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銀河帝国攻略戦⑤~襲い来る魔の手

#スペースシップワールド #戦争 #銀河帝国攻略戦

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●それはどこからともなく
「くそっ、もうかぎつけて来やがったのか!」
 忌々し気にモニターを睨む操舵手と艦長。そこには行く手を阻むべく存在する、銀河帝国の戦艦が存在している。
 それは解放軍へと合流すべく舵を取った直後の出来事であった。突如進行方向へと、敵戦艦がワープをしてきたのだ。
「こちらの船だけでは、戦艦を相手にするのは不利か……」
「万事休す、といったところですね」
 まだ戦いの準備すら始めたばかりの宇宙船では、襲い来る戦艦を迎撃するのは難しいだろう。それが分かっているからこそ、艦長は悔し気に……そして既に諦めを滲ませながら、指示を飛ばす。
「たとえやられるのだとしても、一矢報いてやろうではないか。我々が堕ちるほんの少しの間だけでも、時間稼ぎとするとしよう」
 帽子を深くかぶり直し、艦長は椅子へと深く腰かける。守りきることも避難させることも出来なかった、艦内の人々に心の中で詫びながら。

●敵戦艦を破壊せよ
「さー、皆! お仕事の時間ッスよ!」
 グリモアベースにて、船の中の地図のようなものを示しながら露霧・霞(あたしってば最高ッスよ・f00597)が吠える。
「今から皆には、銀河帝国の戦艦の中へと飛んでもらうことになるッス。その中にはもちろん敵がいっぱい……けど、なんとかそれを排除して戦艦を破壊して欲しいッス」
 霞の背後に用意されているのは、爆薬などの破壊用の道具達の入った箱。それをぺしぺし、と慎重さの欠片もなく触りつつ、霞は現状の説明を続ける。
「艦内にはクローン兵? とかいうやつがいっぱいいるみたいッスね。そいつらが徘徊してるッスから、気をつけて欲しいッス。なんせ肝心なのは艦の破壊ッスからね」
 現在敵戦艦は、解放軍に合流しようとしていた宇宙船を撃墜すべく、相対している所であるらしい。
「このままじゃ解放軍に来てくれる味方が撃墜されちゃうッスからね。パパッと急いで解決しちゃって欲しいッスよ!」
 破壊用の道具は好きなだけ持って行って欲しいッス! と爆薬入りの箱を掲げながら、霞は転送の準備を始めるのだった。


原人
=============================
 このシナリオは、「戦争シナリオ」です。
 1フラグメントで完結し、「銀河帝国攻略戦」の戦況に影響を及ぼす、特殊なシナリオとなります。
=============================

 どうも、原人です。
 始まりましたね、戦争が。

 このシナリオは敵戦艦内に徘徊する敵兵士を倒し、戦艦を破壊していただくシナリオとなります。
 難しいことは考えず、敵の排除と戦艦の破壊だけを考えていただければOKです。

 余談ですが、戦争シナリオ開始に伴いマスターの自己紹介文を追記しています。一読していただけると幸いです。
 では、頑張ってください。
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第1章 集団戦 『クローン重騎兵』

POW   :    インペリアル・フルバースト
【全武装の一斉発射】を放ち、自身からレベルm半径内の指定した全ての対象を攻撃する。
SPD   :    コズミックスナイプ
【味方との相互情報支援】により、レベルの二乗mまでの視認している対象を、【狙撃用ビームライフル】で攻撃する。
WIZ   :    サイキッカー拘束用ワイヤー
【アームドフォートから射出した特殊ワイヤー】が命中した対象を捕縛し、ユーベルコードを封じる。ただし、解除するまで毎秒寿命を削る。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

ジャガーノート・ジャック
(ザザッ)
破壊工作か、得意分野だ。
受諾した、ミッションを開始する。

(ザザッ)
SPD選択。
機械鎧にステルス加工を施し潜入(技能:迷彩+変装+武器改造+メカニック)。
『Craft: Bomb』作動。『早業』で精製速度向上。

敵の密集してる箇所に精製した『プラスチック爆弾』を正確に投擲。(技能:スナイパー+投擲)

