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本の迷宮と、本の災魔

#アルダワ魔法学園 #猟書家の侵攻 #猟書家 #書の悪魔ダンタリオン #迷宮大図書館

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●動く猟書家
「あら、この本良いわね……」
 書の悪魔ダンタリオンが手にとった本、『ゴーレム作成のすすめ』。周囲には別のハウツー本が並んでいるが……ダンタリオンが選んだのは、偶然か、あるいは彼女を惹きつける何かがあったのか。
「災魔の卵よ、立派な災魔にお成りなさい……。」
 本に卵型の何かを押し当てるが、それは実体を持たないかのように本に吸い込まれ――ダンタリオンが本棚に戻して、少ししてから災魔を生み出す……。

●学園からの救援要請
「手の空いてる人……ちょっと、アルダワの地下、迷宮大図書館に向かってもらえないかな?」
 グリモア猟兵の1人、ティモシーが呼びかける。
「迷宮大図書館……魔王戦争の時に見つかった施設の1つで、色々な本があるんだよね。」
 見つかって以降、学生や教師陣が総力を上げて調査を、あるいは本の持ち帰りをしているが……未開拓の領域も多く、あるいは開拓済みの範囲でも持ち帰れていない本が山積みになっている。
「それで、『踏破はしたけど本が残っている本棚』が、災魔の餌食になったみたいでね……。」
 言いつつ、予知した黒幕を投影するグリモア猟兵。その姿は、本に半身が埋もれたような姿の――それは、『ダンタリオン』と呼ばれるオブリビオン。
「だから、その本棚からオブリビオンを排除して欲しい……んだけど、迷宮を名乗るだけあって、転送ゲートと問題の本棚にすごい距離があるんだ……。」
 投影する映像を切り替え、地図を表示する……が、所々に小部屋がある程度で、道中の経路はわからない。
「だから、現地の学生と合流して、道案内をしてもらうのが最短ルートみたいなんだ……?」
 あるいは、災魔の卵が生み出すオブリビオンを辿れば問題の本棚にたどり着ける可能性もあるが……不規則に向かうせいで、遠回りになる可能性もある。

「ちょっと大変だとは思うけど、災魔がこれ以上活動域を広げないためにも、よろしくお願いするね……?」
 拝むように片手を出しつつ、もう片方の手で転送ゲートを開く――。


唐傘
 はじめての方ははじめまして、唐傘です。
 アルダワ魔法学園、地下に見つかった本棚――に悪さしている猟書家の討伐シナリオとなります。

 プレイングボーナスは『学生達と協力する』事となっています(道案内を頼めますが、戦力は今ひとつです)。
 必要があれば、補助的に(アルダワ魔法学園の)ジョブのユーベルコードを1つだけ使ってもらえます……が、囮にしたり代償以外で傷付けたり、悪意のある行為は自動的に苦戦判定になります。
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第1章 集団戦 『クレイゴーレム』

POW   :    上官を呼ぶ
自身の身長の2倍の【クレイゴーレム】を召喚する。それは自身の動きをトレースし、自身の装備武器の巨大版で戦う。
SPD   :    仲間を呼ぶ
レベル×1体の、【額】に1と刻印された戦闘用【クレイゴーレム】を召喚する。合体させると数字が合計され強くなる。
WIZ   :    配下を呼ぶ
レベル×5体の、小型の戦闘用【クレイゴーレム】を召喚し戦わせる。程々の強さを持つが、一撃で消滅する。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

カツミ・イセ(サポート)
「僕の神様は言ったよ。郷に入りては郷に従えと」
「僕に出来ることだからね」

神様に作られたミレナリィドール、勝ち気で大人びた僕娘。イメージは水。
口癖が「僕の神様は言ったよ」
『偽装皮膚』の影響で、球体関節が普通の関節に見えるよ。

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用。加護で治るから、大怪我しようと厭わず積極的に行動するよ。
遠距離は『水流燕刃刀』を伸ばすよ。
近接戦では『偽装皮膚』を水のような刃にして、咄嗟の一撃を放つことがあるよ。このときは球体関節が見えるんだ。

他の猟兵に迷惑をかける行為はしないよ。
また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしないんだ。
あとはおまかせするから、よろしくね!



