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【ノルデン物語】雪爆激震

#クロムキャバリア #【Q】 #ノルデン物語

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#【Q】
#ノルデン物語


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 傭兵業が主流の極寒国ノルデン。何度か猟兵に助けられ、今日まで安定に暮らせていた。
 しかし、また別の驚異が彼の国を襲っていた。
「くそ、まただ! クリムゾンウォールの連中め……」
「内戦してる場合じゃないんだぞ、もうじき大吹雪の時期だってのに」
 ノルデン1の狙撃部隊『ホワイト・アウト』の者が漏らす。
 理由も不明、目的もノルデンの転覆のみでその先を全く見てない謎のテロ組織クリムゾンウォールに、今この国は頭を悩ませていた。
「前回の輸送機襲撃もコイツラが原因とか噂もあるし……どうにかしねえとよ」
 しかし『ホワイト・アウト』の装備は市街地向きではない。市街地に突然現れては雪の中へ消えていく彼らを討滅するのに苦労していたのであった。

「ということで、私達の出番だよ」
 完全防寒装備をしつつも寒さで震えているのはクトゥルティア・ドラグノフ。現在猟兵たちがいるのはノルデンの軍事基地である。
 猟兵の集合を確認し次第、クトゥルティアは今回の内容を話しだした。

 今回の依頼はここノルデンに隠れるテロ組織、クリムゾンウォールの殲滅になるよ。
 勿論ただのテロ組織なんかじゃない、オブリビオンマシンによって生まれた困った組織なんだ。
 彼らは、町中に現れて破壊活動をして、その後雪に紛れて消えるらしいよ。その特性から市内に基地があると思われてるけど、特定には至ってないってところが現状だね。
 皆には、クリムゾンウォールが壊した街の修復、及び除雪作業を手伝って貰いつつ、奴らの基地を特定してもらうよ。
 特定後はもうお約束の、まっすぐ行ってぶっ飛ばす!
 雪に紛れてって点から多分地下かその辺だとは思うけど、他の場所も探してみるのも吉かもね。

 そこまで言ってからクトゥルティアは一息つき。
「ノルデンにはもう時期大吹雪っていう災害が来るみたい。それを越すためにもこの鎮圧はとっても大切なんだ。皆の活躍、期待しているよ! それじゃあ各自解散、お手伝いに行こう!」
 そう言って、市街地に向かう猟兵をクトゥルティアは見送った。


しじる
 初めましての方は初めまして。そうでない方はいつもお世話になっております。しじるです。
 今シナリオで登場している、ノルデンとホワイト・アウトは、しじるの【ノルデン物語】シリーズで登場した国と部隊ですが、前作を読んでいなくとも問題ないストーリーにしておりますので、気軽にご参加くださいませ!
 街に隠れたオブリビオンマシンによるテロ組織を見つけて倒す、そんなシンプルな内容となっております。お気軽にご参加くださいませ。
 それでは皆さまの素敵なプレイング、お待ちしております!
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第1章 日常 『市街地修復』

POW   :    大量の資材を運び込む

SPD   :    現地の人と協力し、大掛かりな作業を行う

WIZ   :    今後の戦争にも備えて、防備を固める

👑5
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​

種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

コニー・バクスター
SPD選択。

猟兵として初仕事になるね!
難しい戦闘とかはないみたいだから、ぱっぱと片付けちゃうおう☆

復旧や除雪とかの作業ならコニーにお任せあれ。
実は、こういう中衛的な位置が得意だったりするんだよね!
まず、愛機の量産型キャバリア「ブラック・ラピッド・ラビット」を呼び出そう。
(省略記号はBRR)(機動力の高い黒い兎型のロボ)

UCのリモート・レプリカントでBRRを操作するよ!
崩れた瓦礫の除去や積った雪の除雪といった力のいる仕事はBRRに任せる。

コニーは近くでBRRを遠隔操作しながら街人から情報を集めちゃおう☆
悪い奴は大体地下に潜ったりするみたいだから、特に地下通路とか探るよ!

