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銀河帝国攻略戦⑫~電光石火作戦

#スペースシップワールド #戦争 #銀河帝国攻略戦

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「皆さん、お疲れ様です!」
 意気揚々と語り掛ける望月・鼎。
 SSWでの快進撃を続ける現状にひどくご満悦の様子だ。
 どこもかしこも、エンペラーズ艦隊を蹴散らし敵中枢へと牙を伸ばす猟兵達の活躍で持ち切りだ。
「大進撃を続けてきた訳ですが、相手も指を咥えて待っている訳では無い様です。敗残兵を纏め上げて部隊を再編成、その後スペースシップ艦隊の横っ腹を突こうとしているみたいです。勿論、そんな事を許しておく理由も有りません」
 最近のマイブームらしきホワイトボードにイラストを描いての説明をする鼎。
 解り易いが何とも言えないタッチで描かれた敵艦隊がだんだん植木鉢に見えてくる。
「そこで!皆さんにはこの集結中の残存兵力をブチのめして頂きたいと思います!落ち武者狩りですねヒャッハー!」
 右手を振り上げて過激な事を口走る巫女。
 何人かの猟兵はヒャッハーとノってくれている。
「今回私が転送するフィールドでの標的はクローン重騎兵です。武装は狙撃用ビームライフルと射出型ワイヤーですね。まぁ大した武装ではないですし、個々の戦闘力も高くは無いみたいですね。新人の猟兵さんでもフルボッコ余裕ってやつですね!数は多いですが、指揮官を欠いてエースも居ない状況では雑兵もいいとこ、もう雑魚中の雑魚ですね!皆さん大暴れして、此方が狩る側、即ち猟兵なのだと叩き込んでやってくださいな!」
 そう言ってにこやかに締める巫女。
 とんでもない台詞が飛び交ってはいるが、これまでと比べると幾分気楽な戦場とも取れる。
 「では皆さん、よろしくお願いします!」


一ノ瀬崇
 れっつ宇宙無双。
 こんにちは、一ノ瀬崇です。
 今回は特に難しい事を考えず暴れて頂きます。
 皆様のカッコイイ所を余す事無く描写したいと思いますので、是非奮ってご参加ください。

 このシナリオは、「戦争シナリオ」です。
 1フラグメントで完結し、「銀河帝国攻略戦」の戦況に影響を及ぼす、特殊なシナリオとなります。
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第1章 集団戦 『クローン重騎兵』

POW   :    インペリアル・フルバースト
【全武装の一斉発射】を放ち、自身からレベルm半径内の指定した全ての対象を攻撃する。
SPD   :    コズミックスナイプ
【味方との相互情報支援】により、レベルの二乗mまでの視認している対象を、【狙撃用ビームライフル】で攻撃する。
WIZ   :    サイキッカー拘束用ワイヤー
【アームドフォートから射出した特殊ワイヤー】が命中した対象を捕縛し、ユーベルコードを封じる。ただし、解除するまで毎秒寿命を削る。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

竹城・落葉
 事態は次々に動いて行っているようだ。なら、我も更に闘いへ馳せ参じようではないか!例え残党でも、容赦はせん!
 我は名物竹城を手に『支柱一閃』で敵を斬り伏せる。敵の攻撃には【残像】で避け、【フェイント】で相手の防御を避け、【早業】で素早く攻撃を仕掛け、【2回攻撃】でトドメを刺すぞ!
 銃撃戦となるようだが、その攻撃を【残像】で避けつつ、【早業】で切り伏せてやろう。
 戦闘中は冷酷な雰囲気を醸し出し、無表情で攻撃を仕掛けよう。夜叉の如く突撃し、悪鬼の如く猛攻を仕掛けるとしよう。我は元武将、その斬撃を身に受けるが良い!


フォルセティ・ソルレスティア
【ペア/f00964】【SPD】(共闘可)
「落ち武者狩りだ、ヒャッハー!」
フィオ姉ちゃんと一緒にクローン重騎兵と戦うよ

【行動】()内は技能
Flying Broom GTSに騎乗し出撃
(騎乗)しての(空中戦)は得意だよ

フォルマ・ベンダバールで戦闘力を上げて重騎兵達と対峙
「弾幕ゲームの開幕だよ」
(先制攻撃)でウィザード・ミサイルを(2回攻撃)にして
一斉射出する

さらにフィオ姉ちゃんの攻撃をかわしきった重騎兵に
(高速詠唱×全力魔法)でカラミダド・メテオーロを叩きつけるよ
「コンテニューは3回までね!」

危険を感じたら(見切り)や(戦闘知識)を活かして急旋回で回避するよ
「次のステージは何だろうね」


フィオリナ・ソルレスティア
【ペア/f05803】【WIZ】(他猟兵と連携可)
「フォルセティに変な言葉を教えないで欲しいけど」
弟のフォルセティと戦場へ

■作戦
フォルセティと連携してクローン重騎兵を殲滅する

■行動
Flying Broom GTRに騎乗し重騎兵群へ向かう(技能:騎乗)

接敵前にペガサスの翼を使用し戦闘力増強
まずは弟の攻撃とあわせてウィザード・ミサイルを発射
「回避が甘いわね」
弾幕を避けた重騎兵をロックオンしてバベルの光で
確実に撃ち落としていく
(技能:全力魔法×スナイパー)

「次いくわよ、フォルセティ」
軽やかに宇宙バイクで疾走し、鎧袖一触を体現しながら気分よく戦う


ツーユウ・ナン
残敵掃討か、再編成されて脅威になる前に、ということじゃな。
まぁ宙飛んでいても馬鹿でかい鉄甲船(戦艦)相手よりかは、こっちのほうがわし好みよ。

・拳法を活かす(踏み込みによる反発力=勁を利する)為、地面になるもの(甲板や壁面等)の近くで戦う
・敵の攻撃は体術【見切り】で避けたり、手に氣【オーラ防御】をまとって受流す(化勁)
『UC』練った氣を気合いと共に放ち、引き出した鎖を操って格闘戦に持ち込む
「呀ヤーッ!」
→鎖の緩急【フェイント】【怪力】で敵の姿勢を崩す
→手足に絡めたり、推進器を破壊して行動を阻害
・突進から震脚を鳴らし重い突きや頂肘、或いは擒拿【グラップル】による極め技で仕留める
「哼フンッ!」



