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Let it go around the cosmos

#クロムキャバリア

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#クロムキャバリア


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 人類が空を失ってからどれほどの時が過ぎただろうか。殲禍炎剣により宇宙への道は閉ざされ、虫のように地を這いずってきた人類が、再び空を取り戻すことはできるのだろうか。
 そんな夢物語に挑戦する愚者がいた。その結末が分かったうえで行う愚者がいた。自らと共に国一つ消し飛ばそうとする愚者がいた。
「我らは長い時間、この死んだ揺り籠に閉じ込められてきた。醜い争いを続け、わずかながらの資源を奪い合い、無意味に死ぬ日々を繰り返してきた。だがそれも今日で終わりだ。この『螺旋の剣(テメニングル)』にて、空を封じる忌まわしき殲禍炎剣を粛清する!」
 ブロンズ像めいて緑青色に錆びたキャバリア越しに男が叫ぶ。その右肩には巨大な塔のような砲が、その姿を民衆にさらしていた。それを見れば民衆は声を上げて叫ぶ。あれなら、あれならば空を取り戻せると。
 熱気は凍える寒空も関係ないとばかりに膨らみ、民衆の希望が一つになってそのキャバリアと男に向けられる。男はコックピットの中で嗤った。
 照準をブレることなく真上に合わせ、螺旋の剣が吼え、一発の巨大な弾丸を天に打ち出した。
 それはブレることなく高く高く飛び、本当に殲禍炎剣に届くのではないかと思われた。しかしそれは薄氷の希望。重しが乗ればたやすく砕ける。
 無意味な行為であるとあざ笑うように、閃光は弾丸を呑み、真下にあった国さえも蒸発させて無に帰した。その時男は、やはり嗤っていた。

「というのが、このままだと起こってしまう未来になるよ」
 自身の予知を可視化させ、輸送列車の中に集まった各猟兵たちにそれを伝えるのは、グリモア猟兵のクトゥルティア・ドラグノフである。
「現在向かっている小国は中規模企業【コルヒドレ】が支配してる国なんだけど、支配体制がかなり厳重で、住民の不満が溜まっていたんだよね。そこにこのオブリビオンマシンに操られちゃったパイロットが来ちゃったんだ」
 グリモアに映し出されるのは先ほどの騎士キャバリア。古代魔法帝国時代の騎士型キャバリアであり、本来なら現存しているのは珍しい。オブリビオンマシンであることはある意味自然だったのかもしれない。
「彼の驚異的なカリスマによって、住民たちは彼がコルヒドレから奪った最新武器『螺旋の剣』で空を開放できるって信じちゃってるの。でもこの螺旋の剣、本当は超長距離狙撃用の右肩固定レールガンで、殲禍炎剣に届くことは絶対にない。これを撃つことで、殲禍炎剣による反撃で国を焦土にする、それがオブリビオンマシンの目的なんだ。自分も消し飛ぶのは計算に入れているおまけ付きでね」
 このある種の自爆攻撃とでもいえる悍ましい行為を止められるのは猟兵だけだ。それを把握しているのはクトゥルティアだけではなく、支配側の企業も同じである。
 もっとも、彼らは事態の鎮圧化のほうが優先したく、そもそも殲禍炎剣が反応するとは微塵も思ってない。故に猟兵を傭兵として雇おうと、依頼を出していた。この愚かな軍事行動を鎮圧せよと。
「それに乗っかる形にはなるけど、かのオブリビオンマシンを討って、みんなを助けないと……それが希望をへし折ることになるとしても」
 何も知らない住民たちからの不満は大きいだろう。彼らのことも考えるなら、オブリビオンマシンの本音を戦闘中に引き出すことも考えたほうがいいかもしれない。
「オブリビオンマシンの凶行は、コルヒドレが最新兵器を発表している会場のすぐそばで起こる予定だよ。企業の人も、民間人も入り混じった場になるね。なるべくどちらも巻き込まないように立ち回る工夫が必要になるかもね。また、コルヒドレから発表している新兵器は好きなように使ってくれて構わないと許可が出てるよ。あ、壊したら弁償しろとは言ってたよ」
 最新兵器は多種多様、どれか一つは猟兵の趣味に合うだろうとは企業談である。
 敵の布陣は難しくはなく、自らを正義というだけあって堂々としており、奇襲自体の難易度は非常に低いとのことだ。
 元凶のオブリビオンマシンが連れてきた量産キャバリアが護衛についているが、そちらには螺旋の剣は搭載されていない。気にすることなく速やかに排除し、本命を叩けとクトゥルティアが伝える。
「量産のほうは無人機だから、こっちは遠慮なくコックピットを打ち抜いて大丈夫だけど、本命は洗脳されてるパイロットがいるから気を付けてね。それじゃあ、皆気を付けてね!」
 そうクトゥルティアがいうのに合わせて、寒空の下汽笛が鳴り響いた。


しじる
 初めましての方は初めまして、そうでない方はお世話になっております。しじるです。
 クロムキャバリアの世界のシナリオになります。
 本シナリオでは、元凶のオブリビオンマシン戦にて、オブリビオンマシンの本音を引き出すか引き出さないかで顛末が変わりますが、クリアはどちらでも可能となっております。本音を引き出すヒントなどは3章開始時や、1・2リプレイ時に伏線としてはっていきます。
 また一章時点では企業が最新兵器を披露しています。その武器が報酬にはなりませんが、後の2・3章でそれをお使いいただいても構いません。また武器は多種多様で、クロムキャバリアの世界観から逸脱しないならばご自由にしてくださって大丈夫です(あまりにもあれでしたらマスタリングいたします)
 それでは、皆様の素敵なプレイングお待ちしております!
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第1章 日常 『これが我が社の新製品』

POW   :    近接戦闘用の兵器を試す

SPD   :    射撃戦闘用の兵器を試す

WIZ   :    補助パーツや支援兵装を試す

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種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 猟兵が現地にたどり着くと、聞いたとおりに例のオブリビオンマシンとその護衛が演説を行う準備をしており、住民たちもその手伝いをしている。
 その傍らでコルヒドレの社員は最新兵器の披露を開始している。
 現場はそこまで込み入ってはおらず、そこそこの高さがあるビルが点在しており、上からの奇襲もできそうである。
 兵器を見て、使うかどうか考えるもよし。住民たちの避難経路を考慮しておくのも良し。純粋に奇襲の精度を上げるためルート選定するもよし。
 どうするかは猟兵たちに一任された。
プロトタイプ・タウミエル
メイン(アンノウン・シー)と連携
一人称は当船、三人称にはミスターorミス+苗字、愛称は名前もしくは1i。
「住民と触れ合えば良いんですね! わかりました。いってらっしゃーい」
 メインから指示を受けた後、キールの兄貴を前に元気いっぱい客寄せを頑張ります。
 住人の信頼を得るのが目的らしいですが、とりあえず戦闘スタイルである爆破加速による徒手拳等を披露してみましょう。披露の合間に軽くお話ししたり写真撮影したり。男性からの多くの視線を感じますけどメインからの指示を守れている証拠でしょうか?(へそ出しキャミソールにホットパンツだからというのに気づいていない)