起爆後は混乱が起きると推察。
本機の『残像』によるデコイを分かりやすい所に設置し、そこに精製した『地雷』で釣られた敵軍を爆破。

他、『時限式爆弾』を随所で設置し起爆、『スタングレネード』も適宜投擲する事で敵軍を撹乱しつつ破壊工作を行う。

本機の行動指針は以上、実行に移る。オーヴァ。
(ザザッ)



 戦艦の中の一室。待機所と呼ばれる場所にて、クローン重騎兵達はこれから行うであろう蹂躙を前に他愛ない雑談に興じていた。
「にしてもバカな連中だ。解放軍だぁ? 抵抗さえしなけりゃ楽に死ねるものを」
「全くだ。戦力差というものをわかっていない」
 軽口と共に吐かれた言葉は、完全に相手を舐めきっているものであり、自分達の優位を微塵も疑っていないことが分かる。
 それは戦いの始まろうとしている場においては油断にも繋がるということを、彼らはどこまで理解していたことだろう。
「――敵の密集している地点を発見。これより攻撃に移る」
 砂がこすれるようなノイズ混じりの音声と共に、待機していた兵達の中心に飛来する粘土のような塊。それが何なのか兵達が理解する前に、その塊は一瞬の閃光と共に周囲もろとも巻き込んで爆破する!
「げほっ……ごほっ……おい、一体何が起こった! 無事か!?」
「……運のいい連中だ。倒しきれなかったのがそれなりに出たか」
 待機所の扉の外から様子をうかがっていたジャガーノート・ジャックは、自身の意図ほどの破壊がなされなかったことに内心不満を覚えながら、混乱が起きている室内を機械鎧越しに睨む。
 中では爆発に巻き込まれながらも、運よく生き残った数名が一体何が起きたのかとヒステリックに叫んでいるのが見える。他の場所に騒ぎが伝わるのも時間の問題だろう。
「まあいい、ミッションは始まったばかりだ。焦ることはない」
 敵に見つからぬよう素早くその場を離脱しながら、ジャガーノートは自身のデコイと共に爆薬を仕掛けていく。出来る限り見つからず、最大限に破壊工作を――手慣れた様子の異形の戦士は、自身の得意とする戦いが始まったことを実感しながら、次に狙うべき場所を探し彷徨い始める。
 鎧の赤い瞳が、不気味に輝きを増す。
「さぁ、戦いを始めよう。――オーヴァ」
 狩る側が狩られる側になることもあるということを、やつらに教えてやらねばならないのだから。

成功 🔵​🔵​🔴​

煌燥・燿
【チーム宙兎】で参加
SPDで判定

心情

俺には縁遠い世界だと思っていたけど。
一人の女の子に憎しみ宿らせるような邪悪を許しておく事はできねえな。
俺も少しは頼りにしてくれよな。ノノ。

◆戦闘
ノノが敵を蹴散らしてくれてる間に。
【地形の利用】で丁度いい場所を見定めて【罠使い】で爆発物を仕掛ける。
いいねリスのアジトを誤爆させた経験がこんな所で生きるとはな……。

仕掛けが完了次第【無限の刹那】を使いノノをサポート
眩い閃光による【催眠・目潰し】、カメラ【撮影】による呪詛、火の精霊の【属性攻撃】による幻影で敵の攻撃を鈍らせる
熱と光で光学センサを焼いて。呪詛と幻影が感覚を狂わすぜ。

俺も飛ぶのか!? お手柔らかに頼むぜ!


ノノ・スメラギ
【チーム宙兎】で参加
判定POW

心情
ハハッ、待ち望んだ時が来た!
銀河に蔓延る害獣共を!
一匹残らず駆逐してやるその時が!

うん? 燿くん、力を貸してくれるのかい?
有難い! 思う存分暴れさせてもらおう!

