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殲神封神大戦⑰〜世界を滅ぼすはラスボスの本懐

#封神武侠界 #殲神封神大戦 #殲神封神大戦⑰ #渾沌氏『鴻鈞道人』

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#渾沌氏『鴻鈞道人』


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●ラスボスとは斯くあるべし
「あっれー? 世界を滅ぼすなんてとってもとっても悪くて格好いいのに、なんでボクはやらなかったのかなあ?」
 猟兵達が転移した直後、戦場にスピカも転移してきたかと思えば、彼女は物騒なことを宣った。鴻鈞道人なる自らを骸の海と称する謎の敵との戦いだったはずだが、これは一体どうしたことか?

「うん。やっぱりおかしいよね。ラスボスとしてはさ、世界の一つや二つ、滅亡させなきゃだよね」
 スピカは魔星『アークツルス』を下半身に融合する。それは、彼女の本気の戦闘形態だ。また、その背からは、何やら白い触手が幾本も伸びている。それを見て、猟兵達は状況を察した。
 鴻鈞道人によって呼び寄せらたスピカは彼に融合され、猟兵達に敵対したのだ。デビルキングワールドの歪んだ価値観と、ラスボスとしても異質な邪悪な精神性を持つ彼女は、猟兵としての良心という枷をぶち壊されて、真に世界を滅ぼすラスボスとして、猟兵達の前に降臨したのだ。

「さーて、それじゃあ、誰から殺してあげようかなー?」
 ニヤニヤと笑いながら、猟兵達を眺めるスピカはその魔力を高めていく。

 鴻鈞道人の力は強大である。例えスピカと何らかの「心のつながり」がある者が何か説得などしても、それは一切有利に働く事は無い。彼女を解放する手段は、融合した鴻鈞道人が力尽きるまで戦うことのみだ。また、敵は強すぎるために「手加減をする事もできない」。ただ、スピカが戦闘後に生きていてくれる事を祈る事しかできないのだ。

「よしっ、じゃあキミに決ーめたっ!」
 適当に決めた猟兵に向けて、容赦なくスピカは先制攻撃のウィッチクラフトを撃ち放った!

 猟兵達よ! 世界の滅亡を求めるラスボスを撃破せよ!!


夢幻
●マスターの夢幻です。

●戦争シナリオのため、1章で完結となります。
●スピカ(鴻鈞道人)は必ず先制攻撃してきます。
●スピカの外見はオープニング画像のイラストになります。常時浮遊しています。
●スピカの攻撃手段
基本
・ウィッチクラフト:隕石落とし
・ウィッチクラフト:重力操作
・ウィッチクラフト:超新星爆発(溜め有り、先制攻撃では使わない)
・背中から生えた触手(近接迎撃にのみ使用)

POW
・腕を代償、再生するので威力上昇は控えめ
SPD
・中距離でも触手が伸びて攻撃してきます
WIZ
・相手よりダメージを受けていると強化

●このシナリオのプレイングボーナスは、『グリモア猟兵と融合した鴻鈞道人の先制攻撃に対処する』です。
●このシナリオに参加する猟兵は、シナリオ開始時点で既に転移されていたものと解釈します

●通常戦争依頼は早めに完結させていますが、この依頼は気長にやる予定です。戦争への貢献にはならないかもなので、その点ご留意下さい。
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第1章 ボス戦 『渾沌氏『鴻鈞道人』inグリモア猟兵』

POW   :    肉を喰らい貫く渾沌の諸相
自身の【融合したグリモア猟兵の部位】を代償に、【代償とした部位が異形化する『渾沌の諸相』】を籠めた一撃を放つ。自分にとって融合したグリモア猟兵の部位を失う代償が大きい程、威力は上昇する。
SPD   :    肉を破り現れる渾沌の諸相
【白き天使の翼】【白きおぞましき触手】【白き殺戮する刃】を宿し超強化する。強力だが、自身は呪縛、流血、毒のいずれかの代償を受ける。
WIZ   :    流れる血に嗤う渾沌の諸相
敵より【多く血を流している】場合、敵に対する命中率・回避率・ダメージが3倍になる。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

フカヒレ・フォルネウス
WIZ アドリブ連携歓迎です

な、何と、見事なワル……!
悪を極めている……デビキンの鑑ではありませんか!
僕も同世界の猟兵として見倣いつつ、悪魔のワルさを披露させていただきましょう!

……うーん、先制攻撃のウィッチクラフト、規模が凄い。
高速詠唱による水魔法で、物理的な水量で防いだり屈折率で位置を騙して狙いを外させたり、守って逃げ回るしかない。
魔術師としての技量ではスピカさんに敵いませんね。
しかし、僕の本領は鮫にあり!

