スペースシップワールドのリゾートシップは現在クリスマス一色。ウィンタースポーツに興じる船が多い中で、とある船は別方向の企画を打ち立てた。
「かまくらン中で、ジンギスカンパーティーだってさァ」
樹・怜惺(Guardiano della Dea Verde・f31737)は手にしたタブレットの画面を猟兵達へと向ける。
大きめに作られたかまくらの中に七輪を据え、新鮮なジンギスカンや冷え冷えのビール、もしくは時期限定のクリスマススイーツを楽しもうという食に特化した船のようだ。
「デカいとは言っても、二人用からグループ用までいろいろあるみてェだな」
気になる誰かと、もしくはわいわい皆で。食べるだけなら一人でも構わない、食べることを楽しむのが目的なのだから。
「肉はメインが羊、頼めば出てくるのが牛に鶏に豚。野菜もそれぞれ――んで、勿論ビール。ああ、お子様は飲酒禁止だからな?」
タブレットを操作しながら並んでいるメニューを読み上げる怜惺。
「スイーツは、アイス大福にツリーパフェだってよ」
見せられた写真には、植木鉢に見立てた茶色の木の器に緑色……多分ピスタチオだろう、ソフトクリームが豪快に盛られ、カラフルなマカロンやフルーツで飾り付けられた大きめのパフェが写っていた。
「めっちゃ美味そうだなァ。大福は中に色んなアイスが入ってるんか、これも良いよな」
勿論温かな飲み物もある。防寒着も貸してくれるとの事。
「時々雪が降ったり、ダイヤモンドダストなんてのが見れたりもするらしいぜー。宇宙をバックに雪景色ってスゲェよな」
画面を消したタブレットを片手に、怜惺は転移の扉を開く。
「折角のクリスマスだ、目一杯楽しむしか無いっしょ。ってことでいってらー」
真空。
見て頂き有難う御座います、真空。(まそら)です。
初スペワ。でも自分なので相変わらず食に特化してみました。
かまくらジンギスカンパーティーです、ちなみに北海道にはリアルにこういうイベントがあります。寒いけど食べれますし、飲めます。大丈夫です。
意外とかまくらの中って暖かいんで、普通に過ごして頂ければと。
選択肢を気にせず、お好きな感じで大丈夫です。
同行者がいる場合は【相手の名前(呼称も)とID】のご記入お願い致します。
皆様の参加、心よりお待ちしております。
第1章 日常
『宇宙のホワイトクリスマス』
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POW : 体力に任せて豪快に遊ぶ。
SPD : 器用さを活かして楽しく遊ぶ。
WIZ : 雪景色を楽しみながらゆっくり過ごす。
|
種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
カツミ・イセ
僕の神様は言ったよ。『楽しんできなさい』と。
そういえば、猟兵になって初めての依頼もクリスマスだったんだよね。去年の話。
好きなところに行っていい!って僕の神様から言われたから、ここに来たんだ。
ふふ、ジンギスカンって食べたことなくてさ。良い機会だからね!
本当だ、かまくらの中って意外と暖かいね。こんな中で食べるジンギスカン…しかも、宇宙空間見える?贅沢だね!
あ、飲み物はお茶くださーい。ふふん、年齢あれこれはちゃんと守るよ。
あー、本当に良い経験だなぁ。今年もいろいろあった…とくに僕の神様の故郷(シルバーレイン)見つかるなんて、思ってなかったからなぁ。
カツミ・イセ(神の子機たる人形・f31368)は案内されたかまくらの中で、七輪にジンギスカン鍋が乗せられ温まるのをじっと見ていた。
「僕の神様は言ったよ。『楽しんできなさい』と」
真っ白なかまくらの中から外を見る。大きくとられた窓からは星空が、その手前――宇宙船の中には静かに雪が降る。濃紺の空に白い雪、その美しさに目を細め。
「そういえば、猟兵になって初めての依頼もクリスマスだったんだよね」
昨年に参加したそれは、香りを楽しむものだった。今年は――。
「好きなところに行っていい! って僕の神様から言われたから、ここに来たんだ。ふふ、ジンギスカンって食べたことなくてさ。良い機会だからね!」
近くに置かれた小さな卓に満載に乗せられた、肉や野菜達へと視線を向ける。鍋も温まってきたようだし、そろそろ良いだろうか。じゅうっと音を立てて脂を落とし野菜を鍋の縁に、たれ付きの肉をそっと乗せれば良い香りが一気に広がっていく。煙はどうなるのだろうと上を見ると、かまくらの屋根に隙間がありそちらに吸い込まれていっているようで全く目が痛くなったりもしないようになっている。
