●ブルーアルカディア
「これで……終わりだ! すべてを終わらせる! そのために、私は来たのだから……!」
グリフォンナイト『アカツキ』が狂気に満ちた表情を浮かべ、強力な天使核を暴走させた。
その影響で、浮島が激しく揺れ、幾つもの火山が噴火し、無数の竜巻が発生した。
それでも、浮島を雲海に沈める程の力はない。
浮島を浮かべる程の力を持った天使核を、完全に暴走させるためには、かなりの時間が必要であった。
だが、『アカツキ』を邪魔する者は、誰もいない。
たとえ存在していたとしても、『アカツキ』の配下である天馬騎士団が、すべて蹴散らしているのだから……。
●ガジルからの依頼
「このままだと、浮島が沈んじゃうんだよ!」
ガジル・コリアンダー(キマイラのスカイダンサー・f00907)が慌てた様子で、今回の依頼を説明した。
どうやら、グリフォンナイト『アカツキ』が天使核を暴走させ、浮島のひとつを雲海に沈めようとしているらしい。
その影響で浮島周辺の天候が荒れ狂っており、浮島が沈んでしまうのは時間の問題。
しかも、『アカツキ』は天馬騎士団を率いており、迂闊に近づく事は、困難。
だからと言って、このまま放っておく訳にもいかないため、猟兵達に助けを求めたようである。
現在、浮島はかろうじて浮いているものの、天使核の暴走によって、いつ雲海に沈んでもおかしくない状態。
そんな状況で戦わなければならないため、状況的にはこちらの方が圧倒的に不利なようである。
それでも、『アカツキ』を倒さなければ、浮島が沈んでしまうため、何とかして欲しいという事だった。
ゆうきつかさ
どうも、ゆうきつかさです。
今回の目的は、グリフォンナイト『アカツキ』の撃破です。
第1章は天使核の暴走によって、浮島全体が激しく揺れ、火山が噴火し、幾つもの竜巻が荒れ狂う中を突き進んでいきます。
途中でパニックに陥った翼竜や、動物などが襲ってくるかも知れません。
第2章は天馬騎士団との集団戦です。
天馬騎士団はペガサスに乗っており、空を舞うように攻撃を仕掛けてきます。
第3章はグリフォンナイト『アカツキ』とのボス戦です。
『アカツキ』は目的を果たすためであれば、手段を選びません。
『アカツキ』さえ倒す事が出来れば、天使核の暴走も収まり、浮島も元に戻ります。
第1章 冒険
『暴走する浮島』
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POW : 飛来する瓦礫から仲間を守る。
SPD : 地形を足場にして最短距離を駆け抜ける。
WIZ : 危険な現象への対処法を講じる。
イラスト:Hachi
👑7
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
オメガ・カストゥール
グルルルギャロロロロォル…
浮島を暴走させて、数少ない陸地を鎮めて奴らと同類にしようとは、言語道断!
動物の多い餌場が減るのは困る。
よって、我、馳せ参じよう。
招集するドラゴンは、ワイバーン12頭にしよう。
グギャオォオオオム!!(貴様ら我の命令を聴け!!)
『いいか、貴様ら、我と共に行動せいっ!!』
『途中出てくる動物は喰っていいぞ。だが、翼竜はやめておけ。貴様らの更に下級だが、あれでも同類みたいなものだ。』
翼竜は覇道と睨みで蹴散らす。
動物が出てきたら、口に入れてガブリ。ゆっくり噛んで断末魔を心地よく効いたら、バリボリ喰う。
火山には、火炎耐性でまっすぐ進む。「火の眷属たる我には問題無い!」
アドリブ歓迎
●ブルーアルカディア
(浮島を暴走させて、数少ない陸地を鎮め、奴らと同類にしようとは、言語道断! それに、動物の多い餌場が減るのは困る。よって、我がすべてを終わらせる……!)
オメガ・カストゥール(火焔竜にして、竜神王・f34605)は【竜種招集(コール・ドラゴン)】で12頭のワイバーンを召喚した後、天変地異が巻き起こる浮島に飛び込んだ。
強力な天使核が暴走した事によって、浮島は不安定な状態になっており、幾つもの火山が噴火し、無数の竜巻が台地を削り、空を切り裂く勢いで雷が落ちていた。
「グギャオォオオオム!!(貴様ら我の命令を聴け!! 我と共に行動せいっ!! 途中出てくる動物は喰っていいぞ。だが、翼竜はやめておけ。貴様らの更に下級だが、あれでも同類みたいなものだ)」
だが、オメガに迷いはなかった。
12頭のワイバーンを引き連れ、浮島の中を突き進んでいった。
その途中で風に飛ばされた鹿や、狐などが迫ってきたものの、躊躇う事なく食らいつき、断末魔を調味料代わりにしながら、すべて胃袋の中に収めていった。
現時点で『アカツキ』に関する情報は、天馬騎士団と一緒に行動しているという事だけ。
しかし、強力な天使核を暴走させるためには、傍にいる必要があるため、そこから『アカツキ』がいる場所を絞り込む事が出来た。
……それは浮島の中心部。
強力な天使核を完全に暴走させるまで、そこから離れる事が出来ないのだから、当然の事であった。
その行く手を阻むようにして、大量の火山灰がオメガ達の身体を包み、チリチリと鱗を焦がし始めた。
「グオォォォォォォォォォォォン!(火の眷属たる我にとっては、蚊に刺された程度。……何の問題もない)」
それでも気にせず、オメガが咆哮を響かせながら、12頭のワイバーンを引き連れ、辺りを埋め尽くす勢いで舞い上がった火山灰の中を突き進んでいくのであった。
大成功
🔵🔵🔵
亞東・霧亥
【UC】
マグマが降ろうとも瓦礫が刺さろうとも竜巻が畝ろうとも、無限に強くなる矛盾の前では無力。
永劫割り切れぬ円周率は終わり無き輪舞を生み、全てを貫く矛となり全てを護る盾となり、我が歩みを止める事能わず。
ただし、この無敵のUCにも欠点が1つ。
ずっと円周率の詠唱に【集中力】を要するため、誰とも意志疎通が図れない事だ!
