愛に飢え、夢に飢え……
●欲望を隠しながら……
ふと、周りを見渡すと刺激的な格好ばかり。胸元があらわになったセーターに、刺激的なミニスカート。ハイレグがまぶしい競泳水着に、お世辞にも隠しているとはいえないマイクロビキニ。中には、大勢のカメコに囲まれながら、セクシーなポーズを撮っているコスプレイヤーもいるのだ。
「はーい、カウントとりまーす! ごー、よーん、さーん、にー……いーち!」
カウントが終わると、そんな女の子を撮っていたカメコたちのフラッシュが止んだ。
「え、このイベント、こんなにえっちなイベントだったの?!」
とあるアニメに出てくる学校の制服で会場にたたずむユカは、周りがみんな刺激的な格好をしているのに驚いてしまっていた。こんな過激な格好、自分には似合わないし……。
女友達に誘われて始めたコスプレも、最初は抵抗感があった。勉強勉強としか言わない親に従って、大学も難関大学に無事合格した。後は、世間で言われる一流企業に勤めれば、人生も安泰だろうと思っていたのだ。周りがお堅い人たちだったから、こんな世界があるとは思いもよらなかったのだ。だけど、過激な格好をするには気が引ける……。
だが、そんなコスプレイヤーの様子を見つめるユカの心の中にはどす黒い欲望のようなものが浮かんでいたのだ。刺激的な格好をすれば、異性にちやほやしてもらえると。そんな事を期待してか、ユカは会場に設けられた姿見の前に立っていた。そんな彼女が制服の下に着ているのは学校で使っていたスクール水着。大っぴらに脱ぐのは恥ずかしいけど、スカートをめくって中の水着を見せれば、セクシーに見えるだろうか。ユカは真っ赤になりながらスカートをたくし上げると、その様子を見ていたカメコが彼女に声をかける。
「すみません、もしよければ写真撮らせてくれませんか?」
そう言われたとき、ユカの中で何かがはじけた。この男なら……いける。次の瞬間、ユカは制服を脱ぎ捨てると、誘ったカメコを押し倒したのであった。
そう、ユカに眠る淫魔の血が、「邪神の仔」の素質が今ここに覚醒してしまったのだった。
●グリモアベースにて
「変身願望、憧れますよね……」
いつも着ているドレスの下に水着を着込んだルイザ・シャーロット(クールなふりをしたエルフの弓使い・f27402)が、ドレスの裾をひらひらさせながら語りかける。
「今回はユカさんという女性を、彼女を狙う邪神教団の手から守る依頼になります。彼女は厳しく育てられエッチなことには無縁に育ってきましたが、まさかこのイベントが悪名高き『パパ活教団』という邪神教団とつながりのあるイベントだとは思っていなかったみたいなんですよ」
そのイベントは露出多めのコスプレイヤーの女性と、彼女たちの出す写真集を買いに来たり彼女たちの写真を撮ったりするために集まってきたカメコたちで構成されるちょっとエッチなコスプレイベントを装っているのだが、裏ではカメコたちがコスプレイヤーに声をかけ「パパ活」に誘うこともしばしばあるらしい。もし、ユカを救出できても、「パパ活教団」の工作員、バニーレディたちと戦わねばならないだろう。ここでユカにトラウマを与えてしまうと、ユカはこの世の男たちの精を吸い尽くすがごとき淫魔に覚醒してしまうだろう。なので、彼女をうまく刺激しないように戦う必要があるのだ。
「もし、ユカさんを無事守り、覚醒を阻止することができれば温泉旅行でユカさんの心のケアをしてあげたいと思うのです。温泉には混浴もあって、裸で入れなくもないですが、水着を着ていた方がよいみたいですね。私もユカさんや皆さんと話をしてみたいですし、もし、お誘いがあれば私も温泉でいっしょに温まりながら話をしたいですっ!」
ルイザは笑顔を見せると、いってらっしゃいとばかりに手を振って猟兵たちを送り出すのであった。
ヨーシャ
こんにちは、ヨーシャです。
今回のシナリオはちょっとはじけた内容になっております。
誰しも、心の中に獣を飼っていますよね?
今回のシナリオはコスプレイベントに参加している参加者の中にいる、「邪神の仔」の素質を持つ者を探すシナリオになります。その「邪神の仔」の素質を持つ者が心の中に眠る欲望に耐えかねてUDCに覚醒してしまうことをのぞむ邪神教団の手の者がこのイベントに紛れ込んでいる訳です。今回の目的は「邪神の仔」の素質を持つユカという女性が邪神教団の手の者に見つかる前に保護して……というシナリオです。まあ、こういうシナリオだから、どんなコスプレイベントかは……わかりますね?
毎度の如く【アドリブや他のキャラクターとの連携OK】とします。タイミングによってはこちらで他のキャラクターとの連携をさせていただくかもしれません。【アドリブ、他のキャラクターとの連携がNGな場合は明記してください】。
あと、「♥︎」が多いほど、ちょっと激しくなります。そして、オーバーロードも歓迎です。各章共にプレイングの受付開始は断章投下後になりますので、断章が投下されていることを確認できればいつでもプレイングをお受けいたします。
では、みなさん、よいコスプレライフを!
第1章 冒険
『怪しげなコスプレコンテスト』
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POW : 筋肉マッチョは全てを解決する! マッスルアピールなコスプレ。
SPD : 軽量化と肌色は大事! 適度に肌見せをするコスプレ。
WIZ : スタッフとして潜入すればよくない? あ、スタッフもコスプレ?
👑7
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
●変身願望をひた隠し
ユカはただひたすら周りの雰囲気に圧倒されていた。いっしょに来た女友達も過激なコスチュームを着てカメコたちのフラッシュを浴びている。
「私もこんなふうにしたらみんなにちやほやしてもらえるのかな……?」
そう思って、ユカは鏡の前に立とうとした。そんな彼女は感じていた。何か違和感がある……と。彼女の手は、そこで止まったのだ。
何かが、起こってしまいそうな気がしたのだ。
レギーナ・ヘルトリング
♥︎♥︎❤
ふむふむ、お仕事了解~頑張るね。
まずはUCで助っ人召喚!コミュ力お化けのプロフェッショナルたちにユカさんと友人たちを他のカメコからガードしてもらおう。
淫魔に覚醒したら大変だし露出が少なくて可愛いとか品があるとかそういう感じでおだてる方向でよろしくね!
ユカさん達を遠ざけるのに成功したら今度は私がカメコたちを惹きつけて楽しゴホン。囮になるターン!
露出度の高い服に着替えてカメコたちを誘惑しちゃうね。
過激なポーズもお触りもなんでもありの大人な撮影会!もちろん出すもの出すならもっと過激なこともしちゃうね。
……楽しみたいんじゃないよ仕事のための陽動ダヨ。ホントダヨ~。
●九人の防壁と一人のデコイ
会場の異様な雰囲気に、ユカは呑まれかけていた。撮影が終わると連れだって消えるコスプレイヤー。何をしているかはユカもなんとなくわかっていた。一緒にいる女友達も、まさかここまでするとは思っていなかった様子だ。きょとんとした目で見つめるユカと友人に声をかけようとするカメコ。彼の心の中には、コスプレイヤーと「いいこと」をしようというどす黒い欲望があるのだろう。そんな彼がユカに声をかけようとしたちょうどその時だった。
「あ、ユカ、ひさしぶり!」
どこからとも無く現れた九人のコスプレイヤー。彼女たちの格好は会場に多い露出度の高い服装とは違った、なんとなくかわいい系のアニメキャラのコスプレだった。声をかけづらくなってしまったカメコは舌打ちをしながらユカに声をかけるのを諦めた様子だ。
「露出が少ないコスプレもかわいいじゃない? 似合ってるじゃん!」
コスプレイヤーたちはユカと友人たちをカメコから離れるようにガードしつつ、彼女たちをほめて淫魔の欲望に目覚めさせないようにしていたのだった。そんなコスプレイヤーたちを差し向けたのはレギーナ・ヘルトリング(自由を愛する・f31540)。彼女が契約した九人のコミュ力お化けたちは、ユカたちを会場の異様な雰囲気から守るのに成功したのだ。
その間に、レギーナはえちえちなコスチュームに身を包み、カメコたちに声をかける。
「過激なポーズもお触りも許してあげる。だから、私の写真を撮らない?」
ぴっちりとしたミニスカートをチラリとめくって誘惑するレギーナの姿に、一人のカメコがゴクリとつばを飲んで近づく。
「写真、撮らせてください……出すものも出しますんで……」
カメコが五本指を立てると、レギーナもこくりとうなずき、早速過激な撮影会が始まった。足を広げてきわどい下着を見せると、カメコのテンションは否応なしに挙がってしまう。
「続きは、こちらでね……」
並んで席を立つレギーナとカメコ。目指すは会場の物陰。床にはすでにそれらしき行為が行われていたことを示すものが転がっていた。ユカたちの視線の外にいることを確認すると、レギーナはカメコにまたがり、おもむろに彼の剛直を貪るのであった。レギーナ曰く仕事のための陽動とは言っているが、本人のやけに喜ぶ表情を見てると楽しんでいる様子もあるのだろうか。そのまま数十分間、レギーナの嬌声は止むことがなかったのだから。
数十分後、やけにツヤツヤテカテカしたレギーナと至福の表情に酔いしれるカメコの姿があったのだった。スカートの裾からのびる太ももには、すっかりお楽しみをした様子の雫がしたたり落ちているのだった。
成功
🔵🔵🔴
星川・アイ
♥︎♥︎♥︎アドリブ連携歓迎♥︎♥︎♥︎
ふぅ……男の娘枠があってよかった~
という訳で、アタシもユカちゃんを守りに参加するね
コスは超ミニに防具改造したフリフリなメイドコスでイクよ
ふむ、アタシを囲うカメコは女の子ばかり。つまり……
まずは可愛いポーズをキメて撮られながら、ユカちゃんの居場所を見つけていくね(誘惑・情報収集)
でもカメコ達の視線にアタシのココが熱くなり……
それを察して、アタシを隠すように密集してきたカメコ達に一人でシてる様子を要求されたのでした
アタシはユカちゃんを目で追いつつ、声を殺しながら手を動かし続けて……
んっ、んんぅ~~~ッ♡
要求通り、コトを済ませてイク所を撮られまくるのでした
●かわいければ性別なんて関係ないのです
「ふぅ……男の娘枠があってよかった~」
丈を超ミニに改造したふりふりなメイド服をまとうのは、星川・アイ(男の娘アイドル風プロゲーマー・f09817)。どこから見ても女の子と見まごうばかりの体つきにはカメコの皆さんも気になるらしく、何人かのコスプレイヤーに写真を撮らせて欲しいと頼まれていたのだ。そのたびにアイはかわいいポーズをとりつつ写真を撮らせ、そのかわりにユカに関する情報を聞き出していた。
「そういえば、清楚系のコスをした女の子いないかな……?」
アイの質問に、カメコはそれっぽい女の子の居場所を教える。アイはありがとうと一礼して感謝を伝えるが、その眼前に映るのはユカと友人たちがガラの悪そうなカメコに絡まれている様子だった。
「はーい。ここで囲みしまーす!」
と、隣で囲み撮影を行うかのようにして、ユカに絡んでいるカメコを引き離す作戦だった。
「ここ使うんで、いったんはなれてくださいねー」
そそくさと引き下がるカメコたち。ユカたちに目が向かないよう、アイはカメコの注目を集めるべく一計を案じたのであった。本当に、ここで撮影してしまおうか……と。ただ、これからしようとしていることがユカに見えてしまうとトラウマになりかねないので、ユカには別の場所に行ってもらった方がよいだろう。
「あ、ありがとうございます……」
ユカはちょっと恥ずかしくなりながらも、友人たちと共にその場を離れることに成功したのだった。アイは多くのカメコを集めたかったが、さすがに女性はコスプレイヤーとして参加していることが多く、アイの周りに集まったのもコスプレをしつつ写真を撮る女性カメコだった。ユカの清楚なのとは違うスリットの入ったセーラー服に身を包んだコスプレイヤーにミニスカートが目立つチアコスのコスプレイヤー、改造巫女服の女性の三人だ。
「あら、もしかして男の娘? もしよかったら、一枚撮らせてくれない?」
最初はかわいいポーズを決めつつも、どうやら三人のコスプレイヤーは本気になってしまったみたいでちょっと過激なポーズを要求してくる。チアコスの女性に至っては朱カートをたくしあげ、中に着ているTバックのマイクロビキニを見せつける訳で。
「もしよかったら、一人で……してみてくれない?」
その言葉を聞くや否や、アイは身体が熱くなっていることに気がついたのだ。言われるがままに己の手を股間へと伸ばし、女性用下着の上から己を慰めていたのだった。そんなアイの先っぽから切ない雫が吹き出ると同時に、三人のコスプレイヤーのフラッシュが閃いたのだった。
成功
🔵🔵🔴
クペ・デトー
♥♥❤
【アドリブや他のキャラクターとの連携OK】
SPD
パパ活教団絶対に許さねえ!!絶対にぶっ潰してやる!!絶対にだ!!
