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銀河帝国攻略戦⑩~in the mind

#スペースシップワールド #戦争 #銀河帝国攻略戦

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 帝国の誇る巨大要塞、エンペラーズマインド。
 その入り口を堅く閉ざされた、帝国の防衛の要と言って良い堅牢な要塞。
 解放軍はこの大要塞を突破しない限り銀河皇帝の元まで行くことも適わない、要塞の占拠は急を要する問題であった。
「あれさえ突破すれば帝国軍だってかなり焦るはずだ、そしてこっちは帝国打倒が夢物語じゃない、現実になる」
 あるスペースシップの艦長が苦々しい顔でモニター越しのエンペラーズマインドを睨む、睨んだ所でどうにか成る訳でもないがそれしかできることが無い。
「アレにだってコアはあるはずなんだ、それさえ破壊することができれば、しかし」
 館長が吸っていた煙草を消す。
「俺たちだけじゃ到底無理だな、それこそ一騎当千の強者じゃないと」

「と言うわけで皆さんの出番なのです」
 リリィエル・ロックウェル(クレヨンの勇者・f01438)は壁にエンペラーズマインドの絵を描いて猟兵達に見せる、クレヨンで描いた子供の絵だが特徴はしっかり捉えていた。
「帝国大要塞『エンペラーズマインド』の開口部からコアのある部屋を目指してほしいのです、残念ながら内部への直接のテレポートは妨害されて不可能なのです、名の出入り口の開口部から侵入してほしいのです,」
 リリィエルはクレヨンで開口部のある部分を差し、ここから突入できると説明する。
「だけどどこがつながっているかはわから無いのです、数百ある巨大隔壁を警備の目を掻い潜ってこの巨大隔壁を破壊して欲しいのです、こうやって巨大障壁を壊していけばやがてコアのある部屋にたどり着くはずなのです」
 リリィエルは真面目な顔になって猟兵を見つめ、テレポートの準備に入る。
「エンペラーズマインドは帝国軍にとっても重要な防衛の要なのです、これを占拠できれば解放軍の皆さんも勢いづくはずなのです、けどこの作戦は猟兵の力無しでは無理なのです、なので皆さんが頼りなのです、それでは行ってらっしゃいなのです!」


忍P
 このシナリオは、「戦争シナリオ」です。
 1フラグメントで完結し、「銀河帝国攻略戦」の戦況に影響を及ぼす、特殊なシナリオとなります。

 どうも、忍Pです。
 今回は少人数での侵入、障壁を破壊してエンペラーズコアを目指すシナリオです、少人数と言うことなので6.7人ぐらいの採用になるかな、と思います。
 それでは良いプレイングをお待ちしております。
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第1章 冒険 『⑩エンペラーズマインド突入戦』

POW   :    密かに潜入し、POWのユーベルコードで巨大隔壁を攻撃する

SPD   :    密かに潜入し、SPDのユーベルコードで巨大隔壁を攻撃する

WIZ   :    密かに潜入し、WIZのユーベルコードで巨大隔壁を攻撃する

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

蜂蜜院・紫髪
*アドリブ連携歓迎
心情:ふむ…迷路のような物かの?こういう時の勘は良いのじゃ。(【野生の勘】【第六感】)
奴らは儂の【陽炎の術】に気づけるじゃろうか?まぁ試してみればいいのぅ。
儂一人ではちと火力が足りないかの?もう一人なら連れ歩けるのじゃし声をかけてみるかの。

行動:【陽炎の術】を使い奥へ進みます。道を選ぶ時は【勘】を使ったり。敵が重点的に見回っている方へ進みます。
隔壁の破壊には【フォックスファイア】を使います。破壊後は人形を盾にしつつ撤退まで戦います。


アリス・フェアリィハート
アドリブや他の方との絡みも歓迎です

いよいよエンペラーズマインドに突入可能になりましたみたいですね…

敵兵さん達に見つからないように
エンペラーズコアに…

開口部から密かに潜入
敵兵さんに見つからない様に
なるべく物音を立てずに探索
【技能】の『第六感』を働かせて
警備兵さん達が通りそうな場所や
通路を避けて進行

(どうか…見つかりませんように…)

