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銀河帝国攻略戦⑧~中央突破作戦、決行!

#スペースシップワールド #戦争 #銀河帝国攻略戦

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 帝国軍の『エンペラーズマインド』防衛艦隊のひとつに、2つの脳を融合させた異形が指令室にて佇んでいた。異形は迫りくる『解放軍』の戦力数を眺めて呟く。
「我々の叡智の出番だ。今こそ帝国軍の力を誇示すべし」
 異形はひたすら、来るであろう敵を待ち構えていた。

「みんな、お疲れさま! すごい数の戦力が集まったねっ! これで『エンペラーズマインド』防衛艦隊を攻撃できるよ!」
 蛇塚・レモン(叛逆する蛇神の器の娘・f05152)が意気揚々と、集まった猟兵たちをねぎらった。そして、今回の作戦概要を説明する。
「みんなには、これから『エンペラーズマインド』防衛艦隊の1隻に乗り込んでもらって、帝国軍の館長を撃破したのちに、乗り込んだ戦艦を破壊してほしいんだよっ!」
 レモン曰く、集まった『解放軍』の船は元を辿れば移民船団。戦闘の経験はお世辞にも豊富ではないだろう。この経験に付け込まれて、帝国の戦艦に攻め込まれたら大打撃を被りかねない。
「だからね、みんなには最前線の帝国の艦隊を潰してほしいってわけっ!」
 潜入はどうするのか、と尋ねられると、レモンはしばし考えた後に、はっきりと告げた。
「ん~っ、どうせ戦艦は壊すんだから、戦艦のどこか、適当に穴を開けて侵入していいと思うんだよっ!!」
 超適当!!
 だが、この戦争はは時間との勝負でもある。この際、まどろっこしいことはせず、最短で最速の方法で突入する方が理に適っているだろう。
「それじゃあ、みんな! 絶対に勝って、宇宙の平和を取り戻そうねっ!!」
 レモンの激励とともに、彼女の頭上のレモン型グリモアが輝く。
 そして猟兵たちを最前線へ送り届けてゆくのだった。


七転 十五起
 このシナリオは、「戦争シナリオ」です。
 1フラグメントで完結し、「銀河帝国攻略戦」の戦況に影響を及ぼす、特殊なシナリオとなります。

 皆さん、戦争ですよ!
 七転十五起、なぎてんはねおきです。
 このシナリオでは、戦闘経験の少ない『解放軍』のスペースシップを撃破しようと迫りくる、帝国艦隊の前衛部隊を叩き、『解放軍』の援護するために出撃していただきます。
 それでは、全力で帝国軍の戦力を叩いて参りましょう!
 ご参加、お待ちしております!
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第1章 ボス戦 『ドクター・ジェミニィブレイン』

POW   :    喰らえ!ブレインコントロール!
見えない【超強力な脳波】を放ち、遠距離の対象を攻撃する。遠隔地の物を掴んで動かしたり、精密に操作する事も可能。
SPD   :    出でよ!ビッグブレインロボ!!
自身の身長の2倍の【戦闘用殺戮巨大ロボ】を召喚し騎乗する。互いの戦闘力を強化し、生命力を共有する。
WIZ   :    喰らいつけ!メカニカルバグズ!
レベル×1体の、【体】に1と刻印された戦闘用【昆虫型ロボ(昆虫の種類は毎回変わる)】を召喚する。合体させると数字が合計され強くなる。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は暴星・メテオです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

ナハト・ダァト
無作法だけド、失礼するヨ

五ノ叡智で壁を破壊して侵入

バウンドボディ、一ノ叡智で俊敏性と攻撃力強化
武器改造によって打撃、斬撃、衝撃、目潰し
様々な用途に対応した触手を扱うヨ

脳波ハ三ノ叡智で相殺ダ
世界知識、情報収集、医術で敵の周波数を把握シ
ニノ叡智を用いて同じタイミングでぶつけよう

SPD
堅い装甲ハ、鎧無視攻撃と傷口をえぐるで対処ダ
どこかに関節のほころびがあるからネ
そこに機械の弱点、電気や、内部機関を破壊する賛成の物質を流し込もウ

WIZ
数はこちらも得意だヨ
八ノ叡智、2回攻撃デ
200はくだらない本数を操れるからネ
合体前につぶしてしまおウ
蠅叩きみたいだヨ

※アドリブ歓迎


マスター・カオス
「フハハハ…我が名は、グランドフォースに導かれし、世界征服を企む秘密結社オリュンポスが大幹部、マスター・カオス!!
今こそ銀河帝国の悪逆に反逆し、いざ逝かん!!」

