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銀河帝国攻略戦⑰~真なる姿を解き放て

#スペースシップワールド #戦争 #銀河帝国攻略戦

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「Hello、ハロー!ガラテアでございます!皆さん調子はいかがでしょうか?」
 グリモアベースにてガラテア・オートマトン(アスタリスク・f12062)が、あなた達を迎え入れる。
「元気ですよね。そうですよね!それでは銀河帝国攻略戦、続いての作戦について説明致します!」


「今回の作戦は、黒騎士アンヘル配下の『アゴニーフェイス』艦隊との戦いとなります。艦隊と言いましても、隠密性を重視した結果、アゴニーフェイスという兵器を中心に敵集団が集まっただけなのですが、このアゴニーフェイスという兵器が厄介なのです」
 話によれば、精神破壊兵器アゴニーフェイスは、かつての解放軍を苦しめた超兵器だと言う。解放軍にはこの兵器への対抗策が一切なく、発動されてしまえば無条件で解放軍艦隊は撃破されてしまう。
「このアゴニーフェイスという兵器の外観は、『苦痛に喘ぐ人間の顔のような形をした金属の塊』で、通常の戦闘力はありません。ですが、それから放たれる強大な『テレパシーの悲鳴』が、受けた艦の人間達の精神を破壊してしまうのです」
 発動には回数制限があるが、その様な制約があっても尚強力な兵器だ。そんな物に対してどうすれば良いのか。

 答えは簡単に出てきた。
「ですが、このアゴニーフェイスの攻撃、猟兵には効かないみたいです。いえ、正確には影響は受けるのですが、生命体の埒外の存在である猟兵には『精神破壊攻撃』が『理性を失わせ、その姿を強制的に真の姿とする』ものとなるようなのです」
 アゴニーフェイスの破壊効果を、猟兵の生存本能が上回ったせいだろうか、等と予想されているが詳しい理由は分からない。
 分かることは、猟兵はアゴニーフェイスを破壊するまでは、真の姿が開放されて戦うことになる、という事だけだ。
「アゴニーフェイスが破壊されれば、精神攻撃もなくなり、真の姿から元に戻ることが出来るでしょう。戦場から離脱して攻撃範囲から逃れることで、同じ様に元に戻ることも出来ると思います。何にせよ、この効果を上手く利用して、アゴニーフェイス、及び周辺に取り巻く敵集団を掃討して貰いますのが、今回の作戦となります」

 続けて、ガラテアはホログラムディスプレイを空中に投影する。
「皆さんが戦います集団は、バトルドロイド。帝国軍で量産されています戦闘ロボです。数こそ多いですが、一体一体は非常に脆く、弱いです。皆さんの敵ではないと私は信じています」

「説明は以上となります。アゴニーフェイスを解放軍艦隊まで通してしまうと、甚大な被害が出ます。皆さんには多大な負担を掛けてしまいますが、アゴニーフェイスを破壊できますのは猟兵である皆さんにしか出来ません。どうか、よろしくお願いします」


赤黒い
 赤黒いです。今回のイメージは「暴走&無双」シナリオを考えています。

 このシナリオは、「戦争シナリオ」です。
 1フラグメントで完結し、「銀河帝国攻略戦」の戦況に影響を及ぼす、特殊なシナリオとなります。

 戦闘の流れとしましては、
 敵の急襲→『アゴニーフェイス』発射→真の姿に変化するシーン→真の姿での戦闘シーン→『アゴニーフェイス破壊』→元の姿に戻る→敵を掃討。
 となります。しかしプレイングによりましては、必ずしも上記の流れ通りとはなりません。柔軟に対応したいと考えております。

 それでは、よろしくお願い致します。
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第1章 集団戦 『バトルドロイド』

POW   :    バトルスイッチオン
【超戦闘モード】に変化し、超攻撃力と超耐久力を得る。ただし理性を失い、速く動く物を無差別攻撃し続ける。
SPD   :    精密射撃
【狙撃用プログラム】により、レベルの二乗mまでの視認している対象を、【熱線銃(ブラスター)】で攻撃する。
WIZ   :    シュートダウン
対象のユーベルコードに対し【正確にタイミングを合わせた射撃】を放ち、相殺する。事前にそれを見ていれば成功率が上がる。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

リシェア・リン
真の姿が顕になる?
私は恐れないわ、だってこれは本当の母様の娘である証
白い髪に白い耳と九本の狐の尾、身に纏うは仙女の羽衣
何も恐れないのなら、アゴニーフェイスなんて無力に等しい
さあ、頑張って敵のお相手よ

