アポカリプス・ランページ③~突入!データセンター!
「カリフォルニア州エルドラド郡。かつてはその名の通り巨大な黄金鉱脈を擁する都市が存在したそうだね」
そういうのはシャルロット・アルバート(閃光の戦乙女(ライトニング・ヴァルキュリア)・f16836)こと新垣瑞希。
彼は偽名を登録したグリモア猟兵であり、今は偽名を使う理由もないので出来れば本名で呼んで欲しいと思っている。
無論偽名であるシャルロット・アルバートにも思い入れはあるのだが。
まあ任務と関係ないことはこのくらいにして、彼はこう続ける。
「今やその地表は燃え盛る炎に包まれ、最強格のソーシャルディーヴァ『プレジデント』の大規模通信サーバを隠匿してるらしいよ」
そして、そのうちの一つを彼が予知したということになる。
「通信サーバは沢山あるけど、一つ壊すだけでも『プレジデント』の撃破にかなり近づくからね」
グリモア猟兵は転移のために待機しなければならないのを差し引いても、こういう突入任務は退路の確保は必須条件だ。
そんなわけで入口で待機している自分に代わり是非とも破壊して欲しい、という口ぶりで彼はこういう。
「このデータセンターには対侵入者装着が付いてるから、かわすなり無力化させないといけないからね」
罠は侵入者を迎撃するための無人マシンガンやレーザー光線といったハイテクなものから、落とし穴やトリモチといった古典的な物まで千差万別だ。
中には着せ替えの罠というダメージは受けないけど恥ずかしい物もあるとか。
「まあエロい衣装に着せ替えられることはないから安心してね」
そうやら悪逆非道のソーシャルディーヴァはそういうのに興味がなかったようである。
ただその分コスプレ衣装が多く、恥じらいを感じさせるのに特化しているということでもあるが。
「まあ行動に支障はないから他の罠をかわすために敢えて着せ替えられるのもありだと思うよ」
とは瑞希の談であるが、どうするかは猟兵の諸君にお任せする。
月天下の旅人
『アポカリプス・ランページ』、自分もマスターとしてやってみたいと思ったのでシナリオ作りました。
まだ拙いマスターですがよろしくお願いします。
●プレイングボーナス……対侵入者装置を回避または解除する。
第1章 冒険
『データセンター・ラビリンス』
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POW : 罠を力ずくで破壊する
SPD : 罠を目ざとく発見し、避けて通る
WIZ : クラッキングで罠を無力化する
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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
大成功 | 🔵🔵🔵 |
成功 | 🔵🔵🔴 |
苦戦 | 🔵🔴🔴 |
失敗 | 🔴🔴🔴 |
大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
エレノア・レインヘイル
連携&アドリブ歓迎
「えっと……」
恥ずかしがり屋なので、味方が居る時は物陰に隠れて様子を見ることもある子です。
侵入者用の罠は無効化して先に進ます。
「行きます」
ウィザードミサイルを怪しい場所に逃げながら放つことでむだ撃ちさせたり破壊して安全を確保。
無効化させた罠に関しては罠があったことを記載し、後続に知らせる心配りもしておきます。
「石橋を叩いて渡る……みたいなものですよね?」
「作動した罠から、できるだけ離れるように……」
逃げて距離もとりますがそれでもダメなことも考え、オーラで身を守りつつ、向かってきた攻撃は受け流せるようにしておきます。
「不法侵入、器物破損……今日もわるいこと、出来ました」
栗花落・澪
マシンガン系の罠は苦手なんだけどなぁ…
とりあえずやれる事やってみますか
え、コスプレ?
