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つよいぞ! ちょうてんさいとだいしゅりょう!

#キマイラフューチャー #バーチャルキャラクター開放プログラム

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#キマイラフューチャー
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#バーチャルキャラクター開放プログラム


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「うむ、聡明なるドン・フリーダム(CG)さんから猟兵を呼べと言われたが、どうすれば良いかな」
 地下遺跡から顔を出した猟書家キング・ブレインは悩んだ。
 先ほど出会ったドン・フリーダム(CG)に猟兵達を呼んできて欲しいと言われるも猟書家と猟兵は敵対しているわけで。
 普通に街に行ったら普通にその場で戦闘になるのは火を見るよりも明らかである。
「まぁ考えていても仕方がない。彼らは事件を予知できる力がある故、面と向かって喋らなくてもどこかで見てここに来てくれるだろう」
 うおっほん。キング・ブレインは一つ咳ばらいをすると突然カメラ目線になり――
「ブレブレブレ。聞こえているだろう、猟兵達よ。吾輩はキング・ブレイン! キマイラフューチャーの新たな大首領となる者だ! 古代バーチャル遺跡にて貴様らを待つ!
 皆様のご来訪、心よりお待ちしております!
 あっ、遺跡の場所はこの地図をご覧いたただければ……えー、見えますかー?」


「悪い人では、無いと思うんですよ……」
 チャーリー・ライドゴー(ぶらり自転車週末紀行・f03602)は非常に複雑そうな顔をするが、一つかぶりを振ると猟兵達へと向き直る。
「『キング・ブレイン』の事を皆様覚えていらっしゃいますか? 彼はキマイラフューチャーの世界を狙う猟書家なのですが、その彼がバーチャル古代遺跡なるものを発見したそうなのです」
 彼が遺跡で知り合ったのがドン・フリーダム。かつて猟兵が討ち滅ぼしたオウガ・フォーミュラー……のCG体だ。
 そんな遺跡でドンフリーダム(CG)は何をしていたかというと「バーチャルキャラクター開放プログラム」を作っていたそうで。
 しかし、それを起動させるには激しい戦闘エネルギーが必要……なので、キング・ブレインに猟兵達を呼び出してもらってドン・フリーダム(CG)とキング・ブレインが二人で猟兵達を迎え討つ。という事らしい。
「ドン・フリーダムはCGですが実体があるかのような存在の様です。ただ、以前の様な戦闘力は有しておりません。
 一方、キング・ブレインは真剣に戦いますが今回は追い詰められた末の行動という訳でもないので劣勢を悟れば逃走するようです」
 そもそもキング・ブレインは巻き込まれた形なのでここで命を張る理由も無いわけで。あくまでもプログラムの起動のための戦闘といった所だ。
「とはいえ油断すれば負ける可能性はあります。エネルギーだけ奪われシステムはあちらの手に渡るというのも嫌ですしね。頑張っていきましょう」


遭去

 遭去です。
 今回はドン・フリーダム(CG)とキング・ブレインとの戦闘となります。

●この依頼について
 この依頼でも説明はしておりますが、予兆を見ていただけると内容がより分かりやすいかと思います。
『https://tw6.jp/html/world/yochou/210816_02.htm』

●キング・ブレイン
 👑を満たすと逃走します(どうやっても追いつけません)。この依頼ではいかなる手段を取っても撃破することができませんのでご理解ください。
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第1章 ボス戦 『ドン・フリーダムのCG』

POW   :    赤べこキャノン
【絶対無敵バリア展開後、赤べこキャノン】で対象を攻撃する。攻撃力、命中率、攻撃回数のどれを重視するか選べる。
SPD   :    レボリューション・ストーム
【花の足場をバラバラにする暴風】を放ち、自身からレベルm半径内の全員を高威力で無差別攻撃する。
WIZ   :    マニアックマシン
対象のユーベルコードに対し【敵の死角から反撃するマシン】を放ち、相殺する。事前にそれを見ていれば成功率が上がる。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

仇死原・アンナ
アドリブ歓迎

懐かしい顔が出てきたなぁ…相変わらず破廉恥な奴…
…CG?よく出来てるなぁ…まるで本物みたい…まぁ倒すけど…
私は処刑人だからね…さっさと倒してお前達の野望を潰そうか…
どっこいしょっと……

【変身譚】で黒きケルビムに変身
花の足場から空へ飛び立ち[空中戦]で相手しよう
暴風に飛ばされぬよう[オーラ防御纏い環境耐性]で身を守ろう

緋色の天使を抜き振るい[天候操作]の力で暴風を操り
敵自身に暴風をぶつけてやろう
さらに暴風を追い風にして敵めがけて突進
鉄塊剣と緋色の天使を[ぶん回して]攻撃
[怪力と鎧無視攻撃]で叩きつけて八つ裂きにしてやろう…!