「おい、聞いたか?エンペラーズマインドの戦局」
「あぁ……愈々猟兵共がコア付近まで攻め入ったって話じゃないか。恐ろしい話だが、その快進撃のお陰で俺らに出撃命令が出る前に艦隊が突破されたんだから万々歳よな」
「しっ、声が大きい!上官殿に聴かれたらどやされるぞ」
「構う事はねぇよ。お偉いさん方は今しっちゃかめっちゃかになった艦隊の編成と、誰が音頭を取るかの会議で大揉めなんだからよ」
 主戦場からは外れたフィールドで、クローン重騎兵達はくだらない歓談に勤しんでいた。
 エンペラーズマインドの防衛艦隊を撃破された銀河帝国だったが、残存兵力を纏めて艦隊を再結成しスペースシップ艦隊への横撃を仕掛けようと目論んでいた。
 現在はその編成と指示系統の一本化、残存兵力並びに補給線構築と多数の処理に追われている。
 正式に編成されるまでは個別兵種ごとに待機命令が下されており、クローン重騎兵達の一団は此処、エンペラーズマインド下部の宙域でその時を待っていた。
 しかし、先の防衛艦隊に編入はされていても出撃の無かった彼等の士気は低い。
 全く同じものを作り上げるクローン技術ではあるが、中には彼等の様に落ち零れるものも少なからず存在していた。
 言わばロクデナシ予備戦力。
 前線に出しても弾除けにもならず邪魔になるからと、出撃を見送られていた出来損ない部隊だ。
「それに、連中が戦ってるのはこのデカブツの中だぜ?俺らはスペースシップ艦隊の奴等に閃光を浴びせながら高みの見物でもしてりゃ良いのさ」
「……そうだな、猟兵もわざわざこんな所まで来ないだろ」
 ウェァッハッハッハ、と品の無い笑い声を上げる彼等達だったが、一人が突然素っ頓狂な声を上げた。
「……まっ、前っ!?」
「あん?」
 重騎兵達が意識を戻すと、迸る閃光と共に何かが転送されて来ていた。
 その正体を見て、誰かが叫ぶ。
「りょ、猟兵だぁぁぁぁぁぁ!?」

 転送されて直ぐに、竹城・落葉は動き出した。
 手近な所に居た重騎兵をユーベルコード【支柱一閃】で斬り飛ばす。
 彼女が手にしているのは刀ではない。
 一見するとバールの様に見える『名物竹城』だ。
 実際の所が何なのかは不明だが武器としての性能は申し分無い。
「ひぃぃぃぃぃっ!?」
「き、聴いてねぇぞ俺は!」
「猟兵だ!猟兵が出たぞ!?」
「勝てる訳が無い……逃げるんだぁ……!?」
 奇襲に慌てふためく重騎兵達。
 その様子を冷めた目で見詰めながら落葉は次の獲物を求めて駆け出す。
「例え残党でも、容赦はせん!」
 一瞬で距離を詰め名物竹城を振り抜く。
 重騎兵の装甲が拉げ、続いて横一文字に両断される。
 次の重騎兵へと走って行ったその後ろで、重騎兵が小さな爆発と共に宇宙の塵と消える。
 大半の重騎兵は突然の襲撃に対応出来ずに右往左往するばかり。
 それでも何人かは必死に互いの位置情報を交換し射撃の準備に入っていた。
「馬鹿、慌てるな!相手はたった一人だぞ!」
「構えろ!撃て、撃てーぇ!」
 手にした狙撃用ビームライフルから粒子が放たれる。
 青白いきらめきが落葉の身体を貫いて行くが、何ら痛がる様子は無い。
「やったか!?」
 意気込む重騎兵の言葉に呼応する様に、その姿が揺らめいて消える。
「ざ、残像……」
「そんなっ!?」
「馬鹿っ、探せ、探せー!」
 躍起になって周囲を見回す重騎兵達だったが、落葉の姿は何処にも無い。
 一体何処へと思考が止まり掛けたその瞬間、一人の重騎兵が足元から脳天までを両断された。
 飛び上がった落葉は向きを変え、今度は頭へと落ちる様に一閃。
 続けざまに二人がやられ、再度重騎兵達はパニックに陥った。
「何だよ!何なんだよ!?」
「くそっ、こんな戦場に居られるか!」
 逃げ出そうと背を向けた重騎兵の背中を名物竹城が穿ち、両断する。
「ヒ、ヒィィィ……!?」
 情けない悲鳴を上げる重騎兵を断ち切り、落葉は走る。
 爆発の光に横顔を照らされながら進む姿に重騎兵達はすっかり及び腰だ。
「やめ、やめろぉぉぉぉ!?」
「くるな!こっちに来るなって!」
「ウワァァァァァ!?」
 阿鼻叫喚の戦場に、次々と小さな爆発が起きる。
 彼等の悪夢はまだ始まったばかりだ。

「残敵掃討か、再編成されて脅威になる前に、ということじゃな。まぁ宙飛んでいても馬鹿でかい鉄甲船相手よりかは、こっちのほうがわし好みよ」
 エンペラーズマインド外壁付近で縦横無尽に暴れ回っているのはツーユウ・ナンだ。
 得意の拳法を十全に活かす為に確りとした足場を求めて外壁に降り立った彼女だったが、予想外に地表付近の敵が多く獲物には事欠かなかった。
 全身を武器として戦う為射程そのものは短いかも知れないが、それを補って余りある技の冴えで次々に重騎兵を撃破していく。
 一方堪ったものではないのは重騎兵達だ。
 本陣であるエンペラーズマインドのすぐ外側と言う事もあって油断に油断を重ねた超お気楽布陣。
 そこへ突如現れた一騎当千の猟兵。
 戦場に悲鳴が木霊するまで、そう時間は掛からなかった。
「くっそぉぉぉぉぉぉ!?」
 狙撃用である事を活かして超射程からの狙撃を敢行する一人の重騎兵。
 味方からの情報支援を受けている為非常に高い精度で命中させられる筈だ。
 しかし、ツーユウは軽々とビームの軌跡を避けていく。
 時には掌に集めた氣で受け流し、他方に居た別の重騎兵を撃ち落して見せた。
「くそくそくそぉぉぉっ!何なんだよ、あいつはぁぁぁ!?」
 最早乱射と言って差し支えない程にビームをばら撒くが、一射たりとも彼女を捕らえる事が出来ない。
 混乱と恐怖に精神を塗り潰されていた重騎兵が、遂に捉えられる。
 ユーベルコード【ドラゴニアン・チェイン】によって撃ち出されたオーラが直撃し、右手のビームライフルが爆破された。
「うおおぉぉぉ!?」
 オーラで形成された鎖で引っ張られ、訳も解らずに飛んでいく。
 そこに構えているのはツーユウだ。
「呀ヤーッ!」
 裂帛の気合と共に引き寄せた重騎兵の身体に後ろ回し蹴りを叩き込む。
 相手の動きを必要としない、自分だけで完結させられるカウンター。
 渾身の一撃を受け、呆気無く重騎兵は爆散する。
「もらったぁ!」
 その着地の隙を狙って、背後からビームを撃つ別の重騎兵。
 必中の筈の射撃。
 しかし命中した筈のビームは彼女の身体をなぞる様に滑って外壁に着弾する。
「へっ?」
 目の前の光景が信じられず声を上げる重騎兵。
 何の事は無い、着弾の瞬間に合わせて身を時計回りに回したツーユウが、左手に纏った氣でビームを受け流しそのまま自身の後方へ走らせただけである。
 とは言え常人には理解出来ても実践は不可能な技術。
 一つ一つの技を磨き上げている彼女だからこそ出来た芸当だろう。
 そして呆気に取られた重騎兵をオーラが襲う。
「うおっ!?」
 先程喰らった味方を見ていた為、爆破されたビームライフルを直ぐに捨ててスラスターを噴かしバランスを取る。
 当然、それを見逃すツーユウではない。
 鎖を引っ張る勢いに緩急を付け体勢を崩し、持ち直そうとした所で鎖を撓らせ背部スラスターを破壊する。
 姿勢を保てなくなった重騎兵はぐるぐると回転しながら飛び向かう。
 呼応する様に彼女も駆け出し、ぶつかる寸前まで来た所で震脚を鳴らし頂肘を打ち込む。
 全ての力を余す所無く叩き込まれ、重騎兵は動かなくなった。
 そのまま鎖を振るい周囲の重騎兵を薙ぎ払う。
 六体目を叩き落した所で繋がっていた重騎兵が爆散した。
「嘘だろ……!」
「むっ、無理だ!俺達じゃ勝てない!?」
 敗北を悟りながらも逃げ場は無い。
 絶望に打ち拉がれた重騎兵達は、あれが死神かと恐れ慄いた。