「ゴーレム退治……なるほど、僕にできる事みたいだね。」
 同伴の学生とはぐれたらしい、あるいは最初から一人で探索していたらしいカツミ・イセ(f31368)――しかし、学生の案内はあくまで『ゴーレムの発生源』を目指すためで、はぐれゴーレムを見つけるのであれば、カツミのように単独でも問題はないのだ。
「君は土の塊――水の僕とは相性最悪だね。僕の神様から賜りし水の権能、その一つ。僕と似た者たちをここに――」
 ユーベルコードで自分に似た存在を召喚するカツミに対して、巨大なクレイゴーレムを召喚するゴーレム。その相性の良し悪しを把握していないのか、把握してなお引くわけにいかないのか――大小2体のゴーレムが、カツミを、あるいは水の人形を殴る!
「それはただの水じゃない。浄化の能力を持った分身体――僕も浄化はできるけどね?」
 分身体を攻撃するたびにその体を溶かされ、そしてカツミ本体を攻撃しても分身体を攻撃しても徐々に動きが鈍るゴーレム。
 その決着は、邂逅からさほど時間を要しなかった――。

成功 🔵​🔵​🔴​

アト・タウィル(サポート)
『どうも、アトです。』
『ふふ、それはどうも。』
『私にできることなら、なんなりと。』

ねじくれた魔笛≪Guardian of the Gate≫を携え、ふらっと現れる女性。性質は大人しく、いつも笑顔を浮かべているが、その眼は深く開いた穴のように光を写さない。大体平常心で、驚くということがあまりない。その代わり、空気は読むので、必要に応じて驚いたふりなどはする。

戦闘では、魔笛を用いてUCを使う。音楽系はもちろん演奏で、サモニングガイストもそれに合わせて現れる形。ミレナリオ・リフレクションでは、相手のUCが剣などを使う場合は必要に応じて武器としても使う。

後はお任せします、自由に使ってください



 他の猟兵が――あるいは案内する学生も居ない、小部屋の1つ。
「あなたの心に、必ずあるはずですよ。さぁ、彷徨いましょう……。」
 小部屋の入り口で、ユーベルコードを発動し――ゴーレムを、それぞれ別々の道に閉じ込める、アト・タウィル(f00114)。
 小部屋に居たのは、元の災魔からはぐれたらしい個体ばかりのようだが、見えない壁で隔離されていることはすぐに把握したらしく。ゴーレムを呼び出しては壁にぶつけ、道を探す――のだが。
 アトがフルートの音色で作り出した迷路は、小部屋の全域を覆っており――それぞれの通路に隔離されたゴーレム達は、召喚できるクレイゴーレムを使い切り、道は見つけきれず……。
 いや、ゴーレムが脱出経路を――あるいは迷路の全経路を見つけたとしても、出口をアトが塞ぐ以上、その小部屋から出ることはできないだろう……。あくまで迷路は、時間稼ぎに過ぎない――アトの戦力を持ってすれば、ゴーレムと1対1で遅れは取らないであろう。

成功 🔵​🔵​🔴​

リューイン・ランサード
アルダワ魔法学園の生徒として、本好きとして、図書館を猟書家に占拠されるのは放っておけないですね。
生徒に道案内をお願いし、(少し怖いですが)一番前に立って進みます。

第六感と瞬間思考力で敵の襲撃に素早く備えられるように注意して進み、敵と鉢合わせれば生徒達を後ろに下がらせて、本を傷つけないよう近接戦で戦います。

UCを使用して攻撃力上昇。
右手にエーテルソード、左手に流水剣を持ち、双方の剣に(斬り裂く気流が渦巻く)風の属性攻撃を付与し、怪力で剣を自在に振るっての2回攻撃で上官も本体も斬り裂きます。

敵の攻撃は見切りで躱したり、ビームシールド盾受けで防いで対応。
更に最終防御としてオーラ防御を身体に纏います。



「えっと、この十字路は……」
「そこは右折して、突き当りを左ですね。」
 学生の案内を受けつつも、先頭で索敵をして安全を確保するリューイン・ランサード(f13950)――アルダワの学生として、あるいは本好きとして、本を狙う災魔を許せないらしい。

 そして、何度目かの曲がり角が見えたタイミングで、後続の学生を手で制するリューイン――どうやら前方にゴーレムの気配を感じたらしく、既に柄に手を置いて臨戦態勢である。
 索敵で先手を取ったリューインが、ゴーレムへの一撃を見舞う。しかし、二撃目はゴーレムに気付かれていたために不意打ちはできず、やむを得ずビームシールドでその拳を受け止める。
 更に、ゴーレムのユーベルコードに――巨大版のクレイゴーレムの動きに合わせるように、剣を振るい、術者もろとも切り裂く!