 バーチャル遺跡に足を踏み入れた猟兵達。その床はいつぞやかの戦場と同じように花々が咲き乱れていた。
『ブオンッ! ようこそようこそ皆様。歓迎いたしますよ』
 自分で擬音をつけながら姿を現したのは一糸まとわぬ女の姿。
「懐かしい顔が出てきたなぁ…相変わらず破廉恥な奴…」
 仇死原・アンナ(炎獄の執行人あるいは焔の魔女・f09978)はドン・フリーダムを見ると一つため息。
『あらもしかしていつぞやかお会いしたことありました? お久しぶりですわ』
 それに対して笑いを込めた声を上げるのはドン・フリーダム……のCG。その姿はフォーミュラーとしての前に立ちはだかった時とは寸分違わず、しかし腹部に『CG』と刻まれているその二文字が彼女とは違う存在だとばかりにアピールしていた。
「……CG?よく出来てるなぁ……まるで本物みたい……まぁ倒すけど……」
『全力でかかってきなさい。と言ってみましょうか。キング・ブレイン様にお声がけしていただいたのですもの、遠慮せずやっていきましょや』
 どっこいしょとアンナが立ち上がるのとドン・フリーダムの周りに風が吹き荒れるのはほぼ同時だった。
『それじゃあ死ねどす』
 花弁をまき散らしながら暴風がアンナへと襲い掛かる。
「陸上戦は厳しいかな……」
 その声に応えるようにアンナの背中がめりめりとせり上がり……やがて黒き翼が音を立て現れる。
 斜め横に飛び上がる。暴風に巻き込まれそうになるが、オーラを纏い風の流れを横に逸らしつつかの暴風から逃れた。
 攻撃を避け切るとアンナは鞘に収まる赤き剣を抜刀。早業と言わざるをえない勢いで抜き振るわれたそれは赤い色をした暴風となってドン・フリーダムへと襲い掛かる。
 負けじとドン・フリームが再び風を操り暴風へとぶつける。一方は赤き、もう一方は花弁が舞う暴風がぶつかり合い接触部分ではバチバチと小さな雷を生み出した!
 その様を見てアンナは思った。数年前刃を交えた時――その時は風は使わなかったがそれでも分かる。あの頃よりは数段弱いと。
 そう判断するとアンナはすぐさま風めがけて突進。赤き風を追い風として駆け抜け、花弁舞う風をものともせず、真っ直ぐに。
 突如、風が収まった。台風の目とでもいうべきこの場所には一糸纏わぬ女の姿。
『自分が負傷しても来られるとはやりますねぇ』
 ドン・フリーダムはのんびりした口調で距離を取ろうとするがアンナはそれを許すはずもない。
「さぁ、処刑の時間だ」
 言うが早いか、アンナは赤き巨大剣を横薙ぎに振るい、柄に女の顔が彫られた巨大剣を抜くと目の前の女を両断するべく――振り下ろした。
  

成功 🔵​🔵​🔴​

大豪傑・麗刃
バリア展開しながら飛び道具とか卑怯きわまりないのだ。武士の風上にもおけぬやつなのだ。勝つ事こそ最も大事って言われた戦国時代の武士ならむしろアリなんだろうけど。
ともあれなんかネタも思いつかないから真面目に武人として戦おう。

まず赤べこキャノンとやらをかいくぐって敵に接近。武器受け用のバスタードソード二刀流の構え真正面から接近。敵の攻撃は全て見切って武器受けの要領で剣刃一閃で斬り捨てる。受けきれなければオーラ防御と気合で。
敵の正面まで来たらサムライブレイドとフライングシャドウの二刀流に切り替え。なんでも斬る剣刃一閃と、なんでも防ぐらしい名前のバリア。最強の矛と盾の勝負。どっちが勝つか楽しみなのだ。



