7
アポカリプス・ランページ⑱〜善にして一

#アポカリプスヘル #アポカリプス・ランページ #フィールド・オブ・ナイン #ポーシュボス・フェノメノン #アポカリプス・ランページ⑱

タグの編集

 現在は作者のみ編集可能です。
 🔒公式タグは編集できません。

🔒
#アポカリプスヘル
🔒
#アポカリプス・ランページ
🔒
#フィールド・オブ・ナイン
🔒
#ポーシュボス・フェノメノン
🔒
#アポカリプス・ランページ⑱


0




●宇宙を食い散らかした先に見えたのは我々の善意で在り莫迦げた悪意など塵に等しい
 宝石を覗き込んで、小さくも無限(おお)きな狂気を掴んだならば、それを食欲と呼ばずに如何称せば良い。ぶくぶくと膨れ上がった善性が現象(フェノメノン)の化し、幼生を啜らんと巨大化(肥大化)した――アの美味シそうナ物質ハ子供タちにあげナけれバ嗚ア、食べテ終っタのはワタしだと異ぅの二――大竜巻(オブリビオンストーム)の荒れ狂う内で彼等もしくは彼女等、ポーシュボス・フェノメノンは一体化していた。それを神だと告ぐならば、おお、真に邪悪なるもので殺してやると好い。

●グリモアベース
「貴様等、地獄――否、この場合は楽園か。善意こそが仇となる、大竜巻の底へと落ちる覚悟は良いか。ポーシュボス・フェノメノンとの決戦だ、心して聞き給え」
 グリモア猟兵、ロバート・ブレイズは口角を歪ませ猟兵(きみ)達をぐるりする。
「ポーシュボス・フェノメノンは『宇宙の幼生』――つまり、集めた宝石の事だな――を喰らいたくて仕方がないらしい。それらを上手い事利用すれば『一体と化した』奴を叩けるだろう――嗚呼、気を付け給え。幼生を覗き込んだら猟兵と言えど一発で発狂だ。宇宙とはそれほどまでに煌びやかなのだよ――あとは。そう、邪悪そのものとして戦闘すれば奴に『なる』事もないだろうか。最悪、奴と同化してでも殺してしまえば良い。宜しく頼むぞ」
 グリモアが輝いて。


にゃあら
 にゃあらです。
 善はひとつに。

 プレイングボーナス……『邪悪ナる者』になるorポーシュボス化してでも戦うor敵の巨体や「宇宙の幼生」を利用する。

 宜しくお願い致します。
204




第1章 ボス戦 『ポーシュボス・フェノメノン』

POW   :    ポーシュボス・モンストライズ・フェノメノン
自身の【体積】を代償に、【生物をポーシュボス化する現象】を籠めた一撃を放つ。自分にとって体積を失う代償が大きい程、威力は上昇する。
SPD   :    ポーシュボス・ウェポナイズ・フェノメノン
いま戦っている対象に有効な【武器形態ポーシュボス】(形状は毎回変わる)が召喚される。使い方を理解できれば強い。
WIZ   :    ポーシュボス・シンパシー・フェノメノン
【ポーシュボスの威容】を披露した指定の全対象に【ポーシュボス化したいという】感情を与える。対象の心を強く震わせる程、効果時間は伸びる。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

ザイーシャ・ヤコヴレフ
●WIZ

まぁ、なんて綺麗なЮвелирные(宝石)
すごく神秘的で中に吸い込まれそう……これを食べるなんて変なの
ふぅん、これが『宇宙の幼生』なんだ
じゃあ、これでおびき寄せて『遊べれる』のね?
ああ、楽しみ
どんなことで遊ぼうかしら……いいこと思いついちゃった♪

Мина ловушка(ブービートラップ)、テレビの映画でやってたのを見たわ
その真似をしちゃって……えい
この『宇宙の幼生』に【拷問ごっこ】のブービートラップを仕掛けたわ
これを触っちゃうと……バクッ!って宝石がハエトリグサのように食べちゃうの
たくさん仕掛けて、どんな風になるのかすぐ近くで観察しよっと
ふふ、楽しみ♪



 Ювелирные――宇宙色の大渦巻(ワールプール)に投身したならば、ゆっくりとゆっくりと脳味噌が摘出(と)けていく。お皿にのっていたシナプスがお宙ではじけ、きらきらと神秘的なブラック・ホールへと変質していく。まぁ、なんて、なんて綺麗な――吸引されていた正気が返ってくるとは思えなかった、狂々(くるくる)りと称えられた暗唱が幼生(いきもの)を揃えている。ふぅん。これが玩具で在る事は理解していた。これが食餌で在る事も理解していた。真っ白い髪の毛がふわふわと善性(よ)い姿勢(すがた)を笑っている――じゃあ、これでおびき寄せて『遊べれる』のね。スーサイド・バニー曰く、ドリンク・ドリンク・イート・ミー。
 いいこと思い付いた埒外の石(かたまり)、これを呼称するならばМина ловушка、あのスタイリッシュな大画面は此度『再生』可能なのか。成立した物真似ごっこ、塑への拷問は観葉植物の演技(ふり)でしかない――えい。
 こぼれた――こぼした幼生(ふくいく)に現象(フェノメノン)が群がった。餓えた腸(ねば)つきが触れたならば――バクッ! ハエトリグサの模倣(えんぎ)が上手な不条理(もの)だった。ブー・ブー・クッションよりも愛らしい。

 ふふ、楽しみ♪
 ――ぐちょぐちょだった肉が液体化していた。

 目と鼻の先で繰り返される弱肉強食(がんさく)がヤケに面白い。屈んだ遊び大好きなオマエ、よくもまあ、飽きもせずに蟻の巣の水没。
 じぃっと凝視(み)たならば寄っている、もうたまらない。

成功 🔵​🔵​🔴​

藤・美雨
うわでっか!
スーパー戦車とは違った迫力だねぇ
でも負けないよ
例え怪物が寄生しようとも心まで殺されてやらないからね!

