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24の眼球

#UDCアース

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#UDCアース


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●何者かがオマエを視ている
 その眼球はひどく、慈悲深く思えて仕方がない。ぎょろりと回転した瞳孔(まっくら)が此方と彼方の境界線(ライン)を冒涜(おか)していた。顕現(のたうつ)身体は連れ去った女の子か※※で、じんわりと機会(こと)を窺っている――ねえ。怪異ってお隣さんよりも近いところに存在(い)るんだって――そんな噂話が絶えないのは人間(ひと)の性質(サガ)だろうか。魔物(ばけもの)はクスクスと微笑して『舐る』事を躊躇しない。また一人、またひとつ、この世から誰かがいなくなる。
 目隠し鬼だ、あなた、どうしてこんな場所にいるの?
 橙が夜に染まる頃、喧騒は息絶える。

●グリモアベース
「ふむ――UDCアースにて若者が行方不明になる事件が増えているらしい。好奇心とは全く『猫』を殺すもので、何よりも仔は旺盛が酷いものだ。嗚呼、常の如くに邪神案件よ。貴様等に調査(たんさく)を任せたい」
 ロバート・ブレイズは書籍(ほん)を閉じ、猟兵(きみたち)の貌を歓迎する。卓上に置かれた題名(タイトル)は都市伝説の云々だろうか。怪奇(ウィアード)は何処にでも現れると思惟すべきで、成程、隣人と記すに相応しい。
「問題があるとすれば『若者が狙われ易い』という情報他ない事か。現地で事件現場などを調べ尽くし、最終的に黒幕を斃せれば上場。まあ、この『状況そのもの』が儀式とも解せるな。邪神の完全復活前に滅ぼすのだ。宜しく頼む」
 グリモアが輝いて。


にゃあら
 にゃあらです。
 いつわりのあの人。

 第一章。
 だいたい昼~夕方頃です。
 皆さんの調査次第で『情報が作られ』ます。

 第二章。
 夕方~夜頃です。
 昼に出なかった『情報が作られ』ます。

 第三章。
 時間帯は不明です。
 おそらく邪神が現れるでしょう。

 宜しくお願い致します。
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第1章 冒険 『事故・事件現場を調査せよ』

POW   :    ●『己の身体能力で調査する』:捜査は足だ。それに腕力に話術に度胸に…。とにかく何でもだ。

SPD   :    ●『己の感覚で調査する』:嗅覚や聴覚…。今、己の脳内には、当時の状況がありありと再現されている。

WIZ   :    ●『己の技術や術法で調査する』:自分達は猟兵だ。過去を覗き見るのも、なんだったら霊媒だって…。

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 若者が行方をくらませて異る――その原因を探るのに何が必要だと謂うのか。君達自身で考え、動かなければならないのは絶対として、神意を弄るには埒外の業(すべ)も不可欠だろう。そこらの俗物(ひと)に訊ねるのも容易だろうが、嗚呼、神様の姿は影も形も『わからない』ものだ。たとえばコンクリートその他に生えた眼球、太陽光に眩んでいれば『閉じている』以外にない。
 自然的か超自然的か、探索方法の選択はオマエ次第だ。迫り来る24とは果たして『制限』なのか『数』なのか――橙が脳裡を塗りたくっている。
※※※

情報は『皆さんが作る』事も可能です。
このような『怪異』だろう。
このような『場所』に現れるだろう。
このような『時間帯』に見えるだろう。
等々、プレイングに書いたら『その通り』になるかもしれません。
矛盾点は修正されます。

――頭の中には何が滓(うつ)る。
岩倉・鈴音
謎の行方不明ですか。
タイトル的には目ン玉に関係ありそうかな。

事件場所で【降霊】で霊を出してみる。ムサシビームで霊となかよくなって現場でどんなことが起きたのか聞いて見ましょう。
死んだ者の意見だけではわからないですね。生きている者からは行方不明者の最近の興味とか言動を聞き出したい。ムサシビームで友好的に。

二十四の眼球とはいかにも犠牲者をたくさん欲する邪神ですね。行方不明のリストを作成してなにか共通した点があるかしらべます。


臥待・夏報
『若者が狙われやすい』ってことはつまり
わずかな『例外』は居るって訳だな
だったらそっちを調査してみよう

UDCの資料、このあたりの行方不明者リストから
年齢層の高い人々について情報収集してみるよ

うーん
決定的な共通点が見つかるかはわかんないけど
若者に間違われるだけあって、派手な奴が多いような気はするな
髪といい服装といい、人目を引きたがるというか……
ピアスいくつも着けてたりとか

その特徴に寄せた格好で現場に向かってみるか
……流石に……この事件のためだけにピアスホール増やす気にはなれないけども……
そこはシールピアスでどうにかしよう

なんか怖い都市伝説があったよなあ
ピアスホールから出てくる白い糸を引っ張ると――



 耳に寄生した蛞蝓がのたうつと、脳味噌がでろりと漏れるなんて奇怪な都市伝説だ。何方かと言えば『目ン玉』に関係していそうだと謂うのに、成程、此処までは題名(タイトル)通りだろうか。ンッフッフ――宇宙蟹(ダブル・ピース)を弄びながら吊られた女、爛々と眼球(め)を回してみせた――事件現場(失踪現場)に降霊(すべ)向けて、さあ、仲良くなりましょうと埒外(ムサシビーム)。どんな惨劇(こと)が起きたんでございましょう。死体が喋る意見(こと)など程度がしれている。そもそも『解せない』人影があの世の奴隷とは決定(い)かないだろう――生きている者からも活きのいい言の葉を引き出してしまえ。興味言動猫殺す所業、友好的な光線(エネルギー)曰く「似たようなひとを見掛けたよ」……真逆、ひょんなことから還ってくるとは思えない。
 二十四もの眼球(にえ)を欲する邪神(そんざい)なのだ。行方不明者リストを隅から隅まで作成(み)ていけば何か『視得る』だろうか。点と点を繋いで奇怪な摂理、書き換えて終ったのはワタシだったのか※※さんだったのか……?