それはそれとしてコスプレはしようか。
ボクの体と同じ色のニップレスとCストリングであたかも全裸って感じにしたら結構それっぽくなるんじゃないかな?冒険者のパートナーとか森の妖精さんとか。ほぉ~らなんとなく森の香りを感じる気がしなぁい?しないけどさ。
あとは写真撮影に応じながらユカさんの様子をできるだけ見ようかなと。
カメコの人たちも珍しがって好奇心で撮ってくれるだろう!多分。
もしカメコからリクエストが来るようなことがあったらどんどん応じていこうと思うよ。
●ちっちゃい娘のSMショー
「パパ活教団絶対に許さねえ!! 絶対にぶっ潰してやる!! 絶対にだ!!」
クペ・デトー(拳骨妖精・f00292)は『パパ活教団』への怒りを燃やしつつ問題のコスプレイベントに潜入したのだった。コスプレ会場ではコスプレするのが流儀とばかり身体と同じ緑色のニプレスにCストリングであたかも全裸というコスプレをしようと思っていたようだが、更衣室の出口にさしかかったときにスタッフに止められてしまったのだ。
「あ、あんまり露骨すぎるコスチュームはNGですので……」
ぎろりとスタッフを睨み付けるクペ。下手すると拳が出ていたであろう。中では公序良俗に反することがあちらこちら行われているにもかかわらず、こういうところだけ妙に厳しいのである。タテマエとして公序良俗に違反しないようにということではあるが、クペが怒るのも無理なかった。数秒の沈黙の後、クペの気迫に負けたスタッフはそのまま彼女を通すのだった。
ともあれ、クペは刺激的な格好に魅せられた何人かのカメコに写真を撮ってもらいつつユカの行方を探すのであった。彼女からしたら普段の格好とあまり変わらないのだろうが、スタッフですら刺激的と認める格好なのである。ユカの様子を確認する前に案の定カメコたちに取り囲まれてしまった。
「もしよかったら写真撮らせて。そう、手で隠してるように……」
カメコたちの要求通りに写真を撮らせるクペ。冒険者のパートナーとか森の妖精とかに見えるだろうかと思っているようだ。
「ほぉ~らなんとなく森の香りを感じる気がしなぁい? しないけどさ……」
歪みない、実に歪みないね。鍛え上げられた肉体も披露しつつも、そうこうしているうちにボンデージ姿にSMグッズを持った男性コスプレイヤーから撮影を申し込まれるクペ。
「なんとなく怪しい雰囲気だけど、撮影、受けるよ」
そんなボンデージ男はクペにピリピリとした電気ショックを与える。マスクに覆われた顔から覗く口元はにやりと歪んでいたような気がする。
「このショック、けっこうくるよな……って、気持ちいい……」
電気ショックにちょっと感じてしまうクペであった。さらにボンデージ男の責めは続く。持っていた細い紐で身体を拘束されながらの電気ショックはクペにとってはすっかり何かに目覚めてしまうほどの謎の快感だったようだ。フェアリーによるSMショーを一目見ようと多くの人たちが集まってはシャッターを切っていく。
なお、幸いなことにユカはこの光景に気付かずに済んだ模様だ。囮としての役割は達成されたといえるだろう。
成功
🔵🔵🔴
月詠・愛珠
♥︎♥︎♥︎♥︎♥︎
アドリブ歓迎NG無し
ボクはどうして干支も変わったのに牛柄ビキニ着てるんだろうね…
落ち着かなくて縮こまってるとカメコ達が気を使ってくれたのか囲んでもらう事に
ただ貴重な時間を使ってもらって悪いし…ボクで良ければ撮る?と言ったらポーズやら構図のリクエストが沢山舞い込む
お礼も兼ねて応じてたらエスカレートしてきて際どいポーズを取りつつ…いやミルクは出ないよ?
…代わりにミルクかけるの?一体なんのミルクなのさ、全く…そう言いながら誘うように
ミルク出るようになること、試してみる…?
それどころじゃ無くなるけれど、と思う間もなくやたら人を惹き付ける事になって…♥
…も、もう少しだけなんだからね♥
●牛ビキニ娘のミルク搾り
「ボクはどうして干支も変わったのに牛柄ビキニ着てるんだろうね……」
牛柄ビキニに身を包むも、落ち着かない様子で縮こまっているのは月詠・愛珠(月に魅入られる翠の狐娘・f06905)だ。ユカを探すために会場には足を踏み入れたものの、どうしたらよいものか右も左もわからない様子だ。
「うーん……さあ、どうすればよいのかな?」
そんな様子で辺りをキョロキョロと見回していると、早速一人のカメコに声をかけられる愛珠。
「そこのキミ、もしよかったら写真撮らせてくれない?」
彼は愛珠が一人寂しそうにしているのを気にかけてくれたのか、それとも平坦なお胸に牛柄ビキニというギャップにどこか惹かれるものがあったのか。それまではわからないが、気がつくと会場の片隅で愛珠を中心に囲み撮影が始まっていたのだった。
「まずは、胸をぎゅーっと寄せてあげてみて?」
「お尻を突き出すように、四つん這いになってみて?」
カメコたちのえっちなリクエストが飛ぶごとに、そのリクエストに丁寧に答える愛珠。まあ、えっちなカメコをユカに寄せ付けないためにも体を張ってリクエストに応えていくのがよいと思っているのだろうが、どう見てもノリノリでポーズをとっているように見えるのである。
「あ、キミ、ミルク出せる?」
どんどんカメコたちの命令はエスカレートしていくが、牛娘だからってことでミルクを求められるようになるとは愛珠には思いもよらなかったのだ。でも、その平坦なお胸ではミルクなんて出そうもないのだ。
「ミルクなんて……ボク、出るかな……? で、出ないよ……」
牛柄ビキニの上から平坦なお胸をいじる愛珠の姿に興奮してきたカメコたち。前屈みになるってことは、おそらく興奮しているのだろう。
「そうだ、俺のミルクを搾ってみないか?」
一人のカメコの妙な提案に囲みのボルテージは上がっていく。
「……代わりにミルク搾るの? しかもかけるの? 一体なんのミルクなのさ、全く……」
愛珠はそう言いつつも、何をすべきかはだいたいわかっていたようで。
「……ミルク出るようになること、試してみる?」
と、ちょっと誘うようにささやくと彼のミルクを搾り始めたのだった。目の前で始まった艶事を見届けようと、他のカメコたちも負けじとシャッターを切るのだった。それだけでは飽き足らず、代わる代わる愛珠に自分のミルクを搾ってもらう者まで現れるのだった。
「……もう、少しだけ、なんだからね……」
なんだかんだでみんなのミルクをかぶった愛珠のあられもない姿に向けて、フラッシュが何度も焚かれるのだった。
成功
🔵🔵🔴
アリス・セカンドカラー
♥︎♥︎♥︎
お任せプレ、汝が為したいように為すがよい。
某鬼狩りアニメの幹部女性隊士のコスプレ。化術でコスプレしてるから高クオリティだと自負してるわ♪露出は少なくともセックスアピールは出来るということを知らしめてあげる♥エッチなエナジーを糧にする私にとってはこれも餌にありつくためのサバイバル技術よ。
物陰(地形の利用、闇に紛れる)でつまみ食いしつつ、マルチタスク(瞬間思考力、多重詠唱)で感応能力(結界術、第六感、読心術、千里眼(視力)、順風耳(聞き耳)、情報収集)を使いサクッと邪神の仔、ユカさんを見つけましょ。
無事にユカさんを見つけたら近づいて声をかけましょうか。
あらあら、過激な格好をしなければ注目されないなんて……まだまだなんて思わない?注目を浴びるのに過激さなんて必要ないわ、例えばそう、人差し指をこうやって唇に当てるだけでも、ね?目が離せないでしょう。
てな感じで、変身願望を満たしつつ過激さを抑える方向に道案内し、指定UCでその経験を与えましょうか。現代を生きる淫魔の先達としてね。
●心の中の「鬼」を狩る
ユカは、目の前で繰り広げられる光景を前に悩んでいた。場に呑まれてしまえば、自分の中に眠る欲望を満たすことは可能だろう。これまで抑圧されてきたものは一瞬で手に入るだろうが、築き上げてきたものが一瞬で崩れてしまう。もう、一回心の中の「鬼」が目覚めてしまえば、元の自分には戻れないだろうとも。そのまま、会場の隅にある姿見を前に苦悩の表情を浮かべていたのだった。
「あらあら、過激な格好をしなければ注目されないなんて……まだまだなんて思わない?」
そんな彼女に声をかけたのは、最近流行している「鬼」を狩るアニメの登場人物、それも幹部とされる女性のコスチュームに身を包んだアリス・セカンドカラー(不可思議な腐敗のケイオト艶魔少女・f05202)だった。どこからどう見てもその登場人物にしか見えないレベルで、かつ露出を抑えたコスプレ。化術を使っているのか、どう見ても完璧に見える。これも、露出は少なくともセクシーなアピールができるというアリスなりの表現なのだろう。そして、その太ももにはキラリと光る雫が。どうやら、ここに来る前に物陰でつまみ食いをしたからなのだろう。淫欲のエネルギーを糧とするアリスにとっては、これもひとつの生業なのだ。
「あなたを探すの、大変だったんだから……」