敵の外壁を適当に開けて侵入します。
どうせ登場するなら格好いい方がいい。
ならばと敵よりも上の位置取りが出来る場所から出てきます。

「ほう…貴様がこの艦の司令官か!ならば、その首…ではなく脳を叩き潰させて貰うとしよう!」

敵の攻撃に念動力で応じます。いざ、フォース勝負だ!
などと途中まで、見せかけてフェイント『天ヨリ簒奪ス原初ノ焔火』を発動し、敵を燃やします。敵が燃えている隙に、フォースセイバーで攻撃手段を奪っておきます。



 転送された猟兵たちは、一隻の帝国戦艦の甲板に辿り着いた。
 まずはナハト・ダァト(聖泥・f01760)とマスター・カオス(秘密結社オリュンポスの大幹部・f00535)が先行する。マスター・カオスは同行するナハトへ軽く自己紹介を行った。
「フハハハ……! 我が名は、グランドフォースに導かれし、世界征服を企む秘密結社オリュンポスが大幹部、マスター・カオス!! ナハトよ、今こそ銀河帝国の悪逆に反逆し、いざ征かん!!」
「よろしくだヨ、マスター・カオス。それじゃ、船の外壁に穴を開けるヨ」
 ナハトがユーベルコードでブチ開けようとしたその時、マスター・カオスがそれを制止した。
「待った! どうせならば指令室の真上から突入するというのはどうだ? 敵の意表を突けるだろう?」
 実はかっこよく登場出来たらいいな、なんて思っているマスター・カオスである。
「そういう事なラ、あそこかナ?」
 艦橋の一番上を指差すナハト。確かに、あそこは指令室を置くのにうってつけの場所だろう。この提案にマスター・カオスも満足げに頷いた。
「フハハハ! 待っていろ、司令官! 貴様の度肝を抜いてくれるわ!」
 こっそりと気付かれないように艦橋の真上に到着すると、今度こそナハトがユーベルコード『五ノ叡智・厳正(セフィラ・ゲブラー)』の剛力を放つ触腕の超高速かつ大威力の一撃が厚い外壁をぶち破った。
 そのまま司令室らしき場所まで触腕とサイコキャノンで床を撃ち抜いてゆくと、司令官のドクター・ジェミニィブレインの頭上から猟兵が突入してきた!
「ば、馬鹿な!? 我々の頭上から侵入しただと!?」
「フハハハ! どうだ、驚いたか? どうやら貴様がこの艦の司令官のようだな! ならば、その首……ではなく、脳を叩き潰させて貰うとしよう!」
「サァ、始めようカ」
 猟兵2人が戦闘態勢に入る。ナハトは『一ノ叡智・王冠(セフィラ・ケテル)』を発動させ、啓蒙・血質・神秘で自身を強化、更に『バウンドボディ』で柔軟性を得て防御力を強化。そして体から触腕を生やして敵の動向を窺う。
「いざ、フォース勝負だ!」
 マスター・カオスが敵を挑発! これに乗ったドクター・ジェミニィブレインの超強力な脳波が彼に襲い掛かる!
「おっと、それは無効だヨ。IHVH ALHIM」
 ナハトが『三ノ叡智・理知(セフィラ・ビナー)』を発動。世界知識からの情報検索により、攻撃を予測した彼はマスター・カオスを庇って前へ出る。
「解析完了だヨ。二ノ叡智・知恵(セフィラ・コクマ)発動。IH!」
 脳波と相反する周波数の波長を発したナハトによって、脳波が相殺された!
「馬鹿な、脳波を解析されたうえに相殺された? 理解不能、理解不能!」
「ならばそのまま燃え尽きるがいい! 天ヨリ簒奪ス原初ノ焔火(フレイム・オブ・プロメテウス)!」
 マスター・カオスはユーベルコードで空間に穴を開け、そこから炎を噴出させる! 原初の火が異形の機械を燃やしてゆき、その間に異形の前右脚を聖刀銀河(ギャラクシーブレイド)を斬り落とした!
「我々は援軍を要請する」
 25体のクワガタ型ロボットを召喚すると、猟兵2人へ攻撃をけしかけた!
 だが、ナハトは慌てずこちらも召喚の構え。
「こちらもいくヨ。数はこちらも得意だヨ。なんたっテ、200はくだらない本数を操れるからネ。合体前につぶしてしまおウ」
 ユーベルコード『八ノ叡智・栄光(セフィラ・ホド)』を立て続けに2回分詠唱するナハト。
「ALHIM TzBAVTh」
 敵の弱点を突く万能属性を宿す合計240本の深淵から召喚した触腕が出現すれば、たった25体のクワガタ型ロボットはたちまち絡め取られて潰されてしまう!
「蠅叩きのほうがまだ難易度が高かったヨ」
「戦況悪化と我々は判断。この司令室を放棄し、一度体勢を立て直す」
 ドクター・ジェミニィブレインはハッチを解放すると、その中に飛び込み、すかさずハッチを閉めた。
「くっ! 逃げられたか!」
「でも司令官は手負いだネ。あとは他の猟兵たちに任せるヨ」
 2人は他の猟兵たちが上手く立ち回ってくれることを信じて、念入りに司令室を破壊したあと離脱していった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

