満員御礼!回春按摩
「召集に応じてくれて感謝する」と嘸口・知星(清澄への誘い水・f22024)は無愛想ながらも丁寧に礼を言うと、ブリーフィングに集まった面々に頭を下げた。どうやら700年もの間大正時代の続く世界、サクラミラージュにて事件が起こるらしい。
しかも、今回は国が違う。厳密には、帝都の元に全ての国家が統一されているため、国内の出来事ではあるのだが……影朧退治は場所を選ばないということだ。時には海を越えた先で影朧と相対する。それも超弩級戦力である猟兵の務めであろう。
舞台は大清――すなわち、極東浪漫。
さぞかし異国情緒溢れる旅になるかと思えば、決してただそれだけではない。知星の危惧するところによれば、アングラで、猟兵の身にも危機が及びかねないという。何かしらの対策を準備しておくべきかもしれない。覚悟してその場に残った猟兵たちに、彼女は説明を続けるのだった。
概要は以下の通りだ。
レジュメが手渡される。提示された資料には結社「三足烏の会」の仔細が記されていた。いわく時の権力者を勝利に導いた八咫烏を命名の因とし、栄光ある影朧の餌にふさわしい、美しく輝いている者を次々手にかけているという「筋金入り」だ。
「あなたたちはマッサージを受ける客として潜入し、三足烏の会の情報を聞き出してほしい」
知星が言うには、結社が運営していると目下予測される回春マッサージ店があるという。
指圧はもちろんのこと鍼灸や按摩、お香にアロマ、気功にセラピー、オイルと複合的ではある。種族によっては散髪やトリミングもしてくれるそうだ。しかし、その実態は、結社のターゲットである「美しい者」を見定める場であるという。客や施術師にそれとなく聞き出せば、裏に隠れた「三足烏の会」の足取りを追うことができるだろう。なお、このターゲットに男女種族は問わないらしい。影朧の餌は本質的な美を捉える、だそうだ。知星は肩をすくめて言う。
「美、か。悪党の癖に、妙な美意識を持っているものだ」
要は普通にマッサージを楽しんでいればいい。その内リラックスして眠りにでも落ちれば、結社の方が此方の望む展開に持ち込んでくれる。
賓客として認められれば、更なるVIP待遇として結社の本拠に連れ込まれる。
彼らは東洋のマッサージ師を装いながら、影朧『廃棄物』あるいは『人間モドキ』を繰り出してくる。もっとも触手攻撃が執拗なだけで特筆する能力はなく、結社員自体はそれほど腕っ節が立つわけでもない。
「繰り返しになるようだが、結社員はあくまで影朧を使役しているだけの『一般人』だ。あまり有用な情報も持ってなさそうだが、拘束・逮捕する程度にとどめてくれ。影朧退治があなたたちの目的なのだから」
あまり事を荒立てて事件の首謀者に勘づかれても面白くない話だ。もちろん抵抗するべきだろうが、あまり派手に立ち回ると拠点のボス……今回の首謀者に無用な警戒心を抱かせる。結社を壊滅させるためにも立ち回りには慎重さが求められることになるだろう。
うまく制圧するか、それとも施術がひと段落したタイミングで攻勢に転じるか、猟兵の判断力が求められるところである。
最期に院長を装って結社のリーダーが登場する。彼は他の結社員とは違い『じんめんそう』という影朧を使役してくるので違いは瞭然だ。
脳洗浄という脳のむくみをとるマッサージをする、との触れ込みだが、あまり真面目に取り合っていると洗脳されてしまう。結社の被害者が戻らないのは、おそらくこの脳洗浄もとい「洗脳マッサージ」を受けて理性を喪ってしまったからに相違ない。
どうやら肉体と精神をマッサージで掌握することで、被施術者は影朧にとって都合のいい「餌」になるようだ。リーダーのカリスマ性で担保されている論理なので、リーダーを逮捕すれば自然この結社も瓦解するだろう。
なので無論、このリーダーも逮捕が目的だ。殺害しては余罪を追求することもできない。罪を償わせるためにも、必ず拘束してほしい。
「さぞ大掛かりな捕り物となるだろう。なに、気負わず、凝った肩を解す程度に考えておけばいい。……しかし東洋のエステか。ふむ、ほう」
知星は顎に手を当て、少し考えて零した。
「あとで感想を聞かせてくれ。いや、依頼ではなく個人的なお願いなのだがな」
この気難しいグリモア猟兵にも、どうやら人並みに悩みがあるらしかった。
地属性
こちらまでお目通しくださりありがとうございます。
改めましてMSの地属性と申します。
以下はこの依頼のざっくりとした補足をして参ります。
今回は東洋のちょっぴり胡散臭いマッサージ、アングラな雰囲気を楽しめます。
この依頼はセクシー系もといお察しとなっておりますので、嬉し恥ずかしダメージが多目となっております。
あえてクールに切り抜けるもよし、ピンチプレイングを演出するもよし。仮に演出上ひどい目に合ったとしても、🔵は得られますしストーリーもつつがなく進行します。思いついた方はプレイングにどうぞ。
基本的に集まったプレイング次第でどうとでも転がる仕様になっています。
続いて、敵について補足をば。
「影朧を使役する結社」である三足烏の会は、今回の冒険が成功すれば壊滅します。異国情緒を感じる語尾やカタコト口調であり、実はいい人……なんてことはなく普通に悪党です。ですからまとめて討伐するヨロシ。アチョー!
では皆様の熱を帯びた(?)プレイングをお待ちしています。
第1章 日常
『モフモフおすすめ、シャンプー&マッサージ』
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POW : え、此処ホントに入って良いの?モフモフじゃないけど場違いだったりしない?
SPD : 尻尾のブラッシングとお手入れを・・・
WIZ : 頭皮マッサージをお願いします
👑5
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
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種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
サクラミラージュの海の向こう、大清に居を構える、裏エステ店「ヤタガラス」。
清潔感が見て取れる店構えと、利用者の声、そしてその値段設定から庶民、富豪を問わずに評判の良い店だ。
その実態は、優良店とは間違っても言い難いものではあるのだが……。
今日もまた、自身の美を磨くため、あるいは愛しの恋人やパートナーのため為にと、その身を「嬲られる」客が列を成す。
今日は普段と異なる様相の者が多い。ともあれ、客として迎え入れるに申し分の無いその姿に、受付係は相好を崩し。
「お客様、初めての方ネ? ただ今からなら丁度、空いてるヨ。――施術していかれますカ?」
篁・綾
アドリブ等歓迎。セクシー系も問題なし。
…普通に罰当たりな名前ね。とんだ風評被害だわ。
…まぁ。回ってきた因果で滅ぶのでしょうけれど。
事前に自身に【催眠術】をかけ、洗脳・催眠術等の対策だけしておくわ。
とりあえず利用出来るものは利用してみましょう。
マッサージのついでに【誘惑】するように尻尾を振り、手入れでも頼んでみるわ。
まぁ、それなりには手入れしているのだけれど……。
マッサージとトリミングは特に抵抗せず、普通に受けておきましょう。
まずそうな薬物があれば【毒耐性、環境耐性】で対抗を。
何もないなら、場合によっては普通に寝てしまうかも知れないわね。
…そうでもない場合は寝たフリでもしましょうか。
悩ましげに肩に片手を当てて、傾けた首筋をもにゅもにゅと揉み解していたその娘の紅瞳が、ふと受付と交錯する。店舗に掲げられた傾いた看板はどうやら偽りなかったらしい。
……普通に罰当たりだろう、とは思う。思っても口には出さない。
「ではこちらに名前をどゾー」
篁・綾(幽世の門に咲く桜・f02755)と、彼に促されるままカウンターへと身を寄せて、手にしたペンにて必要事項を書き込んでいく。
受付は問題ない、と判断したようだ。
「確かに。それでは篁さん。奥の部屋へすすむアルヨ」
促されるがまま通された奥の部屋を見渡せばすでに、むわんとお香が焚かれており、ムーディーな雰囲気に桃色の壁と赤色灯がいかにもな没入感を綾に与えた。思わずどきりっと高鳴った胸、そしてふりふりと期待に尾を振ってみせる。東洋のエキゾチックな按摩施設ともなればなるほど、未体験である。
奥に待ち構えていたのは、糸目の女性だった。八咫烏の刺繍が施された中華衣装は足を大きく露出しており、不用意に艶かしい。
「ふぅん」
「マッサージにトリミング、折角ですので、美容エステもしておきましょうネ。それでは、服を全て脱いでこのカゴに入れて、寝台の上に寝そべっていただくヨ。少し恥ずかしいかもしれませんが、このポーズするヨロシ」
見本を見せる様に腕を組んで顎の下に手首が当たるような姿勢をしてみせる。
……たしかにとても恥ずかしいが、相手は同性だ。ならばその辺りは目を瞑るしかないだろう。
「……帯刀して来なくてよかったわ」
「? はァいリラックス、リラーックス」
手早く衣服を脱いで畳むと、うつ伏せに寝そべる。お世辞のような文句を並べて、マッサージ師はまず綾を持て囃した。……それが明らかに褒め言葉とわかっていても、それはそれで悪い気はしないものだ。綾自身が花に例えられるほどの麗しい見た目とオシャレに抜群のセンスを持つ。その上、歩けば同性異性問わず振り返るほどの美貌に、隠してはいるが出るところは出て引き締まったところはキュッと引き締まるスタイルのよさ。……その幾分かも自負があれば、会話をしているうちについつい気も緩んでしまう。
頭皮、それに尾のマッサージをしつつ、トリミングも行っていく。
――ぎゅっ……ぎゅ……!
「んッ……」
「丈夫ないい体ネー。何かしてル? スポーツ」
「ん、あぁ……別に……」
海辺で遊んだりスイカ割りしたり……はスポーツに含まれないな、とぼんやり考える。まさか正直に言うわけにもいかないから適当にはぐらかすけれど、「天然でそれなら羨ましいアル」とさらに過剰に褒めまくる。頬が上気したのは、決してマッサージによる熱篭りだけではないだろう。
それなりに自分自身手入れを行っている(それなりに、という謙虚さが彼女の心身の美の現れ!)からこそ、プロの目から見れば二、三申したいこともあるらしい。尾にブラシを這わせると、丁寧に梳いていく。オイルにも、部屋を漂うお香にも、気付けるような違和感はない。むしろ居心地が良すぎるくらいだ。ふわふわしてくる頭をなんとか働かせる。
「毛並みツヤツヤ! 時に、耳も剃りますカ?」
「整えてほしいわ」
「かしこまリ」
言い回しが妙にカタコトっぽいというか、異国情緒といえばそれまでなのだが、そこにさえ目を瞑ればなかなかに快適じゃないか。
めぐれ めぐれ 血潮よ我が身を……なんて。鏡を見せられると、紅の瞳が喜悦に潤んでるのが見えた。少々気恥ずかしい。
「尾は切らないで。あと喉が渇いたのよね。何かもらえる?」
「ではそろそろマッサージに。ええと、何か何か、熱いカ冷たいカ?」
「冷たいお茶にして。なんだか体が火照ってしょうがないわ」
そうこうしてるうちにマッサージが始まる。薄布一枚を敷いてうつ伏せになるのはなかなかに豪気だが、すでに警戒心はほとんどない。 頭が明晰さを保っているのは事前に自分に暗示をかけているからだ。毒は見破る、怪しい動きは察知し行動、特に薬物と危険物には目を光らせる。しかしそれもどうやら杞憂だったらしい。このジャスミンティーだって、どうということはない。よく冷えてはいるが市販されている類のものだ。
「無味の毒もない……ようね」
「やっぱりいい体してるヨー。でも凝ってる。すごく凝ってるネ」
――ぎゅっ……もみ……もみもみゅ……!
施術ベッドの上で、綾は背を仰け反らせ、全身をひくひくと震わせている。
腋から首、肩、肩甲骨、うなじ、そのまま背筋を通って尻尾の付け根。特に尻尾の付け根は神経が集まっているため、触れられるとどうしても体が反応してしまう。それは鍛えていようとわかっていようと、どうしようもないことだ。人間的な感覚で言うなら臍を穿られている感じに近い。皮膚越しに内臓を直接ゴシゴシ扱かれているような、そんな無遠慮な刺激に、あられも無く身悶えする。飲み物も溢してしまった。
「ん……っく」
「声どんどん出してきましょネ。我慢ダメ。ほら、舌もべえってだして」
指の腹で舌を摘んで引き伸ばす。そのままぐちぐちと撫で上げてやると、てらてら光る指先で銀糸の橋を作って見せた。これも単なる印象操作。だのに自分がどうしようもなく淫らなんじゃないかと錯覚させるには、効果的であった。
崩れかけた心の障壁を、再築するのは難しい。次には丸出しの臀部を揉み上げる。それも単純にペタペタ触るのではない。むっちりと揉みしだいたり、円を描くように変形させたり、あるいは尻たぶ同士を摘んで無理やり広げさせたり。
普通なら後脚で蹴り出してやりそうな背術にも、ふっふっと息を荒げ、時折り物欲しげに悶えるだけ。咲き乱れることを待ち望んだ蕾は、刺激という甘美な水分を求めて、むしろ渇いていく一方だ。
「かっ……かひっっ……くひっ……きいっっ……」
「物足りない? それともやめるカ」
「つづ……けて、続けていい……っ」
「彼氏はいます? もしかして、結構遊んでるカ?」
薄くなった警戒心は、少しだけならば、という甘え、それも自分自身に対する甘えとなって降り掛かってくる。
そんな最中に告げる話題は、段々と卑猥なものへと移っていった。さも日常会話の如き空気で語り掛けながら、やがて手がさらに下へと伸びて。ぬち、ぬち、と秘孔の皺を解す様に指が浅く出入りをし、露わになる尾の付け根、さらには堂々と指を潜り込ませた粘膜をも指の腹が擦り上げる。
一本、そして二本。
爪の先でカリカリと傷をつけるように刺激しながら、息を吹きかけたり、覗き込んでみたり。わざとクンクンと鼻を鳴らしてみせると、一層興奮で顔全体を朱に染めて愛らしい。
真っ赤で鮮やかな粘膜は、やや乳酸臭い粘液に塗れている。ヒクヒクと物欲しげにひくついているのを見ると、マッサージ師は満足そうに頷いた。
「お客さん、よければVIPコース案内するヨ。お試しで安くしとくネ。きっと『生まれ変わる』心地、味わうアル」
「生まれ……まさか、それって……?!」
「それまでほぐしてくヨ〜。じっくり……たっぷりとね」
「ああぁあ……んんっ」
見せた笑顔が、仄暗い印象を受けた。しかしそれも一瞬で、また営業スマイルに戻ってしまう。ようやく尻尾を見せた、否、足を見せた。それまでだ。やがて働いていた頭も徐々にぼんやりと膜がかぶったようで、それを破ることは叶わず、快楽の海に意識を投げ出すことになった。次に目覚めた時に、どこに放り出されているかも知らずに……。
成功
🔵🔵🔴
純真邪神・幼淫魔姫ピュアニカ
サクラミラージュに来るのは初めてだねー♪
「いつもはする側だからー♪今日は可愛い女の子にえっちな事されたい気分〜♪」
街を歩けば同性なら誰もが振り返る淫魔の神さまで寵姫なぴゅあの美貌(かわいさ)に、全身から溢れる国民的スタアな輝くアイドルオーラを身に纏っていく〜♪
チャイナドレス姿の女の子を指名するよ〜♪
施術中、段々と担当の娘の呼吸が荒く、手つきがいやらしくなってきて、ぴゅあのお胸とかおしりとかあそことかいっぱいえっちに触られちゃう〜♪
眷属淫魔達を呼び出して、お返しに蕩け狂うような快楽を与えて姦(なぶ)って吸精してあげるよ〜♪
淫魔と生えっちして無事で済む訳無いよね〜♪
「女の子同士って素敵でしょ〜♡」
魔女・ウィッチ
本人にはセクシー系NG
我は偉大なる魔女!サクラミラージュとやらに降臨!…なのじゃが。今回は嫌な予感がするので我の身代わりを立ててみるのじゃ!
魔女宝珠から『そういう事』が好きそうな使い魔を召喚じゃ!妖狐とかサキュバスとか誰か出て来るじゃろ!マッサージを受けながら情報収集するのじゃ!
指示後、魔導書と杖を構えて透明化の欲望具現術を自分に掛けてこっそりついて行く!
そして行なわれる『マッサージ』の実態を見て、仮に透明化してなかったら耳の先まで真っ赤になり、顔を両手で覆ってしまうわ…!でもつい気になって指の隙間から覗き見を…(どきどき)
(わわわっ!すごぉ…!あんな所に、そ、そんな事までしちゃうの…っ!?)
高千穂・ましろ
「人々を影朧の餌にしようとする結社は許せません。
客のふりをして潜入調査しましょう!」
『大丈夫かにゃ?
ましろは変身しないと普通の女の子と変わらないにゃ』
「調査程度なら、魔法少女になってなくても大丈夫です!」
マッサージを申し込んで服を着替えて指圧を受けましょう。
お香やアロマの匂いを嗅ぎながらオイルを塗られていると、なんだか変な気分になってきて……
『まずいにゃ、香りやオイルに媚薬の効果が含まれているにゃ』(撮影しつつ
ノワールの思念も聞こえず、マッサージで敏感なところを刺激されて思わず甘い声が漏れてしまい。
「あっ、そこはっ!?
ああああっ!」
激しい刺激に身体を震わせ、そのまま意識を失ってしまうのでした。
ドキッ! と思わず後退りする、まさか自分が声をかけられた、なんてことはないはずだ。透明化の欲望具現術は……機能している。そうでなければ困る。弱冠九歳の魔女・ウィッチ(偉大なる魔女のサーガ・f33446)。体の不調も、それを癒す按摩施設にもとんとご縁がない。そもそも見つかれば、子供だという理由でつまみ出されそうだ。
「ニャ〜」
「なんだ猫アルカー」
見れば胸にリボンをつけた黒猫が喉を鳴らしている。
まさか猫が助けてくれるとは思わなかった。僥倖に安堵する。ウィッチは胸を撫で下ろしていると、じーっとその猫がこちらを見ている。突き刺さる視線は気のせいではないだろう。やむなくウィッチは声を出した。
「助かったぁ……けど、む、向こうにいくのじゃ。向こうに」
『同業者だにゃ? ボクはノワール。協力するにゃ』
「えっ喋って……おほん。いかにも」
『では失礼するにゃ』
黒猫ことノワールは当然のように透明化を見破ると、そのままウィッチの頭にぴょんと飛び乗った。そしてその姿もまた受付の視界から消える。触れているものは一緒に透明化できるのがこの欲望具現術だ(そもそもそうでなければ全裸にならなければいけないのじゃ!)から、潜伏者が増えても変わりはない。
とりあえず成り行きを見守ることにした。マッサージを受けながら情報収集を試みる猟兵が他にいるのなら、万一に備えて息を潜めていた方がいい。
器用にも録画機器を起動すると、ノワールは撮影を始めた。何に使うのだろう。問い詰めてみると「後学……じゃにゃかった、調査の一環にゃ」とのこと。調査の一環ということなら仕方ないな。どうやらやましい気持ちなんて一切無さそうだ。
「では施術していきますヨー」
「よ、よろしくお願いします」
「ぴゅあ、ますますかわいくなっちゃう〜♪」
ノワールのパートナーである高千穂・ましろ(黒猫ノワールと契約した魔法少女エターナル・ホワイト・f29622)と、姫神の純真邪神・幼淫魔姫ピュアニカ(永遠に無垢なる幼く淫らな魔貌の邪神姫【百合淫魔姫】・f30297)。ここは二人の一室である。
片やその年齢とはアンマッチな肢体であっただけに、特に疑問もなくマッサージを受けられることになった。ピュアニカの使命が入ったこともあり、チャイナ服を着こなした女性が施術するらしい。赤チャイナと青チャイナ、いずれも東洋系の美女だ。ここでは客から指名が入ることも珍しくない。薄布一枚のみを体の上からかけて、仰向けに寝具に横たわる。怯えた様子のましろは緊張からか震えていた。
「い、いざとなったら変身して……」
「今日は可愛い女の子にえっちな事されたい気分〜♪ ましろちゃんもそうでしょ〜♪」
「はい……えっはいっ?」
――ぴゅっぴゅ……ぴゅー! ぴちゃ! ぬる……ぬるぬるぬる……。
「あぁ!?」
「わぁ〜♪」
冷たい、と感じるのは一瞬だ。濡れた先からかえって火照ってしまい昂りが抑えられなくなる。さらさらとしたオイルを振りかけられた。紙のように白い薄布では全く肉体を隠すには至らず、むしろピンクの桜桃が透けて見えてしまって淫靡な魅力を浮立たせる。布越しに屹立しているそれを目敏く見つけると、蛇のように長い舌を覗かせて、マッサージ師はそこの一点に狙いを絞る。
「見られてる、と、自覚することも大切ヨー。リラックスしてネー。ちなみに、ここ、いっぱい見てるアルヨ〜」
――くにっ……!
