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オペレーション・ストライカー

#UDCアース

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#UDCアース


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「そろそろバレンタインですね。その準備でお忙しいところ集まって頂き、感謝します。それでは早速、今回の依頼を説明します」
 集まった猟兵たちにそう言った松平・富嶽(忠烈義士・f02974)は地図を広げて、依頼内容の説明を始める。今回はいつも通りの仮面をつけた姿のようだ。
「今回の舞台はUDCアース世界の日本の兵庫県神戸市です。そこに邪神教団の拠点が存在することが分かりました。そこで皆さんには、人類防衛組織『UDC(アンダーグラウンド・ディフェンス・コープ)』の戦闘部隊の1つであるチーム・ストライカーと共に拠点を奇襲。拠点の中心となるオブリビオンたちを討伐し、拠点を制圧して欲しいのです」
 愛用の鉄扇で場所を指しながら、彼は説明を続ける。
「作戦についての説明ですが、拠点の守りは堅いようです。ですが、幸いなことに外で警備しているのはオブビリオンではない雇われた人間の警備兵です。オブビリオンたちは拠点内にいるようなので、チーム・ストライカーが警備兵たちの気を引いている間に、皆さんは拠点内に突入してください。皆さんが拠点内で戦っている間に、チーム・ストライカーは拠点の外部を制圧して皆さんの退路を確保します。皆さんは拠点内にはびこるオブビリオンたちの討伐に集中してください」
 そう言って彼は、猟兵たちに敵の資料を見せる。
「オブビリオンの情報に関してですが、ボス格が『邪神エージェント』、その手下が『歩兵』たちのようです。手下である『歩兵』たちを片付けた後に、ボス格の『邪神エージェント』との決戦になるでしょう。奇襲によって敵は多少は混乱しているかもしれませんが、油断大敵です。十分注意してください」
 そう言って、彼は敵の説明を終える。
「これで今回の依頼内容の説明は終わりです。依頼を達成した後は、皆さんで神戸の街でショッピングをしませんか? 実は私に兄上がいまして。その兄上の奥方から神戸のとあるスイーツを買ってきて欲しいと頼まれましてね…。全く…こちらは仕事で行くというのに、お土産を買ってきて欲しいとは…義姉上には困ったものです」
 苦笑いしながらそう言い、最後に彼は猟兵たちを見回す。
「皆さん、怪我しないように気を付けてください。さっさと敵を片付けて、楽しいショッピングでもしましょう」


メガネペンギン
 皆さん、どうも。初めての方は初めまして。メガネペンギンです。
 今回はUDCアース世界でのオブビリオン討伐による拠点制圧を目指すシナリオです。
 バレンタインですか…作者は今年も家族チョコで終わることでしょう。なお、富嶽はどうなるかは分からないそうです。
 今回の大まかな流れは、『歩兵』との集団戦→『邪神エージェント』とのボス戦→神戸の街でショッピング となります。
 チーム・ストライカーについてですが、部隊の規模は小隊程度。30人程度のメンバーで構成されています。小隊長は本郷大尉。副隊長は浅野中尉。今回の作戦ではこの2人が主に話します。人間の一般兵とは戦えますが、オブビリオンとは戦えません。
 第3章では富嶽は頼まれた物と他に良さそうなお土産を探すみたいです。何かあったら、声を掛けてやってください。声を掛ける時は、プレイングに富嶽の名前を明記してください。ちなみにチーム・ストライカーの皆さんは現場の後処理で、ショッピングには参加できない模様。残念だ…。
 3章のプレイングは最初の方のプレイングが来てから2~3日間の間にまとめて書いていく予定です。
 皆さんが楽しめるように精一杯頑張りますので、どうぞよろしくお願いします。
 皆さんのプレイング、お待ちしておりますよ!
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第1章 集団戦 『歩兵』

POW   :    武器使用
【装備している武器】で対象を攻撃する。攻撃力、命中率、攻撃回数のどれを重視するか選べる。
SPD   :    制圧射撃
【合図をして】から【機関銃による連続射撃】を放ち、【弾幕】により対象の動きを一時的に封じる。
WIZ   :    援軍要請
自身が戦闘で瀕死になると【追加の兵士】が召喚される。それは高い戦闘力を持ち、自身と同じ攻撃手段で戦う。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


「こちら、チーム・ストライカーの本郷。浅野、応答せよ」
「こちら、浅野。感度良好。メンバーの配置も完了です。いつでも行けます」
 ここは兵庫県神戸市にあるオブビリオンの拠点付近。拠点へと奇襲を仕掛けようとするチーム・ストライカーと猟兵たちが、物陰から様子を伺っていた。ちなみにチーム・ストライカーは二手に分かれており、正門を攻撃して敵を引き付ける役を担うのがAチーム。裏門から猟兵たちを侵入させるのがBチームだ。Aチームの指揮官は小隊長の本郷大尉、Bチームの指揮官は副隊長の浅野中尉だ。
「よし、これより『オペレーション・ストライカー』を実行する。まずAチームが敵を引き付ける。その間にBチームが裏門を制圧し、猟兵たちを侵入させろ。Aチーム、攻撃開始!」
本郷の号令により、正門へ対戦車ロケットが撃ち込まれる。付近にいた警備兵はロケットを見た瞬間、すぐに門から離れる。爆発音が響き渡り、正門が粉々に破壊される。
「て、敵襲ー!!」
敵襲を知らせるブザーが鳴り響き、正門付近に警備兵が続々と集まってくる。
「いいぞ、敵さんが集まってきた。皆、応戦しろ。弾はゴム弾だから、敵は死ぬことはない。気絶させて無力化しろ」
「ラジャー!」
本郷の命令でAチームのメンバーはアサルトライフルでの射撃を開始する。ついに戦いの火蓋が切られたのだ。

 一方、浅野中尉率いるBチームは、猟兵たちを率いて裏門へと着実に近づいていた。
「待て。見張りが2人いる」
先頭を進んでいた浅野が残った見張りの警備兵を見つけ、ついてきていた隊員や猟兵たちを止めて、物陰へと潜ませる。
「猟兵の皆さんはここで待機してください。我々が無力化してきます」
猟兵たちにそう言った彼は隊員の1人にとある指示を出し、共にサプレッサー付きの拳銃を構える。そして2人同時に銃を撃ち、弾が命中した見張りはその場に倒れ込み、寝息をたてる。どうやら2人が撃ったのは麻酔銃のようであった。
「おやすみ」
そう言った浅野は隊員と共に寝ている見張りを起こさないように縄で縛り上げる。その後裏門を開き、拠点内へと侵入するためのドアを開ける。
「さぁ、猟兵の皆さん。外は我々にお任せを。中は任せました。ご武運を」
彼は敬礼して猟兵たちにそう言い、猟兵たちは答えるように頷く。そして猟兵たちは、拠点内へと無事侵入を果たすのであった。
鍋島・小百合子
SPD重視:敵の攪乱・奇襲援護