「かまくらの中って意外と暖かいね。こんな中で食べるジンギスカン……しかも、宇宙空間見える? 贅沢だね!」
一段高く作られた座る場所には厚めの敷物が敷かれ、冷える事も無い。焼けた肉を取り皿へと上げると、ぱくり。甘めの味付けが柔らかな肉の風味を引き立てる。
「あ、飲み物はお茶くださーい。ふふん、年齢あれこれはちゃんと守るよ」
手を上げて通る係員を呼び止めれば、すぐにグラスに入ったお茶が届く。その間にも手を止める事無く肉を焼き、合間に乗せておいた野菜へと手を出せば落ちたタレと脂が浸み込んでそれもまた良い味わいとなっていて。
「手が止まらないね」
口の中をリセットしたいな、と皿を見れば小さなおにぎり。塩のみで握られた小さなものが二つほど置いてある。口に運べば塩と米の甘さが口に広がって脂を流し去り、一つ食べ終わる頃にはまた肉へと手が伸びてしまう。
「あー、本当に良い経験だなぁ。今年もいろいろあった……とくに僕の神様の故郷が見つかるなんて、思ってなかったからなぁ」
つい先日発見された、銀の雨が降る世界。所縁のある地へと向かう事が出来るようになったのは一年の終わりになってとても驚く事だった。
「うん、来年もいい年になると良いな」
カツミは大きく頷くと再び箸を動かす。雄大な景色と美味しいご飯、そんな幸せな時間を目一杯満喫するのだった。
大成功
🔵🔵🔵
ジャンク・ガンヴィート
●アドリブ・連携◎
●WIZ
かまくらでジンギスカンか、美味そうだな。
もう遊びはしゃぐ年齢ではないから私は彼らの遊ぶ様子を見ながら飲み食いを楽しもうか
…そうだな、同じく景色を楽しみながら酒やジンギスカンを楽しむものがいれば共に会話でもするか
「かまくらでジンギスカンか、美味そうだな」
ジャンク・ガンヴィート(存在意義を求める者・f35476)は並べられていく肉や野菜、赤々と燃える炭を見て興味深げに目を細める。宇宙で、雪を眺めながら、肉を食べる。滅多にない経験となるだろう。
「……自分で焼くのか」
係員の説明に頷き、トングに手を伸ばす。まず脂、野菜を乗せて味付きの肉へ。手早く鍋に乗せると暫し焼ける様子を匂いと共に楽しんで。
「こんなものか……?」
僅かに焦げ目のついた肉を取ると、口へ運ぶ。程良い焼き加減の肉はさくりと噛み切れ、旨味を含んだ肉汁が口に広がり。
「で、これだな」
冷えたビールを流し込む。すっきりとした苦みが爽やかに喉を流れ落ち、残った脂を消し去っていく。ふう、と息をついて再び肉へと手を伸ばし――ふとかまくらの入り口へと目を向ける。
「雪、か」
何処から降るのか、柔らかそうな雪がふわふわと舞い落ちていた。遠くではそりで遊ぶ子供達や、イルミネーションのように光る星空をバックに写真を撮る恋人達。通り過ぎる人々も穏やかに笑い合い、幸せな雰囲気に満ちている。
「……ふむ、これはこれで良いものだ」
自らはもう遊びはしゃぐ年齢ではないから、外に出ようとは思わないけれど。この風景はとても尊いものだと思えるし、見ていて良い気分にもなる。惜しむらくは。
「話し相手が居たら良かったのだが、な」
一人で来た以上は仕方ない、と肉へと向き直る。素晴らしい景色の中で美味しいものを食べる、その事自体を純粋に楽しめると思えば一人なのも悪くは無いとジャンクは思う。
食べ終わり、席を立つと同時、ゆっくりと照明が落とされ始める。何が起きるのだろうと辺りを見回すジャンクの頭上から、きらきらとした光が振り落ちてきた。
「これは……」
ダイヤモンドダスト。微細な氷の粒が振り落ち、絞った照明が光の柱を作る。壮大な景色にあちこちで歓声が上がる中、ジャンクは日常へと戻るため、ゆっくりと歩き出した。
大成功
🔵🔵🔵
カーバンクル・スカルン
【WIZ】
うーん、ジンギスカン美味しい! 鍋に沿って垂れたお肉の脂とタレが下の焼き野菜に絡まって……鉄板焼きとはまた違う美味しさがあるよね? ……って言っても1人だから返ってはこないけど。
あと忘れちゃいけないのは食後のツリーパフェ! ……うわ、写真映えはするけどめちゃくちゃ食べにくそう。ここはお行儀悪いけどマカロンを手で救出してからスプーンフォークの出番だな。普段だったら人の目を気にしながらだけど、かまくら独り占めのおかげでそれを気にせずに済むってのはいいねー。あ、出落ちじゃなくてちゃんと美味し。
お、雪が降ってきた。私はあったかい紅茶を嗜みながら、ゆっくり眺めるとしますかね?