 アイウエオ順に辞書(ページ)を手繰っていたとして、そんな莫迦な、邪神(それ)が人間の意思・意志に連なるとは思えない。ひっくり返った女を観察(み)た気が触(し)たのは内臓(うつろ)の所為だ。真実を知るのは件(うし)でしか『な』い――若者が狙われやすい――裏を返せば『例外はいる』って訳だな。其方に眼球(にこ)転がしてみよう。可愛らしくも坂道だ、おかしい、昨日はアルコールを摂取していない筈だ。
 組織の資料、指差して指止めた『このあたり』から、高齢と思われる案件に絞って『蒐集』していけば好い。見つかりっこないなんて呟いていたら、嗚呼(うーん)、誰に対するまじないなのかも曖昧(わから)ず融けてしまう――決定的な共通点が中らない――派手な奴が多いような気はするな。金髪銀髪ピンク髪、ゴスロリ耳朶にはたくさんの装飾品(ピアス)。虎穴に入らずんば虎子を得ず? 素晴らしい、現場で働く良きエージェントだ。
 ピアス・ホールを増やす気分には至れない、痛みと傷みを『この為』だけに咀嚼は成せないのだ。そこはシールピアスでどうにかしよう。なんか怖い都市伝説があったよなあ……横目(ふと)すればヤケに仲良さげなグループ。気持ち悪い。
 出てくる白い糸を……。

 ぐい、ぐい――ワタシ・※※さんの脳内に『からころ』落ちてきた、とてもスベスベした表面(がわ)の何か。思い付いた『情報(こと)』が一纏め、ひどく鮮明に視えてくる。終われない蒐集パート、こびりついた笑いは何方の『癖』だ。
 んふフ……蛸がガソリンを嘔吐した。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

九重・灯
表に出ている人格は「わたし」です。

人が行方知れずになる。
宇宙人にさらわれた。地底人につかまった。異次元からきた怪物に引きずり込まれた……怪しげな雑誌なんかにもその手の話しは幾らでもありますね。

UDC組織の資料を調べ、比較的に行方不明者の足取りがつかみやすいものをピックアップして、実際にその場所を歩いて探索してみます。

ラムネ菓子をひとつ口に含む。
UC【血晶の振り子】。行方不明者の向かった先や、不審な魔力の痕跡などがないか探ってみます
『第六感、追跡、失せ物探し』
遺体が見つかっていないなら、まだ望みが潰えたわけじゃない

人を誘うのは笛の音か。四つ辻には魔が嗤い、暗い路地を抜ければそこは異界かも知れない



 スベスベとした饅頭に擬態したのは蟹擬(かにかま)の連結に違いない、普通と常識をバックに詰め込めば『都市伝説』の類、彼方から舞い降りたくねくねは網膜に棲むのだろう。行方知れずの若者その他、誑かされたのか攫われたのかは判断(げ)せないが、成程、※※※陸の羅列に囚われている――宇宙人は奴等の脳味噌(あたまのなか)を欲している。地底人は奴等の血肉に餓えている。異次元から現れた怪物は人間を『冷えた』領域に引き摺り込むのだろう――その手の話は幾星霜(幾生層)を越えて茫々(ひろ)がり、総じて厄介事(まじない)を孕むものだ。たとえば「わたし」に粘ついた朱色の化粧(もよう)、膨張(ぶくぶく)と泡喰らっている。
 紐を千切る方法は数多に視え、塑の加減は神様の気紛れと決められていた。組織の資料(かみたば)を浄化(あ)げて往けば『足取りが掴み易い』数行、眼球が24個必要だなんて妙じゃないか? 24と記せば丸々と時が去っていく。
 しゅわり。口腔(なか)でブドウ糖が哄笑(けたけた)と啼いて魅せた。右へ左へ血晶(かたまり)が揺れ、つられて双眸(ふたつ)がゆらゆらり。不審な『もの』は見当たらないか。不可解な『こと』は滓れていないか。魔力(エネルギー)が踏み締めたのは何者かの影、貌を遭わせたら『死ぬ』と証明出来ると思ったのか――まだ望みが潰えたわけじゃない。遺体(ぬけがら)が見つかっていない。

 手をもがれた、そんな気分に耽っている。
 茶色の豆粒が加工されてしまうような。

 人を誘うのは笛の音か。もしや魔王(おと)を真似ていると。嗚呼、これは『みる』為の頭蓋骨(さかずき)だろう――四つ辻には嗤い、暗い路地を抜ければ――おかしい。オマエは現、昼食を終えたばかりな筈だ。
 ガソリンを片手に蛸を弄べば、コートはよく馴染むものだ。たとえば向こう側の派手々々しい女、アルコールの臭いがきついだろう?
 ――過信は禁物だと指差したのは自分だったのか。
 生きている、そう、球の裏側が囁いた。

成功 🔵​🔵​🔴​

カイ・オー
さて、探偵の出番だ。

若者を狙う怪異。いや、少し違う。彼は何と言っていた。
『若者が狙われ易い』
これは、若者以外の犠牲者も少しはいる、という事だ。つまり若者である事自体がトリガーじゃない。
現代の都市伝説。昔で言う、友達の友達の体験談。今時ならどう伝わる。
隣人よりも近くにいる怪異。若者達が友人や家族より密接に連れ添う相棒。
深淵を覗く時、深淵もまたこちらを視ている。深淵に視られた者は何を覗いていた。

スマートフォンと読む。電話でありながらレンズやセンサーという眼球を持つ現代の若者の分身。【ハッキング】【第六感】【情報収集】を駆使。現場付近をうろつきながら弄りまわしてみよう。



 ホームズ・ハンドに合法阿片(あいまい)を注いで久しく、あの向精神薬(おくすり)は誰が置き去りに成したのか解る筈もない。宇宙人が蟹と散歩するのは常の如くで、愈々人格が分離すれば朱々と称えられている――さて――指の腸(わた)を圧し憑けて探偵(オマエ)の出番だ。ナントカの戒を携えて進めや進め、安楽椅子に沈むなんて火車(ハード・レッド)には似合わない。追い回すべきは犬ではなく若者(こいぬ)だろうか。いや、少し違う。彼(じいさん)は何と説明(と)いていた……狙われ易いのが若者なのだ。若者(それ)そのものを定めているのではない。内容物(なかみ)を弄りつつも覗き込んだのはピアス・ホール、あの中毒症状を引き起こした※※さんは――待て。何か『推理(リプレイ)』が混在していないか?
 友達の友達から聞いた体験談だ、語り掛けた彼女or彼が真実とは限らない。今時ならば都市伝説(うわさばなし)、如何様にして伝達(つた)うと思う。蔓巻階段(らせん)を手繰っていけば荒唐無稽、君達の相棒は『なに』だと謂うのだ。ポケットの中にはビスケットが入っている? 否々、血縁を越えて触れていた。
 深淵を覗く時、深淵もまたこちらを視ている――未確認でも不可視でも映り込んだら同士なのだ。探偵(とも)よ、オマエは解答(タップ)するのか。

