「ねぇねぇ、ちょっと夏祭りに行かない?」
ユキメ・サリディアからの祭りに行かない? なんてお誘い。
どことなく浮ついてるように思えるのは、祭りに行こうとしてるからかな。
「どうせなら、デート、しようよっ!」
それとも……なんて言うまでもなく、祭りに行くにかこつけてのデート宣言だったから、浮ついた気分であったらしい。
そんな訳でして、ちょっとユキメのお出掛けにお付合いくださいな。
ただまぁ、祭りを楽しむだけで済むのか、それとまた別の楽しみ方を模索してきちゃうのか。どっちにせよ、一緒にお出掛けできるならばと、ユキメは楽しそうにしてるだけですけどねぇ。
ということで、やって来ましたのは此処ではない、何処か。虚ろの町。
なんとなく、昔のアーケードを思い起こさせるような、それでありながら更に時代が逆行してるような建物もあったりする。不可思議な町並みだ。
そこに、既に祭りは行われているらしい、祭囃子の音色が聞こえてくる。
夜の帳は落ちて、空は昏い。けれども、町の灯り、祭りの灯りで往来も夏祭りの会場も現代的な光と提灯で眩く幻想的な光がより強く輝かされていて、暗闇に閉ざされる心配は無さそうだ。……まあ、それも喧騒より外れた場所に行けば途端に人気も無くなるものではあるのだけども。
そんな明暗がいつもよりくっきりとしている虚ろの町の中、どこで、どのように楽しむのかは自分次第。
さ、虚ろ町の、どこかがちょっとだけ可笑しそうなこの夏祭り。さて、どのようにしてお過ごしするおつもりで?
にゃんさん。
ちょっと夏祭りに出掛けよう?
ってことで、旅団シナリオにかこつけたデートシナリオですよー。
なお、EXPやWPは得られないシナリオですからね?
とりあえず、何をしたい、こんなことしたいとか、ご自由にねっ!
第1章 冒険
『ライブ!ライブ!ライブ!』
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POW : 肉体美、パワフルさを駆使したパフォーマンス!
SPD : 器用さ、テクニカルさを駆使したパフォーマンス!
WIZ : 知的さ、インテリジェンスを駆使したパフォーマンス!
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ベルカ・スノードロップ
ユキメを連れ
「これからは、ユキメとのデートも増やしたいです」
そはやと合流して、夜店で小腹を満たしてから
手配していたホテルへ
《選択UC発動》
2人を脱がして、ベッドへ寝て貰い、愛撫
ユキメの弱い所を責めてイかせます
そはやに対しては探りながらですが、ちゃんとイかせますよ
ユキメにお口でして貰い、飲んで貰い
そはやにも、教えながらお口でして貰い、飲んで貰います
最後はそはやから
純潔を貰い受けて、たっぷり中に出します
そはやがイくまで何度も
そはやがイったら、ユキメの事を濃密に愛します
勿論、出すときは全て中
ユキメがイく時にも同時に注ぎます
「ユキメも、そはやも、私だけのものですよ❤」
2人を交代しながら愛し続けます
誘われた夏祭りへとベルカ・スノードロップ(少女を救済せし夜の王【中将】・f10622)が訪れていた。
あまり一緒にお出掛けしたことが無かったなと、恋中の相手であるユキメからの誘いに乗ったということもあるけれど。
なのだから、実際のところは夏祭りに参加…に見せたデートなのだ。そして、今回だけ、なんて気はさらさら無く。
「これからは、ユキメとのデートも増やしたいです」
「うん、私も、ベルカさんと一緒に色んな所に行きたいな」
今夜みたいに、今後もデートをしましょうね。なんて囁いて……。その気持ちはユキメも一緒だったようで、同意しながらも抱き着くようにして身体をくっ付けてきた。
