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まだ俺のターンは終了しちゃ居ないぜ!!!(作者 逢坂灰斗
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#カクリヨファンタズム  #戦後  #プレイング受付中  #執筆タイミング→基本土日除く木金前後辺りになります 


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●開幕からデュエってんじゃないよお前ら
 猟兵達は霧島・クロト(機巧魔術の凍滅機人・f02330)に呼ばれて、カクリヨファンタズムは『バズリトレンディ御殿』にやって来ていた。
 恐らく依頼か予知なんだろうなって顔をしながらやってきた彼らが目にしたのは――

「『氷雪の大津波』! 自ユニット分の防御力分のダメージを受ける代わりにそっちのユニットを全部破壊だァ!!」
「げ! ワイちゃんよりも先にやられた!! だがワイちゃんの立て直し速度は不死鳥や……タピオカ屋が突然唐揚げ屋に変わってしぶとく生き残るようにな!!」

 ――なんかデュエってるクロトと新し親分『バズリトレンディ』の姿だった。

●でもそういう仕事なんだよなぁコレ
「良く来たお前ら! 此処が心機一転カクリヨファンタズムに引っ越したワイちゃんのマイスイートホーム『バズリトレンディ御殿』や!」
「呼んだのは俺なんだが……まぁ、いいや。今回は関係あるから同席して貰うわ」
 さっきまで全力でデュエってたのと打って変わって急に妙な温度差が出てきたクロトとバズリトレンディだが、変な脱線が始まらない内に二人は説明に入る。

「お前ら呼んだのはまぁ、この移転したばっかりの『バズリトレンディ御殿』が『何故か』骸魂ホイホイみたいに機能してるみてーでな、それの退治をお願いしたいって訳だ」
 彼が真面目に取り繕いながらぱぱっと趣旨を説明しようとした矢先。
「ま、骸魂でもバズって幸せになってくれるならワイちゃんはそれでOKですって言おうとしたら全力で豆腐の角で頭ぶん殴られてな、そこの兄ちゃんに」
「殴ってねぇよ」
 こんな感じにマイペースに持ち込もうとする新し親分である。最早猟兵の数名はこの依頼の流れを察してしまっただろう。

「……ともかく、骸魂を放置するといけないのは事実なんでさくーっと退治して貰いたいんだが」
「そうはいかんざき、ってなるのがワイちゃんの御殿やで。骸魂もワイちゃんの発明した『デュエリストブレイド』で遊んでてな。そこで、や! デュエルにはデュエルをぶつけるんだよ!!」
 つまり、此処に現れた骸魂は全員『デュエリストブレイド』で武装しているらしく、ちゃんとカードゲームで勝負『も』してくるらしい。
「カードはなんか開発者が太っ腹でここでだいたい用意してくれたから好きなデッキを組むといいんじゃねぇか」
 半ば投げやりに聞こえたのは、依頼の趣旨を説明する以前に横の彼女のノリのしんどさにクロトがついていけないからだろう。コレでは彼はこの先の戦いに付いてこれそうもない。

「とりま熱狂するような戦いやシングルカードをバブリーに買い漁って札束デッキにするのもワイちゃん的にはオールオッケーや! 審判? ワイちゃんが付いてくから問題ないやろ」
「……ああ、うん、つーわけで俺の分まで楽し、いやしっかり退治して来てくれ……」
 なんだか途中で説明が意味を成さなくなった気がするが、カクリヨの未来は猟兵達の熱いデッキに託された……のかもしれない。

 ……いやホントなんでさ。


逢坂灰斗
 実は戦争除くと初カクリヨ依頼なんですって。マジで?
 逢坂灰斗です。

 まぁ、そのなんだ、済まない。『デュエリストブレイド』依頼だ。
 ゆっくり楽しんでいってくれ。
(意訳:『デュエリストブレイド』を駆使して骸魂を退治する依頼です)

【おしながき】
・第一章
 まずは普通にデュエって貰います。ルールわからないからカード投げつけてくるとかは全然してこないタイプの骸魂だよ。
・第二章
 此方では何故か謎の観客集団の前での公開デュエルになります(流れは第一章と同じ)
 追加ルールとして、決闘内容が如何にバズるか、あるいは湧いてくる金でどれだけ札束デッキしたりスリーブに気合い入れたり出来るかで有利さが変わってきます。
 ……どういうことやねん。

