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大祓百鬼夜行⑭〜死神は殺戮を求める

#カクリヨファンタズム #大祓百鬼夜行

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#大祓百鬼夜行


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●殺戮の見世物小屋
「ああ……誰か、誰かここを見つけてくれ!」
 UDCアースのどことも知れぬ場所にある見世物小屋で、座長たるオブリビオンは苦悩する。折角地球に帰還したというのに、この見世物小屋は一般人はおろか、邪神にすらも見えていないようなのだ。
「誰でもいいから、切り刻んで惨殺したい……この大鎌が血を求めて鳴いている……」
 どうやら彼は、無差別の殺戮衝動に苦しんでいる様子だ。そんな時、何者かが見世物小屋の扉を開けた。
「遂に殺せる相手が来たな! さあ、『ビックリ殺戮ショー』の始まりだ!!」
 真紅の鎧を纏う死神は、鎧ごと伸びる手を伸ばし、観客を死でもって歓迎する。

●戦争開始!
「さあ、カクリヨファンタズムで戦争開始だよ!」
 スピカ・ネビュラスター(銀河の魔女・f31393)は、集まった猟兵に戦争の開始を告げる。何やら楽しそうだが、彼女は大規模な戦いで暴れられると考えているのかも知れない。

「大祓骸魂を見つけるには、4体の親分を倒さないといけないんだけど……まだそこまでの道は繋がってないんだよね。だから、先ずは近くの戦場を制圧していって、蜘蛛の道を繋げていく事になるよ」
 戦場同士は雲の道で繋がるが、まだ進むことが出来る場所は僅かだ。これから一つずつ攻略し、先へと進むこととなる。

「それで、今回ボクが予知したのは、オブリビオンが潜伏する見世物小屋だよ」
 グリモアの予知以外では容易に見つけられないそこに、殺戮を求めるオブリビオンが座長として住んでいるとのことだ。

「そのオブリビオンは、『プルプルンゼンゼンマン』って言う紅い鎧の死神だよ。なんか面白い名前をしてるね」
 その名前は、ドイツ語で真紅の死神を表すらしい。この死神を呑み込んだドイツ製のリビングアーマーの骸魂の影響が大きいようだ。殺戮を求めるのも、鎧が原因の様子だ。
「このプルプルンゼンゼンマンは、殺戮衝動に取り憑かれていて、観客―――つまり侵入した猟兵を殺そうと、『ビックリ殺戮ショー』を披露して襲いかかって来るよ。……無差別殺戮なんて、心が躍るね♪」
 猟兵達はデビルキングワールド的感性のスピカを窘めつつ、ビックリ殺戮ショーの説明を求める。
「むー……。えっと、ビックリ殺戮ショーっていうのは、『ビックリ身体能力』を使っての戦闘だと思ってくれれば良いよ。こいつの場合は、鎧ごと手が伸びるみたいだね」
 手が伸びるということは、射程が伸びるということだ。伸びる手で大鎌を操るプルプルンゼンゼンマンにどう対処するかを考えておくのが良いだろう。

「説明はこれくらいかなー。早く親分と戦いたいから、頑張って倒してきてね」
 スピカはそういうと、猟兵達を見世物小屋の前へと転移させるのであった。


夢幻
●マスターの夢幻です。カクリヨファンタズムの戦争が始まりましたね。今回も一緒に頑張りましょう。

●戦争シナリオのため、1章で完結となります。
●このシナリオのプレイングボーナスは、『ビックリ身体能力に対抗する』です。
●オブリビオンを倒せば、骸魂に呑み込まれた死神は救出できます。
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第1章 ボス戦 『『深紅の死神』プルプルンゼンゼンマン』

POW   :    マサーカー・トーテンシェーデル(虐殺髑髏)
【殺戮への渇望】の感情を爆発させる事により、感情の強さに比例して、自身の身体サイズと戦闘能力が増大する。
SPD   :    グラオザーム・ヒンリヒトゥング(残忍処刑)
【鏖殺の大鎌】を巨大化し、自身からレベルm半径内の敵全員を攻撃する。敵味方の区別をしないなら3回攻撃できる。
WIZ   :    トート・シックザール(死の運命)
攻撃が命中した対象に【死を招く呪い】を付与し、レベルm半径内に対象がいる間、【様々なバッドステータスが発生する呪い】による追加攻撃を与え続ける。

イラスト:ちーせん

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠夢幻・天魔です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

フィロメーラ・アステール
「おーう、こいつはビックリな相手だぞ!」
いったいどれくらい伸びるんだろう?
縦横無尽に自由自在なのかな?

