アポカリプス・ランページ③〜エルドラドは燃えている
●大規模サーバー
「イエス、イェーガー。戦争の時間です」
アリシエル・フィフスガーディ(五天の守護機・f09139)が手をかざせば周囲のシステム系が動き出す。
無数のモニターが起動し、全てのシステムが十全に動くかの精査が走り、そして、その全てがオールグリーンと言う結果を返す。
同時、電脳ウインドウが猟兵たちの前に展開される。
電子マップが赤い光点を示す。
カリフォルニア州エルドラド群――――。
それが、攻撃目標地点である。
「現在、ここに大規模サーバー群が隠匿されていることが確認されました」
その地点が電脳ウィンドウにて表示される。
――――燃え盛る紅蓮の炎。
まさに炎の壁、ファイアーウォール。
物理的にそびえ立つ紅蓮の炎の壁、燃え盛りながらオブリビオンたちが肉の壁となってそれを守っていた。
「物理的なファイアーウォールです」
見ればわかる。
この炎に燃やされながらオブリビオンを排除しなければならないと言う。
まさに炎と肉の壁と言うわけである。
「敵オブリビオンは耐火装甲による武装で物理ファイアーウォールの影響下にはありません」
つまり、あの炎の驚異はそのまんま、猟兵たちへの驚異でしかない。
燃え盛る熱に耐える手段がなければ猟兵たちはそのまま消耗していくだけだろう。
「何らかの手段で耐火手段を施し、敵オブリビオンを排除してください」
アリシエルがグリモアを起動させれば転送門が展開されていく。
展開された先に見えるのはかつて黄金の都とまで言われたエルドラド群。
されど、今は燃え盛る紅蓮と肉のバーニングウォールであった。
「いつも通りにこなせば猟兵たちならば問題はないでしょう」
アリシエルの激励の言葉を聞きながら猟兵たちは飛び出していくのであった。
虎河豚天
はい。戦争第一弾です。
ファイアーウォール(物理)、ファイアーウォールってそういうもんじゃねぇから。
燃え盛る炎に耐えながらオブリビオンを排除しましょう。
けれど、対策がなければジリ貧なのでなんか対策しましょう。
さあ、いざゆけイェーガー!!
第1章 集団戦
『廃棄指定『第二十三模倣体』』
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POW : 第四種戦闘行動(集団蹂躙)
【押し倒し】を狙った【全力、全体重】突進によって与えたダメージに応じ、対象を後退させる。【標的】を同じくする【個体】の協力があれば威力が倍増する。
SPD : 第二種捕食行動(侵蝕形態)
自身の肉体を【高靭性】の【触手侵蝕形態】に変え、レベルmまで伸びる強い伸縮性と、任意の速度で戻る弾力性を付与する。
WIZ : 指定外特殊行動(昂奮分泌)
全身を【非常に潤滑性の高い体液】で覆い、自身が敵から受けた【喜悦への期待、昂り】に比例した戦闘力増強と、生命力吸収能力を得る。
イラスト:V-7
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
レパル・リオン
物理的ファイアウォールかあ。その通りね!
思うに、イェーガーの戦争は初動が大事!ハイスピードで攻め込んで決めれば百戦争危うからずよ!
9月になってもマジカル水着が大活躍!フォームチェンジ、『スノウベアー』!
自分にも霜がつくほどの氷のパワーを全身にまとえば、どんな炎も柔らかいベールと一緒よ!
うわっ触手だキモい!女の子の敵!
くらえ必殺、ポーラークロー!(手足の爪を氷で伸ばし、刀剣のように鋭利な武器に変える技)
肉も触手も氷のパワーでガチッと凍らせて、そのままスパッと切り裂くのよ!
●先手必勝ハイスピードアタック
「物理的ファイアウォールかあ……」
ごうごうとそびえ立つ炎の壁。まさにその通り。
さて、レパル・リオン(魔法猟兵イェーガー・レパル・f15574)が思うに。
イェーガー、第六の猟兵たちの戦争とは初動対応の速さこそが大事。
ハイスピードで攻め込んで叩き潰す電撃作戦、決めれば百回の戦争危うからず。
纏うのは9月になったと言うのに水着姿である。
だが、水着と侮ることなかれ、この水着、マジカル水着なのである。
そこからクロッシング・フォームチェンジ!!