寄生された痛みや苦しみすら闘争心に変えてやる
今までの経験を生かして【激痛耐性】
大丈夫、死んでやらない
負けてやらない
身体と心が化けるより早く機械仕掛けの心臓を動かせ
魂の衝動が消えない限り、私は私だ!
いざとなれば変異した部位を匕首で切り落とし、魂の衝動で出来る限り再生させるよ

迫る攻撃を【野生の勘】で見極め
身体の調子が悪いんだ
早め早めの回避を意識
敵から目を逸らさずにまっすぐに接近するよ

うまく近付けば更に心臓を滾らせる
電力を、衝動を、すべてを【怪力】へと変えて
ぶちかますのは渾身の拳って訳さ!



 戦車(わんわん)と吼えていた超越性(スーパー)とは別種の迫力だ、数多の善性(エネルギー)を蓄えて骸(かたち)と成った巨大(おお)きさと言えよう。しかし仰天(おどろ)いている暇はなく、オマエは「負けないよ」と覚悟(こころ)を定めていた。たとえ怪物(フリークス)に寄生されたとしても、たとえ善性(よいもの)と見做されたとしても――心まで殺されてやらないからね! ぶつ切りの肉片(かたまり)が頭蓋へと迫って喜た――嗚呼、現象(フェノメノン)が腐れを埋めていく。
 痛い、苦しい、かゆくなった全身を毟り尽くしたい最悪(きぶん)だ。いっその事、同化して終った方が楽だろうと人類部分が囁いてくる。うるさい、跳ね退けるかの如くに闘争心(ガソリン)が揮う、そう、大丈夫。死んでやらない。食いしばった歯の形状(めん)が潰れたとしても、負けてやらない。殺(や)るべき相手を理解する必要はないのだ、おお、機械仕掛け(デウスエクスマキナ)が熱されている。
 魂の衝動が失せない限り『オマエ』は存在している。私は私だと『わたし』に刻み、さあ、練り上げた気(オーラ)を纏うと好い。蛆のわいた部位を切り離したら勝負の境、誘えと灰色の細胞が極まっていた。

 身体の調子が悪いんだ。ギシギシと筋(にく)が呻いている、攣っていた精神(ほしぼし)が憂いていた。それでも『目』を逸らしてはいけない――好機、この滾っているハートは道化師(joker)殺しの為に。

 全てを一撃に籠めろ。全身全霊で『核』を殴るのだ。ぶちかますのは『渾身の』拳って訳さ――! 眼球に叩き付けた開花、嶺(みね)に誇れよ四肢(したい)。生き抜いて生き抜いて生き抜いて、人間を讃美すべきだ。

成功 🔵​🔵​🔴​

マオ・ブロークン
……邪神。だ。
UDCアース、に。巣食う、あれらと。同質の、存在。
あたしは……知りたい。世界の、つながりを。何処から、来たのかを。
狂気に、陥ったとしても。

攻撃を、受けて。ポーシュボス、に、侵食、されていく。
あたしは。身体と、異なる、精神は。それに、問いかける。
お前たちは、なんだ。どこから来て、話しかけている。
あたしという、存在は、なんなんだ。

……満足な、答えが、得られるとは。思わない、けれど。
引き返せなく、なる前に。引き摺り込まれた、部位ごと。犠牲にして、奴らへ、電撃を、放つ。
人間性は。とうの、昔に、擦り減って、消えたの。



 邪神――それも外なる、完全なる、に等しいか※――としか解せなかった。地球つまりはUDCアースに巣食う『名状し難い』存在(もの)ども。あれらと同質もしくはそれ以上の何か。絡みついた善性(ひかり)が頭部と胴体を照らしている。ああ、知りたい。あたしは、知りたい。知りたくて知りたくて、錆びついたシナプスが活性化していた。世界のつながり何処から来たのか幾つにも重なった次元、即ちミルフィーユの大雑把さ――たとえ狂気に陥ったとしても。それは本気で縋っているのか、現象(フェノメノン)が肉片(カタカナ)を伸ばしてきた。
 冒されている。侵されている。分離すべきだった肉と肉の隙間に真理・神意が這入り混んで狂る。くるるくるると撹拌された世界(ひかり)に問答を仕掛けよう。お前たちは、なんだ。どこから来て、話しかけている。ルビーの如くと輝いた無数の瞳(ほし)、暈成った宇宙(コスモ)が『あたし』を映していく。
 それは生きている証。それは死んでいる証。どうしようもなく膨らんだ、枝分かれたオマエどもの記憶・記録。嗚呼。善にして一、おかしな化身とは思えないか。満足な答えは見つからない。見つかったとしても受け入れる事など出来ない。根本から、正気の滓を拭わなければダメなのだ。悪霊(アストラル)が息を吐くなど不可能ではないのか?

 バチィ――片腕では物足りない、胃袋(なか)が痙攣していた。

 人間性はとうの昔に擦り減った。人間性はとっくの過去に忘れている。消えた消えた泡の外、猟兵(おまえ)は悪性(こぶ)を差し出せていない。
 ――泣き喚く場所など在るものか、引き摺られた焦げ肉はまずい。

成功 🔵​🔵​🔴​

マリア・ルート
めんどくさい性質持つわね…
というかそうまでして生に執着…ああいや、もう死んでたわね。色んな意味で。

とりあえずまずは宇宙の幼生の破片をぽいっと。一瞬見てしまうことによる狂気は『狂気耐性』で耐えてすぐ目を逸らすわ。

奴が集合したら幼生を見ないようにしながらミッドレンジより【指定UC】発動!8割ほどの武器で集中砲火よ!
奴も攻撃するけどあいにくそれは無敵の武器、「生物」ではないわ!
一撃でも喰らえば私なんかイチコロだろうから『野生の勘』『残像』と残り2割程の武器のガードでとにかく私には当たらないようにする!

あの宝石、好きなのかしら?
あんな狂気の塊…変な奴もいるものね。いや、そうじゃなきゃああはならないか…



 粘着質とでも描写すべきだろうか、渇き飢えの繰り返しが善性に縋りつき『ぐんにゃり』と世界(すべて)を輝かせていく。宇宙を凝縮して纏めてみた、それを覗き込むかのような錯視にでも襲われそうな、ままごとが大好きなお子様も含まれている――めんどうくさい性質(もの)だ、ワード・サラダにたらしたドレッシングの名称も咀嚼出来ていない。そうまでして生命(いのち)に縋っているのは何故だろうか。ああ……いや、違う。様々な意味で死んでいるのではないか、過去(オブリビオン)は渦巻いている。身投げした幼生の輪郭を認識してはいけない。
 ポイ捨て厳禁だと人間が決めたのは何時頃だったのか、そんな莫迦らしい規則(もの)を律儀(まも)っている狂気はない。僅かに見てしまった事に嘔気(こうかい)しつつ、しっかりと自分を支えていく――何が問題であったと嗤うのだ、彼等もしくは彼女等のカタカナが反芻している。
 ミッド・レンジからの集中砲火(なまりだま)は無尽蔵に相応しかった。たとえば、破片(にく)に包まれても得物(ぶき)では意味が無い。生憎と生物(なまもの)はストームの外枠だ、ばららら、解体(ばららら)、光が舞う。
 眩う事のないよう二割ほどは盾と見做せ、喰らいたくはないと必死に逸らせ躱せ。当たらないようにする――滑った表皮は剥がれていたのか?