 ブルー・バードに耳を傾けてくれ。
 スマートフォンと読む。

 電話でありながら眼球(レンズ)を有し、触覚(センサー)を開くのは『持ち運び』の所業(こと)か。私※※※さん、今オマエの背後(うら)に在るの――全く。何処に怪異が現れたと告ぐのか。包丁よりも良い得物(もの)が掌に――うろついた眼球が何個か頭蓋へ。豆粒がぐしゃりと啼いている。
 あんこを地面にぶち撒けたのだ、ひどくアイらしい。
 空間(めのまえ)が歪んでミ得た。

 俺も妖精だからな……。

 バーチャル・リアリティー、同姓同名との遭遇か。

成功 🔵​🔵​🔴​

神樹・桜花
……二十四の眼球
双つなら一ダース分、独つなら二ダース分の人間、でしょうね

(仮面『封視』で視界を遮り、状況を再現(そうぞう)する)

無数の情報や欲望が街を行き交い、それらを掴むのが早く、それなりに警戒心もある筈の若者達が行方を晦ませるには、怪異の側に、彼等を惹き付けるだけのものがあったのかも知れませんね

例えば……、『強烈に注がれる視線』とか

誰だって見詰められているのを感じれば、其方を振り向くものでしょう
それも、好奇心または警戒心の強い人物なら尚更

そうして視線が合えば、あとは深淵(あちら)に引き摺り込むだけ
なんとも怪異らしいやり方のように思えますね?



 笹の葉が如何しても魔王(アザトホート)の啼き声に想えた、とかし垂らした髪の毛が、ひどく、ひどく思いに耽っている。二十四の眼球が称えるべきものか捧げるべきものかと問われたならば、おそらく不愉快な後者だろう。双つなら一ダース分。独つなら二ダース分。棺桶に敷き詰められた人間(にく)の穴だらけ、※色じみた審美(かんさつ)が羨ましく『しれた』のだ――再現(そうぞう)するべきは真っ暗闇の中、狼(こ)に揺られて戦狂いへと至ったのか――何を覗き込んでいる? その底(さき)に変わった鞘(いれもの)はない。渦巻いた欲望の砂浜に摩天楼が聳え立つのは当たり前だろう。それらを掴むのに必要なのは好奇心と警戒心、反した脳味噌が耳朶(しんけい)に接続されている――怪異の側に『惹き付ける』要因(かじつ)が在った。行方を晦ませた若者の群れ、視ている観ている見られている……。
 一種の強迫観念(みやげばなし)と説くべき超常現象(エネルギー)だ、メモ用紙に綴られた化身は『桜の下』に望遠鏡(レンズ)を埋めていく。誰だって見詰められているのを感じれば、其方を振り向くものでしょう。降り掛かったのが呪いだとしてもストロング缶を手にしない『もの』はない。病んでいる貌(かたち)が剥奪されていた……あとは深淵(あちら)、木乃伊取りを嘲るだけだ。
 なんとも怪異らしいやり方の様に思えますね? ふらふらと導かれた最果てには二十四、その程度で満足出来るとも解せないが――浴びる事のない化粧が、化生を呼び起こして往く――宇宙人は絶対に存在するんだ、蟹歩きが下手くそだね。

 遮った視界が重なっていた。
 重瞳(ちょうどう)如何やっている?
 ――鏡あわせになりたくはない。

 手作りの目隠しが貌(めん)に縫(と)ける。
 外さないといけない、加工されてしまう。裸眼を晒したい裸眼を魅せてやりたい裸眼を潰してみたい裸眼を……「本当に見るべきは何だ?」
 ――浮き沈みしたゼリー状の分裂。

成功 🔵​🔵​🔴​

カイム・クローバー
最近、便利屋にも幾つか届いてる行方不明事件。臭いなと思ったら案の定、邪神事件らしい。乗り掛かった船だ。調査に出向くとしようか。

仕事柄、行方不明になった若者の写真を持ってる。幾つか情報筋を辿れば、何人かと共に肝試しと称して廃工場に向かったとか。
【追跡】で足取りを追い、件の廃工場へと歩みを進めるぜ。
耳を澄まし、聞こえて来る音を【情報収集】で拾い集めて、廃工場の中を探るぜ。血の染み、匂い、足跡…そんなモンが見付かれば、形跡が分かる。
此処に居たっていう証拠があれば良いんだが。

工場の都市伝説。…昔は此処で人肉をミンチにして、動物の肉と偽って販売していたとか。根も葉もない噂だ。踊らされる方もどうかしてる。



 噓も方便だと蟹(ひと)の群れが笑い、真実は内臓の裏側に証明(そんざい)する。ラムネ菓子で噴いた火車(エンジン)が、ただ無意識に桜色に染まっていた。垂れ流した『列』を整える方法は都合主義(コズミック)の谷底で、たとえば眼球の数を知る為には【指】しかない――ひどく臭っていたのだ、便利屋(おまえ)宛の手紙(いらい)の殆どが行方不明事件(しっそうあんけん)――案の定とは現(この)所業(こと)で、怪異・邪神の面遭わせは『運命的』に彼方の角だ。泥船でも豪華客船でも構わないと乗り掛かった魔の刻、調査に出向くとしようか……。
 引っ張り出した糸屑が何処までも何処までも続いている。視神経か脳味噌か、よくわからない物質をこぼして在るように思えたのだ。仕事柄、行方不明になった犠牲者(わかもの)の写真を持っている。辿りに辿った情報筋(直線上)、何人かと肝試しに行ったという――全く、よくある木乃伊取りではないか。幸せを啄む青色の鳥が、クスクスとキャンディを詰まらせていた。
 件に訊いた廃工場の位置、からころとも鳴かない機材どもがオマエの『いと』を理解していく。頭蓋(ふた)を開ければ明快な球体(もの)で、はねた感覚が内を冒涜(おか)して魅せた――血桜が舞う気配はない、人間(ぶた)を棄てるのは勿体ないだろう。証拠があれば良いんだが……。
 根も葉もない噂が独り、足を生やして歩んでいた。グロテスクな音(ね)が響き渡るとすぐ近く、加工された肉がはみ出ていた――人形でも作るつもりなのか販売元、写真の輪郭(かお)に寄せている――踊らされる方もどうかしている。
 潰れていないひとりぶん、陽に焼かれたら痛そうだ。

 足跡(かす)は残されていない。
 ――影が橙に融け始めた。

 終末論(おやすみ)と声を掛けられた、24も覚醒していたのだ。嗚呼、事務作業(しごと)の長続きはロクな事にならない。3も多かったのだよ、啼き病んだ生物(ハギス)が一斉に踊り狂った――このミンチは髪の毛が混ざっている、だから喰えたものではない。いろはにほへと、仰々しく偽物(シール)ペタリ。

