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【サポート優先】傾国の美女

#封神武侠界

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#封神武侠界


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 これはサポート参加者を優先的に採用するシナリオです(通常参加者を採用する場合もあります)。

●封神武侠界
 封神武侠界の人界では、小規模な戦いが頻発していた。
 その戦いを利用して、邪仙黒道・梦蝶が小国同士を争わせ、多くの人命を奪おうとしているらしい。
 しかも、邪仙黒道・梦蝶は小国の王の愛人として、戦いを煽っているらしく、このまま放っておくと、歯止めが利かない状態になってしまう可能性が高かった。
 そのため、猟兵達は邪仙黒道・梦蝶の野望を阻止するため、戦場に向かう事となった。

●ガジルからの依頼
「一応、敵対している小国は、相手が戦う事を止めれば、撤退してくれるようなんだよ」
 ガジル・コリアンダー(キマイラのスカイダンサー・f00907)が、今回の依頼を説明した。
 ただし、戦場に向かうためには、不気味な妖獣達が棲む森を通り抜けていかなければ、手遅れになってしまう可能性が高いようだ。
 妖獣達はオブリビオンを生み出す事が出来るらしく、森の中にワラワラといるらしい。
 幸い、妖獣達が生み出したオブリビオンは、通常のモノより弱く、倒す事はそれほど難しくないらしい。
 また、小国の者達は邪仙黒道・梦蝶によって洗脳されているため、邪魔をしてくる可能性が高いという事だった。
 この洗脳は、邪仙黒道・梦蝶さえ倒せば、元に戻る可能性が高いらしい。
 そう言った意味で、助ける事が出来る可能性が高いため、なるべく命を奪わないようにして欲しいという事だった。


ゆうきつかさ
 この依頼は、サポート依頼です。
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第1章 冒険 『狂いし桃源郷の妖獣』

POW   :    妖獣の脅威を打ち払って前進する

SPD   :    不気味な森を探索して、目的地である森の中心を目指す

WIZ   :    森の生態や、妖獣の行動・習性などから、森の中心地を割り出す

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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

死絡・送(サポート)
『残虐ファイトのチャンピオン、ノーブルバットッ!』
 ダンピールのダークヒーロー×ファイアフォックス、19歳の男です。
 普段の口調は「男性的(俺、~さん、だ、だぜ、だな、だよな?)」、真剣な時は「攻撃的(俺、貴様、だ、だぜ、だな、だよな?)」です。

戦闘依頼ではノーブルバットと言うヒーローに変身して参加し。巨大な敵には、こちらもスーパーロボットのジガンソーレに乗って戦います。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


桜井・乃愛(サポート)
 桜の精のパーラーメイド×咎人殺しの女の子です。
 普段の口調は「元気(私、~さん、だ、だね、だろう、だよね?)」、偉い人には「丁寧(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

性格は明るく天真爛漫で、少し天然ボケな感じの少女。
一番好きな花は桜で、その他の植物も好き。
強敵にも怖気づく事は少なく、果敢に挑む。
人と話す事も好きなので、アドリブ歓迎。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


ヴェルンド・ラスリス(サポート)
 ダンピールのブレイズキャリバー×魔剣士、30歳の男。
 普段の口調は「男性的(俺、呼び捨て、だ、だぜ、だな、だよな?)」
口数が少なく、普段は積極的に他人とコミュニーケーションは取りません。
 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、四肢の切断程度の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。


海石榴・鮫(サポート)
【ジョブ】神器遣い×剣豪 【種族】人間
身長 178.1cm 茶髪に焦茶色の目をした男 
 
喋り方例
「俺は海石榴・鮫。よろしくね」
「なんでそうなったのさぁ……?」
「これ以上勝手されるわけにはいかないんだよね!」
(口調は柔らかめ。語尾は「でしょ」「だよね」を多用。普通の人なら怒るようなところでも呆れていることが多い)


扱う武器
【天穿】は身の丈を超える長刀。【天削】は打刀。
どちらも鍔の無い白の合口拵え。龍神の爪より研ぎ出された尋常ならざる切れ味の刃。

「視る」ことに特化した【龍の銀眼】によって攻撃を避けながら肉薄し、【天穿】【天削】で斬るのが基本戦法。斬ると不味い相手には鞘に納めた状態での打撃か蹴り。


眞嶌・未来(サポート)
 バーチャルキャラクターのシンフォニア×聖者、外見は十代前半くらいの女です。
ものすごくリアルなラブドールですけれどね!

 基本的にサポートなので、守られながら知っている歌を歌って支援します。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


マルガレータ・フォルシアン(サポート)
 バイオモンスターのミュータントヒーロー×ダークヒーロー、31歳の女です。
 普段の口調は「聖なるかな(わたくし、~様、ございます、ございましょう、ございますか?)」、覚醒時は「邪悪なり(オレ、呼び捨て、か、だろ、かよ、~か?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



島津・有紗(サポート)
絡み・アドリブ歓迎

戦闘前にイグニッションカードから装備を展開して装着します。
味方と連携しつつ索敵しながら行動し、相手との距離に合わせてなぎなた、強弓、ガンナイフを使い分けて戦います。
UCは状況に合わせた物を選択して使用します。


サエ・キルフィバオム(サポート)
アドリブ歓迎

基本的には情報収集が得意かな
相手が何かの組織だったら、その組織の一員になり切って潜入して、内側から根こそぎ情報を頂いちゃうよ
そうじゃなければ、無害で魅力的な少女を演じて、上手く油断させて情報を引き出したいね

戦いになったら、直接力比べの類は苦手だから、口先で丸め込んだりして相手を妨害したり、糸を利用した罠を張ったり、誘惑してだまし討ちしちゃうかな
上手く相手の技を逆に利用して、手痛いしっぺ返しが出来ると最高♪
敢えて相手の術中に陥ったふりをして、大逆転とかも良く狙うよ


櫟・陽里(サポート)
『操縦が上手いは最高の誉め言葉!』

乗り物が活躍できる場と
レースが得意分野
基本は相棒バイクか小型宇宙貨物船だけど
貸してもらえるならどんな乗り物も乗りこなしてみせる

乗り物は人の役に立つために作られたんだぜ
移動、運搬、宿泊、尾行に偵察、バイクスタントショーなど
冒険の一助になるなら上機嫌で参戦だ
配達業者バイト歴が長いから配達に偽装した潜入とか得意かも

サイバーアイで地形や天気や人の動きなど幅広い情報収集
集中力・傭兵の経験・判断速度で割と冷静に対応
無理せず離脱する派
乗り物に限り整備・修理程度のメカニック作業ができる

明るく話しやすい先輩タイプ
補助仕事もドンと来い
軽い気持ちでカッコつけ台詞で登場
滑ってもご愛敬


ノエル・スカーレット(サポート)
アドリブ&他の猟兵さんとの連携大歓迎。
性的描写NG

世界を飛び回るチビッ子ダンピールです。
吸血衝動はほぼなく太陽へっちゃら、お菓子が好きで、虫が嫌い。
色々な事件に首を突っ込みスカーレッド・ノヴァをぶっぱなします。
(ぶっぱなさなくてもOK)


基本的にいい子なので首を突っ込んだ事件やイベントの解決や成功の為に積極的に行動します。

戦闘は残像を伴う素早い動きから大鎌でなぎ払い攻撃したり。
ユーベルコードをご自由にお使いください。

記載がない部分はマスター様におまかせでお願いします。
自由に冒険させてあげてください。


カツミ・イセ(サポート)
「僕の神様は言ったよ。郷に入りては郷に従えと」
「僕に出来ることだからね」

神様に作られたミレナリィドール、勝ち気で大人びた僕娘。イメージは水。
口癖が「僕の神様は言ったよ」
『偽装皮膚』の影響で、球体関節が普通の関節に見えるよ。

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用。加護で治るから、大怪我しようと厭わず積極的に行動するよ。
遠距離は『水流燕刃刀』を伸ばすよ。
近接戦では『偽装皮膚』を水のような刃にして、咄嗟の一撃を放つことがあるよ。このときは球体関節が見えるんだ。

他の猟兵に迷惑をかける行為はしないよ。
また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしないんだ。
あとはおまかせするから、よろしくね!


チヒローズ・イッシー(サポート)
自由都市を故郷に持ち、本人も自由を愛する女性です。
戦闘では指定したユーベルコードを状況に応じて使い、人々の自由を取り戻す為に皆さんと力を合わせて戦います。
オラトリオの聖者×プリンセスということで、もしよければキラキラっとした華やかな戦闘演出を描写していただけると嬉しいです。

口調はステータスシートの通り、「なの、よ、なのね、なのよね?」という感じの優しく人当たりのいい女の子といった感じの喋り方です。
一人称は「私」、二人称は基本的に年齢や男女を問わず「さん」付けの呼び方です。
あとはマスターさんにお任せします。よろしくお願いします!


レイカ・ヴァンスタイン(サポート)
フェアリーの聖者×プリンセス、9歳の女です。

戦闘は苦手で援護や救助、支援など中心です。
武器は人間大の人形(銃火器持)ですので、運搬作業も可能です。
普段は悪戯(許せる範囲)で遊ぶ※戦闘とは別です。

普段の口調は「マイペース(ウチ、相手の名前+ちゃん、なの、なの?)」
苦しい時は「愛想笑い(ウチ、相手の名前+ちゃん、なの、なの?)」です
幼いので殆どひらがなで喋ってます。

・ユーベルコードは必要に応じて、多少の怪我は厭わず積極的に行動(支援中心)します。
・他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。公序良俗に反する行動はしません。悪戯も笑って許される範囲までです。
・あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


月影・左京(サポート)
アドリブ・連携・苦戦描写・UC詠唱改変・その他OK!

「はわっ!?……大丈夫。私も手伝うから♪」

一人称:私
口調:女性的でラフ(〜よね、なの?、あら〜等)
口癖:はわっ!?
性格:おっとりのんびり。「わぁ!頼りにな……る、の?(笑)」な感じ

基本戦法:【忍び足】で敵の死角に入りメイスによる【気絶攻撃/2回攻撃】。【鎧砕き】も狙うわ!

敵の攻撃は【聞き耳/第六感】をフル活用して【見切り】ます。
※不意打ちを受けた時など、「はわーっ!?」と叫ぶ傾向あり。

状況に合わせ、UCを何でも使用。

但し負傷した猟兵がいれば戦況次第で攻撃より【祈り】の力と【医術】及び【救助活動】で治療。

後はお任せ!
よろしくお願いします☆


虚偽・うつろぎ(サポート)
どの世界でもOKです

アドリブ連携等ご自由にどぞー

冒険に必要なもの
 自 爆
ただこれを実行するのみ
自爆をすれば全て解決するよ

建物や邪魔な物を消し飛ばすもよし
目立つことでこちらに注目させるもよし
ただ無意味ににぎやかすもよし
自爆万能説を押し出すよ

台詞、作戦?そんなものは必要なし
自爆するだけだよ

場所も何も関係なし
自爆することに意味がある

何か絶対に即自爆するマン
とにもかくにも速攻で自爆する習性
真なる自爆を見せてやるさー

技能:捨て身の一撃を用いてのメッサツモードによる広範囲自爆

自爆は1回のみ
捨て身の一撃だからこそこの1回に全てを込める
自爆後は消し炭になって戦闘不能さ


陽環・柳火(サポート)
 東方妖怪のグールドライバー×戦巫女です。
 普段の口調は「チンピラ(俺、てめぇ、ぜ、だぜ、じゃん、じゃねぇの? )」

悪い奴らはぶっ潰す。そんな感じにシンプルに考えています。
戦闘では炎系の属性攻撃を交えた武器や護符による攻撃が多い。
冒険等では割と力業を好みますが、護符衣装を分解して作った護符などを操作したりなどの小技も使えます。

 ユーベルコードは指定した物を使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動し他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。お触りなしのお色気までが許容範囲。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


シフォン・メルヴェイユ(サポート)
『楽しい世界が待っていたらいいなぁ。』
 普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」
 怒った時は「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

のんびりとして、無邪気な性格をしています。
基本的に常に笑顔で人に接して、
敵以外なら誰に対しても友好的な性格です。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


仲佐・衣吹(サポート)
ワシことコートが対応しよう
老人口調の人格
元刑事のようとも表されたが無論そんなことはない
目覚めて五年くらいなものだからな

派手な立ち回りより隠れながらや考えながらの行動
追跡や情報収集が得意だ

意思持つ相手だとちょいと感情移入してしまう傾向があるがな
いい方向へ導いてやりたいと思うのは道理だろう

アイテムやユーベルコードは良さそうなものを使ってやってくれ


中村・裕美(サポート)
副人格・シルヴァーナ
『さてと、お仕事頑張りませんとね』
多重人格者の殺人鬼× 竜騎士
外見 赤の瞳 白の髪
特徴 長髪 のんびり 社交的 惨殺ナイフを愛用 実は胸が大きい
口調 (わたくし、~さん、ですわ、ますの、ですわね、ですの?)

裕美のもう一つの人格で社交性と近接戦闘特化。柔らかな物腰や【優雅なるご令嬢】で対人系は得意な方。【情報収集】も得意です。
探索系であれば、ドラゴンランスを竜形態に変えて偵察に出したりなども可能。
裕美のハッキング能力等が必要な場合は【オルタナティブ・ダブル】で呼び出します

あと、虫が苦手


ヴィヴィ・ジーヴ(サポート)
キマイラの力持ち×精霊術士、15歳の女。
名前はヴィヴィ、一人称は自分の名前でビビ。表記はどちらでも。

服の下はフクロウ。
腕はハーピー(鳥の羽)、器用な作業は少しだけ苦手。
「あまりお手手は見ないでね、女の子の秘密よ。」

《力持ち》
素早いの、苦手。お目目くらくらする。一撃ドーン、が得意よ。

《精霊術士》
困った時は精霊さんに聞く!

《好き》
美味しいもの、食べる事、大好き!
あとね、ビビ、空中浮遊でふよふよするの好きよ。

◆冒険
お空を飛んでも良いなら、ビビに任せて。
探し物は、精霊さんに助けてもらうの。
力仕事なら任せて!
嘘は上手につけないの。おクチむーーってしておくわ。
地図は上下にぐるぐるしたり、宝探しは第六感!


叢雲・雨幻(サポート)
【目立たない】事を利用して内部に紛れ溶け込んで、
お酒や煙草を嗜みながら何気なく情報を集めたり、
目当ての物を探したりするよ。
暗い場所なら【闇に紛れる】【忍び足】あたりで、こっそりと現状を把握したりするのも得意だね。
危険や警戒度が上がってきたと感じたらさっさと一時撤退。
物事起こす前に勘付かれちゃいかんからねぇ。
あとは、極力人が傷つかないような選択を無意識に取るかな。

罠を攻略する際は仕掛けを興味津々によく見ながら仕様を把握して、慎重かつ迅速に抜ける手段を取ろうとする。
よりスマートに、ってね。


星川・杏梨(サポート)
『この剣に、私の誓いを込めて』
 人間のスーパーヒーロー×剣豪、女の子です。
 普段の口調は「聖なる剣士(私、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」
 時々「落ち着いた感じ(私、~さん、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

性格はクールで凛とした雰囲気です。
常に冷静さを念頭に置く様に努めており、
取り乱さない様に気を付けています。
戦闘は、剣・銃・魔法と一通りこなせます。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


春霞・遙(サポート)
UDC組織に所属して、UDC関連の一般病院に勤務している小児科医です。
行動の基本方針は困っている人が居るなら助けたい、人に害をなす存在があるなら退けたい。
戦う力はあまりないですけど、自分が傷を負うとしてもみなさんのお手伝いができれば嬉しいです。

基本的に補助に徹します。
「医術」「援護射撃」「情報収集」から、【仕掛け折り紙】【葬送花】での目くらましや演出、【生まれながらの光】【悪霊祓いのまじない】で照明や目印を付けるなども行えるかと思います。
攻撃は拳銃による射撃か杖術が基本で、その他はUCを使用します。
【悔恨の射手】【未来へ捧ぐ無償の愛】は基本的に使用しません。

シリアス以外ならいたずら好きの面も。


ミルディア・ディスティン(サポート)
「サポート?請われれば頑張るのにゃ!」
 UDCでメカニックして生計を立ててるのにゃ。
 『俺が傭兵で出撃して少し足しにしてるがな?』
 ※自己催眠でお人好しで好戦的な男性人格に切り替わりますがデータは変わりません。

 ユーベルコードはシナリオで必要としたものをどれでも使用します。
 痛いことに対する忌避感はかなり低く、また痛みに性的興奮を覚えるタイプなので、命に関わらなければ積極的に行動します。
 公序良俗は理解しており、他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。むしろ積極的に助ける方です。
 記載の無い箇所はお任せします。よろしくおねがいします。


マティアス・エルンスト(サポート)
アドリブ・連携・苦戦描写・UC詠唱改変・その他OK

「……俺が前に出る。お前は俺を盾にしろ。」

一人称:俺
口調:寡黙で無機質。表情も一見無愛想で感情が読み取りづらいが仲間想い。
性格:知らない物事へ対する好奇心と知識欲が旺盛。自身を精密な電子機器と思っている様子。

戦法:【エネルギー充填】したアームドフォートによる【威圧】感たっぷりの【威嚇射撃】や【一斉発射】等、「攻撃は最大の防御」を体現した戦法を好む。
仮に間合いに踏み込まれても武装で【受け流し】、【鎧砕き】も狙って【カウンター】。

状況に合わせUCを何でも使用。
戦況等に照らし「適切・最善」と判断すれば他の存在からの指示や命令にも即応する。

他はお任せ。


ローズ・ベルシュタイン(サポート)
『さぁ、楽しませて下さいますわよね。』
 人間のマジックナイト×電脳魔術士、女の子です。
 普段の口調は「高飛車なお嬢様(私、呼び捨て、ですわ、ますの、ですわね、ですの?)」、宿敵には「薔薇の棘(私、あなた、呼び捨て、ですわ、ますの、ですわね、ですの?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

性格は高飛車なお嬢様風の偉そうな感じです
花が好きで、特に薔薇が大好き
武器は、主にルーンソードや精霊銃で戦う。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


被検体番号・四六九三(サポート)
 おいらはシロクマ!
ここに悪いやつがいるって聞いてやってきた!
とりあえず全部潰せば良いんでしょ?