ニコル・ピアース
うん、殴り込んでボスを叩き潰せばそれで終わりなんですね。簡単じゃないですか。
えっと、窓とかあります?この戦艦。とりあえずなんか薄そうなところをぶち破って入ればそれでOKですよ。
あとは迫りくる雑魚を薙ぎ払いつつ、ボスへ直行。
辿り着くまで羅刹旋風で攻撃を上げつつ、グラウンドクラッシャーで撃破です。
ボスがどこにいるかって?たぶん真ん中辺です。
さあ、なんか変な敵ですけど負けませんよ、そんな攻撃なんか効きませんよ。たぶん。


ルトルファス・ルーテルガイト
…随分と無茶なことを言う、最短で戦艦に穴をあけて突入、最短距離で大将格を倒せとは。
…まぁ、それでもやれるのが【猟兵】なのだろうが。

(方針)
…先行部隊が既に突入路を開いてるならそこから突入、ないしは【精霊剣】
で【炎の精霊】の加護を受けた剣で、戦艦の装甲を焼き切って開けるつもりだ。
…あの脳みそオバケ(勝手に命名)を相手する場合も、【精霊剣】で『炎の精霊』の加護の儘でいく。
…ちょこまか動かれない様、足の付け根部分を焼き切るように狙い、十分届く距離なら、脳部分を直接破壊に向かうぞ。

戦闘描写:
(柄だけの剣を構える、敵から見たら「馬鹿にしてんのか?」と言われそうだが、そこから赤く燃え輝く刀身を発現させる)