アンノウン・シー
1i(プロトタイプ・タウミエル)と連携
一人称は当艦、三人称にはミスターorミス+苗字、愛称はウノ プロトタイプは1iと呼称
「では頼みますよ」
 目印にキャバリアのキールを置いてその前で1iにはパフォーマンスをしてもらい住人との距離を詰めてもらいます。避難誘導するには誘導対象との距離が近い方が良いですからね。
 1iが色々やっている間、当艦は戦場となる場所を見回り避難経路の確保や被害範囲等を試算します。



 例のオブリビオンマシン一同がいそいそと演説の準備を行う最中、企業は企業で最新兵器の展示会を行っている。後にこの国が滅んでしまうなど誰も想像していないし、することもない、住民たちにとっていつもと少し違う光景。
 だからこそ、実際にことが始まればパニックが起こることは何ら不思議ではない。避難誘導は必須となり、戦闘に住民が巻き込まれないようにする必要がある。【アンノウン・シー】と【プロトタイプ・タウミエル】はそれを想定し、協力し合うことで解決策を見出そうとしていた。
「住民と触れ合えば良いんですね!」
 タウミエルはアンノウンからの指示にそう答えた。指示の内容は、自身のキャバリアであるキールを目印に置くので、その前でパフォーマンスなどを行い客寄せをするというもの。
 避難誘導を行う際には、対象との距離が近いほど良い。また住民たちから信頼を得ることで、オブリビオンマシン撃破時に少しでも納得してもらえるようにするためである。
「では頼みますよ」
 そう伝えた後、アンノウンは避難経路の下見や被害範囲等を試算するためにその場を離れた。
「わかりました。いってらっしゃーい」
 残されたタウミエルは、元気いっぱい客寄せを頑張ることにした。が、さて何をしようとなる。キール単体でも、兵器に詳しくない住民たちからは企業の新兵器と誤解されているため、そこそこの集客となっているが、信頼を得られるかといえば疑問になる。
「とりあえず戦闘スタイルである爆破加速による徒手拳等を披露してみましょう」
 何もしないよりははるかに良い。早速タウミエルは構えを取り、形を始める。
 右拳を突き出すために左拳を前に出し、引き、腰との連動に合わせるように右肘を爆裂させる。爆風と人体工学によって繰り出される拳は尋常でない速度で振るわれ、何より爆発による音と色彩が派手であり、住民の目を引くには十分である。
 普段ならば警報ものであっても、現在企業の披露会。無被害の爆発だけなら住民たちも慣れており、企業の見世物と思い通報はしない。
 そうして、タウミエルのルックスも相まって、大勢の客が興味を惹かれて彼女のもとに集まりだす。
「男性からの多くの視線を感じますけどメインからの指示を守れている証拠でしょうか?」
 自分の格好のせいだということに気づいていないタウミエルだが、命令自体は忠実に守れており、気にする必要はないと判断するのであった。

 一方アンノウン、こちらは一番高いビルの屋上から、戦場となるだろう場所の予測、および被害規模の試算と避難経路の算出を行っていた。
 現場はそこまで狭くなく、かといって広くもない。複数のキャバリアが戦闘を行えば、ビルへの被害は決して避けられないし、それによって倒壊しようものなら押しつぶされる住民が出てもおかしくない。回避できるのならばそれはぜひとも避けたいものである。
 最適な避難経路を試算し、再度それは最適なのかという修正演算を繰り返し、精度を少しでも上げるアンノウン。そうしていると彼女の耳に入る言葉。どうやらオブリビオンマシンのパイロットが住民と何か会話しているようだ。
「盗み聞きになってしまいますが……」
 何か良からぬことを吹き込んでいるのではないか。それを知るために収音性を上げる。調査収集を得意とする彼女ならば、数百メートル程度の距離の会話を聞き取るのは造作もないことである。
「内容自体は……普通ですね」
 世間話とでもいえるほどに他愛がない。精々、これによってそらが解放されるだとか、支援感謝するなどの社交辞令に近いものである。とりあえず良からぬことを吹き込んでいるわけではないことが分かり、そろそろ遮断しようとしたときである。
 住民との会話が終わり、彼奴の独り言が聞き捨てならないものである。
「復讐……ですか」
 ついに復讐が叶う。その一言は、全ての演算が終了したのちにも、確かにアンノウンの耳に留まるのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

インディゴ・クロワッサン
ほぇー…(目がキラキラ
「最新兵器ってテンション上がるねー!」
いやまぁ初クロムキャバリアで興奮してるのは事実だけどさ!(笑
「うーん、ちょっと試運転してみたいなー」
何せ、キャバリア乗った事無いんだもん、補助パーツとか支援兵器をメインに試してみよーっと!(操縦
「おおおおお…」
肩の奴砲台かと思ったら隠し腕だった!
隠し腕が一部破損したかと思ったらナノクラスタ装甲で修復されてく!
「凄いすごーい!」
いやー…浪漫だよね!!!(大興奮
「パワークローの5本指式とか無いかなぁ…」
あ、一応UC:影鳥召喚 を使って、気付かれない様にオブリビオンマシンとパイロットの情報収集はしてるから、僕自身は兵器見てるねー



