●集う兵士
艦内にこの戦争の兵士である戦闘ロボたちが集まっていく。
その数は10や20では無い、それよりも多くの数が其処に揃っていた。
彼らは先の作戦にて猟兵達に敗れ、生き延びる事の出来た敗残兵だった。
彼らは決して強くない一人で猟兵に、敵に挑んだところで大した損傷を与える事も出来ずまた敗北をしてしまうであろう程に彼らは弱かった。
しかし、それでこの戦争から離脱し逃げるようなプログラムは彼らにはされていない。
彼らに与えられた命令は一つ。
敵を倒す、ただそれだけの命令に彼らは揃って同じ答えを出した。
一人で勝てないのであれば数を揃えて数の利で敵を押しつぶせばいいと。
それでも彼らは何体か壊れる事になるだろう、しかしそれでも構わなかった。
彼らの目的は敵を倒す、それさえできれば自身の身がどうなろうと関係ないのであった。
●戦国無双
「連絡だよ。以前の戦いで君たちに倒されることなく逃げ延びる事が出来た敵がまた集まって部隊を編成?しようとしているみたいだね」
プネヴマ・オフサルマパティ(旅人パラドスィ・f05392)は首を傾げ少し不思議そうにしながら話をする。
「それで……皆には今回その敵が編成を完了させる前に敵地に向かってもらって敵の殲滅を行ってもらうよ」
戦場で敵の陣地に飛び込むというのは敵が有利な状態で待ち構えている所に飛び込むという意味でもある。
だがそれでも問題ないと言うようにプネヴマは話を続ける。
「あぁ、敵に関してだけど数こそかなり多いけど、一体一体の戦闘力はさほど高くはないよ……だから安心して敵を倒してほしい、敵の再編成を阻止できれば今後の戦闘も有利に進めるからね。……それじゃあ、お願いするね」
そう言ってプネヴマは敵艦隊内部へとつなぐゲートを開き敵地に向かう猟兵達を見送るのだった。
リリィクラウン
このシナリオは、「戦争シナリオ」です。
1フラグメントで完結し、「銀河帝国攻略戦」の戦況に影響を及ぼす、特殊なシナリオとなります。
リリィクラウンです。
今回の敵は強くも無いので各自思い思いに敵をぶっつぶしてください!
倒した数だけスコアが加算されます。特に意味はありません。
第1章 集団戦
『バトルドロイド』
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POW : バトルスイッチオン
【超戦闘モード】に変化し、超攻撃力と超耐久力を得る。ただし理性を失い、速く動く物を無差別攻撃し続ける。
SPD : 精密射撃
【狙撃用プログラム】により、レベルの二乗mまでの視認している対象を、【熱線銃(ブラスター)】で攻撃する。
WIZ : シュートダウン
対象のユーベルコードに対し【正確にタイミングを合わせた射撃】を放ち、相殺する。事前にそれを見ていれば成功率が上がる。
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
大成功 | 🔵🔵🔵 |
成功 | 🔵🔵🔴 |
苦戦 | 🔵🔴🔴 |
失敗 | 🔴🔴🔴 |
大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
ダビング・レコーズ
突入状況は我々側にとって不利と判断しますが問題はありません
銀河帝国の排除
それが当機に残された最終命令です
いかなる状況下であっても当機はこの命令を履行します
行動方針:POW
敵群に対し強襲を行います
射程内の複数の目標をロックオンしマイクロミサイルを発射
これを牽制とし着弾を待たずに脚部サブ・スラスターによる高速滑走で突撃
より多くの敵が集合している地点を選定しその内部へ切り込みます
バリアシールド・ジェネレーターでの盾受けで攻撃を防ぎながら、進路上の敵機をプラズマ・ブレードで排除
敵の集合地点内部に到達次第ユーベルコード、全方位強攻破壊砲撃を発動
全火力を以ってして広域殲滅を試行します
【アドリブ・連携歓迎】
●装甲の核
スタッと敵船内に到着し一呼吸置いて周囲を確認する。
後方、横に空間有。敵影は確認出来ず、安全と断定。
前方、敵影複数確認。目的の銀河帝国軍の兵である事を確認。
ミッション、敵の殲滅。
―――それでは開始します。
そのアナウンスと共にダビング・レコーズ(RS‐01・f12341)は自らの武装を展開し射程内、近くの敵に標準を設定する。
設定が完了すると同時にマイクロミサイルを発射させ、着弾を待たずして脚部サブ・スラスターを起動させるとその熱量、ブーストにより地上を高速滑走し敵の集う中心部へと向かっていった。