もし見つかりそうな時は
見つかる前に『残像』で目眩ましし
その隙に物陰等に隠れてやり過ごします

なるべく要塞の奥まで進行していき
『第六感』で
コアルームに近そうな障壁を探し
これと思った障壁を
UCの
『アリスセイバー・ヴォーパルソード』で破壊

破壊後は警備兵さんが集まってくる前に撤退



「巨大障壁か、儂一人ではちと荷が重いのう、あと一人連れていきたいのじゃが」
 エンペラーズマインド開口部前、蜂蜜院・紫髪(怠惰な蜂蜜屋・f00356)は一人で転送されたが一人で障壁を破壊するのは困難と思ったのか、単に面倒だと思ったのか、周りを見渡すと丁度もう一人転送された猟兵が目の前に落ちて来た、紫髪はそれを受け止める。
「あ、ありがとうございます」
 アリス・フェアリィハート(猟兵の国のアリス・f01939)がお姫様抱っこのまま礼を言う。
「礼には及ばん、ちょうど人手が欲しかったでな付いて参れ」
 紫髪はアリスと手をつなぐ。
「狐火よ、我らを隠せ」
 陽炎の術が2人の姿を隠し、紫髪はアリスの手を引いてエンペラーズマインドの中に侵入する。
「我らの姿は見えなくなっておる、儂の手を離すで無いぞ」
「はい、あの、私アリス・フェアリィハートって言います」
「儂は蜂蜜院・紫髪じゃ呼びにくければしはで良いぞ」
 アリスは紫髪の手をぎゅっと握る、紫髪が先行して内部へと進行、時折歩幅の関係でアリスが引っ張られる形になるがその度に紫髪は足を止めてアリスに合わせる。
「ごめんなさい、私が小さいから」
「気にするでない、隠密行動ならばゆっくり進まねばならぬからな、それより静かに、敵が来ておる」
 見回りの兵士を見れば通路の陰に隠れ息を顰める、兵士は立ち止まって辺りを見回し警戒行動を行う。
「サーモグラフに反応、未確認の生物を確認」
 陽炎の術は姿は隠せても体温は隠せない、2人の体温を察知されて気づかれる、この距離まで気づかれなかったのは近距離で無いと感知できなかったからだろう。
「えいっ」
 アリスが紫髪の手を離して子供とは思えない素早い動きで通路に残像を見せる、兵士がその残像に気を取られている内にもう1度紫髪の手を繋いで紫髪は即座に陽炎の術を再発動、別の通路までアリスが手を引いて逃げ込んだ。
「可愛い顔して無茶をするわい、しかし陽炎の術も万能ではない、か」
 急に走ることになって息を整える紫髪、アリスも額に汗を滲ませる、紫髪はアリス汗を拭く。
「けどこれで助かりました、もっと奥へ行きましょう、なんとなくこっちな気がするんです」
「奇遇じゃな、儂もこっちな気がしておった」

 要塞の大分奥、1枚の障壁、ここで2人は立ち止まる。
「ここじゃな、アリス殿は下がっておれ」
 紫髪はフォックスファイアで障壁を焼く、障壁は赤くなるが破壊には至らない、相当分厚い障壁なのは明らかだった。
「紫髪さん、もっと焼いてください」
 アリスはヴォーパルソードを構える、それを見た紫髪は頷き。
「なるほど、温度を上げれば金属は脆くなるか、中々に賢しいではないか」
 紫髪はフォックスファイアを一点に集中、アリスの背丈に合わせて障壁を焼いて行く、そして十分熱したところでアリスのヴォーパルソードが横薙ぎに薙ぎ払われる。
「――是は…不思議の国の不思議な戦い――受けて下さい、ヴォーパルの剣閃……!!」
 ヴォーパルソードが高温で脆くなった障壁を切り裂き、一部が崩れる、障壁はいまだ健在で向こう側も見えないほど分厚いが破壊は決して不可能ではないことは証明された、紫髪はアリスの頭を撫でる。
「よくやったアリス殿、この調子ならいけるじゃろう」
「はい!」
 アリスは頭を撫でられて嬉しそうに微笑んだ。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

ナハト・ダァト
ブラッドガイスト
一ノ叡智・王冠
まずはこれらで攻撃力を上げておくヨ

次はバウンドボディ、武器改造
十分な弾力性と瞬発性を付与ダ

そして八ノ叡智・栄光、2回攻撃
220本の触手を生み出して、一束に纏めよウ

後は簡単
何度も攻撃を受けた部分を情報収集で検索
その中で脆くなっている個所を探し当てル

限界まデ触手を伸ばシ
思いっきりたたきつけるヨ

※アドリブ歓迎


シル・ウィンディア
うーん、せめて地図があればなぁ…。
でも、弱音を吐いている場合じゃないよね
巨大隔壁、思いっきりふっ飛ばしますっ!

侵入時、移動時は【忍び足】を活用して
足音を立てない様に注意して動くよ
見回りの敵さんは、【第六感】で感知して
気配がすれば、物陰に隠れるよ
…なんだか、どきどきしちゃうね、これ

隔壁を見つけたらこっちのもの。
動かない相手なら、一点の集中砲火でぶち破るのみっ!