 あの宝石が好きなのだろうか。
 大きな顎(アギト)が狂乱している。

 あんな狂気の塊……変な奴もいるものね。根っこから奇妙ではなかった筈だ、全部が全部、毒と薬を求めていたのだろう。そうじゃなきゃああはならないか――ワイルドハントの跡には想像力以外留まれない。

成功 🔵​🔵​🔴​

ルドラ・ヴォルテクス
(アドリブ連携OKです)

純粋な悪というもの……悪徳の一つに酒を位置付ける者の気持ちがわかる。
酩酊(マダ)、それに似ている。

【悪の化身マハーカーラー】
偉大なる暗黒が、俺を変えていくのがわかる、今の俺は生物か?いや、この酩酊の中に混濁された暗黒物質、殺せると思うな。

万色の何かが蠢いている、なんだった、コレは?爛れた金色がこちらへ来る、そうか……わかったぞ。

……おまえは狗だ、群れた狗、愚かな狗の群れだ。

自らの腹を曝け出し、舌を出して、遊んで欲しいと招びかける。愚かな狗……腑を裂かれ、死に至るとも露にも思わぬ、どうしようもなく、賢くない動物。

(なにかを探るように、ちょうど良い形に伸びたそれが抉り出す)



 三悪趣(じごく)に佛と人間が嘔吐(は)いていたが、今更、そのような救済(いと)は不要だろう。鯨じみた咽喉と胃袋が遅延性を呑み込んで、じくじくと眩暈(ふら)つきを舐っていたのだ。純粋な悪というもの――成程、悪徳のひとつを『酒』とするのも頷ける囁(こえ)だ――酩酊(マダ)、それに似ている。
 バッカスの大燥(さわ)ぎに目を向けている時(ひま)はない、仮面を望んだ人物像(にくのふくろ)は刻々と病に蝕まれていたのだ。悪の化身(マハーカーラー)、真っ黒い破壊(らちがい)に如何対抗(くる)うと告げる? 変えていく代えていく、俺を貌(か)えていく――今のオマエは生物だろうか。いや、アルコールの魔の手が肝臓(かじつ)を腐らせている。混濁された暗黒物質そのものが称えられていた。
 猟兵(これ)を殺せるとは思えない。否、殺す術が見当たらない。中てられた万色の何かが蠢動している。なんだった、これは。鋭利な領域(テリトリー)は全き々きと偏っている。爛れた金色――そうか。わかったぞ。

 狗は群れるしかない。
 狗は集うしかない。
 狗、狗、狗の遠吠え。

 愚かな狗(もの)だと心から、そう想った。腸を曝け出し舌を垂らし遊んで遊んでと狂気(こども)が啼いている。裂かれた、潰された、喰い散らかされた――それでも、死に至るとも。露にも思わぬ、どうしようもない……。
 賢くない動物、痴れている神(ひと)。ちょうどいい形の『それ』がなにかを弄った。目覚めたスーシャーイに祈りが届くとでも?

 タップ・ダンスも出来ない、ただの現象(フェノメノン)。
 抉り出された善遊。

成功 🔵​🔵​🔴​

ライカ・ネーベルラーベ
※ポーシュボス化してでも戦う

オマエがわたしの体を奪うなら
――そんなガラクタなど不要!我が身を竜に置き換えよう!

【血統励起・雷竜】
またたく間に黒変してく体を、心臓から送り出される竜の血で塗りつぶしながらポーシュボスに特攻
「おらあぁあああぁぁ!」
全てのものはポーシュボス化するから殺せない?
自分を自分で殺すやつは居ないから殺せない?

「そんな訳あるかってんですよぉぉー!わたしはわたしの死を知ってるんだ!オマエの死だって教えてやるよぉ!」

黄金の光…
何?あいつの瞳…?

いや、違う
「これはわたしの光!わたしの雷で、灰も残さず燃え尽きろぉー!」
満身創痍の竜の口から渾身のブレスを解き放つよ



 死と称された言辞(ワード)を誰が咀嚼出来たと嘔気(い)うのか、骸が大渦巻(ワールプール)の真似事を望むならばジェット・コースター、その腐肉(くさ)れを如何様に加工(つく)るのか。現象(フェノメノン)に抱擁されたガラクタ塗れ、オマエの伽藍洞(ずがい)には何が敷き詰められている――躁か鬱か、板挟みのシナプスが煌めいた――我が身を竜に置き換えよう! 愈々奇跡は肥大化を照らし、虚で在ろう良心(ポーシュボス)を晒して魅せた。覚醒(めざめ)よ。覚醒(さ)めよ、ギラギラと透き通った雷鳴(こえ)が轟(ごう)と――おらあぁあああぁぁ!
 血液(えき)が同化(にく)を塗り潰すかの如く。意識(あか)が同化(ひだ)を剥ぎ殺(お)とすかの如く。心臓(ばくばく)と鳴った現(いま)が染みてくる。総ての存在(もの)が現象(もの)と化す故に殺せない、莫迦な、あれらは自壊の秩序(ほう)を忘れたとでも謂うのか――そんな訳あるかってんですよぉぉー!
 猟兵は猟兵の『死』を知っている。ならば過去(おまえ)の死を観測(み)る事に何の障害(かべ)が有ると嗤うのか。黄金に十字(さ)いた瞳が無数に――あいつの――いや、オレンジ色の太陽は結局のところ一つなのだ。

 これはわたしの光!
 わたしの雷。ズタボロの顎(くち)を開け、オマエは終を得ないのだ――灰も残さず燃え尽きろ――感嘆な音(こと)だ、魔力(エネルギー)が翔ける。
 蒼々としたスコープが自分を定めていた。