『やりますねぇ! ですがそう簡単に倒せるなんて問屋が卸さないので悪しからず』
 初撃を喰らったドン・フリーダム。だが弱体化しても元はフォーミュラー。まだまだ倒れない!
 ドン・フリーダムはバリアを展開。そしてどこからから赤べこを呼び出すと、すぐさま赤べこがトランスフォーム。彼女は変形したそれを肩に担ぐとそのままあかべこの口からでる銃口を猟兵へと向けた!
「バリア展開しながら飛び道具とか卑怯きわまりないのだ。武士の風上にもおけぬやつなのだ」
 大豪傑・麗刃(23歳児・f01156)は攻撃をひらりひらりと回避しながらぼやく。
『う~ん、一方的な蹂躙は楽しいですよぉ! あとわたし武士ではありませんので!』
「汚い、さすが武士汚い……そうだ、武士じゃなかったのだ!」
 なんてやり取りをするもこのまま一方的に攻撃されればやがて蹂躙されるのは目に見えている。やがて腹を決めたように麗刃は二振りの大きな脇差(バスターソード)を引き抜くと、赤べこキャノンの砲撃の嵐の中を突っ込んでいく。
 一発は斜めに移動して、もう一発は前転で――次々に回避し、時には居合の要領で攻撃を切り捨てていく。
 そして麗刃は傷一つなくドン・フリーダムの前に辿り着いた。先ほどと似たような展開となったがドン・フリーダムは余裕のポーズ。
『ふふっ、なぜなら無敵バリア貼ってますからね』
 そう、無敵バリアをどうにかしなければ彼女に傷一つつけられない。
「なんでも斬る剣刃一閃と、なんでも防ぐらしい名前のバリア。最強の矛と盾の勝負」
 麗刃は武器をここで持ち替える。右手に美しき刀身の一振り、左手には一見普通の一振り。
「どっちが勝つか、楽しみなのだ」
『矛盾って奴ですねぇ。まぁ私の勝ちは確定ですよ?』
 ドン・フリーダムの前に展開されるバリアからオレンジ色の光が発せられる。
 それと同時に麗刃は刀を持つ腕を交差させ、振り下ろす。左から美しき刀身が、右から影がまるで交差しながらバリアへと衝突!
 一瞬の間が広がった。が、それはドン・フリーダムのうめき声にかき消された。
『む、無敵バリアが!?』
 彼女の前に展開されていた薄いバリア。細かなヒビがやがて大きくなり、パリンという音と共に砕け散った。
「ふふんっ、この勝負麗刃ちゃんの勝ち!」
 膝をつく彼女の姿を見て麗刃は勝ち誇った笑みを浮かべた。

大成功 🔵​🔵​🔵​

サンディ・ノックス
ここに来ること自体がお前の望みを叶えることになるから気がすすまなかったんだけど、キング・ブレインさんと一度会いたかったんだ
キングさんに会うための障害としか思ってないんで、さくっとやられてくれない?だめ?

発想も価値観も格好も自由すぎるドン・フリーダムのことは嫌いなので倒すのは作業と変わらない
UC解放・夜陰を発動し黒水晶を呼びだして攻撃
黒水晶は俺の一部みたいなもので、ドンのことが嫌いなのは同じだから同化することなく貫いて攻撃するよ

へえ…そっか、俺の死角はそこなのか
勉強になったよ、今後の戦いで参考にするね

俺の武器はUCだけじゃない
ダッシュしてドンに接近
怪力を活かして勢い任せに黒剣を振るい切り捨てる


火土金水・明
「しかし、CGでも実体があるかのように攻撃をしてきますか。」「こちらも、被害を出さないうちに撃破する方向に進めましょう。」
【SPD】で攻撃です。
攻撃は、【継続ダメージ】と【鎧無視攻撃】と【貫通攻撃】を付け【フェイント】を絡めた【銀色の旋風】で、『ドン・フリーダムのCG』を【2回攻撃】します。相手の攻撃に関しては【残像】【オーラ防御】【第六感】で、ダメージの軽減を試みます。
「(攻撃を回避したら)残念、それは残像です。」「少しでもダメージを与えて次の方に。」
アドリブや他の方との絡み等は、お任せします。



