殲神封神大戦⑰〜それでは抱きしめてあげよう(※怪力)
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「という訳で、私と戦って貰おうと思います」
羅刹の角を頭巾から覗かせた少女……朝倉・くしな(鬼道僧・f06448)はそういうと、ムキっと細腕でフロントダブルバイセップスポーズを決めるのだった。
説明しよう!
「私、身体を乗っ取られるのですよね」
鴻鈞道人はなんと、転移を担当したグリモア猟兵を呼び寄せ、その体内に潜り込み融合してくるのだと言う。
鴻鈞道人の膨大な力によって『渾沌の諸相』を身につけたグリモア猟兵は他の猟兵に襲い掛かるのだ。
「こういうのって定番の『心に響く訪い掛け』とかありますけど、今回に関しては【グリモア猟兵とのつながりは一切関係ない】です。もう全力でやっちゃってください」
鴻鈞道人の力は強過ぎるためにグリモア猟兵側も戦う猟兵側も手加減をする事も出来ない。
ただただ、融合した鴻鈞道人が力尽きるまで戦うしかないと言う。
「まあ私は滅茶苦茶死にそうになる気もしますけど、ほら、私って徳が高いですから」
なお、敵は戦う場合は融合したグリモア猟兵の姿を形どる。
グリモア猟兵のくしなは、乗っ取られるとその姿を『真の姿』に変貌し、高身長で鬼の要素が強くなる外道羅刹モードになる。
「得意技はベアバックです」
くしなの身体を乗っ取った鴻鈞道人は、華奢な肉体からは想像も付かないような超パワーの筋力で急接近。
見た目では分からない程の凄まじい巨力を発揮する腕で抱きしめた状態で、先制攻撃の各種ユーベルコードを発動してくる。
この先制攻撃ユーベルコードは発動までは必ず相手が先手を取って来る。
防御の術や補助の術等であっても、何の対策もないとこちらのユーベルコードの発動時には既に攻撃を受けてしまっているだろう。
当然、奇襲や狙撃と言った攻撃に対しても対策なしでは自動発動するユーベルコードが先制して攻撃してくる。
ユーベルコードと言う奇跡の力を持っていかずに対抗するのも難しく、複数のユーベルコードを使用する隙もない。
「しかし、敵の動きは予知によって予め判明しています。相手がどのユーベルコードを使うかはこちらがどのユーベルコードを使うかで決まるので、そこを考慮して上手く反撃してください」
残念ながら現時点で鴻鈞道人を完全に滅ぼす方法は無いようだが、ひとまず融合した状態の鴻鈞道人を戦闘で殺す事は可能である。
「私をどうにかできるのは、きっと皆さんだけです。それではよろしくお願いします」
そしてくしなはサイドチェストにポーズを変えるとテレポートを開始するのであった。
ナイン高橋
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このシナリオは、「戦争シナリオ」です。
1フラグメントで完結し、『殲神封神大戦』の戦況に影響を及ぼす、特殊なシナリオとなります。
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ナイン高橋です。
VSグリモア猟兵(真の姿のくしな)です。
見た目はOPの感じです。
全身図はこんな感じです。https://tw6.jp/gallery/?id=112259
鴻鈞道人inくしなは、凄まじい羅刹パワーで急接近。
そのまま驚く程の巨力で抱きしめて逃がさないようにしてから、先制攻撃ユーベルコードを使ってきます。
【敵は必ず、こちらより先にユーベルコードを発動します】。
また鴻鈞道人inくしなのパワーは凄いので、多分ユーベルコードの補助込みでも、パワーに特化しないと簡単には振り解けません。
【くしなのパワー】【鴻鈞道人の先制攻撃】の双方に対し、【どう防ぎ、どう反撃するか】が重要となります。
それではご参加お待ちしております。
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プレイングボーナス……グリモア猟兵と融合した鴻鈞道人の先制攻撃に対処する。
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第1章 ボス戦
『渾沌氏『鴻鈞道人』inグリモア猟兵』
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POW : 肉を喰らい貫く渾沌の諸相
自身の【融合したグリモア猟兵の部位】を代償に、【代償とした部位が異形化する『渾沌の諸相』】を籠めた一撃を放つ。自分にとって融合したグリモア猟兵の部位を失う代償が大きい程、威力は上昇する。
SPD : 肉を破り現れる渾沌の諸相
【白き天使の翼】【白きおぞましき触手】【白き殺戮する刃】を宿し超強化する。強力だが、自身は呪縛、流血、毒のいずれかの代償を受ける。
WIZ : 流れる血に嗤う渾沌の諸相
敵より【多く血を流している】場合、敵に対する命中率・回避率・ダメージが3倍になる。
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