そう、彼女は持てる能力と研ぎ澄まされた五感を駆使してユカの元にたどり着いたのだ。もちろん、その途中で幾人かのカメコたちの精をつまみ食いしてきたのだけど。見た目は過激さを抑えた人気アニメのコスプレで、清楚感を醸し出すにはぴったりだった。ただ、太ももに伝う雫を除いては。だが、さすがにユカもそこまでは気付いていないようだ。そんなアリスはユカに諭すように語りかける。
「……注目を浴びるのに過激さなんて必要ないわ。例えばそう、人差し指をこうやって唇に当てるだけでも、ね。目が離せないでしょう?」
アリスは己の人差し指を唇に当てると、『夜』の結界をユカの周りに張り巡らせる。結界の中に取り込まれたユカの脳裏に浮かぶのは、淫欲に負け「邪神の仔」として目覚めてしまった自分。アニメキャラのコスチュームを脱ぎ捨てて水着姿で知らない男に跨がると正気を失いながらその男の精を搾り取る。その太ももに一筋の赤い糸を引きながら、何も考えられないかのように腰を振る自分。そして男は枯れ果て、次の男を探して邪神として覚醒してしまった自分の姿だ。その様子に嫌悪感を覚え、顔から血が引いて倒れそうになるユカ。だが、その様子は一瞬で消えたのだ。アリスの優しい言葉と共に。
「……だけど、あなたはこの道を選んではいけないの。この道を選ばずとも、変身願望を満たしつつ過激さを抑えることだってできるのよ」
先ほどの植え付けられた記憶を上書きするかのように、ユカが見たのはアニメキャラのコスチュームのまま、邪な心を持たないカメコたちに囲まれてコスプレを楽しんでいる姿だ。別に過激な格好をしないでもよい。みんなが喜んでくれるなら、それでもよい。それに痛い目に遭わないで済むだろうし……。
「心の中に眠るのは……私の中に眠る邪神……」
元から頭の良かったユカにとって、その状況を受け入れるのは難しくなかった。淫魔とならずとも、変身して皆の注目を浴びることができること、これを知れただけでもユカにとっては大きな収穫だったのだ。
「だから、男性であれ女性であれえっちなことを思うのは自然な欲望よ。ただ、それに狂わないように、ってことで……ね」
そう言って、アリスはユカを抱きしめつつ、その手を未だ湿っている場所に導くのだった。アリスに促されるまま、その場所をなぞるユカ。そのユカの刺激が、アリスの心をさらに高ぶらせる。
「現代に生きる淫魔の先達として、あなたには夢を見させてあげるわ……」
ユカのぎこちない指使いに感じているのか、アリスは時折体をピクピクと震わせる。お返しにとばかり、アリスもユカのスカートをめくると、水着の布越しに秘部に触れる。その秘部は、うっすらと湿っていた。
「あっ、これ……あたたかい……」
ユカもお返しにとばかり、アリスの泉の中に指を進める。その中から先ほどカメコから吸い取った精がこぼれ落ちている。そんなアリスの敏感な場所をやんわりと刺激するユカ。アリスだって負けてはいない。ユカを傷つけないよう丁寧に刺激を与えると、二人の感情はピークに達してしまったようだ。二人の体が小刻みに震えるのは、絶頂を迎えた証。アリスはユカの指を締め付けつつ、ユカにちゅっと口づけをおこなう。
「大丈夫、私がついてるから……あなたを邪な欲望の虜には堕としやしないわ……」
その口づけに、ユカは心の支えを得たような気持ちになっていた。これなら、きっと心の中の闇にも、勝てるだろう。己に眠る「鬼」と戦う決心をしたユカの目に、迷いはもはやなかったのだ。
大成功
🔵🔵🔵
リーゼロッテ・ローデンヴァルト
♥♥♥×108、NG無し
※アドリブ他大歓迎
ひとまずユカさんを監視するけど
ついでにカメコ達を彼女から引き離したり
彼女を押し止める必要もあるかな?
ってわけで、本気のコスプレに勤しむとしようか♪
首左側のバーコードに【マトリクス・メモリ】を挿れ
【ロゴスイグニッション・グレイスクラウン】開放
首に(妲己ちゃんの形見を用いた)金飾りが付くと
ピンク髪Hカップ以上の傾国級ナイスバディに大変身♡
白衣姿で女医コスの看護スタッフとして潜入さ♪
…【彼女】に似た淑やかさで『莉世』と名乗りましょう…
…皆がワタシに心を向けた時、教団側カメコの《害悪の源》…
…即ち「邪神への依存心」を封印の上、此方へ惹き付けます…
…更にユカさんの《理性》を支えつつ、強く慰留します…
「…ご自身をかなぐり捨てずとも、魅力は引き出せますよ…」
…『コレ』を望むワタシや、必要悪だった【彼女】でもないのなら…
…そして不穏なカメコ(&快楽を望む猟兵・男女不問)に
ワタシへの《愛情》を与え物奥へ誘います…
…後は皆様の激しく乱暴な獣欲を全身に…あおぉぉっ…♡
●傾国の女医
不意にも快感を味わってしまったユカであるが、次なる快感への期待に胸を高鳴らせていた。だが、心の中では自分に眠る「闇」との葛藤が続いていた。物欲しそうに湿った場所からは蜜がこぼれており、それを覆う布をしっとりと湿らせていた。
そんな彼女を物陰から見つめるのは、リーゼことリーゼロッテ・ローデンヴァルト(マッド&セクシーなリリー先生・f30386)。
「とりあえず無事そうでよかったけど、カメコたちから彼女を引き離したり、彼女を押し止める必要もありそうだね……」
ひとまずユカの様子が守られていることを確認するとリーゼは首の左側にあるバーコードにマトリクス・メモリを挿し、変身のためのデータを読み込み始めたのだ。
「ロゴスイグニッション・グレイスクラウン!」
リーゼが変身のキーワードを決めると、その銀髪はピンク色の髪となり、年下に見られるほどの薄い胸もHカップはあろうかという大きな胸に変化していた。そして、胸には封神武侠界で散った妲己の肩身であった首飾り。そんな彼女が選んだコスは生業である闇医者らしさを活かした白衣だった。そのミニスカートから見える太ももは男たちの欲情をそそるが、その甲斐もあって、リーゼは簡単に会場に潜入することにした。もちろん、『莉世』という仮名を名乗りつつ、首飾りの主に似たおしとやかさを演じながら。
「ねぇ、写真撮らせてくんない?」
一人のカメコが莉世に声をかける。
「人を探しているので……後でなら、かまいませんよ」
にっこりと笑う莉世に、内心ガッツポーズをするカメコだった。そうこうしているうちに、多くのカメコに囲まれる莉世。その視点に見いだしたのは、パパ活教団という邪教の邪神への依存心か。後で処理をする約束を取り付けつつ、莉世は見失ってしまったユカを探すのだった。
ほどなくしてユカを見つけることができた。先ほどの行為で頬は上気しているが、思ったほど自分をないがしろにしていない様子だ。そんなユカに、声をかける莉世。
「……はじめまして。ユカさん……ですよね? この世界はいろいろ戸惑うことが多いと思われますが……ご自身をかなぐり捨てずとも、魅力は引き出せますよ」
ニンフォマニアの莉世や、それを求められてしまった「彼女」ではないのだから。そんな莉世は、ユカに対して言葉を続ける。
「過激なコスプレでなくても、大丈夫ですよ。あなたの中に眠る闇も、私といっしょなら孤独な戦いを避けることだってできますから」
それに対して、顔を真っ赤に染め、うなずくユカ。すでに自分が闇を抱えていることを知りつつも、いろいろな人の支えもあって闇に捕らわれずにすんでいるのだから。
「でも、わ、私は……」
ちょっと狼狽するユカをぎゅっと抱きしめる莉世。
「大丈夫です。私がついていますから……」
その莉世の言葉は、ユカにとって大いに励みになったのだった。己の中に眠る「闇」を制御し、屈服しないこと。それが今の自分にできることだとユカは認識したのだった。こうして支えてくれる人たちのためにも、「闇」に落ちるわけにはいかないのだ。そんなユカは莉世に淡いキッスをすると、彼女の目を見てこくりと頷いた。これなら、多分大丈夫だろう。
「じゃ、私はしなければいけないこともあるので行ってきますね……」
莉世はユカがもう大丈夫だと確信すると、もう一つのお約束、いや、情欲をユカに向けないためにできることをしようと先ほどのカメコに近づくのだった。すでに、他のカメコもこれに気付いたのか行列ができている。
「でも、ここでは……あれなので、あの物陰に行きませんか?」
莉世はカメコたちをユカから見えない場所に誘う。もう、彼らの準備はしっかりできていた。天を衝くほど反り立った彼らのものに囲まれる莉世。それを待ち構えていたように莉世は手で、胸で、そして体全体で愛情を貪るのだった。一人の怒張が莉世の秘部を貫くと、もう一人のを胸と口で慰める。そして、両手も駆使して莉世は邪な欲望を持つカメコたちと愛を貪るのだった。これは、情欲をユカに向けず、彼女を邪神の仔に覚醒させないため。それに、莉世自身が欲望を満たすため。莉世はカメコの上に跨がって腰を振ると、彼の剛槍を締め付けるのだった。彼があまりの快感にあっさりと果てると、周りのカメコたちも絶頂を迎え、莉世の体めがけてを吐き出すのだった。そしてカメコたちが満足するまで、莉世は愛を貪ったのであった。莉世はこんな目にあっていることをユカが知らないでいてほしいと思ったのだった。