アドリブ、連携歓迎。



 この事件が初めての猟兵業となる【コニー・バクスター】は、自身の愛機である量産キャバリアのブラック・ラピッド・ラビット(以降BRR)を、ユーベルコード【リモート・レプリカント】で操作しながら現地へと到着した。
「復旧や除雪とかの作業ならコニーにお任せあれ。実は、こういう中衛的な位置が得意だったりするんだよね!」
 彼女の言う通り、操作するBRRは的確に市内の瓦礫を除去し、車両を埋め、屋根を圧し潰すほどの雪を取り除いていく。
 ノルデンにはこうした作業に向いたキャバリアがないのか、実に大助かりといった様子であった。
「ところで皆さん、地下通路とかの地図って持ってるかな?」
 さて本題、コニーはクリムゾンウォールの基地を探すべく、周辺住民へと清掃をしながら聞きまわっていた。その結果として下水道の存在が上がった。
 下水道は旧新があり、旧はかつての大吹雪の際に氷漬けになっており使用などできたものではないらしい。しかしクリムゾンウォールの消失位置と、旧下水道の位置が重なることが多い。
「このあたりに的を絞るの良いかも」
 地図と睨み合いながら、コニーは一人溢すのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

カツミ・イセ(サポート)
「僕の神様は言ったよ。郷に入りては郷に従えと」
「僕に出来ることだからね」

神様に作られたミレナリィドール、勝ち気で大人びた僕娘。イメージは水。
口癖が「僕の神様は言ったよ」
『偽装皮膚』の影響で、球体関節が普通の関節に見えるよ。

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用。加護で治るから、大怪我しようと厭わず積極的に行動するよ。
遠距離は『水流燕刃刀』を伸ばすよ。
近接戦では『偽装皮膚』を水のような刃にして、咄嗟の一撃を放つことがあるよ。このときは球体関節が見えるんだ。

他の猟兵に迷惑をかける行為はしないよ。
また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしないんだ。
あとはおまかせするから、よろしくね!



「僕の神様は言ったよ。郷に入りては郷に従えと」
 そういって極寒のノルデンにふさわしい暖かな服装で現れたのは【カツミ・イセ】。『偽装皮膚』の影響で、球体関節が普通の関節に見えているが、彼女は立派なミレナリィドールである。もっとも今回は厚手の装いなため全く見えていないが。
 カツミは現地に到着早々仕事を開始、ユーベルコード【水の権能、二『似姿』(ニスガタ)】を発動させる。水でできたカツミとそっくりな球体関節人形は、水で出来てはいるものの浄化の力があり、極寒世界でも凍り付かない。さらにこの人形は時間さえあれば城や街を築く。
 まさに今回の状況に最適と言える存在を作り出し、これにより街の修繕や補修や除雪が的確に行われていった。
「さて、こっちも大切ね……そこのあなた」
 前の猟兵が絞った情報をさらに絞るべく、カツミは住民の聞き込みと現地の状況確認を行った。
 これによりクリムゾンウォールの拠点は旧下水道と断定。氷漬けの出入り口を、この国のキャバリアで破砕してくれることが決定した。

成功 🔵​🔵​🔴​




第2章 集団戦 『ギムレウス』

POW   :    砲撃モード
自身の【背部大型キャノン砲】を【砲撃モード】に変形する。攻撃力・攻撃回数・射程・装甲・移動力のうち、ひとつを5倍、ひとつを半分にする。
SPD   :    メタルファング
自身の身体部位ひとつを【機械で出来たワニ】の頭部に変形し、噛みつき攻撃で対象の生命力を奪い、自身を治療する。
WIZ   :    接近阻害地雷敷設
自身からレベルm半径内の無機物を【対キャバリア地雷】に変換し、操作する。解除すると無機物は元に戻る。
👑11
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種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 猟兵たちの活躍により、下水道に潜むと断定されたクリムゾンウォール。
 各々の猟兵が確認準備が整うのに合わせて、ノルデン所属の氷砕キャバリアが下水道入り口を破壊。すると中は完全な工場となっており、クリムゾンウォールの分厚い氷で守られたヴェールが破られた。
 即座に緊急アラートが鳴り響き、クリムゾンウォールのオブリビオンマシンが出撃してくる。住民たちの仕事はここまで。ここから先は猟兵の仕事である。
 鉄の巨人を、討て!
コニー・バクスター
「コニー、下水道に参上☆ 悪いギムレウスをいっぱいやっつけるよ!」
ブラック・ラピッド・ラビット(Code:BRR)に搭乗して下水道に乗り込む。

