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銀河帝国攻略戦⑤〜Vendetta:No.5

#スペースシップワールド #戦争 #銀河帝国攻略戦

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#銀河帝国攻略戦


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●喫緊のカラット
 紺青の天球に、きらり、きらり。
 生物の数より多い星がそれぞれの命を燃やし、宝石を散りばめたような点描画をつくっていた。海すら飲みこむそのキャンバスは、本来なら死ぬまでに塗り終わらなさそうだが──。
 そこに浮かぶ、偽物ぎらり。
 目を劈く安い光は、威嚇体勢のギベオンカラー。星擬きの輝きを放ちながら、幽寂に穴を開ける人工物は着々と歩みを進める。
『船員、準備は良いか』
 無機質なオペレータールームからの信号に返されたのは、意味をなさない電子音だったが……絵画を燃やし尽くす応の復書としては、充分過ぎるくらいで。

●Vendetta:No.7
「急に呼んでゴメンネ!」
 着いた途端大変申し訳ないと両手を合わせる彼女は、先刻まで食事中だったのか。口元を拭いながらこちらへ走ってきたのは、グリモア猟兵のベガ・メッザノッテ(残夢紅華・f00439)だった。
「まずはヘロドトスの件お疲れサマ! と言いたいんだけド……」
 息切れの後、夜空より暗くなる彼女の表情の理由は、粗方予想がついていた。

 ヘロドトスの戦いは、猟兵たちの活躍により成功を収めるどころか、銀河皇帝により封印されていた『ワープドライブ』の技術すら手に入る結果となった。その遺失文明を搭載した宇宙船は、スペースシップワールド内のワープを可能とし、伝説の『解放軍』再来を示すはず……だったのだが。
「アタシたちのヘルプに駆けつけてくれている補給援護船ガ、襲われそうなノ」
 このままだと銀河皇帝を倒す前にこちらの基盤が崩れてしまうことになり、戦況は行き詰まりをみせる……そこで。
「集まってくれた猟兵サンたちヲ、ここから帝国戦艦内に送るワ」
 そして船内のオブリビオンを蹴散らして、戦艦を破壊してほしいとの事。転移直後から現場に辿り着いているのはメリットだが、オブリビオンとすぐの対面になるので気をつけるようにと付け加えた。

「厳しい戦いになると思うけド、ミンナならきっと乗り越えられるはずだヨ!」
 なんとしてでも、銀河帝国を倒そう。
 そう鬨の声を上げる彼女は、テレポートの準備を進めるのであった。


水蜜莉紅
 お世話になっております。水蜜莉紅と申します。
 以下、補足になります。

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 このシナリオは、「戦争シナリオ」です。
 1フラグメントで完結し、「銀河帝国攻略戦」の戦況に影響を及ぼす、特殊なシナリオとなります。
=============================

●このシナリオについて
 このシナリオの種類は『⑤帝国戦艦迎撃指令』です。ミディアもワープドライブにより同行しますが、戦闘には参加しません。

●戦艦破壊について
 手段は問いません。脱出時に爆発しても良いですし、ミディアの宇宙船に乗り移ってから砲撃やユーベルコードで破壊しても、狙われていた船の人々が(猟兵からの連絡を受けて)砲撃で破壊しても構いません。

●判定について
 完全一発ダイス判定となります(振り直しなし)。そのため、苦戦等の判定もでるかと思いますがご了承ください。

●チーム戦など行なう場合
 作者ページ上から二つ目の黒丸で字数短縮ができます。ご確認くださいませ。

 それでは、皆様の素敵なプレイングをお待ちしております。
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第1章 集団戦 『クローンライダー』

