大祓百鬼夜行㉕〜全てを破界する愛
●其は愛故に世界を破界する者
「猟兵達は来るのでしょうか?」
少女は語る。誰もいない塔の頂きで。
「彼らは来るでしょう、愛しい世界を守る為に」
少女は語る。唐傘をくるくる回して。
「私はそんな彼らを愛します。彼らも愛しき世界の一部なのだから」
懐から短刀を少女が取り出した途端、彼女を中心に周囲の状況が一変する。百鬼夜行が集い彼岸花が咲き乱れ塔の頂上を起点にカクリヨファンタズムと同じ光景へと姿を変じていく。
「彼らを愛しきUDCアースと共に破界しましょう。さすれば、彼らも死ぬことなく、老いることなく、変わることなく、壊れることなく永遠に愛することができるのだから」
並の生き物だったら瞬く間に死ぬであろう膨大な虞を纏わせながら少女は待ち続ける。愛しき子供たちがやって来るのを
彼女は大祓骸魂と名付けられし忘れ去られた究極妖怪。
大いなる邪神にしてカクリヨファンタズムの創造神、そして揺るがぬ絶対愛を持つ破界神である。
●カウントダウン
「ようやく我らは大祓骸魂に辿り着いた。」
エハド・ショウヘル(統御の一・f31086)は重々しい口調で猟兵達に告げる。
「彼女はスカイツリーの天辺、ゲイン塔周囲をカクリヨファンタズムの戦場と同様の状態にして彼女は諸君らが来るのを待っている。」
そこまで言って一呼吸置き彼女は続ける。
「最早、言葉はいらない。大祓骸魂を撃破せよ。」
そのまま彼女は説明を続ける。
「大祓骸魂は諸君らの奮戦で大幅に虞を減じているがそれでも圧倒的な力を誇っている。今回の百鬼夜行を統べる者として諸君らに死をもたらしてくるだろう。」
ただ、揺るがぬ愛故に。
「カタストロフも迫っている現状も踏まえて短期で決着をつけるしかない。可能な限り纏めて貴官らを転送する。現地で連携して彼女を撃破してほしい。」
そう言うと彼女は転送ゲートを開き改めて猟兵達を見やる。
「過ぎ去りし時は戻らないように、彼女もすでに終わった存在だ。彼女にとって消滅こそが救済だと心得ておけ。そして、必ず生還せよ。」
その言葉と共に猟兵達を戦場へと送り出していった
紅時雨
いやぁ、大祓骸魂は強敵でしたねぇ。
元ネタを分かってくれるとちょっとうれしい紅時雨と申します。
ようやくラスボスに辿り着きました。
難易度はやや難になりますので相応に厳しく判定させていただきます。
プレイングボーナス……他の猟兵と連携して戦う
となります
念のためですが、大祓骸魂を救うことはできません。
戦場はゲイン塔および周囲となりますがカクリヨファンタズムの戦場と同様の状態になっていますので転落とかの対策は気にしなくて大丈夫です。
連携については誰かと一緒に参加でもソロでも構いませんがどちらにしても他の参加者との連携を意識した内容にしていただけると書きやすいかと思います。
受付開始はオープニング承認後タグで告知いたします。それ以前に来たものは流させていただきます。
相変わらず最低限度のキャパになるかもですが皆様の参加お待ちしております。
第1章 ボス戦
『大祓骸魂』
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POW : 大祓百鬼夜行
【骸魂によってオブリビオン化した妖怪達】が自身の元へ多く集まるほど、自身と[骸魂によってオブリビオン化した妖怪達]の能力が強化される。さらに意思を統一するほど強化。
SPD : 生と死を繋ぐもの
自身が装備する【懐刀「生と死を繋ぐもの」】をレベル×1個複製し、念力で全てばらばらに操作する。
WIZ : 虞神彼岸花
【神智を越えた虞(おそれ)】が命中した対象にダメージを与えるが、外れても地形【を狂気じみた愛を宿すヒガンバナで満たし】、その上に立つ自身の戦闘力を高める。
イラスト:菱伊
👑11
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠山田・二十五郎」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
リステル・クローズエデン
百鬼夜行の相手は僕がします。
皆さんもやるべきことを。
健闘を祈ります。
戦闘
視力、聞き耳で得た情報を高速思考で処理し
第六感もあわせて攻撃を見切り、
軽業、足場習熟、ダッシュや
迷彩、残像を組み合わせ、
受け流し、盾受け、武器受けなどで
かわし、弾きながら間合いをつめます。
オーラ防御で
かわせないものは受けるしかないか。
ユーベルコード発動し
刀で鎧無視攻撃の斬撃を骸魂に打ち込みます。
解放された妖怪には選択を
戻ったのなら、離脱か援護を
巻き込まれが嫌なら逃げて。
攻撃後も即座に離脱しつつ。
百鬼夜行との戦闘を続けて
他の猟兵の援護とする。
エルヴィン・シュミット
遂にここまで来たか…と、感慨に浸りたい所だがそんな時間がないか。
サクッとやって終わらせちまおうぜ。
UC発動!雷光の竜人へと変身して正面から突っ込んでやる!