WIZ≧SPD
敵さんが多いのならこちらも手数を増やすわ
フォックスファイアで13体纏めてお相手してあげる!
…ちょっと強そうな敵さんには、炎を纏めて威力を上げましょ

人類の怖さ、思い知って?
…私は人間では、ないけれど




 宇宙空間を、黒い人型の集団が飛んでいる。骨組みだけの体に赤いライトを灯して、バトルドルイドの集団が解放軍の艦隊へと向かっていく。
 狙いは一つ。集団の中心にいる『苦痛に喘ぐ人間の顔のような形をした金属の塊』、精神破壊兵器アゴニーフェイスを起動させ、解放軍艦隊を壊滅させる為に。

 そんな集団に向かってくる影が一つ。
 夜闇の髪をなびかせ、紫水晶の澄んだ瞳でバトルドルイドの集団を睨みつける、リシェア・リン(薫衣草・f00073)だ。
 リシェアの接近に気づいたバトルドルイド達は、即座にアゴニーフェイスを起動させる。

 途端、リシェアに頭の中を直接殴られたかのような感覚が起こる。
 叫び。悲痛な叫び。脳を揺さぶり、精神を引き裂く金切り声が、リシェアの中で響き渡る。
 常人であればこの時点で精神が崩壊し、廃人となっている。だが、彼女は違う。
 猟兵。生命体の埒外にあるもの。世界に選ばれた存在であるが故に、精神を破壊する慟哭は、本能を呼び覚ます引き金となる。
 或いは、彼女の場合は、少々違う理由であるかも知れない。

 リシェアの思考は金切り声の中でも止まってはいなかった。
 真の姿が顕になる?それが一体何だと言うのだ。
 恐れはない。何故ならその姿こそ、彼女が誇るべき姿。自分が、母親の本当の娘であるという証明。
 宵闇の髪が、妖狐としての耳が、全身の毛が白く変わっていく。その身に纏う服も、厳かな美しさを持つ仙女の羽衣へと変わる。
 九つの白尾を揺らし、何一つ変わっていない紫水晶の瞳がバトルドルイドを、その中心にあるアゴニーフェイスを映し出す。

 何も恐れないのなら、アゴニーフェイスなんて無力に等しい。
 リシェアは固い決意を胸に、13つの狐火を呼び出した。
 バトルドルイドへと向かう、13の火。敵もまた自分達へと迫る狐火を撃ち落とす為、手にする銃で射撃を行うが、真の姿となっているリシェアの狐火はそう簡単に掻き消されない。
 狐火を受け、燃えるバトルドルイド。ダメ押しとばかりに、リシェアは13の狐火を一つに纏めた大火球を、燃える集団に更に叩き込む!

「人類の怖さ、思い知って?」
 …私は人間では、ないけれど。
 宇宙空間で尚、燃え盛る炎を見ながら、リシェアは真っ白な自分の尾を一房、ゆっくりと撫でながらポツリと呟いた。

成功 🔵​🔵​🔴​

尾崎・ナオ
前衛さん居ないかにゃー?可愛い子の壁になりませーん?(連携歓迎)

真の姿は、なんと、猫耳が生えまーす!髪の毛の横の部分がね、猫になるよ!(普通の姿でサポート戦闘でもOK、書きやすいようにアレンジしてください☆)(真の姿時は、陽気さウザさが3割増し)

【拳銃早打ち】で仕留めるよ!相手を茶化しながら早打ち!技能【クイックドロウ52】も乗せて、高速の早打ちを仕掛けるよ!弾薬が足りない?いやいや、大丈夫。拳銃自体が沢山あるから!同じ銃ちゃんと複数装備してるから!

敵さんバトルスイッチオンになったら退避退避!シュートダウンはむしろやり返してやらぁ、クイックドロウで仕返しじゃい~。精密射撃は壁に隠れるか回避~。




 一方、別方向では、
「前衛さん居ないかにゃー?可愛い子の壁になりませーん?あ、居ない…何よぉつまんないにゃー」
 宇宙空間のデブリに身を隠し、バトルドルイド達の熱光線(ブラスター)を避けるのは、戦場へとやって来ていた尾崎・ナオ(人間のシーフ・f14041)。

 デブリの物陰からピョコンと猫耳が覗く。バトルドルイドもその瞬間を逃さない。
 ジュ、と猫耳にブラスターが掠る。
「熱っ!ちょっとー!酷いことするにゃー」
 デブリに隠れて猫耳を押さえる尾崎。
 彼女は人間であるが、真の姿を開放している今、猫耳は実際に彼女の頭部から生えており、感覚も通っている。
「全く…そんな酷いことをする敵さんは…」
 ブラスターの連射音が一瞬途切れる、その瞬間。
 尾崎は盾にしていたデブリより身を乗り出すと、即座に拳銃を連射する!
 神速の早撃ち。黒の拳銃より放たれた無数の銃撃は、狙撃をしていたバトルドルイド達に正確無比に吸い込まれていく。
 一体、二体、三体、四体…次々に爆散していくバトルドルイド。
「…こうなっちゃうから気をつけにゃーよ」
 撃ち終わり、再びデブリへと身を隠す尾崎。ケラケラと笑う姿は、何処までも余裕で、何処までも挑発的であった。