攻撃の合間を縫って、《鎖鮫》を召喚して放ちます。
触手を潜り抜け、鎖の身体で巻き付かせて動きを抑えましょう。
あとは、流血しないように……顔めがけて流水をかけて、窒息を狙ってみましょうかね!


ティエル・ティエリエル
わわわっ、スピカが悪い子になっちゃう!?
鴻鈞道人を追い出す説得(物理)の時間だ!

スピカが既に怪我がしていたらパワーアップしてくるんだよね?むむむっ、要注意だ!
隕石やら触手やらを飛び回って「見切り」、「空中機動」で回避に専念だ!
重力操作で空から落とそうとしてきたら、そのまま重力の落下の力を加えて加速して一気に接近だ☆

体当たりすると見せかけて、【妖精姫のいたずら】で潜り込んでこちょこちょ攻撃だ!
うりゃうりゃうりゃー、スピカの中から出ていかないとこのままずっとこちょこちょしちゃうぞ☆
それに、この攻撃なら血も流れないからパワーアップもできないよね!

※アドリブや他の方との連携も大歓迎です



「ラスボスとしてはさ、世界の一つや二つ、滅亡させなきゃだよね。そのために……邪魔な猟兵はみーんな抹殺するよ!」

 鴻鈞道人に融合されたスピカは、笑顔で物騒なことを言いながら猟兵達に敵対した。その事実に、ティエル・ティエリエル(おてんば妖精姫・f01244)とフカヒレ・フォルネウス(鮫の悪魔の四天王・f31596)はそれぞれの反応を示す。

「わわわっ、スピカが悪い子になっちゃった!?」
「な、何と、見事なワル……! 悪を極めている……デビキンの鑑ではありませんか!」

 驚いているのは共通ではあったが、ティエルが純粋に驚愕しているのに対し、フカヒレは賞賛するかの如き様子であった。デビルキング法の元では、スピカの行動はこれ以上無いほどの素晴らしいものではある。だが、それはデビルキングワールドの外へ持ち出してはいけない類いのものだ。
 
「鴻鈞道人を追い出す説得の時間だ!」
「僕も同世界の猟兵として見倣いつつ、悪魔のワルさを披露させていただきましょう!」

 鴻鈞道人を倒してスピカを正気に戻すべく、二人は彼女を物理的に説得すべく戦闘を開始する。しかし、先手を取ったのはスピカのウィッチクラフトであった。

「あはははは! 夜空に煌めく流れ星、そこを目掛けて飛来せよ!」

 銀河の魔女として、スピカは星や宇宙を操る。そんな彼女が先制攻撃として選んだのは、隕石落としだ。二人の猟兵目掛けて、天上より隕石が飛来する。

「うーん、これはなかなかの規模の魔術ですね」
「先ずは回避に専念だ!」

 フカヒレは咄嗟に水の魔術を使用し、隕石の前に水の壁を作り出した。しかし、隕石はそんなものなどもろともせずに打ち破り、大地へと落下してクレーターを刻み込んだ。

「危ない危ない。やはり魔術師としての技量ではスピカさんに敵いませんね」
「凄い威力だったな!」

 しかし、水の屈折で位置を騙していたことが功を奏し、何とかフカヒレは隕石の直撃を免れていた。ちなみにティエルのほうは、すばしっこい動きで宙を飛び回り、上手く回避したようだ。

「ふーん。じゃあ、今度は避けれないようにしてあげようかな? 這いつくばるといいよ!」

 それを見たスピカは、重力操作を発動する。これを受けて動けなくなってしまえば、最早隕石落としを避ける術は無くなる。

「ぐっ……このままではまずいですね。ですが、僕の本領はここからです!」

 重力に囚われる寸前、フカヒレは『鎖鮫』の群れを召喚し、彼女へ向けて解き放った。鮫魔術士たるフカヒレにとって、水の魔術などでは無くこちらの魔術こそがその真髄である。鮫達は重力の影響を突破し、スピカへと突き進む。

「ボクも行くぞー!」

 そんな鮫に混じって、重力魔法を逆用して加速したティエルもスピカに突撃する。いくらかの鮫はスピカの触手に絡め取られて倒されるも、残る鮫達が鎖の身体で巻き付いて彼女の動きを封じ込める。

