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闇夜を穿つ穿孔、或いは月光

#ダークセイヴァー #【Q】 #月光城 #月の眼の紋章

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「あふぅ、『月光城』っていう、城主不明の謎めいた城塞が発見されたの!」
 溜息をついたのはグリモア猟兵のリュート・アドラー(f26123)だ。今日も眠たそうにほわほわと猟兵たちに依頼の説明を続けていく。

「ダークセイヴァーが地下世界だという事はもう既に広まっていると思うんだけれど、何故か『月』は空中に見えている。この理由がまだ分かっていないの」
 それは何故なのか、これこそが今回の依頼の始まりである。
「その手がかりとなるにはあまりにも些細な情報なのだけど、『第五の貴族』との戦いを優勢に進められたおかげで、『地下都市』のところどころに『月光城』と総称される、城主不明の謎めいた城塞が幾つもあるという情報を突き止めたの!」
 どうやら、『月光城』と呼ばれる城塞は、その共通点として『月の満ち欠けに呼応して輝く』という特性があるそうです。手がかりとしては弱いですが、調査してみる価値はあるかもしれない。
「だけど、全ての月光城には、『月光城の主』と呼ばれる強大なオブリビオンが君臨しているの」
 そのオブリビオンは『第五の貴族』の干渉すら阻み、あらゆる存在の侵入を遮断しているとされている、当然危険な冒険になるだろうと、リュートは続ける。

「場内に入ったらまずは沢山の罠がある場所で、城主によって強化されたオブリビオンとの戦闘になるの」
 主によって強化をされた『闇に誓いし騎士』達がうごめく、恐るべき月光城の内部を突破が必要となる。予見された罠だけでも、『不安定な足場』『降り注ぐギロチンの刃』などが存在するようで、他にも無数の罠が予想される。
「その罠に対処するばかりでなく、逆に利用するぐらいでないと、この強化オブリビオンの群れに対抗するのは難しいかもしれないの」
 何とか強化されたオブリビオンと罠を潜り抜けた先には、神経毒や幻覚毒がその造花から止めどなく溢れ出している造花の花畑が猟兵を待ち構える。
「主の玄室に続く、危険な仕掛けだらけの『人間画廊(ギャラリア)』。ここを突破しなければならないの」
 既に造花となった人たちは凶暴な植物と化しており助ける事が出来ないが、数多くの人たちが生きたまま『瓶詰め』の肥料として捕らえられています。彼らは充満する神経毒や幻覚によって抵抗出来ないようにされており、救出するためには猟兵自身もその効果を受けないための対策が必要だ。勿論、その造花はただの造花ではない。侵入者たちを排除すべく鋭い蔦を伸ばして攻撃をしてくる。
「最優先は『月光城の主』を倒す事だけれど、出来るなら瓶詰めにされた人たちも助けてあげて欲しいの……」
 リュートはまだ助けられる人々も救ってあげて欲しいと猟兵たちに頭を下げて頼む。

「……それに、『瓶詰め』にされた人達は、『月光城の主』の力の源でもあるの」
 造花の花畑の先、城主の玄室にて対する『月光城の主』は眼球と満月を組み合わせたような『月の眼の紋章』をその身に融合しており、その戦闘力が遥か別格の強さになっている。猟兵たちと言えどもとても敵う相手ではないが、この紋章は『瓶詰めの人間たち』をそのエネルギー源としている。つまるところ捕らえられた人たちを助ける事が、今回の依頼を攻略する鍵となるようだ。
 尤も、弱体化させるだけであればその力の源を断てば良いだけだ。リュートは言葉を濁したが言外に解放する人間の生死は問わないと言うことが伝わった。
「捕まった人たちを解放する毎に紋章の効果は弱体化し、半数を救出すると完全に効果を失うの。その状態でも、通常の攻撃の他に『月の眼の紋章から飛び出す棘鞭』の攻撃だけは残るから気をつけてね」

「あふぅ……教えてあげられるのはここまでなの……いっぱい喋ってへとへとなの……」
 とびきり大きなため息と主に吐かれた綿雲は、もこもこと大きな雲の魔法陣になる。
「その綿雲から落ちないように乗ってほしいの、それじゃあいくのー」
 猟兵たちは綿雲の魔法陣で、『月光城』の入口へと転移された。


橄欖石
 こんにちは、本シナリオを担当させていただく橄欖石です。
 今回はダークセイヴァーの階層調査をするシナリオになります。

 以下、補足です。

● 第1章:『闇に誓いし騎士』
 闇の救済者なる反逆者共に『現実を理解らせる』為に領主ヴァンパイアから派遣部隊。
 ヴァンパイアで構成されし精鋭、領主の命に従い、殺し壊し収奪する。怪物じみた馬に跨がり槍を携え、突撃は破城鎚が如く。

 彼らは強化オブリビオンとして、通常よりも強力な力を持ってします。
 さらに城内にはあらゆる罠が仕掛けられています、その罠に対処するばかりでなく、逆に利用するぐらいでないと、この強化オブリビオンの群れに対抗するのは難しいでしょう。
 プレイングの際に描写にない罠を指定して頂く事も可能ですので、活用してください。

● 第2章:『私の為に花は咲く』
 美しい花畑が広がる領地。
 領主のオブリビオンが自己満足の為に人間を変容させて作った、造花の花畑。
 神経毒や幻覚毒がその凶暴な造花から止めどなく溢れ出している。

 主の玄室に続く、危険な仕掛けだらけの『人間画廊(ギャラリア)』を突破します。
 既に完全な造花となった人々は助ける事ができませんが、数多くの人間が『瓶詰め』の肥料として捕らえています。
 彼らは充満する神経毒や幻覚によって抵抗出来ないようにされており、救出するためには猟兵自身もその効果を受けないための対策が必要です。
 勿論、その造花はただの造花ではない。侵入者たちを排除すべく鋭い蔦を伸ばして攻撃をしてくる。
 救出に成功したら、ひとまず安全な場所に隠れてもらい、主の撃破後に助けに戻りましょう。

● 第3章:『往生集め『エルシーク』』
 オブリビオンの犠牲となった者の遺体、遺品を蒐集するオブリビオン。
 目的は不明だが、分かっていることは一つ。
 彼の蒐集が続く限り、英雄たちは家族の下に帰れない。

 本来の能力に加えて、眼球と満月を組み合わせたような『月の眼の紋章』をその身に融合しており、その戦闘力は「66倍」になっています。
 どうやら『美しい花畑が広がるの領地』が力の源になっているようで、そちらの対処次第で、紋章からの強化を無力化する事も可能なようです。
 その状態でも、通常の攻撃の他に「月の眼の紋章から飛び出す棘鞭」の攻撃がありますので、それに対処する必要があります。

 皆様のプレイングをお待ちしております。
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第1章 集団戦 『闇に誓いし騎士』

POW   :    生ける破城鎚
単純で重い【怪物じみた馬の脚力を載せたランスチャージ】の一撃を叩きつける。直撃地点の周辺地形は破壊される。
SPD   :    屠殺旋風
自身の【兜の奥の邪悪なる瞳】が輝く間、【鈍器として振るわれる巨大な突撃槍】の攻撃回数が9倍になる。ただし、味方を1回も攻撃しないと寿命が減る。
WIZ   :    闇の恩寵
全身を【漆黒の霞】で覆い、自身が敵から受けた【負傷】に比例した戦闘力増強と、生命力吸収能力を得る。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

祝聖嬢・ティファーナ
WIZで判定
*アドリブ歓迎
テイル/f24123と協力

『フェアリーランド』の壺の中から風/火/光の精霊,聖霊,月霊,戦乙女,天使,英霊を呼んで“七色金平糖”を配って『クリスタライズ』で姿を隠して『エレメンタル・ピクシィーズ』で属性攻撃を『神罰の聖矢』で聖攻撃を仕掛けて『月世界の英霊』で敵の避けれ無い攻撃を空間飛翔して避け『月霊覚醒』で敵のUCを封印/弱体化させます♪
『祝聖嬢なる光輝精』で怪我を治し『シンフォニック・メディカルヒール』で状態異常を癒します☆
機会を見て『精聖月天飛翔』でWIZを強化し『叡智富める精霊』+『神聖天罰刺突』で苛烈な猛攻を仕掛けます!

テイルの様子も見ながら注意します♪


ティファーナ・テイル
SPDで判定
*アドリブ歓迎
祝聖嬢/f02580と共闘

『スカイステッパー』で字縦横無尽に動き回り『ガディスプリンセス・レディース』で従属神群を消化して『神代世界の天空神』で系の避けれ無い攻撃を空間飛翔して避け『天空神ノ威光・黄昏』で敵のUCを封印/弱体化させます!
『ジェットストリーム・ラヴハート』でSPDを強化して『セクシィアップ・ガディスプリンセス』『ガディス・ブースト・マキシマ』『ガディスプリンセス・セイクリッド』で♥ビーム/♥弾で照れん絨毯攻撃を仕掛けて機会を見て『ゴッド・クリエイション』で貧乏疫病神を創造して災厄と不幸を敵に届けます。
「また出番なんですね…」と諦めの神様を無視して攻撃!



 たどり着いた『月光城』の内部は、予知にあったとおりに無数のトラップが蠢く危険な場内だった。降り注ぐ無数の影――反射的に頭上を見やった視界へ、数多のオブリビオン『闇に誓いし騎士』が空から降り注ぐように、猟兵たちに奇襲を仕掛けてくる。
「おっと、ボクを奇襲しようだなんて甘い甘い!」
 ティファーナ・テイル(ケトゥアルコワトゥル神のスカイダンサー・f24123)は蠢くトラップを利用し、オブリビンの視界が切れたところでユーベルコード『スカイステッパー』を用意いて宙を蹴って方向を変え、誰も居ない空間を鈍器として振るわれる巨大な突撃槍が切り裂いた。強大な敵にも怯むことなく闇夜の空を翔け、爆ぜるような声音とともに盛大なかかと落としを響かせた。
「そうだね、誘われていたのはどっちか教えてあげよう」
 刹那、誰も居なかったはずの空間から祝聖嬢・ティファーナ(フェアリーの聖者×精霊術士【聖霊術士】・f02580)が姿を現したかと思うと、指先を『闇に誓いし騎士』向けに、天より生み出された光を浴びせていく。そう――祝聖嬢はユーベルコード『フェアリーランド』より生み出した風・火・光の精霊だけでなく。聖霊が、月霊が、戦乙女が、天使が、英霊に虹色の小さな沢山の砂糖つぶの『七色こんぺいとう』の姿を消していたのだ。

 最初は場を演出したオブリビオン『闇に誓いし騎士』たちが押していたものの、先制攻撃の優位性は既に跡形もなく消し飛んでいる理由は無論、備わった能力値と経験の差だ。明確にして後天的に覆せない出力の多寡が、極めて順当に凄まじさを発揮して猟兵たちがオブリビオンを圧倒しにかかっていた。
「月は眼醒めた……其の総ては庇護と加護と祝福を絶たれる……」
 祝聖嬢は瞬く間に戦場へと満月、半月、三日月、新月を生み出すとオブリビオン『闇に誓いし騎士』たちへと放つ、それは一種のホーミングミサイルめいて自在な軌道を描き、対敵に着弾すれば爆発する。それらは瘴気のようにオブリビオンへと纏わりついていた、主のオブリビオンから受けた強化を消滅させ、これ以上とない隙を晒してしまう。
「ここが好機だよ、このまま押し切ろう」
「ゴルゴン、ナルガ、ラミアの末娘蛇神の力をみせてあげるんだから!」
 次瞬、抉じ開けられたオブリビオンたちの急所に煌めく金絹の猟兵が駆け抜けた。ティファーナは再びユーベルコード『スカイホッパー』で宙を蹴り一瞬で視界から消失する。正義の友情を纏って、猟兵は斬首の疾風と化した。一瞬にして最大値にまで達した加速は周囲すべての反応を振り切り、闇に誓いし騎士へと無数の光線と光球をもって圧倒していく。
 もはや一方的に蹂躙されるオブリビオンたちは狂おしいばかりの情緒の氾濫の咆哮をあげるが、猟兵たちの苛烈な攻めてが止む事はない。
 次いで猟兵たち二人が疾走を開始。オブリビオン『闇に誓いし騎士』の間を駆け抜けながら、縦横無尽に振り抜いた。煌めく光球たちと千変万化の月たちに薙ぎ払われたオブリビオンたちは、次々と出力に包まれ四散。消炭と化していくのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

御堂・伽藍
アドリブ、即席連携歓迎

あらぶる げっこう
先ずは悪夢を祓う

先制UC発動
迷彩物を隠す
落ち着いてがらんどう(自らの体)を複製体の群れに紛れる

ぎろちん ろーらー
落とし穴 虎ばさみ

お誘い陽動誘き寄せ
複製で罠の在る方向に釣り込み
諸共に罠にかける

罠で倒れなかったら念動怪力衝撃波12属性攻撃
二回攻撃フェイント範囲攻撃を交え
がらんどうで串刺し薙ぎ払い斬撃波で追い打ち

敵の攻撃を落ち着いて見切り
念動怪力衝撃波オーラ防御武器受け受け流し
がらんどうで攻撃を逸らす
カウンター念動怪力衝撃波12属性範囲攻撃UC
複製体を自爆させ更に罠の方に吹き飛ばし逃亡阻止

独り寝が寂しい?
そいねしてあげる


さようなら
さようなら
御然らば
御然らば



「あらぶる、げっこう――先ずは悪夢を祓う。――ぜんぶ、わたしのからだ。伽藍堂と人の言う」
 御堂・伽藍(がらんどう・f33020)は開口一番、先制のユーベルコード『大伽藍曼荼羅(ヒトヨンデアラクノフォビア)』を解き放つことで、自らの躯である『がらんどう』を数多に複製することで、複製体の群れに紛れその姿をくらませていく。木の葉を隠すなら森の中とはよく言ったものだが、それが自分の躯と同じ物が数多に戦場に溢れるというのならば、見分けがつかないだろう。否、全部が猟兵そのものなのだから、見分けることなどもはや不可能だ。
「ぎろちん、ろーらー、落とし穴、虎ばさみ」
 城内のあらゆる場所に仕掛けられた罠を、ユーベルコードによって複製した自分自身を使いおびき寄せていく。罠にまきこまれて多少数が減る事は当然落ち込み済みだ、諸共ヴァンパイアで構成されし精鋭、領主の命に従い、殺し壊し収奪する『闇に誓いし騎士』を罠にかけて、1人また1人と圧殺していく。

「なかなかしぶとい、これが城主からの加護を受けた、オブリビオン?」
 並大抵のオブリビオンであれば罠に巻き込まれた時点で肉片と化していただろう、しかし――四肢の一部或いは大半が欠損しても、怪物じみた馬に跨がり槍を携え、突撃は破城鎚が如く、依然と戦場を暴れ回る『闇に誓いし騎士』たち。兜の奥の邪悪なる瞳が輝く間は決してオブリビオンは止まることがないだろう、鈍器として振るわれる巨大な突撃槍。罠を受けてそれを手放しているのであれば、同胞の四肢を丈夫な鈍器として猟兵へと振り回す。
 そんな狂気に満ち満ちた攻撃であっても、対敵の攻撃を落ちついて伽藍は見切り、念動に怪力や衝撃波を中心とした体得した技能の全てを駆使することで、『がらんどう』そのものを使って、同時に放たれる9度の攻撃をそらし、強引に反撃の糸口を作り出す。

「独り寝が寂しい? そいねしてあげる、それじゃあ――」
 発動する肉の焼夷弾。吹き荒ぶ不条理な暴力の嵐は付近にいた『闇に誓いし騎士』たちを一瞬にして葬り去り、陣列を崩壊させた。そう――複製といえども自らを火薬として猟兵はオブリビオンへと自爆させたのだ。回避、防御の選択肢を一切排除してひたすらに怒濤の攻撃を繰り返して、最後に残った命の導線を燃やして自らを最大の出力に変換、なんと効率のいい攻撃だろうか。
「さようなら、さようなら、御然らば、御然らば」
 しかして……砕けた『がらんどう』たちからの言葉が――煙るような雨となりて降り頻るのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ビート・ベート
轟音。超重量のギロチンが落ちる慣れ親しんだ音を騎士達は聞いた。
愚かな反逆者の命が一つ潰えたことを意味するそれに、嘲笑いながら一人が仕掛けを確認に向かい──ギロチンよりも遥かに凄惨な破壊音と共に騎士は帰ってきた。馬共々に、五体を四散させて。

罠が作動した物陰から現れる、全身に青き鎧を纏う騎士。
そう呼ぶにはあまりにも異形、騎乗した吸血騎士らと同じ高さの視線となる程に巨大。
徒歩の敵の手には、見慣れた巨大ギロチンの刃が無理矢理に握られていた──真新しい赤黒い鮮血が滴るそれが凄惨な破壊を生み出したことは最早明白だった。
異形の巨人は真新しい得物を振りかざし、獣の如き咆哮と共に襲い掛かる──


アドリブ等歓迎です



 ビート・ベート(Below the Belt・f17942)は武骨な巨大斧で超重量級のギロチンを繋ぐ無骨な金属の鎖を切り裂く。容易く数多の命を叩き潰すように押し切ったギロチンが、伽藍洞の石畳へと急降下する。渦巻く剣戟の場においても響く程の余波と呼ぶには苛烈すぎる勢いと威力から生みだした轟音を響かせた。
「――――」
 寡黙な猟兵は仕掛けを終えて『闇に誓いし騎士』たちを待つ。ああ、なんと愚かな事か、もはや狩人であるのはオブリビオンではなく、ビートがそちらの側であるのだ。そのような事に気づくはずも無く、嗤笑を浮かべる声と共にどのような無様な末路を辿った愚か者が居るのかと罠の成果に胸を躍らせる。そう、想像をしていた光景がそこにあるはずだったのだ。しかし……。

 結果は圧倒的な質量により押しつぶされての四散。柱の陰から現れたのだろうか、暗闇から押しつぶされた一撃で”まるでギロチンにかけられた”のように黒馬諸共ミンチにされた。先ほどのギロチンよりも遙かに大きな轟音に慌てて、集まってくるオブリビオン達を待ち構えるように現れたのは――他ならぬ猟兵のビートだ。
 影を生みだしていたのは柱では無かった、猟兵そのものが柱のように巨大な体躯をしているのだ。それは馬に乗っているはずの騎士たちが見上げる程に巨大で、赤錆塗れの重量だけで人を両断出来る断首台の刃を握りしめる事が可能なことこそがその規格外の証明に他ならない。強く大きく逞しいという圧倒的な視覚情報を持って、オブリビオンたちが猟兵を双眸でとらえた瞬間から心理的なプレッシャーを与えていく。

 いつの時代も単純な結論は強いということだろう。修行などしたことない熊や虎に武道家が敗北するのと同じこと、当たり前の強さによる圧倒は数多の道理を吹き飛ばす。騎士たちが巧みな連係による陽動を仕掛け、隙を作っての反撃も超速の反応だけで防がれる。人馬一体の神業で、猟兵がギロチンを振るう予備動作から攻撃の軌跡を予測し、的確な防御の体勢を取っても、圧倒的な膂力だけで崩される。
「――――――――ッッッ!!」
 オブリビオンたちの切り札である、単純で重い怪物じみた馬の脚力を載せたランスチャージの一撃が無類の強さを誇っていたのは当然、相手よりも格上の性能を持っていたからこそ。――今回ばかりは必勝の方程式には当てはまらない、真正面からさらにそれを圧倒する出力で押しつぶし、天地を揺るがさんばかりの獣が如き咆哮をあげて鏖殺していくのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

星川・杏梨(サポート)
『この剣に、私の誓いを込めて』
 人間のスーパーヒーロー×剣豪、女の子です。
 普段の口調は「聖なる剣士(私、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」
 時々「落ち着いた感じ(私、~さん、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

性格はクールで凛とした雰囲気です。
常に冷静さを念頭に置く様に努めており、
取り乱さない様に気を付けています。
戦闘は、剣・銃・魔法と一通りこなせます。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



「――この剣に、私の誓いを込めて」
 星川・杏梨(聖炎の剣士・f17737)は、月光城の城主のオブリビオンにより強化された『闇に誓いし騎士』の単純で重い怪物じみた馬の脚力を載せたランスチャージの一撃を叩きつけられながらも、何とかそれらを捌き対処していくが、連携の連携とれたその動きに真綿で首を絞めるような感覚を覚えざるおえなかった。
「……1体1体だったらなんとかなるんだけど、そうだ!」
 罠で入り組んだ月光城を猟兵は駆け抜け、本来は獲物を追い込んで確実に倒すために使われていただろう狭い路地の罠へと自ら入り込んでいく。そうここでならば――。
「正面からやってくるしかないわよね、一対一を繰り返すだけなら――なんとか出来る!」
 狭い路地を逆手にとり、オブリビオンたちの連携を猟兵は見事に封じた。星が流れるかの様な意匠が凝らされた、邪悪なるものを浄化する力を持つ剣『流星の聖剣』をもって、オブリビオンと何度も一対一の戦闘を繰り返していくのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

筒石・トオル(サポート)
「邪魔をしないでくれるかな」
「油断大敵ってね」
「ここは任せて」
正面切って戦うよりも、敵の動きを封じたり、属性防御を固めて盾や囮となったり、味方が倒し切れなかった敵にトドメを刺して確実に倒すなど、味方の安全性を高めるように動く。
ユーベルコード使用はお任せ。
使用しない場合は、熱線銃での援護射撃を主に行う。
人見知りではあるが人嫌いではないし、味方が傷付くのは凄く嫌。
戦うのも本当は好きではないが、誰かを守る為には戦う。
もふもふに弱い。敵がもふもふだと気が緩みがちになるが、仕事はきちんと行う……ホントだよ?