「落ち武者狩りだ、ヒャッハー!」
「フォルセティに変な言葉を教えないで欲しいけど」
 拳を突き上げて元気良く叫ぶ少年。
 その横で頭痛を抑える様に息を吐く少女。
 少年の名はフォルセティ・ソルレスティア。
 少女の名はフィオリナ・ソルレスティア。
 二人は姉弟である。
 共に『Flying Broom GTS』即ち空飛ぶ箒と名付けられた流線形が美しいバイクに跨り、
宇宙を駆け回っている。
 互いにユーベルコードでバイクを変形させ機動力並びに戦闘力を向上させて準備万端。
「撃て撃て!相手は軽装だ!」
「当らねぇ!?」
「すばしっこい奴等だ!」
 二人を発見した重騎兵達が次々にビームの雨を降らせるも、二人を捉える事が出来ない。
 軽やかに攻撃を回避していく二人の位置情報を何度修正しても、その瞬間にはもう別の場所を駆けているのだ。
 速さに付いて来れず混乱する重騎兵達を尻目に、フォルセティはくすりと笑いを漏らした。
「弾幕ゲームの開幕だよ」
「合わせるわ、3、2、1、今っ!」
 宇宙を駆けていくバイクから放たれた無数の矢。
 先程浴びせていたビームとは比べ物にならない密度で放たれた矢が装甲を貫いて重騎兵達を撃ち落していく。
「うわぁぁぁ!?」
「やめ、くるな……!?」
「ちくしょぉぉぉぉぉ!!」
 次々に爆散していく重騎兵達だが、中には幸運にも矢の雨から逃れたものも居る。
 だがほっとするのも束の間。
 避けられたと安心した彼等を迎えるのはフィオリナの笑み。
「回避が甘いわね」
 そう呟いた彼女が『VF-1オートフォーカス』を向ける。
 一定範囲の重騎兵をロックオンしたのを確認して、彼女は高々と声を上げた。
「ただの魔法使いだと思った? 貫け、バベルの光よ!」
 ユーベルコード【バベルの光】が発動する。
 少女から何かが放たれると思った重騎兵達は咄嗟に回避行動を取ろうとするが、それよりも早く光が生まれる。
 人工衛星から放たれた高出力のレーザーは彼等の頭上から降り注ぎ、全てを光と共に持ち去っていく。
 想像だにしなかった光景に思わず思考が止まる重騎兵達。
 そこへ届けられたのは楽しげな声。
「コンテニューは3回までね!」
 ハッと弾かれた様に顔を向けた先、フォルセティが『聖箒ソル・アトゥース』を向けていた。
「悠久に揺蕩う無限の星屑よ。星柩満ちて此へ集うは漆黒の紅炎」
 直ぐに周囲や頭上を警戒する重騎兵達。
 しかし嘲笑う様に足元から飛来した灼熱の巨大隕石が彼等を巻き込んで行った。
 熱に耐え切れず爆散するもの、衝突の衝撃で爆散するもの、そのまま何処かへ運ばれて行ったもの。
 処遇は様々だが攻撃を受けた誰もが等しく戦闘不能になっていた。
 余りの火力に腰が引ける重騎兵達。
「あんな火力……っ!」
「戦艦並じゃねぇか……!」
「足止めも出来ねぇよ!」
 楽しげに箒を向けて笑うフォルセティ。
 どーれーにーしーよーうーかーなー、と歌いながら箒を向けるが、差された重騎兵は身を震わせてその場から離脱しようとする。
 ウィザード・ミサイルでそれらを追い掛け回す様にして撃墜していくが、途中で一体が幸運にもビームライフルを犠牲にする事で生き延びる。
 直ぐ様逃げ出そうとスラスターを噴かした瞬間、別の矢が彼を撃ち抜いた。
「あ、フィオ姉ちゃんずるい!」
「遊びじゃないのよ、もう」
 頬を膨らませる弟に呆れを滲ませて答えるフィオリナ。
 近場の重騎兵は粗方片付いたので、バイクのスロットルを全開に。
 軽やかに疾走しながら次の戦場を目指して行く。
「次いくわよ、フォルセティ」
「次のステージは何だろうね」
 流れ星が二つ、宇宙を駆ける。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

月代・十六夜
「前線は皆頑張ってくれてるし、俺は後詰めと行きますかね。…後詰めの使い方コレであってたっけ?まぁいいや」
「鬼さんこちらーっと。空間戦闘もやっと慣れてきたな」

もう一度コイツラとは戦ってるしな。戦い方も戦術も知ってるから【パターン化】に嵌めるのは容易だろ。【ジグザグフィールド】で自分の足場を作って、【韋駄天足】と【スカイステッパー】で【フェイント】を搦めて【回避盾】だ。余裕があるようなら【虚張盗勢】でライフルを奪うのもアリだな。使い方わっかんねぇからその場で投げ捨てるかぶん殴るくらいしかできないけど


アマータ・プリムス
この戦場を華々しく飾りましょうか

イーリスを【武器改造】でアンプにしたトランクに接続
【楽器演奏】と【歌唱】、歌【属性攻撃】を使ったUCによる【衝撃波】で【範囲攻撃】
重騎兵の殲滅を狙う
「ここはやはりこれでしょう」

歌うのは突撃軍歌
皆様を鼓舞する歌を歌い【Facta, non verba】で強化を【Ars longa, vīta brevis】で回復を【Mens agitat molem】で防御を担いましょう
「進みましょう皆様、この戦場のもっと先まで」
この歌と共にこの戦場を超えていきましょう
そのためのサポートは当機にお任せください
基本方針は他の方のサポートです

※アドリブ、連携歓迎


アリア・ティアラリード
転送されて送り込まれた先はこれまで大勢屠ってきた帝国軍兵士の只中
宇宙戦艦で戦闘するには似合わぬビキニアーマー『メローラ・フレーム』は
機動性を最大限に引き出し完全に【見切り・残像】を残し超高速斬撃を仕掛ければ
ロックオンする事は困難でしょう

とか言っていたら敵もさる者、迅速に包囲の輪を広げ射撃戦に
むむ、少し面倒ですねどうしましょう…っていいものを発見です♪
《フォース・グリップ》でその辺の内火艇や上陸作戦用の戦車、それに移動用シャトルなんかを
掴んで【怪力・念動力】で一気にスロー!ストラ〜イク!です
お姉ちゃんボウリングの才能あるのかも…帰ったら妹のシェフィちゃん連れて遊びに行きましょう!

