【サポート優先】アカリのヒロアス紀行・地底編
これはサポート参加者を優先的に採用するシナリオです(通常参加者を採用する場合もあります)
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ヒーローズアース、そこには「知られざる文明」というものがある。海洋都市、宇宙基地、地下世界……SF小説に幾度となく描かれた世界が地球のそこかしこに実在する、それが英雄の世界のもう一つの顔だ。
その世界はアースクライシスで侵略を受け、戦場となることで地上の人々の前にその姿を露にした。結果として度の文明も深く傷ついたが、戦乱を乗り越えた世界は共に手を取り合い復興への道を歩み始めた。皮肉にも悪が起こした大戦が文明同士の絆を深く繋いだのだ。
それから二年、今知られざる文明はどうなっているのか……
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「つーわけで、戦争終結から二年したんで改めて知られざる文明について勉強してみるっす」
そう言うのはミルケン・ピーチ(魔法少女ミルケンピーチ・f15261)のボディの一人、アカリ・ゴールド。ヒーローズアース出身でありアースクライシスを機にミルケンのボディとなった彼女だが、その時までは一般人であったこともあり知られざる文明に詳しいとは言えない。
「今回行くのは地底世界のセンターオブジアースっすね。ここは住んでるのは神ばっかで、割と古風な文明を好んでるみたいっす。マッチョとか半裸とか多分そんなイメージじゃないっすかね」
現地の神々に怒られそうなことを言うアカリ。なおここの担当ジェネシス・エイトは鋼神ウルカヌスとアシュラレディ……うん、マッチョと半裸だった。
「で、やっぱそういう所の神だからマッチョな格闘技とか好きらしいっす。他の文明の交流が始まったこともあって、来訪者はしきりに武闘会に誘うらしいっす。他文明の戦い方を知りたいから武器とか魔法とか異世界の技術も大歓迎らしいっすよ。あくまで試合なんでやりすぎないように注意っす。相手は神やその配下の恐竜が相手になるっす。ぺしぇちゃんが恐竜自慢しに行きたがってたんでダメっつっといたっす」
神が相手として目の前に出てくる神前試合だ。存分に猟兵の武を見せつけてやろう。
「で、試合してると『ファイティングガールズ』って女の子たちが乱入してくるっす。こいつらも実はオブリビオンでセンターオブジアースに潜伏して侵略の機を窺ってたんすけど、格闘大好きなんで武闘会の気配に我慢できずに飛び出てきちゃったみたいっす」
イベントが盛り上がることで、奇しくも隠れた敵の釣り出しに成功してしまうことになるようだ。偶然とはいえここは存分に利用させてもらうとしよう。
「戦闘あるんであたしも直接は行けないっすけど、皆さんの活動を報告書にまとめて勉強させてもらうっす。それでは、よろしくお願いするっす!」
最後に体育会系らしく大声で言うと、アカリは地底世界へ猟兵たちを送り出した。
鳴声海矢
鳴声海矢です。個人的ヒーローズアース強化月間。
『注意!』
今回はサポート優先シナリオとして、基本的にプレイングを各章少数しか募集していません。
なるべく早い完結を目標に、サポートフル活用、文字数少な目で執筆の予定です。
プレイングを頂いてもリプレイは非常に短くなります。送る場合はご了承の上でお願いします。
第一章では神を相手に大武闘会。ルールや戦闘法に制限はありません。武器や魔法、ロボットでも何でもあり。またスポーツ的にルールに縛られた試合も可。古風な生活を好む神ですが最新鋭の武術やスポーツ理論には興味津々です。
第二章では試合と聞いて我慢できずに駆け付けた『ファイティングガールズ』との集団戦。相手も脳筋格闘少女なので武闘会からの流れで大暴れしてやりましょう。
それでは、よろしくお願いします。
第1章 日常
『神前武闘会』
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POW : 派手な戦いを魅せて武闘会を盛り上げる
SPD : 堅実な戦いを魅せて武闘会を盛り上げる
WIZ : 観客として武闘会を楽しむ。