 避難誘導通路と信頼を得る猟兵もいれば、敵の情報を得ようとする猟兵もいる。【インディゴ・クロワッサン】はユーベルコード【影鳥召喚(コール・シェイド)】によって、気づかれないように小鳥を派遣している。影に同化する能力を持つ彼らならば苦も無く情報を得られるだろう。それほどまでにオブリビオン側は堂々としていた。
 だからこそ、初めてくるこの世界を満喫する余裕が生まれる。拘りが有る訳ではないが、失った記憶を取り戻すべく各世界をめぐり探る彼だが、キャバリアに関しては純粋に興味を抱いていた。
「ほぇー……最新兵器ってテンション上がるねー! ちょっと試運転してみたいなー」
 まるで少年のように、宝石のごとく瞳を輝かせてキャバリアを見るインディゴ。そんな彼の様子に気をよくしたのか、コルヒドレの社員らは接触を試みる。
「お客様、よろしければ我が社のキャバリアをご利用していただいても構いませんよ?」
「え、いいの!」
 これでリピーターになってくれる可能性があるのなら喜んでと、社員は一台の最新キャバリアをインディゴに渡す。中量級でバランスの良いこのキャバリアの名前はまだ決まっておらず、もし気にいったのなら貰っても良いとのことである。名前を付けてもらえるなら、その名前で量産するというおまけつきである。
「補助パーツとか支援兵器をメインに試してみよーっと!」
 早速乗り込んでみるインディゴ。中は普通の中量級キャバリアに比べて狭く居住性に難があるがごちゃっとしておらず機能的で、ある程度のキャバリア乗りになら好まれそうな内装である。
「この肩のやつ砲台かな?」
 社員からの説明を受けやすいように、コックピットを開けっ放しにした状態で起動。早速気になった右肩ハンガーにある武装を起動させる。砲台に見えたそれが起動すれば、その見た目に反して一気に伸展し、レーザーサーベルも展開できる小型アームへと変形した。レーザーサーベルの出力は切断するには弱いが、点で突くには十分といった様子だ。
「おお、隠し腕なんだ!」
「お客様、こちらの隠し腕は不意打ち用のものでして真正面からの切り合いをしようものならポッキリ逝きやすい難がありまして。ですがそこを解消するのが我が社最新のこれですよ」
 そういって社員の一人が隠し腕にキャバリア用ライフルを発砲する。命中した隠し腕の一部があっさりと砕けるが、動画を逆再生するかのように一瞬で修復されていく。
「ナノマシン『ローズマリー』をふんだんに使用して精製したナノクラスタ装甲になります。もちろん隠し腕以外にも積載しております故、多少の損害でしたら瞬時に修復、重量級キャバリア同等の耐久性の実現に成功いたしました」
「凄いすごーい! いやー……パワークローの5本指式とか無いかなぁ……」
 まさに未来のロマン。それに感動し、興奮のあまりついうっかりそんなことを零すインディゴ。しかしそれにも社員が笑顔。むしろ顧客ゲットとでもいうような満面の笑みを浮かべて、早口で告げていく。
「勿論ございます。我が社の『ブロッサム』ならお客様の要望に応えられる重量パワークローに間違いございません。しかしこの機体にそのまま積むとなるとやや重量過多となってしまいます。お客様の口ぶりからして近接戦を好まれるかと推察いたしました。ですのでこちらのレールガンと左肩四連装垂直ミサイルを取り外しまして……」
 さらっと見積もりまで持ってくるのはプロ根性だろう。インディゴがこの勢いに任せて購入するのかどうかはわからないが、それはそれとして彼の本来の仕事はしっかり果たしている。
 小鳥での情報収集は完璧である。布陣、機体数、オブリビオンマシンとそのパイロットの経歴。全て筒抜けである。
 そのため、オブリビオンマシンのパイロットが、どうやらこの国……ひいてはコルヒドレに並々ならぬ憎しみを抱いていることがある程度判明した。先の猟兵が聞いた復讐という単語もあり、たまたまこの国を選んだわけではないようである。
 この情報が吉と出るか凶と出るかは、まだわからない。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第2章 集団戦 『極地作業用人型重機『クロムブルー』』

POW   :    戦闘用改造個体
自身の【アーム部分】を【指揮官から支給された兵器】に変形する。攻撃力・攻撃回数・射程・装甲・移動力のうち、ひとつを5倍、ひとつを半分にする。
SPD   :    移動用改造個体
【強化された脚部機能と攻撃軌道予測AIで】対象の攻撃を予想し、回避する。
WIZ   :    防衛用改造個体
【拠点を死守すべく共に戦う同型機】が自身の元へ多く集まるほど、自身と[拠点を死守すべく共に戦う同型機]の能力が強化される。さらに意思を統一するほど強化。
👑11
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種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 猟兵の情報収集は済まされた。避難経路は完全に確保され、住民の信頼を勝ち取り落ちついて行動させられ、布陣と機体数も把握。あとは実行に移すのみ。
 さあ演説が始まる。この演説が終わる前に元凶のオブリビオンマシンにたどり着けなければ、この国は跡形もなく消し飛んでしまう。時間的猶予はあまりない。
 奇襲の時だ。情報通りに配置された無人キャバリア。元凶のオブリビオンマシンが背後に防壁を背負う形になるため、重量級が真正面にのみぎっちり積まれている。スナイパー型は片手で数えられるほどがビルの上で監視を行っているが、猟兵の腕ならばあまり脅威にはならないだろう。
 隙間なく、軍隊パレードのように整列した耐久性特化のクロムブルーを突破できるか。いや、して見せよう。
 かくして戦火の堰は切られ、闘争の幕が上がった。
インディゴ・クロワッサン
(POW:射程5倍、装甲半分)
「さぁて、蹂躙と行こうか!」
そこそこ高めのビルの上でUC:限定覚醒・藍薔薇纏ウ吸血鬼 を使って羽を生やしたら…空から奇襲だー!
敵の攻撃は見切ってフェイントや残像で避けたり、第六感に従って回避するよー!(空中戦/空中浮遊)
「射程がどれだけ長くても、これじゃ狙えないでしょ?」
あ、避けきれないものはオーラ防御を展開しつつ激痛耐性で防御するよー
愛用の黒剣を振るっての衝撃波で敵をなぎ払ったり(範囲攻撃)
鎖付きの短剣の片方を投擲して、コックピットを串刺し(鎧無視攻撃/鎧砕き/部位破壊)にしたら素早く回収したり(早業/ロープワーク)して
道をこじ開けさせて貰うよー!