「敵陣地、突入状況は我々側にとって不利と判断されます。しかし命令の遂行には支障はありません」
敵兵はダビングの存在を確認するとすぐさま武器を構え高速で移動するダビングに向け銃弾を連射させた。
雨のように無数に放たれる銃弾をバリアシールド・ジェネレーターで防ぎながら敵へ接近していくもシールドの耐久はゴリゴリと削れていく。
このまま全てを防いでいればそう遠くないうちにシールド用エネルギーが尽きかねない。
そう判断するとスラスターの出力を上昇させ更なる速度で敵に接近すると此方に向け銃弾を撃ち続けていた敵兵を一人、また一人とプラズマ・ブレードで一刀両断し即死させていった。
何度も繰り返しその場に居た敵兵の波全てを倒し終え周囲を見渡す。
「ターゲット消滅。引き続き周囲の警戒に―――」
その時全方向から新たな敵影が此方に接近しているのを発見した。
速度からして超戦闘モードに移行したバトルドロイド部隊と判断して問題無いだろう。
展開させた武装を確認、異常無し。シールド残量50%、スラスター75%、本体損傷率8%。
命令遂行に支障はなし続行します。
脳内システムによる状況把握を終了させると此方に向かってくる敵を見据え待ち構える。
敵兵から見れば全方位による数の優位を築いた包囲網例え個が強くとも数で倒せる事は猟兵が証明した。
ならば逆に今は猟兵が数によって狩られる番。打つ手なしと諦めたようにそう見えた事だろう。
しかしそれは間違いで、むしろ彼は『この状況』を狙っていたのだ。
「火器管制機能を広域殲滅モードに変更。各兵装並列制御化完了。」
展開されていた武装が音を立て装填、発射の準備がされていく。
それは一つや二つではない彼の持つすべての武器が今その準備を行っている。
「射程内の全敵目標ロックオン完了。照準補正完了。」
全ての敵は射程内に収まった、そして定めた。狙いの定まった状態を回避するすべは敵に存在していない。
ならばその後は。
「―――全攻撃準備完了。攻撃開始」
一斉に放たれた砲撃は彼を囲っていた敵兵全てを呑み込み、破壊し爆発させていった。
一つ、二つ……数える暇などない暫くその爆撃音はやむ事は無くその音が収まったころには彼以外の生命体残っておらずそこには物言わぬ、動きもしない鉄屑が散らばっているだけだった。
ミッション完了。
撃破数67。
成功
🔵🔵🔴
アスティリア・モノノフィシー
SPD
再編成なんてさせませんよ。
あまり強くないというお話でしたし、『Sparrowhawk 81』で範囲攻撃と行きましょうか。マシンガン射ちって一度思う存分やってみたかったんですよねぇ。
相手が精密射撃してくるようなら、私への挑戦状と見なしましょう。
私も射撃は得意な方なんですよ。
スナイパーと視力を駆使して、ユーベルコードを使用。
正確に撃ち抜きます。
「いくらでもその挑戦受けて立ちますよ」
殲滅しても文句なしでお願いしますね。
●敵は無し
時を同じくして近くのエリア、此処にも同じように敵兵であるドロイド達が集まっていた。
其処にアスティリア・モノノフィシー(清光素色の狙撃手・f00280)が到着すると、早々に自身のポケットから小型のマシンガン。
通称『Sparrowhawk 81』を取り出すとガチャッと言う音と共に前方に居る敵兵に向け構えた。
「いち、に……結構沢山いますね。……でも、残念ですが再編成はさせませんよ」
「それにマシンガン射ちって一度思う存分やってみたかったんですよねぇ……これだけ沢山敵も居ますし、良いですよね♪」
敵の数を大雑把ながらにも確認し何処か嬉しそうに喋るアスティリアはその言葉と共に敵兵全体に向け掃射をし始める。
急に出現した猟兵に一瞬狼狽えた敵兵だったがすぐさま武器を構え対応しようとするも、その反応が一瞬遅れた分。
その致命的な一瞬が彼らの最期となり、放たれたマシンガンによってその場にいた殆どの敵兵が破壊される。
だが敵もやられる一方ではない、何とかマシンガンによる掃射から逃れる事が出来たドロイドの一体がアスティリアに向けブラスターを正確に撃つ。
「……熱っ!」
その一撃は彼女に命中する事は無く腕を掠る程度に終わってしまったが意識の範囲外からの攻撃にアスティリアはマシンガンを撃つ銃の手を止めてしまう。
それを気に残っていたドロイド達も同じようにブラスターで彼女を撃ち抜こうとするが、それが良く無かった。
もしドロイドがサブマシンガンなりで掃射していたならば少なくとも彼女を負傷させることが出来たかもしれない。