成功 🔵​🔵​🔴​




第2章 冒険 『探索行【夜】』

POW   :    闇夜を駆け抜けながら、体当たりで探索する。

SPD   :    息を潜んで、闇に紛れながら探索する。

WIZ   :    ネット、噂話等から情報を得ながら、探索を行う。

👑11
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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 便利屋が突き止めた場所――廃工場――に猟兵(おまえ)達は集うだろうか。お互い『作り出した』怪異(それ)の情報を整理(編)んでいく。ピアスホールから漏れ出た『いと』を引っ張り出せば視線の先、深淵(むこう)への戸口(もん)が開放される筈だ――頭の中に落っこちた眼球(たま)が、ころころと戯れている。
 青色の鳥に導かれて『でた』のは橙から真っ黒に掛けての時だった。此処から先も全くが『視えておらず』でっちあげる他にないのだろう。ところで先程の加工肉、何故に持ち帰ろうとしたのか猟兵(おまえ)達。
 働きっ放しだとは思わないか……?
 アルコールの臭いと合法阿片の恍惚(さそ)いがたまらなく、思考を鈍らせ『過程』を殺して往く。いっそ身を委ねてみては如何だ。灯台下暗しとも謂えるだろう、俯いたまま、脳天から突っ込んで終えば良い。
 状況そのものが儀式と見做されている。
九重・灯
表に出ている人格は引き続き「わたし」です。

加工肉を覗き込んで、ラムネ菓子を「カリ」とかみ砕く。
この肉は、この工場は本物でしょうか。わたし達は既に異界に迷い込んでいるのではないでしょうか。

冷蔵倉庫へ行ってみましょう。そこには閉じ込められてミイラ化した遺体があるはずです。
窓の方を見れば、幾つもの青白い顔がべたりと張り付いてこちらを見ているでしょう。
きっとこの工場の経営者は、人間の血肉が大好物な地底人だったんだ。

UC【まどろむ仔猫の匣・影写し】。暗闇の中に無数の蝋燭が立ち並ぶ。まあ、ただの照明兼雰囲気作りですけどね。

これは儀式。これは呼び水。百物語の最後には怪異が現われる。
あなたはだあれ?



 とある博物館では人形(ドール)どもが息を吹き返すと謂う。意味深な真似事を繰り返すのは『お得意』なもので、たとえば無数の生贄、このブツブツが啜った痕に違いない。カリ――背中を掻くのと同時に口腔、貌(かたち)の残っていたラムネ菓子を砕いて下す。その味わいは脳髄によくよく溶け込んで、眼球と共に透かして往くだろう。覗き込めば加工肉の詰め合わせ、血(てつ)の臭いが舌の上で踊り始めた――最果て、全てが本物から遠ざかって失せる。わたし達は既に異界に迷い込んでいるのではないでしょうか……光物を突いた大鴉曰く、それらに言葉は通用しない。
 振り々りと茶色を左右に揺らせばお隣の冷蔵倉庫、ころころと肉団子でも保管されて存在(い)るのだろうか。軋む戸口(もん)の先へと踏み虚めば木乃伊の縋りつき、遺体(しょくじ)と説くには綺麗が過ぎるだろうか――飽きた。飽きた。呆れたものから食んで終おう。きっとこの工場の経営者は、人間の血肉が大好物な地底人だったんだ――彼方とは即ち星の央で、王と記すのに相応しい。
 莫迦な――作られた蝋燭(ウィアード)の数は百に至り、雰囲気(なが)れが此方に惹かれていく。そっちの水が涸れたならば、嗄れた咽喉を潤してくれ。シュレディンガーのパントマイムだ、呼んだ、呼んだ、音もなく。

 あなたはだあれ――可愛い女の子ですか?

 暗闇から引っ張り出せば光輝、目が潰れてたまらなく。
 最後に怪異が現れた、お約束に針千本も要らない。

成功 🔵​🔵​🔴​

カイム・クローバー
噂程度の廃工場にそれらしい行方不明者の加工肉。既に死んだはずの機械が生きてるってのか?
それともこの状況そのものが邪神の見せてる悪夢なのか。

廃工場を隅々まで巡る。UCを用いて施錠された扉も片端から開けて行く。厳重なのは銃弾を喰らわせてやる。鍵を吹っ飛ばして、前蹴りの一発でもくれてやれば俺の事も歓迎してくれるだろうぜ。
厳重な一室で見付けたのは邪神復活の手掛かりらしいメモと死体。行方不明者の一部――眼球は供物扱い。教団連中も全員が供物として眼球を捧げて、残った身体は加工肉――。
教祖らしいヤツも工場の閉鎖後、眼球を捧げて喉をナイフで一突きだ。

教祖が魅せられたか?それとも、俺がまだ悪夢の中、なのかね?



 蝋燭が百物語(ウィアード)を手繰り寄せる渦中で便利屋(しゅじんこう)、オマエはお約束とやらに真っ向から埒外(はんこう)した。噂程度の廃工場にそれらしい行方不明者(ひとびと)のミート・ボール。既に心臓(はぐるま)を止めたと『思える』機械どもの神(いと)。ぎしぎしと啼き出した脳髄(からだ)が反響する球体を拒んでいく――この状況そのものが『邪神の肚の中』だとでも謂うのか。悪夢(テレパシー)を編み込むのが上手い掌だろう、しかし『ベタ』が過ぎないか? ネジ外れの猟兵(もの)には効果が薄い――隅々までも廻れや巡れ、探索は肢で稼ぐべきだ。それは『何処でも』変わらない。間違えないでくれよ……マスター・キーを構えるのだ。
 施錠された戸口(せかい)を片っ端から抉じ開けろ。ひどく頑丈(かた)い頭(とって)の集いは、双つ頭を『使って』しまえ――丁寧なご挨拶だろうと前蹴り一発、ごぅごぅと彼方側が歓迎してくれた――雁字搦めの先の先、眼窩に詰められた一枚のメモ――供物を転がせ。供物をまわせ。供物は『それ』を形作るものなのだ。教団連中も纏めて燥いでナイフの一突き、副産物はミート・ローフか。

 深淵(おく)弄れば教祖らしい物質。
 閉鎖後は眼球(め)につかない筈だった。

 教祖が魅せられたというのか。俺(オマエ)が悪夢の底なのか。伽藍洞(くうどう)に訊ねても応えは無い。鎖に繋がれた狗の如く。
 ――自分を盗まれてはいけない。

成功 🔵​🔵​🔴​

岩倉・鈴音
二十四の眼球、似たような名の映画もあるし12人分若いやつをあつめるとしたら学校かな。
七不思議とかあるしね。
学校でナニかでてきそうなところを囮になって探しまくる。便所に花子さんがいないか理科室の標本がダブルピースしてないか、そんな感じかな。
邪神先生のミンチ肉授業に参加する12人のゾンビ生徒!(推測)
何らかの事象でダメージをうけても心霊手術でなおして立ち向かうのみだ。