おいら難しい事とかほーりつ?とかはわからんから全部倒すぞ!
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


アス・ブリューゲルト(サポート)
「手が足りないなら、力を貸すぞ……」
いつもクールに、事件に参加する流れになります。
戦いや判定では、POWメインで、状況に応じてSPDの方がクリアしやすいと判断したら、そちらを使用します。
「隙を見せるとは……そこだ!」
UCも状況によって、使いやすいものを使う形です。
主に銃撃UCやヴァリアブル~を使う雰囲気です。剣術は相手が幽霊っぽい相手に使います。
他人の事は気にしない素振りを見せますが、基本、不器用なので、どう接したらいいのかわからない感じです。
ですが、合せるところは合せたり、守ってあげたりしています。
特に女性は家族の事もあり、守ってあげたい意欲が高いです。
※アドリブ・絡み大歓迎、18禁NG。


ティモシー・レンツ(サポート)
基本は『ポンコツ占い師』または『本体を偽るヤドリガミ』です。
カミヤドリも魔法のカードも、「Lv依存の枚数」でしか出ません。(基本的に数え間違えて、実際より少なく宣言します)
戦闘についてはそれなりですが、戦闘以外は若干ポンコツ風味です。(本体はLv組で出せない、UCの枚数宣言や集団戦は数え間違える、UCを使わない占いは言わずもがな)

探しものは疑似妖精(UC使用時)か占い(外れる)で頑張りますが、多くの場合は有効活用を思いつけずにマンパワーで探します。
猟兵としての体力は、可もなく不可もなく。
「本体が無事なら再生する」性質を忘れがちのため、普通の人と同じように危険は避けます。


水心子・真峰(サポート)
水心子真峰、推参
さて、真剣勝負といこうか

太刀のヤドリガミだ
本体は佩いているが抜刀することはない
戦うときは錬成カミヤドリの一振りか
脇差静柄(抜かない/鞘が超硬質)や茶室刀を使うぞ

正面きっての勝負が好みだが、試合ではないからな
乱舞させた複製刀で撹乱、目や足を斬り付け隙ができたところを死角から貫く、束にしたものを周囲で高速回転させ近付いてきた者から殴りつける
相手の頭上や後ろに密かに回り込ませた複製刀で奇襲、残像やフェイントで目眩まし背後から斬る、なんて手を使う
まあ最後は大体直接斬るがな