だが彼らはソレをしなかった、それをできるだけの強いAIを持っていなかった。それゆえに。
「私、射撃の方が得意なんですよ?」
彼女の手に気づく事は無かった。
アスティリアはにこやかな笑顔で手早く、素早く拳銃を取り出すと自身に銃を向けていた敵兵の中で最も近かった敵に向け正確に銃弾を放ち破壊した。
「精密射撃…此処からはどちらが正確に相手を撃ち抜けるかですね?」
再びハンマーを下ろし銃を構える。
少なくとも200M以上あったにも関わらず正確に一体を撃ち抜かれた事実に小さいながらも混乱を起こしていたドロイド達はより正確に狙い撃つために標準を定める。
「いくらでも挑戦は受け付けますよ?」
その言葉と共に……再び互いの引き金が引かれた。
大きな銃声が響く、まず一発目敵の放った弾丸はアリスティアのコートを貫通し、敵は頭を破壊されその場に崩れた。
二発目、アリスティアの体に命中するも致命傷にもならず、敵は腕を破壊され攻撃行動を行えなくなり、続けざまの三発目で体を破壊された。
そして四発目、敵の放った弾丸はアリスティアの放った弾丸に相殺され、次弾を撃つ前に五発目で敵は同じように頭を破壊される。
撃たれた銃弾の数は最初の一体を仕留めた時を含め合計六発。
残された一体のドロイドはリボルバーの装弾数が五~六発と言う認識の元アリスティアにもう放つ銃弾は無いとそう判断し。
焦る事は無い、ゆっくりと銃弾を放とうとして既に放たれた七発目の弾丸によって最後のドロイドは破壊された。
「リボルバーの装弾数は六発……だと思ったんでしょうか?魔力の弾丸なので弾数は余り関係ないんですけどね……」
生き残っているものがいればまた同じ事が起こるかもしれない。
壊れ崩れているドロイド達を見渡しながらアリスティアはそんな事を呟く。
倒したドロイド全てが完全に停止しているのを確認すると残りの敵を残滅するべく次のエリアへと向かうのだった。
ミッション完了。
撃破数49。総撃破数116。
狙撃記録420M。
成功
🔵🔵🔴
テリブル・カトラリー
自身が死のうとも、敵を倒す為に、帝国の為に戦い続けるか。
機械は、そういうものだものな。
自身は目立たぬよう隠れてUC爆破工作を使用。
ステルス爆弾群を操縦し爆破。これで可能な限り数を減らす破壊工作。
相手が見えなければ、超戦闘モードに移った所で同士撃ちにしかなるまい。
卑怯と罵る機能は、こいつらにあるだろうか?
すまないな。お前達の存在理由を、果たさせる訳にはいかない
徹底的に、破壊する。
爆弾を使いきったら、姿をさらし生き残りを重火器を使用して
なぎはらい、一斉発射。
●鋼の歯車
テリブル・カトラリー(女人型ウォーマシン・f04808)はエリアの一角に身を隠し広場を確認する。
見えるドロイドの数は数十体、身を隠すのに最適な場所を数か所。
必要最低限、その必要なものを確認すると爆破工作を起動させ、大量の小型ロボ爆弾を放つ。
「(自身が死のうとも、敵を倒す為に帝国の為に戦い続けるか……機械は、そういうものだものな)」
小型爆弾が爆発し壊れていくドロイド。見えない小型爆弾を対処するために銃を掃射し続けるドロイド。
超戦闘モードに移行し小型の爆弾事味方のドロイドすら破壊していくドロイドを見てテリブルはポツリとそう呟く。
その言葉にはどんな思いがあったのだろうか。憐れみか、悲しみか。
だがその真意は彼女にしか分からない。何分も続いた銃声と爆発音は更に時間が続くにつれその音を段々と小さくさせ。
「(……音が止んだな)」
全ての爆弾が爆発し、銃声もしなくなった後テリブルは重火器を構えその現場へと姿を現す。
其処にあったのは爆弾により破壊され続けたドロイドの部品。
あの場に居たであろう全てのドロイドはあの爆弾で、同士討ちでその全てが破壊されていた。
中にはまだ動けたドロイドも居たかもしれないだがそのドロイドも全力で動けないほどに損傷していたのだった。
敵を卑怯と罵る機能は彼らにはない。そう思う感情自体彼らには無かったのかもしれない。
だがドロイド達が生き延びればこの戦争の戦況をひっくり返す一手を持つかもしれない。
ならばそんな彼らの役目を、存在理由を果たさせるわけにはいけない。
「すまないな。お前たちを徹底的に破壊する」
戦場に私情は挟まない。オブリビオンは、敵はどんな理由でアレ倒さなくてはならない。
動きそうになったドロイド達を重火器で薙ぎ払い、彼らの原型を残さず破壊しつくしたのだった。
ミッション完了。
撃破数60。総撃破数176。
成功
🔵🔵🔴
触叢・アン
怒涛の如く、宇宙原付で突き抜ける!
