アポカリプス・ランページ⑥〜無敵最強のデスファイア
●最強無敵のロッキー山脈は燃えている
「イエス、イェーガー。戦争の時間です」
展開されていく無数の電子ウィンドウ。
そこの電子マップに記されている赤い光点はロッキー山脈を指し示していた。
鋼鉄要塞と呼ばれる鋼の要塞、そこの首魁であるオブリビオン・デスファイア。
そこへの道が切り開かれたのである。
「敵性オブリビオン・デスファイアの撃破が当ミッションの目標となります」
しかし、デスファイアにたどり着くには無数の部下たちがいる。
その部下を切り抜け、デスファイアにたどり着く必要があるのだが……。
実の所、デスファイアは侍らせている女、部下に無関係にその火炎放射器をばらまいて無差別攻撃を仕掛けてくる。
「この無差別火炎放射を突破しなければデスファイアへの近接は難しいでしょう」
その火炎放射さえ超えればデスファイアと相対するのは容易。
つまり、部下どもはデスファイアの炎にてあぶられて戦闘不能になってしまう見込みだ。
侍らせている娘たちを助けるか、否かは猟兵たちに一任される。
自業自得な女もいるだろうがそうではない女もいるかもしれない。
しかし、あくまで目的は敵性オブリビオンでありヴォーテックス一族の一人・デスファイアの撃破である。
「いつも通りにこなせばいつも通りにイェーガーたちは戦果をあげることを当機は理解しています」
グリモアが回転を始め、展開されていく。
そして展開されたゲートより砂塵が吹き込んでくる。
見える先に広がるのはロッキー山脈、鋼鉄要塞。
敵首魁が待ち受ける鋼の要塞である。
●無敵最強のデスファイア
『お前達が猟兵か? 残念だったな』
そこに待ち構えているのはデスファイア・ヴォーテックス。
ヴォーテックス一族にしてロッキー山脈・鋼鉄要塞の長。
『お前達がどんな野郎でもオレは最強で無敵だ。絶対ぇに叶わねぇ』
デスファイアは、その火炎放射器を構え自信満々で猟兵たちに告げる。
かくて、デスファイアとの戦い、その火蓋が切って落とされたのである。
虎河豚天
虎河豚天です。戦争の時間です。
敵はデスファイア・ヴォーテックス。
相手の無差別火炎放射により戦闘は困難を強いられるでしょう。
その火炎放射に対して対策を取れば戦闘は有利に進められます。
何らかの対策を取って挑みましょう。
第1章 ボス戦
『デスファイア・ヴォーテックス・鋼鉄要塞』
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POW : 火力こそ力だぜ!!
自身の【下半身の戦車 】を【ファイブデスモード】に変形する。攻撃力・攻撃回数・射程・装甲・移動力のうち、ひとつを5倍、ひとつを半分にする。
SPD : デスファイアァァァァ!!
【両腕の火炎放射器 】で攻撃する。[両腕の火炎放射器 ]に施された【火力】の封印を解除する毎に威力が増加するが、解除度に応じた寿命を削る。
WIZ : ヘルファイアァァァァ!!
【炎の雨 】を降らせる事で、戦場全体が【地獄の如き戦場】と同じ環境に変化する。[地獄の如き戦場]に適応した者の行動成功率が上昇する。
イラスト:V-7
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠山田・二十五郎」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
ベルベナ・ラウンドディー
焼き殺すくらいなら始めから用意しないで欲しかったですよ
ユーベルコード使用、奴隷・女の保護を優先
●結界術・焼却
対火炎用結界を奴隷たちに展開、残数10枚程度で交戦します
●衝撃波・ぶん回し・範囲攻撃
私自身にも結界を多重展開、ただし攻撃を兼ねてね
展開した結界を高速回転させ、負圧の衝撃波を発生させる
デスファイアそのものを吸い上げて結界で削り殺すカッターの要領ですが
敵UCの【炎の雨】を風圧でもすり潰し、散らす扇風機の目的でもあります
結界を展開したのは勿論、火炎放射対策もあります
が、此方の負圧の結界で彼等を巻き込むわけにはいかないでしょう?