下水道は狭くて暗いのかな?
EPミラージュユニット(Code:BRR)も展開しておこう。
幻影発生装置でBRRの幻像を見せて囮にする。
敵が囮に気を取られている隙に撃破だね。
BRRの高機動力も合わせて死角から隙を突いて敵を撃破していく。

RSキャバリアライフル(Code:BRR)の二丁拳銃を標準装備する。
UCはヘッドショットで勝負をかけるよ。
素早い精密射撃で敵を制圧する!
至近距離の敵はRX-Aブラストナックル(Code:BRR)の功夫で倒す。

アドリブ、連携歓迎。



 緊急発進してくるギムレウス数機の前に真っ先に躍り出たのはBRR、搭乗者は【コニー・バクスター】。元気よく敵の注意を引くように声を上げる。
「コニー、下水道に参上☆ 悪いギムレウスをいっぱいやっつけるよ!」
 偵察、奇襲、遊撃等の中衛を得意とするコニーのBRRに対し、敵のギムレウスは重装甲遠距離型だ。この狭い空間であの砲は脅威ではあるが取り回しが悪くなるという点で弱点にもなる。寄ることができれば容易く撃破できるだろう。
 だからこそコニーはBRRの機能が一つEPミラージュユニットを起動させ、BRRの幻覚を発生させる。
 クリムゾンウォールが蛍光灯などを張り巡らしてるためか、コニーが思っていたほど下水道は暗くはないが、狭く反響がしやすいこの場で声を上げれば全方位から聞こえてるように錯覚し、それと相まって発動された幻覚が本物と誤認する。
 勿論幻覚にいくら砲を打ち込もうと当たる訳もなく、二丁持ったRSキャバリアライフルがユーベルコード【ヘッドショット】の効果により視覚外から無数に動力部へと撃ち込まれる。
 脱出機構でパイロットは無事に排出され、ギムレウスが次々爆散していくが、気づいた一体がBRRを破壊せんと右腕部をメタルファングと化し襲い掛かる。
「そうは、させないよっとぉ!」
 その攻撃に合わせ、BRRが低い体勢で突撃。メタルファングの下をくぐって、RX-Aブラストナックルが叩き込まれる。
 直後電磁パルスが膨大に送り込まれた。BRRがコックピットをこじ開けパイロットが助け出されるのに合わせてギムレウスが爆散。
 こうしてコニーは攪乱による視界外攻撃と、時折の近接戦によって敵戦線を颯爽と崩壊させるのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

フルム・サーブル(サポート)
余裕があるときや敵に憐れみを感じる場合は基本通りの穏やかな口調
余裕がなかったり、敵がえげつなくて怒りを感じるような場合は
「敵には」の口調です

でもあまりキャラぶれは気にしないので
公序良俗に反しない限りは好きに扱ってください

技能は【力溜め】【怪力】【グラップル】【シールドバッシュ】【カウンター】など
セットされているもの(サバイバル用にばらつきがあります)
を活用し、小さい体で戦場を飛び回りながら
優雅(自称)な戦いをします
どうみてもそのスタイルは脳筋です