じゅう、と音を立てて肉から溢れたタレが鍋の上を転がっていく。下に並べた野菜が薄茶色に染まり、焦げた端が甘い香りを立てて箸を誘う。
「うーん、ジンギスカン美味しい! 鍋に沿って垂れたお肉の脂とタレが下の焼き野菜に絡まって……鉄板焼きとはまた違う美味しさがあるよね? 」
カーバンクル・スカルン(クリスタリアンのスクラップビルダー?・f12355)は目の前の光景にきらきらと目を輝かせ――次の瞬間、がっくりと肩を落とす。
「……って言っても1人だから返ってはこないけど」
しん、としたかまくらの中で肉が焼ける音だけが響いていた。気を取り直してカーバンクルはジンギスカン鍋へと向き直る。一人だからこそ、好きなようにも食べられるし食べたいものを我慢する事も無い。満腹になるまで肉を楽しみ、少し休んだ後には勿論デザートをお願いして。
「ツリーパフェ! ……うわ、写真映えはするけどめちゃくちゃ食べにくそう」
特製デザートは外せない、七輪が避けられ出されたテーブルの上にどん、と置かれたのは巨大なツリーを模したパフェ。色んな角度から写真を撮り、スプーンを持って……暫く考えて。
「ここはお行儀悪いけどマカロンを手で救出してからスプーンフォークの出番だな。普段だったら人の目を気にしながらだけど、かまくら独り占めのおかげでそれを気にせずに済むってのはいいねー」
取り皿に乗せられるカラフルなマカロン。一つ口に運べばベリー系の甘酸っぱい香りとさっくりとした感触が楽しい表面、ねっちりとした内側の甘みに爽やかなヨーグルトのクリームのバランスが素晴らしい。小振りに作られているため、食べ飽きないでいられそうなのも良いポイントだと思う。
「あ、出落ちじゃなくてちゃんと美味し」
ピスタチオのソフトクリームは軽めの味わいに作られており、乗せられていたフルーツやマカロンと一緒に食べると丁度良い。一緒に届いた熱めの紅茶をポットから注げば、冷えた空気の中に盛大な湯気が立ち上る。
「お、雪が降ってきた」
大きく柔らかな雪の粒が振り落ち、地面を更に白く染め始め。見上げれば雪の向こうには星空、イルミネーションのように輝く星達がゆっくりと窓の向こうを流れていく。
「うーん、幸せ」
紅茶のカップを手に目を細める。寒いけれど暖かいクリスマス、まだ暫くは楽しめそうだ。
大成功
🔵🔵🔵
栗花落・澪
【狼兎】
ジンギスカンって辛い…?
いやまぁピリ辛くらいなら食べれるけど
それ食べたらスイーツもだからね!
僕だけでいいですぅー
あ、これくらいなら美味しいかも
紫崎君好きなの?
んー……なら作り方覚えてみようかな
多分皆(複数の同居人)も好きだろうし
ダイヤモンドは魔法で疑似的に作った事あるけど
折角だから本物見てみたいな
きっと綺麗だろうなぁ
外に興味持ち始めると無言で羽織らされる紫崎君の黒いコート
僕はもう自分の上着あるのにな
なんて思いつつ紫崎君の優しさを感じてくすり微笑み
もらったココアを両手で抱えてかまくら越しに星空を見上げて
はぁー……落ち着くなぁ…
たまにはこういう時間もいいよね
あ、そろそろツリーパフェ食べる?
紫崎・宗田
【狼兎】
辛さなぁ……まぁ味付け次第じゃねぇか?