成功 🔵​🔵​🔴​

榊・ポポ
おっ、おっ、おっ、ごくあくになーる
ポポちゃん裏モード!無慈悲な不動産屋モード!(蹂躙)

真の悪(カオス)も真の善(オーダー)も突き詰めたら虚無なんじゃね?
片方の主張を全否定するからさぁ☆
極悪の最果て☆虚無☆
だから虚無空間へレッツゴーだよオラァ!!
行き先は邪神の中の邪神、アザトース様の間だよ☆
なーんも考えてない寝てばっかのキングオブニートだよ☆
行くったら行くんだよ、オラ、くそでけーの、邪神の皇帝待たせるなっつーの
あ?行きたくない?しょうがないにゃあ
そいじゃ、アザトース様の虚無空間から虚無エネルギー逆流させるからね☆
うるせー!ノルマ達成の為に強引に契約取るんだよ!
その為の、強制契約☆(言いくるめ)



 真の悪(カオス)も真の善(オーダー)も突き詰めれば握手、虚無と称される『 』に変換(かわ)られる。断章(ページ)を切り取っても最終的(ラスト)には辿り着けないもので、その病没(やまい)からは逃れられない。何を謂ったのか何を行ったのかと水掛け遊びだ、ぶん投げたホースはもみくちゃにアブホースを吐き散らかしている。悪、汚、嗚――ゲーミングじみて回転した猟兵(おまえ)、如何してもごくあくになりたいのか――片方の主張を全否定するからさぁ☆――流星群を観測したら愈々絶滅危惧種、ぐつぐつと煮え滾った鍋の底へとダイブすべきだ。虚無空間(うちゅうかかぽ)へレッツ・ゴーだよオラァ!! 善意、解放(ひら)かれたお家に絶望する。
 混沌が沸騰し、核が存在すると謂うならば、異厭、この直視は耐え難い葬送だ。キング・オブ・ニートの自堕落な寝顔(つら)がびちびちと※※を喰っちゃ寝している。行くったら行くんだよクソでけーの、邪神の皇帝(おうさま)待たせるなっつーの。あ? 行きたくない???
 ゲーミング逆回転曰く虚無エネルギーの逆流(おはいり)だ。これには混沌(けしん)さんもびっくり。ノルマ達成の為に強引に契約取るんだよ!!! このヘルメットは安全だ、しかし鳥の頭にしかフィットしないのは欠陥品では? 知性もないのにアザトート様が首傾げた。

 今日から此処がお前のお家な!!!
 そういや御魂、家賃払ってねぇなあとで突いたろ。

 その為の強制契約だ、ああもう雑な対応だね。

成功 🔵​🔵​🔴​

待鳥・鎬
善悪とかいう相対的な評価に、絶対悪なんてあるだろうか
自分の中にその線引きをしたら最後、嫌でも善と悪を見出してしまって負け戦
なんて、底意地の悪い現象だったりしてね

宇宙の幼生を借りて
見ないように布で包んで懐へ
隠していてもどうせ君には分かるんだろ?
さぁ、纏めて……いや、纏まってから掛かっておいで

相手の攻撃を超音速飛行で躱しながら、ヒット&アウェイの【空中戦】
ただし、振るうのは杞柳の霊刀ではなく「鋼切」
多少【狂気耐性】はあっても僕や杞柳がアレに触れるのは避けたい
でも、善も悪もないこいつなら、斬り付けても取り込まれる心配はない、はず
人のこと斬っておいて、ご自慢の切れ味はそんなもの?
魅せてみろ、鋼切!



 ぼろぼろと紛薬(くすり)がこぼれてしまった、秤もないと謂うのに猟兵(おまえ)は如何やって仕分けると謂うのか。善悪二元論(はかり)にのせられなかった分量(もの)を神様に押し付けていく、成程、それが現象(フェノメノン)の因かもしれない。相対的な評価に『絶対悪』なんてあるだろうか。肉と骨で造られていたアトラクションの面影も、ほんの僅かな『たのしみ』を見出していた。自分の中にその線引きをしたら最後――嫌でも何でも負け戦だ、私(ポーシュボス・フェノメノン)の完成。それは底意地の悪さでは天上天下に満つるだろう、幼児をゆりかごであやす。猫の手を借りるには早かったのだ。
 琥珀色は最初から閉ざしていた。宝石(こつぶ)をふりふり遊ばせつつ、包んだそれらを神様(くちもと)へ投げる。視えていても視えていなくても『餓え』を慰めるのに変わりはない、代替えのない宇宙が凝縮(まと)まっていた――掛かっておいで。
 名状し難い触手その他がムシムシと『発狂(もと)』を食んでいた。隙間を縫うようにして翔けたオマエ、さあ、何を握り締めるのが正解だろうか。杞柳(あのこ)の牙では触れたくない、自分の指でも撫でたくない。ならば――鋼を切断する事に何の枷(ちゅうちょ)が要る、善悪の領域外に切れ味が有った。

 魅せてみろ、鋼切――目玉を両断、逃しはしない。

 人を斬ったならば佛も神も断てる筈だ、絶たれた善意(ひとり)が渦に堕ちていく。はらりはらりと花弁(ひら)いて逝った、断片の苦味は良い。

成功 🔵​🔵​🔴​

カタリナ・エスペランサ
邪悪、ね。たまにはそういう演目も悪くない
共演とは言わないよ。キミたちは舞台装置が精々だ

まぁ……一応味方まで巻き込まないようには最初に気を付けるけど。
《催眠術》による自己《ハッキング》、《闘争心》を<限界突破>させて《バーサーク+無差別攻撃》を解放
ここからは惨劇、全て血祭りにあげるとしよう

普段以上に苛烈に容赦なく。敵の攻撃は《第六感+野生の勘》で《見切り》、《空中戦》で《蹂躙》
敵を斬り裂く攻撃そのものが速度と手数を本命と誤認させる為のフェイク、同時に《目立たない》よう振り撒き刻む魔力で《破壊工作》を進行
仕上げは《全力魔法》の【世界の不完全証明】で圧壊させ葬るよ
ゴミは一つに丸めて捨てるものってね