「油断大敵ってね、罠を活用できるのはそっちだけじゃないんだよ。オブリビオン」
 月光城に張り巡らされた罠を逆手にとって、筒石・トオル(多重人格者のマジックナイト・f04677)は闇に誓いし騎士を分断していく。余地によると彼らはこの城の城主によってその性能を引き上げられているようで、無策で相手をするには猟兵であっても厳しいはずだ。

「――だからこうして、隙を見せずに丁寧にやっていくしかない」
 刀身にルーンをあしらった魔法剣へと、ユーベルコード『トリニティ・エンハンス』をもって炎の魔力を付与し纏わせていく。数多の罠を逆手にとったトオルの行動によって、オブリビオンたちは明らかに標的の姿を見失っていた。ならば――と、隙を見逃さずルーンソードへと圧縮させた炎を解放し背後へと噴出させる。火の翼を後方にたなびかせながら圧倒的な速度で飛翔、そして加速。向かうは当然、前方直進。圧倒的な出力を糧に生み出した超加速をもって、実現した奇襲によって強化されたオブリビオンの命を刈り取ったのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

ロバート・ブレイズ(サポート)
『否定せよ』
人間の文豪 × 隣人の花嫁
年齢 80歳 男
外見 184.6cm 黒い瞳 白い髪 色白の肌
特徴 立派な髭 投獄されていた 過去を夢に見る 実は凶暴 とんでもない甘党
口調 冒涜翁(私、貴様、~である、だ、~であろう、~であるか?)
気にいったら 冒涜王(俺、貴様、~である、だ、~であろう、~であるか?)

恐怖・発狂・誘惑などの精神的な攻撃に対しての異常な耐性を有しています。
否定する事で恐怖を与え、冒涜する事が多いです。実は凶暴なので近接戦闘が好み。
宜しくお願い致します。



「I'nnn’n’ghft. I'nnn’azath――!」
 ロバート・ブレイズ(冒涜王・f00135)の自らの脳から外なる邪神の肉片を放出し、戦場内全ての正気を容易く無効化していく。いかに月光城の城主によってその性能を飛躍的に向上させたオブリビオンたちであったが、その精神面まではその対象ではない。
 正気を失った闇に誓いし騎士は、跨ったその黒馬が顕著にその影響を受けておりもはや騎士が制御をすることが出来ない。否、もしかすると騎士たちすらも狂気に呑まれているのかもしれない。もはや人馬一体の連携を発揮する事も出来ずに、自らが仕掛けた罠へと飛び込んでいくものすらもいる。
 この非常に入り組んだ戦場だからこそ、ロバートのユーベルコード『発狂(シェアード・ワード)』が余すことなくその効力を発揮していくのだ。もはや手を下すまでもなく、ユーベルコードの効果圏内のオブリビオンたちは自滅していく筈だ。そんな対敵の様子を満足げにロバートは僅かな笑みを溢すのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

風雷堂・顕吉(サポート)
アドリブ連携可

約100年前、ダークセイヴァーの人類敗北以来、ヴァンパイアとの死闘を細々と繰り広げてきたダンピール、それが俺だ。
【世界知識】ダークセイヴァー世界の大抵のヴァンパイア相手ならそれがどのような血族かは知っているし、知らなくとも【情報収集】の伝手はある。
それ以外の世界については物珍しそうに振る舞うことになる。すぐに慣れるだろう。
ダークセイヴァーとスペースシップワールド以外の世界は日差しが強すぎるので、サングラスを着用する。

戦闘は剣士の動きだ。
次に参加する猟兵が戦いやすい状況を作ることも多い。



「……なるほど、月光城か。ダークセイヴァーの平穏を取り戻すための依頼であれば何の不満もない」
 鉄塊の如き鎧砕きの刀を風雷堂・顕吉(ヴァンパイアハンター・f03119)を抜き放ち、闇に誓いし騎士たちへと一歩も引かずに渡り合っていく。その最たる理由は天鵞絨めいた輝きを放つダンピールの外套をはためかせて、罠を逆手に相手の行動を制限させているからだ。

「どうやら動きづらそうだな? 悪いがそちらが用意させてもらったものでも利用させてもらう」
 眼光に宿る覇気もまた驚り、翳り、一切無し。滾る決意を秘めながら立ち回る猟兵の動きは、的確な判断と神業を見せ付ける。すなわち場内のトラップの有効活用、仕掛けられた罠に逆らわず自らそれへと身を任せ闇夜に踊る一助と変えた。見事に障害を掻い潜り敵へと飛来する猟兵の動きと、その優れた判断は実際の動きよりも飛躍的な速度で認識される。その結果、オブリビオンからみた移動の軌跡はまるで稲妻だ。ジグザグに折れながら虚空を駆ける猟兵は今や、強引に闇に誓いし騎士たちの知覚限界を振り切り、肉体を削ぎ、抉り、深い傷を刻みつけていった。

成功 🔵​🔵​🔴​

ルイズ・ペレンナ(サポート)
『お代は結構ですわよ。けれど懐には注意なさいませね?』
ブラックタールのシーフ × スターライダー
特徴 金目の物が好き 錠前マニア グルメ 快楽主義者 実は恋をしていた
口調 貴婦人(わたくし、あなた、~さん、ですわ、ますの、ですわね、ですの?)
敵には 高慢(わたくし、あなた、呼び捨て、ですわ、ますの、ですわね、ですの?)

・金目の物をお宝と認識し獲得するのが行動理念
 直接の機会でなくても獲得出来るかも知れないと思えば動きます

・愛情や人助けのような金銭にならない価値は興味ないですが
 それを大事にする人を貶めもしません。趣味の相違

・利害が一致すれば他人との共闘やサポートはむしろ積極的です



 ルイズ・ペレンナ(怪盗淑女・f06141)はそのブラックタールの流体であるという特性を駆使し、トラップを掻い潜り月光城の城主に強化されたオブリビオンに渡り合う。本来はオブリビオン側が有利になるべき罠の数々もルイズの見事な立ち回りによって、逆に彼らを追い詰める形になっているのは何とも皮肉な事だ。
「どうやら不用意に強くなったせいで、追い詰められる経験を全くしていないようですね」
 そう、彼らの性能の強化は外付けによるアップデート、つまるところ経験に裏打ちされた物では無い。猟兵は彼らとは違い数多の戦場を潜り抜け勝負勘というものを確率している。故に単純なスペックでは評価できない判断能力が比べものにならないほどに高い、それが知覚に加算され危機察知能力が遙かオブリビオンよりも上にいる。罠を取り合うようなこの戦場においてもはやオブリビオンたちが取れる逆転のカードはどこにもなかった。こうして的確に隙をつくようにルイズは魔法の短剣でオブリビオンを追い詰めていくのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

燈夜・偽葉(サポート)
★これはお任せプレイングです★
『ぶった斬ってあげます!』
妖狐の剣豪 × スカイダンサー
年齢 13歳 女
外見 黄昏色の瞳 白い髪
特徴 長髪 とんでもない甘党 柔和な表情 いつも笑顔 胸が大きい
口調 元気な少女妖狐(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、でしょうか?)

性格:
天真爛漫年下系ムードメーカー(あざとい)

武器:
刀9本
黄昏の太刀(サムライブレイド)を手に持ち
場合によっては念動力で残り8本を同時に操る

ユーベルコードはどれでもいい感じで使います

敵の動きは見切りや第六感を生かして回避
避けられなければ武器受けで対処します

多彩な技能を持っていて、問題に対していい感じで組み合わせて対処します



 数多のトラップにより苦戦を強いられる猟兵たち、その中で燈夜・偽葉(黄昏は偽らない・f01006)は見上げる頭上にも罠の数々が敷き詰められている事に気づき、口角をつり上げ笑みを浮かべる。
「――ぶった斬ってあげます!!」
 そう言い放ちながら構えるは、 鮮やかな黄昏色の刀身の太刀『黄昏の太刀』。言の葉と同時に吹き荒れる黄昏の斬撃たち、凛と輝く太刀から美しい散光が放たれている。頭上のトラップに向けて続けて二閃、重ねて三閃、軋む鎖にへ更に四閃。
「これで、ドーン! どうですか!!」
 凄まじい轟音と共に釣り天井が落下して、オブリビオンたちはその衝撃によって怯み姿勢を崩してしまう。そんな闇に誓いし騎士たちへと無謬の解体が降り注ぐ。乱れ舞う血風の中、音の壁ごと斬り刻みながら猟兵は言葉を紡ぐ。
「まだまだこれから、このまま追い詰めますよ」
 逸らず惑わず、迅速に。剣士の見本じみた流麗さで挟み撃ちの連撃によって、オブリビオンたちは強化されたその性能を発揮することが出来ずにそのまま押し切られてれてしまうのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

善光・勝(サポート)
人手が必要ってぇなら、手伝ってやらぁ。

状況を見ながら、必要なように立ち回ろうとは思う。
戦闘には、殴打などには剣先ショベル、UCで使用する際は器物の投炭スコップを使う。
戦い方を学んだことはねェから、しょせんステゴロ、喧嘩戦法に分類されるような動きになるだろうな。
元の器物の性質上、熱や炎には耐性がある。

(一人称俺、ぶっきらぼうなしゃべり方で、昭和の職人気質なおっさん)



「――ここだ! わざわざ用意したトラップでくたばりやがれ!」
 善光・勝(ヤドリガミのバーバリアン・f19250)はSLに石炭をくべる為のスコップを、ギロチンに繋がる太い鎖へと投擲し叩き斬る。大きくトラップが軋み唸りを上げながら、命を刈り取る断頭台の刃が急降下。猟兵の狙い通りにその真下にしたオブリビオンに奇襲を仕掛ける、その華麗な奇襲に対敵は怯み、人馬一体の連係を大きく乱してしまった。
「はっ! ざまぁねぇな、どかねぇと張っ倒すぞ!」
 大きく乱れたといってもそれは暫時の隙、それでも猟兵がオブリビオンを仕留めるための布石にはあまりにも十分過ぎた。新たなスコップを取り出し、猟兵はユーベルコード『張っ倒し(タダタダナグル)』超高速かつ大威力の一撃。進行方向の月光城の主により強化されたオブリビオンを一方的に押し潰し、猟兵たちの進撃する道を作る。
「スコップは道を切り開くものなんでな、邪魔をするならこれで倒すまでだ」
 猟兵によって無事に活路は開かれた、次へと繋がる道はこれで十分過ぎるほどに出来たはずだ。

成功 🔵​🔵​🔴​

ミーヤ・ロロルド(サポート)
『ご飯をくれる人には、悪い人はいないのにゃ!』
楽しいお祭りやイベント、面白そうな所に野生の勘発動させてくるのにゃ!
UCは、ショータイムの方が使うのが多いのにゃ。でもおやつのUCも使ってみたいのにゃ。
戦いの時は得意のSPDで、ジャンプや早業で、相手を翻弄させる戦い方が好きなのにゃよ。

口調だけど、基本は文末に「にゃ」が多いのにゃ。たまににゃよとか、にゃんねとかを使うのにゃ。

食べるの大好きにゃ! 食べるシナリオなら、大食い使って、沢山食べたいのにゃ♪ でも、極端に辛すぎたり、見るからに虫とかゲテモノは……泣いちゃうのにゃ。
皆と楽しく参加できると嬉しいのにゃ☆

※アドリブ、絡み大歓迎♪ エッチはNGで。



 轟音と共に作動するトラップ、容易く命を刈り取る断頭台。大地が突然消え去る落とし穴、他にも無数の罠が戦場のどこかで作動しつづけている、
「にゃはは、随分と混戦になっているようだにゃ。これだったら――!」
 ミーヤ・ロロルド(にゃんにゃん元気っ娘・f13185)はそのトラップが作動する事による、死角をその優れた知覚で感じ取りガジェットによる奇襲をオブリビオンたちへと仕掛ける。不意打ち、狙撃、暗殺のオンパレードや突発的な不慮の事故を引き起こし、月光城の主によって強化されたオブリビオンたちがその性能を発揮させないように数多の手管を駆使して封殺していく。スペックが高いのならば、それを発揮させないようにすればいいだけ、彼らが得意とするフィールドから遠ざけるように、ガジェットから打ち出される弾丸が螺旋の軌道を描いて対敵へと着弾。そうして姿勢を崩した闇に誓いし騎士の誘導を見事に成功。
「残念! そこが狙いにゃ!」
 ミーヤが言い切る前に地面が奈落へと変貌しオブリビオンたちは落ちる、そう――猟兵が対敵を誘導した先は外ならぬ落とし穴の場所だった。突如として消失した足場に為す術もなく、闇に誓いし騎士は戦場からその姿を消したのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

深影・アシッドドロップ(サポート)
 貴種ヴァンパイアの霊媒士×妖剣士、12歳の女です。
 普段の口調は「とても冷めてる(わし、呼び捨て、言い捨て)
家族には 冷たい(わし、貴様、言い捨て)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



 ――オブリビオンの血肉を分割していく。才覚主体の超直感。基本の型など知らぬ存ぜぬ。猟兵たちの生んだ敵手の隙を軽やかに嗅ぎつけて、自由自在な体捌きにより闇に誓いし騎士たちを深影・アシッドドロップ(影に立つ狂信者・f36021)は切り刻んでいく。さらに一閃――抜き放った刀身が赤い短剣と紅の短剣の対となる短剣により、オブリビオンたちの繰り出した反撃の斬撃を両断した。射線の見切りは完璧だ。刀身から腕に伝わる衝撃も決して予想を上回らない。
 柄を握る両手に力を籠めながら、これが偶然でないのだと証明すべく更に踏み込む。斬鉄、並びに回避――円の軌道で旋回する四方八方のトラップを捌き、直撃するものだけを取捨選択して切り伏せる。それ以外の罠は全てオブリビオンへと向かうように誘導し、さらなる追撃のための手管にしていく。そうして絶え間なく生み出された暫時の隙を的確に攻めることで、猟兵はオブリビオンを見事に追い込み撃退する事に成功した。

成功 🔵​🔵​🔴​

バルタン・ノーヴェ(サポート)
「バトルの時間デース!」
雇われメイド、バルタン! 参上デース!
アドリブ連携歓迎デース!

普段の口調:片言口調で(ワタシ、アナタ、デス、マス、デスネ、デショーカ? デース!)
得意な技能:【一斉発射・焼却・武器受け・残像・カウンター・受け流し】デスネ!

遠距離ならば、銃火器類の一斉発射や各種UCによる攻撃が有効デスネー!
近距離戦闘なら、ファルシオンで白兵戦を挑みマース!
敵の数が多いor護衛対象がいるならば、バルタンズをお勧めしマース! 数の有利は得られるデショー!

状況に応じて行動して、他の猟兵のサポートに回っても大丈夫デス!
迎撃、防衛、襲撃、撤退戦、どのような戦場でも参戦してOKデース!

頑張りマース!



「六式武装展開、鉛の番! このまま一気に押しきるデース!」
 バルタン・ノーヴェ(雇われバトルサイボーグメイド・f30809)の繰り出した先制攻撃は明らかに狙いを定めた射撃ではなく、範囲全域に対する飽和殲滅を目的とした爆撃だ。ゆえにそれは、有象無象の区別なく戦場そのものを覆い尽くす。つまるところ――強引に数多のトラップたちは一斉に作動してしまう、それにより大きく乱れ狂う戦場。安全な足場というものはもはやその爆撃範囲に存在はしないだろう。しかし、念力によって操作される百にも及ぶガトリングには何1つの悪影響を及ぼす事はなかった。故に、あとはユーベルコード『無限の弾幕(アンリミテッド・バラージファイア)』の独壇場だ。降り注ぐ火砲の雨が十重二十重と連携を組み押し寄せてくる。ユーベルコードの力で弾頭コーティングされた強化砲弾の瀑布、近づいてはガトリングそのものを爆弾とし躊躇なく炸裂させる。その脅威を前にしては、安全な距離という概念は存在せず、オブリビオンたちは成す術なく追い詰められてしまったのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

夕闇霧・空音(サポート)
『私の可愛い妹のため…ここはさっさと終わらせるわよ』
 サイボーグの咎人殺し×竜騎士、14歳の女です。
 普段の口調は「クール(私、あなた、~さん、ね、よ、なの、かしら?)」、覚醒時は「残虐(俺、お前、呼び捨て、だ、だぜ、だな、だよな?)」です。

基本クールだが、妹のことになると色々見境がなくなる。妹ラブ。戦闘時にも強気で戦います。
冷気属性で戦う。
苦戦バトルもOK
真の姿に発動可能であれば使用可。
真の姿発動時は口調が荒くなり、一人称が「俺」になる。



「私の可愛い妹のため……ここはさっさと終わらせるわよ!」
 夕闇霧・空音(凶風・f00424)は月光城の主によってその性能を強化されたオブリビオンたちを前にしても臆することなく、普段のペースを崩さずに冷静に対敵とトラップの位置を確認。そうして1つの策を見出すと、ユーベルコード『最終兵装フリーズゼロ・ヒューロニアンモード』を解き放ち速攻を仕掛ける事にした。
「全力で全開よ! フリーズゼロ、ヒューロニアンモード!」
 詠唱をトリガーに解き放たれたユーベルコードは、猟兵の両手を超巨大な冷凍光線砲台に変形し、身体をその場に固定することで、破壊力、攻撃範囲、射程距離を飛躍的に向上させた。それによって繰り出される一撃は当然、誰が見てもわかりやすい出力そのものとして発現する。それは恐らく単純な出力の最大化というユーベルコードではれば最高峰の1つだろう。繰り出された超巨大な冷凍光線砲台の一撃は、一帯のトラップを巻き込みながらもオブリビオンを衝撃波だけで圧壊した。天災にも等しい威力に戦場へ大衝撃が迸る。そうして罠を巻き込んだ二次爆発によって猟兵はオブリビオンを見事に打ち取った。

成功 🔵​🔵​🔴​

ミルディア・ディスティン(サポート)
「サポート?請われれば頑張るのにゃ!」
 UDCでメカニックして生計を立ててるのにゃ。
 『俺が傭兵で出撃して少し足しにしてるがな?』
 ※自己催眠でお人好しで好戦的な男性人格に切り替わりますがデータは変わりません。

 ユーベルコードはシナリオで必要としたものをどれでも使用します。
 痛いことに対する忌避感はかなり低く、また痛みに性的興奮を覚えるタイプなので、命に関わらなければ積極的に行動します。
 公序良俗は理解しており、他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。むしろ積極的に助ける方です。
 記載の無い箇所はお任せします。よろしくおねがいします。



「――そこでトラップを発動にゃ!」
 古代の騎士たちは自らを巻き込む形で、トラップを発動させオブリビオンたちへと巨大な鉄球を降り注がせていく。完全なる自爆特攻にしか見えないそんな行為も“古代の戦士である彼ら”がミルディア・ディスティン(UDCの不可思議メカニック・f04581)のユーベルコードによって生み出された霊であるというのならばその前提は覆る。何度でも召喚し、生み出され続ける古代の戦士たちの霊はある種の無尽蔵の爆弾と化した。自らの負傷を気にせる事なく特攻を繰り返す騎士たち、強引に作動され続けるトラップの数々にオブリビオンへと砕けた瓦礫や罠の破片が鉄の装備と共に飛び散りながら突き刺さり、まるで指向性地雷でも浴びたかのように万遍なく、複数の傷を刻み込んでいた。なんとか生きてはいるものの、躊躇のない自爆行動にオブリビオンは次第に追い詰められていく。もはや時間はミルディアの側に有利に働き続けている、オブリビオンが壊滅するのもそう遠くないはずだ。

成功 🔵​🔵​🔴​

カツミ・イセ(サポート)
「僕の神様は言ったよ。郷に入りては郷に従えと」
「僕に出来ることだからね」

神様に作られたミレナリィドール、勝ち気で大人びた僕娘。イメージは水。
口癖が「僕の神様は言ったよ」
『偽装皮膚』の影響で、球体関節が普通の関節に見えるよ。

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用。加護で治るから、大怪我しようと厭わず積極的に行動するよ。
遠距離は『水流燕刃刀』を伸ばすよ。
近接戦では『偽装皮膚』を水のような刃にして、咄嗟の一撃を放つことがあるよ。このときは球体関節が見えるんだ。

他の猟兵に迷惑をかける行為はしないよ。
また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしないんだ。
あとはおまかせするから、よろしくね!