俺は辛めの方が好きだが
お前だって全くダメってわけじゃねぇだろ
俺は甘いもんは食わねぇぞ
澪の事はかまくらの奥に入らせ
なるべく澪の方に風が入り込まないよう
基本はさり気なく壁になっておく
澪が外を見たがる時は無言で自分の上着も着せ
温かいココアを持たせてから体をズラしてやり
興味持つのはいいが外まで出るなよ
炎使いの俺にゃ澪のように疑似的になにかをするなんてできねぇし
そもそも旅人生活が長かったせいか風流とやらにも興味は無ェが
こうして澪の……守って来た笑顔が見れるなら
それも悪くねぇと思っちまう
いいから早く食い終わらせちまえ
俺に聞くな、甘味は食わねぇつったろうが
栗花落・澪(泡沫の花・f03165)は座っていたベンチから腰を上げるとそっとタレに付け込まれた肉を覗き込む。
「ジンギスカンって辛い……?」
「辛さなぁ……まぁ味付け次第じゃねぇか? 俺は辛めの方が好きだが」
紫崎・宗田(孤高の獣・f03527)はそんな様子を兎みてぇ、と思いながら眺めつつ、七輪の上に乗せた鍋の様子を確認して。入り口近くに座る宗田が手を動かす形になるが、勿論本人が望んだ事。澪に風が当たらないよう、気を使った結果なのだ。
「お前だって全くダメってわけじゃねぇだろ」
「いやまぁピリ辛くらいなら食べれるけど」
辛い匂いはしないな、と肉から顔を上げる澪を横目に、鍋に脂を乗せ野菜を乗せ、と手を動かす宗田。
「それ食べたらスイーツもだからね!」
凄いんだって、とここに来る前に見せられた画像を思い返して笑み崩れる澪。手早く肉を乗せながら宗田は眉間に皴を寄せると、ぴっと指を立てて澪へと向ける。
「俺は甘いもんは食わねぇぞ」
「僕だけでいいですぅー」
頬を膨らませる澪の皿に肉を乗せてやると、自分へも取り分け、トングから箸へと持ち替える。
「食うぞ」
「はーい、あ、これくらいなら美味しいかも」
ぱくり、と肉を齧る澪。甘めな中に少しだけピリッとする刺激があるものの、逆にそれがあるからこそ食べやすい感じも受ける。
「美味い」
「紫崎君好きなの? んー……なら作り方覚えてみようかな」
多分皆(複数の同居人)も好きだろうし、と思い浮かべるのは大切な家族の顔。帰りにタレとか買って帰れるかな、一度買えば材料を見て味付けも出来るようになるだろうしと口を動かしながらこくりと首を傾げて。
「家でも食えるのは嬉しいな」
ぽそりと聞こえた言葉に勢いよく顔を上げる。こちらを見る視線の暖かさに、思わず顔がふにゃっと緩むのが分かってしまう。
「うん、頑張る」
お腹一杯になるまで食べて、暫くの休憩。暖かなココアのカップを手に、入口へと近付けば肩にかけられる黒いコート。自分の上着も有るのにな、と思うけれどその優しさが温かい。
「ふふ」
「興味持つのはいいが外まで出るなよ」
大丈夫、と頷いて見上げたのは大きくとられた窓に広がる零れ落ちそうな星空。しばらく眺めているうちにすうっと照明が落とされて。
「なんだろ?」
薄暗い中にぱっとスポットライトの柱が上がる。そして。
「わあ、っ」
――きらきらと、音も無く。微細な光が振り落ちる。光の中を通れば虹のように煌めいて。
「これが、ダイヤモンドダスト……」
宗田は自身の膝に肘をつくと、琥珀色の瞳を大きく見開いて光のショーを見上げる澪の横顔を眺める。
「炎使いの俺にゃ澪のように疑似的になにかをするなんてできねぇし、そもそも旅人生活が長かったせいか風流とやらにも興味は無ェが」
斜め後ろから見る澪は、背景と合わさるとまるで光を纏っているようで。
「こうして澪の……守って来た笑顔が見れるなら、それも悪くねぇと思っちまう」
ホットコーヒーを手に、穏やかな時間を楽しむ……そんな日常を、楽しいと思ってしまう。変わったな、と自身を思うけれど、そんな自分も悪くないと肩を竦め、手を伸ばして澪の肩を叩く。
「おい、なんか甘いの食うんじゃなかったのか?」
「あ、そうだ」
振り返った澪は元居たベンチへと戻ると、少しだけ冷えた身体を温める様にココアを手で包み込む。
「はぁー……落ち着くなぁ……。たまにはこういう時間もいいよね」
下がっても、視線の先は輝く星空。宇宙でダイヤモンドダストで星空のイルミネーション。こんな素敵な景色はそうそう見れないだろうから。
「うん、頼んじゃおう」
振り切るように視線を戻すと、ツリーパフェを注文する。あっという間に七輪が片付けられ、可愛いレースのクロスが敷かれたテーブルが置かれて。
「可愛い!」
少しの後に届いたのは、宗田には大きな緑の山……にしか見えないパフェ。ピスタチオのソフトクリームにカラフルなマカロン、ベリーの赤、アラザンが金箔が乗せられたそれを澪は何枚も写真を撮る。その姿を眺める宗田の視線に気付いた澪は。
「紫崎君もツリーパフェ食べる?」
「いいから早く食い終わらせちまえ。俺に聞くな、甘味は食わねぇつったろうが」
可愛らしく問いかける澪に、大きく手を振って断りを告げる宗田。その後澪は大きなパフェをしっかりと完食し、秘かに宗田を驚かせるのであった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
嘉納・日向
【エイリアンツアーズ】
人格:日向
独白や思考はタメ、他の人にはやんわり敬語
ジンギスカンに、クリスマススイーツ……素敵な響き
私も親友もスイーツ大好き。だからかな、二人分楽しみ
ジンギスカン食べたことなくて、どんな味かなって思ってたんですけど。タレもお肉もお野菜もおいしくて……箸が進みますね(ぱくぱく)
……あっ、焼けたの食べます?