戦闘
燿くんの支援を受けて大立ち回りさ!
数も多いし、ガンナーズとスライサー、シールドデバイスを展開してVMAXランチャーは連射モードで敵軍へ突撃するよ!
ある程度引きつけたらUCの一斉攻撃で一網打尽だ!
(二回攻撃、一斉発射、捨て身の一撃)

敵が片付いたら爆弾を仕掛ける燿くんの護衛に回るよ。
敵の攻撃はシールドの盾受け、鎧の防具改造での対応で耐えて、頃合いを見てリフターを駆使して(空中戦)燿くんを連れて脱出だ!



 待機所での爆発騒ぎが起きたとほぼ同時刻、通路を巡回する兵士達に向け哄笑をあげながらノノ・スメラギが走る。
「ハハッ! 今日は思う存分暴れてやるとしようか!」
 自身の所持する遠隔武装を展開し、いつの間にやら戦艦内へと侵入していた敵の姿に慌てるクローン重騎兵達に反撃の余裕すら与えず、遭遇する兵士達を薙ぎ払うように撃退していく。
「今日は燿くんの支援もあるからね。大盤振る舞いでいくとしようじゃないか! ……うん、燿くん? さっきから黙ってどうしたんだい?」
「ハァー……あぁ、いや。思いがけない経験が、予期せぬ場所で役に立つことになるもんだ――っとな」
 不思議そうに視線をよこしてくるノノに苦笑を返し、煌燥・燿は手にしていた小さなボタンを押し込む。その瞬間、今まで2人が移動してきた通路からいくつもの爆音と閃光が発生する。燿が移動のかたわら仕掛けてきた爆薬の仕業である。
 どの程度破壊できたものかと振り返ってみれば、背後の通路は炎と瓦礫に塗れている。
「俺も爆破が手慣れてきたのかねー……嬉しくねえ」
「おおっ、なかなか派手に火花があがってるぞ、燿くん! もっとジャンジャン仕掛けていってくれるかい!」
「了解了解。……ま、どんな形であれ頼られるのはいいもんだ」
 次なる仕掛けを用意しながら、先行し始めるノノを燿は追う。
 ちょうど通路の合流地点であった場所まで先に辿りついたノノは、駆けつけてきたクローン重騎兵達の攻撃をシールドデバイスで防ぎながら反撃の機会を狙う。
「敵の船だけあって数が多いね!」
「おい、ノノ! 合わせろっ!」
「――! 了解っ!」
 首から下げていたカメラのシャッターを切り、更に爆薬の起爆ボタンを燿が押す。
 眩い閃光がノノに銃撃を加えていたクローン重騎兵達の視界を奪い、カメラから放たれる呪詛と設置してきていた爆薬の炎が兵士達の攻撃の手を緩ませる。
 防御に専念していたノノは、銃弾の雨が途切れた瞬間を狙い全ての武装を展開する。
「今だっ! ボクの全弾、持っていきなよ!」
 一切の加減を投げ捨てたノノの武装が、全ての弾を出し切る様に火を噴く。
 打ち出された魔力の砲撃は、クローン重騎兵達を次々に再起不能へと追いやっていき、武装から魔力弾が出なくなったころには立ち上がる敵兵は1人も居なかった。
「ふぅー。こんなものかな?」
「お疲れさん。こっちはもう爆薬使いきっちまったぜ」
「奇遇だね! ボクも暫くは攻撃に使えそうな魔力は空っぽさ!」
 展開していた武装の大半を収納し、カラカラとノノは笑う。そして残り少ない魔力を動員し、リフターを起動し燿の肩を掴む。
 何をするのかは理解していないにもかかわらず、燿の頬が引きつる様につり上がる。……往々にして嫌な予感というものは当たるものである。
「さぁ、やれることはやったし長居は無用さ! 脱出しよう――飛ぶよっ!」
「飛ぶって……俺もか!?」
 リフターによって飛翔したノノは、有無を言わさぬように燿をつり下げるようにしながら退避していく。宙ぶらりんの状態で移動させられていく燿は、『せめてお手柔らかに……!』と必死に伝えるのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ムルヘルベル・アーキロギア
爆破か?
爆破と申したか!?
ふふん、このワガハイ、何を隠そう爆破や放火には定評があるのだ
ダークセイヴァーでは闘技場をまるまる一つ焼き尽くしたこともあるのだぞ!