密着するお互いの身体。このデートで、ユキメの方も何か、期待をしていると伝わってくる。けど、今はまだその期待に応えるのは速いから。
「せっかくのお祭りなんですし、今はそちらを楽しみましょう?」
楽しみは後でと、ユキメの頭に軽くキスを落とす程度に留めておいた。
そうした後で、並ぶ屋台に目を向けるとどうやら見知った少女の姿を見つけた。
「あれ? そはやじゃないですか」
朽ちる寸前なボロの衣装一枚だけをいつもの様に羽織り、見えちゃいけない部分が見えていようとも堂々しているせいか、周りからも「そんなもの」みたいに見られている様子だ。
まあ、見せているのなら見えても構わないだろうと主に男性から視線を集めちゃってはいたけど……。
「おー、ユキメと……べるか、だったか? このような場所で奇遇……とは言い切れぬかの?」
声を掛けられたそはやが返事を返してきた。最後、言い澱んだようだが、今は祭りの最中だからだろう。
普段とは人の往来も跳ね上がっているのだから、だからこそこのような出会いが起こりえるわけで。ベルカとしても、この出会いは好機だった。
「一人ですか? なら、一緒に回ってみません?」
「別に一緒に回るのはいいが……よいのか? おぬしら、でーと、とやらの最中じゃろう?」
流石に、恋人同士の間に入るのはちょっとと、躊躇いを見せたそはやだった。
良いのかと、ユキメの方に視線が向けられたようだだが……。
「ベルカさんのことだしねー、私も構わないよ」
なんて、なんとも仕方ないなぁなんて、ユキメのあっさりとした台詞での返し。
そも、ユキメはベルカの複数いる恋人の一人だ。自分以外の女性を相手にすることは割り切っていることでしかない。
恋中になった時点でも、その時にはベルカのお相手は何人も居たのだから、今更な話な事である。
「いいのかのぅ……」
何とも腑に落ちてはなさそうなそはやだったけど、2人して良いよなんて言われたものだから、着いてくることにしたようだった。
ユキメのデートに、そはやとの合流したことで、奇しくも両手に華になったベルカ。
屋台を巡りながら小腹を満たされてくれば、休憩を入れることに。
準備よく手配しておいたホテルにユキメとそはやを伴いながら入り、今はその一室でベッドに横になったそはやだけが寛ぐ。
対してユキメの方はというと、少しだけ緊張しつつも期待に胸を膨らませていた。
「ユキメ」
「うん……」
みなまで言わずに、ただ恋人の名を呼ぶベルカと、その名前を呼んだ意図を理解するユキメ。
求められるままに、ユキメは恥じらいを見せなながらもそれでも手は止まらずに着ている物を脱いでいく。
そして衣擦れの音が止まれば、そこには一糸纏わぬ、裸体を晒す少女がいた。
「なんじゃー、ユキメも見せつける性質じゃったのかのー?」
異性を前にして裸になったことを驚くよりも、何時でも見せつけてるそはやだからこそのずれた感性の言。
ユキメはそはやの同類なわけではなく、裸になったのは恋人の前だ。これから何をしようというのかは言うまでもない。
「そはやも脱いじゃいましょう」
脱いでいたのはベルカもで、そはやも一緒に脱ぎましょうと声を掛ける。
「わかったのじゃー」
一人、身に着けたままで仲間外れにされるのが嫌だったか、そはやもあっさりと羽織っていた物を脱いだ。
ベッドに並ぶ、肌を惜しげもなくベルカに晒す2人の少女。
「たっぷりと愛してあげますからね」
ベルカは、愛しいと感じる2人に触れていく……。
先に触れたのは、ユキメだった。
そはやはまだ何をするのか理解していない所があったために、いきなり触れて驚かせるよりも、まだ理解と経験のあるユキメで教えるほうが良かったのだ。
