4
こんなのわたしじゃない!

#UDCアース

タグの編集

 現在は作者のみ編集可能です。
 🔒公式タグは編集できません。

🔒
#UDCアース


0




●無責任な自己犠牲
「早速だけど残念なお知らせ。今回の件、多分……どう足掻いても後味は悪いわ」
 集まった猟兵たちを前に、トレイシー・ノックス(インドア狩人・f06024)はいつも通りの不機嫌そうな顔でそう切り出した。
「とりあえず急ぎの事態でもあるから、説明は手短にするわね。UDCアースにあるとある洋館で邪教による邪神復活の儀式が行われてるんだけど、儀式を完全に阻止するのは間に合いそうにない。というか、既に生贄は捧げられてあとは時間経過だけで儀式は完遂されるところまで来てる」
 生贄が捧げられているという言葉に、場が緊張感に包まれる。
 それはつまり、罪もない一般人が既に犠牲になっているということではないか?
「ああ、そこはまぁ気にしないでいいわ。生贄になったのはこの件を起こした張本人たちよ。自分たちの命を犠牲にして召喚を行う計画だったみたいでね……だから元凶は既に死んだ後ってわけ。自分たちは先に死ぬから後のことはどうなろうと知ったこっちゃないなんて、どこまでも無責任な計画よね」
 それが不快であるかのように眉間に皺をよせ、トレイシーは溜息混じりに続ける。
「残ってるのは何も知らないまま雇われてた使用人たちと、邪神の憑代とされている教祖の娘。使用人たちは邪神の力で洗脳されているだけだからともかくとして、娘は邪神と同化し始めているからもう助けることはできない。可哀想だけど、倒すしかないわ」

 概要を説明し終えたトレイシーは、改めてやるべきことを順番に説明すると言って一枚の写真を取り出す。
「ここがその洋館。邪教って言っても、教祖はかなりの資産家だったみたいね」
 写真をのぞき込むと、高層ビルの屋上に建てられた洋館が写っていた。
「ビル全体が邪教に占拠されていたようで、内部に一般人はいないわ。ただ、儀式を妨害されないために邪神の眷属が放たれているみたい。それと、邪神の影響で上空の気流が乱れてて空からの侵入は不可能。ビルを1階から上っていくしかないわ。エレベーターもあるけど動くかどうかわからないし、動いたとしても罠の可能性が高いからオススメはできない」
 続いて、屋上に辿り着いた後のことを説明する。
「さっきも言ったけど、洗脳された使用人たちが洋館を守っているわ。多分、屋上に上がった時点で庭で戦闘になるでしょう。この使用人たちは着ているメイド服によって操られているみたいで、倒した後は下着姿になるでしょうけど変な気は起こさないように。紳士的な対応を期待するわ。ちなみに、使用人が全員メイドなのは教祖の趣味らしいわよ。いい趣味してるわよね」
 トレイシーの眉間の皺が深くなった。既に死んだ教祖だが、トレイシーとしては強い嫌悪感を抱いているようだ。
「で、その教祖の娘が洋館の広間にいるわ。本人の意識はあって意思の疎通は可能みたいだけど、正直オススメはしない。邪神に抵抗して儀式完成を遅れさせているあたり、本人が望んでこうなったわけじゃないみたいだけど、それでももう助からないところまで同化は進んでしまっているから……」
 最初に言った「どう足掻いても後味が悪い」というのは、そういうことのようだ。
「……それでも何か話をしたいって言うなら好きにしなさい。ただ、倒さなければならない相手だということは決して忘れないように」

 説明を全て終え、トレイシーは眼鏡の位置を整える。
「それじゃ、ビルの入り口までは送るわ。あとは任せたわよ」
 ここから先は、もう行動あるのみだ。
 憑代となっている娘の自我が邪神に負け、儀式が完成してしまう前に。


すぃんたろー
 はい、3回目まして、すぃんたろーです。
 UDCアースの邪神召喚阻止は比較的回しやすいと聞きますが、いざオープニングを考えてみたらご覧の通りでした。ヤッパリコウナッタヨ。

 1章は邪神の眷属が徘徊する高層ビル内部を上っていくことになります。
 眷属は触手が集まってできたバスケットボールくらいの大きさの生物で、地面を這い回りながら侵入者を見つけると絡みついて時間を稼ごうとしてきます。
 道中は所々で防火シャッターが下ろされており、それによって迷路のようになっています。シャッターを破壊したりシステムを掌握して開いたり、抜け道を探したりなど工夫が必要でしょう。

 2章は『フライングメイド服』との集団戦です。
 中身は一般人ですが、邪神の力でオブリビオン化したメイド服を着ているので通常のオブリビオン並みの戦闘能力があります。
 通常通り戦闘しても一般人を殺してしまうことはありませんが、オープニングで説明があったように倒されるとメイド服が消えて下着姿で気絶した状態の一般人が残されます。

 3章は『邪神融合体ヴィクティマ・セクスタ』とのボス戦です。
 憑代となっている娘は必死に抗っていますが、肉体は既に邪神の支配下なので全力で襲ってきます。
 会話可能ですが、それも戦いながらになります。
 また、憑代を助けることはできませんのでご了承ください。

 説明は以上となります。
 まだまだ拙いところも多いですが、もう3回目なのでそろそろ慣れてきたと思いたい今日この頃。
 皆様のプレイングをお待ちしております。
6




第1章 冒険 『遥か高き導』

POW   :    壁を壊したり板を渡し道を作り上げる。敵をなぎ倒し進む。

SPD   :    障害物をよじ登ったり潜り抜ける。ダクトなどを使い秘密裏に潜入する。

WIZ   :    道具やシステムなど使い道を開く。事前に構造や警備を調べ最適なルートを選択する。

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

加賀・三槌
「汚れ仕事は慣れているつもりですが、破滅主義者どもの自殺の巻き添えにされるとは……いやはや、実に運のない」

さて、道が所々遮断されているようですね。
UCを先行させ、屋上への最適なルートを探らせつつ【ダッシュ】で進みましょう。多少崩れていても【悪路走破】はお手の物ですのでね。
多少の敵では足を止めずに【乱れ撃ち】で撃破・撹乱し、追ってくるようなら火災報知器を撃ってシャッターを作動させて分断を狙います。

WIZ判定、アドリブ連携等大歓迎。怪我を厭わず、邪神の憑代の撃破を最終目的として行動します。他猟兵の妨害はしません。


ニクロム・チタノ
なんとも虚しいね
でもこのまま放って置けないし、やるよ!
姉様方妹達力を貸して
何かそこかしこに触手がいるからみんなで倒しながら進むよ
シャッターもみんなで力を合わせて壊して行くよ
姉妹達散開して抜け道を探すよ
これより反抗を開始する
反抗の竜チタノの加護と導きを