 瞼を引っ剥がしてしまえば素晴らしい事、世界が悉くかわいて見えるのだ。拷問(いた)みは何れ殺してくれとの懇願と成り、眼々(がんがん)と脳漿を漏らして終うだろう。二十四の眼球――どこかで『聞いたことのある』題名(タイトル)だ、一ダースを集めるのに最適な場所は何処と告ぐ――学校かな。一言呟いて『前を向けば』立派な旧校舎。此処は廃工場(はぐるま)ではなかったのか? 在り得ない『こそが』最初に斃された犠牲者(じんるい)だ。七不思議とかあるしね……二宮金次郎の呟きが青色の鳥を穿っている――ンフフ……音楽室から流れてきたのは絵画の寝言(おと)、そりゃあ色落ちもしたくなる現実(もの)さ。さあ、女子トイレに突貫だ!
 理科室の標本(花子さん)が和式便所に足突っ込んで、名状し難くもダブル・ピース戯れていた。ぐちゅぐちゅとランドセルに詰め込まれた生肉は生徒の成れの果て、嗚呼、なんと残酷(ひど)い事でしょうか! 邪神先生のミンチ肉授業に参加する12人のゾンビ生徒! ぐるりと首が360度、どろどろとあふれた味噌汁は濃厚だったのだ。
 オマエの目を『ついた』先生か生徒かの銀製スプーン、厭な音と痛みが奔ったが何の問題がある。魔筆(やさ)しく撫でれば視力回復、このブルーベリー・ソースが肉体(パン)に良好(あ)うのだ。立ち向かえ猟兵、迷う事はない。
 宇宙の摂理は改竄(ほとけのなか)、チーズ・インだ。

 まろやかな味わいになっただろう?
 ――どうか目玉を焼いてくれ。

成功 🔵​🔵​🔴​

カイ・オー
廃工場内へ。腐った肉やアルコールの臭いに酔いそうになりながら、ふらふらと工場内を観察。
こいつはプレス機か。隣にあるのは挽き肉ミンチマシーン。流し込んだミンチ肉をそのままプレスして出来上がり。
上に見えるのは鉤付きのクレーン。材料を吊り上げてそのままミンチマシーンの上の漏斗に放り込む。鉤に見える赤いものは材料の新鮮さの表れだろうか。
猟奇探偵の脳細胞が、実に好み通りの光景を受け取る。素晴らしい。さて皆さん、推理を始めよう。

騙されるな。こんな工場が存在出来る訳がない。ここは小説じゃない、現実だ。
俺を騙そうとしているのは俺の眼球。儀式で世界を書き換えようとしているのは俺自身の眼と脳髄。真実を見失うな。



 宇宙に蔓延る蟹どもはお互い、鋏をあわせて挨拶するという。異質な事に想えたがお隣さん、彼女が見ていたのは果たして『廃工場』とは考え難かった。がた憑いた脳髄(はぐるま)を回して『み』たら24の眼球、酩酊に委ねて倒れ込むには未だ早いだろうか――腐った肉と果実の判断がつかない。樽になみなみと注がれたアルコールがひどく臭い、気持ち悪さが遅延性の如くに押し寄せてくる。ふらりと青々をこぼしながらも観察(み)渡せばお誂え向き――安楽椅子探偵(だれかさん)の前に落ちたのは餅だったのか。こいつはプレス機で横を撫でればミンチ・マシーン、人の気配はミリもなく、邪教徒どものハンバーグが敷き詰められている……手作業も不要な『出来上がり』だ、成程、デミグラスソースも見当たらない。がらがら、鉤付きのクレーンが出迎えた。
 漏斗に放り込まれた犠牲者(ぐざい)の新鮮さがよくよく判断(わか)ってきた。滴った赤色は錆に相応しいもので、今度はホワイトソースで食んでくれと告げたのだ。素晴らしい。猟奇探偵(おまえ)の脳細胞(スープ)が好みの温度を報せて微笑(わら)う。現れた百の物語、悉くが推理だとでも触れたのか。

 気が狂っている。
 始めよう――騙されるな。
 こんな工場が存在出来る訳がない。

 現実は小説よりも奇なり、とは表現(い)うが、少なくとも此処は前者だ。都合主義に振り回されるほど『怪異』はお人好しではない。俺を騙そうとしているのは俺の眼球(ふたつ)、儀式の根源は『脳髄』に在るのだ。さて、ここに『視える』猟兵はいくつで、何個の飴玉が砕かれている――真実を見失うな。
 焼き払うべきは何者かの『掌』だ、指先に甘さを感じたならば『それが』正解なのだろう。鬼は地獄に棲む、天国には留まれない。
 乱用してはいけない、されど稀は『常』に起こるものだ。

成功 🔵​🔵​🔴​

轟木・黒夢(サポート)
『私の出番?それじゃ全力で行くわよ。』
 強化人間のヴィジランテ×バトルゲーマー、18歳の女です。
 普段の口調は「素っ気ない(私、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、偉い人には「それなりに丁寧(私、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
性格はクールで、あまり感情の起伏は無いです。
戦闘では、格闘技メインで戦い、籠手状の武器を使う事が多いです。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



 此処は廃工場で在ると同時に旧校舎で、宙を仰げば雲に覆われた満月(まんまる)が見えていた。天蓋に映り込んだ暗黒(うつろ)はひどく黄金(かがや)いて異て、最早『誰が何と言おう』とも美貌(グロテスク)の醜さだろう。ぐるりと青目(ふたつ)を合わせれば当たり前、ただ猟兵(おまえ)の常識(いしき)を啄んでいく――魔っ黒な水晶(かざ)りをチラつかせて数分間、この光景(カオス)に取り残された気分に陥っていた――冷静(クール)さを蔓延らせて再び視認(み)たのは現実なのか幻想なのか、今度は蟹歩きの嘘吐(かま)が右へ左へと踊っていた……身体を傾げる。この奇怪性は本当に百物語(らちがい)なのか。疑問符を首に下げて迷々、欠けた集中力を何度も何度も抱き直す――唾棄すべき数字は24だ、そんなに嫌がっている思考回路が電卓(きかい)を弄っている……ねえ。私と遊んでよ。加工肉にされたキャラクターが負けのゲーム。悪趣味極めた誘い文句だ、クレーンどもがクスクス嗤っている――盗み返せと視神経、本当の意味(アドリブ)は何処だ。
 腕(かいな)を絵画に突っ込んだ。穴あきのお偉いさんが絶叫しているが如何でも良い、兎も角、面倒事から逃れられなければ『永久』に鎖されるだろう。探偵も犯人も目と鼻の先には存在しない、明解なはなしだ――鏡よ鏡よ鏡さん――姫様の言葉通りには進まない。ミシミシと眼球(ひとみ)が割れていく。
 肚が減ったと鐘(あたま)が鳴った。そろそろ夕餉の時間だと『私』自身が告げている。ぎぃ……扉(ふた)を開けばゼリー状の団子、手を合わせてください……いただきます。イチゴが馴染んだ蕾(ぜつ)の上、コケにしていないか?