『よくぞ来た猟兵達! キング・ブレイン様と戦うまであと少しですわよ!』
 なんだかよく分からない事を述べるドン・フリーダム。自由。
 そんな彼女を見て青年、サンディ・ノックス(調和する白と黒・f03274)はため息をついた。
「……ここに来ること自体がお前の望みを叶えることになるから気がすすまなかったんだけど」
 正直、サンディからすれば発想、価値観、そして格好も自由すぎるドン・フリーダムの事は苦手を通り越して嫌いであり、ここにはあんまり来たくないのが本音だ。
『あら、ではなぜここに? もしかして、今しがたにでもこのちょうてんさいの魅力に気づかれた? いやー照れますねー』
「いや、キング・ブレインさんと一度会いたかったからだけだから」
 サンディはドン・フリーダムの世迷言をざっぱりと一刀両断。剣を構え、彼女の元へと駆けだす。
「お前のことはキングさんに会うための障害としか思ってないんで、さくっとやられてくれない? だめ?」
『ん~そういわれると……駄目ですね! なんか悔しいですもの!』
 言うが否やドン・フリーダムはサンディの近くの足場を花弁へと変えると瞬く間にそれで空間を包み込む。
「一撃で倒してあげようと思ったのに……」
 サンディはその花弁が何なのバックステップで回避。花弁の群れが通った後の床には鋭利な刃物で傷つけられたような跡が残っていた。
「しかし、CGでも実体があるかのように攻撃をしてきますか」
 火土金水・明(夜闇のウィザード・f01561)がオーラ防御で舞い散る花弁を防ぐとサンディの方を見やった。
「こちらも、被害を出さないうちに撃破する方向に進めましょう。私が子の花弁をどうにかいたしますので、サンディさんは……」
「あなたが動いたら攻撃を叩き込む。で合ってるかな?」
「ええ、よろしくお願いしますね」
 明はサンディへと笑みを浮かべると腰に差していた銀の剣を引き抜き、花弁の発生源――ドン・フリーダムへと足を向ける。
『それではそこの少年と変わりがないですよー?』
 ドン・フリーダムが再び花弁を操り、集積。一塊になったその花弁を明へと放つ!
 花弁に包まれたそこから何かが斬り付ける音が響き渡る。花弁がどこかへ散った後、そこには傷だらけの――
『――なんですって?』
 そこには人はおらず、抉れた土があるだけ。
「残念、それは残像です」
 突如、ドン・フリーダムの背後から強い衝撃が走る。
 女が振り向くとそこには銀の剣で薙ぎ払った後の明の姿があった。
「後はお任せしますよ」
  赤べこキャノンで反撃されたため距離を取りながら誰かへと言葉を紡ぐ。
「うん、任せてよ」
 サンディは黒水晶を形成。漆黒の水晶がわずかに光を放ちながらドン・フリーダムへと投擲される。
『むむ、素晴らしいコンビネーション! ですが私の攻撃、2つだけだとお思いで?』
 その言葉と同時に投擲された黒水晶に向け、そしてサンディの後方と足元よりレーザー光線が走った。
 ドン・フリーダムが計算して算出したサンディの死角を狙った一撃は彼を確実に射抜いた――はずだった。
「へえ…そっか、俺の死角はそこなのか」
 しかしそれは漆黒の水晶により逸らされ、投擲された水晶によりメカも破壊される。
『一個だけではなかったのですね……! やはり見てからではないと成功率が悪いですねぇ』
「勉強になったよ、今後の戦いで参考にするね」
 サンディは戦場を駆け、ドン・フリーダムへと接近。暴風が如き斬撃でドン・フリーダムの体を凪いだ。
『あらら、それではここで退場ですね~お疲れさまでした~。キング・ブレイン様後はよろしくですわ~……シュワン!』
 ドン・フリーダムは消える擬音を自ら発しつつ、最後までマイペースな姿を貫いたのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第2章 ボス戦 『猟書家『キング・ブレイン』』

