【戦後】ショッピングモールの空中戦闘機
ヴォーテックス一族は全員倒し、ヴォーテックス・シティも壊滅させた。
「そこまではいいんだけど、まだ残党が残ってるらしいんだ」
シャルロット・アルバート(閃光の戦乙女(ライトニング・ヴァルキュリア)・f16836)こと新垣瑞希はそう語る。
彼は偽名を登録したグリモア猟兵であるのだが、何故か本名を呼ばれないことに定評がある。
「ともかく、その残党はショッピングモールに居る『支える者』とかいうオブビリオンらしいけど」
予知したにもかかわらず『らしい』というのはわけがある。
「相手は空中戦闘機。駐車場の上空を飛んでいるとこは見れたんだけどどこに格納されているのやら」
アポカリプスヘルのショッピングモールは跡地であり、窓は割れててどこからでも発進できる。
つまり『支える者』がショッピングモールの駐車場上空に現れる予知を見てもそれがどこから現れるかまでは予知できないのである。
「ともかくショッピングモールを探索してオブビリオンの居場所を見つけ出すことが今回の目的だね」
それに、と瑞穂は続ける。
「ショッピングモールにはまだ食べられる保存食とか使える日用品があるかもしれない」
過度の食料の持ち込みは『オブリビオン・ストーム』を誘発しかねないアポカリプスヘル。
しかしアポカリプスヘル内に存在する食料を他の生存者が居る場所へ輸送する場合なら。
例え一度グリモアベースへ持ち出した物だとしてもそういったことは起こるとは考えにくい。
なので『支える者』の手がかりが見つからなくても探索は有意義だろう。
と言外にいいつつ、瑞穂は転送の準備をするのであった。
第1章 冒険
『大型ショッピングモールの探索』
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POW : 奪還者を護衛したり、重い資源を運んだりして手伝う
SPD : ショッピングモール内をかけめぐって、必要そうな資源を集めるのを手伝う
WIZ : 専門家では無い視点からの意見を出すなどして、奪還者の調査に協力する
👑7
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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
大成功 | 🔵🔵🔵 |
成功 | 🔵🔵🔴 |
苦戦 | 🔵🔴🔴 |
失敗 | 🔴🔴🔴 |
大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
青原・理仁(サポート)
人間
年齢 17歳 男
黒い瞳 金髪
口調 男性的(俺、呼び捨て、だ、だぜ、だな、だよな?)
性格面:
やさぐれ、ぶっきらぼう
積極的な人助けはしないが、見捨てきれずに手を貸してしまう
戦闘:
武器は使わず、殴る・蹴る・投げるなど、技能「グラップル」「怪力」を生かしつつ徒手空拳で戦う
構え方は古武術風
雷属性への適性があり、魔力やら気やらを雷撃に変換し、放出したり徒手空拳の際に纏わせたりします
星川・杏梨(サポート)
『この剣に、私の誓いを込めて』
人間のスーパーヒーロー×剣豪、女の子です。
普段の口調は「聖なる剣士(私、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」
時々「落ち着いた感じ(私、~さん、ね、わ、~よ、~の?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
性格はクールで凛とした雰囲気です。
常に冷静さを念頭に置く様に努めており、
取り乱さない様に気を付けています。
戦闘は、剣・銃・魔法と一通りこなせます。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
●戦闘機は地上にあるのか
青原・理仁(青天の雷霆・f03611)と星川・杏梨(聖炎の剣士・f17737)が、ショッピングモールを探索していた。
「戦闘機か。オブビリオンが出るなら放ってはおけないな」
青原は積極的な人助けをしない性格だが、オブビリオンが予知されたとあれば放っておけなかったようだ。
「結構広いショッピングモールね。地下倉庫もあるみたいよ」
星川が地下倉庫の存在に気づくも、青原はこういう。
「窓が割れているなら地上から出た方が効率的だと思うんだがな」
実際戦闘機の強みは機動力であるため、どこから出るのか分からない方がいいだろう。
シャルロットこと瑞希もそう思ったため、窓に着目した訳だ。
「それならまずは建物の中から探すわけなの」