「んみっ♪」
布越しにつまみ上げてゴシゴシゴシと擦りあげる。さながら陰核を摩るように丁寧に、しかし摘んで持ち上げて、指の腹と爪で刺激を断続的に与える。アイドルさながらのオーラを放つピュアニカも、生業としているものからの愛撫はこたえるようで、漏れ出る嬌声を抑えることもできない。
――しゅにっ、くにくに、ちねっ、くりくりくり……!
「あっ、やぁ……さきっぽばっかり、ジンジンするよう……♪」
「やあぁ……はひ、ん、くっううぅ……」
単純な性的経験値でも、魔力による底上げができていないという状況のディスアドバンテージでも、ましろはさらに悩ましげだ。
早々に布を剥ぎ取られ、生まれたままの姿を晒したましろに、マッサージ師の十指が迫り来る。いざとなれば変身する、その手はずだったがノワールが動かない。ということは今まさに調査の最中、というわけだ。ここはまだ抵抗するようなタイミングではない。体の興奮が抑えきれないくらいにむくむくと膨れ上がって、びんびんに反応してしまっているのが気がかりだ。
「あぁっ、だめ、声でちゃいます……」
「我慢だめだめヨー。声だしテ〜」
――ぐいっ!
「あっ」
「次はここ、たっぷり気持ちよくするヨ」
そんな割れ目が細い手指の幾本で割り開かれて、妖しくヌメ光るシェルピンクの雌粘膜を剥き出しにした状態を晒す。外気に当てることで血行を促進する、なんて名目で医療用の無色テープで固定された。もはや自分でも(=ノワールしか)知らない無垢なる地平に、マッサージ師が指を出し入れする。わざと大量に溢れたオイルが股座にまで垂れていたからか、指を突き込まれても痛みはない。
まるで、そこに牝の興奮剤でも盛られていたかのように、ましろの理性が蕩かされる。
剥き出しの雌肉が花芯を上下させつつアンモニア臭のする口と奥口を締め付ける。透明蜜の垂れ落ちる後孔の窄まりもまたキュッ、キュッと締め付けの力みを見せる。見られていると意識しろ、とマッサージ師は言った。元より隠すことも、隠す気もない現状だからこそ、あえて自発的にそうしているという意識が、彼女を際限なく淫らに堕としていく。
「(わわわっ!すごぉ…!あんな所に、そ、そんな事までしちゃうの…っ!?)」
ウィッチは固唾を呑んでその様子を見守っている。当初は見ないつもりでいたが、ノワールも傍らにいる手前、五指のざるな網を通してまじまじと見てしまう。すでに自身の蜜壺も溢れんばかりに濡れそぼり、よもや洪水と言った状態。
もし自分があの寝台に横たわっていたら、もし自分がああやっていいようにマッサージされたら。
「魔女たるもの、あのような……あれしき……ううっやっぱりすごすぎるよっ」
『こにゃ、あんまり揺らすにゃ。映像がブレるにゃ』
ノワールの撮影はさらに危険な領域に突入する。
爆房を揺らしながら喘ぐピュアニカの体勢を変えさせて、腰を突き出させたのだ。当然尻も丸出しで、もはや寝具はよこしまな手術台に様変わる。
剥き出しの秘部にも容赦がない。くりゅっぷりゅんと包皮を用いて扱く様、繰り返し繰り返し、執拗である。女の象徴の根元を引っ張っては、上にスライドさせて、弱点となる刺激を外部から探る。柔らかな包皮の摩擦と、剥く際の突っ張る様な刺激にてその突起の屹立を促しながら、ぐりぐりぐりと秘孔の窄まりを指一本で穿り犯した。
「あっ♪ やだ、あぁん、これ♪ あ、ぁ……だめ、だめ……あぇぇっあ〜♪」
――ぷしっ……!
施術室に虹がかかった。
これもデトックスの一環だとするならば、しかし生理現象やら排泄やら他にもいいようがあるのではないか。そこには国家級アイドルの姿はない。神たる己が生娘のように翻弄され、ただただなすすべもなく快楽の虜となる。たしかに良い刺激だ。
しかし、思う。
快楽とは相互奉仕してこそ、それこそが自身の統べる国の、世界の規則(ルール)!
「はぁあ……じゃあお代金の代わりに、た〜っぷり吸精してあげる〜♪ 二回戦、いただきま〜す♪」
「あっ?!」
「何するヨー?!」
「なんで私も……ひぁああ!」
マッサージ師が逃げるまもなく空いてる寝台にまとめて拘束されると、なぜかましろまで巻き込まれて同じく尻を突き出した姿勢で固定された。ぺろんと舐めてやると面白いくらいに反応して、ピュアニカは笑う。とても愉快だ。なるほど、東洋のマッサージ、まだ序の口でこれならなかなか楽しめる。
妻と彼女にも仕込んで、マッサージの仕合というのも面白そうだ。
「ぴゅあの淫魔術でえっちなしもべにな〜れ♪」
「わぁあっ?!」
「ふぎゃーッ?!」
「ああっ、た、たすけ……え、えっちになっちゃいます……ひうっ?!」
指に拳に、舌に、足指。
マッサージを体得するには実践が一番だ。
「わわっ、こ、こ、これ……大丈夫? うそぉ、ああっ」
『魔法でなんとかなるにゃ』
――その後、騒乱のお詫びとして三人分のVIPチケットを獲得した三人は、晴れて結社の本部へと赴く権利を手にしたのであった。
余談だが、この日二人のマッサージ師が突然退職届を提出したらしい。曰く、これからは神に仕える、ということだが仔細は不明。そのきっかけとなった状況が映像として残されており、神と魔法少女を一目見ようと、大清の闇マーケットでは焼き増しされて高値で取り引きされているのだとか……。
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
サヤ・アーデルハイド
指によるお尻限定
その範囲ならNGなし
普段と違う世界での緊張も、施術前のアロマで和らいできているような…?
って、ここに来たのは正義を為す為、そしてこのマッサージ師は悪の手先!
警戒しつつ、気取られないように客として接さないと!
お堅い、と言われるし、実際日々の正義の活動で疲れは溜まっているので、会話や按摩でリラックス
お、お尻も、揉むのですか?
確かにいつも視線を感じて緊張する場所ですし…
オイルを塗る指先が紐のような生地をずらして、きゅっと締まった穴に
ハレンチなのは、ダメ!
なのに、無自覚な弱点は触られるだけで抵抗できなくなって
そのままそこを徹底的に開発(ほぐ)されて
よく分からない感覚に、頭の中が真っ白に
人形原・九十九
…人の身体とは重く疲れます…えぇ、人形であった頃ならば考えられなかったことですね
まずは髪の方も…はい、そちらは特に入念にお願いします
その後はマッサージの方も
ん、はいそうですね…腰や足などは重点的に…
整髪にマッサージ、腕も良いと…なるほど、…評判が良いのも頷けますね
…それだけに勿体ない…真面目に、であれば普通に成功していたでしょうに…
まぁ、人形原家に関わらないのであれば後でどうなろうと構いませんね
美しい…?当然です。我が身は人形原家なのですから
アドリブ歓迎・NG無し
さらさらさらと受付に名前を書き、促されるがまま寝台に腰掛ける。
ヒーローであるサヤ・アーデルハイド(光凛聖姫アーデルハイド・f32152)。
和美人の人形原・九十九(ヤドリガミの人形姫・f09881)。
いずれも遠き海を超えてやってきた和美人であり、自然マッサージ師の手つきにも力が入る。笑顔はこれ以上ないくらいににこやかで、表面的な部分しか見えていない。よもや、二人が守護者、世界を守るもの、そして家を護るものだとは露ほども思うまい。
「……緊張しているのですか?」
「……」
「もし」
「はいっ?!」
ワタワタとどこか落ち着きない様子で身構えるサヤ。彼女の竹を割ったような気質はどうにも潜入には不得手らしく、緊張した面持ちはこわばってなんだか凄いことになっている。彼女がそのひたむきさのおかげで気づいていないことは幸せだろう。その魅力が周囲を拐かしているという事実は。
一方で、幼さの残る容姿とは裏腹に泰然自若としているのは九十九だ。彼女自身人の体には無頓着なヤドリガミの身である。流れるような黒髪は着物を脱いでしまうとより一層艶やかさがアピールされるようで、伸びやかなまつ毛も合わせて動く芸術品の如き完成された美を誇る。
「緊張しなくていいヨー。リラックスするネ」
「(この人は……悪! 絶対に心を開いたりしませんっ)」
「(できればあまり関わり合いになりたくないものですが)」
動と静。炎と氷。異なる印象の二人はそれぞれ、このアングラな裏マッサージ店でおよそリラックスなど出来なさそうな、そんな心理状態でいる。
しかし、だ。
いざひとたび服を脱ぎ、生まれたままの姿を見られていると、どうしてもその警戒心が崩れていってしまう。もっと言えば、自分のことばかりに気が向いてしまい、その状況処理に脳の容量を使ってしまうのだ。
「お痒いところないアルか?」
「オイルで艶々にしちゃいますヨ〜」
えも言われぬ花の香油を黒髪に付与していく。腰どころか足まで届く髪は、手入れに時間を要するが、二人にとっては自慢であった。激戦の最中でも、続く戦いの連続でも、その誇りは失われることはない。瞬く間に梳かれて艶やかさを取り戻すと、彼女たちも来店時の警戒心はどこへやら、幾分かは会話もするようになっていた。
「わあ! ありがとうございます」
「ん…按摩は腰や、足を重点的に…」
思えば他人に髪を触らせることなど滅多にない。
ヒーローであるサヤは守るべき市民と触れ合うのは稀である。
九十九にとっては己の容姿そのものが恩義だ。触れさせることなど言語道断である。
「オーケーヨ。お姉さんもそれでヨロシ?」
「じゃあ寝台に腰掛けくださいネ」
むせ返るような香、下品なくらいに手つき腰つきを見せつけるマッサージ師たちのフェロモン、毒々しいほどに鮮やかな色彩の空間、彼女たちは非日常の空間へと堕ちていく。よもや理性など働きようもない。
寝台に腰掛けて、指先をピンと伸ばして足を自由にする。たっぷりとオイルを噴きかけて、ついに本格的なマッサージが始まった。先程の髪の手入れや頭皮マッサージとは違う、肢体を磨き上げる按摩。必然、他人に触れられる、ということを殊更に意識する。
「ふうっ」
サヤの両膝に手が乗っかる。その手は膝上から滑らせるようにゆっくりと上に上がっていき、太ももの付け根付近まで迫ってくる。指先は奥の茂みまで睨みをきかせて、快楽の行く末に余念がない。
「いやっハレンチなのは、ダメ!」
「違うヨ〜。私たちはプロだから、問題ないノ」
「で、でも」
手はサヤの秘部に触れるか触れないかくらいの絶妙なさじ加減で内ももを揉み上げる。しかし、そこから先にいこうとするとどうしても忌避感が出るようだ。マッサージ師はもう一人に目配せすると、寝台の上に立ち上がり、サヤの体を抱え上げた。
「ちょっと……なっ、になにっ?!」
「今度はお尻も揉むヨ。私の言う姿勢になってくださイ〜」
「お、お尻も、揉むのですか? えぇっ」
半ば強引に寝台の上に跪き、うつ伏せお尻を突き出す。猫背気味の四つん這い状態。赤ん坊の昼寝でもこんな格好はしない。しかしそういうプログラムだと言われてしまうと、そういうものかと納得させられてしまう。この押しの弱さは美徳なのだが、今回は悪い方へ向かってしまったようだ。
菊穴の括約筋、筋の一つ一つを伸ばすように入念にマッサージを施されていく。ぴくり、と反応した箇所には再びオイルを塗られて、さらに敏感に、薄皮一枚に至るまで解きほぐされた。お尻全体を円を描くように、かと思えば窄まりに大胆にも指を2本入れたり、と緩急を交えている。サヤは不覚にも翻弄されていた。痛みでも、恥ずかしさでもない。未知の感覚への対処法が見つからないのだ。
――つぷ、くちゅっ、クチュッ……くちゅくちゅっ、ふにっ、ぐにいぃいい……!
「くうっ、ふっ、ふうんっ、いっ、はふぅ」
「声いっぱい出るのいい証拠ネー。我慢だめだめーネ、もっとリラックスして、ゆーるゆる、ぐーるぐる」
「だめ……はずかしっ、音がっ。声も、ですっ……っふう?!」
ダメと言われてやめるマッサージ師ではない。器用にも指を二本交互に、抜き取る寸前でずぶっと刺し込み直す、刺し込むように見せかけて指先まで一気にずぼっと抜き取る。指の抽送運動を繰り返した。
腸奥を擦ってやれば、さらに気持ちよさそうに舌を出して喘ぐ。官能の喜悦が最高潮に高まりそうなところで、指をすぽんと脱いで小首を傾げてみせるマッサージ師。
物欲しげに潤ませる瞳が、彼女たちの嗜虐心をくすぐるのだ。
――ぐにぃいい……!
「おほぉ……ここも本当に美しいアル。どこを開いてるかわかるカ?」
「我が身は人形原家なのですから……どこを指されようとも……く」
鉄面皮の彼女は、しかし直視を避けるように様子見している。九十九の方はといえば、サヤほどの拒否反応を見せなかったためか、マッサージ師の手つきはさらに大胆だ。大股を広げると、その先の花園を確認するように、陰唇を広げられている。
医療用のテープで固定してしまえば、もはや自分の意志では閉じられないし、体を割り込まれれば愛撫を拒むこともままならない。まさしく無防備な状態。
ゆっくりと二本の指を九十九の秘部に挿入させた。芸術品のような冷たい美を持つ彼女であったが内奥は驚くほど熱い。二本の指を静かに回転させると、彼女は堪え切れず「あぁん」と大きな声を出した。耐えきれず、といった様相はいささかの気恥ずかしさを覚えたのか、再び戻った無表情にも若干の熱を感じる。
――じゅぷ、じゅぽッ!
「んんんっ……!」
「ほら、よく見てヨ〜。人差し指がゆっくりと入っていくのわかりますカ? すごくキュウキュウ締め付けてきてますネ」
「くふぅっ?! し、知りっません……っ」
「ちょっとほら、中指と人差し指でもっと目一杯広げて……あ~可愛い桃色のアソコが赤く色づいてますネ〜。今まで少女みたいだったのが、こぉんなスケベになってひっどい有り様ヨ」
――ぐにぃい……じゅぷ、じゅぷじゅぱじゅぷ!
「そんな……あぁっ!」
グチュグチュと水っぽい蜜音が、淫靡だが五月蝿いくらいに響かせる。隣のサヤもまた己の菊座に夢中で聞こえてはいない。
快感がじりじりと退路を奪うように、体の奥深いところへ入り込んでくる。自分の短い指では入らないところまで行き届き、あたたかい痺れが甘美な幸せをもたらした。
「それじゃあ、そろそろ本格的な施術に移るヨ」
「えっ……なに。あっ?!」
「ほら! ほら! こ、こ、で、よがっチャイナ〜!」
――むきっ……こしゅこしゅッ!
片手で花芽をジリジリと弄りながら、包皮を丁寧に捲り上げて、剥き出しの花芯をプルプルと震わせられる。まるで玩具のようにいいように弄ばれる。さらには根本から擦り上げられる。
ゴシゴシ、ゴシゴシと。指をするりとずらして再び内壁を爪で擦り続けてやれば、もはや耐えられない快楽の波が押し寄せる。彼女は哭いた。
「あぁぅぅ……い、いィッい、いぃぃ……!!」
それでも、歯を食いしばって施術を耐えきったのは、人形原の意地か、はたまた物足りなかったのか。
尻を穿られて恥ずかしい音を存分に響かせたサヤ。秘匿すべき花園を大広げにされこれでもかと弄ばれた九十九。
彼女たちを按摩奴隷に堕とすべく、マッサージ師たちは彼女たちを絶頂責めの末に昏倒させる。その後向かう先は、VIPルーム。更なる人理を超えたマッサージを施すべく、彼女たちもまた被害者のように忽然と、姿を消し去られたのであった。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
メアリ・イーズディル
絡み・敗北・アドリブ何でも歓迎💔!
いちおー人間っぽい姿で行っとく?
猟兵だから違和感は抱かれないって聞いた気もするねー。
まあその場のノリでごーごー!
本質的な美で美しい者……ま、我らの中にはそゆのもいるでしょ、うんうん
美しく磨いてくれるってゆーなら歓迎しちゃうよ💔
身体を任せてしまって好きにしてもらおう。
上手なヒトなら良いけど、ダメダメだったら私がお手本見せてあげちゃおうかな~
お店に知られちゃ困るだろうから、こっそりね?
口をふさいで無理矢理教え込んじゃおうかな、いろいろとさ!
そんなコト企んでるんだもん、逆にされちゃっても仕方ないよね。
お互いに、さ
お互いスッキリしちゃったらすやっすやだね~
時雨・遥華
アドリブ歓迎
裏にあるものを探るために拙者は客として潜入。マッサージを受けることとなるがそれに溺れずしっかりと情報収集をしなければでござる。
んんっ……くぅ……はぁ……
想像以上にマッサージが気持ちよく、思考がぼうっとしてくる
香の匂いやマッサージの手つきが身体の力が抜けていくのと同時に感覚が敏感になっていく
そうしていくうちによりマッサージされてゆく
胸を、お尻へのマッサージで思考が…
マッサージの言葉にもはひ…としか答えられず、なされるがままに……
「偽名でもいいのかな? し、ぐ、れ〜っと」
「やっ、な、なぜ拙者の名前で。これはあくまで潜入。怪しまれる動きは避けるでござる」
やいのやいのと盛り上がるのはメアリ・イーズディル(混沌まぜまぜ・f33694)と時雨・遥華(侍忍者・f00869)である。悪魔にして魔女でもある悪霊、侍にして忍者。一つの正体にいくつもの属性を併せ持つ二人だったが、今回は客として潜入するという目的を一にしている。特に怪しまれることもなく奥の施術部屋に通された二人は、促されるがまま衣服をするりと脱いだ。この場にいるのは女性のみ。マッサージ師は二人とも、その値踏みするような視線を除けば、特に違和感なく見つめてくる。
「ではここに仰向けになってネ」
「くっ……」
「ん? どうしたの?」
「わかってはいたでござるが懐に刀がないのはやはりなんとも落ち着かぬ……」
「いや潜入だって自分で言ったよ」
そんな視線もなんのその、肢体を存分に晒して、髪を寝台の下に流すと、背中を露わにする。傷一つ、シミ一つない美しい背。特にこれからの季節は突き刺すような日差しの中、プールサイドや砂浜にてどうしても開放的になる時期。
強く掴んだら跡がすぐわかるような白い肌に、早くも玉の汗を浮かべて遥華はモジモジと心許ないといった様子で不安を背筋で語っている。元より快楽への耐性が低い彼女である。プロのマッサージともなれば、覚悟していたところで耐え切れるかどうか。
――ぐっ……ぐいっ……ぐっ!
「ん、ほーほー。これは……なかなか」
「すぐに気に入ってくれるヨ〜」
「そうかいそうかい。じゃあ頼むよ」
三つ指ついて床に角を擦り付けてもうやめてくださいっと懇願したくなるようなものを、と言いかけて、流石に目があってしまったのでやめた。ただの人間にそれを求めるのはいささか酷というものだ。無茶振りがすぎる。そもそもメアリの混沌とした感覚は、今回並み居る一般人を相手にする依頼で十全に発揮してしまうとなかなか支障が出てしまいそうだ。あるいは、未熟な性技に翻弄されるのを「我ら」の中から見出してもらってもいい。
全ては探究心の赴くままだ。
そして、その探究心のいく先は、このマッサージ師に向かうことになる。
「と言いたいところだけど、あなたは私に気に入られるのが目的かい? 違うよね」
「美しく磨いてくれるってゆーなら歓迎しちゃうよ💔」と、俯いたままの姿勢でそう言い放つ。たじろぐのはマッサージ師の方だ。でも、メアリは気を遣ったからこそたじろぐだけで済んだ。もしこの凄惨な笑顔を目の当たりにしてしまえば、それこそ金縛りにあったようにその場で動けなくなったかもしれない。
ずるりと、まるでそこに最初からいなかったかのように寝台から姿を消して。
「なな、何するネ!」
「……何をされたい?」
何をしたいのかって目論みが割れている。ならば何をされたいのかもすらすら答えてほしいものだ。だってお互い様じゃないか!
――べろんっ……!
「んヒッ?!」
「めちゃくちゃにされてみない?」
首筋に舌が這う感触。衣装をひん剥かれて、しどろもどろの答えをしながら、なされるがまま胸をめちゃくちゃに揉みしだかれるマッサージ師。どうして自分が、と質問すら許されないような圧がある。
――ちゅくっ、ちゅ、ぷっ……! ちゅむっ、ちゅるっ……!