※共闘は困難だが後ろを付いてきたり、利用するのは可。
●
(マグマが降ろうとも、瓦礫が刺さろうとも、竜巻が畝ろうとも、無限に強くなる矛盾の前では関係ない)
そんな中、亞東・霧亥(夢幻の剣誓・f05789)が【Eternal rondo(パイ)】を発動させ、詠唱時間に応じて無限に威力が上昇する矛と、無限に防御力が上昇する盾の両属性の効果を持った円錐形のバリアを展開し、浮島の中心を目指して突き進んでいた。
その間も、流星の如く火山岩が降り注いできたものの、霧亥が展開しているバリアを破壊するほどの力はなかった。
それどころか、火山岩が降り注いだ事すら気づかないほど、バリアの強度が上がっていた。
だが、このバリアには、弱点があった。
バリアを展開している間は、ずっと円周率の詠唱をしていなければならないため、誰とも意思疎通を図る事が出来なくなっていた。
幸い、今回の目的は、仲間達と連携を取る必要はない。
故に、グリフォンナイト『アカツキ』を倒すため、何の躊躇いもなく、円周率の詠唱を続け、強力な天使核を目指して突き進むだけである。
そんな霧亥を嘲笑うようにして、視界を遮るほどの勢いで、大量の雨が降り注いできたものの、目指す方向が定まっているため、それが障害になる事はなかった。
それよりも円周率の詠唱を途絶えさせない事の方が、いまの霧亥にとっては大切な事だった。
そのため、前が見えなくても、まったく気にせず、円周率の詠唱を続け、風を切るようにして突き進んでいくのであった。
大成功
🔵🔵🔵
西瓜・パルディナ
はじめてまして、
西瓜と言います🍉
今回は学友の鏡神・りた(美獣・f27665)ちゃんと一緒に参加します。
アドリブ&連携OKです。
「危険な現象への対処法を講じる。(WIZ)」に挑戦します。
ユーベルコード「グラフィティスプラッシュ」を使いアカツキの進行を止めます。
最大の目的は、この行動を成功させることです。
その為なら、ある程度の怪我や些細な失敗はやむを得ないものとします。
鏡神・りた
初めての新世界の依頼頑張りますよ!
西瓜・パルディナ(人間の聖者・f19082)さんと
一緒に参加致します。
◆Powを選択
「飛来する瓦礫から仲間を守る。(POW)」を選択
キャバリアに搭乗しフィンブレードを使いながら。
浮島を進み瓦礫や敵を蹴散らして行きます。
ユーベルコード「バーサク(バーサク)」を使い、短期決戦を狙います
●ブルーアルカディア
「随分と酷い事になっているようだね。これじゃあ、ここに住んでいた人達は……」
鏡神・りた(美獣・f27665)はバイアラヌイゾルデス(キャバリア)に搭乗したまま、浮島の中心にある強力な天使核を目指して進んでいた。
「もう亡くなっているだろうね。だからと言って、放っておく訳には行かないけど……」
西瓜・パルディナ(人間の聖者・f19082)もガーベラポット(キャバリア)に乗ったまま、気まずい様子で汗を流した。
このままでは浮島が雲海に沈むのも、時間の問題。
それを防ぐため、ふたりで浮島の中心を目指して突き進んでいるものの、その行く手を阻むようにして雷鳴が鳴り響き、大量の雨が降り注ぎ、無数の竜巻が行く手を阻んだ。
「クッ……、こんな時にっ!」
そんな中、パルディナ達の前に現れたのは、天馬騎士団であった。
どうやら、彼女達は浮島の暴走に巻き込まれ、仲間達とはぐれてしまったようである。
その事を愚痴りながら、パルディナ達に悪態をついていたが、それでは何の解決にもならない事を悟ったのか、八つ当たり気味に攻撃を仕掛けてきた。
「さすがに、この状況で逃げる訳にはいかないよね」
それを迎え撃つようにして、りたがフィンブレードを握り締め、天馬騎士に斬りかかった。
「逃がす訳がないだろ!」
天魔騎士が殺気立った様子で、フィンブレードを弾き、りたの懐に潜り込む勢いで迫っていった。
「まあ、キミ達も状況的には同じのようだけど……」
パルディナが複雑な気持ちになりつつ、無数の稲妻を食らって消し炭と化した天馬騎士に視線を送った。
ここまでの犠牲を払って、浮島を雲海に沈める意味が分からない。
おそらく、それは『アカツキ』だけが知っている事。
それでも、天馬騎士達に迷いはなかった。
「だから、どうした。使命を果たすためであれば、何も怖いモノなどない。例え、我らを倒したところで、数百の軍勢がお前達を潰しに行くのだから……」
天魔騎士のひとりが躊躇う事無く、答えを返した。
それが嘘なのか、本当なのか分からないが、とにかく自信に満ち溢れているようだった。
「暴れますよ!」
次の瞬間、りたが【バーサク】で完全美獣化すると、天馬騎士達に対して攻撃封印と10属性(炎・水・土・風・氷・雷・光・闇・毒・重力)の雨を降らせた。
そこに追い打ちをかけるようにして、パルディナが【グラフィティスプラッシュ】を仕掛け、天馬騎士達に塗装をぶつけて蹴散らした。
「そこで何をしている!」
その間に、天馬騎士団の本隊が姿を現し、雷鳴の響く中パルディナ達に攻撃を仕掛けていった。
大成功
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第2章 集団戦
『天馬騎士団』
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POW : ランスチャージ
【ランスを構え直し、騎乗突撃形態を取る事】によりレベル×100km/hで飛翔し、【飛翔距離】×【スピード】に比例した激突ダメージを与える。
SPD : スカイポジション
敵より【制空権を制覇した】場合、敵に対する命中率・回避率・ダメージが3倍になる。
WIZ : 怒れる空神の加護
自身の【盾】から【荒れ狂う突風】を放出し、戦場内全ての【射撃武器】を無力化する。ただし1日にレベル秒以上使用すると死ぬ。
イラスト:森乃ゴリラ
👑11
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
ミク・シィナ(サポート)
POW重視の選択。
使用する技能として、捨て身の一撃76、残像76、吸血76、2回攻撃76、怪力76、カウンター41、なぎ払い40、第六感39、鎧砕き34、念動力34、見切り34、衝撃波34の内、いずれか場面に使えそうなものを便宜使用し参加致します。
集団戦闘となりますので、ユーベルコード「血刃の舞踏会(ブラッディー・ダンスパレード)」を使用し、華麗で優雅に華やかに、敵をぶった切って、嬉々として殲滅していきますの。
しかしあくまで御淑やかに。
「Shall we Dance♪」
例外として、WIZ判定でも十分判定成功する場合のみ、ユーベルコード「滅びの光(コードジェネシス)」を使用してみますの。
レイカ・ヴァンスタイン(サポート)
フェアリーの聖者×プリンセス、8歳の女です。
戦闘は苦手で援護や救助、支援など中心です。
武器は人間大の人形(銃火器持)ですので、運搬作業も可能です。
普段は悪戯(許せる範囲)で遊ぶ※戦闘とは別です。
普段の口調は「マイペース(ウチ、相手の名前+ちゃん、なの、なの?)」
苦しい時は「愛想笑い(ウチ、相手の名前+ちゃん、なの、なの?)」です
幼いので殆どひらがなで喋ってます。
・ユーベルコードは必要に応じて、多少の怪我は厭わず積極的に行動(支援中心)します。
・他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
・あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
納花・ピンチン(サポート)
ブギーモンスターの勇者×殺人鬼
布を被ってから7年が経ちましたわ
普段はお嬢様口調で、時々関西弁がちょこっと
……って、勉強中なんですわ!
