「みんな、海にゃ、水着にゃ、ビーチなのにゃ!!」
ミーヤ・ロロルド(にゃんにゃん元気っ娘・f13185)はそう言って、猟兵達を集めだす。
ミーヤの話によると、水着コンテストの会場となったビーチに、妖怪親分達が、妖怪花火を用意したそうだ。この妖怪花火には、猟兵も乗って一緒に打ち上げられたり、花火で空中に生じる模様の上で空中散歩を楽しんだりもできるらしい。
「でも、せっかくの夜のビーチ……怪談話とかどうかにゃ?」
にやりと笑みを浮かべて、ミーヤはろうそくを取り出した。
「一人ずつ、怖い話をして、自分の持っているろうそくを消していくのにゃ。でも、カクリヨでは、怖いことにならないみたいなのにゃ。雰囲気を楽しむ感じにゃね」
で、とミーヤは続ける。
「その後は、肝試しに行くのにゃ! 怖い場所はミーヤがあらかじめ見つけてきたのにゃ!! なんだか、とっても不気味なトンネルで、その上にお墓があるのにゃ。なんか、雰囲気、バッチリなのにゃ!!」
ちなみにここでも、呪われたり憑かれたりするようなことはないだろうとのこと。ただ、怖い現象はあるかもしれない……らしい。
「ここだけの話。みんなでワイワイ出来たら楽しいのにゃ。心霊写真とか撮れるかもしれないし、付き合ってる人達はここぞとばかりにくっつくといいのにゃ!」
親睦を深めるというのもいいかもしれないと、ミーヤは笑顔で告げる。
「もちろん、花火を楽しみたい人も大歓迎なのにゃ♪ みんなで夜のビーチを楽しむのにゃー!!」
そういって、ミーヤは猟兵達を怖い(?)夜のビーチに誘うのであった。
柚葵チハヤ
こんにちは、柚葵チハヤです!
夏休み、いいですよね! 花火を楽しみながら……怖い話と肝試しをしようというシナリオとなります! 1章のみのシナリオとなりますので、どうぞ、よろしくお願いしますね。
今回は、以下の選択肢で参加をお願いします。
(1)妖怪花火を楽しむ。
夜の妖怪花火を楽しむことになります。空中散歩も楽しめますので、どうぞ、
(2)怖い話をする。
こちらは、怖い話をする班となります。話をしたら、持っているろうそくの火を消しますが、ここはカクリヨ。呪われることはありません。
(3)肝試しに参加する。
海岸沿いにある、心霊スポットに似たトンネル(その上は墓場)に行きます。キャー怖いを楽しんでください。現象はありますが、呪われることはありません。
誘われれば、水着姿のミーヤもご一緒します。一人では寂しい、怖いという方は、どうぞ!
また複数で参加する方は、お相手の名前やID、グループ名の記載をお忘れなく。
ひと夏のちょっぴり怖い夏休みを、どうぞお過ごしくださいませ♪
第1章 日常
『猟兵達の夏休み2021』
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POW : 妖怪花火で空へGO!
