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エスタさんの冒険日誌 ー異文明と猟兵との出会いー

#グリードオーシャン #猟書家の侵攻 #猟書家 #メリー・バーミリオン #冒険商人 #宝島

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●彼女は知的に今日も行く
「ああ、ここの機構だと・・・・だいたい・・・」
 冒険商人の女性が一人、遺跡の入り口でブツブツとつぶやいてる。
「お宝は全部私の物だーーーー!!!」
 その横をかなりの勢いで通り過ぎたのは、メリー・バーミリオン。
 猟書家となった彼女は、この島にあるというお宝の話を聞きつけ今まさに踏破せんと足を踏み込んだ!
 ガゴッ、と彼女の踏んだ石畳から音がする。
 地面が消失し、落ちていく。
「こんな事で諦めないぜーーーー」

「おや、誰かの声が・・・・気のせいか、さてこの様式なら入口はここではないな」
 その場所を後にし、ジャングルの奥地へと進んでいく。

 こうして無人島である、アルカナイカ島での宝探しレースが静かに始まった。


「仕事の時間よ、猟兵達」
 大きくはないが、部屋に声が響く。
 忌月・カルタ(愛され系ご主人様と過保護な娘達・f30657)は、読んでいた本に栞を挿んだ。

「場所はグリードオーシャンにあるアルカナイカ島・・・名前の由来は宝があるかないか、すごく大雑把ね」
 島の名前の感想に同意する猟兵達。

「猟書家になったメリー・バーミリオンが、その宝を狙って遺跡に踏み込んだわ。遺跡の罠のおかげで時間は稼げてるけど、宝を得るのは時間の問題」
 手を振るい、アルカナイカ島の立体図を出現させる。島中心部にある建物そこに入っていくメリーの姿。そして罠によって下に落ちるシーンまで見せられる。

「冒険商人のエスタという女性が近くにいるわ、身体能力もそこそこ高くて、遺跡の機構や仕掛けなどには詳しいから頼りになるはずよ。ただ遺跡好きで筋金入りの冒険バカだから興味を持つと立ち止まって考察し始めるわ・・・」

 そこまで言うと立体図を消し、猟兵達に向き合う。

「宝の詳細はわからないけれど、猟書家共にあげる義理はないわ」
「準備できた人から、声をかけて・・・飛ばすわ」

 そうして、本を開き読書を再開した。


レギオニル
 どうも、新立ち絵で気合入ってるレギオニルです。

 第一章は冒険。
 宝のもとへ向かうためにジャングルや遺跡内部を進みますが、行く手を防ぐ生物や亀裂。
 エスタさんとの冒険を楽しみつつ先に進んでください(障害に関してはリクエストしてもらえればそれを採用します)

 第2章はボス戦。
 メリー・バーミリオンと戦います。エスタさんが遺跡の罠を使ってサポートしてくれますよ。(サポート内容はリクエスト採用、いらない場合はサポート不要と書いてください)

 プレイングボーナスは共通して冒険商人エスタさんとの協力。
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第1章 冒険 『沼に嵌まるな!』

POW   :    凶暴な生物を駆逐しながら返り血にまみれて沼を渡る

SPD   :    凶暴な生物の注意を逸らして素早く沼を渡る

WIZ   :    凶暴な生物に気付かれないように慎重に沼を渡る

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

レア・リリシエル
エスタさんの様々な考察を聞きながら(あまり理解はしていない)一緒にマイペースに目的地に向かいます。亀裂などがもしあった場合は、ユーベルコードのライオンライドで飛び越えます。



 ツタが絡みついた石柱の前に1人の女性が立っていた。レア・リリシエル(黒薔薇のヤドリガミ・f33682)が声をかける。
「えっと、お姉さんがエスタさんでしょか?」
「あぁ、ワタシがエスタだよ…キミは猟兵の人だね、ワタシに何か用かな?」
「実は…」
 メリー・バーミリオンがこの島の宝を狙っていること、その宝を悪用されたら困るから先に手に入れたいから手伝っていただけないか、と伝える。