 渦巻く数多の罠と猟兵たちの剣戟が繰り広げられる戦場では常にオブリビオンたちが連携する行動が出来る訳ではない。カツミ・イセ(神の子機たる人形・f31368)はそんな戦場で偶発的に生まれたウィークポイントを見事に見抜き、孤立したオブリビオンへと強襲を仕掛ける。数多の罠という悪条件を好条件へと見事に変換、清浄なる水の力を秘めた蛇腹刀を抜き放ち、闇に誓いし騎士へと斬首を狙う横一文字の一閃、驚異的な踏み込みから放たれた一撃に対敵は姿勢を崩す。どうにかその姿勢を立て直し、怪物じみた馬の脚力を乗せてランスによる一撃を叩きこもうとしたオブリビオンであったが、既に次の手管は放たれていた。その自慢の黒馬の脚へと迫る斬撃――もはや探せる暇はなく、いなせる隙間もありはしない。振り抜いたランスを引き戻すには既に遅く。さらなる衝撃をうけて対敵は完全に転倒してしまう。一気呵成にとどめを刺すべく唸る水流燕刃刀の一撃をオブリビオンへと深々と突き立てた。

成功 🔵​🔵​🔴​

向・存(サポート)
もし手助けが必要でしたらお手伝いするのですよぉ~。
ユーベルコードの出し惜しみをするつもりはありませんけどぉ、だからと言って乱発すればいいってものでもないですよねぇ~。
使いどころに迷ったときはぁ、ご同輩に相談すればいいでしょうかぁ~?
けどぉ、非道なことをなされる方には手加減無用、全力で参らせていただきますねぇ~。
あとは最後まで油断大敵、【咄嗟の一撃】も放てるように【逃亡阻止】は意識しておきましょう~。
大丈夫ですよぉ~、手足の二・三本くらいもげてもなんとかなりますのでぇ~。
荒事以外の御用ならめいっぱい楽しんじゃいますよぉ~。
特に読み物なんかは好きですねぇ~。
※アドリブ・連携歓迎



「あらあら、随分と今回の戦場は厄介のようですね。ふむ……ならば!」
 月光城の主によって強化されたオブリビオンは真っ向から戦っても分が悪い、どうしたものかと思案に耽っていると壁の穴から矢が休む間もなく吹き荒れる路地があった。いわゆるスリットアローと呼ばれるトラップだ、戦場を決めた向・存(葭萌の幽鬼・f34837)はオブリビオンを路地にと引き入れると、横殴りの雨のごとき弾幕を掻い潜り戦闘を繰り広げる。何も矢の雨は猟兵にのみ影響を与えるものではない、対敵も同様に行動を大きく阻害される。このままどちらにとってもただただ戦い辛い戦場かと思いきや、ユーベルコード『スキルマスター「スティール」』を駆使する猟兵は、吹き荒れる矢の雨を盗むように掴み取りオブリビオンへと投擲させて牽制を繰り返す。こうなればもはや常に武装が補充されるようなものだ。何度も繰り返された牽制攻撃の末に耐性を崩した対敵へと、魔力によって性能を強化された拳を叩きこむ、得物を砕かんばかりの威力が骨の髄まで震撼させ、数多のスリットアローの罠を直撃し大きな隙を晒したオブリビオンへとトドメの一撃を繰り出したのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

チヒローズ・イッシー(サポート)
自由都市を故郷に持ち、本人も自由を愛する女性です。
戦闘では指定したユーベルコードを状況に応じて使い、人々の自由を取り戻す為に皆さんと力を合わせて戦います。
オラトリオの聖者×プリンセスということで、もしよければキラキラっとした華やかな戦闘演出を描写していただけると嬉しいです。

口調はステータスシートの通り、「なの、よ、なのね、なのよね?」という感じの優しく人当たりのいい女の子といった感じの喋り方です。
一人称は「私」、二人称は基本的に年齢や男女を問わず「さん」付けの呼び方です。
あとはマスターさんにお任せします。よろしくお願いします!



 チヒローズ・イッシー(オラトリオの聖者・f20852)は無数の鏡で出来た迷宮の罠へとオブリビオンたちへと追い込まれてしまう。万華鏡の様に煌びやかな空間だが、まるで相手が無数に分身したように単純で重い怪物じみた馬の脚力を載せたランスチャージの一撃を叩き込もうと、凄まじい勢いで猟兵へと飛来する。この鏡の迷宮の構造を理解していなければ、対敵の位置の理解に必ずやラグが発生するはずだ、しかし――。見えているぞ、とばかりに猟兵は超反応を発揮して強化されたオブリビオンの攻撃を容易く回避する。反撃とばかりにチヒローズはユーベルコード『生まれながらの光』を鏡の迷宮へと拡散させ、オブリビオンの視界を眩ませる。そう、先程の反撃も微妙な光を放出することで、猟兵は鏡の位置を把握していたのだ。もう既にこの鏡の迷宮は猟兵の生み出す光の増幅装置と成り果てた。ならばこそ、目を眩ませたオブリビオンへと放たれた必殺の一閃は過去最大の殲滅光として具象し、乱反射を繰り返し増幅されながら迸った聖なる光は対敵を打ち倒した。

成功 🔵​🔵​🔴​

ラム・クリッパー(サポート)
力持ちな魔獣解体士、人族の女の子
口調は「子分チック(アタシ、アンタ、~っす、っすよ、っすか?)」

搦め手は好きじゃないっす、敵陣へ正々堂々の突撃っす!

アタシは解体士の端くれなんで、壊せたり、解体できそうな部位・武器等は狙っていくっすよ。
なので、武器としてフーリガンツール(解体工具)を持ってるっす。

UCは指定されたものは、どれでも使用するっす。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしないっす。
公序良俗に反した行動はしないっす。
後は、お任せしますっす。



 既に作動したのか、戦闘によって破壊されたのか、理由は定かではないが動きを止めているトラップを見つけ、ラム・クリッパー(力自慢の少女解体屋・f34847)は何かを閃いたように目を輝かせる。振り子のように動く筈だったその巨大なハンマーのようなそのトラップの一部を解体し、再構成。解体士としての経験がこうも生きるのかと、戦場で瞬く間にその仕掛けを組み替えた。その異変にオブリビオンが気付いた時はもう遅い、既に改造を完了した巨大なハンマーの振り子へとユーベルコード『破壊工法"RAM-ATTACK!"(ラム・アタック)』を繰り出す。考えなしの全力突撃を受けた巨大な振り子は大きく吹き飛ばされ、その直線上に駆け出していたオブリビオンに直撃。完全に意識の死角を衝かれたせいで、闇に誓いし騎士は綺麗に脳を揺らされる。平衡感覚を一瞬で奪われたオブリビオンは、騎士は馬から転げ落ち立つことさえもはや不可能になった。これにて詰み――追撃のラム・アタックによってオブリビオンは完全に無力化されたのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

天日・叶恵(サポート)
私なりの、お狐さまの矜持としてささやかなお願いがあればついでで積極的に叶えたいです
例えば、探しものを見つけたり、忘れ物をこっそり届けたり、道をこっそり綺麗にしたり、といったものです
それ以外では、オブリビオン退治に必要であればできるだけ違法ではない範囲でお手伝いしたいと思いまーす

戦闘については、昔は銀誓館学園で能力者として戦っていたので心得はありますー
補助や妨害といった動きが得意ですねぇ
あとは、白燐蟲へ力を与えて体当たりしてもらったり…術扇で妖力を込めたマヒ効果の衝撃波を出したり、でしょうか?

他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも公序良俗に反する行為はしません。



 数多のトラップが混在する、戦場の中でも特に危険な場所へと天日・叶恵(小さな神社のお狐様・f35376)は向かう。何も自傷願望があるわけでも無い、猟兵がこの場にやってきたのは他ならぬ秘策があったからだ。白燐蟲使いの術扇で、白燐蟲を操り闇に誓いし騎士へと付与させていく。その行動でオブリビオンは猟兵の姿を察知し直線と曲線を交え、そして虚実を混ぜた高速移動をするが――、本来作動するはずの無かったトラップが暴発し騎士へと直撃。どうにか態勢を立て直したところにもう一度、トラップの暴発で完全に対敵は状況に困惑し、調子を崩し始めた。無論これは偶然ではない、猟兵のユーベルコードによる付与効果、白燐蟲を纏わせた対象に不幸な事故を誘発する効果。つまるところ、ここが最大の効果を発揮出来るフィールドなのだ。再びトラップの暴発により大きな負傷を受けたオブリビオンへと、叶恵は極限まで凝縮された狐火を解き放つ。ユーベルコードと異能ではなくとも火力と貫通力は、ここまで負傷を重ねた騎士を倒しには十分過ぎるほどの高い性能を発揮、オブリビオンを無事に打ち倒した。

成功 🔵​🔵​🔴​

西院鬼・織久(サポート)
※過度なギャグ、性的な要素のあるシナリオはNG

【行動】
オブリビオン狩が最優先
口調等ステータス参照

五感と第六感+野生の勘で状況を把握し敵行動を予測
罠や逃走する敵の追跡などは戦闘知識の応用で対処する

「闇器」を場面に応じて使い分ける
武器は怨念の炎(呪詛+生命力吸収)を纏い継続ダメージ付与

先制攻撃を仕掛け狭い場所でも縦横無尽に動き回り死角から攻撃
殺気を抑え暗殺を行う事もできるが、大抵は特攻紛いの攻撃特化

集団にはUCやなぎ払いを範囲攻撃に広げるか、単体を夜砥やUCで拘束して振り回して周囲をなぎ払うなどで攻撃

敵の攻撃は残像などのフェイントや武器受けで受け流しカウンターを行う等全ての行動を攻撃に繋げる



 囮の殺気と、その影で放たれた伏打ちの掌打を西院鬼・織久(西院鬼一門・f10350)は闇に誓いし騎士へと浴びせる。何をされたのか、瞬間的には理解できないほどの早業で、騎士は激しい衝撃を受けるが致命傷には至らない。並のオブリビオンであればこのまま大きな隙を晒し、猟兵へと打ち倒されていただろう。しかし、月光城の主から強化を受けたオブリビオンはその限りでは無い、性能を大きく引き上げられた対敵は直ぐさま反撃の姿勢に入り、猟兵へとランスを繰り出さんとする。それに合わせて闇器を取り出してカウンターの一撃、それは危機に瀕しての苦肉の策では当然ない。最初から敵手が反撃で勝負を決めるため間合いへ踏み込んでくるこの一瞬、それを当たり前に狙っていた計画上でのカウンターだった。続く連撃はあまりに素早く、精密に、最適な手順で繰り出され頭蓋骨を揺さぶり尽くす。もしほんの少しでも遅く、あるいは早くその拳打が放たれていれば、オブリビオンの騎士は油断なくそれを回避したことだろう。そしてそのまま対敵が転がり落ちた先に落下したギロチンの巨大な刃、そうした事実こそ、今の反撃が予定調和だったことを如実に物語っていた。奇襲から結末まで最初から最後まで西院鬼の手の上だったのだ。

成功 🔵​🔵​🔴​

尾守・夜野(サポート)
共通:
出身はUDCアースという事にしてる
現ダクセ在住
MSの数だけ人格はある
宿敵の影響で敵・環境の炎は苦手
味方のは平気

人格毎にUC・技能傾向は違うけどやれない訳じゃない

普段の人格(俺):
刹那主義
破滅願望
だが思考は割とまとも

自分だけ生き残った事に負い目
攻撃は致命傷はアイテムで防ぐ
それ以外は無視
大事な物は守りたい
オールラウンダー

女性人格な私:
大事な物は壊される前に壊したい
人は駄目だから敵を愛する
ドS
毒/意識操作等を好む
近接戦闘は苦手

ボク:
大事な物は作りたくない
腹黒
ドジを装う
情報収集担当

僕:
臆病
人嫌い
今のままがいい
でも知らないのは怖いから情報は集める
和服・式を好む
情報収集/解析担当

俺様:荒事担当



 凄まじい轟音と共に尾守・夜野(墓守・f05352)の頭上に仕掛けられた吊り天井が凄まじい速度で落下、地面とトラップがピタリと隙間無く塞がってしまう。恐らくは圧倒的な重量で押しつぶされ、肉塊にすらならずに磨り潰されてしまったのだろう。その様子を確認していたオブリビオンは不敵に笑い、その様子を確認しようと近づくと吊り天井を引き上げる。そしてそこには――鮮血の跡すらなく魔方陣が刻まれているだけだった。その様子に呆気にとられたオブリビオンの後ろから悪意の奈落がたたき込まれ、前方へと転倒。直ぐさま黒馬が圧倒的な脚力で立ち上がり姿勢を正す。視線をあげると夜野が逆に不敵な笑みを浮かべている。同様に猟兵の足下には魔方陣、どうやらそれはユーベルコード『千里奔馳陣』で生み出された陣を通ることで転移を可能とする異能。故に尾守の身には傷一つなく、結果としてオブリビオンと猟兵の立ち位置が真逆となっただけだった。猟兵は先ほどオブリビオンが吊り天井を引き上げたレバーを反対に操作、猟兵すらも圧殺しかねない程の圧倒的な質量を受け、オブリビオンは轢殺され罠と地面の隙間から鮮血を滲ませ息絶えた。

成功 🔵​🔵​🔴​

ヴェルンド・ラスリス(サポート)
 ダンピールのブレイズキャリバー×魔剣士、30歳の男。
 普段の口調は「男性的(俺、呼び捨て、だ、だぜ、だな、だよな?)」
口数が少なく、普段は積極的に他人とコミュニーケーションは取りません。
 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、四肢の切断程度の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。



「変われ! 目の前の怨敵を薙ぎ払う形へ!」
 背丈以上に巨大な呪われた黒い十字架に獄炎を纏わせ銃の形状へと変形。ヴェルンド・ラスリス(獄炎の復讐鬼・f35125)は直ぐさま武装を構え、弾丸として憎悪の煉獄をオブリビオンへと解き放つ。『変幻自在の憎悪(オーバーフレームヘイト)』は読んで字の如く、明確な形状は存在しない。そのまま圧倒的な出力として変換、重力さえ蝕みながら憎悪する煉獄の波濤。その尨大な波濤をオブリビオンが躱せる暇はなく、いなせる隙間もありはしない、襲来に気づいてランスを構えるには既に遅く。巨大な壁で押し潰すかのように迫り来る奈落は必殺として機能したが、しかし、真っ向から受け止める――あろうことか煉獄の波濤を怪物じみた馬の脚力で踏みとどまったのだ。予知にあったとおりやはり、オブリビオンは月光城の主から相当な性能の強化を受けているらしい、しかし。
「はんっ! 倒せなくても、押し返せれば十分だ。そこがお前の奈落だ」
 黒馬に跨がる騎士が押し込まれた先は崖っぷち、じりじりと拮抗しているかに見えた脚力も憎悪する煉獄の波濤に押し切らてしまう。単純な話だ、オブリビオンとはいえ体力にが限界がある。常に全力を出せる訳では無いのだ、つまるとこヴェルンドの復讐心が対敵の体力を圧倒した、それに尽きる。ついにはその高所から突き落とされ、漆黒の孔へと姿を消したのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

アス・ブリューゲルト(サポート)
「手が足りないなら、力を貸すぞ……」
いつもクールに、事件に参加する流れになります。
戦いや判定では、POWメインで、状況に応じてSPDの方がクリアしやすいと判断したら、そちらを使用します。
「隙を見せるとは……そこだ!」
UCも状況によって、使いやすいものを使う形です。
主に銃撃UCやヴァリアブル~を使う雰囲気です。剣術は相手が幽霊っぽい相手に使います。
他人の事は気にしない素振りを見せますが、基本、不器用なので、どう接したらいいのかわからない感じです。
ですが、合せるところは合せたり、守ってあげたりしています。
特に女性は家族の事もあり、守ってあげたい意欲が高いです。
※アドリブ・絡み大歓迎、18禁NG。



「さて、始めるとしよう。……貴様の最後の幕引きをな」
 月光城へ自らの意思でやってきた猟兵は、かつて迷い込んで犠牲しとなった人々とはとまったく真逆の判断と神業を見せ付ける。すなわちトラップの有効活用。アス・ブリューゲルト(蒼銀の騎士・f13168は数多に駆動するトラップの数々に逆らわず、それへブルーブラスターから放つ砲撃を任せ戦場に踊る一助と変えた。その弾丸はまるでイーグルのようにそのまま宙へ飛翔しながら、凄まじい轟音を上げて駆動するトラップを蹴り推進力へと転換する。繰り出された疾走は超高速の八艘飛び、上下左右へ、天から地へ。弾性に富んだピンボールが如く跳ね回り、縦横無尽に重力を無視することであらゆる向きへと跳び続けていた。移動の軌跡はまるで稲妻だ、ジグザグに折れながら戦場を駆ける射撃は今や、オブリビオンたちの知覚限界を振り切り漆黒の騎士たちへと大きな負傷を与えて行く。そう、猟兵のユーベルコードは読んで字の如く、イーグルショット。異能によりコーティングされた弾丸休む間もなく乱反射を繰り返しオブリビオンたちを追い詰めていく。

成功 🔵​🔵​🔴​

ミュー・ティフィア(サポート)
困ってそうですね。少しお手伝いしましょうか?

口調 (私、あなた、呼び捨て、です、ます、でしょう、でしょうか?)