ということで
【高速詠唱】の【全力魔法】で、エレメンタル・ファランクスを
思いっきり全力で撃つよっ!!
砲撃は、同じところを当てるような感じで
集中砲火みたいに撃ち抜いていきますっ!

一本じゃ弱くても、束ねて撃てば
大型砲撃魔法並の威力を出せるはずっ!


仲佐・衣吹
もうちょっと人手が必要そうかな
少し下がっててね
トリニティ・エンハンスで攻撃力強化
剣を壁に対し真っ直ぐ構え
助走と体重をかけて思いっ切り突くよ!

う~ん、これ、使えるかな?
兵士に気付かれそうなら自分のグリモアを出現させ
通路から外れた暗い所へ壁の破片と一緒にポイッと投げる
物音と不思議な光に
罠か、向こうに何者かが、と思わせて別通路へ誘導するよ

ん? 罰当たり? 多分大丈夫だよ。すぐ消えるし。もう一個出るし
(あっけらかんとしてますが、グリモア猟兵こんなんばかりじゃありません)

強制撤退のタイミングはリリィエルにお任せ
それまでは後続のサポートに徹するよ


宇冠・龍
由(f01211)とは一旦別行動 ※描写が別でも構いません

警備にも巡回ルートや巡回する決まった時間があるはず

【談天雕竜】で、小さな蜂型の霊を百ほど召喚、内部に張りめぐらせ巡回ルートを確認し、その隙間を割り出します
開口部から侵入後、見つからないように進行

そのまま巨大隔壁に到着後、破壊に移行します
大きな音を立てては帰りに警備に気づかれます。無事に帰るまでが作戦ですもの
再度、蜂の霊を百ほど、その武器となる強力な毒針と共に召喚
隔壁を毒によりドロドロに溶かしましょう

例え表面的な溶解だったとしても、この毒は熱を加えることによってより高い効果を発揮します
そう、例えば炎など――


宇冠・由
お母様(f00173)と参加ですが後で合流します ※描写が別でも構いません

私は小さい分潜入揺動にはうってつけなのです

警備がいるなら、そのためのダクトと気流口もあるはず
本体は仮面サイズなので、開口部侵入後、ダクトを伝わり隔壁を目指します
少人数の潜入ですが、少なからず警備の目を引き付けておく必要がありますの
ダクトは色んなところに繋がっていますので、警備の巡回ルートの頭上にも、ダクトは通っているはずですわ

お母様が割り出した巡回ルート
【可愛いは正義】で小さなハムスターを放ち、ダクトを伝って警備の方たちに向かわせ注意を引きます

時間稼ぎをしている間、お母様と隔壁で合流し、私の地獄の炎を浴びせましょう



 シル・ウィンディア(光刃の精霊術士・f03964)は要塞内の通路を忍び足で歩く、曲がり角は警戒し、警備兵がいないか確認。
「よし、誰もいないね、今の内に行こう」
 仲佐・衣吹(多重人格者のマジックナイト・f02831)がその後をついて行く、後方警戒も兼ねている為、後ろをちらちらと気にしながら通路を忍び足でゆっくりと歩いて行く。
「後ろは大丈夫だから早く行こう、と言いたいけど焦りは禁物だね」
 隠密行動だからこそ焦らず、ゆっくりと、2人は通路を進み、時には警備兵から身を隠し、迷路のような要塞内を進んでいく。
「うーん、せめて地図があればなぁ」
 シルは忍び足を続けながらぼやく、内容が内容故に地図の用意は不可能、猟兵の勘に頼らざるを得ない、忍び足と周囲の警戒で少しづつ精神的に疲れが出てきた矢先、衣吹が通路の天井に蜂らしき生き物が止まっているのを発見する。
「生物?いや、こんな所に蜂なんているわけない、宇宙ですよここ」
 衣吹は天井の蜂を警戒する、その矢先に後ろからやってくる気配を感じて注意を引こうと手に持ったグリモアを投げようとするがすぐに動きを止めて。
「驚かせてしまいました?これは失礼しました」
 宇冠・龍(過去に生きる未亡人・f00173)がにこりと微笑む、2人の後ろにぴったりとくっつく。
「あの蜂は私のユーべるコードでして、要塞内の安全なルートの偵察をしてもらっていたんです」
「じゃああなた安全なルートってわかるのかな?」
 シルが龍に聞く、龍はこくりと頷く。
「はい、大体のルートは把握しております、なので私が道案内をさせていただいてもよろしいですか?」
 龍の提案に衣吹も同意を示す。
「ああ、それならお願いしたいですね、所であなただけでしょうか?少人数での作戦とはいえもう少し欲しいのですが」
「いえ、別ルートで私の娘も同行しております、それとあと一人知り合いもいますのでご安心を」
 3人は龍が導き出した比較的安全なルートをたどって障壁へと移動する、そして巨大な障壁の前でその足を止める、その障壁は大きな刀傷が付いていた。
「他の猟兵が来てたけど時間切れで見つかりそうになったから撤退した、のかな?」
 シルは刀傷に触れる、まだほんのりと暖かい、龍は息を顰め2人に言った。
「もうすぐ娘も来ると思いますのでそれまで待機しましょう、由とナハトさん、無事だといいんですけど」