「ぷはっ?!」
「余計なことは考えない。我らに身を委ねよ、ってね。あむあむあむっ」
叫喚をあげそうになったところを見計らって強引に口を塞ぐ。同時に、双房の先端を捻りあげると、逃げ場を求めるように舌が絡みついてくる。れろれろと歯茎まで丁寧に舐め上げられることの、なんて甘美なことか。貪欲に、交換する唾液の一滴まで味わい尽くさなければ。拒もうとする手を取って五指を絡めて、そのままお誂え向きの寝台に押し倒して、楽しみはこれからだ。無粋な問いは必要ない。
求めに応えて、彼女は応じ続ける。それが、それだけが愉しみなのだ。
――もみゅ、もみん、たぷっ、もみもみもみ……!
「んっ、くはっ、か……ふうぅ」
「こうやって胸を絞るように……ね? 凝って辛いんじゃなイ?」
「む、胸ばかりいいでござろう!?」
「いいってのはしていいってことよネ」
そんなメアリの暴走を傍目に、仰向けに体勢を変えて寝そべる遥華に跨ってマッサージ師の攻勢は続く。ツンっと固く立ち上る桜桃をくにっくにっと弄ってやれば、遥華は人差し指の関節辺りを噛んで堪えるしかない。繰り返しになるが、気持ちのいいことにはとんと忍耐力のない彼女である。
母乳の出るマッサージですヨ、などと意味不明な文言を並べ立てられても、抵抗する気は湧いてはこない。もはや彼女を突き動かすのは任務だから、という一点のみ。それが快楽の奈落の底へ続いているとも知らずになされるがまま喘ぎ続ける。
――ぷにっ、ぷるんっ、もみゅ……もみゅ、くりくり!
「あふぅっ、だ、だから胸はもういいっ」
「そ? じゃあ次はこちらを」
「なっあぁああ?!」
両腕で自分の足を抱え上げ、大股を広げた姿勢。驚嘆しながらも言われるがままにこの姿勢を取ってしまうのは、侍忍者としての任務への忠実さゆえか。
もはや彼女を守るものは薄布一枚ありはしない。マッサージ師の吐息さえもが、心許ない自身の秘奥への不安、それ以上の期待にヌメ光る。
「失礼しマース」
「や、やめっ!」
――ちょぷ……っ!
「はぐううぅう?!」
「いい声ネ〜。それに下はもうびちゃびちゃ。いい感じにデトックスしてるヨ。それとも、期待しちゃってたのカ?」
「違うっ。断じて拙者は……!」
「違わないヨ〜」
その証拠にと一本、二本と指を出し入れする。ぴっちりと閉じてふるふる震える媚肉は、しかしその異物の侵入を拒むどころか易々と受け入れるではないか。その快楽の奔流に、自身の脚を万力の力で固定しながら、逃げ場ないままに流される。
――ちょぷちょぷじゅぼズボぶちゅぶぢゅ!!
「ほっ、ほおっ!? おぉ、おっ?! いやッ?! はぎ!? ん、んんんんっ?!」
「何本まで入るかナ。すごぉい。普段から弄ってないとこうはならないだろ。変態ネ」
目を白黒させながらも必死に反論の言葉を紡ごうとする。足先をピンと伸ばして快楽の逃げ道をなんとか模索する。そんな無駄な努力を嘲笑うかのようにマッサージ師の巧みな手技が遥華を絶頂の高みへと誘った。
「いっイッ……く、ううううぅっ!?」
――プシッ!! ちょろっ……ちょろちょろ……!
強烈な香の匂いの中に混じって、アンモニアの刺激臭が部屋内に漂う。
くてんと潮を噴き、さらには堪えきれず粗相までしてしまった彼女の表情は、侍の精悍さも忍者の優美さもない。ただの牝である。
寝台を汚されたことを気にも止めず、さらに「デトックス」させようと、躍起になって遥華の股間を責め立てる。もはやブレーキの効かなくなった暴走機関車の様相で、内奥の弱い部分を探りながら指の腹と爪でむちゃくちゃに捏ね、掻き続けた。涙を流して許しを乞うても、反応がなくなっても責め苦は続く。それは全て客である遥華が望んだことだ。自己責任。咎めるものなど何もない。
そうしてたっぷりとイかされ、汁を撒き散らして気絶した遥華。そして遊び疲れて眠ってしまったメアリ。……二人がどこへ連れて行かれるのか。いうまでもないことだったろう。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
夢ヶ枝・るこる
■方針
・アド/絡◎
■行動
マッサージですかぁ。
折角ですし、最初は楽しませていただきましょう。
【豊饒現界】で[誘惑]を強化、施術者の方の『美意識』を刺激し易い状態にした上で、マッサージを受けますねぇ。
胸のサイズの関係上、どうしても肩の凝りは有りますし、姿勢次第では腰に負担が掛かることも多いですから、この辺りを中心に解していただきますぅ。
『指圧』や『按摩』等に加え『オイルマッサージ』もお願い出来ましたら、有難いですねぇ。
その際、多少なりとも[誘惑]の効果で口が軽くなってくれる様でしたら、疑われない程度に『三足烏の会の情報』を聞き出しましょうかぁ。
後は、何とか本拠に連れて行っていただけると良いですが。
郁芽・瑞莉
アドリブ大歓迎
影朧を使い美しく輝く者達を次々と手に掛ける結社、
きっちりと潰さないと、ですね!
式神たる八咫烏を召喚。
こんな輩たちに縁なる言葉を使われるのは心外でしょう。
きっちりと監視と誘導をお願いしますね!
私はといえば潜入の為。
美しい肢体を褒めちぎられて同性ながらも照れれるも、隠しはせずに。
施術を言われるがままに抵抗せずに受けますよ。
身体の隅々まで調べる様に温かいオイルを満遍なく塗り込まれて。
最初は相槌やら会話もあるもだんだんと言葉少なくなって、
漏れるは甘い嬌声。
香とアロマも相まってもう為すがまま言われるがままに身体を動かして。
一つ一つ丹念に揉み解されて、極上快楽従順雌へと仕上げられていきます♥
「はい。よろしくお願いします」
「よろしくお願いしますぅ」
郁芽・瑞莉(陽炎の戦巫女・f00305)と夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)は礼儀正しく一礼する。絶世の美女でありながら、着目すべきはその豊満な胸だ。どんな衣装に身を包んでもつい目が行ってしまう瑞莉。歩くだけで振動が伝わる柔らかさのるこる。マッサージ師たちも思わず理性を手放しかけるプロポーションに、視線は釘付けだ。
その肢体の魅力は衣服を脱ぐことで倍増される。一糸纏わぬ裸身。時に衣服は、扇情や美貌を底上げするが、完成された美に無粋な装飾は必要ないのだと実感させられる。仮に部屋内を何かが飛び回っていたとしても、誰もそんな些細なことは気に留めないだろう。一刻も早く二人に施術したい、その一心である。
促されるがまま寝台に腰掛ける。荒い息遣いが首に当たってこそばゆい。
「どうしても肩の凝りはありますねぇ」
「ごくり」
肩越しに見える媚房のぷるぷると揺れそぼる姿。肩を揉みつつも、どうしても視界に聳えるそれが映ってしまう。360度どの方向から見渡しても視界に入るそれを意識の外に置く手段があるのだろうか。
マッサージ師はやむなくオイルを垂らした。頭がふやけるほどの香りと火照りを与えるマッサージ用のオイルだ。ぬるりとした感触が、肌に触れた当初こそひんやりとした心地を与えるが、すぐに熱を孕んで離さなくなる。
――ぬるっ、ぐっ、ぐぐっ、ぐいっ、ぐいむ……!
「だいぶ凝ってますネ〜」
「普段は忙しいですからぁ」
「はぁ、お仕事は立ち仕事……みたいネ? それなら結構負担になるヨ」
肩にかけられた指にも自ずと力が入る。柔らかくてハリがある肌だが、しかし負荷をかけてやればその反応は瞭然。たしかに弾力はあるもののマッサージにより戻せるコンディションもありそうな覚えがある。オイルの量を増やしながらマッサージ師は首を傾げた。やはり本丸には手をつけなければ。
「ちょっと失礼するヨ〜」
「そこは……違うのでは?」
「そうでもないヨ。この付け根あたりが一番、負担が集中するからネ」
万歳の姿勢を取らせて腋に手を這わせる。甘ったるいるこる本来の匂いとは違う、窪みからは女独自の性の臭いが漂う。
柳眉を歪める彼女をよそに、さらに肉がみっしりと詰まった双房へと移る。手のひらをぴったりくっつけてもまるで収まりきる様子はない。外輪の細かな毛穴のツブツブ一つ一つまで的確に処置しなければ。オイルをこれでもかと刷り込みながら、つぶさに観察する。段々とるこるの体が弛緩してきていることをめざとく見て取った何食わぬ顔でマッサージ師は会話を続けた。
「そういう時はストレッチも大事よ。体柔らかそうだからネ〜」
「ふっ、んん……お姉さんも日々のお仕事が大変そうですねぇ。お察ししますぅ。くうっ……いいっ」
「私たち下っ端だからネ。エリートコースはもっと大変みたいヨ。VIPのお客様ばかり相手だからネ」
「VIP……」
「ヤタガラスの誇る特別サービスヨ。人の手じゃ味わえない極上の……ネ」
行きたいのなら特別にオマケするヨ〜とマッサージ師は上機嫌だ。マッサージ師冥利に尽きるのか、やはりいい肢体を相手にすると、どうしても優遇したくなってしまうものか。
しかし、るこるがそう合点したのを傍目に、翻弄されっぱなしの娘もいる。
「ひっぐう?! ほ、お、っ、おおおっ?!」
――もみゅん、くにっ、もみもみ、ぷるっ! たぷたぷたぷ……もみゅっ!
「はううっ、すご、はひぃっ?! あうぅうっ」
瑞莉である。
度重なる愉悦は記憶を失った体に媚毒のように浸透し、今や些細な刺激に敏感に反応する快楽主義者。それが彼女の正体である。
肉の芽が発芽しもじもじと切ない内股の中で卑猥にそそり立っていく。直接触れられてもいないにも関わらず、胸を外縁から中心にかけて円を描くように刺激されると、あられもない声が漏れ出た。すでに股座は洪水状態。抗議しようにも聞いたことがないようないやらしい喘ぎ声しか出せないのだ。
悪の手先とはいえ、他人を気持ちよく快楽の絶頂に導くことを生業としている。それも人間の等身大の手技だ。人外魔境の触手芸にはない、拙いながらも必死に高みへ押し上げようという直向きさがある。ある種の自然な快楽。その自然さを拒否する手段を瑞莉は知らなかった。仮に知っていたところで今の彼女は記憶していないだろうが……。
――がばっ!
「あ……っ!」
「ご開帳〜。はいリラ〜ックス。リラックスネ〜♪」
――くちゅっ!
「ふグッ?! そ、こはぁっ!?」
他人には触れさせてはならない花園だ。少しばかりの恥ずかしさ。怒涛のように押し寄せる切なさ、期待の入り混じった複雑な感情。それが蜜となって溢れて、寝台に黒黒とした染みを作る。
――ぐちゅくちゅじゅっぷちゅぬぐちゅ!!
「あああっ?! あっ、あアンっ?! はあああ?! あッ!!?」
呂律が回らない。しゃべれない。言葉を発することができない。人から獣に堕ちた瞬間だ。
「あああアッ!? い゛ッ゛、あ゛ぁあああ゛ッ゛!?」
矜持も希望も使命感もない。寝台に倒れ込むようにしていいように弄り回される彼女は、しかしどこか幸せそうな表情で堕ちていく。まずは時間を、かけて一度。次は指のピストン運動で即座に一度。二度決壊した快楽の壁は笊と同じだ。どんな感覚をも抑えることはできない。
るこるが情報を引き出している間、まるで囮を買って出るかのようにたっぷりと、執拗に、エンドレスに。数えることおよそ二十数回に及ぶ手技のみの絶頂を繰り返して、最後には壊れたオルゴールのようにだらしないイキ声を延々と垂れ流しながら、快楽を甘受する瑞莉であった……。
――当初から《豊乳女神の加護・豊饒現界》により美意識を唆られ、そのせいか屋内に潜伏する《式神 八咫烏》の存在にも気づけなかった。
マッサージ師たち、もとい三足烏の会の本拠に踏み込める瞬間も近い。必要なのは翻弄されない強い意志。
……しかし、彼女たちが施術のフルコースを前に、理性を保ったまま帰れるのか。それはまだ誰も及び知らないことだった。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
第2章 集団戦
『『廃棄物』あるいは『人間モドキ』』
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POW : タノシイナァ!アハはハハはハハハハハハハハハ!!
【のたうつような悍ましい動き 】から【変異した身体の一部を用いた攻撃】を放ち、【不気味に蠢き絡み付く四肢】により対象の動きを一時的に封じる。
SPD : ミてイルヨ、ズットズットズットズットズット……!
自身の【粘つくタールが如き何かが詰まった眼窩の奥】が輝く間、【歪んだ出来損ないの四肢】の攻撃回数が9倍になる。ただし、味方を1回も攻撃しないと寿命が減る。
WIZ : アソボうヨ!ネエ、ネエ、ネエ、ネエ、ネエ……!
【嫌悪や憐れみ 】の感情を与える事に成功した対象に、召喚した【自身と同じ存在達】から、高命中力の【執拗な触腕による攻撃】を飛ばす。
イラスト:柴一子
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
裏エステ店「ヤタガラス」のVIPルーム。
ここまで案内される客の数は多くない。なぜなら結社「三足烏の会」の本拠だからだ。
そこで淫らな施術を受け、それでも認識上は「素晴らしいサービス」を受けて満足げに店を後にする者は……さらに少数。大多数の客はそのサービスに心を奪われ、すなわち影朧の餌となって、二度と地上には戻らない。闇社会の接待とはそういうものだ。そして、噂程度の情報だけ流されれば、評判は一人歩きし「ヤタガラス」の客足は途絶えない。
エステの効果を宣伝する目的で店内へと飾られたパネル一つをとっても、それは美貌を喧伝するものではないように見受けられる。
例えば、素肌を余すことなく晒し、卑猥な落書きを施されて玩具を下腹に銜え込む姿。
例えば、玩具を美味そうに舐り、恍惚とした表情を浮かべている姿。
例えば、犬の様にリードと鈴つき首輪をつけられて、見るも屈辱的なポーズを取らされながらも矢張り蕩けた表情を浮かべる姿。
「ご安心して全てお任せください。我々はプロですのでネ」
手に手に貌痣のついた触手鞭、『廃棄物』あるいは『人間モドキ』を持ちながら、男性マッサージ師たちはニタリと笑う。どうやらそれを「按摩用の道具」と言い張るようだ。
客の、否、ヒトの美しさを引き出すべく、まずは肉体を責め抜こうと手を伸ばす。施術を甘んじて受けるか、活路を見出すか。それは猟兵次第だ……!
アルタ・ユーザック
【前章未参加ですが、施術を受けていた扱いで】
(首謀者にバレないようにするには……気持ち悪いけど……ここも我慢しないと……)
【どうせ施術を受けるなら…と『快楽を糧に』を発動しながら施術を受けるが、前章で受けていた施術が性感を過敏にするものであり、自身のUCの効果とあいまって、施術が始まると一瞬で前後不覚になり……】
「あ゛ぁぁぁぁ……イっ………」
「また………」
「まだイッてるのに……その上から……」
「ぁ………ぉ………」
【意識を失ってもやめて貰えずそのまま………】
――とろぉおおお……!
「お客様……?」
「構わないネ。すぐに気に入ってくださるだろウ。我々はプロですからネ」
べっとりと貼り付けたような笑顔を浮かべながら、触腕で体に触れていく。無遠慮に、大胆に。
被施術者はアルタ・ユーザック(クール系隠密魔刀士・f26092)。先行潜入し、マッサージ師たちの手解きを受けて、今こそ反撃の時と《快楽を糧に(コンバージョン・プレジャー)》の手札を切ったのだ。体からとろとろと蜜を溢れさせた彼女の姿に、いささか面喰らうマッサージ師たち。
それでも、彼らは己がプロであるというその一点のみで、恐れ知らずも彼女に「マッサージ」を続ける。
「あ゛ぁぁぁぁ……イっ………」
「どうやらVIPコースに来ていただく前に相当仕上げてこられタ様子」
「ちが……これはユーベルコードの」
「はあ。まあなんでも結構ですがネ」
――くちっ、ぷちゅっ、ジュプ、ぬちっぬちっ、くちゅううっ……!
過敏になった感覚がそうさせるのか、はたまたその「素質」があるのか。
触れられてもいないのに、柔らかな稲穂の茂る色白の恥丘が綻んで、肉莢もろともいやらしく肥大化する淫核を覗かせた。
「また………イ゛ッ……?!」
鍛えられた締め付けが腹直の連なりをやんわりと浮かばせる下腹をへこませ、綻ぶ雌華をキュッと閉じ合わせる。
肉溝の底から新たに溢れた淫らな透明な蜜が、糸引く雫を寝台上に滴らせた。それを啜るように指先から、足先から、双房の先端から、飲み込むように触腕が組みついて、うぞうぞと揉み上げる。それらは全て少しずつ彼女の肉体を施術しながら、股座を目指して侵食するのだ。
「それ」は容易く、茂みの奥深く、体の内部へと到達した。
――ズボぉ!! びくっ……ビククゥ!?
「オ゛ッ?! ま、まだイッてるのに……その上から……」
全身を肉腕に覆われるような、奇妙な感覚の中で、やがて触腕からも極細の針が突き出て、肉体を傷つけることなく、さらに彼女を「開発」していることに気づく。
粘膜を薄っすらと傷つけながら、分泌した媚薬成分を刷り込み、一緒に染み込む麻薬の成分が傷を塞ぐ。
粘膜をより新しく、より敏感に磨き上げる薬のヤスリで胎内粘膜を更に淫らに磨き上げていけば、中で擦れる度にそれ自体が快楽へと変わっていく。
ヒクつく肉穴の具合が、全て振動となって、そして鮮明な映像となってリフレインし脳裏へ映し出される中、彼女の苦悶の呟きに、下卑たマッサージ師たちの視線が割れ目や顔へと集中していく。 その羞恥に耐えかねたのか、幾度かの絶頂後に意識を混濁とさせてしまった。口端から泡さえ吹いている。
「ぁ………ぉ………」
「お客様、お客様?」
「仕方なイ。起こして差し上げなさイ」
寝台に押し付けられたまま、腹部に突き立つのは太い触腕。
殊更ビッグサイズのそれは、内蔵を直接揉み上げる至上のマッサージを施し、アルタの肉体を矯正的に覚醒させた。……人格が崩壊するほどの快楽と引き換えに。
――めりめり……ぐりゅッ!
「ふぐっ!? ひ、ぃ、ぁ、ぁアッ?!」
「お目覚めですカ?」
「は……あ……ぉぇ」
「どうやら物足りないご様子ダ。ここからは人数と手を増やしてご奉仕させていただきますヨ。ヒヒヒ」
「ひっ……?!」
――ぎりっ、ギチッ……!
恐怖。抵抗するまもなく、寝台に括り付けられるようにして触腕が拘束する。快楽を増す分泌液もこれでもかと刷り込まれ、もはや身を捩って逃れることもままならない。完全に捕縛されてしまった。
彼女は甘んじてこのマッサージを受けて生命力を回復し、飽きた頃合いで脱出するしか手がない。
……だがマッサージ師たちはこの部屋にいる者だけではないだろう。さらに影朧に体力というものがあるのかさえわからない。人員もスタミナも無尽蔵。入れ替わり立ち替わりに、このマッサージを施してくるとしたら……?
下腹部がじゅんと熱を帯び、絶望感と期待で頭がくらくらする。
――ぐりっ。
「い、や……」
「ハハ! すぐに気に入っていただけますヨ」
「いやぁ……やだっ……」
触手の一部が、アルタの菊孔へと迫ると、すでにどちらの分泌液かもわからない体液を纏いながら、そこをグリグリと押し込み、最後にはずるんと奥底を目指して突き刺さっていく。
先端に顔がついたような凸凹の多い表面には媚薬の分泌液を纏った体液が絡み、強引に性感帯へ変えていくような責め苦が繰り返される。
「……そこはっ?! ……ちがう……あギッ、むり……!?」
違うと言われてしまっては仕方ない。やれやれとマッサージ師たちはジェスチャーをして。
ならば同時にしてやるしかないではないか、望み通りに。
くぱぁっと開かれて既に久しい陰唇。マッサージ師たちの手により足を肩幅より開かれ触腕で固定されると、体内にも、同様のマッサージを施していく。
「……ひぃっ、はぁんっ……」
「なんて甘い声でしょうカ。早速気に入っていただけましたカ?」
「あぅんっ、はぁんっ……だ、れが!」
「おやおや」
「強情な方ダ」
「……あっ、だぁっ、めぇ、まだイ゛?! ……ぁあっ、ひぃ……」
――ちょろ、ちょろろろろろ……!