エーテルセイバー・イブキ
「あ。シャッター、閉まっちゃってます。……どうしましょう、セイバーさん?」
「破壊シテ進ミマショウ。ソレガ最モ確実で効率的デス」
「えぇ……あ、後で怒られたりしないですか?」
怒られるかどうかで言えば既に不法侵入の罪を犯していますが、イブキの良心のために言わないでおきます。

ユーベルコード『アサルト・エーテライズ』を発動。射程を半分にする代わり威力を五倍にした剣でシャッターをこじ開け、壁を破壊して最上階を目指します。

「わ、わわ! 変なぐねぐねしたのが出てきましたよ! ど、どうしましょう、セイバーさん!?」
「問題アリマセン。強襲光撃形態ノ武装デアレバ十分撃退デキマス」
命中すれば、ですが。



●まずは突破口を
 ビルに突入した猟兵たち。
 入り口から最も近い階段を目指すが、そこはやはり、事前情報通りの状態となっていた。
「あ。シャッター、閉まっちゃってます。……どうしましょう、セイバーさん?」
 防火シャッターの前でそう問いかけたのは、騎士鎧のような姿の少女――エーテルセイバー・イブキ(輝煌∽少女・f12525)だ。その問いかける先は、自らのパートナーであるヒーローマスク。
「破壊シテ進ミマショウ。ソレガ最モ確実で効率的デス」
「えぇ……あ、後で怒られたりしないですか?」
 怖気づくイブキだが、それを見ていた別の猟兵が声をかける。
「問題はありませんよ。このビルはもともと邪教に占拠されていたという話ですし、そんな泥は彼らに被って貰えばいい。既に死んでいるなら、文句も言えないでしょう」
 慇懃な態度でそう語る彼は加賀・三槌(飢え渇く者・f32336)だ。さらに彼は、エレベーターホールの方を見て続ける。
「エレベーターは動くようですが、どうにも怪しい。先ほど彼女たちが試しに乗ったところ、3人目で定員オーバーのブザーが鳴っていました。おそらく、エレベーターの上にでも敵が待ち構えているのでしょう」
 そうして紹介されるように、ニクロム・チタノ(反抗者・f32208)も合流する。彼女は三槌とエレベーターを調べていたが、彼の言うようにユーベルコードで呼び出した姉妹たち――左頬に『Ⅰ』と刻印された、彼女のユーベルコードである『2966ナンバーズ』と共に乗ってみたところ、不審な反応があったため使用を諦めたようだ。
「エレベーターの定員は12名との記載がありました。ですので、人間で9人分相当の重量が上に乗っていると予想されます。狭い密室でその質量の触手に襲われるのは流石にリスクが高いかと」
「姉妹たちを散会させれば抜け道も探せます。けど、ここは壊しちゃった方が早いかと」
「わ、わかりました。それじゃ、やってみますね」
 結局シャッターを破壊することになったため、イブキは剣を構える。
「光エネルギーヲ武装ヘト伝達。強襲光撃機構、解放シマス」
 彼女の剣はユーベルコードによって眩い光を放ち、そしてその剣でシャッターを斬りつける。
 防火用のかなり分厚いシャッターではあったが、この剣の破壊力の前には耐えられない。道を塞いでいたそれは、残骸を周囲に散らしながら呆気なく爆散した。
 ……しかし、
「わ、わわ! 変なぐねぐねしたのが出てきましたよ! ど、どうしましょう!?」
 それを待っていたかのように、破壊されたシャッターの群れから触手が伸びてくる。
「問題アリマセン。強襲光撃形態ノ武装デアレバ十分撃退デキマス」
「援護しますよ」
「うん、みんなで倒しながら進みましょう」
 イブキが剣から衝撃波を放ち、至近距離の触手を迎撃する。
 それに合わせて三槌が銃火器を乱射して牽制し、ニクロムが姉妹たちと共に突入して殲滅することで道を開く。
「数が多いね」
「全部を相手する必要はありません。進路上の敵だけを倒して、そのまま一気に駆け抜けましょう」
「は、はい!」
 三槌がユーベルコードで影の分身を創り出し、先行させる。それによって進路を決めて指示を出し、進路上の触手を蹴散らしながら先を急ぐ。
 幸いにもニクロムの姉妹たちがいるため、手数は確保できていた。イブキの剣もユーベルコードにより射程が短くなっているとはいえ、高威力の衝撃波は接近した触手を撃退するのに有用であった。足りない射程は、三槌の銃火器により補われている。

(私なんかじゃ役者不足かもしれない。でも……)
(放っておけないよね。虚しいけど……やるよ!)
(汚れ仕事は慣れているつもりですが、破滅主義者どもの自殺の巻き添えにされるとは……いやはや、実に運のない)

 この先に待つであろう展開に、それぞれの思いを胸に……三人はビルを駆け上がって行った。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

化野・花鵺
「狩猟服…規格化されていないが、山を歩き茂みに潜み遠距離から獲物を射抜くことに特化。深い森や山影に同化できる色調を基本に武装もある程度画一化される。同環境下で同形質を獲得する、魚竜・鮫・鯱の事例と同じように、職業制服という括りに入れても良いのでは…はっ?!」
狐、グリモア猟兵の衣装考察に没頭し今回も話半分だった

「き、聞いてたよぅ。この匂いはUDCだからぁ、邪神阻止!ね、合ってたよね、ね」
狐、鼻をスンスン鳴らし慌てて言った

「ふぅ、危なかったぁ。後はヤバイ気を辿ればいいかぁ。…管狐!」
他者に会わず目的地まで辿りつくよう野生の勘で何となくルート選択
化術+誘惑で誤魔化せなかった場合のみUCで敵排除し進む



●一歩遅れて、狐が続く
 先行する猟兵たちから少し遅れて、また一人猟兵がビルへと入ってきた。
 彼女――化野・花鵺(制服フェチの妖狐・f25740)がなぜ遅れたのかと言うと……

「狩猟服…規格化されていないが、山を歩き茂みに潜み遠距離から獲物を射抜くことに特化。深い森や山影に同化できる色調を基本に武装もある程度画一化される。同環境下で同形質を獲得する、魚竜・鮫・鯱の事例と同じように、職業制服という括りに入れても良いのでは…はっ?!」
 このように、グリモア猟兵の衣装考察に没頭していて話半分にしか説明を聞いておらず、睨まれていたのである。
「き、聞いてたよぅ。この匂いはUDCだからぁ、邪神阻止! ね、合ってたよね、ね」
 必死に弁明するが、鼻をスンスン鳴らしながら今さっき嗅ぎ取った臭いの話をしているあたり、やはり話を聞いていなかったと察せられる。
 まぁそれでも仕事に支障はなさそうだったし時間も無かったので、そのまま突入させられたのだが……