カリフォルニア…ブラッドルビーから人質を救ったのなら猶更ですよ
●削り殺す衝撃の結界
「焼き殺すぐらいなら始めから用意しないで欲しかったですよ」
『グワハハハハハッ!! オレは最強無敵だからな、いちいちお前らに備える必要なんてねぇ!!』
ベルベナ・ラウンドディー(berbenah·∂・f07708)は帰ってきた返答にため息をついた。
同時、無差別の火炎放射が襲いかかる。
「猫の足音、女の髭、岩の根 以下略……!!」
その詠唱で形成される柱状の結界グレイプニル。
それにより奴隷や女達は無差別の火炎放射より守られる。
しかし、守られなかった部下たちは次々と焼かれていく。
『ガハハハハハッ、守ってるだけじゃあ最強無敵のオレは倒せねえぜッ!?』
「結界を展開したのは無論火炎放射対策でもありますが……攻撃の為でもありますよ」
展開した結果が高速回転させ、負の圧力がかかる。
それはじょじょに火炎放射を巻き上げ、そしてデスファイアそのものを引き寄せる。
『うお、お、おおおおおッ?!』
結界に押し付けられたデスファイアはそのまま紅葉おろしのようにじょじょに結界に削られていく。
じょじょに、じょじょに、その装甲が、皮膚が、すり減っていき、結界の表面が赤く染まっていく。
「……火炎放射対策もありますが、此方の結界で彼らを巻き込む訳にはいかないでしょう?」
『お、お前、ぐ、わ、お、お、ぉぉぉぉ……』
「カリフォルニア、ブラッドルビーで人質を救ったのなら、なおさらです。そのまま削り殺されなさい」
『て、てめええええええええええええええ……!!』
ざりざりざりざり、と言う音をあげ、デスファイアはその力とその身をじょじょに削られていったのであった。
大成功
🔵🔵🔵
柊・はとり
俺がどんな野郎かって?
無差別殺人鬼を止めに来た探偵だよ
まあ猟兵でもあるがな
己の部下まで巻き込む非道を俺は許さない
UC【作者への挑戦状】使用
集中して第六感を研ぎ澄まし
奴の火炎放射が放たれる位置を予測
最初は防戦に徹する
偽神兵器に斬撃属性の魔力を纏わせ
放射される火炎を切断
もし部下に攻撃されても継戦能力で耐え
手出しはしない
俺はお前と同じ所には堕ちない
このUCは時間経過と共に精度が上がっていく
段々俺の動きの方がお前の火炎放射より
速く見えてきたんじゃないか
正解だ
今どこを強化してどこが弱点になってるのかも
もう丸分かりだぜ
推理で指摘してやろう
奴が動揺している隙にダッシュで接近
全力の氷属性攻撃でなぎ払い切断する
●アンフェアー
「オレがどんな野郎かって?」
無差別の火炎放射が吐き出される。
その炎に偽神兵器に宿らせた刃が振るわれた。
奴隷や侍らせていた女たちにそれが届く前に断ち切られる。
返す刃でさらに放たれた火炎を叩き切る。
そのせいで生き残った部下たちが放つ弾丸が柊・はとり(死に損ないのニケ・f25213)に突き刺さる。
だが、それも耐えてはとりは偽神兵器を振るう。
『がはははははッ!! 偽善者気取りかぁッ!?』
「違うな。無差別三つ人気を止めに来た探偵だよ」
『探偵だぁッ!? 探偵がこんなところに死ににきたかぁッ!!』
「己の部下まで巻き込む非道、猟兵としても探偵としても俺は許さない」
無差別に放たれる火炎放射。
だが、じょじょにその拮抗は崩れ始めていた。
振るわれた偽神兵器、それが火炎放射が吐き出される前に先手を打つように振るわれていたのだ。
『なんだ、てめえ……何をした……?!』
「何をしたと思う」
『てめえ、動きが、速く……ッ!?』
「正解だ……次は右に180度展開して放つつもりだろう」
『何ぃッ!?』
まさにその通り、右に180度ほど振るわれた火炎放射は最早出る前に切り払われた。
それに動揺したその一瞬の疾駆、肉薄。
「隙を見せたな」
偽神兵器に宿した冷気の一閃。
全力の横薙ぎが、その屈曲な肉体に真一文字に傷を刻む。
されど血は吹き出ない、その傷口はその冷徹なる氷河に覆われていたからだ。
大成功
🔵🔵🔵
マリア・ルート
いいえ、あんたは最弱よ。あんたじゃ私たちに絶対敵わないわ。
…ま、煽るのはほどほどに。火炎放射器怖いしね。
まずは火炎放射器を対策しないと。
【指定UC】と『早業』『範囲攻撃』を合わせて近接武器を相手の火炎放射器に飛ばすわ。狙うは『部位破壊』!
うまくいけば娘たちが解放できると思うけど部下も解放されそうね、そいつらは飛ばした武器に火炎放射器のついでに対応してもらうわ。
粗方片付けたらあとはデスファイア!
相手の突撃は『野生の勘』で見切って回避を試みながら戦車部分を打撃武器で『吹き飛ばし』!
うまくいけば距離を取ったり横転できるはず、怯んだ所を一斉攻撃よ!