武器は鍵(バトルアックス)や杖(バールのようなもの)をメインに使いますが
選択されたユーベルコードによっては拳一つでの戦いも可能です



 先行の猟兵によって陣形をかき乱され、既に混乱状態になっているギムレウス。その状態では身長30センチ程度の存在に気づけというのが酷な話である。
「さて、混乱しているところ悪いけど、一気に片付けさせてもらうね」
 【フルム・サーブル】はフェアリー、この世界にはいない種族だ。故に5メートルほどのキャバリアがその存在を機体内から認識することは極めて難しい。
 しかし小さいからと言って非力ということは一切ない。猟兵は常識にとらわれない存在だ。ユーベルコード【妖精さんパンチ(フェアリーパンチ)】の構えをしながら、混乱に陥ったギムレウスへと接触、そのまま拳を握りしめ力を貯めたら開放する。
「いくら大きくても、これなら如何かな?」
 放たれた拳はその小さな体から出たとは思えない強烈な一発。重装甲ゆえ曲がらないはずのギムレウス側面がくの字に折れ曲がれ、いびつな破砕音と共に爆散した。
「よし、この調子で行こうか」
 いくらギムレウスが砲撃モードになったとしても、元が非常に小さい。当てることは神業となってくる。
 こうしてフルムは被弾することなく、鉄の巨兵を拳で破砕していった。

成功 🔵​🔵​🔴​

火土金水・明
「流石にこのような場所で炎系の攻撃をすると酸欠になる可能性がありますから、普通に攻撃を仕掛けましょう。」「ついでに工場も破壊したい所ですが、ノルデンの方で再利用してもいいかもしれませんね。」
【SPD】で攻撃です。
攻撃は、【継続ダメージ】と【鎧無視攻撃】と【貫通攻撃】を付け【フェイント】を絡めた【シルバータイフーン】を【範囲攻撃】にして、『ギムレウム』達を纏めて【2回攻撃】します。相手の攻撃には【残像】【オーラ防御】で、ダメージの軽減を試みます。
「(攻撃を回避したら)残念、それは残像です。」「私の役目は少しでもダメージを与えて次の方に繋げることです。」
アドリブや他の方との絡み等は、お任せします。



 猟兵の行動により戦線は崩壊して混乱状態となったギムレウス。そこへ追い打ちとばかりに3人目の猟兵【火土金水・明】が参入する。
「流石にこのような場所で炎系の攻撃をすると酸欠になる可能性がありますから、普通に攻撃を仕掛けましょう」
 工場も破壊するつもりであったが、後にノルデンの人々が再利用することも考えてそれはやめておいた。
 既に混乱状態の戦線に猟兵が参入してもギムレウスは気づかない。その横っ面へと一撃を叩き込む様に、明のユーベルコード【シルバータイフーン(シルバータイフーン)】は発動し、銀の剣は奴らを三度も両断する。
 味方のいないこの状況では区別に必要はなく、狭い下水道ではこの広範囲技は避けられない。
 それが再度放たれ、計六回の斬撃がギムレウスを一蹴する。
 また明は生身である。機動性は高く被弾面積も少ない。
「残念、それは残像です」
 せっかく捕らえたと思ってもこれであり、ギムレウスは成すすべもなくその数を大きく減らすこととなった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

死絡・送(サポート)
『残虐ファイトのチャンピオン、ノーブルバットッ!』
 ダンピールのダークヒーロー×ファイアフォックス、19歳の男です。
 普段の口調は「男性的(俺、~さん、だ、だぜ、だな、だよな?)」、真剣な時は「攻撃的(俺、貴様、だ、だぜ、だな、だよな?)」です。

戦闘依頼ではノーブルバットと言うヒーローに変身して参加し。巨大な敵には、こちらもスーパーロボットのジガンソーレに乗って戦います。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



 猟兵たちの猛攻は止まらない。さらに一人駆けつけるのは【死絡・送】である。ノーブルバットというヒーローでもある彼は当然ヒーローの姿で現れ、今回は自前のスーパーロボット、ジガンソーレに搭乗しての参戦である。
「残虐ファイトのチャンピオン、ノーブルバットッ!」
 ヒーローの声が轟けば応戦するのが悪の通例だろう。ギムレウスもまたその例にもれず送に砲撃を開始する。
 だが彼が扱うジガンソーレはその攻撃を巧みにかいくぐり、ユーベルコード【ノーブルフォール(ノーブルフォール)】を叩き込む。
「これが貴族のフォークリフトだ!」
 その言葉に合わせてユーベルコードが炸裂すれば、ギムレウスの内一体が軽々とジガンソーレの手により持ち上げられ、そのまま他のギムレウスを巻き込むハンマー回しの後に上へと投げ飛ばされ、天井と強く衝突したのちに爆散。
 その瞬間に飛び出した脱出ポッドを回収し、安全圏に持って行ったならまた投げるだけだ。
 送とジガンソーレはその後もギムレウスの各個撃破に努め、確実にその数を減らすのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