それと外来語が苦手だ
氏名や猟兵用語以外は大体平仮名表記になってしまうらしい
なうでやんぐな最近の文化も勉強中だ




 猟兵達は小国同士の戦争を止めるため、妖獣達が棲む森の中を進む事となった。
 妖獣達はキメラのような姿をしており、異形な姿をしたオブリビオンを生み出していた。
 オブリビオン達は人の姿をしていたが、骨と皮しかなく、まるでゾンビのようだった。
(反射的に身を隠してしまったが、何やら面倒な事になっているようだな)
 仲佐・衣吹(多重人格者のマジックナイト・f02831)が物陰に隠れつつ、気まずい様子で汗を流した。
 オブリビオン達は森の中を徘徊しており、何処にも逃げ道がなかった。
 そのため、オブリビオンとの戦いは、避ける事が出来なかった。
「見ツケタ……見ツケタ……」
 オブリビオン達が瞳孔の開いた目をギョロつかせ、衣吹の顔を覗き込んだ。
「……やるしかないか」
 衣吹がルーンソードを握り締め、オブリビオン達に斬りかかり、その隙をつくようにして間合いを取った。
「どうやら、わたくし達を敵として、認識しているようですわね」
 その流れに乗るようにして、マルガレータ・フォルシアン(フォルス・ザ・モンスター・f16583)が、戦いに加わった。
 オブリビオン達は、腐臭混じりの息を吐き捨て、猟兵達に引き寄せられるようにして、ゆっくりと距離を縮めてきた。
「私が集めた情報によると、この森は近隣に住む村人でさえ、近づく事のないほど危ない場所のようだからね」
 サエ・キルフィバオム(突撃!社会の裏事情特派員・f01091)が、近隣の村で集めた情報を、仲間達に話し始めた。
 村人達の話によると、オブリビオン達は真っ白な人型で、亡霊の如くユラユラと揺れていただけだったらしい。
 しかし、村人達が気味悪がって退治しようとした途端、凶暴化してしまい、今のような姿になってしまったようである。
 こうなってしまうと、村人達では手に負えなくなってしまったため、森には誰も近づかなくなっているらしい。
「随分と縄張り意識が強いようだけど、これ以上勝手されるわけにはいかないんだよね!」
 海石榴・鮫(椿の花の落つるが如く・f34944)が、身の丈程もある長大な刀(天穿)を握り締め、少しずつ間合いを取った。
「ギ……ギギ……ギィ……」
 その事に気づいたオブリビオン達が、ぎこちなく左右に首を傾げながら、品定めをするようにして、鮫に視線を送った。
 一体、何を考えているのか分からないが、間違いなく敵意を向けられている。
「……みんな任せて!」
 そんな中、桜井・乃愛(桜花剣舞・f23024)が自信満々な様子で、オブリビオン達の前に陣取った。
 オブリビオン達には個体差があるものの、みんな頭が悪そうで、本能に忠実のようだった。
 そのぶん数が多いため、先々の事まで考えて戦わないと、厄介な相手になる事は間違いなかった。
「まだ手が足りないようなら、力を貸すぞ……」
 アス・ブリューゲルト(蒼銀の騎士・f13168)が森の中を駆け抜けるようにして姿を現し、フォースセイバー(光の剣)で流れるようにオブリビオン達を斬り捨てた。
「ンア?」
「ンン……ン?」
「グガァァァァァ!」
 数秒ほど遅れて、オブリビオン達が間の抜けた声を上げ、大量の血を流してガックリと崩れ落ちた。
 その死体に群がるようにして、他のオブリビオン達が集まり、束の間のパーティタイム。
「はわっ、これは一体、どういう事ですか!?」
 それを目の当たりにした月影・左京(夫婦ゲーマーのはわっ担当・f06388)が、動揺した様子でオロオロとし始めた。
 オブリビオン達は共食いを始めており、まったく別の姿に変化しつつあった。
「ビビ……、美味しいもの、好きだし、食べる事も、大好き……だけど、さすがに、あの肉は……無理かな」
 それを目の当たりにしたヴィヴィ・ジーヴ(いつも誰かのお手伝い・f22502)が、ドン引きした様子で視線を逸らした。
 オブリビオン達にとっては、御馳走なのかも知れないが、どう見ても共食い。
 食べ方も汚らしいため、色々な意味でドン引きだった。
「間違いなくヤバイ奴にゃ! ここで倒さないと大変にゃ!」
 その事に危機感を覚えたミルディア・ディスティン(UDCの不可思議メカニック・f04581)が、ドン引きした様子で警戒心をあらわにした。
「お前等……死にたいのか?」
「むしろ、死を望んでいるのか?」
「ならば、その……望み……叶えてやろう!」
 鬼のような角を生やしたオブリビオンが、頭をカクカクさせながら、ミルディアに迫ってきた。
「……って、別に死にたい訳じゃないにゃ!」
 ミルディアが素早い身のこなしで、オブリビオンの拳を避け、プンスカと怒った様子で答えを返した。
 オブリビオン達は身体の変化に合わせて、少しずつ知恵をつけているらしく、最初に見た時よりも、危険度が増していた。
「ここまで来た以上、見て見ぬフリも出来ないしね」
 シフォン・メルヴェイユ(夢見る少女・f19704)が姫君の小銃を構え、オブリビオン達の頭を撃ち抜いた。
 頭を撃ち抜かれたオブリビオン達は間の抜けた声を上げ、次々と崩れ落ちて肉の山を築き上げた。
 それをバイキング形式で、後方のオブリビオン達が頬張り、三ツ星をつける勢いで、テンションを上げていた。
「例え、相手が誰であれ、ノーブルバットの敵では無いな」
 その間に、死絡・送(ノーブルバット・f00528)がノーブルバットに変身し、木の上からオブリビオン達を見下ろした。
 オブリビオン達は虚ろな表情を浮かべ、送を見上げていた。
 だが、普通の手段では攻撃が届かないと悟ったのか、翼を生やして襲い掛かってきた。
「……なるほど、相手によって形態を変えるのか」
 その事を察した送が木の上から飛び降り、オブリビオン達を引きつけるように走り出した。
「まあ、大した問題じゃない。相手が誰であれ、斬るだけだ」
 それに合わせて、ヴェルンド・ラスリス(獄炎の復讐鬼・f35125)が『黒撫』(黒い長剣)を握り締め、オブリビオン達に斬り捨てた。
 その一撃を喰らったオブリビオン達が奇妙な鳴き声を上げ、次々と地面に倒れていった。
 そこに群がるようにして、別のオブリビオン達が現れ、『通は硬い部分を、よく食べる』と、使えそうで、まったく使えない蘊蓄を述べながら、仲間の死体を食べ、身体を不気味に変化させた。
「……と言うか、あのオブリビオン達、だんだん強くなってない? 最初は気のせいだと思っていたけど、絶対にそうだよね?」
 その事にようやく気付いた眞嶌・未来(センテニアル・ラブドール・f25524)が、警戒心をあらわにした。
 しかも、ヒョロガリ体型だったはずのボディが、いつの間にか筋骨隆々になっており、誤魔化しようが無くなっていた。
 おそらく、猟兵達との戦いで、様々な事を学習し、レベルアップをしているのだろう。
 最初の頃と比べて、見違えるほど勇ましくなっており、眼鏡を掛けた賢そうなタイプもいるようだった。
「それ……気のせい」
 そんな空気を察したオブリビオンが、未来の不安を消し去る勢いで、キッパリと断言をした。
「いや、見た目からして違うから! いまさら誤魔化しても、無理だから!」
 しかし、そんな薄っぺらい言葉に騙される未来では無かった。
 そもそも、体型のシルエットからして違うため、ツッコミを入れる事に全力を注ぐほどだった。
「ひょっとして、オブリビオンを倒すだけ無駄って事ですか?」
 その結論に達したノエル・スカーレット(チビッ子ダンピール・f00954)が、どんよりとした空気を漂わせた。
 だが、目的地に向かうためには、この森が近道。
 いまさら森を迂回したところで、余計に時間が掛かってしまうだけなので、このまま先に進む選択肢しか残されていなかった。
「僕の神様は言ったよ、無駄な事なんて、ひとつもないって」
 カツミ・イセ(神の子機たる人形・f31368)が躊躇う事なく、水流燕刃刀でオブリビオン達に斬りかかっていった。
 そのたび、オブリビオン達が共食いを始め、別のオブリビオンに姿を変えたが、カツミに微塵も迷いはなかった。
 オブリビオンが仲間を喰らうよりも早く斬り捨てる事で、オブリビオン達は物言わぬ肉の塊と化した。
「その通りだ。諦めるのは、まだ早い。どんな事にも限界があるからな」
 そんな中、櫟・陽里(スターライダー ヒカリ・f05640)がライ(ハイテクバイク)に乗って颯爽と現れ、そのままオブリビオンを跳ね飛ばした。
「よ、よくも!」
 その事に腹を立てたオブリビオン達が、必死に陽里の後を追った。
 しかし、まったく追いつく事が出来ず、途中で足が折れて砕け、肉の塊と化すと、別のオブリビオンが、それを食べて走るのに特化したオブリビオンになった。
 それがライに追いつく速さで、森の中を駆け抜けてきた。
「コイツは驚いた。だったら、勝負をしようじゃないか。どっちが先に潰れるか」
 その途端、陽里の勝負魂に火がつき、オブリビオン達を挑発しながら、徐々にスピードを上げていった。
 その挑発に乗ったオブリビオン達が、陽里を追いかけ、バランスを崩し、ド派手に転んで頭を打った。
 そこに追い打ちをかけるようにして、ノエルがклюв(クリューヴ:大鎌)を振り回し、近くにいたオブリビオン達の首を刎ねた。
 だが、オブリビオン達は共食いする事で強くなり、だんだん殺しづらくなっていた。
「これは……僕の出番だね。むしろ、僕じゃなきゃ、駄目だ。ある意味、これは運命だね」
 その事に気づいた虚偽・うつろぎ(名状しやすきもの・f01139)が、運命めいたモノを感じた。
 おそらく、これは運命。
 やるべき事は、ただひとつ。
 例え、オブリビオンが100体いようが、1000体いようが、関係ない。
 それが数万に増えたとしても、やる事は変わらなかった。
 この時点で、色々な死亡フラグが立ったものの、それですらドンと来いであった。
「此処に悪い奴がいるって聞いてきたんだけど……。コイツ等が、その悪い奴か? とりあえず、全部潰せば良いよね?」
 その戦いに加わるようにして、被検体番号・四六九三(やべータイプの白き森の蛮族・f36037)が森の中から現れた。
 一体、何がどうなっているのか分からないものの、このまま何もしなければオブリビオン達に囲まれて、袋叩きに遭ってしまう可能性が高いため、考えている暇などなかった。
 とにかく向かってくる敵は、すべて倒す。
 その事さえ、きちんと守っておけば、何とかなりそうな感じであった。
 例え、何とかならなかったとしても、オブリビオン達を倒さなければ、何処にも行く事が出来ないのだから、やるしかない。
「ああ、悪い奴は、ぶっ潰す。それで問題ねぇ。それに、逃げたところで、無駄なんだから、戦うしかないだろ」
 陽環・柳火(突撃爆砕火の玉キャット・f28629)がヤル気満々な様子で、四六九三に対して答えを返した。
 その間に、オブリビオン達が両目をギラギラとさせながら、鋭い爪を不気味に光らせ、少しずつ距離を縮めてきた。
「……おっ! やるか? だったら、掛かって来いよ! みんな纏めて、ボッコボコにしてやるからさ!」
 柳火が指の関節を鳴らしながら、オブリビオン達を挑発した。
 その挑発に乗ったオブリビオン達が唸り声を響かせ、一斉に襲い掛かってきた。
「……って、纏めてこられると、困るんですが……!」
 その途端、ノエルが動揺した様子でклюв(クリューヴ:大鎌)を振り回し、近くにいたオブリビオン達の首を刎ねた。
 その手際があまりにも良かったため、仲間達がキョトンとしたものの、本人はそれどころでは無いようだった。
「戦う事は、あまり得意じゃないけど、私も協力します。このまま放っておくと、近隣の村にまで被害がかくだいしそうですからね」
 そんな空気を察した春霞・遙(子供のお医者さん・f09880)が、オブリビオン達に視線を送った。
 おそらく、オブリビオン達は、森から出る事は出来ない。
 万が一、森から出る事が出来るのであれば、近隣の村を襲っていても、おかしくないのだから……。
 だが、それはあくまで可能性であって、絶対ではない。
 その可能性がゼロではない限り、オブリビオン達を放っておく事など出来なかった。
 オブリビオン達も猟兵達を逃がすつもりがないのか、完全に逃げ道を塞ぐようにして、まわりを囲んでいた。
「随分と面倒な事になっているようだから、俺も協力しようじゃないか。それじゃ、ちゃちゃっと片付けてしまおうか」
 叢雲・雨幻(色褪せた根無し草・f29537)が目立たないように闇に紛れて、忍び足でオブリビオンの背後に迫り、物音ひとつ立てず喉を掻き切った。
「グガ……ガッ!」
 そのため、オブリビオンは自分の身に何が起こったのか分からず、口をパクパクさせながら地面に崩れ落ちた。
「殺す、殺す、絶対に殺す!!」
 その事に気づいたオブリビオン達が殺気立った様子で、雨幻のまわりを囲んだ。
「そんなに、がっつかれても困るんだけどねぇ。まあ、纏めて相手をするから、文句を言わないでくれよ」
 雨幻が煙草を咥えたまま、黒雲を両手に持ち、オブリビオン達に対して警告をした。
「ふざけるなァァァァァァァ!」
 だが、オブリビオン達は警告を無視して唸り声を響かせ、後先考えずに突っ込んできた。
「何だか場違いな場所に来てしまったような気がするのですが……」
 そんな中、ティモシー・レンツ(ヤドリガミのポンコツ占い師・f15854)が、気まずい様子で汗を流した。
 他の猟兵と違って、ここに来たのは、単なる偶然。
 ピクニック気分で、森の中に足を踏み入れ、気がつけば絶体絶命の大ピンチ。
 この状況で、レジャーシートを敷いて、優雅にサンドイッチをパクつく訳には行かないため、どうするべきか悩んでいた。
 そもそも、サンドイッチを食べる事自体、この状況ではあり得ない。
 そんな事をすれば、オブリビオンだけでなく、仲間達からもフルボッコにされる事は間違いない。
 だが、その気持ちに反して、腹の虫達が絶賛抗議活動中ッ!
 このままサンドイッチを食べなければ、ゲリラライブが始まりそうな勢いで、腹の虫達が騒いでいた。
 それでも、食べたら、ヤバイ、絶対に……。
 その事を本能的に理解してしまう程、ピリピリムード。
 そのため、ティモシーはドサクサに紛れて物陰に隠れ、ハムスターの如くハムハムとサンドイッチを食べる決意をした。
「さてと……、お仕事を頑張りませんとね」
 中村・裕美(捻じくれクラッカー・f01705)が、オブリビオン達の前に立った。
 オブリビオン単体であれば、それほど強くないのだが、騒ぎを聞きつけて、他の場所からもワラワラと集まってきたため、楽勝という訳ではなかった。
 おそらく、この森の何処かにオブリビオンを生み出す元凶……がいるはずなのだが、それを見つけ出すためには、まわりにいるオブリビオン達を蹴散らす必要があった。
「それじゃ、みんなで片付けちゃうよ」
 すぐさま、レイカ・ヴァンスタイン(銀光精・f00419)が、和装人形「葵」達に指示を出した。
 その指示に従って、和装人形「葵」がオブリビオン達を牽制し、和装人形「籐黄」が攻撃を妨害すると、和装人形「蒼」が銃火器で攻撃を仕掛け、次々と息の根を止めていった。
「殺す、殺す、殺す!」
 その事に苛立ちを覚えたオブリビオン達が連携を取るようにして、レイカに迫っていったものの、巨大な壁の如く和装人形達が立ち塞がったため、近づく事さえ出来なかった。
「ええ、この剣に誓って、必ず倒すわ」
 星川・杏梨(聖炎の剣士・f17737)が祈るような表情を浮かべ、流星の聖剣に誓いを込めた。
 此処に来た時点で、やるべき事は決まっている。
 ならば自分を信じ、目の前の敵を倒すだけ。
 例え、それが誰であろうと、何体いようと関係ない。
 真っ直ぐ前を見て、突き進むのみ。
 それが原動力となって、杏梨を動かし、振り下ろした刃が、オブリビオン達の身体を斬り裂いた。
「……それでは楽しませていただきますわね」
 ローズ・ベルシュタイン(夕焼けの薔薇騎士・f04715)がオブリビオンを見つめ、含みのある笑みを浮かべた。
「楽しむのは、俺達だ」
「さあ、踊れ! 俺達のために!」
「死の舞を踊って、俺達を楽しませろ!」
 オブリビオン達が両手の鎌を不気味に光らせ、猟兵達に襲いかかってきた。
「みんな、俺を盾にしろ」
 即座に、マティアス・エルンスト(人間見習い・f04055)が躊躇う事なく答えを返し、オブリビオン達の攻撃を防いだ。
「クククククッ!」
「愚かな、愚かな、愚かな」
「早く……命乞いをしろ。壊れてしまう前に……」
 その事に気づいたオブリビオンが、不気味な笑い声を響かせた。
「この状況で悩んでいる場合じゃないか」
 サエがサクっと気持ちを切り替え、【アキュラナティヴ・ムーブ】を発動させ、オブリビオンマシンを遠隔操作すると、連携を取って挟み撃ちにするようにしながら、オブリビオン達を蹴散らしていった。
「ああ、そうだな。オブリビオン達が少しずつ強くなっている以上、油断は禁物。悩んでいたら、勝ち目はない」
 水心子・真峰(ヤドリガミの剣豪・f05970)がサエと背中合わせになりながら、オブリビオン達に攻撃を仕掛けるタイミングを窺った。
 オブリビオン達の姿は、だいぶ変わっているものの、それほど頭が良くないらしく、単調な攻撃が多かった。
 その分、苦戦を強いられる事はなかったものの、いつまでも頭が悪いままでいる保証はなかった。
「だったら、おいらの野生を解き放つ!」
 四六九三が【白熊咆哮(ポーラベアロア)】で冷気を纏う咆哮を放ち、オブリビオン達の身体を凍らせた。
 それがミチミチと音を立てて砕け散り、真っ赤に染まった氷の粒が辺りに飛び散った。
「うぐぐ……」
「許さん……許さんぞ」
「お前達、皆殺しだ。命で、償え!」
 オブリビオン達がギチギチと歯を鳴らし、殺気立った様子で赤い目をギョロつかせた。
「……命で償えですか。ならば、あなた達の命で償う事にしましょうか」
 そんな中、裕美が【優雅なるご令嬢(シルヴァーナ・セリアン)】を発動させ、含みのある笑みを浮かべながら、惨殺ナイフ『 Zanne di squalo』で、オブリビオンを切り刻んだ。
「いや、俺達じゃない!」
 その事に危機感を覚えたオブリビオンが必死に抵抗したものの、その気持ちに反して肉の塊と化し、他のオブリビオンの御馳走になった。
「のんびり食事をしている暇なんて無いと思うけど……」
 その隙をつくようにして、乃愛が【蹂躙の弾丸放射(ガトリング・グリード)】を発動させ、軽機関銃『ブルーミング・ファイア』で、オブリビオン達を撃ち抜いた。
「まだ食っている途中なのに……邪魔しやがって!」
 その攻撃を喰らったオブリビオン達が、まるでダンスを踊るようにして、激しく身体を震わせたものの、まったく怯む事なくジリジリと距離を縮めてきた。
「まさか、私の攻撃を喰らっても向かってくるなんて……。だったら、望み通り、肉塊にしてあげるわ!」
 乃愛が躊躇う事なく軽機関銃『ブルーミング・ファイア』を向け、オブリビオン達を肉の塊に変えていった。
 肉の塊になったオブリビオン達は、後方のオブリビオン達に食われ、血と肉になった。
「そんなに食いたいのなら、手伝ってやる」
 真峰が【錬成カミヤドリ】を発動させ、水心子真峰(太刀)を114個複製すると、念力でバラバラに操って、オブリビオン達を切り刻んだ。
 それは残ったオブリビオン達だけでは食べきれないほどの量があり、無理をして食べれば戦いに支障が出る量であった。
 しかし、仲間の肉を食べた事で、一部のオブリビオンがパワーアップしており、猟兵達にとって危険な存在と化していた。
「これから、噛むけど、食べないからね。お腹、壊したくないし」
 その間に、ヴィヴィが【ガチキマイラ】で顔をライオンの頭部に変形させ、オブリビオン達に噛みついた。
 その途端、砂を噛んだような感覚と共に、激しい苦みに襲われたため、反射的にペッと吐き出し、涙目になった。
 ……想像通り、美味しくない。
 別に食べるつもりはなかったが、吐き出した後も、しばらく苦みが残っていた。
「ち、力が足りない」
「……力が欲しいッ!」
「もっと力をおおおおおお!」
 次の瞬間、オブリビオン達がケモノの如く咆哮を響かせ、志半ばで散っていった他のオブリビオン達に食らいついた。
 そうする事でパワーアップしようとしていたが、その反動で見た目が醜くなっており、異様なニオイを放っていた。
「そ、そんな事をしても、無駄にゃ! ……と言うか、グロイにゃ! 臭いにゃ! トラウマモノにゃ!」
 ミルディアが全身に鳥肌を立たせ、オブリビオン達にツッコミを入れた。
 しかし、オブリビオン達はまったく気にしておらず、他のオブリビオン達を取り込み、さらにグロイ姿に変貌を遂げていた。
「これでは、倒しても、倒しても、キリがありませんね」
 島津・有紗(人間のシャーマン・f04210)がウンザリとした様子で、なぎなたを振り下ろし、近くにいたオブリビオンを蹴散らすと、森の中を駆け抜けるようにして強弓に持ち替え、遠くにいたオブリビオンを撃ち抜き、ドサクサに紛れて襲い掛かってきたオブリビオンを、ガンナイフで斬り捨てた。
 だが、オブリビオン達は、互いの肉を喰らい合い、まったく別のオブリビオンとなって、有紗の前に立ち塞がった。
「……って、まだ食べている途中だったんですが……!」
 その巻き添えを食らったティモシーがサンドイッチを咥えつつ、【UDC神拳:確率論回避(カクリツノナノモトニ)】を発動させ、確率論で最も確度の高い攻撃を予想し、ギリギリのところで回避した。
「大丈夫。僕の神様が必ず守ってくれるから……」
 その間に、カツミが【水の権能、四『快療』(カイリョウ)】を発動させ、神に祈る言葉を発する事で、呪詛すらもはね除ける浄められた水の渦を発生させ、仲間達の傷を癒していった。
「だったら、それを信じるだけ」
 それに合わせて、チヒローズ・イッシー(オラトリオの聖者・f20852)が真っ直ぐオブリビオン達を見つめると、一気に間合いを詰めて、躊躇う事なく攻撃を繰り出した。
「ググ……ギィィィィィィィ!」
 その事に腹を立てたオブリビオン達が、次々と襲い掛かっていったものの、チヒローズは全く迷う事なく攻撃を避け、キラキラと汗を輝かせた。
 それに合わせて、左京がオブリビオンの死角に回り込み、左京のワンド(に見せかけたメイス)を力任せに振り下ろした。
「グギャッ!」
 その一撃を喰らったオブリビオンが崩れ落ち、ドクドクと緑色の液体を垂れ流した。
 それは異様なニオイを放っていたが、吐き出す前に仕留めてしまったため、何なのかよく分からなかった。
「とにかく、ここを突破しないと……」
 未来が【グッドナイス・ブレイヴァー】で戦闘力のない動画撮影ドローンを召喚し、仲間達と一緒に戦いながら、視聴者に応援される事で、パワーアップした。
「……大丈夫。何の問題もないわ」
 杏梨が【ブライトアーマー】を発動させ、黄金に輝く鎧を纏った。
「いや、問題ありだ! 大アリだ!」
 オブリビオン達が苛立ちを隠せない様子で、鋭い爪と牙で攻撃を仕掛けてきた。
 それを迎え撃つようにして、杏梨がオーラで出来た剣を振り下ろし、真正面にいたオブリビオンを斬り捨て、銃から魔法弾を放って別のオブリビオンにトドメをさした。
「それでは、ここにいるオブリビオン達を倒して、先を急ぎましょう」
 マルガレータが【ダーク・ヴェンジャンス】で全身を漆黒の粘液で覆い、戦闘力増強した上で、生命力吸収能力を得た。
 その力を使ってオブリビオンの生命力を吸収し、次々と干物のような姿に変えていった。
 それをオブリビオン達が食べても、まったく変化がなく、逆に元気が無くなっているようだった。
「……邪魔だ、退け!」
 陽里が【splash race(スプラッシュレース)】で全天候・温度差耐久ライダースーツ姿になると、水・陸・雪上問わずのホバー機能を得たライで、オブリビオン達に突っ込んでいった。
「……!」
 そのスピードにオブリビオン達は対応する事が出来ず、ボーリングのピンの如く勢いで為す術もなく弾き飛ばされ、肉の塊と化していった。
「さっきまでの威勢は何処に行ったんですか? これでは、私の方が楽しんでしまいますよ? いいんですか、それで……?」
 ローズがオブリビオン達を挑発しながら、夕の憩い(ロングソード)で華麗に切り裂き、大量の血で真っ赤な薔薇を地面に描いた。
「うぐぐ……」
「こんなはずでは……」
 その事で屈辱感に襲われながら、オブリビオン達が激しく拳を震わせた。
 何度も進化をした事によって、最初の頃とは比べ物にならないほど強くなっているはずだが、それを上回るほど猟兵達は強かった。
 その力を超える勢いで、共食いをしているものの、実力の差が埋まる事はなかった。
「私だって、負けませんよ」
 有紗が【サモニング・ガイスト】を発動させ、古代の戦士の霊を召喚すると、連携を取るようにして、オブリビオンに攻撃を仕掛けていった。
 それでも、オブリビオン達が怯む事なく襲い掛かってきたため、古代の戦士の霊が槍で串刺しにすると、炎を吐いて焼き殺した。
 その光景が、まるで豪快BBQ風であったためか、他のオブリビオン達が群がり、パーティ感覚で仲間達を食べていた。
「いまのうちに治療しておかないとね」
 その間に、チヒローズが【生まれながらの光】を発動させ、聖なる光を放って、仲間達の傷を癒していった。
「これ以上、好きにさせるか」
 その事に気づいたオブリビオン達が、クチャクチャと音を立て、緑色をした毒の痰を吐いた。
 それは地面に落下すると、シュウシュウと音を立て、辺りのモノを腐らせ、ドロドロに溶かしていった。
「はわっ、これは危険な予感……!」
 左京が【聖光変化(ホーリー・トランスフォーム)】で全身を生まれながらに持つ聖なる光で覆い、戦闘力を増強すると、生命力吸収能力を得た。
「ご来場、歓迎するよ!」
 衣吹が【影の城への招待状(アイン・ラードゥング・シャッテン・シュロス)】を発動させ、影色の招待状でオブリビオンを捕縛し、ユーベルコードを封じ込めた。
「な、何をした……何を……」
 オブリビオンが違和感を覚え、毒の塊を吐こうとした。
 だが、ユーベルコードが封じられているせいで、喉の奥に詰まったまま、吐き出す事が出来なかった。
「ここから先には行かせませんよ」
 遙がオブリビオン達に警告しながら、【悪霊祓いのまじない(カガリビノマジナイ)】で火をつけたハシバミの枝を当てて、息の根を止めた。
 しかし、オブリビオン達はまったく気にしておらず、ジリジリと距離を縮めてきた。
「人形彩光隊、延焼蔓延、こうげきかいしー」
 それと同時に、レイカが【雪消之暈(ユキゲノカサ)】を発動させ、和装人形をベースにした炎を113個放った。
 それがオブリビオン達の身体に纏わりつき、消し炭になるまで燃え続けた。
「ナマイキ、ナマイキ、ナマイキィィィィィィ!」
 その事にブチ切れたオブリビオン達が、後先考えずワラワラと集まってきた。
「さあ、みんな集まったようだね。それじゃ、覚悟はいいかな? まあ、覚悟をしていなくても、やるけどね」
 そんな中、うつろぎがオブリビオン達をギリギリまで引き寄せ、【ウツロギ(サヨナラサヨナラモード)】を発動させた。
 次の瞬間、うつろぎがオブリビオン達を巻き込み、クレーターが出来そうな勢いで自爆した。
 それを目の当たりにした仲間達が、感動のあまり攻撃力と防御力を上昇させた。
「まさか、ここまで強い奴等がいたとは……」
 その事に危機感を覚えた妖獣達が唸り声を響かせ、猟兵達をジロリと睨みつけた。
「さて……、ここからが本番だ」
 すぐさま、送が【血統覚醒】で【真紅の瞳】に覚醒し、ヴァンパイアに変身すると、戦闘能力を爆発的に増大させ、妖獣達に攻撃を仕掛けていった。
 それを迎え撃つようにして、妖獣達が牙を剥き出し、次々と送に飛び掛かっていった。
 それでも、送は怯む事なく、妖獣を蹴りつけ、その顔面に鉄拳を叩き込んで、勢いよく殴り飛ばした。
「……悪いけど、視えるんだよね、その攻撃ッ!」
 即座に、鮫が龍の銀眼で妖獣の攻撃を見通し、ギリギリのところで避けながら、少しずつ距離を縮めていった。
「生意気なッ!」
 その事に腹を立てた妖獣が、鋭い爪を振り下ろしたものの、鮫に触れる事さえ出来ずに空を切った。
 その隙をつくようにして、マティアスがエネルギーを充填したアームドフォートによる威圧感たっぷりの威嚇射撃で妖獣達を牽制しつつ、一気に間合いを詰めて、鉄塊剣で斬り捨てた。
「……おっと、足元に注意だぜ」
 雨幻が【遠影身(トオカゲミ)】で見えないレベルに色を薄くした影の帯を放ち、妖獣達を転ばせた。
「ぐぎゃっ!」
 その一撃を喰らった妖獣が、アングリと口を開けたまま、土煙を上げて面を滑っていった。
「それじゃ、華麗に、華々しく、最後の仕上げと行きますか」
 シフォンが【ダンシング・プリンセス】を発動させ、光を纏う高貴なる血に覚醒し、華々しく輝く姫君に変身した。
「だったら、エネルギーチャージといこうじゃねえか!」
 その間に、柳火が【屍塊転燃(シカイテンショウ)】を発動させ、屍肉を食べる事によって全身に魔力を漲らせた。
「……させるか!」
 それを邪魔するようにして、妖獣達が集まってきたものの、柳火の敵では無かった。
 柳火は爆符『烈火乱れ咲き』をバラ撒いて爆破すると、名刀『マタタビ丸』で妖獣達を斬り捨て、血の雨を降らせた。
「ならば、喰らってやる。お前達、全員……纏めて、な」
 妖獣達がグルルと唸り声を響かせ、次々と飛び掛かっていった。
「……!」
 その事に気づいたシフォンが舞い踊るようにして、ヒラリと避けると、姫君の小銃を構え、妖獣の眉間を撃ち抜いた。
「グヌヌ……」
 次の瞬間、妖獣が激しく身体を震わせ、新たなオブリビオン達を生み出そうとした。
 それは、まるで脱皮のようであり、オブリビオン達の方が本体ではないかと錯覚してしまう程だった。
 もしかすると、妖獣の中にオブリビオンの本体……もしくは核のようなモノがあるのかも知れないが、それを確かめるだけの余裕はなかった。
「……って、これ以上、増えないでください」
 ノエルがドン引きした様子で、клювを振り下ろし、妖獣の首をザクっと刎ねた。
 それと同時に、妖獣の身体から大量の血が噴き出し、誕生途中のオブリビオン達が一斉に干からびて動かなくなった。
「このまま撃ち抜くっ!」
 それに合わせて、アスがブルーブラスター(二丁の銃)を構えて、【イーグルショット】を仕掛け、妖獣達の頭を撃ち抜き、情け容赦なく破壊した。
「……殺せ!」
「一人残らず……!」
「皆殺しだァァァァァ!」
 妖獣達が激しく唸り声を響かせ、一斉に襲い掛かってきた。
「だったら、それよりも早く、君の首を落としてあげよう」
 即座に鮫が間合いを詰め、【剣刃一閃】で天穿を振るい、妖獣の首を刎ねた。
「変われ! 目の前の怨敵を薙ぎ払う形へ!」
 続いて、ヴェルンドが【変幻自在の憎悪(オーバーフレームヘイト)】を発動させ、復讐の黒十字架に獄炎を纏わせ、剣に変形させる事で、攻撃力を特化させた。
「このままではマズイ……!」
 その事に危機感を覚えた妖獣達が、次々とヴェルンドに襲いかかってきた。
「……もう手遅れだ」
 それを迎え撃つようにして、ヴェルンドが復讐の黒十字架を振るい、妖獣達を獄炎に包み込んだ。
 そこに追い打ちをかけるようにして、マティアスが【ドラゴニック・エンド】を発動させ、バーチャルランスを妖獣に突き刺した。
 次の瞬間、ドラゴンが召喚され、高威力のブレスで、まわりにいた妖獣達を消し炭に変えた。
 そして、猟兵達は妖獣達を一掃し、森を突破するのであった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​




