●そもそも勇tuberとは
「極悪炎上動画でおなじみ、デビキンの動画サイト『デビチューブ』」悪魔達を震撼させる『勇者系デビチューバー』が居るんだって」
シャルロット・アルバート(閃光の戦乙女(ライトニング・ヴァルキュリア)・f16836)こと新垣瑞希がこういったのには訳がある。
「まあ元々極悪炎上動画といっても学校のドアに黒板消しを仕掛けるとかいたずら程度なわけで」
解説しよう。デビルキングワールドにはデビルキング法という『ワルければワルい程良い』という法律があるのだ。
悪魔は良い子過ぎて絶滅寸前になってしまったので、そういう法律を作ったら律儀に守ってしまうのだ。
一見矛盾しているように聞こえるが、ワルいことが正しいという法律を守ることはその性格故なのである。
「そんな世界で堂々とデビルキング法に逆らう『裏動画』を投稿するのが『勇者系デビチューバー』なわけで」
つまり『愛と勇気に満ちた善行を行う様子を配信する』のが『勇者系デビチューバー』なのである。
「略して『勇tuber』といったところだね。そんな『勇tuber』の生配信をオブビリオンが襲う、という予知をしたんだ」
グリモア猟兵はオブビリオンの起こす出来事を予知し、現場への転移ができる。
その代わり現場では万が一の事態に備えて待機しなければならないのである。
「襲ってくるのは『サディット』という名前で、悪魔とは外見が非常に類似している」
でも見た目に騙されてはいけない。
何故なら『敗者に相応しいエンディングを見せてあげる』と超無慈悲な攻撃を悪魔に食らわせるのだ。
「他にも洗脳したり最も無様な姿で晒し続けたり、とにかく精神攻撃に特化したオブビリオンだね」
襲われる悪魔が死にはしないものの、それを見た多くの悪魔が一気にオブリビオンに心酔してしまうだろう。
そうなれば最悪カタストロフもあり得るため、あなた達がやることは一つである。
「君たちも『勇tuber』デビューして、オブビリオンを引き付けて撃退する。それが今回の作戦だよ」
それだけを聞くと非常に単純明快な作戦だが……?
●一つ注意点がある、と瑞希は釘を刺す
「オブビリオンより先に、真面目で無謀な悪魔達が配信現場に物理的に突撃してくる可能性があるんだ」
要はオブビリオンを倒す前に、突撃してくる悪魔達を『勇者系』の名の下に排除しなければならないのだ。
「まあ悪魔は頑丈だから、遠慮なくボコボコにしちゃって構わないよ」
というわけで、瑞希は猟兵をテレポートさせるべく構えるのであった。
月天下の旅人
猟兵達が勇tuberになれるお話です。
1章目では勇者系の名の下に生配信、2章目では突撃してくる悪魔との集団戦。
そして3章目に現れるボスクラスのオブビリオンを撃退する流れになります。
是非ともご参加お待ちしております。
第1章 日常
『勇者系生配信』
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POW : 頑健な肉体を活かした善行を働く。
SPD : 器用さや俊敏さを活かした善行を働く。
WIZ : 賢さを活かした善行を働く。
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種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
アダム・レイン
【SPD】
まずは周りの注目を集めるためにゲドン・ザウラーに乗ってアピール
「今日は皆さんにプレゼントがあります。気になる方はこのロボットの近くに集合してください…!」とキャバリアから降りて呼びかける
群衆が集まってきたらレプリカクラフト・Weaponsで作った武器の模型を子供中心に配る
「刀に剣に槍に銃…何でもあるから好きなのをどうぞ。偽物だけどカッコいいでしょ?」
基本はあるものを渡すがリクエストも承る。日本刀やリボルバー、ライフルまで何でも作る
「女の子向けに魔法の杖も作ったよ。可愛いのからリアルな木の杖まであるよ。」
武器の模型よりは劣化するがファンシーな杖から木製の本格的な杖も頑張って用意して配る
●プレゼント企画
アダム・レイン(ダイナソーライダー・f30865)はオブリビオンマシン『ゲドン・ザウラー』の乗り手である。
彼の乗る二足歩行の恐竜みたいなマシンは否が応でも悪魔から注目を受ける。
「何だかワルそうなマシンだな!」
するとそこからアダムが降りてくる。