ロラン・ヒュッテンブレナー(サポート)
※絡みアドリブOK
※感情が尻尾や耳によく表れる
※人見知りだが【優しい】性格で育ちのいいお坊ちゃま
※戦闘時は魔術器官と電脳空間の演算力を用いて知略で戦う
※「ぼく」「~なの」「~さん

体のあちこちにつけた魔道具の回路を起動し(【高速詠唱】)、
狼の嗅覚聴覚視覚(【聞き耳】【暗視】)を駆使した【情報収集】と、電脳空間からの【ハッキング】で敵戦力を分析(【学習力】)

適切な魔術(UC)を組み合わせたり【乱れ撃ち】する
防御は【結界術】で作る【オーラ防御】壁や、
小柄な体系と狼の機動力(【ダッシュ】【残像】)を使う

仲間を守り、敵には【勇気】をもって容赦ない作戦・攻撃を行う(【全力魔法】)


数宮・多喜(サポート)
『アタシの力が入用かい?』
一人称:アタシ
三人称:通常は「○○さん」、素が出ると「○○(呼び捨て)」

基本は宇宙カブによる機動力を生かして行動します。
誰を同乗させても構いません。
なお、屋内などのカブが同行できない場所では機動力が落ちます。

探索ではテレパスを活用して周囲を探ります。

情報収集および戦闘ではたとえ敵が相手だとしても、
『コミュ力』を活用してコンタクトを取ろうとします。
そうして相手の行動原理を理解してから、
はじめて次の行動に入ります。
行動指針は、「事件を解決する」です。

戦闘では『グラップル』による接近戦も行いますが、
基本的には電撃の『マヒ攻撃』や『衝撃波』による
『援護射撃』を行います。



 屋内とはいえ、キャバリアが大暴れできるくらいには広い地下空間。ならばカブが走り回る機動戦を仕掛けることも十分可能。【数宮・多喜】もまた、愛用の宇宙カブで参戦してきた。
「しっかしこりゃまともに話もできそうにないねぇ……まるで獣だよ」
 彼女は敵だろうとコンタクトを取って行動理由を聞いてから動くタイプだが、ギムレウスのパイロットたちは生体パーツのような扱いを受けてるらしく会話すら怪しい。
 そんな情報が分かったのは、多喜がサイキック能力の応用によるテレパスを可能としているからだ。脳波で伝わる情報すら、オブリビオンマシンによる負の感情で塗りつぶされており、意思も真っ黒である。
 つまるところオブリビオンの破壊本能のみで動いているというところだ。クリムゾンウォールの首領ならば違うかもしれないが。
「ま、やるだけやるか……そこのあなた、良かったらのる?」
 そんなことを考えていれば視界に移る一人の少年。【ロラン・ヒュッテンブレナー】もまた猟兵である。
「ぼくのこと?」
 声を掛けられロランが自分を指さす。多喜が頷いてカブの後ろを親指で示す。
 カブの機動性はバカにならない。大混乱と化しているこの戦場ではカブの機動性は優位に立つことができるだろう。
 ロランは幼いが、かなり頭の回る少年だ。そのことはすぐさま導き出せた。
 二つ返事でカブへとロランが跨れば、多喜がアクセルを吹かして一気に戦地を駆け抜ける。
「悪いね、アンタらとはちょいと繋がらせてもらったよ」
 時折砲弾や爪による攻撃が苛烈に飛んでくる危険なコースもあったが、多喜のユーベルコード【超感覚探知(テレパシーリンク)】が安全なルートを見つけ出すカギとなった。
 先ほど繋がったギムレウスの思考を読み、おおよその位置を割り出したなら機動性でどうとでもなる。鈍重な砲撃特化のキャバリア相手かつ多喜の腕だからこそできる芸当だ。
 そうやって多喜が機動性で翻弄しつつ、ロランがその軌道上に魔力回路の結界道が張られていく。やがてそれらが結ばれ、ロランの詠唱に合わせてそれは展開される。
「地に福音を刻み、空に柱となれ。清浄なる風を呼び、浄化の炎を灯さん。ヒュッテンブレナー式破邪結界、飛翔」
 ユーベルコード【破邪結界【Luce a spirale】(ヒュッテンブレナーシキラセンヲエガクヒカリ)】、張られたこの結界は、幾何学模様を描き複雑に飛翔する、1230本の魔や邪を滅する聖なる光での包囲攻撃を行う攻撃性の高いものだ。
 そして放たれたそれらはオブリビオンの闇だけを祓い、ギムレウスをただのキャバリアへと戻していく。
 こうして多喜の巧みなカブ捌きによる機動力と、ロランの結界魔法による殲滅力で、ギムレウスたちはついに数尽きるのであった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​