ユーベルコードを発動させ、自らに霜が纏うほどの氷のパワーを全身に纏う。
これぞ、フォーム・スノウベアーである。
どんな炎も柔らかいヴェールと化すほどの氷の力は文字通り物理の壁となって阻む炎の壁の暑さも熱も和らげてくれていた。
だが、阻むのは物理的な炎の壁だけではない。
改造ウォークの群れも物理的な壁となってそれを阻むのだ。
「うわっ、触手だキモいッ!! 女の子の敵ぃッ!!」
実際元の種族は女の子の敵なのでなんとも言えないのだが。
改造されたウォークは繁殖能力を削ぎ落とされ、その分を戦闘本能に回された狂戦士。
激しい咆哮をあげながら襲いかかる触手とて、殺す事に特化したパワー型の触手だ。
しなる鞭のように襲いかかるそれ、されどレパルの氷の爪はそれを自らの前に届く前に切り落とす。
それどころか、切り落とされた部位から凍りついていく始末。
恐るべきは燃え盛る壁を前にしてなおも凍りついた氷像とするその氷のパワー。
「片付けるよッ!!」
そのまま無数の氷像をレパルは作り上げながら舞うように炎の中戦っていた。
マジカルな雪熊パワーは無敵だ。
大成功
🔵🔵🔵
ナイ・デス
炎に耐えるのではなく、炎を受け入れて……
炎を力として、戦いましょう
私は、死なない。私は、死ねない
『いつか壊れるその日まで』
聖なる光を放ちながら戦場へ
【覚悟、激痛耐性、継戦能力】耐火能力はないので、普通に燃える。けれど、再生する。燃える痛みにも、慣れている
燃焼速度を再生速度が上回って、燃えていないかのように
炎を力として吸収しているかのように、輝きを増して
例えていうなら、オブリビオンは世界に発生したバグかウイルスというところでしょうか
それなら、猟兵こそがファイアーウォール、セキュリティですね
骸の海へ、還ってもらいます!
【生命力吸収、鎧無視レーザー射撃なぎ払い】消滅させる聖なる光で、消し飛ばします!
●いつか壊れるその日まで
「……」
燃え盛る炎の壁。
その只中でナイ・デス(本体不明のヤドリガミ・f05727)は立っていた。
燃え盛る炎は容赦なくナイの身体を焼いていく。
激痛を放つ火傷がナイの身体を覆っていく。
だが、ナイのユーベルコードが、いつか壊れるその日まで死なない、死ねないと言う覚悟が、その身を殺す事はない。
いつしか、燃焼速度を再生速度が上回った。
それはまるで炎を力として吸収しているかのようにすら見える。
炎で殺しきれぬならば、物量で畳み掛ける。
そう言わんばかりに改造ウォークの群れが咆哮をあげ、ナイに襲いかかる。
「例えて言うなら、オブリビオンは世界に発生したバグかウイルスと言うところでしょうか」
振りかぶられたハンマー、それに手をかざせば、そこから閃光が解き放たれる。
ファイアーウォールの熱量を超えた一瞬の閃光がハンマーの穂先を一瞬で溶解させ、消し飛ばした。
「それなら、猟兵が、イェーガーこそがファイアーウォール……セキュリティですね」
そう、第六の猟兵たちはオブリビオンと言う存在を打ち倒す存在。
骸の海より蘇った過去の残滓と言うバグを打ち倒すために生まれたもの。
ならば、それはファイアーウォール、世界のセキュリティとも言える。
「骸の海へ……還ってもらいますッ!!」
手のひらから放たれる膨大な閃光。
それは消滅させる聖なる光と化して襲いかかろうとしていた無数の改造ウォークの群れ、それを薙ぎ断って消し飛ばした。
大成功
🔵🔵🔵
死之宮・謡
アドリブ歓迎
遂に開戦か…まぁアポヘルなんて常時戦時中みたいなもんだろうが…
つまり、放っておいても変わらないんじゃないか…?
まぁ、如何言う結果になろうと、オブリビオン共を滅殺する機会があるなら戦場には出るんだがな…?
ファイアーウォール(物理)とは…まぁ侵入防止には割と効果的な気はするな…情報の侵食は防げなさそうだが
【焔の堕ちる日】発動
自分自身を煉獄へと変えることで、焔の壁も無効化して、レ・フィドラに破滅の・呪詛を込めて進撃
片端から叩き潰していく
●炎と化して
「遂に開戦か……」
死之宮・謡(存在悪:狂魔王・f13193)はしみじみと呟いた。
……こいつら常時戦争してるようなヒャッハーだし放っといても変わらないんじゃないか?