「ふむ、中々面白そうな冒険になりそうだ。いいよ、君たちと手を組ませて貰おう」

 少し思案した後、エスタはその提案を受け入れた。

「そう言えば、何を見ていたのですか?」
「この石柱を見ていたんだ。この遺跡は恐らく神殿だ。この柱のココに模様が彫ってあるだろう?神殿の柱は飾り柱になっている物があって、ソレは神様の物語が書いてあると、私は思ってるの!あと
ココの石畳からして…」

口調が崩れて、どこか幼い子供(実のところ16歳なので冒険商人としては若い方)を思わせるような目の輝きで次々にこの遺跡について語っていく。
なお、うなずいて聞いているレアだが、人の暮らしにあまり詳しくないのも相まって理解していると言い難い。

 そんな2人が、道を進んでいくと大きな亀裂が行く手を遮った。

「ここは私の出番ですね」

 黄金のライオンを呼び出し、その背に乗って亀裂を飛び越える。エスタの興奮度が更に上がった。これは今まで以上の冒険になりそうだ。

 まだまだ、お宝までの道は続いていく。

成功 🔵​🔵​🔴​

バルタン・ノーヴェ
SPD アドリブ連携歓迎

ハーイ、ご用命とあらば如何なる場所へも参上デース!
雇われメイドのバルタンデース!
遺跡探索のお手伝いと身辺警護に派遣されてきマシタ。
よろしくデース、エスタ殿!

指示に従ってお手伝いしマース。凶暴な生物は各種武器で撃退しマスネー。

さて、謎解きにもギミックの突破にも、脳や体力への栄養補給が必須であります。
よって、本領発揮! 格納型メイド用キッチン、展開!
エスタ殿や同行している他のエブリワンのリクエストにお応えして、料理を振る舞いマース!
ハーイ、ごはんデスヨー!
十分に満足されたら、どんな行動も成功間違いなしであります!

メリーさんが来訪されるまでに、進めるだけ進んでしまいマショー!



 亀裂を超えたエスタの前には石造りの壁。ここは最初の大きな入り口の反対側だ。おそらくこの辺りにもう一つの入り口があるはずなのだが・・・。

「まったく、人気者はつらいなッ!」
 彼女の周囲には巨大化したワニが数匹、牙を向けていた。襲い掛かってくるのをショートソードで切り抜けている。

「ハーイ、ご用命とあらば如何なる場所へも参上デース!雇われメイドのバルタンデース!」
 バルタン・ノーヴェ(雇われバトルサイボーグメイド・f30809)が突如上からやってきた。エスタとワニの攻防を確認し、取り出した武装でワニに攻撃する。

「何とかなったね、ありがとうバルタンさん」
「これくらい朝飯・・・!」
 話の途中で何か思いついたのか、先ほど倒したワニを解体していく。そして格納していたキッチンを展開して調理を開始する。

「ワニ肉パーティーデス!」
 ワニを使って出来上がった料理の数々に舌鼓を打ち、やる気満々で探索を再開する。

一方その頃遺跡地下では。
「暗いし、いたるところに罠があるし・・・もう最悪」
 メリーが不満を爆発させながら宝に続く道を探していた。

成功 🔵​🔵​🔴​

フィロメーラ・アステール
「どんなお宝が眠ってるんだろうな!」
【宝探し】ならお任せ!
この幸運の流れ星がいれば大勝利は確実さ!

というワケで【星の奇跡】の出番だー!
これは運が良くなる技、もちろん他者にも付与できる!
ラッキーパワーで、エスタちゃんと一緒に「あれは何だ!?」「こっちのコレ気になる!」などと興味の赴くままテキトーに探索するだけで、運よく安全に先に進める雰囲気になる!