POW   :    侵略蔵書「スーパー怪人大全集(全687巻)」
【スーパー怪人大全集の好きな巻】を使用する事で、【そこに載ってる怪人誰かの特徴ひとつ】を生やした、自身の身長の3倍の【スーパーキング・ブレイン】に変身する。
SPD   :    本棚をバーン!
【突然、背中のでかい本棚を投げつけること】で攻撃する。また、攻撃が命中した敵の【リアクションをよく見て身体特徴】を覚え、同じ敵に攻撃する際の命中力と威力を増強する。
WIZ   :    脳ビーム
詠唱時間に応じて無限に威力が上昇する【脳(かしこさを暴走させる)】属性の【ビーム】を、レベル×5mの直線上に放つ。
👑11
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。



「ドン・フリーダム殿がやられたか。
 ククク、あの方は私が知りうる限り三本指に入る天才……亡くなられるのは悲しいなぁ」
 キングブレインはドン・フリーダム(CG)が消えた場所へ手を合わせ――しばらくして猟兵達の方へ向き直った。
「以前顔を合わせたものもいるだろうが、改めて名乗らせていただこう。――吾輩はキング・ブレイン。突然の出来事にも対処する猟兵共よ、貴様らの行動力には驚かされる。一体どこから見ているのだ?
 まぁいい。来るがいい、猟兵達よ。連戦で大変でしょうが今しがた消えた彼女の偉業のため、どうぞ手合わせお願いします!」
 キング・ブレインのそんな声に応えるように彼の後ろに複数の本棚が大きな音を立てて現れた。
仇死原・アンナ
アドリブ歓迎

…どこかであった気がする……
どこだっけ…?…えーと……まぁいいや…
猟書家ならば何であれぶちのめすのみ…!
行こうか…私は処刑人…!

巨大化した…ならば…!
来い、死神よッ!貴様の力をワタシに力を寄越せッ!

キャバリア、イシュ・タブを召喚し合体融合
【冥府の巨神】に変身しよう

[殺気と呪詛と存在感]で敵を[威圧]しながら
雄叫び上げて[恐怖を与えて]やろう

[バーサーク]状態でマカフトゥ振り回し
[怪力と重量攻撃]で叩きつけて攻撃し特徴を[部位破壊]
腕力で殴りつけて[吹き飛ばし]、倒れた敵を[踏みつけ]て
ひたすら[暴力]の限りを尽くして敵を[蹂躙]してやろう…!

逃がすまいぞ!貴様の命貰い受けるッ!!!



「……どこかであった気がする……」
 記憶の海より解を得るべく泳ぐアンナの呟きに、キング・ブレインは耳聡く反応した。
『覚えておられたか。そうあれは去年の夏……正確には8月……!』
「夏……8月……」
 アンナはしばし熟考するが……。
「えーと……まぁいいや……猟書家ならば何であれぶちのめすのみ……!」
 相手からヒントもらったけど多分思い出せないなーって結論に達したアンナは武器を構えた。
『えっせっかくならば思い出していただければ……ええいっ、そちらが戦うというのならばこちらも応えるのみ!』
 キング・ブレインは後ろの本棚より一冊の本を引き抜き、しおりが挟んであるページを開く。
『今日はこやつよ! おいでませ、岩石怪人!』
 開いたページから光が溢れ、辺りを包み込んだ。
 光が晴れたそこには先ほどより数倍の大きさに、そして気持ち硬質化したキング・ブレインの姿があった。
「巨大化した……ならば……!」
 突如、アンナの背後に巨大な闇が出現し、その洞のように暗い闇より長い髪を引きずりながら仮面をつけた機神が現れた。
「貴様の力をワタシに寄越せッ!」
 その声に従うように現れた機神はゆっくりと口を開き、アンナを喰らう。
 瞬間、機神のより炎が吹き上がる。炎が体を舐めた髪は熾火のように赤く輝き、体に触れれば黒き服を身に纏った。
 顔を焼けば仮面が割れ、アンナの顔がハッキリと分かる。
 全身から炎を吹くそれは黄泉の国へ連れ帰るべき存在を見つけた神が如く、人外の存在感と恐怖を纏い、冥府の巨神と一体化したアンナはキング・ブレインへと向き直り、咆哮する!
『ふんっ、なんだその機体は。とっても怖いですね!』
 キング・ブレインはアンナの姿にちょっとビビりながら、先ほどの戦闘の余波で盛り上がった床より大きな土塊を取り出し、彼女へと投擲!
「……」
 アンナは鋸刃が付いた大剣『マカフトゥ』を振り下ろせば土塊はいとも簡単に粉々に吹っ飛んでいく。
『おのれ、ならばこの攻撃……ちょ』
 キング・ブレインが次の攻撃を用意した、その瞬間にアンナは一気に距離を詰めマカフトゥを振り回す!
「はあああああああああああああ!!」
『ちょっちょっ! タイム!』
 バーサーク状態で振るわれる連撃。軌道も何もない勢いに任せたその攻撃にキング・ブレインは避けることに専念せざる得なくなる。
 突如、暴風とも呼ぶべきその連撃より閃光が如く貫いて現れた一撃がキング・ブレインの鳩尾へと突き刺さる。
 それがアンナの左腕による一撃だと、キング・ブレインは倒れこみながら判断するももう遅い。
 倒れたキング・ブレインへと踏みつけ、アンナは武器を構えた。
「逃がすまいぞ! 貴様の命貰い受けるッ!!!」
 命を刈り取る一撃が、キング・ブレインへと振り下ろされた。