天にも届かんとする楼閣と煌びやかで活気づいた街並み…
この世界もやはり驚かされるものばかりじゃのう

「鉄砲で武装した者共を驚かせるのならばこちらのやり方じゃな♪」
敵に気取られぬよう忍び足と目立たない併用にて移動
身を隠せそうな場所を見つけて隠れたら(木々等があればジャンプで木の上に上る)歩兵の位置を視認
自分から遠い位置にいる歩兵をスナイパーと目潰し使用で狙撃
歩兵が集まった所にてユーベルコード「心火焔硝矢」発動
範囲攻撃込みで火矢を射る
仲間の突入を確認したら援護射撃にてその手助けを行い、歩兵を大方片づけたら自分も突入
「この世界の軍はこの程度か。だらしない!」


田抜・ユウナ
「いい腕ね。さあ、私たちも負けてられないわ」
パキパキと指を鳴らして、【レプリカクラフト】
作成する仕掛け罠は地雷。
建物が崩れたりしても嫌だから、爆発じゃなくて電気で攻撃するタイプに。踏めば高圧電流が流れるわよ。

《目立たない》ように拠点内の物陰を移動し、《視力》と《第六感》で敵が踏みそうなポイントを《見切り》地雷を仕掛けていく。
間違えて仲間が踏まない様に気をつけないといけないわね。

*アドリブ・他者との絡みはご自由にどうぞ



「いい腕ね。さあ、私たちも負けてられないわ」
 チーム・ストライカーの活躍により、拠点内へと侵入できた猟兵たち。その1人である田抜・ユウナ(狸っていうな・f05049)は『レプリカクラフト』を発動。目立たないように物陰に隠れながら、第六感で敵が踏みそうなところに地雷を仕掛けていく。ちなみに地雷は踏めば高圧電流が流れる仕様になっている。
「ふむ、地雷か。じゃが、仕掛けるだけでは敵は本当に引っ掛かるじゃろうか?」
そう言ったのは共に侵入した鍋島・小百合子(舞姫の女丈夫・f04799)だ。彼女はユウナが地雷を仕掛ける様子を近くで眺めていたのだ。
「ん? 何か手があるの?」
「うむ。まぁ、見とれ」
ユウナをその場に待機させた小百合子は愛用の鹿島弓を手に取り、目立たないように忍び足かつ地雷を踏まぬように物陰に隠れる。そこから歩兵たちの様子を伺う。歩兵は拠点内に誰か侵入していないか見回りをしているようだったが、猟兵たちには気づいていないようだった。
「鉄砲で武装した者共を驚かせるのならば、こちらのやり方じゃな♪」
彼女は鹿島弓に矢を番え、自分から遠い位置にいる歩兵を目を狙って矢を放つ。
「ぐわぁ?!」
片目を射抜かれた歩兵は射抜かれた目を手で押さえながらその場で苦しむ。
「敵か!?」
攻撃に気づいた歩兵たちは負傷した仲間の近くに集まり始める。
「うむ、狙い通りじゃ」
小百合子はさらに矢を放ち、もう1人の歩兵の目を射抜く。しかし、これで歩兵たちに場所がばれてしまう。
「いたぞ、あそこだ!」
彼女を見つけた歩兵たちは持っていたアサルトライフルで攻撃を始める。
「おっと、早々に逃げねば」
小百合子はダッシュしながら後退していく。当然、歩兵たちは彼女を追いかける。
「逃がすか、追え!」
射抜かれた仲間の仇を取らんと追う歩兵たち。だが、歩兵たちは知らなかった。あるものが地面に仕掛けられていることを。
「ぎゃあぁぁぁー!?」
追っていた1人の歩兵に突然高圧電流が流れ、後に続いていた歩兵たちも次々と電流の餌食になっていく。そう。歩兵たちが踏んだのは、ユウナが仕掛けた地雷だったのだ。
「この世界の軍はこの程度か。だらしない!」
小百合子はダメ押しに『心火焔硝矢』を発動し、勇気の発現にて生みだした火矢を鹿島弓に番えて痺れて身動きが取れない歩兵たちを次々と射抜いていく。
「お見事」
小百合子の手際の良さにユウナが褒める。
「それほどでもない。さぁ、先へ進むのじゃ」
そう返答した小百合子はユウナや他の猟兵たちと共に先を急ぐ。拠点内の制圧戦はまだ始まったばかりだ。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

ロバート・ブレイズ
「人間が邪悪に染まるのは『欲在る』話だが」
闇堕ち発動
弾幕を張られる前に乱す事が勝敗の鍵だ
強烈な殺気を鉄塊剣に籠めて薙ぎ払い、無差別な破壊を試みる
この際周囲の猟兵を逃がす為、合図を行う
鎧(装甲)を砕く咆哮のような範囲攻撃だ
固まった連中は回避するのが難しいだろう
「始まりから終わりまで冒涜に塗れ、自らの所業を悔やむが好い」
後、情報収集を行う
歩兵を観察して『隙』を探す
一人一人を確実に潰さねばならない
『逃げ遅れそうな』兵士に接近して殴り掛かろう
恐怖を与えて混乱させるのだ

苦戦する場合は逃げ足を活かし他猟兵が攻撃し易い場所は誘導
難しい場合はさっさと撤退



「急げ、奴らはもう侵入しているぞ! これ以上先に進ませるな!」
 猟兵たちが先に進むうちに歩兵たちの抵抗が激しくなっていき、『制圧射撃』による機関銃による連続射撃で弾幕を張られ、彼らは足止めを食らっていた。
「…このままでは埒が明かないな。ここは私が打って出よう」
そう言ったのはロバート・ブレイズ(シャドウ・f00135)。彼は鉄塊剣を手に持ち、他の猟兵たちに前に出ないように伝えた後、敵の前に姿を現す。
「人間が邪悪に染まるのは『欲在る』話だが」
彼は『闇堕ち』を発動し、殺気を放つ。鎧(装甲)を砕く咆哮のような殺気が、次々と歩兵たちを倒していく。
「ひ、ひぃぃぃ…!?」
殺気によって恐怖を感じた歩兵もおり、尻餅をついたりしていた。その歩兵をロバートは見逃さず、鉄塊剣で殴り倒す。
「始まりから終わりまで冒涜に塗れ、自らの所業を悔やむが好い」
彼がそう言った瞬間だった。1人の歩兵がアサルトライフルでロバートを撃つ。
「こ、このぉ! 俺たちを舐めるなよ!!」
「ぐっ…!?」
思いがけない攻撃でロバートは負傷するが、すぐに反撃で撃ってきた歩兵を倒す。
「…油断したか。だが、この程度で止まる私ではない」
負傷部分を止血した後、彼は他の猟兵たち共に先を急ぐ。戦いはまだ始まったばかりだ。

