みんなで悪の軍勢を応援しよう!せーのっ!
「ふはははは! メリークリスマス、悪魔の諸君! このクリスマスパーティは我ら“ダークエリア”が乗っ取った!」
丁寧に飾り付けがされた、楽しいクリスマスパーティーの会場に、まるで舞台役者のようによく通る声が響く。
セクシーさとスタイリッシュさを兼ね備えた――いわば、悪の組織の女幹部然とした――衣装の女悪魔が、全身スーツ姿の部下たちを引き連れ、高々と名乗りを挙げたのだ。
「ダークエリアだって!?」
「クリスマスパーティを徒党を組んで占拠……とんだワルっスよ!!」
女悪魔の名乗りを聞いてどよめく悪魔たち。不思議なことに女悪魔にどこか憧れるような色もある。
「こんなスケールのデカさ、もうあの人たちに頼るしかないっス! せーのっ」
『助けてー! 猟兵さーんっ!!』
●
「メリークリスマス! 聖なる夜のはじまりだ! 早速、クリスマスパーティに参加しよう!」
なんてね、とウェンディ・ロックビルは集まった猟兵たちに笑いかける。
「今回みんなは、デビキン式のクリパに参加してほしいんだよねっ!」
デビキン――デビルキングワールド。“悪魔はワルでなければならない”というデビルキング法を忠実に守る悪魔たちにとっては、クリスマスパーティの在り方も一味違う。
悪魔たちの間で流行するクリスマスパーティといえば、“楽しいパーティ会場で突然何か凄いドッキリをやって、最終的に皆を一番びっくりさせた奴が優勝”……という、仁義なきドッキリバトル形式なのである。
「それでほらっ。僕ら猟兵って、デビキンのみんなからは『ド派手な悪事をはたらく期待のワル』みたいに思われてるじゃん? それで、パーティを盛り上げてくれる優勝候補としてご招待が来たみたいです!」
そう言って、グリモア猟兵は悪魔たちから届けられた招待状を見せる。一枚一枚丁寧に描かれた、かわいらしくも大変手の込んだ招待状であった。
「でも、会場には他にも有力なドッキリ仕掛け人さんがいます! “ダークエリア”っていうワルの遊園地の人たちだって。普段はショーやアトラクションで活躍してるみたい。こいつは強力なライバルだね……っ!」
戦闘員が合体したり、巨大化したり。元々ショーを行なっている人員だけあって、派手なパフォーマンスはお手のもの。悪魔たちをドッキリさせる実力も高いというわけだ。
「でも悪戯なら僕らも負けてられないよね、ってことで、みんなもパーティ会場に乗り込んで、ドッキリ悪戯大乱闘に挑戦しよう!」
勿論、根が良い子の悪魔たちなので、クリスマスパーティそのものも手の込んだ楽しいものになっている。
ご馳走を食べたりプレゼント交換をしたり、パーティーそのものは和気藹々と楽しみつつ、隙あらば悪戯をしかける――それがデビルキングワールド式の作法というものだ。
「悪魔のみんなは頑丈だから、ちょーっとくらいカゲキな悪戯を仕掛けても大丈夫。なんならそれくらいの方が喜ばれるかも?」
勿論、一般市民悪魔相手なので、オブリビオンを相手取る時のように故意に攻撃してはいけないが、他の世界なら危険で炎上不可避な悪戯行為も、ドッキリするような行為なら喜んで受け止めてくれる。
「期待に応えて、ド派手に決めちゃいたいよね! それじゃあみんな、いってらっしゃい!」
月光盗夜
メリークリスマス!どんな悪戯でもしていいって言われると、逆にドキドキしてしまいますよね。月光盗夜です。
クリスマス、デビルキングワールドでのハチャメチャクリスマスパーティをお送りします。
本シナリオは戦闘章となっていますが、オープニング中での説明通り、あくまで悪魔たちをドッキリさせる、ドッキリ悪戯合戦がメインとなります。悪魔たちを攻撃することが目的ではありませんので、ご注意ください。
ただし、攻撃行動を伴う悪戯などは全然問題ありません。自由な発想で悪戯しましょう。クリスマスパーティらしさを活用した悪戯だと特に高得点になると思われます。
●プレイングについて
◆略式記号
アドリブ、連携描写などを多用する傾向にあります。
アドリブは大丈夫だけど知らない人との連携描写は苦手だよ、という場合は「▲」を、アドリブも連携描写もなるべく少なめで、という場合は「×」を、【プレイング冒頭に】お書き添えください。
なお、アドリブ連携大歓迎、という場合は「◎」を書いて頂いても構いませんが、そもそも記載のない場合は原則アドリブや連携多めになりますので、記載しなくても問題ありません。
◆合わせプレイングについて
合わせプレイングをお送りいただく場合は、プレイング冒頭に【お相手様の呼び方とID】、もしくは【グループ名】を【】付きで記載頂くようお願いいたします。
なお、なるべくタイミングを揃えて送信いただけると、迷子の危険性が減るかと思います。
長々と失礼いたしました。それでは、皆様のプレイングをお待ちしております。
第1章 集団戦
『ワルの遊園地のアクトレス』
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POW : 行けい!正義の味方など蹴散らしてやれ!