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種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
夢ヶ枝・るこる
■方針
・アド/絡◎
■行動
武闘会、ですかぁ。
偶には、こう言うのも良いですねぇ。
「やりすぎ注意」とのことですから、一先ず『F●S』各種を隠す意味も兼ねて使用を避け、『刀』で試合に臨みましょう。
【夢鏡】を発動し『身体能力』を強化しますねぇ。
最初の方針は「防御主体の[カウンター]狙い」、相手の攻撃を受け流しつつ、『武器』や『爪牙』等の[部位破壊]を狙いますぅ。
[カウンター]直後、相手に隙が出来ましたら、[2回攻撃]&[追撃]でラッシュをかけ、体勢を立て直される前に押し切りますねぇ。
もう少し「変わった技法」を見たいようでしたら、[結界術]による防御や行動阻害も併せましょう。
楽しんで頂けると良いのですが。
「よく来てくれた来訪者! 何はともあれ武闘会だ!」
やってきた猟兵を大声で歓迎したセンターオブジアースの神々。彼らは全く一点の曇りもないもてなしの心で、猟兵たちをすぐさま舞台へと引き上げた。
その強引かつ脳筋極まる歓迎にも、猟兵は決して動じない。
「武闘会、ですかぁ。偶には、こう言うのも良いですねぇ」
太い腕に引っ張られて舞台上に上がらされながらも、夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)はのんびりした態度を崩さなかった。
「素晴らしい体格してるじゃないか! ここはあたしが相手だ! いくよ、ポチ!」
そう言って舞台に上がってきたのは、筋肉質な体つきながら豊かな胸を持つ女性の神(半裸)。その横にはポチこと大型獣脚竜が唸り声をあげて侍っている。
あくまで楽しむための交流試合。やりすぎ注意ということで、浮遊兵装は使わず刀のみでそれに応戦するるこる。
「楽園の彼方におわします女神様、あなたの使徒に『鏡の加護』をお与え下さいませ」
【豊乳女神の加護・夢鏡】を発動、身体能力を強化して挑む。そのるこるに、神が手にした鞭を一打ちするとポチが声を上げて襲い掛かった。
鋭い爪が胸元を抉らんばかりに襲い掛かるが、るこるはそれを瞬時に見切って返す。
「ギャウゥゥ!!」
重く、鋭い凶器のような爪にひびが入り思わずのけぞるポチ。そこを逃さず踏み込んでラッシュをかけて行けば、その体形や恐竜という特性から防御の苦手なポチは上手い他所は出来ず押し込まれていく。
「あたしを忘れて貰っちゃ困るよ!」
神の方が手にした鞭をしならせ、その妨害に入る。だが瞬時に張った結界が鞭を受け止め、高い音を立てて壁を叩くだけに留まらせた。
「『変わった戦法』が見たいならこちらも?」
刀だけが武器ではないと示するこるに、会場も盛り上がるし対戦相手の神も楽しそうだ。
「流石は猟兵、いいもの見せてもらったよ! だが、このままじゃちょっと格好つかないね……気合い見せて見な、ポチ!」
「グアウ!!」
やられっぱなしも面白くないと特攻をかけるポチ。元々本気の戦いというわけではないこともあってどうにか結界を突破、その爪がるこるの胸元をほんの少しだけ引っかいた。
「あらぁ?」
その結果、元々そちら方面であったとはいえよりセンターオブジアース的正装(アカリ談)に近づいてしまったるこるの胸部。その姿に周囲の神は一層の完成を上げ、そして対戦相手は今度こそ潔く敗北を認めるのであった。
大成功
🔵🔵🔵
大豪傑・麗刃(サポート)
一人称は『わたし』『麗ちゃん』
基本的には超絶はしゃぐ。23歳児だし。
楽しい事があればハイテンションの赴くままに動き回り、思う存分暴れまわる。
そしてたぶん調子に乗って痛い目見る。
「おおー! 武闘会とは面白い! これは麗ちゃん参加せずにはいられないのだ!」
武闘会という言葉を聞いただけで大豪傑・麗刃(23歳児・f01156)は超絶はしゃぐ。なんたって23歳児、そういうのに無条件で飛びついてしまうお年頃なのだから仕方がない。
「その意気やよし! 敬意を持って迎え撃たせてもらおう!」