あくまでお仕置きをしに来ているから
あまり殺伐とした戦い方はしませんわ
武器も直前で刃を返して叩いたり
その光景はギャグになることが多いですわ
商人街出身、お話しや交渉なんかも好きです
小さなスイーツや飴ちゃんを渡して一緒に食べると
色々話してくれるんですわ
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し
多少の怪我は厭わず積極的に行動します
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません
また例え依頼の成功の為でも
公序良俗に反する行動はしません
あとはおまかせ
ほないっちょ、よろしくおねがいします
リズ・ルシーズ(サポート)
生体ベースのサイボーグ、何らかの理由で生命維持モード(Re-A=リア)として活動中、普段の活発さはなくミステリアスな雰囲気。生命維持を最優先、リスクを避けるとともに敵対する存在に対して容赦はしない。白い外部装甲
『私はリア、この身体に敵対するものに容赦はしません』
『『解析・検証・再定義』データの取得に使わせていただきます』
『私はリズ程は甘くはありませんよ?』
21歳 女
口調:おしとやか(私、貴方(貴女)、~さん、ですね、です、ですか、でしょうか?)
武器:電磁ランスと疑似刻印による光属性攻撃のレーザー
補助装備:ナノワイヤー(トラップ・移動用)、重力制御装置
探索時:R-Seriesでの人海戦術など
チル・スケイル(サポート)
「皆さん、よろしくお願いします(お辞儀)」
「…(仕事の時間)」
「では、吉報をお待ちください」
竜派ドラゴニアンのクールな女性です。普段の口調は『私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?』誰にでも礼儀正しく接します
戦闘中は 『私、あなた、~さん、言い捨て』不要な発言はしません
戦闘スタイルは魔法による射撃が主体。氷の魔法を操ります。それ以外の属性は使いません
侮辱や暴言、報酬の踏み倒しなど、敬意に欠ける行為を嫌います
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません
スシが大好きです
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
マルコ・ガブリエル(サポート)
『初めまして、わたくしはマルコと申します』
『皆様を苦しめるのであれば、わたくしも情けは捨てましょう!』
『まあ、なんて美味しそう……! 宜しければ、一緒にいかがですか?』
笑顔が魅力的で朗らかな女の子です。実は故郷を滅ぼされて天涯孤独の身ですが、そうした悲壮感を仲間に感じさせることはなく、いつも明るく振る舞っています。
誰に対しても優しく、敵にさえ「できれば戦わず、穏便に事件を解決したい」と考えるような優しい性格ですが、無辜の人々を苦しめる悪い奴には心を鬼にして全力で攻撃をお見舞いします。
美味しいもの、特に焼肉をみんなで食べるのが大好きで、無事に事件解決した後はよく他の猟兵をご飯に誘おうとします。
仲佐・衣吹(サポート)
オルタナティブ・ダブル発動!
それじゃ行ってみよー!
分身は僕ことベスト
ルーンソードやカルテを使って精霊属性の連携技で戦うのが好きだよ
僕が先に水属性で戦場をずぶ濡れにしていくから
続けて氷属性でガッチリ固めて動けなくしちゃうってのはどうかな?
愉快な敵だともっと楽しいよね
遊んでるように見える?
僕が一番本気が出せるのは、楽しくて夢中な時だよ!
足ひっぱんなよ!
本体はオレことサーベル
まぁ悪かねぇな
それでも逃げるやっかいなヤツは、ハサミ撃ちで即ぶった斬ってやろうぜ
んくらい根性あるヤツがいなきゃ、オレも楽しめねぇからな
使う精霊属性は敵に合わせて変更可
使うアイテム技能も好きに選んで下さい
水心子・真峰(サポート)
水心子真峰、推参
さて、真剣勝負といこうか
太刀のヤドリガミだ
本体は佩いているが抜刀することはない
戦うときは錬成カミヤドリの一振りか
脇差静柄(抜かない/鞘が超硬質)や茶室刀を使うぞ
正面きっての勝負が好みだが、試合ではないからな
乱舞させた複製刀で撹乱、目や足を斬り付け隙ができたところを死角から貫く、束にしたものを周囲で高速回転させ近付いてきた者から殴りつける
相手の頭上や後ろに密かに回り込ませた複製刀で奇襲、残像やフェイントで目眩まし背後から斬る、なんて手を使う
まあ最後は大体直接斬るがな
それと外来語が苦手だ
氏名や猟兵用語以外は大体平仮名表記になってしまうらしい
なうでやんぐな最近の文化も勉強中だ
ミルディア・ディスティン(サポート)
「サポート?請われれば頑張るのにゃ!」
UDCでメカニックして生計を立ててるのにゃ。
『俺が傭兵で出撃して少し足しにしてるがな?』
※自己催眠でお人好しで好戦的な男性人格に切り替わりますがデータは変わりません。
ユーベルコードはシナリオで必要としたものをどれでも使用します。
痛いことに対する忌避感はかなり低く、また痛みに性的興奮を覚えるタイプなので、命に関わらなければ積極的に行動します。
公序良俗は理解しており、他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。むしろ積極的に助ける方です。
記載の無い箇所はお任せします。よろしくおねがいします。
天宮院・雪斗(サポート)
『なせば大抵なんとかなる』
妖狐の陰陽師×ビーストマスター、8歳の男の子です。
普段の口調は「子供(ぼく、相手の名前+ちゃん、年上名前+お兄(姉)ちゃん、、おじ(ば)ちゃん等。だね、だよ、だよね、なのかな? )」、怒った時は「子供(ぼく、呼び捨て、だね、だよ、だよね、なのかな? )」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。甘えん坊で、頭撫でられるの好き、お姉ちゃんたちに甘えるのも好き。あとはおまかせ(アドリブ・行動OK)です。おねがいします!