連携アドリブ歓迎


アドルファス・エーレンフリート
【判定:POW】
【連携・アレンジ化】

心情
まァ可愛い顔して過激な事を言うネ そうしない理由がないから仕方ないンだけどネ
再結集などはさせん ここで潰す

行動
いつものように戦ってもいいが、いかんせん数が多いネ
一人ひとりに血を振る舞っては我輩失血死しちゃう

なので…ちょっとした手品をお見せしようかナ…?
沸き立つ血液は陽炎を生み、陽炎は幻像を生む

さあ、「我々」がお相手しよう

その貧弱な鎧を衝撃で薙いで砕いてしまおうか
雑に戦う紳士の闘法を見せてあげよう



 主戦場とは離れたエンペラーズマインドの外壁付近。
 数だけで見れば圧倒的なまでの差を誇るクーロン重騎兵の未編成部隊が、たった四人の猟兵を相手に戦っている。
 本来ならば直ぐにでも磨り潰せる筈の数差。
 だがこの戦場を支配しているのは彼等重騎兵側では無く、猟兵側だった。
「前線は皆頑張ってくれてるし、俺は後詰めと行きますかね。……後詰めの使い方コレであってたっけ?まぁいいや」
「後詰は予備戦力だったりダメ押しの援軍だったりするネ。この場合は遊撃部隊、と言うのが正しいか」
「成程なぁ」
 隣でほっほと胡散臭そうな笑いを零すアドルファス・エーレンフリートと共に進むのは月代・十六夜。
 彼等二人は外壁付近のデブリや隔壁等を足場に戦場を掻き乱していた。
 十六夜はユーベルコードを多数駆使しての空間戦闘を。
 重騎兵からビームライフルを奪って【ジグザグフィールド】で張り巡らせるワイヤーの基点にしたり、時には直接ワイヤーを打ち込んだ重騎兵を盾に使って同士討ちをさせたりとトリッキーな戦い方で跳び回る。
「ええい、ちょこまかと!」
「よく狙え!今のは味方だぞ!」
「動きは遅いんだ、囲め囲め!」
 四方八方からビームが飛んでくるが、十六夜は臆した様子も無くひょいひょいと避けていく。
「鬼さんこちらーっと。空間戦闘もやっと慣れてきたな」
 時折敵を挑発してみせながら軽快な動きで距離を詰め、時に離して翻弄する。
 以前別の戦場で同タイプの重騎兵と刃を交えた事が有る十六夜。
 基本兵装が同じであるなら攻撃方法もまた同じ。
「この行動をしてきたってことは、次はこう来るから、こう避ければOKっと」
「なっ、何故だ!?何でこうも当らん!?」
「見てから避けられる攻撃じゃないぞ!」
「猟兵はバケモノか!」
 既に【パターン化】を終えた十六夜は彼等には最早捉えられない。
 当たりそうで当たらない攻撃を繰り返しているだけだ。
 この当たりそう、と言う所が十六夜の仕掛けた罠。
 一発も掠っては居ないが、それでももう少し、後僅かで命中しそうだった。
 ならば同じ様に撃ち続けていればいつかは当たる筈、と。
 まるで当たりもしないギャンブルにのめり込んで行く様に、重騎兵達は吸い寄せられていく。
「ふむぅ、張り切ってるネ。我輩も良い所を見せねばいけないかナ?」
 対するアドルファスは悠々と敵陣を練り歩いていく。
 ともすれば近所の公園まで散歩に行くとでも言いたそうな足取りだ。
 しかし、重騎兵達の攻撃が彼を捉える事は出来ない。
「何でだ!?当たってるだろ!?」
「いつの間に!?」
「うわぁぁ、こっち来たぞ!」
「何を言っている、ヤツは此処だ!」
 周囲に居る重騎兵は皆が皆、バラバラの方向を見て攻撃を仕掛けている。
 当然攻撃は逸れて行き、運悪く射線の先に居た別の重騎兵が味方からの攻撃を受けて爆散していく。
 攻撃をしていた重騎兵達も、何かに怯える素振りを見せて爆発に巻き込まれて行った。
「陽炎が見せる、ちょっとした手品をお見せしよう」
 アドルファスがやっているのは正しく奇術。
 ユーベルコード【虚身転写】で生み出した燃え盛る幻影を、重騎兵の至近距離に放っていたのだ。
 幻影を生み出しているのは極少量の、彼の沸き立つ血液。
 沸き立つ血液は煮え滾る陽炎を生み、煮え滾る陽炎は燃え盛る幻影と成る。
「いつものように戦ってもいいが、いかんせん数が多いネ。一人ひとりに血を振る舞っては我輩失血死しちゃう」
 おどけた様子で肩を竦めるアドルファス。
 序に気取った動きで腰を折り礼儀正しくお辞儀をして見せた。
「さあ、『我々』がお相手しよう」
 生まれた幻影はその性質上、見る角度によって姿を変える。
 宇宙空間の様に三次元的な立ち位置から覗けば像を為さずに消えてしまう事も有る。
 故に、重騎兵達は気付かない。
 誰もが、自分の傍でニタリと笑うものこそが本物だと思い込んでいるのだから。
「雑に戦う紳士の闘法を見せてあげよう」
「何だよ!何で倒れないんだ!」
「うっ、うわぁぁあっ!?」
 一人、また一人と重騎兵は混乱を抱えて爆散していく。
 その様子を遠くから見守っている二人の猟兵。
「お二人共精が出ますね!」
「これは負けていられませんね。当機もこの戦場を華々しく飾りましょうか」
 宇宙と言う場所に於いては些か派手と言えるビキニアーマー『メローラフレーム:騎士科制服』に身を包んだアリア・ティアラリード。
 機動性に特化した性能は戦場で非常に頼りになる。
 が、見ている分には随分と際どく感じられるだろう。
 主に角度とか。
 実際、彼女に気付いた重騎兵も居るが何人かは感嘆の声を漏らしてじっくりと眺めている。
 そんな彼女の後ろでトランクを弄っているのメイド服の猟兵。
 アマータ・プリムスは手持ちの蒸気機関式ギター型マイク『イーリス・カントゥス』とトランクを改造したアンプとを接続していく。
 普段は人形や鋼糸を使った戦法も得意としている彼女だが、多数を相手取る時はこうして音響による攻撃に切り替えて立ち回っている。
「ここはやはりこれでしょう」
 チューニングがてら弦を弾くと、アンプで増幅された音が響き渡る。
 本来宇宙空間では音は聴こえないはずだが、それは普通の音の話。
 音や歌に属性を乗せて放つ事で、例え宇宙空間であろうとも音色を届ける事が出来る。
 そんな無茶を通すのも、猟兵が猟兵たる所以だ。
「さて、それじゃ一丁やりますか!」
 使い慣れたフォースセイバー『イルミネイト』を手に駆け出す。