POW   :    スペーススタンピード
単純で重い【宇宙バイクによる超加速突撃】の一撃を叩きつける。直撃地点の周辺地形は破壊される。
SPD   :    インペリアルライド
自身が装備する【帝国製宇宙バイク】を変形させ騎乗する事で、自身の移動速度と戦闘力を増強する。
WIZ   :    サイキックバリアモード
対象の攻撃を軽減する【サイキックバリアモード】に変身しつつ、【宇宙バイク搭載の機銃】で攻撃する。ただし、解除するまで毎秒寿命を削る。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●崩れかけの第六信号
 さあ、どんどん運べ。空いてるスペースなど埋め尽くすくらいにな。寝床? 寝る暇があると思っているのか。やっと希望が見えてきたんだ、命ある限りサポートすることが、今の俺たちに出来ることさ。
 そうして物資に満たされたコンテナは、船内に摩天楼を作り上げた。その数は星の数よりかは少ないが、ここにいる人よりも遥かに多い。
 視界、通信状態ともに良好。
 舵をめいっぱい右に!
 最大出力で、ゴーゴー。
 すぐそこに迫る希望に、俺たちは向かうのである!
 忙しない金属塊のなか──ぐらり。地面が揺れると同時に、警報音が鳴り響いた。
 何があったのか。赤に侵食された視界を拭って、振り切るメーターを凝視する。
「至急、戦況を報告しろ!」
 ざわめきとエラー音のアンサンブルのなか、一人の男がオペレータールームに駆け込んだ。
「船長! 大変です!」
 大声で叫ぶ彼の顔は、酷く青ざめていて。
「後ろからヤツらが、帝国軍が──」
 涙の浮かぶ瞳に映るのは、突如スクリーンに描かれた月白色の巨大戦艦だった。
 言うまでもなく、それは絶望。
 間違いようのない船の中に目を光らせる帝国軍の攻撃は、一度喰らえば灰すら残らないだろう。
 こちらも銃などの武器こそ持ってはいるが、ヤツらにそれを向けたとしても与えられるダメージなど雀の涙。
「このままのペースだと、あと六分で帝国軍艦と接触します!」
 あと六分……その短さに、一瞬脈が大きく乱れた。進行方向を変えようとも追尾されているのなら無意味、直ぐに救援信号は送ったが、果たして間に合うか。
「死にたくねえよぉ……」
 そう口から漏れるのは悲しい本音──無力な俺たちの、死へのカウントダウンが始まった印だった。
コロッサス・ロードス
●戦術
他の猟兵と連携しつつ、自身の『武器受け』『盾受け』『オーラ防御』等の防御技能を活かす為、また仲間を『かばう』事で被害を抑える為にも、敵群に肉薄して『おびき寄せ』攻撃を誘う

●通常攻撃
『怪力』と『鎧砕き』で敵装甲を削り、二の太刀で砕けた装甲部を穿つ『2回攻撃』が基本

●防御(対コード)
【スペーススタンピード】にはバイクの加速を素早く『見切り』、適宜【無敵城塞】で突撃を防ぐ
その後、即座に【無敵城塞】を解除してバイクかライダー本人を掴み、『怪力』で抑えて離脱を許さず、敵の強みを活かせぬ近距戦を強いる

「バイクの機動力と機銃を活かした良い戦法だ。さあ次はこの距離で俺の剣にどう抗うか……見せてもらうぞ」


ハロ・シエラ
私の様な新兵では役に立たないかも知れません。
でも少しでも空の世界の方々の助けになれる様に頑張ります!
とにもかくにもまずは敵を倒さなければ。
銃弾はかわすしかありませんが、相手が突撃を仕掛けて来るなら好都合です。
真正面から迎え撃ち【剣刃一閃】で真っ二つにして差し上げましょう!
騎上の者が無事であればダガーで仕留める事も忘れません。
戦艦の破壊でも私が直接出来るのはユーベルコードによる切断くらい。
砲撃をお願いするのが効率的と思いますが、求められれば何でも斬ります!



●Vendetta:No.8
 直線と必要最低限のカーブで構成されている、いかにも効率重視のデザインである艦内はコロッサス・ロードス(金剛神将・f03956)と、ハロ・シエラ(ソード&ダガー・f13966)が猟兵として最初に立ち入ることとなった。
 普段の依頼であれば戦場把握のため多少の探索などして船の洗練された技術に心打たれても良いのだが、今回ばかりはそうも言っていられないようで。猟兵の転移に反応したのか、すぐ近くでサイレンが鳴り始める……と思った矢先、曲がり角から現れるのはトライアングルに陣を組むクローンライダーだった。
「あれが、帝国軍……」
 ハロの視線の先には同じ顔が三体。
 意味をなさない電子音を吐き出しながら鉄馬を乗りこなす先頭のそれは、赤の視覚センサーで捉えた人影へやおら標準を合わせた。
 ああ、躱さねば──。機械の正確な射撃を一度喰らってしまえば、刹那胴はロータスの根と化す。しかし身体が動く前に黒のMGは暴れ、砲音が耳を劈いた。
 暫時の黙、霞む視界。
 排除完了と判断するクローン兵は、プログラムの通り目元のランプを青に光らせる。が──立ち込める硝煙から現れたのは、無傷の猟兵。
 無闇に放たれる筒の音に掻き消された金属音は、コロッサスの剣である終焉砕きが攻撃を弾いた証だった。
「怪我はないな?」
 偉丈夫に守られたハロは、臨戦態勢をとる騎馬兵の向かいで小さく頷く。
「ですが、私のような新兵がお役に立てるかどうか……」
 その声は徐々に小さくなっていった。
「何、誰でも最初は新参だ」
 存分に、その剣を振るうと良い。
 顔を曇らせながら相手の剣幕に辟易し後ずさりする少女へ、コロッサスは激励の言葉をかける。その声に応じる二度目の点頭は大きかった。