基本的に誰に対しても友好的です。

時々うん、と相槌をしたり、敬語はやや崩れちゃったりします。

好きなものは紅茶です。
余裕があったら飲みたいです。

なるべくなら助けられる人は助けます。
復興のお手伝いとかは積極的に頑張っちゃいます!
現地の人達との交流やケアもしていきたいです。

もちろんオブリビオンや悪人には容赦なしです!
相手次第では手加減するかもしれないですけど。

ユーベルコードやアイテムは何でも使います。

いかなる場合でも公序良俗に反する事には関わりません。

不明点や細かい部分はお任せします。



 1人が通るのにも精一杯な細い足場へと戦場を駆け回り、ミュー・ティフィア(絆の歌姫・f07712)はたどり着く。オブリビオンたちからしてみれば哀れにも逃げ回ったあげく、無数の同胞を集めこのような罠へと迷い込んだ哀れな子羊にしか見えていなかったのだろう。痺れを切らした漆黒の騎士が、黒馬の怪物じみた脚力を解き放つことでミューとの距離を詰めていく。
「ミュー! そろそろよ、綺麗に"一直線"」
 頼れる相棒の闇の精霊フィアの言葉を受けて、猟兵はオブリビオンへと振り返る。ついに諦めたか? と構えたランスに体重と速度を乗せてそのままオブリビオンはミューを射貫こうとする。しかし、彼女の手には翼の装飾が施された美しいハープの『奏弓・コンチェルト』、そこには膨大な魔力を込められた矢が番えるられている。彼女が戦場をかけていたのは逃げ回っていたからではない、この一撃のために魔力を限界まで収束させていた、さらにはこの場所を選んだのは。一直線に並んだ、オブリビオンたちを一網打尽にするために他ならない。細い足場に真っ直ぐに並んだ闇に誓いし騎士へと、一撃必殺のユーベルコードが迸る。煌々と煌めく魔力の奔流が舞い散る中、オブリビオンはもはや呼吸さえ忘れ瞠目し、成す術なく射抜かれてしまうのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

高階・茉莉(サポート)
『貴方も読書、いかがですか?』
 スペースノイドのウィザード×フォースナイトの女性です。
 普段の口調は「司書さん(私、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、時々「眠い(私、キミ、ですぅ、ますぅ、でしょ~、でしょお?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

読書と掃除が趣味で、おっとりとした性格の女性です。
戦闘では主に魔導書やロッドなど、魔法を使って戦う事が多いです。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



 崩落する足場で身動きを取れずにまるで脱力状態になってしまった、高階・茉莉(秘密の司書さん・f01985)。そんな恰好の的となった猟兵を見逃す程、オブリビオンたちは甘くない。月光城の主から強化された事による超性能をもってして、その隙を逃すことなく絡めとり仮面の奥で煌めく邪悪な眸を赫かせて、鈍器としてその巨大な突撃槍を振り回し、猟兵へと直撃させた――。
「御伽噺の住人たちよ、私をどうかお守り下さいませ」
 しかし、それは決定打にはならなかった。猟兵は手に持っている絵本のページから排出、そこから生み出された童話の白銀の騎士が彼女を守っていたのだ。そう、トラップにより脱力状態になっていたのではない“あえて”彼女はそうしていたのだ。オブリビオンたちからの脅威を真正面から受ける事で発動するユーベルコード、これが弱いはずがある訳がない。先程のオブリビオンの猛攻を防いだ白銀の騎士の本領はまだ発揮されていない。ユーベルコードが解放された今、自らの出力を白銀の騎士へと注ぐことでその動きが格段に素早く、重くなる。結果としてイコールとなるのは騎士の肉体を強化。その程度は分かるが、だがそれだけの情報では対処のしょうが当然ない。それに侮るなかれ。単純に強くなるということは、単純に脅威が跳ね上がるということだ。特殊な異能により援護よりも何倍も直接的に戦況へ影響をもたらし始める。すでに拮抗していたような相手へ、出力を高めれば小難しい技や戦術など必要ない。よってここからの戦いは早くも一方的な様相を呈し、白銀の騎士が闇に誓いし騎士を順当に打ち倒していくのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

大倉・新月(サポート)
アドリブ・連携歓迎
キャラ解釈幅広くどうぞ!
噛ませ展開も歓迎です

スカルロードの満月(ミヅキ)ちゃんを溺愛しています
新月→満月の一方的なヤンデレですが連携はきちっとこなしていきます
主に脳筋な行動で何とかしますが、知ってそうなことは出し惜しみしないタイプです

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動や性的な絡みはしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



 奇をてらうことなく、順当にトラップを回避しながらオブリビオンと渡り合う大倉・新月(トータルエクリプス・f35688)。別段、他の猟兵と違ってトラップの有効活用をしていないかのように見えたが――満月、スカルロードとなった故人の姉が凄まじい気迫を乗せて戦場を暴れ回る。その猛威たるや鬼神もかくやの無双ぶりだと言えるだろう、大切な妹の脅威となる要素がオブリビオン意外にもこんなに転がっている、こんな戦場でこそ奮起せねば愛の証明に生らないだろう。結果として本来猟兵を追い詰めるばきトラップは、激しく猟兵の性能を引き上げてしまう要因となってしまった。窮鼠猫を噛むという言葉の通り、追い詰める相手の加減を間違えれば結果として大きい痛手を被る。昔から決まったお約束だ、そんな王道の展開は結末を裏切ること無くオブリビオンたちが気づけば追い込まれていく形となってしまう。愛は強いのだ、大切な人の笑顔を守る為ならば異能を持たない一般人でさえも、英雄となり得ることがある。想いをそのまま出力にと直結出来るスカルロードの満月は、大切な新月を守るために古い死神の鎌によって生み出された魔力の波濤が周囲のトラップを砕き、物質を捻じ曲げていく。砕けた金属片が魔力を纏って礫に、矢に、槍に再成形され飛来物として襲い掛かり、新月が脅威消し去ると同時にオブリビオンたちを壊滅させていくのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

メイリン・コスモロード(サポート)
『一緒に頑張りましょうね。』
人間の竜騎士×黒騎士の女の子です。
普段の口調は「丁寧(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、時々「対人恐怖症(ワタシ、アナタ、デス、マス、デショウ、デスカ?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
人と話すのに慣れていなくて
「えっと……」とか「あの……」とか多様します。
戦闘ではドラゴンランスを使う事が多い。

その他、キャラの台詞はアドリブ等も歓迎です。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



 トラップを逆手に取る有効活用はやはりオブリビオンの各個撃破が目に見えて効果的だ。メイリン・コスモロード(飛竜の鉾・f13235)もまたそれにいち早く気づき、孤立したオブリビオンを既に撃退していた。このようなただ戦うだけではない戦場においてもメイリンが遅れることはない、何故なら数多の訓練により裏打ちされた猟兵としての底力がそこにある。天賦の才による気合い一つであらゆる局面を超えてきたわけでは無い、きちんと順当に、全うに、堅実に、一つ一つの技がかみ合い積み上がっているのだ、故に即死級のトラップがあるだとか、遙か性能を外付けのアップデートで引き上げられたオブリビオンが相手だとか、そのような些事で揺らぐような実力では無い。すべては数多の反復を繰り返した訓練と、オブリビオンとの戦闘を積み重ねた膨大な経験値の賜物だ。熟成に熟成を重ねた経験値はもはや泰然不動と聳え立つ。そうしてもう一つ。
「竜よ、私に力を貸して下さい。一緒に往きましょう!」
 ユーベルコード『飛竜の双翼(ドラゴニック・スカイハイ)』によって全身を紅い飛竜のオーラで覆い、心を通わせて信頼関係を得たドラゴンランスから受ける戦闘力増強をもって、再び闇に誓いし騎士へと飛来。それは歌劇のように美しく、凶手のように洗練された、修練でしか体得できない流麗な一撃だ。自分は決して絶大なユーベルコードに頼るだけではないと、猟兵の気概を乗せた一撃が漆黒の騎士の反撃を許さずに圧倒していくのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​




第2章 冒険 『私の為に花は咲く』

POW   :    研究施設の破壊など

SPD   :    囚われた人をこっそり救出するなど

WIZ   :    侵入ルート、避難経路の割り出しなど

👑7
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

御堂・伽藍
アドリブ、即席連携歓迎

衣裳「翡翠」

可能ならティファ―ナ(f35555)達と合流

ひとだすけ はなをからす
骸は海へ、命は営みへ

先制UC最大範囲で発動
念動力光水癒氷毒風樹属性優しさ救助活動楽器演奏

花蔦に水氷毒風地…凍てつく枯死毒の雨を満遍なく
人々に光癒水風樹…意識の光と毒を洗い流す雨風を

ティファ―ナ達に人々を誘導してもらう

造花の毒は風を操り自身に寄せて一手にかばう

ど く ?
く る ゐ ?
ま ぼ ろ し ?
がらんどうに、如何なる幻惑をを期待する?

つきはしずむ よるはあける
朝が来る、帳が上がる

おはよう
おはよう
御休み
御休み


祝聖嬢・ティファーナ
WIZで判定
*アドリブ歓迎
テイル/f24123と協力

『フェアリーランド』の壺の中から風/光/土の精霊,聖霊,月霊,天使,英霊の呼んで避難者にも“七色金平糖”を配って『グレムリン・ブラウニー・ルーナ』で小妖精も呼んでお菓子を配って隠し塀や植え込みで垣根を作って、風精霊に足音物音を消して貰い子泥たち→病人怪我人→老人→大人と順に『祝聖嬢なる光輝精』で体力を治して『シンフォニック・メディカルヒール』で状態異常を癒して、動かせない人はテイルと一緒に『月世界の英霊』で所定の目的地に空間転移飛翔します♪

闇の精霊,戦乙女も呼んで周囲を警戒しながら見回って貰い安全だったルートに何かがあれば闇で包み人々を隠す♪


ティファーナ・テイル
SPDで判定
*アドリブ歓迎
祝聖嬢/f02580に協力

『エデンズ・アップル』で“天国の林檎”を創造して人々に配って体力を付けて避難する人達を支援して、『ガディスプリンセス・レディース』で従属神群を召喚して囚われている人を探し出し『神代世界の天空神』で見付けた人の元に空間飛翔して『ゴッド・クリエイション』で“勇気と幸運の女神”を創造して囚われている人達をこっそりと蛇尾脚の上の荷物籠に乗って貰って“光学迷彩の屈折できる神様”を創造して祝聖嬢の風精霊を通して連絡を取り合って合流します!

少し離れた場所で『ヴァイストン・ヴァビロン』で成功率を上昇させて、『スカイステッパー』で迅速に必要な個所に移動します!



 美しい花畑が広がる領地。領主のオブリビオンが自己満足の為に人間を変容させて作った、造花の花畑。神経毒や幻覚毒がその凶暴な造花から止めどなく溢れ出している。そんな月光城の主が作った主の玄室に続く、危険な仕掛けだらけの『人間画廊(ギャラリア)』へと祝聖嬢・ティファーナ(フェアリーの聖者×精霊術士【聖霊術士】・f02580)、ティファーナ・テイル(ケトゥアルコワトゥル神のスカイダンサー・f24123)は足を踏み入れた。ティファーナは天空宮殿の神代の神々で見付けた人の元に空間飛翔して持ちあわせた異能により“勇気と幸運の女神”を創造して囚われている人達を密かに蛇尾脚の上の荷物籠に乗って貰って“光学迷彩の屈折できる神様”を創造、祝聖嬢は風精霊を通してその状況を把握しながらも足音物音を消して、囚われた人々を一カ所に集める事に成功した。

「……この人たちはアンプルにされているのね」
「うん、みんな生きていることがギリギリなくらい生気を吸い取られているみたい」
 二人の猟兵は一カ所に集めた『瓶詰め』の肥料として捕らえた人々を解放したものの、彼らは彼らは充満する幻覚毒によって抵抗出来ないようにされているだけでなく、生気を吸い取られたように酷く衰弱をしているようだ、見るからにこのままでは彼らを助ける事は難しい。
「天空神殿の神々に許された“魅惑の食べ物”、ボクは今! 真価を見せる!」
「ん、みんな。ボクに力を貸して。この人達を助けるために活力を与えて欲しいんだ」
 ティファーナはユーベルコード『エデンズ・アップル』を解き放つことで生み出した、天国の林檎”を創造して人々に配って体力を付けて避難する人達を支援し、祝聖嬢はユーベルコード『フェアリーランド』の壺の中から風・光・土の精霊、聖霊、月霊、天使、英霊を再び呼び出すと避難者にも“七色金平糖”を配布。数多に行使する小妖精を併用することで隠し塀や植え込みで垣根を作りながら、彼らを治癒するだけの時間を確保。作りだしたセーフゾーンは侵入者たちを排除すべく鋭い蔦を伸ばして攻撃をしてくる造花の感知を掻い潜る。

 しかし、未だに治癒は完全とはいかない。そんな二人の猟兵の元へと駆け付けた御堂・伽藍(がらんどう・f33020)は花の竜琴を奏でて虹の七色の、七頭の光竜を生み出す事で、彼らの治療を手助けしていく。
「ひとだすけ はなをからす 骸は海へ、命は営みへ」
 流石は三種三様のユーベルコードを発揮させただけはある、十分に移動可能な体力と幻覚毒による彼らの中毒を浄化させていくのだった。後は彼らを流石に城の主を斃すまでは外に脱出させることは出来ない、安全な場所へと非難させるようと造花の花畑を猟兵たちは横断していく。

ティファ―ナ達が人々を誘導している中で、伽藍は周囲に散布されている造花の毒は風を操り自身に寄せて一手にかばう。折角助けた彼らが再び中毒になってしまえば元も子もない。
「ど く ? く る ゐ ? ま ぼ ろ し ?」
 がらんどうに、如何なる幻惑をを期待する? と。猟兵にすら影響を与えるほどの幻覚毒でさえも伽藍洞の身体には大きな影響を与える事はなかったようだ。大きな障害の1つが見事な機転により解消、順調に進んでいく猟兵たちであったが、ついに造花の怪物が一団を察知し襲い掛かる。しかしまたも、一手早く猟兵たちはその危険を回避する。並外れた予知能力――経験則から導かれた戦闘者の思考回路が、強襲の発生に先駆けて既に回避行動を完了させていたのだった。

「流石に戦闘を回避とはいかないわね。でも丁度良かった、このあたりの敵を一掃すれば安全に彼らを休ませられるわね」
「うん! ちょっと掃除をしちゃうから、ボクたちの戦闘が終わったらここで少しの間待っていてね」
「つきはしずむ よるはあける 朝が来る、帳が上がる おはよう おはよう 御休み 御休み」
 反転、三人の猟兵が造花の怪物の駆除へと乗り出した。彼らの性能の大半はまき散らす幻覚毒が本命なのだろう、異能を持たない一般人には十分な脅威である素早い動きの鞭の如き打撃も、猟兵たちには致命の一撃には至らない。年季が違う。覚悟が違う。積んだ研鑽の質も量も、重ねて才能さえも違う。要は単純な四則演算なのだ。猟兵の方が総合値として当たり前に上の存在に他ならない。そして次瞬、恐るべき質量をもって獲物を喰らい、猟兵たちは造花の怪物を蹂躙する。自由奔放にみせかけた殺し技の連続を敵手は捌ききれない。木の葉の如く翻弄されて、致命傷を防ぐことすら困難だった。どうしようもないほど技が、判断力が、能力値が違いすぎる。構えて、駆け抜け、振り下ろす。その単純な繰り返しを行うだけで不格好な造花の怪物は藁のように猟兵たちの手によって蹂躙されたのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

レイカ・ヴァンスタイン(サポート)
フェアリーの聖者×プリンセス、9歳の女です。

戦闘は苦手で援護や救助、支援など中心です。
武器は人間大の人形(銃火器持)ですので、運搬作業も可能です。
普段は悪戯(許せる範囲)で遊ぶ※戦闘とは別です。

普段の口調は「マイペース(ウチ、相手の名前+ちゃん、なの、なの?)」
苦しい時は「愛想笑い(ウチ、相手の名前+ちゃん、なの、なの?)」です
幼いので殆どひらがなで喋ってます。

・ユーベルコードは必要に応じて、多少の怪我は厭わず積極的に行動(支援中心)します。
・他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。公序良俗に反する行動はしません。悪戯も笑って許される範囲までです。
・あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



「雪の上に 照れる月夜に 梅の花 折りて贈らむ 愛しき子もがも」
 レイカ・ヴァンスタイン(銀光精・f00419)は、幻覚毒を散布させている造花の怪物たちへと光る雪結晶を放つことでその活動を停止させ、受ける影響を最小限としていく。ユーベルコード『雪月花(セツゲッカ)』によって、猟兵の周囲の空間には幻覚毒の濃度が著しく低下、平時通りに動けるようになった猟兵が動きを鈍らせた怪物程度に遅れを取る理由は何一つなかった。既に『瓶詰め』の肥料として捕らえていた数多くの人間は猟兵の仲間によって避難を完了させている。となれば、あとは眼前の凶暴な造花の駆除が目下の課題だ。無事に避難させた人々の安全を守る為にも猟兵は戦いの覚悟を決めたのだった。
 直接の戦闘行為を本領にしないレイカであったが、それでも猟兵としての性能が低いという訳では決してない。ユーベルコードという異能に形成されてすらいない原始的な出力が、無加工のまますべてを消し去る零度となって眼前の敵に炸裂する。普段であれば治癒や支援に回されるはずの出力を攻撃に転用されたことにより生み出された凍結の造花は、地震の如く鳴動しながら劇的に崩壊していくのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

ソフィア・エーデルシュタイン(サポート)
わたくしは愛され望まれたからこそ生まれてきましたのよ
だからこそ、わたくしはこの世の全てが愛しいのですわ

狂気的な博愛精神の持ち主
命あるものは救われるべき
蘇った過去はあるべき場所に還るべき
果たすためならば手を下すことに躊躇う必要などないと胸を張る

主に【煌矢】を使用し、牽制や攻撃を行います
勿論、他のユーベルコードも必要があれば使いますわ
わたくしの愛するきょうだいである水晶髑髏は、盾にも刃にもなってくれますのよ

怪我など恐れる必要はありませんわ
わたくしが役に立てるのであればこの身が砕かれようとも構いませぬ
他の方の迷惑や公序良俗に反する事は致しません
それは、わたくしを愛してくれる人達への裏切りですもの



 凶暴な造花から止めどなく溢れ出している神経毒や幻覚毒も、クリスタリアンの猟兵であるソフィア・エーデルシュタイン(煌珠・f14358)が受ける影響は極めて微弱だった。『瓶詰め』の肥料として捕らえていた人間たちに特化した毒素なのだろう、偶然にも最大の障害であるはずの毒を受けなかった猟兵は、領主のオブリビオンが自己満足の為に人間を変容させて作った、造花の花畑を滅ぼさんと歩みを早める。
「――届きなさい、穿ちなさい、貫きなさい」
 輝く深い藍の魔法石を媒介に出力を向上させた、ユーベルコード『煌矢(キラメキノヤ)』によって数多の青玉髄の楔を造花の花畑へと撃ち込み続ける。青玉髄の楔の回転速度は超高域で安定したまま継続中、あらゆる抵抗を許さない。楔の裂傷を受けながら終わりなき魔力の波濤に翻弄されて、造花は瞬く間にその数を減らしていく。ついには猟兵のユーベルコードが花畑を破壊し尽くし、嬲り尽くし、あらゆる抵抗を捻じ伏せながら造花を塵芥へと変えていくのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

ルイズ・ペレンナ(サポート)
『お代は結構ですわよ。けれど懐には注意なさいませね?』
ブラックタールのシーフ × スターライダー
特徴 金目の物が好き 錠前マニア グルメ 快楽主義者 実は恋をしていた
口調 貴婦人(わたくし、あなた、~さん、ですわ、ますの、ですわね、ですの?)
敵には 高慢(わたくし、あなた、呼び捨て、ですわ、ますの、ですわね、ですの?)

・金目の物をお宝と認識し獲得するのが行動理念
 直接の機会でなくても獲得出来るかも知れないと思えば動きます

・愛情や人助けのような金銭にならない価値は興味ないですが
 それを大事にする人を貶めもしません。趣味の相違

・利害が一致すれば他人との共闘やサポートはむしろ積極的です



 月光城の主が作り出した、美しい花畑が広がる領地。風光明媚たる造花の花畑はその実、オブリビオンが自己満足の為に人間を変容させて作った醜悪な異形。今も尚、その凶暴な造花から神経毒や幻覚毒が止めどなく溢れ出している。そのような醜悪を赦さぬと宇宙バイク『JET-WIDOW』のジェットが唸り、エンジンが駆動し颶風が吹き荒れる。
「疾風の如く駆け、迅雷の如く破る。追うも逃げるも戦うも盗むも自在な怪盗のvision、貴方の目に映るかしら?」
 ユーベルコード『迅速なる怪盗の搭乗術(ゴッドスピードライド)』により、ルイズ・ペレンナ(怪盗淑女・f06141)は宇宙バイクの出力を更なる高みへと到達させ移動速度と戦闘力を増強。虎の牙の銘を持つダガーを手に戦場を駆け回り、造花の駆除を始めていく。すれ違った敵手に例外は皆無だ。何一つ、切っ先の通る道にいて無事だった者は無し。まさに魔剣か神剣と呼ぶべき冴えだろう。並みならぬ絶技の五月雨が、人間を変容させて作った醜悪な異形を猟兵は丁寧に解体していく。一鎧袖一触とはこのことか、もはや宇宙バイクの担い手の独壇場だ。颶風の加速を乗せた奔る斬閃に応じ、桜のように散華する造花の花びら。強襲して来たダガーの切れ味を前に、造花の花畑は完全解体され尽くしたのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​




第3章 ボス戦 『往生集め『エルシーク』』

POW   :    賢者の双腕
見えない【魔力で作られた一対の腕】を放ち、遠距離の対象を攻撃する。遠隔地の物を掴んで動かしたり、精密に操作する事も可能。
SPD   :    蒐集の成果
自身が装備する【英雄の使っていた剣】をレベル×1個複製し、念力で全てばらばらに操作する。
WIZ   :    幽暗の虫螻
【虫型使い魔】の霊を召喚する。これは【強靭な顎】や【猛毒の針】で攻撃する能力を持つ。
👑11
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠エルディー・ポラリスです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

エドゥアルト・ルーデル(サポート)
『ヒャッハー!頭ねじ切ってオモチャにしてやるでござる!!』

口調:拙者、名字+氏、~でござる、~ですぞ
属性:混沌・悪

弱きを困惑させ強きを嫌がらせの果に弄り倒す正義なんてどこ吹く風なゴーイング・マイ・ヒャッハー系

シリアスな空気だと破壊するか自分が爆発する
可愛い女の子を見れば興奮する変態
エンジョイ&エキサイティングをモットーに好きなように生きて好きなように死ぬギャグキャラ
オタクらしく戦闘中でも状況に有ったセリフやパロ技を適当にぶっ込みながら戦う様はイカレポンチすぎて敵味方問わず困惑と驚愕させることに定評がある
公言しないが空軍のパイロット



 ついに月光城の最深部へとやってきた猟兵たちの前に現れたのは、往生集め『エルシーク』と呼ばれるオブリビオンだった。予知の通りであれば敵手は猟兵に相手を仕切れぬほどの性能を発揮しているはずだったが、既にその力の源たる瓶詰めされた人たちは仲間たちによって救い出されている。つまるところ眼前のオブリビオンは強敵ではあるものの手が届かないほどの脅威という訳ではないのだった。見えない魔力で作られた一対の腕を放ち、エドゥアルト・ルーデル(黒ヒゲ・f10354)へと不可視の一撃で追い詰めていこうと狡猾なオブリビオンは猟兵へと強襲をしかける。
 しかし――ならば、と解き放たれたユーベルコード『Tallboy Throwing(トールボーイスローイング)』。どこからともなく取り出した単純で重い超大型爆弾の一撃を叩きつける。不可視と言えども必ずそこには存在している事には違いない。トンを優に超える火力という単純な暴力があらゆる相性を突き破り、オブリビオンに痛恨の一撃をお見舞いした!