 司令官が戦艦内を逃走中――。
 その情報を聞き、後続の猟兵2名が司令官の捜索を行っていた。
「うん、殴り込んでボスを叩き潰せばそれで終わりなんですね。簡単じゃないですか」
 羅刹の少女、ニコル・ピアース(蛮鬼・f06009)は偶然同行することになったルトルファス・ルーテルガイト(ブレード・オブ・スピリティア・f03888)に語り掛ける。それにルトルファスは溜息混じりに言葉を返した。
「……随分と無茶なことを言う。最短で戦艦に穴をあけて突入、最短距離で大将格を倒せとは」
 やれやれを小さく首を横に振りながら、戦艦の甲板に降り立つ。
「……まぁ、それでもやれるのが猟兵なのだろうが。さて、司令官の居場所の目星はついているのか?」
「ボスがどこにいるかって? たぶん真ん中辺です。この戦艦、窓はありますが小さいですし、面倒なんで、とりあえずなんか薄そうなところをぶち破って入ればそれでOKですよ」
 ニコルの返答に、思わず言葉が詰まるルトルファス。
「……まぁ、そういう内容の任務だからな。ならば、そのあたりでいいだろう」
 彼が指差したのは、ちょうど戦艦を真上から見て真ん中部分だ。
「それじゃ、ぶち抜きますか!」
 ニコルがバトルアックスを振り上げる! グラウンドクラッシャーの構えだ!
「……いつでも来い。お前の攻撃のタイミングに合わせる」
 ルトルファスは柄だけの剣を構えると、炎の精霊の加護によって赤く燃え輝く刀身を発現させ、ニコルの攻撃のタイミングを見計らう。
「せーのっ! ズドンッ!」
「ハッ!」
 重厚な斧の刃と炎の刃が外装を貫き、足元が抜けるように2人は船内へ侵入!
「いてて……、力み過ぎましたかね?」
「いや、ちょうどいい力加減だったみたいだ」
 ほら、とルトルファスは顎で指示した方向に、司令官のドクター・ジェミニィブレインの姿があった!
「どうして猟兵というものは、我々の頭上から降ってくるのだ!?」
「うわ、なんか変な敵ですけど負けませんよ」
 羅刹紋を浮かび上がらせたニコルが、再びバトルアックスを持ち身構える。
「すぐに終わらせる……。……精霊よ……この声に耳を傾け、その力を剣に示せ!」
 刃のない柄を握り締め、ユーベルコードを詠唱するルトルファス。これを敵は嘲笑った。
「そんなオモチャで何が出来るというのだ?」
「……オモチャかどうか、その脳味噌に叩き込んで判らせてやろう。……精霊剣(スピリチュアルソード)!」
 今度は先程よりも強い火力の炎の刀身が柄に宿った!
「……覚えておけ。……精霊は優しさだけではない、時に怒りも宿すものだ。荒れ狂う炎のような、怒りをな……」
 一気に距離を詰めたルトルファスは、残る1本の前脚を焼き切った!
 返す刀で、脳が収められている特殊容器へ一太刀浴びせた。
「私も行きますよ、脚を断てばいいんですか?」
 ニコルは容赦なく後脚をバトルアックスで断ち切ってしまった。
 これで移動が出来なくなったドクター・ジェミニィブレイン。だが、黙って攻撃を受ける司令官ではなかった。
「まとめて脳を破壊してやろう!」
 超強力な脳波が2人の猟兵の脳を揺さぶる!
「……うぐっ!? 脳が、直接握り潰される……!?」
 サイコキネシスめいた圧迫感がルトルファスの頭部を締め付ける!
 一方、ニコルはケロリとしていた。
「よく分かんないですが、効かないので潰しちゃっていいですよね?」
 なんと、脳筋な性格が幸いしたのか、偶然にもニコルは脳波を受け付けなかった!
 これにはドクター・ジェミニィブレインは驚愕!
「なっ!? 筋肉バカには我々の脳波が効かないのか!?」
「誰が筋肉バカですか!! グラウンドクラッシャー!!」
 バトルアックスの単純で重い一撃を叩きつけられたドクター・ジェミニィブレイン。2つの脳の片方が潰されて瀕死に陥った敵司令官は、攻撃の勢いで床を突き抜けると、戦艦の外――つまり宇宙空間へ放り出されていった。
「もしかして、やり過ぎましたか?」
 苦笑いを浮かべるニコルに、ルトルファスは若干眩暈を覚えながら呟いた。
「……だが、助かった。礼を言う……。それより、ここを離脱すべきだろう。あとは仲間に任せるとしよう」
「あ、そうなんですか? お疲れ様でした??」
 ニコルは首を傾げながら、ルトルファスとともに戦艦から脱出するのであった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

春日・釉乃
【連携・アドリブ改変OK】
巨大な戦艦が相手なら、こっちも奥の手を使うしか!

