アポカリプス・ランページ⑫〜キャプチャー・オクトパス(作者 七尾マサムネ
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●いきなりグリモアベース
 ヴェルタール・バトラー(ウォーマシンの鎧装騎兵・f05099)が、集結した猟兵達に提示した映像のインパクトは大きかった。
 巨大戦車、である。
「次なる任務を提案いたします。『フィールド・オブ・ナイン』の一体である『スーパー戦車』との戦闘でございます」
 かつて世界を滅ぼしたスーパー戦車は、体高30mを誇る自律思考型巨大戦車である。現在は、廃墟化したダラス近辺の制圧者のようだ。
 猟兵達によって、禁断のコンピュータウイルスを籠めた侵蝕プログラム弾を受け、弱体した状態ではあるが、脅威度は依然、高レベルのまま。
「猟兵への対抗として有用なはずの『スーパー戦車砲』による長距離射撃。スーパー戦車はなぜかそれを使用せず、代わりに機体から『捕縛兵器』を放出、運用するようでございます」
 捕縛兵器は、猟兵達を生きたまま捕らえる事を目的としているようだ。あえて生け捕りにする敵の意図は、はっきりとはわかっていない。
「『e3828fe38293e3828fe38293efbc81』など、以前、発信された謎の文言を解析した結果、スーパー戦車は、ただの鉄の塊ではなく、好奇心の塊であると推測いたします」
 そのメンタリティは子どもに近い物であり、スーパー戦車にとって猟兵は、退屈を紛らわせるのにちょうど良い観察対象、もしくは遊び道具のようである。

「今回出現する捕縛兵器の形状は、タコ型です。通称メカタコは、捕縛対象にスミ状の液体を吹きかけ、ひるんだ隙に8本の足を使って捕縛します。メカ吸盤もございますし」
 そして、ヴェルタールの推測した実験内容とは……猟兵の伸縮性の確認。
「8本足を使ってあらゆる方向にグイーッと伸ばして、データを得るつもりでございましょう」
 迷惑である。
 だが、同時に、敵に付け入るチャンスでもある。
 わざと簡単に捕まり、ピンチの振りをする。そして一転、華麗な脱出を披露する事で、スーパー戦車を驚かせ、その隙に反撃を加えるのだ。

「知性持つ、子供の如き戦車……しかし、その性質は、邪悪。手心を加える必要はございません。見事な捕縛&脱出を披露してくださいませ。ズバーンと」
 知性持つ人型ロボットは、擬音付きで猟兵達を鼓舞したのだった。


七尾マサムネ
 わんわん! 巨大戦車は、無邪気な子ども。
 こちらは戦争シナリオの為、一章で完結します。

●プレイングボーナス
 あえて捕まり、驚くほどピンチになった後、敵が驚嘆するような方法で脱出し、反撃する。

 それでは、皆さんによる迫真のピンチ演技&びっくり脱出法、スーパー戦車に見せつけてやってください!
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第1章 ボス戦 『スーパー戦車・エクスペリメントモード』

POW ●ピースフル・キャプチャー
【邪悪な好奇心】を籠めた【捕縛兵器】による一撃で、肉体を傷つけずに対象の【行動自由度】のみを攻撃する。
SPD ●ホーミング・キャプチャー
【誘導式捕縛兵器】を発動する。超高速連続攻撃が可能だが、回避されても中止できない。
WIZ ●キャプチャー・フラッド
【捕縛兵器の発動】を合図に、予め仕掛けておいた複数の【キャプチャーマシン】で囲まれた内部に【大量捕縛兵器】を落とし、極大ダメージを与える。
👑11 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


ユーイ・コスモナッツ
捕縛するのは良いとして、
最初にスミをかけるというのは感心しませんね
正々堂々の勝負に目潰しを用いるなんて、
戦士の風上にもおけません
そのような卑劣な手段を採ることが
どういう結果をもたらすか、
しかとご覧にいれましょう

わざと捕まり、ピンチの演技……
私にとっては、ここがいちばんむつかしいところですね
うわーたいへんです。よわりましたー

脱出に用いるのは【矮星の最大公約数】
ぽんっと小さくなって八本足の束縛から脱出
解除するや剣を抜いて、
メカタコの八本足を切断してしまいましょう

二度目のスミはひょいと避ける
可能な位置関係であれば、
避けたスミがスーパー戦車にかかるようにしてあげたい
それこそズバーン! と!