「今日は皆さんにプレゼントがあります。気になる方はこのロボットの近くに集合してください…!」
呼びかけるアダムに悪魔はそのギャップに驚きながらも興味を惹かれたようだ。
「プレゼントだって!?」
子供も集まったのを見たアダムはこう呼びかける。
「刀に剣に槍に銃…何でもあるから好きなのをどうぞ。偽物だけどカッコいいでしょ?」
彼のユーベルコード【レプリカクラフト・Weapons】は模造刀剣やモデルガンを作ると精巧な偽物が作れる。
子供がわんさか集まるが、その中には女の子も居た。
「女の子向けに魔法の杖も作ったよ。可愛いのからリアルな木の杖まであるよ」
とアダムは頑張って用意した魔法の杖も展示するのだが。
「私この日本刀が欲しい!」
「鬼狩りの女の人の真似がしたいな」
最近人気な鬼狩りアニメの影響もあってか、造りの荒い魔法の杖より日本刀の方が人気のようだ。
とはいえプレゼント企画が盛況だったのは間違いなく、その動画は大いに注目をあびることになったのである。
大成功
🔵🔵🔵
ネージュ・ローラン(サポート)
『舞でお相手しましょう』『皆さんはわたしが守ります!』
ヴェールを使って空中を舞いながら戦うエルフです。
戦闘では主に前に出て相手を引きつけながら戦います。
攻撃は空中からの足技や、氷の武器を作って行います。
精霊魔法も可能で、「氷の大狼」「炎の妖狐」「風の神鳥」と契約しており、氷属性を中心に使用します。
仲間も一般人も傷つけず守りたいと考え、そのことを最優先に動きます。
潜入や調査はあまり得意ではありませんが、事件解決の為であれば出来る限りの事をしようとします。
機動力を活かせる役割があれば率先して引き受けましょう。
●空からの使者
ネージュ・ローラン(氷雪の綺羅星・f01285)は舞が得意なエルフであり、
そして探し物が得意なエルフでもある。
彼女は【旅のコンパス】でどんな物でも見つけ出すことができる。
オブビリオンを探し光を絡めて動きを封じるユーベルコードではあるが、
純粋に探し物をするにも向いている。
さらにどんな『もの』でも見つけ出すということは、困っている子供を見つけ出すこともできるわけで。
「おもちゃを落としちゃったよぉ……」
と泣きじゃくる子供を探し、そしてその子供の落し物を探し出す。
「ありがとう、お姉ちゃん!」
この一連の流れを配信することで、勇tuberとしての話題を集めることを彼女は狙った。
更に彼女の善行はそれだけにとどまらない。
「お母さん、どこ……」
「待っていてください、直ぐに見つけてあげますからね」
と、迷子になった子供の母親を見つけ出して届けてあげたりもできるのだ。
そうして彼女の配信は話題を集め、それを見た悪魔がやってくることになるのだった。
成功
🔵🔵🔴
第2章 集団戦
『ハニー・ビッグフロスト』
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POW : みんなで集まれば、ぜんぶぜんぶカチコチだ~!
【どこからともなく現れる、沢山の仲間達】が自身の元へ多く集まるほど、自身と[どこからともなく現れる、沢山の仲間達]の能力が強化される。さらに意思を統一するほど強化。
SPD : 甘い、あま~いミツ...いい匂いでしょ?それっ!
自身が装備する【睡眠ミツが入った壺】から【仲間達で一斉に放つ、津波のようなミツ】を放ち、レベルm半径内の敵全員にダメージと【強烈な眠気と、纏わり付くミツによる拘束】の状態異常を与える。
WIZ : 皆、いっくよ~!何もかも...凍っちゃえ~っ!
【仲間達と連携し、氷属性の極大魔法】を発動する。超高速連続攻撃が可能だが、回避されても中止できない。
イラスト:塒ひぷの
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
純真邪神・幼淫魔姫ピュアニカ(サポート)
眷属の大群勢を召喚
敵を魅了洗脳し、同士討ちさせたり、自爆特攻させたり、眷属に改造します。
歌等で広範囲に強化、弱体、状態異常をばら撒きます。
死骸はスライムの酸で溶かして捕喰か龍顎にした髪で捕喰か眷属に変えます。
相手に美少女がいる場合は生け捕りにして眷属淫魔への改造や【百合百合なお楽しみ】が目標に追加されます。
男性には興味が無く、恋愛や欲望の対象外なガチ百合です。
マリウス・ストランツィーニ(サポート)
助けが必要と聞いて馳せ参じた!