第3章 ボス戦 『モノアイ・ゴースト』

POW   :    バリアチャージ
【バリアを纏った】突進によって与えたダメージに応じ、対象を後退させる。【支援機】の協力があれば威力が倍増する。
SPD   :    パルス・オーバーブースト
レベル×100km/hで飛翔しながら、自身の【オブリビオンマシン】から【光学兵器による一斉攻撃】を放つ。
WIZ   :    ゴーストスコードロン
自身が【敵意】を感じると、レベル×1体の【支援キャバリア】が召喚される。支援キャバリアは敵意を与えた対象を追跡し、攻撃する。
👑11
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 ギムレウスが全て破壊または機能停止させられ、クリムゾンウォールの戦力はほぼ無いに等しい状態となった。
 だがまだ終わりではない。首領が残っていればいつまでもこのテロは続くだろう。
「やってくれたな、傭兵」
 そして、ただで帰る訳に行かないのは向こうも同じ。クリムゾンウォールを指揮するオブリビオンマシン、モノアイ・ゴーストがついに発進した。
「我らが野望、ノルデン制圧をよくも邪魔してくれたな。傭兵風情が、この下水道から生きて帰られると思うなよ」
 先のギムレウスとは違い、確かにパイロットの意志が残っている。それは乗っているパイロットの技量がダイレクトにオブリビオンマシンの戦力に変わっていることにもなる。
 強敵ではあるが、これを討てばクリムゾンウォールも壊滅となる。
 あとは一機、下水道での最後の戦いの幕開けである。
双海・忍
銀色のキャバリアで出撃します(コクピット内の服装はメイド服)。
「ここまできても野望を諦めないとは、しぶといですね。」「できる限り工場部分に被害を出さないように、一回の攻撃でそこそこのダメージを相手に与えないと。」
【POW】で攻撃です。
攻撃は、無敵斬艦刀を構え【鎧無視攻撃】と【貫通攻撃】を付け【フェイント】を絡め【限界突破】した【一撃必中】で、『モノアイ・ゴースト』を攻撃します。相手の攻撃に関しては【残像】【オーラ防御】【第六感】で、ダメージの軽減を試みます。
「(攻撃を回避したら)残念、それは残像です。」「少しでも、ダメージを与えて次の方に。」
アドリブや他の方との絡み等は、お任せします。