そのテンションに応えてくれようとばかりに舞台に上がってきたのは、筋肉モリモリマッチョマンの変態もとい男神。長い金髪と金の髭が美しい見た目は中年男性の分かりやすい神ルック(もちろん半裸)だ。
頭一つ分以上上背のある対戦相手にちょっと気圧され気味になるが、そんな時こそ己を見失ってはいけない。
「では始めよう。武闘会で神をぶとうかい?」
シャドーボクシングをしながら言ってみる麗。だが目の前の神はにやりと笑ってぶち割れた腹筋を突き出した。
「面白い、やってみろ!」
さすがの23歳児とてギャグに面白いと言ってるのではないことは分かる。
「おおう……このおじさんそっち系の人か。センターオブジアースでわたしの技の先端をぶちかますのを望んでいるとは」
「その通り。地上の、猟兵の力をこの身で受けられるとはこの上ない光栄よ!」
あかん、この人天然系のボケ殺しだ。気づかれないというのはギャグに置いて最も致命的な反応である。これならつまらんとどついてくれた方が億倍マシというものだ。
さてどうしてくれたものか。この筋肉おじさんは多分何を言っても理解してくれない。相手のペースに飲まれてしまい真面目に戦ってはせっかくの武闘会も台無しだ。いや武闘会って真面目に戦う所だろというツッコミはもちろん聞かないこととする。
そこで麗ちゃんひらめいた。相手が反応をしてくれないなら、全てを塗りつぶす圧倒的なる最終手段を用いるしかない。あらゆる状況をリセットできるがその後の全てを台無しにしかねない禁忌の手段。それは。
「だめだこりゃ」
麗が突然大爆発した。どんなギャグもネタも通じない脳筋おじさんも、圧倒的な爆破エネルギーの前には揺らいで吹っ飛ばざるを得ない。
「ぬおぉぉぉぉぉ!?」
勢いよく場外へ吹っ飛んでいくおじさん。そのまま頭から地面に突っ込み、半裸スタイルの下半身を逆さまに天に向かって生やすこととなる。
「その服装でその格好だといかに地底世界とはいえRちていがかかってしまうな……なーん地底」
こちらはこちらで黒焦げでぶっ倒れながら最後まで言う麗。事前に語ったギャグのお陰で爆発力もマシマシだ。その姿に【爆発オチ】なんてサイテー! という声もかかることなく、むしろド派手な爆発に大興奮の神々からの完成が浴びせられるのであった。
成功
🔵🔵🔴
第2章 集団戦
『ファイティングガールズ』
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POW : そこだー!
【拳や蹴り】による超高速かつ大威力の一撃を放つ。ただし、自身から30cm以内の対象にしか使えない。
SPD : つかまえた!!
レベル×1tまでの対象の【尻尾や足】を掴んで持ち上げる。振り回しや周囲の地面への叩きつけも可能。
WIZ : はぁー!!
【10秒間気を溜める事】により、レベルの二乗mまでの視認している対象を、【気の弾】で攻撃する。
イラスト:えんご
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
フルム・サーブル(サポート)
余裕があるときや敵に憐れみを感じる場合は基本通りの穏やかな口調
余裕がなかったり、敵がえげつなくて怒りを感じるような場合は
「敵には」の口調です
でもあまりキャラぶれは気にしないので
公序良俗に反しない限りは好きに扱ってください
技能は【力溜め】【怪力】【グラップル】【シールドバッシュ】【カウンター】など
セットされているもの(サバイバル用にばらつきがあります)
を活用し、小さい体で戦場を飛び回りながら
優雅(自称)な戦いをします
どうみてもそのスタイルは脳筋です
武器は鍵(バトルアックス)や杖(バールのようなもの)をメインに使いますが
選択されたユーベルコードによっては拳一つでの戦いも可能です
スピネル・クローバルド(サポート)
『お姉ちゃんに任せておいてね♪』
妖狐のクレリック×アーチャーの女の子です。
普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、兄弟姉妹には「優しい(私、~君、ね、よ、なの、なの?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