もう慣れたヨ!(解せぬ
【指定UC】発動
あーとかわーとか適当に言葉を発する事で
自在に操作可能な実体化した文字を生成
【聞き耳】で罠の稼働音を聞き分け
マシンガンやレーザーの気配がしたら
それ自体が罠になっている場合は文字をぶつけ盾にする事で抑えたり
破壊を狙ってその間に通過
引っ掛かる事で別の罠が作動する系の場合は……
が、頑張るしかないかな…
着せ替えは普段から友達や義姉に遊ばれるから
恥ずかしくはあるけど慣れっ子なので
潔く受け入れつつ危険な罠の対処に注力
足場の罠は飛行で回避
破壊は雷魔法の【属性攻撃】で
機材のショート狙い
●データセンターの『トラップ』
栗花落・澪(泡沫の花・f03165)はデータセンターの奥を見つめていた。
そして物陰にはエレノア・レインヘイル(理の悪魔の四天王・f31587)が居た。
エレノアは恥ずかしがり屋であるため、様子を見ているのである。
「マシンガン系の罠は苦手なんだけどなぁ…」
と栗花落はいう。彼は心臓が弱いのもあるのか、マシンガン系の罠を主に警戒している。
「教えてあげる。世界に溢れる鮮やかな音!わー!」
栗花落は叫び声を実体化させることで実体化した文字を生成させ、それを操作する。
操作した文字が罠を発動させれば、罠の稼働音を【聞き耳】で聞き分けようというのである。
「罠の音があのあたりから聞こえる」
そして栗花落が罠の場所を指さすと、そこに向かってエレノアがウィザード・ミサイルを逃げながら放つ。
「行きます」
栗花落の操作した文字がレーザーから炎の矢をそらし、レーザー発生装置を破壊する。
するとそれに連鎖して、着せ替えの罠が作動する。
引っ掛かる事で別の罠が作動する系であれば頑張るしかないと考え、
かつ危険な罠へ注力していた栗花落は作動した着せ替えの罠をもろに喰らってしまう。
ちなみにこの着せ替えの罠はハイテク技術により一瞬で着せ替えを行うので、猟兵であっても抵抗できない。
「これは、ウェディングドレス!?」
しかも割と動きづらい、しかし女の子の憧れであるウェディングドレスだ。
栗花落は実のところ男なので、これは二重の意味でトラップだ。
そんな彼は着せ替えに関していえば、友達や義姉に遊ばれるから恥ずかしくはあるけど慣れっこらしい。
「罠の場所を記録しないといけませんね。石橋を叩いて渡る……みたいなものですよね?」
そんな栗花落を見たエレノアは『レーザーとウェディングドレス』と記載したメモを落とす。
「作動した罠から、できるだけ離れるように……」
罠から距離を取るエレノアを見て、栗花落は雷魔法の【属性攻撃】で機材のショートを狙う。
だが着せ替えの罠はハイテクの塊だったので、雷を喰らってもアースで持ちこたえた。
しかしそれにより配線を理解したエレノアが余ったミサイルで着せ替えの罠を破壊した。
「不法侵入、器物破損……今日もわるいこと、出来ました」
罠が破壊されたのを確認したエレノアはそういうと、再び物陰に隠れるのであった。
大成功
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ニクロム・チタノ
なるほど罠だらけですかしかしボクはこういうの得意なんですなぜなら昔いた研究所にも侵入者撃退用の罠を張り巡らしていたからです
罠というものは大体センサー式か触れたら発動するものが多い印象です
ならヨダレを撒き散らして壁や床をヘドロに変えて罠やセンサーを溶かして進みましょう
サーチされないように遠距離からヘドロを投げてセンサーを破壊したり壁ごと内側の罠を溶かしたり対処は容易です
さて通信サーバーを破壊させて頂きましょうか
「なるほど。罠だらけですか、しかしボクはこういうの得意なんです」
というのはニクロム・チタノ(反抗を忘れた悪堕ちヘドロ・f32208)、彼女はヘドロ怪人になってしまった猟兵なのだ。
猟兵としての仕事はきっちりこなせ昔いた研究所にも侵入者撃退用の罠があったことを思い出せるのだが、
体質はヘドロ怪人のそれなので攻撃手段でヘドロ化の涎を垂れ流す始末である。
……ヤバい絵面だけどまあ少年漫画にそういうキャラ居るしいいよね?
とはいえ壁や床をヘドロに変えたことで機械はそのヘドロによって動作不良となり、
更にニクロムは身体からヘドロを投げてセンサーを無効化する。
「壁ごと内側の罠を溶かしたり対処は容易です」
とニクロムが語るのまんざらでもなく、彼女はデータセンターの奥へと順調に進んでいく。
重さで作動するアナログな罠ですら金具が腐食し作動しない状況なので、ヘドロは罠に効果覿面なのが見て取れる。
「さて、通信サーバーを破壊させて頂きましょうか」
ニクロムがそういうと通信サーバーはあっという間にヘドロに飲み込まれ、もはや使い物にならなくなったのであった。
大成功
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