成功 🔵​🔵​🔴​

フルム・サーブル(サポート)
余裕があるときや敵に憐れみを感じる場合は基本通りの穏やかな口調
余裕がなかったり、敵がえげつなくて怒りを感じるような場合は
「敵には」の口調です

でもあまりキャラぶれは気にしないので
公序良俗に反しない限りは好きに扱ってください

技能は【力溜め】【怪力】【グラップル】【シールドバッシュ】【カウンター】など
セットされているもの(サバイバル等の事情でばらつきがあります)
を活用し、小さい体で戦場を飛び回りながら
優雅(自称)な戦いをします
どうみてもそのスタイルは脳筋です

武器は鍵(バトルアックス)や杖(バールのようなもの)をメインに使いますが
選択されたユーベルコードによっては拳一つでの戦いも可能です



 見えない魔力で作られた一対のかいながフェアリーの猟兵であるフルム・サーブル(森林の妖精さん・f03354)の行動範囲を大きく制限していく。魔力によって浮かんでいるその両の腕は肉体という枷から外れて縦横無尽に戦場を飛び回り、猟兵に怒涛の勢いで襲来する不可視の多重衝撃連奏。しかし、秘めた勇気を前進用の燃料と焼べながら、慌てず逸らず不可視の死線を刹那に見切り、潜り抜けて活路を猟兵は見出した。
 フルムはその矮躯という利点を最大限に活かして閉所へと潜り込む、それにより不可視の一撃という特性を完全に殺していく。正面へと限定されてしまった攻撃であれば見えているか見えているかどうかなど、猟兵にとってはもはや大きな問題にならない。猟兵は『妖精さん式反り投げ(フェアリースープレックスコンボ)』という名の異能を解き放ち、不可視の腕を掴みあげるとそのまま凄まじい膂力を持って、勢いよく振り回しながらもオブリビオンへと投げ返したのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

音駆螺・鬱詐偽(サポート)
世界に蔓延る悪を懲らしめるネガティブアイドル鬱詐偽さん
ただいま参上。
・・・って、どうしてこんな恥ずかしいセリフを言わないといけないのよ。
うう、これも番組の為なのね。



自身の命綱である番組の為、多少の苦難や困難は仕方なく行います。
むしろ持ち前の不運によりおいしい場面を呼び込んでくれるかと思います。
ただし、ネガティブとはいえアイドルですのでマイナスイメージとなる仕事はすべて却下でお願いします。
ユーベルコードや技能はご自由に使わせてください。
どうぞ、当番組のネガティブアイドルをお役立てください。
                      プロデューサーより



 戦場には数多の強靭な顎と猛毒の針を持つ、昆虫の使い魔がバーチャルキャラクターの猟兵である音駆螺・鬱詐偽(帰ってきたネガティブアイドル・f25431)へと襲いかかる。往生集め『エルシーク』の異能によって生み出された幽暗の虫螻は、自然界にいる昆虫よりも遙かに獰猛で、醜悪で、凶悪な性能を余す所無く発揮し、悲鳴すら奏でる間もなく猟兵の視界を埋め尽くした――。
 もはや感情の許容は限界を超えている最大限に膨れ上がった猜疑心や恐怖心がバロックレギオンへと変貌。ユーベルコード『リアライズ・バロック』より解き放たれた異形は恐るべき攻撃能力を保持したまま、空中を縦横無尽に旋回して猜疑心や恐怖心を与えたオブリビオンを追跡する。今もなお、限界を超えて溢れ出す猜疑心や恐怖心を糧に、バロックレギオンは数も増え、軌道も線から面へと無秩序に変化。そうして戦場を席巻するは、空間を丸ごと包み込まんとするネガティブの波濤。瞬間、広範囲のバロックレギオンに飲まれたオブリビオンの昆虫の使い魔は次々と戦闘活動を停止して倒れていくのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

土御門・泰花(サポート)
※アドリブ・連携・苦戦描写・UC詠唱変更・その他歓迎

「あらあら……。大変な事態です。微力ながらお手伝い致します」

一人称:私
口調:基本的に敬語。柔和な印象を与える口ぶり。
表情:基本的に柔和な笑みを湛え、義憤もその下に隠す。
性格:普段はおっとりだが「陰陽師の家系の当主」という自覚があり、凛々しくみせる時も。

先ずは私や仲間へ【オーラ防御/結界術】展開、守りを。

【早業/軽業/地形の利用】で移動。

敵の攻撃は防御結界で弾き、物理攻撃は薙刀で【武器受け】し薙刀or式神の黒揚羽で【咄嗟の一撃/カウンター/2回攻撃】。

UCは戦況と効果次第で適切なものを使用。
可能な限り【早業】で敵のUC発動前に発動。

後はお任せ。



 月の眼の紋章から飛び出す棘鞭を矢継ぎ早にと放ち続ける往生集め『エルシーク』。オブリビオには眼球と満月を組み合わせたような『月の眼の紋章』をその身に融合しており、その性能を遙か高みへと引き上げている。これでも美しい花畑が広がるの領地から引き出した力の源を断った上で放たれる出力の波濤がこれほどなのだ。が、土御門・泰花(風待月に芽吹いた菫は夜長月に咲く・f10833)はそれに臆する事は無かった。頭上に術によって描き出した太極図を合図に、予め仕掛けておいた複数の霊符で描かれたひとつの大きな清明桔梗で囲まれた内部に強い『金の陽』の気を宿した眩い白の凝集光を生みだした。
 ユーベルコード『五行の術式「金の陽」』は猟兵の陽の力を最大限に引き出す奥義に他生らない、そして次瞬。恐るべき質量をもってオブリビオンの棘鞭を喰らい、蹂躙する。猟兵のユーベルコードにより発される眩い光輝。この眩い白の凝集光を前にすれば太陽でさえその光の名乗りを憚るほどだ。眩さを遮って立つことにすら罪悪感を覚えてしまうほどに、神々しき光彩へと達した光源がオブリビオンへと迸っていくのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

寺内・美月(サポート)
アドリブ・連携歓迎
※エロ・グロ・ナンセンスの依頼はご遠慮願います。
・依頼された地域に亡霊司令官(顔アイコンの人物)と隷下部隊、美月の親衛隊から選抜亡霊歩兵を派遣。美月がグリモアベースから到着するまで(サポート参加では現地にいない状態)、現地での活動に必要な権限を付与
・隷下部隊として一個軍団(歩兵・戦車・砲兵・高射・航空・空挺のいずれか)に、出動しない軍団から一個師団程を増強し派遣
・ボスが召喚した敵に対して攻撃し、砲兵・高射・航空部隊の火力、戦車・空挺部隊の機動力、歩兵部隊の柔軟性を生かした戦闘を行う
・ボスが何も召喚しなければ、五人の選抜最精鋭亡霊歩兵を送り込み、5対1でボスと対峙する



 月光城の主たるオブリビオンと対峙するのは、寺内・美月(霊軍統べし黒衣の帥・f02790)が選抜した5人の最精鋭亡霊歩兵たち。人間の神経伝達を遥かに凌駕する速度で自在に振るわれる最精鋭亡霊歩兵たちの天地を埋め尽くす火砲の飽和攻撃。ユーベルコード『完全管制制圧射撃 (カンゼンカンセイセイアツシャゲキ)』された武装は猟兵たち操る固有の武具と比べても何一つ遜色がない。
 ならば後は単純な出力の問題だった。総合的な力による圧殺が粛々と行われる。巧みな連携をもって火砲の雨を降らせる最精鋭亡霊歩たち。猟兵の生み出した存在らしからぬ卓越した技量と数の暴威をもって、オブリビオンを今もなお責め続ける。容赦なく解き放たれ続ける轟火砲の数々。携行兵器として最上に位置するそれは言わずもがな、爆散させて有り余るだけの破壊力を有しているのは一目瞭然。誰の目にも明らかな、過剰過ぎる暴力が解き放たれ続ける事でオブリビオンの反撃を決して許さないのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

祝聖嬢・ティファーナ
WIZで判定
*アドリブ歓迎
テイル/f24123と協力

『フェアリーランド』の壺の中から風/火/氷/光の精霊,聖霊,月霊,戦乙女,天使,英霊,死神を呼んで“七色金平糖”を配り『エレメンタル・ピクシィーズ』で属性攻撃を『神罰の聖矢』で聖攻撃をし、敵の攻撃を『月世界の英霊』で空間飛翔して避け『月霊覚醒』で敵のUCを封印/弱体化させます♪
『祝聖嬢なる光輝精』でけがを治し『シンフォニック・メディカルヒール』で状態異常を癒します☆

機会を見て『精聖月天飛翔』でWIZを強化して『叡智富める精霊』+『神聖天罰刺突』で苛烈な猛攻を仕掛けます!
「人を心を平穏を蝕むのは“悪”です!悔い改め魂魄に良き導きを指し示せ♪」


ティファーナ・テイル
SPDで判定
*アドリブ歓迎
祝聖嬢/f02580と共闘

『ガディスプリンセス・レディース』で従属神群を召喚して『スカイステッパー』で縦横無尽に動き回り『ゴット・クリエイション』で貧乏疫病神を創造して敵に災厄を招き『神代世界の天空神』で敵の避け切れ無い攻撃に空間飛翔して避け『天空神ノ威光・黄昏』で敵のUCを封印/弱体化させます!
『ジェットストリーム・ラヴハート』でSPDを強化して『セクシィアップ・ガディスプリンセス』『ガディス・ブースト・マキシマ』『ガディスプリンセス・セイクリッド』で♥ビーム/ハート弾で攻撃し、機会を見て『ヴァイストン・ヴァビロン』で金銀財宝を消費して成功率を上昇!

「必ず勝つぞ!」



「人を心を平穏を蝕むのは“悪”です! 悔い改め魂魄に良き導きを指し示せ♪」
「ええ、絶対に悪に屈するわけには生きません。往生集め『エルシーク』に必ず勝つぞ!」
 祝聖嬢・ティファーナ(フェアリーの聖者×精霊術士【聖霊術士】・f02580)とティファーナ・テイル(ケトゥアルコワトゥル神のスカイダンサー・f24123)は月光城の主たるオブリビオンへと駆け出す。エルシークの本来の能力に加えて、眼球と満月を組み合わせたような『月の眼の紋章』をその身に融合した異能を発揮、ユーベルコードという異能に形成されてすらいない原始的な出力が無加工のまますべてを消し去る熱量となって眼前の猟兵たち二人に炸裂するが、二人のユーベルコード『フェアリーランド』と『ガディスプリンセス・レディース』が、その月の眼の紋章から飛び出す棘鞭を完全に封殺させていく。
「どうやらこれでボクたちは攻め手に回れそうよ」
「そうだね! ボクらの力を存分に見せつけよう」
 巧みな連携をもって苛烈な猛攻を出力の暴風として降らせる祝聖嬢・ティファーナとティファーナ・テイルたち。卓越した技量と数の暴威をもって、往生集め『エルシーク』を縦横から責め立てる。オブリビオンの操る英雄の使っていた剣が一対多の戦いに特化した武器でなければ、既に無数の出力の雨がその身を貫き戦いに幕を下ろしていたことだろう。だが現状、360度に展開する念動力により操られた英雄の武器の結界により辛うじて窮地を凌いでいるだけに過ぎない。オブリビオンからの攻撃は、必殺の意志を込めて放ってもユーベルコード『フェアリーランド』と『ガディスプリンセス・レディース』に生まれた増援によって阻まれ、牽制程度の役にしか立たなかった。
「――今だ、合わせて」
 勿論だよ、とティファーナ・テイルは祝聖嬢・ティファーナの繰り出した神聖なる槍、鉾、矢、杭の神々しく光輝きが無数の神聖なる神罰に変形し、敵手へと襲来することで生まれた隙を逃すことなく、猟兵は財宝・金貨・宝石を絶対の出力と変換してオブリビオンへと放つ。往生集め『エルシークを終着点として、瀑布の如く膨大な光輝が流れ込んだ。気合で抉じ開けられた隙は荒唐無稽で、突然で、ならばこそ完璧だった。もはや叩き込まれる必殺を防げるような余裕はない、真正面からあまりに見事な連係の一撃を敵手は叩き込まれたのだった――!

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

月夜・玲(サポート)
『さてと、I.S.T起動。お仕事お仕事。』
口調 元気(私、~君、だね、だよ、だよね、なのかな? )


お仕事ついでに研究も出来るんだから、この仕事良いよねぇ
さあ、私の研究成果の実験台になってもらうよ

模造神器という独自の兵器開発を生き甲斐とする研究者
誰にでも気さくに砕けた口調で話しかける
戦いは全て研究の為、楽しみながら戦闘を行う
全ては研究の為、研究と戦闘を楽しめる猟兵生活は結構気に入っている
戦闘スタイルは4本の模造神器から2本を選び、二刀流で敵と戦う形です
UCで遠距離戦闘にも対応したSF剣士

日常ではのんびりと景色を楽しんだり風情を楽しんだり
冒険では考察しながらじっくり進む

あとはお任せ!



「さてと、I.S.T起動。お仕事お仕事」
 月夜・玲(頂の探究者・f01605)はそれは再誕の為の詩。I.S.Tを利用した兵器の一振り『《RE》Incarnation』を起動させ、往生集め『エルシーク』の見えない魔力で作られた一対の賢者の双腕を大きく踏み込んで態勢を低くして敵手の薙ぐ払いを躱ししていく。結果、容易く猛然たる速度で間合いが縮まる。時空が歪曲、猟兵は挨拶代わりの一手目を仕掛けその双腕を打ち落とす。
「さあ、一撃デカいのをお見舞いしようか」
 追撃とばかりに解放されたのはユーベルコード『Code:P.S(コード・プラズマスラッシュ)』。《RE》Incarnationから極大威力の稲妻の斬撃波が迸り、往生集め『エルシーク』の月の眼の紋章から飛び出す棘鞭も容易く切り裂いて、オブリビオンの肉体を削ぎ、抉り、深い傷を刻みつけていった。苦痛の咆哮を洩らす敵手にも攻撃の手を緩めずに、冴え渡る秘剣を惜しみなく炸裂させていく。

成功 🔵​🔵​🔴​

叢雲・雨幻(サポート)
真正面から、と言うよりは掠め手で相手を惑わせて
攪乱しながらのらりくらりと追い詰める戦い方を好むよ。
ただし共闘者がいて危ない時は飛び出して守りに行くかな。

使う武器は【黒雲】【黒霧【対】】の二刀流での戦闘が主。
使うUC次第では連結してダブルセイバーにしたり、
そもそも剣を【武器受け】用として使い、影を操る攻撃で戦ったりするよ。

基本的に相手の攻撃を【見切り】、【早業】で【武器受け】をしながら動きを観察し、隙を見つけて【切り込み】もしくは【カウンター】を決めて離れる飄々とした動きのヒット&アウェイスタイル。
戦闘中も仲間やボスにも冗談を交えて話しかけたりする。
ただしあまりにも非道な相手の場合は別だがね。



 前へ、前へ、前へ、前へと叢雲・雨幻(色褪せた根無し草・f29537)の丈夫かつ軽く、凄まじい切れ味を持つ黒い刀身の片刃剣の対なる刃の追撃は止まらない。唸り来る往生集め『エルシーク』の幽暗の虫螻の軌道を読んで探せるのは、冷静な予測と視認が出来ているから。強靭な顎や猛毒の針に打ち負けないだけの一撃を放てるのは、怖れず前に踏み込めているから。防御も回避も、すべては生存ではなく前進と攻撃のために。思考はユーベルコード『霧透かし(キリスカシ)』によって攻防を繰り返す度に冴え渡り、肉体は精密機械よりも正確無比に駆動していた。もはや叢雲は今、叢雲自身を掌握しながら動かしている。自己の全霊に決断を下し、力を駆使してひたすら前にだけ進む。そしてオブリビオンの繰り出す幽暗の虫螻の異能に対し経験に基づいた受け流しの太刀筋を放ち、相殺。並みならぬ絶技の五月雨が、虫型使い魔の霊を容易く解体しオブリビオン自身にも的確な追撃を始めていた。

成功 🔵​🔵​🔴​

雛里・かすみ(サポート)
 バーチャルキャラクターの戦巫女×UDCメカニックの女性です。
 普段の口調は「明るく朗らか(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」
寝起きは「元気ない時もある(私、あなた、~さん、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

明るく朗らかな性格の為、
男女分け隔てなくフレンドリーに会話を楽しみます。
どんな状況でも、真面目に取り組み
逆境にも屈しない前向きな性格です。

 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



 殺意、殺意、喜悦、狂乱――とにもかくにも往生集め『エルシーク』の魔力で作られた一腕も殺しつくす。まるで童が花畑で戯れるように、塵と化す骸を浴びて微笑する猟兵の異貌。それはまさしく、ヴァンパイアの名に相応しい真正の怪物だった。それはユーベルコード『血統覚醒』によって真紅の瞳が赫いて雛里・かすみ(幻想の案内人・f24096)に他ならない。戦闘能力が爆発的に増大した故に、生まれた圧倒的な出力を遺憾なく発揮。その不条理なる暴力とも言える性能を阻止することは、もはやオブリビオンでももはや抑え込む事が出来ない。不可視なる賢者の双腕の一撃を流麗に流し、返しの掌打を撃ち込むだけでその腕が内から爆散した。明らかに人間技ではない、修練で到達できる域を超えている。次いで雨霞と襲う月の眼の紋章から飛び出す棘鞭も、回し受けの一閃で払い落とされ、衝撃で流れた体勢を狙ったフェイント、逆側からの裏拳が襲う。さらにと横殴りの重い一撃を往生集め『エルシーク』へと叩き込んだ。

成功 🔵​🔵​🔴​

風雷堂・顕吉(サポート)
アドリブ連携可

約100年前、ダークセイヴァーの人類敗北以来、ヴァンパイアとの死闘を細々と繰り広げてきたダンピール、それが俺だ。
【世界知識】ダークセイヴァー世界の大抵のヴァンパイア相手ならそれがどのような血族かは知っているし、知らなくとも【情報収集】の伝手はある。
それ以外の世界については物珍しそうに振る舞うことになる。すぐに慣れるだろう。
ダークセイヴァーとスペースシップワールド以外の世界は日差しが強すぎるので、サングラスを着用する。

戦闘は剣士の動きだ。
次に参加する猟兵が戦いやすい状況を作ることも多い。



 オブリビオンの意識を徹底して読み、その裏にある隙を衝く。または往生集め『エルシーク』に隙が無くとも、手管を尽くして無理矢理にでも発生させる。暗殺や不意討ち向きに特化した、それがユーベルコード『黒影剣』の戦法である。風雷堂・顕吉(ヴァンパイアハンター・f03119)と鉄塊の如き鎧砕きの刀『ドラクリヤ』を闇のオーラで覆い、視聴嗅覚での感知を不可能にさせている。見えない魔力で作られた一対の腕の前進に更にこちらも踏み込みを合わせ、より懐深くへ斬撃を放つ。指呼の間さえも削りきった、回避のための余力すべてを削ぎ落として飛び込むと、賢者の双腕に頭から突っ込んでそして深く斬り裂いた。黒の瘴気が鉄塊の如き鎧砕きの刀で共鳴振し敵手の躯体を硬直させる。紙一重まで引きつけ放った要撃は、リスクに見合った戦果を残していた。血の雨を祝杯の潤滑油が如く浴びながら、更なる戦果を渇望して羅刹の猟兵は止まらない。次なる勝利を求めてドラクリヤを休む間もなく振るい続けるのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