レベル×1体の、【スーツ】に1と刻印された戦闘用【戦闘員(役者)】を召喚する。合体させると数字が合計され強くなる。
SPD : こうなれば奥の手を使わせてもらおう!
【奥の手】を使用する事で、【獣と竜の特徴を兼ね備えた部位】を生やした、自身の身長の3倍の【巨大怪獣(演出)】に変身する。
WIZ : 魔王さま!私の魂を贄に復活を!
自身が戦闘で瀕死になると【闇の大魔王(役者)】が召喚される。それは高い戦闘力を持ち、自身と同じ攻撃手段で戦う。
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
大成功 | 🔵🔵🔵 |
成功 | 🔵🔵🔴 |
苦戦 | 🔵🔴🔴 |
失敗 | 🔴🔴🔴 |
大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
カノン・カノーネ
◎
ダークエリア! すっごいワル格好いい人たちだね! でも、ワルさじゃわたしも負けないよ!
今日仕掛けるのは花火! 本当は許可とったり消火の人呼んだりやらなきゃいけないけど、今日はゲリラ的にやっちゃうよ! わたしの〈砲撃〉テクで〈パフォーマンス〉だ!
巨大怪獣の出現に合わせて【UC:瞬殺・らせんげき!】(SPD)を発動! 怪獣の周りを彩る攻撃演出だ! いい感じにやられるアクションあると嬉しいな! 〈空中機動〉で特製花火砲弾をいい感じに炸裂させるよ! 視線を釘付けにする〈アート〉で、みんなをびっくりさせるね!
これがわたしの特大サプライズだよ! みんな、メリークリスマース!! どっかーん!!!
「ダークエリア! すっごいワル格好いい人たちだね! でも、ワルさじゃわたしも負けないよ!」
パーティ会場を乗っ取った女幹部と戦闘員たち(に扮する悪魔役者たち)の姿に、憧れるようなきらきらとした視線を送るのは、カノン・カノーネ(ウルトラボンバー!・f35172)だ。
彼女もまたデビルキングワールドの住人だけあって、このパーティの参加者たちとは非常にセンスが似通っているらしい。
「ふはははは、我らダークエリアの徒に負けないとは大きく出たものだな! お前たち、やってしまえ!」
悪魔らしからぬシスターのような雰囲気を漂わせる―ーそれでいて非常に煽情的なある意味とても悪魔らしい衣装を纏った女幹部の指示を受けて、全身スーツ姿の戦闘員たちが次々とカノンに襲い掛かってくる。
「「「イァーッ」」」
「わ、わわっ……とうっ!」
とん、とん、とん、と少し危なっかしくではあるが、バックステップを踏むように戦闘員の攻撃を回避するカノン。そして、回避しながらも彼女は、パーティに合わせた可愛らしい衣装に巻き付けていた大きな球を、戦闘員たちに向かって放り投げていく。
「一発、二発、さんぱーつ!」
「「「イァーッ!!」」」
リズムを刻むかのように球体が次々と炸裂すると、色鮮やかな爆風が周囲を包み、その爆風に乗って戦闘員たちが吹き飛んでゆく。
「ほう……貴様、サクレツ地方の者か! ショーではいつもお世話になっております!! だがだからといって手加減はしないぞ!!」
「あっ、こちらこそご贔屓に……じゃなーい! 今日はわたしの花火でみんなの注目を釘付けにしちゃうよ!」
一瞬素が出たのか、丁寧に頭を下げる女幹部に釣られて頭を下げた後、気を取り直してびしっと指を突き付ける。
「いいだろう、相手にとって不足なし! この姿で相手をしてやろう!」
そういって女幹部が大仰なポーズを取ると、それをきっかけとしたように、彼女の体がめきめきと獣と竜の要素を兼ね備えた巨大怪獣に変身していく―ーように見える。実際は悪魔パワーを用いたショー演出なので安心安全だ。
「すげー! 巨大怪獣ッス!」
「とんだワルッス~~~!」
会場の視線も釘付けだ!