 猟兵へと攻撃を仕掛けようとするモノアイ・ゴーストの前に、最初に立ちふさがるのは【双海・忍】が搭乗するシルバースター。コックピットの中はメイド服という、キャバリアに乗る格好ではないがこの際気にしてはいけない。
「ここまできても野望を諦めないとは、しぶといですね」
 できる限り工場部分に被害を出さないように、一回の攻撃でそこそこのダメージを与えようと画策する忍。
 戦場は相も変わらず狭い。モノアイ・ゴーストは自基地だろうとお構いなしに攻撃をするが、何らかの拍子で基地が爆発しようものなら猟兵たちだけでなく、この下水道上の市街地にも被害が行きかねない。
 互いに牽制弾を撃ちつつ、偶然にもお互い近距離での一打を狙った二人はやがて仕掛ける。
 先に仕掛けるのはシルバースター。無敵斬艦刀を携えた機体が高速ホバー走行で肉薄する。左右に高速でレレレ曲がりに近づき、やがてそれはモノアイ・ゴーストを斬り裂くと思われた。だがモノアイ・ゴーストのパイロットはそれを予見していた。
「甘いぞひよっこが!」
 大上段に斬艦刀が構えられたのに合わせて、モノアイ・ゴーストがブーストを吹かしてバリアを纏ったタックルを仕掛ける。たとえこれでシルバースターが怯まなくとも自機を守れる攻防一体の攻撃。悪くはない冴えた一手、だが忍は上を行った。
「残念、それは残像です」
 タックルが命中したと思われたが、それはすり抜け空を切る。フェイント混ざりの残像回避。相手を女性と侮ったモノアイ・ゴーストの落ち度だ。
 その隙を逃がさずシルバースター越しのユーベルコード【一撃必中(イチゲキヒッチュウ)】が振るわれた。
 間一髪両断を避けたモノアイ・ゴーストであるが、この一撃でバリア発生装置の片方が破壊されてしまった。今ほどの安定した攻防一体攻撃はできなくなるだろう。
「おのれ、やる!」
「少しでも、ダメージを与えて次の方に」
 戦いはまだ始まったばかり、しかしこれにより猟兵側優位の戦闘が開始されることになった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

虚偽・うつろぎ(サポート)
世界問わず大歓迎
世界を超えて自爆活動さ
アドリブ連携等ご自由に

登場即自爆
自爆できれば台詞も活躍もいらぬ!
速攻で自爆することが最優先
1歩も動かず即自爆
そう、自爆だ
僕に自爆をさせるんだ!
僕もろとも鏖殺だ
これぞ鏖殺領域なり

ただ自爆するためだけに現れる存在
何かいきなり自爆する怪奇現象
もはや災害である

技能:捨て身の一撃を用いての
メッサツモードによる高威力な広範囲無差別自爆

射程範囲内に敵が1体でもいれば速攻で自爆
自爆することが最重要
なので敵がいなくても自爆するよ
大事なのは自爆までのスピード
有無言わせぬスピードで自爆する
これ最重要だね

捨て身の一撃なので自爆は1回のみ
1回限りの大爆発
自爆後は爆発四散して戦闘不能



 モノアイ・ゴーストがバリア発生装置を失い、怯んだその瞬間であった。
 敵の真上にテレポートを要請し、その通りに現れたのは【虚偽・うつろぎ】。
 彼の代名詞を知らないものはほぼいない。そして彼が頭上にいるというのは非常に危険だ。モノアイ・ゴーストの損傷が確定したも同義であった。
 ブラックタール特有の軟体がモノアイ・ゴーストにへばり付いた。いきなりの事態にパイロットは動揺するが、一瞬でその動揺も吹っ飛んだ。
 文字通り吹っ飛んだのだ、うつろぎが。
 ユーベルコード【ウツロギ(メッサツモード)】。眩い光がうつろぎから放たれ、直後地底を揺るがす大爆発が行われた。
 地上であったならキノコ雲が出来てるだろう爆発だ。猟兵の自爆とはそれほどの威力となる。しかしモノアイ・ゴーストのバリア発生装置が功を奏し、完全崩壊とはいかなかったようだ。
 それでも多大なダメージを与えたのは誰の目にも明らかである。
「特攻兵器まで使うのか、おのれ!!」
 うつろぎを正確に視認する前に爆発されたため、モノアイ・ゴーストのパイロットは特攻兵器にやられたと思っているようだが。
 なんにしても、今の一撃でモノアイ・ゴーストは黒煙を上げ始めた。

成功 🔵​🔵​🔴​

コニー・バクスター
影兎組【錫華と(f29951)】

「コニー、ボス戦に参上☆ おや、味方のキャバリアがいるみたいだね!?」
「うん、一緒に戦おう!」
コニーがBRRでボス戦に辿り着いた。
そこで増援の錫華と共闘するよ。