 侵入者発生、侵入者発生。
 改めて猟兵を視認した一体がエンジンを燃やし、ハロ目掛けて鋭角に滑空する。
 しかし彼女の瞳に、先程の軫憂は映らず──。
「空の世界の方々のため……私が、私と剣達がお相手いたします!」
 柄を握り、狙いを定める。
 見真似ただけの脆い太刀筋ではあるが、郷の鬼すら敵わなかったこの剣。
 求められたもの全て、斬ってみせよう──!
 朱炎纏うサムライブレイドの一振りは、ハロの目の前の機体を二体へ……否。斬撃により左肩から腰へ引かれたラインが、クローンライダーを二分割した。操縦士を失った浮遊軒騎は音を立てて地へ崩れ、眠るようにランプを消す。
 その死体を超え、光芒を引くのはまた別の一機。先は後ろの猟兵へ向き、明確なる殺意による加速は与えるダメージを数倍に膨れさせた。
 轟音、土塊、極冠。
 絶え間なく連なる怒涛の三波は、威力の激甚を示すが──鉛の機体は、地に着くことなく。
「ほう……バイクの機動力を活かした良い戦法だ」
 コロッサスは大盾・不退転で放たれた全てを受け止めた。
 不断、バイクのサイドミラーを拳にする神将はそれを軽々と放り投げ、宙に舞う兵士に剣先を向ける。
「次はこの距離で俺の剣にどう抗うか……見せてもらうぞ!」
 咄嗟に体制を立て直そうと兵士は高威力のジェット噴射しカタパルトとするが、その装甲はあまりに柔く。
 弧を描き、紫電靡く雷波の一撃。
 刻まれた爛光は鋼の鎧を溶解するまでもなく、真っ二つに切り裂いた。
 さらに墜下する二輪の軌道の終着点には、機械兵士がもう一体。陰る目元に異物を検知したクローンライダーはすぐさま移動しようとエンジンをかけるが……破損する機体から何か磁界でも発生しているのか、落ちるバイクに吸い上げられた後──ともに、崩壊。
「さあ、先へ進みましょう!」
 眼前に山になる屍は、勝利の花押。
 それを後にする二人の猟兵は、敵の陣地を蹂躙するのであった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

フォルター・ユングフラウ
【WIZ】

これが、宇宙か…ダークセイヴァーの澱んだ夜空とは大違いだな
遮る物の無いこの星の海で存分に暴れられるとは、実に清々しい気分となりそうだ

手段は問わぬ、か…その言葉、待っていた
雑兵も戦艦も、UC:ヒュドラにて纏めて破壊してやる
…が、これは最終手段としておこう
下手に暴れて他の者を巻き込むのは寝覚めが悪くなるというもの
まずは武器や使い魔を駆使して誘惑や呪詛、催眠や毒を与えていこう
傷は、使い魔越しの吸血や生命力吸収で賄う
他の者が戦艦の破壊を行い始めれば、巻き込まれぬ様注意してUCを発動する
あとは、本能の赴くままに破壊衝動に身を委ねようではないか

※アドリブ歓迎



●Vendetta:No.9
 一定のリズムで鳴る低音と、それに応えるほんの少し高い銃声。一瞬の間の後、またそれが繰り返されるのは長期戦故。
 空になるシリンダーを左にスイングアウトし排莢を行なうフォルター・ユングフラウ(嗜虐の乙女・f07891)の足元には、既に百を超える用済みの弾丸が転がっていた。
「来て早々、出会すとはな」
 彼女の転移直後、背面より聞こえたのはけたたましい警告音。振り返るそこに浮遊していたのは、恐らく艦内のパトロール中だったのだろう、たった一体のクローン兵が鉛の馬に乗っていた。
 そこからは言うまでもなく、銃撃戦の開始である。
 六発撃って、ラッチを弾く。
 撫でるように薬莢を詰め、脈の走らないの脳天へ、バン──。
 しかしアクセルを捻る兵士は弾丸を悠々と躱し、お返しに正面の黒バレルから数発フォルターへ放った。
 このままでは埒が明かない、無闇矢鱈と撃ち鳴らすよりも使い魔共々畳み掛けるのが策か。その長睫毛のはためきに呼応する黒天鼠は、挨拶代わりに空裂く弾丸を闇に塗り替えした。
 あとは此奴に敵の視界でも覆ってもらい、二発ほど叩き込めば──勝利を確信するその時、フォルターの目に飛び込んできたのは敵馬のマフラーに映る白い影。しかし、それは一瞬で驪黄へと姿を変えた。
 しまったと思う時はもう遅く。だが瓢箪から駒、群れから外れた一匹の蝙蝠の爪に弾かれた弾丸は、白絹の頬を掠めて終わった。
 その傷の作者は見返す先に浮く、応援に駆けつけてきたライダー。凝視するフォルターの赤の瞳に屈することなく二体目のそれは再び迷わず銃口を向け、追撃が放たれる──。
 一文字から、ぽたり。
 右目の下に引かれた紅より垂れるそれは、やけに艶美に濡れていて。
「はは、ははは───面白い!」
 レプリカ如きが、我を『異物』扱いとは。ならば、こちらもそれ相応の処遇をするのみ。
 この満天の星空の元、我の玉姿を前に眠れるのなら──。