性格は温厚で人に対して友好的な態度をとります。
滅多に怒る事はなく、穏やかです。
怖そうな敵にも、勇気を持って果敢に挑む一面もあります。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
スフィア・レディアード(サポート)
『皆さん、頑張りましょう!』
ミレナリィドールの妖剣士×鎧装騎兵、21歳の女です。
普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、機嫌が悪いと「無口(私、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
性格は元気で、楽しい祭りとかが好きな少女。
武器は剣と銃をメインに使う。
霊感が強く、霊を操って戦う事も出来る(ユーベルコード)
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
猟兵の活躍によって盛り上がる神前武闘会。その戦いに見ている者も参加している者もテンションは最高潮だ。
猟兵だけでなく神同士、あるいは恐竜も交えての大乱戦が次々と繰り広げられ、その全てに大きな喝采が送られる。
センターオブジアースは今戦いによる熱狂の渦に飲み込まれていた。その生命力に満ちた荒々しい熱気はまさに原初の熱。武闘派を名乗る者であればこれに抗うことなどできないだろう。人も、神も。そして。
「戦いと聞いちゃ黙ってらんないねー!」
呼ばれてなくても即参上とばかりに舞台に飛び込んでくる少女の集団。その身のこなしは早く力強く、一端以上の武人であることを感じさせる。
彼女たちは『ファイティングガールズ』、センターオブジアース攻略のため潜伏していたオブリビオン残党である。本来は他の残党、あるいは猟書家などと呼応するつもりであったのだが、巻き起こる戦いの熱気に我慢できず舞台上に飛び出してきてしまったのだ。
「これはこれは、勇ましいお嬢さんたちだね」
そんな武闘派ガールズの登場を、フルム・サーブル(森林の妖精さん・f03354)は微笑ましげに見る。何しろ彼も30cmの身長に鍛え抜かれた筋肉を詰め込んだ、ちっちゃくてかわいい系超パワー型ファイターである。その肉体はセンターオブジアースの大自然の中で既に生気に満ち満ちていた。
「お姉ちゃんに任せておいてね♪」
その傍らにはおっとりとした柔和そうな妖狐の姿が。スピネル・クローバルド(家族想いな女の子・f07667)はふんわりおっとり、しかし決して相手を恐れることなくガールズたちの前に立つ。
「皆さん、頑張りましょう!」
そして二人にそう声をかけるのはスフィア・レディアード(魔封騎士・f15947)。生来が元気な彼女の事、武闘会の熱気にも負けずむしろパワーは全開だ。
三人が出たことでガールズたちも三人残して一旦下がる。まずは小手調べの一戦目、3vs3のチームバトル開始というつもりなのだろう。
「よっしゃ、いくぞ! そこだー!」
先手必勝とばかりに一気にかかってくるガールズ。めいめいにその拳を動いて躱すが、叩きつけられた舞台は大きく破壊され、その攻撃の威力を物語る。
「そらそらそら!」
さらに踏み込み、蹴りの連撃をフルムに向けて放つガールズ。それを文字通りに庁のように舞いひらりひらりとフルムは躱していく。その動きは優雅さと力強さを兼ね備えた、まさにパワーの要請さんと言わんばかりである。
「凄い力ですね……でも、恐れないですよ」
スピネルも目の前の破壊からその威力の程を想像し一瞬恐怖を覚えるが、それに飲まれることなく果敢に相手へ向かって行く。その手にあるのは一本の枝。周り中が原初の密林であるここでは、それはまるでその辺で拾ったあまりにも頼りない武器のようにも見える。
だが、スピネルは堂々とそれを一振りした。
「深く広く大いなる森よ、あなたの友である私が願います。どうか私を助けてください」
その声に応えるかの如く、闘技場の石畳が草むらに、聳える柱が大木に変化し、戦場一体が周囲と同じ密林と化した。
さらにはその木は根や枝を振り上げ、ガールズたちを攻撃していく。
