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アポカリプス・ランページ⑬〜全・力・全・壊!嵐

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●嵐の中に輝く光となれ
「貴官らにフルスロットル・ヴォーテックスの撃破を頼みたい。」
 エハド・ショウヘル(統御の一・f31086)が周囲にいる猟兵達に招集をかけて告げるのは決戦の時。
「かの者はアメリカ大陸中央部でオブリビオンストームを集結させている。それを集め巨大化させて世界を飲みこもうとしているのだ。」
 極大化したオブリビオンストームによる世界の滅亡。極めてシンプル故に効果的な手段である。
「オブリビオンストームを完全掌握するのにはまだ時間がかかる。そうなる前にケリをつけねばならん!」
 立体画像を投影しながら彼女は状況説明を開始する。
「今回のフルスロットル・ヴォーテックスは先制攻撃こそしないが装備する甲冑ヴォーテックス・アーマーから巻き起こすオブリビオンストームとそこから発生するオブリビオンを武器として戦う。」
 戦場を荒れ狂うオブリビオンストーム。これらはオブリビオンを発生させる根本であると同時にそれ以外の生物、すなわち猟兵達にとってはそこにいるだけで死に至る猛毒の嵐である。
「故に荒れ狂うオブリビオンストームに対抗する方策を用意せねば戦いにすらならずに敗北するであろう。そのことに注意しつつ戦術を検討するのだ。」
 そう言いながら彼女は転送ゲートを開き猟兵達に向き直る。
「他のフィールド・オブ・ナインが控えている中、奴には少しでも打撃を与えておいて万が一の事態には備えておかねばならん。貴官らは命を賭して任務を遂行し必ず生還せよ!」
 そう言って猟兵達を戦場へと誘った・・・・


紅時雨
 どうせなら別パターンもやってみましょう。
 紅時雨と申します。
 難易度はやや難となりますので判定は厳しくさせていただきます。
 こちらのフルスロットルは先制攻撃は行いませんがオブリビオンストームが荒れ狂う中に身を置いておりまた自身の甲冑からオブリビオンストームを放つのでストームの中に飛び込まねば戦闘に持ちこめません。
 しかもオブリビオンストームはオブリビオン以外には毒であり無限にオブリビオンが湧き出す場所でもあります。これらに対する対策を立てねば戦いにすらならずに吹き飛ばされてしまうでしょう。


 プレイングボーナス……オブリビオン・ストームに飛び込み、毒と敵群を乗り越える。

 オープニング承認され次第受付を開始しますが並行してシナリオ進行していますので失効した場合はそのまま再送をお願いいたします。最低限の運用、文字数も最低限になると思われますがそれでも良ければよろしくお願いします。

【オーバーロードに関して】
 MSページに記載していますのでそちらをご参照ください。送っていただく分には大丈夫ですが必ずしも採用されるとは限りません。
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第1章 ボス戦 『フルスロットル・ジ・アポカリプス』

POW   :    崩壊世界の覇者
レベル×1体の【オブリビオンレイダー軍団】を召喚する。[オブリビオンレイダー軍団]は【略奪】属性の戦闘能力を持ち、十分な時間があれば城や街を築く。
SPD   :    フルスロットル・ストーム
【ヴォーテックス・アーマー】から、戦場全体に「敵味方を識別する【オブリビオン・ストーム】」を放ち、ダメージと【致死毒】の状態異常を与える。
WIZ   :    ヴォーテックス・アーマー
自身の【ヴォーテックス・アーマー】から【オブリビオン・ストーム】を放出し、戦場内全ての【猟兵の接近】を無力化する。ただし1日にレベル秒以上使用すると死ぬ。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

空桐・清導
POWで挑む

さて、毒の大嵐に無数の敵
流石はオブリビオン・フォーミュラってとこか
けど、オレもヒーローとして負けられないんでね
全力で行かせてもらうぜ!