大成功 🔵​🔵​🔵​

源・ヨーコ(サポート)
『悪い子はお仕置きっすよー!』
人間のブレイズキャリバー × ビーストマスター
年齢 16歳 女
外見 158.4cm 金の瞳 ピンクの髪 色白の肌
特徴 胸が大きい 八重歯 ギャル ハイテンション! 運動が好き
口調 体育会系(自分、~先輩、~っす、~っすよ、~っすね、~っすか?)

悪いヤツは鉄拳制裁!
あまり難しいことは考えず、敵に向かって猪突猛進するタイプ。全ては拳で解決できると信じていて、とりあえず接近して殴るが基本戦術。
硬そうな相手にはカウンターでの一撃必殺を狙い、素早そうな相手には連撃と使い分けぐらいはする。

単独行動を好み、調査などは苦手。
基本は戦闘オンリーな感じですが、よろしくお願いします。




「悪い子はお仕置きっすよー!」
 源・ヨーコ(鉄拳制裁・f13588)は大変かわいらしい笑顔を浮かべると戦闘するタイルをとる。
 そんな彼女の武器はといえば拳。あまり難しいことは考えず、敵を殴る。それが彼女の戦闘スタイルである。
『ブーレブレブレ! この悪の大首領に勝てる者などあんまりいない! さぁ、出でよ……今回はチーター怪人!』
 そういうとキング・ブレインはチーター怪人と融合し、巨大化する。
「おおーキンブレ先輩でっけー!」
 巨大化したキング・ブレインにヨーコは目をキラキラと輝かせる。
『ふふっ、そうだろう? だが褒めても何も出ないぞ!』
 ちょっと誇らしげに大首領が言うとチーター怪人との融合合体普段よりスピードに特化した彼の姿が消えた。
 次の瞬間。キング・ブレインはヨーコの後ろへと回ると彼女めがけて拳を突き出した。
「おっとはやいっすねー!」
 ヨーコはその一撃を難なく把握、突き出された腕へとひらりと飛び乗るとそのまま腕を伝いキング・ブレインの顔へと目標を定める右手で握りこぶしを作り―。
「――我、神の名において正義を執行す。汝ら罪なし」
 吸い込まれる様に重い一撃がキング・ブレインの右頬へと決まった。
『ふべっ!!』
 横っ面を殴られれた大首領はなんだか気の抜ける声を発しながら拳の勢いそのままに数M吹っ飛んでいったのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

大豪傑・麗刃
やあ。いろいろと遅くなってすまないのだ。
さておき、きみ本人とは戦った事ないんだよねえ。あんときの相手はコピーだったからなあ。
正直きみと戦うのは楽しみにしていたのだ。と気合を入れて刀の二刀流構え、いざ勝負だ……

えっと……

名前なんだっけ?

ああそうだ思い出した。勝負だキングアンドプリンスくん!
違った?ごめんごめんキン肉モリモリマッチョマンの変態くん。
そう怒るなキンタマブラブラくん。

スーパー怪人大全集とときまして、地球ととく。
その心は?
どちらも『じてん』でしょう。

そんなにでかくなってどうするというのだ!
いろいろ大変ではないか!食費とかトイレとか!