アウル・トールフォレスト(サポート)
(基本好きにお任せします)
「今日はどんなところに行けるのかな?」
楽観的で感情豊か、夢見る乙女な性格の少女
年相応に無邪気であり、根本が人でない故に残酷
神出鬼没に出現し、気まぐれに歩き回り、楽しげに爪を振るう
猟兵の役割は理解し依頼も一応遵守しようとするが、それはそれとして楽しそう、面白そうで物事を判断し、それを優先して行動する
バイオモンスターの特徴として、肉体は植物の性質を持つ
戦闘では怪力の発揮や身体の巨大化、鋭い爪での引き裂き、捕食等の野性味溢れる攻撃スタイル
理力の扱いも得意で、体表で自生する蔓や苔植物を操り、防御や隠密に罠等サポートも行わせる
アス・ブリューゲルト(サポート)
「手が足りないなら、力を貸すぞ……」
いつもクールに、事件に参加する流れになります。
戦いや判定では、POWメインで、状況に応じてSPDの方がクリアしやすいと判断したら、そちらを使用します。
「隙を見せるとは……そこだ!」
UCも状況によって、使いやすいものを使う形です。
主に銃撃UCやヴァリアブル~を使う雰囲気です。剣術は相手が幽霊っぽい相手に使います。
他人の事は気にしない素振りを見せますが、基本、不器用なので、どう接したらいいのかわからない感じです。
ですが、合せるところは合せたり、守ってあげたりしています。
特に女性は家族の事もあり、守ってあげたい意欲が高いです。
※アドリブ・絡み大歓迎、18禁NG。
コノカ・ハギリガワ(サポート)
『やるわ。私に任せなさい!』
サイボーグの鎧装騎兵×戦巫女、18歳の女です。
普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」
出身世界:スペースシップワールド
性格:勇敢
戦場では積極的に前線に切り込み、敵の注意や攻撃を引き受けます
・戦闘
勇翠の薙刀を主に使って戦います
また、エメラルドアームから発生させた障壁で仲間を庇います
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
ラヴィラヴァ・ラヴォラヴェ(サポート)
基本的には料理をして自分含め、皆をお腹いっぱいにする事ばかり考えてます。
敵味方自分含めて世界は美味しい食材と考え、それを使って如何に美味しく料理出来るか、に力を入れます。
必要があれば事前に「肉体改造」を自分含めて色々な人に施し、対策を行います。
展開に応じて適切なUCを使用し、敵を倒して食べたり、味方を助けたりします。
終わったら皆に「料理」を振舞い「宴会」と洒落込みます。
最終的にみんなお腹いっぱいならハッピーエンド!
後はお任せ!
アーレ・イーナ(サポート)
サイボーグの戦場傭兵×咎人殺し、20歳の女です。
普段の口調は「ボクっ娘(ボク、~君、~さん、だね、だよ、~かい?)」、敵には「冷酷(私、てめぇ、だ、だな、だろう、なのか?)」です。
ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
●
天使核の暴走によって、浮島が崩壊を続ける中、猟兵達は天馬騎士団と戦っていた。
だが、天馬騎士団も暴走の影響を受けているため、思うように戦う事が出来ず、困っているようだった。
「さて……、状況的には、互いに同じ。このまま何もしなければ、浮島と共に雲海に沈むだけですわ。それなのに、戦いを続けていたのでは、お互いにとってもデメリットしかないと思うのですが……」
ミク・シィナ(漆黒の令嬢・f03233)が、天馬騎士達に視線を送った。
「確かに……そうだな。我々も同じ事を考えていたところだ。まあ、貴様ら程度の雑魚が、幾ら集まったところで、我々の敵ではないがな……」
天馬騎士団の団長と思しき女性が、声を震わせつつ、答えを返した。
この様子では、ここで戦うのは、想定外だったのだろう。
それが焦りとなって、言葉に出ているようだった。
おそらく、天馬騎士達は、本来であれば、すべての役目を終え、浮島から脱出していた頃なのだろう。
もしかすると、『アカツキ』から『命懸けで外敵を駆除しろ!』と命令が下っていてかも知れないが、それは万が一の場合。
普通に考えれば、崩壊を始めた浮島の中を突き進んでいく連中などいないのだから、天馬騎士達も冗談半分に受け止めていた可能性が高かった。
「そのわりには、みんなおびえていますの」
レイカ・ヴァンスタイン(銀光精・f00419)が、挑発混じりに呟きながら、天馬騎士達の顔色を窺った。
「き、貴様! 我らを愚弄するつもりか!」
その事に腹を立てた天馬騎士が、レイカに襲いかかろうとした。
「落ち着け! もう少しの辛抱だ。時を待て!」
団長と思しき天馬騎士が、険しい表情を浮かべて、釘を刺した。
「……という事は、この後何か起こるという事ですの?」
納花・ピンチン(ブギーモンスターの勇者・f31878)が、不思議そうに首を傾げた。
言われてみれば、先程よりも嵐の勢いが衰え、暴走の影響を受けづらくなっているようだ。
おそらく、この場所は台風の目と同じような状態になり始めているのだろう。
「貴様等には、知る必要のない事だ。もう諦めろ。既に儀式も終わっている! つまり、我々の価値だ!」
団長と思しき天馬騎士が、勝ち誇った様子で高笑いを響かせた。
「それは試してみないと分からないと思いますが……」
チル・スケイル(氷鱗・f27327)が、落ち着いた様子で答えを返した。
その途端、嵐が止んだ。
それまで、荒れ狂っていたのが、ウソだったのではないかと思ってしまう程、突然に……。
「試してみる……だと!? 無駄だ! もう儀式は終わっている!」
煌びやかな鎧を纏った天馬騎士が、猟兵達を見下すようにして言い放った。
しかし、その言葉に反して、浮島は雲海に沈んでいない。
それがすべての答えであり、真実であった。
「その言葉が偽りでないのなら、貴女達が邪魔をする必要なんてないと思いますが……」
そんな空気を察したリズ・ルシーズ(Re-Z・f11009)が、天馬騎士達に言い放った。
「いや、まあ……それはアレだ。とにかく、もう手遅れだ! 諦めろ!」
赤髪の天馬騎士が激しく動揺した様子で、逆ギレした。
この様子では、図星だったのだろう。
それを必死に誤魔化そうとしているが、泥沼にハマッて、笑いながら仲間達を引きずり込んでいるような状況に陥っていた。
そのため、他の天馬騎士がイラついた様子で、『とにかく、黙れ!』、『もう何も言うな』、『無理なら死ね!』とばかりに圧を掛けていた。
「あ、あの……せめて話し合うだけでも……」
マルコ・ガブリエル(焼肉天使・f09505)が、困った様子で汗を流した。
本音を言えば、穏便に済ませたいところだが、ここまでバチバチと火花が散っているような状況で、和解は不可能。
何かがキッカケになって、大乱戦になってもおかしくないため、鉄骨渡りをしているような気持ちになった。
「みんな、お腹が減って、イライラしているのかな?」
ラヴィラヴァ・ラヴォラヴェ(ハラペコかわいいコックさん(可食・高栄養・美味)・f31483)が仲間達を見つめ、何となく答えを出した。
きっと、美味しい料理を食べれば、みんな幸せ。
みんなが、お腹いっぱいになれば、戦う気持ちも失せるはず。
「水心子真峰、推参」
そんな中、颯爽と現れたのは、水心子・真峰(ヤドリガミの剣豪・f05970)であった。
真峰は天馬騎士達の前に陣取り、真っ直ぐ彼女達の顔を見た。
「うぐ……」
その途端、天馬騎士達がランスを構えたまま、警戒した様子で間合いを取った。
迂闊に突っ込めば……、やられる。
その事を本能的に理解してしまう程、真峰の闘気は鋭く、無駄がなかった。
「手が足りないなら、力を貸すぞ……」
その流れに乗るようにして、アス・ブリューゲルト(蒼銀の騎士・f13168)が真峰の横に立ち、天馬騎士達をジロリと睨んだ。
数だけで言えば、圧倒的に、こちらが不利。
だが、天馬騎士達の間に、少なからず動揺が走っているため、何とかなりそうな感じであった。
「……大丈夫、私に任せなさい!」
コノカ・ハギリガワ(勇を示す翠・f06389)も戦いに加勢し、躊躇う事無く言い放った。
例え、相手が数百……いや、数千であっても、関係ない。
自分を信じてくれる仲間がいれば、何ひとつ怖いものなど存在しなかった。
故に、迷いはない。
自らの発した言葉を思い返して、後悔する事もない。
「とりあえず、みんな纏めて倒しちゃえばいいんだよね?」
アウル・トールフォレスト(高き森の怪物・f16860)が、天馬騎士達を品定めするようにして、含みのある笑みを浮かべた。
「そんな事、出来る訳が!」
その言葉に寒気を感じつつ、顔に傷のある天馬騎士が反論しようとした。
だが、その気持ちに反して、身体は震え、アウルを直視する事が出来なくなっていた。
「……と言うか、この状況でいまさら逃げるって事もないだろ」
アーレ・イーナ(機械化歩兵・f17281)が、天馬騎士団に対して冷たい視線を送った。
それだけで、天馬騎士達の中には、死を覚悟した者もいたが、敢えて口には出さず、ゴクリと音を立てて飲み込んだ。
「それじゃ、サポート頑張るにゃ!」
ミルディア・ディスティン(人間のシャーマン・f04581)が、自分自身に気合を入れた。
例え、集中攻撃を受けても、ドンと来い!
