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最後の戦い~ブラキエルと英傑~

#アックス&ウィザーズ #猟書家の侵攻 #猟書家 #大天使ブラキエル #オウガ・フォーミュラ

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●月面
 大天使ブラキエルは、溜め息をついて下界を見下ろす。
「我が友よ、君の願いは叶わなかった。君は『書架』へと帰るがよい」
 手に持つその剣を、虚空へと消し去りながら月面から身を乗り出すブラキエル。

「我は、天上界の扉を開く僅かな可能性を実行しよう……もっとも、ヴァルギリオスさえ見逃し、あまつさえ封印された愚か者共が、今更地上の危機に扉を開く事もあるまいが……」

 降り断つその地は、決戦の地と成る。

●グリモアベース
「ようするに何をしようかって、下界の民の無差別大量虐殺なのよ!!」
 グリモア猟兵のジェルダ・ヒーメィ(銭の亡者・f27900)は悲しそうに吐息を漏らした。
「そうする事で天上界に行けるって信じてるみたいね。でもこれ、最後の手段みたいだから、この機会に処してしまえばこの世界は平和に戻るって訳よ」

 ただし、とジェルダは一言付け加えた。
「20回。全部で20回は倒す必要があるわ。どんだけタフなのよ! まぁ、逆に言えば皆が20回以上倒してしまえばこっちの勝ち!」

 そして肝心な降り立つ予定地点。
「冒険者の酒場がある町に、まず先鋒で『岩の腕』が付与された兵士を召喚してくるわ。破壊力が増えてるから注意よ! でも近くには以前戦ったエルフの森の仲間達がいるし、天空のお城で戦った冒険者もその町にいるから、彼らに援軍を頼めるわね」

 兵士達を倒すと、次は腹心が中堅として立ちはだかる。
「腹心は堕落したエルフのエリート女騎士って言うんだけど、これも厄介で『絶対物質ブラキオン』っていう絶対に壊れない素材の鎧を身にまとっているのよ! だけどこっちも、リリアーネっていうフェアリーの女の子が鎧を壊すアイテムを持ってるみたいで力を貸してくれるわ! 鎧の隙間を狙えればそれでいいんだけどね」

 そして大将、大天使ブラキエル。
「ブラキエルは先制攻撃を繰り出して来るから一番厄介! 何とかして倒せれば、ワンカウントって寸法よ! ちょっと最後は無茶言ってるかもしれないけれど、あたしの故郷でもあるアックス&ウィザーズを守る為……頼んだ、からね!!」

 ジェルダは涙を呑んで、猟兵達を送り出した。


椿油
 ついに最終決戦が来ました。椿油です。
 今回はシリアス強めで判定厳しめにお送り致します。椿油の本気を見よ。

 第1章の集団戦、対兵士戦のプレイングボーナスは、シナリオ「ライジング★財宝ハンター」(https://tw6.jp/scenario/show?scenario_id=33106)の冒険者パーティ四人組、グレートソード使い・ランス使い・ハルバード使い・回復担当……あるいは「焼こうぜ エルフの森」(https://tw6.jp/scenario/show?scenario_id=33215)のエルフの射手の皆さんに協力を得て共に戦う事です。

 第2章のボス戦、対エリート女騎士戦のプレイングボーナスは、シナリオ「マーチャントフェアリー・ナイトメア」(https://tw6.jp/scenario/show?scenario_id=29779)に出て来たフェアリーのリリアーネが持つアイテム(輝く鍵)を使ってもらう事、あるいは鎧の隙間を狙う事です。

 第3章のボス戦、対大天使ブラキエル戦のプレイングボーナスは、先制攻撃に対抗する事です。

 皆様の決戦への情熱を込めたプレイング、お待ちしております。

 ※ちなみに決戦の舞台の地は椿油マスター人生史上最初のシナリオとなる「ゴブリンだらけの珍道中」(https://tw6.jp/scenario/show?scenario_id=25408)付近の町です。あの頃はリプレイが初々しかった……。
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第1章 集団戦 『兵士』

POW   :    ハードスラッシュ
【剣による攻撃】が命中した対象を切断する。
SPD   :    ペネトレイト
【槍】による超高速かつ大威力の一撃を放つ。ただし、自身から30cm以内の対象にしか使えない。
WIZ   :    無慈悲の乱雨
【10秒間の集中】により、レベルの二乗mまでの視認している対象を、【雨の如く降り注ぐ矢】で攻撃する。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

アリス・セカンドカラー
お任せプレ、汝が為したいように為すがよい。

全員面識がないけどまぁいいや、どうとでもなる。結界術を展開し、多重詠唱の応用で魔力振動による声を響かせる。

聞け、新たなる勇者達よ。次世代の勇者たる者達よ。今一度世界に危機が訪れようとしている。見るがいいあの邪悪なる兵士達の行軍を、邪悪なる者達の尖兵共を。
だが、恐れることはない。私の加護が汝らの勝利を確実なるものとするだろう。
GET A GLORY(勝利を)!