大成功 | 🔵🔵🔵 |
成功 | 🔵🔵🔴 |
苦戦 | 🔵🔴🔴 |
失敗 | 🔴🔴🔴 |
大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠山田・二十五郎」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
※この戦いは便宜的に、参加者全員が一斉に転移してきたという扱いにします。
ハロ・シエラ
相手がくしなさんなら全力で戦ってもけろっとしてそうですし……まぁ、やりやすい方です。
それに全力で抱き潰されるのにも慣れていますしね。
まずは【早業】で準備をしましょう。
エッジ・オブ・サンクチュアリを【投擲】して地面に突き立て、レイピアで自分の手首でも切り、先に出血して少しでも敵のユーべルコードの効果が出るまでの時間を稼ぎます。
ベアハッグを受けて敵のユーべルコードが発動したら、地面のダガーによる【結界術】で自分達を閉じ込め、ユーべルコードの【破魔】の炎で諸共【焼却】します。
私がもつかどうかは【オーラ防御】と【激痛耐性】任せです。
くしなさんは破魔には強そうですが……鴻鈞道人との我慢比べと行きますか。
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「相手がくしなさんなら全力で戦ってもけろっとしてそうですし……まぁ、やりやすい方です」
ハロ・シエラ(ソード&ダガー・f13966)が転移すると、即座に鴻鈞道人が宿ったグリモア猟兵、くしなが目の前に現れた。
元いた場所の地面が砕けている。
凄まじい巨力でもって踏み込む事で圧倒的な初速を出してきたようだ。
「それに突然全力で抱き潰されるのにも慣れていますしね」
だがハロはそんな動きは慣れたものだと冷静に、自ら持つダガーを落として、代わりにもう片手のレイピアで手首を斬る。
『流れる血に嗤う渾沌の諸相』
真の姿になって大人の姿になったくしながそのままハロをベアハッグしてがっちりと捕まえる。
そしてそのまま渾沌氏のユーベルコードが発動され、ダメージ3倍の能力を発揮させようとする。
「んぐっ……残念ながら、出血が多いのは私の方ですよ」
抱きしめられ、みしみしと骨が軋む感覚を味わいながらも、これならいつもと同じだとハロは不敵にほほ笑む。
そして、完全に誘い出した状況で反撃に出る。
「エッジ・オブ・サンクチュアリ!」
手から離して地面に突き刺さったダガー。エッジ・オブ・サンクチュアリがその力を発揮し、聖なる結界を生み出す。
それは渾沌氏inくしなとハロ自身を閉じ込める。
『!?』
「もう遅いですよ。私の炎が、魔を払います!クロスファイアー!」
そして結界の内部で、聖なる力を帯びた白色の破魔の炎が天に向かって燃え盛る!
自ら諸共焼却するという大技に出た!
『!!!!』
くしなの顔をした鴻鈞道人に動揺が走る。
「私が持つかはオーラ防御と激痛耐性任せです。くしなさんも破魔には強そうですが……鴻鈞道人はどうですか?」
めきめきと力を籠められ炎に燃やされながらもハロはくしなの中にいる、渾沌氏に向けて強気な笑みを深めていく。
「我慢比べといきますか」
大成功
🔵🔵🔵
御形・菘
はっはっは、戦場で相対するのであれば手加減など一切不要!
バトルトークもできんし、妾の素敵ハートフル説得は別の機会にな!
拘束を仕掛けてくる腕と、胴体との間に尾を差し込んでおこう
あと左腕は必ず拘束から逃すぞ
痛みは我慢、抱き潰しのダメージは尾の分だけ分散できるであろう
その上で、防御のために邪神オーラを纏った左腕で道人の攻撃も可能な限りガードだ!
はーっはっはっは! 本来であれば接近する方法も考えるところだが、手間を省いてくれるとはありがたい!
決して逃がさんのは妾の方だ!
超パワーとは言うが、耐久力の方はどうなのかのう?
こちらからも一応動かせる分だけ尾で固定、そして頭に渾身の頭突きをお返ししてやろう!
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「はっはっは、戦場で相対するのであれば手加減など一切不要!」
御形・菘(邪神様のお通りだ・f12350)
『……』
だが渾沌氏inくしなは無言を貫いてきた。
「ふむ。バトルトークもできんし、妾の素敵ハートフル説得は別の機会にな!」
だがゲストがあんまり喋らないタイプだったとしても邪神様はトークを止めない。
『……!』
そして次の瞬間には轟音と共にくしなの身体をした鴻鈞道人が菘の目の前にやってきた!
元居た場所の地面が砕ける程の、パワーによる初速。
「うおぅっ!?」
そして鴻鈞道人inくしなはそのまま菘を抱きしめに来る。
「はーっはっはっは!本来であれば接近する方法も考えるところだが、手間を省いてくれるとはありがたい!」
菘はしかし敢えて避ける事はしない。
その方が配信映えするからだ!
だってほら、真の姿になって外道状態の大人モードな超巨乳くしなんが、邪神様をベアハッグですよ!これは見もの!