苦戦 🔵​🔴​🔴​

紅葉・智華
※アドリブ・連携歓迎

猟兵になってから純粋な歩兵を相手にする事になるとは。つい最近までただの傭兵だったのに、懐かしんでる場合ではないかな。(もしかして、本郷大尉、浅野中尉とも初見ではない?)

伏兵や不意打ちについては【UC:虚構の神脳】(第六感4,見切り2)で予測、回避あるいは【UC:矛反転する見えぬ壁】で防御(盾受け2)からの高圧電流での反撃、電流の先を【追跡3】する事で敵の位置を把握。
攻撃手段は右手の04-MVと左手のSirius(鎧無視攻撃9)で【UC:支配者の弾丸】【UC:連鎖する支配者の弾丸】。私の射撃は屋内程度の距離なら必中でありますよ?

「紅眼の射手なんて呼ばれたりもしたでありますね」



「(猟兵になってから純粋な歩兵を相手にする事になるとは。つい最近までただの傭兵だったのに…。そういえば本郷大尉、浅野中尉とは会ったことがあるかも…)」
 前に進みながら心の中でそう考えるのは、紅葉・智華(紅眼の射手/妹捜索中・f07893)。彼女はひょんな事から改造手術を受けて、ただのPCオタクから傭兵になったという経緯があるのだ。人類防衛組織『UDC(アンダーグラウンド・ディフェンス・コープ)』と共闘したことがあってもおかしくはないだろう。
「…っと、敵でありますな」
前方に歩兵を発見した彼女は物陰に隠れる。物陰から敵の位置を再確認し、右手の04-MVと左手のSiriusを構える。
「これで仕留めるであります」
そう言った彼女は『紅眼の射手』を発動。予備動作皆無の『支配者の弾丸』を連射する。『支配者の弾丸』は彼女が使えるユーベルコードの1つであり、必中の弾丸。弾丸は見事に歩兵に命中し、そのまま血を流して倒れる。
「紅眼の射手なんて呼ばれたりもしたでありますね」
そう誇らしげに語った彼女は先へと進むのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

小笠原・凛々子
連携・アドリブ歓迎
「わーい邪神だ邪神だサンプル確保ダー!」

世の為人の為ついでに自分の為に戦うぞ!
ストライカーのおじさん達にお礼を言ったら突入
敵の銃撃には【第六感】と白衣型クランケヴァッフェのヤツメ凛々子スペシャルで半自動防御しつつUCのヤバイ色のアンプル発射銃で応戦
バイブスアゲアゲでいくよー!オジサン達にJCからお薬のプレゼントだよー!泣いて色々垂れ流してねー!
副作用で相手は死ぬほど笑い出すか泣くか痒くなる
みんなージャンジャン倒しちゃってー!

負傷者には特製アゲアゲ剤で【医療】
ただし上記より緩やかな愉快な副作用有

倒した歩兵は可能なら細胞サンプルを小型ケースに採取する
キャーサンプルキター!


上野・修介
【POW】敵の殲滅
「まるでアクション映画だな」

他の猟兵が罠を仕掛けたり、攪乱をしているようなので、それに便乗。
敵陣が混乱している隙を突いてそのど真ん中目掛けて突貫。
自身もその罠にかからないように注意する。

自分は素手格闘で、相手は銃火器持ち。
元より得物の不利は承知の上。
気合で負けたらそれこそアウトだ。
決死の覚悟で飛び込み、捨て身で相手をぶっ潰す。

足を止めれば間合いと数の差でやられるので、狙いを付けられないように常に動き回る。
もしくは相手の懐に飛び込んで肉薄し、盾にすることで同士討ちを誘う。

UCは動き回ってる間は命中重視、肉薄している間は攻撃力重視で。



 度々遭遇する歩兵たちを蹴散らし、拠点内をどんどん進んでいく猟兵たち。彼らはいよいよ拠点の最深部へと近づいていた。
「まるでアクション映画だな」
他の猟兵たちのこれまでの戦闘を見て、上野・修介(元フリーター、今は猟兵・f13887)がそう呟く。一方、その隣には…
「わーい、邪神だ邪神だサンプル確保ダー!」
「………」
彼が若干呆れるほどテンションが高い小笠原・凛々子(邪神解析者・f11082)がいた。彼女はオブリビオンの性質や仕組みを解析する研究員であり、その貴重なサンプルが採取できると喜んでいるのだ。
「はぁ…サンプル採取はいいですけど、本来の目的を忘れないで下さいよ」
「分かってるって、修介ちゃん。あ、早速敵を発見!」
彼女の視線の先には複数の歩兵たちがおり、その歩兵たちの先には扉がある。どうやらあの扉の先が最深部のようだ。
「じゃあ、アタシの特製アンプルで動きを止めるね。バイブスアゲアゲでいくよー!」
そう言った彼女は『アゲアゲドラッグオンパレード』を発動し、アンプル発射銃で発光するヤバイ色のアンプルを次々と歩兵へと放っていく。
「な、何だこれ…ぎゃはははははは!!」
「か、か、痒いぃぃぃー!?」
アンプルが命中した歩兵たちはアンプルの効能により急に笑い出したり、体中を掻きむしる。最早戦闘できる状態ではなかった。
「オジサン達にJCからお薬のプレゼントだよー! 修介ちゃん、今のうちにジャンジャン倒しちゃってー!」
「分かってますよ…っと!」
彼女の攻撃で動けなくなっている歩兵たちに対して、修介は接近して『基本の素手喧嘩術』を発動し、歩兵たちを殴り倒していく。
「――シッ!」
「ぐぼぁっ?!」
威力がある右ストレートが歩兵の顔に炸裂し、殴られた歩兵は壁へとふっ飛び、叩きつけられる。他の歩兵たちも同様に殴られていき、数分後には全滅したのだった。
「…キャー、サンプルキター!」
歩兵の全滅後、倒された歩兵から細胞サンプルを小型ケースに採取した凛々子は喜ぶ。
「ほら、凛々子さん。先へ進みますよ。恐らくこの先にボスがいるでしょうから、もっといいサンプルが取れると思いますよ」
「おお、確かにそうだね! それじゃ、レッツゴー♪」
「…やれやれ」
猟兵たちはその場を後にし、扉を開く。いよいよ最深部だ。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​