演説の終了と同時に兵士達を結界術で捕縛し天候操作で雷霆を放って先陣を切りましょう。

さぁ、我に続け次世代の勇者達よ! 邪悪なる者達を討ち滅ぼせ!

と、場の雰囲気を盛り上げてエルフの射手達を超絶強化よ。



「(全員面識がないけどまぁいいや、どうとでもなるわ)」
 アリスは結界術を展開し、魔力の振動による声を戦場の味方達に響かせる。

「聞け、新たなる勇者達よ。次世代の勇者たる者達よ」
「この声は……あの人か!」
 一人の耳の良いエルフが、声の主を見つけ反応する。
「今一度世界に危機が訪れようとしている。見るがいい、あの邪悪なる兵士達の行軍を、邪悪なる者達の尖兵共を」
「確かに感じます……邪悪な気配を」
 エルフの射手達も目を閉じて、精神を集中している。

「だが、恐れることはない。私の加護が汝らの勝利を確実なるものとするだろう。GET A GLORY(勝利を)!」

「オーーーッッ!!!」
 UC《GET A GLORY》を行ったアリス。戦いの始まりを告げる雷霆と共に、戦場に駆けつけた仲間達が、前へ出る。それと同時にアリスは結界術で兵士達を捕縛。
『ムッ! 動けんぞ!』
「さぁ、我に続け次世代の勇者達よ! 邪悪なる者達を討ち滅ぼせ!」
 アリスの声に合わせ、放たれるエルフ達の射撃攻撃。
「一斉に放てーーッ!!」

 UCによって1000を超えるアリスの技力を与えられたエルフ達の射撃が炸裂する。
『ウワーーッ!!』
「続けて放てーーーッ!! 一人も逃すな! 勝利は我らにあり!」
 エルフの長がそれらしい事を言い放ちつつ。敵兵士軍は抗うのも難しいか、次々に倒れていくのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

岩倉・鈴音
ブラキエルを前にして手ブラで消えるわけにはいかない!
冒険者たちよ、一緒に ブラキエルというゴールまで、駆けて、駆け、駆け抜けようではありませんかァ!!

とっつげきィィィ♪
大喝で大声張り上げ兵士を怯ませ冒険者達の接近を促す。
彼等も接近することで敵も攻撃を集中させることはできないでしょうンッフッフ♪
アタシも貫通や鎧無視などで兵士を一体づつ確実に仕留める。
射手だから地形破壊で不安定にすれば集中もしにくくなるだろう。
天候操作で風や雷光で混乱させるとかして戦っておくよ。



「ブラキエルを前にして、手『ブラ』で『消える』わけにはいかない!」
 何やら頓智っぽい台詞を言い放った鈴音。
「冒険者たちよ、一緒に ブラキエルというゴールまで、駆けて、駆け、駆け抜けようではありませんかァ!!」
「おーー!!」
「お供致す!」
「アイツは絶対やっつける!」
「か……回復します!」
 順に、勇敢なグレートソード使い、真面目なランス使い、蛮勇なハルバード使い、堅実な回復担当である。鈴音の張り上げたその声はUC《大喝》。兵士達は怯む。
『ッ!?』

「かかれー!! 俺達の世界を守るんだ!」
「あの謎の天使の好きにはさせん!」
「ぶっ飛べ兵士共ォーッ!!」
「火力最大限に強化します!」
『なんだこの冒険者共は!?』
『構わん行け!』
 しかし鈴音に撃たれる兵士。
『ぐわーッ!』

「これでも喰らえッ!」
 鈴音の妨害攻撃が戦場で爆発。それにより地形が滅茶苦茶に破壊された上に、大雨と雷とついでに強風が降り注ぎ、現場は混乱を極める。
『何だこりゃああ!!』
「ンッフッフ~♪ 今だもっと行けーーッ!」
「うぉおぉ! 最終奥義『真狙符』を喰らえーッ!」
 グレートソード使いが雷雨轟く中、叫びながら兵士を貫いていったのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

馬県・義透
四人で一人の複合型悪霊。生前は戦友。

第一『疾き者』唯一忍者
一人称:私 のほほん
武器:漆黒風

お久しぶりですー、なんてね。
先制攻撃で【四悪霊・『解』】を使用しましてー。
エルフの方々、射撃お願いしますねー。
何せ、あの兵士たち…近接のようなのでー。

私も、風属性攻撃のついた漆黒風投擲していきますよー。
ふふ、幸運は私たちにあり。エルフの方々も、相対的に幸運ですからねー。

ええ、兵士たちの運は、地の底に。まあ、一応、結界術の保護はしてますけどねー。
近づかれても、早業で四天霊障によって槍を砕きますから。

ふふ、私たちの誓い『誰かの故郷を守る』は、未だ違えず。


火土金水・明
「ブラキエルの元に辿り着く為にも、目の前にいる敵を確実に倒していきましょう。」(ここはエルフの森のエルフさんに援護射撃をお願いします。)
【WIZ】で攻撃です。
攻撃は、【継続ダメージ】と【鎧無視攻撃】を付け【フェイント】を絡めたの【コキュートス・ブリザード】を【範囲攻撃】にして、『兵士』達を纏めて【2回攻撃】します。相手の攻撃に関しては【残像】【オーラ防御】【見切り】で、ダメージの軽減を試みます。
「(攻撃を回避したら)残念、それは残像です。」「少しでもダメージを与えて次の方に。」
アドリブや他の方との絡み等はお任せします。