デザートも楽しみに。アイス大福とツリーパフェですよツリーパフェ。マカロンにフルーツに……キレイで美味しいってもう最っ高……(語彙が溶けつつもぐもぐ)
雪が降る宇宙船の景色にきょろきょろと
ダイヤモンドダストは感嘆しつつ眺める
世界が違っても、雪景色ってキレイですね
ジャスパー・ドゥルジー
【エイリアンツアーズ】7人
凪紗、リアム、イチ、ディフ、日向、パウル、俺
俺の故郷も冬は割と冷えるけど
わざわざ雪で家を作るなんて風習はなかったぜ
おもしれえ風習があるもんだなァ
怜惺手ェ空いてる?良かったら一緒に食おうぜ
誘いつつ既に肉を焼き始めてる
これ(ぱく)めちゃくちゃ(ぱく)うめえな(ぱくぱく)
羊ってこんなに臭みがねえもんだっけ?
クリスマスだし鶏もいっとくかって思ったけど
正直羊がうますぎて胃に入る予知がねえわ
でもスイーツは食べるけどな!ツリーパフェ!
食べる前に写真も忘れず
そういや…ダイヤモンドダスト?って奴も見れっかな
エイツアのある船にも時々『雨』が降るけど
雪が降る船ってのもなかなかオツなもんだな
ディフ・クライン
エイリアンツアーズ
なるほど、これがかまくら
初めて見る雪のドームに目を瞬かせ
オレの住んでいる場所は吹雪の日には自然と家がこの状態にはなるけど
そういう名前だったんだね
なるほど、これがジンギスカン
焼肉とはまた違うのか、それに変わった鍋だねぇ
初めてのジンギスカンにも瞬き
皆が沢山食べるのならと、次々肉を乗せたり野菜を乗せたり
ちゃんと野菜も食べないとだめだよ、なんてくすりと笑ったりして
ほら、星型の見目が可愛らしい
食べて見れば、なるほど、これが羊肉
美味しい
あ、ツリーパフェはオレも食べる
ダイアモンドダストは北に住まうオレには見慣れた光景だけれど
友と身を寄せ合ってみる今のこの光景の方が
何倍だって美しく見えるんだ
リアム・ペンタス
【エイリアンツアーズ】
ごきげんよう怜惺
ジャスパーに誘われて皆で遊びに来たわ
お船の中なのに雪が降って
更には雪で作ったお家だなんて不思議で面白いわね
あまり寒くないのも不思議ねぇ
じんぎすかんって羊のお肉の料理なのね
皆がたくさん食べられるようにお肉やお野菜を焼きながら、お野菜中心に頂くわ
ここのお肉とお野菜が焼けてるわ。とっていってね
羊のお肉は小さいのを一口だけ……あら、美味しい
お肉をあまり食べられない体質なのが悔やまれるわ
甘い物も食べられるのね
あたしもツリーパフェを頂こうかしら
ふふ、ツリーみたいに可愛いくて、味も美味しくて素敵だわ
綺麗な景色を皆で見ながら美味しいものを食べるだなんて
とても穏やかで幸せね
パウル・ブラフマン
【エイリアンツアーズ】
グループ用のかまくらにて
忘年会兼クリパをしちゃうゾ☆
怜星くんも良かったら一緒にアガってこ~♪
野菜が星形に切られたりしてるのもメチャ映えるね!