「うおお、なんだこれ!?」
【森樹祝請讃詞】の大密林の一斉攻撃に、流石のガールズたちも躱しきれず一人が打ち倒される。
だが、その森から来る攻撃は木からのものだけではない。頭上から飛来した弾丸が、もう一人のガールズを撃ち抜いた。
「ど、どこだ!?」
周囲を見回す最後のガールズ。だがその間にも、上から次々と弾丸は降り注ぎガールズにダメージを与えていく。
「私の声に応えて……霊達よ、私に力を与えてね!」
その正体は、繁茂する木に飛び乗って一気に上まで移動したスフィアの【ファントム・スナイパー】であった。神々の地センターオブジアースの戦場に生えた木はまさに霊木。霊的エネルギーの弾丸の力も増し、あっという間にガールズを追い詰める。さらに木の上ということでガールズ得意のパワーファイトも届かず、攻防一帯の位置取りからの攻撃は相手の反撃を一切許さない。
そして大自然を力にすると言えばこの男を忘れてはいけない。
「いいから掴ませたまえ!」
フルムの小さな手が、ガールズの指先をしっかりとつかんだ。その手は大きさの差など全くないかの如く、恐るべき力でガールズを持ち上げていく。自然を愛する男が大自然の文明から得た力はまさに無限大。【妖精さん式反り投げ】がガールズの体を軽い布切れのように振り回し、スフィアの乗る大木に叩きつけた。
轟音と共に大量の葉が落ち、それと共にスフィアも飛び降りてくる。その葉に埋もれたガールズは二度とそこから這い出てくることはなかった。
スピネルの作った森の中、猟兵チームは見事3タテ勝利を決めたのであった。
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
ドゥルール・ブラッドティアーズ
共闘×
グロ×
POW
守護霊の憑依【ドーピング】と『欲望解放』で
全裸になりつつ戦闘力増強。
最大11700km/hで動ける私には超高速の一撃も止まって見える。
【見切り・受け流し】ながら【属性攻撃・天候操作】で
小さな太陽を創って熱気による【継続ダメージ】を与えるわ。
私は【火炎耐性・環境耐性】で平気
暑いでしょ?
脱がしてアゲル♥
疲れ切った彼女達を【結界術】で熱気から守り
【盗み・早業】で脱がしたインナーの匂いを嗅いで【気合い】を高め
汗だくな彼女達の腋、乳、尻、局部にしゃぶりつき
媚毒の【呪詛】唾液を塗り付けながら
味わい尽くすように【慰め・生命力吸収】
獣欲、剛を制す……よ♥
んっ……ちゅぷっ……あぁん、美味しい♥
戦いの熱気滾るセンターオブジアース。神も敵もその熱に狂乱する中、全く別の熱に身を焦がす者が一人いた。
ドゥルール・ブラッドティアーズ(狂愛の吸血姫・f10671)がおもむろに自らの服を脱ぎ去ると、ファイティングガールズは思わず引くが一方周囲の神からは歓声が上がった。
何しろここは大自然と共にあるセンターオブジアース。戦いの時裸になるのは割と普通だったりするのだ(この武闘会に参加している神に限る)。
「ありのままの私を見せてあげる!」
滾る【欲望解放】し、最大11700km/hで飛翔し迫るドゥルール。
「舐めるな、そこだー!」
ガールズがその突進を真正面から超高速の拳で叩き落とそうとするが、ドゥルールは速度に合わぬ精密な旋回で瞬時にその一撃を避けた。
さらにそこから一度中に舞い上がり、炎と光の属性の力を集中させるドゥルール。放射ではなく一点集中しその場に留め置かれたその力は、まるで小さな太陽のようになってその場に留まった。
もちろんそれはただのこけおどしではない。その見た目に違わずそれは強烈な熱と光を放ち、原初の炎燃え盛るこのセンターオブジアース住人をして暑いと感じざるを得ないほどの超高熱を周囲に振りまいた。
「うおー……あっちー……」
超高熱による発汗が一気にガールズの体力を奪っていく。神たちも早々に日陰に避難、ただでさえも少ない着衣をさらに脱ぎ、神の権能でかき氷やビールを作り出している。神パワー何に使ってんだ。
自身をも炙る熱気に耐えながら、ドゥルールはガールズに近づいた。
「暑いでしょ? 脱がしてアゲル♥」
そう言うが早いか死なない程度の暑さになるよう結界に閉じ込めつつ、ガールズの汗まみれの服を剥ぎとるドゥルール。バテバテなガールズはろくに抵抗もできず、神やドゥルール同様裸に剥かれてしまう。
