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アポカリプス・ランページ⑨〜メェメェ夜露死苦ぅ!~

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●「悪徳の都」ヴォーテックス・シティ
 パラリラ パラリラ ♪

 パラリラ パラリラ ♪

 暴虐と悪徳の限りを尽くすこのシティにはヴォーテックス一族傘下のレイダー達が集っていた。
 中でも彼らはバギー部隊。
 機動力と突撃力、そして略奪に特化した恐るべき集団だ。
『メェメェ夜露死苦ぅ!』
『メェイメェイ!』
 ただ全員、なんか羊だった。
 バイクじゃなくて山羊に乗ってた。
『ヒャッハー!ヤってヤルぜぃーい!』
『メェイ!』

●グリモアベース
「皆さん、ヴォーテックス・シティにカチコミをかけにいきませんか?」
  羅刹の角を頭巾から覗かせた少女……朝倉・くしな(鬼道僧・f06448)が君達を迎える。
「シティにたむろしているレイダー達のバギー軍団は、放っておけばいずれフルスロットルに召集され、彼のもとに戦力として駆け付けてしまうでしょう」
 バギー部隊は機動力と突撃力に富む。
 特にフィールド・オブ・ナインに指揮された部隊は厄介な相手になってしまうだろう。
「であれば、先にこっちから殴り込みを仕掛けてコテンパンに潰してしまってください」
 相手は攻められることなど全く頭にない奴らだ。
 そこに武装バギーやバイクで殴り込みを仕掛ければ、あたふたしている相手に一気に攻撃を仕掛ける事ができるだろう。
「勿論、バギー部隊による反撃もあります。なのでカーチェイスで相手をして徹底的に潰してください」
 大打撃を受けても敵は報復のためにバイク……ではなく山羊に乗り込んでかっ飛ばしてくる。
 力の差を理解していない相手にここぞとばかりに思い知らせてやって欲しい。
 逃せば結局はフルスロットルに召集されてしまうので慈悲を見せる必要はないだろう。
「山羊に乗った羊の部隊に、逆にこっちからぶっこみをかけられるのなんて猟兵だけ!皆さん、頑張って下さい」
 そしてくしなは背景をアポカリプスヘルへと変えるのであった。


ナイン高橋
=============================
 このシナリオは、「戦争シナリオ」です。
 1フラグメントで完結し、『アポカリプス・ランページ』の戦況に影響を及ぼす、特殊なシナリオとなります。
=============================

 ナイン高橋です。
 今回の敵は、山羊というバイクに乗った羊のレイダーです。
 こんな見た目ですが、人を眠らせ、物資を奪う事を得意として略奪部隊としてはかなり優秀でした。
 ヴォーテックス・シティで攻撃されるとは思っておらず油断しているところにカチコミをかけて下さい。
 敵も黙ってヤられるわけではないので山羊に乗って応戦してくるはずなのでそこをぶちのめしてやれば一気に戦況を優位に持って行けるでしょう。

 それでは皆様のプレイングをお待ちしております。

●プレイングボーナス
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 プレイングボーナス……レイダー達とカーチェイスしながら戦う。
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第1章 集団戦 『煮慈威露愚喪の獏羊族』

POW   :    強奪の時間だヒャッハー!
自身が操縦する【山羊】の【突撃威力】と【物資強奪確率】を増強する。
SPD   :    ヒャッハー!突撃だ!!
【トゲ棍棒】による超高速かつ大威力の一撃を放つ。ただし、自身から30cm以内の対象にしか使えない。
WIZ   :    1ヒャッハー!2ヒャッハー!!3ヒャッハー!!!
【ヒャッハー系歌詞で大音声の羊数え歌】を放ち、自身からレベルm半径内の指定した全対象を眠らせる。また、睡眠中の対象は負傷が回復する。

イラスト:ロクイチ

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

栗花落・澪
羊が山羊に乗って山羊がバイクで…?
よくわかんないけど可愛いって事だけわかった

乗り物の運転なんて初めてなので
まだバランスは取れそうな四輪バギーに乗っていきます
【高速詠唱】で氷魔法の【属性攻撃】を撃ち
山羊さんの足を狙い足止めしたり凍結狙い

反撃に来たら敵の軌道上に氷塊を作り出す事による妨害狙いしつつ
接敵は避けて常に最低30cm以上の距離を取る
念のため【オーラ防御】はしておくけど

そろそろこっちも行くよ
【指定UC】発動
思いっきりわーーーーっ!!と叫べば
実体化した巨大文字がロケットのように飛んでいく【範囲攻撃】
操れるからかわされてもブーメランのように何度でもぶつけるし
壊されたらその分叫んで文字量産します