 演説がはじまる。民衆は彼の言葉に耳を傾けようと次々やってくる。止めようとするコルヒドレ社員らだが、その余りの数にどうしようもない様子。彼らではこの演説を妨害し、螺旋の剣を行うのは破壊は不可能だろう。だからこそ猟兵の行動が輝き、国を救うこととなる。
「さぁて、蹂躙と行こうか!」
 ユーベルコード【限定覚醒・藍薔薇纏ウ吸血鬼(リミテ・エヴェイユ)】によって翼を得た【インディゴ・クロワッサン】が、宙へとその身を投げ出す。
 彼の居場所は先頭キャバリア集団のそばにある、そこそこ高い企業ビル。まさか生身で襲ってくるなど考えていないため、無人機キャバリアでは彼が身投げしてるようにしか判定できない。
 生やした翼でバランスを取りつつ一気に降下。真下にいた一体のキャバリア目掛けて薔薇が刻まれたVergesseを振り下ろせば、キャバリアであろうとその剛腕と鋭利さに屈する。熱したナイフでバターを撫で斬るように、キャバリアが縦に割れた。
 まず一つ。異常を検知した無人キャバリアが一斉にインディゴを敵と見なして攻勢に出る。人体に撃つにはあまりにも過剰な、60ミリの軽機関砲が電気ノコギリのような爆音とともに雨粒のごとく降り注ぐ。
 だがそれはキャバリアに向けて撃つための物。人間サイズに撃つには命中性が大幅に下がる。大砲で蟻を狙い撃つも同義、当たれば脅威でもあたることがない。それは狙撃特化型も同様。対キャバリア想定だからこそ、それよりも遥かに小さな人体を打ち抜くことは一切想定してない。
「射程がどれだけ長くても、これじゃ狙えないでしょ?」
 インディゴ自体が残像を残しつつ、優れた第六感で次々と攻撃を躱すこともあり、撃ちぬくのはほぼ絶望的である。
 インディゴがVergesseを横へと薙げば、生じた衝撃波が見えない刃となって装甲を削り、衝撃殺せず怯めば鎖付きの短剣Piscesの片割れが、装甲など無意味と言いたげにコックピット板を貫通して内部AIを破壊する。
 重厚な鉄の棺桶が、軽やかな蝶とでも例えられよう吸血鬼に破壊されて行く。キャバリアという薔薇に口吻を通し、蜜という内部AIを吸い尽くし、また次へ。
 体一つで無双、猟兵だからこそ可能である逆転理不尽を見せつけつつ、インディゴは防衛布陣を苦も無く突破するのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

サカマキ・ダブルナイン(サポート)
【狐型ミレナリィドールの戦巫女×電脳魔術士】
何やら人手が必要そうなのでカッ飛んできたぞよ!!我こそサカマキ・ダブルナインッッッ!!

【一人称】わらわ【二人称】おぬし
【口調】じゃ、のぅ、じゃの、かえ?
(感情オフ時…当機、〜様、です、ます、でしょう、ですか?)

わらわはいわゆる猪突猛進タイプじゃと思う。ユーベルコードも装備も使えるものは何でも使って状況を動かすぞよ。
ボス戦で大物相手に本気を出す時は感情切ることもある。
まぁ相手はどうあれ、損傷は気にせず攻めるぞよ!

探索の時は、機械類があればハッキングの腕が活かせるかもしれんのぅ。日常の時は電子マネーのある世界なら「foxpay」が活かせるやもじゃ。



 続いて戦線に突入するのは【サカマキ・ダブルナイン】である。
「何やら人手が必要そうなのでカッ飛んできたぞよ!! 我こそサカマキ・ダブルナインッッッ!!」
 威風堂々、臆することなど何もない。それが大量の防御型キャバリアで作られた壁であろうとも。彼女は猪突猛進、止まることなどありはしない。
「ではいざいざいざぁ!!」
 ユーベルコード【99式未来演算(ダブルナイン・カリキュレイト)】を発動しつつ、一気に駆けだす。見た目こそ幼いキマイラか妖狐に見える彼女であるが、その正体は坂巻社製多機能アンドロイド・99式。れっきとしたミレナリィドール。故にその身体機能は生物のそれを軽く超える。
 可愛らしく小さなその足が、豪快に力強くアスファルトを踏み砕き、止まることなく加速していく様は、誰がどう見てもサカマキが生物ではないと理解できるだろう。
 だが超小型キャバリアと判定されたのか、無人機キャバリアが先よりも早く機能し、砲弾やレーザーを一斉射し始める。
 その行動を先のユーベルコードの演算によって算出しているサカマキ、当たることなどかけらも見せない。既に回避の最適解は出されている。
 針に糸を通すかの如く細い路でも、彼女の機体(からだ)ならば苦も無く進める。砲弾レーザーのゲリラ豪雨の中被弾なく突破すれば、牙をむくのはヴァイブロナギナタ『狐乱丸』。
 高速振動で切れ味を増したこの薙刀が一つ二つと振るい抜かれれば、キャバリアの頑強な装甲は轟音を立ていとも簡単に斬れ落ちる。
「次じゃつぎぃ!」
 止まらない止められない。薙刀振るうサカマキ、無数の残骸を生みながら防衛網を突破するのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

アウル・トールフォレスト(サポート)
(基本好きにお任せします)
「今日はどんなところに行けるのかな?」

楽観的で感情豊か、夢見る乙女な性格の少女
年相応に無邪気であり、根本が人でない故に残酷

神出鬼没に出現し、気まぐれに歩き回り、楽しげに爪を振るう
猟兵の役割は理解し依頼も一応遵守しようとするが、それはそれとして楽しそう、面白そうで物事を判断し、それを優先して行動する

バイオモンスターの特徴として、肉体は植物の性質を持つ

戦闘では怪力の発揮や身体の巨大化、鋭い爪での引き裂き、捕食等の野性味溢れる攻撃スタイル
理力の扱いも得意で、体表で自生する蔓や苔植物を操り、防御や隠密に罠等サポートも行わせる



 キャバリアの半分ほどの巨体を有する生物存在がいる。それはこのクロムキャバリアでは有り得ないことであるが、別世界ならば話は変わる。
「ここもここで面白そうだね、機械がたくさんある!」
 【アウル・トールフォレスト】はダークセイヴァーにある高き森と呼ばれる土地に住まう怪物である。だが同時に猟兵であり、自身の興味のあるものへの行動が優先的とはいえ、猟兵の使命に関してしっかりとしてはいる。
「それじゃいこっか」
 2メートル半を超える巨体をゆっくり揺らしながら、防御型キャバリアのもとへ向かう。今彼女の目に映っているのは、防衛型キャバリアによって作られた鉄の壁ではない。その先にある螺旋の剣である。
 無論AIに基づき防御型キャバリアが一斉に砲火を放つが、アウルはどこ吹く風といった様子。飛んでくる砲弾の嵐は刃となってアウルを引き裂こうと迫る。
 だがそれは届かない。アウルから生えた蔦植物が、まるで意思を持つ生物のように動き出し、砲弾さえも防ぎきる強固な装甲となった。
「邪魔しちゃいやだよ。それ、ぐらぐらー! どっかーん!」
 そのままユーベルコード【災禍・地母遊戯(チャイルドプレイ・カタストロフィ)】を発動させる。その震脚はまさしく天変地異、ただの踏み付けだがアスファルトは砕け散り、それでも消えない威力が衝撃波となり放たれる。
 見えぬ圧倒的暴力を、いくら防御型改造されてるとはいえ元が量産型であるこのキャバリアでは耐えることができない。衝撃波が当たれば、不快な金属音を高鳴らせてキャバリアが潰れていく。
「一直線だー!」
 前に立つ邪魔者を力でねじ伏せるその様は、正しくおとぎ話の高き森の怪物であった。

成功 🔵​🔵​🔴​

プロトタイプ・タウミエル
メイン(アンノウン・シー)と連携
呼称は一章から継続
「とりあえず、あのなんか話してるのを止めれば良いんでしたよね?」(元凶の話は理解できていない)
ラムを手足に装備し、爆破加速と低姿勢で元凶まで一直線でぶっ飛びます。狙撃捕捉はされないでしょうが、体当たり等で止めに来るならば爆破加速させた拳と蹴りをフェイントで翻弄しながら蹴散らしていきます。メインからBBBを込めた弾丸が飛んできたならばそれに合わせてUCを発動し巨大化しBBBの咆哮と敵の装甲を共鳴させ共振によって一気に破壊します。音ですから回避は出来ないはずです!


