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彩る花火に心を乗せて

#カクリヨファンタズム #お祭り2021 #夏休み #花火でメッセージを伝えられます #屋台があります

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#夏休み
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●彩る花火に心を乗せて
「カクリヨファンタズムの水着コンテスト、大成功だったね! みんながとても楽しんでいるのが伝わって来たよ! 勿論、私も!」
 フィーナ・ルリス(陽だまり・f04597)は、にっこりと笑う。
「それでね、水着コンテストの会場になったビーチで花火大会が開催される事になったんだよ!」
 花火は妖怪親分の皆が用意してくれた事。
 一緒に花火と打ち上がると、一緒に打ちあがった人の望む姿に変わる事。
 妖怪花火の中、空中散歩を楽しむ事が出来る事。
 ゆっくりと花火を楽しむ事が出来る事。
 ビーチでは、かき氷や綿飴、焼きそばにたこ焼き等、屋台が出ているので屋台の料理を楽しみつつ、花火を楽しむ事も可能だという事。
 これらの事を伝える。
「んー、まあ、一緒に打ちあがって好きな花火を咲かす事も出来るけど、それは常識的な範囲でね? あ、でも、普段伝えられない気持ちを花火で伝えるのも素敵かもしれないね! 一つの花火で伝えても良いし、短い文字でもいけるかもしれないね。空中散歩は、花火の中を歩くって新鮮だよね。安全だから、安心してね! 浜辺で花火をのびのびと楽しむのも良いよね! 屋台も出ているから、好きな物を買って食べながら……というのも良いんじゃないかな? 色々な楽しみ方が出来そうだね!」
 フィーナはとても楽しそうに笑う。
「私も、この花火大会、とっても楽しみなんだ! だから、みんなも思い出に残る素敵な一日になると良いね!」


白鳥美鳥
 白鳥美鳥です。水着コンテスト、大盛況でしたね! 今回は会場で花火大会が行われるという事で……ここは思いっ切り楽しみましょう! 普段はカクリヨ担当はリシアなのですが、お祭りなのでフィーナでのご案内となっています。

●出来る事●
 花火の打ち上げで一緒に打ちあがると、望んだ姿の花火を咲かせる事が出来ます。(姿は常識的な範囲で。人の顔とか短い文章も可能です。相応しくないと判断した場合は、流しますので宜しくお願いします)
 花火の中、空中散歩が出来ます。
 のんびりと浜辺で花火を楽しむ事が出来ます。
 屋台も出ていますので、屋台でありそうなものでしたら購入して食べる事も可能です。
 全部やりたい、幾つかやりたいというのも歓迎です。プレイングに入る限り、お好きにどうぞ!
 また、お声をかけて頂ければ、フィーナもご一緒させて頂きます。

 リプレイは細目にお返し出来ればと思っていますが、再送をお願いする事もあるかもしれません。マスターページとTwitterの方のチェックも宜しくお願い致します。

 楽しい一時になりますように。プレイング、お待ちしております。
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第1章 日常 『猟兵達の夏休み2021』

POW   :    妖怪花火で空へGO!

SPD   :    妖怪花火の上で空中散歩

WIZ   :    静かに花火を楽しもう

👑11
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種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

エミーリア・ソイニンヴァーラ
【砥塚家】で参加

花火が見たい♪
そんな思い付きで、夫の英明さんと、義娘のユスミちゃんを連れて、浴衣をわふわふ着込んで、妖怪花火を見に来ました!
でも、花火の上を歩いて空中散歩とか………落ちたらどうしよう?(汗)
花火を『見に』来たつもりでしたが、まさか『歩ける』とは…
ユスミちゃん、歩いてみる?
ユスミちゃんが行くのでしたら、わたしも頑張って、ユスミちゃんの後を、ついて逝くですっ!!(涙目&ぷるぷる震え…)

だって怖いじゃないですか足がすくむじゃないですかわふーっ!!(滂沱)

娘にみっともないトコを見せてしまった気が…
でも、笑ってくれたのなら、OKですっ♪


ユスミ・アルカネン
【砥塚家】で参加。アドリブ歓迎。
英明パパとエミーリアママと一緒…、ユカタ…? をママに着せて貰いました…。

花火? 打ち上げ花火を見に行くの?
…うん、打ち上げ花火は聞いたことある。昔、…昔のパパに見せてもらったことあるよ…。

花火って乗れるの? パパは乗るの?
ママは、なんだか乗りたくなさそう…。(くすくす)
…だからね、下から見る…。
だって、花火って見上げる物でしょ…?
……すごいね、すごい大きい。歩いている人も見えるよ。