むしろ、ボッコボコにされても、興奮するタイプなので、何も怖いモノはなかった。
天馬騎士達も違う意味で、ただならぬ気配を感じたのか、ドン引きしているようだった。
「まあ、何とかなる……かな」
そんな中、天宮院・雪斗(妖狐の陰陽師・f00482)が、軽く流した。
状況的には最悪かも知れないが、ここにいる仲間達と一緒なら、何とかなりそうな感じであった。
「ええいっ、怯むな! ここで一気にカタをつける!」
その事に危機感を覚えた団長と思しき天馬騎士が、部下の天馬騎士達に指示を出した。
その指示に従って天馬騎士達が一斉に盾を構え、荒れ狂う突風を放出した。
だが、天馬騎士達の中には、その不可に耐え切れず、悲鳴を上げて息絶える者もいた。
それが恐怖となって伝染し、攻撃を躊躇う天馬騎士も現れた。
「こうなった以上、わたくしも全力で皆様をサポートします」
その隙をつくようにして、マルコが【天使の希望(コール・オブ・エンジェル)】で仲間達に声援を送り、戦闘力を増強した。
天馬騎士達にも戦わなければいけない事情があるのかも知れないが、それはこちらも同じ事。
それに、どんな理由があったとしても、浮島を沈めていい理由にはならなかった。
「あなた方のじつりょくは、こんなものですの? まだまだやれますの、頑張ってですの」
それに合わせて、レイカが【潜竜天翔(センリュウテンショウ)】を発動させ、挑発めいた声援を響かせ、仲間達に戦闘力を増強した。
「いい声で鳴いてな~!」
その気持ちに応えるようにして、ピンチンが【めっさ・こちょばい(トルソ・キラー)】を発動させ、近くにいた天馬騎士の四肢と首の付け根を囲む点線を付与した。
次の瞬間、周囲の万物が、その点線めがけて、一斉にくすぐりを開始した。
「えっ? 何っ! 何よ、これ! あは、あはははははははははは!」
その途端、くすぐり攻撃を受けた天馬騎士が、まるで壊れた人形の如く笑い声を響かせた。
だが、どんなに暴れても、くすぐり攻撃から逃れる事が出来ず、天馬騎士の笑い声が辺りに響いた。
最初は『こんな事をして、何の意味があるんだ?』と思っていた天馬騎士も、仲間の壊れっぷりにドン引きしたのか、『う、うわ……』とばかりに表情を険しくさせ、色々な意味で警戒心をあらわにした。
「何をボサッとしているんだ! 騎乗突撃形態をとれ!」
団長と思しき天馬騎士が、ランスを構え直し、一斉に特攻を仕掛けてきた。
「まさか、この状況で、ここまで単純な攻撃を仕掛けてくるとは……そこだ!」
すぐさま、アスがブルーブラスター(二丁の銃)を発動させ、イーグルショットで弾丸を放ち、先頭にいた天馬騎士の眉間を撃ち抜いた。
天馬騎士は一瞬自分の身に何が起こったのか分からず、激しく目を泳がせていたが、視界が漆黒の闇に包まれたのと同時に、すべてを理解したのか、崩れ落ちるようにして息絶えた。
「一体、何処を見ているのですか?」
続いて、ミクが【漆黒の瞳(シッコクノヒトミ)】を発動させ、眼力で樹や岩を掴み、天馬騎士にブチ当てた。
「クッ……!」
即座に、天馬騎士が身構えたものの、嵐の如く荒れ狂う中で、ミクが操る物を特定する事が出来なかった。
「てめぇらには、これがお似合いだ」
それに合わせて、アーレが【ヴァリアブル・ウェポン】を仕掛け、内蔵兵器で天馬騎士達を撃ち抜いた。
それでも、天馬騎士達は気合と根性で、銃弾の雨の中を突き進もうとしたが、身体の方が先に悲鳴を上げ、天馬もろとも落下した。
「……刻み断つわ」
その間に、コノカが勇翠の薙刀を握り締め、【翠刃閃・自在(フォトンスラスト・ヴァリエイション)】で翠色の光の斬撃を放って、天馬騎士を斬り捨てた。
「うおおおおおおおおおおおおお!」
それを目の当たりにした天馬騎士が、半ばヤケになりつつ、特攻を仕掛けてきた。
すぐさま、コノカがエメラルドアームから障壁を発生させ、ギリギリのところでランスの攻撃を防いだ。
「嗚呼、世界はかくも美味しいのか! さぁどうぞ召し上がれ♪」
そんな中、ラヴィラヴァが【膨張せし肉肉しい宇宙(ラ・エトワール・デ・ラ・ヴィアンド)】を発動させ、無限に巨大化する宇宙牛(可食・高栄養)に変身し、美味しいニオイを漂わせた。
「こんなモノが美味い訳が……」
そのニオイに釣られた天馬騎士が、一口ガブリッ!