「ふぅ、危なかったぁ。後はヤバイ気を辿ればいいかぁ」
 上手く誤魔化せたと思っているのか、花鵺は胸を撫でおろす。
 出遅れた以上、他の猟兵と会うのも気まずい。彼女は自らのユーベルコードで管狐を呼び出し、偵察へと放った。
 飛翔可能で戦闘能力もある管狐は道中の触手たちのいくらかを撃退し、手薄となったルートを幾つか花鵺に伝える。
「よーし、このルートなら大丈夫かな。後続の猟兵が来ないうちに、さっさと行こう!」
 その中から野生の勘で選んだルートを行くことを決定し、花鵺は歩き出す。

 話をどの程度聞いていたのか怪しいが、寧ろその方がいいのかもしれない。
 マイペースな彼女もまた、ビルの上階へと悠々と進んでいった。

成功 🔵​🔵​🔴​

梅力岩・じぇしか
高層ビルの屋上に洋館ねえ。見晴らし、どうなんやろね。実際に見てみにゃわからんか

エレベーター使って楽したいけど、使えんそうやし大人しく階段登って行くよー
俺を見習って敵さんも大人しくしてて欲しいもんですがね、そうはいかんねえ……黙らせちゃろ
絡みつくんはお前の特権やなかよ。点滴のカテーテルを念動力で投擲して捕縛を。後は錆流し込むかメスで切るか。どちらにせよ無力化ばい

げえ、此処もシャッター閉じとるし。錆つかせて腐敗したところ殴れば通り道になったりせんやろか
俺が錆になって通れても、点滴通れなかったら詰むんよね
……しっかし足取り重たか事よ。階段で身体が疲労してるだけやと思いたいけど、踏ん切り付けとかんとな



●彷徨う怪奇・サビ人間
 猟兵たちによるビルの攻略も大分進んできたが、それでもビル内部は混沌としていた。
 一度確保したと思われたルートも、彷徨う触手たちやそれらを分断するために改めて降ろされたシャッターなどで塞がれ、ルートがリアルタイムで変わる有様となっている。
「げえ、此処もシャッター閉じとるし……」
 そんな中で一人、げんなりした声を上げたのは梅力岩・じぇしか(ラストポリフェノール・f27845)だ。点滴スタンドを引きながらの移動で階段を上るのは中々の重労働な上、こうして幾度も進路を塞がれているのだから、不満を声に出すのも無理はない。
 そして、そうして立ち止まっている間にも背後から床を這って、触手が迫っていた。
「はぁ……しょうがなか。ちくとばかし、錆ば据えたろ」
 ため息交じりに呟き、点滴のカテーテルが宙に浮く。じぇしかによる念動力で浮かせているのだ。
 そしてそれを触手に投擲する。触手は絡みつこうとするが、カテーテルによる捕縛の方が速い。そしてそれと同時に接近したじぇしかがメスを振るい、斬った断面から紫色の錆を流し込む。
 彼のユーベルコードであるこの錆は、生物の各細胞を傷ませ、精神を、肉体を、内部から腐らせ崩壊させる。異形であっても生物である触手も、その腐食に侵されあっという間に変色し、そして動かなくなった。
「絡みつくのはお前の特権やなかよ……っていうてん、もう聞こえんか」
 使用したカテーテルを回収し、邪魔者がいなくなった今のうちにとシャッターへと歩み寄る。生物ではないが、シャッターも錆びないというわけではない。錆で浸食して脆くなったところに蹴りを入れ、なんとか点滴スタンドとともに通り抜けられるくらいの隙間を作ることに成功する。

(高層ビルの屋上に洋館ねえ。見晴らし、どうなんやろね。実際に見てみにゃわからんか……しっかし足取り重たか事よ。階段で身体が疲労してるだけやと思いたいけど、踏ん切り付けとかんとな)
 上階へ向かう階段を上りながら、じぇしかは思案する。
 今回の件の最後に待ち受けるのは、不本意ながら邪神と融合してしまった娘。それを自分たちは倒さなければならない。
 気が進まなくとも、やらねばならないのだ。

成功 🔵​🔵​🔴​

ナギ・ヌドゥー(サポート)
普段はなるべく穏やかで優し気な感じで話してます。
……そう意識しておかないと自分を抑えきれなくなりそうなので。
それでも戦闘が激しくなると凶悪な自分が出てしまいますね。
オブリビオン相手なら最初から素で対峙し、手段を選ばず殺しにいきますよ。

探索行動の時は第六感などの知覚に頼る事が多いです。

日常的な行動は、寛ぐ事に慣れてないから浮いた存在になるかもしれません……

武器は遠距離ではサイコパーム、近距離では歪な怨刃、
痛みや恐怖を与える時はソウルトーチャーを使います。

己は所詮、血に飢えた殺人鬼……
それでも最後の理性を保つ為に良き猟兵を演じなければ、とも思っています。
どうぞ自由に使ってください。



●殺戮遊戯は箱の中にて
「なるほど……エレベーターの使用が推奨されないわけです」
 新たにビルに侵入したナギ・ヌドゥー(殺戮遊戯・f21507)は、エレベーター前でそう呟く。
 鋭い第六感により、彼はエレベーターの天井に大量の敵がいることを察していた。これを使えば、逃げ場のない閉鎖空間でその敵が頭上から襲ってくることになる。普通に考えれば避けるべき状況だ。しかし……
(……望むところだ)
 このビル内を徘徊する触手は、見つけた者を見境なく攻撃してくる。ならば、こちらも情け容赦をする必要などありはしない。それはこのエレベーターで待ち伏せをしている奴らも同じだ。
 ナギはその手に愛用の武器――鋸なような刃を持った歪な鉈を持って、エレベーターへと乗り込んだ。そして最上階のボタンを押したのち、扉を閉める。
 間もなくエレベーターは動き出し、そして……天井が落ちてきた。いや、正確には天井の点検用ダクトが破られ、そこから大量の触手が飛び出してきたのだ。
「見え透いてるんだよなぁ! 天魔となり闇に舞う……呪殺舞装展開!」
 読み通りの敵の襲撃に語気を荒げ、ナギはユーベルコードを展開する。
 それは彼の纏う暗黒のオーラを強化し、触手たちを蝕む。
 そこに含まれる呪詛と殺気に、触手が一瞬怯んだように見えた。その隙を見逃さず、ナギは床を蹴って触手の群れに突っ込み、鉈を振るう。
 触手の群れを歪に切り裂きながら突き進み、ダクトのあった場所を通り抜けてエレベーターの天井へと飛び出し、そして……進路上の壁に張り付いている、更に大量の触手と遭遇することとなった。
 乗っていたエレベーターは、触手の襲撃で破損したのか既に停止していた。結局、これで素直に最上階に行くことなどできなかったということだろう。
 ナギはそれを悟り、そのまま襲ってくる触手を撃退しながら最上階まで飛翔し、扉をぶち破った。