「さてさて、敵さんはまだまだ居るにゃー……良いぜ、徹底的に付き合ってやろうじゃん。コッチのやり方で」
 懐より先程とは別の黒の拳銃を取り出す尾崎。不敵に笑いこそすれど、その目に一切の容赦はない、獣の瞳であった。

成功 🔵​🔵​🔴​

ルーナ・リェナ
真の姿は透明な蜻蛉翅にラベンダーアイスの瞳
エクリュの髪は身長以上に伸びている

真の姿の時は右腕に凍竜を呼び、敵が集中する範囲へ全力魔法で範囲攻撃
自分に向かってくるものは敵と判断
アゴニーフェイス破壊後は炎竜の槍を持って攻撃




 また別の場所では、一人のフェアリーによる戦闘飛行が行われていた。
 鮮やかな七色の翅は透明な蜻蛉翅に、ラズベリーの瞳はラベンダーアイスの瞳に。
 ビスケットの髪はエクリュの長髪となり、ルーナ・リェナ(アルコイーリス・f01357)は真の姿を開放して宇宙空間を自在に飛び回っていた。

 透明の蜻蛉翅が星の僅かな光を反射して煌めく。バトルドルイド達も狙撃体勢に入り、ブラスターを構えるが、
 人間の6分の1の大きさのフェアリー。更には元より高い見切り能力を持つルーナ。真の姿による強化も後押しする。
 バトルドルイドの熱光線は、ひらりひらりといとも容易くルーナに躱されてしまう。
 輝く薄紫の瞳は、ただ向かってくる攻撃を反射的に脳に伝え、脳もまた反射的に体を動かす。今のルーナはアゴニーフェイスの影響を強く受け、理性のタガが外れていた。
 眼の前の存在は敵――ただそれだけを、ルーナは理解していた。

 ルーナの右腕が氷結していく。魔力によって氷が育ち、氷は竜へと姿を作り変える。
 頭部が出来、首が出来、胴体が出来、翼と爪を作り出し、完全体へと氷竜は進化していく。
 バトルドルイドの放つ熱光線は最早無意味だった。高熱のブラスターは氷竜の体を屈折して通り抜け、明後日の方向へと飛ばす。氷竜自身に、一切の欠損も無い。
 遂にルーナの腕より氷竜が飛び立った。零度の翼を大きく広げ、バトルドルイド達へと向かってゆく。

 鋭き氷牙は鋼鉄を食い破り、着弾した周辺一帯へと更に牙を飛ばす。
 その様子を、ただ見つめていたルーナは、暫くしてまた宇宙空間を飛び回る。
 本能のままに、新たな敵を探す為に。

成功 🔵​🔵​🔴​

ペトニアロトゥシカ・ンゴゥワストード
あたしも一応サイキッカ―って呼ばれる類だからさあ、こういうのが人よりも良く聞こえるんだよねえ。
ああ、本当に、苛々する。鬱陶しくて仕方がない。だから――全部ぶっ壊す!

【轟天雷装】【纏雷縛把】で全身に電撃を纏うと、身に着けていた物が全て焼け落ちて、角が伸びて、背びれが生えて、左腕が毛で覆われた真の姿になって、体が巨大化するよ。
その後は、【断裂剥撃】【泰山爆砕】【崩天地顎】で、目につくもの全て叩いて砕いて引き千切って壊していく。
遠くに何かいたら、【空雷火球】で火の玉を吐いて叩き落す。
敵からのダメージは全て【再生逆撃】で再生して、意に介さず暴れ続けるよ。

※イメージは怪獣映画の怪獣です。




 ――巨獣がいた。
 角から、背びれから、長く伸びた爬虫類の尾から、毛で覆われた獣の左腕から、全身のありとあらゆる場所から輝かしい青い雷光が迸っている。
「あたしも一応サイキッカ―って呼ばれる類だからさあ、こういうのが人よりも良く聞こえるんだよねえ」
 低い、低い、真っ暗な奥底から響いてくる声。雷光纏う歪な巨獣が宇宙空間を悠々と浮遊する。
「ああ、本当に、苛々する」
 バトルドルイドによる銃撃が放たれる。巨獣は傷つかない。
「鬱陶しくて仕方がない」
 巨獣の左腕が伸びる。バトルドルイドの一体の頭部を、いよいよ掴んだ。
「だから――全部ぶっ壊す!」
 そのまま掴んだバトルドルイドを、他の個体に叩きつける。あまりに粗雑、あまりにも豪快。