たまたま罠が不発・方向転換したお陰で足元の危険を避ける・飛び出してきた猛獣の方が先に罠にかかる・罠にかかって移動した先が近道だった……そういうアレコレで!

まあ運だけじゃ難しい場面は【空中浮遊】の魔法とか【オーラ防御】バリアとかで地道に対処してもいいぞ!



 遺跡内部に入り込み、知的好奇心を満たしつつ奥へと進んでいたエスタの前に立ち塞がったのは十字路。左の脇には石碑があり進むべき道筋を示していたのだろうが、風化していて修復不可能レベルで読めなかった。

 「大丈夫!あたしに任せろ!」

 フィロメーラ・アステール(SSR妖精:流れ星フィロ・f07828)が声を上げ【星の奇跡】を使う。
「なるほど…なんとなくコッチのような気がする」
 エスタの選んだ道は正解だったようでその先の謎解きもすぐさま答えを出し
、サクサクと進んでいく。

「そういえばこの遺跡には、どんなお宝が眠ってるんだろうな!」
 ふと、フィロメーラは疑問に思ったことを口に出す。
「神殿だったことを察すると神具の類い、もしくは封印されている何かだろう…この年代の神は多種多様だからもしかしたら初めて見つかったタイプの神殿かもしれない!」
 少しずつ興奮が増しているのか、歩みが力強くなる。その時踏んでしまった足元のトラップもなぜか起動せず。

 もうすぐ、最深部につく。


 

大成功 🔵​🔵​🔵​

仲佐・衣吹(サポート)
ワシことコートが対応しよう
老人口調の人格
元刑事のようとも表されたが無論そんなことはない
目覚めて五年くらいなものだからな

派手な立ち回りより隠れながらや考えながらの行動
追跡や情報収集が得意だ

意思持つ相手だとちょいと感情移入してしまう傾向があるがな
いい方向へ導いてやりたいと思うのは道理だろう

アイテムやユーベルコードは良さそうなものを使ってやってくれ


エリカ・グランドール(サポート)
 サイボーグのシャーマン×電脳魔術士のエリカ・グランドールです。
 戦闘はあまり得意ではありませんが、周囲の状況を観察して違和感のある箇所を発見したり、敵の弱点を推測して隙を作り出すといった行動で皆さんをサポートしたいです。

※セリフ例
「今、何か光りました。ここに何かあるのでは……」
「あの敵の動きには規則性があるわ。うまく狙う事が出来れば……」

 冷静沈着と言う程ではありませんが、ビックリする事はあまりありません。
 あと、笑いのツボが良くわかっておらず「今の、どこがおもしろかったのでしょうか?」と、真面目に聞き返す事もあるようです。

 ユーベルコードは、エレクトロレギオンを好んで使います。



「このさきが最深部なのに・・・」
 エスタの前にあったのは、巨大な石扉。今までの道中に開けるような仕掛けはなかった。だからこの部屋の中に開ける仕掛けがあるのは間違いないはずで、実際にスイッチになりそうな個所は見つけた。だが、それを押しても扉が反応しないため一歩も進めない。手持ちの爆薬では扉を壊すには量が足りず、遺跡マニアとしても出来るなら取りたくない選択の一つだ。

 悩んでる彼女の前に現れたのは仲佐・衣吹(多重人格者のマジックナイト・f02831)とエリカ・グランドール(サイボーグのシャーマン・f02103)だ。
「少し調べてみますね」
 電脳ゴーグルを装着し、付近を調べ始めたエリカ。石畳の下に複雑な機構が存在しており、どうやら老朽化によって動力部が破損し、扉の開閉システムが駆動しない状態になっているようだった。

 地下に行く道を見つけ、動力部を確認する。
「よかった、木製のギアの歯が数ヵ所かけてるだけだ・・・。これならちょっと時間がかかるけれど修復できる!」
「なにが必要なんだね?」「そこら辺の強度がありそうな木材を頼めますか」