それでもちゃんと、拘束を仕掛けてくる腕と胴体との間に、自身の尾を差し込んでおくのだけは忘れない。
「はーっはっはっは!決して逃がさんのは妾の方だ!」
そしてベアハッグと尻尾巻き付きで互いにデスマッチ形式に代わる!
「んぎぎっ!凄まじいパワーよ!」
ギリギリと抱き着く羅刹パワーが菘の背を締めるがその痛みは我慢!
尾を差し入れる事で力も分散できているはず!
『肉を喰らい貫く渾沌の諸相』
だがそれだけでは終わらない。
鴻鈞道人inくしなは、くしなの身体の右の肩甲骨辺りの肉を代償に、異形化させる。
翼のようなものが飛行するのではなく、翼そのものが武器となって菘を襲う!
「だが甘い、甘いぞぉ!」
菘はどうにか拘束されないようにしていた異形の左腕で鴻鈞道人の攻撃を防御。
無茶苦茶痛かったが、それはおくびにも出さずにそのままくしなのもうビリビリになってるフードの端を右手で掴む。
「超パワーとは言うが、耐久力の方はどうなのかのう?」
そして菘は尾を巻きつけた相手に対して、大きく頭を振りかぶって……頭突き!
「偉大なる邪神の束縛、決して逃げられはせん! そして粉々に砕け散るがよい!不壊粉砕(アンブロークン・クラッシュ)!」
額と額、角と角がぶつかりあって凄まじい音を立て、そして互いに拘束していた力が抜けて離れる事になる。
「やはりぶつかり合いからの頭突きは取れ高が高いわぁ!」
大成功
🔵🔵🔵
ライカ・ネーベルラーベ
まぁ、知らない顔でもないから助けにきたけど
「いきなり、絞め殺されそうになるのは、勘弁してほしか、ったな……」
ギリギリとベアバッグで締め上げられて息が苦しい
ほぼメカな体じゃなかったら死んでたよ
「で、も……この、まま殺され、るのは……嫌だからね」
ベアバッグに捕まって、道人の先制UCが発動したその瞬間が最初で最後のチャンスかな
相手の自己強化が発動して、腕に改めて力を込めなおしてわたしを圧殺する
その瞬間のわずかな隙にこっちもUCを発動
【マクスウェルの方程式】――いくら鬼の力でも、雷を握ることはできないでしょ
「電撃で痺れれば筋力も関係ないね。おやすみなさい」
方程式の解は、あなたの負け
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「まぁ、知らない顔でもないから助けにきたけど……」
ライカ・ネーベルラーベ(りゅうせいのねがい・f27508)はくしなとは、多分チームメイトなのではないかとくしなは一方的に思っている。
そんな関係だ。
そのためグリモア猟兵のピンチとあれば参戦しに来てくれたのだ。
「いきなり、絞め殺されそうになるのは、勘弁してほしか、ったな……」
ただし、グリモア猟兵が乗っ取られて敵になるというピンチだったのだが。
『……』
鴻鈞道人が乗り移ったくしなは真の姿(大人バージョン)になり、凄まじいパワーで踏み込んでくると、ライカをベアハッグ。
抱きしめてギリギリと力を入れていく。
「こ、れは……ほぼ、メカな体じゃ、なかったら、死んでた、よ……」
ライカは何とか締め付けに対抗しようとしているが、くしなの身体は羅刹の力が宿っており、ものすごいパワーで、ライカの機械の身体が物理的に悲鳴を上げている。
『肉を破り現れる渾沌の諸相』
その上で、【白き天使の翼】【白きおぞましき触手】【白き殺戮する刃】が突如としてくしなの身体から生えて来る。
鴻鈞道人のユーベルコードである!
「で、も……この、まま殺され、るのは……嫌だからね」
だがライカはこの瞬間こそを、最初で最後の、そして最大のチャンスと捕え、待っていた。
「わたしの逝く道を照らせ雷光――いくら鬼の力でも、雷を握ることはできないでしょ」
鴻鈞道人inくしながユーベルコードによって出現した部位でライカを攻撃しようとしたその瞬間。
相手の腕が、一瞬気を抜き、改めて力を入れるまでのそのわずかな隙に。
ライカはその身体を、一瞬にして、雷へと変異させる!
「マクスウェルの方程式(ボルトフロムザブルー)!」
雷が走り、くしなの身体を感電させる。
幾ら鴻鈞道人が乗っ取って動かそうとも、そもそも身体の筋肉が動かなければ意味はない。
「電撃で痺れれば筋力も関係ないね。おやすみなさい」
再び核を中心に姿を戻すと、ライカは今度はダメージを与える事を優先して、放電する。
「方程式の解は、あなたの負け」
くしなの身体を、くしなの身体の内部にいる鴻鈞道人を、雷光が貫いた。
大成功
🔵🔵🔵
シャーリー・ネィド
【かまぼこ】
仕上がってる!