第2章 ボス戦 『邪神エージェント』

POW   :    ハイペリア重殺術・獅子噛
【無拍子の踏み込みによる崩し技 】が命中した対象に対し、高威力高命中の【重力加重付加の柔術の当身や投げ、関節技】を放つ。初撃を外すと次も当たらない。
SPD   :    銃声はただ一つ
レベル分の1秒で【6発の超高濃度UDC因子の刻印弾 】を発射できる。
WIZ   :    冥鏡死水(ダーククリアマインド)
【死に絶えた水面に冥月の影を映すように 】対象の攻撃を予想し、回避する。
👑11
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は才堂・紅葉です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 猟兵たちが扉を開くと、そこには1人のスーツ姿の男性がいた。彼は猟兵たちに気づき、華麗にお辞儀する。
「ようこそ、猟兵の皆さん。私がここの拠点のボスであるエージェントです」
彼は余裕のある表情でそう言う。猟兵たちは感じていた。こいつはさっきまでの歩兵たちとは違うと。
「いやはや、私の拠点が奇襲されるとは。奇襲を立案したグリモア猟兵はお見事としか言いようがありませんな~。ですが…」
奇襲されたというのに、慌てる様子を見せないエージェント。彼の様子に猟兵たちは不気味さを感じていた。
「私たちが何も対策していないと思っていたのは、誤算でしたな」
エージェントが指をパチンっと鳴らすと、上の方で大きな音が鳴り響く。何事かと猟兵たちは思わず上の方を見てしまう。
「…気になりますか? 外の彼らのことが」
そう言ったエージェントが再び指をパチンっと鳴らすと、2つの画面が猟兵たちの前に映し出される。そこには現代の軍隊が使うような主力戦車が2両、チーム・ストライカーを攻撃する様子が映っていた。先ほどの音は戦車が主砲を撃った音だった。
「まさか裏ルートで手に入れた人間たちの兵器がここで役に立つとは思いませんでしたな。オブビリオンではないですが、UDCの雑兵たちを駆逐するには十分過ぎるでしょう。…さて、私を倒すのはよろしいですが、そうすると彼らは全滅してしまいますよ? 助けに行った方がよろしいのでは?」
エージェントの言葉に猟兵たちは迷う。チーム・ストライカーを犠牲にして、ボスであるエージェントを討つか。それともボスを討つのを諦めてチーム・ストライカーの救援に向かうか。迷っていたその時、猟兵たちに通信が入る。
「こちら、チーム・ストライカーの本郷! 猟兵たち、何を迷っている!! お前たちの役目はそいつを討つことだ! 外のことは俺たちに任せろ!!」
それは戦車と激闘を繰り広げている本郷大尉からの通信だった。
「俺たちがお前たちを信じるように、お前たちも俺たちを信じろ! いいな、絶対勝てよ!!」
そうして通信が切れる。本郷大尉の言葉を聞いた猟兵たちには、もう迷いはなかった。猟兵たちは武器を構え、エージェントと向き合う。
「ふふふ…アハハ! 何と笑えることでしょう! 外の彼らが本当に勝つとあなたたちは信じているのですか?」
エージェントは大笑いしながらそう言う。
「…いいでしょう。それがあなたたちの選択というのなら、私がお相手して差し上げましょう。1人残らず…地獄へ送ってあげましょう!」
武器を構えて殺気を纏いながら彼はそう言い放つ。ボスとの決戦の火蓋が今、切られたのだった。
ロバート・ブレイズ
「クカカカカッ――地獄だと。随分と愉快な言の葉を扱う輩だ。貴様等は本当の地獄を知って在るのか。骸の海など過去の産物が沈むだけの安寧に過ぎぬ。其処から這い出た時点で冗長なのだ。私自身も含めて」
闇堕ち発動
自身に『膨張する心臓模様』『流動する七色の拳』『即効性の毒塊』を付与し、身体能力他強化。身を蝕む状態だが対象の冒涜には必要不可欠
拳で鎧を砕き、心臓模様で恐怖を与え、毒の塊で動きを鈍らせよう
可能ならば相手の弱点を『情報収集』で探る
「勝敗よりも重要なのは何方が『冒涜』されるか、嘲笑される事を愉悦と見做せるのか。私……俺も貴様も誰かに否定される為、現れた愚物だと知るが好い。晴れやかな自殺のように」



「クカカカカッ――地獄だと。随分と愉快な言葉を扱う輩だ」
 エージェントの言葉に笑いながら、前に歩み出る猟兵が1人。ロバートである。
「貴様等は本当の地獄を知って在るのか。骸の海など過去の産物が沈むだけの安寧に過ぎぬ。其処から這い出た時点で冗長なのだ。私自身も含めて」
そう言った彼は『闇堕ち』を発動。自身に『膨張する心臓模様』、『流動する七色の拳』、『即効性の毒塊』を付与し、身体能力などを強化する。
「では、行くぞ」
彼はエージェントに接近し、拳を放とうとする。
「そう簡単に攻撃を許しませんよ」
エージェントは彼の攻撃を読んで『銃声はただ一つ』で銃弾を高速で6発放つ。
「ぬぅ…」
攻撃は命中し、ロバートの動きは鈍る。しかし、彼は止まらない。
「…もらった!」
彼は拳をエージェントに命中させ、服を破らせただけでなく心臓模様で恐怖を与え、毒の塊で動きを鈍らせる。
「…ふっ、なかなかに面白い技ですね」
エージェントは冷や汗を拭いながらそう言う。
「勝敗よりも重要なのは何方が『冒涜』されるか、嘲笑される事を愉悦と見做せるのか。私……俺も貴様も誰かに否定される為、現れた愚物だと知るが好い。晴れやかな自殺のように」
その様子を見たロバートが構えを解かずにそう言う。戦いはまだ始まったばかりだ。

成功 🔵​🔵​🔴​

紅葉・智華
アドリブ・連携歓迎

彼らを侮った事を、後悔させてやるでありますよ。まあ、それより先に倒させて頂くでありますが。

出し惜しみはしない。初手でペイント手榴弾を【投擲3】して【目潰し3】。
その上で常に【UC:虚構の神脳】で警戒(見切り3,第六感4)して回避できるようにし、【UC:カバリングアームズ】を肉壁にしたり、【UC:矛反転する見えぬ壁】で防御(盾受け2)・反撃する。
右手の04MVで【UC:支配者の弾丸】、左手のSirius[K's](鎧無視攻撃9)で【UC:連鎖する支配者の弾丸】。とにかく手数(2回攻撃4,援護攻撃3)で相手の自由を奪う。

「私の眼には我々の勝利しか見えないでありますが、何か?」


鍋島・小百合子
SPD重視:敵将討伐

外では友軍が抑えてくれておる
彼等の奮戦を無駄にせぬためにもわらわ達がここで大将を討たねばな…!