鎧装騎兵姿で出撃し、背部に接続した『ヴァリアブル・エクシード・ブースター』の[ダッシュ]の力で一気に踊り出る

味方に後退指示を出してから、一撃離脱の戦法でユーベルコードの【蒼き清浄なるセカイのために】を使用
鎧装騎兵用のアトミックバズーカを発射して、[鎧無視攻撃]の破壊力で敵を一網打尽に追い込む!

「ミディア・スターゲイザーの理想を掲げる為に…! 銀河帝国攻略戦、成就の為に…! エンペラーズマインドよ!私は帰って来た!」

ある程度の損害を与えられたら、救済の炎を沈下させ…後続の友軍に残存戦力の掃討を任せて、この宙域から離脱するね


キギ・レインメーカー
解放軍が経験が浅いならこれを期に戦い方を学んじゃおうか、もちろん全力でサポートするよ
【行動方針】
『解放軍』の面々に経験を積ませれたらいいな。猟兵のみんなで攻撃の対処は受け持つから援護程度でも参加してもらえないかなって感じの作戦で(危険だと判断したら参加させません)
作戦内容と予想される敵の攻撃は「コミュ力」で伝えとくよ、解放軍のみんなは安全第一で動いてね
基本的に俺が「挑発」と「時間稼ぎ」で対応して味方の猟兵とか解放軍のみんなが攻撃できる隙をつくるよ
メカニカルバグズは厄介そうだから「零れる雨」で昆虫型ロボの動きをとめようか
【その他】
連携、アドリブ歓迎です


紅葉・智華
※アドリブ・連携歓迎

どうやら、兵は拙速を貴ぶ、という状況でありますね。手数(2回攻撃3)こそ重要な気がするでありますよ。
右手の04-MVで【UC:支配者の弾丸】、左手のSirius[K's](鎧無視攻撃9)の青白いで【UC:連鎖する支配者の弾丸】で攻撃するでありますよ。
私の攻撃が外れるだとか誤射するだとかはあり得ません。【UC:紅眼の射手(SPD)】なんて中二病みたいな二つ名は伊達ではないであります。……恥ずかしいけど。

あと、一応【UC:虚構の神脳】で相手の攻撃を予測して回避するつもりであります。

「デカい的でありますね……まあ、小さくでも的でありますが」
「焼き穿つ!」


イヴ・クロノサージュ
▼私戦うのが怖い(過去形)

とても控えめで、か弱い猟兵が…
―あれ!?誰だこの子!?

戦闘能力のある宇宙船『サウザンド号』を救出したのち
遺失技術であったワープドライブがクロユニにも設置されました

この宇宙戦艦はワープ移動を繰り返し
解放軍入りとなった宇宙船を仲間たちと協力し救ったのでした

▼母艦機能!?

帝国軍の艦長撃破までは
オペレータみたいに皆さんを励まして
脱出した皆さんを労い保護します!

技能:情報収集、世界知識、救助活動

▼超強気の主砲発射…!?

クロユニの火力を舐めて貰っちゃ困ります!
いきますよ!?

重力波ビーム砲・クロノトロンブラスト
スタンバイ!