 莫迦げた演目(せかい)には愚かな大道具(そうち)が不可欠だろう、彼等もしくは彼女等に任せるとして善意塗れでは意味が無い。蔑ろにされた脳味噌が、徐々に、徐々に現象(フェノメノン)と化していく貌(さま)は予定調和の化身と称するに相応しいか。兎も角、たまには『邪悪』も悪くない。共演者を手取り足取りなんて『良い人』ごっこはお終いなのだ、精々が舞台装置(もぶ)、あの照明(ライト)は好調だろうか――証明(ライト)に中てられた猟兵(オマエ)は眼光(ひか)る。干渉すべきシナプスは自分自身、催眠(ほど)こせば外されろよ枷、狂え狂えと闘争心(ろうそく)が融解(と)けていく――ここからは惨劇、総じて血祭の兆しに過ぎなかった。
 暴力性と記してしまえば楽なものだが、マッシュ・マッシュを遠退ける事は出来ない。まるで切り裂き魔(フリークス)の大演舞だ、円舞(ダンス)の先端には真意と偽意が含まれている。ヴェールに隠された工作は如何だ、壊れていく膨張(にく)。爛々と滲み出た不完全(ヴァニティ)、重(おぼ)れろと権能(かみ)が告げた。
 ゴミは一つに纏めて捨てるものってね――圧し潰された肉と目が空間(はざま)と共に崩壊(し)んでいく。戦慄する脳が真っ先にやられたらダメではないか? 刻み込まれた一期一会、二度と出遭えない。

 世界(ひろ)く、平面で有ると誰が断言していたのか。
 大きな亀の甲羅が罅割れていた。

成功 🔵​🔵​🔴​

柊・はとり
e3839be383bce383a0e382bae38081e381bee381a0e6809de38184e587bae38197e381a6e3818fe3828ce381aae38184e381aee3818befbc9fe5af82e38197e38184e381aae38081e3819ae381a3e381a8e4b880e7b792e381abe5b185e3819fe381aee381abe38082e383afe38388e382bde383b3e381afe4b880e4babae381a8e381afe99990e38289e381aae38184e38288e38082



 唸るような夏休みに皆で泊まったご感想をどうぞ、胴々巡りが酷いものだと猟兵(おまえ)は眩み、暗んでいた世界を死体(かみ)で照らした。門(ゲート)に刻まれた文句を今更、反芻する脳味噌(おつむ)などなく、泣きじゃくる子供達(ぜんい)の塊が騒々しくてたまらない。内臓(もつ)を引っこ抜いたかの如くにカタカナ性、本質を曝け出すべきだと決め台詞が滓(のこ)っていた――探偵なら事件現場で死ねよ――殺人鬼で在るならば事件現場で捕縛(つか)まれよ。稀に見る奇々怪々な簿石(ぼせき)がゆっくりと軋み始めた――まだ思い出してくれないのか?
 静寂(さび)しさとは裏腹に現実は醜くも地獄だった。八か所の寒気(さむけ)を誘き寄せたならば永久のERROR、足掻いても足掻いても自動解決には抗えない。そういう現象(フェノメノン)なのだろう、早く糸口(あな)を塞いでくれ――ずっと一緒に居たのに――生温い、腥、人類が齎した異常性だ、二元論が咬んでいる。
 一人とは限らないよ――嘔吐したコードを解読する必要はなかったと謂うのに、ただ面白そうだからと神格(かみ)が手繰る。殺せ殺せの殴り合いが愈々絶対的に迫った――乗っ取られた探偵さん、オマエの姓名を記してくれ。
 合法阿片(おくすり)の吸い方を理解出来なかった。一目見ただけで彼等もしくは彼女等の姿形は理解出来た。クローズド・サークルの囁きだ、理性的とは思えない。その辺に落ちていた証拠品が肉の塊を指差した。
 ――機械仕掛けの神を厭う事に、なんの躊躇が異るのか。

成功 🔵​🔵​🔴​

外道・紫
悪か……どうにもいかんね
人を治すのは、どう考えても善性だろう
ならば取り込んでやろう……元々、私の身体は継ぎ接ぎだ
ここで邪神の身体を継ぐのもいいだろう
それに……なかなかに立派な身体じゃないか、私の貧弱な肉体よりも遥かに動きやすいだろう!

ポーシュボスをメスで切り裂き、私の身体に入れ替えていこう
まずは腕、そして足だ……くっくっく、なかなかに馴染むじゃないか

さぁ、切り刻んでやろう……
ポーシュボス、お前を構成する要素は良い、体が軽いぞ
私の本来の性質は殺人鬼だ……お前の身体は切り刻みがいがありそうだな
ただ私の快楽の為だけに、お前を切り刻むのだ……これほどの悪はないだろう
どちらが先に壊れるか、勝負と行こうか



 善悪の両極端に人の皮を寄せたならば幻影、そのツマミを認識する痛覚はない。見当たらない縫合(いと)を神頼みとした場合の瞑目、もくもくと患者を啄む虚無を知るべきだ。ああ、どうにもいかんね。人を治す、その一言には善性(こころ)だけしか籠っていない。引き摺り混まれたハスター・リクが如何して絶望を晒しているのか、現象(フェノメノン)は思惟した事もないのだろう。内臓に落っことした、大きな大きな腫瘍(あく)の一手間、小石を転がしたカタツムリのような思い込みだ――ならば取り込んでやろう。ぬいぐるみに楽園が在るとすれば即ち現だ、元々ツギハギな肉塊(うで)に躊躇いは無い――嗚々、投下した刃物の鋭さで応えよ。
 なかなかに立派な肉体(からだ)だと猟兵(おまえ)は弄って魅せた、多分なエネルギーを入れ混むには苦労するが、塑れは々れ、取り替えっ子の魔性に溺れてしまえば好い。貧弱な君よりも遥か彼方、動き易さ重視だと神が謂う。
 つまり天啓に脳を委ねれば楽だったのだ、切り取った部位を換えていく。腕に足にその他諸々、クツクツと嗤う馴染み肩(にく)は如何だい? 外れた感覚が嬉しそうに埋まっている――お前を構成する要素は良い、身体が軽いぞ。