とギャグで相手のペースを乱してあとは二刀流で斬る。



「久方ぶりと言えばいいのだろうか」
 麗刃のぽつりとつぶやいたセリフにキング・ブレインは首を傾げる。
『むむ、もしかして以前お会いしたことある? 吾輩記憶は良い方だと自負していましたが記憶にありませんね』
「いやいや、きみ本人とは戦った事ないんだよねえ。あんときの相手はコピーだったからなあ」
『ああ、オウガ・オリジンと戦われたのですな。あの方、とってもお強かったでしょう』
 納得いったとばかりに大首領は頷いた。
「だから正直きみと戦うのは楽しみにしていたのだ。いざ勝負だ……えっと……」
 二振りの刀を構えると麗刃はキング・ブレインを睨みシリアスに……。
「名前なんだっけ?」
 なりませんでした。
『むむっ、下郎が、吾輩の名前を忘れるとは! 覚えておくがいい、我が名はキング・ブレイン! どうぞよろしくお願いします!』
 キング・ブレインは何だかんだ律儀に名乗ると麗刃はああーと手をポンと叩いて。
「ああそうだ思い出した。勝負だキングアンドプリンスくん!」
 ずこーっという擬音が聞こえそうな勢いで大首領はずっこけた。
『キング・ブレインである! キ・ン・グ・ブ・レ・イ・ン!!!』
「違った?ごめんごめんキン肉モリモリマッチョマンの変態くん」
『変態ではない!』
「そう怒るなキンタm」
『それ以上はいけない』
 麗刃言葉は即座に遮られた。それ以上のワードは猟兵を猟兵する人たちから怒られかねない。
『ええいっ、埒が明かん! 出でよ、スーパー怪人大全集(全687巻)!』
 名前の訂正を諦めたキング・ブレインはスーパー怪人大全集(全687巻)よりマンモス型怪人のページが開いた瞬間、眩い光が放たれる。
 光が消えた時には超巨大化した大首領の姿がそこにあった。
 その様を見て麗刃は生唾を飲み込み――。
「スーパー怪人大全集とときまして、地球ととく」
『……その心は?』
「どちらも『じてん』でしょう」
『上手い!』
 素直に称賛するキング・ブレイン。
 もう完全に乗せられてますね。
「というかそんなにデカくなってどうするというのだ!?」
『ブレブレブレ……貴様を潰すべk』
「いろいろ大変ではないか! 食費とかトイレとか!」
『デカくなるのはほんの少しの間であるから問題ないのである!』
 キング・ブレインはその律義さのせいか人の良さのせいか、もしくは隠れ属性のツッコミ体質が開花したせいか分からないが、麗刃の言う事にちゃんと応えてしまう。
 そのため大きな隙を作ってしまい――。
「隙ありぃ!」
 麗刃が駆ける。
 大首領の足へと二振りの刀が閃いた。
『ぐ、ぐわあああ!!!??』
 キング・ブレインが絶叫を上げる。
 足――正確には脛を強打されたキング・ブレインはその場でゴロンゴロンと転がりながら痛がるのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

サンディ・ノックス
はじめまして、キングさん
一度貴方と会いたかったんだ
連戦で大変でしょうがって、俺達のことまで気遣っちゃうの?
噂に聞いたとおりいいヒトみたいだね
(にこにこしている)

とはいえ相手はオウガ・フォーミュラ
ただの猟書家のように戦ったら痛い目を見る
使い慣れたユーベルコードで確実にダメージを与えよう
UC解放・宵を発動、ダッシュしてキングさんに近付き攻撃
たくさん本があるからそれで俺の進路を阻むかなと予測してるので
攻撃回数を重視して本を切り刻み突破するつもり
キングさんの懐に飛び込んだら攻撃力重視してとっておきの一撃をプレゼント