焼いた羊のお肉で野菜を包んで、タレをつけて食べると
食感も絶妙ですっごく美味しいよ♪…なんて
お肉ばっかりいってるクルーさんを優しく誘ってみるムーブ。
ツリーパフェめっちゃエモ~い!!
皆で囲んで写真撮ったら記念になりそ~☆
そんな間に人工の冬空に描き出されるダイヤモンドダスト。
天然には及ばないかもしれない。
でも、それが『見たい』って人達の願いと努力から生み出された
この世界の雪が、オレは好きだよ。
大好きなエイツアクルーさん達と一緒なら尚更、ね♪
蓮条・凪紗
【エイリアンツアーズ】
かまくら…言うたらエンパイアじゃ出羽や越後の行事で聞いた事あるなぁ
この世界でも受け継がれてるって仰天やわ
怜惺はお誘いおおきに
羊肉ってオレ初めて食うけど、どんな味するんやろ
ドキドキしながら口にして
鹿肉よりまろやかで美味いのな…!
塩ダレのもイケるよ、これ
モヤシが肉汁吸ってエエ味出しとるし
ニンニクの芽もクセになる味
あ…気ぃ抜いたら野菜黒焦げなっとるやん
ツリーパフェ、可愛い(ガン見)
勿体のぉて何処から食ったらエエか解らんやん…
宇宙の中に雪が降り積もっとるって不思議な感覚やな
科学って法力より凄いんとちゃう?
目も口も満たされて…仲間とおる事で心も満たされて
うん、幸せってエエなぁ
青和・イチ
【エイリアンツアーズ】
宇宙、かまくら、肉…壮大なエモさを感じます
思う存分堪能しますね
トングを制する者は肉を制します
皆さん、どんどんどうぞ(絶妙に焼いて肉を配る
うおぉ…うま…
くろ丸も、はい(獣感満載で喰らう犬
ジャスパー先輩は羊がお気に入り?(配る
蓮条先輩も、配っていい?
ディフさん、その肉焼けてるよ
や、僕野菜は特に…いえ、はい、食べます
リアム先輩は野菜派ですね、丁度僕の皿に良い野菜が
え、肉で野菜を包んで…タレ…?
何それ美味そう…パウル先輩のお父さん感が凄い
あ、怜星先輩、肉焼けてます(肉を掲げて振る(先輩を呼ぶ儀式
甘味も美味そう
嘉納さん、いつになく嬉しそうですね
僕はアイス大福を(もちもち好き
…うまっ
宇宙船の中に作られた、大人数用のかまくら。その前に集まるのは猟兵向け旅行会社、エイリアンツアーズ一行。
所属のグリモア猟兵が紹介したこの場所にて、折角だから忘年会兼クリパをしちゃおうというわけだ。
「俺の故郷も冬は割と冷えるけど、わざわざ雪で家を作るなんて風習はなかったぜ」
ジャスパー・ドゥルジー("D"RIVE・f20695)がかまくらを見上げて感心したように呟けば、ディフ・クライン(雪月夜・f05200)も小さく頷いた。
「オレの住んでいる場所は吹雪の日には自然と家がこの状態にはなるけど……そういう名前だったんだね」
凍えるような寒い時期に外で楽しむ、という行動には縁が無かったためか二人ともが驚いた様に目を瞬かせる。
「かまくら……言うたらエンパイアじゃ出羽や越後の行事で聞いた事あるなぁ。この世界でも受け継がれてるって仰天やわ」
そう、蓮条・凪紗(魂喰の翡翠・f12887)が言うようにこの世界はかまくらがあって当たり前の世界ではない。
「お船の中なのに雪が降って、更には雪で作ったお家だなんて不思議で面白いわね」
頬に手を当てて微笑むリアム・ペンタス(星屑の道標・f19621)の言葉通り、宇宙船の中、しかもスノーリゾート船。普通ならスキーや何やらで盛り上がるだろう場所に敢えてかまくらを作成して、外で食事やスイーツを楽しもうというのだから。
「宇宙、かまくら、肉……壮大なエモさを感じます」
青和・イチ(藍色夜灯・f05526)がそわそわとかまくらの中を覗き込めば、パウル・ブラフマン(Devilfish・f04694)がぽん、と手を叩いて皆を促す。
「さあ、中に入っちゃおーよ、ホラホラ」