第2章 集団戦 『僵尸兵士』

POW   :    僵尸兵器
【生前に愛用していた武器】で対象を攻撃する。攻撃力、命中率、攻撃回数のどれを重視するか選べる。
SPD   :    僵尸鏡体
【硬質化した肉体】で受け止めたユーベルコードをコピーし、レベル秒後まで、硬質化した肉体から何度でも発動できる。
WIZ   :    僵尸連携陣
敵より【仲間の数が多い】場合、敵に対する命中率・回避率・ダメージが3倍になる。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

藤・美雨(サポート)
私は藤・美雨
デッドマンの猟兵さ
キョンシーじゃない、キョンシー擬きだよ

戦う時は近接攻撃を中心に
強化した肉体で怪力で暴れまわったり
装備した刃物でザクザク切り込むのが好きかな

死んでいるから怪我にはあんまり執着しない
危なくなればヴォルテックエンジンで自分を叩き起こすからね
負傷は気にせず気力で突っ走るのが好きだよ
その方が楽しい!

でも死んでるからといって人生を楽しんでいない訳じゃない
飲食とかは出来るし好きだよ
綺麗なものや楽しいものに触れるのだって大好きさ

他の猟兵に迷惑をかける行為はしないよ
例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動もしない
気持ちよく勝って帰りたいし!

あとはおまかせ
よろしくお願いするね!


蛇無・杏珠(サポート)
 ◎ドラゴニアンの国民的スタア(自称)×力持ち、18歳のティラノ人間。
・普段の口調(わたし、~君、~さん、だね、だよ、だよね、なのかな? )
・快活、元気でポジティブ、ちょっとアホの子。

◎普段は細々と配信活動をしているよ!こんじゃない~!本業は骨付き肉の移動販売。色んな味があって美味しいよ!

◎UCは指定した物をどれでも使用、多少の怪我は厭わず積極的に突っ込んでいく。他の存在に迷惑をかける行動はしない……つもりだが、たまに力加減を間違える。悪気はない!
何にでも猪突猛進、興味津々。誰かを守りたい気持ちは強い。
 
◎アドリブ・改変歓迎、お色気系NG


テン・オクトー(サポート)
色々な事に興味津津のんびり屋なボクだけど役に立てるといいな。
戦わなきゃ!と思うまで少し臆病に慎重に行動するよ。
倒すべきものを見据えたら恐怖を振り払い戦うよ。

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。あとはおまかせ。よろしくおねがいします。


ハロ・シエラ(サポート)
私はハロ・シエラ。
戦う事以外は不得手です。
また、オブリビオンによる問題に対しては説得などより戦いで蹴りをつけるのを好みます。

口調は(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、でしょうか?)。
基本的には誰に対しても敬語です。
戦術としては【第六感】と【見切り】を駆使して勝機を見出し【カウンター】や【鎧無視攻撃】で敵を仕留めるスタイルです。
真面目に戦いますが、強敵が相手なら【毒使い】や【投擲】、【物を隠す】による【だまし討ち】も視野に入れましょう。

ユーベルコードは戦況に応じて何でも使用しますが、味方や一般人は巻き込まない様に努力します。

 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


バルタン・ノーヴェ(サポート)
「バトルの時間デース!」
雇われメイド、バルタン! 参上デース!
アドリブ連携歓迎デース!

普段の口調:片言口調で(ワタシ、アナタ、デス、マス、デスネ、デショーカ? デース!)
得意な技能:【一斉発射・焼却・武器受け・残像・カウンター・受け流し】デスネ!

遠距離ならば、銃火器類の一斉発射や各種UCによる攻撃が有効デスネー!
近距離戦闘なら、ファルシオンで白兵戦を挑みマース!
敵の数が多いor護衛対象がいるならば、バルタンズをお勧めしマース! 数の有利は得られるデショー!

状況に応じて行動して、他の猟兵のサポートに回っても大丈夫デス!
迎撃、防衛、襲撃、撤退戦、どのような戦場でも参戦してOKデース!

頑張りマース!


叢雲・雨幻(サポート)
堂々と正面から、と言うよりは掠め手で相手を惑わせて
攪乱しながら一網打尽にしていくような戦い方を好むよ。

使う武器は【黒雲】【黒霧【対】】の二刀流での高速戦闘が主。
使うUC次第では連結してダブルセイバーにしたり、
そもそも剣を主武器として使わず【武器受け】用として使いつつ、影を操る攻撃で戦ったりするよ。

主に戦い方の例を挙げるならば
【目立たない】様に物影を介して【忍び足】で動き回り敵の視線から外れたり、
【闇に紛れて】居場所を攪乱したり
攻撃すると見せかけた【フェイント】を使って騙したり、
【武器(で)受け】てから【カウンター】で仕留める等だね。
洗脳等で助けられる相手を攻撃する際は、ある程度手心を加えるかな


石森・ユリ(サポート)
「たとえ私がどうなったとしても、必ず道を切り開きます」
味方のために動き、敵を倒すことを目的に動きます。
敵を倒すためならば、また味方を守るためならば、犠牲は厭いません。
そのため肉を切らせて骨を断つ戦法を好みます。

他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせで、よろしくおねがいします。


紬雁・紅葉(サポート)
『業邪…御鎮めします』
基本戦闘場面に参加

破魔、属性攻撃、衝撃波、薙ぎ払い等とUCを適宜組み合わせて攻撃

見切り、残像、オーラ防御、武器受け等とUCで防御や回避

窮地の仲間は積極的にかばい援護射撃

範囲攻撃と2回攻撃での雑魚払いが得意だが
ボスとの戦闘も遜色なく行えるし行う


羅刹紋を顕わに戦笑み
傷負っても笑みを崩さず
何処までも羅刹の血と"剣神"の導きに従い
災魔業邪を打ち倒す

敵の最期に
去り罷りませい!
の言葉を

 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


厳・範(サポート)
長年の修行で誘惑に強いお爺です。
食べ物に制限はありません。
話し方は古風です。

亡き親友との約束(世界を守る)で、封神武侠界のみで活動していましたが、『仁獣』性質と親友の幻影の後押しで決意し、他世界でも活動し始めました。
「放っておけぬのよ」

動きとしては、主にサポートに回ります。
【使令法:~】では、麻雀牌を利用して、対象生物を呼び出します。
【豹貓】は睡魔を呼ぶ、【胡蜂】は恨みの毒(理由は秘密の設定にて)という感じです。

また、半人半獣もしくは本性の麒麟形態だと、背に人を乗せることがあります。

なお、武侠の血が騒ぐと足技が出ます。

依頼達成のためとはいえ公序良俗に反する行為はしません。
あとはお任せします。


赤嶺・愛(サポート)
『世界が平和になりますように』
 人間のパラディン×シーフの女の子です。
 普段の口調は「平和を愛する(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、怒った時は「憤怒(私、あなた、~さん、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

性格は明るく、人と話す事が好きで
平和的な解決を望む優しい性格の女の子ですが
戦う事でしか依頼を成功出来ない時は戦う事も厭わないです。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


春霞・遙(サポート)
UDC組織に所属して、UDC関連の一般病院に勤務している小児科医です。
行動の基本方針は困っている人が居るなら助けたい、人に害をなす存在があるなら退けたい。
戦う力はあまりないですけど、自分が傷を負うとしてもみなさんのお手伝いができれば嬉しいです。

基本的に補助に徹します。
「医術」「援護射撃」「情報収集」から、【仕掛け折り紙】【葬送花】での目くらましや演出、【生まれながらの光】【悪霊祓いのまじない】で照明や目印を付けるなども行えるかと思います。
攻撃は拳銃による射撃か杖術が基本で、その他はUCを使用します。
【悔恨の射手】【未来へ捧ぐ無償の愛】は基本的に使用しません。

シリアス以外ならいたずら好きの面も。


ラハミーム・シャビィット(サポート)
 シャーマンズゴーストのUDCメカニック×戦場傭兵、25歳の男です。
口調は、掴みどころの無い変わり者(ボク、キミ、デス、マス、デショウ、デスカ?)

人と少しずれた感性を持っていて、面白そうならどんな事にも首を突っ込む、明るく優しい変わり者です。
戦闘時にはクランケヴァッフェや銃火器の扱いは勿論、近接格闘術のクラヴ・マガなどでド派手に暴れ回ります。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


四王天・焔(サポート)
『こんにちは、焔だよー。』
 妖狐の人形遣い×ガジェッティアの女の子です。
 普段の口調は「無邪気(自分の名前、~さん、だね、だよ、だよね、なのかな? )」、家族には「甘えん坊(自分の名前、相手の名前+ちゃん、だね、だよ、だよね、なのかな? )」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

無邪気で感情の起伏が激しい性格の少女、
武器はからくり人形とドラゴンランスを主に使います。
植物、特に花が好きです。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


ローズ・ベルシュタイン(サポート)
『さぁ、楽しませて下さいますわよね。』
 人間のマジックナイト×電脳魔術士、女の子です。
 普段の口調は「高飛車なお嬢様(私、呼び捨て、ですわ、ますの、ですわね、ですの?)」、宿敵には「薔薇の棘(私、あなた、呼び捨て、ですわ、ますの、ですわね、ですの?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

性格は高飛車なお嬢様風の偉そうな感じです
花が好きで、特に薔薇が大好き
武器は、主にルーンソードや精霊銃で戦う。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


エウトティア・ナトゥア(サポート)
※アドリブ・連携歓迎

負け描写、引き立て役OK

キャラを一言で言えば、なんちゃって部族じゃよ。
精霊と祖霊を信仰する部族の巫女をしておる。
自然が好きなお転婆娘じゃ。
あとお肉が大好きじゃよ

活発で単純な性格で事の善悪にはあまり興味はないのう。
自分とその周囲の安寧の為、オブリビオンが害になるから戦っておる。

専ら【巨狼マニトゥ】に騎乗していて、移動や回避・近接戦闘等は狼任せじゃよ。

集団戦闘時は、動物や精霊を召喚しての行動(実は未熟ゆえ精霊や動物たちにフォローされている)で、数で対抗する事が多いのう。
身体能力や技量は常人並みじゃから個人だと弱いがの。


桜井・乃愛(サポート)
 桜の精のパーラーメイド×咎人殺しの女の子です。
 普段の口調は「元気(私、~さん、だ、だね、だろう、だよね?)」、偉い人には「丁寧(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

性格は明るく天真爛漫で、少し天然ボケな感じの少女。
一番好きな花は桜で、その他の植物も好き。
強敵にも怖気づく事は少なく、果敢に挑む。
人と話す事も好きなので、アドリブ歓迎。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


子犬丸・陽菜(サポート)
 ダンピールの咎人殺し×聖者、14歳の女です。
 普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、リーダーには「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 宝珠による臓物を掻き回しを多用し、知られざる枷を使います。怪我は厭わず積極的に行動、臓器の負傷でユーベルコードの威力が上がるので負傷は状況によりわざと受けたりもします。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
 潜在的なマゾヒストなのでユーベルコードの苦痛になにか感じる場面もあるかも?
 負傷重症描写歓迎、内臓が出るくらいやっていただいてください!
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


大豪傑・麗刃(サポート)
一人称は『わたし』『麗ちゃん』

右サムライブレイド左日本刀(試しで使ってみたがやはり刀はエンパイア産の方がすぐれているのだ)の二刀流+随行大剣
スーパー変態人時は右サムライブレイド+日本刀、左バスタード+ヒーローソードの四刀流
それらを持っていなければ適当に

大軍を前にいろいろ考えるが結論は「全員やっつければ(斬れば)いいのだ!」

ユーベルコードは基本MS様にお任せだが決まらなければ

ネタ可なら優先度高い順に
ネタキャラとしての矜持>鬼殺し>変態的衝動>絶対零度氷河期到来>わたしのネタを聞け>ギャグ世界の住人>自爆スイッチ>もっと愉快に追いかけっこ>鬼面フラッシュ

ネタ不可なら
剣刃一閃>スーパー変態人


ミーヤ・ロロルド(サポート)
『ご飯をくれる人には、悪い人はいないのにゃ!』
楽しいお祭りやイベント、面白そうな所に野生の勘発動させてくるのにゃ!
UCは、ショータイムの方が使うのが多いのにゃ。でもおやつのUCも使ってみたいのにゃ。
戦いの時は得意のSPDで、ジャンプや早業で、相手を翻弄させる戦い方が好きなのにゃよ。

口調だけど、基本は文末に「にゃ」が多いのにゃ。たまににゃよとか、にゃんねとかを使うのにゃ。

食べるの大好きにゃ! 食べるシナリオなら、大食い使って、沢山食べたいのにゃ♪ でも、極端に辛すぎたり、見るからに虫とかゲテモノは……泣いちゃうのにゃ。
皆と楽しく参加できると嬉しいのにゃ☆

※アドリブ、絡み大歓迎♪ エッチはNGで。


シフィル・エルドラド(サポート)
『皆に元気を分け与えにやって来たよ!』 

ハイカラさんの勇者×国民的スタアの女の子。
 普段の口調:明るい(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)
 嬉しい時の口調:ハイテンション(あたし、あなた、~さん、ね、わ、~よ、~の?)