「その程度の姦計で余裕を見せるとは笑止千万!武士の意地を…なめてくれるなよ!」
薙刀を手に近接戦
薙刀の届く範囲で敵との距離をとりつつ、なぎ払いと鎧砕きを併用しての攻撃
隙を見せたら頭部を狙ってのなぎ払い・目潰しも狙ってみる
獅子噛へと繋げる崩し技は残像を用いての回避、銃技は薙刀の武器受けで防御もしくは回避にてそれぞれ対応
此方の体力が減り瀕死になったらユーベルコード「亡霊召喚法」発動
召喚した亡霊女武者と共に薙刀の武技で畳みかける
「かの戦友よ。今こそ渾力を見せんがために力を貸してたもれ!」


上野・修介
【POW】
こすい手だ。だがアンタを速攻で倒せば問題ない。

武器は素手喧嘩「グラップル」
同士討ちを避け、味方の攻撃の間断を縫うようヒット&ウェイ。

半端な間合いに居つかず、突っ込む時はガードを固めつつ「ダッシュ」で懐まで間合いを詰め、首相撲に持ち込み圧をかけつつ肘と膝で確実に削る。
後退時は全体の動きが分かる位置へ。

・敵UC対策
今の己では無拍子には対応できない。
故に誘う。
離脱の一瞬だけガードを甘くし、そこを打たせる。
予め「覚悟」を決め、自ら投げられれば受け身はとれる。
発動終了の隙を突いて組み付き自UC発動、フロントスプープレックス(布石)からマウントに持ち込み顔面に拳をぶち込み(本命打)仕留めに行く。



「彼らを侮った事を、後悔させてやるであります。さぁ、出し惜しみはしないでありますよ!」
 エージェントに見事な手傷を負わせたロバートに続いて、智華が仕掛ける。彼女はエージェントに対して、ペイント手榴弾を投げる。
「ふっ、そんなこけおどしは通用しませんよ」
エージェントはそう言って『冥鏡死水(ダーククリアマインド)』を発動。手榴弾をいとも簡単に避ける。
「なら、これはどうでありますか?」
智華は続いて『紅眼の射手』を発動。右手の04MV、左手のSirius[K's]で予備動作皆無の【支配者の弾丸】を連射で撃ち込む。
「これは…?!」
エージェントは『銃声はただ一つ』で応戦するが、弾はどれも弾くことは出来ず、エージェントに命中する。【支配者の弾丸】は必中の弾丸。避けるのは困難だ。
「ぐっ…驚きましたね。かのような弾を撃つものがいるとは…」
攻撃を食らったエージェントは地面に膝を付き、動きを止める。その隙を猟兵たちは見逃さなかった。
「その程度の姦計で余裕を見せるとは笑止千万! 武士の意地を…なめてくれるなよ!」
「こすい手だが、アンタを速攻で倒せば問題ない。一気にケリをつけさせてもらう!」
そう言ってエージェントに接近したのは2人の猟兵。小百合子と修介だ。2人は外で奮戦するチーム・ストライカーを一刻も早く助けたいがため、短期決戦を狙う。修介は素手で殴ろうと、小百合子は薙刀で斬りつけようとする。
「ふっ、甘いですね!」
エージェントはすぐさま『冥鏡死水(ダーククリアマインド)』を発動し、攻撃を避ける。
「これはお返しです」
エージェントは『ハイペリア重殺術・獅子噛』を発動し、無拍子の踏み込みによる崩し技を修介に仕掛ける。
「くっ…!」
反応できなかった修介は技を食らい、エージェントはそのまま重力加重付加の柔術の投げ技を彼に食らわせようとする。その時だった。
「そう簡単に…できるなと思うなよ!」
何と修介は投げられる寸前で組み付き、フロントスプープレックスを仕掛ける。
「なっ…?!」
この反撃を予想をしていなかったエージェントはまともに食らい、マウントに持ち込まれる。
「これで終いだッ」
マウントポジションをとった修介はそのままエージェントの顔面に拳をぶち込む。彼のユーベルコードである『ーー仕留める』が鮮やかに決まる。
「おまけにこいつも食らうが良い!」
マウントポジションから避けた修介の後に、小百合子が薙刀による一撃を与える。
「ぐおぉぉぉ…!!」
立て続けの攻撃に流石のエージェントも苦痛の悲鳴を上げる。
「私の眼には我々の勝利しか見えないでありますが、何か?」
苦しむエージェントの様子を見て、智華がそう言い放つ。
「くぅぅ…調子に乗りおって…」
今まで余裕の表情を浮かべていたエージェントの顔は今や怒りの表情。流れは猟兵たちに傾いていた。
「(しかし…外部のUDCの雑兵どもは今頃死にかけているだろう。自分たちの選択が過ちであったことを、私を倒した後に知るが良いわ!)」
エージェントはそう心の中で呟くのであった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​


 一方、外部ではチーム・ストライカーと敵戦車と警備兵の激戦が繰り広げられていた。
「対戦車ロケット、レディ!」
チームAが担当する正門では、本郷の命令で隊員の1人が戦車に向けて対戦車ロケットを構えていた。
「撃てぇ!」
ロケットが発射され、戦車まで真っ直ぐ飛翔し、車体と砲塔の間付近に命中して爆発を起こす。
「目標に命中! 戦車からの反撃はなし。撃破です!」
「よし、よくやった!」
本郷はロケットを命中させた隊員を褒める。
「隊長、見てください。警備兵たちが武器を捨てて、投降してきています」
戦車を撃破されたのを機に、正門を守っていた警備兵は次々と投降し始める。どうやら戦車が彼らの頼みの綱のようだった。
「投降してきた奴は撃つな。手を縄で縛って、その場に座らせておけ。最低限の人数を残して、俺たちは裏門へと向かう!」
「了解!」
こうして正門を制圧したチームAは最低限の人数を残し、裏門の救援へ向かう。
「(浅野…もう少しだけ持ち堪えくれよ!)」
裏門で指揮を執る部下を心配しながら、本郷は裏門へと向かうのであった。
レイチェル・ケイトリン
役割分担は大切。