大成功
🔵🔵🔵
第2章 集団戦
『『パパ活邪神教団・工作員』バニーレディ』
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POW : そこ行くお兄さん、ワタシとイイ事しませんか…?❤
【バニー服に包まれたハリツヤ抜群の艶姿】を披露した指定の全対象に【ついつい彼女の誘いに乗ってしまいたい】感情を与える。対象の心を強く震わせる程、効果時間は伸びる。
SPD : ちょっと荒っぽくイキますね…♪
【催淫型UDC内蔵の拳銃】による素早い一撃を放つ。また、【バニー服の布面積を減らし、露出度が増す】等で身軽になれば、更に加速する。
WIZ : エマージェンシーモード・『獣欲化』
【自身の理性と倫理観の全て】を代償に自身の装備武器の封印を解いて【バニー服のUDCを解放し、自らを性欲の獣】に変化させ、殺傷力を増す。
イラスト:黒江モノ
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
●パパ活邪神教団の刺客、現る
ユカが己の中の「闇」と戦っている間も、会場は異常な熱気に包まれていた。
そんな中動き出したのはバニースーツ姿の会場のスタッフたち。彼女たちもしきりにユカの様子をうかがっているようである。そう、その正体は『パパ活邪神教団・工作員』バニーレディ。ユカの中に眠る「邪神の仔」を目覚めさせ、世界を淫欲にまみれさせようとしているのだ。
「え、な、何が……?」
ユカを監視するスタッフに、ユカは嫌な予感を覚えていた。まさか、彼女らも私の心の中の「闇」を狙っているのではなかろうかと。そして、一人のバニーレディがユカに近付いてきたのだ。
「貴女の中に眠るえっちさに従うのよ……なぜなら、貴女は……」
ユカは恐怖のあまり、立ちすくんでしまった。
猟兵たちは、ユカの窮地を救い、『パパ活邪神教団』の野望を打ち砕くことができるのか。その行方は、猟兵たちの行動にかかっている。
星川・アイ
♥︎♥︎♥︎アドリブ連携歓迎♥︎♥︎♥︎
パパ活邪神教団……またか、またなんだね
悪いけど、ユカちゃんに手出しはさせないよ!
と言いつつ速攻でUC発動
ユカちゃんに接触している隙を突き、足元から様々な罠を出現させて動きを封じるよ(早業・罠使い・捕縛)
目隠しで視界を封じ、マッサージ器でジワジワ攻め、触手で一突きと、罠で敵をオトしていく間にユカちゃんを連れて安全な所まで連れていくよ
それでも、ユカちゃんの方はさっきので怖がってるだろうから、抱きしめたり優しく触れあったりする事で落ち着かせてみるね(救助活動・奉仕・慰め)
……大丈夫だよ、ユカちゃん。アタシが付いてるから、もう安心だよ……
●バニーに触手はごちそうです
「真の自分に、めざめちゃいなさいな……」
『パパ活邪神教団』のバニーの一人が近寄りながらユカに声をかける。ユカのなかでは理性と欲望が戦っていた。このまま、欲望に落ちてしまいたいと思うこともある。両親に厳しく育てられてきたユカとしては、欲望に興味があるのもまた然りなのだが、今堕ちてしまうと世界を滅ぼすほどの災厄になってしまうとばかり必死に欲望をこらえていた。もう、これ以上我慢できないと思ったとき、助けは不意に現れるのだった。
「パパ活邪神教団……またか、またなんだね? 悪いけど、ユカちゃんに手出しはさせないよ!」
星川・アイ(男の娘アイドル風プロゲーマー・f09817)はバニーたちとユカの間に立ちはだかると、不思議なトラップを辺り一面にはりめぐらせるのだった。近付いてきたバニーたちはこのトラップからのびる様々な精力を奪う罠に刈り取られていったのだった。
「ま、まさか……未来をインスパイヤする魔法の杖なんて……あれでされたら……」
トラップからのびる触手は未来をインスパイヤする魔法の杖にバニーが気をとられていると、その隙を見た別の触手が手際よくバニーに目隠しをしていくのだった。視界を奪われたバニーはあわてるばかりだ。ちなみに、未来をインスパイヤする魔法の杖とは、とある総合電機メーカーが作り出してしまった電動マッサージ機のことである。
「今だよ! 未来をインスパイヤする魔法の杖で攻撃ッ!!」
アイは触手たちに命令を下すと、バニーの大事なところをマッサージしようと触手たちは一気に飛びかかる。バニーの大事なところに当てられた未来をインスパイヤする魔法の杖が震動を始めるとバニーは体を震わせているようだ。さすがは未来をインスパイヤする魔法の杖、あてられただけで即座に極楽に導かれるという。それだけではない。触手はバニーのレオタードの隙間から入り込んで大事なところを一突きするのだ。パパ活で鍛えたバニーもあまりの激しさに戦意を一気に失ってしまうのだった。
そんなアイは、怯えるユカの手を握り励ましていた。優しく抱きしめると、ユカの気持ちは落ち着いたようだった。
「……わ、私は……こ、恐かったです……」
そんなユカの肌は柔らかく、股間の魔法の杖が堅くなっていることを悟られないようにアイは前屈み気味になってしまったのだった。
成功
🔵🔵🔴
クペ・デトー
❤❤❤
【アドリブや他のキャラクターとの連携OK】
SPD
ほぉ~~……電気イイ~~……
いやこんなことしてる場合じゃねえわ!バニーの連中どうにかしねえと!とりあえず片腕だけでも動かせれば……!
UCと技能【陽動】【視力】【ダッシュ】【グラップル】【継戦能力】を使用して、銃を持ったバニーを手当たり次第に殴り飛ばしていくよ。
バニー達の流れ弾がユカに当たらないように技能【かばう】【激痛耐性】も使ってできる限りカバーするように頑張ってみようか。ボク自身に当たっちゃった分はまぁ……耐えておこう。こんな時こそ気合いさ!
あなたたちではなかったけど、ボクをめちゃめちゃにしてくれた分、拳できっちり返させてもらうよ!!
●借りは拳で返す
「ほぉ~~……電気イイ~~……」
ニプレスにCストリングという刺激的な格好をしていたおかげで森の妖精SMショーに巻き込まれてしまったクペ・デトー(拳骨妖精・f00292)だが、やっとのことでフェアリーSMショーから逃げ出すことができたところに目に入ってきたのはパパ活邪神教団のバニーたちによるユカ襲撃だった。
「いやこんなことしてる場合じゃねえわ……バニーの連中どうにかしねえと!」
まだ電気刺激によって体が痺れているクペだが、片腕だけでも動かせればと心を落ち着かせて体のコントロールを取りもどそうとしているのだった。だが、目の前に迫るユカの危機に魂が肉体を凌駕したのか、気合いで体を動かせるようになっていた。
「とにかく、やれるだけのことはやるッ!」
クペは己の胸を勢いよく叩いて己を鼓舞すると、不思議と強くなった気がしてきた。バニーの死角から銃をたたき落とすべくスピードを付けてパパ活バニーに飛びかかる。その急襲に気付かなかったバニーは拳銃を取り落としてしまうが、そのおかげでユカを取り囲むバニーたちの群れに隙ができるのだった。
「こうなったら、あなたも催淫弾を受けて地獄に堕ちなさいッ」
ムキになって催淫弾を乱射するバニーたち。だが、フェアリーであるクペを狙うのは至難の業で、弾丸の餌食になるのは会場に来ていたカメコたちであった。撃たれたカメコたちが欲望を抑えきれなくなって会場のコスプレイヤーに襲いかかる。そんなコスプレイヤーたちが逃げ惑う様子にクペはもはや堪忍袋の緒が切れてしまっていた。
「一般人を巻き込むなんて……許せないッ!!」
クペは拳銃を落としたバニーを狙うと、勢いを付けて突撃したのであった。その衝撃に吹っ飛ぶ件のバニー。まずは一人か……とばかり集団に対してにじり寄っていくクペ。
「次はどいつが相手になりたい?」
バニーたちを威圧して睨み付けるその目には、怒りの炎が浮かんでいたのだ。
「あなたたちではなかったけど、ボクをめちゃめちゃにしてくれた分、拳できっちり返させてもらうよ!!」
このクペの瞳に威圧された邪神教団のバニーたちはユカに手出しすることも忘れ、クペを狙って無駄撃ちを繰り返すのだった。
成功
🔵🔵🔴
月詠・愛珠
♥♥♥
アドリブ歓迎NG無し
尻込みしてる相手にそんな風に言ったら逆効果じゃない
…って防ぐ側が言う事でもないよね
こーいうのは秘して然るべきで表に出す物じゃない訳で…や、中に出して欲しいって言ってるわけじゃ…っ♥と、さっきまで浴びせられてた相手から受け止めることに
もー…♥じゃなくて…ともかく!余計な事を言う口は塞がせてもらうよ!と、あられもない牛柄ビキニ姿のままコインを取り出して展開
ユカには見せない様に配慮しつつ…目隠し!残りはバニー達の口を塞いで!と、コイン達に指示出し!