アンモニア臭が緩くなったそこを奔流の如く溢れて、マッサージ師たちの失笑を買う。
恥ずかしい。死んでしまいたい。
そんな当たり前の理性させ、もはやアルタには働かせる暇もない。
たえず陰唇の包皮を剥かれ、外気に晒される違和感。華芯を直接晒され休みなく乱暴に扱かれるとものの十数秒で快楽の高みへと押し上げられる。
喘いでも気絶しても粗相しても、無理矢理叩き起こされ、施術が再開される。
触腕の輪っか状の黒い口が開かれ、華芯に歯をたてられて甘噛みをされると面白いようにびくびくと震え、かりこりっと音を立てて歯で磨き上げられ、華芯は痛いほどに真っ赤に熟れて、固く尖る。
「どうやらこの子たちも気に入ったようデス」
「おめでとう。あなたならば立派な餌となるでしょうネ」
「胸も、下腹部も、唇も、全て食料デス」
――ぬろおぉお、かりっ、コリリ! ぺちょぺちょぴちゃ、ぷちゅんっ!
さらにしゃぶり回され、薄皮を一枚剥かれてより過敏な状態にされたところに、勢いよく噛みつかれる。粘膜まで味見されると軽く達してしまう。
「……ぁ……ぁッ……ぁ」
「また気絶されましたカ。だらしない方だ」
――ぼごっ!!
「おげ?! ……けほ……か、ひゅーっ……げほごほ?!」
「おはようございまス」
「も……むり、む、……むり……ぃ」
「ですが、回復しているゴ様子?」
「ならば、無理ではありませんヨ。ご覧ください。時間はまだ一刻も経ってはいません。すぐにここから出たくなくなりまス」
「あなたには一生我々の施術を受けていただきますからネ。ではもう一度こちらの穴っぽこヲ」
「ひっ……たすけて、いやアァあッ?!」
――さわさわ……ズボッ!!
触手が菊座を軽く撫で上げると、思わず零す、怯えるような声。
ただ菊座は、それと反するようにひくひくと物欲しげにヒクヒク蠢き、幾度となく捏ね回される内に零す声も甘く蕩ける。その証左に、ぐりぐりと無理やりに押し込まれて奥底を目指して貫かれると、潮を吹いて達した。
ぐりんと白目を剥いて失禁。恨み言の一つすら言えず、まるで生娘のように絶望に打ちひしがれて。
「ん………ぉ………!?」
……やがて彼女の肉体は、影朧の巣と成り果てるだろう。
体外も、体内も、触腕の愛撫により絶えず揉みくちゃにされ、分泌液により死なない程度の生命力を維持しながら、ていのいい「苗床」となるのだ。
精神の崩壊した肉欲の隠密魔刀士にとって、その末路がどれほど幸せなことかは、もはや言うまでもないことであった。
大成功
🔵🔵🔵
篁・綾
アドリブ歓迎。本体は本番NG・幻影に関してはセクシー含め何やってもOK
…っ、ぬかったわ……。
…これは…随分いい趣味ね。
(目を覚ますと、患者衣と称された卑猥な下着のようなものを着せられ、
薄暗い部屋で背中側から影朧によってあられもない姿で拘束されていた)
くっ…どうなっても知らないわよ
と強がってはみるものの、拘束は緩まず、別の影朧を持ったマッサージ師になすがままにされ……、前言通り『生まれ変わる』心地を味わわせられて―
…どうにかなる前に指定UCを発動、人型を捨て、双方を幻に包み脱出(脱出タイミングはお任せです)。
マッサージ師は眠らせ拘束、影朧は【鎧無視攻撃、破魔】で処分を。
…う、服をどうしようかしら
夢ヶ枝・るこる
■方針
・アド/絡◎
■行動
確かに、少々危なそうですねぇ。
リーダーのお出ましまでは耐えた方が良いでしょうし、この手で参りましょう。
【往結】を使用、特殊能力を付与する『霊薬』を形成し摂取しますねぇ。
付与する能力は『理性隔離』と『反動変換』としましょう。
これで、相当な『何か』をされても必要に応じて『理性』を戻せますし、後に支障の出かねない『何か』が行われそうになった場合は『体型面の反動』に変換して『変わった効果が出た』状態に見せつつ防げますぅ。
まあ、『変わった効果』が出ましたら、其方の方向性に集中される可能性が高そうですが。
後は、気づかれない範囲で[結界術]で耐性を着け、『道具』の消耗を招きますねぇ。
――むにっ!
「うっ……くぅ……」
――くりっ、くりくり……キュゥっ!
「ふぁあっ?!」
「おやおや」
「随分と気に入られた様子ですネ」
これは生理反応だ。間違っても気に入ったわけではない。切長の瞳に怒りの炎を灯して、しかしその反応それ自体が彼らの増長を招くと知っていたから、眼差しだけで抗議した。
悔しいことに綾の身体は体をサワサワと触られるたびに反応し、びくんと背筋を反らせたり逆に強張らせたり、快楽を制御できずにいる。せめて体を捩って感覚を逃すことができれば、と思うがそれもできない。背中側から影朧の肉鞭で拘束されてるためだ。
既にほとんど紐のようだった双房を隠す「患者衣」はずらされ、下腹部もIラインが僅かに隠れるだけの、普通の神経ならまだ剥き出しの方が恥ずかしさに耐えられそうな格好。
「この変態…好き勝手言って、どうなっても知らないわよ」
「強情な方ダ」
「ではこれはなんですかナ」
――にちゃ……っ!
大胆にも股座に指を突き込まれ、ぐちゅぐちゅとわざと音を立てられ掻き混ぜられたのち、その指についた粘性の銀糸の橋を見せつける。潤む視界に、自分の淫蜜だけがコントラストでくっきりと見えた。
綾が「興奮」しているのは誰の目から見ても明白だった。
「…ちっ…随分いい趣味ね」
「変態はどちらでしょうカね」
「……殺す……!」
「怖い怖い。連れ合いの方はいかがですかナ」
――ぐにぃいいい……! ぐにっぐにっ……ぐにゅん!
「あぁあ!? やめて、や、のびッ……やめてくださヒィん?!」
同じく卑猥な患者衣を着込んで、その豊かに実った肉房を弄ばれていた。マシュマロボディのるこるは手にしていた薬品を奪われると自身で無理やり飲まされ、まるで理性が溶け落ちてしまったかのように口端から垂れる涎がいやらしくも美しい。
固くしこった媚芯は指の腹で摘んでやれば面白いようにるこるの体が反応する。
――むくっ……たゆんっ!
「おもしろイ」
「我々の施術を受け入れていただくたびに胸も尻も、花芯まで大きくなるとハ!」
「際限なく大きくなるならば、餌にはもってこいですナ」
「ちがいなイ、ハハハ!」
――ぎゅうううう!! ぐにぐに……ぐりっ!
「はう?!」
「戻らなくなってしまいますがよろしいですネ」
「それは……はぁはぁ……どうでしょうかぁ」
既に豊乳を超えた爆乳サイズまで実らせているるこるではあるが、今度は無理やり体を起こされて股座と尻まで触られ始める。マッサージ師は触れるたびにずっしりもっちりとサイズ感を増してく彼女を「ボリューミーで仕込みがいがある」程度にしか思っていない。今の状況下で抵抗ができるという発想がないためだ。そしてそれは事実である。
施術はさらに先のステージへ進行する。
死守していた綾の股を、悍ましい肉の触腕がこじ開け「奥」へ到達し、更に未だ不可侵の結腸の中にまで侵入した。「お゛ほォ゛っ」とあまりにはしたないケダモノの声を漏らしながら、その侵入を許してしまう。
この秘奥が開発されれば、正真正銘、全身性感帯となっていくだろう。外だけではなく、中すらも発情させられて、最早酸素を取り込むため腹を凹ますだけ、ではなく生きているだけでも脳髄が痺れる程の快楽を享受する身体、というのもそう遠くない未来だと予感させる。
「い……ィ……くふッ?! あ゛ッ……この! イギッ?!」
「ハ? 今なんと」
「このっ……今止めたら、半殺しで許してあげる……」
「それはありがとウ」
柔襞はまさに無残の一言な光景だ。生娘のそれだった女陰はもはや閉じることなど永劫なさそうなほどに陰唇を掴まれ開かれている。そこにまるでその触手専用の収納器であるかのようにミッッッチリと圧迫し、締め上げているのだ。そこをじゅぽじゅぽとあえて水音を立てて、蹂躙される。
加えて、ブラシ状の別の影朧の触手で肉芽を咥えこまれ、ごしごしごしと扱かれれば、最大限に育った痴豆が擦れ、痺れる程、というレベルでは生易しく、狂いそうな程の快楽が全身を襲うだろう。
もし拘束されていなければ、それこそあまりの快楽にのたうち回り、あるいは薬でもやっているかのようにだらしなく痙攣し、意識を飛ばしたに違いない。
――……ドグッ!
「げふ?! かは……か。あぁ……」
けれど、暢気に眠ることは許されない。仮に気絶しようものなら腹部への、それも体の内側から外側へ向けた強烈な「マッサージ」によって強制的に叩き起こされて、再び快楽の坩堝に叩き起こされる。
「いつになったら我々を半殺しにしていただけるのですかな、オ客様?」
「……うるさいわね……ふぐうぅう?!」
「なんて食べがいのある体ダ!」
初めて味わう未知の感覚、ラヴィアを限界まで広げられ、子壷内を、花芯を、蜜襞を、ほとのその全てを下劣な黄土色の触手に差し出し、思うがまま好き放題に捏ね繰り回され、引き出される甘く艶やかな声が他の猟兵に響き渡る恥ずかしさに、乙女のように頬を染めて。
誰がうるさいのかなど、わざわざ指摘されるようなことでもなく。
目を見開いて、舌を突き出して。
喉を掻き毟りながら、嘲笑われて。
「クヒィ?! 私を……んグッ?! おま、おもちゃ……みたいに……」
桜が無造作に摘まれていく。そこにある絶望を苗床にして、幹を養分に変えられて、手酷い仕打ちを受けながら、それが「気持ちいいこと」「正しいこと」だと肌に、粘膜に刻み込まれていく。
まるで、生まれ変わってしまうように。過去の自分を肥料にして。
「玩具? ハッ、そんなに上等なものではありませんヨ」
「くうッ……いやっ、やだぁ゛ッ……!」
「餌、餌でス。食われるその時まで快楽を得られるのですから贅沢ですネー」
傍にて。
まるで牛のように肥え、太らされ、豊胸豊尻のマッサージを(図らずも)施された、しかし元からグラマラスだったるこるは寝台に横たわるのもやっとの様子で、荒く息を吐いている。
豊かに実れば実るほど、触腕の施す「マッサージ」の箇所も増えていく。触れられれば触れられるほどに肉体反応は過敏に、膨張も加速していく。もはや逃れられない快楽調教の蟻地獄に足を踏み込んでしまったのだ。
――たゆん……ぽよん、むにゅううう……!
摘んでは引き伸ばされ、弄ばれては舐られて。
「くふっ……ふうぅう……きもち……んっ!」
「過敏になった体にはよくキくでしょウ?」
「これは……ぉぅ……まずいですねぇ……」
息も絶え絶えの状態で活路を見出さんと腰を引こうとして、むしろ尻を揺らして誘うような体勢になってしまう。見られただけでも膨張するのだろうか。カアっと熱を帯びると同時に、またもや一回り肥大化したように見えた。その爆尻を、薬を揉み込むように念入りに、ぐにんぐにと手触りする。肉の茂みをかき分けてあらわになった秘穴には、その穴のサイズに見あった特大の触手があてがわれ、酷い抽送運動を絶え間なく行っている。
――ずじゅっ、ずぽっ、ぶじゅ、じゅっぽ、ずぼっ!!
「いっイ゛ぃい!? は、らっめ゛、れすぅう!!?」
狂気的な快楽中枢の刺激。手放した理性が、手の届かなくなるギリギリのところで。
そのすんでのところで。
部屋の中を白い花弁が満たす――こうして視界は遮られて。
果たして現実は如何様に収まったのか。隔絶された理性が舞い戻り、幻桜が一体を包み込む。倒れ伏しているマッサージ師たち。……全ての凌辱は偽りだったのか、はたまた無惨な現実が去来したのか? この体に残った怠重さは、乱れた着衣は、体の痕は全て偽りだったと断言させてくれるだろうか。
それは……ただ二人のみぞ及び知るところであろう。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
郁芽・瑞莉
アドリブOK、NG無し
手技での連続絶頂で最終的に意識を手放して。
そのままVIPルームの施術台へ。
ビクン!と跳ねるお腹に「んっ♥」と漏れる嬌声。
始まる触手による施術。
感度を引き上げる媚薬を塗り込み、お尻からも注いで直接吸収。
その過程で目を醒ますももう快楽に呑まれて悶えるだけ。
次に大きな胸と肉芽と舌には針を打ち込まれて。
鋭敏化はもちろん。
胸はミルクが出る様に乳腺が活性化。
肉芽もズル剥けの大きさに、舌も味覚を弄られて。
トドメに肉壺にも極小の針が無数についた触手を出し入れ、
内側の感度アップと開発を同時に。
乳を撒き散らしながら絞り白濁液で赤ちゃん部屋も淫らに改造。
終った時に受けた精で無意識に相手を排除。
人形原・九十九
屈辱、屈辱です…あの様な場所を……
しかしもう一我慢、九十九はここを壊滅させる為に施術を受け入れ、終わったタイミングでの攻勢を選びましょう
くっ、この様なものに…
全てを受け入れされるがままに…完全に脱力した状態で受け入れ
全てが終わったらお返しを…灯篭流し…九十九の操作する人形達でマッサージ師達から受けた施術を2倍にしてお返ししてあげましょう
くふふ、自分がしたことを自分で受けてみるのもいい経験になるのでは?
アドリブ歓迎・NG無し
「くっ……」
「私、気を失って……んっ❤︎」
九十九と瑞莉の屈辱はむしろこれから始まるのだと、彼女たちの媚態を晒しながらマッサージ師たちはニヤニヤと笑う。歯噛みする九十九にぬるぬるした触腕がへばりつき、覚醒した瑞莉にも悍ましい形状のソレが見せつけるようにそそり立っている。
触腕が不意に、その頭部をぼとんぼとんと九十九のなだらかな体に転がし始めた。意思持つ調教器具である頭部が目指すのは、本来なら秘匿すべき下腹部の花園である。無防備なそこはぴっちりと閉じられ、指先一本咥え込むのが精一杯といった様子。
――ぎちっ! グニュニュ……ぐりゅっ! にゅぷ……!
「はいって、くるぅ……ッ?! きつ……いィ゛ッ?! そんな……くっ、この様なものに…!」
驚くほどの柔軟性を見せつつ押し付けられる淫卵と化した触手の瘤を、狭孔が、呑み込んでいく。ひとつ。ふたつ。にゅぷにゅぷんっと、腹腔内に潜り込む触腕の数が増える度、ゴリゴリと膣壁の敏感な場所を抉るように刺激する。その不規則な快感が九十九の理性を蝕んで、徐々に鉄面皮に翳りを帯びさせた。
その証拠に、閉じた瞳にてそれを視界に入れないようにするも、唇端から滴らせる涎で胸元を濡らしている。
――にゅぷっ! ずぶぶ……にゅぽ! ぬぷうううう……!
「む、むりィ゛ッ……九十九のォ゛ッ?! ォお、おなか……こわれてしまう……んッ゛?!」
今にも産み落とされそうな淫卵を、別の球状瘤触手で栓をする様に宛がい、ムリュムリュと耳を塞ぎたくなるような肉音を立てて女壺の中に飲み込ませる。意思持つ調教器具はそこが巣と思っているのか、狭くぬるぬると淫靡なフェロモンを放つ小部屋に我先にと殺到し、拡張していく。
マッサージ師たちは知っている。意外と人体というのは頑丈なもので、その悲鳴もやがては嬌声に変わっていくということを。
現に、次から次に埋め込まれる卵の歪な凹凸を柔肉を纏った下腹に浮き上がらせる九十九。未だ強固な意思で無表情を貫いていたが、息を整える間もなく蹂躙されている現状だ。徐々に崩れかけた心の障壁が決壊間近であることは、明白であった。
「ひッ?! そこは……ちがいますっ!?」
一見すれば褐色の鰻か蛇かといった見た目の、肉欲の権化である触手が、ひくひくと収縮を繰り返す排泄孔につぷつぷ浅い出入れを繰り返す事に、瑞莉は思わず悦びの声音を漏らしてしまっていた。さらに二本に枝分かれすると、前後両方を責め立てんとめり込んでいく。
「では薬を擦り込んでいきますヨ」
「薬……?! 離してください! もう十分でしょう!?」
「塗布の他に、直接注入するものもありますからネ。がんばりましょウ!」
「イヤッ!? あぁああアッ?!」
――どくんっ……どぱどぷどぽ……!
悲痛な叫びも虚しく、触腕が口腔と思しき部位からどぷどぷと媚薬を垂れ流す。蜜肉と直腸。薄い肉壁越しに両側から媚薬を塗り込み、瞬く間に瑞莉の内側を心許ない弱さに作り替えていく。
「ぐすっ……中で、出て……っ!」
――ぷすり……!
「いづっ?!」
涙目を見開くと、信じられない光景が現出していた。
極細の針を忍ばせた触手の群れが、ぷすりと、その針を突き入れてくるではないか。ズプリと下腹部のやわ肉を掻き分けて、針が瑞莉の中に侵入していく。その針が目指すのは母胎。本来なら性的快感とは無縁の場所。背筋の凍るような嫌悪感と、少しばかりの未知への期待が彼女を狂乱させる。
「ぬ、抜いてッ!? そんな、ダメですッ!」
宮殿が、ありえてはならない外側からの攻撃に晒された。容赦なくその針が貫通すると、触手が脈動し、「何か」がどくどく注入されていく。
臀部、花唇、臍の辺り。もはや身動き取れない中での魔薬調教(マッサージ)。彼女を影朧の餌へと変える改造、それは全身くまなく、同時に行われる。次は肉芽、ぶるんと揺れる胸、そしてだらしなく出た舌だ。簡単に嚥下させないようにガッチリと固定すると、その舌目掛けて針が突き立った。
「ん、ンンン?! ンン゛ンーッ゛?!」
胸は頭頂の桜桃にクロスするように二本ずつ。肉芽も同様だ。乳丘にも数え切れないほどの注射がなされ、より速やかに体液を搾り出せるよう、乳牛のように下品な有り様へと変容させていく。上下の同時投薬。オーバードーズでショック死しかねない、あまりにも性急な調教劇だった。
やがて永遠と思える責め苦は終わり、媚薬蛇口と針が引き抜かれる。……変化は、すぐに始まった。
「ぐ……っ、熱……?! んあぁっぁああ゛あ゛あ゛ッ゛ッ゛ッ゛!?」
――灼けた鉄を押し付けられたような熱が、体の内側から迸る。
狂った絶叫の理由は、触れてすらいないのに噴き出す乳汁、そして愛涎から見ても明らかだった。
その絶叫に驚いたのか、九十九は開かれっぱなしの淫口から半ば顔を覗かせていた媚卵玉の一つをプリュンッと産み落としてしまう。そこに絡みつく白濁の色彩は、彼女の漏らした本気汁であろうか。
飛び出た触手は元あった場所に戻ろうと無理やりに自ら捻じ込まれていく。既に瘤は子宮口すらも押し上げる位置にまで詰め込まれていた。苦しいやら切ないやらで目を白黒させながら苦悶を浮かべる。
「おなか……重いです……ッ、くぅ、九十九の、体を……んッ!」
「体内マッサージを気に入っていただけましたかナ? ではこちらも差し上げてましょウ」
それは小型の触手だ。トラバサミのような歯に口腔から飛び出た針は細く、まるで細い鎖に小さな睡が取り付けられた、イヤリングを思わせる。
「……どうするつもり。ひっ?!」
――きちっ……ガミッ! クニッ!!