「さぞ良い夢が見られるだろうよ」

 上がる口角からは、鋭利なる犬歯が覗いた。
 二発目の銃声は鈴の鳴るような咆哮に呑み込まれ、薙ぎ払いを喰らう騎馬兵は大破する。
 彼らの前に顕現するは華奢な乙女などではなく、九頭を持つ大蛇だった。
 ギラリと口から覗く牙はもう一体の兵士の左足を捕え、開けた穴から毒液が侵食する。溶け落ちる銀の装甲は、天の川のようにキラキラリ。
 バランスを崩すクローン兵の上、トドメを刺す前に鱗を脱ぎ捨てたフォルターは馬乗りになった。
 その瞳は、頬の血よりも煌々と輝らされて。
「無機質な貴様に、ヒトの遊びを教えてやろう」
 深潭たる一撃に耐えた、我からの褒美である。
 鋼に刻まれたプログラムは、知能を司る欲求者のみ創りあげられよう。ならばそこには、その人に宿る『本能』すらあるはずで。
 鈍い頭を空にして、受け取るがいい──。
 主導権を握り締めたフォルターは横たわる機体に身体を沿わせ、胸の纏まりを揺らしながら婀娜めく唇を首元に近づける──が。
「……」
 返事は静寂。恐らく足の毒が中のコードまで行き届いたのだろう、甘い誘惑に応じることなく兵士の目元の赤光は消え、硬い首は鈍角に後ろへ傾いた。
「……つまらんな」
 息絶えた騎馬兵へそう吐き捨てておもむろに立つ彼女が手向けるのは、頭への陵轢一つ。マザーボードをぶち抜くヒールは、砕音を添えて破片を撒き散らすのであった。

苦戦 🔵​🔴​🔴​

ルーナ・リェナ
颯夏(f00027)と行動

うん、わかった
いつものだね
颯夏が敵の気を引いてくれてるうちに死角に入るように移動
いちばん体力の減ってる敵から1体ずつ攻撃して数を減らす

戦艦を壊してから脱出するよ


青葉・颯夏
ルーナ(f01357)と行動

ルーナ、いつものよ
花風を撃ってから雪紐と接敵
フェイントを掛けながらルーナから意識を逸らす
攻撃は花風と、弓曳落星の一斉射撃を主に
あと一撃で倒せそうな敵がいればルーナと手分けして
黒紅や絃凛で攻撃