どんな理由であっても人々に害為す敵は許さん!いや、理由によっては許すかもしれないがとにかく全力で戦う!
我が一族の誇りに懸けて、私の剣で成敗してやる!もしくは銃で成敗してやる!
もちろん敵とは正面から堂々と戦う!
しかし必要とあらば隙を伺って死角から襲ったりもするぞ!これは戦いだからな!
うおおおおお!
はあはあ、どうだ……!まいったか!
……まいったよね?
(戦闘以外も参加します。基本的に生真面目に任務を遂行しようとするけど気張りすぎて空回りすることもあります)
(アドリブ連携等歓迎)
●ハニー・ビッグフロスト
純真邪神・幼淫魔姫ピュアニカ(永遠に無垢なる幼く淫らな魔貌の邪神姫【百合淫魔姫】・f30297)は百合淫魔にして神である。
女同士で子供を産めるようにしたり空間から男を排除したり……
空間から男を排除するユーベルコード、シャルロットこと瑞希が【鎧を纏いし戦乙女】を発現させて女性化したらどうなるのか気になるが実践はできない。
そんな彼女に同行するのはマリウス・ストランツィーニ(没落華族・f26734)。
彼女はストイックな性格故かピュアニカの魅了を受けない。
「相手は悪魔だっていうけど、どんなのかしら?」
相手がまだ誰かも分からないため、ピュアニカは百合な欲望を出していない。
「真面目にやれ、ピュアニカ」
とたしなめるマリウス。
「釣れないわね、マリウスちゃん」
つまらなさそうなピュアニカの眼前に、ハニー・ビッグフロストが現れる。
「あなた達が勇tuberね!」
二人は勇tuberの身代わりとして待機していたので勇tuberではないのだが、
悪魔たちはワルいことが正しいといわんばかりに問答無用で襲い掛かってきた。
「女の子……だよね?」
グリモア猟兵が所謂『男の娘』だったので若干警戒気味なピュアニカだが、それにマリウスがこう答える。
「この匂いは女の香りだな」
するとピュアニカは興奮しだす。
「ぴゅあ興奮してきた!」
気分が高揚してきたピュアニカに隙を見出したハニー・ビッグフロストは、
「甘い、あま~いミツ...いい匂いでしょ?それっ!」
と、催眠ミツをぶちまけてピュアニカを拘束しようとする。
「そのミツ、あなたにも分けてあげる!」
しかしそれはピュアニカの【百合百合なお楽しみ】を促進させるだけだった。
彼女はハニー・ビックフロストにミツをお返しすると、二人で拘束状態になる。
ミツで密になった二人を見て、思わずマリウスは突っ込む。
「真面目にやれっていっただろ!」
その突っ込みと同時に攻撃が入ったためハニー・ビックフロストは退散していってしまった。
「えー、折角のお楽しみだったんだけどな」
ピュアニカには申し訳ないが自分がマスタリングする時、そういうハプニングは少年漫画レベルに抑えられるのだ。
それにハニー・ビックフロストを退散させるという戦略目標は達成しているので、
猟兵としての本分は果たせているので成功といえば成功なのである。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
エーテル・エトワール(サポート)
デビキン専門猟兵の流星の悪魔、20歳。
口調:男性(俺、お前、だ、だぜ、だな、だよな?)
演技時:紳士(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、でしょうか?)