ただ伸ばすだけじゃショーとしては弱いじゃん?
もっと盛り上がる【パフォーマンス】が必要だと思うね!

というわけで【空中浮遊】して【空中戦】を挑むぞ!
敵は攻撃を命中させなくちゃいけないワケだし、まあ手を伸ばして追ってくるんじゃないかな?
そこで追いかけっこをしてやろうじゃないの!

小さな体の【スライディング】で隙間をすり抜けたり、
【敵を盾にする】ように後ろに回り込んだり、
【迷彩】魔法や【目潰し】の閃光で行方をくらましたり?

敵が手の動きに集中しすぎて隙ができたら
【スーパー流れ星キック】で一気に攻撃するぞ!



「さあ、『ビックリ殺戮ショー』の始まりだ!!」

 見世物小屋への侵入者に対して、プルプルンゼンゼンマンはその腕を伸ばして大賀まで斬り掛かる。フィロメーラ・アステール(SSR妖精:流れ星フィロ・f07828)は、その鎌を小さな身体を生かしてすり抜けた。

「おーう、こいつはビックリな相手だぞ!」

 硬そうな鎧がにょいーんと伸びてくるのは何とも驚きだ。いったいどれくらい伸びるんだろう? 縦横無尽に自由自在なのかな? と疑問は尽きないが、襲いかかって来るオブリビオン相手に悠長にはしていられない。

「ただ伸ばすだけじゃショーとしては弱いじゃん? もっと盛り上がるパフォーマンスが必要だと思うね!」
「ああ。だから今から、貴様の殺戮パフォーマンスをしようじゃあないか! 『トート・シックザール』!」

 フィロメーラのダメ出しに、プルプルンゼンゼンマンも本気を出したようだ。死を招く呪いを大鎌に付与すると、伸びる腕を最大限に生かして宙を飛び回る彼女を追い回す。

「追いかけっこなら負けないぞ!」
「この……すばしっこい奴め!」

 フィロメーラは小さな身体で見世物小屋に置いてある荷物の隙間をスライディングですり抜け、大鎌から逃げ回る。大振りな大鎌でこの妖精を捉えるのは、いくら腕が伸びても困難だ。

「えーい!」
「ぬわっ!? くそっ、眩しいじゃないか!」

 そしてフィロメーラは追い回すプルプルンゼンゼンマンから少しの距離を取れたところで、魔法による閃光で目潰しをする。追うのに夢中のプルプルンゼンゼンマンは、それをまともに受けて目を眩ませた。

「今だぞ! スーパー! 流れ星!! キーーーック!!!」
「ぐほぁっ!!」

 敵が大きな隙を晒した所に、フィロメーラは超加速して光り輝く必殺キックを叩き込んだ。小さな妖精と侮る無かれ。そのユーベルコードの一撃は、隕石落下のごとき衝撃で、プルプルンゼンゼンマンを反対側の壁まで吹き飛ばしたのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

バルタン・ノーヴェ
POW アドリブ連携歓迎!

扉を開けてこんにちは。バルタンデース!
ビックリショーに対抗するべく、カウンターでチェインハンマーを叩きつけて出鼻を挫きマショー!

色々と伸びるのがお得意のようデスガ、ワタシも色々出せるのデース。
ヴァリアブル・ウェポン、展開!
身体中からグレネードランチャー、ガトリングガン、アームドフォードといった重火器を並び出して、攻撃回数増加の一斉発射デース!

身体が大きい分、当てやすいデース!
伸びてくる鎌はしっかりハンマーで弾き、このまま押し切りマショー!



「こんにちは。バルタンデース!」

 勢いよく扉を開いて、バルタン・ノーヴェ(雇われバトルサイボーグメイド・f30809)は見世物小屋へと突入する。

「殺戮ショーへようこそ! ビックリ身体能力で殺戮してやろう!」
「オーウ! ホントに腕が伸びてマース! でも、それだけデース!」

 ビックリ身体能力の内容はグリモア猟兵より聞いている。実際に見ての驚きはあっても、バルタンの対処は淀み無い。迫り来る大鎌をチェインハンマーで弾き飛ばす。綺麗なカウンターを受けて、プルプルンゼンゼンマンは出鼻を挫かれた。そこにバルタンはユーベルコードを発動して追撃を加えていく。

「色々と伸びるのがお得意のようデスガ、ワタシも色々出せるのデース。『ヴァリアブル・ウェポン』展開! 一斉発射デース!」
「ぐおっ! 負けるものか! 『マサーカー・トーテンシェーデル』!」

 サイボーグの身体からグレネードランチャー、ガトリングガン、アームドフォードといった重火器を並びだして射撃を始めたバルタンに、プルプルンゼンゼンマンも身体を巨大化させて対抗する。