 ペトニアロトゥシカ・ンゴゥワストード(蛮族キマイラ・f07620)による蹂躙が始まった。

 バトルドルイドも緊急のバトルスイッチを入れ、超戦闘モードへと移行する。だが何もかもが手遅れだ。
 ペトの腕がドルイドを掴む。次には胴体と頭部が引きちぎられた。
 ペトの尾が振るわれる。渾身の一撃にドルイドは無様に砕かれる。
 ペトの口より火球が放たれる。消し炭すら残さずドルイドが消滅する。
 ドルイドの反撃も行われている。ようやく傷を付けられたかと思えば、即座に傷が塞がっていく。

 超耐久とは何だったのか。超攻撃力とは何だったのか。意思を持たない筈のドルイドに疑問が生まれる。
 だが次の瞬間には、ペトの掌で頭部を握り潰され、雷光により回路ごと焼き砕かれ、思考を消される。

 ペトの戦場には、怒りしか存在していなかった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

蛇塚・レモン
強制的に真の姿になるの?
つまり、今回は蛇神様にバトンタッチだねっ!
(鏡の盾を覗きこんで人格交代)

くくくっ!
よもや余が全力で存分に暴れられる日が来ようとはな?
では、遠慮なく真の姿……蛇神オロチヒメとして神威を振るわせてもらうぞ!
(髪が八百万の白蛇に変化。両目が深紅に染まり、額に第三の目が開く。先割れした長い舌をチラつかせながら裂けた口で笑う)
カッカッカ!
さて、茶番の幕引きの時であるな
出でよ、古代の戦士の霊よ……!
あのくだらぬ装置を槍で貫けっ!

ふん、機械人形が無駄な足掻きをするでないわ
オーラガンで先制攻撃+敵の銃を武器落とし
余の振るう蛇腹剣と戦士の霊の火炎で
貴様らごと此の艦のコアを破壊してくれる!




 九尾による炎。猫娘による銃撃。妖精による氷結。巨獣による暴力。
 四人の猟兵による、真の姿を開放した攻勢はほぼ全てのバトルドルイド達を蹴散らしていた。
 残るは『アゴニーフェイス』周辺に取り巻く最終防衛部隊のみ。

「くく…くくくっ…!」
 其処に現れる、最後の猟兵。
 蛇塚・レモン(叛逆する蛇神の器の娘・f05152)が、バトルドルイド達の前に現れる。
「よもや余が全力で存分に暴れられる日が来ようとはな?」
 尊大な口調で話す蛇塚。普段の彼女の口調でない。ここに居るのは彼女の内に住まう、もう一人の人格。
「では、遠慮なく真の姿……蛇神オロチヒメとして神威を振るわせてもらうぞ!」
 琥珀と緋色のオッドアイが、両目とも緋色に染まる。明るい金の髪は白く変色し、その形を無数の蛇へと変化させる。
 額には更に第三の目が開く。先割れした長い舌をチラつかせながら、裂けた口で蛇神オロチヒメがニタリと笑う。

 それでもバトルドルイドも抵抗の手を止めない。蛇神へと銃口を向けるが、
「ふん、機械人形が無駄な足掻きをするでないわ」
 ブレスレットが光る。蛇神の全ての指よりオーラガンが放たれ、的確にバトルドルイド達の所持する銃を弾く。
 作り出された僅かな隙。その合間を縫い、蛇神の蛇腹剣がバトルドルイドを一斉に薙ぎ払った!

 全てのバトルドルイドを撃破し、残るは精神破壊兵器『アゴニーフェイス』のみ。
「カッカッカ!さて、茶番の幕引きの時であるな」
 蛇神の呼び声に応じ、槍を携えた古代の戦士の霊が召喚される。
「さぁ、古代の戦士の霊よ……あのくだらぬ装置を槍で貫けっ!」
 命じられるままに槍を突き出す古代の霊。
 槍は『苦痛に喘ぐ人間の顔のような形をした金属の塊』を貫き、そして木っ端微塵に砕け散った。
 それと同時に、ずっと頭の奥底で響いていた金切り声が止み、その場にいる猟兵達の姿も元に戻る。

「…これで、一先ずは安心かな」
 蛇塚・レモンも元の人格へと戻り、作戦の完了に安堵していた。

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年02月12日


挿絵イラスト