「ン」を台詞の文冒頭・最後・「ん」に該当する箇所に付ける癖があります。(「ン、○○だな」「○○か?ン?」「○○なンだろ?」等)
ねぇ→ねェなど、あまりガラの良い発音はしません。
Dを盗む章なら、魔界盗賊として率先して盗みに行きます。盗む事が生きがいのような喜びっぷり。敵も率先して倒します。
割とワルなので、善行をする際は演技時の口調を参考に丁寧に善行をします。でも本当はあまりやりたく無さげです。
後はお任せします。
春夏秋冬・ちよ(サポート)
風景画が趣味のお節介な旅老猫
優しいお婆ちゃん猫で猟兵としての経験は浅いですが、アルダワの学生としてとても長い間戦い続けた歴戦の戦士です
口調はステシをベースに優しいお婆ちゃんをイメージ
動物と会話して道や情報等を得ます
UCは竜を疑似再現、その力を借りる物
何の竜の力かは状況、やりたい事によって指定を
(例:火竜・刃竜・筋肉竜等々 真面目からネタまで可)
戦闘は素早い身のこなしで回避重視、杖か閉じた傘(又はUC)による鋭い攻撃
所謂蝶のように舞い、蜂のように刺す
得意技はUCで騎乗か飛行してのランスチャージ
一人称追加・おばあちゃん
禁止事項
真の姿の解放(覚醒)
UC『凶夢の魔竜騎士』二種の併用
公序良俗に反する行動
●悪魔の戦い
ガチ百合で男嫌いな淫魔から隠れていたエーテル・エトワール(二十の流星・f33307)と、
老人なので距離を置いていた春夏秋冬・ちよ(旅する老猫・f19400)もハニー・ビッグフロストに対峙していた。
「勇者系、ですか。こんな感じでいればいいんでしょうか?」
「私みたいなおばあちゃんでも良ければね」
ちなみにちよは【凶夢の魔竜騎士『竜槍』】と【凶夢の魔竜騎士『竜鎧』】を併用できない。
若い頃はできたんだけど、とは本人の談である。
「勇者系なんて許せない!皆、いっくよ~!何もかも...凍っちゃえ~っ!」
と先ほどの百合空間を見ていなかったのか、ビックフロストは仲間と連携しようとする。
まあ先ほど百合空間を展開しようとしていた邪神(本人がそういってるしいいよね?)は居ないので、
その発想自体は間違っていないのかもしれない。
ビックフロストは氷属性の極大魔法を発動させようとする。
「太陽系の星々に命じる。我が姿を変えよ!」
極大魔法を見たエーテルは演技するのも忘れ【一等星の加護を得た堕天使】に変身する。
「我に降りかかりし、すべての禍災を砕くその為に、彼方より来たれ竜の鎧」
ちよも氷には火を、というわけで火竜の力が宿る魔法の鎧を装着する。
「当たらなければどうということはありませんよ!」
と、エーテルは増加した飛翔力を利用し超高速連続攻撃と化した極大魔法を回避していく。
「私はあなたに付いていけばいいってことね」
ちよもエーテルの動きに合わせて極大魔法の回避を成功させる。
ビックフロストの極大魔法は回避されても中止できない。
「うっおとしいわね。逃げ切れると思ったのかしら?」
うっとおしいと感じるあまり思わずうっおとしいといってしまうビックフロストだったが、
ちよの籠手からブレスが放たれることに彼女達はようやく気付く。
「しまった……!」
火のブレスがもろに当たって黒焦げになったビックフロストだが、心配はいらない。
悪魔なので翌日にはやけど跡もなくピンピンしていることだろう。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
アダム・レイン
【POW】
まずは【武器改造】で余った魔法の杖の玩具をたくさん集めて火種にし、ゲドン・ザウラーの【レーザー射撃】で着火する
「よく燃えてるな。幸い杖が余ってて良かったよ。これで奴らが気になって接近してきたらチャンスだ。」
【暗視】で敵を監視しつつ、敵が集まって魔法を使おうとしたらキャバリアでジャンプ
「冷たい空気は重いから上に来るまで時間がかかる…その隙にくらえ…!」
敵群の頭上から敵の密集地目掛けてQuake strikeで一網打尽を狙って攻撃
「一塊になったなら纏めて押し潰すのが得策だよね。」
※アドリブ&連携OK
アダム・レイン(ダイナソーライダー・f30865)はビックフロストがやってくるのを見やりながら、
余った魔法の杖の玩具をたくさん集めて火種にしゲドン・ザウラーの【レーザー射撃】で着火する。
「よく燃えてるな。幸い杖が余ってて良かったよ。これで奴らが気になって接近してきたらチャンスだ」
魔法の杖が余ってしまったことを逆に利用することを思い付いた彼の策は、案の定ハニー・ビックフロストの興味を引いた。
「あそこ、物理的に燃えてない?」