 ユーイ・コスモナッツ(宇宙騎士・f06690)は、対峙した。
 自我持つ、巨大なる鉄機……スーパー戦車と。
「捕縛するのは良いとして、最初にスミをかけるというのは感心しませんね」
 フィールド・オブ・ナインの一体。
 しかしこの強敵の作戦を、ユーイはヒロイックではない、と判断した。
「正々堂々の勝負に目潰しを用いるなんて、戦士の風上にもおけません。そのような 卑劣な手段を採ることがどういう結果をもたらすか、しかとご覧にいれましょう」
『e382bfe382b3e382b5e383b3efbc81』
 スーパー戦車が怪し気な文字列を発すると、外装が展開。
 内部から、捕縛兵器メカタコが射出された。
 金属の光沢をたたえた、そのボディ。予想通り、その尖った口から墨を発射した。
 反射的にかわしそうになる体をその場にとどめて、ユーイは墨を浴びた。
「あわわーめが、めがー」
 視界を奪われた演技。ユーイにとっては、何よりここがいちばんむつかしいところだ。
 疑うことを知らぬメカタコ。対象がピンチと判断するや、足をニュルリと動かして、対象……すなわちユーイの体を捕縛した。
「うわーたいへんです。よわりましたー」
 もがきもがき。
 疑似吸盤が体中にくっついて、気持ち悪い。そうして、びよーん、とユーイの手足を引っ張って、強度確認を始める。
 あくまで実験対象。スーパー戦車も危害を加えるつもりはないが、うっかり『壊して』しまっても罪悪感などないのだろう。オブリビオンゆえに。
 むしろ、スーパー戦車からは、期待する雰囲気を感じ取る。
 それを裏切るのは心苦しい……というわけでもなかったので、早速ユーイは小さくなった。
 ぽんっ。
『efbc81efbc9f』
 スーパー戦車は、驚いた。
 何せそのセンサーが捉えたユーイのサイズは、たったの3cmだったのだから!
 対人用サイズのメカタコの拘束から、いともたやすく逃れたユーイは、小人化を即座に解除。
 颯爽と抜剣すると、華麗にメカタコの八本足を、瞬く間に切断した。この早業には、メカタコもびっくり。
 虎の子の足を失ったメカタコは、しゅばっ、と墨を吹きかけるが、本気のユーイは、マフラーなびかせ、疾風となってくぐり抜けた。
 ズバーン!
 目標を外れた墨は、あろうことか、スーパー戦車に命中した。
『efbc81efbc9f』
 むやみに右往左往。巨体の行く先を惑わせるスーパー戦車を、白銀一閃。
 鋼鉄の装甲を、ユーイの剣が断ち切ったのである。
大成功 🔵🔵🔵

日紫樹・蒼
性格:弱気
性質:ヘタレ
※どんな酷い目に遭っても構いません

「なんかもう、絶対に碌な目に遭わない気がするんだけど

開始早々、捕縛兵器に捕まって大ピンチ
全身のあらゆる部位を大量のメカタコに引っ張られて、服も身体もボロボロに

脱出?
自力じゃ無理なんで悪魔に頼ります
もっとも、悪魔ウェパルはドSなので、結局酷い目に遭うのですが

『あら、面白そうなことになってるわね
しばらく放置した後、悪魔の力でメカタコを魔物(触手生物)に変換して使役
蒼も戦車も触手で絡め取り、あれこれ弄んだところで盛大に魔物を自爆させます
「ちょっ……自爆って!?
『だって、元に戻したらまた捕まっちゃうわよ?