ハイパー・マン(サポート)
『来たぞ、私が、ハイパーマンだ!』
 神のスーパーヒーロー×ミュータントヒーロー、39歳の男です。
 普段の口調は「男性的(私、~くん、だ、だな、だろう、なのか?)」、敵には「高圧的(俺、貴様、言い捨て)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
スーパーヒーローとしてふさわしい振る舞いを意識し、依頼の成功に全力を注ぎますが、何より周りの誰かを助けることを優先します
パンチはニュートラルパンチ、キックはブリッツキックと叫びながら攻撃します



「クリスタル起動、ガントレット展開、くらえ! ラジカルザッパー!」
 ハイパー・マン(神のスーパーヒーロー・f16472)は高密度情報体からなるビームをユーベルコード『ラジカルザッパー』によって解き放つことで、遺品を蒐集するオブリビオンの往生集め『エルシーク』へと断罪の光を迸らせる。オブリビオンの蒐集が続く限り、英雄たちは家族の下に帰れない、ヒーローとして、猟兵として、ハイパーはしてそのような狼藉を許せる筈もない。そこへ無数の光線が照射される。虫型使い魔の霊を生み出すオブリビオンに対して選択したのは集束ではなく拡散だ。逃げ道を塞ぐように進行方向を予測しての飽和攻撃。光撃の狙いは最初から攪乱にある――視覚をほんの一瞬潰し、進行方向を制限すること、そこへ本命のハイパーが打撃を振り被り猛然と襲い掛かった。突く、殴る、振り回すといった闘争本能に直結した原始的な格闘の動作に、そのまま猟兵の殺傷力が付随する。天性の戦闘センスのハイパーが使うなら、これほど厄介な戦闘方法はない――。

成功 🔵​🔵​🔴​

鳳凰院・ひりょ(サポート)
アドリブ・連携〇

同伴者がいる場合は同伴者を支援するよう行動
戦い方は遠近両用
接近戦→【破魔】を付与した破魔刀
遠距離→精霊の護符の【乱れ撃ち】
同伴者が苦手な方を受け持ちます
単独で戦う場合は相手の苦手とする方での戦い方を主軸に
護衛対象がいる場合は自分の身を挺して【かばう】
何より周りの誰かが傷付く事を嫌う為、仲間達に危害を加えるような行動はまず取らず
誰かを傷付けるくらいならば自分が傷付く方を選ぶ性格です
任務に関わる人達の笑顔を取り戻す為に全力を尽くします

敵の攻撃を掻い潜り護符を敵の周囲へ投擲、UCを発動させて一気に勝負に出ます
指定したUC以外で状況に合うものがあればそちらを使っていただいても構いません



 眼球と満月を組み合わせたような『月の眼の紋章』をその身に融合したオブリビオンは、強靭な顎や猛毒の針を持つ幽暗の虫螻たちを再び戦場へと展開させ、空間という有限のリソースを逸早く猟兵から奪取をしようと試みる。もはや戦闘ではなく戦争という有様で、ねじ伏せ打ち砕くべく凄まじい余波を生みながら鳳凰院・ひりょ(天然系精霊術使いの腹ぺこ聖者・f27864)を侵略していた。
「――オーラよ、力となりて敵を打ち砕け!」
 そうなれば鳳凰院は対多のユーベルコードを選択する理由はなかった。十や百減った程度で総体は揺るぎないのならば、千の虫螻を薙ぎ払えればいい、それはまさしく単純で有りながら合理的な選択。オーラで出来た巨大な刀による一撃、ユーベルコード『闘気刀(ウチクダクイチゲキ)』によって繰り出された一閃は鋼の刃を超える。その猛威で小隊単位にまで増殖した虫型使い魔の霊をもろとも呑み込み等しく消し炭に変えていくのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

ギャレット・ディマージオ(サポート)
●設定等
ダークセイヴァー出身の冷静沈着な黒騎士です。
オブリビオンに滅ぼされた都市で自分だけが生き残った過去を悔い、人々を守ることを重視して行動します。

●戦闘において
「及ばずながら、手助けさせて貰おう」
「貴様の相手は、この私だ!」
「なんと強力なユーベルコードだ……! (解説) 直撃すれば一たまりも無いぞ!」

・牽制攻撃
・敵の攻撃から他の猟兵や一般人を守る
・敵の攻撃を回避してカウンター
・ついでに敵の強さを解説する
など、防御的・補助的な行動を得意とします。

メイン武器は「黒剣」です。

他は全てお任せします。
別の猟兵との交流や連携等も自由に行ってください。
どうぞよろしくお願いします。



 オブリビオンの血によって呪われた、一見すると影のようにも見える漆黒の剣『漆影剣リグガガ』をギャレット・ディマージオ(人間の黒騎士・f02429)は鞭剣形態に変形さていく。ユーベルコード『黒刃鞭(ブラック・ブレイド・ウィップ)』によって長く伸びた黒剣は予測不可能な軌道を描く。斬撃が烈風と共に往生集め『エルシーク』の各部を膾斬りに、技量、技能、ユーベルコード、どれをとっても隙なし。全ての能力が他の追随を許さないという、高水準のその猟兵の姿は正に戦闘者の理想型。
「――我が黒剣の姿は一つではない」
 鞭がそうであるようにその先端は優に音速を突破、衝撃波をも派生しながら鋼鉄の暴風圏を形成する。その連続回転はさながら止められぬ破壊神の大車輪。一刀でオブリビオンの首を刎ね飛ばした――が、しかし。斬首されたのは、幽暗の虫螻を集させて形成した身代わりの擬体。ならばとばかりに、依然と冴え渡る秘剣の炸裂させオブリビオンが生み出し続ける幽暗の虫螻の軍勢へ深い損害を与えていく。

成功 🔵​🔵​🔴​

ニコリネ・ユーリカ(サポート)
あらあら、盛り上がってるわねぇ
お忙しい所、お邪魔しまーす!
新しい販路を求めてやってきた花屋です
宜しくお願いしまーす(ぺこりんこ)

~なの、~なのねぇ、~かしら? そっかぁ
時々語尾がユルくなる柔かい口調
商魂たくましく、がめつい

参考科白
んンッ、あなたって手強いのねぇ
えっあっヤダヤダ圧し潰……ギャー!
私も気合入れて働くわよー!
悪い子にはお仕置きしないとねぇ
さぁお尻出しなさい! 思いっきり叩いてあげる!

乗り物を召喚して切り抜けるサポート派
技能は「運転、操縦、運搬」を駆使します

広域では営業車『Floral Fallal』に乗り込みドリフト系UCを使用
狭域では魔法攻撃や『シャッター棒』をブンブンして戦います



 ニコリネ・ユーリカ(花屋・f02123)はシャッター棒を無数の甘美な夢寐に誘う大千本槍の花びらに変えて、空間を丸ごと包み込まんとユーベルコード『Incantevole Gerbera(インカンテヴォレ・ジェルベーラ)』で染めあげていく。その花吹雪は範囲全域に対する飽和殲滅を目的とした爆撃だ、有象無象の区別なく戦場そのものを覆い尽くす。
「花屋の“とっておき”をあげる!」
 それはまさしく花びらの刃で出来た死のミキサーだ、大千本槍が荒れ狂うと往生集め『エルシーク』の身体を滅却せんと破壊の嵐をまき散らす。体勢が崩れた一瞬を完璧に予測して放たれる刑戮方程式は、いかなオブリビオンとて回避不能。防御を選択せざるを得ない時点で術中に首までどっぷり浸かっている。まさしく“量”の恐ろしさそのものだった、ニコリネのユーベルコードで繰り出された無数の甘美な夢寐に誘う大千本槍の花びらが敵手を包囲して徹底的に追い詰めていく。

成功 🔵​🔵​🔴​

蛇塚・レモン(サポート)
いつも元気で優しく快活な性格
その身に蛇神と妹の魂を宿す21歳の娘
霊能力と技能及びアイテムを駆使して事件解決を試みます

普段の口調は語尾に『っ』を多用します

時々「蛇神オロチヒメ(裏人格)」
老人口調NG
尊大な態度でレモンの母親を自負
UCで召喚されると巨大な白蛇として顕在化

戦闘スタイル
前中後衛どこでもこなせる万能型
武器は蛇腹剣と指鉄砲から放つオーラガン
基本的に脳筋
でも魔法や天候操作での属性攻撃など融通も利く
念動力で行動不能にさせたり呪詛での絡め手も得意

多少の怪我は厭わず積極的に行動
また、例え依頼の成功のためでも、他の猟兵に迷惑をかけたり、公序良俗に反する行動はしません
あとはお任せ
よろしくお願いします!



 蛇塚家に伝わる三種の神器のひとつである、蛇塚・レモン(白き蛇神憑きの金色巫女・f05152)の霊力で自在に変形可動する蛇腹状の黒剣。荒れ狂う蛇腹の刃のそよ風が旋風となり、やがて嵐に変わっていく。蛇塚の意思に呼応してまさに神風へと成長するのだ。蛇腹剣による高機動かつ有機的な斬撃で、崩れた往生集め『エルシーク』を猛追しながら嗤う猟兵。ここが勝負どころと見極め、ユーベルコード『超霊装顕現術式・傲慢なる矢を番し天之麻迦古弓(ソウルアームズ・エレガント・ルールブレイカー)』を解き放つ。蛇腹剣クサナギを大弓へ変形させ、すべてを決めると猛りながら凝縮された傲慢なる渾沌を放射状に撒き散らす、必滅必死の一矢となった。一種のホーミングミサイルめいて自在な軌道を描き、本来の性能ならばありえない精度と速度でもって、激しい螺旋を描きながら飛来。雷鳴と伍する速度で神の絶技がオブリビオンへと負傷を与えていくのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

アトシュ・スカーレット(サポート)
性格
戦うことと悪戯が好きな悪ガキ
根は真面目で常識人なので実は常識の範囲内でしかやらない
目の前で助けられる人がいるなら積極的に救おうとする
口調は「〜だな。」など男性的
女顔がコンプレックスなので女性と間違えられたら殺気が溢れるタイプ。殲滅するのみ

戦闘
【呪詛(腐敗)】を何かしらの形で使用する。昔機械相手にやって痛い目を見たのでその場合は使わない
前衛も後衛もやれる万能型だが、前衛の方が好き
複数の武器を同時に操ることも可能
高速戦闘も力任せの戦闘も状況に応じて使い分ける
(装備していれば)キャバリアにも対応可

非戦闘
聞き耳などを駆使した情報収集を中心とする
化術で動物に化けて偵察することも



 極限にまで研ぎ澄まされたユーベルコードが生み出す猛威は、形容に多言を要さなかった。ご覧の通り、ただ強く。瞭然なほど、ただ速く。その上鈍らない、決して間違えない。子供の描いた絵物語が如く、ひたすらに圧倒的な武威を見せつけながら、腐敗の呪詛は変わらず溢れ続ける太刀を打ち直した魔剣『Tyrfing』をオブリビオンへと繰り出し続ける。ユーベルコード『希望への軌跡』によって未来視の魔術で10秒先を垣間見るというアドバンテージを持ってアトシュ・スカーレット(狭間を歩く元放浪者・f00811)は往生集め『エルシーク』を攻めに、攻めて、攻め立てる。もはや未来の予測が完全に為されているのだ、オブリビオンは反撃をしかけようとした瞬間にその初動から潰される。とにかくすべてを完封し、何もさせないという至上の連撃。まさに嵌め殺しと言う他なく、まさしく未来予知によって生み出された制圧力を前にオブリビオンは魔剣をその身に受け続けた。

成功 🔵​🔵​🔴​

ルネ・ロッサ(サポート)
戦闘シナリオでは、基本的に私の立ち位置は前衛の物理&魔術アタッカーです。
私のイェーガーカードを観て頂くと、ブラック・メイドナイトの物があります。
私は大剣を握っていますが、これがブラック・メイドナイトの武器です。
魔法剣の大剣を振り翳して戦います。
パワータイプというよりはテクニカルに戦うタイプのつもりでいます。

基本的に戦闘はそこにいる仲間達の意向に合わせます。
メインで戦う人がいたら私の役割は補助的なものになります。
逆に私がメインで戦う場合か私だけの場合は前衛攻撃に特化します。

UCは何れも戦闘用がセットしてあります。
状況に応じて最適な物を選択して下されば幸いです。

アドリブ歓迎。



 異端の血を啜る呪われた黒剣、ブラック・メイドナイト・ソードをルネ・ロッサ(ブラック・メイドナイト・f27104)は抜き放ち、自らの体を切り裂き噴出する地獄の炎を纏わせていく。ユーベルコード『ブレイズフレイム』によって生み出された地獄の炎が渦を巻き宙へ立ち昇る様はまさに火焔旋風だ。高出力で叩き込まれる灼熱の雨報は往生集め『エルシーク』の猛攻を掻い潜り、背中を斬り裂くとさらに何度も往復し、炎が舞い踊るように飛び回って全身を斬りつけた。どれもが確実に致命傷を与えるであろう速度と精度で持って斬撃は放たれ、オブリビオンの深く肉を斬り刻み、宙に鮮血を飛散させる。当然、斬撃だけがこの異能の本領ではない。放たれた紅蓮の炎もまたルネの手管となって敵手の行動を阻害する、攻撃のタイミングに合わせてその炎上速度を上げるだけで僅かに必殺のタイミングをずらす。僅かなその誤差でさえも、猟兵とオブリビオンの戦いにおいてあまりに致命。一度獲得したアドバンテージを手放すことなく、的確に敵手を追い詰めていくのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

地籠・凌牙(サポート)
【アドリブ連携歓迎】
「オブリビオンの好きにはさせねえよ!」

○口調
一人称:俺(共通) 二人称:お前、呼び捨て
粗野口調のタメ口(だ、だぜ、だな、だよな?)
敬語は使えない。

○技能
攻撃面は【怪力/鎧砕き/グラップル/重量攻撃】、
防御面は【第六感/激痛耐性/継戦能力/気合/見切り】が主だ。
他は【呪詛耐性/火炎耐性/鼓舞/挑発/おびき寄せ】辺りを使うぜ。

○立ち回り
基本的にはPOWかSPDの二択だ。
攻撃は基本接近戦主体。
支援は主にUCやアイテムを使って仲間たちの不運を引き受けることによる逆説的なバフや、攻撃を自分におびき寄せるヘイトコントロールがメインだ。
状況に応じて他猟兵のサポートでももちろんOKだぜ。



 地籠・凌牙(黒き竜の報讐者・f26317)は数多の英雄たちから数多の武装とその命を蒐集し続けてきた。それ故に往生集め『エルシーク』、そんな悪逆非道のオブリビオンへと報いの憤怒の炎を繰り出した。鱗を剥がして噴出されるユーベルコード『煉獄の黒き逆鱗(インフェルノ・ドラゴネスアウトレイジ)』が防御に回した見えない魔力で作られた一対の賢者の双腕ごと焼き尽くさんと飲み込んだ。
「てめえが散々苦しめてきた連中の! そして俺の! 怒りをその身に焼き付けやがれッ!!」
 本気で激怒しているのだろう、本気で許せないのだろう、嚇怒の炎が幾度も燃え上がりオブリビオンへと食らいつく。放たれ続ける煉獄の黒き逆鱗の怒涛の攻めは、まさに正しさで染め上げた最善手だ。直撃を避けたところで、それは何の安心にも繋がらない、吹き付ける衝撃の余波がオブリビオンを四方八方から打ち付けた。あまりに蓄えた熱量が大きすぎるのだろう、寸前で防いだオブリビオンの肺をその熱風が焼き焦がす。

成功 🔵​🔵​🔴​

月影・左京(サポート)
アドリブ・連携・苦戦描写・UC詠唱改変・その他OK!

「はわっ!?……大丈夫。私も手伝うから♪」

一人称:私
口調:女性的でラフ(〜よね、なの?、あら〜等)
口癖:はわっ!?
性格:おっとりのんびり。「わぁ!頼りにな……る、の?(笑)」な感じ

基本戦法:【忍び足】で敵の死角に入りメイスによる【気絶攻撃/2回攻撃】。【鎧砕き】も狙うわ!

敵の攻撃は【聞き耳/第六感】をフル活用して【見切り】ます。
※不意打ちを受けた時など、「はわーっ!?」と叫ぶ傾向あり。

状況に合わせ、UCを何でも使用。

但し負傷した猟兵がいれば戦況次第で攻撃より【祈り】の力と【医術】及び【救助活動】で治療。

後はお任せ!
よろしくお願いします☆



 一見ワンドのように見えるが、頑丈で、殴られるとかなり痛い。敵手を殴るワンドに酷似した鈍器のメイスを月影・左京(夫婦ゲーマーのはわっ担当・f06388)が構えながら、往生集め『エルシーク』へと立ち向かう。ユーベルコード『聖光変化(ホーリー・トランスフォーム)』を纏うことで溢れ出す万能感。漲る力は凡人の域を大きく逸脱して、強靭に、天の父なる神の加護を受け戦闘力を増強していく。
「天の父なる神よ。今この時ばかり、この身にその御力の一端を顕し、敵を滅びへ誘い給え……Amen!」
 体内で波濤のようにうねる、のぼせ上がるような力の奔流、そしてオブリビオンの繰り出した幽暗の虫螻の群れを回避。技でも勘でもない、それは単純な速さによる回避。見てから、理解し、躱される。それほどまでにユーベルコードによる戦闘能力の向上は凄まじい、そして次瞬、恐るべき質量をもってワンドに酷似した鈍器のメイスを振りかぶる、自由奔放にみせかけた殺し技の連続にオブリビオンは捌ききれずに攻撃を直撃してしまう。

成功 🔵​🔵​🔴​

ミュー・ティフィア(サポート)
困ってそうですね。少しお手伝いしましょうか?

口調 (私、あなた、呼び捨て、です、ます、でしょう、でしょうか?)