 余りに速いその動きを知覚出来ずに突如爆散した味方を見て重騎兵達は別の猟兵が現れたのかと周囲を見渡した。
 だが新手の姿は無い。
 そうしている間にも次々と重騎兵が宇宙の塵と化していく。
 焦りと共にもう一度視線を戻すも、見えているのは先程と同じ様に腰に手を当てて佇むアリアと、チューニングに勤しむアマータの姿だけ。
 ならばあのチューニング作業が攻撃の発生源か、と狙撃用ビームライフルを構える重騎兵達を再び混乱が襲う。
 突如、アリアの姿が消え去ったのだ。
 味方の信号が途絶えていくアナウンスを受け取りながら、誰かが呟く。
「……ざ、残像……?」
「あらー、大正解っ♪」
 楽しげな声と共にシグナルロストのアナウンスが重騎兵達に共有された。
 超高速で放たれた斬撃。
 一撃離脱の極地とも言えるその戦法が、重騎兵達を襲った攻撃の正体だ。
「こ、攻撃が見えない!」
「どうすりゃいいんだよぉ!?」
「――Sフィールド28歩兵部隊、全弾発射だ!それ以外のものは今から送る座標まで退避!全速力だ!」
 突如響き渡った指示に従い、該当する重騎兵達が一斉に全武装での射撃を行う。
 対象を定めずに放たれた攻撃はアリアもアマータにも届かなかったが、代わりに厚い弾幕の層を形成する事には成功した。
「おおっとぉ!?」
 すかさず戻って来たアリアに汗を拭くハンカチを差し出しつつ、アマータは冷静に状況を分析した。
「ふむ、点では無く面を攻撃して一度距離を離しましたか。まぁ向こうの装備は基本射撃戦を念頭に置いたものですから、当然といえば当然ですね。それより気になるのは敵の指示。隊長機や上官らしきものは居ない様ですが……この戦場で覚醒し頭角を現しつつ有るのかもしれませんね」
「ピンチでパワーアップする少年漫画みたいな?」
「その認識で構いません。敵方がそんなパワーアップしても負けるのは一緒ですがね」
 チューニングを終えて愈々始動、とアマータは遠くに布陣した重騎兵達を見遣る。
「――――聴くだけではなくその身体に。この歌を届けましょう」
 ユーベルコード【Fama crescit eundo】の発動。
 歌声そのものを武器と為す、アマータ得意の攻撃方法だ。
 聴こえども目に見えず。
 宇宙空間で音波のモニターなど展開している筈も無い重騎兵達は、不可視の攻撃を前に次々と撃ち落されていく。
「何だ!何の攻撃だ!?」
「わかんねぇよ!?どうなってんだ一体!?」
 為す術無く爆散していく味方を見て三度混乱の渦に巻き込まれていく重騎兵達。
 彼等には不幸な事に、先程的確な指示を飛ばしていた重騎兵は今の攻撃でその活躍と人生に幕を下ろしていた。
 あっさり過ぎる退場に重騎兵達は更に困惑を深めていく。
「混乱していますね。アリア様、当機が敵を誘導するので強烈な一撃をお願い致します」
「むむ、その期待には是非とも応えたい所ですが……って良いものを発見です♪」
 どうしたものかとアリアが視線を巡らせた先。
 先程の一斉射撃の影響か外壁の一部が開いていた。
 そこには係留中と思しき敵戦艦が見える。
 どうやらエンジンに火は入っていないらしい。
「あれを使わせてもらいましょう!念力でちょちょいっと」
「ラァ――――…………♪敵戦艦ですか、しかし念力とは?」
 歌声を響かせて重騎兵達を攻撃しつつ徐々に行動範囲を狭めていくアマータに、アリアはウインク交じりに答える。
「え、便利ですよ念力。 リモコン取ったり出来ますし、ゴミ箱にゴミ入れるのも百発百中ですっ」
 ユーベルコード【フォース・グリップ】を使い敵戦艦を引き摺り出していくアリア。
 そこへ耳元のインカムから声が届く。
「おっ、序にこいつらも頼むぜ」
 引き摺り出す進路上には纏められた重騎兵の一団と、十六夜の姿が。
 彼自身を囮として発動させるユーベルコード【回避盾】で誘き寄せた哀れな羊達だ。
 直ぐ様進路上から退避して行ったのを見届けて、アリアは勢い良く引き寄せる。
「せいりゃあ!」
 引っこ抜かれた戦艦に重騎兵達が気付くが既に遅く、装甲に叩き付けられて幾つもの花火を生み出している。
 今度はその戦艦を勢い良く投擲。
「げぇっ!?」
「逃げろ、早くっ!!」
「ダメだ、またあのわからん攻撃が来ている!」
「いいから逃げるんだよ!」
 揉みくちゃになり互いにぶつかり合う混乱の最中へ、戦艦が飛来する。
「ストラ〜イク!です!お姉ちゃんボウリングの才能あるのかも……帰ったら妹のシェフィちゃん連れて遊びに行きましょう!」
 きゃっきゃっとはしゃぐアリア。
 投げられた戦艦は重騎兵達を轢き潰して進み、大凡を飲み込んだ所で大爆発を起こした。
 閃光と爆炎が僅かに逃れた重騎兵達を包み込み、消えていく。
「うわ、また派手にやったもんだな」
「おぉっ、予想以上に上手く行ったネ」
「アドルファス様、何か仕掛けを?」
 十六夜と共に楽しげに飛んで来たアドルファスへ顔を向けるアマータ。
 先程の爆発は内部から起きていた様にも見える。
 となれば何らかの仕込みが有ったと考えられるが、果たして。
「いやなに、面白そうな玩具が見えたので幻影を潜り込ませて燃料庫にちょちょいとネ」
「何ともファンキーな悪戯ですね」
「我輩まだまだ若い子達には負けない心算なのでネ」
 ニヤリと笑ってみせる姿にアマータは両手の人差し指で口の端を持ち上げて応えた。
「おや、これはまたステキな笑顔」
「笑顔が可愛いのも当機の売りですので」
 そう言ってアマータは【Ars longa, vīta brevis】を奏でる。
 歌声を聴いた三人は動き回っていた疲れが癒されていくのを感じる。
「有難い、割と動き回っていたからちょいと疲れてた所だ」
「何か凄いぴょんぴょん跳んでたもんねー」
「そう言われると兎か飛蝗になった気分だな……」
「では次の戦場へ参りましょうか。まだまだ敵は残っていますし」
「だネ。再結集などはさせん、ここで潰す」
「おぉ、アドルファスさんも気合十分ですねっ!では行きましょう!」
 気合を入れ直し、四人は次の戦場へと赴く。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