仕上がってるよくしなちゃん!
肩にちっちゃいグリモアベース乗っけてそうなくしなちゃんにウィーリィくんと一緒に抱きしめられながら、それでも打開策を考える
パワーはすごくても、鴻鈞道人が憑いていても、くしなちゃんは女の子
弱い所を【慰め】て刺激して力を緩め、脱出する
その後ビーム銃の【零距離射撃】でボク自身を【吹き飛ばす】事で先制攻撃を回避する
間合いを取ったら指定UCを発動させて猛スピードで飛び回りながら【空中戦】で地上のウィーリィくんを【援護射撃】でサポートしながら【クイックドロウ】+【乱れ撃ち】で熱線の雨をお見舞いするよっ!
ちょっと熱いけどガマンしてね!
ウィーリィ・チゥシャン
【かまぼこ】
いくら筋肉がついていてもその外側には女の子の脂肪がついてる訳で。
しかも相手はほとんど服着てない訳で。
そんな訳で、一刻も早くこの状況から脱出しないとな。
まずは【料理】用のオイルで肌を滑らせて抱擁から脱出し、同時に彼女の身体を観察して(【勇気】を胸に目を逸らさずに)先制攻撃に備える。
異形化した部位で攻撃するのならその兆候を【見切り】、【物を隠す】で鉄鍋に身を隠すと同時に【盾受け】と【フェイント】で盾を身代わりにして先制攻撃を躱す。
攻撃してくる部位がわかれば、攻撃も【見切り】やすいからな!
そして【幻炎鎮魂斬】でくしなの中の道人だけを攻撃する。
友達傷つけるのは流石に気がひけるからな。
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「仕上がってる!仕上がってるよくしなちゃん!肩にちっちゃいグリモアベース乗っけてそうだよくしなちゃん!」
シャーリー・ネィド(宇宙海賊シャークトルネード・f02673)は真の姿になって大人バージョンになったくしなにテンション高くそう声をかける。
「いくら筋肉がついていてもその外側には女の子の脂肪がついてる訳でしかも相手はほとんど服着てない訳で」
対してウィーリィ・チゥシャン(鉄鍋のウィーリィ・f04298)はぼそぼそと恥ずかしそうに呟いて、そして叫ぶ。
「そんな訳で、一刻も早くこの状況から脱出しないとな!」
何しろ既にシャーリーとウィーリィは鴻鈞道人in大人くしなの腕の中。
抱きしめてあげようって事で、二人一緒にギリギリと羅刹パワーでベアハッグされてしまっていたのだ。
だがここまでは想定内。
伊達に二人して水着でやってきたわけではない。あ、いやシャーリーはいつものスペーススク水だった。
「料理用油を肌に塗ってきたんだ!これで拘束を抜け出す!」
滑らせるって事は服に塗ったら意味ないからね。
決してくしなの感触を直に感じようという話ではきっとなかったのだろう、結果的にそうなったとしても。
そんな感じでむにゅんぬるりと滑らせて何とか手だけでも抜け出すウィーリィ。
「パワーはすごくても、鴻鈞道人が憑いていても、くしなちゃんは女の子……」
そしてシャーリーは人体の急所を狙いにいく!
「女の子が弱い所を慰めて刺激して力を弱め……」
『肉を喰らい貫く渾沌の諸相』
「うわ、おっぱいが異形化したぁ!?」
シャーリーは責めようとした部位が突然、刃になられて手を引かざる得ない。
「うぉー!鉄鍋ガード!」
だがここでウィーリィが異形化を見切って盾受け!
勇気を持って胸から目を逸らさずにずっと見ていたので間に合ったのだ!
「よし、今だよ!」
この隙を突いて、シャーリーは鉄鍋にビーム銃をゼロ距離射撃!
射撃の反動と爆発でシャーリー自身とウィーリィを吹き飛ばす事で、拘束から脱出する。
油が塗られているので掴みきれなかったようだ。
「そしてぇ!エクストリームミッション!」
更にシャーリーはユーベルコードを起動。後方に待機させていた宇宙バイク・ハイメガシャークと変形合体!
「ちょっと熱いけど、我慢してね!」
そのまま高速飛行しながらビームを乱射する。
「極めた火工と刀工は、誰かの心を救うため!こっちも行くぞ!」
そしてシャーリーの援護を受けて、飛びずさったウィーリィは大包丁に、迸る熱い想いを炎に乗せて、鴻鈞道人in大人くしなに再び詰め寄る!