技能:援護射撃、全力魔法、属性攻撃⇒重力、吹き飛ばし



 唐突であるが、イヴ・クロノサージュ(《機械天使》花と自然を愛する機械人形・f02113)は宇宙戦艦《クロノトロン=ユニット》の艦長である。イヴは今、『解放軍』を率いて『エンペラーズマインド』防衛艦隊に接近していた。強大な敵を前にして浮足立つ『解放軍』の宇宙船にイヴは各艦へ一斉入電を行う。
「皆さん! 落ち着いてください! 私たちが狼狽えれば、敵の思う壷です! 現時点をもって、当艦クロノトロン=ユニットは一時的に『解放軍』の旗艦として、皆さんを前線へ引率します! 私に続いてください!」
「俺からもお願いするよ」
 今回、特別にゲスト搭乗員としてクロノトロン=ユニットに乗り込んだキギ・レインメーカー(オラトリオの探索者・f02371)が、イヴに代わって通信を行う。
「俺は『解放軍』の面々に経験を積ませれたらいいなと思っている。経験が浅いならこれを期に戦い方を学んじゃおうか、もちろん全力でサポートするよ。作戦はこうだ。既に半死半生の帝国戦艦の司令官である脳味噌オバケが宇宙を彷徨っている。でも必死になって戦艦に戻ろうとしているから、それを砲撃で妨害してほしい。なんなら、ボロボロの敵戦艦を的にして射撃訓練をしてみてもいいと思うよ」
 彼のコミュ力が功を奏し、作戦内容を聞いた『解放軍』の宇宙船の足並みが整ってきた。数はこちらの方が上だ。統率と士気さえ万全ならば、手負いの帝国軍など恐れるに足らず!
「イヴちゃん、こんな感じでよかったかな?」
「ありがとうございます、キギさん……!」
 以前、同じ依頼で共闘した間柄か、互いの信頼は厚く、行動の指針も似通っていた。
「あんなに怯えていたイヴちゃんが、こんな立派な戦艦の艦長だったなんてね?」
 キギの言葉にイヴは凛々しい顔で返答した。
「今も少し怖いですが……、それでも『解放軍』の皆さんを助けたいんです! 当艦ことクロユニもワープドライブが装備されました。これによって既に『解放軍』の宇宙船の窮地を救っているんですよ……!」
「へぇ! それは凄いね! それじゃ、今回も一緒に頑張ろうか。ということで……」
 ここでキギが船外活動をしている猟兵2名へコンタクトを試みる。
「すぐに俺もそっちへ急行する。その間、2人は、敵戦艦の外へ飛び出した脳味噌オバケの相手を頼むよ。くれぐれも流れ弾には注意してね」
 通信を切断すると、キギは超高性能宇宙服を着用すると船外へ飛び出していった。