SPD : 妖怪花火の上で空中散歩
WIZ : 静かに花火を楽しもう
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
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種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
大成功 | 🔵🔵🔵 |
成功 | 🔵🔵🔴 |
苦戦 | 🔵🔴🔴 |
失敗 | 🔴🔴🔴 |
大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
ローズ・ベルシュタイン
WIZ判定の行動
アドリブや他猟兵との絡み歓迎
■心情
妖怪花火ですか、お化けは怖いですけど
呪われたりはしないのなら安心ですわね。
■行動
(1)妖怪花火を楽しむ。
妖怪花火を観て楽しみますわね。
何処か、花火が良く見える穴場みたいな場所を探してみましょうか。
「わぁ、とても綺麗な花火ですわね」
私も一緒に乗って打ち上げられたりも出来るのですわね。
空中散歩を【空中浮遊】で楽しんでおきたいですわ。
お化けが怖くなったら、夕焼け薔薇の扉(UC)で
ユーベルコード性の薔薇の庭園に逃げておきますわね。
後は、心が落ち着いた所で、改めて妖怪達と挨拶ですわ。
「今日はお誘い頂き、ありがとうございますわね。」
「妖怪花火ですか……お化けは怖いですけど、呪われたりはしないのなら安心ですわね」
そう言ってやってきたのは、ローズ・ベルシュタイン(夕焼けの薔薇騎士・f04715)。
ちょっぴり怖いのは苦手なのか、ローズが選んだのは、華やかな妖怪花火のところであった。
既に準備をしてくれている妖怪達が、試しに数発、花火を打ち上げて見せた。
「わぁ、とても綺麗な花火ですわね」
「嬢ちゃんも飛んでみるかい?」
ガタイのいい妖怪がローズへと声をかけてきた。その顔の目は一つ目だ。
「あ……ええ、その、お願いしますわ」
ちょっぴりどきっとしたが、さほど怖い相手出ないことが幸いしたようだ。
妖怪達に花火のレクチャーを受けて、さっそく。
――ぱああんっ!!
どういう仕組みかわからないが、熱さもあまり感じず、花火と共に打ち上げられた。その下に落ちる火花がきらきらと輝きながら、アーチを生み出す。
「まあ……こんなに素敵な花火なんて、生まれて初めてですわ」
途中で消えてしまったところは、空中浮遊を使って、安全に着陸。
実は相手が怖かったら、夕焼けの薔薇の扉(ユウヤケノバラノトビラ)を使って、ちょっと退避しようとも思ったが……その必要はなかったようだ。
「今日はお誘い頂き、ありがとうございますわね」
そういって、花火を用意してくれた妖怪達に、ローズは笑顔で挨拶していき。
海岸の防波堤の上で、良いスポットを見つけたローズはそこで、ゆっくりと座りながら、綺麗な花火を眺めて楽しむのであった。
大成功
🔵🔵🔵
テフラ・カルデラ
※絡み・アドリブ可
(2)
怖い話…ですが…それじゃあ…
UDCアースのとある田舎に住む子供達が、本来入ってはいけないと言われているその鍾乳洞に入ってしまう…
入ってしばらくして…地面に生えている石筍に違和感を覚える…
それは…まるで歪な人の形に見えて不気味で怖くなり…そろそろ戻ろうと促すが…
突然、一人が叫ぶ…上からの水滴が肌に当たっただけ…しかしその水滴は妙に濁っており粘ついている
同時に…まるで意思を持ったかのように水滴が雨のように降り注ぎ…子供達は逃げられず巻き込まれ…
水滴が落ち着いて来た時には子供達姿は見えず、代わりに彼・彼女らを象った歪な石筍が残されていた…
…本当かどうかは皆さん次第です♪
「怖い話、ですか……それじゃあ……」
ろうそくを持って、そう話し始めるのは、テフラ・カルデラ(特殊系ドMウサギキマイラ・f03212)。
「UDCアースのとある田舎に住む子供達が、本来入ってはいけないと言われている、その鍾乳洞に入ってしまったんです……」
テフラが語り始めるのは、UDCアースの怪談話だった。
「入ってしばらくして、……一人の子が、地面に生えている石筍に違和感を覚えました」
ちなみに石筍とは、地面から突き出るような鍾乳石のこと。形がタケノコに似ているので、石筍と呼ばれているのだが。
「それは……まるで歪な人の形に見えて、不気味で怖くなってきたのです。その子が、そろそろ戻ろうと促そうとした、そのとき!」
聞いていた者達がテフラの言葉に、びくんと身体を震わせた。
「突然、一人が叫びだしたのです。幸い、それは上からの水滴が肌に当たっただけ……しかし、その水滴は妙に濁っており、粘ついていました」