「お久しぶりですー」
「猟兵の方ですか、あいにく兵士の数が多くて苦戦しております」
「ふむ、じゃあ私が幸運にして差し上げましょうかー。ついでに私の攻撃の援護、お願いできます?」
 義透はエルフに援護射撃を依頼しつつ、早速UC《四悪霊・『解』》を発動した。
「何せ、あの兵士たち……近接のようなのでー」
「承知しました。皆の者、射撃開始!」

 兵士より先手を取った義透。UC効果で運気を奪ったおかげで、矢も義透の投げる棒手裏剣も、いい感じに当たってくれる。
『ぐぬゥ! 何故こんなに急所に当たるんだ!』
「何故でしょうねー?」
 それはエルフ達も幸運を手にしているからだ。己の幸運にまだ気づいていないエルフもいるが、まぁそれは特に気にしなくても良いだろう。

「ブラキエルの元に辿り着く為にも、目の前にいる敵を確実に倒していきましょう」
 明も駆けつけ、エルフの第二部隊が現場に到着した。
「第二部隊、射撃開始!」
「私も行きましょう。氷の矢を」
 UC《コキュートス・ブリザード》を発動した明。総計525本の氷の魔法の矢が兵士達に降り注ぐ。
『ぐあーッ!』
『メディック! メディーック!!』
『反撃だ! 反撃せよ!』
『撃てーーッ!』
 兵士達も反撃に出た。魔法の矢を放った明に向かって、雨の如き無数の矢を降り注がせる。が、もちろん不幸になっているし、エルフは義透の結界術で守られ、明は結構な数を見切って残像を残している。
『やったかッ!?』
「残念、それは残像です」
『誰だフラグ建てた奴は!』
 兵士間でボケツッコミが発生しつつも、被害は最小限に食い止められた。

「まだ削り切れていませんね。ですが、少しでもダメージを与えて次の方に」
「いやはや、ブラキエルの本気がうかがえますねー」
 わらわらと湧いて出る兵士達。
「無双したくなりますねー、この数。いや、多過ぎません?」
「それだけブラキエルが強い力を持っているという事です。次の方々に期待しましょう」
 殿に全ては託された。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

ロラン・ヒュッテンブレナー
エルフさんたち、お久しぶりなの
一大事だから、力を貸して
※事情を説明する

えと、進行ルート上にある、森の中で迎撃したいの
視界の悪い所で、【地形を利用】した攻撃と撤退で、的を絞らせない様に戦いたいの
大軍相手には、分断して、深追いはしない形で

撃っては移動して、相手がUCのチャージ中に、逆から牽制してくれるかな?

エルフさんたちに、牽制と陽動をしてもらって、
ぼくは蝶型のファミリアを、UC召喚なの
本物の蝶とか虫とか草むらに紛れて囲んで、一斉に雷【属性攻撃】の【全力魔術】を撃つよ

エルフさんたちは、その攻撃にも、逆方向から牽制入れて
こっちが見つかったり、囲まれない様に注意してね?

まだ、ボスがいるから温存してね?


久遠寺・遥翔
アドリブ歓迎
キャバリアには乗らず黒騎士形態で参戦

この前共に戦ったエルフの射手たちに協力を要請
あんたらが一緒なら心強いぜ
前には俺が出る
自分たちの安全第一で可能な限り迎撃を頼むぜ
一人でも欠けたら失敗だと思え

射手たちよりは前に出て相手を引き付けつつしかし槍を警戒し中距離を維持
【視力】を【第六感】で補強した心眼で敵の攻撃の間合いを【見切り】
【空中戦】でギリギリ届かない位置をキープしつつ
矢の雨に紛れ込ませたUCによる遠距離からの【範囲攻撃】で敵を蹂躙
爆炎による【2回攻撃】で【焼却】する
相手がジャンプなどで距離を詰めてきても
【残像】を貫かせて【カウンター】だ



「エルフさんたち、お久しぶりなの。一大事だから、力を貸して?」
 かくかくしかじか、どうしてそもそも兵士が現れ始めたのかを丁寧にロランは説明した。
「成程……大量の兵士は後ろに強大な力があってこそでしたか」
「えと、進行ルート上にある、森の中で迎撃したいの」
 森を指さすロラン。地形を使った戦術を提案した。
「的を絞らせないように戦いたいの。撃っては移動して、相手がチャージ中に、逆から牽制してくれるかな?」
「分かりました」

「そういう事なら、俺も手伝うぜ」
 遥翔はキャバリア持ちだが、今回は黒騎士として参戦した。
「あんたらが一緒なら心強いぜ。前には俺が出る、自分たちの安全第一で可能な限り迎撃を頼むぜ」
「分かりました。しかし攻撃を受け過ぎぬようお気をつけ下さい」
「一人でも欠けたら失敗だと思え。じゃあ、俺は行くぞ!」

