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石化迷宮の触手王

#アルダワ魔法学園

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#アルダワ魔法学園


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「皆さん、召集に応じてくださり、感謝します」
 グリモアベースに集まった猟兵達を、万将・紅奈(呪われし蛮狐・f12157)は無表情な視線で見回し、丁寧に頭を下げる。
「今回、皆さんには、アルダワ魔法学園の迷宮に挑み、あるフロアのボス災魔を撃破してもらいます」
 そのフロアのボスは、ウォークグルェート。太くいやらしい触手を持つ豚のモンスターだ。特に女性にとっては危険な敵で、過去に何度か出現した際には、女性猟兵もいろいろと危険な目にあっている。
「とはいえ、決して強い相手ではありません。気を抜かねば、容易に勝てる相手です。……本来は」
 だが、今回はそうではない。
「今回、本当に脅威なのは、フロアボスではありません。その前に立ちはだかる、2つのトラップなのです」

 欲望に忠実なあまり、戦闘は決して強いとは言えないウォークグルェート。彼は、その空っぽに近い頭で考えた。そのままでは勝てないなら、相手を罠に嵌めれば良いと。
「そうして彼は……『石化ガス』の罠が仕掛けられた部屋の奥に住み着いたのです」
 他にその部屋に進む道はない。災魔を倒すならば、必ず通らなければならない道だ。危険ではあるが、放置していればより厄介な事に発展する可能性が高いため、無理をしてでも倒しにいく必要がある。
「石化ガスは、その名の通り、吸い込めば身体が石と化す危険なガスです。幸い、石となる以外の問題はなく、ガスの効果時間が切れれば後遺症もなく元に戻る事ができます」
 つまり、一時的に身動きが取れなくなるだけ、だ。もっとも、災魔の前で身動きが取れなくなる事がどれほど危険かは、言うまでもないが。
「ちなみに、意識や肌の感覚も残ります。これは……幸いと言って良いのかはわかりませんが」
 触手の魔物相手に、身動きの取れないまま、意識と感覚だけ残る。災魔の前でそれは、特に女性にとっては、決して喜ばしい事ではないだろう。
 ただし、石化した場合、細部の造形はやや甘くなる。目や口、あるいは大声では言えない場所など、体内に異物を混入される事はない。
「無論、ガスを吸わなければ効果を受ける事はありません。ですが、魔法的なガスのようで、ガスマスクや酸素ボンベと言った対策も透過してしまうようです。一応、直に吸うよりは効果が薄いようですが」
 だが、ここで2つ目の罠が牙を剥く。
「2つ目のトラップは、防具や衣服を溶かすスライムです」
 幸いと言うかご都合と言うか、武器が溶かされる事はない。だが、その他の身に付けているものは容赦なく溶かされてしまう。石化していれば、そのまま裸の石像となってしまうだろう。
 先述した通り、細部の造形は甘くなるので、一応、大事な部分は配慮された感じの石像にはなるが。
「そして、当然、このスライムが溶かすものには、ガスマスク等も含まれます」
 つまり、対策アイテムを持ち込むのも難しいと言う訳だ。羞恥の面でも、実害の面でも、極めて凶悪なトラップと言う訳である。

「この部屋を突破するには、ガスが晴れるまで、その場に留まってもらう必要があります」
 まず、部屋に入ると入口が締まり、ガスが噴射される。次いで5分ほど経過すると、今度はスライムが天井から垂れてくる。さらに5分経過すると、ようやくガスとスライムが消え、ボス部屋から災魔が出てくる。
「幸いと言うかなんと言うか……ウォークグルェートは、女性を見れば欲望を優先するので、仮に石化状態でも命の危険はないでしょう」
 別の危険はあるかもしれないが、とにかく、耐えれば良い。30分ほど経過すれば、ガスの効果時間が切れ、石化が解除される。
「ウォークグルェートはボスの中でも弱い災魔です。動く事さえ出来れば、倒すのは苦にならないでしょう」
 つまり、石化が解除されるまでの間、なんとかして耐える。これはそういう試練である。

「難しい依頼ではありません。しかし大変な依頼ではあります。このような事を皆様に依頼するのは心苦しいですが……しかし、誰かがやらなければならない依頼でもあります」
 無表情の中に僅かに申し訳なさを滲ませ、紅奈は猟兵達に頭を下げる。
「ご無事のお帰りをお待ちしています。いってらっしゃいませ」


一二三四五六
 ごきげんよう。いろんなジャンルを試してみよう。一二三四五六です。

 今回のお色気依頼は『石化系』と言う奴でございます。フルに味わおうとするとなかなかにマニアックなジャンルですが、気楽に楽しむ事も出来るシナリオとなっていますので、お色気依頼が大丈夫ならお気軽にご参加ください。
 無論、お色気依頼そのものがダメなら、まあやめておいた方が良いです。

 それでは恒例の注意書き二点。
 一つ、あまりに行き過ぎた行為は描写は出来ません。ほどほどにお願いします。ほんっとうにほどほどにお願いします。
 二つ、(少なくとも一二三の場合)、依頼の成功度は『どれだけプレイング通りに事が運んだか』で決定されます。ひどい目にプレイングを書いてひどい目にあうだけでも、🔵は獲得出来るし、依頼は進みます。特に今回、こっちのルールが大事です。

 第一章の冒険『ガスガス迷宮』はメンテ・サンタバーバラ(ミセリコルデ・f00018)さん、第二章の冒険『繊維や金属を溶かす高性能高需要のアレ』は秦田・麻弓(びびりびりびり・f00217)さん、第三章の宿敵『ウォークグルェート』は茲乃摘・七曜(魔術人形の騙り部・f00724)さんの投稿です。ありがとうございます。

 補足。
 つまり、石になる→服を剥がれる→裸の石像状態でオークに責められる、と言う三連コンボを喰らう依頼となります。ひどい話ですね。
 なんとかガスを吸わないように頑張る事はできますが、まあ、基本的に無駄です(でも🔵稼げればシナリオは問題なく進みます)。
 一応、頑張れば(と言うか、プレイングで希望すれば)全身石化ではなく、一部石化に留める事はできます。脱衣スライムに関しても、大事な部分を隠したいとか、眼鏡だけは守りたいとか、その手のこだわりがあれば、なんとかその部分だけは守れます。
 ただし、その場合でも、戦闘で勝てる程度の自由は残りません。第三章ではオークに無防備で責められる、と言う結果は基本的に変わりません。
 石化解除後のオーク退治は、基本的に軽く流しますので、戦闘プレイングは要らないです。でも溜まったストレスを思いっきりぶつけたい場合はどうぞ念入りに(当然、その分オークに責められる描写の文字数が削れますが)

 現在戦争中ですので、戦争リプレイ執筆を優先するため普段よりまったり速度気味で進行します。

 それでは、皆様のプレイングを楽しみにお待ちしております。
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第1章 冒険 『ガスガス迷宮』

POW   :    薬効を体力や気合で耐えながら進む

SPD   :    ガスを吸わないように素早く突破する

WIZ   :    ガスを止める手段がないか調べる

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

ロート・カニーンヒェン
「全速前進だ!石化なんかに絶対負けない!!(謎)」(POW)欲望>理性なバーチャルキャラクター、気合いで突き進む!そう、とある人も言っていた。触られちゃっても良いさと。服を溶かされようと、どれだけ触られようと、堕ちなければ良いんだ!(アドリブ、色気、歓迎です)


秦田・麻弓
こ、これは恐ろしい迷宮ですね…特にオークさんが楽…じゃなくて、厄介な感じです、これはしっかり「準備」をしてかからないと…こういうのをいつも予知してくれる万将さんには感謝ですね。あっ、未然に防げるからってことですよ、うん

ガスが噴き出したら、ボス部屋の様子を見に走ってから、逃れるようにして背を向けてまた走って…って思いっきり転んじゃって脚開いて四つん這いで完全に無防備でこのまま石になっちゃったら一番はじめに見つかっちゃうんではないでしょうかー、と焦って息を思い切り吸い込みます。

…ガスが充満してるうちに奥に行けば、わざとでもバレないハズですし。
よ、よーし心身ともに耐える準備は万端ですよーっ


テフラ・カルデラ
石化と聞いて飛んできました!石化されるのは慣れっこですぅ~♪
つまり石化とスライムの二重攻めに耐えればあの変態触手豚さんをお仕置きできるわけですね!

でも他の女性傭兵さんが災魔に襲われるのは余りにも許せません
…ので自ら誘い出すようなポーズを考えなければ!
どのみち服はスライムに溶かされるので、股間は隠しておいた方がいいですね!
そうなるとぺたん座りして手で股間を可能な限り隠し…表情は涙目で助けを求めるように口を開けて…
もしかすると声が聞こえている可能性もあるので、泣き叫んでおきましょうか
もちろん全て芝居ですが、女性傭兵さんを守るためがんばりますぅ!

…本音としてはただ石化されたいっていうのもありますが♪



 部屋の中に入ると、背後で扉が閉まり、石化ガスが噴き出した。
 逃げ場もないまま、猟兵達にじわじわと迫ってくる、石化の恐怖。
「石化と聞いて飛んできました!」
「石化なんかに絶対負けない!!」
 恐、怖……?
「こ、これは恐ろしい迷宮ですね。特にオークさんが楽し……じゃなくて、厄介な感じです」
 恐怖ってなんだろう?
「まず、ボス部屋の様子を確認しないとですからねー!」
 ロート、テフラ、麻弓の3人は、麻弓の適当な口実と共に、部屋の奥へと駆け寄っていく。
「うーん、開きそうにないなー」
「やっぱり、石化とスライムと触手の三重責めに耐えるしかないんですね」
 ロートが試しにフォースセイバーを叩きつけて見るが、頑丈な扉には傷一つつかない。やはり、このトラップを突破しない限り、ボス部屋に向かう事は不可能だ。
 その事実にテフラは覚悟を決める。ふりをする。
「あ、壊れないのは本当ですよー」
 自分たちの説得力が欠けている自覚があるのか、誰に向かってか念を押す麻弓。
 なお、地の文でも保証するが、それについては事実である。
「ともあれ、ここにいると真っ先に狙われて危険ですね、逃げないと、きゃー」
 棒読み気味の悲鳴と共に、脚を開いた四つん這いでわざとらしく転倒する麻弓。誘うようなポーズでお尻を突き上げる。
「ああ、こんな所で石になったら、一番はじめに見つかっちゃいますー」
「だったら、女性傭兵さんはボクが守らないと!」
 そんな麻弓を守る囮となるべく、テフラもまた、その場にぺたんと座り込んで、股間を隠しながら上目遣いのポーズを取って見せる。
「そんな、私のことは気にせず、テフラさんは逃げてくださいー!」
「いやっ、わたしは麻弓さんより石化に慣れっこなので!」
 言葉だけ聞けば美しい庇い合いだが、むしろ美味しいポジションをさり気なく競り合う2人。
「とある人も言っていた。触られちゃっても良いさ、と!」
 そんな2人が楽しそうに見えたのか、理性より欲望で生きるロートも、それに混じってポーズを取り始める。
「どうなろうと、堕ちなければ良いんだ!」
 言って、自信満々に脚を広げるロート。……ある意味、3人ともすでに堕ちているような、気もしなくもない。
「ああ、こんなに動くと呼吸が荒くなってたくさんガスをっ……」
 競り合いの結果、扉の前のベストポジションを確保した麻弓は、グッと大きなお尻を突き出して、真っ先に固まり始める麻弓。指先から、自分のものなのに自分のものでなくなっていくような、そんな未知の感覚に顔を赤く染める。
「それなら……ああっ、う、動けないっ……いやぁっ!?」
 ならばとそれに張り合うテフラは、扉の奥に聞こえるようにと、恐怖の悲鳴を大きく張り上げる。
「だ、誰かっ……助けて、い、いやぁっ!」
 さらに涙目の表情で嗜虐をそそるように工夫してみせる。
「なるほど、表情と声で……やりますね、テフラさんっ」
「麻弓さんこそ、その身体を最大限に活かしたポーズが似合っていて……っ」
 何やら芽生える親近感とライバル心。ニヤリと笑いあい……すぐに、色っぽかったり怯えていたりな表情に変えて、そのまま石化していくのだが。
「……何の勝負?」
 そこまで石化に積極的ではないロートが、思わず突っ込みを入れた。とはいえ、そんな彼女も自分の豊満な身体を引き立てるためのポーズをいろいろと模索しており、結局の所お仲間である。
「こんな感じ、かな?」
 麻弓が四つん這い、テフラがぺたん座りなら、自分は立ったままと、腰に手を当てて仁王立ち。大きな胸が目立つ格好で、堂々と石化していく。
 こうして、いろいろと騒がしかった3人も、石となり……こうなればもはや声は発せず、静かなものだ。
(さあ、心身ともに耐える準備は万端ですよーっ!)
(やっぱり石化はイイッ……この後どうされちゃうのかな……♪)
(どんな責めを受けても、私は絶対に負けないっ!)
 心の中を聞けるサイキッカーでもいたら、やっぱりうるさいと突っ込みを入れていた所だろうが。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

クレア・ダンバー
ふ、面白い迷宮ね。
石になる以外の危険がないなら問題なし。
いざ部屋に特攻よ。
まあ少し面白い体験ができると思えば。

とりあえず気にせず行けるとこまで気合で突き進むわ。

うん、このガスね。
確かに体が石になってきてるのがわかるわ。
よしここはオークの気を引くためにも、
エロいポーズとか卑猥なポーズとかエッチいポーズで。

アドリブ歓迎。エロかったりえろかったりする感じで。


シェルティリア・ヴァーシュ
アドリブと絡み、絡みでの体勢変更もOKですわ!