え、浮かれるな? 敵を倒すことを考えろ?
……ええいまだるっこしい、だったらクローン兵だろうがなんだろうが、【ウィザード・ミサイル】でまるごと焼き尽くしてくれる!
無論〈全力魔法〉かつ〈属性攻撃〉にて、戦艦だろうが燃え盛る魔炎をお見舞いしてくれるわ
まあそんなふうに攻撃に集中しておると、敵に狙われるやもしれぬが!
そこはこう、仲間との連携とかなんかそういうあれで、突破するのだ
他人任せ? まあそうとも言うのである。


カイザー・ロックウェル
ああン!? クローン兵の団体さんだとオ!?
ハッ! そんなもん俺様の相手じゃねええ! 一匹残らず蹴散らしてやるぜええ!

クマちゃんを操った姿で突撃
両手にダブルリボルバー、念動力でツインブラスターを操り、四丁の絶え間ない銃撃の雨で敵を撃ち抜いていく
狭い船内なら好都合だ! 地形を利用した跳弾アタックで、敵の手元を狂わせてやるぜ!

味方が爆薬を仕掛けるなら『ジャスティス・ペイン』を発動! 果敢に敵の群れへ突っ込み、溢れ出る存在感で自ら囮となり時間を稼ぐ。使えるなら『クイック怒号』で更に気を引く
こんな所で躓いてるヒマはねえ! 戦艦だろーと何だろうと、いくらでも落としてやるぜええ!!
★アドリブOK!



 あちらこちらで発生し始めた爆発やそれにともなう火災。それらの対処に追われることとなった戦艦内で、ムルヘルベル・アーキロギアは上機嫌に笑いながら闊歩していた。
「ははは、愉快愉快。これだけ好きに爆破しても怒られんとは、ワガハイの為にあるような仕事ではないか!」
 次から次へと火矢を呼び出し、戦艦内部や兵士達に向け放つムルヘルベルの様子は、まるで玩具を手にした無邪気な子供のようであった。
「だーっ! 好き放題放火するのも勝手だがよ、チッタァ周りも見やがれ! このカイザー様が居なけりゃ、てめぇ何度大怪我負ってるかわかンねぇぜ!?」
 そんなムルヘルベルの周囲を、サングラスをかけたクマのぬいぐるみ――もとい、クマのぬいぐるみを操るカイザー・ロックウェルがちょこまかと歩き回る。
 浮かれた様子で目についたものだけを攻撃している危なっかしいムルヘルベルを、両手に持ったリボルバーで守りながら不満げに声を漏らす。
「……まだるっこしい。見つけたやつから焼き尽くせばいいのであろうが!」
「だからもっと警戒しろって言って――ンだよっ!」
 カイザーのサングラスがキラリと光り、ためらう動作すら見せず両手の引き金を引く。ムルヘルベルの両頬を掠る様にして飛んだ銃弾は、数度の跳弾を経て物陰から2人を狙っていた兵士を見事に狙い撃つ!
「び、びっくりしたであろう!」
「ああン!? びっくりで済んで良かったじゃねーか!」
 ひっ、と息をのみ腰を抜かしかけていたムルヘルベルが、今もまたちょこまかと歩き回っているカイザーへと吠える。もっともカイザーはといえば、悪びれた様子もなく両手と宙に浮かせた2丁の合計4丁の銃器で次から次へと現れる兵士達へと、銃弾の雨を浴びせかけているのであった。
「てめぇももっと、派手にイケんだろうが。遠慮なくぶっぱなしちまいな!」
「ふんっ、言われるまでもない。全力をお見舞いしてくれるわ――時間は稼げるのであろうな?」
「しゃぁねぇな。貸し一つだぜ」
 詠唱を始めたのを確認したカイザーは、愛らしいぬいぐるみの手足を懸命に動かし走る。その先には……騒ぎを聞きつけ集まってきている兵士達の姿が。
「オラオラオラオラ! 俺様が! カイザー様がお通りだ! ぶちのめしてやるぜええ!!!」
 銃を乱射しながらカイザーは敵の中へと突貫していく。そのサングラスは力が増幅しているのか微かに光を帯びており、敵に身を晒す行動であるにもかかわらず、先ほどまでの身のこなし以上に軽やかに敵を翻弄していく。
「くそっ、なんなんだこのクマのぬいぐるみは!」
「てめぇらをぶっ倒す正義の味方だぜええ! ――オラッ、もう十分時間は稼いだだろ!」
 兵士の鎧を蹴りつけカイザーが距離を取る。
 その瞬間――兵士達を飲み込む様に業火の矢が降り注ぐ!
「これぞ! ワガハイの全力の炎である! ふふん、燃えろ、爆ぜよ、焼き尽くせ!」
 大火を操りながらムルヘルベルは笑う。その炎が焼き払った後には、無事でいられるものはなく。
 倒れ伏した兵士達と、無残に破壊された跡だけが残っていた。
「上出来じゃねえか。さぁ――次へいこうぜええ!」
「ワガハイにかかればこんなものよ」
 どこか調子はずれに、そして上機嫌に笑いながら2人は進む。確かに拭いきれぬほどの破壊を、楽しむ様に戦艦に刻み付けながら。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ルノーン・プライジエ
[アドリブ・連携大歓迎]
とにかく敵を戦艦ごと殲滅してしまえばいいのですね。
ただひたすらに破壊して回りますか。
初めはアウスグスと連携して敵を撃破していきましょう。
トドメは私の主砲を食らわせてあげます。
私の武装がどれ程のものかお見せしましょう。