その包丁は、肉体を傷つけず、邪心のみを攻撃する。
「友達傷つけるのは流石に気がひけるからな、幻炎鎮魂斬(セイヴァー・セイバー)!」
くしなの中にる鴻鈞道人は炎に焼かれるのであった。
大成功
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中村・裕美
「……くしなんには……色々世話になったような……酷い目にもあったような……とにかく倒すわ」
くしなんのパワーに対抗するため【武器改造】【防具改造】を施した『潜水用UFO』に乗り込み、ビームっぽい物を出して支援射撃や、前に出て味方を庇ったりなど
「……深海の水圧にも耐えられる……特別製。……これなら……その怪力も怖くない」
とかフラグっぽく言ってたら翼や触手に捕捉されてUFOがメキメキ破壊されそうになるかもしれないが
「今度はわたくしと遊びませんこと?」
シルヴァーナと切り替わり、UFOから【早業】で飛び出して【切裂姫】で切り刻みまくる
「わたくしが潰れる前に何回刻めるかしら?」
戦いが終わったら、また遊ぼう
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「……くしなんには……色々世話になった」
中村・裕美(捻じくれクラッカー・f01705)は同じ猟兵として共に過ごした仲間。
くしなのピンチと聞いて彼女を救うためにやってきた。
そう、祐美はくしなんとの日々を思い出す。
「……酷い目にもあったような……とにかく倒すわ」
若干どころかなんか思い返すとマイナスの方向に振り切りそうな気がしてきたので、そろそろ鴻鈞道人からの邪魔が入ります。
バビュン!
くしなの身体を乗っ取った鴻鈞道人は、羅刹パワーを最大限に生かして踏み込み。
蹴りに込められたパワーの反動で一瞬で祐美の元まで一足飛びでやってきた。
「くしなんのパワーに対抗するためには……これ……」
祐美が用意したのは、事前に改造を施しておいた潜水用UFO。かつてプルトン人から強奪したあれである。
「……深海の水圧にも耐えられる……特別製。……これなら……その怪力も怖くない」
ベキベキベキベキ。
勿論フラグだった。
「あ、やっぱり……」
『肉を破り現れる渾沌の諸相』
そして鴻鈞道人はユーベルコードを発動。
くしなの身体から【白き天使の翼】【白きおぞましき触手】【白き殺戮する刃】を発生させてくると、若干凹んできた潜水用UFOに刃を叩き込む!
「……くしなん、戦いが終わったら、また遊ぼう」
だが刃が届く直前、UFOのコクピットが自動で開く。
「今度はわたくしと遊びませんこと?」
飛び出してきたのは、祐美ではなく、その副人格のシルヴァーナ!
真っ白な髪になったシルヴァーナは惨殺ナイフを手に、鴻鈞道人in大人くしなに接近すると斬り刻みまくる!
「わたくしが潰れる前に何回刻めるかしら?」
それは一切の防御も回避も捨てた、ただた攻撃だけに集中した連続攻撃!恐らく異形の翼に叩き落されることになるだろうが、それまでに1回でも多くのナイフを入れにいく!
鴻鈞道人in大人くしな自身のユーベルコードの反動によって出血をしている所を重点的に狙う攻撃は、鴻鈞道人in大人くしなに大ダメージを与えるのだった。
大成功
🔵🔵🔵
カシム・ディーン
くしなとくんずほぐれつできると聞いて!
【戦闘知識・情報収集・視力】
くしなの戦い方と動き
そして対峙した経験も分析し
対SPD
【属性攻撃・迷彩】
光水属性を全身に付与
光学迷彩で存在を隠し先制を凌ぐ!
抱きしめられたかったがなぁ…!
【念動力・弾幕・空中戦・スナイパー】
飛び回りながら念動光弾を乱射して翼と触手と刃を狙い乱射
破壊して少しでも強化を弱める事を試み
UC発動
…がはぁ…(UCの負担で血反吐を吐き)きちぃが…くしなにエロい事を出来るならっ…軽い負担だっ!
【二回攻撃・盗み攻撃・盗み・切断・怪力・グラップル】
短剣で翼やら触手は切断して強奪!
同時に水属性で凍結させ出血防止
抱きしめられなかったならこっちから抱きしめてやりますよ!
渾沌とくしな同様のパワー(+己の力と念動力)で背後から抑え込み(ついでに胸は揉む!
対WIZ
くしなより血は流し
敵の反撃は【灰燼結界】で粉砕する!
渾沌つったか?
力を奪ったり利用が十八番はおめーだけじゃねーよ
くしなの超パワーを利用してスリーパーホールド!
くしなもたまには味わえー!!!
●
「くしなとくんずほぐれつできると聞いて!」
カシム・ディーン(小さな竜眼・f12217)はルーン魔法によって光水属性を全身に付与して構築していた光学迷彩で姿を隠して接近。
鴻鈞道人inくしなに奇襲を仕掛けにいく。
「くしなの戦い方と動きは僕も知ってますからね!このタイミングなら完全な奇襲ですよ!」
抱きしめられたかったがなぁ……!とか言いながら念動光弾を乱射して一気に攻勢に出ようとする。
が。
『肉を破り現れる渾沌の諸相』
くしなの身体が反応しなくても鴻鈞道人のユーベルコードは自動で反応し、先制して来た!