触手に捕らわれた足先がピーンと伸びて、手が意味もなく無意識の内に開閉を繰り返す。地面にのたうち回りたくなるほどの強烈な刺激が、固くなった頂点部位から全身を駆け巡った。
乳嘴をきゅっと締め付けて、甘噛みするような感触が鋭部に伝わる。快感として常に先端を刺激するだけでなく、体を揺らす度に追加の刺激が走るそれを、左右に一つずつ。
「……ッ゛ッ゛?!」
まずは背筋を逸らして絶頂。歯を食いしばって痙攣する。
そして、体勢が変わったことで更なる刺激が、胎内の瘤触手から伝わりゴリュッと抉れて。
「……おッ゛……ンンッ゛……ッ゛!?」
また――絶頂。
呻き声にすらならない音を漏らして、ぶしゅぶしゅと媚潮を吹き散らした。マッサージ師たちはその様子を見てとって苦笑する。
「ハハ、お気に召したようですネ」
「自分で器具を体内に押し込むなんて、はしたない方ダ」
ぜぇぜえと荒く息を吐いて、違うと目で訴える九十九。しかしどうしようもなく悦気の籠ったその目線は、期待しているようにしか見えなかった。
「あっ……ぁ……ッ❤︎」
そして、痴態を晒しているのは瑞莉も同じことだ。
愛液と漏れ出した尿が寝台に伝って、汗と混じり合い水溜りを作っていた。ぴゅるぴゅるとひとりでに漏れる乳汁が、いかにも制御不能のていで彼女が改造されてしまった事実を再認識させる。下腹の肉の翅の中で女の象徴が痛いほどに張り詰めて主張し、全身のどこをとっても、彼女がこの状況下で発情している、否、させられていることは明らかだ。絶えず熱した鉄が突き出てくるような耐えられないほどの快楽を打ち付けられ、受け答えすら難しい。
「それでも……私はまだ、まけて……いません……っぅ!」
「九十九も、未だ……この程度のことで……んぐっ!」
マッサージ師たちは思わず噴き出して哄笑する。なんていじらしいのだろう! それほどまでに気に入ってくれたのであれば――付き合わなければなるまい。ただ執拗に、肉鞭を振るうとしよう。
――体内マッサージに薬品按摩。限界を迎えるその時まで、施術と称した蹂躙は続く。
彼女たちはなんとか拳を握って反撃のチャンスを待つ。……それがいつになるか、そもそも到来するのかは、もはや及び知らぬことである。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
レナータ・メルトリア
おにいちゃんに隠れてもらってたら、遅れちゃった!
でもでも、スリ盗ったVIPチケットを見せて、何とか奥には入れたわ
ちょっとオトナなマッサージかと思ってたんだけど……こ、これはわたしにはオトナすぎたかな~
これは部屋に入ったら、できるだけ早く制圧しなきゃ
…そう思ってたんだけど、案内されるまでに見せつけられた女の子たちの姿が、頭から離れないの
いっぱい酷い事されてるのに、なんでみんなあんなカオができるの?
ドキドキ、ゾクゾクしっぱなしで、部屋に付く頃には出来上がってた私は、施術師さんにされるがまま…
ふと、私じゃなくなるのが怖くなって抵抗しちゃうけど、簡単に抑えられて、恐怖心ごと蕩けさせられちゃうのでした
高千穂・ましろ
「結社の本部に潜入できましたね。
もう遠慮はいりません。魔法少女に変身してマッサージ師さんをやっつけてあげます!
マジカル☆ドレスアップ!」
『まずいにゃ、ましろ!
相手の触手鞭が変身魔法に強制干渉してるにゃ!』
「ふぇっ!?」
着ていた制服が光の粒子になって消滅して、魔法少女服が装着されますが……
魔法少女服の内側には蠢く触手がっ!?
「きゃあっ、なんですか、これっ!?
ひゃああんっ」
身体を這い回る触手の感触に悲鳴をあげたところに、マッサージ師たちからも触手鞭が放たれて!?
「あっ、やぁっ……」
『ましろが手足を拘束されて、そのまま全身を責められていくにゃ!』(REC
「ちょっと、ノワール、見てないで助けてっ!」
「言ったでしょウ。全てお任せくださいト」
「我々はプロでス。お客様に抵抗されても問題ありませン」
――ギリっ……ぎち……!
「んっ」
彼女は自問する。
「どうして……?」
それは我々がプロだからだ、とマッサージ師たちは答えるだろう。しかし、レナータ・メルトリア(おにいちゃん大好き・f15048)の質問の意図はそういうことではないのだ。……ゆえに答えは出ない。
「(どうして、いっぱい酷い事されてるのに、なんでみんなあんなカオができるの?)」
ちらり、と宣材写真を見る。
てろりと赤い舌を覗かせる女性、自分で自分の胸を持ち上げて誘うようなお姉さん、股座を広げて見せびらかす女の子。誰も彼もがその一枚写真にこれでもかと痴態を収め、あられもない姿を晒している。このようなものを「家族」に見られたら恥ずかしさで地獄に落ちるだろう。少なくとも、敬虔なレナータには少々刺激が強すぎた。
……おにいちゃんは、いやらしいわたしは嫌い、かしら……?
「んっ……わたしは、一体何を考えてるの……はしたないっ。……え?」
「あっ、やぁっ……」
レナータの赤い瞳に映り込む、「魔法少女」の媚態。
まず目に入ったのは触手だ。勢い良く突き込むようにして奥までを満たしている。どちゅどちゅ、と肉を殴打するような激しい水音と共に、その菊門を犯し抜いていく。
奇妙なことにその触手は二種類あった。マッサージ師たちの手によるものと、明らかに衣服から生え揃っているものだ。
『ましろが手足を拘束されて、そのまま全身を責められていくにゃ!』
「ちょっと、ノワール、見てないで助けてっ!」
『なんてことだにゃ……これは大ピンチにゃ!』
「わかってるなら、はやくっ!?」
そう。弄ばれて喘いでいるのはましろだ。ノワールも必死に(録画しながら)その様子を食い入るように見つめている。目を逸らせないのはレナータとて同じこと。
それは菊門がコワされない限界を見極めるかのよ うにぐにぃっと広げると、ぬるぬるした体液と徹底した突き上げで肉穴を緩ませ、弛緩させていく。
同時に、奥の奥――結腸をも同様に拡張されると、今迄に味わったことのない刺激に腰が跳ねて、喘ぎが溢れた。嘲笑う店員の目線など気に止めず、だ。
「ふぁあ?! だめっ、こんな触手が暴れて……手つきもぉ、むりっ……イ゛ッ……くぅう……!」
「ダメではありませんヨ。斯様ないやらしい衣装を着込まれた方ハ」
「もっと気持ちよくなって、連れ合いの方にも見てもらいましょうネ」
べちん、と尻を叩く。振るわれた触腕に、喜悦で顔を惚けさせるましろ。
股座に咥えこんだ、とりわけ極太の触手が、肉粘膜を徹底的に引っ掻きながら、快楽神経をずる剥けにする。膨大な魔力の代わりに得た敏感な感覚は彼女を永劫快楽の輪廻に落とす要素としては十二分だ。
体液と愛蜜の混ざった混合液がとめどなくほとから溢れて、人工的なミミズの如き奇怪な触腕が我先にそのマーブル液を啜る。完全にかみ合って脱ごうとしても脱げない魔法少女服は、最早少女の意志では制御不能の調教器具として、雌の本懐を叩き込んでいた。
どちゅぐちゅ、と太腿に血と愛液の混ざったピンク色の蜜を纏わせながら腰をくねらせた。「それ*はどうやらマッサージ師たちの影朧に呼応して覚醒したようで、マッサージ師の意識の介さないところで、しかし図らずも絶妙なコンビネーションで快感の蓄積箇所を責め立てる。
――ずぶうぅうう! ずるるるる……ずぼっ!! ぶちゅ、ぐちゅ! ぶっちゅ!!
「イ、あ゛っ?! はぁあんっ!? ふにゃ?! ふわあぁあ!!?」
誰に見られていようがもはや関係ない。もう何度目かもわからない絶頂に押し上げられて、背をそらしてびくんびくんと痙攣した様子。ましろはたっぷりとその施術風景を撮影されてしまった。
それでも、責め苦が止まる気配は一向にない。
「はぁ……はぁ……」
下腹部がアツい。
火照る身体の疼きがどうしようもなく抑えきれない。
わけもなく飛び出したものの特にいいところもなく束縛されてしまったレナータは、自分よりも幼い女の子の痴態を目の当たりにしてすっかり「出来上がって」しまっていた。
「は、はなして……」
――ぐちゅぅ……!
「くぅんっ?!」
これは何ですかナ、と、指の間にできた粘つく銀液の糸橋を見せつけながら、柔肉をかき分けるように触腕でなぞる。ぴっちり閉じ切ったそこはまるで穢れを知らない乙女のようで、触手による開発を心待ちにするマッサージ師たちの下卑た欲望を否応なしに昂らせる。
開閉させるたびに糸を引く、粘つく秘奥。
――ずぶ……ずぷぷぷ……ぐぢゅっ!!
「やだっ……入って、こわい……ギひぃ?!」
「胸も存分に按摩して差し上げましょうネー」
「いやっ……?!」
――じゅるるるっ! くりっ……じゅズズ……!!
顔を模した出来損ないの影朧が、まるで赤子のように屹立目掛けて歯のない口で噛み付く。双房の頂点、そして花芯。人間では与えることのできない悦楽を以ってして、レナータを早々に高みへ押し上げる。
「あぁあっ!?」
背筋をそらして、全身で快楽を表現する。それを見られている。
男の手が触れる。その肌を撫ぜる手はどこか慈しみを感じる優しさで、女体へのリスペクトがあった。「美しく」するという一点においてはマッサージ師である。最も、淫らで、影朧の餌にふさわしい存在として、という前置きがつくのだが。
――ずるるるるるっ!! ずぷう! ずぽっ……ずむんっ!!
「ひんうっ?! んに……ふかッ……そんなっ一気に……いやァあ?!」
「イヤなものですカ」
レナータにとっての幸運は、その部屋に大きな鏡があることに気づかなかったことだ。潤んだ瞳、上気した頬、口端から涎をだらだら垂らし、触手に向かって乞うように舌を伸ばして、そんな淫らな姿を自覚してしまえば、二度と「おにいちゃん」に口をきいてもらえないだろう。宣材写真としてはこれ以上ない出来栄えだ。この写真が世に公開されないためにも、何とかして反撃に転じマッサージ師を成敗しなければならない。
「う、うごいて……」
「おや? おやおヤ」
「自分から誘ってくれるとは、随分気に入ってくれたようデ」
「ちがっ……これはたまたまで……んあぁ?!」
弁解を遮るように抽送が激しくなっていく。蜜音が自分の耳にも聞こえてくる。
当然それはましろの耳にも届いていて、彼女の切なげな喘ぎが共鳴するようで。
「へばっている暇はありませんヨ。一昼夜は続けさせていただきますからネ」
「代金は心配なク、その代わり、クククク」
揉みしだかれて敏感になった箇所を重点的に、ひたすらに責め続ける。執拗な意思を持った肉鞭が体内に入り込むたびに違った嬌声を響かせて、重ね合わせる。
己だけでない他の誰かの繋がりを大切にする二人は、その視線を(もし錯覚だったとしても)感じながら、さらに艶やかに乱れていく。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
ロベリア・アナスタシア
(アドリブ絡みお色気歓迎(暴力・グロ以外))
くっ、まさかこんなイケない匂いのするエステを見逃していた
だなんて、「不覚」だわ!
今からでも間に合うなら、何とかして参加させてと懇願するわ!
代償がいるって言うなら何でもするから、と『誘惑』。
一瞬、人間モドキには一寸気持ち悪さを感じるケド
施術(マッサージ)が始まれば、あまり気にならないわ。
触手腕による、ねちねちとした攻撃(意味深)だろうと
施術と称して全身を責め抜く行為も、それ以上の事も快感でしかなく
快楽主義者として、もっとシテぇと懇願してしまうわ。
――ちょっと気が高揚し過ぎた挙句、快楽を糧に
『UC』発動しちゃうかもしれないけど、其処はごめんなさいね♪
ライラ・ローレル
アドリブ等歓迎。セクシー系も問題なし。
妾に任せて置けば安心じゃ!
しっかり締め上げて居場所を吐かせ…
なんじゃ…なんか気持ちよくなって…
な、なんじゃ、ここは何処じゃ!?
なんのプロかもわからんし
首輪も外れんし武器もないがこうなったらやぶれかぶれじゃ!
とりゃー!(手酷く負けます
サヤ・アーデルハイド
お尻への触手はNGなし
男は口のみ
変身した後はヒーロー活動として記録
この店内パネルと影朧で現行犯です!
光凛聖姫、正義執行です!
変身し、すぐさま取り押さえるべく飛びかかりますが、触手が開発されたばかりの弱点に触るとバランスを崩し、男性の顔面に跨るように不時着。
腕も触手に絡み吊るされ、跨った姿勢のまま身動きが取れなくなれば、先程よりも深い場所まで触手に侵略、蹂躙されてしまいます。
少しでも蹂躙から逃げようと腰を前に突き出せば、密着した男性の口に押し付けるように。
触手と舌で念入りに二つの穴をほじられて、何度も何度も腰を震わせて。
触手から熱いドロドロを注がれてしまえば、それがトドメになってしまいます。
――ぴちゃっ……ジュルルル!
「ひっ……ぐううっ」
――れろろ……じゅぷぷ、ちゅるんっ!
「あガッ?! また……くうんっ?!」
部屋内に響き渡るねちっこい水音。
粘膜を激しく啜る男に混じって、くぐもった嬌声が響く。
――ずるるるる……!
「くはあぁ……お、しりぃっ……?!」
――ず……どんっ!! メリメリッ……!!
「ぐううぅう!?」
――グボっ! ぐんにゅううう!
「あうっ!? クッ……ふうぅう……!」
光凛聖姫アーデルハイドに変身を果たしたサヤは、両手を頭の上で一つに括られ、両足を肩幅よりも開いた体勢で拘束されていた。
肩の関節が抜けそうなほどの痛みに襲われながら、ふくらはぎの筋肉が引きつる開脚爪先立ちを強要されている。足首と手首を雁字搦めに拘束し引っ張る肉鞭には、ほとんど隙間がないためだ。
ぶらぶらと揺れるサヤの足元には、狙いすましたように奇妙な物体が鎮座している。人の顔とも触手とも取れない、オブジェのような存在だ。そこに跨らされたサヤはなんとか爪先立ちで逃れようとして、その度にマッサージ師たちに肩を抑え込まれ、再びオブジェに股座を差し出している。
オブジェからは張り型のように肉棒が突き出しており、窄まり目掛けてうごうごと抽送を繰り返す。花園の方には繊毛のように舌のような器官が生え揃い、零れ落ちる蜜を一滴も余すことなくベチョベチョに舐め回していた。
――むにいいいい……!
「ぉ……裂けるゥ……ッぐ、裂けちゃう……?!」
五指のように伸びた触腕が菊門付近の皮膚を引っ張り、きゅうっと閉じていたはずの不浄の窄まりが、ぐいいいっと容赦なく広げられてしまう。
半自動に窄まりを犯し尽くすそのオブジェの活躍を、時折マッサージ師たちはサヤを押し付けて反抗の意思を削いで「開発」していく。
腸壁に滴る粘液までもをじっくりと堪能され、気の狂うような快感に悶えて、だらしなく舌を突き出した。
――ずぼ……っ!!
「ふングッ?!」
「こちらも気持ちよくしてもらいたいものですネ?」
その隙を見逃すマッサージ師ではない。
熱く沸る肉棒を寝台の上に立った男たちは、我先にとサヤの口元に押し付ける。欲望に溺れるとはまさにこのことで、噛み切ることも拒否する意思表示もできず、ただただ流されるがまま奉仕することしかできない。彼女の変身した姿は「ヒーロー活動」として記録されている。最後に正義は勝つ! ものとはいえ、あまりにも刺激的かつ屈辱感に塗れたそれは、万が一世に流されればそれだけで悶死ものだ。
――じゅっぽ……じゅぼじゅっぽ!!
「最高の肉便器ですナ」
「いやはや、まったくですネ」
……毒牙にかかっているものは、一人ではない。
「とりゃ……ああっ?! くうっ……くっ、なんじゃ……なにが……っ」
仰向けで、驚天動地の心地でもがく女傑。
「ぐ……はなせっ。おぬし、誰と心得ておるのかっ」
「美しい髪ですネ」
「肉付きも素晴らしい、ハリと艶が特ニ」
「気安く触るなぁ! 卑怯な手を使いおってぇ……!」
寝台に組み伏せられ、ライラ・ローレル(白き騎士・f33684)もまた威勢とは裏腹に屈辱的な姿勢を取らされて、本来なら秘すべき花園を外気に晒されている。
ボンテージのような騎士の装束はバラバラに引き裂かれ、無垢な秘処はべろべろと触腕にいいようにあしらわれていた。
――じゅぼ……ぐじゅ……ぶちゅ!
「はんぐぅ、おぉ……ほォッ?! ふうーっフーッ、この、小癪なぁ……やめぃ、い、イ゛ゥッ?!」
やめてほしい所作ではないだろうと、マッサージ師たちはせせら嗤う。高齢ながら瑞々しく美しい艶やかさを持つ彼女を、マッサージ師たちは弄んでいるのだ。特にその高慢な鼻柱をへし折らんと、まだ小さな窄まりに向けて触腕を殺到させる。引き裂く勢いで、それこそメリメリと媚肉が悲鳴をあげようとも構うことなく、ひたすら快楽甘受のため責め続ける。そして、それがライラにとっての幸せとなりつつあった。
かえって強調する意匠である、手袋に猛々しい触腕を握らせてやれば、どくんどくんと脈動するうちにびゅるびゅると饐えた臭いの体液をこれでもかと噴き出す。その勢いはまさに噴水。彼女の強固なプライドを瞬く間に雌奴隷に堕とす、淫らなコーティングの完成である。
「ふぐっ……妾が、こんなぁ……ぉう?!」
ぐちっ、と固くシコる花芽を摘み上げ、ギリギリと絞り上げる。包皮を剥いて扱き上げてやれば、そこなど鍛えることもなかった放浪の女騎士はたちまちに腰砕けになってしまう。
年上のエルフが、そんな淫らに乱れた姿を目の当たりにしてか、否か。ロベリア・アナスタシア(『媚薬』と『快楽』を愛する美魔嬢エルフ・f23913)はVIPになるための免罪符と称して、男マッサージ師たちへ手厚い奉仕を繰り返す。
豊満な肉体をゆっさゆさと揺らしながら、マッサージ師たちに媚びた笑顔で語りかけるのだ。当然悪い気などするはずもない。
――ジュッボオオオ! ずぐんっ……ずるるるずぷぷ、ずぢゅ!!
「あァン?! はぁ……そんな、いきなりぃ……❤️」
常人なら狂い果てる壮絶なストローク。女体を制欲の捌け口にしか思わない、乱暴でひたすらに激しいだけのマッサージ。それがロベリアにとっては、すなわち「魔嬢」にとっては至上の悦楽になるようで、自ら禍々しい肉棒に奉仕しながら、両手に触腕をゴシゴシと扱いて淫靡に微笑む。まるでそれが心の栄養だと言わんばかりに、舌舐めずりする。
「ほほう、いやはやこれはこれハ……」
「我々が搾られるなど……ウッ」
もっとシテぇもっとぉと懇願されれば、腐ってもプロ根性か、さらに触腕を増やして、その豊満な双房に向けて、サワサワと撫であげる。しかし、撫でる、などとなんて心許なく物足りないものだろうか。その欲求不満はロベリアにとって蓄積する別種のエネルギーになり得る。不完全燃焼とは、えてして危険なものだ。
あわてて敏感な部分に歯のない歯茎で噛み付いて、さらにゴシゴシ噛みあげる。
「んぐっ……フウッ!?r
「やっとお気に召したようですかナ」
「まだよ……」
「ナ?!」
「ヘ……?」
自由な両手でマッサージ師たちの首根っこを掴み、そのまま振り回さん勢いで逆に組み伏せて見せる。たしかにそう「言いなり」になるのも一興ではあった。しかし、それは物足りないものにあえて首を垂れる、そんな箸にも棒にもかからない屈辱のためではない。あくまで快楽主義の淑女として、狂うほどの快感を堪能したいだけだ。
「今のはよかった、わ。でもそれで終わりってことはない。そう思っていいのよね」
寝台に組み伏せられてなお、その自身はたしかな快楽耐性の高さとして、瞭然と意志を堅持する。よもや神やエルフといえど、それを蔑ろにするのはいささか難しい。
ならば、と「魔嬢」は笑うばかりだ。その笑みが何よりの存在感である。
「早くちょうだい。一滴残らず……ね❤️」
なんて貪欲で、なおかつ買い手の気持ちを理解し、そして若者を保護を重視しながら、希望を押し付けていることだろう。
時にはそれも必要だ。そして、それは今ではない……!
