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大祓百鬼夜行⑮〜幸福の王子、尽きぬ愛

#カクリヨファンタズム #大祓百鬼夜行

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●王子の覚悟
「ツバメさん、黄金を持っていっておくれ。」
 西洋親分しあわせな王子様は従者である燕に語り掛ける。
「剥がれた黄金の分だけ、僕と合体した骸魂が目を覚ますけれど……。大祓骸魂に続く「雲の道」は、僕の黄金がなくては作れないんだ。」
 その為に彼は東洋親分の求めに応じたのだ。蘇った究極妖怪から愛する二つの故郷を守るために。
 そして為すべきことは一つ。
「僕は、猟兵達と殺し合わねばならない。僕達「親分」が全力で戦い、そして倒されれば、大祓骸魂が放つ圧倒的な虞も幾らか和らぐ。」
 それこそが大祓骸魂に続く雲の道を作る為の「必須条件」。大いなる邪神と化した究極妖怪を倒すために必要な儀式。
「だからツバメさん、黄金を持っていっておくれ。もし僕が死んだなら、雲の道を繋ぐ役目は君にお願いしたいんだ。」
 だから彼は従者の燕に託す、猟兵達が世界を救うための道を繋げるという幸福をもたらすために。

●その愛、尽きぬ水瓶の如く
「ようやく親分の一人に辿り着いた。」
  エハド・ショウヘル(統御の一・f31086)は重い口調で告げる。猟兵達の進撃は順調といえるものの迅速とはいい難く予断を許さぬ状況といえるからだ。
「彼、西洋親分しあわせな王子様はUDCアースのとある廃駅で貴官らを待っている。全力の殺し合いをするためにな。」
 その言葉に猟兵達は俄かにざわめくがエハドは彼らのざわめきが収まるのを待ってから言葉を紡いだ。
「それこそが大祓骸魂の纏う虞を克服するために必要な儀式だからだ。故に貴官らは彼に全力で立ち向かわねばならない。半端な覚悟、戦術では返り討ちにあって死ぬぞ?」
 今でこそ猟兵達に骸魂の調停を一任しているもののそれ以前は調停の役目を担っていた親分の一人である。覚悟だけでなく戦術も駆使して全力で戦う事こそが親分たちに対する最大の敬意だろう。
「今回貴官らが戦う王子様は身に宿した骸魂の制御を完全に行っていて意識もしっかりとしている。西洋親分として豪華絢爛な黄金技で戦いを挑んでくるだろう。」
 その輝きは浴びた者に理性を壊すほどの幸福を与え
 その輝きは敵対者の不幸を感じる心を奪って不幸をもたらし
 或いは黄金の花びらとなって猟兵達に襲い掛かるだろう
「そしてもう一つ、貴官らに告げねばならないが西洋親分が解き放つ虞の影響か貴官らは各々の真の姿で戦うことになる。」
 通常であればUCの使用や追い詰められなければ使えない真の姿、裏を返せばそうまでしてようやく互角に戦えるという事だ。

 一通り説明を終えた彼女は転送ゲートを開き猟兵達へ向きなおる。
「親分たちの覚悟、無駄にするわけにはいかない。彼らに報いるためにも全力で戦い、そして必ず生還せよ!」
 そう言って彼女は猟兵達を転送していく、ただ一人待つ幸福な王子様の元にーー


紅時雨
 こんにちは。或いは初めまして。
 紅時雨と申します。
 ようやく親分の一人の元に辿り着きました。
 皆さんには西洋親分(理性在り)と戦っていただきます。

 プレイングボーナス……真の姿を晒して戦う(🔴は不要)。

 今回は虞の影響により真の姿となって戦うことができます。
 イラストの有無は判定には影響しませんが、描写には影響するかもしれません(真の姿に関して記載があれば参考にはなるかもしれません)
また、真の姿で戦う場合は申し訳ありませんがプレイングに記載お願いいたします。
記載ない場合は真の姿で戦わないと判断します(プレイングボーナスなしとします)

 西洋親分は先制攻撃こそしませんが親分だけあって強敵です。皆さんの持てる戦術を駆使して全力で戦ってください。
●補足情報
 カクリヨファンタズムのオブリビオンは「骸魂が妖怪を飲み込んで変身したもの」です。飲み込まれた妖怪は、オブリビオンを倒せば救出できます。
 本シナリオにおける親分の生死は皆さんのプレイング次第となります。