更にそこに勇tuber、しかも本人が居ると知った悪魔は興奮状態になる。
「みんなで集まれば、ぜんぶぜんぶカチコチだ~!」
と魔法を使い氷魔法を使おうとするのだが、それを見計らってアダムはキャバリアでジャンプした。
「冷たい空気は重いから上に来るまで時間がかかる…その隙にくらえ…!」
アダムは敵、つまりビックフロストの密集地にQuake strikeを食らわせ一網打尽にしようとしたのだ。
「うわー!」
ビックフロストは魔法を使おうとしていたのでよけきれず、単純だが重い急降下からのボディプレスであえなくぺしゃんこになってしまう。
「一塊になったなら纏めて押し潰すのが得策だよね」
と、ドヤ顔のアダム。
ちなみにぺしゃんこになった悪魔はその内復活するので気にしなくても問題ないのである。
大成功
🔵🔵🔵
第3章 ボス戦
『サディット』
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POW : 惨めな下僕になりなさい
攻撃が命中した対象に【下僕の刻印】を付与し、レベルm半径内に対象がいる間、【サディットの下僕になる洗脳】による追加攻撃を与え続ける。
SPD : 笑える末路を迎えるの
【魅力もしくは恐怖】の感情を与える事に成功した対象に、召喚した【対象の敗北した幻影】から、高命中力の【敗者の末路】を飛ばす。
WIZ : 永遠に無様な姿を飾っていなよ
対象への質問と共に、【自身の魔力】から【無様を晒す闇】を召喚する。満足な答えを得るまで、無様を晒す闇は対象を【最も無様な姿で晒し続けること】で攻撃する。
イラスト:黒江モノ
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「ニクロム・チタノ」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
●超無慈悲な悪魔
「あなた達が勇者系デビチューバー……勇tuberかしら」
ついに痺れを切らしたオブビリオン、サディットが現れる。
「あなた達に次なんてないわ。ここでゲームオーバーにしてあげる!」
チベットスナギツネのような無慈悲さを秘めたオブビリオンは、
その見た目も相まって悪魔からの絶大な人気を集めかねない。
何としても彼女を倒し、サディストに人気が集まるのを阻止するのだ!
エーテル・エトワール
そう、私が勇tuberですよ麗しいお嬢さん。
ですがゲームオーバーになるのはあなたの方です。
(あぁ~とっとと倒してこの演技早くやめてェ!!)
魅力?恐怖?あなたからは微塵も感じませんね。
UC発動、出でよ乙女座・水瓶座の守護戦士!
一般的にこの2星座を擬人化すると女性の割合が多いのでね、今回は対抗すべく女性戦士に来てもらいました。
2人なので代償の星命力※も少なくて済むんですよ。
※統率力
さあ、あの勝者気取りサディストに勇者の鉄槌を!
乙女座は誘惑からのタコ殴り、水瓶座は水攻めで蹂躙してしまいなさい!
私は星屑銃に毒弾(継続ダメージ・毒使い)でも装填して(属性攻撃・貫通攻撃・先制攻撃)じわじわと攻めますかね。
寺内・美月(サポート)
アドリブ・連携歓迎
※エロ・グロ・ナンセンスの依頼はご遠慮願います。
・依頼された地域に亡霊司令官(顔アイコンの人物)と隷下部隊、美月の親衛隊から選抜亡霊歩兵を派遣。美月がグリモアベースから到着するまで(サポート参加では現地にいない状態)、現地での活動に必要な権限を付与
・隷下部隊として一個軍団(歩兵・戦車・砲兵・高射・航空・空挺のいずれか)に、出動しない軍団から一個師団程を増強し派遣
・ボスが召喚した敵に対して攻撃し、砲兵・高射・航空部隊の火力、戦車・空挺部隊の機動力、歩兵部隊の柔軟性を生かした戦闘を行う
・ボスが何も召喚しなければ、五人の選抜最精鋭亡霊歩兵を送り込み、5対1でボスと対峙する
●ゲームオーバーになるのはどちらか
「そう、私が勇tuberですよ麗しいお嬢さん」
そんなエーテル・エトワール(二十の流星・f33307)を見やり、サディットは恐怖を与えようとする。
「誰だって死ぬのは怖いわよね。自分が死ぬかもしれないと思ったとき、心が震えたりするんじゃないかしら」
死への恐怖という根源的な感情を刺激し、恐怖の感情を与えようとしたのである。
「ですがゲームオーバーになるのはあなたの方です」
そんなエーテルの言葉に寺内・美月(霊軍統べし黒衣の帥・f02790)が派遣してきた亡霊司令官も頷いた。
エロ・グロ・ナンセンスはNGだっていってたけどサディットがエロいの見た目だけだしいいよね?