私が敵へ突っ込み格闘戦と重火力で敵を撃破しつつ撹乱し、
アウスグスは潜伏して援護してもらいつつ、
スナイプで各個撃破を狙ってもらいますか。

後は、敵が一塊になる様に誘導し、そこへ『主砲の一撃』を打ち込みます。戦艦にも大きい穴が開きそうですが、どうせ諸共壊してしますのです。
これぐらいは誤差ですよ。きっと。

久々に暴れますか。いきますよ、アウスグス。


メーティオル・スター
アドリブ歓迎だよ。

よーっし、侵入成功!あとはこのまま大暴れして、この船ごと沈めるだけ!簡単だね!(自分を奮い立たせるように)

宇宙バイクで走り回りながら鞭を振り回して、
敵の隊列や連携を滅茶苦茶にしてやるんだ。


手の届く範囲の相手はそれで対処できると思う。
遠くから狙撃された場合はユーベルコードで撃たれた未来を視て対処することになるかな。
バイクを踏み台にして上に跳んで、そこからマグナムで反撃だ!


戦艦の破壊方法はどうしようか。
一から壊していくのは大変だから、動力炉の暴走とかでいっぺんに吹き飛ばしたいところだけど…みんなが逃げる時間を確保できるかな?


アルトリウス・セレスタイト
壊せば良いなら話が早い

破天で爆撃
どうせ壊すものなので細かく狙わず、敵性個体のいる辺りを爆ぜる魔弾の嵐で蹂躙する面制圧飽和攻撃

高速詠唱・全力魔法・2回攻撃・範囲攻撃・鎧無視攻撃など駆使して絶え間なく撃ち続け、自身を狙う攻撃諸共押し潰しに
相対する数の力を更なる物量で圧殺する

味方がいれば協働
その場合当てない程度に狙いは絞る

味方が退避完了していればコアも爆撃して破壊
その際自身は回廊で退避

※アドリブ歓迎



 たび重なる爆破が続き、徐々に船としての機能を落としつつある銀河帝国戦艦。
 その戦艦のまだ被害の及んでいない箇所を歩きながら、ルノーン・プライジエは興味深げに周囲を見渡す。
「多少は見所のある部分もありますが、素材にするほどではありませんか。補充の材料にするのが関の山ですね。――では、援護をお願いしますよ」
 近くの露出した金属パーツを撫でそう判断すると、自身へ付き従う多脚重戦車アウスグスへと指示を投げる。
「さて……久々に暴れますか」
 各地での破壊活動の結果であろう目の前にある隔壁を睨みつけたルノーンは、無造作にその鉄製の壁へと自身の身体をぶつける!
 砲弾がぶつかるような轟音と鉄の歪む耳障りな異音が響く。奥から何やら驚くような人の声を聞きながら、ひしゃげへこんだ隔壁の中心地に向けて右腕のパイルバンカーを更に打ち込む!
 ガツンッ! と鉄を貫く硬質な音共に、指数本分の穴が開く。
 それを確認したルノーンは、空いた穴へと指を差し入れ力任せに隔壁を裂き開いていく――!
「う、うわああっ!? 隔壁が……!?」
「な、なんだ、このポンコツ――ぐべっ!?」
「おっと、耳障りな言葉が聞こえて思わず殴ってしまいました。ですが……上手く集まっている所を見つけられたようでなにより」
 反攻に転じるためか集まっていたらしき兵士達を見つけ、隔壁から半身を覗かせルノーンは笑う。そのまま力任せに人が出入りできそうな大穴を開けながら、兵士達へと襲い掛かるのだった。
「うわっ、なにここ――って」
 艦内をバイクで移動していたメーティオル・スターが、隔壁にバイクごと入れそうな大穴を見つけ中を伺うと、そこには兵士達相手に大立ち回りを演じているルノーンの姿があった。
「おや、いいところに。少し手伝っていただけますか」
「あ、うん。そりゃ勿論……」
 兵士の胸倉を鷲掴みにしている姿に面食らいながら、メーティオルはアクセルをふかす。戦闘の余波であろう瓦礫屑を弾きながら疾走し始めると、操縦の傍ら取り出したものは無骨な鞭であり。
「くそっ、援軍か! ちょこまかと鬱陶しい……ぐあっ!?」