 遥翔が前に出て、先鋒を務めてくれる。
「来い!」
『うぉぉ覚悟! 勝利は我がブラキエル軍にあり!』
 上手い事間合いを見切りつつ、後方のエルフ達の矢に紛れさせUC《我が身に纏え落陽の剣》を発動した遥翔。104つの焔黒剣が兵士達に襲い掛かる。
『うわぁぁぁ! あちぃ! 誰か消してくれーーッ!』
『戦場で倒れた者は即ち死と思え! 進軍!』
 無残にも燃えた奴らは取り残された。

 そして数が減った兵士達は、エルフにより森の方へ上手く陽動されていく。
「(蝶々を召喚なの)」
 草むらの中に隠れつつ、UC《集まり来るは隣人の群れ》で蝶型ファミリアを召喚したロラン。
「兵士があっちに! 追うんだ」
 エルフの射手達の声が聞こえた。そろそろ頃合いだろう。
『ん?やけに蝶が居……』
 一気に雷属性の攻撃を蝶から放った。
『うわぁぁぁ! 痺れる! 誰か麻痺直しくれーーッ!』
『戦場で倒れた者は即ち死と思え!』
『さっきもそのやり取りしませんでしたか!』
 その隙にエルフも攻撃を緩めない。
「あいつらで最後だ! 放てーーッ!」

 ようやく、全軍倒し終わった。
「ふぅ、これで全部なの」
「一時は凄い数が居たけどな!」
「お疲れ様なの、遥翔さん、エルフさんたち」

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第2章 ボス戦 『堕落したエルフのエリート女騎士』

POW   :    エリート騎士のレイピア剣術
【鋭く素早い刺突】で攻撃する。また、攻撃が命中した敵の【動きのクセ】を覚え、同じ敵に攻撃する際の命中力と威力を増強する。
SPD   :    嗜虐の足
【足での踏みにじり】が命中した箇所を破壊する。敵が体勢を崩していれば、より致命的な箇所に命中する。
WIZ   :    ほら、コレがイイんだろ?
【至近距離】から【足払い】を放ち、【倒れた相手を踏みつける】により対象の動きを一時的に封じる。
👑11
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主はミリリア・ミレニアムです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 絶対物質ブラキオンで出来た鎧を身に纏った、エルフの中のエリートである女騎士。
『全く、あの軍勢がこうもやられるとはな。いいだろう、私がケリをつけてやる』
 その鎧に隙無し。 ……と、思われたが……

「こんな時こそ、リリがなぜか持ってた鍵の出番なの!!」
 フェアリーの少女、リリアーネ。彼女が持っている輝く鍵をブラキオンの鎧にタッチすれば、どんな鎧でも何故かただの鉄の鎧に変化するというからあら不思議。
「あの鎧の弱点をアンロックなの! りょーへーさん、お手伝いするの~!」

 ただ、問題はどうやって女騎士にリリアーネを接触させるか、だ。
アリス・セカンドカラー
お任せプレ、汝が為したいように為すがよい。

はぃぃ♡それがイイですぅ♡もっと踏んでくださいぃ♡
我々の業界では御褒美よ♡
指定UCで友好的になった女騎士に踏んでもらって注意を引きつけるわ(おびき寄せ・誘惑)
Q.その物言い、変態か?
A.変態で悪いかね?
女騎士が私を踏むのに夢中になってる間、物を隠す目立たない迷彩結界術で存在感ごと姿を消したリリアーネちゃんに女騎士の背後に回ってもらってタッチしてもらいましょ♪
ブラキオンを無力化できたら妄想結界術で攻守逆転よ♡化術肉体改造で生やしたおしおき棒で弱点の穴をじっくりと掻き回して“わからせて”あげる♡
頭がおかしくなるほどの快楽で蹂躙して壊してあげる♪



 アリス、早速UC《アリスの夢遊仙境》を発動して何やらエリート女騎士と友好的になった模様。しかし初っ端から足で踏まれているが、アリスは……。
「はぃぃ♡それがイイですぅ♡もっと踏んでくださいぃ♡」
『コレがイイんだろ? コレがイイんだろォ! ココか? コッチが気持ちいいか?』
 一応注意を猟兵に引き付ける為の作戦であって、変態では……ある。悪いか?