「ここに本は無い……ようですが、本棚はまだ遠いですかね?」
 何度か斬り結び、ゴーレムを退けたリューイン。周囲にゴーレムが残っていない事を確認したリューインが、学生達の元に戻って確認する。
「ここからだと……曲がり角はまだ多いですが、道のりとしては50mもないはずですよ。」
 本命のオブリビオンまで、もう少しらしい……。

大成功 🔵​🔵​🔵​

岩社・サラ(サポート)
「敵性対象多数確認。状況了解しました。殲滅戦開始します」

傭兵としての戦闘技術と一族に伝わる土魔法を組み合わせて戦う冷静な性格の女性。
口調はですます調。必要以上に会話はしない。
依頼に関しては負傷を厭わず可能な限り全力を尽くすが、公序良俗に反する行為は行わない。
仲間との連携ができる場面では積極的に連携を行う。

行動
グレネードランチャーを使った範囲攻撃やカスタムカービンによる制圧射撃など複数目標を攻撃できる武装を装備して戦闘を行います。

戦闘時は戦闘知識に基づいて遮蔽物に身を隠す等、被弾を減らす工夫を行います。

ユーベルコードは多くの敵を巻き込むような形で使用。

書かれていない部分はおまかせします。



 本棚に続く道のうち1つで。ゴーレムを見つけ、物陰に戻る岩社・サラ(f31741)。
「敵性対象、多数確認……。殲滅開始します。」
 銃を構え、自分を狙うゴーレムに対してユーベルコードにより気配を――いや、姿を消す岩社。
「隠密行動に移行します――。」
 そしてゴーレムたちも、索敵のために小型ゴーレムを放つが――岩社の狙撃に、次々消滅していく。
 そして小型ゴーレムから岩社の位置を絞り込みつつあるゴーレム、だが。
「射線が開きました、トドメです。」
 土魔法を込めたらしい弾丸が命中したゴーレムが、爆散により弾丸と化し――周囲のゴーレムも土くれに返す!

「一掃完了……ですが、ここに黒幕は居ないようですね。」
 ゴーレムは多数いたが、逆を言えばゴーレム以外のオブリビオンが居ない。黒幕のオブリビオンは、別の小部屋に――おそらく、本棚のある部屋に潜んでいるのだろう……。
 しかし、その黒幕の位置は、まだ辿り着いていない……。

成功 🔵​🔵​🔴​

高階・茉莉(サポート)
『貴方も読書、いかがですか?』
 スペースノイドのウィザード×フォースナイトの女性です。
 普段の口調は「司書さん(私、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、時々「眠い(私、キミ、ですぅ、ますぅ、でしょ~、でしょお?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

読書と掃除が趣味で、おっとりとした性格の女性です。
戦闘では主に魔導書やロッドなど、魔法を使って戦う事が多いです。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



「あなた方も読書……は、しそうにないですね。」
 司書が――高階・茉莉(f01985)が来たのは、必然だったのか、偶然なのか。いずれにせよ、ゴーレムは読書をしないだろう――いや、本の中身に従って出現したという意味では、読書をした後だろうか。
 ただ、いずれにせよ、ゴーレムたちは高階への敵意を隠しておらず――。本体のゴーレムに対して、200体近い小型ゴーレムを召喚する!
「私は本を、読みたいだけなんですが……。仕方ありませんね。無限に連なる太古の呪文よ、その力で邪悪なるものを退けなさい!」
 高階のユーベルコードにより、手持ちの本から光を放ち――ゴーレムを一掃する!
「全く、私はただ読書をしたいだけなんですよ?」
 ゴーレムが残っていない事を確認した高階が、周囲を物色しているが……本棚ではないここに、彼女が持ち込んだ本以外には無いらしい。
 あるいは、猟書家の狙った本棚に辿り着ければ読み放題かも知れないが……猟書家を倒すまでは、安定して読むことはできないだろう。