獅子鳥・狼猿
我輩もがんばるのであるのでな。
グリマルキン肆号“トラ”で出撃である。
我輩の『操縦』テクニックに痺れるのである。
ユーベルコードのニャーで残りのガジェットも遠隔操作で出撃させるのである。征くのである“タマ”“シロ”“ミケ”
我輩の乗っている“トラ”は『スナイパー』で『援護射撃』なのである。

敵の砲撃なのであるか?
敵の攻撃から敵の位置を逆算…その攻撃『見切り』ったのである。
あそこの敵に反撃なのであるよ


原・ハウスィ
「弱い者いじめはあまり好きじゃないけど、お仕事だからしかたないね」
携帯端末を操作しUCを発動、【目立たない】を活用して敵兵の死角から接近し、まとめて薙ぎ払うようにして攻撃する。
反撃を受けるような場合は、持参した「ミラクルバット」による【盾受け】【カウンター】を用いて、攻撃を無力化できるように備えておく。


ファランス・ゲヘナ
【心境】
「故事曰ク、窮鼠猫をカムカム…」
落ち武者狩りなどと言わズ、全力ダ。
格下と侮っていると思わぬ足を取られるかもしれんからナ。

【行動】
さて、『力溜め』でエネルギーは十分ダ。
シュバルツェスマーケンを『スナイパー』発射、ビームを照射中に射線を揺らすことで敵集団を『なぎ払い』で多くの敵を巻き込むナ。
敵が近づいてきたカ、懐から【∞ロ-ロ】を取り出し攻撃力を強化ダ。
宇宙バイク:龍星号に『騎乗』し敵集団に突貫すル。
『残像』をうみだす『ダッシュ』で敵に肉薄…ってそのまま轢き殺ス。
宇宙に交通ルールはないから免停にならないしナ~。そのまま龍星号で引き続けるゼ。


ジニア・ドグダラ
「さて、相手はライフルにワイヤー、ですか……中遠距離は、少々怖いですね……」
と呟いている時、(勝手に)UCが発動します。

敵を再度観察するため敵陣を見ると、そこには宇宙空間を平泳ぎのように進む、筋骨隆々な腕と脚が生えた、鎖による封印を解かれた棺桶の姿がいます。その奇妙過ぎる存在感を示した物質に、私も味方も、敵たちすらも困惑するでしょう。

そのまま敵に近づいた棺桶は、ずれた蓋の隙間から多数の闇の手を伸ばして相手を棺桶にしまい込もうとするでしょう。
なので私は、そうして棺桶がおびき寄せているうちに、目立たないようロープワークを駆使し、敵を捕縛後無力化していきましょう。

※アドリブ・他者との協力歓迎


シルヴィア・ジェノス
何かこう、ぼこぼこにすれば良いのよね?ぼこぼこにしてやろうじゃないの!といっても前へ前へと積極的に出るつもりはないわ。どちらかといえば、前へ出て戦う人のサポート

【紅い雷撃】を使用。詠唱を聞いて何かが出ると身構えた?残念でした、武器はこの笑顔一つ。何か起きると思った頃にはもう遅いわ。体内で暴れまわる雷の蛇に苦しみなさいな
指揮官もおらず、統率のとれていない中のたうち回る奴が出てきたら更に混乱して滅茶苦茶になってくれるのでは、という期待を込めて特に密集している所にいる奴を狙いたい
UC使ってこっちを捕縛する余裕あるかしら。仮に飛んできても【見切り】である程度避けたいところ

連携・アドリブ歓迎


朝凪・深月紅
【アドリブ可】【POW】
再編成中であれば、尚更狙いどころという事ですね。
なんにせよ早く終わらせる為にも、後顧の憂いは断つに限りますね。

遠距離から狙われると持てる手段が限られていますし、近づいて斬りましょう。
【七ツ海】に【夕闇】を持たせた状態で自身の庇うように走らせつつ、自身の間合いに持ち込むように狙います。
間合いを取れる前に狙われた場合は【残像】による【フェイント】から【カウンター】しましょう。
周囲に相手が集まる所を取れれば、UC【再演・夢幻の一閃】で纏めて処理しましょう



 クローン重騎兵達が集まっているフィールドで最も密度が高い区画。
 Eフィールドの戦域では六人の猟兵を圧し潰さんと各フィールドからの増援が送り込まれていた。
 右を見ても敵、左を見ても敵。
 狙いを付けずに攻撃しても命中しそうな程の密度で部隊が展開されていた。
 しかしそんな息も詰まりそうな戦場を、猟兵達は意に介さず泳ぎ回る。
「再編成中であれば、尚更狙いどころという事ですね」
 重騎兵達の攻撃をさらりさらりと躱して行くのは朝凪・深月紅。
 人形の『七ツ海』に『大太刀【夕闇】』を持たせ、共に戦場を駆け抜ける。
 普段のたおやかな雰囲気からは考えられぬ程の俊敏さで一気に間合いを詰めていく。
「怯むな!撃てーぇ!」
 重騎兵の叫ぶ様な声で一斉に放たれるビームライフル。
 黄金色の軌跡をするりと流して眼前の重騎兵を狙う。
 七ツ海の一閃が装甲を断ち切り、細かな破片とケーブルが生み出す火花を宇宙へと鏤められる。
 振り抜いた隙を狙ってビームが飛ぶが、光が彼女達を貫いた瞬間にその姿が掻き消える。
「居ない!?」
「残念賞♪」
 重騎兵の眼前に躍り出た深月紅は、右手の人差し指を口許に添えてウインクを一つ。
 それが彼の最後の映像記録となる。
 一人、また一人と手早く葬られていく重騎兵達は一斉射撃を試みて集結する。
「纏まってくれましたか。七ツ海、準備を」
 それを見た深月紅も動き出す。
 狙うは渾身のカウンター。
 即座に飛び上がり頭上を取ろうとした彼女達の姿を、情報処理に努めていた重騎兵が追って行く。
「上だ!バレバレなんだよ!」
「一斉射撃、撃てぇーっ!!」
 受け取った情報を元に重騎兵達が一斉に引き金を引き絞る。
 黄金色の雨の中に溶けて行く彼女達の姿。
 撃破を確信した彼等の耳に、情報処理を行っていた重騎兵の焦った声が届く。
「嘘だろ……!?残像だ!?」
「馬鹿言え!ちゃんとこっちのセンサーにも反応が有ったぞ!?」
 困惑する彼等の足元へと潜り込んでいた深月紅が『操り糸【縁】』を手繰る。
「ただ繰り返し続ける、あの思い出の中の一閃を再現するそのためだけに!」
 ユーベルコード【再演・夢幻の一閃】が放たれる。
 七ツ海が夕闇を大きく撓らせながら振り抜いていく。
 地上なら空気の膜が邪魔をしていたが、何にも縛られるものの無い宇宙では力を削がれる事は無い。
 十全の力を得た太刀が重騎兵達を切り裂く。
 スラスターで姿勢制御していた個体は断たれた体の後ろ半分だけが明後日の方向へと飛び去って行き、数秒後に爆発した。
 動いていなかった個体も爆炎に煽られ推進剤に着荷し花火と散る。
 一連の展開を見ていた重騎兵は得られたデータを処理する事無く、呆然と呟いた。
「質量を持った残像だと……有って堪るか、そんな事……っ!!」
「有るんですよねぇ」
 隣から聴こえて来た声に慌てて銃を向ける。
 だが深月紅は意に介した様子も無く、操り糸で纏めていた重騎兵達の装甲の欠片をパラパラと撒き散らしていく。
「その欠片は……じゃあ、お前の残像に残っていたデータは!」
「残像の表面にちょいちょいっと。まぁ子供騙しですけどね」
 種明かしも終えた所で夕闇が重騎兵を斬り飛ばす。
 また一つ花火が生まれたのを離脱しながら眺め、深月紅は静かに微笑む。
「早く終わらせる為にも、後顧の憂いは断つに限りますね」