…ユカの方は手で目隠ししてくれてるけれど、バニー達のナニがどうしてどこの口を塞いでるのかな!?あ、いやボクの口は塞がなくても…♥
●いちかばちかのコイントス
目の前で戦っている猟兵たちに、ユカの心も再び自分の中に眠る欲望を抑えようと必死に戦っていたのだった。そんなユカに月詠・愛珠(月に魅入られる翠の狐娘・f06905)という新しい味方が現れたのだった。尻込みしてる相手にそんな風に言ったら逆効果じゃないかと思う愛珠であったが、カメコたちの慰み者になっていた彼女は着衣は乱れた牛柄ビキニを直すのが精一杯であった。狂乱の宴は先ほどまで続いていたせいか、ビキニはカメコたちの精と愛珠の愛液でしっとりと湿っており、愛珠はそれを拭き取るとバニーたちの前に立ちはだかるのであった。
「ほう、あなたも私たちの邪魔をするのね……? じゃあ、いっしょに楽しも?」
パパ活教団のバニーたちは己の理性と倫理観を捨て去るとバニースーツのUDCを解放し、「性欲の獣」と成り果てたのだった。見た目はバニースーツで変わらないように見えるが、そこは「性欲の獣」、相手が女の子なのでそれを喜ばせるための器官を生やしているのだった。
「こーいうのは秘して然るべきで表に出す物じゃない訳で……や、中に出して欲しいって言ってるわけじゃ……っ♥」
早速バニーたちに組み敷かれ牛柄ビキニをずらされ彼女たちに本来あるはずのないものの侵入を許してしまう愛珠。バニーも女性としての快楽を知っているせいか、愛珠を責める腰使いは的確で早速絶頂させられてしまうのだった。
「女性に抱かれるのはどうかしら? あなたもいっしょに目覚めちゃいなさいな……」
さすがに、こんな姿はユカに見せるわけにはいかない。
「もー……♥じゃなくて……ともかく……余計な事を言う口は塞がせてもらうよ!」
愛珠は懐から魔法のコインを取り出すと、ユカの側に数個、そして残りをバニーと自分の側に展開する。ユカの側に展開したコインから生えた手は、ユカに己の痴態を見せないようにユカの目を塞ぐのだった。薄々感じているが、ユカを守ろうとする猟兵たちの心にユカのかたくなな心も解けてきたようである。残りはバニーたちに余計なことを言わせないように怪しく動く。愛珠を責めるバニーだって、一応は女なのだ。コインから生えたモノはバニーの急所を突く。
「ああっ、すごいの……もっと、もっとぉ……♥」
バニーは愛珠に締め付けられつつ大事なところを突かれてすぐさま愛珠の中に精を吐き出し、失神するほどの絶頂を迎えたのだった。他のバニーたちもユカに近付かないようにご丁寧に責められている。だが、コインの暴走はこれでは終わらなかった。
「あ、いやボクのは塞がなくても……♥」
ご丁寧に、暴走したコインによって再度喜びを味わってしまった愛珠であった。
成功
🔵🔵🔴
アルミナ・セシール
♥︎×限界まで
護衛対象に向かって移動中あちらも確保に向かってたであろうバニーの集団に出くわすわ
即座に戦闘態勢が取れない私
原因は薄いボディスーツからも見てとれる下腹部に刻まれた淫紋
以前パパ活教団の幹部に敗北した私は「指導」を受けて体に服従の淫紋を刻まれ教団に入信してしまったの
淫紋を見てバニー達は私を敵対する猟兵ではなく信者仲間だと認識するわ
私は淫らなポーズをしながらバニー達に教団が与えてくれる快楽と享楽を懇願するわ、幹部の「指導」で学んだように
そんな私をバニー達が取り囲むと一斉に愛撫が始まるわ
一人は胸を揉みし抱き違う一人は強引に私の口に舌を入れるなど全身の気持ちいい部分を攻められてしまうわ
与えられる快楽にただ酔いしれる私。自然と教団への感謝と更なる信仰を口にする私を見て攻めを続けながら満足そうな笑みを浮かべるバニー達
最後は怒張を模した型を装着したバニーが私の秘部を貫くと猛烈な勢いのピストンで攻め立てるわ
止めを刺された私は盛大に達してしまうの……
事後は全裸土下座でバニーと教団に感謝を捧げるわ
●抗えない悲劇
その日、レプリカントの女性であるアルミナはユカ護衛の任務を受け、彼女たちの元に急行していた。対オブリビオンマシン用に生み出された彼女であるが、絶対に勝てない敵があったのだ。そう、それはパパ活教団である。彼女の心と体を服従させ、その身体に淫紋を刻みつけた因縁の敵。それを見ただけで、体が必然的に抗えなくなってしまう。だが、まだ彼女は護衛対象を狙っているのがパパ活教団だとは気付く余裕がなかったのだ。そんな彼女は、「仲間」を見つけてしまうのだった。護衛対象のはずのユカに迫るバニーたちはパパ活教団の「仲間」だったのだ。彼女らパパ活教団に「指導」を受けてしまった彼女は、もはやユカの護衛ではなく、ユカを狙う側になってしまっている。
そのバニーたちも、アルミナのことを仲間と認識するやいなや、ユカの前で彼女を取り囲んでしまったのだ。
「あら、教団の仲間をこんなところで見かけるとは……」
アルミナの淫紋が怪しく光ると、アルミナの体が自然と動いてしまう。
「はい、私は教団の快楽をあたえるものとして……」
その言葉を聞くユカもユカで動けない。
「まずは、この猟兵を徹底的に気持ちよくしてあげましょうか……」
バニーの一人が、熱い視線をアルミナに送る。すっかり抵抗の気を失ってしまったアルミナはどうすることもできず、快楽と享楽を懇願するようにいやらしいポーズをとるのだった。その周りをパパ活教団のバニーたちに取り囲まれながら、ユカにパパ活教団の素晴らしさを「布教」するようにバニーたちになすがままの姿をさらけ出すのだった。
「パパ活教団は、とっても素晴らしいことをしてくれる教団です……私が堕ち行く……さまをご覧になってくださいまし……あひぃ!!」
そんなアルミナはパパ活教団の誘惑に抗いきれなかったのだ。パパ活教団のバニーたちに取り囲まれ、ありとあらゆるところを愛撫されるアルミナ。一人のバニーは彼女に接吻するや口の中に舌を入れ、アルミナの心を溶かしにかかっていた。もう一人のバニーがバトルスーツの上から胸を揉み始めると、アルミナの声に嬌声が混じり始める。与えられる快楽に抗いきれないアルミナは自然とパパ活教団への感謝を口にしてしまう。
「ああっ、このまま私を壊してくださいまし……パパ活教団に、全てを捧げますぅ……」
その言葉を聞くバニーたちは、満足そうな笑みを浮かべながらアルミナへの攻めを続けて行く。そのまま、アルミナは怒張を模した張り形を装着したバニーの侵入を許してしまう。しかも、護衛対象であるはずのユカの目の前で。その怒張を激しく動かすバニーの腰使いにアルミナは酔いしれていた。本来の任務を忘れ、パパ活教団に感謝と恭順の意思を表明する。もはや、アルミナは猟兵ではなく、パパ活教団の尖兵なのだ。アルミナをもっと快楽に沈めるためにバニーはアルミナのパワースーツを脱がして一糸まとわぬ姿にしてしまう。
「ほら、もっといいもの、欲しいと言って御覧なさいな……」
アルミナを落とすように、バニーは挑発するように装着した張り形を手でしごき始める。ついに根負けしたアルミナは、全裸で土下座しながらパパ活教団へのさらなる忠誠を誓ってしまうのだった。
「私は、パパ活教団のものです……このまま、壊れるまで壊してくださいませ……」
よくできましたとばかり、バニーはユカの目の前でアルミナを犯し始めたのだった。
「あなたも、パパ活教団に堕ちちゃいなさいな。とてもよい気分が味わえるのよ……」
それを見つめるユカの心は葛藤に苦しんでいた。もし、私が邪神として覚醒すれば、このような快楽を永遠に味わえるのだろうか。だが、そうなってしまったら世界すべてに大きな歪みをもたらしかねない。そんなユカの手も、自然と股間に動いていた。スカートを脱いで、上着を脱いで、今すぐ私の体を見せつけたい。そんな欲望がユカの心の中にわき上がる。でも、脱いでしまったら、私は邪神に堕ちてしまう。だから、必死で抗わなければ……。だけど、目の前で繰り広げられるパパ活教団の営みに押し流されてみたくなるという欲望も巻き上がっていた。気持ちよくなりたい。えっちになりたい。そんな欲望に、身を委ねてしまいたくなる。自然と手はスカートに伸びてしまう。平常心を保たなきゃと苦しむユカはスカートのホックを外すまいと必死で抗っているのだ。中に着ているのはそれほど過激な装いではないスクール水着とはいえ、彼女のような清楚系の女の子が着ていれば、ドキドキを覚える男子は決して少なくないのだ。ホックを外せば、これまで押さえつけていた理性はすべて壊れてしまうだろう。そうなったら、私はこの世界に仇なす存在になってしまうだろう。だから、必死で抗わないと……と思いつつも、その手はスカートのホックではなく、スカートの中の水着に動いて、自らを慰めようとしてしまう。水着越しに触れる秘所は先ほどの愛撫でうっすらと湿っていたが、自分で自分を慰める快感にさらに湿り気を増していた。もう、いっそのこと堕ちてしまおうか……目の前の銀髪の女性のように。
ユカの心の中に、どす黒い欲望が呼び起こるのだった。
失敗
🔴🔴🔴
アリス・セカンドカラー
♥︎♥︎♥︎
お任せプレ、汝が為したいように為すがよい。
あらあら、ユカに手出しをしてはイケないわ。
ふむ、猟兵の言葉を聞き入れるわけはないと。なるほどなるほど。
ああ、なんてことでしょう!アリスのお願い♥を拒否するなんて(くすくすくす)
あらあら、拳銃の構え方そんなのでいいのかしら?使い方が思い出せないでしょう、だってその技能は奪ってしまったのだもの。もう遅いわ、あなた達の生殺与奪権は私の手の平の上。生かすも殺すも私次第。分かるわよね?(くすくすくす)
そして、こうして話してる間にもエナジーを奪ってるからそろそろ立てないほどに疲労する頃合いかしら。後はおいしく料理するだけだわ♪
ま、アリスの眷属になるなら助けてあげないこともないわ。契約として“契って”もらう必要はあるけれど。その過程に化術肉体改造で文字通り生まれ変わってもらうわ♪
えっちなのうみそおいしいです♥
さて、ユカさん。こういう悪い連中を懲らしめるUDC組織ってのがあるけど興味はあるかしら?闇に呑まれるのは論外だけど発散する場も必要よね。
リーゼロッテ・ローデンヴァルト
♥♥♥×108、NG無し
※アドリブ絡み他大歓迎
パーテーションの影で変身解除♡
コレはユカさんには魅せられないしね♡
【ブリスフル・センテュリオン】展開♡
腰前後に生えた生体デバイスは幾多の触手と巨大なナニ♡
ソレらに【マトリクス・メモリ】で『繁殖力の発生源』付与♡
後は【アイス・ミルク】の媚薬成分を循環させたら
生半可な怪物より悍ましいエロ女神顕現♡
ユカさんに迫る数人を触手で手早く捕らえ
手元に引きずり込み【スケイプ・セル】展開
遮音ついでに周囲を隔離したら眼前に吊るし
手技やDキスで『理性・知性・戦意』簒奪♡
邪神の代わりにアタシが満たしてア・ゲ・ル♡
ユベコで誘惑されるまでもなく蹂躙開始っ♡
一人ずつバニー服を触手で引き裂いては極太のナニ挿入♡
繁殖力に依ってタフネスは増しているからね♡
更に吸収した『生命力・精神力』を活かして激しく挿入♡
さぁ、パパ活の望み通り腹一杯…孕むまで出したげる♡
媚薬満載の濃厚白濁を、ねっ…あおっ、あぁぁあぁぁっ♡
他の娘もバニー服を剥がしつつ触手で十分下準備♡
後は全員KOまで繰り返し♡
●ユカの危機を救うのは?