「石化ガスとウォーク…恐ろしいコンビですわ!」
わなわなしながらも迷宮に挑みます
でも表情はドヤ顔、なぜ?

「石化&ウォーク対策ですわ!」
自信満々
だけど要は手で胸や下半身の大事な部分を隠すだけ
でも口隠せないのです
そんな感じで迷宮を【POW】で突破します

「あ、くしゃみが…くちゅん」
淑女として口元を隠さないと
折角胸とか隠す作戦が台無しに

「ひゃ、隠さないと!きゃあ!?」
慌てて隠そうとしますが何故か尻餅
結局足を広げて座り込んだ恥ずかしいポーズで固まっちゃうのです


水野・花
石化が避けられないならどのような体勢で石化するかが重要になりますね。

石化した状態で敵が本気で攻撃してきたら首をポキッとやられておしまいです。
これを避けるために、相手の欲望を刺激するような格好で石化して、攻撃から意識を逸らしましょう。

という訳で部屋に入って石化ガスが噴射され始めたら脚を少し広げ手は助けを求めるように伸ばして口を少し開けた状態でガスを吸い込んで石化します。あ、下着はあらかじめ脱いでおきますよ、裸婦像になったとき変な後とかつかないように。

……とここまで冷静に語ってましたがやっぱり裸で動けない状態で好き勝手されるのは怖いなー……ってもう入口しまっちゃった!?えーい、もうやるしかない!



「石になる以外の危険がないんでしょう? まあ、それなら、少し面白い経験が出来ると思えば悪くないわよね」
 積極的ではないが、石化を恐れず前に突き進んでいくクレア。
「なるほど……石化ってこういう感じなのね。確かに身体が石になってくるのがわかるわ」
 徐々に力が抜け、痺れが、硬直に変わり、肌の表面の色が変わっていく。そんな様子を観察し、興味深げな表情を浮かべる。
「石化が避けられないなら、どのような体勢で石化するかが重要になりますね」
 花もまた、その石化を受け入れながら、体勢を模索する。
「石化した状態で敵が本気で攻撃してきたら、首をポキッとやられておしまいです」
「それは……怖いわね、なかなか」
 攻撃はされないと予知されていても、無防備を晒す恐怖は完全に消える訳ではない。真剣な表情の花に、クレアも表情を引き締める。
「確かに攻撃されるのも恐ろしいですけれど……ウォークの触手との組み合わせも、十分に恐ろしいのですわ!」
 わなわなと打ち震えるのはシェルティリア。口にするのは恐怖の警告……なれど顔はなぜかドヤ顔。
「けれど、私の対策は万全ですわ! これで、ウォークと言えど恐れるに足りませんわね!」
 自信満々、胸と下半身の大事な場所を隠したポーズを取るその姿、だが、それを見て花が首を傾げる。
「でも、攻撃されないように、相手の欲望を刺激するような格好の方が良いんじゃないですか?」
「む、それもそうですわね……」
 指摘に、少し悩んだ様子を見せるシェルティリア。考え込んでいると、吹き出したガスが鼻をくすぐる。
「ここはどういったポーズにすべきかし……くちゅんっ」
 くしゃみがこぼれ、慌てて口元を抑えるシェルティリア。その手を再び胸元に戻そうと……。
「あ、あら? う、動きませんわー!?」
 そこで、見事なジャストタイミングで腕が石化を始めてしまう。手が胸元に戻せず、焦りを隠せない。
「か、隠さないと……ひゃあっ!?」
「きゃっ!?」
 まだ動く下半身を動かして、なんとか胸を隠せないかと苦闘するが、脚がもつれて転倒。クレアに激突してしまう。
 クレアの方も、普段ならそれを受け止められただろうが、ガスの影響でしびれた身体では受け止めきれない。もつれるように転倒してしまう。
「ご、ごめんなさい……あっ、でもこの格好は、ダメですわっ」
 謝りつつも、立ち上がろうとするシェルティリアだが、身体の自由はどんどん効かなくなってくる。
「いや……でも、悪くないわね。花さんの言う通り、ウォークの気を引くならエッチいポーズの方が良いでしょうし」
「わ、私は、淑女としてこんなかっ……」
 その状態で思案し、ポーズを模索するクレアに、焦るシェルティリア。だが、さっきガスを鼻にまともに浴びて吸い込んだせいか、真っ先に石化し、言葉が途切れる。こうなっては何に対しても拒否権などない。
「う~ん……こんな感じ? どう、ウォークの気を引けそうかしら?」
「ええ、良いんじゃないでしょうか」
 お互いの豊かな胸が、押し付け合うような形で抱きつくと、脚も広げて絡めていくクレア。意見を求めた花にも認められると、満足して石化していく。
「さあ、それじゃあ、私も……」
 最後に残った花も、準備をしよう……として、改めて2人を見つめる。
「や、やっぱり裸で動けない状態で好き勝手されるのは怖いなー……」
 これまで、さんざん冷静に語って来たが、こうして目の前で石化の実例を見ると、やはり恐怖が募る。反射的に身を翻……そうとして、脚が動かず転倒。
 見ればすでに両脚が石化しており、もう逃げられない。
「っ……うぅ、えーい、もうやるしかない!」
 覚悟を決め、なんとか脚を広げると、グッと腕を前に伸ばす。助けを求めるような表情を浮かべて見せると、その表情のまま石化。動かなくなった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

弥久・銀花
そんなガスなんて、動き続けてればきっと固まったりなんてしませんよ。
石になった人は気合が足りなかったんでしょう。

【POW】


私は小刻みに体を動かしてガスの効果が切れるまで頑張ります!





あ、あれ? お腹とか背中が段々と……、ま、拙いです!

背中を反らしたりして背筋も動かさないと!

ふぐぅっ! (全力で体を反らした辺りでお腹から全身が固まりだしました)


(大きな負傷、アドリブOKです)


カナ・リーアス
も、もはや防ぐ手立てがないとか、マジなんだよー!?でもやるしかないんだよー!!と、とりあえず口とか塞いでなんとか抜けるんだよー!そんな事する悪い豚は私がやっつけてやるんだよーー!!!(鼻とか口とか急いで隠す)あ、なんか体が重たくなってきたんだよ…



「も、もはや防ぐ手立てがないとか、マジなんだよー!?」
 吹き出す石化ガスに、いまさらながら慌てるカナ。依頼を受けておいて、今になって焦るのは……まあ、アホの子だから仕方がない。
「防ぐ手立てがないなんて、そんな。動き続けてればきっと固まったりなんてしませんよ」
「そ、それなら安心なんだよー?」
 身体を小刻みに動かしながらそう説く銀花に倣い、カナも身体を動かし始める。
「石になった人達は、気合が足りなかったんでしょう」
「わかった、気合なんだよー!」
 元気いっぱい、激しく動く2人だが、当然、それで石化しなくなる、などという事実はない。
「あ、あれ? おかしいですね……?」
「身体が重くなってきたんだよー!」
 むしろ、動けば動くほど呼吸が早くなり、余計に石化が早くなる。悪化する一方の状況に焦る2人。
「口とか塞いでなんとかするんだよー!」
「い、いえっ、これは動き方が足りないに違いありませんっ!」
 それぞれの対策で石化に抵抗しようとするが、当然それでどうにかなる訳もない。
 特に銀花の方はもう、完全に逆効果である。こっちもアホの子かもしれない。
「ふぐぅっ……!」
 のけぞった状態で、腰回りが完全に固まり、不安定すぎる体勢で硬化し始める銀花。
「ちょっ……とっ、これはっ……まずい、んですがっ……!」
 石像の硬度は、当然石像相応である。普通にしていればそう簡単に壊れはしないが、変な角度で地面にぶつかればその限りではない。
 そして、このまま変な格好で固まると、バランスを崩して倒れかねない。
「っ、くっ……なんっ……とかっ……!」
 せめて倒れないようにと、汗を流しながら必死に悪戦苦闘。甲斐あってなんとか、倒れないまま留まるが……当然、そんな状況で、身体を隠すとかそういった配慮にまで手が回る訳はなく。
 ブリッジ状態に近い、腰を無防備に突き出した格好で石になってしまう。
「んん~~っ!」
 それに対してカナは呼吸をしない分、少しは石化が遅れる。が、当然、ずっと息を止めていられる訳でもない。
「ん~、ん~……ぷはぁっ……あっ、ダメなんだよー!」
 息継ぎのために息を吸い込むなり、結局一気に石化が進んでしまう。
「くっ、まずいんだよー! なんとか耐えるんだよー!」
 慌てて、とにかく鼻と口を塞ぐ。とにかく息をしないと言う発想に準ずるアホの子。
「む、ぐぐぐ……苦しいんだよー! ……あ」
 そして結局、苦しくなって息を吸い込み、石化する。なんだかんだで、自然体の姿ではあった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

日和見・カナタ
うーん…ウォークグルェートの討伐…ですか。
お宝は無さそうですし気は進まないんですが、義肢の修理費用が必要なんですよねー…。
まあ予知によると命の危険は無いらしいですから、ささっと片付けて報酬を貰いにいきましょう!

部屋に入ったらとりあえず【SPD】でガスの薄い場所へ逃げることにします!
閉鎖空間ですしあんまり意味は無いと思いますけど、やらないよりはマシでしょうしね。
せっかくですし、固まるときはカッコいいポーズをとっておきます。変身!みたいな。

感覚を残したまま石になる──っていうのは何だか気味が悪いですが、これも報酬のため。
今回はちゃんと要らない服を着てきましたし、スライムでも何でもどんと来いですよ!


四季乃・瑠璃
【ダブル】で分身。

緋瑪「ねぇ、瑠璃。ガスの発生口を塞いじゃうとかどうかな?」
瑠璃「発生口をボムで破壊するとか?」
緋瑪「後は、スライム対策だけど、衣服や防具は溶かされるけど、生身の身体には関係ないんだよね?だったら、わたしと瑠璃で抱き合って石化すれば、変なところも見られないんじゃないかな!」
瑠璃「いやぁ…それはそれで危ない感じになるんじゃないかなぁ…それ…」

という感じに、発生口を塞ごうとして余計にボフンとガスが噴出したり、その勢いで慌てて二人で絡みあったまま倒れた状態で石化したり…。

瑠璃「緋瑪、何やってるのーっ!」
緋瑪「わーっ!ガスがいっぱい出て来たーっ!!」

※アドリブ、絡み等歓迎



「うーん、ウォークグルェートの討伐……ですか」
 目一杯気乗りしない表情で、フロアを歩くカナタ。少しでもガスの少ない場所を探していく。
「気は進まないんですが、義肢の修理費用が必要なんですよねー」
 普段ならば、物入りならお宝を探すのが彼女の流儀だが、今回は、確実かつ迅速に報酬が必要だ。
 そうなればこうして依頼を受けるのが一番手っ取り早い。
「まあ命の危険は無いらしいですから、ささっと片付け、て……?」
「あ、ここがガスの発生口だね、緋瑪」
 歩いていると遭遇したのは、瑠璃と緋瑪、1人で2人の多重人格者だ。
「他にもあるみたいだけど……とりあえずここだけでも塞いじゃうとかどうかな、瑠璃?」
「うん、良いと思う」
 なるほど、とカナタが見守っていると、おもむろに爆弾を取り出す瑠璃。
「じゃあ、早速破壊しよう」
「いやいやいや……それはちょっとっ!」
 思わず突っ込むカナタだが、その時には瑠璃がすでに爆弾をセットし終えた後。
「え?」
 ドンッ、と衝撃が響き、発射口が瓦礫で塞がる……訳もなく。
「わーっ! ガスがいっぱい出て来たーっ!!」
「そりゃそうですよー!?」
 緋瑪にも突っ込むカナタだが、吹き出すガスに包まれると、3人とも一気に石化が進行する。
「うぅっ……ま、まあ、どの道石化する覚悟はしてましたからっ……!」
 こうなってしまえば仕方ない、と覚悟を決めるカナタ……の前で、瑠璃と緋瑪は大慌てだ。
「ど、どうする、石になっちゃうよ、緋瑪!」
「石になるのも困るけど、この後スライムに服を溶かされちゃうんだよ、瑠璃!」
 慌て、テンパった結果、おもむろに瑠璃に抱きつく緋瑪。
「だ、抱き合って石化すれば、変なところも見られないんじゃないかな、瑠璃!」
「これはこれで危ないよ、緋瑪ー!」
 同じ顔を持つ、スタイルの良い少女が絡み合う。絵面的にはとてもとても危ない。
 慌てて離れようとする瑠璃だが、身体が動かない。
「あ、も、もう石にっ!?」
「……いやあ、まあそれだけ喋って呼吸してれば」
 そのまま、抱き合って石と化していく2人を見下ろし、困ったように頬をかく。
 危ない光景をどうにかしてやりたい気持ちもなくはないが、カナタの方もすでに腰まで石化済みだ。
「まあ……今日はちゃんと要らない服を着てきましたしね。感覚を残したまま石になるのは気味が悪いですけど……」
 それは、報酬のため我慢して。……倒れた2人のようになりたくはないので、石化の際はしっかりとポーズを決める。
「さあ、スライムでも何でもどんと来いですよ!」
 そのポーズが、特撮モノの変身ポーズっぽいのは、カナタの嗜好がわかる所だろうか。
 ともあれバッチリ決めて石化し、彼女も動かなくなる。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