「弱い者いじめはあまり好きじゃないけど、お仕事だからしかたないね」
「故事曰ク、窮鼠猫をカムカム……」
「油断は禁物なんだね、何処かの誰かもそう言ってた」
「格下と侮っていると思わぬ足を取られるかもしれんからナ」
 何処か気の抜ける会話を交わしながら進むのは原・ハウスィとファランス・ゲヘナの二人だ。
 甚平を着込んだ小太りの青年と、海賊帽を被った人魂の様なブラックタールと言う或る意味で目を引くコンビだが、その戦闘力も折り紙付きだ。
「N.G.H.B、発動!」
 携帯端末を操作してユーベルコード【Net income God Hand Blow】を発動する。
 同時に両手が光に包まれ、黄金に輝き出す。
 何かと物議を醸す彼のユーベルコードだが、ご多分に漏れずとんでもない代償を必要としている。
 今回犠牲になるのは、彼の運営する組合の純利益だ。
 もう一度言おう、純利益だ。
 世の経理の方々から怨嗟の声が届く事請け合いであるが、その分威力は申し分無い。
 彼の持つ『目立たない』特性によって軽々と重騎兵達の死角に潜り込み、接近して右腕を大きく薙ぎ払う。
 長く鞭の様に伸びた光が重騎兵達を襲い、次々に爆散させていく。
「な、なんだ!?」
「攻撃!?何処からだ!」
 意識の間隙を突かれて動揺する彼等へ向けて左腕を振り上げる。
 伸びた光が彼等を絡め取り、一つの大きな爆発を起こす。
 直ぐ様その場を離れていくハウスィを、不思議と重騎兵達は見付け出せない。
「新手の光学兵器か!?」
「惜しい、高額兵器なんだ」
 部隊の中心に紛れ込んだハウスィは両手を広げ、そのまま時計回りに回転する。
 宛ら独楽の様にくるくると回っていくと、周囲は光の腕によって薙ぎ払われていく。
「うわぁぁーっ!?」
「何の光!」
「敵の姿が見えない!」
 混乱と共に爆散していく重騎兵達。
 文字通り一掃したハウスィは回転を止めて一息付いた。
「三半規管の弱い人にはオススメ出来ない攻撃なんだ」
「っ、居たぞ!舐めた真似しやがって……!」
 その時、一人の重騎兵がハウスィを見付ける。
 即座に狙撃用ビームライフルを構えて照準を合わせ、引き金を引く。
 発射されたビームへ、ハウスィは持参した『ミラクルバット』を振り抜いて応えた。
 カキーン、と快音が聴こえて来そうなスイング。
 真正面から打ち返されたビームは、真っ直ぐに射撃した重騎兵へと向かう。
「へっ?」
 呆気に取られた声を残して、彼の胸部をビームが撃ち抜いて行った。
 それを見て何処か満足げにバットを仕舞い、ハウスィは再び重騎兵達の盲点へと忍び込んでいく。
「相変わらず無茶苦茶なんだナ……」
 それをちょっと離れた所で見守っていたファランス。
 愛車である宇宙バイク『龍星号』に乗って変幻自在な軌道で奔り抜けている。
 彼を狙って幾つものビームが飛ぶが、それらは全て躱されてしまう。
 乱射しようにも彼はすいすいと布陣の中を奔り抜ける為に、不用意に撃てば味方に当たりかねない。
 攻めあぐねている間に、彼はエネルギーの充填を終えてしまった。
「落ち武者狩りなどと言わズ、全力ダ」
 アームドフォート『シュバルツェスマーケン』を構えるファランス。
 旧大戦時代と呼ばれている頃に小型コロニーを改造して作られたコロニーレーザーで、かなり兵器としては旧いものになるが威力は十分。
 スナイパーモードで発射された極太のレーザーが敵部隊を飲み込んだ。
 更に射線を揺らして重騎兵達を薙ぎ払っていく。
 包囲網にぽっかりと開いた穴を見て、彼は満足そうに頷く。
「なんて威力だ……!」
「だがあんな兵器、そうそう連発は出来ない筈だ!」
 スラスターを噴かし突撃を仕掛ける数体の重騎兵。
 遠距離で太刀打ち出来ないなら接近戦で。
「成程、良い考えダナ。問題はオレの動きに付いて来られるかダ」
 不敵な笑みを浮かべてファランスは懐から眼鏡を取り出した。
「( ゜▼゜)「【∞ロ-ロ】(訳:攻撃力)【∞ↀ-ↀ∞】(訳:防御力)【■-■∞】(訳:状態異常力)の眼鏡ヨ……我に力ヲ!!」」
 そう高らかに宣言して【∞ロ-ロ】を装着する。
 グラスがキラリと光を反射する、ナイスガイの誕生だ。
 ユーベルコード【天眼通】の効果で自身の攻撃力が跳ね上がる。
 そのまま素早くハンドルを回して重騎兵達に進路を取った。
「突っ込んできたぞ!」
「良い的だぜ!」
 即座にビームライフルを構える重騎兵達。
 滑らせる様に回避しながら加速して突っ込む。
 幾つものビームが飛んでくるが、今のファランスには取るに足らない攻撃。
「……おい、止まる気無しかアイツ!?」
 悲鳴に似た声を上げた重騎兵を、龍星号が跳ね飛ばす。
 まさかの直接攻撃に思考が止まる。
 だがその隙を突いて反転したファランスが再度突っ込んで来た。
「うわぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
 無残に轢き殺される重騎兵。
 爆炎を背後に感じながら、ファランスは軽い調子で嘯いた。
「宇宙に交通ルールはないから免停にならないしナ~」
 自称ではあるが宇宙海賊らしい無法さ。
 その身に宿した正義と共に、今日も彼は宇宙を往く。