戦艦は脱出時に破壊を試みる



●Vendetta:No.10
「わあ、いっぱいで楽しくなりそう」
 星色の機械人形たちは空に照らされ、ふわり、ふわり。
 天窓が付くドーム状の部屋に顕現したルーナ・リェナ(アルコイーリス・f01357)を迎えるのは、十数体のクローンライダー。窓外の星の海に似合わないウォーニングランプにアラートを吐き出す兵士へ好奇心のまま突っ込もうとする彼女を、灰髪の少女が止める。
「下がって。まずはあたしがやるわ」
 敵の前に立ち阻む青葉・颯夏(悪魔の申し子・f00027)が大切そうに両手で掬うのは、小さな花金鳳花の竜巻だ。
 資源も豊潤とは言えない、コアマシン頼りのこの世界で、花などは今や珍しいものとなったはず。しかし騎馬兵たちは極彩色の渦に目もくれずに、スネアドラムのロールのように機関銃を撃ち鳴らした──。
 チャンス。
 鋭い弾丸が飛んでくるのは御遠慮願いたいものだが、機体中央の機銃を鳴らすうちは、こちらからの攻撃を避けようにも周りの十数のコピーに発砲の反動が相俟って、動けないに違いない。
「──逃がさないわ」
 ここぞとばかりに颯夏のソプラノに共鳴するのは、ラナンキュラスの花吹雪。ふうっと手の中へ生命の炎を灯すように息を吹きかけて、勢いを増す鮮やかな桃、白、黄色の渦はひらひらと、単調なスペースシップに初夏の香りを運ぶ。その輪舞、柔らかに肌を擽るが──撫でる花弁は確実に装甲を削り落とす。
 自らの鎧の異変に気づく兵士は銃声を止め、急いで黒の機体を変形させようとするが、彼女の人形・雪紐はそれを見逃さず。乱れ咲く花の中、弓曳落星による銀の追撃が流れ星に紛れキラキラリ。月白のアローは光芒を引きながら、飛び回る羽虫を撃ち落とした。
 一度に過半数の兵を失うことを想定していなかったのか、魚鱗陣の崩れた騎馬兵はエラー音を漏らし続けて。
「ルーナ、いつものよ」
「うん、わかった」
 その隙に颯夏からバトンを受け取るルーナは背中の虹色羽をはためかせ、奴らのセンサーが反応しない背面へ素早く回る。そして、煌めく空に負けずに光り輝く紫眼を閉じて。
 わたしを守る勝利の星に、竜に願いを──。
「イエロ──そいつを、喰らいつくして!」
 高らかな明声と脚に刻まれたマレーアに導かれた凍竜は、咆哮とともに右手にその面貌を現した。怒れる眼光、揺らめぐ白髭全てが透き通るその姿に星光が乱反射し、ルーナの足元には幻想的な遊色が広がって。
 その牙、朱色の警告灯さえ凍てつかせる。
 口に生える氷柱の列は次々と兵士を突き刺し、その後の彼らの姿はバキバキという音が全てを物語っていた。開けられた穴から氷が走り、しかしそれよりも早く竜は眼前の鋼鎧を容易に噛み千切る。その度に降り注ぐ銀の破片は、まるで空の宝石が落ちてきたようで。
 僅か数分の後に矢継ぎ早に景色を変えるこの場に残ったのは、依然として爛々と輝る満天の星空と──。
「いい子ね、イエロ。ありがとう」
 凍竜の頬に感謝のキスを贈るルーナ。そして──。
「まだ先は長そうね。さあ、この調子で進みましょう」
 雪紐の金絹を撫でてから眼鏡を正す颯夏だった。
 息吹を失い山になるライダーの向こう側に、隠されていた軍艦の奥へ続く道が現れる。ものの数秒で過去へ還るオブリビオンの消滅を確認した二人の猟兵は、破壊すべきコアの宿る先へ急ごうと駆け抜けて、天然のプラネタリウムを後にした。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

メリュジーヌ・ヴィーブル
【アドリブ歓迎】『えんごせん』の人たち、たすけなくちゃ!
よーし、メリュがんばるよ! クロ(ドラゴンランスの名前)! あいつら、どっかんどっかんしちゃおうね!

むつかしいことはよくわかんないけど、バイクでぶつかってくるなら、一かいかわして、敵が動けなくなったところで【2回攻撃】する!
敵の数がへってきたら、戦艦の、なんか大きくてだいじそうな機械をさがして、そこにドラゴニック・エンドで【捨て身の一撃】!


ディスターブ・オフィディアン
第三人格で行動
心情:
血で血を洗うは鉄火場の常、とはいえあなた方は既に死んだ過去。
過去が現在を滅ぼすのを見過ごすわけにはいきませんね

「義を見てせざるは勇なきなり。村雨丸、いざ参る!」

行動:見切りと残像を駆使しながら敵の真ん中へ向かってダッシュ。
小太刀での攻撃やグラップルを駆使して位置取りを行います。
位置取り完了後、村雨小太刀の封印を解いて、大太刀に変え、UC居合切りで敵全体を切り裂きます。
二回攻撃も合わせて、一回二回と切り裂いていきましょう。
敵のブラスターレインに対しては、勇気と覚悟をもって突き進み、見切りと残像を駆使して回避していきます


ゲンジロウ・ヨハンソン
口調プレ、アドリブ歓迎

チーム【酔兵団】としてわし含め3人で参加。

戦争において補給物資は重要じゃからのぅ。
飯がマシなもんが出せなきゃ戦士達のやる気も出んからな!

○戦闘
折角敵もバイク乗り回しとるんじゃし、わしも超未来変形屋台バイク【IZAKAYA:げんちゃん】をかっ飛ばすぞい!
後ろにアイリスを乗せ遠距離攻撃は任せ、わしは【騎乗】にて運転に集中。
じゃが敵にバイクをぶつけたりと【挑発】することも忘れん。
近づいてきた敵には【怪力】で掴みかかりUCの炎で燃やしつつ、アイリスに銃撃させよう。

撤退時にはアイリスのナビに従い、味方艦へ戻り次第、喜夏とアイリスにUCによる砲撃をお願いする。


北条・喜夏
アドリブ歓迎
チーム【酔兵団】で参戦や!