「(アリスさんが踏まれてるの~、急いでタッチしなくちゃなの!)」
 リリアーネはアリスが色々術をかけてくれたお陰で、全くエリート女騎士には気づかれていない。そして、女騎士の背中に回り、輝く鍵でタッチした瞬間、鎧の輝きが失われるかのように変わった。
『ん?』
「踏んでくれてありがとう♡」
『なっ、いつの間に!』
 そう、いつの間にかアリスのおしおきタイムだ。
「やったの~! って、アリスさん何をぐりぐりしてるの……? 見なくてもいい?」
「あ、耐性無かったら見なくてもいいわよ♪」

 頭がおかしくなっちゃいそうな程ぐりぐりされて、じっくりとわからされて壊れていくエリート女騎士であった。
『あっ♡』

成功 🔵​🔵​🔴​

馬県・義透
『疾き者』のまま。
借りた武器:黒燭炎

リリアーネ殿に、防御用結界術を張りましてー。
さて、気をこちらへ向かさせましょうか。

わざと近接攻撃のなぎ払いを繰り出しましてー。
まあ、相手のUC食らいましたらー…。

※人格交代
第三『侵す者』
一人称:わし 豪快古風な武の天才
黒燭炎の持ち主

ははは、早業で黒燭炎で、隙間狙いの刺突。ふふ、指定UCもついておる。
近接だからの。わしに集中してもらおう。
それに、戦術違うからの。あやつ(疾き者)は回避時に後ろにいく、わしは前にいく。目測ずれようて。

そして、その隙に…リリアーネ殿、出番である。
リリアーネ殿に手を出そうとしても、結界術はあるし、四天霊障にてその妨害も行う。



 ふよふよ浮くリリアーネに防御用の結界術を張る義透。
「これで防御出来ますからねー」
「ありがとうなの!」
「(さて、気をこちらへ向かさせましょうか)」

 エリート女騎士になぎ払いを繰り出す義透。
「行きますよー?」
『ふっ、剣技が甘いな! 喰らえ!』
 レイピアによる攻撃を義透が喰らった……瞬間、義透の雰囲気が変わる。
「ははは、その隙間がら空きだぞ」
 UC《四天境地・『狼』》で鎧の隙間に一撃を与えにかかる。命中した途端、鎧の隙間の内側に凄まじい衝撃が走った。
『ッ!! ……何だ貴様! さっきまでと戦法がまるで違うぞ!』
「当たり前だ、先ほどとは戦術が違うからの」

「しょうげきおん? が凄いの! あ、今なのっ! たーっち!」
 リリアーネが動揺するエリート女騎士の鎧へタッチしに行く。
『なっ、気を取られたか!』
 レイピアの刺突前に、ギリギリタッチが成功する。そして急いで飛んでかわしたリリアーネ。
「結界がちょっとだけかすった気がするの~、もうちょっと遅かったらフェアリーの串刺しになるところだったの!」
 と言いながらエリート女騎士から逃げるよう距離を取るリリアーネ。

『鎧が……!』
 鎧の防御が手薄になった所で、義透はさらに追加で刺突をする。
「問おう、鎧が絶対で無くなった気分はどうだ?」
『許さん! あの妖精をペシャンコにしてやるぞ!!』
「ひえっなの……」

 とりあえず打撃は大きく与えたようだ。

大成功 🔵​🔵​🔵​

岩倉・鈴音
ふむ、あの防具を何とかせねばブラキエルに辿り着かんか。
リリが鍵穴に突っ込めるまでエルフの意識を向けさせよう!

攻撃は全てを塗りたくれでおこなう。塗りたくることで怒らせばよい!
ペイントペイント~♪禁断の魔筆で塗り塗り。

あとは接近して盾受けとかオーラ防御などでリリが鍵あけるまでしのごう。
「おまえにはボディーペイントが似合ってるンッフッフ♪」

リリが成功したら反転攻勢だ!
そんな鎧はエルフにゃにあわないぜー。
エルフは脱がされるのがお約束じゃー
貫通とか切り込みでドンドン脱がしていきますよ!



「ふむ、あの防具を何とかせねばブラキエルに辿り着かんか」
 UC《全てを塗りたくれ》発動で、エリート女騎士を怒らせる作戦に出た鈴音。

「ペイントペイント~♪」
 べちゃっと塗料をエリート女騎士へ塗りまくる。外れてようが、とにかく女騎士に向かって塗りたくる。
『私の大切な鎧に何をするッ!!』
「おまえにはボディーペイントが似合ってるンッフッフ♪」
『何をするだァーッ!! 許さん!!』
 少し噛んだエリート女騎士だったが、その背後にはリリアーネ。
「タッチ! なの」
『あっ!?』

 鎧の防御力が下がる。絶対でなくなるどころか、ペイントまみれな鎧は悲惨だ。
「そんな鎧はエルフにゃにあわないぜー。エルフは脱がされるのがお約束じゃー!!」
『やめろぉぉ!!!』
「貫通! 切り込み!! よよいのよい♪」
『音頭取りながら脱がすなぁぁぁ!!!』

 もはや防御力が無くなりそうだが、構わず鈴音はンッフッフと言いながら脱がし続けていくのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ロラン・ヒュッテンブレナー
隊長さんみたいだね
あの鎧は、無敵?
リリさんの鍵で、無効化しないとダメなんだね
ん、やってみるの

エルフさんたち、時間を稼いでくれる?
UCを【高速詠唱】で発動
高い尖塔型迷宮を作りだすの
出口は最上階
上に向かうにはたくさんの仕掛け扉を解除する必要があるの
壁からは魔力を吸収して、壁の魔術回路から【情報収集】もするよ

あと、フェアリーがこっそり出入りできる通気口もたくさん用意してるよ
そこから入って、謎を解いてる隙を狙ってくれる?