全裸で黒焦げになっても構いません


 ごごごごご、と。
 日紫樹・蒼(呪われた受難体質・f22709)の前に立ちはだかった巨大な兵器の塊。
 スーパー戦車その人(?)である。
「なんかもう、絶対に碌な目に遭わない気がするんだけど」
 蒼の不安予報は、2秒で現実になった。
 高速で射出されたメカタコの大群は、先を競うようにして、蒼を絡めとったのである。
 いきなりピンチ。何より、タコがたくさん、という絵面がヤバい。
 ともあれ、向こうは、捕縛兵器の面目躍如。第一の任務を早々に果たしたメカタコは、スーパー戦車の命を受け、実験を開始した。蒼で。
 びよーん。
 伸ばす。
 伸びる。
 蒼も、怪奇、と言っても基本は人間。
 なので、ブラックタールなど不定形系種族に比べれば、伸びない。そんなに。
 従って、伸縮させられるたび、身体は悲鳴を上げるし、それ以上にパーラーメイド服はあっという間にボロボロになっていく。
 その様子を観察中のスーパー戦車。30m超過の機体を左右に振っているところからして、ご満悦のようだ。
 いつまでもピンチではいられない。蒼は、起死回生の逆転に移った。
「ウェパルー」
 蒼の呼び掛けに応えて、水の悪魔ウェパルが召喚された。
『あら、面白そうなことになってるわね』
「このタコなんとかして!」
『タコ、タコねぇ。でもせっかくだから、もう少し遊んでいたら?』
「ええっ!?」
 放置された。
 びよーんびよーん、と実験継続。
 蒼が弄ばれる様子を、しばし喜悦混じりに眺めていたウェパルだったが、
『もっと派手にしましょうか』
 ぱちん。ウェパルが指を鳴らすと、メカタコが魔力に囚われた。
 次の瞬間、メカタコは、同じだけの触手生物に新生した。……あんまり変わってない?
「早く助けて……って」
 にゅるり。
 触手生物群は、対象に手を伸ばした。対象とはすなわち……スーパー戦車と、蒼である。
『e381aae381abe381aae381ab』
「ええっ、ちょっと、僕まで??」
 触手生物はたくさんいたので、2人まとめて面倒見てくれた。
 丁寧に、ねちっこく。悶える蒼に対し、スーパー戦車は何処か楽し気。
 そうやって、ひとしきり弄んだあと。

 ズガァァァァン!!

 触手生物は自爆した。
「けふっ」
 スーパー戦車ともども爆発に巻き込まれ、蒼は黒焦げになった。
「ちょっ……爆発なんで!?」
『だって、元に戻したらまた捕まっちゃうわよ?』
 正論なのが悔しかった。
大成功 🔵🔵🔵

オニキス・リーゼンガング
【無明】
心情)虫の足をもぎ取り、トカゲの尾をちぎる。大きく強いものは、いつの時代も自覚なく残酷なものです。
だとすれば、あれがヒトに大してそれを行ったところで何の不思議がありましょう。
とはいえ、わたくしもされるがままでは居られませんから。抵抗しますよ、友よ。
行動)捉えますか、わたくしを。ええ、構いません。そうなさるがよろしい。
ですが、その行動は致命的だと申し上げておきます。
密着した状態で"氣"を放ち、掴むタコ足すべて氷晶に変えて差し上げましょう。
そのまま侵食して本体まで変えて差し上げます。では友よ、あとは頼みましたよ。


朱酉・逢真
【無明】
心情)ひひ、いとけないこと。幼子の無邪気さをこそ邪悪と呼ばうものも居るが、それこそ純たる好奇心。ヒトの命を連綿とつなぎ、領土を広げる原動力よ。ああ俺は肯定しよう。お前さんはどうするね、ダチ公。
行動)素直に掴まれて引き裂かれよう。そうすりゃ中身が出てくる…ひひ、血肉じゃないとも。ンなモン俺にはない。表れるのは神だよ。夜を割って日が昇るように、太陰を割いて陽が表れるのさ。俺という大量の病毒穢れ、戦車の坊やという高品質な凶災の源。結構な威力になるはずさ。ひ、ひ…それに俺を直に触ってたんだ、お前さんも相当汚染されてるさ! 弱ってるトコをダチが凍らせる。そこをブッ叩いて砕いてやるよゥ。