「あ、ふぅっ」
小ぶりではあるが、しっかりと主張しているおっぱいを掴む。
柔らかさがありながら、弾力もあるそれを捏ねまわしながら指の腹で乳首を押し潰せば、ユキメの口からは甘い吐息が漏れだしてくる。
その甘い声にベルカも興奮してきて、胸だけでは物足りずに下の方にも手を這わせていった。
「んぅっ!?」
下に触れればクチュリと水音。
胸を弄ったことで愛液を滴らせたのか、それとも期待していたから濡れてたのか、ユキメの身体は既に男を迎え入れる準備は出来ていた。
とはい、挿入はまだするつもりはない。そうする前にユキメの身体を徹底して解していく。
「あ、う…そんっ、一緒はだめぇっ!」
膣内に入れた行き先で中を掻いて、おっぱいを捏ね回しながら空いた片方に吸い付けば、上と下からの同時に来る快感にユキメは嬌声を堪えられなかったようだ。
一番気持ちよくなれると判れば、止めずにより強く弄り出していくだけだが。
「いつでも、イッてもいいですからね?」
「あ、うくぅぅっ! ふあ……あ、んうぅっ!」
許しが聞こえていたのか分らないほどに身を捩っていたユキメであったが、とうとう絶頂を抜変えたことで潮を噴き出し、ベルカの腕を濡らしていった。
くたりと放心してベッドに横たわるユキメ。少しばかり刺激が強かったのか。
「ちょっと激しくしすぎましたかね?」
なら、今は休ませた方がいいだろうと寝かせたままにして、今度はそはやの方を見ると、足を閉じてもじもじとしてる様子だった。。
「そはや、どうしました?」
一体、どうしたのだろうとベルカはそはやに触れるのだが……。
「ふあっ!?」
軽く触れただけなのだが、ビクリと身体を震わせて叫ぶそはや。
どうやら、ユキメが乱されていくのを間近で見ていたことで興奮してしまっていたらしい。
そこに触れたものだから、過剰に反応したようだ。ただ、それにしては些か過剰過ぎる気もするが……。
まあ、ベルカはすぐに気づいていたのだけども。そはやは全身で感じてしまう方なのだと。
いつでも肌を晒してる者とは思えないことであったが、そうと判れば扱い方も相応にする。
そはやの反応からいまだ経験のない処女であるのは明白なのだから、壊れ物を扱うように優しく触れて行のだが、しかしそれでも責めていく。
ユキメよりも膨らみの乏しい胸の先を甘く噛む。
「ひぅっ!」
いまだ誰の色にも染まっていないそはやを、自分の色に染めていくその事実を教えてくる驚くような声が、耳に心地がよい。
もっとその声が聞きたい、一番大事な所に触れれば、どうなってしまうのかと、内に湧きあがっていた好奇心の赴くままに、そはやの足を広げる。
抵抗の一つもなく、あっさりと股を開かされたそはやの股は、愛液が滲んで女陰がししどに濡れていた。
溢れ出してきている愛液を舌先と救い上げるようにして舐めあげてみると。
「はひいいぃぃぃっ!!」
たった一度、女陰をなぞり、膣口に舌を這わせただけでそはやの口から絶頂の叫びが木霊した。
これで、ユキメもそはやも、愛液による潤滑剤が分泌されたことでベルカの肉棒を挿入される準備が整った。だけど、すぐさま挿入とはいかない。
なにせそはやは処女なのだ 。喪失の瞬間を辛い物にする気はない。
それ故に、ベルカの肉棒も挿入しやすいようにと濡らすことに。
ちょうど、一休みしおえたユキメも起きたことだしと、ベルカのビクビクと脈動する自分の肉棒を2人の眼前に突き出す。
「口に咥えてくれませんか?」
濡らすその方法とは、2人に口でしてもらうってことなのだった。
躊躇うことなく肉棒に舌を這わせてくるユキメ。それに釣られるようにして、そはやも躊躇したままで肉棒を舐めてくる。