 衣吹、いや今はコートがエスタの話を聞いて、適切な木材を集める。その木材をギアの歯に当て、その形に切り取る。


「ごめんなさい猟兵さん、本当なら扉を無理やり開けた方が早いのはわかってるんです。それを私の我儘で・・・」
 作業をしながらそうつぶやく彼女
「それが、おぬし自身で決めたことならワシは何も言わんよ」
「私にはあまりわかりませんが、それがあなたの信念なのでしょう」
 猟兵二人はそう言葉を返す。
「ありがとう・・・ございます」
 少女はお礼を言い、作業に再び戻る。それから少し後ギアの歯の応急処置が終わり、スイッチを再び押すと扉が大きな音だして振動し、少しずつ開かれた。

 開かれた先に存在したのは、正方形の部屋。
その部屋は比較的広く中心に祭壇があり、その周りを囲う様に水が流れていた。祭壇の上には台座が置かれ、白い輝きを放つ大きな水晶玉が存在していた。
 
 

 

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​




第2章 ボス戦 『メリー・バーミリオン』

POW   :    野郎共、仕事の時間だ!
レベル×1体の【海賊船団員】を召喚する。[海賊船団員]は【したっぱ】属性の戦闘能力を持ち、十分な時間があれば城や街を築く。
SPD   :    お宝発見アイ〜伝説の海賊を添えて〜
対象のユーベルコードの弱点を指摘し、実際に実証してみせると、【大海賊の霊】が出現してそれを180秒封じる。
WIZ   :    大逆転! 元の木阿弥大津波
自身の【サーベル】から、戦場の仲間が受けた【屈辱の数】に比例した威力と攻撃範囲の【津波】を放つ。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は十六夜・巴です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


部屋に入ろうとした、瞬間。

真正面の壁が吹き飛ぶ。とっさにエスタは、水晶玉を自身でかばった。
土煙が晴れた先にいたのは、メリー・バーミリオン。

「ハッ、間に合ったみたいだな!」
エスタの持っていた、水晶玉をみつけ笑うメリー。

宝物を巡る最終決戦が今始まる。
バルタン・ノーヴェ
POW アドリブ連携歓迎!

HAHAHA! 待ってマシタヨ、メリーさん!
帰り道に待ち伏せされるより、こうして正面から出てくれた方が助かりマース!
ここで返り討ちにしマース!

真の姿を開放。軍帽と軍用コートに身を包み、冷徹に行動を開始するであります。
目的は敵の排除、要件はエスタ殿の安全確保。ならば問題なし。
エスタ殿の前に立ちふさがり、彼女が解析した罠によって、海賊船団員たちを嵌めてもらいましょう。
罠にかかったところへ、重火器(ガトリング、火炎放射、グレランなど)による一斉射撃で殲滅を敢行するであります。

抜けてきた敵は我輩のファルシオンで斬り伏せるであります。
エスタ殿には指一本触れさせないでありますよ



「HAHAHA! 待ってマシタヨ、メリーさん!
帰り道に待ち伏せされるより、こうして正面から出てくれた方が助かりマース!
ここで返り討ちにしマース!」

 エスタを背後に、バルタン・ノーヴェ(雇われバトルサイボーグメイド・f30809)は、メリー・バーミリオンにそう宣言する。

「チッ、猟兵も居やがるのか…野郎共出てきやがれ!」
 その一言でこの部屋を埋め尽くすように無数の手下が出現する。
 「こちらも本気で行きます」
 軍帽と軍用コートに身を包み、今までとは雰囲気が変わる。
 「バルタンさん…少し私に考えがあります」
 一触即発の状況でエスタは敵に聞かれないように囁く。
 「行動を起こしたら、私を連れてとある場所まで走って欲しい」
 「勝算は?」「自信あります」「了解」
 エスタは、バックの中にしまっていた煙幕を取り出し地面に叩きつける。彼女を抱えつつ、邪魔になる敵だけをファルシオンで切り払い来た道をエスタの指示で戻る。