鎧が開錠されたら、迷宮は消去
相手が落ちてくるから、エルフさんたち、一斉攻撃なの
ぼくも雷【属性攻撃】魔術の【誘導弾】で援護なの

近寄ってきたら、すぐ離れてね
距離を保ちつつ、集中攻撃なの


久遠寺・遥翔
堕落したエルフのエリート女騎士かー
ちゃんとした名前をもらえなかったのに本当にエリートなの?
などと煽りを入れながら事あるごとにその名前を連呼して挑発しつつ
UCでの高速飛行形態による【空中戦】で
相手の素早い刺突を【視力】で【見切り】ながら回避していく

常に死角を捉えるように動き、相手にその動きを覚えさせ貫かせるがそれは【残像】
そこに至るまでにリリの鍵が鎧に触れていなければごめんリリ
引っ掴んで残像の反対側から【ダッシュ】でリリの鍵をあてに行く

そこからは動きを変えて【第六感】による反射・本能的な戦闘スタイルにシフトして焔の剣による【2回攻撃】でその鉄の鎧を【鎧砕き】【焼却】するぜ



「隊長さんみたいだね。あの鎧は、無敵?」
 ロランがリリアーネに問う。
「リリの鍵でたっちすれば、よわよわの鎧にできるの!」
「ん、やってみるの。エルフさんたち、時間を稼いでくれる?」

 エルフ達が攻撃してターゲットになっている間、ロランは素早くUC《捕え惑わし疲弊する魔域の監獄》による迷路の塔を作り出す。
『な、何だこの天高くそびえるのは……迷路か!?』

 迷路とあらば仕方がない。どうやら下の方に出口は無いと気づき、上に登り始めたエリート女騎士。しかしこのUC産迷路塔は扉に謎解きがある上に、体力と魔力を吸っていくというエリート女騎士にとっては地獄の塔なのだ。
『く……何だか身体が重いぞ。それに何なんだ1+1=漢字一文字って』
 答えは+と=を1にくっつけて【田】であるが、エリート故に頭が固く、謎解きが解けない。その間にもリリアーネは塔を上るエリート女騎士に近づいていく。
「(この通気口から行けそうなの~、もうちょっとでたっちなの)」

「堕落したエルフのエリート女騎士かー。ちゃんとした名前をもらえなかったのに本当にエリートなの?」
『うわっびっくりした、ってうるさいわ! 貴様が思うより私は高位のエリートなんだぞ!』
 UC《天焔解放》で飛翔し通気口から顔を見せて来たのは遥翔。
「もうボロボロだな、堕落したエルフの、エリート・女騎士?」
『ええい強調するな! こうしてくれる!』
 飛んでいる遥翔にレイピアを当てようとするが、相手は外。見切られる『エリート』女騎士。

「(あのおにーさんにへいと? が集まってるの! 今なの!えいっ、たっち!)」
 リリアーネが輝く鍵で、鎧にタッチする。すると鎧の防御力がみるみるうちに落ちるのが色と質感で分かった。
『ああっそんな所にも通気口が! 貴様どれだけ私の鎧にその鍵を……!』
「わ~逃げるの~!」
 リリアーネはすぐさま通気口から外へ。そして、成功のサインをロランに送ると、ロランは塔を消す。途中まで登っていたエリート女騎士は落下した。
『うわらばっ!!』
 落下の悲鳴がする。勿論、遥翔は飛んでいたので平気だ。

「エルフさんたち、一斉攻撃なの」
 ロランの指示でエルフの射撃が炸裂する。ロランも鎧へと雷の魔法弾を撃ち込む。
『やめろ!! これ以上私に攻撃するなぁーーッ!!』
「エリートが聞いて呆れるな?」
 焔の剣で、トドメを差した遥翔だった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第3章 ボス戦 『大天使ブラキエル』

POW   :    岩腕
単純で重い【岩石でできた巨大な腕】の一撃を叩きつける。直撃地点の周辺地形は破壊される。
SPD   :    絶対物質ブラキオン
【「絶対物質ブラキオン」の鎧】で受け止めたユーベルコードをコピーし、レベル秒後まで、「絶対物質ブラキオン」の鎧から何度でも発動できる。
WIZ   :    大天使の光輪
自身が装備する【大天使の光輪】から【破壊の光】を放ち、レベルm半径内の敵全員にダメージと【徐々に石化】の状態異常を与える。
👑11
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


『配下達の虐殺は失敗か。となれば、我自らが殲滅してやるしかあるまい』
 ブラキエルは、ゆっくりと猟兵達の前に降り立つ。

 その腕は岩石で出来ており、鎧は絶対物質ブラキオン。そして大天使の光輪から放たれた光を受ければたちまち石化していくという。

 絶対の《先制攻撃》を防ぎ、何としてもブラキエルを倒さねば。アックス&ウィザーズに平穏が訪れる事は無いだろう。
岩倉・鈴音
ヤッと逢えたね( 〃▽〃)ブラキエル。
ここで息の根を止めてあげるヨ。