 オニキス・リーゼンガング(月虹に焦がれ・f28022)は、自分達猟兵を実験対象と選んだ敵……スーパー戦車を見上げた。
 巨大である。高層ビル並みだ。
 もっとも、オニキス自身の龍態に比べればまあ、そこそこ、かも知れないが。
「虫の足をもぎ取り、トカゲの尾をちぎる。大きく強いものは、いつの時代も自覚なく残酷なものです」
 加えて、相手の本質はオブリビオン。
 だとすれば、スーパー戦車がヒトに対して同様の事柄を行ったところで、何の不思議があろうか。いや、ない。
 オニキスのすぐ横で、巨体を観察し返す朱酉・逢真(朱ノ鳥・f16930)は、笑いをこらえられずにいた。
 ただし、とても快活、とは呼べない類のものではあるが。
「ひひ、いとけないこと。幼子の無邪気さをこそ邪悪と呼ばうものも居るが、それこそ純たる好奇心。ヒトの命を連綿とつなぎ、領土を広げる原動力よ。ああ俺は肯定しよう」
 逢真の言動はあまり理解していない様子だが、褒められた、という部分だけは解釈したらしい。
 スーパー戦車は、うきうきと、身体を左右に振った。ただし30mほどの。
 派手な震動をその身に浴びながら、逢真は、ぐるり、とオニキスを振り返る。
「さて、お前さんはどうするね、ダチ公」
そう振られたからには……振られなくとも……オニキスとて、されるがままで居られるはずもない。
「当然、抵抗しますよ、友よ」
 オニキス達を捕縛対象として、メカタコが発進した。
 墨は、あくまで牽制、目くらまし。主兵装は、やはり機械の8本足である。
 生物のタコ以上の滑らかな動きを披露して、オニキス達を絡めとる。
「捉えますか、わたくしを。ええ、構いません。そうなさるがよろしい」
 絡めとられた。
 無防備に両手を広げて迎え入れたのだから、当然である。
 スーパー戦車の命令を遂行すべく、メカタコは、オニキス達を伸ばしだした。存分に伸ばして、縮める。
 一応は出力を制限している……すなわち、手加減しているようだが、『うっかり』もありうる。
 すっかり玩具に身をやつしたオニキスは、実験を観察中のスーパー戦車に言葉を投げる。
「先に申し上げておきます。その行動は致命的だと」
 オニキスに、何言ってるの? という気配をこぼして見せるスーパー戦車。
 『彼』にとって、逢真もまた、実によいサンプルであった。
 何とも素直に掴まれて、8本足の餌食になった。
 負荷がかけられ、四方八方に伸ばされる。その気になれば逢真の四肢を、引き裂くこともできるだろう。
 そして、このメカタコの暴虐を放っておけば、それは、かなり近い将来、現実のものとなる。
 なった。
 メカタコにしてみれば、足が滑った、という程度の失策だろう。
 耐久限界を超え、引きちぎられた逢真の肉体から溢れ出したのは……しかし、血肉などではなかった。
「ンなモン俺にはない」
 ならばあるのは何か。
 神だ。
 夜を割って日が昇るように。太陰を割いて陽が表れる。
 天を衝く翼。
 神たる逢真という大量の病毒穢れ。そして、スーパー戦車という高品質な凶災の源。
 2つが揃えば、禍つ神の力は莫大となる。
 何が起こったの!?
 驚きと興味の入り混じる気配を発したスーパー戦車の眼前で、新たな異変が生じる。
 異変の源は、オニキスから放出された氣だ。
 密着した状態でそれを受けたメカタコは、余すところなく効果を受けた。
 すると、みるみるうちに、オニキスを掴んでいたタコ足、その全てが、氷晶へと変質していくではないか。
 氷像タコの完成である。
 芸術品、というには、いささか観賞する相手を選ぶかもしれない。タコなので。
 更に、オニキスの冷気、その影響は留まるところを知らぬ。接近していたスーパー戦車本体にまで及ぶ。
 優雅、というレベルで反撃を成し遂げたオニキスは、視線を送る。
「では友よ、あとは頼みましたよ」
 オニキスが、逢真にゆだねた直後。
 響き渡る激突音。
 翼にて翔けた逢真の激突が、身動きできぬスーパー戦車の装甲を、砕き割った。
 友の願いを叶えた流れ星……逢真は、スーパー戦車にとってはまこと凶星であった。
『e38184e3819fe38184』
 ぐらり、横転するスーパー戦車。突撃を受けた装甲は、ひしゃげているが、損害はそれだけではない。
 重装甲を構成する物質が、侵食され朽ちていくではないか。
「わかってないようだから説明してやろうか、戦車の坊や? ひ、ひ……俺を直に触ってたんだ、お前さんも相当汚染されてるさ!」
 有機物も無機物も、等しく侵す神の毒。
 逢真の説明も、スーパー戦車は、全く理解できていない様子。
 たとえ原理がわからずとも。
 スーパー戦車の体が、割れて、朽ちて、腐食し続けていたのは、紛れもない事実である。
成功 🔵🔵🔵🔵🔴🔴

月夜・玲
うーん八方から引っ張られるのは凄い嫌な感じ…
でも捕まった方が効率が良いから仕方ない…
しかしタコ型は趣味が悪いと思うけどね!
好奇心旺盛なのは結構だけどさ!


スミ状の液体をワザと喰らってひるんだポーズを取って捕縛されよう
一応視界を確保するために両腕でガードしつつも…ワザとらしい隙を作ろうかな
そして少しの間はなされるがまま…
あーれー…痛いって!
もうちょい人の扱い方を覚えなよ!
『念動力』で《RE》IncarnationとBlue Birdを抜刀
そのまま飛ばして操作してタコ足を『なぎ払い』斬って脱出
華麗に両剣をキャッチ!
そして【Code:T.S】起動
全力の雷刃展開
そして2刀でスーパー戦車に『2回攻撃』!


