アポカリプス・ランページ⑨〜レイド・オン・シティ
●強襲!悪徳の都!!
「みんな、ついにヴォーテックス・シティへの道が繋がったわ。カチコミの時間よ!」
アヤカ・ホワイトケープ(ロストイノセント・f00740)が若干テンション高めにブリーフィングを始める。
ヴォーテックス・シティとはレイダーの一大拠点であり、この世界の悪徳と暴力をまとめてブチ撒けた超巨大都市だ。
今回集まった猟兵の中には、任務で行った事のある者もいるやもしれない。
これまでグリモアによる転送でしか潜入出来なかった場所だが、今回道が繋がった事で本格的に攻め込む事が出来るようになったと言う訳だ。
「みんなにはシティ内にいるレイダー部隊を強襲・殲滅してもらう事が目的となるわ」
もしレイダー部隊がフルスロットルからの招集命令を受ければ、奴らはすぐにでも戦列に加わり戦力の一部となるだろう。
例え雑魚であっても、数が揃えば厄介な事になるのは間違いない。
戦いとは数であり、そうなる前に少しでも戦力を削らねばならないのだ。
「やる事は簡単よ。乗り物を用いてヴォーテックス・シティに殴り込みをかけ、レイダー部隊を倒して回り、頃合いを見て離脱する……それだけね」
今回攻め込む場所はシティ外延部にあるレイダーの小拠点。
ガレージや宿舎・酒場などの施設が一通り揃った場所で、ここにたむろしているレイダー部隊を先制攻撃で叩き潰すのが任務だ。
「襲撃に気付き次第、レイダー部隊も乗り物に乗って応戦してくるはずよ。きっとシティ内で派手なカーチェイスを行いながら戦う事になるけど……みんななら大丈夫よね?」
なお乗り物については、使いたい物があるならアヤカに申請すれば、出撃前にベースから調達してきてくれるそうな。
バイクやバギー、改造武装車両など、この世界にある物なら大体は用意出来るはずだ。
もし自前の乗り物があれば、それを使うのもいいだろう。
「……そう言えば、今回は並行して奴隷救出作戦も進んでいるそうよ。ヴォーテックス・シティの内と外、両方から攻め込もうって訳ね」
もしここを制圧出来ればフルスロットルへの援軍を断ち切る他、更に多くの奴隷を解放する事が出来るかもしれない。
そう言った意味でも、今回の任務は重要な物となるだろう。
「説明は以上よ。準備が出来次第、みんなを現地に送るから派手にやっちゃってね!」
NS
はいどうも、NS(えぬえす)でございます。
進撃は順調なようですが、まだ油断は出来ませんね。
四本目はヴォーテックス・シティ、どうぞよろしくお願いします。
●目的
ヴォーテックス・シティへ強襲をかけ、レイダー部隊を叩く。
開始状況はシティ強襲直後、レイダー部隊が出てきたところからです。
今回のプレイングボーナスは『レイダー達とカーチェイスしながら戦う』です。
乗り物を使って戦うのが大事な部分となっております。
何か必要な乗り物があればプレイングにて申告していただけると前回同様、出撃前にアヤカがベースに出向いて調達してきてくれますのでお気軽にどうぞ。
ただし、OPの通り『この世界にある乗り物のみ有効』です。
自前の乗り物がある方は、そちらを使っていただいても問題ありません。
なお今回の敵は分かりやすくレイダーです。数が多いです。
●ご注意
今回は戦争シナリオにつき、なる早で完結を目標としております。
特に本戦争は早期決着が推奨されているようです。
そのため、リプレイは出来るだけ早めにお返し出来ればと思います。
また、クリアに必要な人数が集まり次第プレイング受付を締め切る方針です。
もし参加人数が多い場合、不採用も出る事を予めご了承の上でご参加下さい。
それでは、ヴォーテックス・シティへ攻め込みましょう。
第1章 集団戦
『レイダー』
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POW : レイダーズウェポン