成功 🔵​🔵​🔴​




第2章 ボス戦 『書の悪魔ダンタリオン』

POW   :    あなたの技をお返しいたします。
【魔導書】で受け止めたユーベルコードをコピーし、レベル秒後まで、魔導書から何度でも発動できる。
SPD   :    尻尾乱舞
【尻尾】を巨大化し、自身からレベルm半径内の敵全員を攻撃する。敵味方の区別をしないなら3回攻撃できる。
WIZ   :    レインボー・ロード
【七色の竜巻】を放ち、レベルm半径内の指定した対象全てを「対象の棲家」に転移する。転移を拒否するとダメージ。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主はラウラ・クラリモンドです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


「あぁ、何てこと……。私の作ったゴーレムが
 アルダワの生徒が案内した、本棚から声が響く――いや、本に紛れ込んで潜んでいる、猟書家がその姿を現す!
「仕方ないわ、私が自らお相手をしましょう……。」
 猟書家――書の悪魔ダンタリオンが、臨戦態勢を整える……。
高倉・優安(サポート)
36歳→運命の糸症候群により8歳程度の見た目年齢の
ヲタ年齢詐欺蜘蛛足童女

基本的に腐ったヲタ
可愛い顔して常にカップリング妄想してる
男女差別もなく動物や無機物でもOK

言い回しがとても古い
バブリーな感じ(直撃世代ではないので風味なだけ
例:OK牧場。バブリー。しもしもー?ぶっとびー。おったまげー。ゲロゲーロ。等

戦闘は自らの黒歴史を犠牲にするかGペンしかないですが
依頼のために出し惜しみなく仕方なく恥ずかしがったり
公開による後悔の念に苛まれながら戦います

あとはウザ能力で戦います

指定したユベコ以外でも公開設定中ならどれでも使用

主な武器はGペンとランドセル

脚は遅く鈍くさい

他アドリブ歓迎
汚れ役引き立て役も歓迎



 今回の騒動の原因、書の悪魔ダンタリオンの元に最初に立ったのは高倉・優安(f35406)――なのだが。
「昼間はあくせく働いたけど今は人目を気にせず何でも自由にやりたい放題できるわ、ひゃっほーーーっ!!!」
 戦闘をそっちのけで、ユーベルコードを発動して創作モードに入ってしまう。
 ダンタリオンも、その意図を測れずに魔導書にユーベルコードをコピーする――いや、コピーしてしまう。
 そして、ダンタリオンもユーベルコードの効果により、ハイテンションな創作モードに突入してしまう……。

「何、この言い難い感情……。ゴーレムに攻め立てれられる冒険者、とか物語にしたい……。」
「何それ、ゴーレム攻めとかあなた初心者!? ……でもいいアイデアね、私も物語が浮かぶわ!」
 片方は攻防の意味で使った『攻め』という単語だが、腐って掛け算に持ち込む者にとっては別の意味を持ってしまい。
 二人の創作活動は、それぞれの気力が尽きるまで執筆され――何冊かの『未成年に見せられない本』が(一部はダンタリオンの書いたグロ、残りは高倉の書いたエロ)、高倉の手土産となった……。

成功 🔵​🔵​🔴​

ノエル・フィッシャー(サポート)
『例え全ては救えずとも、誰一人として見捨てはしない』

・雑な扱いでもいいのでどんどん採用してくれると嬉しいな。
・【コミュ力】を有効活用出来そうな状況ならばそれを使うよ。なくても目的達成のために最善を尽くすよ。
・ユーベルコードは所持してるものからいい感じのを使うよ。
・他の猟兵との絡みも歓迎だよ。共闘するのなら、ボクは補助に回っても構わないよ。
・もし男なのか女なのか問われたら「見ての通り」と答えるよ。モニターの前のキミにも、ね。
・他の猟兵に迷惑をかける行為、公序良俗に反する行動はしないよ。