亀頭のカリの部分や鈴口を積極的に舐めてくるユキメと竿の部分を舐めていくそはや。
そはやは初めてで慣れないこともあってか、どこかぎこちない。
「んっ。そはや、筋の所や袋の部分を舐めてくれないでしょうか…?」
ぎこちない部分を補うようにして何をして欲しいのかを伝えれば、そはやは従うようにして肉棒を舐めてくる。
そうされてしまえば、元々ユキメが敏感な部分を刺激してきているのと相まって、肉棒の中で精が射そうになる感覚が駆け巡る。
「出ますよ! 飲んでっ!」
射そうな感覚を思いのままに口走ると、すぐにユキメがベルカの肉棒を喉の奥深くにまで咥えこむ。
咥えこんだ瞬間に、ベルカは肉棒から精の白濁液を吐きだしていく。
「んんっ、ぅんんんっ!」
びゅる、びゅくりっ、びゅるるっ。
勢いよく、大量に出される白濁液。ユキメの口の中を満たしながらもなお止まらない。
「んっ!? ふぁ……んくっ、こく、こく…」、
ついには、受け止めきれなかったユキメが口から肉棒を離されてしまう。
口の中いっぱい溜まった粘る白濁液を嚥下していくユキメ。その様子は甘露を味わうかのようで。
「それ、味はどうなのじゃ…?」
「じゃあ、自分でも味わってみません?」
美味しそうにしているユキメに対して、どうなのかと純粋に疑問を浮かべたそはやに、ベルカは自分で確かめてみましょうよと囁く。
受け止められなかった分は、未だに肉棒の先からは溢れているのだ。
「う、うむ。それなら……うぐっ!?」
確かめればいいと白濁液を滴らせた肉棒を口元に持って行ってあげれば、ならばと、そはやは口に含みだしていった。
ユキメに続き、今度はそはやの口に肉棒を咥えさせると、途端、爆発させたかのようにまだ吐きだされずに残っていた白濁液を放出する。
「んんんー! うっ、けほっ」
喉奥にまで放出されてしまったのだろう、その分だけ喉を叩かれたそはやが咳き込む。
ちょっと辛そうではあったけど、しかし、嚥下した精の液体の味わいをどうだったのかと言えば……。
「うぅ……苦いというか、変な味なのじゃあ」
あまり、好意的な物ではなかったようだ。
そうだろう。そもそも、この白濁液は本来は口にではなく、子宮に注ぐべきもの。
「まあ、そうでしょうね……。だけど、下の方なら、美味しく感じるかもしれませんよ?」
だからこそ、今までのことはそうするための準備であったのだから。
ベッドにそはやを横たわらせて、広げた足の間に身体を挟むベルカ。
大きく反り立つ肉棒は、誰にも使われてないままな綺麗なサーモンピンクの膣口に押し当てている。
そのまま、腰を押し付けていけば、肉棒はそはやの中を割り開いていきながら挿入されていく。
「うっ…ぎ、あ……か、あぁっ!」
幾ら濡らし、身体を解したとはいえ、それでも処女を喪失する痛みは無くせなかったようで、そはやが呻く。
それでも、挿入することは止めない。膣内が異物である肉棒を排除しようとするかのようにきつく締めつけられようともだ。
「それ、以上は入らぬであろう!?」
もう入りそうにないのだからと懇願するかのような声。
辛そうなではあったけど、女の子の純潔を貰い受けるという、ある意味で重大な儀式であるのだからベルカには止められない。
やがては押し入って行くのを阻むかのような抵抗を突き破ると、肉棒の根元までがそはやの膣の中に埋まる。
「いっ!? あ……。 はっ、はぁっ!」
処女の膜が突き破られたそはやが荒く息を吐く。
十分に濡らしていたとはいえ、破瓜の瞬間は痛かったのか額には大粒の汗が浮かんでいた。
ベルカとしては膣の中の窮屈さに、初めての相手になれたということで嬉しいと感じてくる。
だからこそ、痛みに喘ぐ声を、快感に喘ぐ声にしたいと思えてきてしまう。
「動きますね……?」