(危ない危ない。また、衝動のままに戦ってしまうところでした。今回の任務の主目標は、そうではないというのに)
 ギリギリのところで理性を取り戻し、ナギは屋上への階段へと急いだ。
 この先に待つ、主目標と戦うために。

成功 🔵​🔵​🔴​




第2章 集団戦 『フライングメイド服』

POW   :    メイド格闘術
自身の【布地 】を代償に、【自身が憑依する一般人】を戦わせる。それは代償に比例した戦闘力を持ち、【肉体言語】で戦う。
SPD   :    萌えメイド拡散術
召喚したレベル×1体の【憑りつかれた一般人メイド達 】に【ケモミミ】【モフ尻尾】【萌え口調】を生やす事で、あらゆる環境での飛翔能力と戦闘能力を与える。
WIZ   :    メイド普及術
非戦闘行為に没頭している間、自身の【憑りついている一般人 】が【普及活動や奉仕活動している間】、外部からの攻撃を遮断し、生命維持も不要になる。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●屋上到達
 ビルの内部を突破した猟兵たちは、とうとう目的の洋館のある屋上へと到達した。
 そこは圧巻の風景だ。風景を一望できる高層ビルの屋上に、豪奢な洋館が佇んでいる。屋上への出口と洋館の間にはこれまた洋風な庭があり、中央には噴水が設置されていた。
「あら、大変」
「大変だわ。庭が汚れてしまう」
「お掃除、お掃除しないと……」
 そして、風景に見とれる暇もなく、洋館からメイドたちが出てくる。手に箒やモップなどを持ち、うわごとのように同じような言葉を繰り返しながら猟兵たちへと迫る。
 事前の情報によると、彼女たちは何も知らない雇われの使用人だ。オブリビオン化したメイド服に操られており、倒すことで助けることはできるだろう。
 それによって着ているメイド服は失われ彼女たちのあられもない姿を晒すことになってしまうかもしれないが、命には代えられない。
 任務を完遂するために、彼女たちを倒してここを突破しなければ……。
ニクロム・チタノ
なんて良い眺め、でも仕事もしなくちゃ
アレが噂のメイド服ヒラヒラしてて素敵だね
そういえば洗脳されてるんだよね?
待ってて、今開放してあげるから!
重力を掛けて動きを封じて蒼焔でメイド服だけを焼いてあげる、大丈夫護りの蒼焔は人間にはくらわないから
服が燃えて気絶したメイドさん達はちょっと横の方に避難させて、これでよし
戦いが終わったら迎えに来るから待っててね!



●優しき蒼焔
「良い眺め……」
 見渡す限りの絶景に、ニクロム・チタノ(反抗者・f32208)はそう言葉を漏らした。
 しかし、すぐに首を振る。今は仕事中だ。戦わなければと。
「お掃除、お掃除……」
 うわごとのように繰り返しながらモップを手に迫るメイド。事前に洗脳されていると聞いているが、こうしてその姿を見るとそれがよくわかる。
「待ってて、今開放してあげるから!」
 ニクロムの胸にある反抗の印が輝き、彼女のユーベルコードが発動する。それにより、向かってきていたメイドは動きを止めた。
 召喚された反抗の竜――その霊が超重力を発生させ、メイドを拘束したのだ。
「お掃除、お掃除……」
 動きを止めながらも、同じうわごとを繰り返すメイド。肉体に主導権は無いのか、拘束によるうめき声をあげることもなく、壊れたラジオのようにただひたすらにそれを繰り返している。痛みすら感じていないようだ。
 続いて、蒼焔がメイドを包む。それは守りの焔であり、人間を焼くことなくオブリビオンであるメイド服だけを焼き払う。
 重力で拘束されているメイドはなす術もなく、やがてそのまま倒れた。
 それを確認したニクロムは、下着姿となって気絶しているメイドを抱えて庭の隅へとすばやく移動する。

「これでよし……と。戦いが終わったら迎えに来るから待っててね!」
 まだ気絶したままのメイドにそう言い残し、ニクロムは再び戦場へと戻っていった。

成功 🔵​🔵​🔴​

化野・花鵺
「メイド服だぁ!メ・イ・ド!メ・イ・ド!フゥゥゥ!」
狐、手首を返すヲタ芸入れて感動を表現した

「フン、つまりアレが出来なければ良いのであろ?妾に任せるが良いわ、ホーッホッホッホ」
UCで不幸の連続プレゼント
うっかり足の小指を角にぶつけて悶絶する
掃除中に壺を落として水を被る
かけていた叩きが折れて頭に当たる等々
普及活動や奉仕活動を連続不幸で阻害して、攻撃遮断や生命活動維持不要の効果を消滅させる

「攻撃ではなくただの不幸じゃからの。気が利いているであろ、ホホホホホ」
狐、高笑った

「妾のせぇふくがぁ!トルソーなんぞ要らぬぅ!」
狐、戦闘後に勝者の権利としてメイド服回収しようとして、メイド服だけ消えるのに消沈する



●目当てのモノは……
 猟兵たちがメイドたちとの戦いを繰り広げる中、テンション高く大はしゃぎしている者がいた。化野・花鵺(制服フェチの妖狐・f25740)である。
「メイド服だぁ! メ・イ・ド! メ・イ・ド! フゥゥゥ!」
 鼻息荒く、手首を返すオタ芸まで披露して感動を表現する花鵺。それと共に霊符による攻撃も行う。放たれた霊符が破魔の力を持ち、衝撃波を発生させる。
 しかし、手に持ったブラシで庭を擦り掃除をしながら近づいてくるメイドはそれに怯む素振りすら見せない。
「お掃除、お掃除しないと……」
 ただひたすらにそう呟くメイド。どこか不気味な雰囲気だが、花鵺もまた、怯む様子はなかった。
「なるほどなるほど、奉仕活動中は攻撃を受けつけぬというやつか。だが……」
 戦闘態勢となったが故に口調をガラリと変え、花鵺が笑う。それと同時にメイドが足元をもつれさせて転倒した。見ると、メイドの足元には1匹の管狐。一噛みしたのか、メイド服の裾が僅かにほつれている。
「フン、つまりそれが出来なければ良いのであろ?」
 それは花鵺のユーべルコードだった。管狐に噛まれた相手に『不慮の事故』を呼び起こす呪詛である。
 起き上がろうとしたメイドは、今度は高所故の強風に煽られてふらつく。足をついた先の庭石が偶然角ばっていて、そこに足の小指をぶつける。倒れまいと咄嗟に掴んだ庭木の枝は折れ、しかもその折れた先端が袖に引っかかりメイド服を傷つける。
「攻撃ではなくただの不幸じゃからの。気が利いているであろ、ホホホホホ」
 次々と押し寄せる不幸にダメージを重ねていくメイドをみて、花鵺は高笑った。
 ……しかし、