あんたの敗因はただ一つ。
己に驕り、私達を舐めたからよ。
●嵐の王・武器の長
『くそう、最強無敵のオレが、何故こんなッ!!』
「いいえ、あんたは最弱よ。あんたじゃ私たちに絶対敵わないわ」
『てめええええええ、小娘がぁッ!!』
マリア・ルート(紅の姫・f15057)に無関係にデスファイアは火炎放射をばらまき出す。
同時、マリアの背後に無数の剣が展開され火炎放射器に放たれる。
激しい鋼の音が響き、その火炎放射器を傷つけ、そして、その中の一矢が火炎放射器に突き刺さり激しい爆発を起こした。
『お、オレの火炎放射器がッ!!』
その隙に剣の道が人質を逃す。
だが、同時に火炎放射で焼かれる予定だった部下たちも解き放たれた。
「次弾、いけッ!!」
背後に展開された無数の剣が部下たちに放たれ、次々とその命を奪い去っていく。
粗方はその一斉射撃でどう、と言う音を立て倒れ、一瞬だが肉薄する隙ができた。
マリアの野性的な戦闘本能はその一瞬を決して逃さない。
疾駆、跳躍、空中で舞い踊るように背後で待機していた一つである大槌を手にすれば、回転しながら遠心力と重力加速によって加速した鉄槌を思い切りキャタピラに叩きつける。
『おおおおおおおおおおおおおッ?!!?』
その巨躯が揺らいでそのまま横転する。
下手な脚部をしているが故こうなれば起き上がるのは困難。
「あんたの敗因はただ一つ」
とん、と言う軽い音とともに大地に降り立つ。
同時、無数の武器群が背後に展開された。
「己に驕り、私達を舐めたからよ」
それが一斉に解き放たれ、激しい砂塵を立ち込め打ち穿つ。
戦車部分が破壊され、その血肉が抉られ、爆風がその身を打ち付ける。
『ぐおおおおおおおおおおおおッ?!』
断末魔の悲鳴をあげながら、デスファイアと言う男は武器の嵐の中に飲まれていった。
大成功
🔵🔵🔵
カタリナ・エスペランサ
思慮も無ければ品性にも欠ける、暴力を撒き散らすだけの悪漢。
分かり易い事だ。こっちもシンプルに打ち砕くとしよう
まず《先制・範囲攻撃》の要領で【架空神権】を広域展開
事象法則を《ハッキング・蹂躙》し書き換える黒風により空間そのものを断絶させ《受け流し・庇う》事で火炎放射の巻き添え被害を防ぐよ
この空間断絶は敵を巻き込めば問答無用に断ち斬る空間属性の《属性攻撃+鎧無視攻撃+斬撃波》でもある
最大の狙いは敵UCの封印解除を《見切り》解析、タイミングを見極め黒風の事象侵蝕による《早業+ハッキング+カウンター》で反転させ封じる事さ
封殺が成れば《属性攻撃+全力魔法+神罰+乱れ打ち》、空間断絶の追撃で畳みかけるよ
●架空神権
「思慮もなければ品性にも欠ける」
『あぁん?! このオレのどこが思慮に欠けるってんだぁ、オレは最強無敵だろうがぁッ!!』
「そういうところだよ」
分かりやすい暴力を撒き散らすだけの悪漢。
なれば、その手段とてまたシンプル。
カタリナ・エスペランサ(閃風の舞手(ナフティ・フェザー)・f21100)はそのユーベルコードを展開する。
架空の神権、物理法則をハッキングする黒い風。
事象法則を則り、黒い風が空間そのものを断絶し、火炎放射を寸断する。
空間断絶は諸共彼らの部下のみを寸断する刃と化す。
『てめえ、オレの部下をよくもッ!!』
「諸共殺ろうとしていたのによく言うッ!!」
デスファイアがその空間断絶を破ろうとユーベルコードを放つ。
されど、それはすでにカタリナは見切っていた。
黒風の事象侵食がユーベルコードすら解析していたのだ。
反転事象、ベクトルの方向性をいじれば、それだけで能力は反転し、デスファイアを縛る枷となる。
『なんだこいつぁッ!?』
「思慮に欠けるとはそういうところさッ!!」
空間断裂の波状攻撃、空間諸共寸断する刃は、その装甲などモノともしない。
戦車の装甲を寸断し、デスファイアの体すら切り裂いて、いくつもの傷を刻み込み、血しぶきをあげさせた。
大成功
🔵🔵🔵
塩崎・曲人
待ってたぜ、この瞬間をよ!(そこらで拾ったバイクに跨り、鉄パイプで地面をガリガリしながら現れるヤンキーの図)
挨拶代わりに乗ってきたバイクを派手にクラッシュさせつつ、スタッと着地して見栄を切る
「相手になって貰おうじゃねぇか、最強無敵のデスファイアさんよぉ!」
(とか言いつつ、まぁ周りの奴らを助けてみますかね。オレは復讐の方が専門で殺される前にどうこうは管轄外なんだが)
相手がぶちまける炎の被害を抑える一番の方法
そりゃ『速攻』以外ねぇだろ
相手の火炎放射器に向けてチェーンを飛ばし
両方『オレに』向けるぜ
後はダブルファイヤーを気合で耐えて全力で殴る!(捨て身の一撃、激痛耐性)
来ると解って覚悟すりゃこの程度!