「羊が山羊に乗って山羊がバイクで……?」
 栗花落・澪(泡沫の花・f03165)はヴォーテックス・シティにたむろしているというレイダーのバギー部隊を遠目にみて首を傾げる。
 何しろ相手の見た目は何処からどうみてもバクなのにモコモコを着てるので羊。
 なんか虹色に光ってる。
 そして何故かバイクの代わりに山羊に乗っているのだ。
 やっぱり虹色に光ってる。
「よくわかんないけど可愛いって事だけわかった」
 多分きっと、澪も可愛さでは負けていられないと言う事だ。うん。
「乗り物の運転なんて初めてなので四輪バギーで、いきます!」
 戦争中のアポヘルだったら多分探せば乗り捨てられた乗り物もあるかもしれないのできっとそれをパクって突撃!
 大丈夫!ただ相手の陣地にぶち込めばいいだけのお仕事さ!
「うわぁーっ!?」
『メェイメェイ!!???』
 突然の奇襲に煮慈威露愚喪の獏羊族たちは対応できずどっかどっかと吹き飛ばされる。
「うわ、わ、わ、これ、止まれない、止まれないけど……ええーい!」
 慣れない運転ででたらめな軌道を走る澪はそれでも当初の予定通りに氷魔法をバラ巻いて氷塊を作り出したり敵の山羊や地面を凍結させていく。
 当たり前だが自分のバギーもスリップする。
「うわーっ!?」
 ぐるぐる回転してどん!と山羊に乗った獏羊族を弾き飛ばしてやっと止まる澪。
 良い子は真似しちゃいけないぞ!
「あ、危なかった……」
『ヒャッハー!突撃だ!!』
 安心したのもつかの間。
 山羊に乗った羊たちがトゲ棍棒を振り回しながら突撃してきた。
 報復の時間だ!
「うわ来たっ!?だったらこっちも行くよ」
 タッタカ迫って来る山羊に乗った羊に澪は接近されまいと大きく息を吸い肺に空気を送り込む。
「わーーーーっ!!」
 そして大きな声で叫ぶと、なんとその『わーーーーっ!!』がそのまま文字として実体化して、レイダーたちに向かって飛んでいく!
「教えてあげる。世界に溢れる鮮やかな音!……ただのわーだけど」
 これこそユーベルコード:彩音(ボクノオト・キミノオト)。
 メロディや言葉を実体化させ自由に操る事の出来る攻撃手段だ。
『あべしっ!?』
 実体化した巨大文字がロケットのように飛んでいき、山羊に乗った羊にぶつかると落馬……じゃない落山羊させていく。
『ヒャッハー!』
 中には華麗な山羊捌きで避ける羊もいたが。
「無駄だよ。操れるからかわされてもブーメランのように何度でもぶつけるし」
『ずべしっ!?』
 中には持っているトゲ棍棒で果敢にも巨大文字を粉砕する猛者もいたが。
「ああっ!?壊さないでよ!わーーーーっ!!」
 そして叫び疲れるまで澪は頑張ってレイダーたちを倒していくのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

リーヴァルディ・カーライル
…こういう連中を見ると意外とこの世界って平和なんじゃ…って錯覚してしまうわね

…まあ、実際に悪事を働いていた以上、容赦する気は欠片も無いけど…

陽光を避ける為に瞬間的な吸血鬼化を行い「闇の精霊結晶」に血の魔力を溜めUCを発動
攻撃回数を5倍、装甲を半減した"闇の精霊狼"に騎乗して5体の影で出来た分身を召喚し、
存在感を消す闇に紛れるオーラで防御して気配を消しながら敵陣に切り込み、
闇属性攻撃を行う分身狼達と連携しながら羊達を狩る集団戦術を行う

…羊の群れが相手ならば、敵は狼と相場が決まっている

あれが獲物よ。蹂躙しなさい、闇の獣達

…ところでその旗、虹色雲って書きたいのは分かったけど… 字が間違っているわよ?




 パラリラ パラリラ ♪

 パラリラ パラリラ ♪

 暴虐と悪徳の限りを尽くすこのシティにはヴォーテックス一族傘下のレイダー達が集っていた。
 中でも彼らはバギー部隊。
 機動力と突撃力、そして略奪に特化した恐るべき集団だ。
『メェメェ夜露死苦ぅ!』
『メェイメェイ!』
 ただ全員、なんか羊だった。
 バイクじゃなくて山羊に乗ってた。