テフラの語りはここから、徐々に熱を帯びていく。
「それに気付いた瞬間……まるで意思を持ったかのように、水滴が雨のように降り注ぎました! ……子供達は逃げられず、巻き込まれてしまったのです!!」
「そ、その子供達は……ど、どうしたのにゃ……!?」
話を聞いていたミーヤは震えながら、尋ねる。
「水滴が落ち着いて来た時には、もう子供達姿は見えず……代わりに彼・彼女らを象った歪な石筍が残されていたのです……」
「にゃあああ!!!」
と、テフラはにこりと笑みを浮かべ、こう告げた。
「本当かどうかは皆さん次第です♪ 調べて見たい方は探してみてはどうでしょう?」
そういって、満足そうにろうそくの火を消したのだった。
それは…まるで歪な人の形に見えて不気味で怖くなり…そろそろ戻ろうと促すが…」
大成功
🔵🔵🔵
※マスターより
すみません、消し忘れた文字があったようです。
ないものと扱ってください。
ケイ・エルビス(サポート)
アドリブ連携歓迎
どんな依頼でもOKだが
コミカルかセクシー寄りが好みだ
迷惑行為は一切しねえよ
好きに使ってくれ
得意な技能とUCはゲットしてる
その都度自由に組み合わせて活用してくれたら助かるよ
・得意な戦闘行動
銃撃や肉弾戦によるサポート、時間稼ぎ役
(援護射撃、見切り、カウンター、オーラ防御、かばう、
部位破壊、狙い撃ち、怪力、グラップル、2回攻撃、
戦闘知識、鼓舞等)
・非戦闘時に得意な行動
(乗り物全般の操縦、運搬、
情報収集、コミュ力、優しさ、取引等)
必要があれば
そこにある乗り物全般、
手持ちの表示灯をつけタクシーにもなるスポーツカー、
宇宙バイク、トラック、キャバリア、戦術輸送機を操縦
目標達成に役立てる
人はだれしも、未知なものには、恐れを抱くという。
そして、彼も…………。
「へえ、ここがミーヤの言ってた心霊スポットってやつか!」
ケイ・エルビス(ミッドナイト・ラン・f06706)は、懐中電灯の代わりに、黄色いボディの宇宙バイク、ケイダッシュを押しながら、噂のトンネルへとやってきた。
「……すっげえ、迫力あるな……」
特にトンネルの上にちらちらと見える墓石が、ちょっぴり怖さを倍増させている。
「まあ、こんだけ明るければ大丈夫だよな!」
バイクのライトを最大に設定して、ケイはゆっくりとトンネルへと入っていった。
この肝試しは、トンネルを往復してくれば、終了である。
ここにはケイひとりではあるが、ケイには長年連れ添ったバイクがいる。
「……少し、ひんやりしないか……?」
中に入ったとたん、ひんやりとした風がそよそよと吹いてくる。さっきまで蒸し暑かったのにと、ケイは思う。
「……うお!?」
と、トンネル半ばまで入ったときに、遠くから「おおーん」という音が聞こえた。まるで、誰かが恨みがましく叫んでいるかのような声にも聞こえる……。
「き、きっと風の音だ! さっき、風が吹き込んでいたからな」
ドキドキしながら、もっと奥へと向かおうとした、その時。
――ぴちゃん。
天井から落ちてきた雫が、ケイの首筋へとぽったんと落ちてきた。
「うわあああああああ!!!」
ケイは咄嗟にバイクに乗ると、がああああっと、トンネルの先へと出てきて、そこでUターン。
勢いよく、トンネルを抜けて出てきた。
「な、なんだ……ただの雫じゃねーか。脅かすなよ……」
幸いにも周りに知り合いは一人もいない。ホッとしながら、ケイはそのままその怖い(?)トンネルを後にしたのだった。
成功
🔵🔵🔴
水心子・静柄(サポート)
日本酒大好き、日本酒にあった料理、つまみをこよなく愛す。お酒には強いため、酔った素振りは見せないが、お酒が入ればほろ酔い状態。それによって判断を誤った事は今の所ないのでお酒を控える事はなし。一人で飲んだり、集団でも静かに飲む。
「ふうん、心霊スポットって、カクリヨにもあるのね?」
ワンカップのお酒を片手に、水心子・静柄(剣の舞姫・f05492)は、動じること無く、指示された件のトンネルへとやってきた。
「……なんだ。普通のトンネルじゃない」
トンネルの上にある墓場まで見えなかったのか、それとも気付かなかったのか。
ときおり、遠くで見える花火を眺めつつ、静柄はそのまま、お酒片手に中へと入っていった。
「あら、あまり反響しないのね?」
ちなみに反響しない場所には霊がいるという噂だ。となると……。
奥の方から黒い影が、さっと横切っていく。
「なにかいるの?」
声をかけるが、何も反応はない。残っていた酒をぐっと飲み干して、トンネルの隅に空いたコップを置いた。
「ねえ! いるなら返事をしてくれないかしら?」
身構えながら、再度、声をかけると。
さっとまた何かが横切り。
逃さぬと、静柄は鞘をつけたまま、剣を振り下ろした。
――どごおおおん!!