「うーん」
 月夜・玲(頂の探究者・f01605)は、葛藤していた。
 自分の直近の未来に関して、である。
「八方から引っ張られるのは凄い嫌な感じ……でも捕まった方が効率が良いから仕方ない……」
『e38184e38289e381a3e38197e38283e38184efbc81』
 サイズ差が圧倒的過ぎるためか。
 玲のつぶやきなど意に介さず、マイペースに歓迎ムードを発するスーパー戦車。
 行動原理は若干アレだが、難敵なら、玲の相手にとって不足なし。
 そしてスーパー戦車は、実験を始めようか、と、ご自慢の捕縛兵器をカタパルトから射出した。
 金属の体ながら、脅威の可動範囲。本物のタコに負けず劣らず、ぬらりとした挙動を披露するメカタコ。
「タコ型は趣味が悪いと思うけどね! 好奇心旺盛なのは結構だけどさ!」
 スーパー戦車へと、抗議を投げかける玲。
 答えは、墨だった。
 視界遮断の謎液体を、あえて喰らう。
 浴びる瞬間、きっちり両腕でガード。最低限の視界を確保していたことを、メカタコは認識していたであろうか?
「わわっ!?」
 玲が怯んだモーションをとったとみるや、メカタコは第二段階……すなわち、直接捕縛に移行した。
 8本、同時展開。見事、捕らえられる玲。
 わくわく。
 スーパー戦車の期待に応えるべく、メカタコはさっそく玲を伸ばし始めた。
「あーれー……痛いって! 実験する前に、もうちょい人の扱い方を覚えなよ!」
 メカタコに話は通じない。親機たるスーパー戦車以上に。
 右腕、左腕。調子が出て来たら、一本ずつのみならず、同時に、足も織り交ぜて。
 今のところノーダメージだが、『無邪気なオブリビオン』という脅威の塊が、いつ『間違って』玲に牙を剥くとも知れぬ。
 さて……もうそろそろいいだろう。
 オブリビオン・フォーミュラによる人形遊びに付き合うのも、ここまで。
 ある程度『義理』を果たした玲から、《RE》IncarnationとBlue Birdが射出された。
 念動力で操られた二振りは、メカタコの8本足を薙ぎ払った。切り落とされた束縛から、飛び出す玲。
 空中で、華麗に両剣をキャッチ。
 流れるような脱出劇に、スーパー戦車も車体前方を持ち上げ、びっくり仰天。
 が、玲のサプライズは、これだけで終わらない。
 ダラスの空を衝く、雷の刃。30m級のスーパー戦車すら凌駕する巨大なる剣が、振り下ろされた。
 重装甲が、焼き斬られる。
 散る光と熱。
 剥き出しの内部フレームへと、玲の双刀が、更なる2連撃を加えた。
成功 🔵🔵🔴

