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アポカリプス・ランページ⑮〜恐怖心に打ち勝て(作者 彌厘
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●グリモアベースにて
「アポカリプスヘルの、戦争も、中盤、ですね。皆さん、お疲れ様、です」
 集まった猟兵たちにねぎらいの言葉をかけたのはアリス・トゥジュルクラルテ(白鳥兎の博愛者・f27150)。
「今回は、ミシシッピ川に、面した、消える、ことの、ない、『黒い炎』に、覆われた、草原で、『恐るべき敵』と、戦って、ほしい、です」
 恐るべき敵とは猟兵が知る恐怖の対象となる敵の幻影だ。幻影ではあるものの実体を伴っており猟兵たちに襲いかかってくる。それは過去に戦ったオブリビオンや本来は敵ではない最も恐れているものが敵となって黒い炎の中から現れるらしい。
「強い、恐怖心を、持った、まま、では、敵に、攻撃が、当たる、ないで、すり抜ける、です。でも、恐怖心を、乗り越える、ことが、できる、だったら、一撃で、倒す、ことが、できる、ですよ」
 恐怖心さえ乗り越えることができれば強い相手ではない。しかしそう簡単に乗り越えられないのが人の心。ある意味では強敵と戦うよりも辛い戦いになるかもしれない。
「でも、きっと、皆さん、なら、恐怖心に、勝てると、アリスは、信じてる、です! たくさん、大変な、こと、乗り越えて、きた、です、から。自分は、成長、したと、恐るべき敵に、見せつける、です!」
 アリスは猟兵たちを真っ直ぐに見つめて勇気づけるように微笑んだ。そして力強くうなずくと戦場へと転送したのだった。

●死の草原にて
 そこには何もなかった。ただ地表を黒い炎が草のように覆っている。不思議と暑くはない。
 猟兵たちがそこに足を踏み入れると炎の勢いが増す。その中に何かがいる。黒い炎が再び草のような高さへと戻ればその何かが姿を現した。
 そこにいたのは――。


彌厘
 これはアポカリプスヘルの戦争『アポカリプス・ランページ』のシナリオで、1章で完結する特別なシナリオです。
 プレイングボーナスは『あなたの「恐るべき敵」を描写し、恐怖心を乗り越える』です。シナリオの性質上プレイングボーナスを満たしていないプレイングは採用できませんのでご注意ください。
 プレイングはオープニング公開直後から受け付けます。あまり筆が早い方ではないため、人数が多い場合は全員採用できないかもしれません。その場合は判定結果が良いプレイングを優先して採用します。
 一撃で倒せるので、心情をたくさん書いて頂けると嬉しいです。
 それでは、素敵なプレイングお待ちしております!
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第1章 冒険 『恐るべき幻影』

POW今の自分の力を信じ、かつての恐怖を乗り越える。
SPD幻影はあくまで幻影と自分に言い聞かせる。
WIZ自らの恐怖を一度受け入れてから、冷静に対処する。
👑7 🔵🔵🔴

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


栗花落・澪
奴隷時代、僕のせいで殺された人達の影
僕を救おうとして処刑された人
ご主人様の命で、滅びの前に送る偽りの希望として僕が向かった村の住人
僕は全て知っていたのに、笑顔の仮面を被って
与えられる優しさから目を背け続けていた

僕の罪悪感
逃げる権利なんてない
僕の罪、それは事実だから

でも…ごめんなさい

ポケットに入れた★お守りと★ネックレス
そして左手薬指に嵌めた薔薇の指輪に触れ

死んだらきっと、僕は地獄に落ちるのだと思う
でも、今はまだ約束があるから
けじめもつけずに死んで終わりなんて
それこそただの逃げだと思うから

断罪の時はいつか来る
だからそれまで僕は
生きて、償い続ける

【祈り】を込めた【指定UC】の【破魔】で幻影を祓う


●懺悔の祈り
 栗花落・澪(泡沫の花・f03165)の前に現れたのはごく普通の村民たちだった。首から血を流している以外は。
「あ……!」
 澪は彼らを覚えていた。忘れられるはずがない。自分のせいで彼らは殺されたのだから。
「信じていたのに……」
「どうして……?」
「人殺し……!」
 怨嗟の言葉を吐きながら覚束ない足取りでこちらに迫ってくる彼らを澪はただ何もできずに見つめていた。
 澪は幼い頃に捕らわれ奴隷にされていた。その時の主の命令で滅びる運命の村へ偽りの希望として差し向けられたことがある。その村の住人が彼らなのだ。
 突然訪れたにもかかわらず親切にしてくれた人たち。そして澪を救おうとして処刑されていった人たち。
(「僕は彼らがどうなるか知っていたのに、笑顔の仮面を被って与えられる優しさから目を背け続けていた」)
 仕方がなかったのだ。奴隷である澪に拒否権などなかったのだから。命令に背けばどんな目に遭うかなど考えたくもなかった。
 けれども。
(「これは僕の罪悪感の幻影だ。逃げる権利なんてない。助けられたかもしれないのにそうしなかった僕の罪、それは事実だから」)
 だから彼らには澪を殺す権利がある。
 幻影たちの手が澪へと伸びる。
「でも……ごめんなさい」
 澪はロングパーカーのポケットに触れた。そこには顔も知らない母からもらった魔除けのお守りと子ども用のネックレスが入っている。家族の記憶はないけれども自分が確かに愛されていた証だからいつも大切に持ち歩いているのだ。
 そしてそれらに触れる左手の薬指には薔薇の装飾が施された指輪がはめられている。それを目にするだけで澪の心は温かな気持ちでいっぱいになった。
「ずるい……」
「私たちだって、幸せになりたかった……!」
「……っ」
 自分の保身のために彼らを見捨てて彼らの未来と幸せを奪ったのだ。だから自分は死んだらきっと地獄に落ちるだろう。そうあるべきだとすら思う。
(「でも、今はまだ約束があるから。けじめもつけずに死んで終わりなんて、それこそただの逃げだと思うから」)
 今はまだ死ねないのだ。
(「断罪の時はいつか来る。だからそれまで僕は生きて、償い続ける」)
 悩み苦しみもがき続けながら一人でも多くの人を救って生きる。それが彼なりの償いだ。
 澪は手を組み琥珀の瞳を閉じる。そして償いの祈りを込めた破魔の光で幻影たちを浄化したのだった。
「ありがとう……」
 そう聞こえたのは幻聴か。澪の願望か。それとも……。
成功 🔵🔵🔴