フレイ・ブラッドセイバー
フリーで攻めます
裸になんてなりませんわ(フラグ)

いろんな意味で厄介ですね…石像にされたり…さらに服を溶かすとは…
え、えちぃ事をされてしまう前に、脱出しちゃいましょう。
ユーベルコードトリニティ・エンハンスで防御力を上げて耐えきってみせましょう

ガスですから姿勢を低くした方が吸わなくていいとか聞いたことがありますし
いやでも石像になるならまともなポーズの方が…

でもこの後スライムに……いやですよまったく!
って考えてたりしたら

……あっ

戦闘中はクールなメイドさん
戦闘時、真剣な時の口調はステータスの通り


アルテミス・カリスト
「邪悪な災魔が待ち受ける迷宮ですね!
この正義の騎士アルテミスが攻略してみせましょう!」

とはいえ、どうやら敵は罠を仕掛けて待ち構えている様子。
ここはきちんと対策しましょう。

「石化の罠など、この私には通用しません!」

【無敵城塞】で無敵モードになり石化の罠を耐えてみせます。

「って、しまった、これ、私も動けないんでしたーっ!」

【無敵城塞】により身動きがとれない間にも
ガスがどんどん充満してきます。

そして【無敵城塞】の効果が切れた瞬間。
私の身体の石化が始まります。

「くっ、なんとか一部だけでもっ!」

気合いでなんとか両足の膝から下と両腕だけが石化するに止めます。

……って、これ、一番ぴんちなのでは?



「この迷宮、正義の騎士アルテミスが攻略してみせましょう!」
「裸になんてなりませんわ。見事耐えて見せましょう」
 開口一番フラグを立てる、アルテミスとフレイ。
 まあ、そういう生き方の人達なので、とやかく言うのも野暮であろう。
「え、えちぃ事をされては困りますからね……」
 顔を赤くしながらも、その身に淡い魔力の膜でその身を守るフレイ。
「石化の罠など、この私には通用しません!」
 アルテミスもまた、聖騎士の技をもって、己の身体を無敵の城塞へと変える。
 2人ともユーベルコードの力で石化ガスを遠ざける作戦……だが、まず問題が露呈するのはアルテミス。
「って、しまった、これ、私も動けないんでしたーっ!」
 問題以前の問題であった。これでは石化と大して変わらない。
「これだけでは、無理そうですね……」
 一方、フレイの方はきちんと動けるものの、無敵城塞ほどの防御力は望めない。全く無力と言う訳ではないが、10分耐えるのは厳しそうだ。
「もっとガスを吸わなくても良いように……そう言えば、姿勢を低くした方がいいと聞きました」
 言って四つん這いになっていく。姿勢は低くなったが、ちょっと恥ずかしい。
「石化した時この格好と言うのは……どう思いますか、アルテミスさん?」
「そ、そうですね……」
 問われるアルテミスの方は、全く身動き取れないので格好も何もない。次第に周囲の石化ガスが濃度を増していく上、そろそろ、同じ体勢を取るのもキツくなってきて、身体がプルプル震えだす。
「や、やはり、あまり変なポーズで固まりたくはないですっ……」
 むしろ自分に言い聞かせるような答えを返すアルテミス。まあ、このまま、仁王立ちで固まるならマシと言えばマシだ。
「やはりそうですよね……じゃあ、やっぱり立った方が……あ、ら?」
 その答えを聞いて立ち上がろうとするフレイ。が、気づけば手足がしっかりと固まっていて、立ち上がれない。
「っ、その、これはっ……あっ」
 下手に問うてしまった分、四つん這いがより恥ずかしく感じられるフレイ。だが、慌ててもどうする事もできず、そのまま恥じらいと共に石化する。
「フレイさんっ……くっ!?」
 目の前でのフレイの姿に動揺したためか、石化ガスが防御を浸透し始める。慌てて心を鎮め、より防御に力をこめるアルテミス。
「っ、くぅっ……これで……」
 とっさの反応も功を奏し、石化を両腕と、両膝下だけに留める。
「……ってこれ、一番ぴんちなのでは?」
 つまり、生身が残った所で結局身動きが取れない状況である。
 せっかく一部石化を免れたのに、わざわざそこから固まる辺りが本当に女騎士体質であった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

月宮・ユイ
なんとも厭らしい手を思いつきますね
命の危機の意味では女性の方が解決に向くのでしょうね…

魔法的なガスとのこと、少しでも防げるように魔法的に”毒耐性と破魔”を付与したマスクを用意
”オーラ防御”と合わせ【守護世界】による障壁も展開、万全の状態で挑む

『どれだけの執念を込めて造ったのですか…』
それでも手足の先から徐々に石化
加え、これなら”学習力”で対応しきれるかもと考えた途端
石化する以上の効果があるのか力が徐々に使えなくなり、対策が弱化。
咄嗟に膝を折り両足を横に広げ、お尻をペタリと床につけた状態で座り、片手を股に反対の腕で胸を隠し石化に備える

石化結果:可能なら両腕両脚と首のみ石化

アドリブ・絡み協力歓迎


フランチェスカ・ヴァレンタイン
○POW行動
いずれ無力化されるのを承知でフィルムスーツの宇宙空間用機能をフル稼働、空気の膜で身体を覆っておきましょうか
あとは可能な限り呼吸を止めて耐えるのみ、ですねー……
動けなくなる事態に備えた位置取りはどう致しましょうか、と

○結果
空気の膜に浸透した薬効でまずは四肢と翼が石化して身動きが取れなくなり、顔の上半分がアイマスク状に石化して視界も奪われるという状態に
他の部分も徐々に石化が進行していますが、何故か口元と胸部の大部分は石化を免れているようです
身動き取れなくなった位置がボス部屋近くだったりスライム罠直下だったりするのはご愛敬

※お色気要素はお好きにどうぞ
※アドリブ・他の方との絡みは大歓迎です



「なんとも厭らしい手を思いつきますね……」
 耐性を付与したマスクと、守護領域を造り上げるユーベルコード。完全防備でその身を守るユイ。
(全く、悪趣味も良い所ですわ……)
 フィルムスーツの防御機能をフル稼働させ、空気の膜で身体を覆い、さらに全力で息を止めて耐えるフランチェスカ。
 ガチな防御で身を護る2人は、この場で一番石化が遅れている、が。
「これでも、防ぎきれないなんて……」
 僅かに守護の領域を抜けて浸透してくるガスで、ユイの両手両足の指先が、じわじわと石化していく。
 リアルタイムでその石化ガスを分析し、守護領域を対応させていくが、石化速度が衰えるだけで、なお進行は止まらない。
(翼、がっ……)
 フランチェスカは、白翼が真っ先に石化し始めた。さらに、じわり、じわりと、空気の膜にガスが浸透して来る。
「っ、あっ……何っ……!?」
 と、当然、フランチェスカの視界が真っ暗になった。流石に動揺して声を上げてしまう。
「フランチェスカさん、目がっ……!?」
 慌てた様子のユイの言葉に、状況を理解する。フランチェスカはちょうど、瞬きの瞬間に顔の上半分が石化してしまったのだ。
 通常は石化する時に目を開く余裕がある。だが、空気の膜と石化ガスが妙な相互作用を起こした結果、その余裕なく急速石化してしまったようだ。
「っ、こんな……まずい、ですわっ……」
 一度石化したら、当然もう目を開けない。失われた視覚に焦りを隠せず、呼吸が乱れ、それによってさらに石化が進行する。
「く、フランチェスカさ……きゃっ!?」
 フランチェスカを気遣うユイの方も、守護領域と石化ガスが反作用を起こし、障壁の一部に穴が開く。急速に四肢が石化してしまい、慌てて領域を再展開。
「どれだけの執念を込めて造ったのですか……」
 強固な護りすら、隙を見せればこの有様だ。四肢と、さらに首が石化した所でなんとか領域の再展開に成功したものの、これでは身動きが取れない。
「ユイさん……あなたも、大丈夫ですか……?」
 近くにいるが見えないユイを気遣い返すフランチェスカ。石化はさらに進行したが、なんとか、口元、そして豊かな胸の大部分は石化を免れている。それが良い事か悪い事かは、悩ましいが。
「ええ、なんと、か……!?」
「どうしましたの……大丈夫ですのっ!?」
 ユイの突然の動揺に慌てるフランチェスカ。だが、ユイが動揺したのは自身に何か起きたせいではない。
「……い、いえ、大丈夫、です」
 その視線の先は天井……フランチェスカの頭上。巨大なスライムが、染み出して来ていた。運悪く、出現場所の直下で石化してしまったようだ。
「……」
 教えても逃げられないのに、教えるべきか。葛藤しつつ、自分もどうやって身を守ったものかと考えるユイ。
 とりあえず、なんとかその場に座り込み、両腕で胸と脚の間を庇う。
「命の危険がない……とは言いますが……」
 それ以外の危険は免れず、覚悟を決める。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​




第2章 冒険 『繊維や金属を溶かす高性能高需要のアレ』

POW   :    邪魔なスライムをぶっ飛ばして無理やり突破する

SPD   :    接触されないように素早く走り抜ける

WIZ   :    知恵を絞って安全に通り抜ける

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 どろり、と。
 天井から、床から、壁から、無数のスライムが滲み出てくる。
 意志を持たず、ただ、衣服や防具に反応するそれは、猟兵達めがけて動き出した。
 高性能と言うだけあり、触れればすぐに服を溶かされてしまう。
 幸い、肉体には影響はない……と言っても、体質によっては微弱な刺激を感じてしまうかもしれないが。
 そんなスライムを間近にしても、石化した猟兵達には為す術がない。
 脅威が、徐々に迫って来る……。
クレア・ダンバー
うん、スライムね。
たぶん。
石になってて見えないし聞こえないから。
なんかこの体にべちゃっと落ちてきた感じは多分。
防具の面積少ないからスライムの量もそれほどでは……
って体中這い回って防具のある数か所に集まってきてるわね。
大量のスライムに一斉に溶かすために動き回られてる。
しかも互換が効かない分触覚がかなり敏感に。
声出したくても出せないし。
全部溶かし終わったからってさらなる奥へ入られてももう無理だから。

絡みアドリブ歓迎。


シェルティリア・ヴァーシュ
アドリブと絡み、絡みOKですわ!

『結局こんな格好ですわー!?』
他の猟兵さんと抱き合うような、絡み合うような隙だらけの恰好
恥ずかしすぎますがどうしようもないのです

『や、やだ…そんな所、這いずらないで下さいまし…』
実は刺激に弱い敏感なので普段以上に感じてしまいます
石化して動けないのが更に敏感にしているようにまで感じます
けれど声も出ない、動けない…されるがままなのです

『そ、そこはダメですわー!!』
普段から特に敏感な場所まで這われてビクンビクン
スライムなんかに良いようにされているので屈辱感で一杯
結局全裸に近い状態にされてしまうのでした
でも我慢したよ!