尖晶・十紀
完全に隙をつかれた、灼血を使う間もなかった……まあ、少し予想外はあったけど結果オーライ……

多分即死になるようなことはしてこないはず
激痛耐性でひたすら耐える
何回も絞められたり伸ばされたりで自分から嫌な音してるけど…チャンスを信じて我慢……


ちょ、首は流石にダメだって…!
息が、苦し…あ、もう限界、意識が…【UC】


…無邪気故の悪、己の欲の制御すら出来ないクソガキ様、私の苦手なタイプね
…妹に任せて惰眠をむさぼるつもりだったけど気が変わったわ

蛸足を急速冷凍させ劣化させてから
空気中の水分を凍結させ氷のダガーを生成、投擲により気をそらした隙に鎧砕きの怪力で脱出

踊るかのようなダガーの無差別攻撃で反撃に出る


 尖晶・十紀(クリムゾン・ファイアリービート・f24470)は、ピンチであった。
 十紀への好奇心を抑えきれなくなったスーパー戦車は、前置き無しに、メカタコを放出。
 その8本足の連続攻撃で、瞬く間に十紀を縛り上げてしまったのである。
「完全に隙をつかれた、灼血を使う間もなかった……」
『e382b2e38383e38388e381a0e3819c』
 満足げな駆動音をもらすスーパー戦車。
(「まあ、少し予想外はあったけど結果オーライ……」)
 スーパー戦車が、こんなにやる気十分だとは。
 そして、実験はすぐに始まった。
 巻き取った十紀の四肢を、でたらめに、引っ張る。
 いや、メカタコとしては、何らかの法則性あっての行為なのかもしれない。
 だが、少なくとも十紀には、適当にやっているようにしか思われぬ。
 とは言え、貴重な実験サンプルだ。端から使い潰すような真似はしない。
 時たま、人間だったらバラバラになっているレベルで強い力を加えてくるが、『うっかり』の範疇なのだろう。
 ますます厄介だ。
 仕方ないので、耐える。
 何度も絞められたり伸ばされたりして、十紀の筋肉や骨から嫌な音がしているが、チャンスが訪れる事を信じて、今は我慢の子。
 が、その従順さに気をよくしたのか、メカタコは調子に乗りだした。
「ちょ、首は流石にダメだって……! 息が、苦し……あ、もう限界、意識が……」
 がくっ、と。
 十紀から、力が抜ける。
 だが、それも一時の事。再び目を開いた十紀は、『違って』いた。
『……無邪気故の悪、己の欲の制御すら出来ないクソガキ様、私の苦手なタイプね』
 肉体の主導権を得た『姉』は、メカタコ、そしてスーパー戦車を一瞥すると、
『……妹に任せて惰眠をむさぼるつもりだったけど気が変わったわ』
 タコ足が、急速冷凍された。
 軟質であった構造体が氷結を受け、またたく間に劣化。
 続けて、空気中の水分に干渉、凍結。氷のダガーを生成すると、勢いよく投擲する。
 反射的に、そちらを目で追うメカタコ。
 メカタコの注意が、ダガーへと逸れた隙に。
 めきめき、と8本足の束縛を押し返して、脱出する『十紀』。割れゆく足は、氷の欠片となって、ダラスの土に散る。
 メカタコであったものの残骸を踏み越え、スーパー戦車へ急速接近。
 対象の部位も兵装も問わぬ、無差別の斬撃……『十紀』がダガーを振るう様は、あたかも流麗な舞踏を思わせたが。
 子ども心の化身であるスーパー戦車には、そのような解釈ができたであろうか。
大成功 🔵🔵🔵

イヴェッタ・レチアーノ
油断できる程力の差があるけど、せっかく備わってる知性を無碍にするなら突かせて貰うわ

UCですぐ飛行機型着ぐるみに早着替えて空港のゆるキャラという設定で
露骨な笑顔で騙そうとする演技をしていくわ
空港にようこそフライ!素敵な旅にご案内フライ!

メカタコが私を引っ張ろうものなら人体ごと掴む感触を与えながらも
本当は着ぐるみだけ伸ばして人体を安全にし
目玉が飛び出そうな変顔で痛がる窮地のパフォーマンスをするわ
痛い痛い!?ゆるキャラで騙そうとしてごめんってば!?

平謝りで油断させた所で着ぐるみだけメカタコに掴ませたまま人体は脱出し
スーパー戦車が驚嘆している内に滅多撃ちにしてやるわ
今度こそ骸の海に旅立ってらっしゃい!