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

元気一杯で天真爛漫な性格をしていて、ポジティブな思考の持ち主。
困っている人や危機に陥っている人は放ってはおけず
積極的に助ける主義です。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!




 森を抜けた先にあった戦場では、小国の兵士達がぶつかり合い、いくつも死体の山が築き上げられていた。
 兵士達の中には、僵尸兵士達も紛れ込んでいたものの、その存在に気づいた者は、死体の山の仲間入りをしていた。
 そのため、あえて気づかないフリをしている者や、戦いに集中して、それどころではない者もおり、互いに牽制し合いながら、命の奪い合いが続いていた。
「上手く紛れ込んでいるようだけど、死臭までは隠しきれなかったようだね」
 藤・美雨(健やか殭屍娘・f29345)が茂みの中に隠れたまま、僵尸兵士達に視線を送った。
 僵尸兵士達は両軍に紛れ込んでおり、死体の山にも混ざっていた。
 そのため、すべての僵尸兵士を特定する事は困難だが、無駄に戦いを長引かせているため、可能な限り排除しておく必要があった。
「でも、困ったね。まわりには兵士達がいるし……」
 テン・オクトー(ケットシーのシャーマン・f03824)が、ボソリと呟いた。
 このまま僵尸兵士達に攻撃を仕掛けると、結果的に兵士達も巻き込んでしまうため、すぐに動き出す事が出来なかった。
 そこに追い打ちをかけるようにして、最悪の結果が思い浮かんでしまったため、両脚が小刻みに震え始めた。
 その迷いを振り払うようにして、激しく首を横に振った。
「骨付き肉を上げたら、説得に応じてくれるかな?」
 蛇無・杏珠(暴走恐竜配信者・f35795)が、骨付き肉を握り締め、兵士達に視線を送った。
 兵士達は全身血塗れになりながら、体当たりを食らわせるようにして、敵国の兵士とぶつかり合っており、まるで血に飢えたケモノのようだった。
 そう言った意味で、骨付き肉を放り投げた瞬間、兵士達が飛びついてきそうな気もするが、あまりにも楽観的な考えなので、成功するかどうかは微妙なところであった。
「さすがに、それは危険かと……」
 ハロ・シエラ(ソード&ダガー・f13966)が、気まずい様子で汗を流した。
 運が良ければ、上手く行くかも知れないが、命を懸けたギャンブル並みに危険な行為。
 その作戦に命を掛けられるかどうかと言えば、即答する事が出来ないレベルであった。
 そんな状態で骨付き肉に、猟兵達の命運をかける訳には行かなかった。
「とりあえず、肉の方はわしが処理しておこう。……うむ、美味い!」
 エウトティア・ナトゥア(緋色線条の巫女姫・f04161)が巨狼マニトゥに騎乗したまま、杏珠から骨付き肉を受け取り、豪快にガブッと齧りついた。
 その途端、口の中いっぱいに旨味が広がり、一瞬にして幸せな気持ちに包まれた。
 これならば、兵士達の説得にも使えそうな気がしたものの、既に骨しか残っていない。
「この骨付き肉は、最高にゃ」
 そのドサクサに紛れて、ミーヤ・ロロルド(にゃんにゃん元気っ娘・f13185)も杏珠から骨付き肉を受け取り、幸せそうに頬張った。
 骨付き肉はケタはずれに美味しく、後を引く味だった。
 そのため、途中で食べる事を止められなくなってしまい、あっと言う間に完食だった。
 しかも、出来る事なら、もう一本食べたいという衝動に襲われ、その事を考えるだけでヨダレが止まらなくなった。
「とにかく、全員やっつければいいのだ!」
 そんな中、大豪傑・麗刃(23歳児・f01156)が右手にサムライブレイド、左手に日本刀を握り締め、躊躇う事なくキッパリと言い放った。
 本来であれば、もう少し時間を掛けて、考える事ではあるものの、あれこれ考え過ぎて、頭からモクモクと煙が出てきたため、最もシンプルな結論に飛びついたようである。
「確かに……、のんびりしている場合じゃないようだしねぇ」
 叢雲・雨幻(色褪せた根無し草・f29537)が色々な危機感を覚え、黒雲と黒霧【対】を握り締めた。
 こうしている間も、罪のない兵士達が命を落としているため、悩んでいる暇などなかった。
 考えるよりも、先に動く。
 例え、間違った選択肢を選んだとしても、最悪の事態になる前に動けばいい。
 ……ただ、それだけの事だった。
「よーし、私の出番だね。みんな纏めて片付けちゃうから、覚悟してね」
 桜井・乃愛(桜花剣舞・f23024)が茂みから飛び出し、僵尸兵士達の前に陣取った。
「ぬおおっ! そんなところに隠れていやがったのか!」
「ま、まさか、妖獣の森を抜けてきたのか!? あ、あり得ねぇ!」
「まあ、いいや。みんなぶっ殺しちまえばいいんだから……。なんなら、念仏でも唱えてやろうか? 迷わず成仏できるように……」
 僵尸兵士達が小馬鹿にした様子で、クククククッと笑い声を響かせた。
「随分と準備が良いね? 自分達のために、念仏を唱えるなんて……!」
 乃愛がまったく怯む事なく、さらりと答えを返した。
「……えっ? そうなのか?」
「いや、違うだろ! 逝くのは、コイツら! 俺達じゃねぇ!」
「ち、畜生! バカにしやがって! もう許さねぇから、覚悟しやがれ!」
 僵尸兵士達が苛立ちを隠せない様子で、猟兵達に吠えた。
「それでは、バトルの時間デース!」
 バルタン・ノーヴェ(雇われバトルサイボーグメイド・f30809)がノリノリな様子で僵尸兵士達に狙いを定め、内蔵式ガトリングガンを撃ち込んだ。
「……って、いきなりかよっ!」
「しかも、飛び道具なんか使いやがって!」
「ええいっ! 怯むな! 数だけなら、俺達の方が多い!」
「後は気合と根性で何とかなる! とにかく戦え! 死ぬ気で戦え!」
 それに対抗するため、僵尸兵士達が半ばヤケになりつつ、バルタンに襲いかかった。
 だが、僵尸兵士達の拳が届く前に、バルタンの銃火器が火を噴き、辺りに悲鳴が響き渡った。
 それでも、怯む事なく僵尸兵士達が襲い掛かってきたものの、バルタンがファルシオンで斬りつけ、肉の塊に変えていった。
「な、なんだ、何が起こっているんだ!?」
 その騒ぎに気づいた兵士達が、警戒した様子で間合いを取った。
「もう戦う必要はありません。私達が必ず敵を倒して、この戦いを終わらせますから……!」
 そんな空気を察した石森・ユリ(強化人間のスーパーヒーロー・f27532)が兵士達を守るようにして、僵尸兵士達に攻撃を仕掛けていった。
「……愚かな」
「兵士達を守って、何の意味がある」
「それこそ、自殺行為だ。まるで自ら死を望んでいるようじゃないか!」
「ならば、その望み……叶えてやろうっ! あの世で後悔でするんだなっ!」
 それを迎え撃つようにして、僵尸兵士達が次々と飛び掛かっていった。
 だが、ユリはまったく怯む事なく、剣状の偽神兵器を振り下ろし、僵尸兵士達を斬りつけ、大量の返り血を浴びた。
「早く安全な場所に……!」
 その戦いに加わるようにして、紬雁・紅葉(剣樹の貴女・f03588)がオーラ防御を展開しながら、破魔の力を駆使して、僵尸兵士達に攻撃を仕掛けていった。
「は、破魔の力を使う奴までいるのか!」
「ならば、我らの方が圧倒的に不利じゃないかっ!」
「だったら、コイツを先に倒しちまえばいいだけだっ!」
 僵尸兵士達が殺気立った様子で、紅葉に殴り掛かっていった。
 それに気づいた紅葉が残像を駆使して見切り、薙刀「巴」を振り下ろし、僵尸兵士達を斬り捨てた。
「うぐっ! まだだっ! コイツさえ倒せば、他は雑魚だ!」
 それでも、僵尸兵士達が両目を血走らせて襲い掛かってきたものの、薙刀「巴」の斬撃を続けざまに食らって、肉の塊と化していった。
「わしらを雑魚扱いするとは……。随分と強気だな」
 続いて、厳・範(老當益壮・f32809)が流れるような動きで、一気に距離を縮めていった。
「ああ、当然だ!」
「雑魚に雑魚と言って何が悪い!」
 即座に、僵尸兵士達が身構え、真正面から範の攻撃を受け止める準備を整えた。
 この様子では、範の実力を過小評価しているのだろう。
 範の攻撃を防ぎ切る自信があるのか、僵尸兵士達に迷いはなかった。
「これでも、まだ同じ事を言えるか?」
 そんな空気を察した範が雷公鞭を振り回し、僵尸兵士達に電撃を放ち、次々と肉の塊に変えていった。
「ば、馬鹿なっ!」
「あ、あり得ねぇ!」
 それを目の当たりにした僵尸兵士達が、恐怖で身体を震わせた。
「うう……、俺達は、どうすれば……」
 その間も、兵士達は動揺した様子で、同じ考えが頭の中をグルグルと回っていた。
「考えるのは後だよ! とにかく、ここから離れて!」
 四王天・焔(妖の薔薇・f04438)が僵尸兵士達を牽制しながら、兵士達に避難を促した。
 しかし、避難したのは、兵士達は半分程度。
 残りの兵士達は未だに焔の言葉が信じられず、対応に困っているようだった。
 そのため、敵国の兵士を睨みつけながら、剣をギュッと握り締め、険しい表情を浮かべていた。
 だからと言って、焔の言葉をまったく信じていない訳ではないようだが、立場上このまま逃げ帰る訳にも行かないようだ。
「……そこまでだっ!」
「コイツらの命が惜しければ、俺達の言う事を聞け!」
 その隙をつくようにして、モヒカン頭の僵尸兵士が、近くにいた兵士を人質に取った。
「……最低ですわね。自分達の身を守るため、兵士達を身代わりにするなんて……」
 ローズ・ベルシュタイン(夕焼けの薔薇騎士・f04715)が、嫌悪感をあらわにした。
「それは俺達にとって、誉め言葉だ!」
「だから、もっと言っても構わんぞ!」
 僵尸兵士達が上から目線で、キッパリと言い放った。
「……ゴミですね」
 その挑発に乗ったローズが、冷たい視線を僵尸兵士達に送った。
「それは傷つく」
 その途端、僵尸兵士達が涙を浮かべ、どんよりとした空気を漂わせた。
「……と言うか、人質を取る必要なんてないでしょ? 私達は逃げも隠れもしないんだし! みんな強い相手と戦いたかったんでしょ? だったら、もっと楽しもう! 兵士達抜きで!」
 美雨が【機械仕掛けの心臓は笑う(アレグロ)】を発動させ、ヴォルテックエンジンから生み出した電気で全身を覆い、戦闘力を増強させ、生命力吸収能力を得た。
「い、いや、駄目だっ!」
「さあ、無駄な抵抗を止めて、俺達の言う事を聞け!」
「そして、死ねっ! 二度と俺達の邪魔が出来ないように……!」
 僵尸兵士が兵士を盾代わりにしながら、猟兵達に対して言い放った。
「そんな事をしても無駄よっ!」
 その事に危機感を覚えた赤嶺・愛(愛を広める騎士・f08508)が、僵尸兵士達に警告しながら、少しずつ距離を縮めていった。
「いや、無駄じゃない! 現に、攻撃する事を躊躇っているじゃないか!」
 僵尸兵士が含みのある笑みを浮かべ、わざと兵士を前に突き出した。
「ひ、ひぃ!」
 その途端、兵士が間の抜けた声を上げ、ガタガタと身体を震わせた。
「ハッハッハッ! どうする? これでも、戦うのか?」
「ほら、早く! 武器を捨てろ! コイツの命が惜しくないのか?」
「それとも、正義のためなら、多少の犠牲は仕方がないってか? さあ、どうする? 早く決めろ!」
 僵尸兵士達が邪悪な笑みを浮かべ、挑発混じりに吐き捨てた。
「だったら、私達は身代わりになります。なんなら、好きにしてもいいですよ? どうしますか? その人よりも、切り刻み甲斐があると思うのですが……。せっかくなので、試してみませんか?」
 子犬丸・陽菜(倒錯の聖女・f24580)が人質になった兵士の身代わりになるため、何の武器も持たずに僵尸兵士達のところまで歩いて行こうとした。
「そ、それ以上、近づくなっ!」
「どうせ、俺達を騙し打ちする気だろ!」
「そんな手を引っかかる俺達じゃねえぞ!」
 僵尸兵士達が身の危険を感じながら、兵士を盾代わりにして、ジリジリと後ろに下がっていった。
「ここはボクに任せて。この場所ならボクの力を十分に発揮する事が出来るから……!」
 そんな中、テンが勇気を振り絞り、【ゴースト・リボーン】を発動させ、戦場で死亡した兵士達の姿を、そのままミニマムにして増殖させ、ゴーストに変えて操った。
 ゴースト化した兵士達は、ワラワラと僵尸兵士達に纏わりつき、一時的に動きを封じ込めた。
「こ、これは……」
「か、身体が動かない!」
「ええい、邪魔だ、退け、退け、退け!」
 その事に苛立ちを覚えた僵尸兵士達がケモノの如く吠えたものの、いくら振り払ってもゴースト化した兵士達が纏わりついてきた。
「う、うわあああ!」
 その隙をつくようにして、人質になっていた兵士が、這うようにして逃げていった。
「いまのうちに、兵士を治療しておきますね」
 その間に、春霞・遙(子供のお医者さん・f09880)が傷ついた兵士に駆け寄り、医術を駆使して治療をし始めた。
 他の兵士達も猟兵達が敵ではない事を理解したのか、治療をしてもらうため、近づいてきた。
「出来れば避難して欲しいけど……。怪我をしたまま逃げる訳には行かないものね。……待ってて。いま治療をしてあげるから」
 すぐさま、焔が【癒術符(ユジュツフ)】を発動させ、癒しの妖力を込めた符を飛ばし、まわりにいる兵士達の傷を高速で治療していった。
 そのおかげで、兵士達は何とか立つ事が出来たものの、敵国の兵士と目が合った途端、再び戦いを始めた。
 だが、心に迷いが生じているのか、双方とも本気を出しておらず、様子を窺っているようだった。
「よ、余計な真似をしやがって!」
 その事に危機感を覚えた僵尸兵士達が殺気立った様子で、遙達に襲いかかった。
「それは、こっちの台詞だ」
 即座に、範が【使令法:藏獒(ザンアオ)】を発動させ、113体のチベタン・マスティフを召喚した。
 召喚されたチベタン・マスティフは、僵尸兵士達の敵意を感じ取り、躊躇う事無く飛び掛かり、鋭い牙を突き立てた。
「ぐがっ!」
「や、やめろっ!」
「今すぐ離れろ! 離れてくれ!」
 その途端、僵尸兵士達が尻餅をつき、辺りに悲鳴が響き渡った。
「これで終わったと思ったら、大間違いですわよ! これでも喰らって、心の底から自分の行いを反省するといいですわ」
 そこに追い打ちをかけるようにして、ローズが【夕暮れ時に薔薇は踊り咲く(ローズ・ワルツ)】を発動させ、夕の憩い(ロングソード)を無数のオレンジ色の花びらに変えて解き放った。
「ち、畜生っ!」
「お前達に情けはないのか!」
「……俺達の気持ちも考えろ!」
 僵尸兵士達が涙目になりつつ、猟兵達を非難した。
「いまさら文句を言っても手遅れよ。それだけ、あなた達が酷い事をしたのだから……!」
 続いて、愛が【シャイニング・カクタス(シャイニング・カクタス)】を発動させ、ハートフルソードを無数のサボテンの花びらに変え、僵尸兵士達の身体を斬り刻んだ。
「まだまだ行くよっ!」
 それと同時に、乃愛が【桜の癒やし】で桜吹雪を放ち、僵尸兵士達を眠りの世界に誘った。
「そんな事で、俺達が眠る訳……ぐぅ……」
「馬鹿っ! 寝るなっ! こんなモン、気合で……ぐう……」
 その影響で、僵尸兵士達が眠りにつき、重なり合うようにして倒れていった。
「それなら、目を覚ます手伝いをして上げますね。このまま倒してしまったのでは、何だか悪い気もしますし、早く起きてください」
 そんな中、陽菜が僵尸兵士達に視線を送りながら、【知られざる枷(シラレザルカセ)】を発動させた。
 次の瞬間、依代の宝珠を通じて、内臓をかき回される苦痛が伝わり、僵尸兵士達が悲鳴を上げて飛び起きた。
「な、なんだ、今の感覚は……」
「久しく忘れていた痛みが……」
「お前! 俺達に何をしたっ!」
 それがあまりにも異様で、不快な感覚であったため、僵尸兵士達が殺気立った様子で吠え始めた。
「……去り罷りませい!」
 その言葉を遮るようにして、紅葉が【八千矛・対向狩陣(ヤチホコ・ツムガリノジン)】を発動させ、幾何学模様を描き複雑に飛翔する無数の天叢雲剣"都牟刈"で、僵尸兵士達を包囲し、斬撃を浴びせて肉の塊に変えていった。
「こ、こんなはずでは……」
 顔に刺青のある僵尸兵士が、悔しそうに拳を震わせた。
「ところで、こんな事をして、何の意味があるんですか? 敵国だけでなく、自国の兵士まで傷つけるなんて……」
 遙が【謎を喰らう触手の群れ】を発動させ、僵尸兵士達に疑問を投げかけた。
「そりゃあ、アレだ。要はバランスって奴だ」
「戦争を長引かせる事で、両国を疲弊させ、それから……」
「……ん? どうするつもりなんだっ? 乗っ取るんだっけか?」
「だったら、こんな回りくどい事をしなくてもいいような気が……あれ?」
 その途端、僵尸兵士達が疑問を感じ、不思議そうに首を傾げた。
 それが引き金となって、絡みつく紫の触手のかたまりから、謎を喰らう触手が放たれ、僵尸兵士達に食らいついた。
「ぎゃああ!」
「な、なんだ、こりゃ!」
「コ、コイツ、顔から剥がれねぇ!」
「お、俺の顔を食うなっ! 止めてくれえ」
 その事で僵尸兵士達がパニックに陥り、悲鳴を上げながら、苦しそうに地面を転がった。
「今のうちに倒してしまいましょうか」
 その間に、ハロが【ナイト・クローラー】を発動させ、ウミヘビの一種が持つ視覚に頼らない環境知覚の能力を、戦闘用に強化して使用した。
「ふ、ふざけるなっ!」
 その邪魔をするようにして、僵尸兵士達が硬質化した身体で、ハロに体当たりを仕掛けてきた。
「それは……お断りします」
 その事に気づいたハロが、第六感で僵尸兵士達の体当たりを見切り、カウンター攻撃を仕掛けて、肉の塊に変えた。
 それに合わせて、雨幻が目立たない様に物影を介し、忍び足で僵尸兵士の背後に回り込み、悲鳴を上げる間すら与えず首を刎ねた。
「ぐぬぬっ! よくも!」
 それを目の当たりにした僵尸兵士が、半ばヤケになりつつ、猟兵達に殴り掛かった。
「一体、何処を狙っておるのじゃ? そんな攻撃では、わしだけでなく、他の者も傷つける事など出来ないと思うのじゃが……」
 それと同時に、エウトティアが【回避行動(カイヒコウドウ)】を発動させ、巨狼マニトゥに乗ったまま、僵尸兵士達の攻撃を軽々と避けていった。
「ふざけやがって!」
「狼だっ! あの狼を狙え!」
 僵尸兵士達が殺気立った様子で、巨狼マニトゥに攻撃を仕掛けていった。
「……!」
 すぐさま、巨狼マニトゥが野生の勘を働かせ、素早い身のこなしで、僵尸兵士達の攻撃を避けていった。
「いくにゃ」
 続いて、ミーヤが【人狼咆哮】で激しい咆哮を放ち、僵尸兵士達ニ攻撃を仕掛けていった。
「クククククッ!」
「ハーッハッハッハ!」
「待っていたぜ! この瞬間を!」
 次の瞬間、僵尸兵士達がニヤリと笑い、硬質化した肉体で激しい咆哮を受け止め、ユーベルコードをコピーした。
「喰らえぇぇぇぇぇぇぇ!」
 その事で調子に乗った僵尸兵士達が激しい咆哮を放ち、敵味方関係なく無差別にダメージを与えていった。
「やれやれ、面倒な事になったなぁ。それじゃあ、オジサン……厄介な事しちゃおっかなぁ!」
 雨幻が含みのある笑みを浮かべ、【影術:影送り(ソウエイジュツ・カゲオクリ)】で自身の影を帯状に伸ばし、白騎士型のキャバリアの影と繋ぎ、遠隔操作で僵尸兵士達に攻撃を仕掛けていった。
「背後から、いきなり……!」
「ひ、卑怯だぞ! あんなデカブツ、ぶつけてきやがって!」
 僵尸兵士達が激しく動揺した様子で、唇をグッと噛み締めた。
 だが、考えている暇などない。
 こうしている間も、白騎士型のキャバリアが僵尸兵士達を仕留めているため、悩んでいる場合では無かった。
「ヨソ見をしている暇はありませんよ?」
 その逃げ道を塞ぐようにしながら、ユリが【クロックアップ・スピード】を発動させ、パチンと指を鳴らして、高速戦闘モードに変身し、爆発的に増大したスピードと反応速度を駆使して、僵尸兵士達を斬りつけた。
「クッ、速い!」
「に、逃げられねぇ!」
 その事に戸惑いながら、僵尸兵士達が必死に逃げ道を探した。
「逃がしまセンヨ、絶対に……」
 そこに追い打ちをかけるようにして、ラハミーム・シャビィット(黄金に光り輝く慈悲の彗星・f30964)が【高爪然爪(タカガツメ・サレドツメ)】を発動させ、鋭爪の効果・威力・射程を3倍に増幅し、僵尸兵士達の身体を斬りつけた。
「べ、別に……逃げるつもりはねぇ」
「ただ、一旦退却しようと思っただけだ」
「必ず帰ってくるから、ここは……見逃せ!」
 僵尸兵士達が激しく目を泳がせ、逃げ出すタイミングを窺った。
「それでは、キミ達を信じ……られる訳がありセン。だって、顔に書いてあるじゃないデスカ、絶対に帰ってコナイって……」
 ラハミームがツッコミを入れながら、鋭爪で僵尸兵士を引っ掻いた。
「うぐ……、何故、それを……!」
 その一撃を喰らった僵尸兵士が、思わず本音を口にした。
「……あ!」
「……あっ!」
 これには、まわりにいた僵尸兵士達も驚き、『余計な事を言うなよ』と言わんばかりに非難の眼差しを送っていた。
「そう言う訳ナノデ……」
 次の瞬間、ラハミームが鋭爪で僵尸兵士達を切り裂き、肉の塊に変えた。
「畜生っ! なんで、だ!」
「お前等のせいで、何もかも台無しじゃねぇか!」
「もう容赦しねぇからなっ! お前達の首を、この場に並べてやる!」
 僵尸兵士が逆ギレした様子で、生前に愛用していた大鎌を握り締めた。
「そう簡単に首を刎ねられると思ったら、大間違いよ!」
 すぐさま、シフィル・エルドラド(ハイカラさんの勇者・f32945)が間合いを詰め、素早い身のこなしで僵尸兵士達が振り回す大鎌を避け、聖剣エデンで斬りつけた。
「……そこだっ!」
 その一撃を喰らった僵尸兵士が、最後の力を振り絞り、力任せに大鎌を振るった。
 だが、大鎌は虚しく空を切り、勢いあまって、倒れ込んだ。
「目覚めよ、勇者シフィルの底力よ!」
 その間に、シフィルが【勇者の覚醒(ユウシャノカクセイ)】で正義の為に戦う勇者に変身し、戦闘能力が爆発的に増大させた。
「だから、どうした!」
「ちょっと、強くなったからって調子に乗るなよ!」
「その程度で、俺達を倒せれると思ったら、大間違いだ!」
 僵尸兵士達が殺気立った様子で、狂ったように大鎌を振り回した。
「こっちだって負けないよ!」
 杏珠がノリノリな様子で【恐竜系女子、暴走中(ミラクル・ティラノガール)】を発動させ、全身をティラノの覇気で覆い、飛翔するようにして間合いを詰め、僵尸兵士を殴り飛ばした。
「ぐぼらべはっ!」
 その一撃を喰らった僵尸兵士が、他の僵尸兵士達を巻き込みながら、地面をゴロゴロと転がった。
「ち、畜生!」
「こうなったら、意地でも首を刎ねてやる!」
 僵尸兵士達が両目をギラつかせ、次々と猟兵達に襲いかかってきた。
「これでも、首を刎ねる事が出来マスカ?」
 それを迎え撃つようにして、バルタンが【模倣様式・戦闘機械都市(イミテーションスタイル・マザー・コンピュータ)】で、キャバリアや乗り物などの戦闘機械を合体させた。
「ゲェェェェェェェェ! 卑怯だぞおおおおおおお!」
 それをギョッと見上げながら、僵尸兵士達が驚いた様子で目を丸くさせた。
「そろそろ、首を刎ねるとするか。ピョンっとな!」
 それと同時に、麗刃がウサギの如くピョンと跳ね、【ネタキャラとしての矜持(ソレデモワタシハギャグヤネタガヤリタイ)】を発動させ、ネタキャラとして、ある種のプライドを籠めたギャグによる一撃を放ち、肉体を傷つけず、シリアスな空気や、平常心で戦闘に挑む姿勢を破壊した。
「そーれ、ピョン」
 その途端、僵尸兵士達がウサギの如くピョンと跳ね、無防備な状態のまま猟兵達に迫ってきた。
 それを迎え撃つようにして、猟兵達が次々と攻撃を繰り出した。
 次の瞬間、僵尸兵士達の首が満月の如く宙を舞い、そのまま流れ星の如く落下した。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​