無論オブリビオン妖怪の妨害は承知の上、むしろ注意を引き付けるつもりで戦う。
【殺気】と【大声】で妖怪達を出来るだけ引きつけて…まあ…なんとか、上手くやってくれ。
俺一人でどうにか出来るとは到底思えないからな。
…割と真剣に誰かがなんとかしてくれないとまずい、気がする。
まあ、いずれにしてもさっさと終わらせてやろうじゃないか!
俺達も向こうも本気な事だけは間違い無いからな!
『さあ、ド派手にやってやろうじゃないか!』
鏑木・桜子
愛…素晴らしい感情ですけど…ひどく恐ろしい感情でもありますね。
愛さえあれば愛した対象に何をしても…それが対象の破滅なのだとしても…それは全て対象を愛してる故なので許される…そういった錯覚に陥ってしまうから恐ろしいのです。
ですから、あなたの破滅的な偏愛を許すわけにはいきません!
刀を鞘に収め精神を統一し戦闘力を高めます。
これにより威力を高めた攻撃を大祓骸魂にぶつけることを狙っているように見せかけつつ実際は高めた戦闘力で速度を強化し百鬼夜行達を翻弄し、味方が攻撃をするための囮になります。
勿論、大祓骸魂に攻撃ができそうならば高めた速度で見切られても回避が間に合わない懐まで接近し、居合抜きを放ちます。
ワルゼロム・ワルゼー
WIZ
他の猟兵と連携して戦う
ふむ…流石に敵の親玉、満身創痍でなお恐るべき妖力と気迫よ
単独で戦り合うは愚策、他の仲間と全力で連携して当たるべき…であるか
他の猟兵に声かけしつつ、まずは虞神彼岸花の回避に集中しようか
回避には【第六感】【残像】【オーラ防御】をフル活用するほか、地形や遮蔽物も利用しよう
チャンスを見つけてユベコを発動
超スピードによる撹乱で仲間の攻撃チャンスを作りつつ、攻撃による傷跡をえぐってダメージ増加を狙っていこう
忘れられし神よ、世界とお主、いずれかが消える運命ならば、せめて我々だけは汝の姿を、素顔を記憶に留めよう
花はいつかは散るもの、今がその時ぞ
夜刀神・鏡介
愛に関する解釈については色々あろうが、もはやその辺りについて意見を交わしているような状況ではない
大祓骸魂は手を止める気はないだろうし、俺達は見過ごすつもりもない。ならば、戦うまでだ
襲いかかってくる懐刀は、鉄刀で受け流して壊しつつ、大祓骸魂に漆の型【柳葉】の構えで切り込んでいく
複数の剣閃の中から、敵の動きを阻害する一撃を織り交ぜて――まずは脚、次いで腕、最後に胴の順番に狙う
とはいえ無理に一度に三回の攻撃を与える必要はない、一撃を与えればそれだけで幾らか敵の動きを阻害できる
そうなれば仲間との連携もあわせて、俺も次の攻撃を与えやすくなる
【柳葉】の三太刀を浴びせたなら一気に攻勢に。渾身の一撃を叩き込む
●神を狩る者達
スカイツリータワー最上部、ゲイン塔。
その周囲をカクリヨファンタズムの平野のように変えて佇むは大祓骸魂。彼女は唐傘をくるくる回しながら、ただ来客を待ち続けていた。
「・・・ようやく来ましたか。お待ちしていましたよ。」
そう言いながら傘を閉じ彼女が振り向いた先にいたのは5人の猟兵。
(ふむ…流石に敵の親玉、満身創痍でなお恐るべき妖力と気迫よ)
ワルゼロム・ワルゼー(枢機卿・f03745)は表面上は泰然としながらも冷や汗を抑えることができない。これまでの猟兵達の奮戦で大祓骸魂の虞は最低限度まで落ちているはずだが、それでもなお目の前の彼女の周囲には膨大な虞が纏わりついている。
「遂にここまで来たか…と、感慨に浸りたい所だがそんな時間がないか。」
エルヴィン・シュミット(竜の聖騎士・f25530)は愛用の剣ALUETTEを抜き放ちながら一歩前へと進み出る。ただ、そこにいるだけで全てを破界する神。彼女を倒さねば二つの世界は崩壊の危機に晒される。それを許容できるはずもなかった。
(愛…素晴らしい感情ですけど…ひどく恐ろしい感情でもありますね。)
鏑木・桜子(キマイラの力持ち・f33029)は目の前に佇む少女に対して恐怖を隠すことができなかった。
「我が愛は不変、我が愛は不壊、我が愛は不滅。世界よ猟兵達よ私の腕に抱かれ眠る時が来ました。」