謡はモヒカンどもを思い返してそう思った。
だが、この戦争とモヒカン戦争を一緒にしてはいけない。
世界存亡をかけた戦いなのだ。
「まぁ、如何言う結果になろうと、オブリビオンどもを滅殺する機会があるならば私はそこにあるのだが」
ゆうゆうと炎の壁を歩くその姿。
その熱量は人間を焦がし、焼き尽くして余りある温度。
されど、その女は悠然と、涼風が吹く如く歩いていく。
「ファイアーウォールか……物理的な侵入防止には割と効果的だと思うが……」
本来の意味のファイアーウォール、この世界のモヒカンどもが設定していると思わん。
情報リテラシーあるんだろうかあいつら。
そんな些細なことを考えながら、謡の身は変貌していく。
全身を変化させた数万度の炎、炎そのものと化していく。
物理的なファイアーウォール、その温度すら超えて。
耐火装甲の意味すらもないほどの熱量に改造ウォークたちが熱に悶え苦しみだす。
そうしてもがき苦しむオブリビオンに破滅の呪詛をこめた魔槍、その穂先を叩き込み絶命させていく。
薙いで、叩いて、潰して、穿って、貫いて。
「やれやれ、数だけいるのは鬱陶しいんだがな……私を楽しませる相手はまだ先か」
振るう槍、その穂先がまた一つと命を奪った。
大成功
🔵🔵🔵
リーヴァルディ・カーライル
…大規模さーばーとか、物理的ふぁいあうぉーるとか、
他の世界の言葉は相変わらずよく分からないわね
「精霊石の耳飾り」に火の精霊を降霊して炎壁周囲を暗視して索敵を行いつつ、
UCを発動して「御使い、魔動鎧、盗人、火避け、迷彩」の呪詛を付与
…鎧で炎を防いでいるのならば、鎧が無くなれば耐えられないと言っているも同然ね
炎壁を全身を覆う●火炎耐性の●オーラで防御して受け流し、
周囲の炎に溶け込む●迷彩で自身の存在感を消して死角から切り込み、
●防具改造の魔力を溜めた掌で触れた装甲の一部を●盗む早業を行い、
炎に焼かれ体勢を崩した敵を大鎌で怪力任せになぎ払い追撃して回る
…確かに。いつも通りこなせば何も問題は無さそうね
●リーヴァルディはわからない
「……大規模さーばー……物理的ふぁいあうぉーる……」
ファイアーウォールなんて物理的なものなんて変わらないだろう。
サーバーとは何か。
リーヴァルディは狩人である。闇の世界の狩人である。
それ故に他世界のことについてはとんと疎い。
「……他世界でもいつも通りこなせば問題ないと」
あのグリモア猟兵も言っていた通りにこなせばよい。
精霊石の耳飾りに火の精霊を降霊させる。
纏う呪詛は御使い、魔導鎧、盗人、火除け、迷彩。
大鎌を振るい、リーヴァルディ・カーライル(ダンピールの黒騎士・f01841)は疾駆する。
炎の壁? 自らの皮膚を焼こうとするそれは炎の耐性を持つ闘気で受け流す。
そのまま周囲の炎もろとも溶け込むように熱の中に消えるリーヴァルディ。
その姿を見失ったウォークたちは猟兵の捜索を開始する。
されど、見つけるよりも早く、その死角より死が襲いかかる。
触れた手のひらより装甲の一部を剥ぎ取る早業。
先程付与した盗人の呪詛が、火除けの力諸共概念的に盗み出す。
そうなれば、あとは炎に耐えきれず悶え苦しむ敵の出来上がり。
大鎌でその足を薙ぎ払い崩れ落ちた所を怪力に任せに薙ぎ払い、首を刎ねた。
「……確かに。その通り問題はなさそうね」
リーヴァルディの大鎌が再度閃けばまた一つ、首が飛んだ。
大成功
🔵🔵🔵
荒谷・ひかる
ファイアウォール(物理)って、誰が上手い事言えと……いえ、そんなこと言ってる場合じゃありませんね。
とりあえず、この場所に適応するとなると……
炎であるからには、燃焼の三要素(燃料・熱・酸素)を満たさなければ存在できないはず
なので【本気の風の精霊さん】発動