「やるねっ、でも変身してくれるのを待ってたよ!」
『ほう、面白い! やれるものならやってみろ!』
大きな尻尾を振りかざしての攻撃を、カノンは大きく空中に飛び上がって躱した。
『なにっ、飛んだだと!?』
そう、これこそがカノンがデビルキングワールドの外に飛び出してしまった際に、親切なお兄さんから譲り受けた謎の空中機動鎧、ディバインデバイスの力である。
「まだまだだよっ、ぐるぐる、ぐるぐる……」
『ぐるぐる……ぐるぐる……』
飛び上がって不意を突いたカノンは、怪獣の周囲をジグザグに高速で飛び回り、相手の視線を釘付けにする。
「怪獣と会場の視線を集めたところで……っ!」
機動鎧の能力と、彼女自身の悪魔としての力を使って、大量の花火玉を怪獣に向かって掃射。
「ぐわーっ! 覚えておれよ、カノン・カノーネ……!」
女幹部は服をボロボロに焦がしながら変身を解き。
「これがわたしの特大サプライズだよ! みんな、メリークリスマース!! どっかーん!!!」
赤と緑のクリスマスカラーを中心とした特大の花火がパーティ会場に花開くのであった。
大成功
🔵🔵🔵
硲・葎
三日月くん(f01960)と!
ほへー、イタズラ……!
まあ、危険が及ばないくらいのものなら、いい、よね?
よーし、ならベリーロリポップダンスの弱い版でちょっとポンッと口に入れる前にクラッカーみたいにカラーな汁を飛ばして爆発させちゃおー!ちょっと飴でベタベタしちゃうけど、美味しいし!
「だーいじょうぶ、洗ったらちゃんと取れるし、色も落ちるから!ね、三日月くん♪」
楽しげに笑って。
「さって、と!ドンドンいくよ!
メリー!クリスマース!」
つぎつぎと飴をいっぱいばらまいて
ダッシュで走り回ろう!
「雪の降る夜も素敵だけど、甘い飴が降る夜をご堪能ください♪」
月隠・三日月
◎
硲さん(f01013)と一緒に参加するよ。
悪戯合戦とは、流石デビルキングワールドのクリスマスパーティだね。せっかくお招きいただいたのだから派手な悪戯を……あれ、私って何かパーティでうけるようなことできたかな? 何やっても地味になる気がするな……
いや諦めるのはまだ早い。私は硲さんの悪戯を言葉で盛り上げよう(【演技】)
「おおっと、そこにいるのは百戦錬磨の猟兵、硲・葎さんじゃないか! 今日はどんな悪事を働くんだい?」とかね。
ショーには司会がいるからね。本職の人には及ばずとも、精いっぱいやってみせるよ。
硲さん得意のロリポップ、今日は可愛らしく爆発するのだね。……ところでこの飴、洗濯したら落ちるよね?
「いやあ、派手にやってるねえ……」
「ほへー、思った以上に本格的っ!」
乱痴気騒ぎという言葉の似合う会場の様子に、関心半分呆れ半分といった様子の苦笑を浮かべる月隠・三日月(黄昏の猟兵・f01960)と、楽し気に目を輝かせる硲・葎(流星の旋律・f01013)。すっかり暖まった場の空気に、どう切り込んだものか暫し相談を行う。
「三日月くん、会場の視線を釘付けにできるようなイタズラってできそう?」
「せっかくお招きいただいたのだから派手な悪戯を……と行きたいところだけど、ううん、これがなかなか……」
葎の問いかけに、悩まし気にため息を吐く三日月。いかんせん、妖刀とそれに因んだ呪いを主として扱う彼にとっては、こういったパーティの場でウケのいい華やかな芸というのはなじみが薄いのである。
「よーし、わかった! じゃあアクションは私がするから、三日月くんはいい感じに盛り上げちゃって!」
「いい感じに……!? いや、わかった。やってみよう……!」
大丈夫大丈夫、と信頼を感じさせる笑みで言われては、三日月も断るに断れない。即席の作戦会議を終えると、葎はパーティ会場に躍り出る。
「ダークエリアの思い通りにはさせないよ!」
「ええい、貴様も私の邪魔をするのか……!」
葎と対面するのは、先程の爆発騒ぎで手傷を負った女幹部。だが、今にも戦闘員を従えて、再び悪戯三昧を働かんという様相である。
「お、おおっと! ダークエリア女幹部の前に新たに立ちはだかったのは百戦錬磨の猟兵、硲・葎さんじゃないか! 今日はどんな悪事を働くっていうんだい?」
二人が対峙したところで、スピーカーから少しぎこちない三日月の声が拡散されて響いてくる。会場アナウンス用のマイクを拝借して、MCの要領で会場を盛り上げることにしたのだ。
「それを言っちゃあ面白くないでしょ? それは見てのお楽しみ……っと!」
ちっちっち、と指を振った葎は、そのままリュックサックに手を差し入れる。
「さあ、折角のクリスマスだからね! プレゼントだよ!」
取り出したるは短い棒の先に艶のある丸い飴のついた――そう、ロリポップである。ユーベルコードによって手元で複製したロリポップを、葎は次々とダークエリア戦闘員に投げ渡していった。