というわけで建物の中を探す二人。
しかし戦闘機は影も形も見当たらない。
「戦闘機はそれなりにでかいから目立つはずなんだがな……」
「見て、あれじゃない?」
と星川が指を指した先、そこにあるのは確かに戦闘機の形をした物だったのだが。
「いや、これはゲームセンターにあるような媒体だな」
そんな青原に、星川がこういう。
「なるほど。でもゲームセンターならまだ動く機械とかある物なのよね?」
「道草食ってる場合じゃないとはいいたいとこだけど」
と青原はいう、実際でまだ動く機械を利用できれば生き残りやすくなるだろう。
「それに景品のカップ麵とかがまだ食べられそうよ。流石にアイスは溶けちゃってるなの」
「オブビリオンは他の奴に任せて、俺たちはここにある物を運搬するってとこか?」
青原は不満そうではあるが、流石に一人で運びきれそうにないことは理解していた。
「そういうことになのね。というわけでよろしくなの」
星川はそういうと、運搬のためにゲームセンターにある袋を持ち出す。
その間に青原はいくらか食べ物をかき集めていた。
もはや誰も居ないショッピングモール、そこにある物はせめて生きている人間が有効活用できるように。
成功
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音駆螺・鬱詐偽(サポート)
世界に蔓延る悪を懲らしめるネガティブアイドル鬱詐偽さん
ただいま参上。
・・・って、どうしてこんな恥ずかしいセリフを言わないといけないのよ。
うう、これも番組の為なのね。
自身の命綱である番組の為、多少の苦難や困難は仕方なく行います。
むしろ持ち前の不運によりおいしい場面を呼び込んでくれるかと思います。
ただし、ネガティブとはいえアイドルですのでマイナスイメージとなる仕事はすべて却下でお願いします。
ユーベルコードや技能はご自由に使わせてください。
どうぞ、当番組のネガティブアイドルをお役立てください。
プロデューサーより
ジェイコブ・ホームズ
機体はあって建物があれど格納場所は見つからず、か。
ふむ……。(指定UCを使い思考する)
……地上にあるわけではない、かといって空中要塞があるでもない。
……滑走路を瓦礫でカモフラージュすれば見えなくはなるが、そうするといちいち瓦礫を用意する必要があるだろう。効率が悪すぎる。
そうすると考えられるのは。
……地下、か。
地下街、というものがあるそうだな。
とすると大型トラックが入り込む輸送ルートがあるはずだ
そこを中心に調べてみよう。
多少の瓦礫なら私自身で撤去しよう。
なに、動いたほうが思考も回りやすい。
それに物資の運搬も重要項目だろう?
●ショッピングモールの地下街?
「機体はあって建物があれど格納場所は見つからず、か。ふむ……」
ジェイコブ・ホームズ(巨人探偵ホームズ・f27652)は頭を掻き毟りながらつぶやいた。
これは【此の世に不可思議など有り得ない】を発動させるための儀式みたいなものである。
「……滑走路を瓦礫でカモフラージュすれば見えなくはなるが、そうするといちいち瓦礫を用意する必要があるだろう。効率が悪すぎる」
そんなホームズに音駆螺・鬱詐偽(帰ってきたネガティブアイドル・f25431)がこう問いかける。
「世界に蔓延る悪を懲らしめるネガティブアイドル鬱詐偽さん、あなたが何いいたいなのよね?」
するとホームズはこう返す。
「そうなると地上ではなく地下だろう。君には情報収集を手伝って貰いたい」
不運に定評がある鬱詐偽だが、取れ高のために情報収集を行うことにした。
「地下街、というものがあるそうだな」
そんなホームズに鬱詐偽は突っ込みを入れる。
「確かにそういう物はあるけど、ショッピングモールなんだから地下倉庫なのよね?」
そんな鬱詐偽にホームズは毅然とした態度で返す。
「地下街でも地下倉庫でも、大型トラックが入り込む輸送ルートがあるはずだ」
「そこを中心に調べるということなのね」
納得がいった、という表情の鬱詐偽を見たホームズは頷く。
「多少の瓦礫なら私自身で撤去しよう。物資の運搬も重要項目だろう?」
だがそこに鬱詐偽は居なかった。不運なことに穴へと落ちてしまったのだ。
「穴、だと……?」
だがホームズはそれがヒントという表情をして穴の中を調べることにした。
「これは下水道の跡地なのね」
鬱詐偽はそういうが、大型ショッピングモールの下水道だけあってかなり広い。
滑走路として使えそうなスペースはある。
「見えたぞ。あれが『支える者』だ」
ホームズがそういうと、『支える者』はこうなったら口封じといわんばかりに発進する。