 煙幕がはれた後、メリー達が急いで追ってきた。先程よりも広い部屋の入るとその先に居たのは重火器をこれでもかと用意したバルタン。急いで下っ端達に戻れと指示を出すも、入ってきた扉が閉まる。エスタが仕掛けを発動させたのだ。パニック状態になった彼女達を襲う弾丸の雨霰。

 エスタ達はまた走り出した。

 

大成功 🔵​🔵​🔵​

火土金水・明
「あなたにこの島の宝物を略奪させる訳にはいきません。だから、邪魔をさせてもらいます。」(エスタさんの発動させた罠のタイミングに合わせて攻撃をします。)
【POW】で攻撃です。
攻撃は、【継続ダメージ】と【鎧無視攻撃】と【貫通攻撃】を付け【フェイント】を絡めた【ねこねこ・ロックンロール】を【範囲攻撃】にして、『メリー・バーミリオン』と召喚された者達を纏めて攻撃します。相手の攻撃には【残像】【オーラ防御】で、ダメージの軽減を試みます。(黒猫の姿は使い魔のクロにそっくりです。)
「(攻撃を回避したら)残念、それは残像です。」「少しでもダメージを与えて次の方に。」
アドリブや他の方との絡み等は、お任せします。



火土金水・明(夜闇のウィザード・f01561)は、エスタと共に遺跡の中を走っている。少し離れて、メリーとその配下たちが追ってきている。

今通っている通路は、比較的劣化が酷く激しい戦闘には耐えられないだろう。

「向こうは、好き勝手やってくれてるけどね。」

背後から飛んでくる銃弾に気を配りつつ、これからのことを考える。
「もう少し進んだ先にも、大広間があったはず・・・そこで迎え撃とう。」
「わかったわ、少し時間を稼げるかしら?」
「少々ならなんとか!」

大広間に飛び込み背負っていたカバンから2つ、小瓶を取り出し地面に投げつける。
後を追ってきた下っ端が何かに足を取られずっこける。瓶の中に入っていたのはトリモチ、古典的なトラップだが効果は絶大だったようで、先頭で引っかかった人が壁となり足止めとして十分に機能した。

「あなたにこの島の宝物を略奪させる訳にはいきません。だから、邪魔をさせてもらいます。」
使い魔に似た大きな黒猫を召喚した明の一言と共に、黒猫がメリー達を叩き潰した。

「流石に、武器まで使ったら私たちも生き埋めになりそうだからこれでやめておくわ。」

再度、入口まで走り出した。

大成功 🔵​🔵​🔵​

フィロメーラ・アステール
「おっと、この通路の雰囲気は……」
アレがある所じゃない?
遺跡ではお約束ともいえるアレ!

というワケでエスタちゃんに『岩がゴロゴロ転がってくる仕掛け』を発動してもらうぞ!
狭い道で岩が転がってきて逃げるしかない、的なヤツ!

でもこの岩は上に隙間があって【空中浮遊】すれば抜けられる!
エスタちゃんも【念動力】で浮遊させて避け!
でも追ってくる敵はそうもいかない、という作戦さ……!

手下がゾロゾロいたら、いきなり方向転換はしにくいじゃん?
だから多分、敵は手下達に協力させて岩を受け止めると思う!
そこを【成層圏・重力隕石落とし】で岩ごとドカーンって【踏みつけ】てしまえば、一網打尽にできるんじゃない?