第3章 ボス戦 『邪仙黒道・梦蝶』

POW   :    邪脚・睚眦
【仙術で強化した脚力による蹴りの乱舞】で対象を攻撃する。攻撃力、命中率、攻撃回数のどれを重視するか選べる。
SPD   :    邪突・狴犴
【拳や脚による急所への鋭い突き】が命中した部位に【邪悪な仙術】を流し込み、部位を爆破、もしくはレベル秒間操作する(抵抗は可能)。
WIZ   :    邪仙・贔屓
【武装した戦闘用女性キョンシー】が自身の元へ多く集まるほど、自身と[武装した戦闘用女性キョンシー]の能力が強化される。さらに意思を統一するほど強化。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主はアリュース・アルディネです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

ニケ・ブレジニィ(サポート)
技能を、フル活用します。

仲間を守りつつサポートし、敵を倒すという戦闘スタイルです。

また、このシナリオ内で戦闘不能になったオブリビオンの肉体と魂を、ユーベルコードの『桜の癒やし』で鎮め、転生できるように祈ります。

「…もう鎮まりたまえ、あなたの名を忘れないように私は憶えておいてあげるから…」

リプレイのために、このキャラクターを自由に扱っていただいて、全く問題ありません。


クレセント・サーバー(サポート)
 私はクレセント・サーバー。
希代の瞑(誤字にあらず)探偵です。
自分で言うなとは、よく言われますけどね。

探偵騎士×シルフィードの男です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


四壱六・豆花(サポート)
放浪癖のある人形妖怪、妖怪歴35年。
メイン武器に特殊警棒を把持。

口調は常に「中性的(ぼく、○○様、ですます調)」で丁寧。

指定のユーベルコードはどれでも使用し、自身の損壊は厭いません。
他の猟兵とのトラブルは好まず、一歩引いて周囲の雰囲気を見ます。
公序良俗に反する行動はしません。

あとはマスターにおまかせです。


ミルディア・ディスティン(サポート)
「サポート?請われれば頑張るのにゃ!」
 UDCでメカニックして生計を立ててるのにゃ。
 『俺が傭兵で出撃して少し足しにしてるがな?』
 ※自己催眠でお人好しで好戦的な男性人格に切り替わりますがデータは変わりません。

 ユーベルコードはシナリオで必要としたものをどれでも使用します。
 痛いことに対する忌避感はかなり低く、また痛みに性的興奮を覚えるタイプなので、命に関わらなければ積極的に行動します。
 公序良俗は理解しており、他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。むしろ積極的に助ける方です。
 記載の無い箇所はお任せします。よろしくおねがいします。


響納・リズ(サポート)
「ごきげんよう、皆様。どうぞ、よろしくお願いいたしますわ」
おしとやかな雰囲気で、敵であろうとも相手を想い、寄り添うような考えを持っています(ただし、相手が極悪人であれば、問答無用で倒します)。
基本、判定や戦いにおいてはWIZを使用し、その時の状況によって、スキルを使用します。
戦いでは、主に白薔薇の嵐を使い、救援がメインの時は回復系のUCを使用します。
自分よりも年下の子や可愛らしい動物には、保護したい意欲が高く、綺麗なモノやぬいぐるみを見ると、ついつい、そっちに向かってしまうことも。
どちらかというと、そっと陰で皆さんを支える立場を取ろうとします。
アドリブ、絡みは大歓迎で、エッチなのはNGです


星川・杏梨(サポート)
『この剣に、私の誓いを込めて』
 人間のスーパーヒーロー×剣豪、女の子です。
 普段の口調は「聖なる剣士(私、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」
 時々「落ち着いた感じ(私、~さん、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

性格はクールで凛とした雰囲気です。
常に冷静さを念頭に置く様に努めており、
取り乱さない様に気を付けています。
戦闘は、剣・銃・魔法と一通りこなせます。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


叢雲・雨幻(サポート)
真正面から、と言うよりは掠め手で相手を惑わせて
攪乱しながらのらりくらりと追い詰める戦い方を好むよ。
ただし共闘者がいて危ない時は飛び出して守りに行くかな。

使う武器は【黒雲】【黒霧【対】】の二刀流での戦闘が主。
使うUC次第では連結してダブルセイバーにしたり、
そもそも剣を【武器受け】用として使い、影を操る攻撃で戦ったりするよ。

基本的に相手の攻撃を【見切り】、【早業】で【武器受け】をしながら動きを観察し、隙を見つけて【切り込み】もしくは【カウンター】を決めて離れる飄々とした動きのヒット&アウェイスタイル。
戦闘中も仲間やボスにも冗談を交えて話しかけたりする。
ただしあまりにも非道な相手の場合は別だがね。


チヒローズ・イッシー(サポート)
自由都市を故郷に持ち、本人も自由を愛する女性です。
戦闘では指定したユーベルコードを状況に応じて使い、人々の自由を取り戻す為に皆さんと力を合わせて戦います。
オラトリオの聖者×プリンセスということで、もしよければキラキラっとした華やかな戦闘演出を描写していただけると嬉しいです。

口調はステータスシートの通り、「なの、よ、なのね、なのよね?」という感じの優しく人当たりのいい女の子といった感じの喋り方です。
一人称は「私」、二人称は基本的に年齢や男女を問わず「さん」付けの呼び方です。
あとはマスターさんにお任せします。よろしくお願いします!