 OP承認後から受付開始となります。いつもと同様最小限度となるでしょうが皆様の参加をお待ちしております。
 それでは皆様食いなき戦いを
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第1章 ボス戦 『西洋親分『しあわせな王子さま』黄金形態』

POW   :    あたたかな光
【黄金の光】が命中した部位に【「理性を破壊する程の幸福」】を流し込み、部位を爆破、もしくはレベル秒間操作する(抵抗は可能)。
SPD   :    しあわせな光
【黄金の輝き】を解放し、戦場の敵全員の【「不幸を感じる心」】を奪って不幸を与え、自身に「奪った総量に応じた幸運」を付与する。
WIZ   :    黄金をささげる
自身の装備武器を無数の【黄金】の花びらに変え、自身からレベルm半径内の指定した全ての対象を攻撃する。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

夕闇霧・空音
幸福の王子様とは言うけど、
愛してくれるものを悲しませるようではね。
【アドリブOK】
真の姿を発動させて戦うわ。
(真の姿になると口調と性格が荒くなり、一人称が「俺」になる)
…わりぃけど、この姿になった俺はもう手加減はできねぇ。
後腐れなくぶっ壊してやるよ!!

【戦闘】
真の姿になった以上は頭に考えるのは敵を仕留めるだけ。
光の力を発するつもりならよ、
絶対零度の力で完全凍結させてから砕いてやる。
黄金は氷漬けにされたらどうなるか…
後は捨て身の攻撃を仕掛けて倒してやる。




「成程、君が僕の最初の相手というわけか。」
 そう言って彼、しあわせな王子様は金が削げ落ちた剣を構えて目の前の藍色の少女と対峙する。
「幸福の王子様とは言うけど、愛してくれるものを悲しませるようではね。」
 少女、夕闇霧・空音(凶風・f00424)は不機嫌さを隠すことなく王子様を睨みつけて言い放つ。不機嫌なのは彼の姿勢に溺愛する妹を守ることを行動原理としている自身の姿を重ねているからであろうか?
「そういわれると聊か苦しい。だが、僕達は残った者達の幸福を考えこの決断を下した。君は君自身の幸せの為に全力で僕に挑んできてほしい。」
 空音の言葉に苦笑しながらも王子は己が封じている虞を解き放ち彼女に戦いを促す。
「・・・・いいわ。望み通り全力で相手してあげる!」
 そういった空音の姿は虞に当てられたからか彼女の周囲に冷気が充ち始めていきその姿を大きく変じていく、ユーベルチタニウム製サイボーグアーム、サイボーグレッグが獣のごとき鋭い爪を生やし、元からズタボロだった制服は更にずたずたとなり布切れ同然になる。
「…わりぃけど、この姿になった俺はもう手加減はできねぇ。後腐れなくぶっ壊してやるよ!!」
 変じた獣ごとき姿にふさわしい荒々しい言動で王子に襲い掛かって行った!

 文字通り獣と化した空音は王子に向かって疾駆する。彼女の脳裏に浮かぶのは敵の殲滅この一点のみ。
「八寒地獄の封印開放!黄金は氷漬けにされたらどうなるか…その身で味わえ!フリーズゼロ、発射ァ!」
 両腕を砲身へと変え体内の生体コアオブリビオン・コールドハートが生み出す膨大な極寒エネルギーを送り込み、極寒の冷凍光線を王子に向かって撃ち出す!
「!!」
 それに対して王子は敢えて左半身を乗り出して光線を受け止めて被害を最小限に抑えようとするが・・・
「フフッ、凍らせて動きを封じるとはなかなかな力技だね。けどっ!」
王子はかろうじて動く右半身を強引に動かし右手に構える剣から黄金の光を放つ!
「なっ!?」
 反撃されるとは思っていなかった空音は咄嗟に左腕で頭を庇い、黄金の光が命中した瞬間、空音は幻視する。『天音』、彼女が何に変えても守ると誓ったたった一人の妹。その妹と何者にも脅かされることなく過ごす何気ない日常という彼女にとっての至高の幸福。それに左腕は耐えきれずに膨大な幸福で文字通り膨張し爆ぜ割れた!
「凍らせて動きを封じるか・・・なかなか面白い手段だけど凍るのには時間を要する。攻撃は最大の防御とは言うけどもう少し防御手段を用意したほうがよかったんじゃないかな?」
 もっともこれ以上は僕も動けないけどね とそう言って王子は言葉を締める。
「っ!まだ俺はやれるさ!」
 元より捨て身の覚悟を決めていた空音は未だ脳裏に残る幻影を振り払い残る右腕から超硬度の氷の爪アブソリュートゼロを展開、吶喊して放つ渾身の一撃は王子の凍結した左腕を砕いて見せたーー

成功 🔵​🔵​🔴​

斑染近・紬姫
WIZ

西洋親分の黄金、あーしも運ぶわ!