【白き天使の翼】【白きおぞましき触手】【白き殺戮する刃】がくしなの身体から出現すると、カシムを迎撃しにかかる!
「どわぁっ!?」
何とか飛び回って回避したカシム。ついでに念動光弾で翼と触手と刃を壊せないか試してみる。あ、ヒビ入った。攻撃力が高いわりに、意外と脆いっぽい。
「よぉーし今です!魔眼「帝竜眼」(サンゼンセカイヲミスエルメ)!」
帝竜眼を使い、カシムは鴻鈞道人inくしなの力をコピーしようとする!
「がはぁっ!」
幹部ボス、鴻鈞道人。更には真の姿になったくしな。その両方の力をコピーしようと言うのだ。
当然、明らかにオーバースペックでありカシムは反動で血反吐を吐く。
「きちぃが……くしなにエロい事を出来るならっ……軽い負担だっ!」
だが、カシムはエロ少年だった!
エロの為ならこの程度の寿命の縮み、必要経費だ!
『……!』
「うぉー!そんなもので僕が止まるかぁー!」
カシムは帝竜眼のオーラに身を包むと、その能力で高速移動を行いながら、鴻鈞道人の放つ迫る触手や刃を短剣で切断し、同時に敵は出血量に応じて力をます能力もあるため、短剣に刻んでおいた水のルーンの力で傷口を凍結させて出血させないようにする。
『……!』
迫ってきたカシムに対して、鴻鈞道人inくしなは再び、羅刹のパワーでカシムを抱きしめようとする。
「メルシー!」
『はぁい♪くしなちゃん。抱きしめるならご主人様よりメルシーの方が、あぎゃあああ!』
捕まりそうになったところでカシムは人型に変身できるキャバリア、メルシーを呼び出して変わり身に使う。メルシーは曲がっちゃいけない角度に曲がり始めた。
そしてその隙に高速移動によって鴻鈞道人inくしなの背後に回り込む。
『流れる血に嗤う渾沌の諸相』
ここに来て、2度目の、先制ユーベルコード。
背後に回ったカシムに対して、条件付きの強化能力を付与した白き翼で迎撃しにいく。
「ふっ、やはりそう来ますか!」
だがカシムはここまで想定済み。
鴻鈞道人のユーベルコードの強化条件は、相手よりも出血している量が多い事。
自身のユーベルコードの反動で血反吐を吐き、鴻鈞道人inくしなへの攻撃は全て傷口を凍り付かせて来た。そして何よりも。
「くしなのこんな姿を見て鼻血が止まらないんですよぉー!」
カシムは鴻鈞道人のユーベルコードを完全に封じたのである!
「そしてぇ、30cmは破戒の間合い。【灰燼結界】!!!」
それは鴻鈞道人ではなく、鴻鈞道人が身体を乗っ取った、くしなのユーベルコード!
カシムは帝竜眼によってくしなの能力をコピーすると、30cm以内に来た翼にカウンターで拳を当てて、攻撃が届く前に破壊する!
「渾沌つったか?力を奪ったり利用が十八番はおめーだけじゃねーよ」
全ての攻撃を破壊したカシムは後ろから、くしなの身体に手を回す。
「抱きしめられなかったならこっちから抱きしめてやりますよ!」
ついでに胸を揉みにいく。でかい!収まりきってない!ダメだ、この柔らかさと弾力では絞め技にならない!
「うぉー!くしなの超パワーを利用してスリーパーホールド!くしなもたまには味わえー!!!」
カシムは名残惜しいけど胸から手を放して抱え込むように首をロック。
渾身の力を込めてくしなを絞めにいく!
『……っ!!!』
如何に羅刹とはいえ、頸動脈を抑え込まれれば意識を失う。
鴻鈞道人inくしなは、そうはさせじと自らとくしなの身体の消耗を顧みず、多大な代償を払いながら、カシムを吹き飛ばすしかなかったのだった。
大成功
🔵🔵🔵
ネフラ・ノーヴァ
アドリブ、共闘OK。
抱擁を受けるのも一興と言いたい所だが遠慮しておこう、宝石の身が砕けそうだ。
掴みかかりの瞬間、「残像」を残し後ろに避ける。UCを発動、高速化し刺剣で攻撃する。隙あれば電磁砲で貫く。
猟兵が皆思いやりのある善人と思うのなら間違いだ。一切の躊躇無く仕留めよう。だがあくまで美しく、だ。
白雪・まゆ
【ましろさんと】
くしなさんが取り込まれましたのです……?
ましろさん、まずはわたしがいきますので、その間に変身を!
相手の先制は【Vernichtung durch Granaten】を盾にして相殺。
くしなさんの【怪力】には、わたしも【怪力】で対抗しますのですよ!