「ノォォォォーーーーーーーー!!!!????」
 そのメイドが完全に戦闘不能となったと同時に、花鵺は絶叫した。
「妾のせぇふくがぁ! メイド服がぁ!」
 ビルの入り口で説明があったはずなのだが、彼女はそれをちゃんと聞いていなかった。そのツケが回ってきたと言えるだろう。
 そう……フライングメイド服は倒すと消滅してしまうのである。
 その場に残るのは下着姿で倒れる、一般人の女性。
 倒した後はメイド服を回収するつもりであった花鵺の目論見は、残念ながら叶うことはなかったのである。

成功 🔵​🔵​🔴​

エーテルセイバー・イブキ
「複数ノオブリビオン接近ヲ感知。即時ノ迎撃ヲ推奨シマス」
「は……はいっ。私達がやらなきゃ、あの人達を助けられないんですよね。……やりますっ……!」
イブキのその勇気ある決意が、ワタシの聖痕を輝かせ、蓄えた光エネルギーを破魔と浄化の力へと転換します。

「ユーベルコードヲ準備シマス。イブキ、可能ナ限リ敵ヲ引キ付ケテクダサイ」
『破滅を阻む光』を展開し、敵の攻撃を盾受けで凌ぎます。

庭の中央の噴水付近まで敵をおびき寄せ、『スプリーム・スパーク・スラッガー』でまとめて攻撃します。
イブキの優しさが生み出した光の剣は、オブリビオンであるメイド服だけを切り裂き、女性達を傷つけることはないでしょう。


加賀・三槌
なるほど、こちらが武装しているにも関わらず向かってきますねぇ。使用人達が操られているというのは本当のようだ。

メイド服が本体だとの話でしたから、なるべく生身の部分以外を狙うとしましょうか。
基本戦術としては、リーチの差を活かすために敵と自分の間に噴水があるような位置取りを心がけつつ、近づいてくる敵から撃っていきます。
隙ができればUCを使用して……服の急所は知りませんが、腰紐の結び目でも吹き飛ばしてみましょうかね。
片がついたら……被害者をそのまま放置というのも忍びないですねえ。時間もないので近くのカーテンを引きちぎって被せておくくらいにしておきましょうか。

SPD判定、アドリブ連携大歓迎。



●噴水付近の戦い
「複数ノオブリビオン接近ヲ感知。即時ノ迎撃ヲ推奨シマス」
「なるほど、こちらが武装しているにも関わらず向かってきますねぇ。使用人達が操られているというのは本当のようだ」
 エーテルセイバー・イブキ(輝煌∽少女・f12525)の警告に、加賀・三槌(飢え渇く者・f32336)が同意するように頷く。仮にメイドたちの様子が平静を装ったものだったとしても事前情報から信用はしなかっただろうが、こうもわかりやすく操られているのなら疑う以前の問題だ。
「は……はいっ。私達がやらなきゃ、あの人達を助けられないんですよね。……やりますっ……!」
 甲冑を纏った少女――イブキが、そう決意を口にする。それと共に、エーテルセイバーの本体である兜の右目部分にある聖痕が輝きを放つ。
「ユーベルコードヲ準備シマス。イブキ、可能ナ限リ敵ヲ引キ付ケテクダサイ」
「ああ、それでしたら私が引き受けましょう。中央の噴水付近に集めておけばよいですかね?」
 言うが早いか、三槌が銃撃を放つ。それはまだこちらを認識していないメイドの腰紐の結び目を的確に吹き飛ばし、そしてそれによってこちらに気付いたメイドが近づいてくる。
「メ、メイドさん本人に怪我はさせないでくださいね?」
「ご心配なく。生身の部分には当てないように配慮いたしますので」
 イブキは心配そうに言うが、三槌の弾丸はメイドの生身部分は一切傷つけていない。
 そして、相手は遠距離攻撃を持たないのだから近づいてくるしかないのだ。このリーチの差を利用しない手はない。二度、三度と同じように銃撃してメイドたちの注意を引き、そして彼女たちと自分の間に常に噴水があるようにと立ち回ることで時間を稼ぐ。
 複数のメイドたちが三槌を追って噴水の周囲をグルグルと回るような形となり、そして1か所へと密集していく。そして……
「光エネルギー臨界。撃テマス、イブキ」
「は、はいっ。――いっけええぇぇぇっ!!」
 エーテルセイバーの合図に、イブキが構えた剣を振り下ろす。それと同時に三槌は噴水付近から飛び退きながらメイドたちの靴の先だけを的確に撃ち抜く銃撃で移動を妨害。攻撃範囲からの離脱を阻止する。
 イブキの振り下ろした剣から光エネルギーの奔流が放たれ、メイドたちを飲み込む。しかしイブキの優しさから生み出されたこの光の剣はエーテルセイバーの聖痕の力と混じりあい、人を傷つけずにオブリビオンのみを切り裂く破魔と浄化の力である。
 光が消えたあと、噴水付近にはメイド服だけを切り裂かれて下着姿で倒れる女性たちのみが残されていた。

「……被害者をそのまま放置というのも忍びないですねえ。時間もないので近くのカーテンを引きちぎって被せておくくらいにしておきましょうか」
「あ、そ、そうですよね! 流石にこのままはかわいそうですし……」
 二人は倒れたメイドたちを洋館の近くまで運び、窓を割って中からカーテンを引っ張り出す。
 即席ではあるが、放置するよりはずっといい。これでメイドたちもかなり数を減らしたし、洋館への突入も間もないだろう。
 被害者の一部でも救うことができた。この先に辛い戦いが待っているとしても、この事実はきっと励みになるだろう。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

梅力岩・じぇしか
事前に言われとったら知っとったけど、服が本体なんて奇怪な敵ばい
無差別に攻撃しちゃあいけんね。布に血管ないもんなあ……いや繊維。繊維はあるよな、細い糸目掛けて注射器で直接錆流し込んでみるか。投擲は怖いからやめとこ
動かれたら危ないし捕縛してからやね。人の肌に当たらんようせんとなあ

喧嘩は慣れとうけど、下手に攻撃できんのが厄介やねえ!
あ、そや念動力で無理くり押さえ込んだらええやん。これならタイマンやなくて範囲攻撃で集団戦もいけるわ。ごめんなさいね、乱暴しますよ!!