真の姿:冬の王女に変身。

敵が黄金の花びらを出してきたら、装備の[鳳凰羽扇]をバタバタして、凍てつく冷気をたっぷり乗せた暴風で花びらを溢れ出る虞ごと浄化して吹き飛ばしてやるわ。
(一振りで十分だって?私が基本大振り多めが好きよ?)

氷柱も吹雪も、たっぷりよ。寒さに慣れてるかもしれなけどしっかり凍ってくださいまし。

UCの小さな壺に黄金を入れていきます。

全部はいらないわ、必要最低限だけ。グリモアベースに運んで必要が来たら道の材料に使うわね。

望みとは少し違うかもしれないけど、西洋親分の命は欲しくないのよ。
カンバって見届けなさい。

戦闘後にグリモアベースへ黄金を運搬搬送。


アリス・フォーサイス
東方親分が西洋親分はやさしいって言ってたけど、なるほど、しあわせな王子様か。自分の身を削って他人を幸福にすることで自分も幸せな気持ちになるって、素敵なお話だね。
なら、なおのこと、骸魂を倒して救出しないとね。

完全な真の姿に変身して、全力をだすよ。
【完全な真の姿】リスのような姿でネコの性質を持ちます。この姿の時は言葉を喋りません。

これはある小動物のお話。黄金の花びらの中、けっして飛ばされることなく、花びらに傷つけられてもけっして歩みを止めない。ただハッピーエンドのために骸魂に食らいつく。


六道銭・千里
雲の道、そんで骸魂合体おおきにな。西洋親分さん
UDCもこの世界も俺達が救ったる無論アンタもな
その為にここで全力でぶっ倒させてもらうわ


花びらを千里眼で『見切り』捉え、機動を『読心術』にて読む
硬貨の護符の『乱れ撃ち』で相殺を【武器落とし】
撃ち落とせへんかった分は木の笏へと変わった銭貫文棒で一閃、二閃【なぎ払い】&『結界術』で小さな結界で『盾受け』

一気に決めさせてもらおうか、UCの発動
アンタは少々自己犠牲が過ぎるな、その罪、ここで祓って自己の幸せを追い求めてみることや…なんてな


※真の姿
紫色の軍服に罪と書かれた軍帽に外套
軍刀の様に木の笏を腰に刺した姿




「雲の道、そんで骸魂合体おおきにな。西洋親分さん。」
 六道銭・千里(あの世への水先案内人・f05038)が最初に述べたのは感謝であった。
 彼ら親分たちの献身があってこそ自分達猟兵は大祓骸魂の存在を知ることができたのだから
「UDCもこの世界も俺達が救ったる無論アンタもな。その為にここで全力でぶっ倒させてもらうわ!」
 だからこそ彼は力強く宣言し己の真の姿を開放…紫色の軍服に外套を纏い戦場に立つ。それこそが彼が妖怪たちにできるせめてもの恩返しであるが故に。

(東方親分が西洋親分はやさしいって言ってたけど、なるほど、しあわせな王子様か。自分の身を削って他人を幸福にすることで自分も幸せな気持ちになるって、素敵なお話だね。)
 アリス・フォーサイス(好奇心豊かな情報妖精・f01022)は感激した。お話が大好きな彼女にとって幸福の王子の童話は見逃すことなんてできない話だ。しかも主人公である幸福の王子当人が今再び身を犠牲にして諸人を幸福にしようとしているのだ。
(なら、なおのこと、骸魂を倒して救出しないとね。)
 だが、彼女にとってバッドエンドは願い下げである。王子にふさわしいエンディングはハッピーエンド、それ以外は認めないとばかりに彼女は自らの真の姿…リスと思しき小動物の姿に変じる。

 最後にふらりと舞い降りるのは儚くも可憐なる妖精は斑染近・紬姫(女帝の分身・f29077)。真の姿である冬の王女と化した彼女は愛用の鳳凰羽扇を構えて高らかに謳う。
「西洋親分の黄金、あーしも運ぶわ!」
 未だに分からない幸福を知りたいがために彼女は王子の前に立ちはだかる。
「いいだろう、死力を尽くして挑むといい。猟兵達よ!」
 各々の猟兵達の覚悟を汲み取った王子は残った右腕に剣を手にして立ち上がり、なおも纏う膨大な虞を解き放ちながら戦いが始まったのだ。

「さあ、黄金よ。敵を美しく埋葬したまえ!」
 王子様の言葉と共に体中の黄金が剥がれ落ち無数の花びらとなって猟兵達に襲い掛かる。その花びらの嵐の真っただ中をリスとなったアリスは駆ける!