「身体が大きくなった分、当てやすいデース! このまま押し切りマショー!」

 しかし巨大化したことで、プルプルンゼンゼンマンは重火器の射撃のほぼ全てをその身で受けることとなった。そこを突いて、バルタンは圧倒的な弾幕をお見舞いする。時折伸びる手から大鎌が振るわれるものの、それは最初と同じくチェインハンマーで迎撃だ。

 こうしてバルタンは、プルプルンゼンゼンマンに相応のダメージを蓄積させたのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

陽環・柳火
「ドイツ語って、どうしてカッコいい響きが多いんだろうな。俺も技とか考えてみっかな」

刀をブラッド・ガイストで強化して切り込む
「ブルート・ガイストって言やあいいのか?」
敵の攻撃にはケルビンカードによる【弾幕】をぶちかまして目眩し
「初見でかわし切れるか? 食いやがれ、烈火乱れ咲き!!」
あとは至近距離まで近づいて刀を炎の【属性攻撃】【クイックドロウ】の居合い斬りで攻撃
「デカイ相手、射程の長い相手っていうのは、懐に潜り込んで連打ってるのが定石だぜ!」
一発デカイの叩き込んだら、あとは相手の射程の内側で細かく攻撃を繰り出して削ってゆく。
まあ、一応巨体での体当たりとか小回り聞く攻撃されないかとかは警戒するが



「ドイツ語って、どうしてカッコいい響きが多いんだろうな。俺も技とか考えてみっかな?」

 陽環・柳火(突撃爆砕火の玉キャット・f28629)は、そう言って自分のユーベルコードの別名を考える。グリモア猟兵の説明に寄れば、今回の敵はその名前も技もドイツ語なのだという。それらはだいたいカッコイイ印象を受けるものだ。

「えーっと、ブルート・ガイストって言やあいいのか? よし、いくぜ!」

 ドイツ語風にした『ブラッド・ガイスト』で名刀『マタタビ丸』を強化した彼女は、意を決して見世物小屋へと突入する。

「これでも食いやがれ、烈火乱れ咲き!!」
「次の観客はお前だな! って、うおっ!?」

 巨大化して待ち受けていたプルプルンゼンゼンマンを、柳火はケルビンカードから放つ様々な種類の弾幕で牽制すると、その懐へと潜り込む。

「デカイ相手、射程の長い相手っていうのは、懐に潜り込んで連打するのが定石だぜ!」
「ぐわっ! よくもやったな! 殺してやる!!」

 柳火は炎を纏わせたマタタビ丸による居合い斬りで、プルプルゼンゼンマンに痛打を加える。その痛みに激怒したプルプルンゼンゼンマンは、柳火を切り裂こうと腕を伸ばして大鎌を振るう。しかし、彼女の狙い通りに懐に入った相手への攻撃はやり辛そうだ。

「このまま削ってやるぜ!」

 この位置取りであれば攻撃を受けにくいとしても、大振りな攻撃で隙を晒せばそれだけ被弾のリスクは高まる。柳火は敵の攻撃を警戒して丁寧に回避を続けながら、チクチクと細かく攻撃を繰り返して、プルプルンゼンゼンマンを削っていくのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

花咲・翁
「・・・貴様の渇望は、罪に値する・・・」

敵のUCに合わせて自身のUCを発動し・・・

「・・・貴様も”死神”の端くれだ・・・自身の罪に吞まれるような真似を見せるな・・・」

骸魂に吞み込まれた死神の魂に罪の意識を揺さぶり、殺戮への渇望の感情に内から対抗させ、戦闘力の増大を妨害する。

後は鎖による【捕縛】などで牽制しながら、味方の援護に徹します。

アドリブ及び連携ともに大歓迎です。



「殺す殺す、殺してやるぞお! ビックリ殺戮ショーの時間だ!」

 見世物小屋に侵入した花咲・翁(魔天牢の看守長・f33065)が見たものは、殺意を振り撒くプルプルンゼンゼンマンの姿であった。

「……貴様の渇望は、罪に値する……」
「何が罪だ! 『マサーカー・トーテンシェーデル』!!」

 殺戮への渇望を罪と断じる翁に対して、プルプルンゼンゼンマンは聞き耳を持たずにユーベルコードを発動する。その爆発する強烈な殺意は力となり、敵の身体が巨大化していく。