「……こういう連中を見ると意外とこの世界って平和なんじゃ……って錯覚してしまうわね」
 建物の影の中に身を潜めて敵の様子を窺っていたリーヴァルディ・カーライル(ダンピールの黒騎士・f01841)はそんな感想を漏らす。
 敵は羊。あと山羊。
 だが侮るなかれ、ヤツらはこれでも人を眠らせ、物資を奪う事を得意として略奪部隊としてはかなり優秀なのだ。
「……まあ、実際に悪事を働いていた以上、容赦する気は欠片も無いけど……」
 リーヴァルディはそういうと、ユーベルコードを起動する。
 陽光を避け、建物の影で一瞬だけ吸血鬼化を行うと、その血の魔力を触媒に"闇の精霊結晶"を作り上げ、それを砕く。
「……羊の群れが相手ならば、敵は狼と相場が決まっている」
 砕かれ、零れ落ちた精霊結晶は影の中に落ちていくと……その姿を"闇の精霊狼"へと変貌させる!
「限定解放・血の喚起(リミテッド・ブラッドサモン)」
 狼はその身を削りながら5体にまで分裂すると、本体を残して、影を伝い、散っていく。
「あれが獲物よ。蹂躙しなさい、闇の獣達」
『ヒャッハー!?なんだどこから!?』
『狼だ!狼が出たぞーっ!?』
 影から影へ、闇の中を駆け回る闇の精霊狼が羊と山羊のレイダーたちを次々と襲撃していく。
「私たちもいくわよ」
 そしてリーヴァルディも闇の精霊狼の一匹に乗り込むと闇に紛れるようにしながら敵陣に斬りこんでいく。
「……ところでその旗、虹色雲って書きたいのは分かったけど……字が間違っているわよ?」
『そうじゃねーよ!わざとだ』
 思わず反論しようとしてしまって隙を見せた羊をサクッと暗殺して回り、リーヴァルディはたまり場にいたレイダーたちを混乱させまくるのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

夜刀神・鏡介
猟兵やオブリビオンにおいて、外見と戦闘力は無関係……とはいえ、羊に山羊って戦力的にどうなんだ
こいつを配下にしてるフルスロットルも、中々懐が深いというかなんというか……それとも何も考えてないだけかもしれないが

バイク『八咫烏』に騎乗、鉄刀を片手で持って走り出す。刀は陸の型【爪嵐】の構え
囲まれないよう注意しつつ、敵と並走しよう
獲物の差で射程は幾らか此方の方が上だろう
慎重に間合いを図りつつ、棍棒を振り下ろしてくるタイミングを見極め、攻撃される刀を振るい、先制攻撃で羊の攻撃を潰してやる
もし攻撃されたなら、上手いこと攻撃の流れを受け流して、敵の体勢を崩す。そこで追撃して山羊から叩き落とそう




「猟兵やオブリビオンにおいて、外見と戦闘力は無関係……」
 バイク『八咫烏』に騎乗しレイダーのたまり場を襲撃した夜刀神・鏡介(道を探す者・f28122)は報復しようと並走しにやってきたオブリビオンの姿を見ながら呟く。
「とはいえ、羊に山羊って戦力的にどうなんだ」
『メェメェ夜露死苦ぅ!』
『メェイメェイ!』
 なんか、羊だった。
 バイクじゃなくて山羊に乗ってた。
「こいつを配下にしてるフルスロットルも、中々懐が深いというかなんというか……それとも何も考えてないだけかもしれないが」
 正直末端の部下についてフルスロットルが把握しているかどうかは定かではない。
 だが、決してこの煮慈威露愚喪の獏羊族たちも侮ってはいけないだろう。
 こんな見た目でも、機動力と突撃力に富むバギー部隊なのだ!
『ヒャッハー!突撃だ!!』
 山羊をタッタカ走らせる羊がトゲ棍棒を振り回しながら鏡介をバイクから殴り落とそうと接近してくる。
「悪いけど、その間合いには入らせない!」
 対して鏡介は羊たちに囲まれないように八咫烏を走らせつつ絶妙にトゲ棍棒の間合いを外す。
 そして片手で持った鉄刀を構えると。
『ヒャッハー!』
「逃さない――陸の型【爪嵐】」
 トゲ棍棒が振り降ろされるタイミングを見切り、刀の間合いを利用した先手を打つことで攻撃の流れを受け流した。
「お前の動きは、もう見切った」
『ヒャハッ!?』
 そして返す刀で素早く2撃目を入れると、態勢を崩した羊は山羊から叩き落されるのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ルパート・ブラックスミス
狩猟は騎士の嗜み、根こそぎ狩り尽くしてくれよう。

愛機こと専用トライクに【騎乗】しカーチェイスに参戦。
UC【燃ゆる貴き血鉛】を付与した短剣を【投擲】、敵を【串刺し】にし【焼却】していく。
短剣は自分の意のままに飛ぶ【誘導弾】、敵の山羊を足を【部位破壊】し【体勢を崩す】ことで失速させ敵UCの機動力と突撃力を奪うのも容易だ。
頭数を揃えて群がってくるようなら【ダッシュ】【ジャンプ】、青く燃える鉛の翼で【滑空】しつつ上空から短剣【弾幕】の【範囲攻撃】で迎撃しよう。