砥塚・英明
【砥塚家】で参加、アドリブ歓迎
花火が見たいという妻のエミーリアに言われるまま義娘のユスミちゃんと一緒に来た、花火って大きくて綺麗で好き
妻にとっては少し想像していたものとは違った様子
下から見ても十分綺麗だよ、と娘と一緒に微笑みながら、怯える妻の頭を撫でてあげる

花火を眺めて
本当に綺麗だねぇ…上から見たらまた違う景色なのかな?
僕は乗ってみても良かったかなぁ…とつぶやきつつ、せっかく3人で来ているのに勿体ないというのが本心だったり



 砥塚・英明(六天の白日・f02679)、エミーリア・ソイニンヴァーラ(おひさま笑顔♪・f06592)、そして義娘であるユスミ・アルカネン(Trollkvinna av Suomi・f19249)は、親子三人で浴衣を着て花火を見に来ていた。エミーリアの花火を見たいという希望から来たのだが……。
「花火の上を歩いて空中散歩……」
 打ち上げ花火の中を歩けると聞いて、エミーリアの血の気が引く。落ちたらどうしようと思ってしまうのは当然だと思う。……そんな事が不可思議な事が出来るというのはカクリヨファンタズムの妖怪花火だからなのだろうか。
 とはいえ、ユスミは興味があるかもしれない。花火の中を歩けるというのは滅多に無い事だから。
「ユスミちゃん、歩いてみる?」
 エミーリアは、そうユスミに話しかけてみる。しかし、その顔はどう見ても怖いと言っているのがユスミにも分かる。
「……ううん、下から見る……だって、花火って見上げる物でしょ……?」
 それが分かっているからユスミはエミーリアにそう伝えた。打ち上げ花火に乗れるとか、花火の中を歩けるという事自体も不思議に感じてはいるのは確かなのだけれど、怖がる母と一緒に打ち上げ花火の中を歩くより、純粋に楽しく父と母と一緒に打ち上げ花火を楽しむ方がずっと良いし、素敵な時間だと思うから。
 そんな様子を、英明は優しく見守る。英明も花火が好きだ。打ち上げ花火は大きくてそれが良いと思う。
 確かに妖怪花火は変わっているが、妻の予想外という顔と、それでもユスミの意思を尊重したいという顔と、ユスミに下から見上げて見るという言葉に安心している顔も微笑ましい。
「そうだね。ユスミの言う通り、下から見ても十分綺麗だよ」
 ユスミと一緒にエミーリアに優しく微笑み、それに対して嬉しそうに笑う彼女が可愛らしいと思う。
 親子三人でゆっくりと打ち上げ花火を見上げる。
「本当に綺麗だねぇ」
 花火を見上げつつ、英明は上から見る花火もどんなものなのかも気になってしまう。それが出来てしまう場所だからこそ、だからだ。
「……すごいね、すごい大きい。歩いている人も見えるよ」
 花火を楽しみながら、上空では歩いている人もいるので、ユスミは思わず声にしてしまう。
「や、やっぱりユスミちゃんも歩きたいですか?」
「ううん、ここからママと一緒に見る……」
 小さな手がエミーリアの手を握ってきて、ぱっと見るとユスミが嬉しそうに微笑んでいる。彼女が笑顔でいてくれる事がエミーリアは嬉しくて、やっぱり花火を見に来て良かったと改めて思った。
「僕は乗ってみても良かったかなぁ……」
 怖がっているエミーリアには聞こえない様に、英明はぽつりと呟く。打ち上げ花火の音が大きいので声もかき消されているだろう。
(「せっかく3人で来ているのに勿体ないなあ……」)
 変わった体験が出来る打ち上げ花火。それはやっぱり気になるし体験したくなるけれど……。
「綺麗ですね……」
「……うん、大きくて綺麗」
 そう喜ぶエミーリアとユスミを見ていると、これはこれで良かったなと思う英明なのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ニーナ・アーベントロート
ロラン(f04258)と