鬱詐偽は不運にも発進に巻き込まれ気絶するが、ホームズはその後を追いかける。
するとそこには、シャルロットの予知通り駐車場の上空を飛ぶ『支える者』が居た。
成功
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第2章 集団戦
『支える者』
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POW : ――“発射”
【ミサイルや機関砲 】で対象を攻撃する。攻撃力、命中率、攻撃回数のどれを重視するか選べる。
SPD : ――“散開”
技能名「【空中戦(回避機動) 】」の技能レベルを「自分のレベル×10」に変更して使用する。
WIZ : ――“大祖国よ栄光あれ”
【大祖国の敵を撃滅する 】という願いを【他の“燕”】に呼びかけ、「賛同人数÷願いの荒唐無稽さ」の度合いに応じた範囲で実現する。
👑11
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
大成功 | 🔵🔵🔵 |
成功 | 🔵🔵🔴 |
苦戦 | 🔵🔴🔴 |
失敗 | 🔴🔴🔴 |
大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
●誘い出された戦闘機
猟兵に自分の居場所を悟られた以上、実力を持って排除しようと『支える者』は駐車場上空を飛び回る。
『支える者』の挑戦を返り討ちにし、オブビリオンの残党を討伐するのだ。
伊藤・毅
「レーダーコンタクト、ファルクラム、敵、エンゲイジ」
【空中戦】を仕掛ける、レーダーやIRSTで【情報収集】し、目視外からステルスで【目立たない】ように【先制攻撃】で中距離【誘導弾】を【一斉発射】して敵をかく乱する
慌てる敵に距離を詰めドックファイトを仕掛ける、敵の動きを【見切り】背後をとり、短距離ミサイルで確実に仕留める、敵の反撃は【操縦】の腕前で回避して【カウンター】で機関砲の【零距離射撃】を叩き込む
ほかにも空中戦を仕掛ける味方がいれば【援護射撃】で敵をけん制して動きやすいようにする
「レーダーコンタクト、ファルクラム、敵、エンゲイジ」
伊藤・毅(Nemo・f06702)は空を飛ぶ『支える者』を見るなり、そういう。
彼はSTOVL機能を持つJSFライトニングに乗り込み『支える者』を追ってきたのだ。
ちなみにSTOVLというのは『ShortTakeOffandVerticalLanding』の略である。
直訳するなら『短い離陸と垂直着陸』、要は短距離離陸と垂直着陸の機能ということである。
「D01、バーナーオン、MAXパワー」
伊藤は【撃墜王】により【空中戦】【操縦】の技能レベルを500に変更。
レーダーやIRSTで【情報収集】し、目視外からステルスで【目立たない】ように【先制攻撃】。
そして中距離【誘導弾】を【一斉発射】すると、『支える者』は慌て始める。
「ステルス機による攻撃、確認。非常事態!」
それを見た伊藤は距離を詰めドックファイトを仕掛ける。
「ステルスの強みを捨てる、愚かな行為」
『支える者』は機械なのですぐさま体制を立て直し反撃するが、その動きは機械なので見切りやすい。
伊藤は【見切り】により背後をとり、短距離ミサイルで確実に仕留めようとする。
「散開」
しかし『支える者』も負けじと回避を行い、反撃を行おうとする。
だがそれも伊藤は高い【操縦】の技術によりあっさり回避。
そして【カウンター】で機関砲の【零距離射撃】を叩き込む。
その機関砲は『支える者』の撃破には至らなかったものの、着実にダメージを与えていたのだった。
大成功
🔵🔵🔵
大豪傑・麗刃(サポート)
基本右手サムライブレイド(固定)、左手フライングシャドウか脇差(にしては大きすぎるバスタードソード)の二刀流。スーパー変態人時は右サムライブレイド+フライングシャドウ、左バスタード+ヒーローソードの四刀流。なんらかの原因でそれらを持っていなければ適当に。
大軍を前にいろいろ考えるが結論は「全員やっつければ(斬れば)いいのだ!」
ユーベルコードは基本MS様にお任せしたいが決まらなければ下記参照
ネタ可なら
ネタキャラとしての矜持>鬼殺し>変態的衝動>絶対零度氷河期到来>わたしのネタを聞け>ギャグ世界の住人>自爆スイッチ>もっと愉快に追いかけっこ>鬼面フラッシュ
ネタ不可なら
剣刃一閃>スーパー変態人
リーヴァルディ・カーライル(サポート)
※【限定解放・血の化身】による分身体
怪力任せな振る舞いは品が無いと感じる
吸血鬼流の礼儀作法に則り行動する高慢な人格
…ふふふ。次はどんな世界かしら?