貴様ら纏めて料理してやる。今日のメニューはジンギスカンだ。




 パラリラ パラリラ ♪

 パラリラ パラリラ ♪

『ヒャッハー!猟兵の襲撃だー!』
『このまま帰すなー!追えー!』
『んでもって身包み剥ぎ取っちまえー!』

 猟兵たちの突然のカチコミを受けて大打撃を受けた煮慈威露愚喪の獏羊族たち。
 だがそこはレイダー。
 やられたらやり返すの精神で報復のために山羊に乗ってパラリラしに来た。
「狩猟は騎士の嗜み、根こそぎ狩り尽くしてくれよう」
 だがそんなバギー部隊の横っ面に青い炎に身を包んだルパート・ブラックスミス(独り歩きする黒騎士の鎧・f10937)は専用トライクで突撃しにきた!
「いくぞ!燃ゆる貴き血鉛(ブレイズブルーブラッド)!」
 そのまま青く燃える鉛を伴った無数の短剣が投擲され、レイダーたちを撃ち落とし、さらには焼却していく。
『メェェェ!?』
 羊だからか、毛がよく燃えるらしく炎による延焼ダメージが致命的だ。
 中には上手く避けたりトゲ棍棒で弾き返す羊もいたが。
「この短剣は自分の意のままに誘導する」
『メェェェ!?』
 軌道を変えた短剣が死角からウールに突き刺さり青い炎を燃え広がらせていく。
「このまま失速させ機動力と突撃力を奪わせて貰う」
 敵のバギー部隊の最大の特徴は機動力と突撃力だ。
 ルパートは触れれば危険な炎を乱舞させる事でその二つを封じにかかったのだ。
 だが忘れてはいまいか。
 このオブリビオンたちの特徴は、もう一つあることを!
『強奪の時間だヒャッハー!』
 そう、彼らの最後の特徴は略奪力!
 恐れを知らぬ羊たちが巧みに山羊を乗りこなしルパートを四方から追い込んでいく。
「頭数を揃えて群がってくるか。ならば!」
 包囲されたことを理解したルパートはトライクを加速させる。
 そして速度が上がっていく中で鎧から伝っていく青く燃える鉛がトライクの側面に侵食していくと、それは"青く燃える鉛の翼"となった!
「飛ぶぞ!」
 瓦礫を利用して大ジャンプをしたルパートはそのまま翼を広げ滑空。
 呆然とこちらを見上げている羊たちに向けて空中から、青い炎を纏った短剣の弾幕の雨を降らせる。
「貴様ら纏めて料理してやる。今日のメニューはジンギスカンだ」

大成功 🔵​🔵​🔵​

エイル・リフィアベルク
「ヴォーテックスシティのレイダーが……山羊に乗った羊……?」

なんだかよくわからない状況に混乱しつつも、この敵を放置するわけにはいきません!
【ヘビーアームド・ウェポナイズ】で強化外装を装着し、転がっていたバイクに乗り込みます。
そしてツインレーザービットで攻撃です!

「運転しながらでもツインレーザービットなら思念波で操作できるので問題ないですね!」

ですが、運転に集中していたところに敵が突撃してきて、身につけた強化外装を無理やり強奪されて!?