「……その罪、裁いてやろう……『閻魔断罪撃・改』……!!」
「ぎゃあああああ!!!」

 そこに翁の放った『秤の楔』が命中する。『大罪の縛鎖』を絡ませたそれは、ユーベルコードの力でプルプルンゼンゼンマンの持つ死神の魂を揺さぶる。

「……貴様も”死神”の端くれだ……自身の罪に吞まれるような真似を見せるな……」
「五月蠅い! 俺は……殺して、殺して、殺し尽くすんだ!!」

 それでも、プルプルンゼンゼンマンは翁へと大鎌を持つ手を伸ばして斬り掛かってくる。しかし、死神の魂が抗っているのか、その動きは随分と緩慢だ。

「……骸魂の呪縛は、やはり倒さないと解けないのか……?」

 効果自体は確かにあったものの、この骸魂に呑み込まれた妖怪を完全に解放することは、撃破する以外の手段ではできなそうだ。翁は大罪の縛鎖を手に、プルプルンゼンゼンマンを倒すため、ダメージを蓄積させていった。

成功 🔵​🔵​🔴​

セルマ・エンフィールド
カクリヨでは世界の危機は日常でしたが、UDCアースを巻き込むようなものは初めてですね。妖怪たちの強力に報いるためにも、いつものようにやっていきましょうか。

まずは距離を取って敵の手を伸ばしての攻撃を誘います。攻撃をもらえば呪いが降りかかりますが、最初は手が伸びるだけ。一撃であれば「フィンブルヴェト」の銃剣で『武器受け』で防ぐことができるでしょう。

防いだら『カウンター』で伸びた腕に【コールドナイブズ】を。伸ばした状態の腕を凍らせれて縮められないようにすればまともに動くことは困難、その隙に間合いを詰め、フィンブルヴェトからの氷の弾丸を撃ち込みます。



「カクリヨでは世界の危機は日常でしたが……UDCアースを巻き込むようなものは初めてですね」

 これまでのカクリヨファンタズムでの任務を思い出し、セルマ・エンフィールド(絶対零度の射手・f06556)はひとりごちる。思えばかの世界では様々なカタストロフが頻繁に発生していたが、それはどれも幽世の中に留まっていた。それがUDCアースへまでも広がるとは、『大祓骸魂』が単なるオブリビオンとは格が違うという事を示している。

「妖怪たちの協力に報いるためにも、いつものようにやっていきましょうか」

 とはいえ、当面はいつも通りオブリビオンを退治して、戦場を制圧することとなる。セルマは銃剣『アルマス』を装着した『フィンブルヴェト』を手に、見世物小屋へと突入する。

「ビックリ殺戮ショーの開幕だ! 死の呪いを受けな! 『トート・シックザール』!」

 そこで待ち受けていたのは殺意を振り撒くプルプルンゼンゼンマンだ。距離を取るセルマへと、彼はその腕を伸ばして大鎌で斬り掛かってくる。その鎌が纏う怪しげなオーラは、ユーベルコードによる死を招く呪いである。

「当たったらまずいですが、一撃くらいなら……!」

 セルマは大鎌を銃剣で受け止める。呪いの付与には攻撃の命中が必要だ。故に、こうして受ければ大丈夫だ。とはいえ、そう何度も受けきれるようなものでは無い。セルマは即座に次の行動に移る。

「腕が伸びるのは射程の面では利点となりますが、攻撃を受ける面積が大きくなるのは欠点です」
「チッ! だが、そんなちっぽけなナイフで、この俺の鎧は貫けねえぜ!」

 セルマは袖口から隠し持った複数のナイフを投擲し、伸びきったプルプルンゼンゼンマンの腕を狙う。ナイフは見事に命中したものの、プルプルンゼンゼンマンの言う通り鎧の表面を傷付けた程度だ。

「これは、ただのナイフではありませんよ?」
「なっ!? 俺の腕が、凍っていくだと!!」

 そのナイフは、命中したものを凍らせる『コールドナイブズ』であった。伸びたままの腕を凍結させられたプルプルンゼンゼンマンは、最早まともに動くことは出来ない。その隙にセルマは間合いを詰め、鎧に向けてフィンブルヴェトから氷の弾丸を撃ち込んでいった。

「これで、終わりです!」
「くそっ、まだ、誰も殺して無いっていうのに……!」

 悔しげな台詞と共に、氷の銃弾を受けた深紅の鎧が砕け散った。その後に残るのは、殺戮衝動から解放された骸骨―――死神だ。彼は救ってくれた猟兵にお礼を言うと、カクリヨファンタズムへと帰って行った。

 見世物小屋に住むオブリビオンは退治された。しかし、大祓百鬼夜行はまだ始まったばかりだ。この調子で、戦場の制圧を進めていくとしよう。

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2021年05月02日


挿絵イラスト