手四つでがっちり力比べをしていたのですが、
くしなさんとわたしの胸の間に挟まったノワールさんのひとことに【限界突破】しちゃうのです。
力任せに、でいやー、と投げたら、くしなさんの胸……。
いえノワールさんめがけて【Centrifugal Hammer】で殴りかかって、
相手の動きを止めますですね。
ましろさん、ノワールさんに構わず、いまなのです!
高千穂・ましろ
まゆさんと
「くしなさんが敵にっ!?」
『ましろ、油断したら……殺られるにゃ』
わかっています。
くしなさんの先制攻撃を回避して変身しないと……!
「ごめんなさい、ノワールっ!」
『にょわああっ、くしなに向かってボクを投げるとか、何するにゃー!?』
前衛のまゆさんのフォローのためにノワールを放り投げ、その隙に変身ですっ!
『これは……くしなの巨乳の感覚もいいけど、まゆの絶壁もまにあっくでいいにゃ……』
ノワールが二人の胸に挟まれて昇天しかけてる隙に……まゆさん、今ですっ!
まゆさんがくしなさんに一撃入れて動きを止めたところに、全力全開の【シャイニング・ブレイカー】を放ちます!
ノワールの犠牲は無駄にしませんからね。
テラ・ウィンディア
くしなが相手か!
全霊を以て挑むぞ!
【属性攻撃】
炎を全身に付与
【戦闘知識】
くしなと以前に戦った時とくしなの戦闘記録
現状のくしなとの差異も含め分析
対POW
【見切り・第六感・残像・空中機動・武器受け・オーラ防御】
……何だろう
凄い敗北を感じる…(銀河級を前に絶望エルフ
よし助けるけど倒す!(決意
残像を残して全力回避!
避けきれない場合は槍と剣で迎撃!
正面から対抗してみたくもあったけどな!
【弾幕・二回攻撃・貫通攻撃】
ドリルビットとガンドライド展開!
火炎弾幕と共にドリル攻撃で怯ませ
【重量攻撃・リミッター解除】
天より見下ろし
おれも格闘は相応に覚えはあるぞ!
メテオブラスト!
星の一撃を味わえーー!!!
●
「くしなさんが取り込まれましたのです……?」
「くしなさんが敵にっ!?」
白雪・まゆ(おねーちゃんの地下室ペット・f25357)と高千穂・ましろ(黒猫ノワールと契約した魔法少女・f29622)はなんだかんだとくしなの依頼を受けた二人だ。
面識のあるグリモア猟兵を救うため、鴻鈞道人in真の姿を現したくしなに戦いを挑みにいく。
「にゃー……!」
「わかっています。くしなさんの先制攻撃を回避して変身しないと……!」
魔法少女であるましろの使い魔たるノワールも、にゃーにゃーアドバイスを飛ばす。
「くしなが相手か!全霊を以て挑むぞ!
テラ・ウィンディア(炎玉の竜騎士・f04499)もくしなと交流のある猟兵だ。
以前の戦いの記録も見直し、万全を期してきた。
「ただ、前戦った時は真の姿じゃなかったからな。今との差異を含めて分析しないとな」
念のためテラは改めてくしなの姿を確認する。
くしなは複数の真の姿を持っているが、今回は羅刹としての力が増す外道モード。分かりやすくいうとより鬼っぽくなって大人の身体に成長する。
「……何だろう。凄い敗北を感じる……」
そこには、まゆ、ましろ、テラの三人にはない、銀河級が存在していた。
「よし助けるけど倒す!」
テラは決意を新たにした!
『……!』
「来るのです!」
「ええっ!?」
ドン!と音がした次の瞬間、羅刹のパワーで大地を踏みしめ、その反動で、一歩、踏み込んできた鴻鈞道人inくしなが、まゆとましろ、テラの目の間に現れた。
そして両手を広げると、岩をも砕き、鋼鉄すら曲げるくしなの抱擁が、迫って来る!
「抱擁を受けるのも一興と言いたい所だが遠慮しておこう、宝石の身が砕けそうだ」
あわやと言う所で、ネフラ・ノーヴァ(羊脂玉のクリスタリアン・f04313)は掴みかかりの瞬間にまゆとましろの首根っこを掴むと、バックステップ。
残像を残すような動きで鴻鈞道人inくしなのベアハッグを回避してみせる。
「うぉぉ!」
テラも何とかその動きについていって全力回避に成功。
「正面から対抗してみたくもあったけどな!」
ただし今回ばかりは結果も見えているため回避で正解だっただろう。
「雷電の如き神速こそ力……」
ネフラはそこにユーベルコードを起動しようとして。
『肉を破り現れる渾沌の諸相』
先制攻撃によって展開された【白き天使の翼】【白きおぞましき触手】【白き殺戮する刃】に襲われそうになる。
「させないのですよ!」
今度はまゆが、ネフラの前に出てスイッチ。
移動型の榴弾砲台を無理矢理投げつけると、鴻鈞道人inくしなの攻撃の盾にする。
「ドリルビットとガンドライド展開!」
テラも一拍遅れて火炎弾幕と共にドリル攻撃で怯ませる。
「ごめんなさい、ノワールっ!」
「にゃにゃにゃにゃにゃーっ!?」
そこにましろが使い魔のノワールをまさかの投擲!