「きゃあっ、胸部装甲、返してくださいっ」

両手で胸を隠したらバイクごと転倒してしまって、群がってきた敵に次々と外装を奪われていき……
全裸にされてしまうのでした。




「ヴォーテックスシティのレイダーが……山羊に乗った羊……?」
 エイル・リフィアベルク(強化外装ウラノス適合者・f26733)はバギー部隊の構成員を見て呆然としていた。
 何しろ相手は何処からどう見ても……バクっぽいけどモコモコ着てるから羊だよ羊!
 そして搭乗しているのはバイクではなく山羊だった。
「なんだかよくわからないですけど、この敵を放置するわけにはいきません!」
 多少の混乱もあったエイルだったが、猟兵としての教示は忘れない。
 強化外装を起動すると、戦闘態勢を取る。
「ウラノス、外装装着! ヘビーアームド・ウェポナイズです!」
『重武装モード、起動』
 緑色の瞳と髪が青い目とオレンジの髪に代わり、その身体を強化外装が覆っていく!
「よし、そこに転がっているバイクに乗って突撃です!」
 ヴォーテックスシティに集まっていたであろうレイダーの残したバイクに跨るとエイルはバギー部隊へとカチコミをかけにいくのだった。
『ツインレーザービット、展開』
「運転しながらでもツインレーザービットなら思念波で操作できるので問題ないですね!」
 2対で1組の飛翔するレーザービットからビームを放ちながらエイルはオブリビオンを攻撃していく。
 突然の強襲に慌てふためくレイダーたちはそのまま打ち倒されていってしまう。
「このまま殲滅しましょう!」
 調子に乗るエイルだったが、レイダーたちもただ黙ってやられていくばかりではない。
 やられたらやり返す。報復の始まりだ!
『強奪の時間だヒャッハー!』
「え?きゃあっ!?」
 レーザービットの思念操作にバイクの運転と慣れない事に集中して対応していたエイルは横から突撃してきた山羊と、その上に乗った羊の攻撃を受けてしまう!
 特に重武装モードで移動力が減少していたのも要因だろう。
『とったどー!』
「きゃあっ、胸部装甲、返してくださいっ」
 そして奪われてしまった強化外装の一部。
 それも取られたのはとても大事な部分。
 思わずエイルは両手で胸元を隠して叫ぶ。
『危険。制御が間に合いません。転倒します』
「えっ、きゃあっ!?」
 そのままバランスを崩してしまったエイルはバイクごと転倒。
 強化外装のおかげで怪我はないようだが完全にクラッシュしてしまった。
「いたた……」
『強奪の時間だヒャッハー!』
『ヒャッハー!』
 そして無防備になったエイルの元に山羊に乗った羊たちが群がってくる。
 その様子はまさに肉食動物の群れの中に放り込まれたエサのよう。
「えっ、きゃ!ダメ、それはっ!?」
『とったどー!』
『どー!どー!』
 そして砂煙が開けるとそこには身包み全てを剝ぎ取られて、全裸で取り残されたエイルが残ったのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

アーネスト・シートン
表向きの見た目は、虹色の羊毛を身に着けた貘ですかね…
この生き物が、同じ虹色の羊毛に身にまとったヤギに跨って走っていると…

目が痛くなりますね。
動物っぽい生き物相手にするのは心苦しいのですが、実害を考えると、どうのこうの言ってられる状況じゃないですね。
相手はオブリビオンですし。

ということで、わたくしは野生馬を呼び出して彼に跨って走りますよ。
「うるさいですね。こういう輩は黙らせておいたほうがいいですね」
走っていきますし、遠距離からM.S.L.で【スナイパー】してヤギを狙って撃ち落としますし、近づいたら、逆に踏み潰す形で動きます。
「ここまで近づければ、こっちの攻撃も当たりますけどね」

アドリブ歓迎




「表向きの見た目は、虹色の羊毛を身に着けた貘ですかね……」
 いいえ!羊です!
 羊といったら羊なんです!
「この生き物が、同じ虹色の羊毛に身にまとったヤギに跨って走っていると……」
 そう、山羊と羊!
 山羊に乗った羊なんです!
「目が痛くなりますね」
 虹色に光るモコモコとモヒカンに眉をひそめるのはアーネスト・シートン(動物愛好家・f11928)。
 獣医志望で、動物が好きな人である。
「動物っぽい生き物相手にするのは心苦しいのですが、実害を考えると、どうのこうの言ってられる状況じゃないですね」
 そう、見た目はあれだが、あれでも中身はオブリビオン。
 しかもなんだかんだ言って実は略奪部隊としては結構優秀だったりするのだ。
 ここで倒しておかないとフルスロットルに召集されてしまうので慈悲を見せる必要はないだろう。
「さて、ここはさすがに、彼の速さを借りないとですね……ムスタング!」
 アーネストは山羊とのカーチェイスに向け、野生馬ムスタングを召喚すると、そのまま騎乗する。
 と、同時に他の猟兵たちが襲撃を仕掛けたのだろう。
 レイダーたちのたむろしていた場所が騒がしくなっていった。
「ここは、一端ここらでちょっかいを出しておきますか」
 アーネストは慌てふためく様子の羊たちを見ながらスナイパーモードにした銃を構える。
「撃ち落とすだけなら、簡単ですね」
 アーネストは鞍もつけていないムスタングを巧みに操りながらライフルを発砲。
 山羊に乗りこもうとしていた羊たちを次々と撃ち落としていく。
『ヒャッハー!突撃だ!!』
 だが流石にオブリビオン側もただ一方的にやられるわけではない。
 なんとか山羊に乗り込んだ一部のレイダー部隊は報復のためにアーネストの元へもタカラッタラと山羊を走らせ迫って来る。
「む。こっちにも来ますか。ムスタング」
 トゲ棍棒を振り回しながらやってきた羊と山羊に、アーネストはライフルによる迎撃ではなくムスタングを向けさせる。
 ムスタングは野生馬としてもかなり大柄で、アーネストの身長の2倍はある。
 そしてそんなムスタングが大きく嘶きながら後ろ脚だけで立ち上がり、前足を宙に浮かせれば。
『ヒャハ!?』
「ここまで近づければ、こっちの攻撃も当たりますけどね」
 ズドン!と凄まじい勢いでトゲ棍棒の間合いの外からムスタングは前足で踏みつぶしにいくのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