 切り裂き魔の笑みは暗んでいる、殺人鬼のきまぐれ。
 添えられたノコギリを咀嚼しろよ、うまいうまい。

 何方が先に壊れてしまうのかと傍観者(だれ)かが首傾げた、他人事みたいな面して兎がボロボロしている。これほどの悪を細胞(かけら)は知らない、おや、この心臓は確かな人(もの)だろう――刻まれた宇宙の甘噛み。

成功 🔵​🔵​🔴​

アディリシア・オールドマン
POW

宇宙……狂気……邪神……。うむ。よくわからん。
よくわからんが、こいつは人を食らうのだな?
なら敵だろう。倒せばいい。

ほう。私の中に来たいのか?
来るなら来い、私は一向にかまわん。
すでに一人、同胞が住んでいるのだ。この身に増えたところで、困りはしない。

ふむ。狂気か。……やはりよくわからん。
グダグダと囀るばかりで、何を言っているのかわからん。
簡単に言え。敵か、違うか。それだけを答えろ。
答えないならば敵だ。敵は倒す。簡単だろう。

武器を振るい、拳を振るい、手あたり次第に殴り飛ばそう。
食わないのか、だと?
こんな拙そうなものを食えるか、阿呆め。
いくらでも来い、ポーシュボス。
貴様の狂気など、知ったことか!



 塵から幕を開けた宇宙(コスモ)の煌めきも、人類の善意の『数』には到底敵わない。叶う術(はず)もない垂れ流しが手と手を合わせ、遭わさった埒外の時(はり)だけ絶望(カタカナ)していく。蔓延っている狂気を滅ぼす方法など見当たらないのだろう、蠢き永久(つづ)ける邪神像(たこあし)が膨張(ぶくぶく)と鳴いていく――うむ。よくわからん。明滅する双眸(め)が鎧(かく)の内、理解する事を放棄していた。こいつは人を喰らうのだろう。こいつは人に仇なすのだろう。たとえ善意の現象(フェノメノン)だとしても、倒せばいい事に『かわり』はない。
 繰る々ると伸縮自在な存在(もの)が猟兵(おまえ)の中(のう)を弄った。どうかしている、同化してくれ、カタカナ塗れの煉獄がずるずると這い寄って――同胞が住んでいるのだ、何体増えたところで戦人(せんし)に異はない。困りはしないと底の知れない器、嗚呼、事態解決の化身曰く。
 管々(ぐだぐだ)と囀っていた鵺(わからない)はドレッドノートを殺せない。何を言っているのかと傾げた頭(こうべ)を元に戻す。敵か、違うか。それだけを答えろ――言葉のドッジボール、簡単な方程式だ。

 殴り潰した顔面、それは目玉だったのか?

 坐して待つ事など莫迦らしい、揮った巨大斧(えもの)が肉を叩いていく。喰わないのか喰わないのか喰わないのか。「阿呆め」拙(くさ)った残り物は狗も選ばない、イカモノ世界は頭蓋の二重(かさ)で十分だ。貴様の狂気など知ったことか! ポーシュボスの再生(うご)きに合わせてタダ重く、バーサークの領域。
 真直ぐだ真直ぐだ、ひえた皮(がわ)を接続(つな)げよ。

成功 🔵​🔵​🔴​

リサ・ムーンリッド
●社会という枷の前に善を模してたタイプの邪悪
オブリビオンなら人間じゃない…とはいえ、外聞とか信用とかあるから色々気をつけなきゃだったけど…なるほど
こういう相手じゃ仕方ないもんね
と、建前を気にしなくていい状況にウキウキ

●世の全ては好奇心を満たすための素材かそれ以外かしかない
中の生物たちはどのくらい残ってるのかなぁ
この声は餌を集めるための擬態か、それとも本当に取り込んだ者の意志なのかな?
といった好奇心のままに遠慮なく行動を開始します
『宇宙の幼生』を餌に呼び寄せて行動開始
持ち込んだ機材で計測を試みながら呼びかけてみて、反応に意志があるか確認するなどしてみよう
途中から興味は「中身」に移り、『超小型の炭素荷電粒子銃』で切断して解体を試みます

なかなかしぶといなぁ反応の差異によって感覚の有無がわかるから良いことだ
これは人の赤子のパーツかな?これは邪神のパーツだね
なるほどなるほど、と楽しげに解体
一連の無防備な行為はUC『貪欲な好奇心』による能力アップに還元して回避や解体作業に反映



 田舎の空気を肺砲(わた)に入れ込んだのは何時だったのか、混沌を遊ばせた猟兵(おまえ)の微笑は何処か細々とした橋を造っていた。一歩一歩と進めば進むほどに三次元の断面、このような二次元を如何して愛でているのか。兎も角、枷を外された獣(ひと)に微調整(ほど)こす習わしなどない――外聞信用その他を引き摺る、息苦しい領域から解放されたら素晴らしい、こういう相手じゃ仕方ないもんね。枕元に置いていた秩序(テープ)を剥がしてしまえ、あの邪神(だれ)かに触れられた経験も楽しさの証(たから)で在る。胸が高鳴れば脳髄をホルマリン漬けに、さあ、ウキウキワクワクのお試し会の開幕だ。
 この世だとかあの世だとか柘榴(つみ)に訊ねても面白さを見出せない、ならば掬う為に自らが動かなければダメだろう。中身だ、要なのは中身の『もの』だ、者と物の境目をイカモノにして見分ければ良い。どのくらい残ってるのかなぁ。疑似餌(あんこう)の光に誘われた登場人物(もぶ)、塑のカタカナを解読したいと宇宙を掴んだ。
 取り込んだ存在の意志・意思で在るならば身勝手に貪る筈がなかったのだ、滴った幼生(よだれ)が融合(と)けていく事でシナプスが可笑しくなる。この狂いっぷりはきっと観察し尽くした結果なのだ。計測した※※は無限大(エネルギー)を放出している。アナタは誰だい、鏡面を晒されて錯乱して異――次段、銃声(ばん)と切り開くと良い。
 解体(ばらばら)とこぼれた眼球を懸命にほじくっている。なかなかにしぶとい『ひと』ではないか、反応の差異によって感覚の有無が深淵(ふか)くわかる。おや、その部位はとても新鮮だ、塩と化すにしては勿体ない。おぎゃあおぎゃあ。