 フォークで突き刺してしまった。
 手放しでは喜べない。

成功 🔵​🔵​🔴​

リーヴァルディ・カーライル(サポート)
※【限定解放・血の化身】による分身体

怪力任せな振る舞いは品が無いと感じる
吸血鬼流の礼儀作法に則り行動する高慢な人格

…ふふふ。次はどんな世界かしら?
あの娘の分まで楽しまないとね

はぁ…思いの外、煩わしいものね
太陽の光というのは…

陽光は"影精霊装"の闇に紛れるオーラで防御し、
移動は主に"血の翼"による空中機動を行い、
状況に応じた吸血鬼能力を使用する

・魔力を溜めた両眼で第六感に訴え魅了、暗示を行う魔眼
・無数の蝙蝠や狼を操り集団戦術で情報を集める眷属召喚
・残像のように存在感を消し罠や障害物を透過する霧化…等々

何か面白いものは無いかしら?
私、とっても退屈しているの

貴方の知っていることを全て教えなさい?



 ガーゴイルどもが雨粒に苛まれる中、猟兵(オマエ)は濃密な『血の臭い』に抱擁(だ)かれて異た。太陽も月も暗黒(く)われた渦(そこ)、名状し難い輪郭(カタチ)が視界(め)の隅で這い回っている。これは過去の群れの戯れだ。これは塵(ごみ)に塗れた怪物(ばけもの)の群れの膨張(みずぶくれ)だ。これは地下(くら)さに潜んだ、吸血鬼(ヴァンパイア)どもの兆候だ。限定解放――粘(さら)りと銀色をおどらせて紫の妖艶(ひか)りが森(いま)を睨(ねぶ)る。あの娘の分まで楽しまないとね――煩わしさは『全く』感じられない。狩るべき相手(もの)が、屠るべき不死性(もの)が、鼻腔・口腔を弄り倒すのだ。ならば往かなければ嘘だろう――ぶち破った二宮金次郎の先、あの鉤付きが眼球を突き刺している……?
 児戯(ふざ)けているの? 呪いと呪いを衝突(ぶつ)けたならば『強い』方が勝るに決まっていた。編み継がれた猟兵(かれら)の言の葉は『オマエ』の前で呆気なく、現実(しんそう)に引き戻される――ひどく退屈(ていたい)とした世界だった――太陽の光の有無など関係ない、虚の数(24)は雑に付属(つ)いたものだろう。ゴルゴーン曰く『イグ』など見た事がない。
 貼り付けられた物語(ウィアード)が時と共に剥がれて崩れ、怪物(UDC)の正体が明かされる。結局のところ、地底人は頭の中に存在したのだ。
 ――お洒落して『人間』鏡の前に。

成功 🔵​🔵​🔴​




第3章 ボス戦 『夕闇潜り』

POW   :    境界の魔物
全身を【影に潜ませ、攻撃の機会を窺う状態】に変える。あらゆる攻撃に対しほぼ無敵になるが、自身は全く動けない。
SPD   :    此方と彼方
【“向こう側”に接続した影】から【無数の黒い腕】を放ち、【“向こう側”に連れ去ること】により対象の動きを一時的に封じる。
WIZ   :    誰そ彼にて
【“向こう側”に連れ去った人間を模倣する】事で【その人間の姿】に変身し、スピードと反応速度が爆発的に増大する。ただし、解除するまで毎秒寿命を削る。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主はルメリー・マレフィカールムです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 私は『そう』なった。
 君やアナタが想った『通り』に眼球をこぼした。
 僕は『こう』なった。
 簡単な事じゃないか、決めたのは『誰』だい?
 俺は『ああ』なった。
 ここで『はめる』事じゃあないんだよ。
 だって覚えているからさ。
 ※※は『※※』なった。
 この※※には名前をいれてね、そう、猟兵(おまえ)の名前だ。もう『ここが向こう側でもある』からね。楽しいじゃない、そっちの方が。
 さあ、燃える展開だよ、※※も果てようね。
 集めた情報を使って弱点を突こう、そうしたら骸の海に還ってもいい。
 ――じゃあ。

 怪異(トワイライト)を始めようか。
カイム・クローバー
境界線。“向こう側”と“こちら側”。両者を隔てるギリギリのトコ。あの邪神のせいで曖昧になってるようだが。
さしずめ俺達は空想と想像の物語の登場人物ってわけだ。

放たれた黒い腕を二丁銃の【クイックドロウ】で撃ち落とすぜ。“向こう側”ってのがどんな場所か知らねぇが…俺の影もこの瞳もアンタなんかには勿体ねぇよ。
悪趣味なコレクションの続きは骸の海でやりな。
境界が曖昧な此処なら“向こう側”の影ってのに魔剣が届くかも知れねぇな。
銃弾で境界線に傷を付けて、魔剣を顕現。影を目掛けてUCの【串刺し】で“向こう側”を強引にこじ開けるぜ。
猟兵でしか見られないであろう世界の境界の裏側。
さぁ、“向こう側”には何が見える?



 空想(ことば)と想像(えのぐ)に板挟みに成された面々が、一斉に眼球(うみ)を贄(にえ)滾らせた。焚木(クロス)に捕縛(とら)われた存在の名は、果たして母親・父親が望んだ音だろうか。狼は悪人で如何にか腸を弄られる、そんな結末(エンディング)に俗物(モブ)が嘲りを添えるとでも謂うのか――境界線。向こう側とこちら側を『隔てる』一寸先(ぎりぎり)の爪先、一歩間違えれば貌無しの友情(フレンドリー)だろう。あの【邪神】のせいで曖昧になっているようだが――もしや猟兵(おまえ)、これを神の類だと認識しているのか。ならば「うれしい」とゼリー状が啼いた、膨張した死体の内臓(そのた)が撹拌されている……登場人物(あなた)が欲しいと虚を蹴った、踵から生えた腕(かげ)が誘う――双頭(けもの)が吼えた。
 俺の影もこの瞳も24には含まれねぇよ。悪趣味なコレクションの続きは骸の海でやりな――眼球に『止まらなければ』抉じ開けるのは想(そう)難しい事ではない。撃ち落とした腕(もの)は無数だが、彼等の入り口はただの一つだ。此処が彼方と同化しているならば、成程、罅割れが起きるのは『絶対的』だ。