服への操作は継続的な部位破壊として、糸解いてみるかな
糸のまんまでも生きとるなら切り殺す。抵抗すんなや
……あー。屋上に毛布とか落ちとらんかなあ



●錆と布
 メイドたちが数を減らす中、彼女たちを相手に攻めあぐんている猟兵もいた。
(だー、もう! 喧嘩は慣れとうけど、下手に攻撃できんのが厄介やねえ!)
 メイドたちの攻撃を回避しながら、梅力岩・じぇしか(ラストポリフェノール・f27845)は舌打ちする。
 彼の武器である錆は強力ではあるが、生身の肉体をも腐食させかねないものだ。服だけにピンポイントで流し込もうにも格闘術で猛攻を加えてくるメイド相手では容易ではない。しかも、次第に布面積が減ってきているから狙える部位もどんどん減ってきている。
(ん? 待てよ……そや! こうすりゃよかばい!)
 ふと気づき、じぇしかは念じる。念動力による範囲攻撃で一斉にメイドたちを抑え込もうと。
「お掃除……お掃除……」
「よーしよしよし。抵抗すんなや。そのほっそい繊維に直接錆流し込んだるからな」
 うわごとのような呟きをなおも繰り返しながら、メイドたちは動きを止めた。それを確認すると、じぇしかは注射器を取り出す。そして器用に布の繊維にその先端をあてがい、自らのユーベルコードである錆を流し込んだ。
 それによってメイド服の繊維を操作し、糸を解いて自壊させる。
「糸のまんまでも生きとるようなら切り殺そうかと思ったが、大丈夫かね」
 解かれてただの糸となったことでメイド服としては死んだのか、消滅していく。じぇしかは拘束した他のメイドたちにも順番に同様の処置を行い、彼女たちを全員無傷で救うことに成功した。

「……あー、流石にこんままはなぁ。屋上に毛布とか落ちとらんかなぁ」
 下着姿で倒れる彼女たちをそのまま放置するのは気が咎める。何か使えそうなものが無いか、じぇしかは周囲を調べ始めるのだった。

 そして、これによって庭での戦闘は終了した。メイドたちは全員倒され、操られていた彼女たちは一人も死なずに解放されたのだ。
 残すは本命。今回の任務の最終目標である娘だけだ。

成功 🔵​🔵​🔴​




第3章 ボス戦 『邪神融合体ヴィクティマ・セクスタ』

POW   :    DEXTRA TRISTITIAE
攻撃が命中した対象に【邪神オウデスの細胞片】を付与し、レベルm半径内に対象がいる間、【邪神細胞が生み出す猛毒】による追加攻撃を与え続ける。
SPD   :    DEXTRA SCELEROSA
【邪神そのものと化した右腕】で対象を攻撃する。攻撃力、命中率、攻撃回数のどれを重視するか選べる。
WIZ   :    DEXTRA REDEMPTIONIS
【右手から放つ青色の光線】が命中した対象を燃やす。放たれた【対象の抱える「罪」の形を模した】炎は、延焼分も含め自身が任意に消去可能。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠リティア・イリアです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●報われない抵抗
 猟兵たちが洋館に突入すると、広間の中央にそれはいた。
 床に血で描かれた魔法陣の上。既に右腕が異形と化し、頭部などにも異形化の兆候が見られ始めている娘が立っていた。
「いや……いやぁ。誰か……助けて。助けてよぉ……。こんなの、私じゃ……ない……」
 その目からは涙を流し、娘の精神は必死に抵抗しているようだ。しかし、それを嘲笑うかのようにその肉体は右腕を振り上げ、猟兵たちへと振り下ろす。
「やめて……やめて……お願い、逃げて……」
 その一撃は牽制だったのか、誰にも当たることなく床の一部を抉っただけだった。そしてその右腕で、猟兵たちを挑発するように手招きする。
 どうやら肉体の支配権が既に邪神にあることは事実なようだ。……もしかすると、娘の精神すらも、邪神の悦楽のためにわざと抵抗の余地を残されているだけかもしれない。
 彼女に罪はない。しかし、倒さなければこの邪神は世界に甚大な被害をもたらす。
 覚悟を決めて、戦わなければ……。
ニクロム・チタノ
キミは悪くない、そう悪いヤツはもうここにはいない、でもキミは倒さないといけないから・・・
覚悟はして来たはずなのに、目の前で苦しんでる姿を見ると、ね
ボクは猟兵としてするべきことをしよう
ボクの真の名紅明日香の名を以て
チタノヤタテを降臨させる
まずは八つの蒼焔の盾で攻撃を防御その後八つの重力槍を空中に展開射出して攻撃する
当たらなくても大丈夫なぜなら、重力槍開放
重力槍を開放することで超重力の力場を作ることができる
重力を掛けられたら動けないでしょ?
反撃を油断なく蒼焔の盾で防ぎながら接近
ごめんね、元に戻すことはできない、せめてその苦しみから早く開放してあげる!



●優しさは覚悟を以て
(キミは悪くない)
 任務の最終目標を前に、ニクロム・チタノ(反抗者・f32208)は心の中でそう呟く。
(そう……悪いヤツはもうここにはいない、でもキミは倒さないといけないから……)
 目に映るは、苦しみ、嘆く憑代の娘。覚悟はしてきたはずだが、それでも実際に目の当たりにすると心が揺らぎそうになる。
 しかし、自分は猟兵である。故に、彼女を倒さなければならない。
「……行くよ。ボクの名、紅明日香の名を以て!」
 それは、ニクロムの真の名。そしてその宣言は、覚悟の証明。
 胸の反抗の印が輝き、蒼き焔が迸る。それは彼女の守護竜、チタノヤタテの霊となってこの場に権限し、同時に八つの槍と盾を周囲に展開させた。
「やめて……助けて……」
 悲痛な声を上げながら、憑代の娘が動いた。右手をかざすと、そこからニクロムへと青い光線が放たれる。
 しかし、それは蒼焔の盾に阻まれる。そして同時に、槍が射出される。
 憑代の娘はそれ飛び退いて回避。しかし、それはニクロムの狙い通りであった。射出後に空中に展開された槍は力を解放し、超重力の力場を作る。
「あ……あああぁぁぁぁーーーーー!!!!」
 憑代の娘の動きが止まる。これでもう、回避はできない。それでもデタラメに光線を放って抵抗を試みるが、どれだけ必死に放とうと右手一本で放てる手数はたかが知れている。それに対し、ニクロムの盾は八つ……十分に防ぎきれる。
「ごめんね」
 それは、被害者でありながら倒される彼女への謝罪であると同時に、それを自ら成すという覚悟の言葉。
 もう、彼女を元に戻すことはできない。それならば……
「せめて……その苦しみから早く開放してあげる!」
 そして、ニクロムの槍が憑代の娘を貫いた。