「ようし、服の中からこちょこちょしちゃうぞー☆ うりゃうりゃうりゃー」
「ちょっ、やめっ! きゃはははははは!!!」

 そしてティエルは、スピカの服の中に潜り込んでくすぐり始めた。鎖に絡まれて動けないスピカはされるがまま、『妖精姫のいたずら』に大笑いだ。

「ふむ……流血させるとパワーアップするようですし……ここは顔めがけて流水をかけて、窒息を狙ってみましょうかね!」
「わぷっ!? ゴボガボボボ!!!」

 銀河の魔女として宇宙空間でも普通に行動出来るスピカであるからして、いくら水を被っても窒息するということは無い。とはいえ、笑わされたところに流水を喰らうのはなかなかに堪えるようだ。

「ゴボガボガ! いい加減にしろー!!」

 散々な目に遭ってブチ切れたスピカは、自分を巻き込んで超新星爆発のウィッチクラフトを発動させた。無論自身もダメージを受けたものの、これでティエルも鎖の鮫も吹き飛ばして、彼女は再び自由を得た。

 スピカを倒すところまでは行かなかったが、十分に消耗はさせることが出来た。フカヒレは先ほど吹き飛ばされて目を回したティエルを抱えて、次なる猟兵と交代するのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

久留米・圓太郎
■WIZ
世界の滅亡を目指す相手、だと??
オレの前世は「世界を救った偉大な魔法使い」の一番弟子!
スケールはちと違うけど、いっちょ世界救っちゃうか?!
(最早グリモア猟兵さんを救う、という本来の目的はすっ飛んでいる)

先制攻撃には[オーラ防御、学習力、地形の利用、野生の勘]で避ける。
(UCの効果UPも怖いが、オレのUCが使い物にならないと拙い)

防御できたら【UC発動】させて、前世の師匠らを呼び出して[高速詠唱、カウンター、全力魔法、属性攻撃、範囲攻撃、2回攻撃]のせで一気にぶっつぶす!

といってもオレが攻撃されたら、元も子もない。
オレが直接真っ向勝負できないのは業腹だが仕方無い!

※連携・アドリブ共歓迎



「世界を滅ぼす手始めに、キミたちを皆殺しにしてあげるよ!」

 杖を振りかざして邪悪な発言をするスピカ。彼女の次の相手となるのは、久留米・圓太郎(自称魔法使いの一番弟子・f00447)だ。

「世界を滅ぼす、だと??」

 スピカの言い放ったその言葉に、圓太郎は聞き捨てならないと反応した。

「オレの前世は「世界を救った偉大な魔法使い」の一番弟子! スケールはちと違うけど、いっちょ世界救っちゃうか?!」

 師の為した偉業なら、当然弟子も挑むべきだ。実際にはスピカ単独で世界の危機とはならないまでも、それを目指すというなら阻止することで師を追うことになる。少々目的がズレている気もするが、最終的に倒すことは同じならば問題ないだろう。

「世界を救う? ボクの邪魔をしようって言うならキミから倒してあげるよ!」

 スピカは圓太郎へ向けて、ウィッチクラフトを発動する。これまでの戦いでスピカがダメージを受けたことで、鴻鈞道人のユーベルコードによってその効果は上昇しているようだ。圓太郎目掛けて、3つの隕石が降り注ぐ。

「ええっ!? 3つとか洒落にならないぜ!」

 まともに食らえば大惨事だ。圓太郎は3つ隕石の落下範囲を見極め、できるだけ被害の少なそうな場所に位置取ると、オーラの盾で隕石の衝撃を防御する。

「あっぶな! でも、どうにか凌げたな。じゃあ師匠、全力でやっちゃってくれよな!」

 『師匠再臨』のユーベルコードで、圓太郎は前世の師匠と、そして彼自身を召喚する。その姿が本当に前世の彼のものかとか、若干美化されていないかとか疑問点はあるものの、その力は本物だ。召喚された師匠と弟子は、全力の魔術をスピカ目掛けて解き放った!