チームのみんなと一緒に、「ケラゾー」で爆走!【操縦】使えるやろ。
片手間で「みなみちゃん」つこうてズドドドドッとな!敵を蹴散らして!

んでんで、良さげなところで、脱出口を見つけるか作ってな。
え?「ケラゾー」、宇宙飛ぶ自身無い?頑張れ!お前さんなら出来る!

ほんで、安全地帯まで下がったら……こっからが本番やて。
あ、艦内残ってる人おるー?今から沈むやろから、逃げたほうがええでー!

――『貪り喰らえ、海神の顎門』ッ!
目標は今迄居た艦!戦艦には戦艦をぶつけたる!
「リュツ夫」!全主砲、【一斉発射】!!
思う存分暴れちゃって!よろしく!


アイリス・クラウディア
口調プレ アドリブ歓迎

(投げるシナリオ間違えて遅れました!ごめんなさい!)

チーム【酔兵団】を援護。

私はゲンジロウの宇宙バイクの後ろに乗り、邪魔な敵を排除。及びナビゲート援護する。

使用するのはM764。近接戦闘に向けてARで参戦。数が多い場合はユーベルコード ヴァリアブル・ウェポンで内蔵機関銃で突破口を作る。

艦内ではサイバーアイを使用して艦内の敵の位置や道を把握。適切に進むべき場所を判断し迎撃しながら進もう。

艦を爆破する段階であれば
内蔵武器をバズーカとして扱い、爆撃。
喜夏がデカいのをお見舞してくれる、と思う。
けど、念には念を。これでもかと言わんばかりに爆撃かましておこう。念には念を、うん。



●Vendetta:No.11
 転移先は船の中であるはずなのに、狭隘を感じさせないまっさらでだだっ広い空間だった。スケルトンの壁は軍艦を呑む宇宙を映し、ここで星見と洒落込めれば最高なのだが……幻想的な雰囲気をぶち壊すのはやはりあのライダーたちか。背面から鳴り響く警告音に、猟兵たちは振り返らずにはいられない。
「よーし、メリュがんばるよ!」
 やってくる敵を迎え討ってやろうと、音のする遠くの曲がり角へメリュジーヌ・ヴィーブル(機械仕掛けのアムール・ピュール・f05714)は元気に走り出すが、寸秒の後その身体は固まる。
 理由は単純明快。メリュジーヌの行き先、道幅いっぱいに幾重にも重なって広がるのは、六十を超えるコピーの兵士たち。
『先程カラ騒ガシイト思エバ』
 センターでエンジンを吹かす一機は、他の兵にはないコードを首元つけていた。恐らくそれが擬似音声を発することを可能としているのだろうが……そんなことより問題なのは、どうやら先行く猟兵たちの騒ぎを聞きつけたクローン兵に、臨時部隊を組まれてしまったということ。
「短時間でこんなに……」
 まさかこんなところで『クローン』の恐ろしさを実感することになろうとは。しかし敵が何人いようと、『オブリビオンを倒す』、そのことは変わらない。
 親友の形見を握りしめ、敵陣へ疾駆するディスターブ・オフィディアン(真実を 暴く/葬る モノ・f00053)は動きの鈍い一体をまず掴み、ダイレクトにダメージの通る装甲と装甲の間を的確に断つ。もげたメカの腕を投げ、機体下に潜りエンジン切り落とせば、瞬く間に一振りの隙が生まれて。
「義を見てせざるは勇なきなり──」
 瞳を閉じ、己へ向かう鬼気を読み取る。
 どれも禍々しく、ヒトならざる者。……可哀想に。帝国の意志により殺戮のためだけに作られてしまったその身体、このボクが天へ導こう──。
 納めた刀へ覇気を込め、波律の噛み合う一筋へ、集中。
「──村雨丸、いざ参る!」
 改めて抜かれた剣先から弾かれる雫は、その大太刀により切り裂かれた。
 放たれるは、金剛さえ斬り裂く居合切り。
 それに耐えられる機体は一つとなく、周囲にいた二十一体を無に帰す。
「クロ! あいつらどっかんどっかんしちゃおうね!」
 ディスターブの攻撃に続き、彼へ注意を向ける機体の項へ、アン・ドゥ。
 バロックダンスを踊るようにクロと呼ぶドラゴンランス・大牙槍ジョフロワを振り回すメリュジーヌは、戦いを楽しんでいるようだった。リズム良く舞う鏡の塗装は、彼女の笑顔を映し出す。
 しかし確実に銀の鎧を砕いているはずなのに、なお敵の数減ることはなく──それは寧ろ、増えていた。
『マダマダ我ラハ戦エルゾ』
 どうりで切っても切っても掃除が終わらないはずで。背後から聞こえる単調な音声は、敵の援軍を示していた。
「もう、多すぎるよ!」
 溢れる不満をその度にぶつければ、原因すら新たに漏れ出してしまう。
 百を超える同じ顔に囲まれた二人は背中を合わせる。
「やはりこの人数を二人で相手するのは厳しいか……」
 壊滅するよりかは時間をかけてでも体制を整えるのが吉。まずはなんとかこの場を切り抜け、先にこの船に着いているであろう他の猟兵との合流を試みようと一時撤退を考える、そこへ。