先制に対処。
盾受け、オーラ防御でダメージ軽減。
石化については【心霊手術】で治療する。
ついでに強化だなっ。
大天使ここで終わりじゃ~♪

臆することなく斬り込んでいく。殺るか殺られるかだ。
貫通やら衝撃破やらダメージを与える攻撃をくりかえし逃がさないぞ。
ンッフッフ♪
すっぽんぽんのようだがブラキエル……。
せめてメンズブラでも着けてれば良かったと後悔するほどの攻撃を受けるがよい!(直視)



「ヤッと逢えたねブラキエル♪ここで息の根を止めてあげるヨ」
 鈴音は対面出来たのが何だか嬉しそうだ。
『ほう……?なら逆にお前の息の根を止めてやろう。じっくりとな』
 大天使の光輪から、破壊の光が放たれる。
「まぶしッ!!」
 UC《心霊手術》で手当を行う。魔筆を自分にテキパキと撫でていく。ついでに強化だ。

「殺るか殺られるかだ。逃がさないぞブラキエル」
『ほう、それでもまだ抗うか』
「ンッフッフ♪すっぽんぽんのようだがブラキエル……」
『?』
「せめてメンズブラでも着けてれば良かったと後悔するほどの攻撃を受けるがよい!」

 直視されるブラキエル。
『それがどうした?』
「なっ、常識通じないのブラキエル? まあ天使だししょうがないかッ、と!」
 ブラキエルに貫通する衝撃波を与えていく。やや身体が重く感じるのは、石化の治療をしたのが表面だけだからか。それとも緊張からか?いや、そんな事はない。ブラキエルの攻撃の圧力が重いのだ。

『我が光輪は割れぬぞ』
「ンッフッフ……そのうち傷だらけになっても知らないからねっ!」

成功 🔵​🔵​🔴​

アリス・セカンドカラー
お任せプレ、汝が為したいように為すがよい。

継戦能力でヒュンケる(動詞)。いや、流石にあの人でもミンチからの再生は無理か。真の姿である『変化』になった私なら虚無に還されても復活できるけど♪ま、不死ムーブで先制攻撃を耐えるわよ。
さて、万物流転の森羅万変。『変化』そのものである私の前では遍くが移ろい変わりゆく。破壊の後も『変化』で綺麗サッパリ再生して、と。
勝利の為の戦況の『変化』はこの手の内。
攻撃の意思も破壊の衝動も『変化』されればナニもできはしない。
絶対物質ブラキオン?それすらも『変化』してしまえば無力。
後は、男の娘に『変化』させてじっくりと捕食しエネルギー充填するわよ♡



『今度はお前か。失せろ』
 岩の腕で即刻潰しにかかったブラキエル。だが、真の姿のアリスはほぼ不死状態である。
「ヒュンケる事で今の私なら虚無に還されても復活できるのよ♪」
『……ヒュンケ?』
 アリスはUC《森羅万変》を発動。
「『変化』そのものである私の前では遍くが移ろい変わりゆく。勝利の為の戦況さえも攻撃の意思も破壊の衝動も絶対物質ブラキオンも、全て『変化』すれば無力なのよ」
『ほざけ!!』

 しかし、変化によって本当に何も効かない。破壊された地面は元に戻っているし、ブラキオンの鎧すらも無力化されている事に気付いたブラキエル。
『……成程。これが貴様ら猟兵の力か。面白い……!』
 半ギレしながらもアリスを見つめるブラキエル。そして、何だか身体が小さくなってきている事に気が付いた。
「男の娘に変化させてあげたわ♡さぁ、じっくりと……」
『言っておくが……その変化は今回限りだぞ』
「あ、受け入れてくれるのね♪ありがと♡さ、こっちにおいで」
『いやそういう意味では……何をする、おい!!』

 発言するタイミングを間違えたか、と思ったブラキエルであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

馬県・義透
『侵す者』のまま。

ふん、出てきた時点でお主の負けよ。
さて、四天流星を視認させ、錯誤呪詛発動。位置を少しでも誤認させられれば。
まあ、岩石の腕が来るだろうの?先程の錯誤呪詛に第六感と見切りで回避。この時、わしは前にいくがの。

凌げば…兄者!

※人格交代
第四『不動なる者』盾&まとめ役
武器:黒曜山(剣形態)
※別に『侵す者』とは血は繋がってない。

ああ、わしか。たまにはよかろうよ!
【四天境地・山】にて。岩石で防ごうと思えど、『柔らかい場所』をすでに斬っておる。
未来の貴殿の位置を斬っておるなら、当然であろ?
受け継ぎし父の技、食らうがよい…!