(スライム……かしら)
 ねちゃり、とした感触が脚に落ちる。ついでそのまま、遡るように、上の方へ。次いで腕から、これもまた胴体へ遡ってくる。
 肌を刺激する感覚を鋭敏に感じ、クレアはその思考を震わせる。
(見えないし、聞こえない分……余計に……んっ)
 五感のうち二つを遮られた事で、より強くスライムの感触を感じてしまっている。
 本来、石化しても五感は失われないのだが……だが運の悪い事に、上から伝い落ちたシェルティリアの髪が、クレアの目と耳を覆ったまま石になってしまっていた。
(わ、私の髪がこのようなっ……ふあああっ!)
 それを悪いと思いつつ、シェルティリアにも余裕がない。その肌は刺激に極めて敏感で、スライムが少し這うだけでも、頭の中で火花が散るようだ。
(くっ……防具の部分に……っ)
 クレアの防具は、面積が小さい……と言うより、ほとんど防具の用を為していない。そのため、取り付いたスライムのほとんどが、敏感な部分に集中していく。
(や、やだ……そんな所、這いずらないで下さいまし……!)
 そして、クレアの敏感な部分にスライムが集まれば、それは当然、正面から抱きついているシェルティリアの敏感な部分にも、それが集まると言う事である。
(っ……だ、めっ……動いちゃ……んんんっ!)
(そ、そこはっ……ぁぁぁぁっ!?)
 服を溶かされる以上に、その肌に、特にその部分に与えられる刺激が二人を苛む。石化していなければ、激しい悲鳴が漏れ、身体を震わせのたうたせていた所だろう。
 だが、今の二人は石になって動かない。それは、悲鳴を漏らさずに済む……と言う事ではない。刺激を外に発散する事が出来ない、と言う事である。
(貴重な経験……というには、激し……んんっ!)
(スライム、なんかに……こん、なっ、ああっ!?)
 目と耳が効かないクレアに、元々肌が過敏なシェルティリア。どちらにとっても、耐え難い刺激が襲い続ける。
 服も、防具も、溶かされて……それでもスライムは離れない。
 まだ溶かすものはないかと、敏感な部分を這い続ける。
(やっ……あっ、もうっ……それ以上っ……)
(っ、だめ……そこを……這われたらっ……!)
 逃げようとする事すら、出来ない……その事実が、余計に二人の身体を、脳を、熱くする。
 だが、石になった身体の外側を磨くように刺激されながら、それが内側に入ってくる事はない。それが、激しい快感と共に、もどかしさを生み出していく。
 スライムに対する、忌避感と、欲求不満。相反する感情に苛まれ、その心を翻弄されていく。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

テフラ・カルデラ
石化の次はスライム…動けないのでなすがままふれあいですね
そういえば端から見たボクたちはどういう風に見えるんでしょうかね?美術品やただの石像として見られちゃうんでしょうか…?それはそれで悪い気もしませんが…?

と、スライムさんたちが群がってボクたちの服がどんどん溶かされてしまいます
意識も感覚も残っているとはいえスライムに触れられるのって…その…変な感触が…気持ちよく…
いやいや!流されちゃってどうするんですか!?
が…我慢しなければ…あ…やばい…このスライム色々と触れてくる!?
どの辺かはあえて言いませんが…これは果たしてボクの理性が耐えられるのでしょうか…!?
(盛大なフラグを立てつつもアドリブ大歓迎)


フランチェスカ・ヴァレンタイン
何やら嫌な予感がひしひしと……?

○結果
頭上から落下した巨大スライムに包み込まれるように首以下の全身を呑まれ
肌を這いずり回る刺激に思わず悩ましげに喘ぎつつも、石化進行中の部分をじわじわ圧迫されながら全ての防具を溶かされていき
圧迫された状態で最終的に固定された体勢は【二の腕で胸を押し出すように挟み込み、お尻を突き出すかのような前傾姿勢】という羞恥心溢れる格好
何故か胸の大部分だけが唯一石化を免れているという極めて前衛的な翼人女性の石像に仕上がりました

(ひょっとしなくてもわたし、今――とても人様のお目にかけられないような格好なのでは…?)

※お色気要素はお好きにどうぞ
※アドリブ・他の方との絡み大歓迎です


秦田・麻弓
うわ、うわ、うわぁ…
今の格好なら隙間に入れなくて溶かせない部分とかはないハズだし…石になってて声も出ないなら、ガマンしなくても自分からみたいに思われないし…最高じゃないですか…っ

体質っていうか敏感な方だとは思いますけど、それ以上に楽しみ感が強くてヤバめです。
来てる来てる来てる、もうすぐもうすぐ…

近くの他の猟兵さんがなんかされてるときもガン見します。可愛いなぁとかあんな風にされたいなぁとか、あんな人にされたいなぁとか…心の声心の声。
…誰か聞こえてる人とかいないですよね?もしもの聞こえてる人向けに、一応心の中でも言い訳もしとこうかな…


月宮・ユイ
やはり石化は防ぎきれませんでしたか
なにやらスライムの出現ポイントも近いようですし、”覚悟”を決め耐えるとしましょう

一応フランチェスカさん(f04189)にはスライムのことを伝える予定
どんな感触かはわかりませんが心構えは必要そうですから…

服を溶かすため体中を這い回り、くすぐったいようなぞわぞわするような不思議な感覚を与えつつ全身を揉まれる。なるべく声を出さないようにしますが…
胸と脚の間、特に隠したい部位であり敏感な場所を押さえている為、服を溶かそうと潜り込んできては刺激されるはめに
しかも罠からは続々現れ、近くにいるからか一匹残らず確認するように全身を這っていく
『まだ、いるの…』


アドリブ・絡み歓迎



「フランチェスカさん、その、頭の上……あ」
「え?」
 ユイが指摘しようとした直後。フランチェスカの頭から、スライムが思いっきり落下した。そのまま、その身体を覆い尽くしていく。
「きゃっ……ん、んんんんんん~~っ!?」
 首から下にしっかりと纏わりつき、スライムに身体を丸呑みされたような姿になるフランチェスカ。
 防具を溶かされ、刺激を与えられ、石化を免れた口から悩ましげな喘ぎが漏れる。動く部分で必死に逃れようとしても、大きな胸がぶるんぶるんと暴れるように揺れるばかりだ。
「間に合いませんでしたか……んっ!」
 そんなフランチェスカを気遣いつつ、ユイもまた余裕はない。脚からゆっくりと登ってくるスライムの感触に、声が溢れる。溢れるのはくすぐったさと怖気、それの合わさった未知の感触。
 なんとか、身体の動く部分をよじって、逃れようとする。
「っ、ま、まだ……いるの……!?」
 だが、一匹から逃れてもすぐさま、二匹目、三匹目。頭上にないだけで、スライムの出現場所から近い事に変わりはないのだ。
「ふあっ……くっ!」
 数多くの全身を這い回られ、揉み込まれる。服を溶かされながらも、それに付随する刺激は高まる一方だ。
「っ、そこは……だめっ!」
 さらに、全身の服を溶かしたスライム達は、唯一溶かされていない部分……ユイの腕に溶かされた、大事な部分に狙いを定める。
 必死に庇おうとするも、石化した腕では限度がある。加えてスライムの数も多い。到底、拒みきれるものではない。
「っ、あ……入っちゃ……っ!?」
 腕と肌の隙間に、スライムが入り込む。こうなっては、むしろ隠しているのも逆効果か、隙間に入り込まれる時の刺激は、ただ触れられるよりも凄まじい。まして彼女のその部分は、石化していないのだ。
「んんんんん~~~っ!」
「あ……ふ、ああっ!」
 甲高い悲鳴を上げるユイ、その姿を見れず、声だけを聞かされるフランチェスカ。気遣う余裕はないが、心は揺さぶられる。
 大型スライムに身体を包まれた彼女は、ギュウッ、と身体を圧迫された。石化したままの二の腕が内側に押し込まれ、乳房を強調するように絞り出す。
「こ……んな、格好っ……んんっ!」
 前傾し、お尻を突き出して、誘うような格好で固定される身体。胸だけが石化を免れたのが、余計に卑猥さを感じさせる。石像としては少々前衛的にすぎる、極めて恥ずかしい格好だ。
「く、ぅっ、こんな……人様のお目に、かけられない……」
 不幸中の幸いと言うべきか。目の前のユイはもう、フランチェスカを気にしているどころではない。
「み、見られてる……いやぁ……」
 だが……何故か突き刺さる視線を感じる。見えずとも、見られているのがわかる。その視線から逃れようと悶えるが、当然、動ける筈もない。
(うわ、うわぁ……あれも、いいなぁ……!)
 そしてその熱視線は、石化しながらも、他の猟兵達を必死に目に焼き付けようとしている麻弓である。
(私もあんな恥ずかしいポーズで丸呑みとか……あっ、来てる、来てる、ぅっ……♪)
 大量のスライムに、背後から襲われる。見えない所から徐々に刺激される背徳感と快感が、より興奮を煽り、心の声を喜悦に弾ませる。
 憚らず言えばドMの快楽主義者ではありながら、普段は、世間体を(かろうじて)気にしている麻弓。だが、今は何を考えようと、外に出る事もない。
 その、言い訳の必要ない状況は、彼女から完全に理性と自重を奪っていた。
(ああ、そこっ……もうすぐっ、あと少し、あとすこ……~~~~っ♪)
 もし動く事が出来たら、喜悦と共にのたうちそうな程の刺激。それを快楽と認識する事を、何ら憚らない。
(良いっ……良いですけど、欲を言うと……さらにー……)
 そのまま身体全体にスライムが広がってくると、喜びつつもちらりと視線を……石化しているので瞳は動かないのだが、なぜか動く視界を横に向ける。
(っ……!?)
 一番大事な部分に、手の上から視線を感じ、ビクッと震えるテフラ。彼の身体もまた、スライムにしっかりとたかられている。
(見られ……てる……んんっ!)
 視線など気にしていられないほど強い刺激……だからこそ余計に、視線を感じてしまうのか。今の姿を誰かに見られるのは、とても恥ずかしい。
(はぁ……んっ……どんな風に、見られてるんでしょうか……美術品……?)
 その恥ずかしさを、しかし同時に快感とも感じる。状態変化を受ける事への興奮、それを見られる事への興奮。抑えきれない性癖が、思考を満たす。
(っ、あっ、そこっ……!? そこはっ、だめっ……)
 だが、石化は慣れていてもスライムは別だ。大事な場所に入り込まれると、途端、強い刺激に思考が跳ねる。
(こ、これっ……んんんっ……!?)
 女性にはないその部分は、石化でどうにかなる事もない。手で抑えているため外から見える事はないが、隙間に入ったスライムにはそんな事は関係ない。
(や、やばいっ……これはちょっと、本当にっ……)
 様々な意味で危機を感じる。だが、感じた所でスライムが逃げられる訳でもない。
(……やっぱりあれも欲しいなー……んぁっ……♪)
 そして、麻弓の視線から逃げられる訳でもない。まあ彼女も、多少自重しようと言う思いもなくはないのだ。本当になくはないだけだ。
(くぅっ、ちょっと、これ、ほんと……に……飛ぶっ……!)
 そんな視線とスライムに大事な所を徹底的に刺激され、石化したままのテフラの脳が、バチバチとスパークし、白く染まっていく。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

フレイ・ブラッドセイバー
石化して動けないんですが!
……いや、動けるようになってぶっ飛ばしましょう、ええ、私のプライドだとかそういうののためにも。

姿勢が低い為か真っ先に溶かされましたね、ぱんつ。
服も…まずいですね、溶かされますね
うぅ…メイド服が…

あっ、ちょ、でもそこはだめです!……んっ

動けるようになったら、見えないように隠しつつ、
それとなくスライムは攻撃しましょう…
あとはユーベルコードで回避しつつ、
さっさと次に行っちゃいます!もうやだー!

戦闘中はクールなメイドさん
戦闘時、真剣な時の口調はステータスの通り


ロート・カニーンヒェン
「動け、ロート!なぜ動かん!!(石化)」「服を溶かした程度で私を止められるとおもうなぁ!(裸)」(POW)私を止めたければ昇天する程の刺激を持ってこい!(フラグ)服を溶かされても耐え、石化が解け次第プロミネンス・ノヴァの炎でスライムを消し飛ばしながら突き進むよ!待ってろウォーク!絶対負けないからね!!(アドリブ歓迎です)


カナ・リーアス
【心情】こんなもん無理やり吹き飛ばしてやるんだよー!!って石化して動けないー!!
【作戦】スライムが来たら【衝撃波】かグラウンドクラッシャーで少しでも吹き飛ばすんだよーー!少しでも…少しでも被害をくい止めるんだよー!!