●ヤンキーVS悪漢
「待ってたぜ、この瞬間をよぉッ!!」
ガリガリガリガリ、と言う地をひっかく音、激しくけたたましく爆音マフラーを鳴らすバイク。
塩崎・曲人(正義の在り処・f00257)がバイクでダイナミックエントリーッ!!
そのまま飛び跳ねたバイクを質量弾頭としてデスファイアに叩きつける。
『ぐおわッ!! てめえッ!!』
「はッ、相手になって貰おうじゃねぇか最強無敵のデスファイアさんよぉッ!!」
じゃらり、とチェーンを垂れ流し、ひゅんひゅん、と振り回しながら曲人は見えを切る。
その火炎放射器が差し向けられ無差別に撒き散らされようとしていたその刹那、曲人のチェーンがそれに絡まる。
「ガチンコ上等といこうじゃねぇかッ!!」
『てめえ、何考えてやがるッ!!』
その燃え盛る火炎が曲人の身を焼き尽くす。
だが、ガチンコ上等、亞流蛇羽ヤンキーはこの程度では燃え尽きない。
来るとわかってりゃ耐える事だって上等に出来る。
気合と根性、それで持ちこたえりゃそれで良いだけの事。
「便利なもんだろがチェーンってのはよぉッ!!」
それを一気に引けば、デスファイアの巨体が揺らぐ。
あとはさらに引ききれば、その身に目掛けデスファイアが吹き飛んだ。
チェーンを拳に巻きつけた喧嘩上等殺法の拳、それがデスファイアの顔面に正面から突き刺さる。
鈍い音をあげ、その頭蓋が陥没する。
チェーンと拳の形にめりこみ、鼻の骨がへしゃげ、そこから血を吹き出して、今度は引き寄せられた逆方向にその身は吹き飛んでいった。
大成功
🔵🔵🔵
夜刀神・鏡介
最強無敵ね。ならばフルスロットル・ヴォーテックスとどっちが強いのか殴り合ってきて欲しいもんだ……などと煽ってみても、流石に通用しないか
ならば仕方ない、きっちり倒してフルスロットルへの道も切り開くとしよう
神刀の封印を解除して、黎の型【纏耀】を発動
強い神気を身に纏う事で強制的に真の姿へ変化。自らの力を限界を超えて強化する
強化された身体能力を使って、出鱈目な火炎放射は放たれた後に見切って、斬撃波で切り払い防御してダッシュで接近
侍らせている女達が巻き込まれそうなら、一度だけは防御して逃げる余裕を作ってやる
敵がどの能力を強化しても関係ない。火炎放射や攻撃を落ち着いて捌き、隙をつくって神刀の攻撃を叩き込む
●その一太刀、暁へと至る
「最強無敵ね、ならばフルスロットル・ヴォーテックスとどっちが強いのだろうか」
『そんなもの、決めるまでもなくオレがッ!! 最強ッ!! 無敵よぉッ!!』
聞く耳すらなしか……と夜刀神・鏡介(道を探す者・f28122)はため息をつく。
なればきっちり倒してフルスロットルへの道を開くことに専念しよう。
「神刀、解放」
その剣より神気が溢れ出す。
神器一体に覚醒し、自らを強制的に真の姿にへと昇華させる。
自らの肉体の限界、それを超えて出力される力は、デタラメな火炎放射を剣の一振りで弾き飛ばすほど。
数度振るうだけで、その火炎放射は剣圧のみで吹き消えて霞むのみ。
肉薄、一太刀。
それだけで火炎放射器が真っ二つになった。
たたらを踏むデッドファイア・ヴォーテックス。
その隙すら見逃さぬ二の太刀、もう一個の火炎放射器もまた塵と散る。
『てめえら、てめえらはなんなんだぁッ!!』
「猟兵。おまえたちを倒す者だ」
神刀乱舞、その切り裂く刃の連打が、デスファイア・ヴォーテックスを切り刻んでいき、返す刃が遂にその首を刎ね落とす。
どう、と言う音をあげ、その身が倒れ伏し、首は転がる。
最強無敵のデスファイア……その名乗りは最早聞く事はあるまい。
大成功
🔵🔵🔵