ちなみに、わしは避け方が受け流しor後ろに避けるなのよな。



「ふん、出てきた時点でお主の負けよ」
『それはどうかな? さぁ、散るが良い』
 義透は錯誤の呪詛を発動し、位置を誤認させる作戦に出た。
『散れ』
 岩の腕が降って来る。と、義透の左隣に当たり、義透はそのまま前進する。
『……!?』
「言ったであろうが。さて、凌げば……兄者!」
 義透の人格交代だ。

「ああ、わしか。たまにはよかろうよ!」
 黒曜石の剣を手にし、UC《四天境地・山》を発動した義透。
『ふむ……多重人格者か』
 戦法が多少変わるのをすんなり受け入れつつも、ブラキエルは攻撃を岩の腕で防……と思ったら、防いだ時は攻撃が来ない。
『?』
 何だハズレか、と防ぐのをやめた瞬間……腕の肉質の柔らかい場所に剣技が炸裂した。
『くッ……何だ、今の間は!!』
「『柔らかい場所』をすでに斬っておる。未来の貴殿の位置を斬っておるなら、当然であろう?」
『未来に向かって斬っただと……!?』
 多重人格者の戦法の違いは理解せど、そこまでは予測できなかった。大きく腕を降ろすブラキエル。

『……我を傷つけた代償は大きいぞ!!』
 ブラキエルは怒りの目で、こちらを見てくるのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

久遠寺・遥翔
奴がこの世界の民を無差別に消し去ろうとするのなら
これは紛うことなき世界の危機だ
なら俺は―
この世界を救うための戦いである
という誓いの元に奴の前に立つ
いや、飛ぶけど

とにかく【戦闘知識】による予測を【第六感】で補正した心眼で相手の岩腕を【見切り】
【残像】を打たせて回避
さらに破砕された地形からも【空中戦】で距離を取ることで直撃をさける

敵の攻撃後の隙にUCを起動
真の姿になりながら出現させたイグニシオンに【騎乗】
強制的に引き出した真なるイグニシオンの力を以て反撃を開始する
碧き劫焔をまとった両の掌による【2回攻撃】で徹底的に【焼却】
「この世界は救われなければならない。墜ちろ天使、イカロスのように」


ロラン・ヒュッテンブレナー
○アドリブ・絡みOK

この人が、オウガフォーミュラー
企みは、防いだよ
次は、あなたを止めるの
ぼくの中に居る、「狼の力」で
エルフさんたちは、下がってて
ぼくたちに、任せて

先制の破壊の光は表面を鏡にした【結界術】の【オーラ防御】でいくらか反射して軽減を狙うよ
UCを発動すれば、少しくらい痛くても平気なの

耐えて、UC発動
月光のオーラを纏う狼に変身なの
全力で行くよ?
月光【属性攻撃】の波動を全周に撃つよ
変化を与える満月の魔力で浸食【ハッキング】してみんなの石化を解除
ブラキエルさんの光輪も浸食して破壊の力を逆流させるよ

一度見たからね
その力はお返しするの
どれだけ消耗しても、倒れるまで吠えるのをやめてあげないの



「企みは、防いだよ。次は、あなたを止めるの」
 ロランはブラキエルの前に立ちはだかる。
『戯け……お前達如きに我が倒せるはずがない!』
 破壊の光を放つブラキエル。結界を展開し、防御に回るロラン。
「(少しくらい痛くても平気なの……!)」
 ロランには、まだ考えがあった。

「(奴がこの世界の民を無差別に消し去ろうとするのなら、これは紛うことなき世界の危機だ。なら俺は―─)」
『喰らうがいい!! 我が裁きの鉄槌を!!』
 見切ってかわす。岩の腕が潰したのは残像だ。衝撃で壊れた地形も、飛んで回避する。
『ッ……』
「この世界は救われなければならない!!」
 UC《焔黒転身》。この世界を救うための戦いである、という誓いを持って真の姿に変身した遥翔。
「イグニシオン!」
 共に力を解放したイグニシオンに騎乗する遥翔。

 ロランもUC《静寂を慈しむ音狼の加護》を経て月光のオーラを纏った狼へと変身した。
「ほぉぉぉおおぉぉぉん」
 遠吠えは月光属性の波動ダメージとなり、さらに満月の魔力で、浸食を行う。ブラキエルの光輪の力へも浸食の力を与え、ブラキエルは違和感を覚える。

『な……何だ、これは! 身体を蝕むこの痛さは!!』
 それは、本来ブラキエルが虐殺で人々に与えようとしていた痛さ。
「ほぉぉぉおぉおおおぉん!!」
『ッ……やめろ!! その遠吠えをやめろ!!!』
 ロランは吠えるのをやめない。さらにブラキエルの身体中から痛みが出る。
『ぐああぁぁっっ!!!』

「今だッ!!」
 碧い劫焔をイグニシオンの両掌に纏い、徹底的に焼却にかかる。何度も、何度も。
『やめ……ろ……!!』

「墜ちろ天使……イカロスのように」

 ついにブラキエルの身体に限界が来た。光輪は割れ、全ての力が放出される。
『(死ぬのか。我が)』
 その放出された光は、ブラキエルと共に天へと昇っていき……
『(嫌だ……嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だァァァァァ!!! 本来なら我の声が届くはずでは無かったのか!! 恨むぞ……恨むぞ天上の者共ォォォォォ!!!)』

 大きな爆発を起こしたのち、ブラキエルは消え去った。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2021年05月15日


挿絵イラスト