「そんなっ! ボクが魔術で押されるなんて!?」

 魔女として、スピカは強力なウィッチクラフトを扱う。しかし、それは少々小回りが効かないのが難点か。圓太郎の召喚した師匠と弟子の放つ絶え間ない魔術に押され、その身体にダメージが蓄積していく。

「オレが直接真っ向勝負できないのは業腹だけど仕方ない。ここは前世のオレたちで、一気にぶっ潰してやるぜ!」

 世界を救うため、圓太郎のパーティはラスボスとの激闘を繰り広げる。

成功 🔵​🔵​🔴​

リリスフィア・スターライト
スピカを取り込んで可愛らしいラスボスに
なってしまったみたいだけれど、全力で戦わせてもらうね。
絶対宣誓で真の姿になって高速戦闘を行うよ。
向こうは腕を代償にして先制攻撃を仕掛けて来るのかな。
再生するみたいだし後の事は気にしなくてもよさそうだね。
鴻鈞道人の攻撃は激しい内は動きまわって
直撃を受けないように立ち回るよ。
攻撃の手が緩んだ所で反撃に出るね。
手加減なしの魔剣による連続攻撃で一気に畳みかけるよ。
仲間の命がかかっているのだから、
絶対に途中で倒れたりなんかしないよ。
勝利できたならスピカの無事を真っ先に確認するね。
そういえばどうやって帰るのかな?

「誰かに乗っ取られたままなのはラスボスらしくないよ!」



 次にスピカの前に歩み出たのは、リリスフィア・スターライト(プリズムジョーカー・f02074)だ。ちなみに多重人格者である彼女の現在の人格は、 剣士のリリスのようだ。

「スピカを取り込んで可愛らしいラスボスになってしまったみたいだけれど……ここは全力で戦わせてもらうね」

 スピカを解放するには倒すしかないし、そもそも手加減出来るような相手でも無い。リリスフィアはその全力を賭して戦う覚悟だ。

「あはははは! 勝負になると良いけどね! 『undefined』を見せてあげるよ!」

 スピカはその右腕を『渾沌の諸相』へと変異させる。肥大化したその腕は、爬虫類のような鱗を持ち、かと思えば一部は毛皮になっていたり、トゲが生えていたりと、秩序が無く雑多にごちゃ混ぜにしたようになっていた。そしてスピカはその異形の腕を振りかぶり、リリスフィアに向けて殴り掛かってきた!

「くうっ! なんて威力なの……! でも、私は絶対に負けないよ!」

 スピカの先制攻撃を受けて、リリスフィアは大きく吹き飛ばされた。だが、彼女は『絶対に敵の攻撃を耐え抜き勝利を掴む』という誓いを立てると、『絶対宣誓』のユーベルコードで真の姿となって、スピカへと立ち向かっていく。

「どう? 私を捕まえられるかな?」
「ちょこまかと……!」

 リリスフィアは戦場を駆け回り、スピカの攻撃を回避しながら攻撃の機会を待つ。

「こうなったら……一気に勝負を付けてあげるよ!」

 渾沌の諸相による攻撃が当たらず焦れたスピカは、必殺の超新星爆発のウィッチクラフトを使おうとする。だが、それには少々の溜めが必要だ。つまり、ここがリリスフィアの狙っていたタイミングと言うことだ。

「隙ありね!」
「なっ!?」

 『リリスの魔剣』が煌めき、容赦の無い連続攻撃がスピカに向けて繰り出される。それはスピカを守る触手を切り裂き、彼女の体力を急速に削っていく。

「誰かに乗っ取られたままなのは、ラスボスらしくないよ!」
「五月蠅いっ!」

 リリスフィアの言葉にスピカは動揺を見せるも、猟兵への敵視は変わらない。鴻鈞道人の力は絶対のようだ。そしてスピカはリリスフィアの攻撃を止めようと、重力操作のウィッチクラフトを発動させようとしている。だが、それは既に遅すぎた。

「ウィッチクラフト……ああっ!!」
「これで……終わりだよ!」

 重力操作が発動しきる前に、スピカの胸をリリスの魔剣が貫いた。それがトドメとなったようで、スピカは地面に崩れ落ちた。

「えっと……大丈夫?」

 戦いの流れとは言え、最後の攻撃は完全に致命傷であった。慌ててリリスフィアがスピカの様子を確認すると、彼女は何事も無かったかのようにむくりと起き上がった。

「あーあ、これは醜態だね……」

 落ち込んでこそいるが、スピカは無事な様子だ。ラスボスと言うだけあって、彼女の中身は常人とは全く異なるのだ。具体的には臓器は無く暗黒物質が詰まっているようなものなので、胸を貫かれてもただのダメージだけなのである。

「ともかく、無事なら良かったよ。転移はできそうかな?」
「あー、うん。それじゃあ、帰ろうか……」

 スピカの転移によって、猟兵達は期間の途についたのであった。


 グリモア猟兵に融合した鴻鈞道人は撃破され、スピカは正気を取り戻した。鴻鈞道人は撤退したようだが、骸の海たる彼を完全に滅することは出来なかった。何れまた彼は、猟兵達の前に立ち塞がるのであろうか?

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2022年01月31日


挿絵イラスト