アンノウン・シー
1i(プロトタイプ・タウミエル)と連携
呼称は一章から継続
「まあ……そうですね」
 1iに先陣を切らせて当艦はキールと共に敵狙撃手の撃退を行います。
壁役を兼ねてCCCを装備させたキールの大砲と探照灯で片っ端から狙撃手を破壊していきます。それ以外で襲ってくる敵に対してはCCCの煙幕やスタン弾等の特殊弾か、UCによってAAA装備した当艦が装備の帆柱かアンカーで処理していきます。
【船闘一船流】
小帆 敵の攻撃をいなして斬る
双胴 素早く敵を二回斬る
砕氷 上から全体重乗せて斬る
胸当 間合いに入った攻撃に対し反撃する
掘削 装甲の弱いところに放つ突き技
潜水 下から敵の懐に入り斬り上げる



 多くの猟兵が突撃したためか、防衛網は少々崩れてきている。だが強固とであることには変わらない。
「とりあえず、あのなんか話してるのを止めれば良いんでしたよね?」
 それでも脅威になることはないというように、羊型近接武装のラムを装備して現れるのは【プロトタイプ・タウミエル】。それに続いて凡庸量産型キャバリアのキールに、複数の特殊弾を使い分ける大型砲を搭載した銅色の大型重装甲装備CCC(Copper Cannon Castle)を装備させつつ呟くのは【アンノウン・シー】である。
「まあ……そうですね」
 螺旋の剣を持つあのオブリビオンマシンさえ破壊してしまえば、今回の依頼と事件は両方とも解決である。そういう意味ではタウミエルの言葉は全く問題はない。それはそれとして設定ミスで若くなったその精神にため息をついてしまうシー。
「さて、こっちは準備完了です」
 キールの換装が完了し、そう伝えればタウミエルが低姿勢で爆発的な、いや実際に爆発して加速し発進する。突っ込むタウミエルより少し遅れてシーがキールと共に出撃する。
 あまりにも早いタウミエルを、狙撃機体は捕捉できない。だが防御型故に機動性が少し落ちたキールは狙えるとばかりに火砲を放ち始める。
 それに対してシーはユーベルコード【目的外装甲運用(アニンテンディッド・アーマー・オペレーション)】によってAAA(Azure Assault Accelerator)を装備し、狙撃以外が来ても対処できるように予め用意しつつ、キールに大型砲を放つよう指示する。
 狙撃型のライフルはレーザーが主力で実弾は少ないが、今のキールの装甲には立て板に水のごとく弾かれる。被弾したところで被害は無いに等しい故に、行動優先度は遠慮なく攻撃に回せる。
 キールの大砲が火を噴くたびに、空を割るような轟音が複数鳴り響き、軽量狙撃キャバリアが紙吹雪のように粉々となって吹き飛んでいく。シーが探照灯の名がつけられた大型光線砲を放てば、闇を祓う死の閃光は奴らを一瞬で蒸発させ、赤々と溶けた鉄塊へと還していく。
 一人と一機は、まさしく移動要塞。その城壁を砕くことはできない。
 では先に突っ込んだタウミエルはというと、その驚異的な機動性で防御型を手玉に取っていた。
 文字通り爆発して加速するという、G負荷を一切考慮しない出鱈目な動きは、元は人が乗るキャバリアを無人化させたこの防御型では追うことができない。
「ガンガンいきますよ!」
 防御型が反応するより早く懐にたどり着けば、その鋼鉄砕きの拳が放たれる。明らかに鳴ってはならない異音が響けば、防御型は再起不能と断言できるほどコックピットを潰される。無人でなければ中身が即死だっただろう。
 逆を言えば、無人だからこそ遠慮一切なくタウミエルの拳と蹴りが猛威を振るう。拳が飛べば拉げ、蹴りが飛べば切断される。まさに爆発のように苛烈猛烈一瞬に炸裂し一瞬に終わらせる。
「そろそろ仕上げですね、1i」
 無線でシーが伝えつつ、追尾強化データ弾をタウミエルへと発射する。その中身はBBB(Blood-covered Barking Beast)。受け取ったタウミエルが血色の装甲に包まれ、大型クローを装備する。
「準備完了、撃ち方始めです!」
 タウミエルがユーベルコード【巨大化(モードキャバリア)】を発動して巨大化するのに合わせて、シーが砲弾を曲射で無数に放つ。それはBBBの咆哮に反応して爆裂する特別な榴弾。
 タウミエルの咆哮が鳴り響く、合わせて爆裂も世界を揺らす。深紅の獣が、無数の残骸(しかばね)横たわる烈火の中に姿を見せるのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第3章 ボス戦 『ヴェルディグリース』

POW   :    メラルダの剣
【サイキックエナジーを実体化させて自分の剣】を巨大化し、自身からレベルm半径内の敵全員を攻撃する。敵味方の区別をしないなら3回攻撃できる。
SPD   :    ベリドートの鎧
全身を【緑青色に輝く強固なサイキックオーラ】で覆い、自身の【搭乗者を顧みない出力のサイキックエナジー】に比例した戦闘力増強と、最大でレベル×100km/hに達する飛翔能力を得る。
WIZ   :    ロムスフェーンの外套
自身の【搭乗者の生命力および精神力】を代償に、【対象の至近距離へテレポートし、サイキック】を籠めた一撃を放つ。自分にとって搭乗者の生命力および精神力を失う代償が大きい程、威力は上昇する。
👑11
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠ツェリスカ・ディートリッヒです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 防衛網は突破され、猟兵のすべてがオブリビオンマシン・ヴェルディグリースの前に集う。螺旋の剣を装備した彼のものは、猟兵の突破を確認するや否や演説を取り止めこちらを見る。
「きたか、民の空への思いを砕かんとする、浅ましき企業の先兵たちよ。だが私は負けん。民の思いを背負う以上、私に負けは許されぬのだから」
 そういって螺旋の剣を折りたたみ、特殊砲撃形態から通常形態に戻る。骨董品にも見えるが、その性能は折り紙付きのキャバリアである。危険度は推して知れるだろう。
 巻き込まれる心配はないとはいえ、避難地区から住民たちの歓声がヴェルディグリースに降り注いでいる。このまま倒しても良いが、その場合はどうなるかは目に見えているだろう。
 今までの情報から、奴はコルヒドレ、ひいてはこの国自体に相当の恨みがある。それを刺激するようなことを挑発にでも乗せれば、本音が出るやもしれない。
 さあ、最後の戦いを始めよう。ヴェルディグリースは剣を抜き、猟兵をなぎ倒さんと剣を構えた。
インディゴ・クロワッサン
POW ※引き続き一対二翼で浮遊中/アドリブ連携大歓迎
んっふっふー♪
「そんな事言っちゃってー、実は復讐の為に民衆煽ってただけじゃないのぉ?」(精神攻撃/傷口をえぐる)
「僕は聞いてたんだよ?キミが、この国…そしてコルヒドレに並々ならぬ憎しみを抱いてる事を、ね!」(威厳)
煽るだけ煽ったら、愛用の黒剣を片手に空中から攻撃開始だー!
敵の攻撃はなるべく見切り/フェイント/残像を組み合わせて対処、当たりそうならオーラ防御/怪力/武器受けで凌ぐよー
指定UCで影から生成した短剣は目立たない部位に投擲、短剣から棘蔦を這わせて徐々に邪魔をして、隙が出来たら嘆きの金糸雀で拷問具を召喚して射出、UCを封じちゃうぞー



