD ●運命逆転~弱者は超魔王に抗う事すらできない~
【運命操作の魔力】を解放し、戦場の敵全員の【プレイングボーナス】を奪って不幸を与え、自身に「奪った総量に応じた幸運」を付与する。
WIZ ●創世魔術~超魔王の意に従い世界は作り変えられる~
【ダンジョンメーカーの光】を降らせる事で、戦場全体が【敵の最も苦手な物で埋め尽くされた戦場】と同じ環境に変化する。[敵の最も苦手な物で埋め尽くされた戦場]に適応した者の行動成功率が上昇する。
👑11 🔵🔵🔴

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠幻武・極です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●超魔王様の出現だ!
「あーはっはっは! 災魔を1体退けたからといって、まだまだ超魔王である私が優位であることには変わりないわ!」
 チョコレートに包まれた迷宮の奥から響く声。そしてビターチョコレートより艶めいた黒いドレスを纏った女が猟兵の前に姿を現した。
 
 えへんと胸を張り、猟兵達を見下ろした女──幹部猟書家『ヴァルサリッサ・アフトクラトラス』は自信満々といった様子だ。
 ファーストダンジョンを単独で踏破し、ダンジョンメーカーに災魔の卵を植え付けた彼女の実力は消して侮ることはできない。

「ダンジョンメーカーは私のもの。そして、その魔力はすでに私の手の中にあるのよ!」
 ドレスの上に羽織っていた黒いマントがばさりと音を立てて揺れれば、彼女の手に握られていた杖から魔力が放出される。
「超魔王には同じ手は通じない、弱者は超魔王に抗う事すらできない、そして、超魔王の意に従い世界は作り変えられる!」

 ──大魔王を超えた超魔王たる私の前にひれ伏し崇めなさい!
 
木元・祭莉(サポート)
「よっし、おいらに任せといてー♪」

グラップラー×サウンドソルジャー、14歳の人狼少年です。
前衛肉弾派で、積極的に行動します。
まだまだ未熟なアホの子ですが、やる気だけは人一倍!

あまり悩まずさっと決断して、臨機応変に切り替えて、いつも楽しそうにテンション高く行動します。
本人マジメでも、結果コミカルになりがちです。

ユーベルコードは、地味に戦闘力底上げに使うことが多いです。
最後は、グラップルの正拳一撃で締めるのが理想形。

多少の怪我は耐性のおかげで気付かず、肉を切らせて骨を断つ、がモットー。
いつも笑顔で、後先考えず。でもちょっとビビリ。

あとはおまかせで。よろしくおねがいします!



『あーはっはっは! 超魔王登場よ!』
 幹部猟書家『ヴァルサリッサ・アフトクラトラス』の高笑いがチョコレート迷宮内に反響した。それに合わせるかのように魔力は彼女を中心に渦を巻き、迷宮に風を巻き起こす。
 突然の事態に、アルダワ魔法学園の生徒達で構成されている魔法料理研究同好会のメンバーは悲鳴をあげ逃げ出そうとする。が、
「みんな落ち着いて! 大丈夫だよー!」
 生徒達が振り返った先に立つ木元・祭莉(まつりん♪@sanhurawaaaaaa・f16554)の狼の耳がぴんと立つ。銀の瞳を光らせているのは彼自身の決意の力。
「おいらは猟兵。猟書家はばっちりやっつける。だから慌てないで避難だよ」
『わかりました!』『猟兵さんが付いているんだ、大丈夫だよね』
「勿論! おいらに任せといてー♪」
 胸を張って学生達を励ます木元。彼の行動によって落ち着きを取り戻した学生達は迷宮の安全地帯まで撤退していく。

『あーら、オチビちゃんのあんたも逃げなくていいのかしら?』
 ヴァルサリッサはいじわるたっぷりな笑顔を浮かべ木元を見下ろし、挑発する。
 膨れ上がる魔力に気圧されそうになるが、自分の得意とする真っ直ぐ突っ込んでばしっとやっつける前衛肉弾戦に持ち込むためには。
(「ビビって逃げ出すわけにはいかないんだよねー」)
「おいらは逃げないよ。猟書家をやっつけるために来たんだから!」
『ふん、生意気な狼少年は……剥製にしてやるんだからぁ!』
 ヴァルサリッサが魔力を開放し、ダンジョンメーカーの光が戦場を包み込む。
「うわっ眩しい……ってなんだこれー!」
 チョコレートの海だった地面はおどろおどろしいヘドロに。壁から突き出していたフォークやナイフの罠は白骨化した化け物の腕に。
「あわわ、お、お化け屋敷」
『こわーいものでいっぱいの迷宮よ。このまま跳ね飛ばしてあげる』
 巨大ながしゃどくろの肩に腰かけたヴァルサリッサは木元に攻撃せんと接近する。
「び、ビビったらだめだ、こうなったら」
 怖いがいっぱいの空間を利用するしかない。思考を切り替えた木元はユーベルコード:白蓮の舞(フェスティバル・オン・ステージ)を発動する。
 白煙に包まれる迷宮。
 足止めされたヴァルサリッサは苛立ちながら立ち上がり、木元の姿を探す。
『ちょっと、なんなのよこの煙!』
「怖いものといったら突然の煙。それを発動させたよ!」
『へ?』
 舞妓姿に変身した木元が姿を見せ、舞扇から照射する白炎でがしゃどくろの身を焦がす。
『ぎゃーゆれるー! やめなさいよ!』
「やめないもんねー」
 自分が何を怖がるのか。
 恥ずかしいけど咄嗟に考えた通りに作られていた『罠』を逆に利用して、ヴァルサリッサの攻撃を展開してく木元。やがてぐらりと大きく傾いたがしゃどくろはそのまま地面に落下し、ヴァルサリッサが衝撃で空中に投げ出され。

『ちょ、これは……』
「隙あり! ちぇすとー!」
『ぎゃー!』
 グラップルの正拳一撃。
 木元の必殺の拳を受け、ヴァルサリッサは迷宮の奥へと吹き飛ばされた。
成功 🔵🔵🔴