「あ、あっ、くぅ、まっ…!?」
未だ慣れていないそはやの膣内で肉棒を動かしだす。
だが動かしてすぐに限界を迎えさせられるぐらいの締めつけで。
肉棒を奥に差し込む様にして押し付ける。そしてそのまま、子種である白濁液をそはやん膣の中に何の遠慮も、避妊も無しに吐きだした。
「何じゃ!? 何がわらわの中に出されておるのじゃ!?」
一体何を出されたのかと、混乱を見せるそはやであったけど、まだ詳しいことは教えずに、ベルカはまだまだ元気なままの肉棒を再び動す。
中に出したベルカの精の液体のぬめりのお陰か、破瓜直後の時よりもスムーズに動かせた。
それでも、窮屈と感じるほどの狭さには変わりなかったけれど。
「また、たっぷりとそはやの子宮に出しちゃいますからね」
もう一度、肉棒をそはやの奥底、子宮口に亀頭の鈴口を押し付ける。
肉棒の先端から迸るベルカの体液。そはやを孕ませる可能性のあるそれを、また子宮へと流しこんだ。
「あぅ!? ま、また、何かが……何を、出したのじゃ…」
「ふふ、そはやを孕ませる子種ですよ。そはやには私の子を妊娠してもらうつもりなので」
既に大量に注いだ液体がなんであったのかと、ベルカはついに教えた。
妊娠のワードを聞かされたそはやだったけど、、途端に慌て出してくる。
「にんし…!? 何を言うておるのじゃっ! 赤子はまだわらわには、んんあっ!?」
孕むことを拒もうとしたようだったけど、その声にはもう、甘い物が混じっていて……。
待っていたその声を、更に鳴らしてやろうと腰をの動きを速めた。
「んっ、ふうぅぅんっ! あっ、ま、あぁっ! まっ……!! くうぅぅぅんっ!!!」
静止させようとする声とは裏腹に、肉棒を搾り出すかのように膣で締めつけられていく。
再び限界を迎えたベルカは、何度も繰り返したそはやの膣内へ、精を射す。
ドクッ、ビュルリッと子宮に子種が注いでいくのと同時に、一際強い、そはやの嬌声がホテルの一室に鳴り響いたのだった。
そはやの子宮に、何度も、そして大量に子種を注ぎこんだベルカであったけど、もう一人、孕ませたい少女が居る。
恋人の中の一人である、ユキメのことだ。
「ベルカさん、私にもせいえき、たっくさん出して孕ませてっ」
「分かってますよ? ちゃんとしっかり、妊娠してもらいますから」
ユキメも孕まされることを望んでいるようで、自分からベルカの腰に跨ると、腰を降ろして自分の膣の中にへと肉棒を埋めていく。
ベルカの肉棒が、ユキメの膣の中に埋没して、容易く子宮にへと届く。
何か、前に抱いた時よりも浅いような気がするが、ユキメの膣の心地良さに包まれて、浮かんだ疑問もすぐに忘れ去ってしまった。
2人共に気づいていなかったが、今日のユキメは非常に孕みやすい、いわゆる危険日であったのだ。
だからなのか、ユキメが当然の様に白濁液を飲んだのも、積極的に動いたのも、少々性欲が強くなっていたかららしい。
「あはっ、ベルカさんが私の子宮に届いてるよぉ」
挿入させた肉棒の感触を味わうように感じるユキメ。
膣の中は不規則に蠢いていて、ベルカはそれで子種を出したくなる欲求を高められてきてしまっていた。
「それじゃあ、動くね?」
そう言い放ちながら、ユキメが身体を揺すり出してくる。
腰が上がれば、肉棒が膣の中から抜かれていき、けれど抜かれそうになる前に腰を下ろしてきて根元まで咥え込まれる。
他のにも、前や後ろへの動きも取られたことで、肉棒はユキメの膣内のそこかしこに擦られていった。
ユキメの身体の動かし方に、本心から孕まされたいと伝わってきて、2人の想いが重なるならばとベルカもまた腰を上げてユキメを突き上げる。
「あふっ、ああぁぁぁっ! んぅ…気持ち、いいよぉ!」