ソルブレイザーに跨り、UCを発動
バイクや武装を重武装化
吹き飛ばされにくくする
敵の攻撃を[オーラで防御]出来るようにしてから突っ込む
サンライザーを[一斉射撃]
剣からは[斬撃波]を放つ
更に、[騎乗攻撃]でレイダー軍団とオブリビオンを[蹂躙]
毒は[気合]で耐えて素早く嵐を突破する

さあ、決着をつけようぜ
フルスロットル!
ソルブレイザーをウィリーして攻撃し、剣で追撃
最後は距離を取って[誘導弾]を発射し、
防いでいる時に急接近して急停車
自身を射出して十字に斬り捨てる




 諸人を拒むように荒れ狂うオブリビオンストームとそれを操る巨人。それに挑まんとする一人の少年がいた。
「さて、毒の大嵐に無数の敵、流石はオブリビオン・フォーミュラってとこか。
けど、オレもヒーローとして負けられないんでね。全力で行かせてもらうぜ!」
 "超鋼真紅" ブレイザインを身に纏った空桐・清導(ブレイザイン・f28542)は愛用のバイク、ソルブレイザーを起動させ
「装着!」
 掛け声と共にバイクが武装が重装化していき無骨な見た目に変化していく。
「よし・・・・行くぜ!」
 局所撃滅型白兵形態へと姿を変えたソルブレイザーの姿を確認した清導はオブリビオンストームの中へと突入
「来るか小僧・・・レイダー共よ、奴の全てを奪い尽くせ!」
「「「「「ヒャッハー!略奪だ!」」」」」
 それを見て取ったフルスロットル・ヴォーテックスは1000を超えるレイダーを召喚し全てを奪わんと迫りくる。
「やらせねえぜ!」
 だが、迫りくるレイダーなど彼にとっては有象無象。
 サンライザーの一斉射撃がヴァイスリッター・ツヴァイの光の斬撃が敵を薙ぎ払い吹き飛ばしてゆく。
(くっ、毒が肺に入ったか)
 寧ろ彼にとっての最大の敵は生きる者全てにとっての毒であるオブリビオンストーム。
 嵐に吹き飛ばされるこそないが呼吸の度に入る毒が肺を焼き嵐に身を置く鎧を溶かし蝕んでゆく。
「見つけた!さあ、決着をつけようぜ、フルスロットル!」
「来るがいい小僧。そして骸の海へ行けィ!!」
 それでも尚嵐の中を突き進み遂にその中心であるフルスロットル・ヴォーテックスに辿り着いた清導はソルブレイザーを駆り突撃、フルスロットル・ヴォーテックスはそんな彼を叩き潰すべく巨大なチェーンソーを振りかぶる。
「あいさつ代わりだ。誘導弾、発射!」
ソルブレイザーから撃ち出された誘導弾は過たずに巨人へと殺到し
「この程度で・・・侮るでないわ!」
 チェーンソーを一振りして全て叩き落し獅子吼するフルスロットルが目にしたのは爆炎を突き破って現れた清導…ブレイザインの姿。
「!!!」
 そうこれこそが彼の狙い。誘導弾を迎撃させて目晦ましにし自身は最高速度にまで達したソルブレイザーを急停車、慣性の法則に敢えて身を任せて飛び出し自身を弾丸と化し敵の間合いへと入る。さしものフルスロットルも自身を弾丸にして飛び込む者がいるとは予測できなかった。
「フルスロットル、覚悟!」
 見事間合いに入ることができたブレイザインが繰り出す二刀の剣閃はフルスロットルの巨体に十字の傷を刻み込んで見せたーー

成功 🔵​🔵​🔴​

シエナ・リーレイ
■アドリブ絡み可
いくよー!とシエナは突撃します。

シエナにとってオブリビオンストームとは『お友達』候補が無限湧き出すとても素敵なイベントです
嵐の中へと飛び込んだシエナは最寄りの『お友達』候補へ駆け寄ると仲良くなる為に楽しく遊び始めます
そして、『お友達』候補が遊び疲れて眠れば特性のお呪いで『お友達』に迎えます