 これはある小動物のお話。
 これは彼女の妄想だ。

 黄金の花びらの中、けっして飛ばされることなく、花びらに傷つけられてもけっして歩みを止めない。
 廃駅そのものを自身が妄想したお話の舞台に変えていく、その中をひたすら走り抜けるアリスに容赦なく黄金の花びらは襲い掛かりその体を容赦なく切り刻んでいく・・・・

「だが、現実は時として非情な刃を向ける。尊き理想や夢を無情にも飲み込んでゆく。諦めて・・・・」
「あきらめるか、ボケぇっ!」
 アリスに狙いを定めた王子と彼女の間に割って入った千里は一喝と共に花びらを猛然と迎撃する。
 千里の読心術は王子の思考を読み、閻魔から授かったといわれる千里眼は花びらの軌道を見切り、懐から取り出した冥銭で花びらを片端から撃ち落とし、それを潜り抜けていく花びらを木の笏へと変わった銭貫文棒を振るい叩き落し、御縁玉の結界で封じ込めていくが
(あかん、手が追いつかん!)
 それでもなお圧倒的な数をもって千里とアリスに迫りくる黄金の花びらを凍てつく暴風が諸共に吹き飛ばしていき、暴風に宿った浄化の力で花びらに宿った虞は清められていく。
「やっぱり、纏めて吹き飛ばすに限るわ。」
 そう言ってにっこりとほほ笑むのは鳳凰羽扇を振るう紬姫だ。彼女は豪快に羽扇を振るい暴風を巻き起こし残った花びらを吹き飛ばしていくがーー
「ちょい待ち!俺らの事も考えてくれ!」
 コロコロとアリスが転がっていく中吹き飛ばされないように身を屈めていた千里が紬姫に抗議の声を上げるが
「一振りで十分だっていうつもり?私は基本大振り多めが好きよ?」
 彼女は文字通りどこ吹く風とばかりに聞き流す。
「それに、氷柱も吹雪も、たっぷりよ。寒さに慣れてるかもしれなけどしっかり凍ってくださいまし。」
 そういわれて千里が王子に目をやれば彼はその体のほとんどが凍り付いて身動きを取ることができなくなっていた。
「なら、一気に決めさせてもらおうか!」
 この好機を逃したら次はない。そう判断した千里は決着をつけるべくありったけの冥銭と御縁玉を放つ!
「アンタは少々自己犠牲が過ぎるな、その罪、ここで祓って自己の幸せを追い求めてみることや…なんてな!」
 コードで制御されたそれらは幾何学的な軌道を描き四方八方から王子に襲い掛かり虞を削ぎ落していく。

 飛ばされようとも、花びらに傷つけられてもけっして歩みを止めない。ただハッピーエンドのために骸魂に食らいつく。
「Woooooooooooooooooooooooooooo!!」
 花びらに切り刻まれようと、味方の暴風に飛ばされようと決してあきらめずに突き進んだアリスのダメ押しの一撃が王子に残った僅かな骸魂を喰らい消滅させたのだ。

「全部はいらないわ、必要最低限だけ。グリモアベースに運んで必要が来たら道の材料に使うわね。」
 王子様にそう言いながら紬姫はツボにせっせと王子から剝離した黄金を収めていく。
「・・・何故、僕を助けたんだい?」
 王子は彼らに語り掛ける。何故?と
「さっきも言ったけど、たまには自己の幸せを追い求めてみてもいいんじゃないやろか?自己犠牲は正直好かんし」
紬姫が黄金を集めているのを眺めながら千里はそういう。自分達に任せろと。
「それに物語はハッピーエンドがいいに決まっているよ!後味悪い結末はぼくはごめんだしね。」
 人型に戻ったアリスがその跡を継ぐ
「望みとは少し違うかもしれないけど、あたし達は西洋親分の命は欲しくないのよ。
カンバって見届けなさい。」
 あたし達が世界を救う瞬間を
 そう言い残して彼らはグリモアベースへと帰還していく。王子様が生き延び自身の幸福を掴むことを願ってーーー

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2021年05月14日


挿絵イラスト