――ちなみに、ロベリアの《魔嬢の色欲的仕返し術(ラストライク・リベンジ)》が事態を収拾したことでなんとか生還できたものの、猟兵たちは無事とはとても言えず。というのも快楽主義者のロベリアが反撃に転じた頃には、皆骨抜きにされてしまっていたわけで。
体に残った火照りと疼き。それが今後社会にどれほどの影響を残すか。言うまでもないことだったろう。
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴
第3章 ボス戦
『じんめんそう』
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POW : ユウカイ
自身が操縦する【寄生主へ】の【浸食】と【洗脳】を増強する。
SPD : ハンコウ
【寄生主への浸食】が命中した対象を治療し、肉体改造によって一時的に戦闘力を増強する。
WIZ : インメツ
【寄生主へ憑りついている】時間に応じて、攻撃や推理を含めた「次の行動」の成功率を上昇させる。
イラスト:綴螳罫蝉
👑11
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「ナギツ・イツマイ」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
「それでは始めましょうカ。至極のマッサージ、その全てヲ!」
人面痣が人を成したかの様な奇天烈な笑みを浮かべるふくよかな女性が、ほくそ笑みながら手を掲げる。
それは確かに美を尊びながら、しかして眼前の存在を目にしてはいない。その施術とはすなわち「洗脳」、穢らわしき理性を排し、快楽を感受する脳の洗浄を施す儀式である。残念ならか被施術者に理性の介在する余地はない。
「あるいは、此方も処方しましょうカ? 全ては影朧の思し召しのままニ!」
悍ましき怒張を、女性らしからぬ横暴をその身に預かりながら、しかし、肉欲奉仕をチラつかせてせせら笑う。幸せだったろう。媚肉をその沸る欲望でかき混ぜられれば正気ではいられまい。例え、女性には決してあってはならないイチモツだとしても。
「貴様は堕ちるノデス。美しき餌に、すなわち狂われし本能のケダモノに!」
猟兵たちに魔手が忍び寄る。洗脳という、最低最悪の下劣な手段をもってして、着実に……!
ミニョン・サフィール
【ソロ希望】【アドリブ歓迎】
【怪盗参上】で人魚姿で潜入したけど捕まってばれてしまい施術されてしまって
そして女性とじんめんそうによって家畜以下に洗脳されてしまいそうです
「くっふううう?!」
嬌声が迸る。
余りの快楽の爆発、制御不可能の奔流に筋肉が弛緩して、床についていた彼の両足にあたる鰭がピーンッと浮かび上がり、声にならないような絶頂叫声を上げた。
「ふふふぅ、クックック」
男とも女ともとれぬ笑い声とともに、ニチニチと欲望を頬に擦り付ける感触。
この世のものとも思えない悍ましさを湛えながら、しかしその声音は意識を委ねたくなるような甘さを催す。それもそのはず、マッサージ師長の手から伸びた奇妙な「痣」がぼこぼこと立体的な冒涜の形状を成し、寝台に横たわる美しき魔法怪盗を徹底的に嬲っていたのである。嬲るとは、すなわち精神の凌辱だ。首元からじんわりと侵食していく魔手は、彼の抵抗意欲をそぎ落とし、怪盗から奴隷へと堕としていく。
最初こそ甘イキしたような嬌声を漏らした。しかし今はその時とは打って変わって局部に相当する箇所から激しく牡潮を吹き、マッサージ師長の手に当たってビチャビチャと豪快に跳ねさせる。甘くひたすらに淫猥な匂いがほのかに充満した。
やがて幾度となく歓天喜地をキメた余韻からか、脳が多幸感と快楽に支配され、数秒間ピンとヒレを伸ばした姿勢を維持した後に、クタリと力を抜いて息もそぞろに全体重を忍び寄る「痣」に預けた。
「どうかされましたカ? 抵抗しなければ、マッサージを楽しんでいただけませんヨ」
「うんッくうぅう……ふぎぃ?! ぐううぅう」
「ええと、なんて言いましたっけ。奴隷さン?」
慇懃無礼な態度はミニョン・サフィール(魔法怪盗サファイア・f32433)を顧客として認識していない。餌か、せいぜい抵抗する間を楽しむ玩弄物。
彼を弄ぶ者もまた、影朧に操られるかのように精神と肉体を改造され尽くされ、その変態性をもって猟兵であるミニョンに毒牙を剥く。少年嗜好の性愛は陸上の人魚という絶好の責めの機会と相まって、もはや制止不能の領域に突入していた。
――ぬろぉおお……!
「ひぃ……っ?!」
べろべろと、伝う汗を見せびらかすように滑り舐め散らかす。乾季に注いだ甘露のようにその匂い立ち込める甘塩っぱい汗液を舐めて見せると、さらに秘箇所にあたる場所に「じんめんそう」を這わせる。
「もしここに寄生したら……あなたは一生を性欲に捧げる変態ネ……きっと家畜、それ以下の塵餌として全うすることになるワ」
「や、やだっん!?」
「やだじゃねえんだヨ? そんなことは決定事項ダ。今後は私たちの手からもっと上等な、暗部の顧客に渡ることになル……ネ?」
さすさすと鱗の一枚一枚、臍の皺まで丁寧に爪で刮いで、性的開発を施していく。
気持ちよくなりたいとか、気持ちよくさせたいとか、そういう感情では動いてないのだ。全くもって次元が違う。言うなれば餌を与えて内臓を肥え太らせて食用にしようとしているように、快楽を過剰に与えてすでに壊れかけた精神にトドメを刺そうとしている。義賊の矜持か、幼いながらも懸命に耐えてはいるものの、それが折れるのも時間の問題だ。
その理由の一つが影朧の侵食にある。コレが同化し、ミニョンの性感帯をこれ以上ないくらいに過敏にさせつつ、脳には「気持ちいいことが好き」「女性を悦ばせることが使命」と繰り返し繰り返し、頭が馬鹿になるまで刷り込み続けている。並の人間なら五分ともたず廃人と化すだろう。むしろ年離れた精神力が彼の苦しみを長くしていた。
――ぐぢゃ……!
「んむっ?!」
「今口内に影朧の破片を刷り込ませたワ。抵抗なんて無意味……私たちのマッサージを受け入れた方がきっと楽になるのヨ。脳を快楽で洗浄して、クリアな状態で、ネ?」
口内粘膜を指で直に、舌を二指で交互にさすさす擦り上げながら、時折咽喉まで指と影朧を突き込んで、本来なら性感帯でない箇所まで開発していく。今や嘔吐感までがたまらなく気持ちよく、その常軌を逸する開発に、ただなされるがまま翻弄されることしかできない。マッサージ師長も、痣と同じ表情で嗤うのみだ。
「ンンンッんん!? くふ……あぎッ……はうぅあ?!」
狂うほどの快感を与え続けて、どこまで商品価値を保つことができるのか。肉欲、フェロモンを「じんめんあざ」により無理やり過量に増幅させられ、同じように発汗もさせられて見るも無残な変態奴隷として構築されていく。
だのに――!
「えへ……」
ミニョンは笑っていた。
心からの笑顔だ。シャッターチャンスとばかりに自動撮影のフィルム音が響き渡る。
時折正気の忘れた笑顔を浮かべながら変態の忌みモノになりつつ生涯を過ごす。浪費された可能性を瞼の後ろに見ながら、最後のひとときを、すなわち理性の欠けらを死守せんと喘いでいた。
「ひッ………きた、ぁんッ?!」
理性など、影朧の格好の餌だ。
ここで彼の物語は終わる。苦悶と苦痛に満ち満ちたこれまでとは違い、これからは食い物にされるだけの、もっともっと幸せな奴隷人生が始まるのだ。悔いる必要なんてほとんどないだろう――。
成功
🔵🔵🔴
アルタ・ユーザック
【POW】
「……ぉ………ぁ」
(何か……言ってる…?)
【前章の影響で意識が戻りきらないままボスと対峙してしまい、抵抗も出来ぬまま『じんめんそう』に取りつかれ…】
(あ……わた……しが…消え……て……)
…………
「もっと…もっと頂戴……。餌になっても良いから……もっと気持ちいいの……」
「また…熱いのが……クルっ…」
「もっと……幸せ……」
【完全に洗脳されきってしまい、自ら積極的に進んで影朧の巣へとなっていき…】
――ぼじゅっ……ぶちゅ、じゅぶ! ずぶずずるるるっ!!
惨状。それを見た蔑視、嘲笑。
影朧の残滓、人ならざる欲望の触手でできた寝台に横たわりながら、尻だけを突き出した無様極まりない姿勢の中で快楽を甘受する。
「……ぉ………ぁ」
――ずぶぅ……ずチュッズチュぶっぢゅうう!!
「ほぎィ!? あが……ぐ、う」
魔刀士としての己。すなわち、魔法刀を手にすれば今すぐにでもこの触手たちを黙らせるという意志。それが少しでも芽生えるたびに、すでに子宮内に影朧として巣喰い快楽調教を肉体的に施しながら、理性の一片までもを崩壊させようと画策する。
ぶちゅ、とほぐれて湯気さえ出そうなほどに熱く淫熱を帯びる秘所を、優しく、丁寧に執拗に広げて閉じることのないように固定しながら、ずぶりずぶり影朧を寄生させていく楽しさ。バラバラのパズルを完成させていくような達成感は、すでに完全に支配下に置かれたマッサージ師長をもってしてなお、奇妙な感覚を催させる。
早く壊したい、あるいは早く完成させたい。
「ぐフ……影朧を胎内で孕みやすくするよう、もっと浸透させなけれバ! 抵抗は無駄ヨ。すぐに諸々の周期も、性別的な区分も生殖も、全てを超越した完璧な、生きた餌場になるノ。なんて幸せなことなんでしょウ。女性には必要のない淘汰された部位も生やし放題。子だって、影朧との子だもの。その気になれば毎日生むことだってできるワ」
言っていることが支離滅裂で不明瞭だ。とてもではないがすでに常人の理解できる代物ではない。
――ぶびゅるるる!! どくっ……ドクン! ぶじゅ……じょぶォ!
「か……はッア!? ま、また…熱いのが……クルっ…」
舌を出して白目を剥いて喘ごうが、子宮から逆流するほどの幾度目かの吐精の最中に漏らそうが、お構いなしに調教を進めていく。アルタ・ユーザックという「個性」が、この美しい雌奴隷にとって唯一不要なものだからだ。体外体内問わず快楽を刷り込んで、そのパーソナリティを破壊せんと躍起になって同化を進める。ぐっちょ、ぶっちゅ、と蜜音もリズミカルで軽快だ。まるでどの触手が彼女の理性の最後の一欠片を壊せるか、競技として競っているかのようなそんな悪趣味ささえ感じさせる。
実に、悪趣味。繰り返せばこれは、彼女を餌とするものたちの嗜好によって起こされている惨劇である。
「もっと…もっと頂戴……。餌になっても良いから……もっと気持ちいいの……」
はぁ、はぁと喘いで、誰にも届かない呟きを漏らした。
よだれに糞尿を垂れ流し、人としての尊厳さえも投げ捨てて、ひたすらに助けと活路を見出そうとして、数刻に渡り孤独に抗い続けた少女の末路。その全てを撮影され、リフレインする快楽調教を現実と受け入れさせられ、寝ても覚めても快楽しか過らなくなって、やがて呆気なく終わりを迎えた。
人としての終わり、アルタという人格の終わり。
刀の振り方も、オブリビオンと相対した時の対処方法も、全ては過去の産物だ。今は熱く飢える肉穴を、その携えられた剛直に向けて自ら腰振って媚びることでしか、生の目的を見出せない。
――ずびゅっぶっちゅぐっちゅじゅぽぶちゅ……ずるんっ!?
「やっア?! ぬ、ぬか、ないで……もっとちょうだい」
「ちょうだい? この牝豚ガ。寝汚い○○ガ」
「いやッいやぁああ!? お願いッ!! くださ、ヒイイ、く、くだしゃ、あああッ!!」
滂沱と涙して懇願する。幸せがなにかと知っているから、プライドを捨てることにも躊躇がない。といっても、罵られれば罵られるほどに燃え上がる、腐った牝としての自尊心だ。そのまま放置して存分に腐らせてしまえばいいものの、洗脳で壊れた常識がそれを許さない。肉棒を鼻先に突きつけられれば唾液で存分に濡らして奉仕する。口腔で愛撫した後に、緩んだ肉穴を前後とも差し出して受け入れる。オブリビオンと相対したら刀を向けて斬りかかるのと同じだ。これは作法なのだ。優種に向き合った際の牝の作法。礼儀の問題だ。美や他人事に無関心な彼女でも人並みに常識は弁えている。
舌を突き出し、狂った笑みを浮かべる。
媚びて、黒髪を乱して、頭を床に擦り付ける。
「いい子ネ。早くたくさんの影朧を産んでちょうだい。このマッサージはね、子宮に直接効くのヨ。患部に届くからネ。わかる? 直に今触れてるここ、あなたは肉袋としてこれ以上ない逸材だワ。もっともっと美しく、なるの……ヨッ!」
――ぶびゅっ……ぶびゅるるる!!
やがてマッサージ師長も、同じく改造されて過敏になった感覚をアルタに無理やり共有しながら、最後の詰めの一手を打ち込む。人の精なら間違いなく受精するような、奥底での直接吐精。人としての尊厳を全く無視した無遠慮な有様。さらには精を放つ快楽をも無理やり影朧を通してアルタに共有させて、感覚暴走させている。自らを強制的に絶頂させられながら着床する気分は果たして如何様なものだろうか。それはすでに壊れた彼女にも、言語化の容易でない感覚である。
「お……あ、ヒッ、うふ……ふふふぅ……ふギっ」
「まあ、なんて醜いお腹。ぶくぶくに膨れて、まるで妊婦ネ」
かき混ぜてあげましょウ、と、さらに倍増した影朧が同化を進めんと忍び寄る。終わりなき凌辱の輪廻。外的要因がなければ、その生が終わるその時まで搾り取られることだったろう。彼女が無事救出されるかどうか、それは今は誰も及び知らない……。
成功
🔵🔵🔴
篁・綾
アドリブ歓迎。本体は本番NG・幻影に関しては何してもOK。
攻撃は最後にちょっとでOKです。
くっ、よりによってこんな格好で闊歩する羽目になるなんて…!(前回の紐のまま)
なんて歩いていたら、他のあん摩師に捕まり失神するまで責められ、親玉のもとに送られ…
抵抗むなしく洗脳と侵食の餌食にされ…
とかは御免なので、【闇に紛れ、忍び足】で親玉の下へ向かいましょう。
真の姿になり、自我と運動機能を【催眠術】で強化(変化させる素材がないので服はそのまま)、【第六感】で相手の間合いを【見切り】UCで【だまし討ち】を。
【マヒ攻撃、催眠術】で動きを止め、【鎧無視攻撃】の【衝撃波】で攻撃するわ。
…まあ、憂さ晴らしですとも?
郁芽・瑞莉
アドリブOK、NG無し
長い艶やかな髪が肌を撫でるだけで甘く砕け、
体液が迸るほど身体は堕ちた状態。
風前の灯火ではあるけれども歯を喰いしばり。
「……私の身体を……ぁんっ、どれだけ弄り嬲ろうとも……心は折れませんよ……っふぅ!」
始まる施術、仕上がりを確認する様に身体を弄って熱を高めた後、
逸物による蹂躙を開始。
絶頂を繰り返すがギリギリで心を保ちこのまま一撃をと思った時。
深まる院長の微笑みと共に放たれる白濁液。
(ああっ……これぇ……♥ ずっと欲しかったのぉ♥ 奥がどくどくと満たされていくぅ……♥)
満を持して行われた至極の悦楽に白く塗りつぶされていく心。
内外に出される白濁液によって徹底的に洗浄されますよ♥
「くっふふグフフふ……」
――ぬちゃ……ぬろぉおお! トロトロ……つつう……!
マッサージ師長もまた、影朧に侵食されているのであろうか、使役しているはずなのに、生殖器官としてあってはならないものを、悍ましいサイズで見せびらかしながら、むせ返るほどの雄臭さを漂わせている。鼻奥からガツンと突き抜けるような臭いは、背けたくなるような刺激を伴いながら、しかし、どうしてか、ずっと嗅いでいたくなる。
「布石は打った。あとは……」
「ひっ、これは……あぁあ!?」
寝台でぐったりとしていた瑞莉が、驚嘆の声を漏らす。
影朧の残滓が肉体内に残っていたのであろうか、開発されきった双房の中では、細かな糸状の何かがうねうねと絶えず蠕動する感覚が走った。皮膚の下で不気味に蠢く無数の感触。「じんめんそう」の雄叫びによって励起した先ほどの影朧の残滓、それらに、胎内や胸内から無理やりマッサージを施されているのだ。一斉に、執拗に! まるで己の内部で蟲たちが這い回っているようで、神経を嬲られるような悍ましさが募る。
当然体内を移動して、脳にも巣くっている。正常な思考を奪われた瑞莉の表情は、常軌を逸したピンク色の顔に惚けている。
マッサージとは名ばかりの、肉体開発は最終段階に突入したのだ。
「はがっ……あっ……あ゛っ、オ゛げ……」
「しっかり……逆転の機会は」
「あるわけないでしょウ? 餌風情が! さあ、美しくなりなさイ」
――めりっ……!
「え……っ?!」
下腹部の、違和感。
豊満な双房と陰部が、内側からうぞうぞと撹拌されるような感覚。死守していたはずのそこから、肉が抉られるような感覚が内側から溢れてくる。そして違和感ではない。
――ぶちゅっ……! ぶちゅぶちゅぶちゅウウウッ……!
「んっぎいぃい?!」
綾の左右の桜桃と秘処から、湿った音とともに肉片が飛び出した。
その衝撃に、思わず緩んだシモから黄金水をぷしゃあああっと盛大に噴き散らす。屈辱と同時に、えもいわれぬ解放感が駆け抜けていく。
明らかにおかしい。体が言うことを聞かない。
「ぎ……私の体に……何をしたのッ!?」
「マッサージですヨ。脳洗浄マッサージ……あなたを影朧の苗床にし、影朧の餌にするマッサージ……早速効果テキメンネ。とっても嬉しいワ! もう制御できないでしょ、あなたの体」
「……馬鹿なことを、よほど死にたいのね……っ」
綾は寝台でぐぐぐ、と体を無理やりに起こして、そこでガクンと肩を落として項垂れた。
臓器ごとうねるような目も眩むほどの痛み。抵抗しようとした神経そのものが、痛みを錯覚させたのだ。ビリビリばちばちと瞼の裏でスパークした痛みが、綾の自由を奪う。身じろぐこともできない。影朧の肉鞭の残滓が瞬く間に縛り上げると、秘処を肉穴の奥の奥まで見えるように固定する。まるでクスコやプジーを装着されたかのような圧迫感。
――じゅぽんっ……!
「う……ぁあ?!」
自分の妖力を使って体内に僅かに巣食わされた影朧を成長させられている。少しでも抵抗すれば、痛みの錯覚が苛んで身動きも取れない。限りなく詰みの状態だ。
視界を下に向ける。肉体のそこかしこが内側から膨らんでいる。単なる痼りではない。胸や股座、菊孔からも、ぼこぼこと肉鞭の触腕や頭部が出入りし、妖力を喰らっている。
――じゅりゅうっ……! ぶちゅっ……じゅるるゆ……!!
「吸うなっ!? 止めてっ、止めろぉ! おまえ……あぁあァッ?!」
唇が酸素を求める金魚のように開閉し、見開いた瞳からはおびただしい涙。屈辱、恥辱。心がふたつに引き裂かれたかのような、耐えきれないほどの惨めさが、彼女にまだ正気が残っているのを証明していた。マッサージ師長は舌なめずりする。
「最後に特製の薬液を胎内にたっぷりと注入してあげましょうネ。注射みたいなもの……ですヨ? お産にもとってもイイですからネ」
「ゼッはぁっ……はぁっ、ぜぇっ……ぜっ、ハっ……!?」
「おやおや聞こえてないんですカ。ふがいない! おや?」
マッサージ師長の目線が、だらしなく開いた瑞莉の口元に移る。ターゲットは一人じゃないのだ……!
瑞莉の意思を挫き、蕩かせるように、ぬちぬちと顔中にカウパーを塗りたくる様に勃起した熱々の屹立を擦りつけ。ヌラヌラと顔中に滑りが広がり、加えて、鼻腔にもぐりぐりと括れを擦りつけて確りと一番匂いの強い部分をマーキングしていく。
「はぁ……はぁ、んぶ?!」
呼吸をすればムアリッと牡の匂いがいつでも感じられる様な状態にすると、薄く空いた唇に亀先をぬぷりと、押し込んでいく。
「ほら、歯を立てないでゆっくりと喉奥で扱いて……そうそウ。舌の動きも健康にはいいですからネ」
「んちゅぷ、ちゅぷっ、ちぅぅう……っ」
「随分ともの欲しかったんですネ。美味しそうに頬張って、でもあなた自身が餌になるのニ、やらしいお方ダ」
――ぐっぽぐぽ……ぐぼぶじゅぐ!!
マグマの様に煮えたぎる、奉仕に対して情愛の欠片も無い、欲望塗れの熱を、じゅっぽ、と口から抜き取りそのまま顔と、体に向けてぶち撒けた。玉のような肌に散らばるどろどろの白濁は、淫靡な彩となって瑞莉を穢していく。
脳髄が腐っていく。それだけに濃くて蕩ける奔流は、彼女を優れた「餌」として昇華していくのだ。
――しかし。
「……私の身体を……ぁんっ、どれだけ弄り嬲ろうとも……心は折れませんよ……っふぅ! くしゃ……いい……ふぐ……あ……んんっ!」
「はは、ハハハハ! 左様ですカ! お望み通り、ではその肉体の奥底にまで今度は挿れてあげますヨ」
「(ヒッ……萎えるどころかますます固く……くぅん?!)」
瑞莉は抵抗した。抵抗してしまった。
敵の嗜虐心を擽る最悪の形で、である。
――ぎちっ……ぎちちいいっ……!