「そんな事言っちゃってー、実は復讐の為に民衆煽ってただけじゃないのぉ?」
 ヴェルディグリースの少し上空から声がする。奴がそれにつられて上を確認すれば、そこにいるのは一対二翼で優雅に宙を浮く【インディゴ・クロワッサン】である。
 彼は知っている、ヴェルディグリースのパイロットが、コルヒドレと国に憎しみを抱いていることを。憎しみの果てに、奴が何をするかは予知で知っている。だからはインディゴはヴェルディグリースを止める。
「僕は聞いてたんだよ?キミが、この国…そしてコルヒドレに並々ならぬ憎しみを抱いてる事を、ね!」
 そういいながら抜くのは愛剣Vergessen、片手に持って急速降下しヴェルディグリースへと切りかかる。それを奴はその巨大なツヴァイヘンダー形状の剣、メラルダの剣を横へ薙ぎ軽くいなす。
 いくら猟兵とて、単純な重量差には抗えない。乗っているのが一流パイロットならば猶更。しかしそれはまともに切り合えばの話。このサイズ差を生かさない手はなく、ヴェルディグリースの懐へ懐へと潜り込みながらを1、2閃と刃を振るうなら傷は増え、リーチの内側である以上逆にヴェルディグリースには攻撃が行いにくい。
「小癪な……ならばそんな憎しみを持つ私が何故、螺旋の剣にてこの国の民を救おうとしているのか……矛盾しているのでないか?」
 されどヴェルディグリースはそういいつつ、懐に潜り込んだインディゴに膝蹴りを喰らわせようと足を上げる。それはインディゴ、あらかじめ出しておいた残像にて認識をずらすことで直撃を避け、当たったものもオーラ防御と怪力を生かした武器受けにて巧みにそらす。金属がぶつかり不快な金切り音が鳴り響くも、インディゴに傷一つない。
 ずらし受け流せば隙は生まれる、インディゴはとあるユーベルコードを発動しつつ、ヴェルディグリースの空いたわき腹目掛けて逆袈裟懸けに切り上げる。確かにまた一つの傷を奴に負わせていく。
「矛盾してないよ、だってそれこそ復讐の手段だよねぇ! 撃ったら殲禍炎剣に反応されて、全部滅びるんだから……っね!」
 その言葉に一瞬動揺したヴェルディグリースの隙をまた付き、インディゴの刃が装甲を抉り剥がし取る。奴の動揺は、なぜそのことを知っているといった驚愕の物であったが、インディゴの声が聞こえた民衆にも動揺は広がる。
「出鱈目を言ってく……何!?」
 自身の動揺が証明とされないためか、反撃に出ようとしたヴェルディグリースの動きが止まる。奴の両脚部がいつの間にか無数の薔薇の棘蔦によって地面に縫い付けられていたのだ。
 これこそインディゴが先に発動させたユーベルコード【影の拘束(シャドウ・リストリクション)】である。あの一瞬インディゴは自身の影から生成した短剣を投擲しており、それは奴のアキレス腱に突き刺さっていたのだ。
 これが生身の肉体であれば気づいただろうが、クロムキャバリアという外部装甲。そのため短剣から延びだした棘蔦が地面に絡みつくまで気づくことができなかったのだ。
「それ飛んでけ!」
 完全な虚を突かれたがゆえにできた多大な隙をインディゴは見逃さない。召喚し発射されたのは、嘆きの金糸雀と呼ばれる苦悩の梨と鳥籠を合体させた様な形の拷問器具。
 それは真っすぐヴェルディグリースの右肩に向かっていき突き刺さる。刺されば装置上部のネジが高速で回りだし、合わせて刺さったパーツが一気に開口される。それだけでも傷口が広がり破損を甚大にするが、そこから藍色の棘蔦が無数に飛び出してヴェルディグリースの内部機関に甚大な被害を与えた。
 その際に起きた破砕音は、まさしく嘆くにふさわしいものである。これによってヴェルディグリースのユーベルコードの一つが封印され、後の猟兵への大きな貢献となった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

アンノウン・シー
1i(プロトタイプ・タウミエル)と連携
呼称は一章から継続
「1i……後で当艦から説明します」
 1iが突っ込むのを止めずフォローに回ります。ニワトリと卵の理論ですが、もし搭乗者が動かしているので有れば、動きを読むことは可能です。UCによる周囲の力学的運動を理解する能力で搭乗者の脳の動きを読み取りその結果から敵機とⅰの動きを把握して対処していきます。状況に応じアンカー、帆柱による船闘一船流(二章プレ参照)、探照灯で動きを狭めさせるよう立ち回って行きます。


プロトタイプ・タウミエル
メイン(アンノウン・シー)と連携
呼称は一章から継続
「とりあえず、当船には言ってることがよくわからないので! 介護食くらいわかりやすい説明をお願いします!」(相変わらず話が分かってない)
とりあえずぶん殴ればいいのは分かっているのでUCを発動してぶん殴りに行きます! 難しい話はメインが理解してくれるでしょう! 絶対!
戦闘は問題ありません。得意のオリオンを併用した徒手空拳でストレートパンチやらフェイント、キックを混ぜながら常人から見れば無茶苦茶な動きで強力な一撃をぶつけて見せます!