あとはお任せ。好きに使ってね。



「例え全ては救えずとも、一冊として見捨てはしないんだよ。王子様だからね。」
 本棚と、その前に塞がる猟書家を見比べる、ノエル・フィッシャー(f19578)――と、その姿を見て疑問を浮かべる猟書家、ダンタリオン。
「えっと……あなたは男、なの? 女、なの?」
 相手がどのような能力を持つか――以上に疑問を招く、中性的な外見。
「愚問だね、答えは『見ての通り』だよ。」
 そして答えになっていない、あるいは一部には納得をさせるであろう、いつも通りの答えを返すノエル王子。
「……まぁいいわ。あなたがわたしのゴーレムたちを倒したって事にして、仇を取るわ!」
「それは困ったな、寄らば斬る――尤も、今のボクの『寄らば』は相当に広いけどね!」
 互いに広範囲を――100mを超える半径を、敵味方関係なく、とはいえ障害物と敵しか無いのだが、かたや光の剣、かたや尻尾で切り結び。
 しかし、互いに――攻撃回数が同じだったことも災いしたのか、致命打を与えられず。
「ふっ、わた……ボクの攻撃を防ぎ切るとはね。ちょっと王子パワーを貯めてまた来るよ。」
 心のなかでは「デジマ!? わたしの攻撃を防ぎ切るの? ていうか、同じユーベルコードじゃない??」と動揺しているノエル王子だが。表情には出さず、しかし切っ先はダンタリオンに向けたまま。後ずさりで、通路の死角に隠れ、戦線を離脱する――。

成功 🔵​🔵​🔴​

リューイン・ランサード
猟書家が出てきましたね。
図書館は学生にとって宝のような物、猟書家に占有なんてさせないです。

魔導書でUCを受け止めて返されるのは厄介ですね。
ならば受け止められないように使いましょう。
右手のエーテルソードと左手の流水剣に炎の属性攻撃を宿して、二刀流による2回攻撃。
先に魔導書を燃やそうとします。

相手の通常攻撃は第六感で読んで見切りで躱したり、ビームシールドの盾受けで防ぎます。
オーラ防御も身に纏います。

道術で生み出した突風で一瞬の目くらましを実施した隙に相手の懐に飛び込み、流水剣をしまって、功夫で左拳を相手の身体に直接当ててUC:震龍波を使用。
魔導書で受け止められないように超振動を叩き込みます。



「猟書家が出てきましたね。」
 なんだかゴーレムの恨みとして攻撃してきそうなオブリビオンを見る、リューイン。
「ですが、図書館は学生にとって宝のような物。猟書家に占有なんてさせないです。……とはいえ、魔導書で受け止めると返される、というのは厄介ですね。」

 自分の使えるユーベルコードを、そして相手が使える――複製以外の手段も含めて、考えて。リューインの考えた作戦は、両手に武器を構えた二刀流――加えて、炎を纏っての斬撃。
 気配を消して、不意打ちを狙うリューインだが、オブリビオンが猟兵を感知する本能か、移動による気流か、あるいはリューインが物音を出したか。
「あなたもわたしのゴーレムを潰したの!?」
 ダンタリオンはリューインに向けて、土塊を飛ばす――彼女が元来使えていたものか、ゴーレムの作りそこないかはわからないが、リューインは僅かな動きでかわし、ダンタリオンに肉薄する!
「まずは魔導書を封じさせてもらいます! そして――世界に遍在するマナよ、全てを破砕する波と化し、我が躰に宿れ!」
 ユーベルコードで超振動を、拳越しに打ち込み――すぐに離れる。
「やったわね、でも魔導書はまだあるわよ! たしかこうやって……こう!」
 反撃と言いたげに、ダンタリオンもリューインの動きを真似るが……何も起こらない。
 原因はダンタリオンが防御に失敗した、というのもあるが――恐らく彼女が模倣に成功しても、やはり何も起こらないだろう。リューインの使ったそれは、至近距離の相手にのみ使えるもの――尻尾の追撃を恐れて射程外に逃れたリューインには、すでに届かない……。

大成功 🔵​🔵​🔵​

御形・菘(サポート)
※語尾に「のじゃ」は不使用
はっはっは、妾、推参!
敵は決してディスらんよ、バトルを彩るもう一人の主役なのでな!
強さも信念も、その悪っぷりも誉める! だが妾の方が、もっとスゴくて強い!