基本的に誰に対しても友好的です。

時々うん、と相槌をしたり、敬語はやや崩れちゃったりします。

好きなものは紅茶です。
余裕があったら飲みたいです。

なるべくなら助けられる人は助けます。
復興のお手伝いとかは積極的に頑張っちゃいます!
現地の人達との交流やケアもしていきたいです。

もちろんオブリビオンや悪人には容赦なしです!
相手次第では手加減するかもしれないですけど。

ユーベルコードやアイテムは何でも使います。

いかなる場合でも公序良俗に反する事には関わりません。

不明点や細かい部分はお任せします。



 孔が空く、刳り貫かれる、穿たれ抉られながら、往生集め『エルシーク』は痛みにのけ反り天を仰ぐ。胸に一つ、肩に三つ、脇腹に左右で二つ、足に一つ、オブリビオンの五体の各部から湧き出した血の噴水。それはミュー・ティフィア(絆の歌姫・f07712)のユーベルコード『アナイアレイション』によって生み出された自律して動く翼の装飾が施された美しいハープによる連携攻撃。猟兵のユーベルコードによる襲撃だと理解して、オブリビオンはその場を急ぎ飛び退いた。瞬間、また一つ足の甲を穿つ孔。空気の微かな動きを頼りにしなければ、オブリビオンにはもっとおぞましい結果が待っていただろう。
「殲滅します! 私の全てを以て!」
 躊躇なくさらに追撃、受け止めた幽暗の虫螻の防御ごと蹴散らして敵手を射貫き貫いた。ミューの流れるような連続攻撃の後、繰り出された特大の魔力の矢はあらゆる相性を突き破り、オブリビオンに痛恨の一撃をお見舞いする。

成功 🔵​🔵​🔴​

石森・ユリ(サポート)
「たとえ私がどうなったとしても、必ず勝利を掴みます」
味方のために動き、敵を倒すことを目的に動きます。
敵を倒すためならば、また味方を守るためならば、犠牲は厭いません。
そのため肉を切らせて骨を断つ戦法を好みます。

他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせで、よろしくおねがいします。



 かつて英雄の使っていた剣を数多に複製し、往生集め『エルシーク』は念力で全てばらばらに操作する。それはさながら弾丸ではなく、剣を放つ機関銃と言うべき異能だろう。連続で飛来する無慈悲な一撃が石森・ユリ(強化人間のスーパーヒーロー・f27532)へと迫り迸る。
「私が皆さんを守ります! ――クロックアップ・スピード!」
 前面から後面に貫通していく殺意の剣は多く、速く、逃げられない。だからこのまま訳も分からず、一方的に蹂躙され命果てるが常道だが……先ほどまでの猟兵の身体能力と比較すれば、考えられないほどの反応速度を発揮。指を鳴らす事で高速戦闘モードに変身したことでその必殺の一撃を見事に回避していく。確実に狙いを定めた一撃を回避されたオブリビオンは困惑を隠せない、その僅かに生まれた隙にねじ込む烈風のごとき速度で振るわれる反撃の嵐。それは未熟で力任せの怒涛ながら、数えきれない手数と臂力。反撃に至るまでの時間も並外れでオブリビオンを圧殺しにかかるのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

伊藤・毅(サポート)
『エネミータリホー、ドラゴン01、エンゲージ』
 普段の口調は「真面目(自分、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、戦闘中は「無口(自分、呼び捨て、言い捨て)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、基本的に生身では戦闘を行いません。
空中戦をメインに戦い、航空爆撃や戦術偵察で地上の味方を助けます
依頼の達成を最優先とし、戦闘機パイロットとしての行動規範を根底に行動します
そのほか、キャラクターを壊しすぎない範囲でお願いします



 降り注ぐ無数の影、往生集め『エルシーク』は反射的に頭上を見やった視界へ、無数のミサイルが空から降り注いでいるのに気付いて背を震わせる。伊藤・毅(Nemo・f06702)の読み通り、敵手が全速力でその場から離脱を試みた直後——発動するレーザーやINS、そしてGPSなどによって誘導される精密誘導爆弾。
「UAV射出、センサーアクティブ、カメラアクティブ、自動追尾アクティブ」
 その正体は伊藤がユーベルコード『偵察無人航空機(リコーンユーエーブイ)』を解き放つ事で、召喚されたステルス無人偵察機から投下された数多のミサイル。それは極めて発見され難く自身と五感を共有し、指定した対象を追跡するその兵器が完全なる死角から撃ち放った、オブリビオンの意識の継ぎ目を狙う砲撃。吹き荒ぶ不条理な暴力の嵐、オブリビオンに対しても破壊力は言わずもがな絶大で衝撃の余波だけで、大気の壁さえ粉々に千切れながら消し飛ぶほどだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

アルマリジーア・ホープスター(サポート)
アンニュイなハードボイルド系27歳の女探偵で傭兵。

普段の口調は気だるげ(私、~君、だねぇ、だよ、だよねぇ、なのかい?)、偉い人には 淡々と(私、~さん、です、ます、でしょう、でしょうか?)。

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、地の利や心理を生かした奇襲や不意打ち、トリック(言動も、行動も)を重点に置いて行動。目的達成のために他者と手を組むことは有用だと考えています。依頼成功の為なら基本的に手段は選びませんが、弱者を見殺しにする選択肢は取りません。探偵稼業故、いかに苦くとも真実を知りたがります。

キャバリア出撃時は愛機の『ジャンピング・シェイド』に搭乗。
それ以外は投擲戦闘。



 戦場から失敬した、量産型のキャバリア。今ではすっかりと愛機となったアタリの機体『ジャンピング・シェイド』に搭乗し、アルマリジーア・ホープスター(短剣ほど素敵な友達はいない・f36387)は遺品を蒐集するオブリビオンへとキャバリア用ビームダガー『スパイダー・リリー』を構える。
「投げりゃ当たる。向こうが動かなきゃね」
 何の衒いもなく、仲間の猟兵たちの行動がオブリビオンの意識を根こそぎ奪う。後背の目を失った敵を、奇襲や不意打ちに特化したアルマリジーアが強襲。混乱に乗じて蹂躙し、ユーベルコード『精密投擲(スローイング)』を解き放つ。遠投の正確性に重きを置いたカスタマイズされたビームダガーは本来の性能ならばありえない精度と速度でもって、激しい螺旋を描きながら飛来した。性能本来の有効射程外から貫通した投擲を可能としたのはユーベルコードたる異能の結果。見事にアルマリジーアの一撃はオブリビオンの腹部へと深々と突き刺さったのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

阿紫花・スミコ(サポート)
アルダワ魔法学園の生徒。暗い過去を持ちつつも性格は明るい。自信家で挑発的な一面がある。力があれば何をしてもいいというようなダークセイバーの領主達を心底嫌っている。機械系に強く様々な世界の機械知識を広く持ち自作ガジェットの研究・開発を行っている。

からくり人形「ダグザ」:巨大な棍棒で敵を粉砕する。
精霊銃「アヴェンジングフレイム」:黄金に輝くリボルバー。弾丸には炎が宿る。
ワイヤーギア:射出したワイヤーを引っかけ、巻き取りと、蒸気噴出で推進力を得る。

※エロやグロNG
※5人以上をまとめたリプレイNG



 阿紫花・スミコ(ガジェットガール・f02237)は人形と精神を直結させる異能を発動させ、ケルト神話の神の名を冠した、からくり人形との同期率を上げていく。魂の操り糸で結ぶことで引き上げたその機動性で、からくり人形『ダグザ』は音速の壁を引き裂きながら、巨大な棍棒を颶風と化して疾駆させる。
「これは私のユーベルコード――ソウル・リンクだ!」
 何も引き上げられたのは速度だけでは無い、機動性という能力はあらゆる能力に直結する。それに侮るなかれ。単純に強くなるということは、単純に脅威が跳ね上がるということだ。特殊なユーベルコードの発現より何倍も直接的に戦況へ影響をもたらし始める。出力を高めれば小難しい技や戦術など必要ない。しかし、言わずもがな、それは阿紫花の肉体への負荷を無視した短時間の出力の燃焼だ。攻撃直後でオブリビオンの躯体が硬直する。ダグザ越しの手応えは十二分。反動覚悟で解き放った要撃は、リスクに見合った戦果を残していた。

成功 🔵​🔵​🔴​

夕闇霧・空音(サポート)
『私の可愛い妹のため…ここはさっさと終わらせるわよ』
 サイボーグの咎人殺し×竜騎士、14歳の女です。
 普段の口調は「クール(私、あなた、~さん、ね、よ、なの、かしら?)」、覚醒時は「残虐(俺、お前、呼び捨て、だ、だぜ、だな、だよな?)」です。

基本クールだが、妹のことになると色々見境がなくなる。妹ラブ。戦闘時にも強気で戦います。
冷気属性で戦う。
苦戦バトルもOK
真の姿に発動可能であれば使用可。
真の姿発動時は口調が荒くなり、一人称が「俺」になる。



 亜音速に迫るサイボーグ腕から展開される超硬度の氷で生成された爪に加えて、鋭い氷の刃による絶対防御。完成された攻、防、速の三要素がどれも揃っているために、容易にオブリビオンでさえも夕闇霧・空音(凶風・f00424)に太刀打ちできない。基礎へ力点を戻すのではなく弾丸のようにそのまま宙へ飛翔しながら、空を舞う鋭い氷の刃を蹴り推進力へと転換する。繰り出された疾走は超高速の八艘飛び。
「私の爪は獲物を逃さないわ――どうやってもね!」
 ユーベルコード『アブソリュートゼロ・アイスエイジスラッシュ』によって強化されたその基礎能力で上下左右へ、天から地へ。弾性に富んだピンボールが如く跳ね回り、縦横無尽に重力を無視することであらゆる向きへと墜ち続けていた。移動の軌跡はまるで稲妻だ。強引に往生集め『エルシーク』の知覚限界を振り切っていく。よって当然、この機会を逃す手はない。次々に追撃を放ち、オブリビオンの肉体を滅多切りにしていく。

成功 🔵​🔵​🔴​

カツミ・イセ(サポート)
「僕の神様は言ったよ。郷に入りては郷に従えと」
「僕に出来ることだからね」

神様に作られたミレナリィドール、勝ち気で大人びた僕娘。イメージは水。
口癖が「僕の神様は言ったよ」
『偽装皮膚』の影響で、球体関節が普通の関節に見えるよ。

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用。加護で治るから、大怪我しようと厭わず積極的に行動するよ。
遠距離は『水流燕刃刀』を伸ばすよ。
近接戦では『偽装皮膚』を水のような刃にして、咄嗟の一撃を放つことがあるよ。このときは球体関節が見えるんだ。

他の猟兵に迷惑をかける行為はしないよ。
また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしないんだ。
あとはおまかせするから、よろしくね!



 己の創造主から分け与えられた白燐蟲を纏わせたカツミ・イセ(神の子機たる人形・f31368)はその攻撃力と装甲を著しく高い水準に強化させていく。授けられる創造主からの出力供給、強化された肉体が念動力により操られた英雄の持つ武装による強襲を防ぐが、得物を砕かんばかりの威力がカツミの骨の髄まで震撼する。
「僕の神様より分け与えられし蟲たちよ。ここに守りとして顕れよ」
 ユーベルコード『創造主の力:白燐奏甲(ビャクリンソウコウ)』を受けた猟兵が、それに怯んでいる余裕はない。創造主からの支援を受けての防戦一辺倒なぞ、諧謔にしても品が無い。死角から迫るもう一体の武装を屈んで回避し、即座に跳躍。第二、第三の追撃から間一髪で逃れる。これでこちらの番だと清浄なる水の力を秘めた蛇腹刀『水流燕刃刀』を往生集め『エルシーク』へと抜き放つと、そのままの勢いで振り下ろし、斬り上げ殴り横薙ぎと遠心力を刃に乗せてオブリビオンへと三連撃を叩き込んだ。

成功 🔵​🔵​🔴​

数宮・多喜(サポート)
『アタシの力が入用かい?』
一人称:アタシ
三人称:通常は「○○さん」、素が出ると「○○(呼び捨て)」

基本は宇宙カブによる機動力を生かして行動します。
誰を同乗させても構いません。
なお、屋内などのカブが同行できない場所では機動力が落ちます。

探索ではテレパスを活用して周囲を探ります。

情報収集および戦闘ではたとえ敵が相手だとしても、
『コミュ力』を活用してコンタクトを取ろうとします。
そうして相手の行動原理を理解してから、
はじめて次の行動に入ります。
行動指針は、「事件を解決する」です。

戦闘では『グラップル』による接近戦も行いますが、
基本的には電撃の『マヒ攻撃』や『衝撃波』による
『援護射撃』を行います。



 戦場全体に極限まで増幅したサイキックエナジーの嵐を発生、それは数宮・多喜(撃走サイキックライダー・f03004)のユーベルコード『闇払う旋風(サイキネティック・ストーム)』。敵手には継続したダメージを、同時に味方には味方にはサイキックオーラの付与による攻撃力と防御力の強化を与える攻防一体である万能型のユーベルコード。
「――オブリビオン、アタシの全力、舐めるんじゃねぇよ!」
 肘打ち、裏拳、回し蹴り。シャドーの要領でユーベルコードによるサイキックオーラを乗せて撃を放つ。それは鋭く、速く、的確に往生集め『エルシーク』へと叩きこまれていく。驚異的な膂力によって繰り出された徒手空拳の抉るような一撃。重ねて何度も一方的に、成す術なく、ただ真っ向から、オブリビオンへと圧倒的な力と速さを押し付ける。胸部を強かに打ち抜いたのは数宮が繰り出す追撃の掌底、こちらもまたオブリビオンへとクリーンヒットさせていくのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

大倉・新月(サポート)
アドリブ・連携歓迎
キャラ解釈幅広くどうぞ!
噛ませ展開も歓迎です

スカルロードの満月(ミヅキ)ちゃんを溺愛しています
新月→満月の一方的なヤンデレですが連携はきちっとこなしていきます
主に脳筋な行動で何とかしますが、知ってそうなことは出し惜しみしないタイプです

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動や性的な絡みはしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



 使役するスカルロード『満月』、大倉・新月(トータルエクリプス・f35688)の故人の姉である彼女をユーベルコード『ゴーストイグニッション』によって融合し、肉体的な性能を向上させるだけでなく異能の力をその身に宿す。その1つが異常なほど正確無比に向上していた、判断力と先読みを可能とする断末魔の瞳。それが往生集め『エルシーク』の繰り出す強靭な顎と猛毒の針で攻撃する能力を持つ幽暗の虫螻の襲来を予知する。
「大合体……起動――」
 未来予知じみた予測と敵手を自動追尾する雑霊弾。これがユーベルコードによって大倉が手に入れた異能。雑霊弾は一種のホーミングミサイルめいて自在な軌道を描き、標的に着弾すれば爆発する。次々に追撃を放ち、オブリビオンの生み出した虫型使い魔の霊を滅多打ちにする。最初は場を演出したオブリビオンが押しかけたものの、先制攻撃の優位性は既に跡形もなく消し飛んでいる。出力の多寡が、極めて順当に凄まじさを発揮して幽暗の虫螻たちを圧倒しにかかっていく。

成功 🔵​🔵​🔴​

仲佐・衣吹(サポート)
キレイなもの、カワイイもの、ぶち壊そうなんて許さないんだから
バトルだって芸術よ。美しく戦いなさい!

お相手するはアタシことネイル
美術好きな女性人格よ

口調はいわゆる女言葉かしら
身のこなしが一番軽いみたいで
接近戦より距離をとってダガーで戦うのが好きよ

よく使う手は
外套を投げつけて囮や目暗ましからの一撃
ルーンソードで戦ってる途中で手放して虚を突き、袖口から隠し武器としてダガー
光属性を付けたルーンカルテを落としといて、タイミングを見て目潰しフラッシュ
こんなところかしらね

アイテムやユーベルコードはお好きに選んでくれていいわ
使えるものは全部使って、華麗に美しく戦いましょ!



 諸刃の短剣の二振りを巧みに操り、獣が如く疾駆。前後左右の敵を乱れ切る剣閃の軌跡はまさに変幻自在だ。数えきれない量の究極、顎を鳴らして飛翔する幽暗の虫螻たち。仲佐・衣吹(多重人格者のマジックナイト・f02831)は天賦の感覚と訓練で身に染みついた動きだけで幾度もの死線を潜り抜ける。瞬間、虫型使い魔の霊を引き裂いたのはユーベルコード『シーブズ・ギャンビット』により解き放たれた雷鳴と閃光。瞬間的に離脱し損ねた数百匹が、一瞬にして炭化した。
 ここが敵手の攻勢に逆襲に転じる格好の契機だ。四方から殺到した使い魔たちによる突撃を斬り払い、密集の薄い方面へ反転しての大跳躍を演じる。次いで一帯に渦巻き荒れ狂ったのは、鎌鼬と化した乱気流。これもまた、幽暗の虫螻たちの何分の一かを苦もなく引き裂き藻屑に変えて、オブリビオンへの懐にと潜り込むと身に着けた技量の限りを尽くし、目にも留まらぬ連続攻撃でオブリビオンを斬り裂く、穿つ、殴る、貫いた。

成功 🔵​🔵​🔴​

燈夜・偽葉(サポート)
★これはお任せプレイングです★
『ぶった斬ってあげます!』
妖狐の剣豪 × スカイダンサー
年齢 13歳 女
外見 黄昏色の瞳 白い髪
特徴 長髪 とんでもない甘党 柔和な表情 いつも笑顔 胸が大きい
口調 元気な少女妖狐(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、でしょうか?)

性格:
天真爛漫年下系ムードメーカー(あざとい)

武器:
刀9本
黄昏の太刀(サムライブレイド)を手に持ち
場合によっては念動力で残り8本を同時に操る

ユーベルコードはどれでもいい感じで使います

敵の動きは見切りや第六感を生かして回避
避けられなければ武器受けで対処します

多彩な技能を持っていて、問題に対していい感じで組み合わせて対処します



 無念無想の境地に覚醒して剣聖状態に変身した、燈夜・偽葉(黄昏は偽らない・f01006)は戦闘能力を爆発的に増大させる。ユーベルコード『剣よ、心を統べて(シンケン)』は燈夜を更なる高みへ、真なる高みへと猟兵を引き上げていく。ユーベルコードの異能が爆光と共に煌めいた。それは、まさしく光の波濤。燈夜は冗談のようなエネルギーを伴い黄昏の武装をオブリビオンへと炸裂、世界を二分しかねない輝きの一閃が森羅万象を撃ち砕き、破滅の鐘を鳴り響かせる。
「剣の極致、見せてあげましょう」
 直線的な軌跡を描いていく。進行方向にあるものは、何一つ残らない。無事で済むなど、絶対不可能。音速を凌駕して亜光速にまで達した爆光が、往生集め『エルシーク』の体躯を容赦なく飲み込む。斃すべき障害と定められたオブリビオンへと、燈夜は烈火のように激しく水のように清廉な一撃を更に駄目押し――まだ足らないと、唸る追撃の兜割りを繰り出した。

成功 🔵​🔵​🔴​

蒼月・暦(サポート)
 デッドマンの闇医者×グールドライバー、女の子です。

 普段の口調は「無邪気(私、アナタ、なの、よ、なのね、なのよね?)」
 嘘をつく時は「分かりやすい(ワタシ、アナタ、です、ます、でしょう、でしょうか?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

無邪気で明るい性格をしていて、一般人や他猟兵に対しても友好的。
可愛い動物とか、珍しい植物が好き。
戦闘では、改造ナノブレード(医療ノコギリ)を使う事が多い。

 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



 見えない魔力で作られた一対の腕を放ち、往生集め『エルシーク』は蒼月・暦(デッドマンの闇医者・f27221)を攻撃する。賢者の双腕はかつてオブリビオンが蒐集した英雄の使っていた武装を握りしめ、精密に操作を持って出力の多寡を撒き散らす。それに気づいて反射的に飛び退いた一瞬の判断が蒼月を救う。直前まで彼女の立っていた場所をかつての英雄の武装が切り裂いた。
「おっと、危ないな! このノコギリでバラバラにしてあげるよ!」
 もしもコンマ一秒でも跳躍が遅れていれば、そこには切り裂かれた猟兵の姿があっただろう。それでも怯むこと無くユーベルコード『解体ノコギリ』を蒼月は解き放つことで、激しくその刃を駆動。刃のついた嵐と化した解体ノコギリは止まらない、止まらない、早く鋭く、もっともっと、加速を果たす殺戮武装。音と風を断ちながら尚激しくオブリビオンを魔力で作られた一対の腕ごと切り裂いて、敵手の肉体を削ぎ、抉り、深い傷を刻みつけていった。

成功 🔵​🔵​🔴​

禍沼・黒絵(サポート)
『クロエと遊んでくれる?』
 人間の人形遣い×ビーストマスター、13歳の女の子です。
 普段の口調は「無感情(自分の愛称、アナタ、ね、よ、なの、かしら?)」、独り言は「ちょっと病んでる(自分の愛称、アナタ、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

一人称はクロエ、人からクロエと呼ばれると喜ぶ。
ちょっと暗い感じの無表情なキャラ
武器は装備している物を自由に使って構いません。

 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



 禍沼・黒絵(災禍の輩・f19241)は自らの呪われた血による魔力を一時的に増強し、全ての能力を何倍にも倍増、それに応えるように日食の名を持つ闇の属性を秘めたアリスランス『エクリプス』もまたその輝きを増して、使い手の急成長を支える柱となる。ユーベルコードによるブーストで鍛え上げられた槍捌き、その冴え自体も凄まじいばかりだが、そこに固有の闇の属性を秘めた魔力が随時加わるとなれば、その猛威たるや鬼神もかくやの無双ぶりだと言えるだろう。
「アナタはクロエと遊んでくれる?」
 幾条にも迸る魔力の雨は複数の幽暗の虫螻を鳥を落とすように射抜いていく。禍沼はまさに嵐の目であった。近づく敵を全方位無差別に薙ぎ払う日食の旋風。その征くところ、闇夜が割れるが如く敵隊列はたちどころに潰走する。だが相応の眼力を持つ者が見れば、その優先目的は単純な敵の打倒にあるのではないと察することだろう。そう必殺の槍が向かうのは、その先の往生集め『エルシーク』。使い魔を射貫いたその圧倒的な出力は、そのまま後方に立つ敵手へと迸り脇腹を深く抉るのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

四王天・焔(サポート)
『こんにちは、焔だよー。』
 妖狐の人形遣い×ガジェッティアの女の子です。
 普段の口調は「無邪気(自分の名前、~さん、だね、だよ、だよね、なのかな? )」、家族には「甘えん坊(自分の名前、相手の名前+ちゃん、だね、だよ、だよね、なのかな? )」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

無邪気で感情の起伏が激しい性格の少女、
武器はからくり人形とドラゴンランスを主に使います。
植物、特に花が好きです。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