少女は無限の慈愛を込めて厳かに告げる。そこには敵意や負の感情など微塵も存在しない。そう、わかってしまう。
(愛さえあれば愛した対象に何をしても…それが対象の破滅なのだとしても…それは全て対象を愛してる故なので許される…そういった錯覚に陥ってしまうから恐ろしいのです。)
嘗て両親から恐れられて遠ざけられた身であるからこそ彼女は敢えて言葉にして言い放つ。
「ですから、あなたの破滅的な偏愛を許すわけにはいきません!」
大太刀「桜花絢爛」を桜花拵えの鉄鞘に納めて桜子は滅殺の意志をもって大祓骸魂に対峙する。
「愛に関する解釈については色々あろうが、もはやその辺りについて意見を交わしているような状況ではない!」
夜刀神・鏡介(道を探す者・f28122)も鉄刀【無銘】を構えて彼女の前に立ちはだかる。もとより議論する気など彼にはない。敵の滅びの意志は明確であり、自分達はそれを止めるために此処にいる。
「ならば、戦うだけだ!」
「同じく、滅びるのは真っ平ごめんです。」
リステル・クローズエデン(なんか青いの・f06520)は同意の言葉と共に呪刀・断と呪剣・黒を抜き放ち鏡介の傍らに立つ。会話など無用、後はただ滅するのみ。
「私は愛をもって全てを破界する者。愛しきUDCアースよ、愛しきカクリヨよ、愛しき猟兵達よ済度の日取りでございます。」
彼らの戦意を見て取ったのか大祓骸魂はそれまでの穏やかな表情を一変させ懐から短刀「生と死を繋ぐもの」を取り出し天へと掲げる。
それと共に舞い降りるかぐや姫、化け猫、火ネズミ車、迦陵頻伽ありとあらゆる魑魅魍魎が集いし百鬼夜行、彼女はそれらを従えて厳かに神託を下す。
「世界に息づく数多の儚き命達よ悉く寂滅すべし!抗拒せず、我が愛を受け入れよ。」
その言葉と共に二つの世界の命運を懸けた戦いの火ぶたが切って落とされた!
「百鬼夜行の相手は僕がします。」
最初に飛び出したのはリステル、彼女は眼窩に埋め込まれたスピネルアイをフル稼働させて百鬼夜行の情報を集めながらその中に突っ込んでいく。
「皆さんもやるべきことを!」
彼女の声に応えてエルヴィンも飛び出し
「おう!なら俺は正面から行く!これが…竜の血の力だ!」
コードを解き放ち5m近い雷光を纏った竜人に変身した彼は百鬼夜行の群れに真正面から突入していく。
「呪剣覚醒」
リステルの言葉と共に呪剣・黒が姿を変えていく
「幻影の刃、切れずの太刀」
一見すればそれは役に立たなそうな鈍らの剣
「真に斬るべき存在(モノ)のみを断つ」
だが、それは対象の内に宿るもののみを切り裂く剣
その刃を振るうたびに襲い掛かってくるかぐや姫の、迦陵頻伽の、魑魅魍魎達の骸魂のみを切り裂き妖怪達が正気へと帰っていく。
「さあ、死にたくなければさっさと去りなさい!」
リステルの一喝を受けて正気に戻った彼らは我先に逃げだすが百鬼夜行は後から後から湧きだし留まるところを知らない。
「っ!キリがない!」
当初の予定通りに一撃離脱に徹して妖怪達の群れを引き付けるリステルだが、大祓骸魂に近づく機会を中々見いだせずにいた・・・・
「おらぁ!俺はここにいるぞぉ!かかってきやがれ!!」
そしてそれはエルヴィンも似たようなものであった。自身が敢えて囮となり派手に立ち回ることで味方を間接的に援護しようとしていたが、殺気を剥き出しにして且つ大声を上げながら立ち回っているからか妖怪達が殺到して身を守るのに精一杯な状況になりつつあった。
「…割と真剣に誰かがなんとかしてくれないとまずい、気がする。」
自分達は全力だがそれは敵も同じこと焦燥は少しづつ募っていく・・・
他方、桜子も囮となって奔走していた。明鏡止水の極致に至った彼女の増幅された身体能力は走るだけで一陣の風となり妖怪達を翻弄する。
そうしてできた僅かな間隙を縫うように大祓骸魂に吶喊するのは鏡介であった。
「千剣」
それを見て取った大祓骸魂は手にした短刀を宙に放り投げる。
「愛斬」
その言葉と共に短刀は千を超える数に複製されて複雑な軌道を描き鏡介を串刺しにせんと殺到する!