シャーリー・ネィド
Σ羊だけじゃなくてヤギもいるんだ!?
いやまぁ、いてもおかしくないんだけどね
っていうかそんなにうるさくて眠れるの?
眠っちゃうんだろうけど
ま、どっちにしろほっとけないからやっつけちゃうけど

【ゴッドスピードライド】で猛スピードで飛ばしながら【操縦】のドライビングテクニックでカーチェイスを演じ、敵のUCの射程の外から【範囲攻撃】+【乱れ撃ち】+【弾幕】でビーム銃の拡散ビームでどんどんやっつけちゃうよ!
数が多すぎるようなら【罠使い】+【フェイント】+【制圧射撃】で足元を狙ってヤギ同士で衝突するように仕向けて同士討ちさせる




「羊だけじゃなくてヤギもいるんだ!?」
 シャーリー・ネィド(宇宙海賊シャークトルネード・f02673)は爆走する煮慈威露愚喪の獏羊族を見て思わずツッコんだ!
「いやまぁ、いてもおかしくないんだけどねっていうかそんなにうるさくて眠れるの?眠っちゃうんだろうけど」
 眠らせる系のユーベルコードを保有しているので、そりゃあちゃんと眠らせますよハハッ!そんなまさか気を失せれば寝てるのも同じでしょ理論なんてそんなそんな。何故かWIZで来る人が今までいなかったので証明できないのが残念だなぁ!
「ま、どっちにしろほっとけないからやっつけちゃうけど」
 そんな感じで気を取り直したシャーリーはサメ型宇宙バイク、ハイメガシャークに跨るとユーベルコードを起動する。
 この場で使うのはもちろん!
「ゴッドスピードライドっ!」
 ハイメガシャークが変形すると、そのスピード&バトルパワーがぐんぐん上昇する。
『ヒャッハー!突撃だ!!』
 そこへ山羊に乗った羊がトゲ棍棒を振り回しながらやってきた!
 たまり場を襲撃された報復に来たのだ!
「いくよ!」
 だがシャーリーは余裕の笑みを浮かべるとハイメガシャークを走らせる!
 ゴッドスピードライドで強化され凄いスピードが出ているが巧みなドライビングテクニックで山羊の横をトゲ棍棒を避けながらすり抜け、その瞬間にビーム銃で羊を撃ち落とす!
『まだまだ!やっちまえ!』
『メェメェ!』
 だがレイダー部隊は2匹1組ではない。
 わらわらと仲間がやられた報復のために山羊に乗った羊たちがトゲ棍棒を持ってやってくる。
「うわっ!数が多いね。だったら……!」
 シャーリーはハイメガシャークをぐるりと回転させると反転。レイダーたちを引き連れバイクで逃げる。
『パラリラパラリラ♪』
『追い詰めろ!』
『身包み全部剝ぎ取っちまえー!』
 恐れをなして逃げ出したと思ったレイダーたちはシャーリーのお尻を追いかけて来る。
 しかしもちろんシャーリーはただ逃げている訳がない。
「かかったね!」
 あるポイントに来たタイミングでシャーリーはハイメガシャークを加速。
 上半身をのけ反るようなポーズで後ろにマスケット銃型の熱戦銃を構えると山羊たちの足元に向けて発砲!
『メェ!?』
『メェメェ……ゴッ!?』
『ウホォイ!?どうした落ち着ギャフン!?』
 バランスを崩した山羊同士が走っている走路の中心に集まるように衝突しあい転がっていく。
 そして後方から続いていた他の山羊もそれに足を取られて追突事故を起こしていく。
「この場所、少し円筒状が続いてるんだよね。足元注意だよ!」
 罠を張っていたシャーリーの作戦勝ちだったのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

レナ・フォルトゥス
ライトブリンガー(f32754)と一緒
今回の相手は、動物が動物に跨っているのかしらね??
それと、虹色になっている毛皮…狩れるなら、いい感じに売れそうですわね。

てなことで、あたしは、ライトブリンガーに跨っていくわよ。
お願いね、ライトブリンガー。

連中が見えたら、軽く風系魔法や大地系魔法で軽く敬遠しながら、5mまでに接近して、一気に光の【属性攻撃】【全力魔法】【高速詠唱】でホーミングレーザーを放つわよ。
これで、一気に潰すことが出来るわね。

眠気は、覚醒魔法(アウェイクニング)で対抗する。
ライトブリンガーの動きがゆったりになったときにも使うわよ。

倒したなら、一気にバリカンで羊毛を頂く。

アドリブ歓迎


ライトブリンガー・フォルトゥス
レナ(f09846)と一緒
ぶひんっ!