絡み・アドリブOK



 石化し、動けぬままスライムに翻弄される猟兵達。
 だが、そんな状況に抗おうとする者もいる。
(動け、ロート! なぜ動かん!)
 いや何故と言われても石化しているからですが。
(動いて……みせるっ!)
 そんな中、強引にでも身体を動かそうとするロート。石化ガスの効果時間は長く、まだまだ解けはしない。
 だが、まだ石化したてで、完全に固まりきっていない身体は、なんとか動きそうでもある。
(んん、ん、んん~~~……石化なんかに……負けたりっ……しないっ!)
 スライムにまとわりつかれ、その服を溶かされても、必死に抵抗を続けるロート。裸身を晒してなおあがく。
 同じように、フレイも必死の抵抗で身体を動かそうとする。
(私のプライドだとかそういうののためにもっ……)
 すでにスライムによってその服は溶かされつつある。これ以上はなんとしても避けたい。
(っていうかなんでぱんつから先に溶かすんですか、もうっ……!)
 石になっても、すーすーとした心許ない感覚が消える訳ではない。その上でさらに、メイド服も溶かされ、恥じらいがその身を支配する。
(ちょ、そこは、ダメです……んん~!)
 ぱんつを溶かしたスライムは、そのままそこに留まっている。肌には刺激を与えられ、びくりと震える。
(動けないー、動けないんだよー!)
 カナもまた、必死に抵抗を続ける。と言うか彼女の場合は、自分が石化している事すら、完全に理解しきれていないような気がする。
(スライムが襲ってくるんだよー!)
 それでも、自身に脅威が迫っている事は流石に理解する。必死の抵抗の末、ついに、身体が僅かに動いた。
(い、今なんだよー!)
 そのままもう少し身体を動かし……思いっきり地面に倒れ込んだ。
(どーん、なんだよー!)
 重い武器を地面に叩きつけ、衝撃波を発するバーバリアンの技。この場合、重い武器とは、石化したカナの身体そのものだ。
 それを地面に叩きつけ、スライムを弾き飛ばす。
(やったー! 負けないんだよー!)
 確かな手応えに、心の中で快哉を上げ……そして気づく。
(……立てないんだよー!)
 石になっていて、動けるのも僅かな今、一度倒れたら立ち上がれない。
 同じ手は二度使えない。
 スライムは今ふっ飛ばした以外にも沢山いる。
(……大ピンチなんだよー!)
 さらに、石化ガスもさらに浸透して来た。僅かすら、動けなくなっていく。
(おおおー!? な、なんか変な感じなんだよー!?)
 スライムが、その身に取り付いた。頭はアホの子でも身体は成熟したカナ、その刺激に激しく混乱する。
「っ……くっ!」
 そんなカナの衝撃波は、周囲に立ち込めていたガスもふっ飛ばした。それにより、なんとか一時的に動けるようになったフレイ。
「っ、はぁ……調子に……乗らない事、ですっ……」
 だが、すでにメイド服はボロボロ……裸同然だ。必死に隠しながら、スライムから逃れようとする。それに石化から逃れたのは一時的なものだ。動き始めた身体は、再び自由を失っていく。
 それでも、完全に動けなくなるまで、メイドの意地を見せるフレイ。身体を転がしてスライム達を躱し、反撃を繰り出していく。
(服を……溶かした程度で……)
 一方、ロートは気合だけで身体を動かそうとする。あまりに無茶……ではあるが、それを通してこそと、心を燃やす。
「私を止められるとおもうなぁ!」
 そしてついに、その身体が燃え上がる。その身から迸る熱が、スライムを溶かし、石化ガスを吹き飛ばす。
「っ、はぁ、はぁ……どうだっ……」
 身体の動きは鈍いまま。すでに服は全て溶かされ完全に素っ裸。それでも誇らしげに、堂々と胸を張る。
「私を止めたければ昇天する程の刺激を持ってこい!」
 その瞬間、ロートの背後から、巨大なスライムがのしかかり、彼女を押し倒した。
「ちょっ、フラグ回収早っ……~~~~っ!?」
 強烈な刺激と共に、再びその身体が石化していく。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

四季乃・瑠璃
【ダブル】で二人共石化のまま分身継続中

抱き合ったまま石化中で動けないので、当然スライムに無抵抗。
にゅるにゅると二人にスライムが抱きしめ合ってる隙間にまで侵入してうにょうにょと服を溶かしていく模様…。
尚、瑠璃の方は色々刺激を受けている模様…。

緋瑪(にゅるにゅるが間に!二人の間にも入って来るーっ!)
瑠璃(ちょ、ちょっと、変なところ這って来ないで…)
緋瑪(わーっ!前は隠れてるけど、服が溶けてお尻が…!隠すもの無いから丸見えになるーっ!)
瑠璃(んんっ…スライムが変なところを這って、ドロドロにゅるにゅる…)
緋瑪(ううっ…他の人からだと、わたし達、今どんな風に見えてるんだろう…)

※アドリブ歓迎


日和見・カナタ
うわっ…本当に意識が残ってる…。
安全な状況なら新鮮さもあったかもしれませんが、この状況だとやっぱり気味が悪いですね…。
ま、まあ、命に危険は無いと聞きましたから! 心配せずにどーんと構えていましょう!

内心ちょっと怖がってはいますが、しかしこっちの準備は万全です!
服は溶かされても問題ないやつですし、何より厚着していますからね!
並の酸では酷いことになるほど溶け…溶…なんかすごい溶けてますね!? どういう酸なんですか!?

流石に丸裸になることは覚悟してませんでした…!
石化した素肌にスライム、それにカッコいいポーズのせいでより間抜けなことになって…これは…屈辱です…!


アルテミス・カリスト
「くっ、ス、スライムなんかに、
この正義の騎士アルテミスが屈するわけにはいきませんっ!
って、いま、手足が石になってて動けないんでしたーっ!」

徐々に近付いてくるスライムたち。
私はなんとか抵抗しようと試みますが
身体が動かなくてはどうにもなりません。

「ひゃあっ、いやっ!」

スライムが服の中に入り込み
石化していない部分の素肌を這い回る感触に悲鳴をあげてしまいます。

そ、そんな、騎士が抵抗もできないまま
スライムなんかにやられるなんて……

身に纏う鎧や服、下着が徐々に溶かされていき……

「きゃ、きゃあっ!」

石化した両手と両足では身体を隠すこともできずに
スライムによってすべてを溶かされてしまうのでした。

アドリブ大歓迎



「くっ、ス、スライムなんかに、この正義の騎士アルテミスが屈するわけにはいきませんっ!」
 目の前に現れるスライムを、キッと睨みつけるアルテミス。
 なお、負けたりしないと言った所で、すでに四肢は石となっている。
 いくら女騎士と言えど……と言うか女騎士だからというか、抵抗出来る訳もない。
「ひゃあっ、いやっ!」
 その服にスライムが取りついた。服をじわじわと溶かされ、悲鳴を漏らす。
「くっ……み、見ないでっ……下さいっ……」
 身体が石化していないのは、何の役にも立たない。と言うかこの場合、裸をさらされるのが余計に恥ずかしい。
(や、見ないでーって言われても)
 そんな光景を、バッチリ目撃する羽目になっているのがカナタである。見るなと言われても、そっちを向いて石化しているのだから見ざるを得ない。
(本当に意識も感覚も残ってるんですね……)
 状況が状況なら、それを楽しむ事も出来たかもしれないが。
(……こっちもすごい事になってますしねー)
 カナタの視界には、アルテミスのみならず、瑠璃と緋瑪も入っている。悲鳴を上げる女騎士と、絡み合う同じ姿の石像。それを楽しむ趣味はカナタにはない。
(うぅ、み、見られてるよ、瑠璃ー)
(ん、んんっ、ひゃんっ……へんな、ところにっ……)
 視線に恥じらう緋瑪に対し、瑠璃はそれどころではない。
 本体と分身に身体的差異はないはずなのだが、人格の差が感覚に繋がっているのか、瑠璃の方がスライムの刺激を強く受けていた。
(あ、間にっ……二人の間にも入ってくるっ……)
(んん、そこはっ……ダメっ、ドロドロにゅるにゅる……っ!)
 状況に焦る緋瑪と、刺激に焦る瑠璃。どちらも激しく動揺するが、逃れる術はない。
(うぅ、み、見られてるよ、瑠璃ー)
(ん、んんっ、ひゃんっ……へんな、ところにっ……)
 視線に恥じらう緋瑪に対し、瑠璃はそれどころではない。
 人格の差が感覚に繋がっているのか、瑠璃の方がスライムの刺激を強く受けていた。
(あ、間にっ……二人の間にも入ってくるっ……)
(んん、そこはっ……ダメっ、ドロドロにゅるにゅる……っ!)
 状況に焦る緋瑪と、刺激に焦る瑠璃。どちらも激しく動揺するが、逃れる術はなく、隙間に入ってきたスライムによって服が溶かされる。背徳的……であると同時に、互いの身体が、ほとんど直に触れ合う事になる。
 無論、石化しているため柔らかさは感じないが、その分、身体のライン、その曲線をしっかりと感じてしまう。
(ふぁ、ぬるぬるっ……ダメ、ひ、緋瑪っ……)
(だ、大丈夫、瑠璃っ?)
 元は同じ身体の別人格、声も表情が変わらずとも、主人格の状況を察する緋瑪。
 だが察した所でどうにもならない。目の前で、瑠璃の思考が蕩けそうになっていく。
(瑠璃っ、瑠璃……ってわーっ、わたしのお尻ー!?)
 そもそも、主人格の心配ばかりもしていられない。服が溶け、上になっている緋瑪も恥ずかしい格好を晒す。
「きゃ、きゃああっ……だめ、そこはっ……そこだけは……!?」
 その間、アルテミスの方も、しっかりと追い詰められていた。服を溶かしたスライムは、ついに一番大事な部分へと到達する。
「だ、だめっ……隠せ……なっ……んんんーーーっ!」
 石化した四肢では隠せないまま、ついに完全に服を奪われる。こうなっては逆に、スライムに隠して貰っているようなものだ。
「こ、こんな……騎士が抵抗もできないまま、スライムなんかにやられるなんて……」
 屈辱と恥辱に打ち震えるアルテミス。……ところで、むしろスライムにやられなかった事があるのか聞きたい気もする。
(ど、どんな酸なんですかこのスライムっ)
 一方、カナタの方も、そんなアルテミスや瑠璃達に気を払っている余裕がなくなり始めた。
 スライム対策に着て来た厚着が、全て溶かされつつあるのだ。
(身体には刺激しか与えないのに服はこんなにあっさりっ……おかしいですよっ)
 おかしいと言われても、『繊維や金属を溶かす高性能高需要のアレ』なので仕方ない。文句はこのフラグメント……じゃなくて、罠を造った人に言って欲しい。
(こ、これは……屈辱ですっ……)
 裸になってしまえば、格好良い筈の決めポーズが、むしろ滑稽さを煽る。頭の中が、羞恥の熱で熱くなっていく。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

弥久・銀花
(動けっ、動けないっ! どこか動ける箇所はっ! 何処でも良いから動いて!!)

右目も見えず、石と化した鼓膜は音を伝えず、喉は声を発する事が出来ない全く動けない状況でパニックになっています。

(誰か居ませんかっ! 誰かぁ!)

声なき声で助けを求めても聞ける人も居ません。


そんな銀花に一縷の希望を見せる感触が。


……、足元からジワジワと這い上がって来ました。


(足元から液体の感触! 誰か石化を治す薬品に浸けてくれたのでしょうか?)

(あ、ぁぁっ! 違う! これはスライムの這い上がってくる感触!)


(蠢きながら足を伝って、あ、あ、それ以上は……)

(スライムに覆われた所のくすぐったさが消えない! 誰か助けて!!)