「ぼーっと突っ立ってたら危ないよ!」
 銃を構える兵士の手元を、しなる鞭が薙いでいく。敵の集団を無理やりに横切る様にバイクで突っ切りながら、メーティオルがかく乱し始めたのだ。
「ちぃ……ならば狙撃なら」
「おっと、その狙撃――『視えてる』よ!」
「なっ!?」
 ライフルを構えた兵士の存在に気づいたメーティオルは、素早くバイクのシートを蹴る!
 数瞬前までメーティオルが居た場所をビームが通過し、引き金を引いた兵士はまさかかわされると思っていなかったのか、間抜けな声を漏らす。
 そんな兵士に宙でにやりと笑みを向けながら、素早く取り出したのは1丁のマグナムだ。それを流れるような動作で兵士に向けると、そのまま引き金を引いた。
 ドンッ、と破裂するような音が鳴る。
 一瞬遅れて届いた兵士の悲鳴を着弾の確認として、メーティオルはバイクに着地しまた縦横無尽に駆り始める。集まっている兵士達は満足に隊列を維持することも出来ず、2人に蹴散らされていく。
 いや、いつの間にやらもう1人その場にいる。それは――。
「壊すだけなら楽なものだ」
 メーティオルに追いたてられた敵の集まる場所に向けて、青く輝く魔弾を飛ばすのはアルトリウス・セレスタイトであった。
 味方に当てぬよう多少狙いは絞ってはいるものの、動くものに対して次から次へと精製された魔弾を涼しい顔で飛ばし続け、数の上で勝るはずの敵兵達を逆に数で圧倒する形となっている。
「すごいね、いい感じに殲滅出来てるよ!」
「これだけ棒立ちになっていればな。……当たるなよ」
「おっとと、そっちも当てないでよ!」
 調子よく指笛を吹いているメーティオルに、アルトリウスは一応の注意を飛ばす。定点で戦っているルノーンに比べ、バイクで動きまわっているメーティオルに当てないようには少々気をつける必要がある。
 ……ついでに言うなれば、ルノーンならば掠るぐらいは大丈夫そうな気もしているのだが。
「そろそろ仕上げといきましょう! 一ヵ所に集められますか!」
「いいだろう。少し待て」
 殲滅するための攻撃を、誘導するための攻撃へと切り替える。相手に当てることを目的とした魔弾ではなく、わざと当たるか当たらないかのギリギリを狙うなどして、敵兵達の逃げ道を塞ぎ一ヵ所へと固めていく。
 一塊になっていく敵兵達を前にして、ルノーンは四つん這いになり前を睨みつける。その背中から長い筒状の主砲が展開すると、それを目の当たりにした敵兵達はこれから行われるであろう攻撃を予感し血相を変える。
「た、退避! 退避ーっ!」
「させるものか。逃げられると思うなよ」
「ぐわっ!? くそっ、これでは逃げられん……!」
 四方へと散ろうとする兵達を魔弾が牽制する。焦る敵兵達をあざ笑うかのように、主砲が兵達へと狙いをつける。そして――。
「沈め」
 無慈悲な宣告と共に主砲から轟音が響く。
 内蔵されていた砲弾が目で追うことも出来ぬほどの速度で射出され、クローン重騎兵諸共その空間をえぐり取る。
 砲弾がぶつかったであろう場所には、『何も』残ってはいなかった。
「これは、やりすぎだろう」
 惨状を目の当たりにしたアルトリウスが、珍しく慌てた様子で逃げ始める。何故ならば。
「戦艦自体をぶち抜くのは、危ないって!」
 兵士達どころか戦艦自体に大穴があいたのを見て、メーティオルもまたすぐさまその場を離れる。ついでに徒歩のアルトリウスをバイクに引き上げながら。
 ……このままのんびりしていれば、宇宙に放り出されてもおかしくはない。
「ははは。これぐらい誤差ですよ。誤差」
「そんなわけが、あるか……!」
 間違いなく、戦艦に誤魔化しきれぬ損傷が刻まれた瞬間であった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