上から踏んだり轢いたり背中ドスンしたり。(踏みつけ/騎乗7/操縦8/鎧無視攻撃5)
通り抜け様に(2回攻撃2)密集地にマシンガン(範囲攻撃8)
敵の攻撃より速く突き抜け戦場離脱…を繰り返すヒット&アウェイ。(逃げ足6/騎乗7/操縦8/地形の利用…&機体から伸びたワイヤー)
何があろうと決して止まらず
「わしゃ誰も止めれんでぇ」
「オラオラ~、轢~き逃げじゃ~っ!」
気分も戦場もスッキリしたら颯爽と逃げる。轢き逃げる。細けぇ事ぁ気にせず逃げる。
「ほんならのぅ!」
そんな単車のネーチャン
なんかただ轢き逃げしまくっただけの暴走バイクな気がするけどたぶんきっとおそらく気のせい。
●壮大な自動盗難?
ドゥルルン。ドルルン。ドゥルルルルル。
バイクの吹かし音が船内に響く。
ドロイド達は何事かと集まり、音のする方向へと向かいそして一人の猟兵に出会った。
そしてこれが惨劇の始まりになるとはドロイド達は思う事も無かったのだ。
「お~し、集まった事じゃし……そいじゃ早速出発するかいのう!」
宇宙バイクに乗った触叢・アン(銀河疾風・f01011)はドロイド達が集まったのを確認するとそのままバイクを発進させドロイド達の居る集団の中に突っ込んでいく。
船内を自由に走り回りながらドロイドの横を通りそのまま蹴りを一発入れドロイドを吹き飛ばし、その場にいるドロイド達を轢いていく。
それでもドロイドに致命傷は無く倒れただけで再び立ち上がろうと……する前にその上にアンのバイクが再び通りその体を破壊した。
「オラオラ~、轢~き逃げじゃ~っ!」
轢き飛ばし倒れたドロイドを更に轢いて壊し、何度も船内を行き来するアンは段々と上機嫌になりながらバイクを乗り回す。
ドロイド達も対処するべくバイクに向け銃を掃射していくも移動速度と戦闘力が強化されたバイクは銃弾はさほど命中せず、バイク本体の硬さに殆ど損傷を与える事が出来ずただ轢き飛ばされていった。
自ら体を張りぶつかる事で停止させようとするドロイドも現れたが片手に持ったマシンガンでそのドロイドが立ち塞がる前に壊し足場にすることでバイクによる跳躍をも可能とした。
「あっははは!わしゃ誰にもとめれんでぇ」
飛び跳ね動き回るバイク、銃弾は通じず下手に動こうものならマシンガンによって撃たれる状態にドロイド達は文字通り蹂躙されていく。
一方的な状況に更に上機嫌になったアンはさらにバイクを加速させドロイドたちをより遠くへと轢き飛ばし始める。
「こりゃ楽しいわ!もうちっと楽しむかの」
そう楽しそうにしながら鼻歌も歌いだし、手あたり次第轢き飛ばせるドロイドを轢き飛ばし偶にアクロバティックな走行や跳躍を見せながら一体、また一体とドロイド達は壊されていった。
轢き飛ばされては次のドロイドが、壊されては次のドロイドが。次から次へと現れるドロイドにボーナスタイムとバイクで飛ぶと、追加で現れたドロイド達を上から押しつぶしていく。
偶に連続で踏み壊すアクションを決めながら床はどんどんとドロイド達の破壊された残骸で埋め尽くされていった。
どれほど経っただろうか、銃弾はほぼ使い切り走っていた船内も破壊されたドロイド達で埋め尽くされ若干走行がしずらくなって来た頃。
「こんなもんかの、ほんならのぅ!」
船内も大分すっきり(本人談)し気分を良くしたアンはそのままバイクでその場を走り去りいなくなる。
急に現れ好き勝手バイクで走り回り暴れまわった後、静かになった船内で残ったのは破壊されたドロイドで埋め尽くされた床。
その現場は確かにその惨状を表していたのだ。
ミッション完了。
撃破数86。総撃破数262。
謎の☆:5つ。
成功
🔵🔵🔴
犬憑・転助
俺のユーベルコードは超嗅覚、キナ臭さだってかぎ分けるぜ
ははっ、こいつは良い!