「魅力?恐怖?あなたからは微塵も感じませんね」
そもそも悪魔であるエーテルは死への恐怖が薄いのでサディットに恐怖は感じなかった。
魅力に関しても見た目から感じるエロスをその無慈悲さが打ち消してしまっている。
「全航空部隊に発令…『叢雨』発動」
まず寺内が派遣した亡霊司令官が【霊軍隷下《航空戦力》亡霊将兵投入】を発動させる。
「出てください、乙女座・水瓶座の守護戦士!」
乙女座・水瓶座は女性であることが多いことから、今回は対抗すべく女性戦士に来て貰ったのだ。
2人なので代償の星命力、つまり統率力も少なくて済むのである。
「さあ、あの勝者気取りサディストに勇者の鉄槌を!」
乙女座は誘惑しようとするが、サディットは自分の容姿に自信があるのか涼しげだ。
だがその隙に亡霊司令官の空挺軍団と航空軍団が空からサディットに攻撃を食らわせる。
「くっ、誘惑は囮だったとでもいうの!?」
そして空からの攻撃に気を取られた隙に水瓶座の水攻めが襲い掛かる。
「私はこれでじわじわと攻めますかね」
エーテルが星屑銃に毒弾を装填して発射し、サディットに追い打ちをかける。
「くっ、中々やるわね。でも、まだ負けないわ!」
しかしサディットにも意地があるのか、まだ倒れそうにはなかったのであった。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
マユラ・エリアル(サポート)
『さて、そうであるかもしれないし違うかもしれない』
『まあ、私は嘘同盟だからな。嘘だが。』
『さあ、スタイリッシュにキメようじゃないか!』
表情の変化に乏しく、感情を読み取り辛い女羅刹
真顔で変にジョークを言うので、それが真実か嘘なのか判断が付き辛い点が周囲を惑わせる
戦闘は冷静に、淡々と敵と対峙する。
戦闘
中・遠距離では氷系統の魔法を操り、近距離では右手の鉤爪で敵を切り裂く戦闘スタイル
日常
真面目な表情で変なものを探したり、楽しんだりする。表情の起伏が小さいので分かり辛いが全力で楽しむ性質
冒険
冷静に、己の知識を活かして物事に対処。
小粋なジョークを挟んで周囲を困惑させつつ、解決に向かう
八重森・晃(サポート)
『滅び<スクイ>がほしいのかい?』
ダンピールのウィザード×聖者、14歳の女です。
普段の口調は「母親似(私、君、呼び捨て、だ、だね、だろう、だよね?)」、怒った時は「父親似(私、お前、言い捨て)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
●噓と真
「あなた達も勇tuberね」
あれだけボコられたというのにサディットは懲りていないようだった。
まあオブビリオンだから倒れるまでは油断できないといったところだろうか。
そんなサディットをマユラ・エリアル(氷刃の行方・f01439)が見やる。
『さて、そうであるかもしれないし違うかもしれない』
そんな彼女に同伴していたもう一人の猟兵、八重森・晃(逝きし楽園の娘・f10929)が突っ込みを入れる。
「そこは嘘でもそうだというべきだね」
八重森の突っ込みにマユラはこう返す。
『まあ、私は嘘同盟だからな。嘘だが。』
マユラの言動を見聞きしたサディットは淡々とした表情で問う。
「あなた、どこまで本気なのかしら?」
サディットは【永遠に無様な姿を飾っていなよ】により質問と共に【自身の魔力】から【無様を晒す闇】を召喚する。
相手が恐怖を覚えないなら精神攻撃で倒してしまおうという魂胆なのだ。
「私はあの日を忘れたりしない、故にそれはここにある」
しかし八重森がそういうと【故郷の砂の入ったガラス瓶】を取り出し、闇はみるみるうちに瓶へと吸い込まれていく。
彼女のユーベルコード【洛陽の街】は抵抗しない対象を吸い込む物だ。
故に魔力から召喚されただけで抵抗力のない闇を吸い込むにはうってつけなのである。
「瓶にビンゴ、ってね」
マユラのジョークに、サディットはこう返す。
「だけど闇を吸い込むのに専念しなきゃいけない以上、あの猟兵は攻撃できない」
それなら私が攻撃すればいい、といわんばかりにマユラはユーベルコードを詠唱する。
「術式展開、氷翼形成…」