 胎児が臍の緒を千切っている、自殺願望でも在るのか。

 これは邪神のパーツだね。大切な大切な塵屑の如くに扱って仕舞うと好い、イカレているのは十分に理解出来た。無防備な演技(ふり)した狡猾性だ、吐瀉物じみた邪悪に相応しい。ちょっとその話聞かせてもらえるかい――好奇心の怪物が光を覆った。

成功 🔵​🔵​🔴​

中小路・楓椛
ごきげんよう、ダゴン焼き屋…こと、■■■■■■■■です。
他の猟兵の皆様が手を出し辛そうなので先制で助力に来ました。

ニンゲン…猟兵の位階で通じる善悪なぞ正直興味もありません。私の心?は私だけのもの、バケモノに喰わせる義理も道理もある筈も無く「疾く去ね」というやつです。

【クロさん】に乗り込み装備【ばーざい・xxxx】全技能行使、【神罰・呪詛・限界突破・封印を解く】併用でUC【にとくりす】起動、黒き粘液の軍勢を召喚。初撃を相殺しつつ目の前に顕れるポーシュボス?を片っ端から暴食。
体積と勢いが減ったところでxxxxの対神性セイフティロック及びリアクターリミッター開放。仮にもカミを自称し私の眼前に立ち塞がり敵対するならそれは殲滅対象です。
本質が邪神だかスナークだか知りませんが…私の心穏やかな休暇を潰した落とし前を――――喰らえ「カミ殺し」。

さて、このオーバーロードとやらで真の姿がどうこうという話らしいですケド……どうです、私の最初の名乗りをアナタは知覚する事ができましたか?



 正位置と逆位置の絶対性を人類が説く事など出来ない、臓腑をひっくり返しても『反対』とは言えず、このおぞましくも美しい無秩序こそが神意(プロヴィデンス)なのか。忌々しい、ちょろちょろと鬱陶しい溝鼠が筆の価値を誤っていたのだ、ごきげんよう。ダゴン焼き屋こと――です。他の猟兵(みなさん)が手を出し辛そうに思えたので助力に来ました。電子レンジにつっこんだ生卵の破裂(さいご)は当たり前に近しい、位階(かお)遭わせに興味があれば良かったのだ。疾く去ね、総ては一言で片付けられる。
 バケモノ風情に喰わせる義理も道理もなく、朽ち果てて往くべきだと妖しげが紡ぐ。真っ黒い歯車(レバー)を引いたならば悉くの行使だ、醜くも人らしい領域(テリトリー)を外(がい)からブチ禍ます――罰されるべきは邪神だろう、ルビは現象(フェノメノン)にお任せするしかない――大竜巻に大渦巻、真っ白い光にテケリ・リ啼けよ。偃月(つき)の煌めきを杖ずに揮え、星辰(シナプス)が都市部(みなそこ)を揺らしていた。
 粘液(くろぐろ)と軍勢が衝突した、顕現(あら)われ続ける連中を片っ端から喰い散らかしてしまうと素晴らしい。このオードブルは家族に悦ばれる事請け合いだ。減りに減ったヌガーを改めつつ――立ち塞がる邪に邪を解放せよ、そろそろ頃合いだと思うのだが?
 弁護論(ダゴン)の冒頭は如何にして綴られたのか、真意を掻き集めるには古本を啓く他にない。本質がスナークだか知りませんが、善と一を乱立するのは刺激的ですらない。私の心穏やかな休暇を潰した落とし前を――チェーンソーの使い方を知っているのか、そんな程度では済まされない――喰らえ「カミ殺し」。
 口にするのも憚られているのだ、■をいくつ繋げても化身(がわ)しか解せない。超克(オーバーロード)で彼方側を発かれたとして、神様は腐敗臭(におい)を残さないだろう。私の最初の名乗りをアナタは知覚する事ができましたか?
 ――カタカナ生涯で如何やって発音するのか、伝授してほしい。

成功 🔵​🔵​🔴​

ロニ・グィー
アドリブ・連携・絡み歓迎!

んもー
とんだ腹ペコくんもいたものだね!

●UC『神論』使用
オーケー!つまり邪悪なボクに戦ってもらえばいいんだね!
頼んだよ、ボク!
という屁理屈と世界改変と時間遡行で善と悪に別れていた頃のボクまで巻き戻って悪いボクに戦ってもらう!
悪ロニ「フッ、なんでボクがそんなこと…なんて言わないから安心しなよ。どっちがより悪(ワル)か、宇宙の幼生(美味しそう!)を食べるか、はっきりさせようじゃないか!」
と巨大[餓鬼球]くんたちをドーンッ!貪り喰っちゃえ!

悪ロニ「もちろんボクは大人しく還るつもりなんて無い!さあ遊ぼう!ボクとボクが戦い合って力を使い果たせばこの世界も滅ぼされずに済むかもね!」

ドーンッ!
それドーンッ!
あはははははっ!
やったなー!次はこうだーっ!

その度小さくは砲弾のよう、大きくは小天体のような球体をぶつけあう
決着は……このままじゃ着きそうにないなあ
…あれっ?そもそもなんでボクたち同士で戦ってるんだっけ?
悪ロニ「アハハハッ!楽しかった!疲れた!から、もう還るね!」