ミーヤ・ロロルド(サポート)
『ご飯をくれる人には、悪い人はいないのにゃ!』
楽しいお祭りやイベント、面白そうな所に野生の勘発動させてくるのにゃ!
UCは、ショータイムの方が使うのが多いのにゃ。でもおやつのUCも使ってみたいのにゃ。
戦いの時は得意のSPDで、ジャンプや早業で、相手を翻弄させる戦い方が好きなのにゃよ。

口調だけど、基本は文末に「にゃ」が多いのにゃ。たまににゃよとか、にゃんねとかを使うのにゃ。

食べるの大好きにゃ! 食べるシナリオなら、大食い使って、沢山食べたいのにゃ♪ でも、極端に辛すぎたり、見るからに虫とかゲテモノは……泣いちゃうのにゃ。
皆と楽しく参加できると嬉しいのにゃ☆

※アドリブ、絡み大歓迎♪ エッチはNGで。


夜鳥・藍(サポート)
生まれも育ちもサクラミラージュのクリスタリアン。誰かの願いで転生した元影朧。そのため影朧には同情しがち。
それなりの良家の出で言葉遣いは丁寧。だが両親とは違う種族で生まれたのを悩み高等部(高校短大相当)卒業を機に家を出ている。現在は帝都で占い師をしている。

もふもふ大好き。
実家ではいろいろ我慢してたのもあって、飼えなくとも一人暮らし&猟兵となったことで爆発しがち。

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動は絶対にしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


四十物・寧々(サポート)
サポートプレイングです。

ひとつの肉体に複数の人格を有し、人格ごとに別々の特性を修得でき、人格を切り替える事で様々な状況に対応できます。(多重人格者の種族説明より抜粋)

そのため、口調は「現在の状況に対応できる人格」です。
シナリオ進行に必要な内容など、喋らせたいことを喋らせて下さい。

使用ユーベルコードの指定はありません。
「成功」の結果で書けそうなものを一つステータス画面からお選び下さい。フラグメント次第で不使用も可です。

多少の怪我は厭わず積極的に行動し、他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。

あとはお任せ致します。
宜しくお願い致します。


バジル・サラザール(サポート)
『毒を盛って毒で制す、なんてね』
『大丈夫!?』
『あまり無理はしないでね』

年齢 32歳 女 7月25日生まれ
外見 167.6cm 青い瞳 緑髪 普通の肌
特徴 手足が長い 長髪 面倒見がいい 爬虫類が好き 胸が小さい
口調 女性的 私、相手の名前+ちゃん、ね、よ、なの、かしら?

下半身が蛇とのキマイラな闇医者×UDCエージェント
いわゆるラミア
バジリスク型UDCを宿しているらしい
表の顔は薬剤師、本人曰く薬剤師が本業
その割には大抵変な薬を作っている
毒の扱いに長け、毒を扱う戦闘を得意とする
医術の心得で簡単な治療も可能
マッドサイエンティストだが、怪我した人をほおっておけない一面も

アドリブ、連携歓迎


雪代・桜花(サポート)
 桜の精の仙人×パーラーメイド、17歳の女です。
 普段の口調は女性的(私、~様、です、ます、でしょう、ですか?)
サクラミラージュの山奥で生じた桜の精で、普段は『帝都桜學府』に通いながら色んなアルバイトをしている猟兵です。

UCによる技能強化で他参加者の文字通りのサポート役(戦闘支援の他、一般人相手の情報収集や敵地の偵察、給仕など)が理想です。
UCの『オールワークス!』で状況や目的に応じた手持ちの防具に着替え、その初期技能を上昇させ【情報収集】や【破魔】などでサポートします。あるいは軽機関銃と素の【援護射撃】や【制圧射撃】で戦闘をサポート。
その他、桜の精として影朧の転生やUCによる回復も可能。


アリス・セカンドカラー(サポート)
お任せプレ、汝が為したいように為すがよい♥
ヴィジランテの説明と初期UCを根拠に技能値100以上の技能はUC並に鍛え上げたと主張。
サポートとして狂言回し。あると便利な舞台装置、デウス・エクス・マーキナー。どんな混沌な状況も『その時不思議なことが起こった』で解決よ♪

シリアスパートなら神様っぽい何かが。
ギャグパートならタライの落下や爆発オチのコント、あるいはカートゥーン的なナニかが。
お色気パートならT○L○VEる的ななんやかんやが。
KENNZENパートならKENNZENなアレやコレが。
純戦なら青春技能でジュブナイル伝奇的な中二病オサレバトルで。
事件を解決に導くでしょう。

えっちなのうみそおいしいです♥


赤嶺・愛(サポート)
『世界が平和になりますように』
 人間のパラディン×シーフの女の子です。
 普段の口調は「平和を愛する(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、怒った時は「憤怒(私、あなた、~さん、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

性格は明るく、人と話す事が好きで
平和的な解決を望む優しい性格の女の子ですが
戦う事でしか依頼を成功出来ない時は戦う事も厭わないです。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


サエ・キルフィバオム(サポート)
アドリブ歓迎

基本的には情報収集が得意かな
相手が何かの組織だったら、その組織の一員になり切って潜入して、内側から根こそぎ情報を頂いちゃうよ
そうじゃなければ、無害で魅力的な少女を演じて、上手く油断させて情報を引き出したいね

戦いになったら、直接力比べの類は苦手だから、口先で丸め込んだりして相手を妨害したり、糸を利用した罠を張ったり、誘惑してだまし討ちしちゃうかな
上手く相手の技を逆に利用して、手痛いしっぺ返しが出来ると最高♪
敢えて相手の術中に陥ったふりをして、大逆転とかも良く狙うよ


大神・零児(サポート)
アドリブ共闘可
単純戦闘の場合
強力な一撃を叩き出せそうなUCか、形勢逆転が狙えそうなUCを

味方や護衛・救助対象への援護や支援が必要な場合
味方や護衛・救助対象へのサポートとなるようなUCを

戦闘のみ
所持している武器・アイテムを効果的に使い戦局を有利にするよう行動(所持アイテム等を駆使し攪乱や敵の隙をつくる等)

救出・護衛
対象者の命最優先で行動
敵の動きに注意し、牽制しながら戦う
仲間との連携・連絡はアイテムも駆使し密に

常時使用技能
戦闘知識
第六感
野生の勘
見切り
地形の利用
世界知識
咄嗟の一撃
情報収集
早業

護衛・救出対象等有
拠点防御
時間稼ぎ
鼓舞
失せ物探し
オーラ防御
覚悟
救助活動
かばう
聞き耳

C-BA使用
運転
操縦
運搬
騎乗


向・存(サポート)
もし手助けが必要でしたらお手伝いするのですよぉ~。
ユーベルコードの出し惜しみをするつもりはありませんけどぉ、だからと言って乱発すればいいってものでもないですよねぇ~。
使いどころに迷ったときはぁ、ご同輩に相談すればいいでしょうかぁ~?
けどぉ、非道なことをなされる方には手加減無用、全力で参らせていただきますねぇ~。
あとは最後まで油断大敵、【咄嗟の一撃】も放てるように【逃亡阻止】は意識しておきましょう~。
大丈夫ですよぉ~、手足の二・三本くらいもげてもなんとかなりますのでぇ~。
荒事以外の御用ならめいっぱい楽しんじゃいますよぉ~。
特に読み物なんかは好きですねぇ~。
※アドリブ・連携歓迎


春霞・遙(サポート)
UDC組織に所属して、UDC関連の一般病院に勤務している小児科医です。
行動の基本方針は困っている人が居るなら助けたい、人に害をなす存在があるなら退けたい。
戦う力はあまりないですけど、自分が傷を負うとしてもみなさんのお手伝いができれば嬉しいです。

基本的に補助に徹します。
「医術」「援護射撃」「情報収集」から、【仕掛け折り紙】【葬送花】での目くらましや演出、【生まれながらの光】【悪霊祓いのまじない】で照明や目印を付けるなども行えるかと思います。
攻撃は拳銃による射撃か杖術が基本で、その他はUCを使用します。
【悔恨の射手】【未来へ捧ぐ無償の愛】は基本的に使用しません。

シリアス以外ならいたずら好きの面も。


メイリン・コスモロード(サポート)
『一緒に頑張りましょうね。』
人間の竜騎士×黒騎士の女の子です。
普段の口調は「丁寧(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、時々「対人恐怖症(ワタシ、アナタ、デス、マス、デショウ、デスカ?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
人と話すのに慣れていなくて
「えっと……」とか「あの……」とか多様します。
戦闘ではドラゴンランスを使う事が多い。

その他、キャラの台詞はアドリブ等も歓迎です。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!