 一方、通信を終えた春日・釉乃(”CHIPIE”・f00006)と紅葉・智華(紅眼の射手/妹捜索中・f07893)は、互いに肩を竦めてしまっていた。
「どうする? キギを待つ?」
「いや、死にかけの司令官など、我々だけで充分であります」
 紅葉の言葉に、春日が首肯する。
「それもそうだ。一気に片付けるぞ」
 鎧装騎兵の重装備を纏った春日は、背中に接続したヴァリアブル・エクシード・ブースターを起動させて急発進! 瀕死のドクター・ジェミニィブレインへ急接近!
「墜ちろォ! カトンボッ!!」
 急接近しながらアームドフォートを連射! 手も足も出せない敵司令官へ榴弾の隕石が降り注ぐ! そこへ『解放軍』の宇宙船からの援護射撃も加わる!
「お、おのれ! 我々、いや、我だけでも生き延び、貴様らを潰してやる!」
 だが、その言葉を遮るように敵司令官の脳へ銃弾が放たれた! 紅葉の狙撃だ!
「どうやら、兵は拙速を貴ぶ、という状況でありますね。ならば手数で敵を圧倒するのであります」
 紅葉はユーベルコード『紅眼の射手(クリムゾン・シューター)』を発動させる。彼女の双眸が敵司令官を捕らえると、まずは04-MVアサルトウェポン[MOMIJI's CUSTOM]でもう一撃、必中の狙撃を敢行。その銃弾の衝撃は司令官の脳を収めている容器を容易く粉砕し、宇宙空間に曝け出させることに成功した。身動きが鈍ったところで、今度は素早く武装を切り替え、WH04HL[K's]Sirius(ハイレーザーライフル)を構えた。
「これで終わりではないでありますよ!! 焼き穿つ!!」
 青白い熱線の拘束連射が、残った敵司令官の脳の中心を貫通!
 これが紅葉のユーベルコード3連コンボ、『紅眼の射手(クリムゾン・シューター)』を発動して射撃性能を高め、『支配者の弾丸(ドミナント・バレット)』で動きを止めた対象を『連鎖する支配者の弾丸(ドミナント・チェイン・バレット)』でトドメを刺すのだ!
「私が狙う的に、大きさなど関係ありません。そこに的があるのなら、必ず撃ち抜きますので」
 ただ、内心、中二病みたいな二つ名やユーベルコードのルビとかを恥ずかしいと思っていたりしている紅葉である。
「いや、強ければいいんだ!!」
 恥ずかしさで、ちょっと軍人口調のキャラ付けが緩くなる紅葉は、更に銃弾を敵司令官の脳味噌へ浴びせ続ける。
 そこへ、突然、25体の昆虫ロボットが春日と紅葉に押し寄せてきた。
「こいつ、まだこんな力を……!?」
「これが奴の最後の反攻……!!」
 死に物狂いで召喚しただけあって、的確に2人の急所を狙ってきている様子だ。
 猟兵2体に対し、昆虫ロボットは25体。多勢に無勢、万事休す!
 そこへ、ひとりのオラトリオ猟兵が“雨雲”を呼び寄せた。
「やっぱり俺が駆け付けて正解だった。にしても、宇宙空間で魔法が使用できるなんてね。自分でも驚いてるよ。さて、ふたりとも、巻き込まれないように下がってて。この一帯に質の悪い大雨警報が発令中だからね」
 遅れてきたキギがユーベルコード『零れる雨』により強酸の雨を降らせると、昆虫ロボットが見る見るうちに錆付き、解けてゆき、自壊してゆくではないか!
「読み通りだ。集団相手にこのユーベルコードはやっぱり便利だ。今回は暴走しても別に問題ないのもいいね」
 キギの言葉通り、既にユーベルコードの制御を放り投げたため、酸の雨は豪雨となって昆虫ロボット事敵司令官の脳味噌オバケを巻き込んで溶かしている最中だった。
「ア、アア……!? ワ……レハ……テイ……カイ……ダ……!」
 意識もないのだろう、会話もままならないドクター・ジェミニィブレイン。
「よし、そろそろ作戦の総仕上げだ! 智華! キギ! すぐにクロノトロン=ユニットまで退避するんだ!」
「了解であります。春日殿こそ、ご武運を」
「本当にアレをぶっ放す気なんだよね? くわばらくわばら……!」
 急いでふたりはイヴが待つクロノトロン=ユニットへ帰還する。
「釉乃さんのユーベルコード使用準備を確認。当艦もこれより、主砲による全力射撃を行います。総員! 第一級戦闘配置に着いて下さい!」
 イヴのアナウンスがクロノトロン=ユニット艦内へ響き渡る。同時に、このアナウンスは『解放軍』の宇宙船各位に通達される。
「《宇宙戦艦》クロノトロン=ユニットから『解放軍』所属の宇宙船各位へ通達、主砲全力射撃を行います。射程から退避して下さい!」
 クロノトロン=ユニットが重力波エネルギーを充填している一方、春日も戦略級の報復兵器であるアトミックバズーカの使用準備を進めていた。
「セーフティ解除……! 行け! アトミックバズーカ! 忌まわしき記憶と共に……!! そして!! ミディア・スターゲイザーの理想を掲げる為に……! 銀河帝国攻略戦、成就の為に……! エンペラーズマインドよ! 私は帰って来た!」
 一瞬、砲身から蒼白い光が灯ったかと思えば、瞬時に砲口から人類救済の炎が放たれた!
 同時にクロノトロン=ユニットもフルチャージ完了!
「クロユニの火力を舐めて貰っちゃ困ります! いきますよ! エネルギーチャージ120%突破! ――最大出力! 重力波ビーム砲・クロノトロンブラスト、発射!」
「今だよ! 『解放軍』のみんなも一斉砲撃だ!」
 重力波ビーム砲・クロノトロンブラストと『解放軍』の砲撃も加わり、光と炎の束がドクター・ジェミニィブレインごと帝国戦艦を貫いたのだった。

 猟兵たちの活躍により、帝国戦艦をまた1隻、轟沈させることに成功した。
 だが、銀河帝国攻略戦はまだまだ続く。
 ゆけ、猟兵たち! 戦え、猟兵たち!

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年02月07日


挿絵イラスト