 円形の大顎(くち)から吐き散らかされる理不尽は一種の子供身を与えていた、卵味のふりかけをかけられた炊き立てご飯、ほかほかと台無し加減を愉しんでいるのだろう。とんだ腹ペコくんもいたものだね! 寝転がりつつ暴食した現象(フェノメノン)は何処か冒涜的で在った――んもー。けらけらと謳い始めた文面(つら)がひとつふたつと修正(なお)しを成して往く、これを都合主義だと謂わずに何と描写すれば良い――オーケー! 明快な時間軸ではないか、つまり邪悪なボクに戦ってもらえばいいんだね! 局外者(アウトサイダー)は鏡面を覗き込んで絶望しない、蔓延ったカタカナ遊びを咀嚼していたのだ。
 頼んだよ、ボク。屁理屈を大釜にブチ込んでソドムとゴモラ、異様な臭いを称えたならば遡行など人の匙と解せよう。善悪二元論に別れていた神様(ぼくら)、塑の球状は跳ねるのに適している――なんでボクがそんなこと――なんて、言わないから安心しなよ。金色が四つ煌めいたらピンクの餓鬼道、胴体から喰い歯ばった至福だろう?
 何方が真の悪(デビル)なのか教えてやれ。何方がたらふく幼生(コスモ)を啜るのか。競争(ハッキリ)させようじゃないかと狂騒、厭の強壮は誰が為の貌無しと嗤う――天へと掲げた餓鬼球(はらわた)、叩き付けろよ大顎(ドーン)大口(ドーン)ッ!
 貌(かがみ)合わせのボクとボク、現象(あれ)をホッタラカシにしての大乱戦だ。もちろん悪(ボク)は大人しく還るつもりなんて無い! キャッキャと拍手したならば遊ぼうか、永久に永久に咲き誇る花火ならば最適だろう。何れ力を使い果たせばこの世界(すべ)て、滅ぼされずに済むかもね――シンプルな暴力性だ、感覚的な大渦が呵々(まき)起こる。
 傍から見れば黙示録(アポカリプス)だが、彼等(ぼくら)視点ではじゃれあいでしかない。ドーン、ドーンの反芻に、あはは、あははの明るい声だ、やったなー! 次はどうなるのかと放置されたカタカナ、混沌とした場に揺れが生じる。
 小さくて砲弾大きくて小天体、爆ぜるミルキーウェイが刹那、無尽蔵の殴り合いを想わせていく。このままじゃ勝敗も判らないのだ、何故かって滅茶苦茶の玩具、ネジの外れた箱庭は嬉しかったのかい? アハハハッ! 楽しかった! 疲れた!
 最後に轟々と改められていたキャンディ・キャンディ、そのロリ・ポップを砕いてくれ。もう還るね――加工されたポーシュボスは神論(ページ)に記されていない。

成功 🔵​🔵​🔴​

虻須・志郎
なぁにが楽園だよ……こんな所まで邪神様は出張サービスか
延長は遠慮しとくぜ、ここでカタぁつけてやる

奴の土俵でタイマン張らせてもらう
いや――タッグマッチか
『阿呆な事抜かしている場合か。こ奴は……』
ご同胞か? だったら話は早い
俺達の流儀でやらせて貰おうッ!

オーバーロード――俺は戦闘服を纏い
第四の蜘蛛はその真の姿をさらす
超越的な蜘蛛の神、赤黒い空間そのものが界渡る蜘蛛の糸
十分に『邪悪ナる者』だろう。覚悟はいいか!

俺自身の善性はファルシオンに殺させる
AIで自身をハッキング――心という部位破壊だ
バックアップに預ければ問題は無い
第四の蜘蛛は地形を利用しロープワークで奴を捕縛
恐らくそれに有効な武器形態に変形するだろう

『フフ……蜘蛛の巣を晴らそうというのか。馬鹿め』
それが狙い、蜘蛛の巣を罠に俺は目立たない様近付いて
捨て身で奴をブン殴り生命を吸収
朝飯抜いて来たから幾らでも喰らえるぜ
回復した所で本命――真に暴れるのは蜘蛛の方
騙し討ちって奴だ。悪いだろう?
狂いそうな怪異言語の応酬を聞きつつ
俺は安全圏へ退避するさ



 棺に紛れ込んだ生存者、絶息が為に腐れたのはよくある経験だろう、弄された人物の末路を如何して編集者(やつら)が理解出来たのか。こっちの水がひどく甘くて魅力的だ、潮の臭いに触られて臓腑が変質していく――なぁにが楽園だよ―どんな深淵(せかい)にも出張サービスだ邪神様、延長料金は支払えない「ここでカタぁつけてやる」最終的には善性(ひと)を解せなければ木偶なのだ、奴の土俵(テリトリー)に長靴で踏み込め。
 一対一(タイマン)だと堂々告げたのは何者だったのか、少なくとも両者『一体』とは思えない。同化しているのはお互い様で、これを表現する場合はタッグ・マッチだろう。「阿呆な事抜かしてる時刻(ばあい)か。こ奴は」――何度目かの貌遭わせではないかご同胞、話がはやい邪悪(もの)は楽で好い――俺達の流儀でやらせて貰おうッ! ようこそ身投げの大渦巻(ワールプール)、寄生された蝸牛の気分でどうぞ。
 超克(オーバーロード)へと到達(いた)りしは橋(しおり)を挟んだ空繰るオマエ、編んで纏った戦闘服(ころも)はヤケに複眼(くろ)かった。艶々(てらてら)と顕現(あらわ)れた第四の兆し、なあ、後先考えずに拳を掲げるのは素敵だろう――魂(たま)を喰らうかの如くに赤黒い空間(つら)、渡れ渡れと意図を汲み取る――十分に『邪悪ナる者』だろう。発揮し尽くせよ覚悟の化身――善性曰く、そんなにも簡単に手放せたとは!
 部位破壊するのに時間(はり)は要らなかった、粉微塵と化した非物質を宇宙(コスモ)に逃すと良い。酩酊した感覚を悪意(こころ)に留めてロープ・ワーク、捕縛したならば頃合いだろうか。ポーシュボス現象の変異、塑ろ々ろ終いだと莫迦(ひと)に告げろ。
 フフ、フフフ――如何にも細胞分裂が思惟しそうな果実だ、断ち斬り鋏の乱雑さに『すくい』はない。最終的には猟兵(おまえ)の狙い通りに陥ったのだ――灯台下暗しの汎用性、近付いた時点、応えても遅過ぎる。
 朝飯前だと宣言したのだ、ブラック・ホールを消滅(と)める食餌(もの)などない。十八番巡りの※撃が現象(フェノメノン)の大部分を喰らっていく、たとえ再生(なお)せたとしてもど真ん中は液化の洗礼、騙し討ちってやつだ、悪いだろう?
 カタカナとアクロの混濁(にご)りに充ちて蜘蛛はニンマリと口腔(くち)を晒す、怪異言語(アザトホース)のバイバイを片耳に、安全圏へと退避せよ。

 ――宇宙をお残しした末路に聞こえたのは我々の悪意で在り膨大な善意など無個性的にバラツク他ない、満たされた腸は最早、彼等もしくは彼女等を失っている。

 おやすみの贈物は論じる頭(おつむ)を欠かしていた。
 宇宙的なおそれは貴様等の糧と成るだろう、随分と化け物らしいな。
 ――滓(ひかり)は渦さえも創れなかった。

成功 🔵​🔵​🔴​



最終結果:成功

完成日:2021年09月20日


挿絵イラスト