ユカは目の前で繰り広げられる悦びの光景に、激しく葛藤していた。今、ここで闇に堕ちたら、この世界を壊しかねない災厄に成長してしまうだろう。その前にアリス・セカンドカラー(不可思議な腐敗のケイオト艶魔少女・f05202)と交わした約束を忘れつつあったユカはスカートのホックに手をかけるのだった。ホックを外すと、スカートがはらりとユカに落ちる。上半身は制服ながら、下半身は現役時代のスクール水着というその道の人たちにそそる格好になったのだった。何かに操られるように上着のボタンに手をかけるユカ。もう、堕ちてしまおうと思いながらシャツのボタンを外したその時だった。
「お願い、私との約束、思い出して!」
駆け込んできたのは当のアリスだったのだ。
「こんなところで堕ちてしまったら、私たちが困るのよ……」
その隣にはリーゼロッテ・ローデンヴァルト(マッド&セクシーなリリー先生・f30386)もいた。
「危ないところだったね。でも、これで大丈夫だよ。バニーたちはアタシたちに任せて!」
物陰で変身解除を済ませたリーゼの腰には生体デバイスで生やした本来リーゼの体にないものがあった。触手のような何かとちょっとユカには刺激が強いような何かである。
「何を見せてるのよ……とりあえず、あなたが落ち着くまで私は側にいるわ」
アリスはユカを落ち着かせようと抱きしめると、もう大丈夫とばかり言葉をかけるのだった。そしてユカが脱ぎ捨てた服を拾って畳んでおくと、視界を遮ってリーゼの戦いを見せないように配慮するのだった。
そのリーゼはバニーたちに誘惑されたわけでもなく臨戦態勢になっていた。それらにはマトリクス・メモリで『繁殖力の発生源』を付与し、何にも効くというアイス・ミルクというリーゼが自分で調合した秘薬を含ませていた。彼女にとって、愛の対象にもはや男女の別はないのだ。数人のバニーがユカに迫るが、リーゼは触手でバニーを絡め取ると手元に引きずり込み、音も視線も遮断した空間を作り出したのだった。
「ここなら大丈夫だろう。さあ、楽しませてくれるかな?」
リーゼは妖しく笑うと、一人のバニーを触手で眼前に吊るしたのだった。
「私が楽しませるはずなのに……嫌、嫌ぁぁぁぁ」
リーゼは嫌がるバニーをディープ・キッスと手技で責めていくと、知性も理性も戦意も失ってしまったのかその場にへたり込んでしまったのだ。
「さあ、最後の仕上げと行くか……楽しませておくれよ……」
リーゼはバニーのスーツのクロッチを横にずらしタイツと下着を引き裂くと、そのままバニーに覆い被さるのだった。リーゼに本来にはない器官がバニーの中に侵入する。パパ活で鍛えたバニーもリーゼの激しい責めにあっという間に屈服してしまうが、それでもリーゼの責めは止まらない。
「邪神の代わりにアタシが満たしてア・ゲ・ル♡」
リーゼは吸収した生命力と精神力を使ってさらにバニーを責める。その激しい責めに何度も達してしまうバニー。頭の中が書き換えられていく感覚に、バニーは酔いしれるのだった。
「さぁ、パパ活の望み通り腹一杯……孕むまで出したげる♡」
そこに最後のおまけとばかり、リーゼは媚薬満載の特濃の白濁を注ぎ込んだ。特濃を受けたバニーはあまりの快感のあまり失神してしまうのだった。バニーの中で、全てが生まれ変わる感触を与えながら、バニーは寝息を立てるのであった。
その様子を見ていた他のバニーもリーゼに襲いかかる。リーゼのを手で、口で、そして胸で奉仕しようとするバニーたち。だが、リーゼの触手でバニースーツを破かれ、そのまま一人ずつリーゼの侵入を許すとたちまちに全てが書き換わるほどの快感をお見舞いされるのだ。おそらく、秘薬には媚薬のみならず、相手の心を遺伝子レベルで書き換える何かが含まれているのだろう。すやすやと穏やかな寝息を立てて眠るバニーの顔には、骸の海で抱いていたようなどす黒い感情は一切見えなかったのだ。
幸いなことに、この様子は結界の中故かユカの目には入らなかった。アリスの腕の中で落ち着きを取り戻したユカは自分の格好に赤面するが、自分の心の中の闇を封じ込めようと必死に戦っている。
「もう、大丈夫そうね。あなたなら、心の中の闇を斬れるはずよ……」
アリスはユカをぎゅっと抱きしめると、再びの口づけを交わす。ユカの表情は、勇気に満ちあふれていた。この感じなら、心に眠る邪神の子に打ち勝てるだろう。こうなったら、次はアリスが戦う番だ。
「さあ、お次は私の番よ! とりあえず、お願いを聞いてもらおうかしら。お願いだから、ユカに手を出してはいけないわ!」
そんなのを拒否するとばかり、バニーは催淫効果の入った弾丸を込めた拳銃で撃とうとする。だが、構え方はおろか、銃の扱い方すら忘れてしまったようで、安全装置を外すこともできずに戸惑っているようだった。
「あらあら、拳銃の構え方、そんなのでいいのかしら?」
妖しく微笑むアリスの笑顔の裏側には、どす黒い闇が渦巻いていた。
「使い方が思い出せないでしょう? だって、その技能は奪ってしまったんだもの……」
銃を放り投げるバニーたち。その顔は恐怖に歪んでいた。そんなバニーたちをいたぶるかのように、アリスは言葉を重ねていく。
「もう遅いわ、あなた達の生殺与奪権は私の手のひらの上。生かすも殺すも私次第……分かるわよね?」
そのアリスの笑顔を見たとき、一斉にバニー達が崩れ落ちる。そう、アリスはバニー達の技能とエナジー、そして生殺与奪権を奪ったのだ。動くことのできないバニー達に向けて、アリスの容赦ない一言が牙を剥くのだった。
「……後は、おいしく料理するだけだわ」
この言葉にはユカだけではなく結界の中のリーゼにも聞こえていたようだ。そんなリーゼはアリスに対してツッコミを入れる。
「え、アタシみたいに別の意味でおいしくいただくんじゃないのかな?」
その言葉に真っ赤になりつつも言葉を続けるアリス。
「そ、そうよ……アリスの眷属になるのなら、助けてあげなくもないわ。契約として『契って』もらう必要はあるけど……」
結局同じじゃないかと突っ込むリーゼ。自分も似たようなことをしているが、高みの見物を決め込むつもりのようだ。その間にも、アリスは一人のバニーに覆い被さると、そのバニースーツを剥ぎ取り丁寧に快楽を与えていく。頬を赤らめながらバニーは全てを受け入れている様子だ。アリスは丁寧に責めると、バニーに絶頂を与えるのだった。
「ちょっと、アタシにも分け前、もらってよいかな?」
混じる気満々のリーゼ。とりあえずユカの目に入らないように会場に結界を張ると、二人でバニーを自分の眷属に生まれ変わらせるべくいろいろなことを行ったのだった。結界の中で、おそらく二人はバニー達とお楽しみをしているのだろう。
自分の危機が去ったことを知ったユカの心に、もう迷いはなかった。会場は先ほどの一戦で大混乱になっている。ユカはアリスが畳んでくれた自分の服を見つけると、小脇に抱えて二人を待つが、ほどなくして二人は戻ってきたのだった。しかも、それぞれが自分の「眷属」となったバニーを連れて。そんな二人はバニー達全員を見事にノックアウトしてきたのだった。
「全てが何とかなって、よかったかな。アタシもこんなかわいい子ゲットできたし」
リーゼの隣には、リーゼの「眷属」となったバニーが一人。そして、アリスの隣にはアリスの「眷属」となったバニーが一人。すっかりお楽しみだったようで、彼女らの顔には満足感がにじみ出ていた。
「あ、ありがとうございます……」
半脱ぎの制服シャツの下にスクール水着という刺激的な格好で挨拶をするユカ。そんなユカに、アリスは言葉を重ねる。
「無事で……よかったわ。さて、こういう悪い連中を懲らしめるUDC組織っていうのがあるのだけど、興味はごありかしら?」
こくんと頷くユカ。
「私でよければ、喜んで参加させてくださいねっ」
その言葉に、満面の笑みを浮かべて親指をあげるアリス。
「……闇に呑まれるのは論外だけど、発散する場も必要よね……」
こくりと頷くアリスに、皆が微笑ましい笑みを浮かべるのだった。
「あ、これも何かの縁ですし、私たちで記念写真を撮れませんか?」
ユカはスマホを取り出すと、その場に残っていた五人で写真を撮るのだった。この一枚は、おそらく、一生の思い出になるのだろう。半脱ぎの制服姿というちょっと刺激的な格好で写真に写るユカの顔は、屈託のない笑顔だった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
第3章 日常
『混浴温泉リゾートでのひとときを』
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POW : 水着を着てプールのように楽しめる温泉レジャー!スライダーとかありますよ!