 イヴェッタ・レチアーノ(囚人番号壱零零壱・f24458)を睥睨するかのごとき、大巨体。
 フィールド・オブ・ナインが一角……スーパー戦車を、イヴェッタは見上げ返した。
「油断できる程力の差があるけど、せっかく備わってる知性を無碍にするなら、その油断、突かせて貰うわ」
『e3828fe3818fe3828fe3818f』
 何事か意志を発して、実験準備にかかる、スーパー戦車。
 対するイヴェッタも早着替え。スパーン! と登場したのは、ゆる~いキャラ。
 空港アピールの、飛行機型着ぐるみ!
「空港にようこそフライ! 素敵な旅にご案内フライ!」
 露骨に素敵な笑顔。営業スマイルフルパワー。
 顔認証システム的に笑顔を認識したスーパー戦車も、喜び勇んで、イヴェッタの捕獲に乗り出した。
 捕縛兵器メカタコ、発進!
 迫りくる8本足。全方位を丸ごとカバーできる同時攻撃が、イヴェッタを捕縛する。
 何せかわすつもりがないのだから、捕縛は簡単に完遂された。
 捕まえたら、メカタコがする事は1つだ。
 引っ張る。
 伸びる。
 イヴェッタの体は、伸びた。人体を超越したレベルで。
 普通に考えれば、おかしい。
 実際は、イヴェッタ本体ではなく、着ぐるみ部分がいい感じに伸びているだけだ。
 しかし、スーパー戦車は、『こいつはこういうやつなんだね!』と理解したのかもしれない。つまり、気にしない。
 気にしないのは、相手がアホの子だから、というだけではない。
「痛い痛い!? ゆるっぽいキャラで騙そうとしてごめんってば!?」
 タコ足で伸ばされるたび、披露される悲鳴と変顔。
 イヴェッタの迫真の演技が、スーパー戦車を満足(?)させていたのである。もはや平謝り。
 しかし、好奇心の塊に、慈悲はない。伸縮及び耐久実験を継続するメカタコ。
 さて、こいつとのお付き合いは、この辺でおしまいにしよう。子どもというのは時に残酷で手加減を知らない存在だ。四肢が胴体とお別れしてからでは遅い。
 ぐいーっと、メカタコが感触に酔いしれている隙に、着ぐるみ、パージ!
『e381aae38293e381a7efbc81efbc9f』
 するりと脱出するイヴェッタに、スーパー戦車、驚嘆!
 一方メカタコは、中の人を失った着ぐるみ伸ばしに余念がない。己の任務にどこまでも忠実なメカであることよ。
 その間に、イヴェッタ、滅多撃ち。
「今度こそ骸の海に旅立ってらっしゃい!」
 淑女勧奨低反動軽機関銃が、メカタコはもちろん、スーパー戦車の巨体までも蜂の巣にしたのであった。
成功 🔵🔵🔴

藤・美雨
う、うええ
なんだあの足気持ち悪い!
しかもなんか吹きかけてくるとか……
でもここは勝つため、我慢我慢

スミを吹きかけられる時はせめてもの抵抗で目を閉じる
そして大人しく捕まるよ
なんかこう吸盤がぺとぺとしてる!やだ!
暫く本気を出さずに抵抗するよ

腕や足を捕まれてぐいーってされたら逆転のチャンスだ
ヴォルテックエンジンフル稼働!
手足から電撃を放って脱出だ!
タコ足には電気がよく通りそうだし
メカだけど!
それに人間が突然バチバチしたらビックリするだろう
たぶん!

脱出したら反撃だ
相手が怯んでいる間に接近
もう一度ヴォルテックエンジンを滾らせて拳にパワーを集中
【怪力】を籠めた拳で思いっきり叩くよ!

……あとでメイク直さなきゃ


 ダラスの戦場へ駆け付けるなり。
 藤・美雨(健やか殭屍娘・f29345)を、メカタコ捕縛兵器が出迎えた。
 抑えきれぬ好奇心。猟兵の強度を確かめようと、スーパー戦車はいてもたってもいらなかったご様子。
 猟兵によって伸び方は違うのか。どうなのか。
 しかし、そんな実験内容はもちろん、手段もよろしくなかった。
「う、うええ」
 にゅるにゅる。
「なんだあの足気持ち悪い!」
 機械にしておくのが惜しいほど、滑らかなうねりを披露する、メカ8本足。
 そして、オリジナル・タコとは比較にならない勢いで噴出したのは、メカスミだ。
「わっぷ!?」
 マトモに喰らった。
 とはいえ、寸前で目は閉じたので、いくらかはマシである。損害的にも、目撃映像的にも。
 美雨がひるんだ今がチャンス! メカタコが雑に美雨をエスコート……もとい、捕縛した。
「なんかこう吸盤がぺとぺとしてる! やだ!」
 流体金属的なマテリアルの応用であろうか。
 無駄にリアルな吸着性を再現したメカ吸盤が、美雨の拘束をより強固なものとする。
 うねうねうね。
 まずは、美雨の片腕をつかんで、伸ばす。最初はウォーミングアップ的に緩やかに。
 が、そんなに伸びないなーとわかると、次第に、その力は強くなる。
 ならば今こそ。
「ヴォルテックエンジンフル稼働!」
 美雨の手足から、電撃が放出された。
 何事?!
 吃驚したのは、スーパー戦車である。直接の被害者であるメカタコを差し置いて。
 人間だと思っていたものが、いきなりびりびりし出したりしたら、そりゃ驚く。
 なお、美雨の四肢は、メカタコによって万全に捕まれていたので、電撃もまた、万全に伝わった。
 内部機構が透けてみえそうな勢いで電撃を食らったメカタコは、一度大きく痙攣した後、地面に落ちた。
 なお、電撃が焼いたのは、AI的な部分だったので、そのボディには傷一つついていなかった。
 メカタコの刑を無事逃れた美雨は、スーパー戦車がわたわたしている隙に、一気に接近。
 今一度、ヴォルテックエンジンを滾らせる。得られたパワーは、全て拳に集中。
 渾身の打撃。その威力は、巨体を構成するパーツ、フレーム、あらゆる部位に伝播する。
 受け流しきれなかった衝撃は、破砕、という現象をもって発散される。
『efbc81efbc9f』
 おののく巨体。ぶちまけられる金属の塵。
「……あとでメイク直さなきゃ」
 墨と電撃。
 ダブルの化粧ですっかり汚れた顔を、ぺちぺちする美雨だった。
成功 🔵🔵🔴