 弾丸(きずあと)を殺すのは勿体ない、顕現した魔剣(えもの)の蹂躙だ、真実に脳髄を叩き漬けろ――侵蝕(にく)を串刺し刑だ――埒外に視えたのは『拉致』された者の在り方。伝言ゲームの成れの果て……裏側も表側も『似たような』景色だ。廃工場と旧校舎が融合し、弁当の肉塗れがこぼれている。
 少女じみた過去(すがた)の頭(オブリビオン)では仕方がない。

 受け取った品は返せないのだ。痺れている土留の面。

成功 🔵​🔵​🔴​

カイ・オー
世界は誰かに視られる事で確定する。これに、人には自分の視たいものしか視えず視たくないものは視えない、ってのを組み合わせると叙述トリックの出来上がりだ。
眼球を門として現実に現れる都市伝説。攻略するには、眼を閉じる事。
【十の戒めの鎖】を放つ。十戒の一つ、「第三戒:秘密の通路を禁ずる」。【結界術】で「向こう側」との穴を塞ぎ、敵の能力を封じる。
怪奇や猟奇譚に翻弄さらるのも少年探偵の嗜みだが、最後は全ての真実が明らかにされてこそ。地獄のピエロも青銅の怪人も変装を暴けば只の犯人だ。
あらゆる防御や異能を撃ち破る鎖での攻撃。高速で逃れようと【追跡】し、縛り上げて【捕縛】し【なぎ払う】。



 怪異域(トワイライト・テリトリー)の奥が奥、幾千もの星辰(シナプス)を光輝(ひか)らせるのは何者か。手稿(かみたば)をぱらぱらと遊ばせても塑の内容、誰に紐解けるのかと探偵(ひと)は嘆息(わら)う他に無い。世界は誰かに視られる事で確定する――何秒前に創造(つく)られた天地だとでも謂うのか、鴉の鳴き声は24の後に聞こえるのだろう――視たいものしか視えないのだ。視たくないものは視えないのだ。組み合わされた『人間の偽りの幸福』が叙述トリックを孕(お)としていく。都市伝説(オブリビオン)を対策(ころ)す術は容易なものだ、眼球こそが門で在れば『鎖せば』好い――潰した方が手っ取り早いだって? 誰がそんな展開を望んでいる? ルール違反のお嬢さん(フロイライン)におままごと、獣の数字は超常ではない。
 第三戒:秘密の通路を禁じる――結界(エネルギー)は巡らされ、主人公は合法阿片(おくすり)幻覚(じごく)から抜け出した。怪奇や猟奇譚に翻弄されるのも少年探偵の嗜みだが、ああ、君は幾つだと読者が告ぐ。最後は全ての真実が明らかにされねば成らない。首(ふうせん)ピエロも青銅の怪人も変装を暴けば只の犯人だ。たとえば発く墓もない――彼等は棺を壊したくないのだ。
 模倣された被害者(ひとびと)を赤い鎖(トゥルー・エンド)が追い絶てる。高速で逃れようとも終焉(ブック・エンド)に留まるべきだ。縛り上げられた彼女(きみ)の名前、化け物『Z』とでも刻んで終えよ。A(はじめ)を反芻するな。

 記憶(あたま)、洗い流した方が面白い。
 薙ぎ払えよ最終行――!

成功 🔵​🔵​🔴​

九重・灯
人格が「オレ」に変る。ようやく出番だな。
で、結局コイツは何なんだよ?

(「これは地底人であり、加工肉であり、学校でもあります」)
もう一人の自分の声が頭の中に響く。
ウワサや怪談、それらを媒介に増殖する怪異。
何でもあるけど、何でもない。煙や霧のようにあやふやな存在。手を伸ばしてもスルリと逃れてしまう。

なら、コッチの都合良く固めちまえばいい。
UC【災厄移しの人形】。ヒトガタを学校(工場?)の床に落とす。コイツの腹の中にいるようなモンだからどこでもいいだろ。

幽霊の正体見たり枯れ尾花。巨人の正体は霧に映った影。
オマエらは勇気と意思を以て立ち向かう者には、無力だ。
『呪詛』で存在を縛る

ヒトガタに剣を突き立てる



 干し肉を齧りながら星々を夢に見て、頽廃を啜る貌(さま)は地底人らしい。地底で死に絶えたならばミキサーの群れに跨り、楽し気な加工肉へと到達するのだろう。積み上げられた教養が加工肉(それら)を人間に進化させ、新たなる記憶として旧校舎に埋め込まれる――つまりは『そう認識した』故の24なのだ。ウワサや怪談に則って、悉く『階段』を歩んでいく。もしくは改行を繰り返すとでも謂うべきだろう、漸く『来た』出番に猟兵(オレ)が向かって往った――結局『コイツ』は地獄でも天国でも在ったのだ。何でもあるけど何でもない、煙と霧を想像(おも)えば単純な無貌だ。手を伸ばしても足をあげても、その輪郭(かたち)は掴めない。逃れていくのか逃していくのか、渇き切ったインク壺が蠅の死骸を貪り喰っている……なら、コッチの都合よく『固め』ちまえばいい。胃袋に落とした蛆虫は、酸の海を遊泳するものだ。
 学校もしくは工場の床(とこ)に、ヒトガタ一匹(いっこ)転がした。幽霊の正体見たり枯れ尾花、魔王は醜くも嘘を吐く事に特化していたのだ。柳が風に揺れて布きれの末路を覚えていく。赤色の双眸(ほし)、巨人(ウェンディゴ)の正体は霧に映った影(ひと)だった――羅列する現実が勇気(こころ)を整えていく、もう、ただの少女(かいい)には何も出来ない――呪詛(ことのは)が災厄(ドレッシング)に濡れていた。突き立てろ……赤々と肉(ひと)を磔る……目を隠した鬼、おそれる所以はない。
 媒介が失せればアンタは消える。一本のマッチ。

成功 🔵​🔵​🔴​

神樹・桜花
ふむ……どうにも色々と混ざりすぎて逆に定義のしようがありません
強いて言うなら『深淵』、でしょうけれど……

(真の姿解放。識喰ノ鳳と同期し『識喰の櫻』へ)

お前が何者かなど、この際『我』にはどうだって良いのさ
お前は『我』を見た
お前は『我』を知った
『我』が解き放たれるには、それで充分なのさ

目には目を、深淵には深淵を、だ。お前の思考(こころ)を覗いてやろう(鎧無視、二回攻撃、恐怖を与える)

“向こう側”はお前の領域か?否、『我』の領域だ。無断で踏み荒らしおって、ただでは済まさんぞ?