●Vendetta:No.12
「はーい、ちょっとそこどいてんかー!」
 冷たい金属の箱に轟くのは、明瞭な関西弁と不協和音のホーン、そしておまけに爆発音。
「ガハハハ、風が気持ちいいな!」
「だからってかっ飛ばし過ぎないように。安全運転で頼む」
 マフィン型に膨らむ煙と炎の中から現れたのは、四散するクローン機体に、スピードメーター振り切る二つの影。
「おじちゃん!」
「おう、メリュ! 待たせたな!」
 二人の猟兵の正面、何層にも横に連なる兵士を蹴散らして登場するのは、装軌式オートバイ・ケラゾーに乗る北条・喜夏(武装召喚JKよしかちゃんとはウチのことやで!・f13043)と、超未来変形屋台バイク・IZAKAYA:げんちゃんのスロットルをぶん回すゲンジロウ・ヨハンソン(腕白青二才・f06844)、そしてその後ろでナビゲートするアイリス・クラウディア(戦場に咲き誇る小さな花・f09353)だった。
 あんなにも密になっていたライダーの陣は、アイリスのヴァリアブル・ウェポンに続く二機の爆走でぽっかりと大穴を作る。いきなりの狙撃にワンテンポ遅れて反応する彼らの銃口は、やはりそちらへ向いた。
『何ダ、オマエラハ!』
「わしら? そうじゃな……『酔兵団』とでも名乗っておこうかの!」
「飲酒運転ではないのでご安心を」
 応答の間もアクセルは開けっぱなしのゲンジロウの前衛的なドライビングに置いてかれるクローン兵の眉間を、アイリスは愛銃M764の連射で正確に撃ち抜いてゆく。敵が射撃ペダルを踏む前に放つその速度、軽く600BPMオーバー。
「わー、ばんばんすごい! メリュもまけてらんない!」
 次々と倒れてゆくクローンの姿に爛々と輝かせるメリュジーヌは、呼応するように槍をぎゅっと抱き締める。視界が開けてきた今なら、大暴れしたって問題ない。
「クロ、やっちゃえ──!」
 腕のそれを、重さによろめきつつも全力で敵にぶつけてやる。
 突き刺さるそこへ彼女の調べに導かれて吼えるのは、槍から解かれた一体の黒竜。その巨体は優に彼女の身長を超え、宙を飛ぶライダーへは噛みつき、地のそれらには鋭利な爪、剛強な尻尾で薙ぎ払ってゆく。
「なんや、敵はクローンっちゅうから警戒してたんやけど……じゃんくさいんは数だけやな!」
 喜夏の先程から連呼し褒めちぎる『みなみちゃん』とやらは、右手の軽機関銃のことを指すらしい。なおも空の薬莢を吐き出すそれは順調に的を射抜いてゆくが──愛鉄馬を走らせる彼女の、背面には影が浮かぶ。
『モラッタ!』
 闇から現れるその光は、宇宙バイクのヘッドライト。青白く燃える炎を吹き出しながら滑走する機体は、八重歯の少女へ突っ込む──。
「そうは、させません」
 射線に忍び、斬。
 兵士の首元に銀の一文字が走る刹那、その首はずるりと横に滑り落ちた。
「不意打ちを狙って少女を屠ろうとは、随分卑怯ですね」
 直ぐに鞘へ納めるディスターブの刀は、血振りをせずとも刃を這う水が穢れとともに流す。鰐口を持つ指の隙間から見える鍔が、星光に照らされて。
「おお、ローブの兄ィちゃん、良い太刀筋してるのう! 任務完了後、一杯どうじゃ?」
 しかし居合を披露するディスターブを誘うゲンジロウへ、お構いなしに宇宙バイクが飛びかかる。
 超加速する奴の機体は光芒を引くが、ゲンジロウの郷の都市に飛び交っていた銃弾の速さには流石に劣るようで。
 接敵のタイミングを見切り、黒のフロントサイトを強靭な片手で鷲掴む。そして土産に紫苑の炎を這わせ、ライダーごと宙へ放り投げた。
「オブリビオンはわしの店には要らん、返品じゃ」
 悶える機体に、鉛の裁きを。
 偉丈夫の後ろからアイリスが、その装甲にお似合いの一発をお見舞した。
 あんなにも多かった戦艦の兵士は、五人の猟兵によりあれよあれよと壊滅に追い込まれる。地面いっぱいに転がり火花を吹き出すそんな死体の中で、先刻先頭で他兵を導いていたクローンが何かを叫んでいるようだ。
『総員撤退! 何トシテデモ、頭ノ管制室ヲ守──』
「へー、そこがこのふねの弱点なのね!」
 管制室。確かに核部分となるそこを破壊できれば船はショートし、操縦信号が失われたその時星の海に沈むだろう。
 愚かにヒントを与える彼は、なおも指示を止めず……否。機械故、既にプログラムされたパターン音声を、あるはずのない自分の意思で止めることなど出来るわけがなかった。
「わざわざ教えてくれてありがと! そして……」
 さよなら。
 華奢なミレナリィドールのジョフロワに穿たれた司令塔は、継ぎ接ぎだらけの声を失った。