大きな花火は遠くで眺めるものだと思ってたけど
間近で見たら大迫力だろうねぇ

差し出された手は握り返して
「ほら、行こ」と明るく笑ってみせた

…わぁ、すごい
火と金属の化学反応に妖力が合わさると
こんなに綺麗で不思議な色になるんだ
生まれては消える妖怪花火に視線は釘付け

たーまやー!
…あ、これ?
花火を見るときの掛け声らしいよ
これが「粋」なんだって
よっし、次は一緒に言ってみよーか
元気よく木霊する二人ぶんの声に眦緩めていたら
…あはは、お腹の声まで聞こえたね?
よし、腹ごしらえに行こうか
お姉ちゃんが奢ってあげるから
たーんとお食べ、育ち盛り

帰りはスロープで勢いよく
夏の夜空の流星みたいに駆け抜けよう


ロラン・ヒュッテンブレナー
おねえちゃん(f03448)と遊びに来たの

ねね、あの花火、歩けるんだって
いくつか打ち上がるのを見たら、行ってみない?
(おずおずと手を差し出してみる)

わぁ、すごいね、花火の中からだと、こんな風に見えるんだ
うん、妖怪花火さん、すごいよね
ふわふわと、ゆっくり落ちていくみたいなの
(ちょっと飛び降りてすぐ近くの花火に飛び移る)

【聞き耳】で上昇音を捉えるの
あ、あっちに新しいのが来るよ
たまや?掛け声?
へぇ、花火って、掛け声するのが、マナーなんだね

次の花火には、一緒に掛け声するの
(狼の遠吠えっぽく)たーまやー!
(お腹が切なく鳴る)

あ、ごはん、食べて帰る?
それなら、あっちの花火が滑り台になってるの



「ねね、あの花火、歩けるんだって。いくつか打ち上がるのを見たら、行ってみない?」
 おずおずと手をニーナ・アーベントロート(赫の女王・f03448)に手を差し伸べて来るロラン・ヒュッテンブレナー(人狼の電脳魔術士・f04258)。
 それに、ニーナは明るくにっこりと笑う。
「大きな花火は遠くで眺めるものだと思ってたけど、間近で見たら大迫力だろうねぇ。ほら、行こ」
 差し出された手を握り返す。それにロランは嬉しそうに笑った。
 上昇して、傍で花開く花火を見て、ニーナとロランは息をのむ。大迫力に驚いてしまった。
「……わぁ、すごい。火と金属の化学反応に妖力が合わさると、こんなに綺麗で不思議な色になるんだ」
 そして、こんな間近で見ても問題ない妖怪花火にニーナは釘付けになる。
「わぁ、すごいね、花火の中からだと、こんな風に見えるんだ。うん、妖怪花火さん、すごいよね」
 打ちあがっては花開き散っていく妖怪花火。その様子はふわふわと、ゆっくり落ちていくみたいだとロランは思う。
「あ、あっちに新しいのが来るよ」
 打ちあがる音が聞こえて、ロランはニーナに話しかける。すると、ニーナが掛け声をあげた。
「たーまやー!」
「たまや?」
 聞き慣れない言葉に、ロランは首を傾げる。それを見て、ニーナはロランに掛け声についての話をする。
「……あ、これ? 花火を見るときの掛け声らしいよ。これが『粋』なんだって」
「へぇ、花火って、掛け声するのが、マナーなんだね」
「よっし、次は一緒に言ってみよーか」
「うん」
 次に打ちあがって来る花火に、二人で一緒に掛け声をかける。
「たーまやー!」
「たーまやー!」
 二人の声が木霊する様子にニーナの頬は緩む。元気の良い掛け声。ロランは狼の遠吠えっぽく掛け声をかけている様だ。こうやって花火を楽しめるのは良いなと、ニーナは改めて思った。
 と、そんな時にお腹の鳴る音が聞こえた。ロランのお腹からの様だ。
「……あはは、お腹の声まで聞こえたね? よし、腹ごしらえに行こうか。お姉ちゃんが奢ってあげるから、たーんとお食べ、育ち盛り」
「ありがとう、おねえちゃん」
 ニーナの笑顔にロランも微笑む。
 そして、二人は夏の夜空の夏の夜空の流星みたいに駆け抜け降りて行ったのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2021年08月11日


挿絵イラスト