※各骸魂の使用デッキは断章にて告知します

 それでは、お目に止まりましたら宜しくお願いします。
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第1章 ボス戦 『いろあつめ』

POW ●あなたの『くろ』はきれいかしら
自身の【鳥籠に収集した悪感情を解き放つこと】を代償に、【実体化した任意の悪感情】を戦わせる。それは代償に比例した戦闘力を持ち、【交戦対象の感情を汚染すること】で戦う。
SPD ●あなたの『ひかり』はまぶしいかしら
攻撃が命中した対象に【勝手に増幅する任意の良感情】を付与し、レベルm半径内に対象がいる間、【感情の暴走による過剰な体力消耗】による追加攻撃を与え続ける。
WIZ ●あなたの『いろ』、わたしにちょうだい
【悪感情を簒奪する『黒い手』】【良感情を簒奪する『白い手』】【その2つからなる鳥籠からの射出攻撃】を対象に放ち、命中した対象の攻撃力を減らす。全て命中するとユーベルコードを封じる。
👑11 🔵🔵🔵🔵🔵🔵

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠霧島・カイトです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●いきなり嫌われるタイプのデッキとか何なんすか
 バスガイドの如くバズリトレンディ御殿を先導していくバズリトレンディの後に猟兵は付いていく。
 すると、開けた広間で……
 大量のカードが散乱しており、そこに倒れ伏す妖怪達と中心に鳥籠を側に抱えた少女の姿があった。
「あら あなた達が今度はわたしに 素敵な『いろ』を見せてくれるの?」

「あたり前田のクラッカー!! でもワイちゃんはジャッジだからな、先に聞くで。『好きなカードは?』」
「そうね、わたし 相手がキーカード落とされて悶絶する『いろ』とか素敵だと思うの」
「……ワイちゃん知ってる。ハンデス使いとかデッキデス使いとかパーミッション使いとかだいたいそういう」
 目の前でにこやかに微笑む鳥籠の少女は周囲で粉砕されてクロコダイーンされ済みな妖怪達には目もくれずに猟兵達に向けている。
 どう考えても彼女との勝負は避けられ無さそうだが、開幕から陰湿な手合のデッキであることは間違いない。

「あの鳥籠のじょーちゃん『そういう』デッキが好きなんやな!! 若干コントロールに寄っとるみたいやけど」
 コントロールに寄せているのは、明らかにじっくりと感情収集する為だとしか思えない。
 開幕から明らかにネチネチコントロールするつもり満々の相手を前にバズリトレンディが猟兵達に告げる。
「せやな、ワイちゃんが気を付けなきゃならんカードだけ先に教えたるわ。なんか足りないカードあったらワイちゃんに相談してな」

 『黒水晶の蟹群れ』
 このユニットが出ている間、『あなたがユニットでないカードを使用する度に相手は手札を1枚ランダムに捨てる』を持った小型のカード。

 『嫉妬の手鏡』
 相手の『ユニットでない』カードの使用を打ち消して破壊する。いわゆる打ち消し呪文。

 『嘆きの陥穽』
 『相手のデッキの上から10枚捨てさせる』という重コストカード。ほぼフィニッシャー。デッキは64枚くらいとはいえ捨てる枚数おかしい。
リサ・マーガレット
高コストって、コスト面をカバーしないと僕には、負けるよ…
こっちは連キマイラ!

3手目に黒水晶を【スパイク】(ユニット)の効果で破壊する。
4手目で、基盤となる【シンセ】(ユニット)をコスト軽減で出し、効果で打ち消しが効かないカードタイプのフィールドの【キマイラフェスティバル】を展開
フェイトの効果は出た時から攻撃可能を全キマイラに付与。キマイラフェスティバルはユニットの攻撃時に山札の1番目を見てキマイラならタダで出せる。詠唱カードが16枚、キマイラはそれ以外全て(フィールドもキマイラ)なので、ラッシュ!
受けは破壊する系と、強制バトルを4枚ずつとフィールドで一回だけ強制バトル
実戦はUCで決めてみます!