あの娘の分まで楽しまないとね
はぁ…思いの外、煩わしいものね
太陽の光というのは…
陽光は"影精霊装"の闇に紛れるオーラで防御し、
移動は"血の翼"による空中機動で行い、
魔力を溜めた爪から血の斬撃波を乱れ撃ち、
状況に応じてUCや吸血鬼の能力を使用する
・第六感に訴え魅了、暗示を行う魔眼
・無数の蝙蝠や狼等の眷族を操り攻撃する集団戦術
・残像のように存在感を消し攻撃を透過する霧化…等々
あら、もう終わり?意外と脆いのね?
それじゃあ終わりにしましょうか?
エリー・マイヤー(サポート)
どうもエリーです。
手が必要そうなので、手を貸しに来ました。
【念動力】で解決できる事なら、お任せください。
とりあえず念動力でバリア張りつつ、
【念動ハンド】で殴ったり引っ張ったり、
【念動バインド】で動きを止めたり、
【念動グローブ】で敵を纏めて掴んで振り回したり、
【念動ジャベリン】で周囲の敵を串刺しにしたりもできますよ。
後は物を動かしてバリケード作ったり、
砂を動かして目くらましにしたり、
本棚を動かして敵を潰したり…
まぁ、環境に応じてどうとでもって感じですね。
【アルジャーノンエフェクト】は、瞬間風速が欲しい時にでも。
えっ、殴り合いですか?
そういう野蛮なのはちょっと…
戦闘の状況を聞いて駆け付けたのは大豪傑・麗刃(23歳児・f01156)とエリー・マイヤー(被造物・f29376)
そしてリーヴァルディ・カーライル(ダンピールの黒騎士・f01841)の分身体である。
リーヴァルディは【限定解放・血の化身】により分身体を派遣することができるのだ。
「戦闘機か。いくらギャグキャラの麗刃ちゃんでも厳しいな」
というのは麗刃。いくらギャグ補正があっても空を歩くことは難しいのだ。
「どうもエリーです。そういうことなら【念動力】で解決できますね」
そんなエリーにリーヴァルディの分身体がいう。
「あれだけ高速で動く戦闘機を念動力で止めるのは骨が折れるわよ」
分身体は高慢な人格であるが、コミュニケーション能力がないわけではない。
エリーの弱点を見抜き、的確に指摘をした。
「ネタキャラの麗刃ちゃんにはさっぱりだ」
麗刃はそういうが、リーヴァルディの分身体は真面目に返す。
「私は『血の翼』を使って飛ぶこともできるわ。太陽の光は煩わしいけど」
そういうや否や飛び立つリーヴァルディの分身体。
それを見た『支える者』は若干驚いた。
「人間大の物体が飛行。猟兵は単独での飛行能力を有する?」
だが、『支える者』は瞬時に過去のデータを思い返す。
「どうやら猟兵には単独での飛行が行える者も存在する。真っ先に排除」
リーヴァルディの分身体は魔力を溜めた爪から血の斬撃波を乱れ撃ち、『支える者』の注意を引き付ける。
「今です。【念動バインド】、引きずりおろします!」
エリーは【念動バインド】で引きずりおろそうとする。
「大祖国よ栄光あれ」
だが【大祖国の敵を撃滅する】という願いを実現しようとする存在となった『支える者』。
簡単には引きずりおろせないものの、それでも動きが少しだけ止まる。
「麗刃ちゃんは二刀流だから左手のフライングシャドウをぶん投げる」
右手はサムライブレードで固定であり、左手にフライングシャドウか脇差を持つ麗刃。
今回は相手が飛行能力を持つということでフライングシャドウを持ってきたのだ。
「なんちゃって、あっはっは」
麗刃はいきなりすっころぶと、両方の刀が飛んでいく。
「異常事態、異常じ……」
ギャグにシリアスしてしまった『支える者』はギャグによる一撃をもろに受ける。
「目標変更」
『支える者』はあまりの異常に平常心(?)を失ってしまった。
実際のところは麗刃の【ネタキャラとしての矜持】により平常心で戦闘に挑む姿勢を攻撃されたのだが。
「発射」
『支える者』は機関砲で追い回すも、麗刃には通用しない。
さながらギャグ作品で爆撃機から逃げるために走り回る麗刃。
「すばしっこい」