【手に持ったチェーンソーや銃火器】で対象を攻撃する。攻撃力、命中率、攻撃回数のどれを重視するか選べる。
SPD : レイダーバイク
自身の身長の2倍の【全長を持つ大型武装バイク】を召喚し騎乗する。互いの戦闘力を強化し、生命力を共有する。
WIZ : レイダーズデザイア
【危険薬物によって身体機能】を一時的に増強し、全ての能力を6倍にする。ただし、レベル秒後に1分間の昏睡状態に陥る。
イラスト:あなQ
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
●ヴォーテックスシティ・アタック
――ヴォーテックス・シティ外延部。
突然古びたサイレンの音がシティ内に鳴り響くと、レイダー達が一体何事かと建物の中から出てきた。
「……おい、うるせえぞ! またサイレンが壊れたのかよ!!」
「さっきまで俺は酒を飲んでたんだぞ! 邪魔すんじゃねえ!!」
見張り台の上にいる仲間に向けて、レイダー達が抗議の声を上げる。
どうやらこのような事はここではよくある事らしいが……
「違う! 敵襲だ!! 遠くから見た事のねえ奴らがこっちに……どわァッ!?」
言い終える前に見張り台が爆発し、レイダーが吹き飛ばされる。
攻撃を受けたのは明白だ。
「やられたッ!? ……まさか本当に来やがったのか!?」
「クソッ、こうしちゃいられねえ! 迎撃だ、迎撃の準備急げーッ!」
レイダー達が慌ただしくそれぞれの乗り物へと走り、エンジンを回す。
ボヤボヤしていたら次にやられるのはこっちだ。
……レイダーとの激突はもう間もなくとなる事だろう。
奴らに対する慈悲は無用、徹底的に叩き潰してしまおう!
夢ヶ枝・るこる
■方針
・アド/絡◎
■行動
成程、派手にやれば良いのですねぇ?
乗物はバイクをお借りしますねぇ。
『FMS』のバリアで周囲を覆い、相手の攻撃に備えた上で、【酷郭】を発動し『裁域』を形成、戦場全体に『律』を流し込みますぅ。
『律』への抵抗から、敵の位置や地形等は或る程度把握出来ますから、運転の障害物等を取り除くと共に、レイダーさんの前の地面や大気を操作し妨害や爆破を行いますねぇ。
後は『FRS』『FSS』の[砲撃]、『FBS』の斬撃、『FDS』の[爆撃]、『FGS』の重力弾等を切替えつつ叩きますぅ。
周囲に敵方が居なくなったら『FTS』でバイクを一時収納、『FAS』で飛行して別地点に入り、再度繰返しましょう。
●エクスプローシブ・パーティー
「おっと、早速来ましたねぇ」
出撃前に調達してもらったオートバイに搭乗している夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)が、こちらにやってくるレイダー部隊を目にする。
既に向こうは戦闘体勢に入っているらしく、様々な重火器をこちらに向けているのが見えてきた。
射程に入り次第、奴らは撃ってくる事だろう。
「それじゃ、派手にやっちゃいますよぉ」
るこるはバイクの周囲にFMSのシールドを展開し、攻撃に対する備えを行った後で『豊乳女神の加護・酷郭(チチガミサマノカゴ・ノガレエヌクルワ)』を発動し、戦場全体を覆う裁域を形成し、律を流し込む。
これで準備は完了だ。
「俺達にケンカを売った事を後悔しやがれ!」
一方で既にるこるの術中に嵌っている事も知らず、レイダー達が発砲する。
当然、この攻撃は展開済みのシールドに弾かれ無意味に終わったのだが、更なるアクシデントが襲い掛かる事となった。
「弾かれた!? クソ、一体何が……うおぉぉッ!?」
突然地面が隆起した事でハンドルを取られ、そのままバランスを崩したレイダーの一部が転倒。
そのまま荒地を転げ回るハメになった。
「ぐ、クソ……今のは何なんだ……? 急いで立て直してグワーッ!?」
次の瞬間、何もない空間が爆発しマシンごとレイダーが吹き飛ばされた。
それを見て、まだ無事なレイダー達は近くに援軍が潜んでいると誤認し、急速反転する。