エスチーカ・アムグラド
急いでお仕事をしないと、解放軍さんの船がピンチです……!
船の中の皆さんを助けるためにも風のように素早く敵の戦艦を破壊しないと!

でも、あやや……困りました
チーカ、身体が大きくないので戦艦を破壊できるような道具が持ち込めそうにありませんね……?
うーんうーん、信管? という道具ならチーカでも運べそうでしょうか?
一先ずチーカ、敵をどうにかすることを重視していきます!

敵は沢山いるそうですからね!チーカ、【空中戦】が得意ですし戦艦内を飛び回って敵をどこかに【おびき寄せ】ますよ!
広い所なら一網打尽、狭い所なら沢山居たって怖さは半減です!
敵を集めた後は、烈風!
【範囲攻撃】で纏めて攻撃していきますよ!


ヴィクトル・サリヴァン
合流前に叩くのは基本だよね。でもそれもわかっていれば迎撃できない事はない。
さあ次へと力を束ねる為にもう一仕事、やるとしようか。

UCで突風と雷を合成した嵐を引き起こし、クローン兵たちを纏めてなぎ倒す。
戦法的にできるだけ敵が多くて遮蔽物少ない方がやり易いので広い通路をどんどん進んでいく。
遮蔽物が多かったり味方猟兵が多く乱戦状態になっている場合は銛を後ろから投擲するなりして味方を支援。
…投げた銛に向けて雷の突風放てば避雷針みたいにある程度至高性もたせて、ってのもいけるかな。
あと敵ワイヤーの緊急回避に銛や周囲の物品投げつけ盾代わりにできないか試す。