「さて、相手はライフルにワイヤー、ですか……中遠距離は、少々怖いですね……」
 その呟きを残して、ジニア・ドグダラは言葉を失う。
 攻撃を受けた訳では無い。
 だが、彼女は今それ以上の衝撃を受けていた。
 知らぬ間に発動していたユーベルコード【縛棺疾走】、通称カンオケマンの降臨である。
 宇宙空間を平泳ぎのように進む、筋骨隆々な腕と脚が生えた謎の棺桶。
 普段は錆びた赤き鎖『亡縛之鎖』によって封じられている棺桶が、実に活き活きとした様子で重騎兵達をその中に仕舞い込んでいく。
 明らかに入り切る筈の無い空間に次々と仕舞われていく重騎兵達の姿に、これは夢か幻かと思考を真っ白に染め上げられる。
 その中で、一番早く復帰したのはやはりと言うか、ジニアだった。
 背負っている筈の棺桶がいつの間にか無くなっており、当の棺桶は実に浮き浮きとした様子で重騎兵達へ多数の闇の手を伸ばしている。
「えぇ……」
 いつの間に、とか如何やって、と言った疑問が凝縮された困惑の声を漏らす。
 度々勝手に動き回っている事は有ったが、此処まで自由を満喫している姿は記憶に無い。
「……まぁ、戦力にはなっていますし……良しとしましょう」
 色々と吹っ切ったジニア。
 割と思い切りの良い判断は、決して投げっぱなしにしたとか、そう言う訳では無い。
「我輩もがんばるのであるのでな」
 続いて意識を戻したのは獅子鳥・狼猿。
 その体躯を『グリマルキン肆号“トラ”』に乗せての出撃だ。
「長年の研究成果を見せるときなのである」
 ユーベルコード【グリマルキン零号“ニャー”】によって、自身が装備する『グリマルキン』シリーズを複製する。
 その威容は宛ら騎兵団。
「我輩の『操縦』テクニックに痺れるのである」
 ハイヨー、と時代を感じる掛け声と共に重騎兵達に向かっていく狼猿。
 突如迫って来た多数のガジェットに重騎兵達は漸く意識を取り戻したらしい。
「な、何だ!」
「どこから来た!?」
「て、敵だぁーっ!!」
 慌しく陣形を整えようとする彼等へグリマルキンシリーズが殺到する。
 基本的には装甲やツールを活かしての突撃戦。
 懐に入られては狙撃用ビームライフルも取り回し辛く、翻弄されていく。
 幾人かは離脱してライフルを構えようとするが、そこへ狼猿操るトラの大砲が火を噴く。
「うおぉっ!?」
「こんな旧世代の兵器で!」
 粒子砲とはまた違った攻撃に晒され、重騎兵達は装甲を撃ち抜かれて爆散していく。
「お見事ねぇ。よし、私も!何かこう、ぼこぼこにすれば良いのよね?ぼこぼこにしてやろうじゃないの!」
 狼猿の活躍に感化されて気合を入れるのはシルヴィア・ジュノス。
 正面切っての殴り合いは苦手だが、代わりに彼女は豊富な遠距離攻撃が有している。
「咲く花に、蛇は潜む。泣き叫び、苦しみ、のたうち回れ!」
 詠唱に気付いた重騎兵が彼女へと向き直る。
 何が出るかと身構えるが、彼の予想に反して何も起きる気配は無い。
 訝しみながらも視線を向けると、シルヴィアは花の咲いた様な笑顔を見せた。
 一瞬メットの下でだらしなく歪む顔が、次の瞬間激痛で引き締まった。
「あばばばばばば」
「お、おい!?如何した!?」
 突然奇声を上げた仲間に声を掛ける重騎兵。
 彼はぐったりとした様子で、小さな声を漏らす。
「シ……シビレルゥ……」
 ガクッ、と脱力した彼はそのまま爆散した。
 ユーベルコード【紅い雷撃】による攻撃。
 シルヴィアが笑顔を向けた相手にダメージを与えるものだ。
 そのダメージが体内に侵入し暴れまわる雷の蛇によるもの、と言う辺り恐ろしい話である。
 綺麗な薔薇には棘が有る、が良く似合う攻撃だ。
 一体何事かと重騎兵達は一番近くに居た猟兵つまりシルヴィアを見るが、返ってくるのは咲き誇る花の様な笑顔だけ。
「「「「「あばばばばばば」」」」」
 そして漏れなく、彼女の餌食となる。
 その様子に混乱を深めていく重騎兵達。
「何だよ!どうしたってんだ!?」
「シビレルゥ……」
「痺れるくらい良い女なのは見りゃ解るんだよ!」
「そうじゃねぇだろ!何処から何が攻撃してんだよ!?」
「良く解らんがあの女を狙えー!!」
 解らん殺しに振り回された重騎兵達だが、やっと此処でシルヴィアの排除に動く。
「あら、気付かれちゃったかしら?」
 スカートの裾を翻しながら迫るビームを避けていく。
 多数を相手取るのは良いが、回避を続けるのは少しばかり自信が無い。
「援護は任せるのである」
 颯爽と駆け抜けていくガジェットに跨るのは狼猿。
 自身も大砲を打ち込みながら、グリマルキンシリーズを操り敵陣を切り裂いていく。
「また来たぞ、構え!」
「馬鹿、良く狙えっ」
「こいつ、ちょこまかとぉー!」
 軽快に飛び回るガジェットを狙うがビームは中々当たらない。
 そうこうしている間にも仲間達は大砲や突撃を受け、或いは謎の攻撃によって爆散する。
「くそっ、こうなったら!」
 業を煮やした一人の重騎兵が装備を展開し、一斉射撃による爆撃を試みる。
 それに合わせて隣の重騎兵も攻撃の瞬間を狙うが、一向に攻撃が出ない。
「おい、なにやって」
 振り向いた先に居たのは重騎兵では無く、筋骨隆々な腕と脚が生えた棺桶。
 悲鳴を上げる間も無く、彼は伸ばされた闇の手に捉えられ引き摺り込まれて行った。
 気付けば、あれだけ居た重騎兵達の姿が影も形も無い。
 大半をこの棺桶が喰らってしまっていた。
 此処だけ切り取ればホラー映画かもしれない。
「何て自由な」
 捕らえた重騎兵をサクっと無力化しながら、ジニアは呆れを滲ませて棺桶を見る。
 無数の闇の手を出してサムズアップしてくる姿に多少の苛立ちを覚えるが、此処はさっさと次の戦場へ向かった方が良いだろう。
「ふむ、此処は制圧完了であるな」
「凄かったわぁ、特に棺桶さん」
 何処か照れ臭そうに手を振る棺桶。
 どちらかと言えば乾いた笑いも含んでの賞賛だったが、どうやら意外と図太いらしい。
「ともあれ強襲は成功ですね、次へ向かいましょう」
「うむ、次なる戦場へ出撃である」
「おー!!」
 勝鬨を上げる三人だったが、一番力強く腕を挙げたのは棺桶だった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年02月12日


挿絵イラスト