「……ふむふむ、もう少し進むと岩が転がっていますね。排除っと」
奇しくも反転したレイダー達を追う展開となったるこるが、先に発動した酷郭の力で戦場に流し込んだ律で地形を把握しつつ、障害物を取り除く事で次第に距離を詰めていく。
先程、レイダーが爆破されたのもこのユーベルコードの能力であった。
「さあさあ、射程距離に入りましたよぉ。覚悟してくださいねぇ」
そして、浮遊武装の射程内に入った事でるこるが反撃に出る。
放たれた『FRS』『FSS』の砲撃が地面を抉り、『FDS』の爆撃がレイダーのバイクをバラバラに吹き飛ばし、『FBS』の斬撃が武装車両を真っ二つに切り裂き、『FGS』の重力弾がレイダーごとマシンを押し潰していくなど、適時武装を切り替える事でレイダー達を確実に叩いていった。
「この辺りは一掃出来たようですねぇ。それでは……」
襲い掛かって来たレイダーを倒したるこるはバイクを一度止め、『FTS』で一時収納した後、『FAS』で飛行して次のポイントへ向かう。
……その移動した先でも、レイダー達の悲鳴が上がったのは言うまでもない。
大成功
🔵🔵🔵
栗花落・澪
運転なんてした事無いけど…
4輪バギーなら僕にも乗れるかな
念のため乗ってるバギーごと【オーラ防御】で防ぎながら
片手で【高速詠唱】+炎魔法の【属性攻撃】
敵の乗り物の動力部を狙う事で引火し爆発させていく狙い
敵の攻撃は回避優先
大型バイクはー…体当たりされたら痛そうなので【指定UC】
思いっきり息を吸って
こっちは初心者なんだから手加減してって言ってるでしょこのばかー!
運転初めてなのに転んだらどうすんの!?
戦争中とはいえ安全運転くらいさせてよいじわるー!
口にした言葉全部を声量に応じたサイズで実体文字として召喚
ロケットの如く物理的に当て続けて近づかせないしダメージも与える【範囲攻撃】
来ないでよばかー!!
●シャウト・アタック
「うー……運転なんてした事ないけど、大丈夫かなぁ……わわっ!?」
出撃前に調達してもらった四輪バギーを運転し、ヴォーテックス・シティへ向かう栗花落・澪(泡沫の花・f03165)だが、その運転はどこか危なっかしい物があった。
人生初の運転が、まさかこんな世紀末世界での戦いになるとは思わなかったが、今はそうも言っていられない。
激しい縦揺れに体を揺さぶられつつも、澪の視線の先には大型武装バイクに乗ったレイダー達の姿が見えてきた。
「あのバギーか……おい見ろよ! あの運転、ありゃあ素人だぜ!」
「しかも乗ってるのは女か! よーし、生け捕りにしてやれ!」
何か盛大な勘違いをしているレイダー達が機銃を発砲し、澪のバギーを狙う。
このまま蜂の巣になるかと思われたバギーはオーラ防御で攻撃を防ぐと……
「当たれっ!」
交錯する直前、片手で炎の魔法弾を数発ほどレイダーの武装バイク放った。
運転中の揺れで狙いがいくつかブレたものの、その内の一発がうまくエンジンと燃料タンクの境目に直撃し、バイクの一台が爆発する。
「……まぐれ当たりにやられたか、あのマヌケめ!」
「なら接近戦だ! 動きを止めりゃこっちの勝ちよ!」
交錯直後、素早く180度ターンで反転したレイダー達が澪を追いかける。
こちらは慣れない運転に苦戦しつつ、向こうは元々のドライビングテクニックの高さもあってか、澪との距離は目と鼻の先にまで詰められてしまう。
「わぁっ!? もう追ってきた!?」
「ハッハァ! ここまでだぜェ!」
何度となくサイドアタックを仕掛けるレイダー達。
それを必死の運転で避ける澪。
今は何とか躱せているが、このままでは危険だ。
「マズい、このままじゃ……よし、こうなったら!」
この危機的状況下で何かを思い付いた澪がすぅっと一気に息を吸い込と……
「こっちは初心者なんだから手加減してって言ってるでしょこのばかー!」
叫ぶ!
「運転初めてなのに転んだらどうすんの!?」
叫ぶ!!
「戦争中とはいえ安全運転くらいさせてよいじわるー!」
叫ぶ!!!