●このネタが来た時これぶちこむしかないって思って
「高コストって……コスト面をカバー出来ないと、僕には負けるよ……」
 そう告げたリサ・マーガレット(希望を満たし、絶望を与えし夜明け・f32587)が持ち込んできたのは、コントロールの対極。
 ごりごりのアグロデッキである。デッキを確認したバズリトレンディが察し顔をした後檸檬の歌を歌い始めるレベルである。

「うふふ、でも 何回キーカードを守り抜けるのかしら」
 相対するいろあつめの展開はゆったりしたものである。……比較すれば、の話だが。
 黒水晶を展開しつつ、非ユニットで手札をちくちく削っていたのだが……。アグロに対しては悠長過ぎるものである。
 直様3手目でカニが爆散し、最速といえる速度でこのデッキのフィニッシャーカードが降臨する事となったからだ。
「ふーん、でもここまで動いて、『僕のキーカード』を抜ける程試行回数は稼げてないみたいだね?」

 そのキーカードは、よりによって『打ち消し不能』。
 ……普通考えたらなんでこのカード刷った!? とか言われそうだが、バズちゃんの事なのできっとガバをやったのだろう。
 その名は【キマイラフェスティバル】。攻撃する度にトップをチェックし、キマイラならそのまま召喚。ついでに別途速攻をつけると半永久パンチが成立するのだ。

「もうやめるんやぁ!」
 流石にオーバーキルに突入し掛けたフェスティバルの展開に新し親分が血相を変えた。
 ここはHA☆NA☆SEとでも入れるべきだろうが、そこまで入れるとバズリトレンディがヒロイン化してしまうので避けておく。

「もうあの鳥籠の嬢ちゃんのライフ余裕で削り切れる量のキマイラ出とるから!! つーか削りきってるから!! ワイちゃんもドン引きやから!!!!」
 もう盤面はどうしようもないだろう。恐らく向こうは全体除去をわざと入れていないタイプである。
 キーカードを抜いて、必要なカードを弾いて困らせるタイプのコントロールが、体勢の整わない内にアグロ寄りのラッシュデッキを捌くのは不可能に近い。
 でも、キマイラ的にこの台詞はどう考えてもアレだったので彼女は構わず突っ込んでいく!!
「キマイラ総攻撃だ、ゴレンダァ!!!」
「いや5連とかとっくに超えとるからぁ!!!!!」

 いろあつめのライフは一瞬にして爆散しているし、当然ながらオーバーキルだ。
 そりゃ打ち消し出来ないフィールドから坊主めくりが延々と続くんだもん。攻撃阻止手段なきゃ止まる訳がない。
「いやー、相変わらず派手やなぁ、フェスティバル軸【連キマイラ】。ここまでぶん回ってんのワイちゃんも久し振りに見た」
「うふふふ、楽しそうないろ、だった……」

 なおリサの連続展開記録は、バズリトレンディ調べで最高記録を更新したとかしてなかったとか。……どこ情報だよ。
大成功 🔵🔵🔵

数宮・多喜
うん。札束デッキ使えって事は分かった。
あと唐揚げ屋も揚げるための食用油の値段が上がったからそろそろヤバいんじゃね?って思う。
いやそれでも立て直せるなら良いんだけどさ。

しっかしかわいい顔してやる事えげつないじゃねぇのさ。
いいよいいよ、アタシも似たの使うから。

今回アタシが使うのは単色の「黒コントロール」。
青黒と違う純粋なスピードとユニット中心で盤面と相手の手札を攻める、
ビートダウン寄りのコントロールさ。
序盤から攻撃が通る度に手札を1枚捨てさせる『スペクター』や
場に出ると相手のユニットを破壊する『チュパカブラ』とかで、
殴りながら場を制圧していくよ。
最後は自己蘇生能力を持つユニットを復活させ殴り切る!