ユキメの動きに合わせて突き上げていくと、膣が締まって来て肉棒を締めつけてきた。
締め付けが強くなれば、ベルカも突き上げを激しくしていって、そしてさらに膣は締められる。
「くぅっ、もう出ちゃいそうですよっ!」
「出してぇっ! 私の子宮にベルカさんの孕みせーえきでいっぱいにしてぇ!!」
もう出てしまいそうだと限界を伝え、それを聞いたユキメは中に注いでほしいと懇願して、子種が子宮に出しやすくするために腰を降ろしてくる。
亀頭と子宮が吸い付いた瞬間、まるで爆発したかのように肉棒の先から白濁液をユキメの子宮にへと流しこんでいった。
「あ…ベルカさんのせーえき、私の子宮にいっぱい……」
膣内に射していくのを、ユキメは恍惚な表情を浮かべて受け入れていた。
危険日の子宮に大量の子種が注がれていったが、それだけの量が出されれば子宮のその奥、排卵されていた卵と子種が結合を起こすのは当然のこと。
孕んだのは確実。だけど、子宮に着床するのは数日を要する。つまり、今はまだ孕ませたことなんて知る事が出来ないわけで。
もう一度、またユキメが動きだす。もう一度、ベルカに種付けしてほしいからと。
先程の一回だけで満足していないのはベルカも同じだからと、身体を起してユキメを押し倒すと、ユキメを責めていく。
グチュ、ズチュリ、肉棒でユキメの膣を掻き回していくと、卑猥な水音が部屋に鳴り響いてベッドのシーツに染みが増えていった。
「あ、あっ! もっと、もっといっぱい……!」
与えられる快感を感じるままに、ユキメに抱きしめられる。
密着していく肌と肌。肉棒で繋がってる所からお互いが溶けあっていくかのよう……。
「また、出しちゃいますからね」
もう一度、精を出したくなる欲求で昂ぶる。
このまま、また子宮に注いでやろうと腰を押し付けていくと、ユキメの方から足を絡ませてきた。
子宮を押し上げるほどにまで肉棒が奥にまで届いて、そして、またユキメの子宮をまた白濁液で満たしていくのだった。
「のう…? その……」
ユキメの膣から肉棒を抜き取ると、恐る恐るそはやが声を掛けてきた。
「何かありましたか?」
何があったのだろうかと返事を返すと、そはやは何かを言うよりも先に、足を開いて股を開く。
「もう一度、わらわと、してほしいのじゃ……」
ベルカに、処女を無くしたばかりの大事な所を見せつけながら、もう一度抱いて欲しいなんて言ってきたのだ。
ユキメが、妊娠すらも受けれ入れた淫らな姿を見たからか。
もう何度も子種を注がれたからと、そはやもそうなっても構わないと受け入れたのか?
どちらにせ、ベルカはそはやのお願いを無下にするつもりもなかった。
「ええ、いいですよ。ユキメもそはやも、私だけのものですよ♡」
また、そはやの子宮に子種を注いでいこうとするベルカ。
そはやだけでなく、ユキメにも同じように愛を注いでいく。
3人の逢瀬は、夜が明けるその時まで、長く続いていった……。
朝を迎えた。
ホテルから出て来たベルカ達であったが、両手にユキメとそはやの2人に腕に抱き着かれていた。
ユキメは恋人なのだから腕を掴んでいるのはいいのだが、そはやはどうなのか。
ただ、そはやはどこか庇うように歩いていたために、腕を貸しているっていうのが真相なのだ。
……そうしたのはベルカであるのだから、まあ、ヤッた責任というやつである。
ここの夏祭りは朝を迎えてもまだまだ、数日は続くそう。
往来はまだまだ、賑やかさを保ったままだった。
けれど、もう十分に夏祭りを堪能して、それだけでない事もめいっぱい堪能しきった浸るベルカ達は、その余韻に浸ったままそこを後にするのだった。
大成功
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