半径111m以内の敵及び炎に対し、空気遮断による窒息攻撃をしてもらいます
酸素供給が絶たれれば炎は鎮火しますし、窒息状態で長く活動できる陸上生物はそうは居ません
わたしは風の加護で逃げ回りながら二丁の精霊銃(電撃弾)で応戦、窒息死するまでの時間を稼ぎます
もちろん、自分が窒息しないよう酸素ボンベも用意していきますね
●空気遮断すれば問題ないじゃない
「ファイアウォール(物理)、なるほど。……誰がうまいことを言えと?」
荒谷・ひかる(精霊寵姫・f07833)は虚空に突っ込んだ。
それはともかく、今はこの場に適応する事が必要だ。
炎であると言う事には、燃焼の三要素があるはずだ。
三要素、燃料・熱・酸素、その三要素である。
ならば、その要素を断てば物理的な燃焼要素はなくなり、燃焼と言う事象は発生しない。
「舞い踊り奏でましょう……!!」
ならば、舞い、踊り、奏でる歌はただ一つ。
吹き荒れ狂う災厄の風を呼び覚ます風の精霊への問いかけ。
風が吹き荒れる。
空気が乱れ狂い、そして、この場より空気が押し出されていく。
残るのは酸素なき地獄の世界。
ウォークたちは呼吸を出来なくなり、喉元を抑え苦しみだす。
炎の壁は燃焼出来ず根本より鎮火されていく。
あとは二丁の精霊銃を構え、連射するのみ。
電撃弾で麻痺をさせて窒息死するまで撃ちまくるだけの作業。
敵味方を識別する空気遮断により、自身の周りの空気のみは確保されている。
無論、念には念を入れて酸素ボンベも完備だ。
そして、遂にどう、と倒れる音がいくつも響きだし、息絶えるウォークたちがいた。
大成功
🔵🔵🔵
御魂・神治
暑ァ!!(護符外套を脱いで腰に巻き付ける)
って、中の服も黒いから意味ないな!
唯でさえ暑いのにもっと暑いんか、勘弁してや
武神を大二輪形態にして搭乗
操縦は天将を【式神使い】して自動運転や
敵とは体格が違いすぎる上に数が多いでな、取り囲まれんようにする
水属性の【オーラ防御・結界術】張って火の壁を相殺や
一つだけやと終いにゃ蒸発するやろ、何十にも張り巡らすわ
環境も暑けりゃ敵も暑苦しい、イヤやなーホンマ...
ほれ、氷【属性攻撃】の爆龍符の【範囲攻撃】や
極寒の爆風やで、矛盾しとるけどよう効くやろな
凍り付いたところに追撃で『涅槃』で木端微塵や
●暑ァッ!!
「暑ァッ!! って中の服も黒いから意味ないなッ!!」
魂・神治(除霊(物理)・f28925)は全身黒かった。
暑いものは暑い。暑い時期にさらに暑い。
むしろ熱い。何せそそりたつ熱の壁があるからね。
「勘弁してや」
武神大二輪形態。
それにまたがれば、天将に式神使いを付与し自動操縦。
敵との体格差を考えれば、その膂力は明白。
数も多い、如何に猟兵と言えど囲まれれば袋叩きだろう。
「水の結界」
結界術を展開させ、水気を纏う。
水気によって熱気を遮る。それを何十にも何重にも巡らせる。
一つでは蒸発に至るそれも重ねれば、それとて防げると言う寸法よ。
「環境も暑けりゃ敵も暑苦しい……ああ、イヤやなほんま……」
武神が走り出して、ウォークを跳ね飛ばした。
それを無視しながら弾け飛んだ肉塊に氷属性の爆竜符を放つ。
極寒の爆風がその身を凍らせていく。
恐ろしい熱の壁の前ですら解けぬ絶対氷河。
あとは凍りついたその肉塊を涅槃で殴りつけ叩きつけ破壊する。
「どうやらいけそうやな」
爆竜符を周囲に張り巡らせれば、そのまま一気に放つ。
極寒の爆風が幾度も巻き起こり、ウォーク諸共炎の壁を凍らせていく。
物理的な壁は大氷壁と化してしまったのだ。
武神を走らせ、涅槃で打ちこわし終える頃、そこは霜がかる地へと化していた。
「……さっむッ!! 暑いんだか寒いんだかはっきりせえやッ!!」
霜の地にしたのは大体神治のせいであった。
大成功
🔵🔵🔵