なんか、見た目的に、動物の上に動物なんだよなー。
山羊さんも、可愛そうなことに、オブリビオンなんだよなー。
今回も、ご主人様を上に乗せて、ぼくが走る形を取る感じにするんだよ−。
とにかく、まずは、遠距離を維持して走るよ。
それと同時に、ぼくもなんか、仕掛けていくかな0。
うん。草食獣相手なんだけど、広大な草原だから虎よりも、犬のほうがいいかな。
てなわけで、大型犬12頭を呼び出して、羊にけしかけるよー。
その間に羊があたふたしている内に接近して、レナに魔法撃ってもらう形を取るんだよー。
最接近してきた敵には、後ろ足で蹴り食らわすよー。




「今回の相手は、動物が動物に跨っているのかしらね??」
 レナ・フォルトゥス(森羅万象爆裂魔人・f09846)は煮慈威露愚喪の獏羊族の様子を見ると呟く。
「ぶひんっ!」
 それに答えたのはレナが跨っている実に立派な白い一角馬。
「なんか、見た目的に、動物の上に動物なんだよなー」
 そう瑞獣であるライトブリンガー・フォルトゥス(白い馬・f32754)が同行してきたのだ。。
「山羊さんも、可愛そうなことに、オブリビオンなんだよなー」
 ライトブリンガーもまた今回の敵であるレイダーたちの様子を見る。
 何故かバイクの代わりに山羊に乗り、トゲ棍棒を振り回しながら走る羊。
 どうにも一般的なアポヘルのオブリビオンとはなんか違う気もするけどそれはそれとしてオブリビオンなのである。
「それと、虹色になっている毛皮……狩れるなら、いい感じに売れそうですわね」
 そしてどこの世界にいっても猟兵は猟兵らしくオブリビオンから剥ぎ取りしようと企んでいたのである!
「お願いね、ライトブリンガー」
「ぶひん!」
 そんな感じでレナを上に乗せライトブリンガーは走り出す。
 山羊に乗った羊のオブリビオンたちはバギー部隊。
 馬と山羊だがカーチェイスをしながらでなければ戦えないのだ。
「近づくのは魔法で軽く敬遠するわよ」
 乗馬したレナは敵の姿を確認すると、風を飛ばしたり、石礫を投げつけたりして敵の接近を拒むように動く。
『パラリラパラリラ!』
『猟兵だ!身包み剥がせ!』
 だが相手もこんな見た目だが略奪部隊としては優秀だったバギー部隊。
 レネの魔法攻撃に仲間がやられても気にせず突っ込んでくる。
「ぼくもなんか、仕掛けていくかな」
 簡単には近寄らせないように疾走していたライトブリンガーもまだ余裕があるようで攻撃に参加する。
「うん。草食獣相手なんだけど、広大な草原だから虎よりも、犬のほうがいいかな」
 ライトブリンガーは自身の生命力を代償にすると、ユーベルコード:十二支獣使令法を発動する。
「てなわけで、大型犬12頭だなー」
 召喚されるのは【十二支の獣】の内、犬。
 それもライトブリンガーはかなりの生命力を支払い最大数の12体もの獣を召喚してきた。大盤振る舞いだ、
「いくんだよー」
『うひゃあっ!?なんだこの犬!?』
『追い払え!』
『無理だ!強ぇ!?』
 戦闘力の高い犬たちは羊の振るうトゲ棍棒を避けて山羊に攻撃し次々と相手を仕留めていく。
「うんうん。いい調子だよー」
「ライトブリンガー、後ろ!」
「ふん!」
『ひでぶっ!?』
 召喚した犬たちの様子に頷いていたライトブリンガーだったが、レナの声に反応しすぐさま後ろ脚で蹴りを繰り出す!
 いつの間にか接近していたレイダーがいたのだ。
「レナー、ちょっと眠くなってきたよー」
『1ヒャッハー!2ヒャッハー!!3ヒャッハー!!!』
 どうやらライトブリンガーに追いつけないと判断したオブリビオンたちは、睡眠効果のある羊数え歌のユーベルコードで足を止めさせようとしてきたらしい。
 十二支獣使令法の代償でかなり生命力を奮発したライトブリンガーには覿面その効果が発揮され、どうにも足が遅くなってしまったらしい。
「大丈夫よ。ここで一気に潰しにいくから」
 レナも眠気に負けそうになる自分に魔法を使って一時的に喝を入れると、再び睡魔に襲われる前に決着をつけにいこうと魔法を詠唱する。
 先の牽制用の魔法とライトブリンガーの犬によってかなり数が減っており、今ならば視界に居る全ての敵を攻撃できる。
「光よ、すべての敵に届け!! ホーミングレーザー!!」
 そしてレナは魔力を全て込めた光属性のホーミングするレーザーを一気に放つ!
『ぎゃふーん!』
 それらは次々と爆走する山羊と羊を射抜いていき辺り一面を制圧するのであった。
「よし。あとは一気にバリカンで羊毛を頂くわよ」