「嫌……嫌よ……私、まだ死にたくない……」
 しかし、彼女はまだ力尽きない。
 目から涙を流しながらもその肉体は強制的に立ち上がらせられ、猟兵たちへと向き直る。
 確かなダメージはある。しかし、倒しきるにはまだ遠いようだ。

成功 🔵​🔵​🔴​

カイム・クローバー(サポート)
『俺の手を貸りたい、だって?──言っとくが俺は高いぜ?』

アドリブ・連携歓迎

二丁銃と魔剣を使って戦う猟兵。
お喋りで軽口や皮肉な言い回しを好み、常に余裕を持って問題に当たる青年。UDCを主に活躍の拠点とし、『便利屋Black Jack』として何でも屋紛いの事をしている。
不要の人殺しは一切せず、オブリビオンであろうと女性や同情できる相手には甘い場合もあるなど、口は悪いが根は悪人ではない。

猟兵やUDCのフォロー、邪神の討伐、情報収集、必要に応じて動きますので、状況に応じてどうぞ。シリアス&ギャグのどちらも参加できますが、エッチ系な依頼はNGです。
基本的にはお任せで大丈夫です。宜しくお願いします。


千束・桜花(サポート)
どうやら強敵が現れたようですねっ!
私が百戦錬磨の将校を名乗るためには避けては通れぬ相手!
幻朧退魔刀を片手に挑ませて頂きます!
本来は対影朧用の剣術ではありますが、別世界のオブリビオンにも有効であることを示しましょう!
クロムキャバリアへ向かうときは専用のキャバリアにてこの剣術を再現します!

さあ、怒りや悲しみに満ちたその荒御魂、鎮めて差し上げましょう!
いざ、いざいざ!



●せめて心だけでも
「やれやれ、やりにくい相手だぜ」
 憑代の娘の言動に、カイム・クローバー(UDCの便利屋・f08018)は顔をしかめた。
 普段は軽口を叩く彼だが、この状況ではそんな気分にもなれない。邪神絡みの依頼だから参加したが、ここまで憑代の自我が残っているとなると流石に同情もしたくなる。
「カイム殿、大丈夫ですか?」
「ああ、大丈夫……大丈夫さ」
 共に駆け付けた猟兵である千束・桜花(浪漫櫻の咲く頃に・f22716)の問いに、なんとか平静さを取り戻す。便利屋として高い報酬も受け取っているのだから、甘い考えに囚われているわけにもいかないのだ。
「あの右腕は厄介そうだ。ひとまず俺が牽制するが、やれそうか?」
「心配御無用! 本来は対影朧用の剣術ではありますが、別世界のオブリビオンにも有効であることを示しましょう!」
 元気に答えて愛用の刀――幻朧退魔刀に手を当てる桜花。それを見れば、カイムも覚悟を決める。まだ少女とも言える相手がここまでやる気なのだ。ここで男の自分が躊躇ってなどいられない。
「そんじゃあ、派手にやるとするか!」
 2丁の拳銃を構え、カイムは銃撃を開始する。それは紫雷を纏った銀の銃弾を広範囲にばら撒き、憑代の娘から逃げ場を奪う。
 その合間を縫うように、桜花は素早く切り込んで憑代の娘に肉薄する。その右腕が振りかぶられるが、そこにカイムの銃撃が命中して痺れさせ、その動きを鈍らせる。
 隙は一瞬。だが、桜花にはそれで十分だった。
「未来を喰らう負の繋がり、絶ち切らせていただきます!」
 その一瞬の間に、居合で憑代の娘を一閃する。それは桜の花吹雪を周囲に散らし、破魔の力によって肉体を傷つけずに死霊や邪気のみを祓う一撃となる。
「あ……あぁ……」
 それにより、喚いていた憑代の娘の言葉が止まった。
「命を救えぬならば、せめて心だけでも安らかに……現世への未練、これで断ち切れるとよいのですが」
 桜花もまた、被害者である彼女を倒すことに全くの躊躇いがないというわけではなかった。既に邪神と融合してしまった肉体を分離することはできずとも、その心から未練を除き、肉体との繋がりを断つことができればと、こうして刀を振るったのだ。

 結果、生へと執着する声が止まった。
 本当に心が救えたと言っていいのかはわからない。しかし、これで多少は戦いやすくなったのは事実だろう。
 それでも、肉体は未だ臨戦態勢だ。必ず、トドメは刺さなければならない。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

加賀・三槌
『逃げて』と来ましたか。
(床の魔法陣を壊せば……否、儀式の完遂を遅らせるくらいは出来るかもしれないが、既に同化が進みすぎている。UDC組織に引き渡せばあるいは……否、奉仕種族ならまだしも、邪神との融合体など彼らの手に負える代物では……)
いえ、わかっていますよ。彼女はもう手遅れです。所詮私の力程度では、こうして終わらせてやる他に道はない。

UCを使用、影の中から大量に這い出る蛇型のバロックレギオンに憑代を襲わせます。
蛇共と戦っている隙に憑代の背後に回り、【不意打ち】で【クイックドロウ】を仕掛けて頭か心臓を狙うとしましょう。人間の急所がまだ通用すると良いのですが。

WIZ判定、アドリブ連携大歓迎。


梅力岩・じぇしか
最悪の選択肢しかない中で、救えんってのを選んだ経験あるけど、自ら手にかけるんは初めてやね
……此処に足運んだのは俺や。俺自身が行くと決めた。やけん。殺る。娘さんを、逃がさんし俺も目の前からは逃げん。小細工なしで拳ば叩き込むよ

怨んでくれたら俺が報われるけん、せんでよか。でもそれで気持ち楽になるなら、なんだってしてもええ。生きたいて願うんは生きものとして当然の事たい
だから俺も抵抗するよ。抵抗するから、俺を殺しに来い

毒には毒をって言いたいけど、邪神細胞とはよう言うわ。食らったら自身の体内をハッキングして検証を。薬品調合で解毒剤投与する。けど……軽症やったら治せんかな
……いかんね、自分殴って再戦向かうわ


化野・花鵺
「なんでぇ!メイドの上司はメイド長でしょぉ!ホント、邪神って空気読めないぃ」
狐、ジタバタした

「はぁ?なんでカヤがせぇふくでもないトルソー助けなきゃなんないのぉ?パス1ぃ」
狐、言いたい放題だった

「分からんか?ヌシがそうなったはヌシのせいじゃ。逃げず流されそうなりおった。そうした自分を恨め、ヌシの言葉なぞ聞かず滅ぼす我らを恨め。嘆こうが苦しもうが、ヌシの未来は変わらぬ。諸共消えよ、邪神の娘!」
UCで顔と言わず体と言わず全身を破魔の剣で串刺しにする
敵の攻撃は野生の勘で察知し衝撃波で弾きオーラ防御で防ぐ