……一見して意味のない抗議行動にしか見えなかったが、先のセリフが『彩音(ボクノオト・キミノオト)』の力で大きな実体文字となり、澪の口から放たれたのだ。
「な、なんだこれはグボォッ!?」
「どこからこんなグベッ!?」
そして実体文字が見事にレイダーの頭に直撃し、そのまま落車すると荒地を転げ回ってバイクもろとも爆発した。
「今は一体なんだ!? あいつ、俺達の知らない武器を……」
「来ないでよばかー!!」
「グワァーッ!?」
一体それが何なのかを理解する暇も与えられず、実体文字攻撃にやられたレイダー達は骸の海へと還っていくのであった。
大成功
🔵🔵🔵
ルキ・マーシトロン
(アドリブ連携歓迎)
救急車が通ります。道を開けてください。
救急車が通ります。道を開けてください。
ヒャッハー。今回は武装救急車で参戦するよ。
救急車に道を譲らない不届き者には、ショットガンや火炎放射器をお見舞いしちゃおう。
それでも倒れない骨のある奴には、UCを使用して恐怖映像の幻影を見せることで盛大に事故って貰うよ。
●デッドリー・アンビュランス
アポカリプスヘルの荒地にサイレンを鳴らした救急車が走る。
当然、ただの救急車ではなく武装の施された救急車だ。
「救急車が通ります。道を開けてください。救急車が通ります。道を開けてください」
マイクでお決まりのセリフを口にし、武装救急車を駆るのはデッドマンの闇医者であるルキ・マーシトロン(🧟♂️・f24589)だ。
「お、救急車かありゃあ? 珍しいなァ!」
「ならブッ壊して中を物色しようぜ。ヤクになりそうな物があるかもしれねぇ!」
……もちろん、レイダー達が救急車に気付かないはずがない。
一見すれば、どうぞ襲って下さいと言っているような物である。
上手く速度を合わせつつ、ルキの行く手を塞ぐレイダー達のマシンであったが……
「おや、救急車に道を譲らない不届き者とはいけないね」
ルキがニヤリと笑い、運転席のボタンを押す。
すると武装救急車の一部がスライドし、中から火炎放射器が姿を現すと……容赦なく炎を噴き出し、レイダーのバイクを消毒する!
「ウギャァァァーッ!? 熱い熱い熱くて死ぬゥーッ!?」
早速炎に焼かれたレイダーがバイクから転げ落ち、リタイアした。
なんたる容赦の無さか!
「ぶ、武装してるだと!? クソッタレ……!」
間近で仲間がやられた事に気付いたレイダーが、慌てて武器を取り出そうとする。
だが次の瞬間、運転席の窓が開いた。
「やあ」
短い挨拶の後、ルキの手にあったショットガンが火を噴き、散弾が武装車両の運転席にいたレイダーの体に浴びせられる。
そのままコントロールを失った武装車両はクラッシュし、爆発炎上した。
「クソッ、こいつ……思ったよりヤベぇな!」
「こうなりゃ一気にカタを付けるしかねえ! アレをやるぞ!」
相手が強敵だと思い知らされたレイダー達は、覚悟を決めて危険薬物を体に打つ。
これで短期決着を狙うつもりのようだ。
「……おや、結構攻撃をしたはずなのに倒れないとは骨のある奴らだね。いや、さっき打った薬物の影響かな?」
奴らが打った危険薬物の影響はかなりの物らしく、攻撃をしても倒れないレイダーを見てルキは別の手段に打って出る。
「体に効かなければ心を攻める……さぁ、とびきりの悪夢をみせてあげよう」
その言葉と共に『素晴らしき悪夢(ナイトメア・ホラーショー)』が発動する。
武装救急車から恐怖映像――奴らの大ボスであるフルスロットル・ヴォーテックスが怒り狂い、部下達に当たり散らす幻影がレイダー達の視界に入った。
「ヒ、ヒィィィッ!? フ、フルスロットル様、おゆ、お許しをーッ!!」
「お、俺は悪くねえ! 悪くねえんだァーッ!!」