敵数必要分減らせたら敵戦艦の火薬庫探して炎の嵐で着火。



「ひゃーーっ! 今なんだかすごく揺れましたよっ!?」
「おっ、とと。危ない危ない。こけるところだったよ」
 立つのがやっとというような艦内の揺れに、エスチーカ・アムグラドとヴィクトル・サリヴァンが、顔を見合わせお互いの無事を確認する。
 出来るだけ広い通路を選んで移動していた2人は、つい先ほど戦艦に穿たれた穴のことは知らず、ただただその余波に驚くばかり。
「随分と敵の数も減ってきましたね。どうしましょう」
「そうだね。闇雲に探していてもしょうがないか……」
 先ほどまで活躍していた銛を手持無沙汰に軽く振るい、ヴィクトルは暫し考えに耽る。こうして見晴らしのいい通路を歩いている状態にもかかわらず、接敵する数は少ない。となると、考えられるのはどこかに集結しているのか大勢が決したか。
(「となると、こちらが取る行動は」)
「あやや。ヴィクトルお兄さん、どこ行くんですか?」
「少し、考えがあってね」
 はぐれていた敵兵を風の刃で切り裂いていたエスチーカは、歩き出したヴィクトルの周囲を飛び回りながら不思議そうに首をひねっている。
「こういうのは大体あるとすれば……こっちか」
 あまり迷う様子のないヴィクトルは、物陰に隠れる様子もなくずんずんと通路を進んでいく。時折現れる敵兵達にも、銛を投げつけたりそれを起点に雷撃を突風のように飛ばしたりと危なげがない。
「段々と、揺れが激しくなってきてませんか? チーカ、飛んでてよくはわかりませんけど……」
 少し不安そうに顔を曇らせるフェアリーの少女に、勇気づけるようにヴィクトルは微笑んでみせる。
 とはいえ、エスチーカの言葉は事実であり、段々と揺れが激しくなってきている。仲間達は皆、各所で派手にやっているらしい。ならば、自分達も最後の大花火といこうではないかと、ヴィクトルは考えるのだ。
「さてそれでは問題だ。この先はいったい、何があると思う?」
「ええっ!? うーん、うーん、何でしょう……」
 ようやく到達した扉の前での質問に、エスチーカはあわあわ、うーんうーん、と頭を悩ませる。そんな様子に笑いながら、ヴィクトルは扉に足をかける。
「正解は――これだっ!」
「な、何者だ!?」
 力任せに扉を蹴破るヴィクトルの姿に、エスチーカが目を丸くする。そして無理やりに開けられた部屋の中には、何やら作業をしているクローン重騎兵達。手にしているのは……エネルギーパックや火薬であろうか。
 つまりここは補給庫……火薬庫といってもいい場所であった。
「こ、こんなところまで侵入者が……!」
「おっと、流石に物資があると反撃が苛烈だな」
 乱射される銃弾やビームの雨や飛来するワイヤーから逃げるように、ヴィクトルはドア脇の壁に身を隠す。逃げ遅れた服の端が穿たれ、衣装に少し穴が開いて悲しそうな顔を浮かべる。
「よーっし、チーカはりきっちゃいますよ!」
 ようやくやってきた活躍の場に、エスチーカは気合を入れる。銃弾とビームを避けるように飛び回り、抜き放った剣に力を込める。
 風の力の宿った刀身は、エスチーカが振るうたびに斬撃を伴った烈風となり兵士達を壁に縫い付けていく!
「俺も負けてはいられないな」
 穏やかな口調ながら、ヴィクトルの使役する嵐は決して穏やかではなかった。
 雷と突風の入り交ざったそれは、火薬庫の中にいるクローン重騎兵達を薙ぎ払っていく。時折火薬の入った箱ごと風でさらいそうになり、内心ひやりとする場面はあったが。
 そして2人が部屋内を制圧するのにさほどの時間はかからず、後には荒れ放題になった火薬庫と倒れ伏した兵士達、そして部屋を軽く物色する2人の猟兵だけが残される。
「こんな感じでいいですか?」
「いいねいいね。それじゃあ、合図したらすぐにここを離れるからね――行くよ!」
 積み上げられかためられた火薬箱やその中身に、ヴィクトルが逃げながら炎を放つ。それは2人の背後で火薬の山に着火し、轟音と共に先ほど感じた揺れにも負けぬほどの大爆発を引き起こす!
「ひゃぁ~~っ!!! 揺れてますっ! また揺れてますよ!」
「お喋りしてる余裕はもうないね! 逃げよう!」
 こうして揺れ崩壊していく戦艦の中を、2人は駆けていく。
 やがて爆発は連鎖し、誘爆を繰り返しながら戦艦は瓦解していく。
 猟兵達はその崩壊に巻き込まれぬよう、各々慌てた様子で戦艦から離脱するのだった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​



最終結果:成功

完成日:2019年02月07日


挿絵イラスト