「ハァッ!」
その軌道を悉く見切り鉄刀で受け叩き落し肉薄した鏡介は鉄刀を構えて
「覚悟しろ。斬り堕とす――漆の型【柳葉】!」
複数の剣閃を描き狙うは彼女の脚!
「なっ!?」
だが、鏡介が見たのは彼岸花に囲まれながら人差し指と中指で鉄刀を挟んで止める大祓骸魂の姿であったーー
それより少し前
「リステル殿とエルヴィン殿はそのまま敵を引き付けられよ!桜子殿は群れに深入りせずに機を見て鏡介殿に続かれよ!」
ワルゼーは味方の猟兵に声を懸けつつ攻撃の機を窺っていた。
「さて、如何様に攻めたほうが良いものか・・・・・」
乱舞する百鬼夜行、舞い飛ぶ剣、もはや一種の嵐と化した大祓骸魂の周辺は容易には近寄りがたい。
「!!?」
不意に感じた悪寒から逃れるように咄嗟に飛び退いたワルゼーのいた場所に黒き何かが落ちる。何とか躱した彼女が見たのは落ちた個所から何もない平野が彼岸花が咲き乱れる大地へと変貌し広がっていく光景であった。
「これは‥‥!?地形が変貌してしまった時のことも考えておくべきだったか?」
最早言っても詮無いことを呟いてワルゼーは行動を開始する。今自由に動けるのは自分だけ、ならば強引にでもチャンスは作り出すべき!
「さあ、行くぞ!死してなお恐ろしきニブルヘイムの竜よ、汝の新しき獲物は我が眼前にあり!」
そう決断した彼女はコードを開放し竜の霊を纏った天使体となって飛翔、超高速で百鬼夜行を撹乱しつつ大祓骸魂のいる場所にまで一足飛びに向かう。
そうして彼女が見たのは鏡介の鉄刀を苦も無くへし折る大祓骸魂の姿。
「やらせぬぞ!」
さらに追い打ちをかけようとする大祓骸魂に超高速で飛来したワルゼーの一撃が炸裂し彼女は大きく体勢を崩した。
「斬り堕とす!」
その隙を鏡介は逃すはずなく大きく身を屈め神刀【無仭】を抜き放ちからの一閃が大祓骸魂の脚を切り落とす!
即座に彼女の周囲に侍っていた招き猫が集結し脚の代わりとなるが明らかに動きが鈍くなっていた。
「桜子殿、今であるぞ!」
上空から見て取ったワルゼーは桜子に声をかけて同時に自身は大祓骸魂に突撃、そして桜子もまた極限まで高めた脚力で妖怪の群れを突破し大祓骸魂にの肉薄する。
「忘れられし神よ、世界とお主、いずれかが消える運命ならば、せめて我々だけは汝の姿を、素顔を記憶に留めよう。
花はいつかは散るもの、今がその時ぞ!」
そう言いながら繰り出す爪の一撃を大祓骸魂は唐傘を広げて防ぎ
「否、我が愛は不変。消え去るのは貴方達です!」
そう言いながらワルゼーを唐傘で叩き落すし、ワルゼーは地面に倒れ伏す。
すかさず彼女に追い打ちしようとする大祓骸魂の唐傘の一撃は鏡介が繰り出す二の太刀によって腕ごと切り落とされる。
「斬り堕とす――漆の型【柳葉】!」
「我が剣と心は一体となりて明鏡止水の境地に至れり。されどその剣閃は一片にて水面を揺らす桜花の如し。これぞ序にして究極の我が奥義!」
大太刀「桜花絢爛」と神刀【無仭】
二つの剣閃が交差しーー
「・・・・あり得ない。」
大祓骸魂の表情に驚愕が浮かぶ
「我が愛は不変、我が愛は不壊、我が愛は不滅ッ!私が滅するなどあり得ぬ、は、ず‥‥」
剣閃に沿って体がずり落ちていく大祓骸魂はそう言いながら灰となって消えていきそれと同時に彼岸花が咲き乱れた大地は元のゲイン塔へと戻っていく。
何事もなかったかのように満天の星空が猟兵達を照らしていたーー
大成功
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