わあ、大きくなった
本はこう使うものだったかあ
格好いいよって微笑みながら平常心で戦闘は継続



「はじめまして、キングさん。一度貴方と会いたかったんだ」
 サンディはニコニコとした表情でキング・ブレインへと挨拶する。
『むむっ、吾輩に会ってみたかった?
 そういえば吾輩はオウガ・フォーミュラになるべく活動してるため、猟兵とお会いする時間が無かったですな。会いたかったと言ってもらえると嬉しいですな!』
 サンディの言葉に素直に喜ぶキング・ブレイン。
「連戦で大変でしょうがって、俺達のことまで気遣っちゃうの?噂に聞いたとおりいいヒトみたいだね」
『むっ、気遣ったわけでは無いぞ。エネルギーの回収が回収効率が悪くなると困るのであって心配しているわけじゃないのだからな!』
 唐突なツンデレを発したキング・ブレインはスーパー怪人大全集(全687巻)からゴリラ型怪人のページを開き、怪人と合体し巨大化する。
『ブーレブレブレ! さぁ良い感じに戦った後に吾輩の元に跪くがいい!!』
「わあ、大きくなった」
 巨大化したキング・ブレインを見てもサンディは穏やかな笑顔を崩さない。子供がやる事なす事を優しく見守るような笑顔になっていた。
 普段は敵にはくろ……悪意をもって接することが多いサンディがこの対応。どうしたの。
(「とはいえ相手はオウガ・フォーミュラ。ただの猟書家のように戦ったら痛い目を見る」)
 奇をてらう攻撃は危険と判断したサンディは慣れた戦い方で行くと決断すると黒剣を抜く。
「じゃあ、お手合わせよろしくお願いしますね、キング・ブレインさん」
 宣言と同時にサンディは駆ける。目的地はもちろん、大首領の元!
『ブーレブレブレ! 来るがいい猟兵よ。だが簡単に辿り着かせはしないぞ!』
 そう宣言するとキング・ブレインは近くの土塊や脳ビームといった攻撃でサンディを妨害していくもすぐに弾が切……。
『うーむ、とても悪い事だが……致し方なし!』
 キング・ブレインはちょっと躊躇うも、最終的に一直線に駆けてくるサンディに向かって後方の本棚から本を引き抜き、投げつけ始めた!
「わぁ、本はこう使うものだったかあ」
 降り注ぐ本の雨。サンディは言葉こそ驚いた感じで喋るも、その心は平常心そのもの。本の軌道を読み時には体をそらし、時には本を真っ二つに両断しながらも遂にキング・ブレインへあと一歩のところまできた。
「辿り着いちゃいました」
『むっ! よくぞここまで! だが吾輩も肉弾戦に自信あり! 覚悟せよ!』
 キング・ブレインが普段よりムッキムキになった腕を振るう。
 豪速を超えるその一撃はサンディの側頭部まで迫る。
 まともに食らえばその体は数M吹き飛び意識を飛ばしただろう。
 だがそれよりもサンディの一撃が、大首領のボディを捉えた!
「今回は僕の勝ちですね」
『ぐぬぬぬ……一撃を喰らせたくらいで粋がるなよ! しかし悔しいのである!』
 距離を取って痛みを堪えながら強がるキング・ブレインを見て、サンディは穏やかな笑みを深くしたのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​



「ぐぬぬ・・さすがは猟兵と言ったところか!」
 猟兵達にいい感じに痛めつけられたキング・ブレインが叫ぶ。
「だが吾輩が無策に貴様らをこの遺跡に呼び込んだと思うなよ!
 出でよ! 『ブレインバイシクル1号』!」
 キングブレインが本のページを開く。新たな攻撃だと判断した猟兵達が構えた、次の瞬間、ちゃりりーんと間の抜けた音を鳴らして現れたのは――ママチャリ。
 キングブレインはすぐさま(ヘルメットを被り)自転車に乗り込むと神速を超える速さで駆けていく!
 本棚あんのにそのスピード出せるのおかしいだろ! そんなツッコミを入れながら猟兵達は自転車を妨害しようとするが――。
「ブーレブレブレブレ! 今日のところはここでお暇させていただく! 次あったら覚えておくことだな!!」
 止めに入る間もなくキング・ブレインの姿はどこかへと消えていった――。

 こうしてバーチャル遺跡にて起こった元フォーミュラとオウガ・フォーミュラとのひと時の逢瀬は幕を閉じた。
 いずれ訪れるであろう、キング・ブレインとの決戦の際にはあの自転車をどうにかしないといけないだろう――。

最終結果:成功

完成日:2021年10月03日


挿絵イラスト