 炎・冷・雷・光・闇・心・無の七種類七色の光線を生み出す、四王天・焔(妖の薔薇・f04438)。七つの要素を基礎に数多に派生、数えきれない多種多様な異能が世界そのものに展開され、そして同時に打ち消しあわず共存しながら往生集め『エルシーク』に襲い掛かる。まるで御伽話の魔法陣みたいに増殖していく奇怪な光球。
「符よ七色の力を顕現せよ。混沌の輝きにて敵を討て!」
 激しい爆熱の嵐と荒れ狂う水流さえ触れ合いながらまったく同時に存在している光景は、まさに常識外と言うべきだろう。自然界では実現不可能な景色が今、四王天のユーベルコード『混沌七彩符(カオティックレイ)』という異能で現実に展開しながら、オブリビオンを打ち消さんと互いに手を取り合っていた。眼球と満月を組み合わせたような『月の眼の紋章』をその身に融合したオブリビオンだけをその射程に捉えることで、砕き、穿ち、滅ぼしていく。当然、そこに逃げ場は欠片もなかった。

成功 🔵​🔵​🔴​

高宮・朝燈(サポート)
『オブリ解析…バール先生、あいつを止めるよ!』
 妖狐のガジェッティア×電脳魔術士、9歳のませたガキです。
 普段の口調は「ちょっとだけメスガキ(私、あなた、~さん、だね、だよ、だよね、なのかな? )」、機嫌が悪いと「朝燈スーパードライ(私、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」です。

 ユーベルコードは、レギオン>お料理の時間>その他と言った感じです。レギオンで出てくるガジェットはお任せします。補助的な役割を好みますが、多少の怪我は厭いません。オブリは小馬鹿にしますが、味方には人懐っこくなります。なお、エンパイアの上越辺りに母方の実家の神社があります。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



 電脳世界から情報を引き出すタッチパネルを足の付いたグラスの様な形の騎乗型ガジェット『パール先生』へと接続。往生集め『エルシーク』と猟兵たちの戦闘データを収集することで、オブリビオンに有効なガジェットアームへとパール先生の腕を造り替える。
「スカウター分析! アームの変形完了! 先生、やっちゃって!」
 ユーベルコード『バール先生のお料理の時間』によって最適化されるだけでなく、そのガジェットの性能を底上げてその腕を巨大化、さながら巨大なプレス機の中にいるかの如く幽暗の虫螻たちを圧潰していく。ひしゃげ、砕け、虫型使い魔の形を失った肉塊に成り果てる。そして無論、この程度では止まらない。そして繰り出されたのは衒い無しの肉弾戦だった。パール先生を駆使し、オブリビオンの使い魔を殴り殺す、蹴り殺す。そうした原始的極まりない暴虐の見本と呼べるものだろう。からこそ、手が付けられないのは皮肉なことに見ての通りだ。当たり前すぎて分析の余地がなく、付け入るべき突破口も見当たらない。ただ純粋に性能が高く最適化された、そのガジェットアームがオブリビオンを追い詰めていく。

成功 🔵​🔵​🔴​

マホルニア・ストブルフ(サポート)
◇口調
男性的【私、お前、呼び捨て、だ、だな、だろう、なのか?】~よ、構わん、等
協力者には丁寧に接するよ。

◇行動方針:問題の解決
一般人がいれば保護が優先。
多少の負傷は気にせず行動。

◇戦闘・技能
知覚端子を張り巡らせて情報収集しながらサポートしようか。
電子媒体はハッキング、戦闘はグラップル、切断、射撃系がメインだな。使える技能は使っていこう。

武器はレヴィアスクかアサルトライフル。移動や捕縛でグレイプニルを使うこともあるな。張り巡らせて、多少の高度なら足場などに転用などか。
UCはハッキング・UDC由来の呪詛を組み合わせて実現させる。詠唱は長いから、有っても無くても構わんよ。後はよろしく頼む。



 強化外骨格を重展開した拡張義体を駆使して、マホルニア・ストブルフ(欠けた年代記・f29723)は往生集めの異名を持つ『エルシーク』へと一歩も引かずに渡り合う。眼球と満月を組み合わせたような『月の眼の紋章』をその身に融合し、月の眼の紋章から飛び出す棘鞭でさえもマホルニアの致命に至らない事がその高いスペックの証明に他ならない。
 ユーベルコード『暗野の技工者(ニダヴェリール・デックアールヴ)』、それによって向上したのはマホルニアの機動性。より速く、より的確に軌道を捉えられるように、研ぎ澄まされ長く伸びた無骨な腕の鍵爪。唸りくる死爪の一撃は、完全にオブリビオンの意識に先んじて打ち放たれていた。両拳と結合した凶悪な鋼鉄の鍵爪と、使い手たるマホルニアとの相性もまた脅威。突く、殴る、振り回すといった闘争本能に直結した原始的な格闘の動作に、そのままユーベルコードの殺傷力が付随して、オブリビオンを死地へと追い込むのだ。

成功 🔵​🔵​🔴​

春霞・遙(サポート)
UDC組織に所属して、UDC関連の一般病院に勤務している小児科医です。
行動の基本方針は困っている人が居るなら助けたい、人に害をなす存在があるなら退けたい。
戦う力はあまりないですけど、自分が傷を負うとしてもみなさんのお手伝いができれば嬉しいです。

基本的に補助に徹します。
「医術」「援護射撃」「情報収集」から、【仕掛け折り紙】【葬送花】での目くらましや演出、【生まれながらの光】【悪霊祓いのまじない】で照明や目印を付けるなども行えるかと思います。
攻撃は拳銃による射撃か杖術が基本で、その他はUCを使用します。
【悔恨の射手】【未来へ捧ぐ無償の愛】は基本的に使用しません。

シリアス以外ならいたずら好きの面も。



 雨あられのように銃弾を・遙(子供のお医者さん・f09880)は放ち、点でもなく、線でもなく、面として出力の多寡で絨毯爆撃を展開させていく。つまりユーベルコード『バレットレイン(ゴーストジェノサイダー)』は常に敵手に対して困難な受けを強要し続けるのだ、回避という余白を塗りつぶす程の質量で不自由な選択を常に往生集め『エルシーク』へと押し付ける。
「死者を穿つ礫は天地に広く降り注げ」
 雨霞と襲う弾幕が途切れることなく降り注ぎ、千を突破し、万の大台を突破して今や億に至らんと超高速で尚も激しく増加中。弾き、いなし、捌く、どれ一つとして対処が間に合わない。無拍子で襲い掛かる春霞の放つ銃弾による疾風怒涛。放たれ続ける怒涛の攻めは、まさに正しさで染め上げた最善手だ、何もさせぬまま死ぬまで殺しにかかる。良い勝負や駆け引きなんてものは物語にだけ存在していればいい、命を取り合う戦場で最も素晴らしい結末は一方的な勝利しかないのだから。

成功 🔵​🔵​🔴​

スフィア・レディアード(サポート)
『皆さん、頑張りましょう!』
 ミレナリィドールの妖剣士×鎧装騎兵、21歳の女です。
 普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、機嫌が悪いと「無口(私、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

性格は元気で、楽しい祭りとかが好きな少女。
武器は剣と銃をメインに使う。
霊感が強く、霊を操って戦う事も出来る(ユーベルコード)
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



 スフィア・レディアード(魔封騎士・f15947)はユーベルコード『霊素融合憑依(レイソユウゴウヒョウイ)』を解き放ち、妖しく輝く赤い憑依霊で覆われることであらゆる猟兵としてのステータスを高みへと一気に引き上げていく。
「辺りに漂う霊素よ、我が声に応え、その神秘の力を与え給え!」
 周囲に散布された仲間の猟兵たちが繰り出した出力の残滓によって、憑依霊は強く激しく瞬き赫く。畏れ多い威圧感を放ち、妖力に満ち溢れた深紅の刀身を持つ巨大な刀『畏怖の魔剣』もまた遣い手の技量に反応させその煌めきを増す、そして――――勢いよく駆け出すと往生集め『エルシーク』の懐へ潜り込み、さらに振り上げ顎を派手に跳ねあげる。最大速度から一気に急制動をかけ、時にその逆を起こすことで積極的に錯覚の誘導を起こすことも忘れない。直線と円を織り交ぜた動きも攪乱に一役買い、ひたすら感覚をかき混ぜながら相手のミスに付け込むことで、最大限に高めたその出力を正面からオブリビオンへと炸裂させた。

成功 🔵​🔵​🔴​

陽殿蘇・燐(サポート)
バーチャルキャラクターの寵姫×国民的スタア?いいえ、これでも(元)ラスボスな悪女NPCよ。
基本は高性能スマホを利用して、配信しつつの行動になるわね。

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用するし、多少の怪我は厭わず積極的に行動するの。これでもバーチャルキャラクターだもの。
悪女たるもの、その行為は健全な世界あってこそなのよ。だから他の猟兵に迷惑をかける行為はないわ。
また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしない。配信垢BANされちゃう。
あとはおまかせ。よきに計らいなさい(思い出した悪女ムーブ)


キマフュ出身なので、トンチキでも適応していきます。



 少し派手にいく、そう囁いた陽殿蘇・燐(元悪女NPC・f33567)の言の葉と『揚羽擬蛾』の羽ばたきを合図に戦場を燃やし尽くす大質量の蝶型炎が飛来。酸素や水素のみならず、窒素や二酸化炭素までが常温で爆発している摩訶不思議なその不条理。既存体系の物理科学を鼻で笑うかのように、あり得ないはずの異常現象をユーベルコードが形にしている。轟音と共に空を焦がす爆炎のアゲハモドキ。当たれば火達磨を通り越し、骨肉を炭化させる威力を持つ。それは呆れることに連射可能という異能だった。さらに副次効果として、燃焼を起こしながら四方八方へ飛び散る火花が空間を大きく埋める。オブリビオンが逃げる場所を限定化しながら、縦横無尽に駆ける敵手を許さない。まさにラスボスと呼ぶに相応しいユーベルコード『炎術:大炎蝶(エンジュツダイエンチョウ)』を涼し気な顔で陽殿蘇は操りると、決して引かれあわない種の原子が未知なる化合を繰り返し、一秒のラグもなく破壊の揚羽を形成し、それがオブリビオンへと幾度も飛来していくのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

桜井・乃愛(サポート)
 桜の精のパーラーメイド×咎人殺しの女の子です。
 普段の口調は「元気(私、~さん、だ、だね、だろう、だよね?)」、偉い人には「丁寧(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

性格は明るく天真爛漫で、少し天然ボケな感じの少女。
一番好きな花は桜で、その他の植物も好き。
強敵にも怖気づく事は少なく、果敢に挑む。
人と話す事も好きなので、アドリブ歓迎。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



 花が咲くかの如く華麗な弾丸を放つことが出来る片手用の銃器『ブルーミング・ファイア』。片手用の銃ではあるもののそれを軽々と扱うのは容易な事ではない、それでも桜井・乃愛(桜花剣舞・f23024)は反動すらも感じさせずに常にその銃身をオブリビオンの頭部を捉え続ける。ユーベルコード『蹂躙の弾丸放射(ガトリング・グリード)』によって狙いの精度は常に上がり続け、反射神経、回避行動の癖、防御の脆い箇所を見出し、この機会を逃す手はないと、次々に追撃を放つ。依然として桜井の繰り出す方策は後退でも防御でも回避でもなく、正面からの突破だ。すべての蹂躙の弾丸放射は往生集め『エルシーク』の本体へと一点集中し、守備は度外視。臨界を突破した精密さでもって敵手の脆弱に対し最大出力をぶつける。最大出力を最大限に、見れば見るほど極めて単純な一騎当千の無双劇が、眼球と満月を組み合わせたような『月の眼の紋章』をその身に融合したオブリビオンを赤子の如く蹂躙するのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

アト・タウィル(サポート)
『どうも、アトです。』
『ふふ、それはどうも。』
『私にできることなら、なんなりと。』

ねじくれた魔笛≪Guardian of the Gate≫を携え、ふらっと現れる女性。性質は大人しく、いつも笑顔を浮かべているが、その眼は深く開いた穴のように光を写さない。大体平常心で、驚くということがあまりない。その代わり、空気は読むので、必要に応じて驚いたふりなどはする。

戦闘では、魔笛を用いてUCを使う。音楽系はもちろん演奏で、サモニングガイストもそれに合わせて現れる形。ミレナリオ・リフレクションでは、相手のUCが剣などを使う場合は必要に応じて武器としても使う。

後はお任せします、自由に使ってください



「人を操るのは狂気、私の見たものをあなたに――」
 アト・タウィル(廃墟に響く音・f00114)は今までに仲間の猟兵たちが打ち倒した幽暗の虫螻たちの残骸へとユーベルコード『狂気の操り人形(クレイジー・パペット)』を奇妙に捻れたフルート、魔笛≪Guardian of the Gate≫によって奏でていく。すぐさまそれらは歪な触手に巻き付かれ、再び戦場へと舞い戻る。本来なら強靭な顎や猛毒の針を持つ虫型使い魔だが、今アトが使役しているのは形を持った出力の爆弾に他ならない。恐るべき攻撃能力を保持したまま、空中を縦横無尽に旋回して獲物を目指し飛翔する。魔笛≪Guardian of the Gate≫の音色が響き渡るたびに、その数は増え、軌道も直線から曲線へと無秩序に変化した。結果、秒間数千匹の触手の蟲が機関銃のように殺到する。生物じみた爆弾がオブリビオンの全身を喰い破り、肉片を穿ちながら敵手を穴だらけにしていく。

成功 🔵​🔵​🔴​

姫神・咲夜(サポート)
 桜の精の死霊術士×悪魔召喚士、女性です。
 普段の口調は「丁寧(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、
 片思いの人には「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

清楚で女流階級風の口調で、お淑やかな性格です。
基本的に平和的な解決を望みますが
戦わざるを得ない時は果敢に戦いに向かう勇敢さを持っています。

 あとはおまかせです。よろしくおねがいします!



 往生集め『エルシーク』はかつて英雄の使っていた武装を魔力によって複製し、それらを念力で全てばらばらに操作し、猟兵へと投射していく。右かと思えば左、左かと思えば右。フェイントを織り交ぜて意識を揺さぶり、少しでも猟兵がそれに釣られれば英傑の一撃がお見舞いされる。
「そんなに簡単に当たりませんよ」
 しかし、ユーベルコード『見切りの極意』を発動した姫神・咲夜(静桜・f24808)には届かない。オブリビオンの視線の動きや呼吸のリズムを読む事で蒐集の成果たる攻撃を予想し回避。その刹那に放たれる狙い澄ました予定調和のカウンターは圧倒的に上回る出力の差を覆し、桜に取り憑くと言われる悪魔を使役する為の多大な魔力を秘めた杖『白桜の魔杖』から放たれた魔力の礫が、オブリビオンの肉体から勝利の美酒であるかの如く、真紅の血潮を溢れさせる。そしてすかさずもう一度、狙い澄ました姫神の出力が一瞬の攻防を制することで敵手の真芯を貫通していくのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

雪代・桜花(サポート)
 桜の精の仙人×パーラーメイド、17歳の女です。
 普段の口調は女性的(私、~様、です、ます、でしょう、ですか?)
サクラミラージュの山奥で生じた桜の精で、普段は『帝都桜學府』に通いながら色んなアルバイトをしている猟兵です。

UCによる技能強化で他参加者の文字通りのサポート役(戦闘支援の他、一般人相手の情報収集や敵地の偵察、給仕など)が理想です。
UCの『オールワークス!』で状況や目的に応じた手持ちの防具に着替え、その初期技能を上昇させ【情報収集】や【破魔】などでサポートします。あるいは軽機関銃と素の【援護射撃】や【制圧射撃】で戦闘をサポート。
その他、桜の精として影朧の転生やUCによる回復も可能。



 無限怒涛と押し寄せる幻朧桜の波濤。重ねて言おう、幻朧桜から咲いて散った花びらは止まらない。それはまさに目も眩むような絶滅技巧の乱れ打ちだ。雪代・桜花(桜仙・f23148)の戦意に応えた幻朧桜の花束が、ありとあらゆる殺し技を流星雨のように実現させる。炸裂する火花、交差する殺撃、敵手の弾け飛ぶ血肉、乱れ舞う赤黒い死の気配。総合的な“質量”による圧殺が粛々と行われる、幻朧桜の花びらが礫に、矢に、槍に再成形され飛来物として往生集め『エルシーク』に襲い掛かる。弛まぬ修練によって身に着けた戦いの定石と、実戦の中で培われた型破りで技術。それらの絶技を惜しみなく駆使しながら、必殺の刃を雨霰と降らせ続け、驚異的な完成度の一撃が止まる事はない。すべては桜の精の仙人として積み重ねた膨大な経験値の賜物だ。熟成を重ねた精神はもはや泰然不動と聳え立ち、眼球と満月を組み合わせたような、『月の眼の紋章』をその身に融合した月光城の主を死地へと追い込んでいく。

成功 🔵​🔵​🔴​

轟木・黒夢(サポート)
『私の出番?それじゃ全力で行くわよ。』
 強化人間のヴィジランテ×バトルゲーマー、19歳の女です。
 普段の口調は「素っ気ない(私、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、偉い人には「それなりに丁寧(私、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
性格はクールで、あまり感情の起伏は無いです。
戦闘では、格闘技メインで戦い、籠手状の武器を使う事が多いです。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



 連続する打撃。人体構造上ありえないはずの動きで放たれる、轟木・黒夢(モノクローム・f18038)の奇怪な乱拳の嵐。その一発すらまともに防げず眼球と満月を組み合わせたような『月の眼の紋章』をその身に融合したオブリビオンは次から次へと滅多打ちにされていく。うめき声を出すことさえ許されず、何度も頭を揺らされ続ける。絡繰りは言葉にすれば簡単だ、轟木の拳は目の錯覚を利用し続けている。緩急を巧みに使い、速度ではなく意識の隙間にねじ込むことで命中精度を引き上げている。つまり極限まで到達した肉弾戦闘の専門家だ。こと一対一、拳闘という分野においてこれほどまでに極めた猟兵はどれほど他に居ようか。さらには指を鳴らす事でユーベルコード『クロックアップ・スピード』を解き放ち、高速戦闘モードに変身することで文字通り攻撃のギアを最高速度に引き上げ、肉眼では認識不能な超音速が叩き出す衝撃が、往生集め『エルシーク』の巨躯をも宙に舞わせたのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

バルタン・ノーヴェ(サポート)
「ご安心くだサーイ! ワタシが来マシタ!」
ご用命あらば即参上! アドリブ連携歓迎デース!

普段の口調:片言口調で(ワタシ、アナタ、デス、マス、デスネ、デショーカ? デース!)
得意な技能:【一斉発射・焼却・武器受け・残像・カウンター・受け流し】

各種武装の中から、ボスに適切なものを選択して用いてくだサーイ!
刀も銃器も、内蔵兵器や換装式ウェポンも、何でもOKデス!

アタック重視でもディフェンス重視でも対応可能デース!
斬り込み、爆撃、弾幕を張ったり、パリィ盾したり、臨機応変に立ち回りマース!

どのユーベルコードを使用しても問題はありマセーン!
オブリビオンを倒して、ミッションクリアのために力をお貸ししマース!



「ご安心くだサーイ! ワタシが来マシタ! それではいきマスヨ、六式武装展開、鉛の番!」
 百を超える数まで複製されたバルタン・ノーヴェ(雇われバトルサイボーグメイド・f30809)の内蔵式ガトリングガン。それらを念動力によって精密操作することで、死地になんとか踏みとどまっていたオブリビオンへ終焉を告げべく、ユーベルコード『無限の弾幕(アンリミテッド・バラージファイア)』によってその一撃を解き放つ。見せつけるように、片腕をかざして照準完了。音を奏でるように、指先を躍らせて喝采称讃。眼前の往生集め『エルシーク』の捕捉を完了。百、千、万と、世界が落涙したかの如く、弾丸が驟雨となりて敵手へと降り注ぐ。放たれた死の礫はオブリビオンの体躯に万遍なく襲来し圧倒的な鏖殺をしていく。そして当然、それら一つガトリングガンのどれを取っても、受けることが出来るような軽い脅威では断じてなく。ゆえに必殺、王手詰み。どんなオブリビオンでもこれで縊り殺せると思えるほどだ。無数の孔を穿った孔から氾濫する敵手の鮮血の大瀑布。

 しかし、それでも――万全な状態ならばそれらの大半は防がれていただろう。だが既にオブリビオンは心身ともに限界だった。まさしくこの結末は数多の猟兵たちが繰り出した攻撃の積み重ねだろう。防ぐ事も躱す事も出来ずに攻撃を受けてしまい、眼球と満月を組み合わせたような『月の眼の紋章』をその身に融合した、往生集め『エルシーク』は今度こそ灰として虚空の彼方に消え失せる。人間画廊に囚われていた居た被害者の救出、そして月光上の主の撃退。非常に困難な任務であったが猟兵たちの活躍によって事件を解決するに至ったのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​



最終結果:成功

完成日:2022年02月19日


挿絵イラスト