単純にぶった斬りゃあいいんだろう?
望む所だ!(二刀を構え)
敵が大勢いる場所に突っ込んでいく
全方位に敵がいるので、死角からの奇襲は超嗅覚で感知し、そちらを見ないで攻撃
見えてねーと思ったか? だが、俺の嗅覚からは逃れられねーぜ?
戦いが膠着したら、頭脳派な旅団の仲間の指示に従う。またはやろうとしてる作戦をフォローする
(コロ助が傷だらけで戦うのは望む所です)
ビームも弾丸も刀で斬り捨てる
サムライに斬れないものは、ないんだぜ?
囲まれたら【殺気】を放って一瞬足止めしその隙に【範囲攻撃】でなぎ払う!
アドリブ歓迎、他PCと絡み希望
尾崎・ナオ
【拳銃早打ち】で仕留めるよ!(レベル分の1秒で【黒い拳銃】を発射できる)
「これ、見える~ぅ?」
相手を茶化しながら早打ち!技能【クイックドロウ48】も乗せて、高速の早打ちを仕掛けるよ!
弾薬が足りない?いやいや、大丈夫。拳銃自体が沢山あるから!同じ銃ちゃんと複数装備してるから!
あとは【ナイフいっぱい☆】も使って牽制していこうかなー。
こいつら、意思はあるんだよね?ちゃんと退いてくれると嬉しいんだけど!
ちゃーんと投げる前に【毒使い12】でしっかり毒を塗ってまぁす!
それを念力で【投擲11】!投擲フォームを使うって事で!
●悪魔は泣かない
ゲートを潜り敵船内に到着した犬憑・転助(孤狼の侍・f06830)と尾崎・ナオ(ウザイは褒め言葉・f14041)の二人。
其処で待ち構えていたのは数十を超えるであろう敵兵、それが二人を囲い銃を構えていた。
この船に一体この数が何処に隠れていたのだろうか?そんな事を考えるまでもなく二人は武器を手に敵兵を見据えた。
動けば即座にドロイド達による包囲掃射されるであろう状況、下手に動けばハチの巣となる状況でまず最初に動いたのは転助だった。
「敵が大勢居ようが関係ねぇ……単純に全部ぶった斬れば良いんだろう?望むところだ!!」
二刀を手に前方のドロイドの軍勢に突っ込む転助、その動くと同時にドロイド達も銃の引き金を引き一気に転助に向け掃射していく。
銃弾が降り注ぐ中、刀を振るい致命傷となり得るものを斬り落としていくが全ての銃弾を斬り伏せられるわけではない。
一発二発、転助の身体に銃弾が撃ち込まれていくも彼は止まる気配を見せず敵地の中に突っ込み、近くに居たドロイドを一体。
「まずは一体!!」
真っ二つに斬り伏せ破壊したのだった。
そしてナオと場所が離れたこの位置、それが彼の狙いでこれからが戦いの本番だった。
「それじゃ始めるぜ、ちゃんと合わせてくれよ!!」
その掛け声と同時にこのエリア、ドロイド達に向け殺気を放ち意識を此方に引き付ける。
プログラムされたとおりに動く彼らに向けられた殺意は足を止めさせるには圧が足りなかったが、それでも全てのドロイドは転助に注意を向けた。
それにより、ナオはフリーに……自由に動き回れる。
「大丈夫ですよぉ?ちゃぁんと動きますからねぇ」
そう言って事前に毒を塗っておいたナイフを大量に展開すると念力で一つ一つ操作して飛ばしドロイド達に突き刺していく。
本来毒というものは生物を蝕み死に至らすものであり、無機物であろう彼らに毒による追加効果は期待できない。
だがこの毒はそうではない、逆に無機物であるドロイド達をピンポイントに蝕み、関節を思考を鈍らせ戦闘力を低下させていく。
「これで退いてくれると嬉しいんだけど?」
戦況が不利、自らが戦闘続行不能。理由は何であれ敵が退くのであればこの戦場は楽になる。
逃げようとする背に追撃をかけ仕留めると言う手もある。だが彼らドロイド達が下したのは戦闘続行の判断。
身体が動かない?足が動くなら突撃しろ、腕が動くなら敵を殴れ、握る力があるなら銃の引き金を引け。
自らの命果てるまで銀河帝国へ尽くし敵を排除する。それが彼らの戦闘命令。