シエナは『お友達』と共に嵐の中を駆けまわり、『お友達』候補と遊び『お友達』に迎えてゆきます
そして、嵐が弱まってくれば嵐の中で得た沢山の『お友達』と共に嵐を起こしてくれていた『お友達』候補へお礼を言いに行きます

オブリビオン・ストームを起こししてくれてありがとう!とシエナはお礼を言います。




 この日は彼女シエナ・リーレイ(取り扱い注意の年代物呪殺人形・f04107)にとって最良の日であったことだろう。
「いくよー!とシエナは突撃します。」
 喜び勇んで駆け寄っていく彼女をフルスロットル・ヴォーテックスは冷ややかに見つめ
「ふん、近づけさせんわ。巻き起これ、オブリビオンストーム!」
 ヴォーテックス・アーマーから巻き起こるオブリビオンストームは周囲にあるそれよりも強烈で際限なく現れるレイダー達も合わさり何人も近づくこと叶わぬ領域が出来上がる。
「アハハ!お友達と一緒に遊べて嬉しい!とシエナは歓喜します。」
 だが、シエナはオブリビオンストームの中に飛び込むと湧き上がるレイダー達に追いかけまわされながら嬉しそうにしているだけで一向に中心にいるフルスロットル・ヴォーテックスに近づこうとしない。
 寧ろ引き連れた人形と一緒に嵐の中を楽しく駆けまわり現れたレイダー達を相手に鬼ごっこ?をして遊んでいるように見えた。
「ぐげぇ!」
「ごヴぁ!?」
 そうこうしているうちにレイダー達は苦しみだして倒れてゆく。オブリビオンストームの中で死ぬはずのないレイダー達が次々と倒れ。彼らの元に黒い何かをしみ出したシエナとお人形が近づいて
「あなたもわたしの『お友達』になって!とシエナは特性のおまじないを『お友達』候補にかけます。」
 そう言いながら自身から染み出す呪いに蝕まれ倒れたレイダー達を次々と「お友達」にしてゆくシエナにフルスロットル・ヴォーテックスは戦慄する。
 痛覚のない人形の身は毒で焼かれようが効果はないという事よりも倒した相手を「お友達」という名の人形にしていくその躊躇いのなさに巨人は久しく忘れていた虞を思い出した。
 かくして巨人が限界を迎えて嵐が収まるまで少女は「お友達」をたくさん作って一杯遊んで嵐が収まった後に巨人に対してスカートのすそを摘まんでお辞儀しながらこう宣う。
「オブリビオン・ストームを起こししてくれてありがとう!とシエナはお礼を言います。」
 悪意の欠片もない感謝の言葉にフルスロットル・ヴォーテックスは戦慄を隠しきれそうになかったーー