「ううううううっ……!?」
「くう……流石にキツいですネ」
穴よりもひと回りも大きい剛直が、窮屈な膣道を強引に突き進む。内側が捲り上がるような痛みに、しかし確かな快楽の波瀬を感じて、瑞莉は幾度とない絶頂を繰り返した。抽送ですらなく、一度挿れられただけで何度も、だ。快楽に対してとんと弱くなってしまっている。あまりにも無体、無惨。
ばちゅんばちゅんと肉音が部屋音に喧しいくらいに響いて、さらに嬌声が混ざり合って協奏する。
「しかし媚肉の絡み付いてくる感覚、名器! きっと立派な苗床になってくれることでしょウ! このまま凝り固まったナカをほぐしていきますネ」
「く、うっ……! はぎ……ぐう!?」
「この、よくもっ」
「あなたにも差し上げますヨ?」
剛直がその形を維持したまま先分かれて、更なる卑猥な形に増腕する。
身悶えして逃れようとする尻尾を踏みつけると、ぶるりと揺れた尻たぶを鷲掴んで、閉じ切った震える媚肉に突き込む。
――メリ゛ッ゛、メリリィッ!!
「あッが……ぁあ?!」
「いかがですカ」
「ふかいっ、ぬ、ぐ抜け、抜けぇ……!」
背筋をそらして痙攣する肉体の、掴みやすい前髪と尻尾にぞりぞり肉鞭を擦り付けながら、さらに中でうねる内奥をかき分けて蹂躙していく。こんなものがマッサージであろうものか。赤い瞳から光が失われかけて、気だるさが重くのし掛かる。
同時に影朧の残滓が一斉に蠢いた。どこかは正確にわからない。口、菊座、二箇所がずぼずぼと抉られる。反響した蜜音が不気味なほどに締め付ける。わからない。気持ち悪い。苦しい。悔しい……!
――どぽっ……! どぴゅルるるっ、ブチュっ、どぴゅうううッ……!!!
「おっげえぇええ?! あが、あごがががッ゛?!」
溺れる、陸上で目の眩む思いで藻搔いて、それでなお手は届かない。
……綾の心は完全に、堕ちるところまで堕ちていく。
そして、限界だった瑞莉へのストロークもスパートを迎えた。
子部屋の内側で白濁をぶち撒け、口から飛び出たオブリビオンの残穢たる触腕が、粘つく体液のシャワーをどぶゅるると吐き散らかす。洗脳され快楽染めになった脳に直接注ぐように、鼓膜の真横でも奔流のごとき白濁が爆発していた。
――どくどく……どぴゅる、びゅるるるびる!! ぶぢゅ、どくっドグ……ドプン!!
「ああっ……これぇ……♥ ずっと欲しかったのぉ♥ 奥がどくどくと満たされていくぅ……♥」
生きながらの噴水、それも牡臭の饐えた臭いを充満させたオブジェのような、ひくひく時折痙攣させてフィニッシュを迎える。じんめんそうも満足そうに笑顔を浮かべている。
……濃厚な臭いの霞を切り分けて、「現実」の綾がオブリビオンに斬りかかった。
「はっ!! ……この手応え、逃げた……のね? ふがいない」
「……くんッう……ふぁ……あヒッ」
「うっ……ひどいわ。ここで治療も……ええ、できないし」
やりたい放題だったマッサージ師長の姿は影朧を残し何処ぞへと消えていた。
こうして影朧をけしかけるだけけしかけて姿を消すとなると、今まで尻尾を掴みかけながらなお、逮捕にまで至らなかった理由も窺い知れる。倒したじんめんそうも、確実な討伐にはいたっていまい。
ともあれ憂さ晴らしは済んだ。疾く離脱しなければ――純潔の綾は廃人のように自失した瑞莉を背負って、一目散、大清の夜闇に消えていったのであった。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
夢ヶ枝・るこる
■方針
・アド/絡◎
■行動
この方が黒幕、ですねぇ?
始めましょう。
『霊薬』の効果が切れ、隔離しておいた理性が戻ったところで『F●S』各種を展開、【刻讐】を発動しこれまでに皆さんの受けた『快楽』や『恥辱』の全てを『攻撃回数』に乗せますねぇ。
『FMS』のバリアは私の頭部の周囲を覆っての『洗脳』への防御と、封鎖による逃亡阻止を優先し配置、『FRS』『FSS』の弾頭は『FCS』によりゴム弾に換装し『人間』を気絶させて捕えることを重視、『FBS』は影朧を狙い仕留めに参りましょう。
現状の体型故退避は難しいですから、『快楽責め』等は敢えて受け、その分まで【刻讐】の強化に利用しますぅ。
さあ、覚悟は宜しいですねぇ?
人形原・九十九
アドリブ歓迎・NG無し
はぁ…はぁ…薬品按摩にマッサージ…九十九の身体は限界です
立てど足はガクガク…
刻みつけられた快楽にそのまま誘われるように彼女のを媚びるように舐め、さすり、口で、そして次に自分のを開きそれを受け入れ…
あぁ、九十九の全てが壊れて…
薄れいく理性の中浮かぶのは九十九の原初
人形の九十九を大切にしてくださったあの方…
それを消すことは許せません【落ち着き】
髪を伸ばし相手から【生命力吸収】し自身を回復、施術を拒否します
まだ、戦う意志のある方がいれば同じ様に分け与え回復を
さぁ、では反撃といきましょうか
つまるところ、それは蓄積した因果の話である。
「はあっ……はぁ……うぅ……」
優等種と劣等種。
怖気の走る感覚をその身に味わいながらついに狂うことなく、最後、マッサージ師長の狂気の笑みに晒されて、九十九は不覚にも恐怖していた。
普段なら恐れどころか、淡々と狂騒を処理してきた彼女である。当然自負もある!
――ぬろろぉ……つぷ……!
「何も強張ることはありませんヨ。受け入れればいいだけデス。地獄か極楽か、存じ上げませんが影朧と同化するということは、すなわちそういうコトなんでしょウ?」
「お前が軽々しく語るものではありません……人形原は、私は……!」
「なんと、なんとなんト! だからこそ美しくしてあげたイ。悩みはありませんか、例えばヒトの身に憧れがある、とカ?」
気味の悪いやつだ。その感想に微塵も違和はない。指一つ動けばその首をいつでも狩れる。
「馬鹿な」
「イイことを教えて差し上げましょウ。すでに施術は始まっているのでスヨ! どちらが愚か者かすぐにわかるでしょう。聞こえますか、あなたの秘所の期待する熱音が」
――ドクン………!
しかして、文字通り、わかりやすいほどに、差し伸ばされる手を払い除けて、冷笑する。
「害を齎らす者よ、去ね」
ぞぞぞぞ、と。
それがただの生体なら、数秒ももたずしてミイラと化していただろう。
使命感が、かつての誓いが九十九に逆撃の機会をもたらした。
瞬く間にマッサージ師長を磔にすると、更なる過剰回復で死に至らしめんとする。
「おおぉおおおオ?!」
「身から出た錆と言います」
ならば己が髪から溢れた怒りの攻めは、身から出た何だというのか。そこにある火力は、単なる逆転の一手ではない。たしかにこの世界の暗部に巣食う黒幕の、その首に迫る気迫があった。
手にした温もりは、触れさせない……!
「こンの……大人しくマッサージされていれば、幸せを得られたものを……!」
「九十九の全てを壊すモノ……思い出を穢し、あまつさえ幸せ、などと軽々しく……!」
「ッ!? ひぃいイ?!」
かくなる上は、と、寝台に横たわる別の猟兵にターゲットを移す。餌は山ほどあるのだ。一つでもものにしてしまえば、困難に見合っただけのチャンスが保証される。所詮同じくヒトの命。影朧の餌にするのが己か他人かでの違いしかない。狂うならばなおよし。怒りに身を任せて突っ込んでくるなら、すぐさま拘束して餌とかしてみせよう。
やはり闇社会に潜むだけあって気迫はある。一端の、数多の「顧客」を言いくるめてきただけの舌戦の気概がある。しかし、このものは知らない。それもまた単なるお膳立てにすぎないのだ。誰もが魔王の「世界の半分をやろう」という紛いごとに耳を貸さないように、欲望などに遂に耳を傾けない真なる勇士の姿が降臨する。なぜなら彼女には女神の加護があるのだから……!
快楽に晒されてなお今まで沈黙を保ってきたるこるの、反撃がここから始まる。
忍耐してきた恥辱を逆撃に代えて相対すれば、マッサージ師長も後ずさる。脳天を掠めるゴム弾は命中すれば即座に意識を奪うだろう。現に浮遊戰輪はたしかにその退路を断ち、マッサージ師長を追い詰めている。
「くッ、ガチンコの戦いをお望みですカ? アア! 馬鹿な! 我々は不干渉、己が闇を分かち合う者、それを……なんとも稀有な……単に我々のマッサージをお気に召さなかったとならば、なんたる愚の骨頂! 不感であるならば疾く立ち去ればよいものヲ」
「あいにくそういうわけにもいきませんので、成敗しますぅ。……さあ、覚悟は宜しいですねぇ?」
にじり、にじり忍び寄る。
この場を以てして猟兵と決死の戦いに挑むならいざ知らず、しかし影朧は単なる使役体で、しかもとんと罪悪感がなければあるものないもの盾にして逃げの手を打つことは道理。彼女に悪役の矜持など微塵もない。
「逃げの一手ヨ! さらば、ね!」
「逃すとお思いですかぁ?」
「逃げられるヨ。だってあなたは動けなイもノ!」
指さされて、るこるは数瞬自問する。今この女を捕縛できるほどの余力を残しているか。どれほどの影朧を手元に保持しているか。そのリサーチ不足が生死を分た。
「く。いつまで逃げ切れると、お思いですかぁ? 今ならまだ転生の道もあるやも……」
「私は逮捕されるだけネ! 快楽与えるマッサージは人に必要とされてル!」
稼働面積のなんたる恐ろしさか、パトロンの存在を匂わせつつ、手練手管は周到だ。消して尻尾を掴ませず、そしてリスクを取らない。数多の影朧を7使役」する。奴隷のような影朧至上主義は、えてして餌になりうる情報すら残さない。
……脱兎の如く逃げ去るマッサージ師長。
つまるところ、それは蓄積した因果の話である。唾棄してきた敵対者に牙を剥かれた、それだけの話である。手塩にかけて育てた影朧を打ち捨てて、ともあれ次の獲物を相手に再戦し、体勢を五分に持ち込む。それが良手であれ悪手であれ、しかして賽は投げられた。あとは裁くであろう。神が、かの悪人を懲らしめるべく……!
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
サヤ・アーデルハイド
純潔死守
あなたを倒す雄姿を以て、今回のヒーロー活動、一件落着です!
魔力の鎖で(ここまで正気)
自分を縛り、無防備なお尻を突き出すように倒れ込み
光凛聖姫のコスチューム姿で宣伝パネルのように、"降臨性姫"や、内腿に謎の数字などの落書きを施されて。
お尻からさっきの触手の赤ちゃんが出てきて
全然隠せてないあそこを広げられて
まだ純潔なのを見られて
お尻ばっかりずぼずぼされて
お尻から次の赤ちゃん出てくる所を記録されちゃいます。
その間、ずっと本心とは裏腹の、恥ずかしい言葉が溢れて…
(以下は本心
嫌で嫌でたまらないし、こんなの絶対に見られちゃダメ!
恥ずかしくて、悔しくて
それなのに、なんだか熱くて、頭の中が真っ白に…
「あがっ?! うッぎいぃいい……っ!?」
――メリィ……メキメキッ!!
「あぎっぁぁ?! ぬ、抜いてえ゛ェ゛ッ……!」
腸液に真紅の液体を混じらせて、息むように肩を上下させながら、何もない空間をグーパーと掴む所作のサヤ。
ぐぱぁあと肉の無理矢理広げる音と共に、ボコンと頭部を覗かせるのは、影朧の残滓たる触腕だ。しかし肉体は突起が無数に生え、表面からハリセンボンのような肉棘が張りだし、サヤの腸壁に突き刺さり半固定している。もちろん繰り返し施された調教マッサージにより身体のどこよりも性感帯と化したそこは、痛みは微塵も感じない。
無理やり下腹部に力を込めて、触手瘤を放り出した。情けない空気音を放ちながら、ぼとり、ぼとりと寝台に向けて放出する。いささかの開放感とともに呼吸を整えたサヤは、未だ醜く開ききった艶やかな菊門を庇いながら、睨みつけた。
「が……は、ふぅ……あ、あなたを倒す雄姿を以て、今回のヒーロー活動、一件落着です! 覚悟してくださいっ」
相対するマッサージ師長は涼しい顔だ。まるで勝利を確信しているかのように。
「おやおや、その格好で何がおできデ」
「拘束します!」
てぇい! と裂帛の気合いを込めた魔力の鎖が放たれ、一直線に絡めとる。がっちりと拘束力を高め練られた魔力は容易に振り解けまい。
そのターゲットはサヤ自身、サヤは自縄自縛しながら、しかしその違和感に気づいていない。
「そんな?!」
「まさか自分がまだ正気だとお思いで? それとも、本当はソチラをご希望でしたカ。ふふっ、まあいずれにせよ」
――ムリィ……めりめりっ!
「あぎっ?!」
指で弄られながら広げられると、それが最初からそのための器官だったのかと錯覚してしまう。わざとらしく鼻を鳴らして匂いを嗅いだり、尻の毛の一本一本までわざとらしく撫でられてしまうと、忘我の怒りと恥じらいに気が狂いそうになる。
しかし、その瞳は光を失って不気味なまでに穏やかだ。
「……あ、あは、あは」
「おや?」
「も、もっと……いじめてください。おひ、おひり、もっとぉ……ずぼずぼって、してぇ」
動ける自由を奪われ、動かせる唯一の口元まで売女さながらの文言を口にする始末。万策は尽きた。ヒーローの瞳に二度と光が戻ることはないだろう。
――むにゅっ!
「あんッ?!」
「なら餌は餌らしくもっと媚びることネ。どうせ二度と閉じやしねえそのでっけえ下品なケツ使って、目いっぱい媚び売らなきゃ、だロ」
ぱちんっ、と手形が残るくらいに尻を叩き上げると、ぶるぶる肉音響かせて揺らしながらぷぴゅと腸液を垂れ流す。未だ触れられていない秘処も純潔の証を確認するように広げられ、マッサージ師長手ずから撮影されている。その商品価値を示すため、あるいはわずかにでもサヤに残されているかもしれない理性を警戒してのことだ。
その心配もすぐに無用と勘づくことになる。
「はぁっはぁ……私、おし……しりで、うみ、うむっ、うみますぅうう!!」
腹部を凹ませたり顔を赤くしたり青くしたりしながら、必死に肉痣をひり出そうと躍起になる。すでにゆるゆるになっているとはいえ肉棘で傷ついた腸壁はそれだけで相当な負荷になるのだろう。涙を目尻に浮かびながら、文字通り媚びに媚びた姿勢で踏ん張っている。惨めにも程がある。かつて多くの市民が憧れ、あわよくばその麗しさに眩んで自らを慰めたりしたものだが、実態が斯様な変態だとわかってしまえば好事家でも寄り付かないだろう。
――ぬるんっ……ずぽ、ぶじゅ、ずるるぅ、ぶび!
「おぉーこれはマッサージ成功ネ」
鼻を摘むようなジェスチャーをしつつ、時折、じんめんそうを使役して胸部や唇、その他「使えそうな」箇所を強化していく。この場合の強化はもちろん戦闘力のことではない。彼女はもはやヒーローでも、ましてや人扱いでもないのだ。単純な強さも麗しさも、今後は無用の長物である。
「は、はやくぅ、ずぼずぼって、してぇええ……!」
「黙れこの◯◯ガ! 早く影朧を産むんだよ、エネルギーなんていくらでもあるだろウ」
――ボゴッ!!
「おっげええぇ?!」
――むりゅうう!!
「はぐっ?! や、また゛ぁ゛イ゛ッぐううヴぅ゛ッ!!」
ぐりんと目が白剥いて、口に泡しながらさらに激しく慄いて限界まで菊座をおっ広げる。
少しの残滓から細胞分裂のように体内で増殖し、ひたすら影朧を生み落とし続けるサヤ。体内のエネルギーを使い果たし干からびるまでこの責め苦は続く。終わらないのだ。悲しきかな、この責め苦に苦痛は伴わず、甘美な快楽のみを与え続ける。
程なくして。
「腔躙性姫」「書きかけの正の字」「変態女」「ダッチワイフ」「いじめてください」「無料」「W.C.」その他もろもろ読み上げるのも憚られる文言を直接書き綴られ、コスチュームは局部だけを切り取られ、脱がされた下着を頭部に被って、幾度自死しても雪がれない屈辱に塗れた姿を動画静画合わせて延々と撮影される。それでも彼女の口元は静かに笑っていた。それだけが幸せだと信じ、にんまりと、まるで壊れてしまったか、はたまたじんめんそうが顔に張り付いたかのように……。
成功
🔵🔵🔴
レナータ・メルトリア
アドリブ改変歓迎します
もうこれ以上マッサージなんて……
逃げないときっと壊されちゃうわ!でも、腰砕けのこのからだじゃ
抵抗なんてできないまま、官能を引きずり出されるけれど……全然、足りない
指でイかされても、さっきまで開発されてた身体にはむしろ、もどかしくなる位
なんで入れてっておねがいしても、入れてくれないの!
どれくらい続いたんだろう
私にできることは、発情した犬みたいに浅い呼吸を繰り返して、白い蜜でぐちゅぐちゅになった花弁で形を確かめるように擦り付けながら、与えてくれる弱い快楽に悶えるだけ
それが漸くわたしの中に、掻き分けて、くる……っ!
そこから先は、脳みそを真っ白い激感にぐちゃぐちゃにされちゃって…
ライラ・ローレル
アドリブ等歓迎。セクシー系も問題なし。
ひ、酷い目にあったのじゃ…
じゃが此奴を倒せば万事解決、丸く収まると言うわけじゃな!
二度も不覚は取らんのじゃ!てやー!
(この後破茶滅茶にやられて洗脳され完全敗北し、奉仕奴隷になります)
「ううぅ……ぐすっ、ひぐっ」
青い瞳からは滂沱と涙を流し、鼻からは鼻汁、口の端からはこぽと泡を噴きながら、ライラは傍目にも危険すぎる痙攣と嗚咽を続ける。
――クリッ……びくくんっびくう!!
「ふんぐぅぅ!? このぉ、痴れ者が、あっあっあぁあっ!!?」
――ちょろろ、じょろ、じょろろろぉお……!
湯気が立つような黄金水を股座から洩らしながら、気を失うこともできず、かといってろくに抵抗もできないまま、舌を突き出し、呼吸ともつかないうわ言を繰り返す。これが騎士のドレスコードだとしたら、屈辱極まれりというていである。
「あ゛ッ、ぶ……」
「あなたもああいう風にイきたい? そうなのネ? くくくく」
「わたし、は……」
レナータの伏し目がちな目線は確かに物欲しげに疼いて、おずおずと媚びる台詞を紡ぐ。
「(……全然、足りない)」
「言葉にしてもらわないとわからないナ。ね? 聞かせて、言ってご覧なさイ」
「わ、わたしにも、いれてほしいの……」
――ぢゅろんッ!
「あひう?! な、なぜ妾がっがぁあ!」
「ダメええええ!!」
「ひっ?!」
「ダメダメダメッ!! 餌にも、苗床にもなれない方に、そのような手間をかけるなど、あり得ませェン!! この指一本だけの手間さえ惜しい! ああっ、今日はなんて忙しいんでしょウ、極上! 極上!!」
じんめんそうに言わされているのだろうか、マッサージ師長の口腔の動きとは別に、奇妙なエコーをかけながら興奮しきりの様相で捲し立てる。
くりくりと花芯を剥かれて擦り上げられれば確かに快楽は蓄積していくものの、かえってもどかしさが募るようで切なげに内股を擦り合わせる。足りない、足りない、足りない! 如何ともし難いむず痒くなるような心地に、灰色の髪をたっぷりと汗に濡らして、まつ毛に涙して慈悲を訴える。
「そんなっ、ちょうだい、ほしいのっ!」
「わ、妾は休憩……ほギッ?!」
――ずぷん、めりめり、むにゅるるる……! バチバチバチ!!
ライラの柔らかく、かつしなやかな肉体は、マッサージ師長の擬似肉棒に影朧の残滓の触腕、さらにはじんめんそうによる脳洗浄を同時に受け、瞼の裏が快楽の閃光でスパークする。狂えた方がよほど幸せだろう。しかし、オブリビオンによる洗脳は、それが当たり前だという形に強化するように、彼女の理性を破壊する。するとどうだろう。例えば、絶頂している、その状況を「脳が当たり前だ」と誤認してしまえば、何が起こるのか。
「ひょごっ、やっ……やぎゅっ……おっほおおお!? も、ま、イぐううぅッ?! まだイ゛ッ゛?! んひゃっ、ほっ……!? おっほおおお!! なぜ、なぜじゃあッ?!」
――ずちゅんっ……! ずちゅるるぬっ! ずっぷんズブブ!!