全てを凍てつかせる冷気がサディットに襲い掛かる。
「私も氷の翼を展開する氷使いなのさ。このままコールドゲームだ」
サディットは闇を身代わりにすることで何とか耐えしのぐ。
「まだ氷漬けになりはしないわ!」
だが魔力を消費したこともあり、サディットは消耗を隠しきれなくなっていたのだった。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
アダム・レイン
【SPD】
「こ、ここは男らしく腕一本で勝負だ!鋼鉄の拳を受けてみろ!」と震えながら構える。敵にアダムは素手でくるのかと油断させるのが目的
敗北した幻影を見たら怯え、残っていた短刀(模型)を胸に突き刺し、血を流して項垂れる。しかし、これは事前に胸ポケットに仕組んだ血糊の入った袋を刺しただけである。自決したと思って敵が油断したら【瞬間思考力】でタイミングを見計らい、短刀を投げる【フェイント】。それに怯んだ隙に【逃げ足】でゲドン・ザウラーに乗り込む
「話が違うだろって?僕は『僕』の腕で戦うとは一言も言ってないよ。それに最初に言っただろ?『鋼鉄の拳』は比喩じゃなかったのさ。」
そのまま敵に渾身のガウスパンチ
石森・ユリ(サポート)
「たとえ私がどうなったとしても、必ず勝利を掴みます」
味方のために動き、敵を倒すことを目的に動きます。
敵を倒すためならば、また味方を守るためならば、犠牲は厭いません。
そのため肉を切らせて骨を断つ戦法を好みます。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせで、よろしくおねがいします。
●敗者に相応しいエンディングを見るのはどちらか
「たとえ私がどうなったとしても、必ず勝利を掴みます」
石森・ユリ(強化人間のスーパーヒーロー・f27532)がサディットに対峙する。
そんなサディットはもう一人の猟兵に注目していた。
アダム・レイン(ダイナソーライダー・f30865)、紛れもなく今まで勇tuberとして戦っていた猟兵だ。
「あなただけはこの手で倒す!」
そんなサディットにアダムはこう返す。
「こ、ここは男らしく腕一本で勝負だ!鋼鉄の拳を受けてみろ!」
が、サディットはアダムが動画を撮るためにロボットを使用していたことを忘れていなかった。
「あなたがロボットを使おうとしているのは分かっているのよ」
サディットはそういうや否やロボットを破壊し、打つ手の無くなったアダムは怯える。
「そ、そんな……」
アダムは残っていた短刀を胸に突き刺し、血を流して項垂れる。
「あ、アダムさん!?」
ユリは幻影を見ていなかったのでアダムが何もされていないことと、彼の血糊を把握はしていた。
「こうなったら、私が!」
そういってユリが【クロックアップ・スピード】を発動し、彼の作戦を成就させるために自らへと注意を向けさせたのだ。
「もう一人は幻影を見せそこなったか、それなら直接攻撃を当てる」
どうやらフェイントをする手間が省けたようだと、その隙にアダムは逃げ足でゲドン・ザウラーに乗り込む。
「嘘よね!?」
驚嘆するサディットを見て、アダムはこう答える。
「話が違うだろって?僕は『僕』の腕で戦うとは一言も言ってないよ。それに最初に言っただろ?『鋼鉄の拳』は比喩じゃなかったのさ」
サディットはロボットが破壊された幻影を見せただけで実際には破壊できていない。
しかしそれでもロボットのことを把握はしていた。
「聞きたいのはそれじゃないわ。何であなた生きてるのよ!」
だがサディットはアダムが生きているという異常事態に対応できず、そのまま渾身のガウスパンチを喰らう。
致命傷を受けたサディットを見下ろしながらアダムはこう答える。
「血糊という原始的な手段を見抜けないとはな」
だがサディットは答えず、オブビリオンなので遺体すら残らない。
「敗者に相応しいエンディングを見るのはそっちだったようだな」
それを見たアダムは、ロボットに乗って立ち去る。
こうして、無事に勇Tuberは守られたのであった。
成功
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