精神を搔き乱されたレイダー達はコントロールが盛大に狂い、そのまま派手にクラッシュし、まとめて骸の海へと消えていく。
……その後を武装救急車が駆け抜けていくのであった。
大成功
🔵🔵🔵
夜刀神・鏡介
レイダー部隊との戦闘も結構数こなしてきたつもりだが、未だに数は減らないな
だが、なんにせよ無限って事もあるまい。一人でも多く倒してこの先の戦いへ繋げるだけだな
鉄刀を抜いた状態で、新調したバイク『八咫烏』に騎乗
刀を片手で持って、捌の型【水鏡】の構えでレイダーを追跡
銃火器による攻撃はできるだけ回避、避けきれない分は刀で弾いて防御
チェーンソーは刀にダメージを与えすぎないように横っ腹を叩いて逸らすか、即座に受け流して防御して、威力重視で反撃を叩き込む
敵を倒すか乗り物から叩き落としてやり、操縦不能にする事で事故を起こす形で更に敵の数を減らしていく
ざっとこんな所だが……まだ数がいるみたいだな。次にいこう
●ライディングバトル・イン・ヴォーテックスシティ
ヴォーテックス・シティ内を爆走する車両達の姿があった。
それは追う者と追われる者……即ち、猟兵とレイダーである。
「レイダー部隊との戦闘も結構数こなしてきたつもりだが、未だに数は減らないな」
夜刀神・鏡介(道を探す者・f28122)が最近手に入れた改造バイク『八咫烏』に乗り、レイダーを追う。
……果たして、この戦いには終わりはあるのだろうか?
フルスロットルを倒したところで、レイダーがこの世界が消え去るのだろうか?
「だが、なんにせよ無限って事もあるまい。一人でも多く倒してこの先の戦いへ繋げるだけだな」
今はただ、自分に出来る事をするのみ。
この悪徳の都を攻め落とせれば、より多くの人々が救われるはずだ。
「さあ、ライディングバトルを始めるとしようか」
鏡介は刀を手にし、『捌の型【水鏡】(ハチノカタ・ミズカガミ)』の構えを取りながらレイダー達を追う。
刀を握りながらでも動かしやすいように改造されている八咫烏との相性も抜群だ。
「……あの野郎、俺達をどこまでも追いかけるつもりらしいな」
「追いかけっこにも飽きてきたとこだ、そろそろ殺っちまおうぜ!」
レイダー達が合図を出すと同時に散開し、鏡介に向けて攻撃し出した。
銃器や車載機銃が火を噴き、彼の乗る八咫烏を襲う。
「来たか。だが、その程度ではな」
鏡介は飛んできた銃弾を巧みなライディングテクニックで躱し、避けきれない分は刀で弾いて防御すると言う離れ業を見せる。
「弾きやがった!? クソ、なんて奴だ!」
「なら接近戦だ!」
バイクに乗ったレイダーが横から急接近を試みる。
レイダーの手には戦闘用ハンディチェーンソーが握られていた。
「ハハァッ! こいつは避けられねぇだろ!」
駆動音が流れていく中で、チェーンソーの刃が鏡介に牙を剥く。
だが、彼は上手く横っ腹を叩いて、相手の攻撃を何度となく逸らしていった。
刀の刃を傷付けない、上手い受け流しだ。
「クソ、こいつ……!」
「力任せで倒せるほど、甘い物ではないぞ」
「がッ……!?」
鏡介はそこから捌の型【水鏡】による反撃でレイダーを斬り捨て、車両から叩き落した。
攻撃を受け流した直後の反撃でレイダーがバイクから落とされ、主を失ったバイクがコントロールを失い、仲間と衝突事故を起こし爆発。
更に敵の数を減らしていく。
「ざっとこんな所だが……まだ数がいるみたいだな。次にいこう」
まずは一つの小部隊を叩き潰した鏡介だったが、まだ敵の数は多い。
次なる獲物を探し、彼はヴォーテックス・シティを駆け抜けるのであった。
大成功
🔵🔵🔵
トリテレイア・ゼロナイン
漸くこの悪徳の街から人々を解放する時が来ました
騎士として今こそ力を振るう時、いざ!