「彼処まで呑まれてはもう分かたれぬ。早々諦め、消えてしまうが重畳よ。恨み呑まれて同化するが良かろう」



●終わらせる責任
(床の魔法陣を壊せば……否、儀式の完遂を遅らせるくらいは出来るかもしれないが、既に同化が進みすぎている。UDC組織に引き渡せばあるいは……否、奉仕種族ならまだしも、邪神との融合体など彼らの手に負える代物では……)
 憑代の娘との戦闘を観察し、加賀・三槌(飢え渇く者・f32336)は思考を巡らせていた。出会い頭に『逃げて』と言われ、彼女の自我と意思を確認し、どうにか救いが無いかと。
 しかし、考えれば考えるほど、観察すれば観察するほど、彼女を救うということは不可能だという現実を突きつけられる。
「お前さん、大丈夫かね?」
 そんな三槌の様子に、梅力岩・じぇしか(ラストポリフェノール・f27845)が声をかける。思考の海に沈みかけていた三槌は我に返り、頭を左右に振った。
「ええ、大丈夫ですよ。……彼女はもう手遅れです。所詮私の力程度では、こうして終わらせてやる他に道はない」
「最悪の選択肢しかない中で、救えんってのを選んだ経験あるけど、自ら手にかけるんは初めてやね」
「あなたこそ、大丈夫ですか? こういうのが平気なようにも見えませんが」
「……此処に足運んだのは俺や。俺自身が行くと決めた。やけん。殺る。娘さんを、逃がさんし俺も目の前からは逃げん」
 覚悟を決めた目で、じぇしかは憑代の娘を見る。生へ執着する慟哭は既に止まってはいるが、それでもアレが不本意に邪神と融合させられた被害者であるという事実は変わらない。それを殺すという責任を、彼も強く感じていた。そこに……、
「なんでぇ!? メイドの上司はメイド長でしょぉ! ホント、邪神って空気読めないぃ!」
 空気の読めない大声が、広間に響き渡った。化野・花鵺(制服フェチの妖狐・f25740)である。
「なんでカヤがせぇふくでもないトルソー助けなきゃなんないのぉ? パスぅ」
 言いたい放題に言って不貞腐れる彼女を見て、三槌もじぇしかも苦笑する。
「……あれくらい気楽になれれば、楽なのでしょうけどね」
「はは、違いなか」
 軽く笑って、そして二人は臨戦態勢に入る。
(怨んでくれたら俺が報われるけん、せんでよか。でもそれで気持ち楽になるなら、なんだってしてもええ。生きたいて願うんは生きものとして当然の事たい)
 先に動いたのはじぇしかだった。点滴スタンドを引いている病弱そうな印象に反し、非常に喧嘩慣れした動きで憑代の娘に肉薄するとその拳を娘に叩きこもうとする。
 対する憑代の娘も、その右腕を振るって応戦する。振るわれた右腕にじぇしかの錆を纏った拳が激突し、周囲に衝撃が走った。
「くっ……」
 確かにダメージを与えた手ごたえはあったが、こちらも無傷とはいかなかった。邪神細胞とはよく言ったものだ。殴った拳にその欠片が付着し、毒を放っている。
 じぇしかは即座に自身の拳をハッキングし、毒を解析。その場で解毒剤の調合を試みる。
(俺も抵抗するよ。抵抗するから、俺を殺しに来い!)
 闘志の籠った目で憑代の娘を睨みつける。まだ、この程度では引き下がらない。そんなじぇしかに、憑代の娘は右腕を向けて追撃を放とうとする。
 しかし、それは影から現れた蛇の群れによって阻まれた。三槌がユーベルコードで生み出したバロックレギオンである。黒い蛇の群れは、右腕から光線を放つ憑代の娘を翻弄するように動いて時間を稼ぐ。
「……どう……して?」
 沈黙していた憑代の娘が、呟いた。まだ娘の自我が完全に断ち切られてはいなかったのだろう。それが戦闘によって再び繋がり始めたようだ。
「分からんか?」
 そんな娘に、じぇしかの背後より花鵺が声をかける。先ほどまでの様子と違い、それは威厳すら漂わせる雰囲気で言葉を続ける。
「ヌシがそうなったはヌシのせいじゃ。逃げず流されそうなりおった。そうした自分を恨め、ヌシの言葉なぞ聞かず滅ぼす我らを恨め。嘆こうが苦しもうが、ヌシの未来は変わらぬ」
 同時に、周囲に大量の剣が舞う。彼女のユーベルコードで生み出された破魔の剣たちは幾何学模様を描き飛翔しながら、その全てが憑代の娘に狙いを定めていた。
「彼処まで呑まれてはもう分かたれぬ。早々諦め、消えてしまうが重畳よ。恨み呑まれて同化するが良かろう。そして諸共消えよ、邪神の娘!」
 破魔の剣が、憑代の娘の右腕を貫く。そして胴体を、頭を、全身を次々と容赦なく貫いていく。
「……ええ、そうですね。終わらせましょう」
「ああ、そうや。そして、存分に怨め」
 背後に回った三槌が、貫かれた状態から更に頭部と心臓を素早く撃ち抜く。
 じぇしかも解毒を終えた拳で、再度その肉体を全力で殴りぬく。
 3人の同時攻撃が完全に入る形となり、憑代の娘は力尽きたのか、その動きを止めた。

「あ……ああ……」
 崩れていく。まずは邪神と強く同化した右腕が、そしてそれを起点としてその肉体全体が。
 これが綺麗な物語であるならば、彼女が最期に感謝の言葉の1つでも述べたのだろう。「解放してくれてありがとう」と。しかし、そうはならない。彼女もまた、生きようとしながら理不尽にその生を弄ばれたのだから。
「私……もっと……生きたか……った……」
 最後に残すのは、やはり生への執着。未練。どれだけ強い力で浄化しようとしても、人が、生き物が自然と抱くそれを完全に断ち切ることなど不可能なのだろう。
 そこに後味の悪さが残ることは避けられない。しかしそれは、彼女を放置することで失われる命を諦める理由にはならない。なってはならない。
 猟兵たちの活躍により、多くの命が救われたというのもまた事実である。この館で働いていた使用人たちからも犠牲者は出ず、最良の結果であると言えるだろう。
 今はひとまずそれを噛みしめ、そして次の任務へ。世界は、キレイゴトばかりでは回らないのだから。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​



最終結果:成功

完成日:2021年05月24日


挿絵イラスト