「これは……一体、どういう事!? せっかく、上手く行っていたのに、邪魔をして! あなた達のせいで、すべて台無し! これまでの苦労が水の泡! この責任……どう取ってくれるの!」
 邪仙黒道・梦蝶が苛立ちを隠せない様子で扇子を激しく仰ぎながら、兵士達の死体を踏みつけ、猟兵達の前に現れた。
「あなたがすべての元凶ですか……?」
 ニケ・ブレジニィ(桜の精の王子様・f34154)が傷ついた兵士を抱き起し、梦蝶を持上げた。
「ええ、その通りよ。でも、駄目ね。余計な事を考える頭があると……。いっそ、みんなキョンシーにすれば良かったかしら。そうすれば、悩む事も、苦しむ事もなかったから……」
 梦蝶がニケを見下し、不気味に笑った。
「利用できるものは、すべて利用する……って事ですか。その結果がコレとは……。実に滑稽ですね」
 クレセント・サーバー(自称の事象・f35960)が、深い溜息を洩らした。
「……言ってくれるじゃない。でも、みんな、あなた達が悪いのよ。あたしの作戦を邪魔するから……。何もかもダメになったじゃない! なんで、邪魔をするの? あなた達には、何の関係もない事なのに……。こんな小国がひとつ、ふたつ滅びたところで、あなた達が気にするなんて何もないでしょ!?」
 梦蝶がムッとした様子で、猟兵達を睨みつけた。
「そう言われて、放っておいたら、小国だけで済まなくなりますよね?」
 四壱六・豆花(朽ちた人形が集いし骸・f34750)が、落ち着いた様子で梦蝶に答えを返した。
「……あら? 思ったよりも賢いのね。確かに、そうね。……その通りよ。これは、まだキッカケに過ぎないから……。これから、もっと大きな事をする……はずだったのに! 本当に忌々しいったら、ありゃしない!」
 梦蝶が恨めしそうな表情を浮かべ、何度も地面を踏みつけた。
「だったら、もっと邪魔をするにゃ!」
 ミルディア・ディスティン(UDCの不可思議メカニック・f04581)がヤル気満々な様子で、キッパリと言い放った。
「あなた達……、よほど死にたいようね。いいわ、だったら、殺してあげる! あの世で後悔しても手遅れなんだから! こうなったら、あなた達をキョンシーにしてあげる!」
 梦蝶が、こめかみを激しくピクつかせ、頭の中で危険な妄想を膨らませた。
 その中では、猟兵達がキョンシーと化しており、梦蝶の命令に従って、人々に襲いかかっていた。
「どうやら、説得しても無駄なようね。まあ、そんな事で考えを改めるようなら、こんな事はしないと思うけど……。やっぱり、毒を盛って、毒を制す……かしら」
 バジル・サラザール(猛毒系女史・f01544)が、梦蝶に冷たい視線を送った。
「つまり、あたしを毒殺するって事? あははははっ! 本当に面白い事を言うのね。……笑えるわ。でも、残念。そんなモノは効かないわ。ある意味、あたしが『毒』だもの」
 梦蝶が小馬鹿にした様子で、フンと鼻を鳴らした。
「随分と下手な冗談ね。そう言っている割には、足が震えているわよ? まさか、この状況で武者震いとは言わないと思うけど……」
 バジルが梦蝶に視線を送り、深い溜息を洩らした。
「ふ、ふざけた事を言うのね! その言葉……絶対、後悔させてやる!」
 梦蝶が、こめかみを激しくピクつかせ、猟兵達に言い放った。
「ならば、私は……この剣に誓いを込めて、あなたを倒しますっ!」
 星川・杏梨(聖炎の剣士・f17737)が真っ直ぐ梦蝶を見つめ、流星の聖剣をギュッと握り締めた。
「あら、勇ましい。そんな事を言っていいのかしら? 数秒後には、後悔する事になるわよ」
 梦蝶が杏梨を品定めしながら、不気味な笑みを浮かべた。
「ならば、世界を平和にするため、あなたを必ず倒しますっ! そうしなければ、この世界に……少なくとも、小国に平和が訪れる事などないのですから……!」
 赤嶺・愛(愛を広める騎士・f08508)がオーバー・ハートブレイク(バスタードソード)をギュッと握り締め、キッパリと言い放った。
「いいじゃない、別に……。小国のひとつや、ふたつ滅びても……。それは世界にとっては、些細な事。だから、放っておきなさい。それが、貴方達のためよ」
 梦蝶がキセルを咥え、死んだ魚のような目をしながら、ボソリと呟いた。
「……お断りします!」
 愛がキリリとした表情を浮かべ、躊躇う事なく梦蝶に斬りかかった。
「まあ、色々と根回しをしていたようだけど、小国の国王さん達には、私の方から説明しておいたから……。ふたりともビックリしていたよ。自分達が騙されていた事を知って……」
 そんな中、サエ・キルフィバオム(突撃!社会の裏事情特派員・f01091)が、死刑宣告にも等しい言葉を吐いた。
「なんて事をしてくれたの! せっかく上手く行っていたのに……。これじゃ、あなた達を倒しても無駄じゃない。許さない、許さない、許さないィィィィィィィ!」
 梦蝶がケモノのような唸り声を響かせ、仙術で脚力を強化した後、舞い踊るようにして、蹴りを繰り出した。
「完全に……逆ギレですね」
 アリス・セカンドカラー(不可思議な腐敗のケイオト艶魔少女・f05202)が、梦蝶の蹴りを避けるようにして飛び退いた。
「何で、避けるの? ……喰らっておきなさいよ。一度、喰らったら、癖になるかも知れないし!」
 梦蝶を苛立つ気持ちを誤魔化しつつ、さらに強烈な蹴りを繰り出した。
「悪いけど、そっちの趣味はないから……」
 アリスが流れるようにして蹴りを避け、梦蝶に対して答えを返した。
 その拍子に、梦蝶の蹴りで服の一部が破けたものの、KENNZENな力が働いているおかげか、見えそうで見えない感じになっていた。
「……と言うか、そんな短い足で、蹴りを繰り出されてもなぁ。どんなに頑張っても、俺には届かんだろ」
 大神・零児(魂から別れたもう一人の令二・f01283)が第六感と野生の勘を駆使して、梦蝶の蹴りを見切りながら、ウンザリとした様子で溜息を洩らした。
「み、短い訳ないでしょ! これでも、美脚の梦蝶って言われたんだから……! スラリと伸びた脚が自慢なの……!」
 梦蝶が顔を真っ赤にしながら、再び蹴りを繰り出した。
 しかし、零児にはまったく当たらず、イライラばかりが膨らんだ。
「まあ、何であれ、蹴りを喰らうつもりはありませんが……」
 その間に、響納・リズ(オルテンシアの貴婦人・f13175)が死角に回り込み、攻撃を仕掛けるタイミングを窺った。
「あらあら、ツレないわね。だったら、記念にどうかしら? あの世に逝った時の思い出になると思うけど……」
 梦蝶が皮肉混じりに呟きながら、リズを追い詰めるようにして、蹴りを繰り出した。
 その攻撃を何度か喰らったリズが、グッと唇を噛み締めた。
「いいわね、その顔……その顔よ! ほらほら、もっと苦しんで! ほら、ほら、ほらっ!」
 その事に興奮した梦蝶が高笑いを響かせ、続けざまに蹴りを繰り出した。
「狂ってますね、本当に……。それなら、容赦をする必要もありませんね。こちらも遠慮なく行かせていただきますっ!」
 すぐさま、アリスが【『夜』に蕩け堕ちる夢(デモニックナイトメア)】で、堕落と欲情に誘う『夜』】を杏梨に憑依させ、攻撃力が5倍にした。
「これ以上、あなたの好きにはさせません!」
 次の瞬間、杏梨が【スーパー・ジャスティス】を発動させ、黄金のオーラで全身を覆って高速で飛翔し、梦蝶に斬りかかった。
「……って、あたしの脚を斬り落とす気!? ふざけないで!」
 その途端、梦蝶がビクッと身体を震わせ、反射的に利き足を引っ込めた。
「脚だけで済むと思ったら、大間違いですよ?」
 そこに追い打ちを掛けるようにして、杏梨が流星の聖剣を握り締め、梦蝶に狙いを定めた。
「私の代わりに……後は頼みましたよ……」
 そんな中、リズが傷ついた身体を庇いながら、【戦場のワルキューレ(センジョウノワルキューレ)】を発動させ、白き翼を持った戦乙女が召喚した。
 召喚された戦乙女は、白銀の剣を握り締め、梦蝶に斬りかかった。
「皆は、私が守りますっ! この命に代えても、絶対に……!」
 続いて、愛が【ヒロイック・ハート(ヒロイック・ハート)】を発動させ、優しさで満ち溢れたオーラで全身を覆い、飛翔しながら梦蝶に突っ込むようにして斬りかかった。
「……相手が悪かったな」
 それに合わせて、零児が【悪夢憑依「破壊の権化」(ブロークンメガリス)】を発動させ、炎の破壊エネルギー体『フェンリル』を纏い、梦蝶に突っ込んでいった。
「クッ……!」
 その一撃を喰らった梦蝶が後退し、自らの身を守ったものの、余波で発生した無数の炎体ゴーストウルフに食いつかれ、辺りに悲鳴を響かせた。
「ぐっ、ぐぐ……ぎぃっ! 本当に頭に来るわね、あなた達は!」
 梦蝶が鬼のような形相を浮かべ、武装した戦闘用女性キョンシー達を呼び寄せた。
 戦闘用女性キョンシー達は、梦蝶によって改造されており、つぎはぎだらけの醜い姿になっていた。
「……酷い」
 それを目の当たりにしたニケが、信じられない様子で身体を震わせた。
「これの何処が酷いの? せっかく有効利用しているって言うのに……。この娘達には、もう少し頑張ってもらわないとダメだから……!」
 梦蝶がキセルを咥え、ニンマリと笑った。
「だからと言って、こんな事が許されると思っているのですか?」
 四十物・寧々(あいもの・ねね・f28377)が、戦闘用女性キョンシー達に視線を送った。
 戦闘用女性キョンシー達は、損傷した部位を、他の人間の部位で補っているらしく、片腕だけ筋骨隆々だったり、片足だけ華奢だったりいるため、アンバランスな感じになっていた。
「あらあら、それは見栄えの事を言っているのかしら? そんなモノより、機能性でしょ!」
 梦蝶がまったく悪びれた様子もなく、自らの正当性を訴えた。
「あなた達には、この人達の苦しみが分からないんですかっ!」
 春霞・遙(子供のお医者さん・f09880)が激しく胸を痛めながら、梦蝶に対して訴えかけた。
 戦闘用女性キョンシー達は、梦蝶の支配下にあるため、逆らう事が出来ないものの、明らかに苦しんでいるように見えた。
「分かっていないのは、あなた達よ。みんな、喜んでいるわよ、心の底から……。だって、あたしには聞こえるもの。この娘達の声が、ハッキリと……!」
 梦蝶が全く悪びれた様子もなく、小馬鹿にした様子でフンと鼻を鳴らした。
「分かっていないのは……あなたです」
 遙が【葬送花(タムケノハナ)】を発動させ、杖から溢れる光を梦蝶に向け、薄桃色の花吹雪を発生させた。
「な、何よ、これ!」
 その攻撃を喰らった梦蝶が悲鳴を上げ、必死になって薄桃色の花吹雪を払い除けようとした。
 だが、薄桃色の花吹雪は梦蝶に纏わりつき、容赦なく身体を切り裂いた。
「古代の戦士さん、出番にゃ!」
 続いて、ミルディアが【サモニング・ガイスト】を発動させ、古代の戦士の霊を召喚した。
「何をやっているのよ、お前達! 早く何とかしなさい!」
 梦蝶がイラついた様子で、戦闘用女性キョンシー達に指示を出した。
 その指示に従って、戦闘用女性キョンシー達が、古代の戦士の霊に襲いかかった。
 それを迎え撃つようにして、古代の戦士の霊が槍を振り回し、女性キョンシー達を炎に包んで、次々と燃やしていった。
「ほんの少しだけ協力してくださいね」
 それに合わせて、寧々が【アンディファインド・フューチャー・キッス】で、戦闘用女性キョンシー達に敵意の感情を与えた後、成人した寧々のようなサキュバス型UDCを召喚し、魅了されて絶対服従を誓う投げキッスを飛ばした。
 その影響で、戦闘用女性キョンシー達の一部が寧々の忠実な下僕となり、他の戦闘用女性キョンシー達を押さえつけ、一時的に動きを封じ込めた。
「今のうちに治療をしてしまいましょうか」
 その間に、バジルが【白蛇の鎖(サーペントチェイン)】を発動させ、白蛇の形の光の鎖を当てて、仲間達の傷を癒していった。
「これも戦いを終わらせるため……。なるべく苦しまないようにするから、恨みっこなしよ」
 それと同時に、チヒローズ・イッシー(オラトリオの聖者・f20852)が【ドレスアップ・プリンセス】で豪華絢爛なドレス姿に変身し、花びらを舞い散らせながら、梦蝶に突っ込んでいった。
「……壁になりなさい!」
 即座に、梦蝶が戦闘用女性キョンシー達に指示を出し、チヒローズの攻撃を防いだ。
「ウウウウゥゥゥゥゥ」
 次の瞬間、戦闘用女性キョンシー達がフラフラと頭を揺らし、チヒローズに殴りかかった。
「キョンシーになって、身体が硬くなったんじゃないの?」
 チヒローズが華麗に舞うようにしながら、戦闘用女性キョンシー達の攻撃を避け、キラキラと汗を輝かせた。
「……鎮まりたまえ、あなたの名を忘れないように私は憶えておいてあげるから……」
 そんな中、ニケが行動不能になった戦闘用女性キョンシーを抱き上げ、【桜の癒やし】で桜の花吹雪を放ち、眠りの世界に誘った。
「ぐぎぎぃっ! どいつも、こいつも使えないわね! だったら、あたしが直々に殺してあげる!」
 梦蝶がギチギチと歯を鳴らし、怒りに身を任せて、鋭い突きを放ってきた。
「それは……、お断りします」
 すぐさま、クレセントが仕込み杖を地面に突き立て、【荒風儀式(アラブルカゼ)】を発動させ、自らの身体を竜巻で覆うと、視聴嗅覚での感知を不可能にした。
「ひょっとして、恥ずかしがり屋さんなのかしら? だったら、一緒に踊りましょう。ほら……エスコートしてあげるから!」
 梦蝶が含みのある笑みを浮かべ、何度も突きを繰り出した。
「ちょっと、しつこいですよ」
 豆花が特殊警棒で身を守りながら、警戒した様子で後ろに下がった。
 どうやら、梦蝶の突きには邪悪な戦術が流れているらしく、攻撃を喰らった部分が弾け飛んだ。
「そう言わず、喰らっておきなさい! ……と言うか、早く死ね!」
 梦蝶が両目を血走らせ、狂ったように突きを繰り出した。
「そんなモノを喰らうくらいなら、ご飯を食べるにゃ!」
 その事に危機感を覚えながら、ミーヤ・ロロルド(にゃんにゃん元気っ娘・f13185)が梦蝶の突きを避け、飛び跳ねるようにして間合いを取った。
「あら、食いしん坊さんね。だったら、まわりに沢山あるじゃない。兵士達の死肉が、ね」
 梦蝶が、わざと死体の山に誘導するようにして、再び突きを繰り出した。
「こんな事をするのは、悪い人だけにゃ!」
 ミーヤが今にも泣き出しそうになりながら、梦蝶の突きの除け、死体の山から離れていった。
「……確かに、イイ人とは言えませんね」
 それと入れ替わるようにして、夜鳥・藍(宙の瞳・f32891)が青月(打刀)を握り締め、梦蝶に斬りかかった。
「それは誤解よ。これでも、みんなに信頼されていたんだから。イイ人でなければ、人に信頼されるわけがないでしょ?」
 梦蝶が自信に満ちた表情を浮かべ、大きな胸を揺らしながら、藍の攻撃を突きで弾いた。
「信頼されているというより、みんなを騙しただけでは……」
 藍が警戒した様子で後ろに下がり、邪悪な仙術を流し込まれる前に距離を取った。
「……随分と言ってくれるじゃない! あたしが信頼されて、愛されていたから、みんな此処にいるのに! 本当にムカツクわね!」
 梦蝶がギチギチと歯を鳴らしながら、再び突きを放ってきた。
「皆さん、気をつけてください。あの突きから邪悪な気配を感じます」
 雪代・桜花(桜仙・f23148)が警戒した様子で、仲間達に対して警告した。
「今さら気づいたところで手遅れよ。みんな爆破してあげる! 嫌なら早く逃げなさい! まあ、何処に逃げたところで、無駄だけど……。だからと言って、命乞いをしても、無駄よ。そんなの、面白くないから……。私が見たいのは、あなた達が逃げ惑う姿。その上で、命乞いをするのであれば、考えてあげてもいいけど……」
 梦蝶が不気味な笑みを浮かべ、自分の右手をベロリと舐めた。
 それに何の意味があるのか分からないが、先程よりも邪悪な仙術の勢いが増しているように見えた。
「確かに……、随分とヤバげな突きのようだねぇ。まあ、喰らわなければイイだけか」
 叢雲・雨幻(色褪せた根無し草・f29537)が、黒雲と黒霧【対】を握り締め、警戒した様子で間合いを取った。
「あらあら、そんな事を言われたら、意地でも喰らわせたくなるじゃない。まあ、遠慮せずに喰らってみなさい。意外と癖になるかも知れないわよ!」
 梦蝶が不気味な笑みを浮かべながら、飛び跳ねるようにして、続けざまに突きを繰り出した。
「だから……遠慮する……って!」
 雨幻が梦蝶の突きを見切って、早業で武器受けしながら、気まずい様子で汗を流した。
 梦蝶の突きを次第に鋭さが増しており、狙いも正確になっていた。
「そんなに攻撃したいのであれば、わたしぃが相手をしてあげますよぉ~」
 その行く手を阻むようにして、向・存(葭萌の幽鬼・f34837)が梦蝶の前に陣取った。
「……あら? 素直な子は、大好きよ。だったら、遠慮はいらないわね。惨めに泣き叫びながら、弾け飛びなさい」
 梦蝶がゴキゲンな様子で、存に突きを繰り出した。
「……ん?」
 次の瞬間、存の右腕が弾け飛び、大量の肉片が雨の如く降り注いだ。
 しかし、存はまったく気にしておらず、『腕なんて飾りですからぁ~』と言わんばかりに落ち着いていた。
「……って、少しは動揺しなさい!」
 それを目の当たりにした梦蝶が、ドン引きした様子で存にツッコミを入れた。
「いや、別に気にする事でもないんでぇ~。それに、手足の二、三本くらい、弾け飛んでも、何とかなりますしねぇ~。でもぉ~、さすがに、ちょっと酷過ぎますねぇ~。腕一本くらいのお返しはしても、バチは当たりませんよねぇ~」
 その隙をつくようにして、存が咄嗟の一撃を繰り出し、梦蝶の右腕を傷つけた。
「んぐ……ぐああっ! こうなったら、あんた達纏めて、皆殺しよ!」
 梦蝶が右腕をダラリと垂らしながら、今度は左手で突きを繰り出した。
「当たったと思ったでしょ? ざんねーん♪」
 即座に、サエが【一狐の腋に如かず(アトラクティブ・カウンター)】を発動させ、完全な脱力状態で梦蝶の突きを喰らい、それを無効化した上で、自分に有利な効果に変え、強烈な魅力を体から排出した。
「な、何よ、これぇ!」
 その攻撃をモロに喰らった梦蝶が呆けた表情を浮かべたまま、死体の山まで吹っ飛んだ。
「さあ、あなたの見せ場ですよ」
 その隙をつくようにして、豆花が【怪獣人形無法地帯(カイジュウニンギョウムホウチタイ)】で、暴れん坊な怪獣人形を巨大化させ、梦蝶に攻撃を仕掛けていった。
「頭に来るわね、本当に……。まあ、いいわ。だったら、あなたが踊りなさい」
 梦蝶がムッとした様子で、鋭い突きを繰り出し、暴れん坊な怪獣人形の身体を次々と爆破した。
「あなたにも、協力してもらいましょうか」
 続いて、桜花が【『水鏡から覗く私』(アナタハダレ)】を発動させ、幻朧桜の花びらで正反対の桜花を作った。
「おう、任せろ! とりあえず、コイツをブッ殺せばいいんだなっ!」
 正反対の桜花が指の関節を鳴らし、梦蝶をジロリと睨みつけた。
「……!」
 その間に、藍が雑念を払って集中し、【瞬(スティグミ)】で素早い一撃を放って、梦蝶を斬りつけた。
「だから……邪魔をするなァァァァァァァ!」
 梦蝶がイラついた様子で、再び突きを繰り出した。
「そ、そんな事を言われても……。このまま何もしなければ……同じような事をするんですよね? そんな事をすれば……今まで以上に、犠牲者が増えますし……」
 その気迫に圧倒されながら、メイリン・コスモロード(飛竜の鉾・f13235)が答えを返した。
「……当然でしょ! あなた達に邪魔をされた分も含めて、もっと、もっと、殺してやるわ。だって面白いじゃない。人が苦しみ、殺し合うのって!」
 梦蝶が狂気に満ちた表情を浮かべ、ニンマリと笑った。
「さぁて、オジサン厄介な事しちゃおっかなぁ!」
 それと同時に、雨幻が【影術:影送り(ソウエイジュツ・カゲオクリ)】で自らの影を帯状に伸ばし、白騎士型のキャバリアの影と繋いで、梦蝶に斬りかかった。
「……って卑怯よ! そんなモノを使って!」
 その一撃を喰らった梦蝶が、涙目になって悲鳴を上げた。
「さて……、それでは踊ってもらいましょうか」
 次の瞬間、クレセントが竜巻を飛ばし、梦蝶を吹き飛ばした。
「ふ、ふざけた真似を……! こんな事をして、許されると思っているの? 踊るのは、あなた達のはずなのに……!」
 梦蝶が傷ついた身体を庇いながら、殺気に満ちた視線を猟兵達に送った。
「ひとりで勝手に踊ればいいにゃ!」
 その言葉を否定するようにして、ミーヤが【ガジェット・クラスター】を発動させ、10秒間集中する事で、ガジェットから弾丸とビームを発射した。
「キィィィィィィィィィィィィ!」
 その事に腹を立てた梦蝶が殺気立った様子で、傷つく事も恐れず、狂ったように突きを繰り出した。
「今の攻撃……すべてお返しします」
 それと同時に、メイリンが【オペラツィオン・マカブル】を発動させ、完全な脱力状態で突きを受け止め、完全に無効化した上で、
からくり人形から排出した。
「う、嘘っ! 何よ、これええええええええ!」
 その途端、梦蝶の身体に邪悪な戦術が流し込まれ、ブクブクと身体が醜く膨らむと、ボンと音を立てて弾け飛び、肉の花火を咲かせて、血の雨を降らせた。
 そして、梦蝶が息絶えた事で、戦場を混乱に陥れていたキョンシー達が、完全に動きを止めて肉の塊と化すのだった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​



最終結果:成功

完成日:2022年02月03日


挿絵イラスト