成功 🔵​🔵​🔴​

木霊・ウタ
心情
カタストロフなんて起こさせて堪るか
フルスロットルをぶっ飛ばして
海へ還してやろうぜ

ストーム対策
全身に地獄の炎を纏いUCを発動
その速さで嵐を突っ切る

炎と、炎が呼ぶ風とで
毒を燃やし吹き飛ばし
敵軍を焼却&吹き飛ばしながら間合いを詰める

接近できない時には
ストームの風の流れに乗っていなしながら
更に地獄の炎の火力をあげてオブリビオンストームそのものを焼却

戦闘
炎の矢と化してフルスロットルへ

その勢いのまま獄炎纏う焔摩天を振るい
アーマーを砕きながら薙ぎ払い
炎に包む

死の渦なんて及びじゃないぜ
俺達は未来へ進む
あんたも「死の渦のユーベルコード」
とやらの犠牲者なんだろうな
可哀そうに
海へ還れ

事後
鎮魂曲を奏でる
安らかにな




(カタストロフなんて起こさせて堪るか!)
 荒れ狂うオブリビオンストームの戦場に立つ木霊・ウタ(地獄が歌うは希望・f03893)は立ちはだかる巨人を前にして改めてその意思を確かなものとした。
 この世界に未来などないと断じる巨人フルスロットル・ヴォーテックスは内燃機関をフル稼働させてウタを葬り去らんと。
「荒れ狂えオブリビオンストームよ!この世界を終わらせるために!」
 巨人の咆哮と共に巻き起こるオブリビオンストームはウタの接近を拒むかのように  目の前に立ちはだかるが彼は愛用の大剣焔摩天を掲げて不敵に笑って見せ
「嵐のお通りだ。ちょいと荒っぽいぜ?…焔摩天、転生!」
 次の瞬間、コードを解き放ち炎の塊と化したウタはオブリビオンストームの中へと突入。時速500㌔を超える速度でオブリビオンストームを突破せんとするが・・・
「ほう、中々思い切りがいいな小僧。だが、ユーベルコードだけで突破出来る程この嵐は甘いものではない。貴様の炎などかき消してくれるわ!」
 実際、オブリビオンストームの勢いは半端ではなく舞う毒や群がって飛翔するレイダーを焼き払っているものの突破してフルスロットル・ヴォーテックスに直接迫るには互いに力の差がありすぎた。
(ならば!)
 強行突破は無理と判断したウタは即座に思考を切り替えて嵐の流れに逆らわずにいなしながら己の炎を強めていき嵐を焼きながらその発生点たる巨人を目指す。
「来るか。」
 静かに呟いたフルスロットル・ヴォーテックスが巨大なチェーンソーブレードを構えるのと
「死の渦なんてお呼びじゃないぜ。俺達は未来へ進む!」
 焔摩天を構えたウタが炎の矢となってフルスロットルに突撃したのはほぼ同時であった。
「砕け散れぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
 少年を血煙にせんとする巨大なる刃と少年の手にする断罪の炎が交差し
 ズンッ!と落ちたのは巨人の構えたチェーンソーの刃であった。
「あんたも死の渦のユーベルコードとやらの犠牲者なんだろうな。安らかに海に帰れ。」
「・・・否!我は返らぬ!貴様らを世界諸共骸の海へ叩き落しオブリビオンという栄光へと至る道を歩ませるまで我は終わるわけにはいかぬのだ!」
 ウタの鎮魂の手向けを拒絶してアーマーに更に深い傷を負ったフルスロットル・ヴォーテックスは更なる闘志を奮い立たせたのであったーー

成功 🔵​🔵​🔴​

虚偽・うつろぎ(サポート)
世界問わず大歓迎
世界を超えて自爆活動さ
アドリブ連携等ご自由に

登場即自爆
自爆できれば台詞も活躍もいらぬ!
速攻で自爆することが最優先
1歩も動かず即自爆
そう、自爆だ
僕に自爆をさせるんだ!
僕もろとも鏖殺だ
これぞ鏖殺領域なり

ただ自爆するためだけに現れる存在
何かいきなり自爆する怪奇現象
もはや災害である

技能:捨て身の一撃を用いての
メッサツモードによる高威力な広範囲無差別自爆

射程範囲内に敵が1体でもいれば速攻で自爆
自爆することが最重要
なので敵がいなくても自爆するよ
大事なのは自爆までのスピード
有無言わせぬスピードで自爆する
これ最重要だね

捨て身の一撃なので自爆は1回のみ
1回限りの大爆発
自爆後は爆発四散して戦闘不能




 フルスロットル・ヴォーテックスはいきなり開幕直後の大爆発に巻き込まれてしまった。
「な、何だこれは!?」
 荒れ狂うオブリビオンストームと舞上がる毒を容赦なく吹き飛ばしついでに発生源であったフルスロットル・ヴォーテックスを吹き飛ばした大爆発を起こした当人は既に息も絶え絶え虫の息である。