「ふむふむ? 錫華は近接攻撃が特技かな? コニーが援護するね☆」
前衛で錫華が白兵戦をしてくれる。コニーは中衛から援護攻撃するよ。

「錫華、ナイスファイト! この調子でがんばろう☆」
キャバリアライフルを2丁装備して、UC「電光石火」で戦う。
二丁拳銃の最大火力連射で、ヒット・アンド・ウェイ。
錫華の関節狙い攻撃が当たりやすいように射撃で敵の注意を引く。
また、錫華が隙を作ってくれた時にはそこへ銃撃を叩き込むよ。


支倉・錫華
影兎組【コニーさん(f36434)と】

・キャバリアは、レンタル。

チューン(スピード5倍・装甲半分)に手間取っちゃったけど、
最終戦にはなんとかまにあった、かな。

ん、あれは味方のキャバリア?

ね、あなた猟兵だよね。わたしは支倉・錫華。
わたしも猟兵なんだけど、ちょっと出遅れちゃってね。

よかったらいっしょしてもいいかな?
と、コニーさんとペアを組ませてもらうことにするよ。

ボスと会ったら、わたしは近接担当でいくね。
コニーさんが攻撃しやすいように、隙をつくれたら嬉しいかな。

攻撃は【歌仙】を構えて、敵の関節を狙って攻撃をしかけていくよ。
相手の攻撃は、基本躱していくけど、できないときは【天磐】で受け止めよう。



 モノアイ・ゴーストは黒煙を上げ、いつ四散してもおかしくない。戦いの終わりが見え始めた。そこで現れるのは【コニー・バクスター】と【支倉・錫華】である。
 もっとも、コニーが先に現場におり、これより激突といったタイミングでの合流である。
「コニー、ボス戦に参上☆ おや、味方のキャバリアがいるみたいだね!?」
「チューンに手間取っちゃったけど、最終戦にはなんとかまにあった、かな。ね、あなた猟兵だよね。わたしは支倉・錫華。わたしも猟兵なんだけど、ちょっと出遅れちゃってね。よかったらいっしょしてもいいかな?」
「うん、一緒に戦おう!」
 お互いの確認が取れたなら、いざ突撃。錫華は近接を、コニーは中距離を担当とし、モノアイ・ゴーストへと攻撃を仕掛ける。
 錫華の予め発動していたユーベルコード【脈動臨界チューニング(ミャクドウリンカイチューニング)】によって、スピード5倍・装甲半分となった量産型キャバリアナズグルが、それ相応の狂気じみた速度でモノアイ・ゴーストを襲う。
「小癪な……我が野望、やらせるものか!」
 バリア発生装置が片方破壊されているとはいえ、それでも威力十分のタックルを繰り出す。
「ふむふむ? 錫華は近接攻撃が特技かな? コニーが援護するね☆」
 しかしその一撃を咎めるように、コニーのアシストが光る。かと言ってコニーに注意を引けば。
「こっちだよ」
 錫華の関節を狙った斬撃が飛んでくる。八方ふさがりとはこのことか。
「錫華、ナイスファイト! この調子でがんばろう☆」
「もちろんだよ」
「おのれ傭兵風情が! この私が、こんな!」
 ついに焦りが操縦に出たモノアイ・ゴースト。その隙を逃すことはない。
 錫華が完全に脚部関節を捉え、一刀の元両断すれば体勢は大きく崩れて、故にコニーのユーベルコード【電光石火(ヒット・アンド・ウェイ・オブ・ブラック・ラビット)】が致命に炸裂する。
 動力部を二発のライフル弾が貫き、閃光が走る。その一瞬に錫華がコックピットハッチを切り開き、パイロットを確保した。
 これによりパイロットは無事救助され、モノアイ・ゴーストのみが怨嗟を上げるかのように爆炎の中へと消えるのであった。

 こうしてクリムゾンウォールは撃滅され、ノルデンにあった問題は解決となった。ノルデンの民はやってくる大吹雪の備えに集中できるだろう。
 こうして猟兵たちは温かいコーヒーに出迎えられ、雪の国に平和を取り戻すのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2022年06月11日


挿絵イラスト