バトルは常に中継配信+後で編集しての動画配信
いかにカッコ良く魅せるか、見映えの良いアクションが最優先!
とはいえ自身の不利は全く気にせんが、共にバトる仲間にまで不利を及ぼす行動はNG!

戦法は基本的に、テンションをアゲてボコる! 左腕とか尾で!
敵の攻撃は回避せず、受けて耐える! その方がカッコ良いからのう!
はーっはっはっは! さあ全力で来るがよい、妾も全力で応えよう!



「はっはっは、妾、推参!」
 カメラを飛ばしつつ、部屋に入ってくる御形・菘(f12350)――それぞれのカメラは別アングルを撮っているらしく、いずれも録画中を示すランプが付いている。
「今日は迷宮図書館、の探索を邪魔しているとかいう、おじゃま虫をボコりに来たぞ!」
 彼女は本気を出せばオブリビオンに不意打ちや先制攻撃もできるのだろうが、それらをしない理由は一つのみ――配信者として、視聴者に企画もとい対戦相手を説明するためだ。
 しかし、そんな配信者の矜持もどこ吹く風。
「邪魔するなら帰ってよ!」
 七色の竜巻を放つが、御形は気にしない。
「一撃必殺すらどうとでもなるぞ!」
 ユーベルコードで、七色の竜巻を――対象を棲家に強制送還するユーベルコードを、取り消す。
「妾の撮影を邪魔するなど、言語道断! 邪魔する覚悟はあるのかー!」
 左腕を振り上げ――単純な腕力で、殴る、殴る!
 オブリビオン、ダンタリオンも御形を殴りはしているが……その耐久度が桁違いのため、御形は全くひるまない……。

「んーむ、これではただの殴り合いにしか見えんな……。魔法禁止ルールを……いや、後付けは視聴者を騙す行為……。」
 しばらく殴ったあと、録画した素材をどう編集しようか考える御形が、そこには居た――。

成功 🔵​🔵​🔴​

岩社・サラ
アドリブ共闘歓迎

猟書家を確認しました。これより新規武装のテストを兼ねて敵を撃滅します。

敵は魔法の他に尻尾による攻撃を得意とするようですね。
ならばその尻尾を封じ有利に戦闘を行いましょう。

UCを発動し敵を動きを止めましょう。
地に足のついていない相手なので泥濘化した地形の影響はありませんが、石の鎖による拘束は可能でしょう。

今回は単体の敵が相手なので石の鎖をすべて用いて尻尾や腕を重点的に封じます。
拘束が完了したら「召喚術」で呼び出した「カノンスーツ」を装着し「鎧砕き」の「砲撃」で一気に攻め立てますね。

「徹甲弾装填、目標視認。直射で行きます。3連砲撃、用意……撃ちます」



「猟書家を確認しました。これより新規武装のテストを兼ねて敵を撃滅します。」
 物陰から対象を確認する、岩社・サラ(f31741)。その様子はスナイパーを思わせる――が、彼女の装備は狙撃用のものではなく、徹甲弾。人ではなく城壁や鉄板を撃ち抜くための装備だ。
「魔法の他に、尻尾による攻撃を得意とするようですね……。大地の力、石の鎖。拘束せよ!」
 相手の動きを制限するため、ユーベルコードを発動し――周囲をぬかるんだ泥地に変化させる。

「ちょっと、何これー!?」
 地面に触れていないダンタリオンは、足を取られることはない――のだが。その沼から鎖が伸び、ダンタリオンを絡めて地面に沈めようとする――。
「拘束成功、でしょうか。装填、目標視認。直射で行きます。3連砲撃、用意――撃ちます。」
 いつ着替えたのか、カノンスーツを纏い。徹甲弾を、身動きの取れなくなったダンタリオンに打ち込み――その身体を肉片にし、躯の海へと返す。
「幸い、本に汚れは……というか、本棚から離れて戦ってましたし、本の回収に進捗が出るでしょう。」
 猟書家ダンタリオンは、再び現れるだろうが――少なくとも、この本棚の本を回収する上での障害は消えたので、少しは進捗が生まれるだろう。

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2022年02月25日


挿絵イラスト