水野・花
石像になっている私にスライムに対抗する手段は無いのであっという間に裸婦像になっちゃいますね。恥ずかしいしスライムのヌメヌメした感触が気持ち悪いです……。

しかし、この状況は思った以上に精神にきますね……。自分は裸婦像として佇むことしかできずまわりは自分と同じような状態の石像だらけ、まるで自分が最初から石像だったかのような錯覚に陥ります……。周りの石化した人たちも細部が甘い造形になってるせいで石像っぽさが増してますし。

10分程度のはずがずいぶん長く感じます。速くボス部屋の扉が開かないでしょうか、開いたら今度は辱しめを受けるの確定なんですが。それでも今はそれが待ち遠しいと思ってしまう私がいます……



(動けっ、動けないっ! どこか動ける箇所はっ! 何処でも良いから動いて!!)
 狼狽し、激しく恐怖する銀花。普段は、気丈に振る舞っているが、それが可能な限度を超えれば、彼女は怯える少女に過ぎない。
(誰か居ませんかっ! 誰かぁ!)
 石化前の無理な抵抗のせいで、右目も閉じてしまい、何も見えない。暗闇で動けぬ事が強いパニックを生み出したせいか、脳に音も届かない。
(っ、あ……これは……)
 五感のうち、唯一感じるのは触覚が、足元に暖かさを感じる。
(……誰か石化を治す薬品に浸けてくれたのでしょうか?)
 そんな筈はない。だが、そんな、あまりにも非現実的な希望にすら縋ってしまうほど、今の銀花の心は弱っている。
(あ、ぁぁっ! 違う! これはスライムの這い上がってくる感触!)
 そして、現実に気づけば、一瞬縋った希望ゆえに、より絶望が大きい。恐怖にパニックはより広がり、心が揺さぶられる。
(あ、脚をっ……ああっ!)
 スライムが脚を這い上がり、徐々に、その身体へと近づいてくる。這われた部分にはくすぐったさを覚え、通り過ぎた後もそれが消えない。
(いや、来ないでっ……あっ、誰か! 誰か助けて!)
 受けた刺激そのものよりも、無防備な所を襲われ刺激を与えられる、その事実が銀花を追い詰める。もし動ければ、恥も外聞もなく、涙を流して泣き叫んでいたかもしれないほどだ。
(これは……思った以上に精神にきますね……)
 そしてもう1人、花もまた強く心を摩耗させられていた。
 彼女にしても、服を溶かされ裸を晒す事も、スライムの刺激を受けるも、まだ耐えられている。
 無論、恥ずかしいし、気持ち悪い。だが、それは覚悟して来た事だ。
(しかし、思ってもみませんでした……裸婦像となる事が、こんなに……)
 自分は身動きが出来ず、こうして裸を晒し、石像として佇むだけ。さらに、周囲にも同じような石像の女性たちが並ぶ。
 一部だけの石化で留まっている者もいるが、花の視界からはちょうど逸れている。聞こえる声にした所で、悲鳴や喘ぎ、助けを求める声ばかりで、決して心の支えにはなってくれない。
(まるで……元から自分が石像だったような……)
 一度そう思ってしまえば、弱った心はその思考から逃れられない。もう一生このままなのではと、そう思えてくる。
(確か、10分程度でしたか……)
 奥の扉が開くまでの時間が、無限に長く感じられる。早く、早く開いてくれと、心が急く。
(扉が開けば、さらなる辱しめを受ける事は確定しているんですが……)
 それでも、誰かに生物として扱われたい……それがウォークであったとしても。
 この心が摩耗し尽くし、石像としての自分を受け入れる前に。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第3章 ボス戦 『ウォークグルェート』

POW   :    大斧の一撃 + 服破り + ずぶ濡れ
【触手から吐き出した粘液】が命中した対象に対し、高威力高命中の【防具を破壊する大斧での一撃】を放つ。初撃を外すと次も当たらない。
SPD   :    触手乱撃 + 捕縛 + うごめき
【悍ましい触手】【粘液まみれの触手】【いやらしい触手】を対象に放ち、命中した対象の攻撃力を減らす。全て命中するとユーベルコードを封じる。
WIZ   :    悲しき性質 + 壊アップ + 狙アップ
自身の【欲望が理性を上回る性質】の為に敢えて不利な行動をすると、身体能力が増大する。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠茲乃摘・七曜です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 無力なまま、スライムに襲われ続ける猟兵達。
 だが突然、スライム達が一斉にその身体から離れ、壁や床の隙間に消えていく。
 解放された――訳がない。
『ブヒヒヒヒ、綺麗どころが揃ってるブヒィ』
 下卑た笑いと共に、扉が開かれた。触手を纏いし怪物、ウォークグルェート。
 ソレは、醜悪、と言う言葉以外に形容の見つからないその姿で、石像となった猟兵達を見回す。
『こいつは……倒してやる前に存分に、楽しんでやらんといかんブヒねぇ』
 猟兵達が石像から戻れば、すぐに倒せるような、弱い災魔。にも関わらず、安全より自分の欲望を優先する愚かな豚。
 だが、その豚を前に、猟兵達はその身を無防備に晒している。
『スライムでさんざん楽しんだろうけど……オレ様のコイツは、もっとテクニシャンブヒィ♪』
 これより、石化が解けるまで。猟兵達は、この怪物より与えられる辱めに、耐えなければならない――。
秦田・麻弓
くっ、動ければもっとアピールできるのに…ダメ元で誘惑とかおびき寄せとか

捕まったら心の中で大きな声でリアクションし続けます。あっ、そこ、もっと強く…
石化が解けてもしばらく気付かず、でっかい声や感想や、責め方のリクエストとかを口にし続けます。敵に反応されたら
「か、かかりましたね、あなたを引きつけるための作戦ですっ」
など言いながらスイッチ入ってて止まらずに表情とか声とか楽しんでたり敵じゃなくて恋人相手みたいなリアクション取ってたりなどなど。

戦闘後は隙間に帰っていったスライムさんたちを気にして覗いて回ります。もう出てきませんかね…


カナ・リーアス
こ、こんにゃろー…こんな奴に好き勝手させるわけにはいかないのに…動けないんだよー…!!
【石化時】(や、やめろー!どこ触ってるんだよー!)(き、気持ちわるいんだよー!!)
【作戦】石化が解けたら一気に攻撃。「おまえみたいなゲス野郎は私のお尻で潰してやるんだよー!!」攻撃が当たったら軽く煽ってやるんだよー!「やーい!お尻ペンペーンだ!」


ロート・カニーンヒェン
「ぜ、絶対ウォークなんかに負けないぃ。」(POW)まだ心は屈してない!(フラグ)武器わ服が無くても戦える、サイコキネシスでウォークに殴りかかるよ!さあ、真っ向勝負だ!触手でもすけべ攻撃でも何でも来い!(フラグ)(アドリブ歓迎です)


アルテミス・カリスト
「現れましたね、迷宮の主!
この正義の騎士アルテミスが退治してあげますっ!」

災魔を睨み付けながら言ってみたものの、
四肢は石化し、防具と服はすべて溶かされた無防備な格好。

こ、これでは抵抗できませんーっ!

さらに相手は騎士と相性の悪い触手&オーク(?)。

「な、なんとか身体を動かして抵抗しなければっ!」

災魔に反抗しようとするものの、身動きは取れません。

さらに【騎士の苦難】によって
災魔のいやらしい視線に全身を舐め回すように見られてしまい、
さらに触手によって身体中をまさぐられ……

「やっ、いやぁっ!」

触手によって激しく責められて、騎士としてのお約束を果たすことになってしまうのでした。

過激、アドリブ大歓迎


四季乃・瑠璃
【ダブル】で二人共石化のまま分身継続中

緋瑪(ううっ…見るなーっ!この変態豚ーっ!)
瑠璃(ふぁ…わたし…もう…)(完全に思考が蕩けてる)
緋瑪(瑠璃、大丈夫?瑠璃? ひぅっ!触るな、揉むな、変なもの擦りつけるなーっ!)
瑠璃(ひゃぅ…もっと…ちょうだい…)
緋瑪(瑠璃、負けちゃダメーっ!)

スライムから引き続き、石になったまま触手で嬲られたり快感を送り込まれたりで瑠璃の方はすっかり蕩けて堕ちそうになってる模様。
緋瑪の方はなんとかまだ余裕が…。

尚、石化から戻って正気を取り戻し次第、豚は銃弾と爆弾によるミンチが確定してる模様。

緋瑪「よくもやってくれたね、豚さん♪」
瑠璃「肉片も残さない…」

※アドリブ歓迎


シェルティリア・ヴァーシュ
アドリブと絡み、絡みOKですわ!

『い、いつ戻れますの?』
全身スライムに這い回られて心はトロトロ
必至に耐えようとします

『うぅ…絶対に負けませんわ!』
されるがまま
無防備に嬲られぼーっとしてきて
次第に心も蕩けてきちゃうかも?

『あぁ…と、とけちゃいます、わ…』
『も、もうダメですわ…こ、こんなの…』
強い快感に意識を失いそうに
目の前が真っ白になりそうです

「そ、そこまでですわ!」
石化が解ければ反撃開始!
身体を震わせながら戦乙女モードに!
レオタードで恥かしいですが裸よりマシです
全力で蹴り飛ばし騎士姫の強さを分からせます!


弥久・銀花
(「はぁ、はぁ……、スライムが引いて行った……? 次は何が……」)



【POW】(大きな損壊、アドリブOKです)



(「うぁっ?! 重力の向きが大きく変わった! 誰かが乱暴に抱え上げたんですか!?」)


(「はっ、でも後少し辛抱すれば石化ガスの効果が切れます、そうすれば……」) (思考の途中で斧の一撃を受けた様です)

(「何が……、~の感覚が無い……、これはもう駄目かも知れませんね……」)(~には腰から下とか、両足、とか左腕、とか体の一部や大半を入れて下さい)

「ぁ……」
(「この状態で、生身に戻ったら出血で死んでしまいます」)
(「くっ、戻ると同時に不死身の人狼を使って、逆襲開始するしかなさそうですね」)


水野・花
やっと、ボスが出てきましたか、でも後数十分ほど動けないんですよね……。

ふぁっ!触手が股やら胸やらまさぐって開けてた口にまでねじこまねれて……、石化のおかげで奥まで入れられる事はないけど、敏感な部分であることは変わらないんですね……

ああ……でも生殺与奪権を握られた相手に好き勝手されるのはなんかドキドキしてきました……吊り橋効果とか言うやつでしょうか?
テフラくんがこういうの好きなの少し解っちゃったかも……。(テフラくんを視界の端で見つけたつつ)

もっとぉ……とか言わずに済んだことは石化に感謝しておきましょう。私の尊厳は守られました。(散々辱しめは受けたけど)

・絡み、アドリブ歓迎です


テフラ・カルデラ
とうとうボス本人が登場しましたね…実際襲われるとなると怖いです…
ってふあぁ…!?これはかなりテクニシャンですよ!!
や…やばい…わたし男の娘なのに…感じちゃう!?
(この後無茶苦茶やられた)

…さて、元に戻りました…が、やりたい放題やってくれたお礼に良いことを教えましょう
「わたし、実は男の娘でした~☆」…と思いっきりあざといポーズを決めます!!(股間隠しながら)
あとはウィザード・ミサイルを思い切りぶち込みます!!

終わった後は花さんがいることに気づきます、一緒に石化されていたのですね
え?今回の件はどうだったって?さすがに…未知の感覚に何かが目覚めかけたなんて…恥ずかしくて言えません!!
※アドリブ大歓迎


月宮・ユイ
周りの様子を見て
あぁ…これは下手に石化に抗わない方が良かったようね

スライムに潜り込まれ刺激を受け続け非石化部位の肌が汗ばみ上気した状態で、怯えを隠しつつ相手を見上げる様に睨み付ける。
あの触手なら弄られようと隠している所は大丈夫と少し安堵
ただしその安堵は、小柄なその身を玩具の様に持ち上げられ崩壊
石化で手足を動かし隠すことも出来ず、床につけ隠していた最も隠すべき場所を晒すことに。
『見ないで』『やめて』
獣欲を満たす為の良く出来た人形を見るような視線に無駄と知りつつ上げた制止の声は、雄を喜ばせるだけに過ぎず無慈悲に蹂躙される破目に…

アドリブ・絡み歓迎
お色気も制限無し、心の芯が折れぬ限りご自由に>PL


フランチェスカ・ヴァレンタイン
(今回は自意識がある豚、ですかー…… むしろ余計に身の危険を感じますわねっ?!)

とはいえ誘惑的な存在感をやたらと醸し出す前衛的な石像が見逃されるはずもなく
捕捉されて唯一の生身を執拗に弄ばれながら揶揄と共にその独特な造形美を堪能されることに

そうして辱められること暫く、漸く徐々に石化が解け……但し何故か固まった順ではなく逆順で
四肢が固まったまま、下卑た豚面に艶かしい姿態を際どく晒してしまうという事態に

あえなく生身に戻った部位までも一頻り好き放題に貪られ尽くし、桃色めいた吐息も絶え絶えにぐったりと

やがて石化が完全に解け、ゆらりと幽鬼のように身体を起こし――

※諸々含めご自由にどうぞ。アドリブ・絡み歓迎


日和見・カナタ
うう、恥ずかしいっ…!
こんなになるんだったら、大人しく体育座りみたいなポーズをとっておくべきでした…!

首も動かせないので正確には分かりませんけど、声からして標的は既に部屋に入ってきた…はずです。
なんだか他の方の変な声が聞こえてきますが、どんなことをされているんでしょうか。
酷いことをされているなら、できるだけ早く助けに行きたいところです──!?

な、何ですか!? 今、ぬるっとしたものが…もしかして、もう後ろまで近づかれてる?
石化…石化はまだ解けないんですか? 動けさえすれば、こんな災魔なんて…!