SPD : 水着なんて邪道!普通にのんびり露天の温泉でゆっくりしよう!混浴もあるよ!
WIZ : リゾートは温泉だけじゃない!海の幸に山の幸、美味しい料理も待っているぞ!
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種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
●あとはゆっくり休もう
あれから数日後、ユカは街からちょっと離れた温泉街のとある旅館にいた。今回の事件が一段落した後に心のケアが必要になるだろうとルイザ・シャーロット(クールなふりをしたエルフの弓使い・f27402)が旅館を貸し切りで予約していたからだ。
ユカの心の中では、自分が「邪神の仔」だったという事実はショックではあった。全てを失い、世界を憎み、そして滅ぼす側に回ろうなど思いもよらなかったからだ。
だけど、今回の事件でユカが得たものは大きかった。自分の中の闇と戦う勇気を持てたのもその一つだ。だが、何より「受験勉強で一流大学に入ってその後は一流企業に就職して……」という「レールに乗ったような人生」を強いられてきたユカにとって、初めて自分の意思で何かをできたという達成感が今の自分にはある。同行しているUDC職員が言うには、大がかりな記憶処置は要らないかも知れないし、何よりユカ自身がせっかく得た「絆」を失うことを恐れているようだ。
「きっと、ユカさんならこのショックを乗り越えられますよ。ユカさんは強いですから」
その隣でルイザがユカを励ましていた。そういった経験のないユカにとって、先日の一件もショックだっただろう。だけど、ユカにはなんとなく分かっていた。いつか、大人になる日が来るのだと。その時がいつ来るのだろうか、ユカの心の中にはほのかな期待もあるのだった。
なお、温泉は混浴露天風呂と男女別の内湯があるが、混浴は基本水着着用とのこと。ただ、旅館を貸し切ったので他のお客の目を気にすることはないだろう。
「また、皆さんと会えるんですね。楽しみですっ!」
ユカは胸を高鳴らせながら脱衣場にたどり着いた。これから着替えるのは、あの時着ていたスクール水着。ちょっと恥ずかしくはあるが、思い出の一着だからとあえてこの水着を選んだのだった。その隣で、ルイザも似たような紺色の水着に着替えている。
着替え終わると、二人は混浴の湯船に浸かることにした。後は、ユカの心が癒えるようにいろいろとお話をすることだろう。
ユカの未来は、猟兵たちが彼女の心を癒やせるかにかかっているのだ。
クペ・デトー
❤️❤️❤️
【NGなしです。】
【アドリブ歓迎です。】
SPD
ユカ!お久しぶり?それともはじめまして?知らないです?そっかぁ……まぁとにかく無事っぽくてよかったよかった!
(混浴希望。コスプレイベントで出会ったボンテージの男と一緒に入浴。クペは湯船ではなく風呂桶に湯を溜めてそこに浸かっている。)
あの後も何度か会ったり食べたり飲んだりして、まぁ仲良くなっちゃってねえ。こういう場所で2人だけでも気兼ねなく入れるくらいには。いいご縁ってのはどこで巡ってくるのかわかんないもんだね!
それじゃボク達はこの辺で。旅館に来たんなら温泉だけじゃなくて料理と酒も楽しまなきゃだし!今夜も長くなりそうだし!
●いろいろあったけれど
ユカは、心の荷物を降ろしたような感じでゆったりと混浴のお風呂に浸かっていた。そんなユカを尋ねてきたのは、コスプレイベントにユカを守りに行ったクペ・デトー(拳骨妖精・f00292)だった。今回はちゃんと、水着を着て大事なところを隠しているのだが、そんな彼女はユカを見かけて声をかけるのだった。
「ユカ、お久しぶり?」
だが、同じ会場にいたユカとクペの間には認識がなかった。きょとんとした顔を見せつつも、自分を守ってくれた猟兵だと気がついたユカは返事する。
「あ、あの時SMショーをしていた猟兵さんですね。あの時はありがとうございました……」
面識がないことを忘れていたクペはこくんと頷くと、無事を喜んだのだった。
そして、クペに遅れてやってきたのはあの時ボンデージに身を包んでクペを調教した男性コスプレイヤーだった。
「お待たせ。こうして会えるのもなかなかよいね」
そんな彼の格好はボンデージではなくて普通の水着だ。いや、さすがに温泉でボンデージを着られても困るのだが。ちなみに、彼とのなれそめはあのコスプレイベントで、それから二人で会ったり食べたり飲んだりしてすっかり仲良くなったようだ。そんな彼はクペのためにタライを用意するとそこにお湯を張っていく。これなら身長の低いフェアリーでも安心してお風呂に入れるというわけだ。温かいお湯に浸かる二人の姿を眺めるユカ。
「すっかり仲のよいカップルですね……。お幸せに……」
ちょっと嫉妬の炎が見えた感じもするが、仲のよい二人はいろいろ話したりしているようだ。
「やっぱり、縛りは歪みねぇな……」
緊縛はよいぞとさりげなく語るボンデージ男に首を縦に振るクペ。そんな二人の話す様子は長年の友達のようで。
「それじゃボク達はこの辺で。旅館に来たんなら温泉だけじゃなくて料理と酒も楽しまなきゃだし! 今夜も長くなりそうだし!」
お風呂から上がる二人の姿は、この後の期待に満ちあふれているようだった。
大成功
🔵🔵🔵
アリス・セカンドカラー
♥♥♥
お任せプレ、汝が為したいように為すがよい。
サイキックヴァンパイアとしてカウンセリング(医術)やヒプノセラピー(催眠術)も体得シているわ。医術っていうか私のこれは本能に基づいた生存技法(サバイバル)でもあるけれど。
カウンセリングの基本は、その人がその人自身の力で前を向けるように手助けすること。あくまでも手助けなので否定も肯定も私の意見もNG、誘導になるからね。
自覚してない心理の言語化、思考や望みの整理、望みを叶える為に必要なモノのアドバイス。
客観的視点から心の整理を手助けし、ユカさんの心の傷が癒えるように尽力するわ☆
ま、温泉に浸かりながらだからそこまで本格的なモノでもないけどね。雑談に交えて不安やらなんやら吐き出せばスッキリするでしょ。ユカさんが望むならそっち方面での癒やしを与えてもいいけど♥
あ、この子(耳舐め小悪魔)達が気になる?よくある心の天使と悪魔を魔法で具現化したものだけど、興味があるなら貸してあげてもいいわよ♪
リーゼロッテ・ローデンヴァルト
♥♥♥×108、NG無し
※アドリブ絡み他大歓迎
※水着は果島ライチさんの納品物準拠(黒ビキニ)
ふふっ♡ユカさん、あの後どうかな?
記憶処理も断って気丈にヤッてるって話だけど、
いつまでも無垢なままってのもストレスじゃない?
勿論堕とす気はないし、あくまで望まれない限りは…
でも望まれたなら、発散のお相手はシてあげるよ?
ま、何にせよハグとかキス位はヤッちゃうんだけど♡
うん…素直になってほしいし、もっとキレイにしてあげたいね
ココは【アンジェリカ・シトラス】で丁寧に美容マッサージ♡
なぁに、ココにはアタシ達しかいないし、他にも聞こえないんだ
心の内も解きほぐして…期待してるコト、素直に言っちゃえ♡
斯くしてお肌はツルッツル、男女問わず惹き付ける仕上がり♪
後は…ユカさんがどうしたいか言えば、全力で応えてあげるよ?
医者の矜持として、彼女を癒やす為の労力は惜しまないさ♡
必要なら【マトリクス・メモリ】で色々準備できるけど
あくまでユカさん自身のオーダーに合わせてイク形♡
原則として普通の甘ったるいGLレベルになるのかな?
月詠・愛珠
♥♥♥✕いっぱい
アドリブ歓迎NG無し
ユカがあの時の格好ならボクも同じく牛柄ビキニ…またコレ着るんだ…いやまあ良いんだけども
色々、そう色々あったけどなんやかんやユカが無事に済んでよかったよ
…焦ることは無いと思うな?その時を迎えるのなら望んだ状況とかあるもんね
とはいえ思い通りにならないこともあるんだけど…成長度合いとか、成長度合いとか…ぐぬぬ…
と、そんな風に話してたけどボクはそろそろ行かないと
どこにって…あの時撮影してくれてたカメコの人達と別の場所で個撮の約束してるんだ
ボクみたいにとは言わないけど、きっとユカも楽しめる事があると思うから…それじゃ、またね!