 その男虚偽・うつろぎ(名状しやすきもの・f01139)が唐突に目の前に現れた時フルスロットル・ヴォーテックスはさほど慌てはしなかった。
 なんというか彼からすれば見た目ひょろひょろのブラックタールだったしなにをするでもなく突っ立っていただけであったのでオブリビオンストームを突破できまいと踏んだのだ。
 それが間違いであった。うつろぎは自爆することしか考えていない。如何に早く、いかに広範囲に、如何に多くを巻き添えにするか?転送されて目の前に嵐や巨人が映った瞬間、彼は即断した。
「うつろぎ式・切宮殺戮術『一爆鏖殺』 これが僕の鏖殺領域さ!」
 捨て身のユーベルコードを解き放ち何もかも吹き飛ばした手ごたえを噛み締めながら彼の意識は闇の中へ消えてゆく・・・
 これが全てだ。
 後に残ったのは吹き飛ばされた身を起こして訳も分からずに呆然とするフルスロットル・ヴォーテックスのみであったーー

成功 🔵​🔵​🔴​

キャロル・キャロライン
フルスロットル・ヴォーテックス。
この世界を汚すフォーミュラの一人。
清浄な世界を取り戻すため、神の力をもって抹消します。

オブリビオン・ストームのことを考えると長期戦は不利です。
最初から全力でいきます。

身に纏った神鎧と神套、身体を覆う神衣、そして前方に構えた神盾で毒を防ぎつつ、神翼を展開して一気に距離を詰めます。
レイダー軍団が湧き出てきたならば、UCで召喚した幾多の神槍を放ち、その全てを貫きます。
フルスロットルに接近できたならば、神鎖で動きを封じつつ、浄化の力を込めた神剣でもってその存在をこの世界から抹消しましょう。

世界の終わりを定めることができるのは神のみ。
貴方のごっこ遊びはここで終わりです。




(フルスロットル・ヴォーテックス。この世界を汚すフォーミュラの一人。)
 己を神に選ばれし者と定義する騎士キャロル・キャロライン(聖騎士・f27877)
「清浄な世界を取り戻すため、神の力をもって抹消します。」
「やってみるがいい!神とやらに縋り付く哀れな小娘よ。」
そう言いながらフルスロットル・ヴォーテックスが巻き起こすオブリビオンストームとそこから現れるレイダー達を見ながらもキャロルは恐れることもなく
「神のご加護は我にあり!」
 神翼《アーラ》を広げて同時に神盾《スクトゥム》を進路上に掲げながらフルスロットルを目指して一気に間合いを詰めていく!
「「「「「ヒャッハー!死ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」」」」」
 襲い来る雲霞の如きレイダー達の軍勢を前にしても彼女は怯まない。
「神罰!」
 解き放ったコードと共に放たれる無数の神槍がレイダー達を貫き倒れ伏す。彼らの間を縫うように飛んで迫り来るキャロルをフルスロットルはチェーンソーブレードを構えて
「よくぞ来た。褒美に死を齎そう!」
「いえ、死ぬのは貴方です。神鎖よ!!」
 キャロルの言葉に応えて神鎖《カテーナ》が顕現しフルスロットル・ヴォーテックスの体に絡みついて動きを封じる。
「世界の終わりを定めることができるのは神のみ。貴方のごっこ遊びはここで終わりです!」
 そうして動きを封じながらキャロルは神剣《グラディオス》に込められし浄化の一刀を振るいフルスロットルを浄化して行く・・・
「ふん、ごっこ遊びか・・・貴様がそう断じるのは構わん。逆に我が問おう。」
 勝負は決した。
 崩れ行く巨人は静かに騎士に問うた。
「貴様の神とやらの実在はいったい誰が証明してくれるのかな?」
 決して答えの出せぬ問を投げかけて巨人は塵も残さずに崩壊していくのであったーー

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2021年09月27日


挿絵イラスト