その途端、天馬騎士が瞳をランランと輝かせ、頬袋を作る勢いで貪り始めた。
同じように天馬も、歯を剥き出しにして、両目をギラギラ輝かせ、何かに取り憑かれた様子で貪った。
この時点でヤバイ爆発ではあるものの、みんなハッピー、夢世界とばかりに幸せオーラが漂っていた。
「さて、真剣勝負といこうか」
一方、真峰は天馬騎士達の逃げ道を塞ぐようにして、【錬成カミヤドリ】を発動させ、太刀を無数に複製し、それを乱舞させて攪乱した。
「ええい、ふざけた真似を!」
短髪の天馬騎士が苛立ちを隠せない様子でランスを構え、後先考えず怒りの感情に身を任せて、勢いよく突っ込んできた。
「……」
それを迎え撃つようにして、真峰が無数の太刀を操り、短髪の天馬騎士を切り刻んだ。
「クッ……!」
即座に、短髪の天馬騎士がランスを振り回し、無数の太刀を振り払おうとした。
だが、無数の太刀が生き物の如く舞い踊り、目や足を斬りつけた。
そのため、短髪の天馬騎士は真峰に傷ひとつつける事が出来ぬまま、天馬と共に落下した。
「ちょーっとだけ、カタチを変えるよ」
その間に、アウルが【新緑、始まりの息吹を此処に(シフトフォーム・ビギニングフワワ)】を発動させ、青い瞳を不気味に輝かせながら、獣化形態に変身し、爆発的に増大したスピードで一気に距離を縮めると、顔に傷のある天馬騎士の身体を斬り裂いた。
「んな!?」
次の瞬間、顔に傷のある天馬騎士が悲鳴にも似た声を上げ、口から血の泡を吐きながら、天馬と共に落下した。
「それじゃ、行ってみよー!」
続いて、仲佐・衣吹(多重人格者のマジックナイト・f02831)が、【オルタナティブ・ダブル】を発動させ、もうひとりの自分(ベスト)を出現させた。
「わ、私は幻を見ているのか!?」
その途端、金髪の天馬騎士が、信じられない様子で、衣吹とベストを交互に見た。
一体、何が起こったのか理解していないらしく、どちらかが幻だと思い込んでいるらしい。
「ほらほら、本物はこっちだよー」
そんな空気を察したベストが、金髪の天馬騎士をからかうようにして、ルーンソードを振り下ろした。
「ほ、本物はこっちかー!」
すぐさま、金髪の天馬騎士がベストに攻撃を仕掛けたものの、それを嘲笑うかのようにして入れ替わり、背後からバッサリと斬りつけた。
「うぐぐ……」
そのため、金髪の天馬騎士は親の仇の如く、ベストを狙って攻撃を仕掛けていったが、どちらも同じに見えるため、見分けがつかなくなっていた。
「ぼくだって負けないよ」
それと同時に、雪斗が【ライオンライド】で黄金のライオンを召喚し、勢いよく飛び乗った。
それに合わせて、黄金のライオンが空を飛ぶ勢いで、地面を蹴りつけ、容赦なく天馬に食らいついた。
「ヒィヒィーン!」
その一撃を食らった天馬がパニックに陥り、騎士を乗せたまま落下し、クルクルと回転しながら、岩に激突して息絶えた。
「どんどん、行くにゃ」
そんな中、ミルディアが【プログラムド・ジェノサイド】を発動させ、予め脳にプログラムしていた連続攻撃で天馬騎士達を蹴散らしていった。
「この程度の攻撃で、私達が屈すると思ったら、大間違いだ!」
それでも、天馬騎士達は怯む事なく、ミルディアに反撃を仕掛けていった。
だが、痛みに性的興奮を覚えるミルディアにとっては、単なる御褒美。
むしろ、もっとと言わんばかりに迫っていき、天馬騎士達を返り討ちにしていった。
「……『レコードスキャン、バックアップ復元、再展開』……Re-A、任せるよ!」
次の瞬間、リズが【Re-Incarnate(リーンカーネイト)】を発動させ、生命維持装置に宿る補助人格『Re-A』を召喚し、自分自身を操らせた。
(……ん? コイツ、さっきと動きが……)
その事に危機感を覚えた赤髪の天馬騎士が、警戒した様子で間合いを取った。
(……踊ろうか)
チルが【氷術・踊(アイスダンス)】で両手両足に杖を装着し、華麗に魔法弾を乱れ打った。
「そんな攻撃……ぐわあああああああああ!」
即座に、天馬騎士が受け身を取ったものの、魔法弾を防ぐ事が出来ず、天馬もろとも浮島に落下した。
成功
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オメガ・カストゥール
こいつらか!!
この島を荒らす連中は!!
依頼だからとかいう問題ではない!
島が減れば、待機する場所も減る。餌場も減る。
だから、抑えさせてもらう。
貴様らの同類にはさせん!!
だから、ここで消えろ!!
集団が周りに散っているが故に、個別に対処する。
「貴様ら、炎が直線だけ通ると思ったか」
指向性のある炎を周囲にばら撒いて、敵のみを燃焼させる。
燃えれば、敵の対処も遅くなるだろうから、そうしたら、1体ずつ【空中戦】【空中起動】しながらの捕食で喰う。
アドリブ歓迎
●
「グルルルルル(こいつらか!! この島を荒らす連中は!! 依頼だからとかいう問題ではない! 島が減れば、待機する場所も減る。餌場も減る。だから、抑えさせてもらう。貴様らの同類にはさせん!! だから、ここで消えろ!!)」
一方、オメガ・カストゥール(火焔竜にして、竜神王・f34605)は、別の方向から攻め込み、天馬騎士達を蹴散らしていた。
どうやら、天馬騎士達は天使核を囲むようにして、東西南北に陣取っているらしく、あちこちで戦いが始まっているようだった。
それと時を同じくして、浮島の暴走にも変化が起きており、天使核の周辺だけ暴走の影響を受けなくなっているようだ。
「ええいっ! 怯むな! 殺せ! 殺せ!」
天馬騎士団の団長と思しき女性が、吠えるようにして叫び声を響かせた。
だが、天馬騎士達は完全に怯えており、攻撃を仕掛ける事さえ躊躇っているようだった。
「うう……う……うおおおおおおおおおおおおおおお!」
それでも、団長の命令は絶対なのか、心の生じた迷いを振り払うようにして、次々とオメガに突っ込んできた。
しかし、それは単なる自殺行為。
恐怖で押し潰されそうな気持ちを、気合と根性で奮い立たせたところで、奇跡が起こるほど、世の中甘くはない。
「グルルルアァアッ!!(燃えてしまえ!!)」
すぐさま、オメガが【ファイアーブレスⅡ(ファイアブレス・パートツー)】を仕掛け、大火炎の吐息(ファイアーブレス)を放ち、超高熱の火炎で天馬騎士達を消し炭に変えた。
「ば、馬鹿なっ! まさか、こんなにも呆気なく……。だが、まだだっ! 最後の一人になっても、我らの心が折れぬ限り、絶対に負けはない! いくぞ、お前達! 我らの恐ろしさを思い知らせてやれ!」
その事に腹を立てた天馬騎士団の団長が、天馬騎士達を引き連れ、風を切るようにして一斉に特攻を仕掛けてきた。
「グオオオォォォン!(よほど儀式を邪魔されたくないようだな。だが、ここで足止めを食らって、浮島が沈んでしまったのでは、笑い話にもならない。ここは先に進ませてもらう……!)」