そしてドゥルールはそのまま脱がした服に顔をうずめて深呼吸してから、臭いの発生源たる彼女たちの汗まみれの裸体を舐めまわしていく。
「暑い! 離れろ! アホー!」
ガールズの抗議も聞かずその全身を舐めまわし、媚毒の呪詛を注ぎつつ体から溢れるものとその生命力を舐めとっていく。
「獣欲、剛を制す……よ♥ んっ……ちゅぷっ……あぁん、美味しい♥」
熱と裸の支配する世界で、ドゥルールは真似してはいけない水分と塩分の補給をたっぷり行っていくのであった。
大成功
🔵🔵🔵
夢ヶ枝・るこる
■方針
・アド/絡◎
■行動
御出での様ですねぇ。
それでは、此方は『実戦』ということで、他の戦い方をお見せしましょう。
『FAS』を展開し飛行、『FGS』の重力波を下方に向けて接近を阻害すると共に、『FMS』のバリアで周囲を覆い守りを固めますねぇ。
そして【乳霹宙】を発動し『乳白色の雷』を放射、広域への[範囲攻撃]を行いましょう。
『重力波』と『雷球での拘束』による二重の妨害、必要であれば更に『反動許容』による【乳霹宙】の強化も併せれば、格闘距離への接近は阻害可能ですぅ。
後は『継続ダメージ』に『FRS』『FSS』による[砲撃]と『FDS』による[爆撃]、『FBS』の斬撃も重ねて、確実に叩いて参りますねぇ。
早くも最後の一団となったファイティングガールズ。その相手を務めるのはこの猟兵だ。
「御出での様ですねぇ。それでは、此方は『実戦』ということで、他の戦い方をお見せしましょう」
神の前で既に一度力を見せている夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)の満を持しての登場に、現地の神たちから割れんばかりの歓声が巻き起こる。
チャンピオン登場と言わんばかりのその状況に、ファイティングガールズたちの戦闘意欲もこれ以上なく上がり切っている模様だ。
「この声援を悲鳴に変えてやるぞ! いくぞー!」
挨拶代わりに一人が飛び蹴りをかますが、るこるはそれを宙に浮いて躱した。
さらに空中に留まり重力波を発生させ、それ以上の追撃も封じた上で反撃に出る。
「大いなる豊饒の女神の象徴せし欠片、その裁きの御印をここに」
【豊乳女神の加護・乳霹宙】による白い雷が降り注ぎ、雷球となってガールズに纏わりつきその行動を抑制した。
「あだっ! なんだよこれ! 邪魔だなもー!」
基本物理で何とかするガールズはこの手の属性系の邪魔を振り払うのは苦手としている。流石に集団型とはいえオブリビオンであるなら死ぬ気でやれば一瞬振り払うくらいは出来るかもしれないが、重ねてのしかかる重力波がその死ぬ気を出させない。
そのまま大量の浮遊兵装を差し向け、爆撃砲撃斬撃で一気に仕留めにかかるるこる。上手く動けないガールズは次々それの餌食になっていくが、元々ド派手に戦いたくて長年の隠密生活を捨ててまでここに来たのだ。このまま黙ってやられてしまってはファイティングガールズの名が泣くというもの。
「うおお、最後に行くぞこんちくしょー!!」
ガールズ最後の生き残りが、根性で拘束を振り切って最後の特攻に出た。最早大暴れできるなら命もいらぬというのか、次々襲い掛かってくる兵装によるダメージも完全無視だ。
その熱いカチコミに観客の神も大興奮。果たしてるこるはこれをどのように返すのか。その視線の中ガールズは拳を振り上げる。
その拳は、まるでクッションを殴りつけたかのように跳ね返された。そのまま反動で仰向けに倒れるガールズ。その上に、何か巨大な丸いものが迫る。
「えいっ」
その声と共に、丸いものがガールズを押し潰した。その正体、それは反動で極限まで膨れ上がったるこるの胸であった。
圧巻の肉プレスによるフィニッシュに、一瞬神一同もあっけにとられるがすぐにそれは歓声に変わる。
そのまま舞台へ大勢が昇り、るこるの胸を全員で掴んで持ち上げ、まるで神輿のように担ぎ上げる。
神に担がれるというとんでもない字面もセンターオブジアースならあって当然の事。原初の炎燃える熱い文明は、きっと裸の肉でぶつかってこそ学べるのであろう。
大成功
🔵🔵🔵