アドレス交換してこれから撮影な光景を送り…
それじゃああの日の続きしよっか…♥
いや、色々とバニーになんやかんやされたからかあの日の要望に応じられそうな気がするんだよね
もちろんその分ボクの方も全身全霊を持って絞らせてもらうから♥そのままあの日は浴びせられてかけられるだけだったけど…バニー達にされてた事くらいなら、いーよ…♥何て事があったとか…♥
●全てが片付いた後で
全てを受け入れたようなすがすがしい表情で温泉に浸かるユカ。今ではショックも和らぎつつ、自分の奥底に眠る「邪神の仔」の素質といかに付き合っていこうか思いをめぐらせていた。やはり、適度に発散させた方がよいのだろうか。それとも、そういうことは大切な人ができるまで待っておいた方がよいのだろうか。
そんなユカに会いにこの温泉宿にやってきたのは三人の猟兵だった。そのうちの二人はアリス・セカンドカラー(不可思議な腐敗のケイオト艶魔少女・f05202)とリーゼことリーゼロッテ・ローデンヴァルト(マッド&セクシーなリリー先生・f30386)。いっしょに記念写真を撮った仲でもある。リーゼは黒のビキニに身を包み、そんなアリスもセクシーランジェリーをモチーフにしたような水着を着ている。今回新たに加わったのは牛柄ビキニに身を包んだ月詠・愛珠(月に魅入られる翠の狐娘・f06905)だ。三人を見つけるなりユカは手を振って歓迎した。
「皆さん、お久しぶりです。今日は私のために、ありがとうございますっ!」
ぺこりとお辞儀するユカに、リーゼはストレートな質問で応える。
「ふふっ♡ユカさん、あの後どうかな? 記憶処理も断って気丈にヤッてるって話だけど、いつまでも無垢なままってのもストレスじゃない?」
いきなり何を言うかと思う愛珠であったが、「邪神の仔」の素質があったとはいえどこかしらえっちなことは抑えこんできたユカにとって、発散したい気持ちにならないわけがなかった。
「ちょっと待ちなさい。いきなりそんな事を言っては混乱するだけよ……」
アリスにとってもこの台詞は予想外だった。医術を心得ているアリスとリーゼであったが、心理的アプローチを採るアリスには決めつけることはすべきではないことを分かっていた。
「ともあれ、まず、あなたの話を聞かせてもらうわ。アドバイスは、今は控えて……」
そう、カウンセリングの基本はその人がその人自身の力で前を向けるように手助けすること。あくまでも手助けなので否定も肯定も支援者の意見も言うべきではないのだ。そのことを知ったユカは、三人に語り始めたのだった。
「はい、おかげさまで……。自分を抑えているといえばそうなのですが、清楚でいるのもひとつの武器になるとは思うんです」
さすがに、えっちに目覚めるのにはユカにとっても抵抗があるようだ。性への興味はないわけではないが、最後までするのは好きな人と……と思っているようだ。
「でも、心の中では、気になるんです。み、皆さんのことが……」
赤面しながら三人に語るユカの心の中には、自分を抑えこんでストレスを抱えるわけにはいかないという気持ちもあるみたいだ。でも、最後までいくことは恐いとも……。
「かつて、気になる人がいたのですが……言い出せないまま疎遠になってしまって。だから、私、自分の心に素直になってみたいんです」
ゆでだこのように赤くなったユカの心の中には、えっちへの興味もあるようだ。
「……焦ることは無いと思うなぁ。その時を迎えるのなら望んだ状況とかあるもんね」
愛珠の言葉に、ドキドキした様子のユカの心は少しおさまったようだ。
「とはいえ思い通りにならないこともあるんだけど……。成長度合いとか、成長度合いとか……ぐぬぬ……」
確かに、胸については愛珠の思い通りにはなってないことが分かるようだ。胸が小さいという面ではアリスもリーゼも同じだ。そんな三人は己の胸を見つめながらどうしようもないと達観する気持ちを共有していたのだ。
「その、触れば、もっと大きくなるかも知れませんよ……」
そんな三人を憐れむような目で見つめるユカ。彼女の手が愛珠の伸びる。
「……いいよ、さわって……」
ユカに体を委ねる愛珠。ユカは愛珠に軽く口づけすると、水着の上から胸と秘部を優しく愛撫するのだった。そんな彼女の拙い愛撫にピクンと体を震わせる愛珠。だが、彼女は大事なことを思い出したのだった。
「あ、ボクは……そろそろ行かないと……」
これからというときに当の本人に抜けられては、とばかりにアリスとリーゼが冷たい視線を送るが、愛珠は意を決したようにお風呂から上がるのだった。
「これから、あの時撮影してくれてたカメコの人達と別の場所で個撮の約束してるんだ。ボクみたいにとは言わないけど、きっとユカも楽しめる事があると思うから……それじゃ、またね!」
そそくさとその場を脱する愛珠を見送ると、アリスとリーゼはその熱い視線をユカに送る。
「このままで、よいと思っているのかしら?」
アリスの言葉を聞き流しつつ、リーゼはユカに抱きつくとその唇を奪い、ぎゅっと抱きしめる。そのハグにユカもぎゅっと抱きしめ返し、とろんとした目でリーゼを見つめながら舌を絡める。こうなっては、三人は抑えが効かないのか、アリスもユカの後からぎゅっと抱きつきながらその胸を水着の上から揉みしだくのだった。リーゼも負けじと秘部に手を伸ばす。水着の上からユカの秘部を触ってみると、そこはうっすらと濡れていて……。
「もしよかったら、してみる? 入れずにこすり合わせるだけでも、気持ちよくなるよ……」
リーゼの提案に、ドキリとするユカ。でも、アリスのことを考えると、二人だけで気持ちよくなるわけにはいかない。
「その、三人で触りっこしませんか……これなら、みんなで気持ちよくなると思うんです」
その提案にうなずくアリスとリーゼ。そう決まったら、話は早い。三人がお互いの秘部を触ると、水着の上からでも分かるほどにしっかり湿っていて……。ユカは二人の水着のクロッチをずらすとそこから指で敏感なところに直接触れるのだった。
「もう……。心の傷を癒やすつもりだったけど、すっかり彼女のペースね。こうなったら、わたしも……」
ユカを気遣ってか水着の上から触れるだけとはいえ、アリスの手はユカを心地よくさせるのだった。リーゼだって負けてはいない。片手はアリスと指を絡ませつつユカを責めつつ、もう片手はユカを責めるアリスをせめて……。そんな三人は心が高まってきたようで、ユカの手は二人の秘所にすっぽりとおさまるのだった。アリスがユカの指を締め付ければ、リーゼも負けじとユカの指を締め付ける。ユカはユカで二人の敏感なところを見つけるとくにくにと指を転がすのだった。アリスもリーゼも負けてはいない。ユカの水着をずらすとそのまま秘芯を突っつくと、ユカもすっかり達してしまったようで。達したユカが二人の中に入れた指をピクピク震えさせると二人も同時に達するのだった。達しつつも、まだまだ足りない三人。ユカの中に、芽生える興味。入れるのって、気持ちよいのだろうけど……。
「その、い、入れるのって……気持ちいいんですか?」
突然何を言うかとばかりぎょっとするアリスに、その気になってきたリーゼ。
「ま、まだ早い……って……。もっと、考えてからでも遅くはないわ……」
ユカの真意を測りきれず、優しく止めるように諭すアリス。しかし、そんなアリスが呼びだしたのは、二人の小さなアリス。左耳の耳舐め小悪魔がそんなのまだ早いとささやくと、右耳の耳舐め小悪魔がこのままオトナになってみると唆すのだった。ユカはオトナの階段を登るべきか迷っている。そんなアリスはその様子を見つめながら言葉を紡ぐ。
「あ、この子達が気になる? よくある心の天使と悪魔を魔法で具現化したものだけど、興味があるなら貸してあげてもいいわよ♪」
そんな二人の小さなアリスに翻弄されるユカの興味をいじるように誘うリーゼ。
「入れられるのが恐いのなら、入れる側になってもいいんだよ……」
その手があったか。そのリーゼの目に、すっかりその気になったユカ。
「その、私、まだ入れられる決心がつかないですけど……入れる側ならノーカンですよね……?」
まさかのお願いに一瞬ぎょっとするリーゼ。でも、今のユカはじーっとリーゼを見つめている。最初はユカを責める気満々だったリーゼも、ユカに責められるのも悪くないと思い始めていた。それは見ているアリスも同じだった。
「わ、わたしだって、それが癒やしになるのならしてあげてもいいけど……」
そんな二人はユカの指使いにすっかり濡れていたわけで……。
「じゃ、生やして……してみようか……」
リーゼはユカにキスをするとマトリクス・メモリの力でユカに本来ないモノを生やすのだった。自らに生えたモノに恐る恐る触れるユカを、アリスもリーゼもしっかりその様子を見つめていた。
「まずは、アタシから……?」
黒のビキニをずらしてユカに跨がるリーゼ。ユカを優しく包み込むリーゼに、体を震わせて全てを感じるユカ。早速絶頂を迎えてしまったその感じ方は初々しい。さっきまでノリノリで責めてたユカはどこへ行ったのやら……。
「……すっかり、快楽の虜になってしまったみたいね。次は……わたしの番よ?」
勢いを失ってリーゼから抜けたユカのモノをアリスは丁寧に扱うと、ユカのモノは再び元気になるのだった。ユカはアリスを後から貫くと、仕返しとばかりにアリスの胸を刺激する。その甘美な刺激に、アリスはすっかり酔いしれてしまうのだった。そのユカの胸を揉むリーゼの股間からは、ユカの放出した生命の源がこぼれ落ちていた。
「すっかり大人になったみたいだね……これはアタシからの贈り物さ」
いろんなところを美容マッサージするリーゼのおかげで、すっかりつるつるのお肌に元気みなぎるユカ。そんな元気になってしまったところはちゃんとアリスを満足させて……。
「ああっ、もう、すっかりあなたのペースじゃない……もう……」
……三人の影は、一晩中重なったり離れたりを繰り返すのだった。
その頃、愛珠は先日のカメコの個人撮影のお願いに応えていた。
先ほどの牛柄ビキニに身を包みながら、男のリクエストに応えながらポーズを撮る愛珠。そんな男はファインダー越しに愛珠を見つめると、その姿を写真に切り取っていく。
撮影が終わる頃には、二人の興奮はいっそう高まっていたようで。愛珠は水着の股布をずらして男を誘うのだった。
「それじゃあ、あの日の続きしよっか……♥」
もう、水着に覆われていた部分はすっかり湿り気を帯びていて……。もちろん男がそんな誘いを断るはずもなく……。その返事を受け入れ、ビキニを脱ぎ捨てて全裸になる愛珠の姿は妙に艶めかしく……。
「いや、色々とバニーになんやかんやされたからかあの日の要望に応じられそうな気がするんだよね……」
男も続いて全裸になると、彼に跨がる愛珠。
「もちろんその分ボクの方も全身全霊を持って絞らせてもらうから♥」
二人の影が重なる。愛珠は男のものを受け入れると最初はゆっくりと、そして激しく腰を振るのだった。
「そのままあの日は浴びせられてかけられるだけだったけど……バニー達にされてた事くらいなら、いーよ……♥」
こちらも夜の営みは、終わりそうにないだろう。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