それを迎え撃つようにして、オメガが再び【ファイアーブレスⅡ(ファイアブレス・パートツー)】を仕掛け、天馬騎士団を消し炭に変え、天使核を目指して突き進むのであった。
大成功
🔵🔵🔵
第3章 ボス戦
『グリフォンナイト』
|
POW : グリフォンスパイク
自身の【グリフォン】が捕食した対象のユーベルコードをコピーし、レベル秒後まで、[グリフォン]から何度でも発動できる。
SPD : 鷲獅子の主
【グリフォン】を操縦中、自身と[グリフォン]は地形からの激突ダメージを受けず、攻撃時に敵のあらゆる防護を無視する。
WIZ : ソニックグレイヴ
【グレイヴ】から【衝撃波】を放ち、【全身に走る痺れ】により対象の動きを一時的に封じる。
イラスト:シャル
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠山田・二十五郎」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
亞東・霧亥
【UC】
数多の分身で攻撃時に的を絞らせない。
分身は盾にするわけだが実体のあるものではないし、物理的な盾には該当しないと思う。
攻撃時の隙を突いて【暗殺】の技術と【グラップル】を用いて、グリフォンの機動力を削ぐ【部位破壊】を試みる。
また、瞬間的に【集中力】を高める事で、より正確にグリフォンナイトの鎧を【解体】する。
1人でやれる事なんてたかが知れてるからな、後は任せたぜ。
※アドリブ・共闘歓迎
●
「……ようやく会う事が出来たな」
亞東・霧亥(夢幻の剣誓・f05789)は単身で、浮島の中心部にやってきた。
そこには、今にも弾け飛びそうな勢いで、膨れ上がっていた天使核があり、原型を留めていない程、歪な姿になっていた。
「まさか、あれだけ数の天馬騎士を相手にして、無傷とは……。それとも、ただ単に運が良かっただけか。まあ、いい。ここで死ねば、同じ事」
アカツキが霧亥に背を向けたまま、深い溜息を洩らした。
どうやら、少なからず動揺しているようである。
だが、それ以上に怒りと苛立ちで、全身が小刻みに震え、今にも暴れ出しそうな勢いで、我を失いそうになっていた。
それでも、冷静でいなければ、儀式に支障が出てしまうのか、必死に落ち着こうとしているようだった。
「さあ、始めようか。そして、後悔するがいい。無謀にも、たったひとりで私に戦いを挑んだ事を……!」
その気持ちを抑え込むようにしながら、アカツキがグレイヴを握り締め、傍にいたグリフォンに飛び乗った。
それと同時に、グリフォンが勢いよく飛び上がり、霧亥に狙いを定めるようにして、怪しく瞳を輝かせた。
その間も、天使核からは不気味な音が響いており、それがまるで悲鳴のように聞こえていた。
「何処を見ている」
すぐさま、霧亥が【分身の術(ブンシンノジュツ)】を発動させ、敵の目を眩ます外套を纏い、殺意が宿る複数の残像を放射した。
「一体、何を言っている。いるじゃないか、目の前……に」
その帰途に気づかぬまま、アカツキが霧亥の残像を睨みつけた。
次の瞬間、目の前の残像が、それまで漂っていた殺意と共に、跡形もなく消え失せた。
「……俺はここだ」
その間に、霧亥が高速移動でアカツキの背後に回り込み、暗殺の技術とグラップルを用いて、グリフォンを斬りつけた。
その拍子にアカツキがバランスを崩し、転がるようにして地面に落ちた。
大成功
🔵🔵🔵
七詩野・兵衛(サポート)
『アルダワ魔法学園応援団『轟嵐会』団長 七詩野兵衛である!』
アドリブや他の猟兵との連携と絡みは歓迎だ。
多少の怪我は厭わず積極的に行動する。
よほどの事情でやらなければいけない時以外は、
他の猟兵に迷惑をかける行為や、公序良俗に反する行動はしないぞ。
戦闘は応援団としてバーバリアンの力強さと、
スカイダンサーの身のこなしを駆使して応援するのだ。
我輩の「ダンス」と「パフォーマンス」で皆を「鼓舞」するのだッ!
応援する相手がいなければ仕方ない、自分で戦闘する。
後はおまかせだ。よろしくおねがいしよう!
グロリア・グルッグ(サポート)
目標を確認。破壊します。
私という騎兵が現れた以上、もう逃げられませんよ。
観念するか抵抗するか、どちらにせよ覚悟を決めなさい。
量産型キャバリア改を操縦して戦闘。
レギオンを召喚してボスを攻撃させます。
電脳魔術によるハッキングで機体性能を底上げしているので、熟練の兵士のように上手くやってくれるでしょう。
レギオンで猛攻しつつ私は後方からミサイルを発射してボスを爆撃します。
ミサイルにも電脳魔術でハッキングをし、超高精度な誘導弾として自由自在に操ってみせましょう。
レギオン諸共爆破するのも普通にやりますよ。
空からはミサイル、地にはレギオン。
逃げ場のない戦場を作り出し敵を蹂躙してやりましょう。
紫野崎・結名(サポート)
音は、こころ。こころは、ちから。
今はたぶん、この音が合ってる…と思うから
音によるサポート、妨害、撹乱が好み
攻撃や運動は苦手、特に腕力はほとんど無いです
なので、キーボードも肩にかけます
ピンチは黒い天使、歩くのはセブンリーグブーツ、Float on soundをふわっと浮かべてキーボードを演奏
キーボードはスマホとつないで音源を自由に設定変更できるよ
動物の鳴き声にしたり、管楽器の音にしたり、弦楽器の音にしたり
食は細くてすぐお腹いっぱい
そして人見知り気味
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません
また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません
●
「アカツキ様のため、ここで敵を食い止めるぞ!」
一方、その頃。
天馬騎士団は生き残った団員達を集め、猟兵達の足止めに全力を注いでいた。
「何か勘違いをしているようでいが、私という騎兵が現れた以上、あなた達に勝ち目はありませんよ。観念するか抵抗するか、どちらにせよ覚悟を決めなさい」
グロリア・グルッグ(電脳ハッカー・f00603)が量産型キャバリア改『ニトロパルス』に騎乗したまま、天馬騎士団に対して警告をした。
数では天馬騎士団の方が勝っているものの、戦力的に決して劣っている訳ではない。
「クククククッ……、勝ち目がないか。随分と自分の力を過信しているようだなァ! だが、我らは死を恐れぬ! 例え、私が死のうとも。ここにいる同志が、必ず仇を取ってくれるのだから!」
銀髪の天馬騎士が何かに取り憑かれた様子で、不気味な笑みを浮かべた。
この様子では、その言葉に嘘偽りはないのだろう。
例え、ここで散ったとしても、一人でも多くの敵を倒す事さえ出来れば、本望。
最悪、儀式が終わるまでの間、敵の足止めさえ出来ればいいと思っているため、まったく迷いがないようだった。