「あぎゃあアアアッ?! ひゃぐっ……! ひっ、ほっ……んんんん! までっ!? わかった、も、わかったぁいうグ?! まっ……やめっ……ひゃうっ、ひンっ、っくうぅうう!!」
一ストローク、一突きするごとに、結合部から泡立った愛液が滴り落ちる。愛液とともに黄金水も飛び散らせた、盛大な絶頂。唇を噛んでも逆に舌を突き出しても、身を捩っても捻っても身を掻いても毟っても止められない、常に頭が真っ白になっている感覚だ。もはや止めようのない強制絶頂。
影朧に犯され、快楽を徹底的に強化されてしまったものの末路である。日常に戻れるかさえもはやわからない。少なくとも、本来ならほんの一瞬で快楽の虜にしてしまうような絶頂を立て続けに迎え調教され、あまつさえそこから戻れなくなってしまったものは、剣は握れまい。
現に、触腕に手を絡め取られ、指先を擦り上げられるだけでもびくびく痙攣してる有様で。この状態で柄を握れば、その快楽に溺れるに違いなかった。白き騎士は淫蕩を好む。それが彼女の本心から望んでいるかは別にして、彼女の原型は壊されてしまった。
レナータはその一部始終を目の当たりにして、必死に自分に言い聞かせる。その姿は子犬のソレだ。
「ああ、あんなに涎だらだらで……きもちよさそう……ひんっ」
――こすこす……きゅっ……!
花芽が指の腹で押し潰される。物か何かと勘違いしているかのような、無粋で乱雑な責め。
単調で、机の角に股座を擦り付ける方がまだいささかの気持ちよさを感じられそうな、そんな気だるささえ覚える。物足りない。
「はあっ……はぁっはぁ……はぁはぁ……んっはぁはっ……!!」
両手、指は自由なのだ。這って移動だってできなくはない。この寝台から身を投げて、去ればいい。わたしに興味なんてないのなら、とっとと。
「うぅ……ほしい……ちょうだい?」
わかっていても逃れられない。火照る体は言うことを聞かず、くぱくぱと陰唇に触れるか触れないか絶妙な息遣いと「それ」の存在感への渇望。燃えるような情欲を、ただ唯一埋めてくれる屹立。空っぽの中身を埋めてほしい。その剛直でごりごり削って、隣のエルフさんみたいに壊してほしい。
あるいはとっくに壊れているのかもしれない。それがわたし、それが私……?
――ずぶ……!
「あぁあ❤️」
本気汁が飛び散る、すでにグズグズに解れたそこを掻き分けるのに、さしたる力は必要ない。ぐっと腰を掴んで引きこんでやれば、たちまちにくぐもった嬌声に混じって駆け上る快感があった。
「これ……くるっ! く、る……!」
「そうそう快楽を受け入れるのはとてもカラダにいいのヨオ! イくときはきちんと宣言して、目一杯表すの、それでこそ本当の意味で綺麗になれるワ!」
「く、い、いぃ、イきゅっ、イっひゃうっ……! おま、イきゅっ、ひきゅうでイきゅっ! ソコぐりぐりっ、わたひイきまひゅうううッ!!」
そこに美がある、という形は評価するもののセンスも多分に依るだろうが、しかし大きな双房をばるんばる揺らして下品な宣言を声高に叫んで、確かにこれには「美」がある。悪趣味だが、「芸術品として完成」を見た感があった。子供さながらだったレナータが、もはや後戻りできない一歩を踏み出して、そのまま転落していく姿がこの場に映し出されたかのようであった。
……惨状は終わらない。惨状は変わらない。
唯一、語らないことはと言えば、あとはひとりでに動く人形が、在るだけだ。それはレナータと同じく真紅の瞳を宿し、見開いて、そして――!
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
ロベリア・アナスタシア
(アドリブ絡みお色気歓迎(暴力・グロ以外))
どう考えても意味深なレベルの至高、いえ嗜好と言うべきかしらね。
本能だなんて、私の思考はとっくの昔にピンク色だけど……?
ソレを上回れるって言うなら、やって見なさいな♪
と言いつつ、「肉欲奉仕+怒張」でマッサージ(意味深)されて❤
そして性欲に捧げる獣にさせようと、私に快感の寄生されちゃう❤
――あら、抵抗はしないわ?気持ち良すぎる快感で
全身の体液・分泌液が『UC』で媚毒になって、貴女に塗れるだけよ。
そうね……弱小オブリビオンなら、一瞬で脳が弾ける性能かしら?
普通のえちぃには使えないけど、オブリビオン相手なら良いわよね?
彩波・流江
(色々お任せ、アドリブ歓迎です!)
癒し処を装って人を拐うなど…あんまりです
影朧なんて物まで持ち出した以上、きついお仕置きを受けてもらわなくてはいけません
その使命感のもと、理性を削ろうとする攻め手に呑まれないよう『覇気』による気付けで意思を保ちます
胸など元より弱い箇所であるがために、そこへの快楽は耐え難い…突き崩そうとして来る洗脳の魔の手にも、『破魔』と『呪詛耐性』で防御を固めて…
機を…掴み取ります!
『空中浮遊』させた神霊刀を手元に呼び寄せ、指定のUCを使用
私を侵食しようなどという狼藉に対する『神罰』を与えましょう…影朧が取り憑いている対象は傷付けず、対象を脅かしている影朧のみを断ち斬ります!
高千穂・ましろ
「くっ、ついに姿を現しましたね、黒幕!」
『ましろ、その身体で戦うのは無理だにゃ!
ここはボクに魔力を!』
「ええ、任せました、ノワール!
私たちのコンビネーションをみせてあげましょう!」
ノワールに残った全魔力を注ぎ込み、本来の人間の男の子の姿に変身させます。
『任せときな、ましろ。オレがヤツを叩き潰してやるぜ』
「って、ノワール、気をつけてっ!」
敵がノワールに向かって手を掲げると、ノワールの瞳から光が消えて……
『……オレは何をしてたんだっけか?
そうか、オレはましろを襲おうとしてたんだったな』
「ちょっ、ノワール、ズボンを脱いで一体なにを!?」
『影朧に捧げる前に、オレが気持ちよくしてやるぜ、ましろ!』
グラッグ・ライノ
アドリブ歓迎NGなしだぜ!
なんだここは?!
知り合いに紹介されたマッサージ屋が気持ち良すぎてウトウトしてたのは覚えてるんだが…
マッサージの先生?には悪ぃが、俺は美とかそういうのとは程遠いんで、ぼちぼち帰らせてもらうぜ
そういや人気の店らしいし、料金高そうだなぁ
新しいマッサージの被験者になってくれたらタダで良い?
随分太っ腹だな、そのぐらいなら構わないぜ!
『力強くて美しい肉体ネ!』
んん、体の中に何か入り込んで来るような…変な感じのマッサージだ
それに下半身が、熱…ぅ…まずい…出ッ!
そのまま寄生されちまって、自分の体じゃなくなっていくような感覚になってくるぜ
自慢の肉体と体力を悪用されちまうかもしれねぇ
「いやはや千客万来、満員御礼ネ!」
「……ふあ」
よく寝たぜ、とゴキゴキ首を鳴らしながら、喧騒の最中起き上がるグラッグ・ライノ(猪突猛進・f18455)。美やら何やらを滔々と語っていたマッサージ師長のご高説に目が覚めてしまったらしく、たっぷりマッサージを堪能してから今に至る。無論のこと、美に興味なんてないしタダで受けられるから施術されただけのこと。
あとはこの気色の悪い笑みを浮かべた影朧を撃退するだけだ。
むんずと掴み上げて、いざ成敗と息巻いたところで、ぴく、と動きが止まる。
体のうちからゾワゾワと巻き起こる疼痛感。全身を針金で縛り付けられる感覚に、ミチミチと筋肉が悲鳴をあげる。なにより……アツい! タービンを全開に回して、迸るエネルギーが抑えきれない。走り出したい、動きたい、このどうしようもない飢えを満たしたい。そのためには、眼前の人間では、ダメだ。足りない。不足にも程がある。
「ふふ、成功ネ。ちょ……」
「フーッフーッ!」
余裕のある表情が、だんだんと蒼白になっていく。理性なきバイオモンスターの膂力に、使役していたじんめんそうの笑みが重なって凄惨な気迫を放っている。マッサージ師長は迫力に押し負け、震え
、失禁しながら後ずさった。
「うおおおオオオッ!!」
「ちょ、こっちニ、う、うぎゃーッ!?」
「どけえええッ!!」
瞬く間に跳ね飛ばすと、その巨腕が他の寝台にいた猟兵たちに伸びる。
「……あら♪」
イケないわね、と口は一応動いているが、表情は楽しそう、という風にしか見えないロベリア。快楽専門の美魔嬢エルフである。豊満な肉体を覆い隠すものを身につけておらず、チャームポイントの巨大な三角帽をぎゅっと手で押さえて淫蕩に笑うばかりだ。
その諸手を広げて待ち構える「餌」に齧りつかないグラッグではない。
――ぱぁんっ! めりめりぃぃいイっ……!!
ふと股を押し広げると、腰を前方にズラして、肉薄する。
すでに準備万端だった熱帯びた下腹が蹂躙され縦スジがめり込んだ。
――ずぢゅんっ……! みぢみぢッ……! ずぬるるっ、メッぢいィッ……!!
肉膜ごと持っていくほどの激しいストローク。ゾクゾクと背筋を走る快感に次ぐ、快感。さらに舌を突き出していると、その唇を無理やりに奪う。理性なき暴虐の舌技。筋やら歯茎まで舐めそぼる、丹念かつ執拗な責めに、口腔を満たす牡臭さにくらりとしながら、ロベリアはなお笑みを色濃くする。
「ふあ、ンっ……れりゅっ、んっぢゅうううっ……!」
「足りねえ! ずぞぞぞ! ふご、もっと、もっとだ!」
「んちゅっ、ちゅろっ、ねっちゅううう❤️」
高く掲げられた下半身が上下し、一撃ごとに快楽の火花が弾けた。
意識の飛びかねないあまりに激しく、危険な責め。太い指が接合部を弄ると、弱点はここか、と、音が聞こえるほど強く突起を責め苛む。
――ぎりぎり……ぎちぃっ! ばぢゅん、ばぢゅ、ヌヂュ、ずくん……っ!!
「おっ、おぉっ……!? おひっ、おっ……ひっぉおおぉぉお❤️」
ぶし、と漏れた体液が、グラッグにも降りかかる。
快感と、体力を飛躍的に増幅する媚毒だ。本来であれば影朧の使役者に見舞ってやるつもりだったが人間どころか「弱小オブリビオン」でも脳が弾ける性能。危うくマッサージ師長を再起不能にし、影朧も輪廻から外れるところだったのだから、幸運の女神はどちらに微笑むかわからない。とりあえず、思わぬところで迫っていた危機から脱したのは、グラッグと、グラッグに取り憑いた「じんめんそう」である。丸一日でも行為に及ぶことのできる体力を手にした彼の、女体を求める進撃は止まらない。
己の本気の汁と、先走りの粘液にまみれた赤黒い亀頭が、今ひとたび接合部からずるんと抜け落ちると、そこから一息に胎内へ向かって突き入れられる。どうしてこの人の腕ほどのものが収まるのか。快楽に視界の歪むロベリアにはもはや判断不能のことであった。
「はぁっ、はぁっ、んひっ……んっふぅ❤️」
果たして判断など必要あろうか。
今は、ただ、楽しい。楽しくて、はしたなくて、仕方ない。その天上の悦楽を以ってして、拒絶など一切なく、その屹立を五体で味わう。至福のひととき。期待していた肉欲の宴がここにはあった。
『オレは一体……オレは何をしてたんだっけか? そうか、オレはましろを襲おうとしてたんだったな』
両手で顔を押さえたのち、ぎろりと、力なく項垂れるましろを寝台に突き倒し、高らかに宣言するノワール。すでに瘴気にあてられて理性のカケラもない言動を見せている。
変身済みとはいえましろは疲労困憊。なされるがまま、蹂躙されることしかできない。
『影朧に捧げる前に、オレが気持ちよくしてやるぜ、ましろ!』
「ノワール?! お願い、正気に戻ってぇ……」
「オレも加勢するぜ」
ずい、と身を乗り出すグラッグ。
前門の虎、後門の狼ならぬ、前門の犀、後門の猫。
恐怖に打ち震えるも強く抵抗すれば二人を傷つけてしまう。心優しくおとなしいましろには、言われるがまま背筋をそらす姿勢で腕を掴まれて、身動きできず抵抗も封じられ……。
――ずるるるっ、ぐぽ! ずぼおぉ! めきっ、めりりりぃっ!
「ぢゅるっ、んウゥっ……!? ふっむううう……?!」
ビクンビクンとわざとらしいまでに痙攣して達する。ナカを突かれてイキながら、前からは濃厚なディープキスが続いた。美青年に腰をむんずと掴まれ、身を捩ることで快感を逃すこともままならず、ただただぱちゅんじゅちゅんと肉音と水音が響き渡る。濡れた秘裂は燃焼する勢いで熱帯びて、狂おしいまでに絡み付いた。信頼する彼だからこそ、心許したように肉襞の一筋までが絡みつく。
『んっくう……さすがにキツいぜ』
「おお! オレの唾液を呑ませてやる。味わいな。ぬろおぉお!」
鼻先同士を押し付けあって、大人のキスを交わしていく。啄まれるたびにはしたなく喘ぎながら、幸せそうに鼻を鳴らす。
「ン、ぅ……んきゅっ、ごっきゅんっ……!」
『おぉっ?! そろそろまず、イ……』
「ああっ、アツい、んんぅうう!?」
――むくっ……! ぶッ! ぶびゅるるどっびゅううう!!
――どぷっ……! どびゅるるどっピュウうッ!!
両頬をおさえられて窄ませて、さらにはキツく締まり上がった胎内にどくどくどくと注がれて、上下白洪水に見舞われながら、びくりと震えて快楽に身を泳がせる。彼女の精神は、とうに限界だった。抵抗の意思も快楽を跳ね除ける意思もない。
しかし、ノワールは抜かずの二戦目に突入せんと、再びストロークを始める。
『どうした? もっと気持ちよくなりたいだろ?』
「そんな……あひっ?! まだ、った、ばかりぃいっ?!」
再び蜜月の交わりを始めたところで、バイオモンスターの狂気の目線は、影朧にあてられて更なる標的を見据えて彷徨う。
そこで、次はアンタだ、と嬉しそうに白羽の矢を立てたのは、今まで沈黙を保っていた「神格」。
彩波・流江(不縛神フルエリュト・f25223)――その人である。
「まさかこんなことになるなんて……」
「なるなんて、何だ? 期待でもしてたか」
――ぐいっ……!
おもむろに純白の着衣が乱暴にズラされる。
ぷるんっと弾むような柔らかな音とともに、みずみずしい双丘が外気に晒された。
カァアッ! とルエの頬が赤く染まる。今までに幾度も恥辱に塗れようともそのたびに切り抜けてきた彼女でも、こうして堂々と面と向かって迫られれば、恥じらいは新鮮である。しかし、堂々と覇気を以て相対する。ここで生娘のように声をあげて恥じらえば、それは精神的な屈服と同義だ。
「斬りますよ! ちょっとちくっとしますが、そこは我慢してもらいます」
「ほお?」
――ぷるんっ、たゆん!
双房が揉まれる。汗ばんだ手の平がつきたての餅でも捏ねるような動きで、ねっとりじっくりと膨らみを蹂躙した。手の痕がつくくらいに掴み上げ上下に揺らしたり、下から持ち上げるようにして左右の豊山が掴まれ、ふよふよの柔肌に指を埋めてくる。
「んッ、くぅん……はっ。ぐ」
「どうした。斬らないならこちらから、んべ。れろおおお!」
膨らみの根元をぎゅううううっ、と絞り上げ、若い柔肌を好き勝手に歪める。万力の力でくびり出された美白肌を、下から上までムカデのように赤い舌腹がなぞった。
――かりっ……コリリ!
「こりゃうめえ! どうしたどうした!」
「あっ、はくぅ?! は、はしたない、ですよ……!」
桜桃が吸われ、吸われたまま舐められる。ちうちうちぱちぱとわざとらしく音を立てながら、突起を吸い立てた。汗ばむ肌に浮かぶ体液を余すことなくべろべろと舐めそぼり、ルエは親指を噛んでなんとか堪えている始末。
しかし、影朧の責めは陰湿で、かつ的確だ。
――ずっぷっ……!
「ひっぎゃ……あ?! 痛うぅっ?!」
胸先に熱。
グラッグの舌先から分離した影朧が糸のように細く体躯を変化して、ルエの胸先から侵食したのだ。肉が貫かれたような柔らかな感触と同時に、乳房からありえないほどの激痛が走った。何かを出し入れする器官でない箇所を拡張したのだ。痛みがあまりにも鮮烈すぎて、すぐには何が起こっているのかが理解できない。
グラッグの顔が胸から離れて、やっと理解する。視認して、絶望する。細い針金状の肉片が両乳首に頭を突っ込み、細い体をぴちぴち、ビチビチィと揺らしていた。紐状の体が蠢くたびに鮮烈な痛みを与えながら、先端が少しずつ奥へと消えていき、やがてすっぽり埋まっていく様子がはっきりと確認できる。体内に入れてしまった。それも特級の……弱点に!
「イけ!」
――ずりゅりゅ!!
「いっぎゃあああ?!」
誰の手も触れてないのに、もぞもぞと不自然に胎動する己の胸部。悪夢以外の何物でもない。まさか自分が影朧に取りつかれるなど思いもしなかった。こうして呼び出した影朧に寄生させて、餌や苗床にしてきたというのか。だとすればこれほど無惨で、光明ない末路もあるまい。
なんとか自分で放り出さないか、片胸を両手で掴んで摘出を試みる。
――ずぷぷ……っ、むにゅん!
「いぐ、ぎ……で、て、いってぇえ……!」
なんて惨めなのだろう。涙目になって涎を垂らしながら、自身の性感帯である胸を自分で揉みしだいている。これもまた広義的にはマッサージなのかもしれない。美とは程遠いが、神の施す按摩。天に上る心地なのは言うまでもない。
「手伝ってやるぜ。感謝はいらねえからよ」
「ひっ」
「随分と可愛い声出すじゃないか」
牡角を揺らして豪快に笑うグラッグ。時折顰めるのは、影朧の洗脳が解けかけているのか。しかしカラダは言うことを聞かず、まぐわいはまだまだ続きそうな予感がする。宿主の体力はすでに媚薬でほぼ無尽蔵にまで増幅している。一刻とて立ち止まる様子はない。
胸の内側から張り裂けそうな肉片の感触を感じながら、触られれば肉瘤のようなしこりを指先に返して、やがて手持ち無沙汰な下腹部に手が這う。
「この辺りに力を入れてやるとな、もしかしたら出てくるかもしれないぜ!」
「んぐっ……ううっ、む、むりです……ううっ!?」
「やってみなきゃわからないだろ。そうだ。それならもっと挿入れてやるよ」
複数の異形が、同じく針金状の細さに変容しながら、我先にとルエの先端に殺到する。
半狂乱になるのはルエだ。一匹ずつでさえ過量な乳責め。拡張できる隙間などない。
「ぐううっ!? そんな、あ……がぁ?! ヒッ! むりぃ、ぁっあんギャあぁッ?! 助け、イヤああァアっ?!」
たっぷりと揉み込むようにして、乳姦を浸透させていく。絶望ののちに意識を失えば、次に目覚めた時は影朧に意識を乗っ取られ、この世にルエという人格は消失している……かもしれない。
バイオモンスター、魔嬢、使い魔と少女、そして神格。
受難は終わることなく続く、かのように思えた。
しかし、何事にも終わりはある。あるのだ……。
……ちなみに、無尽蔵の体力で三人を犯し尽くしたのち、綺麗さっぱり記憶を取り落として立ったまま気絶。それが彼が暴れはじめて二日後のことだ。気の毒なのは彼よりもずっと先に意識を失ったにも関わらず、その後丸二日ほど起きては犯されを繰り返した三人の方だったろう。
影朧もまた、荒ぶる魂と肉体を鎮め、輪廻転生への道行きを見定めた。最初に吹っ飛ばされ寝込んでいたマッサージ師長をはじめ、ヤタガラスに蔓延っていた結社員は全員逮捕、連行された。
すなわち一件落着!? 八咫烏は翼を折った。しかし、美の道に終わりはない。第二第三の魔鳥が、再びサクラミラージュの世界を飛ぶだろう。全ての飛ぶ鳥を落とすまで、猟兵の威勢は止まない――!
成功
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