フレイ・ブラッドセイバー
石化してスライムに…、その…、
こうされているの、だんだんクセになってきましたね…
声も漏れないですし……

あっ、もっと、ぎゅっと、して…

ってうわぁ本命、出てきてしまいましたね
いや、いろいろまずいのでは
動けないのでそのまま嬲られてしまいますが

動けるようになったらユーベルコードでボコボコにします!!
ボコボコにします!!
……で、帰りはどうしましょう、服

戦闘中はクールなメイドさん
戦闘時、真剣な時の口調はステータスの通り


クレア・ダンバー
ん、ようやく解放されたわね。
という事やようやくあれの登場ね。

ええと、そういえばここに来た目的って何だっけ?
うん、そうそう、あれのお相手をたっぷりと務めることだっけ?
そのための準備もたっぷりとしたことだし。

さてそうはいっても今は石像だからこっちからは何もできないのよね。
無防備に相手のやることを受け入れるだけ。
うん、これは今までのスライム相手とは違うわね。
ちゃんとした知能のあるテクニックを持った相手。
石になってて無防備に全部受け入れちゃう。
既に限界をとっくに超えてるけど石像だからまだまだ受け入れてしまう。
石から解除された瞬間に昇天しちゃうわね。

アドリブ、他の人との絡み歓迎。



「ブヒャヒャ、まずはこいつを相手してやるブヒ」
 入り口付近で、色っぽい顔で誘いをかける麻弓の石像に目をつけたウォーク。
「動けないで可愛がられる気分はどうブヒィ?」
(じ、焦らさないで早くしてくださいぃ)
 ノリノリな気分のようです。
「ブヒャヒャ、でかい乳と尻ブヒねぇ。こういうのはどうブヒかぁ」
(あっ、あっ、すごいっ……これっ……!?)
 太い触手が全身に巻き付き、胸とお尻を強調するように挟んで扱き上げる。予想……あるいは期待以上の快感に、心の中で喜悦の声を上げる麻弓。
「お前もブヒよぉ」
(っ……ふあぁ……!? これは、かなりテクニシャ、ンンン!)
 当然、近くにいるテフラも触手に晒される。股間は石化前に死守したものの、そこ以外は触手の餌食だ。
(わたし、男の娘なのにっ……感じ、ちゃうっ……)
 お尻の割れ目を撫で上げられ、さらに胸板を擦り上げられる。脇腹や背中すら、撫でられる度に信じられないほどの刺激が走る。
「ちっこい胸ブヒねぇ。ま、オレ様はそれでも構わんブヒ」
(んあ、そこっ……ぉぉっ!?)
 そして、胸の先端を触手が捕らえると、石化した身体に電気が走ったようにすら錯覚するほどだ。
「ふふぅん……おらっ、こっち来るブヒッ!」
(~~~~、もっと強くぅぅぅっ♪)
(こ、これ以上は……ああっ、お尻、擦れっ……!)
 別の猟兵も一緒に責めるべく、2人を引きずっていく張るウォーク。当然触手もさらに強く食い込み、心の声は快楽の悲鳴に変わる。

 ――まあ、何にせよ、ウォークにとってここでの最適解は、猟兵達の石像を片っ端から叩き割る事である。それをせず欲望に耽る彼は、つまり『欲望が理性を上回る性質』を発揮している訳で、そのため自身のユーベルコードによって身体能力が増大している。
 そしてここでの身体能力と言うのは即ち触手の太さとか、扱いとか、力強さとか……まあ、そういう事である。今のウォークの触手使いは、刺激に慣れた麻弓や男の娘のテフラですら、意識が飛びかける程だ。
 まして、慣れていない猟兵ならば……である。 

(テフラくんが、あんな目に……)
 先に友人が餌食となった花は、その光景に心を震わせる。彼の内心までは推し量れないものの、自分がああなったら、と想像するだけで、石化のはずの鼓動の高鳴りを感じてしまう。
「ブヒヒ、次はお前らブヒィ!」
(んんんっ!)
 果たしてその触手が身体を這えば、予想通り……いや、予想以上の快楽がその身を襲う。大事な部分をまさぐられる度に、走るのは未知の感覚だ。
(んっ……く、ちっ……!)
 開いていた口まで、しっかりと蹂躙される。幸い、石像の口に『中』は無いが、敏感な事に変わりはない。
「そぉら、お互いよく見るブヒィ」
 同じ陵辱は、フレイの身体にも加えられていて、さらにその状態で、向かい合わされる2人。
(ああ……私、あんな事を……んんっ、はっ……されてるんですね……んっ!)
 向かい合った形で互いの姿を見せられる……それは、自分の今の状態の鏡映しだ。フレイの心がドクンと弾む。
(まずい……まずいです、こんな……酷い目に……なのにっ……)
 嬲られる身体が、心が、快楽を受け入れ始める。
(首……首にも、絡んで……)
 その触手の動きに、花が強く反応した。もう少し力が入れば、折れてしまうかもしれないと言う恐怖。だが……それが、興奮を煽る。
(今……生殺与奪を握られてる……こんなヤツに……んんんっ!)
 その屈辱感が、思考を熱くする。
(だんだん……クセになって……あああっ!)
 逆にフレイは、安心感が快楽を煽る。声を出そうとしても、誰にも聞かれない。反応すら示さない。
(誰も……気づかない、なら……)
 快楽に溺れてしまっても、恥ずかしくない。そんな安堵で自分を騙し、触手に心を委ねていく。
「さぁて、いよいよココ、ブヒィ!」
 全く正反対の感情で、互いに快楽に溺れる2人。そこへさらに、下半身の大事な部分にも触手が入り込んだ。
(もっ……とぉ……!)
(もっと、ぎゅっと……してっ……)
 その瞬間、口には出さず、出せないが。屈辱的な、尊厳を捨てる様な思考が、2人の脳裏によぎる。
(ああ……いつ……いつ戻れますの……)
 もう、石化から戻っても、真の意味では戻れないのでは。そんな予感も感じながら、次第に何も考えられなくなっていくシェルティリア。

「おお、こいつらは抱き合ってるブヒねぇ。女の子同士のそういうのも、オレ様は好きブヒ」
 次いでウォークが目を付けたのは、シェルティリアとクレア。2人の谷間が作る隙間に、触手に強引をねじ込んで、出し入れするように動かしていく。
(う、ぅ……絶対……負けま……せ、んっ……わっ……くぅっ!)
 その背徳的な動きと、胸に与えられる刺激。シェルティリアの心がトロリと蕩け出す。
(くぅっ、は……あっ……でもっ……すごいっ……)
 必死に耐えようとするが、スライムに散々這い回られ、すでに出来上がった身体と心は、快楽を受け入れる準備を整えてしまっていた。そこに与えられる未知の刺激は、あまりに強烈すぎる。
(あぁ……そう、ここに来たのは……こいつの相手をするためね……)
 元より快楽主義者のクレアに至っては、すでに流され、この境遇を受け入れている。そして、受け入れれば感じるのは、脳が焼け付くような激しい快感。特に、目と耳が塞がった彼女の感覚は、鋭敏にそれを受け入れる。
(んっ……すごい……スライムとは、ぜんぜん違う……ああ、すごい……)
 生身なら、とうに限界に達していてもおかしくない。だが、石像の身体に限界はない。
「ブヒヒ……ほぉら、奥までいれてやるブヒィ」
((~~~~っ!))
 さらに触手が挿し込まれ、一番敏感な部分に触れる。あまりに強烈な刺激で、2人の心が同時に悲鳴を上げた。
(あ、あ……とけ……とけちゃ……)
 特に、まだ正気を残していたシェルティリアはキツい。強い快感に、何度も意識が飛びかける。目の前で上下する触手が、またその正気を揺らがせる。
(すごい……あ……弱いとこ……全部っ……んん!)
 逆に、すでに堕ちたクレアは、思考は鮮明だが、逆にそれがさらなる快楽を産む。自分がどうなっているかを認識しながら、限界を超える快楽を何度も叩きこまれる……その感覚は甘く激しく、堪え難いものだ。
「おお、こっちも絡み合ってるブヒ。しかもなんか顔がそっくりブヒねぇ」
(ううっ…見るなーっ! この変態豚ーっ!)
 次にウォークに顔を覗き込まれた緋瑪は、一人、屈辱に心の中で叫ぶ。そう、一人でだ。
(って、瑠璃? 瑠璃!?)
(ふぁ……わたし……もう……)
 抱き合っている瑠璃の、すでに蕩けきった思考が、元の身体を同じくする緋瑪の脳に響いた。そこへさらに、ウォークの魔手、ならぬ触手が迫る。
「お前達はこうしてやるブヒィ」
 溢れる粘液を全身に浴びせると、2人の身体を擦り合わせ始めた。石化した身体に柔らかさなどない……筈だが、粘液がちょうど良い潤滑油になり、そこにウォークの技巧が合わさると、硬さとも違う独特の刺激が2人を襲う。
(ひゃぅ……これ、すごいっ……よ、緋瑪っ……もっと……もっとちょうだいっ……)
(っ、瑠璃っ。負けちゃダメっ……!)
 自分自身の他人格と身体を絡めているという背徳感と、未知の刺激に、瑠璃は、もう完全に溺れてしまう。まだ少し余裕がある緋瑪の必死の声も、届かない。

「ブヒヒ。可愛いのもいるブヒねぇ」
(こ、こんにゃろー……こんな奴に好き勝手させるわけにはいかないのに……動けないんだよー……!!)
 次に目を付けられたのはカナ。彼女は、落ちず、恐怖もせず、気丈に心を強く持つ。どちらかと言えば現状を理解していないのかもしれないが。
「でも胸も尻もデカいブヒ」
(や、やめろー……っ……き、気持ち悪いんだよー!)
 そのためウォークに責められても、豊かな肢体とは裏腹に身体の感覚も子供なのか、快楽よりも嫌悪が先に立つ。
(ど、どこ触ってるんだよー! 許さないんだよー!)
 だが流石に、恥ずかしくない訳でもない。その羞恥を怒りに変え、身体の内に溜め込んでいく。
「狼藉はそこまでです、迷宮の主! この正義の騎士アルテミスが退治してあげますっ!」
「おお、お前は全身石化してないブヒね」
 ウォークのそんな下卑た行動を阻止すべく、強く睨みつけて、毅然と叫ぶアルテミス。
「まあ喋れようと関係ないブヒが」
「あひぃっ!」
 だが、毅然としていた所で動けない事に変わりはない。むしろ生身の身体は余計に刺激を受けてしまう。
「女騎士はウォークに勝てないと、決まっているブヒ。ブヒヒヒヒ」
「くっ……やっ、いやぁっ!?」
 全身を巧みに弄られ、その度に声を抑えられない。心は屈さず、必死にウォークを睨みつけるが、その視線も豚を喜ばせるばかりだ。
「これ以上は……やらせないっ……」
 そんな光景を、身体の大部分が石化した状態で見ていたロート。ほとんど動けないが、なんとかウォークに戦いを挑もうと、かろうじて動く口で叫ぶ。
「武器や服が無くても……石化してても……戦える!」
「ブヒッ!?」
 精神を集中させ、腕を、強引に念力で動かす。無理やりのパンチが、ウォークの身体を揺らがせた。
「どうっ……真っ向勝負だ!」
「ブヒヒ、まだ抵抗するヤツがいるブヒか……」
 だが、やはり石化しながらでは、大した威力にならない。その攻撃は、せいぜいがウォークを怒らせただけだ。
「絶対ウォークなんかに負けない! 触手でもすけべ攻撃でもかかって来い!」
 それでも負けるものかと、意志を強く持ってウォークを睨みつけるロート。
 再び身体を動かし、殴りかかる。