でも、作戦はじめたときにいなかったわたしは分担してないよね。
というか今からほかの猟兵さんたちにおいつけっていわれてもこまるもの。

チーム・ストライカーの人たちといっしょにたたかうよ。

わたしの得意な念動力技能で刹那の想いをつかうの。
吹き飛ばし技能をつかって戦車の攻撃をふっとばすよ。
かばう技能もあるからチーム・ストライカーの人たちへの攻撃もふっとばすよ。
そしてフェイント技能もつかって戦車を撃破していくね。

一秒間を26分割した中でうごくわたしの心。

オブビリオン相手じゃないからって関係ないよ。
敵ならやっつける、みんなで勝ちたい。

それがいまのわたしの心。わたしの力は心の力だから。


田抜・ユウナ
*アドリブ歓迎

「猟兵としてオブリビオンを討つのが最優先、ただそれだけの話よ」
口ではそういうが短期決戦狙い

【レプリカクラフト】鉄棒を作り、蜻蛉の構えを取る。
「チィ……――」
わずかな溜めの後、《残像》残して疾走
「チェストオオォォォォッッ!!」
真正面から袈裟懸けの打ち込み。
粗製の鉄棒はすぐ折れるだろうけど、《早業》で次なる武器を作成。
「チェラララ、チェリャア!! チェストオォォッッ!!!」
鉄棒、短棍、トンファー等々
敵の体勢とか互いの間合いとかを瞬時に《見切り》、《第六感》や《戦闘知識》を駆使して最適な武具を次々に作り、全てに《捨て身の一撃》を乗せる。
【ゲッシュ】を立てているので刃物は絶対に作らない。


小笠原・凛々子
連携・アドリブ歓迎

「真打トージョーって奴ですか?ならエンリョなしでいくね!」
ボスが出てきてくれたんなら手間が省けていいよね!
外は気になるけどこっちが優先!
サンプル目指してゴーゴー!

味方の立ち回りに連携してUCを撃って行くよ!
自分のお薬で敵に素敵な副作用をプレゼント!
アンプルの効果で死ぬほど笑うか泣くか痒くなるよ!
動きを封じたら猟兵に攻撃してもらう
「おじさん強そうだしこれあげる!」
「いいっしょ?凛々子特製アゲアゲドラッグのお・あ・じ・は?」

味方が傷ついたら装備のアゲアゲドラックで【医療】して直してあげる
でも副作用は出るのでそこは許してね?
倒したらサンプルを採取する
ワーイ活きの良いサンプルだー♪


紅葉・智華
※アドリブ・連携歓迎

「言ったでありますよ。私には我々の勝利しか見えていない、と」
エージェントを倒す、戦闘部隊を掩護する。両方やってこその猟兵というものでありますよ。
敵との戦闘中、意識の一部を【UC:カバリングアームズ】によるチーム・ストライカーの援護に割き、チーム・ストライカーの援護を行います。
蟲のような、蜘蛛のような四足歩行兵器の主砲で【援護射撃4】を実施。カバリングアームズは連射に優れた砲塔型(2回攻撃6)。一撃は軽く、脆い物ですが――数というのは偉大な暴力でありますよ。



「くっ…これはまずいですね…」
 こちらは裏門を担当しているチームB。浅野たちにはチームAのように戦車に対抗できる火器がなかったため、苦戦を強いられ、死者はいないものの、負傷者が多数で残ったのは浅野を含めて3人であった。彼らは今、物陰に隠れていた。
「敵は戦車1両に警備兵たちが十数人…とても勝てる気はしないですね」
物陰から敵の様子を伺いながら、浅野がそう言う。その時、彼に気づいたのか、戦車が主砲を彼がいる方へ向く。
「(まずい…!)」
そう考えた彼は隊員たちに物陰から急いで離れるように命令し、彼も駆け出す。そして主砲の発射音が後ろから響く。
「(ここまでか…)」
諦めかけたその時だった。発射された砲弾が突如吹き飛ばされて、戦車の近くに着弾する。
「い、一体何が…?!」
突然のことに困惑する浅野たち。そこに1人の猟兵が現れる。
「だいじょうぶ? 助けに来たよ」
その人物はレイチェル・ケイトリン(心の力・f09500)。彼女は『刹那の想い』により、念動力で砲弾を吹き飛ばしたのであった。
「君は…猟兵、なのか? 何故ここに?」
浅野は彼女にそう質問する。手筈通りなら猟兵たちは皆、拠点内に侵入しているからだ。
「…えっと、私…後から来たから。先に入った皆に追いつくのは、無理そうだったから…ここで、チーム・ストライカーの皆さんを助けようと…」
そう答えた彼女はさらに念動力を使い、戦車を浮かせて逆さまにし、地面に強く叩き付ける。砲身はへし曲がり、最早兵器として使い物にならない状態になった。
「…そうか。おかげで助かった。ありがとう」
浅野は彼女に礼を言う。すると、今度は異空間から小型の戦闘用四足歩行兵器が100体以上も現れて、残った警備兵を攻撃し始める。
「あれは…味方、なのか? 君が召喚したのか?」
再び突然の出来事に困惑する彼はレイチェルに質問する。
「…違う。あれは、多分、他の猟兵が召喚したものかと」
「そうか…なら、この機会を逃すわけにはいかないな。よし、押し返すぞ!」
「了解!」
隊員たちにそう指示し、浅野たちは反撃を開始する。外部の戦闘は終盤を迎えようとしていた。