進められるままにかまくらへと入った嘉納・日向(ひまわりの君よ・f27753)が中を見回す。内部は意外と広く、備え付けの幾つかのベンチ――厚めの敷物が敷いてあり、防寒はばっちりだ――とその前に置かれた七輪には既にジンギスカン鍋がセットされ、手の届きやすい位置に置かれたテーブルには既に肉や野菜が盛られている。色の違いを見るに幾つか味違いのものを置いてあるようだ。
「あまり寒くないのも不思議ねぇ」
厚めの壁が冷気の侵入を防ぎ、天井に換気用の穴が開いているけれど直接外に繋がるのではなく布等で隠されている。七輪の熱と皆の体温で、軽めの防寒着でも普通に過ごせるくらいには温かかった。
「ジンギスカンに、クリスマススイーツ……素敵な響き」
日向はベンチに座ると、胸に手を当てる。
「私も、親友もスイーツ大好き。だからかな、二人分楽しみ」
にこりと笑う日向を見て、皆が笑顔を浮かべる。さあさあ、と手を動かし始めるのはイチだ。
「トングを制する者は肉を制します」
既に温まった鍋に野菜を乗せ、焼ける音を楽しみながら肉へとトングを向ける。そんな姿を見て、他の鍋にも食材が乗せられていった。
「なるほど、これがジンギスカン。焼肉とはまた違うのか、それに変わった鍋だねぇ」
ディフは見た事の無い形の鍋を興味深げに眺め、リアムは並べられた具材の方を面白そうに覗いている。
「じんぎすかんって羊のお肉の料理なのね」
初めてジンギスカンに接する者達は皆どんなものなのかと楽しげに、知っている者達はその美味しさを教えたいといそいそと手を動かして。
「野菜が星形に切られたりしてるのもメチャ映えるね!」
「うん、とても見目が可愛らしい」
じゅうじゅうと音を立てて焼ける肉。そろそろ食べ頃になった肉を、皆で皿に取り分けて。
「「頂きます!」」
せーのでぱくり。
「羊肉ってオレ初めて食うけど、鹿肉よりまろやかで美味いのな……!」
凪紗は初めは恐る恐る、一口食べた後はぱっと顔を輝かせて更に肉へと手を伸ばす。
「ジンギスカン食べたことなくて、どんな味かなって思ってたんですけど。タレもお肉もお野菜もおいしくて……箸が進みますね」
日向も美味しそうに肉とタレのしみた野菜もを口に運ぶ。初めて食べたジンギスカンは柔らかく、甘くて思っていたよりもはるかに食べやすかった。
「こっちは塩ダレだって……これ(ぱく)めちゃくちゃ(ぱく)うめえな(ぱくぱく)」
食べながら喋るジャスパーを笑顔で見遣りながら、パウルも手を動かして。
「焼いた羊のお肉で野菜を包んで、タレをつけて食べると食感も絶妙ですっごく美味しいよ♪」
彼の前にあるのは味付け無しのお肉達。別添えのタレはピリッと辛めで、野菜の甘みととてもバランスが良い組み合わせとなっていた。
「何それ美味そう……パウル先輩のお父さん感が凄い。あ、皆さん、こちらのもどんどんどうぞ」
イチが程良く焼き上げた肉を配る横で、相棒のくろ丸もよく焼けた肉を貰ってご満悦の様子。ぶんぶんと振られる尻尾は何よりも雄弁に美味しさを伝えているようだ。
「ここのお肉とお野菜が焼けてるわ。とっていってね」
リアムも丁寧に肉を焼きながら、皆が食べられるように気を配っていた。自らはお肉をあまり食べられない体質なので、焼いた中から小さいものを一口。それでもその体質を悔やむほどには美味しさは十分に伝わり。
「なるほど、これが羊肉」
ディフが初めての羊肉の味を楽しむ横で、凪紗はタレ付きの鍋に乗っている野菜へと手を伸ばす。
「モヤシが肉汁吸ってエエ味出しとるし、ニンニクの芽もクセになる味。あ……気ぃ抜いたら野菜黒焦げなっとるやん」
タレがついた野菜は焦げやすい。手早く鍋を綺麗にして、新しく野菜を乗せ始めた頃。
「お、来てくれてサンキュ」
雪をバックにひょい、と顔を覗かせたのはここへの案内を務めたグリモア猟兵、樹・怜惺。自らが案内した場所で楽しむ友人達の姿に、彼の顔も嬉し気な笑みで満ちていた。
「ごきげんよう怜惺、ジャスパーに誘われて皆で遊びに来たわ」
「怜惺手ェ空いてる?良かったら一緒に食おうぜ」
「怜星くんも良かったら一緒にアガってこ~♪」
「あ、怜星先輩、肉焼けてます」