「とりあえず、当船には言ってることがよくわからないので! 介護食くらいわかりやすい説明をお願いします!」
 ただそれだけ言い残して爆発加速でヴェルディグリースへとかっ飛んでいくのは【プロトタイプ・タウミエル】。精神年齢がミスによって幼くなっている彼女にとってはヴェルディグリースの話は難しいようで、とりあえず住民からの評価を気にしないならば倒すだけで良いと理解はしていた。
「1i……後で当艦から説明します」
 今説明したところで、頭が蒸気を噴き上げるのが分かっているからか、【アンノウン・シー】は説明は後にし、タウミエルの援護を行うことに注力する。
 スピードはシーよりタウミエルのほうが早く、先に戦闘開始となるのもタウミエルである。ユーベルコード【制限解除(リミットオーバー)】を発動させ、爆風で吹っ飛びながら格闘戦を行うという、人間であればGで潰れる出鱈目そのもの戦法で、ヴェルディグリースに襲い掛かる。
 さしものヴェルディグリースも、この戦法には面食らったのか一瞬で遅れるも、中のパイロットが優秀なのかすぐさま適応していく。
「一見出鱈目無茶苦茶な素人の動きだが……そうではない。確実に殺しに来る玄人の動き、ならばある程度は予測できる!」
 目で追えてないが、持ち前の勘で対処するヴェルディグリース。タウミエルが拳を放てば柄で止め、蹴りを放てば肘で脛を打つなどして、確実に対処していく。タウミエルが一人だけならば、完全に封殺されていたかもしれない。だが彼女は一人ではないのだ。
「あらゆる事象は原因と結果の因果によって結ばれている。砕氷っ!」
 ユーベルコード【敗北理論「ラプラスの悪魔」(ラープラーシジズ・ディーモン)】の詠唱、それが聞こえた時にはもう遅い。勘で対処しようとしたヴェルディグリースであるが、その勘さえも予測されているのであれば回避にならない。躱した先には大太刀『帆柱』の一戦が振り下ろされた。シーの我流剣術の船闘一船流が牙を剥く。
「潜水!」
 先の上からの渾身の一振りが、回避できたと思った直後に頭部に落とされたヴェルディグリースの上体は深く首を下ろされており、腹部は完全にがら空きであった。そこにシーが帆柱を添わせて、コックピットを切断しないようにしながら一気に切り上げる。
 今度は上体が完全に打ち上げられ、若干弓なりに反ったような体勢となる。この状態では人間ならばいざ知らず、キャバリアで回避行動を行うには無茶が過ぎる。完全な隙である。
「これなら、当たるでしょぉ!!」
 声掛けはいらない、タウミエルがその隙逃さず拳を腹部に炸裂させた。爆発による超加速で慣性を乗せ、さらにインパクトの瞬間にもう一度爆発させ威力を上乗せしたそれは最重量狙撃ライフルよりも上回る威力。
「何ぃ!? ヌガアアアアアアアアアア!!?」
 装甲が異音を立てて潰れ、5メートルの鉄の巨人が少女の拳で仰向けに宙へ浮く。異常な光景は一瞬で終わり、ヴェルディグリースが後頭部からアスファルトに叩きつけられ、まさしく格闘技のKOの様相を見せた。
 しかしヴェルディグリースの本音を引き出せてない以上、住民から上がるのは歓声でなくブーイング。先の猟兵によって揺らいだとはいえ、ヴェルディグリースはすぐに崩れ去るほどやわな信用を築いていない。
 ヴェルディグリース自体の破壊は加速したが、住民の信頼が少し減った気がした。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

バルタン・ノーヴェ
POW アドリブ連携歓迎!

助けを呼ぶ声が耳に入り、参上しマシタこのワタシ。
バルタンデース!
愛機、オブリビオンマシン・メガリス・キャバリアのスコールに乗って現場入りデース!

ヘイ、ヴェルディグリースのパイロット殿!
コルヒドレの何が不満なのデスカ!
日々働いて頑張るサラリーマンの姿、すごく頭を働かせて頑張るお偉いさんの姿が目に入らぬデスカー?
そういうアナタは、今までどこで何をしてきたのデース!
大きなことを言ってマスガ、……実は私怨なのでは?

と、挑発はこれくらいでOKデスカナ?
上手く怒らせることに成功したなら、迎撃バトル!
「六式武装展開、煙の番!」
向かってくるところをカウンターの一撃で吹っ飛ばしマース!