「ブヒヒ。さっきの威勢はどうしたブヒか」
「んああああああっ……負けるっ……負けちゃうっ……」
 30秒後。触手に巻き付かれ、ドロドロの粘液塗れで触手に即オチするロートの姿がそこにあった。
「ほぉら、騎士様。お仲間が酷い目にあってるブヒ。助けなくても良いブヒか?」
「くっ、なんて、ひ、卑劣なっ……」
 その姿を見せつけられ、騎士の誇りを穢す屈辱と怒りに震えるアルテミス。だが、四肢は未だ、ピクリとも動かない。
 そして何より、散々責められた身体を放置され、ロートの責められる姿を見せつけられると、身体に堪え難い、甘い疼きが生じていた。
「んん~? 欲しいブヒかぁ?」
「ふ、ふざけないで下さい!」
 その疼きを見抜くような視線に怒りの言葉を返しながら、身体がピクリと震える。
「そうブヒか。でもぉ……」
「んんんん~~~っ!!」
 その反応を見逃さず、急所を一突きするウォークの一撃に、女騎士の身体は、ついに為す術のない完敗を喫してしまう。
「これでお前の助けも来なくなったブヒ」
「ああああ……」
 そうして、その間責められ続けていたロートも、すっかり顔が蕩けて力が入らない。奮い立てた闘志は、もはや完全に陥落していた。
「こことか弱そうブヒねぇ」
「ちがっ、弱く……んああっ!」
 石化していないお尻を触手が這い回り、軽くひっぱたかれるだけで、手も足も出ない。
「さぁて。次はお前ブヒ」
「っ……」
 そんな、2人の敗北姿を間近で見せつけられていたもう1人。ユイが、その顔を赤く上気させながら、気丈にウォークを睨む。
「下手に石化に抗わない方が良かった、ようね」
 彼女もまた、石化は四肢と首のみ。目の前の2人の運命が自分にも来ると思えば、恐怖を覚え……それを必死に押し隠し、冷静に振る舞う。
(それでも、この格好なら……)
 大事な所はしっかりと隠してある。あの太い触手なら、スライムと違って入り込まれる事はない。それだけは、救いだ。
「――なんて考えてたりするブヒ?」
「きゃ、あっ!?」
 そんな、僅かな心の救い。それを無に帰すように、ウォークはユイを持ち上げた。
「んん~……この角度ならイケそうブヒ」
「み……見ないで……」
 変態が出来の良い人形を鑑賞するように、様々な角度から身体を見られる。そして、大事な部分を手の隙間から覗き込まれた瞬間、ユイの心のメッキは剥がれ落ちた。
「見られるのが嫌ブヒか。なら遠慮なく……ブヒヒ」
「やっ……やめて……」
 見世物にされるように掲げられ、触手が隙間から入り込む様をまじまじと干渉される。容赦のない蹂躙の快楽と、その蹂躙を凝視される恥辱。
「やめて……みないで……やめて……」
 うわ言のように繰り返すユイだが、当然、それが聞き入れられる道理もない。
「んん、んん~~~~~!」
 そのまま、普段物静かな口から、甲高い悲鳴がほとばしった。

(はぁ……はぁ……はぁ……今……一体どれだけの時間が……)
 そんなこんなの間、触覚以外の五感を失った状態で、放置されていた銀花。スライムが引いてから、一体どれだけの時間が経過したのか。
 数分のようにも、数時間のようにも……時間の感覚が掴めない。
(うわっ……!?)
 と、そこで、重力の向きが大きく変わった。おそらく、担ぎ上げられたのだろうと、感覚でそれを理解する。
 持ち上げたのは当然ウォーク……なのだが、その姿も声も、銀花の脳には届かない。とにかく、想像するしかない。
(何をされるのでしょう……でも、後少し辛抱すれば石化ガスの効果が切れる、は、ず……っ!?)
 だが、耐えようと決意した次の瞬間。身体の……四肢の感覚が、一気に喪失する。触覚はあるが、石化状態では痛みも感じない。ただ……。
(これは……もう、駄目かもしれませんね……)
 それが意味する事を理解し、絶望だけが彼女を支配する。
 ――なお、ここだけ微妙に雰囲気が違うのは……。
「お、おお……落としたのはオレ様のせいでは無いブヒ……コイツが持ちにくい格好で固まってるから悪いブヒ!」
 と言う事情である。

「さて、お前達で最後ブヒ。面白い格好だから取っておいたブヒ」
(お、面白いって……うぅ、恥ずかしい……!)
 最後に残ったのは、変身ポーズで全身石化したカナタと、胸だけ露出した前衛芸術と化したフランチェスカだ。
(こんなになるんだったら、大人しく体育座りみたいなポーズをとっておくべきでした……!)
 ウォークの言葉に、強い屈辱を覚えて思考を熱くするカナタ。だが、今更後悔しても遅い。それに、今は恥ずかしさと同じくらいかそれ以上、切迫した状況でもある。
(さっきから、音とか、声とかっ……)
 背を向けていたため、見えなかった場所で、何が繰り広げられていたのか。比較的この手の事には鈍いカナタですら、多少の想像がつくほどに、いろいろなものが聞こえて来た。
(うぅ、動ければ助けにいきたい所ですが……んんっ!?)
 ウォークの触手が尻を這った瞬間、予想通り……よりは少々激しい刺激に、その思考が乱れる。
「ブヒヒ。お前も可愛がってやるブヒ」
(うぅっ、石化は……石化はまだ解けないんですかっ……)
 焦るカナタの身体に、どんどん触手が這い進んで来る。
(そ、そんな……とこー……!?)
 年より幼く見える身体だが、容赦なく弄られる度に、思考に熱が混じってしまう。
「全裸ヒーロー娘の石像なんて珍しいブヒ」
(言わないでくださいー!)
 さらに、その刺激に恥ずかしさも交じると、まずます頭が混乱してくる。
(っ……身の危険、を……)
 胸以外が石化した、前衛芸術と化したフランチェスカにも、ウォークの触手が伸びる。言うまでもなく、その狙いは唯一の生身部分だ。
「デカい乳だけ晒して、オレ様に責められたかったブヒねぇ?」
(こんな……辱め……ああっ!?)
 徹底的に捏ねられて。あるいは撫でられ、擦られ、搾られる。執拗な乳責めに、フランチェスカの胸が熱く、赤く染まる。
「んん、乳だけじゃ満足出来なくなって来たブヒ?」
「あ、んっ……こ、これはっ……んんっ!?」
 そんな彼女の石化が、解け始めた。ただし固まった時と逆順……四肢を最後に残す形で。それでは、石化が解けても動けない。
「良いブヒ。もっともっと責めてやるブヒ」
「や、やめぇっ……!」
 口の石化も解け、悲鳴が迸る。大事な部分も、隠せず露出し、そこをこすられると、激しい痴態を豚面の前に晒してしまう。
「これで満足ブヒかぁ!」
「ん、んん~~~~っ!」
 ついには力尽き果て、ぐったりと、生身の四肢を投げ出し崩れ落ちる。
「ああっ……だめ、そんな、あんなに胸を……私も、もっとっ……!」
 そんなフランチェスカの姿を見ながら、麻弓が大声で叫ぶ。
「ブヒ?」
「胸を中心に、こう、全身を太い触……しゅ……で?」
 心の中で思っていた筈の事を大声で叫び、この場の全員に気づかれていた事に気づいた麻弓は、コホン、と咳払い。
「か、かかりましたね、あなたを引きつけるための作戦ですっ」
「何がブヒ!?」
 思わず突っ込みをいれ……そしてふと気づく。麻弓の身体は、石像として触手に雁字搦めにして吊り下げていた筈なのだが……何故喋れるのか。
「……はっ。ブヒ!」
 そもそもフランチェスカの石化が解けていった時点で気づけと言う話だが。ウォークの周囲を、石化の解けた猟兵達が取り囲む。
「良くも……良くもやってくださいましたわねー!」
「ブヒー!!」
 まず先陣を切ったのは、その身体を際どいハイレグレオタードに包むシェルティリア。ウォークを全力で蹴り飛ばす。
 それにしても、普段は恥ずかしさしか感じないそのレオタードが、先程まで裸だった今はこんなに頼もしい。
「あなたに騎士姫の強さを分からせます!」
「ひ、姫騎士ならウォークに負けると相場が……ブヒィ!」
 余計な事を言うウォークをさらにもう何発か蹴り飛ばす。ボールのように転がっていくウォーク。
「覚悟は、出来てますね……」
 それを、分身を呼び出して取り囲むフレイ。怒りに震えながら、拳を鳴らす。
「ボコボコに……します!」
 とにかく殴る。これまでの屈辱を込めてひたすら殴る。
「ボコボコにします!」
 二度言うくらい殴る。

 ……そんなウォークボコボコタイム中だが、全員がそれに参加している訳ではない。すでに、反撃に参加する余裕すらない猟兵達もいる。
「ふあ、あああ……ああっ、んっ、これ、ん~~!」
 特にクレアは相当な有様だ。石化状態で、昇り詰める事もできずに溜め込んだ快楽が、一気に爆発すると、地面の上を激しくのたうつ。
「こんなのっ……はぁっ、はぁ、すごいっ、ああっ……!」
 一度や二度、昇天する程度では済まされない。何度も、何度も身体が跳ね上がる。経験豊富な彼女でも、これほどの快楽はあまり記憶にない。
「な……なんとか間に合いました……あやうく失血死するかと」
 対照的に、快楽とは程遠い状態だった銀花は、石化解除直後にユーベルコードで再生し、なんとか無事だ。だが、痛みと喪失感はまだ残っている。
「全く、酷い目に遭いました。ウォーク退治でこんな目に……合うなんて」
 ――本当に、快楽と程遠かったのか? それは彼女自身も知らない。

「これまでの報いです!」
「ブヒィィィィィ!」
 いろんな恥ずかしさに……特に触手にいじられた恥ずかしさに顔を真っ赤にしながら、赤熱した拳でウォークをぶっ飛ばすカナタ。
 さらに、大きく倒れ、ダウンした所に、カナがすかさず飛びかかる。
「おまえみたいなゲス野郎は、私のお尻で潰してやるんだよー!!」
「ブヒッ!?」
 強烈なヒップドロップが、その身体を押し潰し、下敷きにする。
 立ち上がれないウォークを見下ろし、勝ち誇るカナ。
「やーい! お尻ペンペーンだ!」
 カナタと違い、恥じらいもなく、目一杯子供だ。
「くぅ……でも良いお尻だったブヒ」
「わぁ、ほんとに気持ち悪いんだよー!」
 だから、お尻で潰すのがウォークをある意味で喜ばせる事など想像もつかない。
 ならばと次に歩み出るのはテフラ。散々やりたい放題されたお礼と、にっこりと微笑む。
「わたし、実は男の娘でした~☆」
 股間は隠しつつ、あざといポーズで衝撃の事実を知らせる。
「え、それは別に問題ないブヒャッ!?」
 そしてあんまりショックを与えられなかったので、代わりに容赦なく魔弾を大量に叩き込んでおいた。
「楽しんでる暇なんてないよ。よくもやってくれたね、豚さん」
 そんな、やられながらも気楽さの残るウォークに対し、強い怒りをこめ、銃を片手に近づく緋瑪。
 だが、そんな殺人姫よりも、今回は本体の方がもっと怖い。
「肉片も残さない……」
 爆弾を手に、じり、じりと迫る瑠璃。先程までの快楽は羞恥に、そして怒りに変わり、涙目でウォークを睨む。
「ま、待つブヒ、落ち着くブヒ!」
 流石に焦るウォーク。ジリジリと後ずさり……その背が、何かにぶつかる。
「ブヒ?」
 振り向けば、そこには幽鬼。
 ……の、ように佇むフランチェスカ。
「良くもやって……」
「……くれましたね?」
 前門の瑠璃、後門のフランチェスカ。この中で一番殺気を高める2人(と緋瑪)に囲まれ、焦るウォーク。
「ブ、ブヒ、話せばわかる」
「訳がありませんわー!」
 フランチェスカが、無数の蹴りをウォークに叩き込んだ。その醜い肉を、蹴る……と言うより脚で貫くほどの気迫。
「ブヒィィィッ!」
「あなたの口なんか、これで十分」
 そして、瑠璃が悲鳴を上げるウォークの口に爆弾を突っ込む。
「もごっ……もごもごっ!」
 起爆。ウォークの身体は粉々の肉片となって吹っ飛んだ。

「……さあ、この欠片を集めて、緋瑪。もう1度爆破するから」
「え、あ、うん」
 まだ終わって無かったのでまた爆破した。

 こうしてウォーク・グルェートは倒された。だが、全員、ドッと疲れ切った様子だ。
「ふぅ、スライムさん達、もう出て来ませんかねー」
 隙間に帰って行ったスライムを探しに元気に奥へ向かった麻弓みたいなのは例外である。
「はぁ……石化してなかったら危なかったかも……」
 そんな中、『もっと』とねだる言葉が他人に聞かれなかった事を、心の底から安堵する花。そして身体を隠しながら、ちらりとテフラに目を向ける。
「でも、テフラくんがこういうの好きなの少し解っちゃったかも……」
「え、え、そんなっ……わ、わたしは別に……」
 その言葉に大きく狼狽するテフラ。だが、その反応は、根も葉もないようには見えない。
「そうなんですか?」
「え、えーと……ごにょごにょ」
 念を押して問われると、否定しにくく口ごもり……石化姿を念入りに鑑賞されたカナタやフランチェスカ、人形のようにジロジロ見られたユイをちらりと横目に見つめる。羨ましかった訳じゃない、とは、口に出しきれない。
「それにしても……」
 猟兵達の誰もが言わない事を、代表してぽつりと漏らすフレイ。
「服……どうしましょう」
 結局、(シェルティリア以外)どうにもならなかったので、結局、全力で隠しながらこっそり帰る事になった。
「最後まで、厄介な敵だった……」
 ユイのその言葉を否定するものは、誰もいなかった。

 なお、奥に向かった麻弓が、何故か翌日に別フロアで、幸せそうにスライム塗れで倒れている姿を発見される事になるのは、それとは関係のない話である。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年02月19日


挿絵イラスト