「おやおや、次々に戦闘員たちの手元にわたるのは何の変哲もないロリポップキャンディ! 私の手元にも飛んできました――って、えっ」
「Bomb! なんてね」
葎が指を弾いたのを合図とするように、戦闘員、そして三日月の元に届いたロリポップが一斉に爆発し、カラフルな液体を撒き散らす。葎がばらまいたロリポップは、クラッカーのようにカラフルな液体を周囲に飛ばしながら爆発する特別製なのだ。
本来であれば敵を攻撃するためのユーベルコードだが、今回は出力を落としているので安心安全。口に入ってしまっても飴製なので甘くて美味しいのである。
「なんとなんと、可愛らしいロリポップが爆発してしまった! これはびっくりなイタズラだ! ……ところでこの飴、洗濯したら落ちるよね?」
服をカラフルに染め上げた三日月が、会場を煽るように言った後、後半は少し心配そうに葎に尋ねる。
体に害はないとはいえ、随分とべたつくものだから、このままではこの服が着られなくなってしまう所である。
「だーいじょうぶ、洗ったらちゃんと取れるし、色も落ちるから! ね、三日月くん♪」
「それならいいんだけどね……。よし、そういうことなら、このまま会場を釘付けにしていこうか!」
楽しげに笑う葎に言われては、三日月も苦笑とともに頷くしかない。
「オッケー! ドンドンいくよ! メリー! クリスマース!」
「くっ、我々以上にパーティ会場を盛り上げるとは……恐るべき敵だ!」
三日月の掛け声に応じるように、葎がインラインスケートでパーティ会場を駆け巡る。
ダークエリアの戦闘員たちは勿論、会場にいる悪魔たちにも次々とロリポップが投げ渡され、華やかな飴で会場を彩っていく。
「雪の降る夜も素敵だけど、甘い飴が降る夜をご堪能ください♪」
クリスマスパーティによく似合う、雪の結晶を模した髪飾りを揺らしながら、会場の注目を浴びて朗らかに笑う葎であった。
大成功
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陽殿蘇・燐(サポート)
バーチャルキャラクターの寵姫×国民的スタア?いいえ、これでも(元)ラスボスな悪女NPCよ。
基本は高性能スマホを利用して、配信しつつの行動になるわね。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用するし、多少の怪我は厭わず積極的に行動するの。これでもバーチャルキャラクターだもの。
悪女たるもの、その行為は健全な世界あってこそなのよ。だから他の猟兵に迷惑をかける行為はないわ。
また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしない。配信垢BANされちゃう。
あとはおまかせ。よきに計らいなさい(思い出した悪女ムーブ)
※
キマフュ出身なので、トンチキでも適応していきます。
「ふぅん……悪戯パーティ。血が騒ぐわね?」
花火が上がったり飴が降ったり、大騒ぎの様相を呈しているパーティ会場を眺めて、愉しげに笑う陽殿蘇・燐(元悪女NPC・f33567)。“元ラスボス”たる悪女を自認し、毎日がお祭り騒ぎのキマイラフューチャー出身である彼女にとっては、二重の意味で相性のいい場であるといえた。
「くっ……パーティを乗っ取り会場の視線は釘付け、我らのダークエリアの人気も鰻登り、そのはずが……! 一度体勢を立て直すぞ!」
「悪の女幹部を名乗るにしては、ちょっと気合が足りないんじゃあないかしら。それじゃあ私の部下にはなれないわね」
過激なイタズラによって疲労困憊の部下たちを引き連れて集合を図るダークエリアのアクトレスの前に、傲慢にすら感じさせる笑みを浮かべて、燐が立ちふさがる。
「くっ……立て直す暇も与えぬか!」
「ええ、ご存じなくって? 私からは、逃げられませんのよ」
くすくす、と悪女らしい笑みを浮かべる燐が手を差し出すと、彼女の元に煌々と炎を纏ったクロアゲハが無数に現れる。幻想的でありながらもどこか威圧的でもあるその姿に、アクトレスもやや素を漏らした。
「……流石に規模が大きすぎないか!?」
「そんなことありませんわ? これは私にとってただの悪戯……なんてね?」
悪戯っぽいウィンクとともに、クロアゲハの群れが殺到する。
炎の蝶の群れが姿を消すと、そこには、髪の毛がアフロになったりする感じでぷすぷすと真っ黒焦げのダークエリアメンバーたちが残されているのであった。
「楽しくてついやりすぎちゃったかしら。えっと……『悪戯パーティを乗っ取って見た』、本日の配信はこれにて終了よ。高評価にシェアー、よろしくね?」
成功
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