●そも黒って自分でも手札捨てたりするから……
「……うん。札束デッキ使えって事は分かった」
「ワイちゃん自身も札束を紙束にする喜びはあった。だからこの体験を共有してほしいと思った。反省はしていない」
「そんな理由で用意してたのかい……?」
 こんな状況下でもテンションが全く変わっていない新し親分を見たせいか、数宮・多喜(撃走サイキックライダー・f03004)は若干呆れと言うか冷めたというべきかみたいな視線をしていた。

「あと唐揚げ屋も揚げるための食用油の値段が上がったからそろそろヤバいんじゃね?って思うけどね」
 ちょっとオシャンティなストレージとかから必要なカードを集めながら何気なく呟くのはバズリトレンディの謎な不死鳥表現に対するツッコミだったが、ソレに対して何故か彼女は深刻そうな顔をする。
「ワイちゃんの生態系的には分かるんや……。唐揚げ屋が駄目になったら次の流行りを追うんや、このテの店。つまり何度も蘇るんや」
「それ蘇るんじゃなくって単に鞍替えが早いだけじゃ」
 一説によるとそのタピオカ屋はかつて白い鯛焼き屋だったともいうし、なんならよく店が潰れるともいう。あ、コレってもしかして。
「そしてワイちゃん知っとる。本当に不死鳥なのはそのタピオカ屋や唐揚げ屋を経営してる山本の親分さんみたいなひ」
「それ以上いけない!!!!!!」


 ~緊急出張してきた山本さんによる新し親分折檻タイム中~


 ……ともあれ今回はデュエリストブレイドの話である。
 折檻タイムの最中に準備を終えた両者は互いに盤面を展開していく。
「しっかしかわいい顔してやる事えげつないじゃねぇのさ。いいよいいよ、アタシも似たの使うから」
 事前に『打ち消し』自体はユニットに干渉してこないのは情報として見ていた多喜が選んだデッキも『黒』である。
 違いがあるとすればー
「そちらは若干リソースが回るまでがゆったりしているしね。だから純粋なスピードとユニット中心で攻めさせて貰うよ――」
 そうして多喜が展開したユニットは『スペクター』。攻撃が通る度に手札を1枚捨てさせる軽量ユニットだ。
「うふふ、おんなじ 素敵な『いろ』」
「黒が絡むコントロールといえばハンデスは結構聞くからねぇ、除去も派手なのあるけど。と言う訳でアタシのデッキは黒単のビートコンさ!」

「かたや青黒によるデッキデス寄りコントロール、かたや黒単によるビートコン。これは熾烈な消耗戦ってトコやなぁ。でもワイちゃんの把握してるプール的には……」
 序盤から激しく手札を削り合う両者であるが、ユニット中心の多喜のカードも相まってか、『いろあつめ』側の打ち消しが若干機能せず、持て余し気味といった展開である。
 そして、そんな流れの中バズリトレンディは多喜優勢であると考察していた。というのも。

「うふふ、『ユニットじゃないカード』を使ったから……手札 1枚貰うね」
「蟹はそこが厄介なんだよな……けど、黒なら『問題なく』対応出来るのさ」
「――そう、黒の華はハンデスだけやない」
 多喜が手札から捨てたカード、それは……『恩讐の帰還者』。墓地にあってもリソースを出したついでに蘇生可能な、これもまた黒といったユニットだ。
「そろそろ蟹にもいっぱい捨てて貰えたからね――此処からはアタシのライフを削る速度に間に合うかな?」
「墓地から蘇ってくるユニット……しかも相手が勝手に落としてくれるんやから最高やな!!」

 基本的に盤面リセットに乏し目で、明らかにハンデスなどに防御手段を頼っている『いろあつめ』のデッキには止める手段はほぼ無い。
 それに追撃するように展開された『チュパカブラ』が蟹を破壊していけば――黒単のビートコンの速度に青黒が間に合うにはカードが不足しているだろう。
「もっとガチガチな青黒だったら捌き切られたかもしれないけど……これならアタシの削り切る速度が間違いなく早い!」

 こうして着実にライフを削っていった多喜が見事に勝利を掴み、猟兵側が見事に連勝をもぎ取った。
 余談だが、発売予定の最新弾では青黒にもっとやばいデッキ破壊カードが収録されるらしい。(OPが)発売前の執筆で良かったね!!!
大成功 🔵🔵🔵