レイ・オブライト
手品の類は一発芸しか出来ねえんだが
さて、喜んでもらえるだろうかな

捕縛され、ある程度引っ張られれば抵抗なく千切(れ)る体
どう見たってピンチだろう
【UC】
まあ実際んところ元から千切れていたわけだが
四肢、胴、首。もっとバラけようが、千切れても別個に“生きて”動くってなビックリショーは如何だ?
腕それぞれで『怪力』『属性攻撃(電気)』にてメカタコの足を掴み返し千切る&焼き切る
驚かせることに成功すれば
『ヴォルテックエンジン』の『限界突破』、フル回転で身体パーツを呼び戻し即繋ぎ合わせてダメージで緩んだ拘束から脱出
お次は五体満足の重たい拳を一発、叩き込む

好奇心は猫をも殺すって諺があってな
ああ、お前は犬だったか


 猟兵達の勝利の道に立ちはだかる、九つの壁。
 その1つ、スーパー戦車を見上げる、レイ・オブライト(steel・f25854)。
「手品の類は一発芸しか出来ねえんだが……さて、喜んでもらえるだろうかな」
『e3828fe3818fe3828fe3818fefbc81』
 不明な文言を発する、積載兵装過多のボディは、だいぶ損耗している。
 それでもスーパー戦車の好奇心は、メカタコ軍団となって射出。レイの捕縛に取りかかった。
 びたっ。
 レイの顔面に張り付いたメカタコは、8本足でその身をホールド。更に、他のメカタコも群がって、自由を完膚なきまでに奪い取ると、実験開始。
 一般人なら完全に死亡フラグ。しかし、レイが遭って見せたピンチは、そんなものではなかった。
 ぶちっ。
 レイの腕が千切れた。
 メカタコが『軽く』引っ張ったはずの右腕は、何ら抵抗なく胴体とサヨナラした。
が、伸ばす部位は、まだまだ残っている。
 ぶちっ。ぶちっ。ぶちっ。
 次々と千切れる、腕と足。続く胴体もまた、上半身と下半身に分離。
 メカタコは、困った。後、伸ばせそうな部位は、首くらいしかない。だから、伸ばした。
 レイの首が、ダラスの大地に転がる。しかし、当のスーパー戦車は、「ありゃりゃ、壊れちゃった」くらいの認識しかないようで。
 悪びれる風も無く、次の実験材料を探して巨体を反転……。
「おい何処行くんだよ」
 喋った。生首が。
 動いたのは、レイの頭だけではない。バラバラにされた手足がわしゃわしゃと『生きて』蠢き、メカタコを掴み返していたのだ。
 デッドマンズ・ビックリショー。これには、スーパー戦車も驚いた。驚きのあまり、巨体を縦に細長くするほど。
 メカタコ達の足が、千切れ、焼き切られる。
 そして、唸りを上げる、レイのヴォルテックエンジン。分解された身体パーツたちを呼び戻し、またたく間に再結合。既に緩んでいた拘束を脱する。
 為すすべなく、宙を舞うメカタコ達。一機残らず、スクラップ。
「好奇心は猫をも殺すって諺があってな」
 五指をわきわきさせつつ、スーパー戦車を睨むレイ。
「……ああ、お前は犬だったか」
 レイは、その体目がけ、五体満足の重い拳を叩き込んだ。
 最初から戦車砲を使えばよかった、なんて思っても、後の祭り。
 完膚なきまでに粉砕されるスーパー戦車。そのパーツの全てが、ダラスの地ではなく、骸の海へと沈んでいく。

 そして、スーパー戦車のコアユニットが、最期に発した、謎の音声。
 それがレイに伝えていたのは……『退屈なんてイヤだ!』であった。
大成功 🔵🔵🔵

最終結果:成功

完成日2021年09月15日
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