ノワールがなんか叫んでいたが気にせず、まゆもそれに追従するr。
『……!』
鴻鈞道人inくしなも謎の物体の投擲に一瞬固まるような動作をするも……ただの猫でしかないので完全無視して、それよりまゆに相対する。
「いくのですよ、くしなさん!」
『……!』
まゆは鴻鈞道人inくしなに真っ向から突撃。相手の両手を掴み、力比べを仕掛けにいく。
「にゃふっ!?」
そしてノワールはくしなの胸にぶつかり、そのまままゆとの間に挟まれた!
「ましろさん、今の内に変身を、あぐぅぅぅ……」
まゆは怪力を発揮して手四つでがっちり力比べをして時間を稼ごうとしたが、真の姿になったくしなの羅刹パワーはその程度では止まらない。
まゆは時間を稼ぐ暇もなく逆に鴻鈞道人inくしなに押し込まれてしまう。
『肉を喰らい貫く渾沌の諸相』
そして腕の力で抑え込んだ状態で、鴻鈞道人inくしなはユーベルコードを起動。
くしなの身体の、肩甲骨当たりが炸裂すると、そこから白き天使の翼のようなものが出現し、身体を迂回してまゆを叩き潰そうとはためく!
「今度こそこちらの番だ。電激血壊(ブリッツ・ブラッド・ブレイカー)」
その翼を超伝導性の血紋を纏った事で高速移動できるようになったネフラのレイピアが貫き止める。
「猟兵が皆思いやりのある善人と思うのなら間違いだ。一切の躊躇無く仕留めよう」
ネフラはそのまま電撃を流し込み、鴻鈞道人inくしなの身体にダメージを与える。
「にゃぁぁぁん……」
電撃でビクンビクンと跳ねる身体に潰されてノワールが鳴く。
「おい、あの猫、なんか喜んでないか?」
「えっと、ノワールはその、ちょっとスケベさんなんです……」
ネフラがツッコムのも仕方ない程にノワールはくしなとまゆの間を堪能していた。
真の姿になったくしなはたっぱが伸びたのに合わせて胸のサイズもボリューミーになっているため、ノワールの身体が完全に挟まれており、そしてまゆの胸は、ちょっと、こう、絶壁な感じなのだが、それもどうやら喜んでいるらしい。
「な、ノワールさん!でいやー!」
まゆはそんなノワールの態度に限界突破!気にしてるのだ!
ネフラの電撃でひるんだ鴻鈞道人inくしなを力任せに投げ飛ばす!
『……っ!』
「おれも格闘は相応に覚えはあるぞ!」
吹っ飛ばした先に街か前うのはテラ!
重力操作によって浮遊したテラは鴻鈞道人inくしなを天より見下ろし、ユーベルコードを発動すると、急降下攻撃!
『肉を喰らい貫く渾沌の諸相』
くしなの胸部が炸裂し刃が生まれるも。
「にゃーっ!?」
「させません!一撃必砕! 全・力・全・開っ!」
そこにまゆがノワール……ああいや、鴻鈞道人inくしなの胸に向かってバトルハンマーの一撃を叩きつける!
「メテオブラスト!星の一撃を味わえーー!!!」
そしてテラの上空からの超重力を纏った踵落としの追撃が鴻鈞道人inくしなを地面にのめり込ませる。
「ましろさん、ノワールさんに構わず、いまなのです!」
「はい!ノワールの犠牲は無駄にしませんからね……ドレスアップ・プリンセス!」
この隙にましろは魔法少女に変身。
髪の色が黒から白に代わり、服が弾けると、フリフリな魔法少女衣装へと再構築されると、そのまま必殺魔法を放つ!
「全力全開!私の最大最強の魔法、行きますっ!シャイニング・ブレイカー!」
「私も行こう。だがあくまで美しく、だ。ブリッツ・ブラッド・ブレイカー!」
ましろの魔力を極限にまで高めた極大威力の光のビームが、ネフラのレイピアから放たれた超電磁砲が、まゆの一撃にひるんだ鴻鈞道人inくしなに、叩きつけられるのだった!
そして。
激しい戦いによって鴻鈞道人は遂にその活動を停止。
真の姿になっていたくしなもまた、その姿を元の少女へと戻していく。
少女はすっ裸なままにぐーすか寝ていて……。
ミッション、コンプリート!
大成功
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