「…さて、私はもうこの有り様。恐らく長くは持たないでしょう。ですが、1人でも多く道連れに致しましょう」
 一方、こちらは拠点内。猟兵たちとの激闘により、あちこち傷だらけのエージェント。しかし、彼はまだ戦う姿勢を崩さなかった。
「あら、まだやるって言うの? ならエンリョなしでいくね! おじさん強そうだし、これあげる!」
そう言った凛々子は『アゲアゲドラッグオンパレード』を発動。アンプル発射銃から発光するヤバイ色のアンプルを発射し、エージェントに命中させる。
「な、何ですか、これは…きゅ、急に体が痒く…!!」
「いいっしょ? 凛々子特製アゲアゲドラッグのお・あ・じ・は?」
エージェントはアンプルの作用により、体を掻きむしり始める。そこで大きな隙ができる。
「じゃあ、ユウナちゃん。止めをよろしく~♪」
「了解、任せて。猟兵としてオブリビオンを討つのが最優先、ただそれだけの話よ」
バトンタッチを受けたユウナは『レプリカクラフト』で鉄棒を作り出し、蜻蛉の構えを取る。
「チィ……――」
わずかな溜めの後、彼女は残像を発生させながら走り出す。
「チェストオオォォォォッッ!!」
かつて薩摩藩で主流の剣術だった示現流の如く、大声を上げながら真正面から袈裟懸けで打ち込む。
「ぐはぁっ?!」
まともに一撃を食らったエージェントはよろめく。
「まだまだぁ!」
ユウナは脆くなった鉄棒を捨てて、間髪入れず早業で次なる武器を作成し、再び打ち込む。
「チェラララ、チェリャア!! チェストオォォッッ!!!」
鉄棒、短棍、トンファー等々を作成しながら、彼女はエージェントが立ち上がれなくなるまで打ち込み続ける。ちなみに何故彼女は刃物を作成しないのかと言うと、『無刃の誓い』で刃物を作らないことにより、身体能力が増大させているからだ。
「あ…あぁ…」
ボコボコに殴られたエージェントはついに両膝を突き、そのまま地面へと倒れ伏す。
「…ま、まさか、私がこのように殴られて最後を迎えるとは…」
そう言いながら倒れた状態で猟兵たちの方へ、エージェントは顔を向ける。
「…だが、外部の方はもうそろそろ決着がついているはず。最後くらい、あなたたちに絶望を味合わせてやりましょう」
エージェントは指をパチンっと鳴らし、猟兵たちの前に2つの画面を表示する。だが、表示された映像は彼が望んだ光景ではなかった。
「なっ…?!」
そこには戦車が2両とも破壊され、チーム・ストライカーとレイチェル、四足歩行兵器たちに見張られながら投降している警備兵たちの姿だった。
「言ったでありますよ。私には我々の勝利しか見えていない、と」
映像を見て驚いているエージェントに対して、智華がそう言う。実は四足歩行兵器は彼女のユーベルコードの『戦場覆う四足歩行兵器CA-X-001』によって召喚されたものだ。
「…ふふふ。どうやら…私の完敗のよう…ですね。お見事でした、猟兵…た…ち…」
最後にそう言って、エージェントは事切れる。
「さ~て、サンプルサンプル♪」
凛々子はそう言ってウキウキしながら、死んだエージェントから細胞サンプルを採取する。
「よし、ボスも倒したし、私もサンプルを採取できたから満足だわ!」
満面の笑みで彼女がそう言う。そして、猟兵たちに通信が入る。
「こちらチーム・ストライカーの本郷。そっちはどうだ?」
「ええ、こっちは終わったわ」
本郷からの通信にユウナが答える。
「そうか。こちらも外部の制圧を完了した。こちらの被害は負傷者が多数だが、死者はいない。オペレーション・ストライカー、成功だ。状況終了、オーバー!」
本郷の作戦成功の宣言が出され、戦いは終結。拠点での激戦は猟兵たちの勝利で終わったのだった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​




第3章 日常 『生活の為に。』

POW   :    重い買い物ができる

SPD   :    たくさん買える

WIZ   :    安く買える

👑5
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 オブビリオンの拠点を無事に制圧した猟兵一行。チーム・ストライカーの面々は現場の後処理があるということで、ここでお別れだ。
「じゃあ、猟兵の皆は神戸の街でショッピングを楽しんでくれ。なぁに、俺たちのことは気にするな。後処理を終えたら、仲間と一杯やる予定なんでな」
本郷は笑いながらそう言う。
「では、皆さん。お元気で」
浅野の言葉で、チーム・ストライカーの面々は敬礼し、猟兵たちを見送るのであった。

 そして神戸の街に着いた猟兵一行。お土産店やオシャレな洋服店、神戸牛を取り扱っている精肉店など様々なお店がある。そのお店の中で、富嶽はお土産店でとある商品を見ていた。
「う~む、これが『神戸ショコラ』ですか。義姉上が言っていたお土産ですね。しかし、ここには色んな物があるみたいですね。他にも買っていこうか迷ってしまいますね…」
大きな物を買うのも良し。いっぱい買うのも良し。店員さんに値段交渉して安く買うのも良し。さぁ、楽しいお買い物タイムの始まりだ!
鍋島・小百合子
SPD重視:買い物と昼飯(アドリブ絡み歓迎)

天にも届く楼閣の世界の街々も活気があって実に気分よいのう
買い物と言うても何をすれば…なんじゃこの店

商店が立ち並ぶ神戸の通りの中にある「こんびに」と書かれた看板の店を目にし、中に入ってみると様々な品物が棚に並んでいるのを見て目を光らせると同時にお腹の音が鳴る
「そういえば腹ごしらえがまだじゃったわ。このにぎりと箱に入った飯…美味いのかえ?おお…おでんも売っておるのか!品数豊富じゃな!」
言いつつこれから自分の昼飯となる神戸牛焼肉弁当とおにぎり(つなまよ、鮭、昆布)とおでん(大根、卵、蒟蒻、揚げ豆腐)を欲張り購入
外の長椅子にて己の食欲を貪る

いただきますじゃ…



「天にも届く楼閣の世界の街々も活気があって実に気分よいのう」
 そう言いながら、神戸の街を歩くのは小百合子。彼女はサムライエンパイアの出身で、彼女にとってこの世界は物珍しいものであった。
「買い物と言うても何をすれば…なんじゃこの店」
彼女はある看板を見て、足を止める。コンビニの看板であった。
「…中に入ってみるかのう」
気になった彼女は店内に入り、回ってみる。すると、彼女はとある棚に目を光らせる。弁当やおにぎりなどが陳列しているコーナーであった。それを見つけたと同時に彼女のお腹の音が鳴る。
「そういえば腹ごしらえがまだじゃったわ。このにぎりと箱に入った飯…美味いのかえ?」
そう言って彼女は神戸牛焼肉弁当とおにぎり3つを手に取り、レジへと持っていこうとするが、レジ前におでんが売られているのを見つける。
「おお…おでんも売っておるのか! 品数豊富じゃな!」
彼女はついでにおでんも買い、コンビニを出て外にあるベンチへと腰掛けて、ご飯を食べる準備をする。
「つい欲張り過ぎてしまったのう…。しかし、頑張ったご褒美と思えば良いな。では、いただきますじゃ…」
彼女は礼儀正しく手を合わせてそう言い、食事を始めたのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