猛烈な轟音と共に、穴が開いて。
「……たぬき?」
頭に葉っぱを乗せた狸がぶるぶると震えていた。どうやら、悪戯していたようだ。
「もう悪さしないようにね」
トンネルを往復して、狸を見送る。
「まあ、ちょっとは楽しめたかしら?」
静柄は、近くにコンビニがあるのを見つけ、迷うこと無く店に入ると、もう一瓶、酒の追加を買っていったのだった。
成功
🔵🔵🔴
グロリア・グルッグ(サポート)
アナザー・ダブルでもう一人の私を呼び出して一緒に日常を過ごしましょう。
いえ、別に陰キャ…とかぼっち…とかじゃなくてですね?
ハッカーを理解できるのはハッカーだけと言いますか、自分と居るのが楽なんですよねぇ。いえ、ひきこもりとかじゃないです。
とは言ってもたいていは飲み食いを大いに楽しむくらいの過ごし方ですね。
普段は宇宙船の中で暮らしているので外の世界でのびのびと食事したり運動するのは新鮮なんですよ。
食べ物はジャンクな感じのものが好きですので、安くて美味くて出てくるのが早い系統のフードは最高ですね。
もう一人の私ときゃっきゃうふふしつつ日常を謳歌しましょう!
「こ、これは……ちょっと不気味ですね……」
ぶるりと寒気を感じ、少し震えるのは、グロリア・グルッグ(電脳ハッカー・f00603)。
「で、ですが! 私がもう一人いれば楽勝ですよ!」
さっそくグロリアは、金色魔女(アナザー・ダブル)で、もう一人の自分を呼び出した。グロリアはピンクの髪だが現れたのは、金髪の少女。しかもグロリアとうり二つ。
「さ、さあ、行きますよ! 脱陰キャ……いえ、ここを攻略して、より自信を持てるようになるのです!」
「ですっ!」
二人は互いに抱きつくように、トンネルの奥へと入っていった。
「か、かなり雰囲気がありますね……」
「ちょっと、不気味……きゃっ!!」
地面にひびが入っていたため、転びそうになった。
「こ、これって……」
「壊れかけ……なんでしょうか?」
ちなみにこの地面のひび割れ、さっき静柄が壊したものだったり。
ひび割れを眺めていた二人だったが。
「きゃああ!!」
そこにごおおおおというか、呻り声のような何かが聞こえた。
ちなみにこれは、風がトンネルを通って反響した音だったりする。
「ももも、もうダメーーーですぅーーー!!!」
二人は抱き合いながら、びゅーんと、トンネルの出口へと戻っていったのだった。
こうして、夏のひとときは終わりを告げる。
猟兵それぞれが、夏の楽しい想い出や不思議な想い出を作っていったのだった。
成功
🔵🔵🔴