機械馬ロシナンテⅡに●騎乗
ワイヤーアンカーを馬に接続し●ハッキングで●操縦
馬のスラスターの●推力移動も合わせた機動力で強襲を仕掛けます
“脚”を撃たれるのを防ぐ為、敵の持つ銃火器をマルチセンサーでの●情報収集と●瞬間思考力で所在を●見切って把握
頭部、肩部格納銃器を展開し乱れ撃ちスナイパー射撃で武器落とし
近接戦に移行した相手に対しては
フリーにした両手にUCを持ちチェーンソーを超える長い光刃を展開
超高温の二振りの刃でチェーンソーごと撫で斬り
止めは爪先の光刃で敵の乗り物すら両断してゆきます
さあ、次はどなたがお相手ですか?
●ライク・ア・スレイプニル
「漸くこの悪徳の街から人々を解放する時が来ました……騎士として今こそ力を振るう時、いざ!」
トリテレイア・ゼロナイン(「誰かの為」の機械騎士・f04141)は使命に燃えていた。
今回の戦争で道が繋がった事により、ようやくこの悪徳の都へ攻め入る事が出来るようになったのだ。
その目的はもちろんヴォーテックス・シティの制圧と、それに伴う奴隷の解放だ。
「駆けよロシナンテ! 悪逆なる者達を討つために!」
トリテレイアの乗る機械白馬「ロシナンテⅡ」がヴォーテックス・シティの荒れ果てた地を踏みしめ、走る。
スラスターの推力移動も合わせた機動力は非常に、疾い。
「……なぁ、なんか変な音が聞こえて……なんだァ、ありゃあ!?」
「馬だ、ありゃあ馬だぞ! だが馬にしちゃあ妙に形が変だが……」
地を駆ける音と共に、ロシナンテⅡの姿がレイダー達の目にも映った。
もっとも、奴らからすれば馬のような何かにも思えたやもしれないが。
「なんだっていい、向かってくる奴らは仲間以外ブッ殺せだ!」
「それもそうだ! よォし、行くぞォ!」
愚かな獲物が来たとばかりにレイダー達がそれぞれの車両に乗り、向かってくる。
その手には凶悪な武装がいくつも握られていた。
「敵影複数確認。敵兵装をサーチ……主に一般的な銃火器に、車載機銃ですね。一部はロケット弾などの高危険度兵装もある、と」
トリテレイアはレイダー達の姿を視認すると遠距離からマルチセンサーをフル稼働し、レイダーの情報を集めると同時に攻撃軌道予測も並行して素早く行う。
いくら機械馬とは言え、脚を撃たれれば機動性が大きく落ちるのは避けられないため、先に手を打とうと言う事のようだ。
「では、こちらから先手を打たせていただきましょう」
トリテレイアの体から頭部、肩部格納銃器が展開されると、ロックオンと同時に一斉に火を噴く。
その狙いは正確で、遠距離武器の大半が破壊されるか落とされるなどしてしまう。
「うおッ!? 武器が……だが、この程度で止められるかよ!」
一瞬で射撃武器の殆どを失ったレイダー達がチェーンソーを手に、トリテレイアへ近付くも、それが自殺行為だと気付くにはあまりにも遅すぎた。
「光刃、展開……騎士として恥ずべきこの戦法、敢えて使わせて頂きます」
トリテレイアの両手にチェーンソーをも上回る長さの可変式光剣が展開される。
――大出力可変式/足部隠蔽収納式擬似フォースセイバー(フォースセイバー・イミテイト)、それがこの武器の名だ。
彼がこの光刃を振り回した瞬間、レイダー達は車両とチェーンソー、そしてその身を瞬時に両断された。
奴らが痛みを感じぬままに死ねたのは、果たして幸運と言うべきであろうか?