 住民からの信頼はまだ安定こそしてないものの、ヴェルディグリース自体は損傷が大きく、猟兵優位であることはほぼ確定に近い状態である。
 そこに新手に現れるのは【バルタン・ノーヴェ】である。
「助けを呼ぶ声が耳に入り、参上しマシタこのワタシ。バルタンデース!」
 かつて自身に明るく振舞う楽しさを教えたサバイバルガンナーのように明るく威勢のいい声を上げ、彼女は愛機であるエルダーフェンリル改造機『スコール』に乗りながらヴェルディグリースの眼前に降り立つ。
「ヘイ、ヴェルディグリースのパイロット殿! コルヒドレの何が不満なのデスカ! 日々働いて頑張るサラリーマンの姿、すごく頭を働かせて頑張るお偉いさんの姿が目に入らぬデスカー?」
 コルヒドレを庇護する物言いに、ヴェルディグリースだけでなく住民さえも怒りに燃え出す。実際コルヒドレで働く者はバルダンのいう通り汗水たらして必死に働いているが、結果として圧政を敷いているのも事実。住民らの怒りが頂点を超えたがために怒った武装蜂起でもあるのだ。
 それを知らないのかと、煽るようにヴェルディグリースがメラルダの剣を構えながら口に出す。
「貴様は知らぬようだが、そのコルヒドレこそがこの国の膿なのだ。圧政を敷き、民に重税を課せ、逆らうものは悪とする。どれだけ小さく武力のない国でも、少し意見しただけで滅ぼしにかかる。それこそが悪であり、排除すべき存在となぜわからんのか!」
 いやに実感が籠った言い方と口調、そして武力のない国を潰したということは、住民たちも知らなかったのか、かなり動揺している。そこに付け入るスキがある。それこそバルダンが住民の怒りを買ってまで引き出したかった言葉。
「そういうアナタは、今までどこで何をしてきたのデース!」
 バルダンの指摘は的確だ。ヴェルディグリースのパイロットほどコルヒドレに憎しみを持つものが国内にいるなら、コルヒドレとしても気づくはずだし、住民としても噂として流れていておかしくない。
 だがそんな話はヴェルディグリースが国に来るまで煙も火も起たないほどになかった。流れはヴェルディグリースの出自を疑うものへと変わっていく。
 これはまずいと感じたか、ヴェルディグリースは剣を手にバルダンへと襲い掛かる。大上段から振り下ろされる剣は、正しく二の太刀いらず。この一撃でバルダンを仕留めるつもりだ。それほどにヴェルディグリースは損耗しているし、住民らの疑問をねじ伏せる戦果となると考えたからだ。
 しかしその一発をじっと待っていたのがバルダンだ。ヴェルディグリースは油断しすぎた。明るい声やキャバリアに乗り込む前に見えたメイド服姿で。相手は戦い慣れしていない素人であると決めつけてしまった。
「六式武装展開、煙の番!」
 ユーベルコード【粉塵纏・破城槌(ヴァニッシング・バトリングラム)】。機体各所から高濃度の煙が一気に噴射され、辺りを灰一色に染め上げる。
 ここでヴェルディグリースはとっさに大上段の縦斬りから袈裟懸けに切り下そうと、キャバリアの性能に任せた強引な太刀筋変更を行う。
 パイロットは考えたのだ。素人の考えることならば、この煙幕に乗じて上に飛ぶか、下がって砲撃か、しゃがんでカウンターか。ならば三つとも防げる太刀筋にしてしまえばいい。上に飛んでもひっかけ切り落とし、後ろに下がる前に切り伏せ、しゃがんでも肩などの部位を切り捨てる。
 三手潰す力と業を合わせた一撃は唸り風を上げてさあと振り下ろされた。煙に隠れたバルダンのスコールを一刀のもとに切り伏せんと振るわれたそれは、しかし掠ることもなくヴェルディグリースの一歩上を行くバルダンの戦術に敗れた。
「なぁにぃ!?」
 ヴェルディグリースの想定よりもさらに下。二足歩行ならとっさに不可能なほど低く地に着くような体制。スコールは煙幕の中で四足歩行の狼型獣化形態にすでに変形しており、ヴェルディグリースの想像を超える回避を行って見せた。
 バルダンは見た目こそメイド、しかしその正体は生後数日と間もなくサイボーグ手術を施された機械兵士。渡った戦場数知れず、潜った修羅場は幾千万、屠った敵数覚えておらず。圧倒的経験数の違いが勝敗を分けた。
 即座にバルダンは形態をヒト型に戻し、振り切り動けぬヴェルディグリースのメインカメラ目掛けて、パイルバンカーを殴りつけ、そのままトリガーを引いた。
 打ち出された鉄杭はメインカメラを易々粉砕し、背後にあった螺旋の剣さえも破砕して、ヴェルディグリースを大きく吹き飛ばしてみせた。
「とっ……大きなことを言ってマスガ……実は私怨なのでは?」
 その添えられた一言は、先のヴェルディグリースの発言も合わせて、住民らのヴェルディグリースへの信用を揺らがせるには充分であった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

黒風・白雨
この期に及んで本心を隠す意味が分からぬな。
わしであれば、熱狂している者達に己が本心を明かし、恐慌に陥るのを見て楽しむところじゃぞ?

もし、此度の策が失敗した後のことを考えておるのであれば、ちと考えが甘いかのう。

2体の《竜神武者》を召喚。機体に組み付かせ、その動きを封じる。
続けて雷雲を呼び起こし、幾多の神鳴りを招来。その機体を灼きつくしてやろう。

その際、《力》でハッチを抉じ開けてパイロットを〈仙術〉で転移させておく。
こやつがこの国に恨みを抱いていたのは確かじゃろうが、国一つを亡ぼさんとする悪意は機体からもたらされたものであろう。
それを知りながら、こやつに全ての罪を被せるのは気分が悪いでな。



 この期に及んでなぜ本心を隠すのか。策が失敗したときのことを考えてのことだろうか。
「そうならば、ちと考えが甘いかのう。わしであれば、熱狂している者達に己が本心を明かし、恐慌に陥るのを見て楽しむところじゃぞ?」
 元は苛烈な性格だった暴風雨への畏敬から生まれた竜神である【黒風・白雨】はそう呟く。
 おそらくヴェルディグリースは確実に住民を全員仕留めるため、明かした結果逃げる猶予を少しでも与えるのが我慢ならないのかもしれない。しかしそれは白雨からすれば甘えである。
 本当の憎悪はそこまでの物ではないのかもしれない。オブリビオンマシンによって歪み増幅された結果だろう。
「最早取り繕うことはできんじゃろ、もう茶番は終いにせぬか?」
 二体の竜神武者を召喚し、ユーベルコード【天威(テンイ)】を発動させる。
 急速に天候は荒れだし、黒雲が国全体を覆っていく。鳴り響く雷鳴は強力を通り越して天変地異を想像させるほどに怒り狂う如く吼えている。
 そのあまりの人知から離れた光景に、一瞬ヴェルディグリースのパイロットは止まってしまう。故に竜神武者二体の拘束を逃れることができなかった。
 まさしく積み。最早この異常としか言えない稲妻に打たれるのを待つだけである。
 終焉を理解したからか、はたまた穴だらけとなった道化の仮面を被るのがもう嫌となったのか、ついにヴェルディグリースパイロットが切れた。
「ああそうだ憎かったさ。私の故郷も家族も全て滅ぼしていったこの国が。新型兵器の実験材料にされた故郷の無念を晴らしたいと願ってないが悪い。その悪逆な企業にこびへつらっているくせに、何もせずグチグチと苦言を零すだけの蚤のような輩を粛清したいと思ってないが悪い! この国が嫌いだ、企業も国民も、上辺だけ取り繕って他の犠牲を無いことにするこの国が!」
「それは、おぬしが言えたことではなかろう」
 吐きたいことを全て吐いたと理解した白雨は天威を放った。轟は一点に集中され、一つの刃のような稲光がヴェルディグリースに解き放たれようとしていた。
「じゃが、この国に恨みを抱いていたのは確かじゃろうが、国一つを亡ぼさんとする悪意は機体からもたらされたものであろう。それを知りながら、こやつに全ての罪を被せるのは気分が悪いでな」
 しかしその直前、一瞬で距離を詰めた白雨は自らの力を持って、コックピット装甲を力づくで引っ剥がし、パイロットの有無を言わさず転移させた。これで彼の安全は確実、あとは破壊するのみ。
 天罰とでもいえる一発の雷電はヴェルディグリースを撃ち、その身を完全に崩壊させてチリへと化したのであった。

 こうしてこの国に破滅が訪れることは避けられた。パイロットの叫びもあってか、住民たちはコルヒドレに屈し続けることをやめ、前に進むことを選択したようだが、その先は猟兵の関わる問題ではないだろう。
 一つの事件が終わり、また平和が戻る。オブリビオンの脅威がなくなるその時まで、猟兵よ、明日を紡ぎ続けよ。

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2021年10月07日


挿絵イラスト