ギギ……と動きを鈍らせながらも戦闘の意志を見せるドロイド達にナオはニヒッと笑みを浮かべ。
それと同時に乾いた銃声を響かせ鈍ったドロイド達の頭部を破壊しその場に倒壊させた。
「今の見えるぅ~?見えないよねぇ~そんなんじゃ傷もつけられないですよぉ?」
そう言って動きの鈍ったドロイド達に向け、銃弾を次々と放っていく。
カチカチッと銃弾が切れる音が聞こえ、それをチャンスと動けるドロイドがブラスターを構え撃とうとしたその頃には。
「残念~?銃はいっぱいあるから弾切れしませんでしたぁ」
その手に先ほどの全く同じ形の同じ弾が装填された同じ銃を手にしたナオがブラスターを向けていたドロイドを破壊していた。
地面には手に持っている銃と同じものが一つ転がっており、その銃を複数持っている事を示していた。
「コッチは何とかなりそうだからそっちはそっちで頑張ってねぇ?」
敵の撤退が見込めないなら此方が行うのは敵の残滅。
それなら彼の方が得意だろう、故に私は中後方から敵を仕留めていく。
後は彼の暴れる番だ、ナオはそう言ってまた動き出そうとしたドロイドを一体撃ち抜くのだった。
「何し始めるのかと思えばよ……じゃあ好きにやっていいな!!」
彼女から考えがあると言われ命令通りに敵陣地に突っ込んだ転助だったが声から察するに思ったようにいかなかったらしい。
なら最初の通り敵を斬り伏せていく、サムライに斬れないモノは無いのだから。
まず近くに居るドロイドを一体斬り伏せ真っ二つに破壊した後、吹き飛ばしたその死体を他のドロイドにぶつける。
飛ばされてきた味方の残骸に、毒を塗られ真面に動く事の出来ないドロイドは行動を鈍らせ、その隙に転助は次々とドロイドに近づき斬り壊していく。
「うおおらああぁ!!」
吹き飛ばされ纏まっていたドロイド達を纏めて刀で斬り上げると、落ちてくるドロイド達を地面にぶつける前に切り刻む。
二分、三分。地面に叩きつけられる頃にはドロイド達は元の形を保っておらず鉄くずの残骸と化し地面に広がった。
正面から戦ってはダメだ。あの猟兵は全てを斬り伏せる。あの猟兵は此方より先に攻撃を仕掛けられる。
ならば背後から一撃を狙う、致命傷とならずとも敵を動き少しでも鈍らせれば数の優位で此方が勝てる。
その判断でドロイドの一体が転助の背後からブラスターを放つ。完全な視界外からの死角への一撃。
かわせるはずがない……敵が彼でなかったのなら。
「来るのはわかってたぜ」
飛んできたブラスターの弾を斬り落としブラスターを放ったドロイドの方を見る。
完璧だったはずの攻撃が防がれた事実にドロイドは一瞬次への行動が遅れ、その間に距離をつめられ頭部を破壊された。
「見えてないとでも思ったか?悪いが俺の鼻は特別性でね……そう言うのも分かんだよ。だから……逃げれると思うなよ?」
その言葉にドロイドは死角からの、遠距離からの攻撃すら無意味であると告げられた事を感じ取った。
毒によるバステ、見えない速度で放たれる銃弾。サムライによる猛攻。
銃を撃てど、ブラスターを撃てど彼らはそれを斬り伏せる。彼らはそれを避け続ける。
命中はする事はあれど彼らへの致命傷へはならず、周囲を囲っていたドロイドの数は次々とその数を減らしていき…
「此奴で終いだ!!」
「はーいラストで~す」
銃弾と斬撃を同時に受けたドロイドが破壊され、この場のドロイドは全滅したのだ。
これでこの船に集まっていたドロイドは居なくなった、再編成は行われず今後の戦争に影響を及ぼしてくる事も無いだろう。
だが戦争はまだ終わっていない、猟兵達は次なる戦地に向け移動を始めるのだった。
ミッション完了。
撃破数124。総撃破数386。
結果:Stylish。
大成功
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