「さあ、次はどなたがお相手ですか?」
その言葉と共に、悪徳の都を機械騎士が往く。
この街で彼を止められる悪党など、誰も存在しない事だろう。
大成功
🔵🔵🔵
ルパート・ブラックスミス
警報への対応が遅い。
暴力を振るう貴様らが戦場の空気に鈍いとはどういう了見だ。
愛機こと専用トライクに【騎乗】しカーチェイス。
UC【黒と青の舞刀曲】、短剣【誘導弾】の【弾幕】で敵UCの武装の【武器落とし】や敵車両の車輪を【部位破壊】などで【体勢を崩す】のと併せて【ダッシュ】、加速力を乗せて黄金魔剣で【切り込み】蹴散らす。
敵が迫るようなら【ジャンプ】、青く燃える鉛の翼を展開し【空中浮遊】した状態からの速度及び姿勢を制御しつつ黄金魔剣の【なぎ払い】や頭上から愛機の三輪による【踏みつけ】で迎撃する。
カーチェイスと言っても此方の目的はレースではなくハンティングだ。
覚悟はいいか。一人残らず【蹂躙】してやる。
●メナス・オブ・ブラックアーマー
レイダーの車両がまとめて拠点の中から慌ただしく飛び出す。
まるで蜂の巣を突いたような騒ぎである。
「警報への対応が遅い。暴力を振るう貴様らが戦場の空気に鈍いとはどういう了見だ」
専用トライクに騎乗したルパート・ブラックスミス(独り歩きする黒騎士の鎧・f10937)がレイダー達の様子を見て、呆れたように呟く。
奴らの親玉でもあるヴォーテックス一族の死は伝えられても、この都市に道が繋がった事で猟兵達が攻め込んでくると言う事までは耳に入っていなかったのであろうか。
もしかしたら『ここが攻め込まれる事はない』と慢心していたのかもしれないが。
「だが貴様らは一匹たりとも逃がさん。人々を苦しめる外道共よ、覚悟しろ」
その言葉と共にルパートの目の部分から青き炎が噴き出す。
それはまさに獲物を狩るハンターの目でもあった。
「……クソ、さっきから変な奴が追いかけてきやがる!」
「だが相手は一人だけだ、返り討ちにしてやろうぜ!」
レイダー達は後ろを振り返り、銃を後ろにいる追跡者に向ける。
どうせ大した事のない相手だと思い込んでいるのだろう。
「さあ我が剣よ、獲物に喰らい付け」
まず先手を取ったのはルパートの方であった。
即座に『黒と青の舞刀曲(ブレードオブブラックスミスバッラータ)』で強化された投擲短剣が放たれ、弾幕のごとくレイダー達に襲い掛かる。
まるで短剣が意思を持ったかのような動きでレイダー達の武器を落とし、バイク或いは武装車両の車輪を的確に破壊していく。
「むんッ!」
車輪をやられて体勢を崩し、車両のコントロールを失ったレイダーに向けてトライクが、急加速をかけた勢いで黄金魔剣を一閃……まとめて蹴散らした。
なんたる力の差か!
「チクショウ、なんて奴だありゃあ!?」
「こうなりゃ一気に攻めるしかねえ! 行くぞ!」
迫る黒き鎧に脅威を感じつつも、他のレイダー達がチェーンソーを手にルパートへ近付く。
切り刻んでしまえばおしまいだ、と。
だが次の瞬間、ルパートの乗るトライクが……飛んだ。
「なッ……!?」
まさか相手が飛ぶとは思わず、レイダー達が驚愕したまま上を向く。
青く燃える鉛の翼を展開したトライクが滑空すると、頭上から勢いのままにレイダー達をグシャリと踏み付けた。
当然、押し潰されたレイダーは即死である。
「カーチェイスと言っても此方の目的はレースではなくハンティングだ。……覚悟はいいか。一人残らず蹂躙してやる」
未だ前方にいる生き残りのレイダー達に向け、背後から死神がやってくる。
最早逃げる事など出来はしない。
「……う、うわあぁぁぁ!? く、来るな、来るなァーッ!?」
恐怖のあまり錯乱するレイダー達。
迫り来るルパートの手には黄金魔剣が握られていた。
……そして死の叫びと共に悪漢達はまとめて薙ぎ払われ、その無様な骸を悪徳の都に晒す事となるのであった。
かくして猟兵達の活躍により、レイダー部隊の戦力を削る事に成功した。
今もヴォーテックス・シティ制圧作戦は順調に進んでおり、この悪徳の都が崩壊するのもそう遠くない事だろう。
大成功
🔵🔵🔵