「おっと、この通路の雰囲気は……」
フィロメーラ・アステール(SSR妖精:流れ星フィロ・f07828)はこの場所を覚えていた。
通路の真ん中あたりにわかりづらいがスイッチになりそうな石畳があり、エスタが踏んでも何故か起動しなかったトラップの王道。

そう、通路に転がってくる大岩。
この狭い通路で、大量の手下を相手にするにはうってつけの仕掛けだ。

「というわけで、一網打尽にするよ!」
「どうよけるんですか?」
「そこは念動力で、ちょちょっとってやつだよ」
「・・・お願いします」

覚悟を決めたエスタは、起動スイッチを踏み抜いた。瞬間すさまじい音と共に目の前から大岩が転がってきた。フィロメーラはエスタを念動力で浮かばせ、自身も浮遊し避ける。
突如目の前に転がってきた大岩にパニックになった手下たちだが。
「野郎共、うろたえるな!受け止めろ!!」
メリーの一声で人壁ができ、大岩を受け止めた。

「もちろんそこまで、お見通しだぜ!」
しかしフィロメーラのほうが一枚上手だった。
受け止めた大岩ごと人壁を蹴り破った、衝撃で吹き飛ぶ。

「やったぜ!」
エスタとハイタッチを決めようやく出口までたどり着いた。

大成功 🔵​🔵​🔵​

フィオリナ・ソルレスティア(サポート)
◆性格
普段から冷静沈着で人当たりが良く優しいお姉さん。
実は猫と弟を溺愛する困ったさん。隠しているつもりが割とダダ洩れ
口調は「私~だわ」「私~かしら」『下の名前+さん付け』
胸にトラウマがあるため巨乳の敵には容赦しない。絶対に。

◆戦闘
オートフォーカスで敵をロックオンし、遠距離からの魔法系UCで戦う。
アイギスの盾で相手のUCを相殺したり、敵の弱点に応じた属性攻撃等を
得意とする。フィニッシュはバベルの光が多い。
TPOに応じて愛用の宇宙バイクで戦うことも。意外と乗りこなす。

◆非戦闘
動物と話す等、情報収集を中心にしつつも、ハッキングやシステム破壊等
荒業で対応することも



「あー、どうしよう?」
目の前が出口なのだが、その前に広がる大きな穴。
エスタは見ていなかったのだが、メリーが誤って出口から入ったため作動してしまった落とし穴。どうやら装置が壊れているらしく開いた穴がふさがっていない。

「ここからだと、ロープ掛けられそうなとこもないし・・・」
「飛ぶしかないですね」
フィオリナ・ソルレスティア(サイバープリンセス・f00964)が思い切ったように言う。傍らにFlying Broom GTR・・・宇宙バイクを用意している。フィオリナはどうやらバイクで穴を飛び越えるつもりのようだ・・・が。

「なにこれなにこれ!こんなの見たことない!!」
初めて宇宙バイクを見たエスタのテンションが爆上がり。何とかエスタをなだめ、助走距離を取りバイクを走らせる。見事な腕前で難なく飛び越えた。

少し遅れて、メリーがやってきた。度重なる攻撃で手下は壊滅状態だった。
「クッソ、てめーら・・・いやそうだ!」

メリーはそばに落ちていた板を使い、サーベルから大波を出した。
勢いよく出た波、板で波を乗りこなす。だがそれをやすやすとさせる猟兵ではない。

「問答無用、落ちなさい!!!」
恨みのようなものが込められた、魔法の雷槍は板貫き砕き。

「おぼえてろーーーーーーー」

絶叫と共に穴へ落ちていく、メリー。
こうしてお宝攻防戦は、エスタと猟兵たちの勝利で終わった。





波打ち際にやってきたエスタ。手に入れた水晶玉を砕き、海に流す。
「よかったの?そんなことして」
「行きたい場所への道筋を示してくれる導きの宝玉」

「こんなものあの人たちに取られると大変ですし」
「私の冒険には必要ありません」
そして、笑顔を浮かべ。
「さぁて、次の冒険はどんなことになるか楽しみだ!」

続く・・・?

成功 🔵​🔵​🔴​



最終結果:成功

完成日:2021年07月25日


挿絵イラスト