「その程度の気合で、俺を止められると思ったら、大間違いだっ! まっすぐ前を見ているつもりのようだが、心に迷いがあるじゃないかっ! その時点で勝負は決まっている!」
七詩野・兵衛(空を舞う熱血応援団長・f08445)が躊躇う事無く、キッパリと言い放った。
「ふざけた事を言うな!」
特徴的な兜を被った天馬騎士が、動揺した様子で、激しく声を震わせた。
この様子では、怖くて仕方がないのだろう。
本音を言えば逃げ出したいものの、別の事を考える事で、必死に抑え込んでいるような印象を受けた。
おそらく、天馬騎士達全員が、捨て身の特攻をしようと考えている訳では無いのだろう。
それが手に取るように分かるほど、動揺しているような印象を受けた。
(……音は、こころ。こころは、ちから。今はたぶん、この音が合ってる……)
そんな中、紫野崎・結名(歪な純白・f19420)が自らの気持ちを落ち着かせるようにして、肩に掛けたキーボードを奏でた。
「お前も私を馬鹿にするのか!」
特徴的な兜を被った天馬騎士が苛立ちを隠せない様子で、自らの盾から荒れ狂う突風を放出した。
「べ、別に、そんなつもりは……」
その途端、結名がバランスを崩し、ぺたんと尻餅をついた。
その拍子に、薄っすら涙が浮かんだものの、このまま何もしない訳には行かなかった。
そのため、天馬騎士の攻撃から逃れるようにして岩陰に隠れ、【なんとなく行う即興の演奏(ナントナクオコナウソッキョウノエンソウ)】を響かせ、仲間達の戦闘力を増強した。
「いくぞ、お前達! 我らの強さを見せつけてやれ!」
その間に、リーダーと思しき天馬騎士が、仲間達を嗾けるようにして、一斉に特攻を仕掛けてきた。
「いくら数が多くても、これでは話になりませんね」
すぐさま、グロリアが【電脳召喚 重装機甲師団(サイバーレギオン・ヘビーアームズ)】で100体の重装甲人型機械兵器を召喚した。
グロリアによって召喚された重装甲人型機械兵器達は、次々と天馬騎士達に攻撃を仕掛けていった。
それに合わせて、後方に陣取ったグロリアがミサイルを発射し、天馬騎士達を撃ち落としていった。
「負けてたまるかァ!」
その事に危機感を覚えた銀髪の天馬騎士が、半ばヤケになりつつ、重装甲人型機械兵器に特攻を仕掛けていった。
だが、重装甲人型機械兵器達は電脳魔術によるハッキングで機体性能を底上げされているだけでなく、天馬騎士達の各種情報を全機で共有しつつ行動パターンを覚えているため、まるで未来を視てきたような勢いで、銀髪の天馬騎士の特攻を軽やかに避けていった。
「ええい! 小賢しい奴等め! 私が直接引導を渡してやろう!」
次の瞬間、銀色に輝く鎧を纏った天馬騎士が、ランスを構え直して、騎乗突撃形態を取り、覚悟を決めた様子で突っ込んできた。
「これが気合だああああああああああああああああ!」
それを迎え撃つようにして、兵衛が吠えるように叫びながら、【グラウンドブレイカー】を仕掛け、単純で重い拳の一撃を天馬騎士に叩きつけた。
「うぐ……ぐはっ!」
その一撃を食らった天馬騎士が血反吐を吐き、クルクルと回るようにして地に落ちた。
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
オメガ・カストゥール
「貴様がこの島を鎮めようとする黒幕だな?」
この島にある資源諸共鎮めようとする屍人に、この島は渡さん。
こうなれば、恐るべき力を身に振るおうではないか。
九頭竜(ヒュドラ)…恐るべき力を持った竜神だ。
コレに勝てるのは、神の力を持つもののみだ!
貴様にはそれがない!
9つの頭から毒のブレスやファイアーブレスを吐いて楯鱗する。
「貴様には、直接攻撃しないとな」
グリフォンナイトには9つの頭が直接襲う。
無理と判断したら、ブレス吐く。
●
「ええいっ! 次から次へと小賢しい! 一体、天馬騎士団は、何をしているんだ!」
アカツキにとって、予定外だったのは、猟兵達の邪魔が入った事だった。
それでも、天馬騎士団さえいれば、儀式が邪魔される事もなかった……はずだった。
だが、天馬騎士達を蹴散らし、ここまで来る者達がいた。
それはアカツキにとって、予想外であり、予定外の事でもあった。
「貴様がこの島を鎮めようとする黒幕だな?」
オメガ・カストゥール(火焔竜にして、竜神王・f34605)が、アカツキを睨みつけた。
それだけで、アカツキは死を覚悟した。
故に、ここでオメガを倒さなければ、命を落とすのは、自分自身。
そう確信してしまう程の絶望感が、アカツキの身体を包み込んでいた。
「だとしたら、どうする……?」
そんな気持ちを飲み込むようにして、アカツキが答えを返し、グレイヴを構えた。
気持ちだけでも強く持たねば、その時点で勝ち目はない。
既に、勝利のビジョンが見えなくなっているのか、心をへし折る勢いで、不安に襲われているようだ。
「この島にある資源諸共鎮めようとする屍人に、この島は渡さん」
しかも、オメガに全く隙ない。
それどころか、まわりの空気を一変しそうな勢いで、オメガの闘争心が膨らんだ。
「今さら何をしたところで、手遅れだ! 既に儀式は終わっている。後は滅びを待つのみだ!」
アカツキが勝ち誇った様子で、不気味な笑みを浮かべた。
実際には、まだ儀式の途中。
最後の仕上げが終わっていないものの、それを口には出せなかった。
「ならば、我も本気を出すとしよう」
次の瞬間、オメガが【九頭竜変化(ヒュドラチェンジ)】で、ヒュドラに変形した。
「……見掛け倒しだな」
その気迫に圧倒されながら、アカツキが必要以上に強がった。
そうしなければ、あっと言う間に、心が折れてしまう程のプレッシャー。
おそらく、アカツキでなければ、オメガの姿を見ただけで、憤死である。
それ故に、グレイヴを構え、最後の決着をつける覚悟を決めた。
「コレに勝てるのは、神の力を持つもののみだ! 貴様にはそれがない!」
オメガが九つの首を揺らしながら、キッパリと断言をした。
「み、認めん! 認める訳には行かないんだああああああ!」
アカツキが捨て身の覚悟で、特攻を仕掛けてきた。
この状況で後先の事まで、考えている場合では無い。
とにかく、ここで決着をつけなければ、すべてが無に帰してしまう。
その思いがグレイヴに集中し、アカツキに希望を与えていた。
「これで終わりだ、塵と消えよ!」
その思いを消し去る勢いで、オメガが超特大かつ最大級のブレスを吐いた。
「そんなモノで、私が止められると思ったら、大間違いダァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!」
そのため、アカツキは骨のカケラひとつ残さず、この世から姿を消した。
それと同時に、天使核の暴走も次第に収まっていき、オメガを祝福するようにして、雲の隙間から光が差すのであった。
大成功
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