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ザフェル・エジェデルハ
いつもの二人で参加(樒(f10234)と共闘)
ほほう羊の部隊か あの派手な羊毛は高く売れそうだ

サファクを召喚し、樒と騎乗。戦闘を行う
車とかバイクって乗り物じゃねぇし、飛んでるからカーチェイスとか言うのと
違うんだろうが、別にいいよな あいつらだって乗ってんの山羊だし

敵の間合い30cmに入らないよう常に意識し、並走(飛行)
サファクの炎で攻撃する「焼き払え!!」
なお、樒の鳥が近くにいる時は炎を吐かないようサファクに指示する

あ、これだと毛が刈れねぇな あとで樒の鳥が毟った毛でも拾うか…
だが羊の丸焼きは作れてるってことだよな…(腹減り中)


織部・樒
ザフェルさん(f10233)と行動
アドリブ歓迎

何と言うか、絢爛な容姿ですね
目がチカチカします

ザフェルさんが呼び出す竜に同乗させていただいて追跡(カーチェイス?)開始です
敵UCの効果範囲から外れるよう位置取りに注意(を常にザフェルさんや竜に伝えます)
最初は後方、敵の死角寄りからUC発動
光る物に興味を惹かれる鳥もいますから、彼らの派手な毛が可哀想なことになるかも知れませんね
後は距離を適切に保ちながら、場合によっては【式神使い】にて敵牽制をお願いしつつ適宜UCで攻撃します




「ほほう羊の部隊か。あの派手な羊毛は高く売れそうだ」
 紅い竜に乗ったザフェル・エジェデルハ(流離う竜・f10233)はなんか猟兵がバリカンで羊毛を剝ぎ取っている様子を見て頷く。
 隊商護衛をしていたザフェルはこういった交易で稼げそうなものにはなんだかんだと鼻が利くようだ。
「何と言うか、絢爛な容姿ですね。目がチカチカします」
 そしてザフェルの後ろに乗っているのはいつもな相棒、織部・樒(九鼎大呂・f10234)だった。
 相手が山羊に乗った羊に対して、ザフェルと樒はドラゴンに二人乗りで対抗しにいったのだ。
「別にいいよな。あいつらだって乗ってんの山羊だし」
「ばいく?とやらは私には難しそうです」
 そんな感じで二人はそれぞれ召喚系ユーベルコードで参戦しにきたのだ。
『ヒャッハー!猟兵だー!』
『メェメェ!』
 そんなザフェル&樒を乗せた赤き竜、サファクは山羊に乗った羊たちとのカー(?)チェイスを開始する。
「右だ!サファク、焼き払え!!」
 ザフェルの指示によって赤き竜はブレスを吐いて並走する山羊と羊を燃やしていく。
「左からも来ます!」
『ヒャッハー!突撃だー!』
「うおっとあぶねぇ!ありがとな樒」
 攻撃に集中していたザフェルのフォローをするため、樒は後方から周囲を確認しながら敵の接近を伝える。
 敵はトゲ棍棒で武装しているが、その射程はかなり短いようなのだ。
「頼みましたよ……!」
「キシャーーーっ!!!」
 そして樒はユーベルコード:蒼鷹鳥狩(ソウヨウトガリ)。
 召喚された大型の鷹は威嚇の声を上げると、無差別に……いやどうみても虹色に光ってる山羊や羊を優先して襲撃をし始める。
「あの鷹って樒の指示で動いてるじゃねーんだよな?」
「光る物に興味を惹かれる鳥もいますから、彼らの派手な毛が可哀想なことになるかも知れませんね」
 ザフェルの疑問に樒はしれっとした顔で答える。
 無差別攻撃をするタイプの鷹だが今回ばかりは位置取りさえ間違えなければ次々と敵を屠って行ってくれるようだ。
 そしてその位置取りは樒がしっかりサポートしてくれる。
「よし!サファク!一気にいくぜ!」
 ザフェルは流れに乗って騎乗した赤き竜に指示を出し、次々と山羊や羊をブレスで焼き尽くしていくのだった。
「あ、これだと毛が刈れねぇな。あとで樒の鳥が毟った毛でも拾うか……」
「それはかなり命知らずなのでは?」
「まじか。なら羊の丸焼きは作れてるってことだよな……」
 お腹がグゥとなるザフェルであった。


 バギー部隊。撃破完了!

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2021年09月15日


挿絵イラスト