口々に誘う言葉に怜惺もそろそろ案内も終わりの時間となっていた事もあって、作ってもらった席に座るとそのまま一緒に楽しむ事とする。
「クリスマスだし鶏もいっとくかって思ったけど、正直羊がうますぎて胃に入る余地がねえわ」
ジャスパーの言う通り、各種ジンギスカンだけで皆のお腹は一杯になりつつある、けれど。
「でもスイーツは食べるけどな! ツリーパフェ!」
「アイス大福も頼みましょう、色々あった方が」
注文を入れれば係員がやってきて七輪が無くなり、綺麗なクロスのかかった皆で囲めるテーブルが用意され、そして届いたのは。
「ツリーパフェめっちゃエモ~い!!」
大人数用の、スペシャルに大きなツリーパフェが一つと大きな皿にお洒落に盛られた各種アイス大福。パウルの提案で、届いたデザートを前に皆で記念撮影を。入口を背にポーズを決めれば、ちらちらと降る雪にイルミネーションのような星空も写って、素敵なクリスマスの光景が切り取られていく。
「ツリーパフェ、可愛い……勿体のぉて何処から食ったらエエか解らんやん……」
カラフルなマカロンに色々な形にくりぬかれたフルーツ、天辺にはトッピングシュガーが輝く星型のクッキー。キラキラしたアラザンや金箔を乗せたパフェをガン見する凪紗に、思わず皆が頷いてしまうけれど。
「いや、溶ける前に食おうぜ」
思わずツッコんだ怜惺の言葉にそれもそうかと、皆が手を伸ばす。
「マカロンにフルーツに……キレイで美味しいってもう最っ高……」
語彙が溶けつつ取り分けたツリーパフェを食べながら、美味しいを連呼する日向を見て。
「嘉納さん、いつになく嬉しそうですね。あ、トリュフチョコだこれ」
アイス大福を食べながらイチが言葉を漏らす。彼はもちもちが好きなのでまずはこっちから。
「ふふ、ツリーみたいに可愛いくて、味も美味しくて素敵だわ」
「うん、これも美味しい」
リアムが上品にラズベリーチーズのマカロンを齧り、ディフが桃と一緒にピスタチオソフトクリームを口にして、ゆったりと微笑み合う。
ツリーパフェを食べたら大福へ、手にしたものの味の違いを語るのも楽しくて。作り立てだからだろう、マカロンも表面が湿気る事無くその味をしっかりと主張している。あらかた食べ終え、それぞれが温かな飲み物を手に一息ついたそんなゆったりとした雰囲気の中、すうっと外の照明が落とされていく。 先程まで降っていた雪は一旦止んだようだが……不思議そうな顔で立ち上がり、入り口から外を窺う皆の目の前に、小さな光が下りてきた。
「うわ……」
暗くなった中を、きらきらと降り注ぐ微細な欠片。備えられたスポットライトが灯されれば、光の筋がダイヤモンドダストの中を煌めきながら伸びていく。
先程まで降っていた雪が染め上げた真っ白な世界に、輝きを固めたような光の柱。
「世界が違っても、雪景色ってキレイですね」
「人工の冬空に描き出されるダイヤモンドダスト。天然には及ばないかもしれない。でも、それが『見たい』って人達の願いと努力から生み出されたこの世界の雪が、オレは好きだよ」
「俺も!」
日向の感想に頷き、パウルが穏やかに呟く声にジャスパーが賛同する、というように手を上げる。
「ダイアモンドダストは北に住まうオレには見慣れた光景だけれど、友と身を寄せ合ってみる今のこの光景の方が何倍だって美しく見えるよ」
「目も口も満たされて…仲間とおる事で心も満たされて……うん、幸せってエエなぁ」
仲間といる幸せを、皆で迎えるクリスマスの温かさを。ディフや凪紗も同じように感じたのか視線は外に向けたまま、ぽつりと口にする。
「綺麗な景色を皆で見ながら美味しいものを食べるだなんて、とても穏やかで幸せね」
「来年も、皆で過ごしたいです」
次々と述べられる感想を聞いて、皆を誘ったジャスパーと、案内役の怜惺が視線を交わし親指を立てる。エイリアンツアーズ一年の締めくくりは上出来、というところだろうか。
大成功
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