 ナハト・ダァト(聖泥・f01760)と宇冠・由(宙に浮く焔盾・f01211)は要塞の通気用ダクトを通っていた。
「限界まで体ヲ細くしてるんだけどそれでもキツイネ」
 ナハトはそのブラックタールの体を限界まで細く長く伸ばして通気口を這うように進む、由はその先頭を悠々と浮遊して進む、本体であるマスクの部分だけで移動できる分狭い場所は由の得意とする場所だ。
「ナハト様、下に警備兵がいますので少しお静かに」
 ダクト故通常の通路に比べれば進行ルートは限定される、母親の龍から巡回ルートは把握済みでもどうしても重なる部分は出てきてしまう、由は愛くるしいハムスターを召還し通路を走り回らせる。
「なんだ、さっき何か通ったぞ」
「侵入者かもしれないな、様子を見るとしよう」
 警備兵はハムスターに意識を向けて一端その場を離れる、その内に2人はダクトから移動を再開する、ハムスターは通路を曲がるころには消えて。
「気のせいか」
 警備兵はまた元の位置に戻った。
「お見事ダ、急ぐとしよウ」
 2人はダクトを進む、そして長い移動の末に由の動きが止まる。
「到着しましたわ、ナハトさんここ、開けていただけます?」
「承知シタ、離れていてくれたまエ」
 ナハトは五ノ叡智・厳正の触椀でダクトの網を突き破り、2人で飛び降りる。
「お母様、お待たせしましたわ、これが目標の障壁ですわね?」
 5人は障壁の前に立つ、ナハトが八ノ叡智・栄光の220本の触手を束ねて障壁を調べる。
「何か分かった?」
 シルがナハトの後で警備兵が来ないか警戒しながら聞く、ナハトは頷いて。
「あア、あの刀傷ハ一旦高温で焼いてから切っているね、そしテそこから微細なヒビも確認しタ、そのヒビを広げればこの障壁も脆くなるんじゃないかナ」
「つまり壁を脆くしてから壊そう、と言うことですか?この壁かなり分厚そうですからね」
 単純な力押しでは時間がかかり過ぎる、その間に警備兵に見つかればアウト、衣吹が悩んでいると龍が蜂を召還して障壁に張り付かせる。
「ならば手はあります、由もお手伝いよろしくね」
 蜂が障壁の表面と刀傷の穴から侵入しその毒針からの融解液を流し込む、これだけでは表面だけで全体には行き渡らない。
「後は私のお仕事ですわ」
 由が炎に包まれた少女の形態をとると障壁に触れて一気に障壁を炎で焼く、龍の融解液が一気に広がりひびが視認出来るほどに障壁全体に広がった。
「オッケーじゃあ後はわたし達の出番だね」
 シルはエレメンタル・ファランクスを一点集中で狙いを付ける。
「後は全力で叩けば壊れる、一撃で決まればそれで良し、ですね」
 衣吹もトリニティ・エンハンスで自信を強化しルーンソードで突きの体制を取る。
「2人ともお疲れ様ダ、下がっていてくれたまエ」
 ナハトも五ノ叡智・厳正の触椀を限界まで伸ばし、3人同時に障壁に各々の最高の一撃を叩きつける、そして。
「ヒビが大きくなってる、これならいけるかも」
 シルはひびが大きくなっていく障壁を見て手ごたえを感じる、そして障壁はガラガラと音を立てて崩れた。
「作戦成功だね、後は脱出、帰るまでが任務ですから」
 すでに警報が鳴り、警備兵がすぐにでもやってくるだろう。
「でハ脱出しよう、ちょっと大人しくしていてくれたまエ、5人でダクトを移動するのは面倒だからネ」
 ナハトが七ノ叡智・永遠でシル達4人を収容し、ダクトへと飛び移る、そして来たルートを戻って開口部まで戻れば無事にグリモア猟兵によるテレポートで回収される。
 警備兵は崩れた障壁に頭を抱えて影も形も消えた侵入者を必死に捜索することになった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年02月07日


挿絵イラスト