『支える者』はミサイルを発射するも麗刃が全力で逃げ切る。
ギャグ補正がフルに乗っているとこういうことになるのだろうか。
「状況悪化、一時離脱する」
『支える者』はどうにか一矢報いようとはするが、平常心を失っていたこともあり思いっきりダメージを受けるのだった。
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
火土金水・明
「彼らにとっての守るべき祖国がどんな国だったかは分りませんが、もうその役目から解放してあげましょうか。」
魔法の箒に跨って【空中戦】の技能を使用します。
【WIZ】で攻撃です。
攻撃は、【高速詠唱】で【継続ダメージ】と【鎧無視攻撃】と【貫通攻撃】を付け【フェイント】を絡めた【全力魔法】の【ホーリーランス】を【範囲攻撃】にして、『支える者』達を纏めて【2回攻撃】します。相手の攻撃に関しては【残像】【オーラ防御】で、ダメージの軽減を試みます。
「(攻撃を回避したら)残念、それは残像です。」「少しでもダメージを与えて次の方に。」
アドリブや他の方との絡み等はお任せします。
片桐・公明(サポート)
快活な女性ですが知的な一面もあり、依頼に参加する際事件の背景について思考を巡らせ考察します。感情的な行動は滅多にしません。
主に二挺拳銃『Mathem842』『臥龍炎』を使用した遠近問わない戦闘を行います。時折、または接近戦を重視する場合は妖刀『血吸』を使用します。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、積極的に行動します。ただし敵の攻撃に対しては回避を主体にして、なるべく負傷しないように立ち回ります。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
ダメージを受けたとはいえ未だ空を飛ぶ『支える者』。
火土金水・明(夜闇のウィザード・f01561)は空飛ぶ箒を片手に見上げていた。
「彼らにとっての守るべき祖国がどんな国だったかは分りませんが、もうその役目から解放してあげましょうか」
それを聞いてサポートである片桐・公明(Mathemの名を継ぐ者・f03969)も同調する。
「そうよ。もはや目的を見失った機械である以上、解放させてあげるのが道理よ」
『支える者』はアポカリプスヘルで『オブリビオン・ストーム』に対抗するための戦闘機だった。
少なくとも、シャルロットこと瑞希はそう推察している。
『支える者』の生みの親が存在しない今実際どうなのか確かめる術はない。
ともかく、そんな『支える者』を火土金水は魔法の箒に跨って【空中戦】の技能で追い回す。
『支える者』は大祖国の敵を撃滅するという願いを他の“燕”に呼びかけようとする。
「悪しきものを貫きし槍を」
しかし【高速詠唱】で【継続ダメージ】と【鎧無視攻撃】と【貫通攻撃】を付けた。
更には一発目を【フェイント】として使い二発目を【全力魔法】にした【ホーリーランス】。
それを【範囲攻撃】で纏めて攻撃する。
二回攻撃の内一回はフェイントだが、それを片桐はサイコキネシスで『支える者』に誘導する。
「まだだ。まだ終わらない!」
『支える者』はもはや撃墜を免れない程ボロボロだ。
しかし機械故かあるいはオブビリオンだからか、最後の力を振り絞って火土金水に特攻を仕掛ける。
「残念、それは残像です」
『支える者』が突っ込んだ先は火土金水ではなく、残像であった。
そして『支える者』は地面に突っ込んでいく。
「少しでもダメージを与えて次の方に、と思いましたが」
火土金水はそう呟く。
彼女の視線の先には爆発四散した『支える者』の残骸があった。
こうして、 ヴォーテックス一族の残党はまた一人。
いや、また一機減ることになったのであった。
成功
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