●こうして星は創られる
「艦内に残ってる人おるー? いたら逃げた方がええでー!」
 クローン兵の残滅後、猟兵たちはアイリスのサイバーアイによる分析に従って脱出経路を進んでいた。既に他の猟兵はこの船を出ているとのことで、敵艦に残る猟兵は我々だけとなった。
 戦闘中、窓の外からの光でほんのり青かった廊下でさえとうとう危険を知らせる赤のランプがギラつく。
「ここから出られるはず」
 アラートに塗れながら辿り着いた大硝子のすぐ向こうには、目的地の船──それも頭がほんの少しだけ見えるとかではなく、搭乗する人の顔がハッキリと見えるような距離にいた。味方艦の入口付近の窓から船員が手旗信号でこちらへ伝えるのを、ディスターブが読み取る。
「あと四十秒で、あの援護船と衝突するそうです!」
「そいつぁ丁度良い! アイリスは背面を向いてわしの後ろへ、メリュとローブの兄ィちゃんは喜夏のバイクに乗せてもらえ!」
 ゲンジロウが提案するのは、ここの出口から向こうへ直接乗り移るその瞬間に、アイリスと喜夏のデカい砲撃で戦艦を落とすというものだった。
「なぁに、多少砲撃の影響で吹き飛んでも、わしがこの自慢の腕で掴んじゃる」
「それに移動中艦内を視てみたけど……この中に人はいない」
 だから、存分に破壊しよう。
 目を合わせたアイリスと喜夏は、応の代わりに大きく頷く。
「おっしゃ、やったるでー!」
「ちゃんとあたまねらってね! メリュ、おうえんしてるよ!」
 さあ、行こう。レバーを捻り、出口のロックを外して深呼吸をする。
 そこに広がる眼前の、吸い込んでしまいそうな青色の底なし沼に躊躇してる暇すらなく、迫るタイムリミットにゴーサインを強制されて。
「手ェ離すなよ──!」
 覚悟の印に、アクセルを思い切り捻ってやるのだ。

 エンジンの勢いのまま放り出された宇宙空間はきっと寒いのだろうが、緊張で感覚が麻痺しているせいで綺麗ということしかわからない。宙を走るこちらへ手を伸ばす援護船船員の斜め先、横目で初めて敵艦の面を目の当たりにする。そのシルエットは拡大を続け自分たちを追いかける今──バイクの描く放物線は、頂点に達した。
「ここだ──!」
 戦艦には対艦武器を。
 そして、戦艦には戦艦を。
 合図に伴い放たれるのはアイリスのバズーカと、喜夏の装甲艦・リュツ夫の砲撃。
「いっけええ──ッ!」
 宇宙空間故に音こそ聞こえないものの、烟霞纏う二人の共鳴は敵艦のコックピットへ驀進して……。

 記憶の浮つきながら向こう岸に着くのは、破滅へのテンカウントも終わる頃。それでもこの指が動くということは、無事に援護船に転がり込むことが出来たらしい。
 安堵のため息の後、痛む傷すら忘れさせてくれる煌びやかなそれは、船での生活を強制されるこの世界にいる限り、今ではもう見られないはずのもの。
 綺麗に磨かれた浄玻璃の向こう、猟兵の前に打ち上がる超弩級の花火は、猖獗極まる任務の完了を謳うのであった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​



最終結果:成功

完成日:2019年02月07日


挿絵イラスト