好奇心は猫を殺す、と言う。猫を釣っていた心算が、お前が猫だったのさ。実に滑稽だね



 迷々と揺蕩(ゆれうご)いた枝々が、多々と太鼓(かわ)を叩いて往く。滴った花の蜜を啜る事は難しく、口腔に弁諸共粘ついて終うだろう。牢に縛(ばく)されたのは果たして人間か怪物か、暗黒(ダークネス)渦巻きながら地獄(そこ)へと突き落とされる――ふむ――眼下・眼窩には混沌(カオス)が茫々(ひろ)がり、輪郭は識(ち)を食む鋭利さへと変質(か)わっていく。粉末を吸い込んだ結果はひどく曖昧な『もの』だ、たとえば、吹き、塗りたくられた末路が可視(み)えている――強いて言うなら『深淵』でしょうけど……化生(あか)塗れの貌(かお)曰く。
 櫻(かじつ)は地面に触れる事なく爆ぜる導(みち)しか知れなかった。お前が何者か・何物かなど、この際『我』にはどうだって良いのさ――個数を『数えて』しまった登場人物(なにか)の墓穴、掘り進めた噂話は死体に違いない――見た。知った。盲目(みえない)怪物で在れば『こんな』事には成らなかったのだ。最早、塵は塵に還るしか贖罪(くび)はない……目には目を。深淵には深淵を。
 お前の思考(こころ)を覗いてやろう。お前の目玉(こころ)を覗いてやろう。嫌だ。厭だ。イヤだイヤだイヤよ――来ないで――何色の瞳孔(まる)が映っている、もう『霧』には心身(み)を隠せない。それだけは違うのだと過去(オブリビオン)が泣いた……向こう側は誰の領域だ。無断で踏み荒らしおって。

 好奇心は猫を殺すと謂うが、愈々オマエが猫の木乃伊だったのだ。
 実に滑稽だね……埋め込まれた果実は腐汁(しる)を搾られた。

 彼方は『我』の領域だ。此方が『お前』の安寧だ。泥濘に足を掴まれた逆転劇、怪異(おんな)は情なく『盃』を持った。

成功 🔵​🔵​🔴​

眞嶌・未来(サポート)
ユーベルコードがシンフォニック・キュアなら、他の誰かに護られながら、BGMのように歌います。

その他のユーベルコードなら、絶体絶命の危機に陥って、九死に一生を得ます。



 藍色(パーツ)を何度嵌め直しても世界(かなた)の惨状(こうけい)は治らなかった。事実は突き刺される為だけに存在し、支離滅裂な生身だけを嘲笑してくるのだろう。狂いに狂った体内時計がハンバーグに満たされて、作り置きされたナマモノは奇妙(ハギス)前と謂える――怪異(トワイライト)に攫われた乙女心(しんぞう)の鼓動、どくどくと注入された熱いものは誰からの贈り物か――どうしても人格(キャラ)を変えなければいけないのか。活かされる事なく鎮静された聖なる痕……嗚呼、莫迦々々しいとは考えなかったのか、人から外れたら、動物から外れたら『地底』の存在『分裂』するしかない……愈々胎(はらわた)の中、女の子だと蹴り飛ばされた。
 絶叫(な)いた――全ての役割(じぶん)を剥奪される感覚が、火事場の魔物(らちがい)を起こしたと説けよう。解けた髪束(たば)が自然(ナチュラル)に干渉し、廃工場兼旧校舎を蹂躙していく――如何に『早くても』絨毯爆撃(エネルギー)からは逃れ難い。痛いのは嫌だ怖いのは嫌だ失うのは嫌だ……たとえ自我消失が『自由』だとしても、この炎上は止められない。
 飴細工の目玉(もの)が焦げてしまった、嗚呼、君が舐る分も無くなったのだ。そんなに要らないなら一緒にはなれない。敗者の焼印(ねつ)がわらう。
 ――燃える展開に見向きもされない、だから何かと君が告ぐ。
 交換してくれオマエの未来。

成功 🔵​🔵​🔴​

ヴィリヤ・カヤラ(サポート)
次に繋げる場合にできる限り有利になるように頑張るね!
武器は月輪、宵闇、刻旋を状況で選んで使うようにして、
攻撃を受けたらカウンターで月輪を使ったりしてみるよ。

連携時はタイミングを合わせて、
危ない時にはフォローに入れるように気をつけておくね。



 付け焼刃に読方(ノンブル)を刻み込むならばあとづけで、粘性(のり)を塗り込まれた面は乾くまで待つ他に無い。渇きに々いた咽喉(カップ)が真っ赤に染まる時、その『約束(ワード)』はこびり憑くのだろう――漏斗(かたち)をなくした機械仕掛けは加工されない儘の肉(ジュース)を嘔吐(は)きつける。全く、面倒臭い手順(かいな)を好む化け物(フリークス)だ、誰でも彼でもない『※※さん』に嘆息(い)う――青色(ダーク)に真似たのはきっと『気のせい』で、そう映ったのは猟兵(おまえ)自身の脳味噌(きおく)が性質(さだめ)か。ああ、騒々しい怪異(トワイライト)、決め付けたのは『私(きみ)』だと謂うのか。
 家族(つな)がりを莫迦にしたかのような、少女の『おとうさん』への変質。パックに詰められた液体が――つまりは偽物の肉袋が――目の演技(ふり)をして鬱陶しい。これは殺さねばならない。これは還さねばならない。たとえ如何様な身体(やくめ)を得ても、その冒涜性は止まないのだ……病んだように旋(せん)を描け。
 乱(みだ)らに24の眼球が猟兵(きみたち)の思いを苦看取(くみと)った。黄昏色のベタ塗りに如何か光輝(ひかり)を中ててくれ――糸・意図で固定すれば瞑る事も出来ない――目玉焼きにはケチャップだろう? 不健康な泥具合め。
 私が私であるために――怪異(これ)の存在を赦してはいけない。猟兵が猟兵として存在する為に――過去(オブリビオン)の存在を覚えてはいけない。

 記憶消去の方法は準備出来ているだろうか。
 後処理の術が気に障ってたまらない。

 アドリブどもに抱擁されて『少女』はひっそりと絶えるだろう。とても慈悲深い事に怪物(モンスター)は吼え、少なくとも人の形に想えたのだ。スワンプ・スワンプと不定形(ショゴス)啼いてくれ、白身が腐ったら鼻つまみものだろう。
 ――目隠し鬼ごっこ、楽しかったよ、※※。

 オマエ達の眼窩には何も滓(はま)っていない。

成功 🔵​🔵​🔴​



最終結果:成功

完成日:2021年06月16日


挿絵イラスト