紅葉・智華
【方針:POW】

※アドリブ・連携歓迎

さて、街で楽しめと言われても実は、買うものが思いつかない。
そうだ、「俺たちは気にするな」とか言ってたチーム・ストライカーの面々に差し入れでもしようそうしよう。であります。
まあ、安直にそろそろバレンタインでありますし、人数分のチョコでもドサリと宅配かあるいは手で運ぶか。はたまた【UC:[DDNC]】に運ばせるか。……まあ、余裕があれば、愛車のRX-9で街道を流して後処理中の皆さんに手渡しでしょうね。

まあ、後は自分用に何か色々と買うのもアリかな。こういう買い物の時にこそ、この電脳世界の倉庫が役に立つってものだよね。

「いくぞショッピングモール。在庫の貯蔵は十分か」



「う~ん。街で楽しめと言われて街に来たものの…買うものが思いつかないでありますな」
 そう言って、腕を組みながら悩んでいるのは智華だ。彼女はしばらく考えて、1つの案を思いつく。
「そうだ。チーム・ストライカーの面々に差し入れでもしよう。うん、そうしよう」
彼女は共に戦ったチーム・ストライカーの面々を思い出し、チョコを差し入れることを決める。時期的にはバレンタイン。チョコを差し入れるのにちょうどいいだろう。
「で、問題はどうやって届けるかでありますな。宅配で届けるか、自分で届けに行くか…」
「おや、誰かに差し入れをするのですか?」
たまたま通りがかった富嶽が、気になって声を掛ける。
「あ、富嶽さん。チーム・ストライカーの面々にチョコをどうやって届けようかと考えていまして…」
「ああ、彼らにですか。でしたら、私が彼らに届けますよ。買い物の後、私は彼らに用事があるので」
「そうでありますか。では、届けるのは富嶽さんにお願いして、早速買ってくるであります!」
彼女はそう言って、チョコを買いに走り出す。
「いくぞショッピングモール。在庫の貯蔵は十分か」
…彼女の財布の貯蔵は十分なのだろうか。それは誰も知る由もなかった。

成功 🔵​🔵​🔴​

上野・修介
※絡みは無しでお願いします。

先ずは祖母へのお土産購入から。
ネットで候補を検討し、日持ちと予算を考えて、神戸元町にあるという某老舗和菓子店のきんつばを購入する。
正直、あまり懐具合がよろしくないので買い物はそのぐらいで。

あと神戸大橋を一望できる公園でベンチに座り、今回の戦闘の反省点、問題点などを洗い出す。
「兵士相手はまあ、他の猟兵さんたちの共闘で特に問題なかったかなぁ」
「エージェント相手ん時、マウントまで持ち込めたところまではまあ良かったが、マウントまで持ち込んで仕留める気でいながら、仕留めきれなかったのは少々落ち込む」
「あと無拍子。あれにも対応できるようにならないと」
などとぼーっと大橋を眺める。



「う~んと、お土産か…。おばあちゃんに何か買ってやるか。何か良さそうなものはないかな?」
 そう言って、ネットを使って候補を探すのは修介。彼はお土産一覧を見て、自分の懐具合と相談しつつ探す。
「…お? これならいいかな」
彼が目を止めたのは、神戸元町にあるという某老舗和菓子店。そこはきんつばが有名で日持ちもいいし、値段もお手頃だ。彼は早速そこへ向かい、きんつばを購入後、神戸大橋が一望できる公園へ向かい、そこのベンチに座る。
「兵士相手はまあ、他の猟兵さんたちの共闘で特に問題なかったかなぁ」
そして彼は今回の戦闘の反省を始める。
「エージェント相手ん時、マウントまで持ち込めたところまではまあ良かったが…マウントまで持ち込んで仕留める気でいながら、仕留めきれなかったのは少々落ち込むな…。後は無拍子。あれにも対応できるようにならないと」
そう言いながら、彼はぼーっと大橋を眺める。橋には多くの車が行き交っていた。
「…よし、反省は終わり。次の戦闘に備えて、鍛えておかないとな!」
気持ちを切り替えた彼はベンチから勢い良く立ち上がり、走り始めるのであった。

「お疲れ様です。本郷大尉」
「おや、富嶽さんじゃないか。意外と早かったな」
 ここは戦闘があった敵拠点。敵の警備員はすでに他のUDC組織のメンバーに連行されてこの場におらず、いるのはチーム・ストライカーの面々と彼らに会いに来た富嶽だけであった。
「ええ。ある猟兵さんから、皆さんに差し入れをということで、届けに来ました。後で皆さんにお配りします」
「おう、それはありがたいな。けど、ここに来たのはそれだけじゃないんだろう?」
本郷の言葉に富嶽は頷く。彼は別の目的もあって、ここに来たのだ。
「今回現れた敵戦車の入手ルートについて、何か分かりました?」
そう。彼はチーム・ストライカーの後処理で分かった敵の情報を知るために、ここに来たのだ。彼の言葉に、本郷はとある資料を彼に手渡す。
「これは拠点内で見つけたとある資料を翻訳して、大まかにまとめた物だ。奴ら、中東にある闇の武器マーケットから戦車を手に入れたらしい。そこにいる武器商人から戦車を買って、日本に密輸したそうだ」
「中東ですか…これはまたベタなところから手に入れましたね。となると、中東に邪神教団またはそれの息がかかった組織がある可能性が高いですね」
「ああ。中東はテロ組織がまだ存在している地域だからな。いてもおかしくはないだろう。それと、こんな興味深い情報を手に入れたぜ」
本郷はさらに富嶽にもう1つの資料を手渡す。
「これは…敵拠点の情報ですか。拠点の場所は…シベリアですか」
「俺もそれを見た時は驚いたぜ。何で、そんな極寒の地に奴らの拠点があるんだってな」
「あまり人がいないところに拠点を作るとなると、そこに何か隠している可能性がありますね。なるほど、良い情報を得ました」
富嶽は報告に満足そうに頷く。
「その情報でどう行動するかは、あんたに任せるぜ。富嶽さんよ」
「ええ。またあなたたちの力を借りるかもしれません。その時はよろしくお願いします」
富嶽はそう言って、本郷に右手を差し出す。
「ああ、任せろ」
本郷は答えるように富嶽の手を握り、握手する。彼らの戦いは、まだ続く。平和を取り戻すまで。

成功 🔵​🔵​🔴​



最終結果:成功

完成日:2019年02月19日
宿敵 『邪神エージェント』 を撃破!


挿絵イラスト